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ルイス・ネリ2階級制覇、アラメダとの全勝対決制す

<ボクシングWBC世界スーパーバンタム級王座決定12回戦>◇26日◇米コネティカット州アンキャスビル

悪童と呼ばれるWBC世界スーパーバンタム級1位ルイス・ネリ(25=メキシコ)が2階級制覇に成功した。

同級6位アーロン・アラメダ(27=同)との全勝対決で、ダウンも奪えなかったが手数で優位に。2~8ポイント差の3-0で判定勝ちを収めた。ネリは31戦全勝(24KO)となった。

ネリは17年にWBC世界バンタム級王者山中慎介から王座を奪ったが、18年の初防衛戦での再戦では体重超過で王座剥奪となった。WBCから6カ月資格停止処分後、19年の再起戦でも体重超過で試合が中止となり、スーパーバンタム級に上げた。

アラメダは25戦全勝(13KO)にもネリは「対戦相手のレベルが違う」と自信を見せての一戦。初回から前に出て手数で上回り、アラメダを下がらせたが、堅いガードを崩せずに決定打も奪えず。右パンチで浴びて目の下も腫らせ、10回には反撃のボディーに後退する場面もあった。

この興行ではWBC世界同級挑戦者決定戦もあり、元王者の同級3位ダニエル・ローマン(30=米国)がWBA世界バンタム級2位ファン・カルロス・パヤノ(26=ドミニカ共和国)に3-0で判定勝ち。WBA世界同級王者ブランドン・フィゲロア(23=米国)は10回TKOでV3に成功した。同級14位ダミアン・バスケス(23=同)にストップ勝ちした。

この結果、ローマンがネリの指名挑戦者となるが、早くもフィゲロアの名を挙げ、2団体統一を照準に置いている。さらに「来年はフェザー級で3階級制覇に挑戦する」と宣言している。

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Sバンタムに上げて王座狙うネリ、計量一発クリア

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

ボクシングWBC世界スーパーバンタム級1位ルイス・ネリ(25=メキシコ)が、前日計量を一発でクリアした。

26日に米コネティカット州アンキャスビルで、同級6位アーロン・アラメダ(27=同)と王座決定戦に出場する。25日に当地で前日計量があり、ネリはアラメダとともに55・1キロで、リミットを200グラム下回って1回でパスした。

ネリは17年にWBC世界バンタム級王者山中慎介から王座を奪ったが、18年の初防衛戦での再戦では体重超過で王座剥奪となった。WBCから6カ月資格停止処分後、19年の再起戦でも体重超過し、スーパーバンタム級に上げた。

ネリは30戦全勝(24KO)、アラメダは25戦全勝(13KO)。全勝のメキシコ人対決にも、ネリは「対戦相手のレベルが違う」と2階級制覇に自信満々。この興行ではWBA世界同級王者ブランドン・フィゲロア(米国)のV3戦もあり、「次はフィゲロアと戦いたい」と2団体統一を照準に置く。さらに「来年はフェザー級で3階級制覇に挑戦する」と宣言している。

他のカードでは世界バンタム級2冠王者井上尚弥と対戦予定だったWBO世界同級王者ジョリエル・カシメロ(フィリピン)、WBC世界ミドル級王者ジャモール・チャーロ(米国)の防衛戦、WBC世界スーパーウエルター級ジャーメル・チャーロ(同)とWBAジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)の王座統一戦などが開催される。

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山中戦で計量失敗ネリが2階級制覇に挑戦 9・26

ルイス・ネリ(2018年3月1日撮影)

ボクシングのあのお騒がせ男が2階級制覇に挑戦する。元WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(25メキシコ)はWBC世界スーパーバンタム級1位につけ、9月26日に米コネティカット州アンカスビルで、同級9位アーロン・アラメダ(26=同)との王座決定戦が決まった。13日に米メディアが報じた。現王者レイ・バルガス(29=同)が足のけがで休養王者となり、当初は挑戦者決定戦の予定が王座決定戦に格上げとなった。

