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サモアの怪人ハント2連敗「脱出できなかった」

オレイニク(右)に裸絞めを狙われるハントPhotobyJeffBottari/ZuffaLLC/ZuffaLLCviaGettyImages

<UFCファイトナイト136大会>◇15日(日本時間16日)◇ロシア・モスクワ・オリンピスキ・アリーナ・センター


UFCヘビー級8位のマーク・ハント(44=ニュージーランド)が2連敗を喫した。ロシア初上陸のUFC興行のメインイベントで、同国出身のアレクセイ・オレイニク(41)と同級5分5回で対戦。1回4分26秒、裸絞めで一本負けした。

試合開始後から2人の距離が縮まり、ハントが強烈な右ストレートでふらつかせた。油断したのか、逆に反撃の左フックを浴びてしまい、ぐらついてしまった。距離を取ろうとしたものの、勢いに乗ったオレイニクに背後に回られるとテークダウンを許し、ハントの首に相手の太い右腕が回り込んだ。胴絞めも加わり動けない状態に。必死の抵抗を見せたが、無念のギブアップに追い込まれた。

ハントは「彼にはおめでとうと言いたい。寝技をやられて脱出できなかった」と敗因を自己分析した。2月のUFC221大会でカーティス・ブレイズに判定負けしており、連敗となった。戦前には「あと2試合残っているUFCとの契約は最後まで消化したい」と話していたハント。「先のことは契約を満了してから考えたい。戦うことは大好きだ」というサモアの怪人は契約満了までに連敗脱出できるか。

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百戦錬磨M・ハントUFCロシア出陣「戦い大好き」

マーク・ハント


米総合格闘技のUFCファイトナイト136大会は15日(日本時間16日)、ロシア・モスクワのオリンピスキ・アリーナ・センターで開催される。

ロシア初上陸のUFC興行のメインイベントには「スーパーサモアン」ことUFCヘビー級8位のマーク・ハント(44=ニュージーランド)が出陣。地元出身のアレクセイ・オレイニク(41=ロシア)と同級5分5回で対戦する。14日には同地で開かれた前日計量に出席し、ハントは120・20キロ、オレイニクは106・59キロでパスした。

UFCデビューから7年が経過し、プロ格闘家としてのキャリアは20年を誇るハント。キックボクシングもあわせると戦歴は60試合以上となり、今回はUFC17戦目となる。「あと2試合残っているUFCとの契約は最後まで消化したい。先のことは契約を満了してから考えたい。戦うことは大好きだ。高揚と落胆、張り詰める身体と心、生々しい感覚は格闘技ならではだ。ただ、今では自分も地球上で最高齢の選手の1人になってしまい、トレーニングの疲労が抜けるのが遅くなっている。そうしたこともあって、現実的には引退も脳裏をかすめるようになってきている」とコメント。

その上で「オレはかつて、史上最強のロシア人ファイター、エミリヤーエンコ・ヒョードルと戦ったこともある。だからロシア人アスリートをリスペクトしている。オレイニクはオレと同じタフな男だが、ベストを尽くす。彼にとって、長くてつらい夜になるだろう」と自信をみなぎらせた。

一方のオレイニクは「オレがハントの大砲(豪腕パンチ)をもらってしまわない限り、ハントが自分の絞め技から脱出することは非常に難しいだろう」と自己分析。地元で初めて開催されるUFCのメインイベンターとなったこともあり「ロシアのMMA史に名を残すことができてうれしい。伝説的なイベント、伝説的な試合を期待してもらいたい」と意気込んでいた。

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WBSS参戦の井上尚弥が合宿「耐えられる準備を」

両足をゴムチューブでつなぎ、階段を登る井上尚弥(中央)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が30日、今秋開幕のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に備え、静岡・熱海合宿をスタートさせた。

 WBSS1回戦となる元WBAスーパー王者の同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)との初防衛戦(日時、会場未定)を想定し「体力勝負になる」と自己分析。3泊4日の日程で、階段、坂道砂浜のダッシュなどの1日2部練習で肉体をいじめ抜く。対戦決定後、パヤノの動画を2試合ほどチェックしたという井上は「ラフファイトする部分があるので、そういう戦いになったとしてもしっかりと耐えられる準備をしたいと思います」と意識を高めた。

