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闘病の初代タイガーマスクが回復、6・25復帰へ

初代タイガーマスク後援会が東京都福祉協議会にマスク1万枚を寄付。その感謝状贈呈式が行われた。左から東京都福祉協議会乳児部会都留和光部会長、後援会の大倉満会長、新間寿代表理事

原因不明の病で闘病を続ける初代タイガーマスクこと佐山聡(62)の復活が見えてきた。

佐山を支援する「一般社団法人初代タイガーマスク後援会」が東京都社会福祉協議会へマスク1万枚を寄付し、22日都内で感謝状贈呈式が行われた。この日は、リアルジャパンプロレス会長で後援会代表理事の新間寿氏(84)が、佐山の代わりに虎のマスクを被って登場。「佐山はだいぶ回復した。6月25日は行けそうです」と同日のリアルジャパン後楽園大会に来場できる可能性があると明かした。

佐山は15年5月に心臓を手術。いったん復帰したものの、16年12月の試合を最後に長期欠場し、パーキンソン病の疑いで何度も検査を繰り返していた。歩行困難の状態が続いていたが、新間氏によれば最近の佐山は軽く膝を曲げる程度のヒンズースクワットを200回ほどできるまでに回復したという。試合復帰の見通しは立たないが、リング上であいさつできる日は遠くなさそうだ。

そんな佐山がこの日、書で世に放ったメッセージが「異体同心」。マスクとともに、佐山の書を都の社会福祉協議会に渡した新間氏がその言葉の意味を説明した。「タイガーが何を言っているか。異なる体だが、同じ心を持つということ」。新型コロナウイルスの影響で感染者や医療関係社に対するいじめが発生していること、また明治時代に佐賀県唐津高串地区でコレラが流行した際に民衆を必死に助けた結果感染し、殉死した増田敬太郎の例を挙げ、今こそ、他人を思いやり、心を合わせることが大切だと説いた。「タイガーは、なんでいま心を1つにできないのか、いま一度日本人の心を取り戻そうという気持ち。(増田のように)東京都、日本全国のコロナウイルスを自分の一身、マスクとともに背負う、そんな気持ちで書いてくれた」と語った。

後援会によるマスク寄付活動は、神奈川県福祉協議会へに続き2度目。今回も都の協議会を通じ、都内の児童養護施設、乳児院に届けられる。この日式に出席した協議会の乳児部会代表で、二葉乳児院の都留和光院長は「都内11ある乳児院あわせ約500人の赤ちゃんを私たちは全力で守っている。マスクが品薄になっている中で感謝しています。大事に使わせていただきます」とお礼を述べた。

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初代タイガーマスク「マスク寄付運動」スタート

初代タイガーマスク(08年12月18日)

初代タイガーマスクこと佐山聡(62)が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「マスク寄付運動」をスタートさせた。佐山を支援する「一般社団法人初代タイガーマスク後援会」が神奈川県社会福祉協議会へマスク1万枚を寄付し、10日横浜市内で感謝状贈呈式が行われた。

式には原因不明の病気で闘病中の佐山に代わり、リアルジャパンプロレスの新間寿会長(84)と後援会の大倉満理事長が出席。新間会長は、「タイガーの思いを込めて」と佐山から託されたと虎の覆面を被って臨んだ。寄付したマスクは既に福祉協議会を通して神奈川県内の児童養護施設などに配布されているという。タイガーマスク後援会では約数十万枚のマスクのストックがあり、佐山の意向により、今後もマスク不足で困っている場所へ寄付を続けていく予定だ。

また、新間氏は闘病中の佐山が快方に向かっていることも明かした。佐山は15年5月に心臓を手術。いったん復帰したものの、16年12月の試合を最後に長期欠場中。パーキンソン病の疑いで何度も検査を繰り返していた。新間氏は「いまは約10キロ減量し、室内で軽い運動を始めている。体調は戻りつつある」と説明した。