ネリは17年にWBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)から王座を奪取したが、ドーピング疑惑が明らかになった。18年に再戦となったが、今度は体重超過で王座を剥奪された。日本では無期限活動停止処分も、WBCからは6カ月の資格停止処分で18年に復帰。4連勝していたが、昨年11月のWBC世界バンタム級挑戦者決定戦では、またも計量失格となっていた。

その後、ネリが階級を上げて3月にアラメダと対戦予定も、新型コロナウイルスのために延期となっていた。ネリは30勝(24KO)、アラメダは25勝(13KO)と、無敗のメキシコ人対決となる。

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井上尚弥、ネリは「ボクシング界から追放でいい」

2019年11月7日、ドネアに勝利しアリ・トロフィーを掲げる井上尚弥(撮影・鈴木みどり)

ボクシング元WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(24=メキシコ)が、またも体重超過の失態を犯した。

23日(日本時間24日)に米ラスベガスで前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのWBC世界同級挑戦者決定戦を控え、22日(同23日)に同地で前日計量に臨んだが、リミットより400グラム上回る53・9キロで計量に失敗した。

ネリ陣営は再計量せず、ロドリゲス陣営に罰金を支払う形での試合成立を働きかけたものの、拒否されて試合もキャンセルとなった。ネリは18年3月、山中慎介との再戦で体重超過し、WBC世界同級王座を剥奪。WBCに6カ月の資格停止処分を受けていた。2度目の体重超過を受け、同階級で2団体統一王者となった井上尚弥(26=大橋)はツイッターで「ネリどうしようもねぇな、、また計量失格。こんな奴にゴタゴタ言われたくない。ボクシング界から追放でいい」とつづった。

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ネリ、山中戦に続きまた体重超過 試合はキャンセル

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

ボクシング元WBC世界バンタム級王者で現WBC同級1位のルイス・ネリ(24=メキシコ)が、またも体重超過の失態を犯した。

23日(日本時間24日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで元IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのWBC世界同級挑戦者決定戦に向けた前日計量が22日(同23日)、同地で開かれ、ネリはリミットの118ポンド(53・5キロ)を1ポンド(約400グラム)上回る119ポンド(約53・9キロ)で計量失敗した。

米メディアによると、再計量の意思を示さず、ネリの1ポンド超過が確定。このため、ロドリゲス陣営は金銭的なペナルティーを科しての試合を拒否。試合キャンセルが決まった。今年5月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ準決勝で現2団体統一同級王者井上尚弥に2回TKO負けしたロドリゲスの再起戦でもあった。

ネリは18年3月、山中慎介との再戦で体重超過してWBC世界バンタム級王座をはく奪。WBCから6カ月の資格停止処分を受けていた。また17年8月、WBC世界同級王者だった山中への挑戦後、禁止薬物の陽性反応が出て物議を醸した。

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井上拓真も10分限定の公開練習「兄にバトンを」

シャドーボクシングで軽快な動きを見せる井上拓(撮影・横山健太)

ボクシングWBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(23=大橋)が29日、横浜市内の大橋ジムで10分間限定の公開練習を行った。

井上拓はWBCの緑のベルトをイメージした、緑メッシュ入り髪形で登場。11月7日、さいたまスーパーアリーナでの正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)との統一戦に向け、まず2回シャドーボクシングをした後、キレのあるミット打ちを1回だけ披露し、そこで公開終了。報道陣を閉め出し、調整を続けた。大橋会長は「大変失礼なのは分かっているのですが、大事な統一戦なので」と前日28日の兄尚弥に続く、異例の10分間限定公開をわびた。

練習前の会見では9日後に迫る試合に向け、自信を口にした。「五輪に2回出ているキャリアもあり、うまさもある」とウバーリの強さを警戒しつつも、「厳しい戦いになると思いますが、しっかり勝って、兄にバトンをつなげたい」と力強く宣言した。父である真吾トレーナーも「最低でも五分以上(に戦える)自信がある」。さらに「反応からすぐ対応できるスタイルができるようになった。今までは、ちょっと見て、考えるという間があったけど、今はない。瞬間、瞬間で対応できるようになった。それをそのまま出せれば」と自信をみせた。