 初日は、9月11日に東京・後楽園ホールでWBC世界バンタム級挑戦者決定戦を控える弟拓真、日本スーパーライト1位となる、いとこの浩樹(ともに大橋)とともに階段、坂道だけで計8キロのダッシュや走り込みに臨んだ。20日にモスクワで開催されたWBSS組み合わせ抽選会でパヤノとも対面。過去の世界戦とは違い、早い段階から挑戦者と顔を合わせたことで「身長もそんなに変わらないですし、イメージしやすいですね。より一層イメージトレーニングしやすい」と黙々と過酷なメニューに取り組んだ。なおパヤノとの初防衛戦の詳細は8月上旬に発表される見込み。

四つんばいで階段を駆け上がるWBA世界バンタム級王者井上尚弥
今秋の初防衛戦に備えて熱海合宿を開始した井上尚弥(中央)。左は弟拓真、右はいとこの浩樹

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井上尚弥、WBSSは1番人気に応え3団体統一だ

1本指を立てポーズを決める井上尚(左)と大橋会長(撮影・横山健太)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が3団体統一で「階級最強」を証明する。

 他団体王者を含む8人で争う最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)抽選会の開かれたモスクワから23日朝に帰国した。今秋の1回戦の相手は元WBAスーパー王者ファンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に決まり、優勝すれば3団体統一王者になる。海外ブックメーカーのオッズも1番人気で「オッズ通りに進めていきたい。目標は優勝。モチベーションは上がりっぱなし」と声を弾ませた。なおパヤノ戦の開催日時、会場は8月に発表される。

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井上尚弥が帰国、WBSSの「目標は優勝しかない」

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)での優勝を目指し1本指を立てポーズを決める井上尚(撮影・横山健太)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が23日、階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)抽選会の開催されたロシア・モスクワから帰国した。

 抽選会では元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)を自ら指名し、対戦が決定。現地でパヤノと交流し「キャリアがあるし、オーラもありました。1つ1つのコメントにも気持ちと覚悟を感じましたね」と、拳を交える元WBAスーパー王者に敬意を表した。

 所属ジムの大橋秀行会長によれば、初防衛戦となるパヤノとのWBSS1回戦の開催日時、会場などは8月に入って発表するという。日本人で初参戦となるWBSS。今トーナメントにはWBO、IBF、WBAスーパー王者が出場しており、優勝すれば3団体統一王者になれる。

 井上は「ボクシング=トーナメントのイメージはわかないと思いますが、次、次と決まっているし、モチベーションは上がりっぱなしですね。目標は優勝しかないです。内容にもこだわっていきたい」と決意を口にした。

 また抽選会翌日の21日にモスクワで開催されたクルーザー級4団体王座統一戦も約2万人の観衆とともにリングサイドで視察した。WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)に勧められ、一緒にポテトチップスを口にしながら試合チェックしたという。

 テテに加え、WBAスーパー王者バーネット、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とも会場で顔を合わせ「自分への期待も高まりましたね」とやる気満々だった。

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)での優勝を目指し1本指を立てポーズを決める井上尚(左)と大橋会長(撮影・横山健太)
モスクワからの移動疲れを感じさせないやわらかな笑顔を見せる井上尚(撮影・横山健太)
対戦相手が決まり力強い表情で意気込みを語る井上尚(撮影・横山健太)

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井上尚弥初戦はパヤノ オールKOで「最強証明」だ

自ら1回戦の相手に指名したパヤノ(右)と向き合うWBA世界バンタム級王者井上(左)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋開幕する、階級の最強選手を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元WBA同級スーパー王者の同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦(初防衛戦)することが決まった。20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催されたWBSS抽選会に出席し、自らパヤノを指名した。試合日時、会場は後日発表となる。

