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中谷正義、挑戦者決定戦の前日計量クリア

中谷正義

ボクシングIBF世界ライト級挑戦者決定12回戦は19日(日本時間20日)、米メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナルハーパーで開催される。東洋太平洋同級王座を11度防衛中のIBF同級3位中谷正義(30=井岡)が、13戦(11KO)全勝の同級4位テオフィモ・ロペス(21=米国)と拳を交える。18日(同19日)には同地で前日計量が開かれ、両者ともに134・4ポンド(約60・9キロ)でクリアした。勝者がIBF王者リチャード・カミー(ガーナ)に挑戦する流れになりそうだ。

現在、世界主要団体のライト級王者はビッグネームが君臨。WBA・WBO王者には3階級制覇王者でもあるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBC名誉王者には4階級制覇王者のマイキー・ガルシア(米国)が君臨している。

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井上尚弥が“最強”4位浮上 1位にはロマチェンコ

WBSSバンタム級準決勝で勝利した井上尚弥(2019年5月18日撮影)

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」認定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ランキング)で自己最高の4位に入った。

18日に英グラスゴーで開催されたIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのWBSS準決勝に2回TKOで勝利した後の21日(日本時間22日)までに同誌が最新ランキングを発表。ロドリゲス戦で懸かっていたザ・リング認定ベルトも獲得した井上はこれまでのPFP自己最高5位から1つランクを上げた。

なお1位はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、2位テレンス・クロフォード(米国)、3位サウル・アルバレス。4位の井上に続き、5位はアレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、6位はエロール・スペンス(米国)、7位はゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、8位はフアン・カルロス・エストラーダ(メキシコ)、9位マイキー・ガルシア、10位ドニー・ニエテス(フィリピン)となった。

年内に5階級制覇王者のWBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)と臨むWBSS決勝を控え、井上は6月ごろから練習再開する予定となっている。

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ロマチェンコTKO防衛 M・ガルシアとの対戦希望

防衛に成功したロマチェンコ(AP)

<プロボクシング:世界WABスーパー&WBOライト級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇米ロサンゼルス

3階級制覇の2冠王者ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)が、圧勝TKOで防衛に成功した。

元WBA王者アンソニー・クローラ(32=英国)を一方的に攻め、3回にダウンを奪った。4回に右フックで2度目のダウンを奪うとレフェリーストップ。4回59秒TKO勝ちし、WBAは2度目、WBOは初防衛となった。

初回こそ様子見したが、2回にはエンジン全開で攻めまくった。3回にはロープにくぎ付けにして連打を浴びせると、レフェリーがダウンを宣告した。ロマチェンコは試合が決したと思い、コーナーでロープに上がってアピール。インスペクターも試合終了と間違えてリングインしたが、ロープダウンだった。

試合は再開されて3回は終了となったが、4回もゴングから攻め立てた。右フックをテンプルに見舞うと、クローラは前のめりに頭から崩れ落ちて2度目のダウン。レフェリーがカウント4でストップした。

オッズは18-1の差があったが、それ以上の圧倒的勝利だった。クローラはガードするだけしかできなかった。その相手にあらゆる角度からさまざまなパンチを打ち込み、倒しきった。

昨年5月にはWBA王者だったホルヘ・リナレス(33=帝拳)を10回TKOで、12戦目の世界最速で3階級制覇した。この試合で右肩を痛めて手術を受け、12月の2団体統一戦は判定に終わっていた。ロマチェンコは「右肩を100%回復させてくれた医師にありがとうといいたい」と感謝した。

入場時のガウン、トランクスにグローブは黄色と紫色で統一していた。会場はNBAレイカーズが本拠とするステープルズ・センター。2年ぶりのロサンゼルスで初めての会場だったが、レイカーズ・カラーでファンにもアピールした。

次の試合を問われると、WBC王者マイキー・ガルシア(31=米国)の名を挙げた。3月にウエルター級に挑戦してIBF王者エロール・スペンスJr.(29=同)に初黒星を喫しているが「この階級でできるだけ頑張りたい。王座を統一したい」と改めて宣言。年内にもIBF王者リチャード・コミー(32=ガーナ)と対戦しての史上5人目の4団体統一を狙う。

防衛に成功したロマチェンコ(AP)