今回ウバーリを下し王者となれば、11月23日のWBC世界バンタム級1位ルイス・ネリ(メキシコ)-同級5位エマニエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の勝者との指名試合が待つ。23日のWBC年次総会で決定し、大橋会長もこの日までに正式な連絡がきていることを明かした。井上拓は「今は目の前のウバーリ戦に向けて集中している状態なので、そこは気にしていない」と話した。

ポーズを決める井上拓(中央)。左は真吾トレーナー、右は大橋会長(撮影・横山健太)
黙々と連取準備をする井上拓(撮影・横山健太)
ミット打ちで軽快な動きを見せる井上拓(撮影・横山健太)
ミット打ちで軽快な動きを見せる井上拓(撮影・横山健太)

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井上拓真 ウバーリ戦勝てばネリ戦の可能性も

井上拓真

ボクシングWBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)が前WBC世界同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)と対戦する可能性が出てきた。

23日(日本時間24日)にメキシコ・カンクンで第57回WBC年次総会が開かれ、ランキング会議で同階級の指名試合ついて決定した。バンタム級では11月7日、さいたまスーパーアリーナで開催される井上拓-正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)の勝者が、11月23日に米国で予定される同級1位ネリ-同級5位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の勝者と指名試合を行うことを決めた。

ネリは18年3月、山中慎介との試合前日の計量で、体重超過して王座を剥奪。WBCによる6カ月の出場停止処分が解除された後に再起4連勝を挙げているものの、現在も日本ボクシングコミッションからは日本での活動について永久停止の処分を受けている。井上拓が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「まずは11月7日の王座統一戦に集中しています。勝ってから考えます」と説明した。

ネリと対戦するロドリゲスは5月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ準決勝で井上拓の兄尚弥に2回TKO負けを喫し、IBF王座から陥落。井上拓が王座統一に成功すれば、ネリかロドリゲスという日本人ボクサーに縁のある世界王者経験者との防衛戦が待ちかまえることになる。

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王者ネリがパヤノKO 再起4連勝で通算30勝飾る

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

<プロボクシング:WBCシルバー・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇20日(日本時間21日)◇米ラスベガス・MGMグランド・ガーデンアリーナ

前WBC世界同級王者となる王者ルイス・ネリ(24=メキシコ)が再起4連勝、区切りのプロ30勝目を飾った。

昨年10月にWBA・IBF王者井上尚弥(大橋)に1回KO負けを喫した元WBAスーパー王者フアンカルロス・パヤノ(35=ドミニカ共和国)との「元世界王者」対決。持ち前のパワフルさを押しだし、手数のパンチで攻め込んだ。接近戦となると、ロープ際やコーナーに追い詰めた。9回に入るとダメージで鼻血を出し始めたパヤノを再びコーナーに追い込んで左ボディーでダウンを奪取。9回1分43秒、KO勝利を挙げた。ネリの通算戦績は30勝(24KO)無敗、パヤノは21勝(9KO)3敗となった。

これでネリはWBC次期挑戦者の権利を得た。なお年内に予定されるWBC正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)-同暫定王者井上拓真(大橋)の勝者と対戦する見通し。

ネリは18年3月、山中慎介(帝拳)との試合前日の計量で、体重超過して王座を剥奪。6カ月の出場停止処分を受けた。同年10月に再起戦を行い、3回KO勝ち。同12月にもノンタイトル戦で7回TKO勝ちを収めた後、米プロモート大手のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約を結び、3月には元IBF世界スーパーフライ級王者マクジョー・アローヨ(プエルトリコ)を4回終了TKOで下していた。

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井上尚弥、ネリ戦決定のパヤノ「全力で応援します」

贈呈された新品のIBFベルトを持ってマカオから帰国したWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥

モンスターはパヤノを応援! ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)は、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で対戦したフアンカルロス・パヤノ(プエルトリコ)が7月20日、米ネバダ州ラスベガスで元WBC世界バンタム級王者で現同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)と対戦することに言及した。

出席していたIBF総会の開催地マカオから2日夜に帰国。パヤノ-ネリ戦が決まったことを受け「パヤノを全力で応援します」と口にした。

パヤノとは昨年7月、ロシアで行われたWBSS組み合わせ抽選会で初めて対面した。同10月の対戦で70秒KOで下した際にも、常に紳士的な対応を受け、好感を持っている。一方のネリは元WBC世界同級王者山中慎介との2試合で薬物違反、体重超過とルールを守らず、日本ボクシングコミッションから無期限資格停止処分を受けた。ネリとは直接的な交流がない井上は、拳を交えたパヤノの健闘を祈っているようだった。

また今年12月、東京での開催が予定される第32回WBO総会への出席にも前向きな姿勢。井上は「一番長いのはWBOのベルトなので。東京なら出たいですね」と話していた。

2018年10月6日、井上尚弥(左)とファイティングポーズを取るフアンカルロス・パヤノ

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井上尚弥が描く5階級制覇の青写真 ネリ戦にも意欲

18日の試合後、会見で笑顔の井上(右)。左から大橋会長、父の真吾トレーナー

【グラスゴー(英国)20日=藤中栄二】ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が5階級制覇の目標を掲げ、条件付きで元WBC世界同級王者ルイス・ネリ(24=メキシコ)との対戦にも前向きな姿勢を示した。

18日に同地でIBF王者ロドリゲスとの無敗王者対決を2回TKOで制した井上は20日までに日刊スポーツの取材に応じ、今後10年間のチャンピオンロードなどを口にした。

まずは年内にWBSS決勝でドネア(フィリピン)と対戦。さらに10年後について「僕は(2階級上の)フェザー級で活躍していると思います。10年後は引退しているかどうかぐらい。最終的にはフェザー級まで5階級ですね」と口にした。世界記録はデラホーヤ(米国)とパッキャオ(フィリピン)の6階級制覇。5階級制覇でもレナード、ハーンズ、メイウェザー(すべて米国)、アルセ(メキシコ)、ドネアら限られた選手しかいない。井上は「世界でも数人しかいないので」と日本人初の記録に挑む青写真を描いた。

昨年3月に体重超過でWBC王座を剥奪されたネリが処分が解けて活動を再開。現在、米国を拠点にしている。ネリがウエートを順守して王座戦線に本格的に戻ってきた場合に限って「対戦してもいいですよ」とのスタンスだ。井上は19日に移動したロンドンで一夜を過ごし、21日に帰国する。

18日、WBSSバンタム級準決勝 井上対ロドリゲス 2回、ロドリゲス(奥)から2度目のダウンを奪い拳を突き上げる井上(撮影・滝沢徹郎)

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衝撃KO井上尚弥をリング誌絶賛「止められるのか」

井上対ロドリゲス 2回、ロドリゲスに勝利し雄たけびを上げる井上(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)・バンタム級準決勝>◇18日◇英国・グラスゴー・SSEハイドロ

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2回1分19秒TKOでIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)を下し、WBSS決勝進出を決めた。

無敗王者対決を2回TKOで制した井上の衝撃度は世界のボクシング界に拡散された。認定ベルトも懸けた「ザ・リング」誌は公式ツイッターで「イノウエが2回にロドリゲスを倒した。脅威だ」と投稿。試合記事では「一体誰がこの男を止められるのか」と絶賛した。ライバルとして肩を故障中のWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、体重超過の処分が解けた元WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)が手強い相手として残ることも付け加えた。

試合後、決勝で戦うドネア(右)と記念撮影する井上(撮影・滝沢徹郎)

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体重超過で王座剥奪のネリ、井上尚弥への挑戦希望

チーズケーキとコーヒー飲料を手に息巻くネリ

プロボクシング前WBC世界バンタム級王者で同級1位のルイス・ネリ(24=メキシコ)が、年内にWBC正規王者ナルディーヌ・ウバーリ(フランス)かWBA正規王者井上尚弥(大橋)に挑戦したい意向を示した。

