上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

WOWOWが井上尚弥の防衛戦を11月1日生中継

井上尚弥(20年2月撮影)

WOWOWは10日、ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)の防衛戦を生中継すると発表した。10月31日に米ラスベガスで、WBO同級1位ジェーソン・モロニー(オーストラリア)と対戦する。WOWOWプライムで11月1日午前10時30分から放送される。13日午前11時からは、WOWOWプライムで事前特別番組も放送される。

また、WOWOWライブで10月18日に世界ライト級4団体統一戦のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対テオフィモ・ロペス(米国)、WOWOWプライムで11月29日にマイク・タイソン(米国)対ロイ・ジョーンズJr.(米国)の元世界王者によるエキシビションマッチの生中継も発表された。

関連するニュースを読む

47歳デラホーヤ氏が現役復帰表明「リング恋しい」

オスカー・デラホーヤ氏(14年7月撮影)

ボクシング元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(47=米国)が現役復帰を表明した。米メディアが19日に報じた。数週間以内にスパーリングを開始し、エキシビションではなく公式試合で戦う意向を示した。

デラホーヤ氏は08年を最後に引退したが、過去にも復帰を示唆したことがあった。「うわさは本当だ。本当の戦いをする。ボクシングが好きで、リングが恋しい。今があるのはボクシングのおかげ。今はそれを失っている」と説明している。

今年復帰すれば12年ぶりのリングとなる。「長いブランクがあるが、ジャブはこれまで以上に速く感じる。この数週間でコンディションを完璧にし、近々スパーリングでそれを見せる」と意欲満々だ。

元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54)が、11月に元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.氏(51)と対戦が発表されている。これに触発されて「復帰を検討している」と話していた。

タイソン氏の復帰戦はエキシビションマッチの8回戦となっている。デラホーヤ氏は公式試合で復帰を明言。階級も154~160ポンドとリミット72・5キロのミドル級に照準も明かしている。

デラホーヤ氏は92年バルセロナ五輪で金メダルを獲得してプロ入り。94年のWBO世界スーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBO世界ミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオ(41=フィリピン)との敗戦が最後の試合となった。

その後はゴールデンボーイ・プロモーションズCEOとして、プロモーターとして活躍してきた。一方で薬物やアルコール依存でリハビリ施設に入っていたこともあった。

関連するニュースを読む

タイソン氏復帰戦11月延期「目撃する人は増える」

マイク・タイソン氏(2005年7月28日撮影)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54)の復帰戦が11月28日に延期された。主催者の動画投稿アプリを運営するトリラー社が11日に発表した。

元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.氏(51)と、当初は9月12日に対戦予定だった。米カリフォルニア州カーソンでのエキシビションマッチ8回戦で、延期は放映権の海外販売などによる収益増を狙ってのもの。15年ぶりリング復帰となるタイソン氏は「これでボクシング史上最大のカムバックを目撃できる人は増える。全力でいくから覚悟しておけ」、ジョーンズJr.氏も「用意はできていて、この状態を保っていく。激戦になる」とコメントしている。

関連するニュースを読む

タイソン氏“復帰戦”11月に延期へ 米雑誌報じる

マイク・タイソン氏(2005年7月28日撮影)

ボクシングの米老舗雑誌「ザ・リング」は10日、元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(54)-元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(51)とのエキシビション8回戦が延期されると報じた。

報道によると、当初予定されていた9月12日から11月28日にスライドされるという。会場は変わらずに米カリフォルニア州カーソンで調整中。情報筋によると、タイソン陣営がスケジュールを変更することで有観客試合として開催し、収益を最大化できると読み、ジョーンズJr.陣営と交渉。両陣営とも了解したようだ。

タイソンは氏は05年6月、ケビン・マクブライド戦で棄権による6回終了TKO負けを喫した後に現役を引退。その後、グローブを装着してリングに上がっていなかった。今回はエキシビションマッチとはいえ、約15年ぶりのカムバック、そしてレジェンド同士の「105歳対決」として注目を集めていた。