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ロマチェンコ2冠戦に自信「面白い試合見せる」

ロマチェンコ(左)、クローラ(ロイター)

ボクシング世界ライト級2冠戦の会見が10日に米ロサンゼルスで行われた。WABスーパー&WBO王者ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)が、12日に当地で元WBA王者アンソニー・クローラ(32=英国)の挑戦を受ける。WBAは2度目、WBOは初防衛戦となる。

3階級制覇を達成して、ハイテクで最先端で最強と言われるロマチェンコは、当地で2年ぶりの試合となる。「守備的な相手をいかに崩すか。アグレッシブに攻めて、多くのパンチを打ち込んでいく。面白い試合でファンにショーを見せる」と自信をみせた。

4団体統一を目標に掲げている。WBC王者マイキー・ガルシア(31=同)は、3月にウエルター級に挑戦してIBF王者エロール・スペンスJr.(29=同)に初黒星を喫している。IBF王者はリチャード・コミー(32=ガーナ)。ロマチェンコは「ガルシアがライト級の体を作れるなら、こちらの準備はできている。今年末には王座を統一して歴史に名を残したい」と意欲を示した。

クローラは44戦目で16年以来の王座返り咲きがかかる。14年には強盗と格闘して頭と足首を骨折し、世界戦をキャンセルした逸話を持つ。「ボクシング人生で最も重要な試合。リングですべてをぶつける」と番狂わせを狙う。

クローラ(左)、ロマチェンコ(ロイター)

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小原佳太「ロッキーのようなガッツ」出せず判定負け

小原佳太

<ボクシングIBF世界ウエルター級挑戦者決定戦>◇30日◇米フィラデルフィア

IBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)の世界再挑戦権獲得はならなかった。同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦。110-118、111-117、113-115の0-3で判定負けした。

小原は「後半にかけて、ロッキーのようなガッツが出せなかったのも敗因だと思いますが、全体的に見てコントロールされ、世界の壁は厚かったです」と、SNSを通じてコメントした。

小原にとって、米国では15年11月に引き分けたIBFスーパーライト級挑戦者決定戦以来の試合。16年9月にはモスクワでIBFスーパーライト級で世界挑戦も2回TKO負け。階級を上げて海外初勝利で世界再挑戦の権利を狙ったが、アマ経験豊富でプロ15戦全勝の相手の壁を打ち破れなかった。

現王者エロール・スペンスJr.(29=米国)は、16日に4階級王者マイキー・ガルシア(31=同)に判定でV3に成功している。

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スペンスがガルシア下しV3 パッキャオへ挑戦状

3度目の防衛に成功したスペンス(右)(AP)

<プロボクシング:IBF世界ウエルター級タイトルマッチ級12回戦>◇16日(日本時間17日)◇米テキサス州アーリントンAT&Tスタジアム

王者エロール・スペンス(29=米国)が、3度目の防衛に成功した。5階級制覇を狙った挑戦者のWBC世界ライト級王者マイキー・ガルシア(31=米国)を3-0の判定で下した。

身長で9センチ高く、リーチも10センチ長いスペンスが左ストレート、ボディー攻撃を軸に攻め続けた。4回以降は主導権を握り続け、無敗対決を制した。4階級制覇王者ガルシアを撃破したスペンスの通算戦績は25勝(21KO)となった。

スペンスは「頭を使って賢く、ジャブから崩すつもりでいた。ガルシアはよく頑張った。地元のみんなにこんな最高の試合をみせられて良かった」と強敵撃破のV3防衛成功に安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

試合後にはリング上に視察に訪れていた6階級制覇王者でWBA世界同級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)を呼び込み「ぜひ対戦したい」と呼びかけた。パッキャオも「彼が望むならやりたいね」と笑顔。王座統一戦に向け、両王者が前向きな姿勢を示した。

3度目の防衛に成功したスペンス(右)(AP)

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小原佳太「一撃で…」海外初勝利で世界再挑戦狙う

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった木村翔

ボクシングIBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)が、海外初勝利で世界再挑戦切符を狙う。

30日に米フィラデルフィアでのIBF世界同級指名挑戦者決定戦で、同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦する。8日に都内で発表した。