21日(日本時間22日)、母国のティファナで契約を結ぶフェルナンド・ベルトラン・プロモーターらと記者会見に出席。同プロモーターはウバーリと井上尚の名前を挙げ、今後、数カ月以内に米国で挑戦させる方向性を打ち出した。

ネリ自身も「(WBA世界同級スーパー王者ノニト・)ドネアととも対戦したい。素晴らしい戦いができる。私の才能、そして準備さえできていれば、どの王者でも勝てると思う」と自信をみせた。

18年3月に山中慎介(帝拳)との試合前日の計量で、体重超過して王座を剥奪されたネリは、6カ月の出場停止処分を受けた。同年10月に再起戦を行い、3回KO勝ち。同12月にもノンタイトル戦で7回TKO勝ちを収めた後、米プロモート大手のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約。

3月16日、米アーリントンでの再起3戦目では元IBF世界スーパーフライ級王者マクジョー・アローヨ(プエルトリコ)から4度のダウンを奪い、4回終了TKO勝ちを収めていた。

10月、1回KO勝ちでパヤノ(手前)を倒しガッツポーズする井上尚

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王座剥奪のネリ、復帰3戦目は完勝「勝てて幸せ」

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

<プロボクシング:バンタム級10回戦>◇16日(日本時間17日)◇米テキサス州アーリントンAT&Tスタジアム

前WBC世界バンタム級王者の同級1位ルイス・ネリ(24=メキシコ)が4回終了TKO勝ちで再起3戦目を飾った。

元IBF世界スーパーフライ級王者マクジョー・アローヨ(33=プエルトリコ)と拳を交え、2回に左アッパーでダウンを奪取。3回にも集中打でダウン、4回にも2度のダウンを奪うなど、一方的な試合展開だった。「米国で勝てて幸せ。彼は良い選手だが勝ててよかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

これでネリの通算戦績は29勝(23KO)となった。

ネリは18年3月、山中慎介(帝拳)との試合前日の計量で、体重超過して王座を剥奪。6カ月の出場停止処分を受けた。同年10月に再起戦を行い、3回KO勝ち。同12月にもノンタイトル戦で7回TKO勝ちを収めた後、米プロモート大手のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約を結んでいた。今回のアローヨ戦は契約後の初試合だった。

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ネリ以来空位のWBC王座…山中氏が井上拓真を激励

山中慎介氏(18年10月7日撮影)

12回防衛を誇るボクシング元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(36)が、同暫定王者井上拓真(23=大橋)による王座統一に大きな期待を寄せた。

米ラスベガスで開催されたWBC世界同級正規王座決定戦となる1位ノルダイン・ウバリ(32=フランス)-元WBAスーパー王者の3位ラウシー・ウォーレン(31=米国)戦をWOWOWの解説者として見届けた。

これで3-0の判定勝ちを収めたウバリが、暫定王者井上拓との王座統一戦に臨むことが決定。山中氏が18年3月、体重超過で同王座剥奪されたルイス・ネリ(メキシコ)に敗れ、空位となっていたWBC王座に2人の王者が誕生した。「拓真選手は世界王者としてまた力をつけて次の試合をやってくれると思う」とエールを送った同氏は、暫定王座統一戦で井上拓が対戦したタサーナ・サラパット(タイ)とウバリを比較。同じサウスポーであることに「前回の経験が生きてくると思う」とした上で「(サラパットよりも)ウバリは力強い。1発もウバリの方が持っているし、前回よりも警戒しないといけないと思いますね」と分析していた。

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暫定王座の井上拓真、次戦は統一戦へ「早く正規に」

一夜明けてカメラに向かってポーズを決める、左から父真吾トレーナー、井上拓、大橋会長(撮影・丹羽敏通)

ボクシングのWBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(23=大橋)が早くも王座統一戦への強い意欲を示した。