初代タイガーマスクの覆面を被り感謝状贈呈式に臨んだ新間寿氏(左)。その右から順に大倉満理事長、神奈川県社会福祉協議会の鶴飼一晴会長代理、久良岐母子福祉会長井晶子理事長(初代タイガーマスク後援会提供)

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リアルジャパン会長、コロナを「けさで持ち帰る」

リアルジャパン新間寿会長(2020年2月26日撮影)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

リアルジャパンプロレスの旗揚げ15周年記念第1弾大会が行われ、かつて猪木対アリの異種格闘技戦を実現させ、昭和プロレスの“過激な仕掛け人”と呼ばれた新間寿会長(84)が試合の合間にリング上であいさつ。

「プロレスで力を結集してコロナに勝とうじゃありませんか」とほえた。

新間氏は2月26日、都内で行われた会見で「どんなことがあっても興行はやります!コロナウイルスなんかふっとばす!大和魂ここにあり!」などと宣言し、賛否両論を呼んでいた。

この日はインドの仏教の聖地ブッタガヤから送られてきた黄色のけさを着用。「きょうここに、もし浮遊しているコロナウイルスがあるなら、このけさでもってすべて持ち帰ります!」と力強く話した。

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闘病の佐山サトル来場できず、観客ら大合唱でエール

初代タイガーマスクの佐山サトル(2018年9月20日撮影)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

リアルジャパンプロレスの旗揚げ15周年記念第1弾大会が行われ、主宰の初代タイガーマスク、佐山サトル(62)は原因不明の病気のため来場できなかった。

佐山は15年5月に心臓の手術を受け、いったん復帰したものの16年12月の試合を最後に長期欠場。現在は歩行困難などの症状があり、パーキンソン病の疑いで検査を重ねている。

試合前には平井丈雅社長がリングにあがり、佐山の状況を説明した。平井社長は佐山本人、医師、新間寿会長と話し合った上で来場を踏みとどまらせたと説明。「みなさんが待ち望んでいる佐山がここに来るために、きょうお休みとさせていただきました。申し訳ございません!」と声を張り上げ、頭を深々と下げた。

さらに、前日18日に電話で話した佐山から預かった言葉を披露。「この情勢の中で会場に来ていただいている1人1人は戦友であり、同士。ここに来ていただけなかった方にも自分と一緒に歩んでいただいている方がたくさんいる。その方たちの思いとともに自分は必ずリングに戻ってくる。それをみなさまに伝えてほしい!そうおっしゃっていました」と最後は絶叫しながら初代虎の思いを伝えた。

試合の合間には、会場全体で「ゆけ!タイガーマスク」を大合唱。闘病中の佐山へエールを送った。

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朱里ら登場 リアルジャパンで初の女子プロレス試合

リアルジャパンに初参戦する左から朱里、松本都、彩羽匠

リアルジャパンプロレスが19日都内で会見を行い、旗揚げ15周年記念第1弾となる3月19日後楽園大会で、初の女子プロレス試合を行うと発表した。

カードは、朱里(31=MAKAI)、安納サオリ(29=フリー)組-松本都(34=崖のふち女子プロレス)、彩羽匠(=Marvelous)組のタッグマッチ、30分1本勝負。

平井丈雅社長は、団体初の女子プロレス試合を実施する理由を「リアルジャパンとして新たな試みをしたい」と説明。また、人気の高まりを受け、スポンサーからも女子プロレスの試合を提供したいとの声があったと明かした。

マッチメークを担当した松本は「自分でもびっくりするぐらいの今の女子プロレスを代表する選手に集まってもらった」と胸を張り、「今、国内外で女子プロレスの波がきている。海の外にも届くような試合ができたら」と意気込んだ。

力強いファイトが魅力の彩羽は「女子のストロングスタイルを見せたい」。格闘家として米UFCなどでも活躍した朱里は「バチバチしたストロングスタイルこそ、自分が見せるべきスタイル」とそれぞれ話した。

会見を欠席した安納は「どんな場所でも一目ぼれしていただける存在でありたい。安納サオリのプロレス見せます」とコメントを寄せた。

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初代タイガー佐山、病気は「パーキンソン病に近い」

初代タイガーマスクの佐山サトル氏(2019年7月6日撮影)