公開スパーリングが行われた帝拳ジムでマイク・タイソン氏(右)と記念撮影する長嶋茂雄氏(1988年3月10日撮影)

関連するニュースを読む

マイク・タイソン氏の“復帰戦”WOWOWで生中継

マイク・タイソン氏(2018年10月19日撮影)

ボクシングの元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54=米国)の“復帰戦”が、WOWOW「エキサイトマッチ」で生中継されることが、10日に発表された。

9月12日(日本時間13日)に、米カリフィルニア州カーソンで元4階級王者ロイ・ジョーンズJr.氏(51=米国)とエキシビションマッチ(8回戦)を行い、解説は元3階級王者長谷川穂積氏が務める。05年の試合を最後に引退したタイソン氏の現役時の戦績は50勝(44KO)6敗2無効試合。18年2月に引退したジョーンズJr.氏は66勝(47KO)9敗。伝説の2人による「105歳対決」は世界中で注目を集めている。

関連するニュースを読む

マイク・タイソン氏復帰戦11月延期か 米メディア

マイク・タイソン氏(18年10月撮影)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54)の復帰戦が、9月から11月に延期される可能性が出てきた。

9日に米メディアが報じた。9月12日に米カリフォルニア州カーソンで、元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.氏(51)とエキシビションマッチ8回戦で対戦が発表されていた。収益を上げるためで、11月28日に延期するという。海外へ放映権を販売するための時間の猶予や、開催を遅らせることで観客を入れることも検討材料にあるようだ。タイソンにとっては15年ぶりのリング復帰で、伝説の2人による105歳対決として注目されている。

関連するニュースを読む

伝説対決 タイソンvsジョーンズJr/両者比較

両者比較

あのタイソンが、ついにリングに戻ってくる。

ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54)の復帰戦が、23日に主催者から発表された。9月12日に米カリフォルニア州カーソンで、対戦相手は元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr氏(51)。エキシビションマッチの8回戦で15年ぶりに復帰し、伝説の2人の105歳対決となった。

マイク・タイソンの世界戦戦績
ロイ・ジョーンズJrの世界戦戦績

関連するニュースを読む

復帰戦タイソン氏「俺は手抜き知らない」オッズ優勢

東京ドームでタッブスを破り34連勝を達成したマイク・タイソン(1988年3月21日撮影)

あのタイソンが、ついにリングに戻ってくる。ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(54)の復帰戦が、23日に主催者から発表された。9月12日に米カリフォルニア州カーソンで、対戦相手は元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.氏(51)。エキシビションマッチの8回戦で15年ぶりに復帰し、伝説の2人の105歳対決となった。

   ◇   ◇   ◇

「I AM BACK」。タイソン氏はSNSを通じて、リング復帰を表明した。4月から迫力あるミット打ちの動画を再三投稿。キレ、スピード、破壊力あるパンチを繰り出し、チャリティーのエキシビションマッチでの復帰をアピールしていた。

タイソン氏には05年に6回TKO負け以来の試合となる。当時は無名に棄権負けして「もう戦うガッツも勇気もない」と話していた。15年ぶり復帰に「おれはまだやれるからだ。人生はまだ終わっていない。全力でいく。手抜きなんて知らない」と答えている。

ミット打ち動画が投稿されると、すぐに対戦相手に多くの名が上がった。耳かみ事件で連敗した因縁のイベンダー・ホリフィールド氏(57)ら。オーストラリアから2億円オファーも。選んだ相手は同じく最強と言われ、一時代を築いたジョーンズJr.氏だった。

ジョーンズJr.氏は「リングに戻るつもりはなかったが、私を選択した。ノーとは言えない。マイクのために例外を設けることにした」とコメント。ともに合意のサインをする動画をSNSに投稿した。

03年にヘビー級王座を獲得し、4階級制覇を達成した。ミドル級からヘビー級まで王座獲得は106年ぶりで、いまだ2人しかいない。18年に引退したばかりで2年ぶりの試合。伝説にはまだ早いが、スーパースター対決には違いない。

