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阿久井政悟が初防衛 夢の世界挑戦へ「長い目で」

日本フライ級タイトル戦で挑戦者の藤北(左)を打ち合う王者阿久井(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:日本フライ級タイトルマッチ10回戦>◇18日◇岡山・浅口市立天草公園体育館

王者ユーリ阿久井政悟(25=倉敷守安)が、同級1位の挑戦者藤北誠也(32=三迫)に判定勝ちし、初防衛に成功した。阿久井は15勝(10KO)2敗1分け。藤北は13勝(4KO)5敗となった。

本来はジャブを突き、距離をとるスタイルを得意とするが「相手のペースに巻き込まれてしまった」と王者。接近戦でのボディーの打ち合いに持ち込まれたが「絶対に下がらない」と攻め続けて、ジャッジ3人の支持を得た。

9月6日に長女の千聖(ちさと)ちゃんが誕生したばかりで「励みになりました」。夢は世界挑戦だが、「コロナもあるし、もう少しキャリアを積まないと。長い目で見ていきたい」。岡山のジムから初の世界王者へ、夢を追い求めていく。

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小原佳太2階級制覇に王手「次も勝つのが最低限」

日本王者永野祐樹(左)への挑戦権獲得の小原佳太は試合後にフェイスオフ

<プロボクシング:チャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦>◇26日◇東京・後楽園ホール

日本ウエルター級1位小原佳太(32=三迫)が2階級制覇に王手をかけた。元はスパーリングパートナーだった同級2位垂水稔朗(25=協栄)と対戦。4回に右ストレートで2度ダウンを奪い、4回2分59秒TKO勝ち。同級王者永野祐樹(30=帝拳)への挑戦権を獲得した。

垂水とは16年の世界初挑戦前からスパーしてきた。7連勝中に急成長を認め、「日本人では一番怖い相手」と警戒していた。「インファイトを予想していた」が、本来の中間距離での戦いに。「自信を持って、正々堂々と、実力で勝ちに来た。でも、この距離はボクが一番の自負がある」と勝利を確信した。

3回から攻勢を強め、4回には右ストレート2連発でダウンを奪った。立ち上がってきたところへ再び右を打ち込んで勝負を決めた。「あそこはいかないと自分の良さは出せない。あのまじめさではボクに勝てない」と涼しい顔だった。

来春には13年のスーパーライト級以来の日本王座挑戦となる。試合後にリング上で永野とフェイスオフで向き合った。「左は強いし、自信を持っている」と評価はしたが「次も勝つのが最低限のノルマ」と言い切った。「世界ランカーとやりたい」という目標がある。

現在IBFだけ8位にランク入りしている。三迫会長も「日本王座をとれば日本で一番。また世界戦線へといいアピールになる」と、2階級制覇を再び世界へのステップを期した。

バンタム級は1位沢田京介(31=JBスポーツ)が、田中一樹(26=グリーンツダ)に3-0で判定勝ちした。王者は鈴木悠介(31=三迫)。

フェザー級は2位丸田陽七太(22=森岡)が1回に左フックでダウンを奪う。元王者の3位大橋健典(30=角海老宝石)は鼻の傷が悪化でドクターストップとなり、3回2分TKO勝ちした。王者佐川遼(25=三迫)は12月12日に1位日野僚(29=川崎新田)と初防衛戦で、この勝者と対戦となる。

ライト級は2位富岡樹(22=RBOOT.IBA)が、1位斉藤一貴(27=角海老宝石)に3-0で判定勝ちした。王者は吉野修一郎(27=三迫)。

フライ級は3位藤北誠也(31=三迫)が、相手のケガで不戦勝となった。27日に1位ユーリ阿久井政悟(24=倉敷守安)対2位小坂駿(24=真正)の王座決定戦があり、この勝者と対戦する。

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中谷潤人が日本王座返上、10・5に世界前哨戦へ

日本フライ級チャンピオンベルトを肩にかけ、ガッツポーズする中谷潤人(2019年2月2日撮影)

ボクシング日本フライ級王者中谷潤人(21=M.T)が、23日付で王座を返上した。

元IBF世界ライトフライ級王者ミラン・メリンド(31=フィリピン)と、10月5日に東京・後楽園ホールでのノンタイトル10回戦で対戦する。陣営は世界前哨戦とするプランだ。

空位となった王座は、10月27日に同級1位ユーリ阿久井政悟(23=倉敷守安)と同級3位小坂駿(24=真正)で争う。

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市村蓮司が最優秀選手賞「ちょっと期待してました」

三賞に選ばれた(左から)坂本、市村、梶(撮影・横山健太)

 ボクシングの第62回全日本新人王決定戦が20日、後楽園ホールで行われ、12人の王者が決まった。

 最優秀選手賞は、スーパーバンタム級でこの日最短の1回1分36秒KOで勝利した市村蓮司(22=RK鎌田)が受賞。市村は「東日本では1回KOしてもらえなかったので、うれしい。タイムにはこだわってなかったけど、ちょっと期待していました」と表彰式後に笑顔で話した。技能賞はスーパーフライ級で、井上太陽を1回KOで破った梶颯(18=帝拳)、敢闘賞は志賀弘康を3回KOで破った坂本真宏(24=六島)が受賞した。書く階級の全日本王者は以下の通り。

 ▼ミニマム級 小浦翼

 ▼Lフライ級 ユーリ阿久井政悟

 ▼フライ級 坂本真宏

 ▼Sフライ級 梶颯

 ▼バンタム級 武田航

 ▼Sバンタム級 市村蓮司

 ▼フェザー級 萱沼徹平

 ▼Sフェザー級 中谷有利

 ▼ライト級 中嶋龍成

 ▼Sライト級 藤田光良

 ▼ウエルター級 永野祐樹

 ▼ミドル級 長浜陸

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