 現地時間午後9時にモスクワのロシア・シアターで始まった華やかな抽選会。レッドカーペットを歩いて会場入りしたグレーのスーツ姿の井上は「モンスター」と紹介され、他7選手とともに登壇した。先に第1シードのWBAスーパー王者バーネットに元5階級制覇王者ドネアを指名されたため、第2シードとしてパヤノを相手に選択した。

 「一番戦いたかったのはドネア選手だったがバーネット選手に先に選択されてしまったので、元スーパー王者で実績のあるパヤノ選手を指名した」と振り返るが、相手にとって不足ない。井上よりもリーチが5センチも長い169センチで「ベビー・パッキャオ」の愛称を持つ。「キャリアはある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」と、まず初戦突破への意識を高めた。

 空位となるWBC以外の世界王者がそろったトーナメント。1回戦は現役王者がシードされたが、準決勝以降の組み合わせ方法は未定で、団体統一戦になる可能性が高い。「日本では統一王者も、トーナメントに出る選手も少ない。他の日本人王者とは違うステージに来られたことを誇りに思います」と感慨深げ。WBSSが世界のファンから注目されていることを肌で感じた抽選会でもあった。

 井上 ファンが望むKO決着はもちろん、さらに評価を上げるような試合を世界中に発信したい。また準決勝、決勝とすべてKOで優勝を果たしてバンタム級最強を証明したい。

 「天下一」の称号を手にするため、まずはパヤノ戦に集中する。

 ◆ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ 昨秋からスーパーミドル級とクルーザー級で初開催された各階級の最強選手を決める賞金争奪トーナメント。リチャード・シェイファー氏、カレ・ザワーランド氏の米独両プロモーターが企画し2階級とも8選手が出場。ファイトマネーが高額な中・重量級のため、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)だった。シーズン2として今秋からバンタム級、スーパーライト級で開催。

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井上尚弥「キャリアある選手」元王者パヤノ戦へ意気

WBSS1回戦でパヤノ(左)との対戦が決まったWBA世界バンタム級王者井上(右)。中央は大橋会長


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦することが決まった。20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催された組み合わせ抽選会後、初防衛戦としてパヤノとの1回戦が決まり、現地でインタビューに応じた。

 -相手はパヤノに決まった

 「元スーパー王者ですし、キャリアもある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」

 -日本以外でも試合する

 「もちろん。それは開催地がどこであろうと、やりたいですね」

 -階級はどこまで上げる

 「今はバンタム級で1試合だけなので、まずはバンタム級で結果を残していきたい」

 -日本に統一王者が少ない

 「統一王者も少ないですし、こういったトーナメントに出るのも少ないです。(他の)日本人王者とは違うステージに来られたことを誇りに思います」

 -山中慎介選手とあのような形で試合をした元WBC王者ネリについて

 「もちろん気にはなります。しっかりとしたルールの中で試合であるならば試合したいです」

 -ネリとなら海外でも試合する

 「そういう機会があればやってもいいです」

 -決勝に進んだら相手は誰だと思う

 「難しいですね。(WBO王者)テテか、(元5階級制覇王者)ドネア…。うーん、難しいです」

 -もしテテやドネアとロンドンで決勝だったら

 「もちろんやりたいですね」

レッドカーペットの入場口から会場入りするWBA世界バンタム級王者井上
自ら1回戦の相手に指名したパヤノ(右)と向き合うWBA世界バンタム級王者井上(左)

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井上尚弥の相手はパヤノ!WBSS組み合わせ抽選会

WBAバンタム級王者の井上尚弥


 賞金争奪のプロボクシング最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の組み合わせ抽選会は20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催され、バンタム級で参戦する第2シードのWBA世界同級王者井上尚弥(25=大橋)は、1回戦で元WBAスーパー王者で同級4位フアン・カルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦することが決まった。ノーシード選手の中から自らパヤノを指名し、対戦が決まった。

 04年アテネ五輪ボクシング同国フライ級代表のパヤノは17勝(8KO)1敗の戦績を残す身長165センチ、リーチ164センチのサウスポー。身長164・7センチ、リーチ169センチの井上とは、サイズがほぼ変わらない。なお井上-パヤノ戦の日時、会場は発表されていない。