リアルジャパンプロレスの新間寿会長(84)が19日都内で会見し、同団体主宰の初代タイガーマスク、佐山サトル(62)が病気だと明かした。

佐山は15年5月に心臓を手術。1度復帰したものの、16年12月の試合を最後に長期欠場している。新間氏は「パーキンソン病に近い状態」と歩行困難であることなどを説明。約2年前にもパーキンソン病の疑いで検査しているが原因は不明だった。再度検査し24日に結果が出る予定。「タイガーには、3月19日(後楽園大会)に来てもらって、元気な姿をお見せしたい」と回復を願った。

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タイガー秘蔵っ子舞海魅星デビューへ「東北を元気に」

握手をかわす初代タイガーマスクと舞海魅星(みらい)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を開き、初代タイガーマスク、佐山サトル(61)の秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい、19)が5月3日の東京女子プロレス後楽園大会でデビューすると発表した。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月の巌流島大会に招待された東日本大震災被災者の1人。その後も佐山や新間寿氏と交流を続けプロレスラーを志した。舞海は「震災の悲しみはありましたが、試合を見る時だけは楽しくいられた。今度は、自分が東北をはじめとする方々に元気を届けたい」と目標を語った。

6月20日「ストロングスタイルプロレスvol.2」のメインカードを発表した初代タイガーマスク

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初代タイガーが期待 藤田和之リアルジャパン初参戦

藤田和之(2018年3月25日撮影)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を行い、初代タイガーマスク佐山サトル(61)プロデュースによる「ストロングスタイルvol.2」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインカードを発表した。

リアルジャパン初参戦の藤田和之がケンドー・カシンと組みスーパー・タイガー、船木誠勝組と対戦する。

佐山は初参戦の藤田について「タックルを生かしたプロレスで地味ですが、その速さにはびっくりすると思う。そこを見てほしい」と説明した。

暴走するような内容になるのでは、と質問を受けた佐山は「ガチガチの試合がストロングと思われていますが、そうではない。男と男が戦って何ができるか、というハラハラドキドキの展開がストロングスタイル。リミッターを超えるところに期待をしています」と想定外の展開を求めた。

また、この日4月23日は38年前に1981年(昭56)にタイガーマスクが対ダイナマイト・キッド戦でデビューした記念日。佐山は今でも新旧のファンがその試合を覚えてくれていることに感謝し、「新間(寿)さんが作った虚像であり、実像。責任を感じます。ありがたい人生です」と話した。

初代タイガーマスクの佐山サトル(2018年9月20日撮影)

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佐山秘蔵っ子・舞海魅星、震災乗り越えデビューへ

握手をかわす初代タイガーマスクと東京女子プロレスからデビューする舞海魅星(みらい)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を開き、初代タイガーマスク、佐山サトル(61)の秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい=19)が5月3日の東京女子プロレス後楽園大会でデビューすると発表した。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月にリアルジャパンが行った巌流島大会に東日本大震災の被災者の1人として招待された。本州最東端の宮古市重茂地区、海のすぐ側にある実家は津波で流されなかったが、うに、あわび漁を営む父の船を失った。

「震災の悲しみはありましたが、試合を見る時だけは楽しくいられました」

佐山や新間寿氏とも交流を続けながら、いつしかプロレスラーになる夢を持つようになった。

「今度は自分が東北を始めとする方々に元気を届けたいです」

佐山は「プロレスをやりたい、と聞いたときはびっくりした。必ずチャンピオンになって、岩手の希望になってほしい」とエールを送り、「将来、指導してみたい」と直接指導を含め、舞海への支援を続けると誓った。

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佐山サトル「彼の魂を引き継ぐ」キッドさん追悼式

リアルジャパンプロレス後楽園大会でダイナマイト・キッドさんの追悼セレモニーが行われ10カウントで黙とうする初代タイガーマスクの佐山サトル(左端)ら(撮影・足立雅史)