30日、東京・大田区総合体育館で同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)を判定で下し、WBA世界同級王者の兄尚弥(25)に続き、兄弟世界王者となった井上拓は31日、横浜市内の所属ジムで会見。「やっぱり仮にも暫定(王者)なので正規王者になるまでしっかりやりたい」と王座統一戦への思いを口にした。

バンタム級のWBC王座は体重超過したルイス・ネリ(メキシコ)が山中慎介に勝利した後から空位の状態が続いてきた。WBCは同級1位ウバリ(フランス)-同級3位ウォーレン(米国)の正規王座決定戦を指令したが、両陣営の交渉が難航。計画されてきた6月、10月が次々と流れ、12月もテレビ中継の問題で延期に。ようやく来年1月19日、米ラスベガスでWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)の防衛戦のアンダーカードとして再びスライドされたばかりだ。

井上拓は「まだ(決定戦に臨む2人の)情報は仕入れていない」といいつつも「早く正規王者になりたいですね」と王座統一戦を見据えれば、父真吾トレーナー(47)も「喜びはありますけどしっかり統一した時に本当の喜びが来ると思う」と気持ちを切り替えた。さらに大橋秀行会長(53)は「次は統一戦を絶対にやらないといけない。正規王座に臨む2人はいずれもサウスポー。良いサウスポーの練習パートナーを連れてきたいと思う」と準備を進める意向を明かしていた。

一夜明け、自身の勝利を報じる紙面を手に写真に納まる井上拓(撮影・丹羽敏通)

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体重超過失格男ネリが7カ月ぶり復帰戦で王座奪取

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

<プロボクシング:WBCバンタム級シルバー王座決定12回戦>◇6日(日本時間7日)◇メキシコ・ティファナ・ガスマートスタジアム

前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)が空位だったWBCシルバー王座を奪取した。ネリは今年3月に山中慎介との初防衛戦の前日計量で体重超過による失格で王座を剥奪され、資格停止処分を受け、これが約7カ月ぶりの復帰戦。ジェイソン・カノイ(28=フィリピン)と拳を交え、3回2分44秒、TKO勝利を収めた。ネリの通算戦績は27勝(21KO)となった。

ネリは昨年8月、山中慎介を下してWBC同級王座を奪取後、ドーピング違反が発覚。処分のないまま、山中と再戦が決まったものの、計量失格で王座を剥奪。翌日の試合でKO勝ちしたものの、WBCから6カ月間の資格停止処分を受けていた。

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王者ゴロフキン、アルバレス前日計量で一触即発状態

写真撮影で乱闘寸前になる王者ゴロフキン(右)と挑戦者アルバレス(AP)

今年最大のビッグマッチ「ミドル級頂上決戦第2弾」のゴングが迫ってきた。

WBAスーパー、WBC世界ミドル級タイトル戦(米ラスベガス)の前日計量が14日(日本時間15日)に行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)、挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)ともに一発でパスした。互いに向き合っての写真撮影「facetoface」では、アルバレスがゴロフキンに猛進し、そのまま額を付き合わし、関係者が制止に入る一触即発状態に。舌戦も含め、完全決着への盛り上がりは最高潮になってきた。

「第1弾」は1年前。当時3団体統一王者だったゴロフキンに、メキシコの至宝アルバレスが挑む世紀の一戦は、12回を戦い抜いて引き分けに終わった。その後再戦の機運が高まり、5月に決着戦が組まれたが、アルバレスのドーピング違反で延期となったことが、両者の因縁をより深くした。

アルバレスが陽性反応を示した禁止薬物クレンブテロールは、メキシコの家畜に使用されてはいるが、筋肉増強剤にあたる。元WBC世界バンタム級王者山中慎介さんの防衛を阻み、結果的に引退に追い込んだルイス・ネリ(メキシコ)が陽性反応を示したジルパテロールと同系統の物質で、ネリと同じようにアルバレスも「メキシコで食べた牛肉が汚染されていた」と故意ではないと主張。出場停止6カ月という短期間の処分で済んだ。