 また他3カードは抽選の結果、次のように決定。

<1>第1シード=WBAスーパー王者ライアン・バーネット(26=英国)-元4階級制覇王者ノニト・ドネア(35=フィリピン)

<2>第3シード=WBO王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)-WBA5位ミーシャ・アロイヤン(29=ロシア)

<3>第4シード=IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)-IBF3位ジェイソン・マロニー(27=オーストラリア)

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井上尚弥参戦の「WBSS」出場全8選手が正式決定

WBAバンタム級王者井上尚弥(18年6月撮影)


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦する今秋開幕の賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に出場する全8選手が18日、正式決定した。同日、公式サイトでWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBA5位、IBF9位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)の出場が発表された。

 これで井上に加え、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、IBF3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の計8人が出そろった。

 ロドリゲスは指名挑戦者となるマロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると発表済み。残りの3カードは21日にロシア・モスクワで開かれる抽選会で決まる。なお主催者側の要請で井上は現地入りし、出場する他7選手とともに抽選会、会見に臨む。

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井上尚弥「楽しみです」WBSS抽選会出席へ

5回のスパーリングを消化した井上尚弥


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋開幕の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の組み合わせ抽選会に出席することが決まった。大橋秀行会長が12日、明かしたもので、主催者側の要請で21日にロシア・モスクワで開かれる抽選会に出席し、出場する他7選手と一緒に会見にも臨む。

 既にIBF王者ロドリゲス(プエルトリコ)は指名挑戦者のIBF同級3位マロニー(オーストラリア)との1回戦が決定済み。抽選次第で以前から対戦希望していたWBAスーパー王者バーネット(英国)、WBO王者テテ(南アフリカ)と1回戦で対戦する可能性もあり「楽しみです」と口にした。

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栃ノ心、アナスタシアに会いたい!負けられないワケ

嘉風を強烈なのど輪で攻める栃ノ心(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館


 西前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が7勝1敗で中日を終えた。前日7日目は全勝対決で横綱鶴竜に敗れたが、この日は嘉風を突き出し、連敗を阻止。昨年11月8日に生まれた長女アナスタシアちゃんに会いたい。場所後の2月、西アジアの故郷ジョージアに帰国したい。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)に許可をもらうべく、V戦線に残って好成績を残す。

 鬼の形相で栃ノ心が前に出た。192センチ、177キロの巨漢力士が嘉風に怪力を振るった。徹底した突き押しで、業師を土俵からはじき出した。「(嘉風から)どうやってもまわしが取れないから。“引かれる、引かれる”とドキドキしながら突っ張った」。1敗を守りホッとして笑った。

 娘に会いたい。昨年11月8日に愛妻ニノさんがジョージアで産んだ。名前は、97年にアニメ映画の主人公になった「ジョージアのお姫様」と同じアナスタシア。4400グラムで生まれ、2カ月を過ぎ、体重6キロを超えたビッグベビー。「お風呂が大好き。入るとわかると大はしゃぎで暴れるんだ」と目尻を下げる。…だが、まだ会っていない。

 ジョージアは直線距離で約8000キロ、モスクワやイスタンブール経由で空路約20時間もかかる。帰国する余裕はなかった。今場所後、巡業のない2月は絶好のチャンス。あとは師匠の許可を得るだけだ。だから好成績を残したい。

 この日、テレビ解説を務めた春日野親方は「絶対に中に入らせない気迫があった。(十両に)上がってきた時のような相撲だ」と褒めた。序ノ口デビューから11場所目の08年初場所で初十両初優勝。攻めを貫いていた20歳当時の若さが、よみがえった。師匠に好印象を与えることに成功した。

 数日に1度はテレビ電話で会う。初黒星を喫した前夜は、メールで送られてきた写真に癒やされた。その手でアナスタシアちゃんを抱くために、栃ノ心は負けられない。【加藤裕一】