<リアルジャパンプロレス:後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール

昨年12月5日に60歳で亡くなった故ダイナマイト・キッドさんの追悼式で、初代タイガーマスクの佐山サトルらが故人をしのんだ。

第3試合後に、出場全選手がリングに集合。タイガーの生みの親で、ダイナマイト・キッドさんとのデビュー戦をマッチメークした新間寿氏を始め、キッドさんにゆかりのある山崎一夫氏、北原光騎氏、小林邦明氏、タイガー戸口氏もリングに上がった。

特設スクリーンで、キッドさんの在りし日の写真が紹介され、実弟のマーク・ビリントン氏がビデオメッセージ。キッドさんの名勝負を残したキッドさんを佐山が「キッドがいてくれたから、タイガーマスクがいた。プロレスに命をかけていた彼の魂を引き継ぐことが、我々に求められていることです」と語った。

このあと、10カウントゴングが鳴らされ、会場のファンとともにキッドさんの冥福を祈った。

メインの試合では、キッドさんの親戚に当たるデイビーボーイ・スミスJr.が、KENSOをキッドさんの得意技、ダイビングヘッドバットで沈め快勝。「今までの自分のキャリアの中で、一番誇れる試合。ダイビングヘッドバットはねらっていたわけじゃないが、キッドが自分と一緒にいたから出た技」と話していた。

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大鵬3世納谷が鈴木秀樹との乱戦で腰痛め医務室直行

納谷幸男

<リアルジャパンプロレス:後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール

大鵬3世、納谷幸男が初対決の鈴木秀樹との力の差を痛感した。

第4試合の6人タッグにアレクサンダー大塚、岡林裕二と組んで、鈴木、崔領二、神谷英慶組と対戦。鈴木に首投げで投げ飛ばされ、崔のキックを背中に受けるなど、集中攻撃を浴びた。場外でも鈴木に観客席に投げ飛ばされた。リング上では、巨体を生かしたショルダーアタックで神谷を吹き飛ばし、崔、鈴木を2人まとめてラリアットでなぎ倒した。

それでも、試合後は左腰に手を当て、苦悶(くもん)の表情で引き揚げ、医務室に直行。納谷は「鈴木さんはボクをつぶそうと本気でぶつかって来てくれた。それに応えられなかったことが悔しい。リアルジャパンだけじゃなく、自分から取りにいって、月5回ぐらい試合をしないと」と唇をかんでいた。

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「タイガーマスクがあるのはダイナマイトのおかげ」

5日に亡くなった宿敵ダイナマイト・キッドさんを追悼する10カウントを聞く、前列左から初代タイガーマスク、新間寿氏、納谷幸男(撮影・桝田朗)

初代タイガーマスクの佐山サトル(61)が、5日に60歳で亡くなった好敵手ダイナマイト・キッドさん(英国)を悼んだ。リアルジャパンプロレスの後楽園大会が6日開催され、追悼の10カウントをささげた。デビュー戦の相手で、名勝負を演じた終生のライバルの早すぎる死を惜しんだ。

佐山は、キッドさんの遺影を持って、リング上で黙とうした。かつて「命をかけて戦った」というライバルに、追悼の10カウントをささげた。マイクを握ると「昭和56年4月23日に劇的な出会いがありました。イギリスで戦っていたボクの鼻をへし折ってくれました。世界一のレスラーでした。タイガーマスクがあるのはダイナマイトのおかげです」と思いを語った。

キッドさんは、プロレス界に一時代を築いたタイガーマスクのデビュー戦の相手だった。佐山は直前まで「サミー・リー」の名前で、キッドさんの母国英国で戦っていた。師匠アントニオ猪木の要請で「タイガーマスク」としてリングに上がることを決意。81年4月23日の蔵前国技館で、対戦したのがキッドさんだった。テレビアニメで大人気だったタイガーマスクのデビューは日本中が注目した。しかし、マスクもマントも急ごしらえで「出て行くのが恥ずかしかった」。しかし、メキシコ、英国で修行を積んだタイガーマスクの空中殺法と、筋肉質の肉体美を誇るキッドさんの戦いに、場内は静まり返った。