これに対し、ゴロフキンは「薬物入りの牛肉を誤って食べたという彼の主張は信じない」と批判したことで、両者は一気に敵対モードとなった。処分を終えたアルバレスは「ばかげたことに嫌な思いをしているが、それをこの試合に向けたトレーニングのモチベーションにしてきた。怒っている。でもおれは、それを試合で自分のため使うつもりだ」と憤りを隠さない。

前日計量で乱闘寸前まで高まった両者の感情は、どのようにリングで解き放たれ、どんな結末をもたらすか。WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の動向にも大きく影響してくる決戦は、日本時間16日午前11時以降に開始となる予定だ。

写真撮影でポーズをとる王者ゴロフキン(AP)
写真撮影でポーズをとる挑戦者のアルバレス(AP)

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井上尚弥&拓真兄弟で来春にもバンタム王座独占!?

ヤップに勝利した井上拓真(中央)は兄尚弥(左)と父真吾トレーナーと記念写真でポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<ボクシング:WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

世界3階級制覇王者で現WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟で同級10位の井上拓真(22=ともに大橋)が判定で同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)を下し、次期指名挑戦者となった。

現在、WBCバンタム級は前王者ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過による王座剥奪のために空位。それを受けた10月の王座決定戦、この勝者の指名試合を待ってから、井上の挑戦となる。早ければ来春にも世界初挑戦が実現する。所属ジムの大橋秀行会長は「私見ですが、兄尚弥のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)決勝と一緒にやるパターンもあるかもしれない」と兄弟世界戦の可能性を口にした。

兄尚弥は10月7日のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との初防衛戦を皮切りに階級の世界最強を決めるトーナメント、WBSS優勝に向けてスタートを切る。WBSSには3団体の王者が出場しており、優勝すれば日本初の3団体統一王者になる。尚弥も「自分が優勝して拓真も(世界戦で)勝てば、兄弟2人で独占。それもいいですよね。十分に(世界ベルトを奪う)力はあると思うので」とエールを送った。

日本勢ではWBA、WBC承認時代、亀田兄弟がフライ級を独占。世界ではクリチコ兄弟が、4団体でヘビー級を独占した。日本でIBF、WBOも承認された現在、兄弟で4団体制覇となれば国内初となる。兄弟のトレーナーで父の真吾氏は「その(独占)形になるなら、ぜひしてもらいたいですね。それまでトレーニングあるのみです」と一家の目標を掲げていた。

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井上尚弥が祝勝会、ドネアWBSS参戦は「楽しみ」

御礼のあいさつをする井上尚弥(中央)。左は父真吾トレーナー、右は弟拓真

 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)の3階級制覇祝勝会が、8日に神奈川県で開かれた。約500人がお祝いに駆けつけた。

 井上は3本のベルトを肩と手に、幟の花道を入場した。同じ日に1回KO勝ちの弟拓真、父真吾トレーナーのチーム井上として壇上に上がり、「多くの方に集まってもらいありがたい。みなさんの声援のおかげと」と代表して御礼のあいさつをした。

 次の目標は賞金争奪最強決定トーナメントとなるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の制覇だ。元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も出場が決定した。「昔はフットワークやフェイントなど参考にしていた。楽しみ。勝ち上がりだから誰でも当たる。面白い。すごい大会と思ってもらえれば」と話した。

 すでにWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場も決定している。元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)も参戦予定。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦に予定されている。9月に資格停止処分が解除される前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)の参戦もうわさされる。

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井上尚弥参戦のWBSS、元5階級制覇ドネアが出場

ドネア

 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦表明している賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の同級に、35歳の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も出場することが5日(日本時間6日)、公式サイトで発表された。

 同サイトを通じ、ドネアは「トーナメントに出場することを楽しみに準準備している」と参戦を表明した。また米メディアによると元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が参戦表明したと報じられた。

 既にWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が発表済み。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると公式サイトで発表されている。

 9月に資格停止処分が会場されるの前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)の参戦もうわさされ、負傷などで出場選手に辞退者が出るとの一部情報もある。

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