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小原佳太「リング下に落ちてパニックになった」

<プロボクシング:IBFスーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇モスクワ

 IBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が、2回TKO負けで世界挑戦に失敗した。9日にモスクワで、V2戦の同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)に世界初挑戦。2回に右からの連打にリング下に落ち、再開後も連打を浴びてレフェリーストップ。2回1分35秒TKO負けし、ジムに34年ぶり4人目となる世界王者の夢を砕かれた。

 小原は右ストレートにふらつき、さらに連打を浴びる。右アッパーに体がロープの間から飛び出し、リング下まで落ちた。王者は勝利のバック転も、小原はコーナーの階段からリングに戻る。試合再開とはなったが、すぐに連打で棒立ちにレフェリーが止めた。

 「ふがいない。あそこまで効いたパンチはデビュー戦以来ない。強かった。リング下に落ちてパニックになった」と完敗を認めるしかなかった。東洋大の1年先輩の村田から「先にベルトを取ってこい」と送り出された海外挑戦。世界的に層が厚く日本人王者は3人だけの階級で、92年平仲以来の獲得に挑んだが、無敗の王者にはね返された。

 3年前にパッキャオの指名でスパーリングパートナーも務めた。その自慢の強打も出せずにデビュー以来の黒星。今後へは「リングの上はすごいいいもの。前向きに考えたい」と話した。

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小原佳太2回TKO負け 連打でリング外転落

<プロボクシング:IBFスーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇モスクワ

 IBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が、無残に2回TKO負けで世界挑戦に失敗した。

 2度目の防衛戦となった同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)と、指名試合で世界初挑戦。2回に右ストレートからリング外に落ちるダウンを喫し、再開後も連打を浴びるとレフェリーがストップ。2回1分35秒TKO負けを喫した。ジムにとって輪島、三原、友利に次ぐ、34年ぶり4人目の王者誕生は夢に終わった。

 小原は2回に右ストレートを浴びると、ふらつきながら後退した。さらに連打を浴びてロープに持たれるように横倒しになりかけた。そこへ右アッパーをもらうと、ロープの間からエプロンに尻もちをつき、そのままリング下まですべり落ちた。勝ったと思った王者はリングで歓喜のバク転まで披露した。小原はすぐに起き上がってコーナーからリングに上がると試合再開。さらに強烈な連打を食らって、右ストレートでのけ反ったところでレフェリーがストップした。

 トロヤノフスキーは元キックボクサーだった。29歳でボクシングに転向したが、24戦全勝で21KOというパンチ力は強烈だった。小原は東洋大出身でロンドン五輪金メダリスト村田諒太の1学年下。先輩より先に世界王者を目指したが打ち負かされた。10年8月のプロデビュー戦以来の黒星で、16勝(15KO)2敗1分けとなった。

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世界初挑戦の小原佳太、当日計量パスで試合成立

対戦相手のトロヤノフスキーの写真を手に記念撮影をする小原佳太(写真は2016年8月4日)

 IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦の当日計量が、9日朝にモスクワで行われた。リミットは68キロと約4・5キロ(10ポンド)の増量までOKで、世界初挑戦の同級3位小原佳太(29=三迫)は67・5キロでパスした。

 V2戦の同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)は68・2キロでオーバー。2時間の猶予が与えられ、1時間半後に再計量となり、67・6キロでパスして試合成立となった。試合は日本時間10日早朝にゴングとなる。

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小原佳太が今日ロシアでIBF世界戦「自信あり」

世界初挑戦するIBF世界スーパーライト級3位の小原佳太

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が、海外奪取で2つの空白を埋める。9日にモスクワで同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36)に世界初挑戦する。8日は現地のホテルで前日計量に臨み、小原は63・1キロ、王者は63・4キロとともにリミット以下でパスした。

 14年にジムを引き継いだ三迫貴志会長も世界初挑戦となる。「1歩ずつクリアしてきて待ち望んだ一戦」と期待がこもる。名門ジムも王座獲得は輪島、三原、友利だけ。13人目の挑戦で34年ぶり4人目を狙う。スーパーライト級でも平仲以来4人目へ、24年で空白期間にストップがかかる。