「お客さんが今まで見たことのないプロレスに驚いて声が出ない感じだった。最初の試合の相手がダイナマイトでラッキーだった」と振り返る。デビュー戦が受けて、2人の戦いは新日本プロレスの看板カードとなり、空前のタイガーマスクブームを生んだ。

「1つ1つの技に命をかけていた。好青年でレスラー仲間にも人気があった。本当に寂しい」と、佐山は目を潤ませていた。【桝田朗】

佐山がキッド氏悼む「お互いにバチバチやりあった」

ダイナマイト・キッド(1984年1月9日撮影)

初代タイガーマスクの佐山サトル(61)が主宰するリアルジャパンプロレスの後楽園大会が6日行われ、5日に60歳で亡くなった好敵手ダイナマイト・キッドさんの追悼イベントを行った。第3試合後の休憩明けに、佐山がリングに上がり10カウントゴングが鳴らされた。

キッドさんは、81年4月23日に蔵前国技館で行われた初代タイガーマスクのデビュー戦の相手となった。佐山は「最初の試合がダイナマイトで本当にラッキーだった。自分が技を受けた時に、1つ1つがすごい力で、お互いにバチバチやり合った。あそこまでできる人間はいないと思うくらいすごかった」と思い出を語った。初代タイガーの空中殺法と、キッドさんの激しいプロレスに、満員の館内は大歓声どころか静まり返った。「最初は、自分たちの試合が受けていないのかなと思っていたが、見たこともないプロレスに驚いているのだと分かった。それから、大試合はダイナマイトと看板カードになっていった」という。

初代タイガーマスクとキッドさんの試合はシングルで10試合ほど。すべて初代タイガーマスクが勝利している。佐山は、キッドさんの人柄について「根性があって好青年。レスラー仲間にとても人気があって、ボクがタイガーマスクになる前に、キッドの地元英国で戦っていた時には、『トミー・ザ・ダイナマイトが帰ってくる』とみんなが言っていて、いったいどんなレスラーなんだろうと思っていた」と懐かしそうに話していた。

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納谷幸男にドス・カラス 3・29原点回帰第2弾

3月29日の後楽園大会に出場するドス・カラスらの写真を手に会見する初代タイガーマスク(中央)と新間寿会長

 リアルジャパンプロレスは7日、都内で会見し、新間寿会長(82)がプロデュースする原点回帰プロレス第2弾を3月29日に後楽園ホールで開催すると発表した。

 新間会長は、昭和時代の新日本プロレスのような戦いをもう1度ファンに届けるとして、昨年12月に第1弾を実施。2回目となる今回は、メキシコからマスクマンのレジェンド、ドス・カラスや、初来日となるドス・カラスJr.ら4選手を招待し6人タッグマッチを実施。さらに、大鵬3世、納谷幸男(23)のデビュー3戦目も行う。

 新間会長は「今年は、6月からタイガーマスク認定の世界マスク・ド・チャンピオン・トーナメントを実施する。また、スタン・ハンセンとタイガー・ジェット・シンを名誉ゲストとして呼びたい」と構想を語った。世界マスク・ド・チャンピオンは、米国、カナダ、メキシコ、欧州から選手を集め、12人程度のトーナメント戦にする予定。日本からは2人の参戦を予定している。「3月29日は、プレ世界マスク・ド・チャンピオンシリーズとして行う」と新間会長。初代タイガーマスクの佐山サトルは「今年1年は飛躍する年。私も3月29日の大会に間に合うように、厳しいトレーニングをしている。ただ、トレーニングのやりすぎで、足から腰を痛めているので、出場するかどうかは現時点では白紙。ファンのみなさんの夢をつぶさないように頑張っていきたい」と復帰へ向け、慎重に話した。

 リアルジャパンの今年の興行予定は、3月29日、6月28日、9月20日、12月6日で、場所はいずれも後楽園ホール。試合開始は午後6時30分を予定している。

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佐山サトル12・7から「引退カウントダウン」

初代タイガーマスクの佐山サトル(2017年8月4日撮影)