動画投稿アプリを運営するトリラー社が主催する。試合を有料で中継し、米メディアでは放送権料は5000万ドル(約53億円)とも報じられている。タイソン氏はファイトマネー全額を寄付するという。

ヘッドギアはつけす、12オンスのグローブを使用する。新型コロナウイルスのため、リングは屋外に設置される。すでのブックメーカーのオッズも出たが、タイソン氏が優位となっている。

関連するニュースを読む

タイソン氏「復帰戦」発表 9・12に105歳対決

マイク・タイソン氏(18年10月撮影)

ボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(54)が9月12日、元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(51)とのエキシビション8回戦でリング復帰すると23日、発表された。

音楽を中心とする米短編動画ソーシャルメディアプラットフォーム「トリラー」社が同日に発表したもので、会場は米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークが候補となる。

2人合わせて105歳となるレジェンド対決は、トリラーが3時間のPPV放送で中継し、試合までの舞台裏のドキュメンタリー映像も配信を予定している。また、この興行には音楽ライブ、ボクシングを含めた他競技の「アンダーカード」も用意されるという。

タイソン氏は5月、ジムワークに取り組むビデオをSNSに投稿し、チャリティーを目的としたリング復帰に意欲をみせていた。23日には自らのツイッターに「I AM BACK」とつづり、05年以来となるリング復帰、そしてジョーンズJr.氏とエキシビション戦に臨むことを表明。ジョーンズJr.氏も18年以来となるリング復帰とタイソン氏とのエキシビション戦に意欲を示していた。

関連するニュースを読む

タイソン氏「I AM BACK」対戦予告動画投稿

マイク・タイソン氏

ボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(54)が23日、自らのSNSを通じ、9月12日に米カリフォルニア州で元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(51)とのエキシビション8回戦に臨むことを表明した。15年ぶりにリング復帰し、ジョーンズJr.氏と対戦するとの計画が米メディアTMZスポーツなどで報じられたことを受け、23日に自らのツイッターを更新。両者が対戦する予告動画を投稿し「I AM BACK」と報告した。

米ヤフースポーツによると、会場はカリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークが最有力。同州体育委員会のアンディ・フォスター事務局長がタイソン、ジョーンズJr.両氏と話し合いを持ったとし、ヘッドギア着用はなし、12オンスのグローブを装着するルールで合意したという。またタイソン氏は自らのインスタグラムに「レジェンド・オンリー・リーグ」の結成を動画で報告。複数競技のアスリートたちが何かの形で参加することも予告した。

また18年に現役引退していたジョーンズJr.氏は「マイクはレジェンド。彼と一緒にリングで戦うことを拒否するのはおかしいでしょう。私はリングに戻るつもりはなかったが、マイクのために例外を設けることに同意する」とコメントしたという。2人合わせて105歳のレジェンド対決は実現することになりそうだ。

タイソン氏は05年6月、ケビン・マクブライド戦で棄権による6回終了TKO負けを喫した後に現役を引退。その後、グローブを装着してリングに上がっていないものの、ここ最近は練習動画を投稿し、鍛え上げた肉体なども公開。チャリティー形式のエキシビション戦に意欲を示し、過去には対戦相手として2度の対戦経験があるイベンダー・ホリフィールド氏(57)らが挙がっていた。

関連するニュースを読む

タイソン氏がロイ・ジョーンズJr氏と9月に対戦へ

タイソン氏

エキシビション戦でのリング復帰を目指しているとされるボクシングの元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(54)が9月12日、米カリフォルニア州で15年ぶりにリング復帰すると23日、米メディアTMZが報じた。報道によると、対戦相手は元世界4階級制覇王者のレジェンド、ロイ・ジョーンズJr.氏(51)で対戦に既に同意。18年に現役引退した同氏は「その話は本当だ。マイクはレジェンド。彼と一緒にリングで戦うことを拒否するのはおかしいでしょう。私はリングに戻るつもりはなかったが、マイクのために例外を設けることに同意する」とコメントしたという。