 王者はキックボクサー上がりも24勝21KOの無敗を誇る。小原は「6-4で勝てるが、アウェーなので五分でも自信ありです。人生で一番大きな勝負にすべてをかける」との決意でリングに上がる。

 日本人で海外の敵地で奪取は、過去7人が8回で13年の高山以来になる。ジムからは三原も81年に米ニューヨークで奪取の歴史は心強い。持ち込んだ炊飯器で炊いたジャスミンライスのかゆで、決戦へのエネルギーを補給。あとは東京に残った先代三迫仁志会長に朗報を伝えるだけだ。

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小原佳太9日モスクワでのトロヤノフスキー戦へ出発

 9日のIBF世界スーパーライト級タイトルマッチで世界初挑戦する同級3位小原佳太(29=三迫)が2日、開催地のモスクワに出発した。

 敵地で24戦全勝(21KO)の戦績を誇る王者トロヤノフスキーに挑む。東洋大の先輩村田からは「先に(世界王座を)取って良いよ」と冗談交じりにエールを送られたそうで、「自分の人生にとっても大きな試合。すべてを出してベルトを持ち帰りたい」と闘志を燃やした。日本人では藤、浜田、平仲に次ぐ4人目のスーパーライト級での王座獲得を目指す。

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世界初挑戦の小原佳太がロシアへ「すべてを出す」

モスクアに出発した小原

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ(9日、ロシア・モスクワ)で世界初挑戦する同級3位小原佳太(29=三迫)が2日、成田空港発の航空機で、試合が行われるモスクワに向けて出発した。

 24戦全勝(21KO)の同級王者トロヤノフスキー(36=ロシア)戦に向け「ここまでは順調。ロシア入りしてからも緊張感を持ってコンディションを整えたい。自分の出来ることに集中して、すべてを出して(ベルトを)取ってきたい」と意気込みを語った。

 同行する三迫会長は「強い王者だが、挑戦者らしく思いっきり向かっていく。全力で当たれば、KOでタイトル奪取できると信じている」と話した。

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小原佳太モスクワで世界初挑戦「カウンター決める」

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が、9月9日にロシアのモスクワで世界初挑戦する。三迫ジムが4日に都内のジムで、王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)のV2戦で指名挑戦を発表した。24勝21KOの無敗王者。小原は「どっちかが倒れる。人生で一番大きな勝負にすべてをかけ、倒してベルトを持って帰ってくる」と決意を披露した。

 アマ2冠で就職したが「何かに集中したい」とプロ入り。B級で黒星デビューも日本、東洋太平洋王者と確実に階段を上り、昨年の挑戦者決定戦は引き分けも決戦にこぎつけた。「打ち合いで瞬発力を生かしてカウンターを決めたい」と話す。1階級上の金メダリスト村田は東洋大の1年先輩。「一番怖く、練習でボコボコにされた」が、ベルトは先につかむつもりだ。

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小原佳太モスクワで世界初挑戦「一番大きな勝負」

公開練習前、対戦相手のトロヤノフスキーの写真を手に記念撮影をする小原(撮影・狩俣裕三)

 IBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が、9月9日にロシア・モスクワで世界初挑戦する。

 三迫ジムが4日に都内のジムで発表した。王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)のV2戦で指名挑戦者となる。24勝21KOで無敗の王者に「最後はどっちかが倒れる。人生で一番大きな勝負にすべてをかけ、倒してベルトを持って帰ってきます」と宣言した。

 小原は東洋大からプロ入りし、デビュー戦で黒星もその後は16勝(15KO)1分けの無敗でここまできた。日本と東洋太平洋の同級王座は2度ずつ防衛した。6月には恒例の米国キャンプもこなし、現在は国内で出稽古もしながら、相手を想定して練習している。「やりづらく強い相手だが、打ち合い多くなるはず。瞬発力生かしたい」と話す。