小原は15年に米国でIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦で引き分け。16年にロシアで同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に世界初挑戦も2回TKO負けと、海外は1敗1分け。「決定戦を勝って挑戦できれば、誰にも文句は言われない王道でうれしい。王者にならないと成功、大成とは言えない。チャンスを一撃で決めたい」と意気込んだ。

相手は小原の3倍近いアマ約180戦と経験豊富で、15年にプロデビューから15戦全勝(9KO)している。小原は「派手さはないがトータルでレベルが高い。苦手なタイプも、ペースを取れば倒せる可能性はある」と自信を見せる。11月に対戦指令が出ていたため、日程調整で時間はかかったが「十分すぎるぐらい練習した」と、最終的にスパーは200回は超える予定だ。

同級では日本人世界王者はいまだいない。現在の同級王者エロール・スペンスJr.(米国)は、16日に4階級王者マイキー・ガルシア(同)とV3戦を予定する。小原は「日本人がどこまで通じるか。次の次は見ずに、まずは海外で初勝利したい」と誓った。

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった小原佳太(中央)に加藤健太トレーナー(左)と三迫貴志会長

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ロマチェンコ2団体統一「来年に」4団体統一戦宣言

勝利しベルトを手にするロマチェンコ(AP)

<プロボクシング:WBA&WBO世界ライト級2団体王座統一タイトル12回戦>◇8日◇米ニューヨーク

WBA王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)がWBOとの2団体王座統一に成功した。

WBO王者ホセ・ペドラサ(29=プエルトリコ)との対戦。11回に連打で2度ダウンを奪い、判定となったが大差の3-0で勝利した。来年にはWBC&IBF同級王者マイキー・ガルシア(30=米国)との4団体統一戦を宣言した。

ロマチャンコはペースはつかんだが、なかなか捕まえられなかった。ペドラサが頭、上体、足を揺すらせながら、小刻みなパンチを繰り出してきた。ジリジリと詰めて、何度か左ストレートを打ち込むが、反撃も受けた。

さすが2階級制覇している王者の力量にてこずったが、11回についに捕まえた。ショートでも力がこもった何十発もの連打にペドラサが左ひざをついて最初のダウンを奪った。立ち上がってきたところへ再び連打に、今度は右ひざをつかせた。相手はまた立ち上がって仕留めきれなかったが、採点も1人が119-107、2人が117-109と差がついた。

ロマチェンコは世界最速の3戦目で世界王座につき、5月にはホルヘ・リナレス(帝拳)を下して3階級制覇に成功した。右肩の手術を受け、7カ月ぶりの試合の初防衛戦だったがその影響は全くなし。「何も問題はなかった。ペドロサはいい選手でいい試合をした。尊敬する」と相手をほめた。

ロマチェンコは現代の最高傑作でハイテクといわれる。全階級通じて最強を示すパウンド・フォー・パウンドでも1位の実力を示した。「あと2つのベルトもほしい。来年にはやりたい」。次は4階級制覇し、現在2冠王者ガルシアとの統一戦で、史上5人目の4団体統一を狙う。

ダウンを奪ったロマチェンコ(AP)

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最高傑作ロマチェンコ肩万全、ペドラサは面白くない

ボクシング世界ライト級2団体王座統一戦の計量が、7日に米ニューヨークで行われた。WBA王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)は60・9キロ、WBO王者ホセ・ペドラサ(29=プエルトリコ)が60・8キロで、いずれもリミット61・2キロ以下でクリアした。試合は8日にマジソン・スクエア・ガーデンのルル・シアターでゴングとなる。

ロマチェンコは五輪連覇後にプロ転向し、世界最速の3戦目で世界王座に就いた。今年5月にはホルヘ・リナレス(帝拳)を下して3階級制覇に成功。右肩の手術を受け、7カ月ぶりの試合の初防衛戦での統一戦となる。

ロマチェンコは「肩は問題ない。彼はいつも防御して相手のミスを待つ。スタイルは面白くない」と圧倒するつもり。来年にはWBC&IBF王者マイキー・ガルシア(30=米国)との4団体統一を狙っている。ペドロサは8月に2階級制覇しての初防衛戦。現代の最高傑作でハイテクのロマチェンコに、スナイパーと呼ばれるペドラサが番狂わせできるか。

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