 初代タイガーマスクの佐山サトル(59)が主宰するリアルジャパンプロレスは26日、都内で会見し、12月7日の後楽園大会から「佐山サトル引退カウントダウン」を行うと発表した。

 15年に狭心症で手術を受けた後、本格的なプロレス復帰を果たしていない佐山は「プロレス界への恩返しとして、ストロングスタイルを示していきたい」と話した。当日はスポーツウエア姿で登場する。引退の時期は発表されていない。

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新間寿氏が12・7後楽園大会をプロデュース

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するリアルジャパンプロレスが3日、都内で会見し、12月7日の後楽園大会を、新間寿氏(82)プロデュースで開催すると発表した。

 新間氏は、新日本時代にアントニオ猪木対ムハマド・アリの異種格闘技戦を実現させるなど「過激な仕掛け人」としてプロレス界では有名。「昭和の新日本プロレスの道場のような、原点回帰のプロレスをお見せしたい」と新間氏。佐山は「リアルジャパンは12月7日から改革を行います。従来の興行スタイルとはまるで違うものをお見せする」と話した。「大鵬三世」納谷幸男(23)のデビュー第2戦で、新間氏がどんな対戦相手を用意するか楽しみだ。

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大鵬孫の納谷幸男「日本のレスラーにない高さ」2m

納谷(左)は雷神矢口にランニングニーリフトを決めデビュー戦を勝利で飾った(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール

 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫、納谷幸男(23)が、豪快な勝利でプロレスデビューを飾った。14日、リアルジャパンプロレスの東京・後楽園大会の第5試合に登場。父で元関脇貴闘力の14年のプロレスデビュー戦の相手も務めた雷神矢口と対戦した。

 開始早々、強烈な右キックを見舞って観客を驚かせたが、場外に連れ込まれ、矢口のセコンドも加わった“集団リンチ”に遭った。有刺鉄線ボードにたたきつけられ、有刺鉄線バットで殴られた。さらに毒霧攻撃も浴び、いきなり流血するピンチ。それでもリングに戻ると、強烈なキックやのど輪、初代タイガーマスク直伝のフライングクロスチョップで反撃。最後はランニングニーリフトから片エビ固めで、5分58秒、勝負を決めた。

 「緊張しすぎて記憶もあいまいだけど、自分の中でいい動きができた。毒霧、バットはきつかったですね」と振り返った。13年3月の入団から4年以上かけてたどりついたデビュー戦。会場では父貴闘力ら家族全員が観戦。祖父の遺影もデビュー戦を見つめていた。「遺影に力をもらいました」と納谷。試合前、200センチ、135キロとサイズが公式発表された。「日本のレスラーにない高さを生かしたレスラーになっていきたい」と上気した顔で言った。【桝田朗】

試合に勝利しポーズを決める納谷(撮影・滝沢徹郎)

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大鵬孫の納谷幸男「1戦1戦経験を積んで」一問一答

雷神矢口に強烈な蹴りを決める納谷(右)(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール

 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)が、プロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦し、5分58秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。

 納谷はデビュー戦後、囲み取材に応じ、公式プロフィルの197センチから「2メートルです」と、さらに背が伸びたことを明かした。13年3月に入門し、196センチ、120キロの巨体を武器に格闘技デビューを目指していたものの、内臓疾患で入院するなどして、デビューに4年もかかった。その思いも語った主な一問一答は以下の通り

 -師匠の佐山サトル総監直伝の技は?

 納谷 先生から教わったのは…フライングクロスチョップを使ったと思うんですけど、しっかりと教えていただいた。自分が使っていける、得意技の1つに出来ればいいなと思います。

 -4年かけてようやくプロデビュー

 納谷 ずっと試合を近くで見ていて、ふがいない思いをしていたので、ようやくスタートラインに立てたのかなと思います。何年かかるか分からないですけど1年、1年、1試合、1試合経験を積んで次のステップにいけるようにしたい。

 -赤と黒のリングコスチュームにしたのは?