 三迫ジムからは09年以来の世界挑戦となる。三迫会長は「1歩ずつここまできた。世界へ出て活躍する第1歩」と期待を込めて話した。

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小原佳太が世界戦の指名挑戦者に決まる

 IBFスーパーライト級3位の小原佳太(29=三迫)が同級タイトルマッチの指名挑戦者に決まったと7日、所属ジムが発表した。

 同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキ(ロシア)と挑戦者セサール・クエンカ(アルゼンチン)の世界戦(4月8日・モスクワ)の勝者が120日以内に小原と対戦するようIBFから指令が出されたという。小原は前哨戦として4月14日に後楽園ホールでタイ選手との8回戦に臨む。

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小原佳太がIBFスーパーライト級指名挑戦者に決定

小原佳太(左)(写真は2013年8月25日)

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーライト級3位の小原佳太(三迫)が同級タイトルマッチの指名挑戦者に決まったと7日、所属ジムが発表した。

 同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキ(ロシア)と挑戦者セサール・クエンカ(アルゼンチン)の世界戦(4月8日・モスクワ)の勝者が120日以内に小原と対戦するようIBFから指令が出されたという。

 小原は前哨戦として4月14日に後楽園ホールでタイ選手との8回戦に臨む。

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レベデフが防衛 カレンガに判定勝ち

 世界ボクシング協会(WBA)クルーザー級タイトルマッチは10日、モスクワで行われ、デニス・レベデフ(ロシア)がユーリ・カレンガ(フランス)に3-0で判定勝ちし、防衛に成功した。

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クリチコ大差判定で王座統一/ボクシング

<プロボクシング:3団体ヘビー級王座統一戦>◇5日(日本時間6日)◇モスクワ

 3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一同級王者ウラジミール・クリチコ(37=ウクライナ)が王座統一に成功した。WBA同級王者アレクサンデル・ポベトキン(34=ロシア)と激突し、2回に左フックでダウンを奪った。7回には計3度のダウンを奪い、3-0の判定勝ちを飾った。これでIBF王座は16度目、WBO王座は11度目、WBA王座は5度目の防衛に成功した。

 クリチコは7回に3度のダウンを奪い一気に追い込んだ。KO勝ちは逃したが、ポイントを失ったのは11回の押し倒しによる減点1のみ。ジャッジ3人が119-104をつける大差の判定勝ちに「ハードヒットを繰り返したが、彼は強いハートを示した。KOは好きだが、それに近い勝利だ」。WBC同級王座は兄ビタリが保持。これで自身がWBAのスーパー王者に昇格することで、約2年ぶりの兄弟でのヘビー級の完全制圧。

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クリチコが王座統一に成功/ボクシング

<プロボクシング:3団体ヘビー級王座統一戦>◇5日(日本時間6日)◇モスクワ

 世界3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(37=ウクライナ)が王座統一に成功した。

 WBA同級正規王者アレクサンデル・ポベトキン(34=ロシア)と激突し、2回に左フックで初ダウンを奪って試合の主導権を握った。左ジャブ、左フックを駆使して攻め続け、7回には3度のダウンも奪取。11回に相手を押して倒した減点以外はポイントを落とすことなく、ジャッジ3人全員が119-104の大差をつける大差判定勝ちをおさめた。

 IBF王座は16度目、WBO王座は11度目、WBAスーパー王座は5度目の防衛に成功したクリチコの戦績は61勝(51KO)3敗、WBA王座の5度目の防衛に失敗し、プロ初黒星となったポベトキンは26勝(18KO)1敗となった。

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ポベトキン3回TKO防衛/ボクシング

<プロボクシング:WBAヘビー級タイトルマッチ>◇17日◇モスクワ

 王者アレクサンドル・ポベトキン(ロシア)がアンジェイ・ワウジク(ポーランド)に3回TKO勝ちを収めて防衛した。ポベトキンは26戦26勝(18KO)。また同クルーザー級タイトルマッチでは元王者のギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)がチャンピオンのデニス・レベデフ(ロシア)に11回KO勝ちし、王座に返り咲いた。

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王者ポベトキンが防衛/ボクシング

<プロボクシング:WBAヘビー級タイトルマッチ>◇17日◇モスクワ

 王者アレクサンドル・ポベトキン(ロシア)がアンジェイ・ワウジク(ポーランド)に3回TKO勝ちを収めて防衛した。ポベトキンは26戦26勝(18KO)。

 また同クルーザー級タイトルマッチでは元王者のギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)がチャンピオンのデニス・レベデフ(ロシア)に11回KO勝ちし、王座に返り咲いた。

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レベデフが王座防衛/ボクシング

<プロボクシング:WBAクルーザー級タイトルマッチ>◇17日◇モスクワ

 チャンピオンのデニス・レベデフ(ロシア)が挑戦者のサンタンデル・シルガド(コロンビア)に4回KO勝ちし、タイトルを防衛した。

 33歳のレベデフは戦績を25勝(19KO)1敗とした。

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来年8月ジャカルタ巡業 東南アジアで初

 日本相撲協会は19日、東南アジアで初めての巡業をジャカルタで来年8月24、25日に開催すると発表した。参加力士は幕内以上で22日に出発し、27日に帰国する。海外巡業は2008年8月のウランバートル以来。

 主催者によると、来年は日本とインドネシアとの国交樹立55周年、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の交流40周年という節目の年で、インドネシアは大相撲への関心も高いという。

 相撲協会は外国からの招待を受けて行う8年ぶりの公演も、来年6月にモスクワで開催予定。“裸の親善大使”の復活は角界正常化へ向けてのアピールとなる。巡業は興行主の主催で収益を目的とするものの、日本の伝統文化を海外に紹介する活動は、相撲協会の最大の懸案事項となっている公益財団法人移行を後押ししそうだ。

 不祥事が続発した最近の角界は外国で大相撲を披露するどころではなく、昨年は八百長問題で国内の巡業さえ全て中止になった。協会関係者は「諸問題がようやく一段落し、タイミングもいいだろう」と話した。

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大相撲、モスクワ公演48年ぶり開催

 日本相撲協会が来年6月中旬にモスクワ公演を開催することが16日、協会関係者の話で分かった。ロシア側と最終調整に入っており、早ければ18日の定例理事会で承認される。ロシアでの公演は旧ソ連時代にモスクワとハバロフスクを訪れた1965年以来48年ぶり、海外公演は2005年の米ラスベガス公演以来。相撲協会の海外興行は、八百長問題など不祥事が重なり、08年8月のモンゴル巡業を最後に途絶えていた。

 モスクワ公演は北の湖理事長(元横綱)以下役員クラスの親方、幕内力士らが訪問し、約1週間の予定の期間中にモスクワ市内で2日間のトーナメント戦を披露する。北の湖理事長は「ロシア出身力士もおり、48年ぶりの開催ということで興味を持っていただければ大変にありがたい。しっかりと内容を検討して進めたい」と話した。九州場所の番付で、ロシア出身力士は幕内阿覧ら3人がいる。

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クリチコ有終防衛!議員選へ/ボクシング

<プロボクシング:WBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇モスクワ

 王者ビタリ・クリチコ(41=ウクライナ)が同級7位マヌエル・チャー(ドイツ)に4回2分4秒、レフェリーストップによるTKO勝利し、9度目の防衛に成功した。通算戦績は45勝(41KO)2敗。今後は引退し、政界に進出する。

 2メートルの41歳は最後まで強かった。2回2分すぎ、打ち下ろしの右ストレートで、27歳の全勝男からダウンを奪取。4回には左で、相手の右目上をカット。大流血となり、レフェリーストップによるTKO勝利となった。節目の試合を勝利で終えると「まだボクシングはできるが、グローブは置かなければならない」と引退を表明した。

 ウクライナの橋下徹だ。すでに第3野党「Udar」の党首で、10月にはウクライナの国会議員選挙に立候補予定。06年3月にはウクライナ・キエフ市長選に立候補も落選しただけに、2度目の政界挑戦に懸ける気持ちは強い。現在、弟ウラジミールはWBA、WBO、IBF同級王者だが、ビタリの引退で、ヘビー級のクリチコ兄弟時代は終わった。

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