 納谷 元々、自分が赤が好きだというのがあって。本当は、もっといろいろ、つけたいなと思っていたんですけど、デビュー戦なので謙虚に。

 -試合の出来は? 

 納谷 緊張もあって50%。もっと磨いて自分のフィニッシュホールドじゃないですけど、試合を作ることが出来るようにしたい。

 -両親、兄弟みんな見に来た中で勝てた

 納谷 良かったですね。いい姿を見せることが出来た。

 -のど輪もすごかった

 納谷 フィニッシュに使えれば。

 -試合前に両親と話した?

 納谷 話していないですね。

 -白星デビュー。これから、どんなプロレスラーになりたい?

 納谷 まだまだ全然、自分の実力も、体ももっと作っていかなくてはいけないので、本当に1戦1戦、まずはリアルジャパンに身を置いてやる。もちろん、他のところにも出ていきたいという気持ちもありますし、そのために1戦、1戦、経験を積んで…佐山先生と話をしながら挑戦していきたい。自分が、どういうレスラーになっていけるか、見えない状態ですけど、自分の体の大きさ…なかなか、これだけ身長を持っている日本人レスラーは、いないと思うので、自分のデカさを生かした戦い方を出来るプロレスラーになっていきたい。

 -目標のレスラーは?

 納谷 今、はっきりしているというのはないですけど、僕の中ではスーパータイガー、佐山先生が師匠なので、やっぱり、ああいうストロングスタイルを追求していくプロレスラーになっていきたい。

 -ストロングスタイルとは対極にある雷神矢口選手とデビュー戦で戦い、場外では魔世軍らに集中攻撃を受けた。この経験は先に生きる?

 納谷 そうですね。自分の中で、1つのスタイルに定着という形じゃなく、いろいろなスタイルに対応できるプロレスラーになっていきたい。その中で、デビュー戦から矢口さんのようなタイプの選手とやらせてもらう機会は、なかなかないことだと思うし、良い意味で捉えていきたい。

 -3人がかりで羽交い締めにされ、有刺鉄線バットで殴られた

 納谷 痛かった…痛かったです。

 -天国のおじいさんも喜んでいると思うが?

 納谷 うちの家族が遺影を持って来てくれたので、それを見た時は力も出ました。祖父と、うちの部屋(大相撲の大鵬部屋)で先日、亡くなられた友鵬さんの遺影を持って来てくれたので、力をもらいました。友鵬さんには、いろいろお世話になりました。

 -リングアナウンサーが「2メートル3センチ」とコールしたように聞こえたが、197センチから背は伸びた?

 納谷 2メートルです。

 -フィニッシュホールドのひざ蹴りに名前はある?

 納谷 いや、まだ…はい。

 納谷は、雷神矢口の有刺鉄線バットの“洗礼”を繰り返し浴びるなど、尋常ではないデビュー戦を終え、右側頭部や体の各所から流血しながらも、記者の質問を冷静に聞き、1つ1つ、丁寧に答えた。新人離れした、堂々たる姿勢は試合での戦いぶりも、試合後の取材も変わらなかった。【村上幸将】

デビュー戦を勝利で飾り意気揚々と引き揚げる納谷(撮影・滝沢徹郎)

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大鵬遺影前で孫の納谷幸男、プロレスデビュー戦飾る

有刺鉄線バットを突きつける雷神矢口をにらみつける納谷幸男(撮影・村上幸将)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール

 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)がプロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦。5分54秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。納谷は開始早々、リングを軽やかなステップで右回りすると、13秒に右ミドルを浴びせ、矢口を沈めた。その後、場外戦に持ちこまれ、有刺鉄線バットで何発も殴られたが、ひるまずにリング上で応戦し、最後はパワーで完勝した。

 この日、会場には父の元関脇貴闘力(49)をはじめ母、弟も駆けつけた。納谷は、家族が大鵬さんの遺影を持っていたと明かし「力になった」と笑みを浮かべた。

 納谷と矢口には、納谷の父の貴闘力をも絡んだ因縁があった。貴闘力が鈴木みのると組み、14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行ったプロレスデビュー戦で、矢口が大仁田厚とタッグを組んで戦い、敗れていた。同戦で、当時リアルジャパンプロレスの練習生でセコンドについていた納谷が大仁田を捕獲し、貴闘力が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちする“アシスト”を矢口が恨んで、デビュー戦での対戦を熱望し実現した。

 この日は大相撲の大嶽親方(元十両大竜)も駆けつけ、北大路欣也、黒柳徹子、吉川晃司からは花が届いた。【村上幸将】

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納谷幸男、祖父大鵬の遺影を力に 全身血まみれ勝利

試合に勝利しポーズを決める納谷(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:リアルジャパンプロレス東京大会・30分一本勝負>◇14日◇後楽園ホール

 横綱大鵬の孫・納谷幸男(23)がプロレスデビュー戦で雷神矢口と対戦し、5分58秒、ニーリフトからの片エビ固めで勝った。

 納谷は開始早々、リングを軽やかなステップで右回りすると、開始13秒に右ミドルを浴びせて矢口を沈めた。その後も右ミドル、右前蹴りと、自信のある蹴りで矢口を追い込み、佐山サトル総監直伝の、フライングクロスチョップで矢口をなぎ倒した。

 それが場外戦に持ちこまれると、パイプ椅子などを使った乱戦の第一人者・矢口に試合の流れを持っていかれた。1度はリングに戻ったものの、右エルボーの誤爆から再び場外戦に持ち込まれると、矢口のセコンドの邪道軍に加え、1試合前の第4試合で反則負けした魔世軍2、5号と青柳総裁が乱入。納谷は羽交い締めにされ、パイプ椅子で殴られ、青柳総裁には腹に刀を突きつけられた。揚げ句に、開始3分過ぎに腹に矢口の有刺鉄線バットの“洗礼”を浴びた。さらに背中に2、3度と有刺鉄線バットを浴び、全身は血まみれ状態になった。

 それでも、開始5分でリングに戻ると、5分13秒に右ミドルを浴びせて矢口をもん絶させた。その後、背後から迫った魔世軍が、白い粉を浴びせてひるませようとしたのを読み、かわすと、粉は矢口に直撃し“誤爆”。苦しむ矢口にニーリフトを浴びせて、最後は片エビ固めで完全勝利した。

 この日、会場には父の元関脇貴闘力(49)をはじめ母、弟も駆けつけた。納谷は、家族が大鵬さんの遺影を持っていたと明かし「遺影を見た時は力が出ました」と笑みを浮かべた。

 祖父の遺影の横には、8日に亡くなった祖父の片腕で、日本相撲協会の世話人・友鵬勝尊(ゆうほう・まさたか)さん(本名・長崎勝=ながさき・まさる、享年60)の遺影も並んでいたという。納谷は「力をもらいました。友鵬さんにもお世話になりました」と感謝した。

 納谷と矢口には、納谷の父の貴闘力をも絡んだ因縁があった。貴闘力が鈴木みのると組み、14年4月16日に東京・代々木競技場第2体育館で行ったプロレスデビュー戦で、矢口が大仁田厚とタッグを組んで戦ったが敗れたこと。同戦で、当時リアルジャパンプロレスの練習生でセコンドについていた納谷が大仁田を捕獲し、貴闘力が矢口に張り手を浴びせてフォール勝ちするのを“アシスト”したことを矢口が恨んで、デビュー戦での対戦を熱望し実現した。

 この日は大相撲の大嶽親方(元十両大竜)も駆けつけ、北大路欣也、黒柳徹子、吉川晃司からは花が届いた。【村上幸将】

納谷幸男対雷神矢口 雷神矢口に強烈な蹴りを決める納谷(右)(撮影・滝沢徹郎)
長男の納谷幸男のデビュー戦を見守る元関脇の貴闘力(撮影・滝沢徹郎)

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