試合は8回戦のエキシビション戦の見通し。2人合わせて105歳となるレジェンド対決が実現すれば、大きな注目となりそうだ。ジョーンズJr.氏は「自分にとって拒否できない機会。彼と戦いたい人がいる中で彼は私を選択した。そうしてノーと言えるだろうか」と前向きな姿勢だった。

タイソンは氏は05年6月、ケビン・マクブライド戦で棄権による6回終了TKO負けを喫した後に現役を引退。その後、グローブを装着してリングに上がっていないものの、ここ最近の練習動画の投稿で動向が注目されていた。特にチャリティー形式のエキシビション戦に意欲を示し、対戦相手として2度の対戦経験があるイベンダー・ホリフィールド氏(57)らが挙がっていた。

関連するニュースを読む

井上尚弥の最強3傑入りを「ザ・リング」編集長示唆

5回、ドネア(手前)を激しく攻める井上尚(撮影・横山健太)

<プロボクシング:ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝>◇7日◇さいたまスーパーアリーナ

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)がWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)を下し、日本人初となるパウンド・フォー・パウンド(PFP)トップ3入りする可能性が高まった。1922年創刊の米老舗ボクシング誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長(49)が7日までに日刊スポーツの取材に応じ、現在PFP4位井上尚のさらなるランクアップを示唆した。

   ◇   ◇   ◇

ザ・リングは世界最古のボクシング専門誌として編集委員会に各国記者らを加えたメンバーで毎月独自に各階級、PFPの世界10位までのランキングを決めている。ESPNなど独自のPFPランクを発表しているが、最初に始めたのはザ・リング。世界のファンからもっとも信頼されているランキングだ。

その責任者となるフィッシャー編集長は、まず井上尚が高く評価されていることを力説した。「多くのメディア関係者、ランキング委員会メンバーは、既にPFPランキング上位に井上尚の名があることに対して異論がない」。現在のPFPは1位にアルバレス、2位にロマチェンコ、3位にはクロフォードというビッグネームが並んでいる。「ドネア戦での試合の勝ち方によります」と前置きした上で「トップとの対戦がここ数年ないクロフォードよりも井上尚が上位にランクされる可能性は十分にあると思います」と解説した。

今年に入ってザ・リングは2度も井上尚を表紙に選択した。単独表紙は日本人ボクサーとして初めての名誉だった。同編集長は「ボクシングマニアからの反応は井上尚が飾ったどちらの表紙も絶大な反応を受けて好評でした。SNSなどの反応はお祭り騒ぎのようで何週間も続いた」と反響の大きさに驚いたという。

5月のWBSS準決勝にはザ・リング認定ベルトが懸けられ、井上尚が勝利してつかんだ。実力と人気を兼ね備えたモンスターに、同編集長は「少なくとも25~30年さかのぼっても、井上尚は日本から出てきたもっとも才能があり、有望な選手。一番重要であるリング内で戦う上での頭の良さも持ち合わせている」と分析。来年から米本格進出を果たす井上尚に向け「世界レベルとの対戦を続けてほしい。今後、米国の一般スポーツファンの間でも名の知られる初の日本人ボクサーになれるでしょう。階級を上げていけば(6階級制覇王者)パッキャオのような存在になれる逸材」と大きな期待を寄せていた。

◆ザ・リング 米国で1922年の創刊当初からボクシングのみを基本線に扱う月刊専門誌。毎月、ボクサーのランキングを独自の基準で選定するなど、ボクシング界では最も歴史と権威ある雑誌とされ「ボクシングの聖書」とも呼ばれる。同誌編集委員会に各国記者らを加えたメンバーで毎月独自に各階級、パウンド・フォー・パウンドで世界10位までランキングを発表。設立当初から独自に認定した王者にチャンピオンベルトも授与。02年より本格的に各階級ごとのベルト授与も開始。また年間最優秀選手など表彰も行う。

◆パウンド・フォー・パウンド 異なる階級の選手を体重差がなかったとして比較した場合の最強王者を示す称号。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズ、近年ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーがPFPの評価を受けた。「ザ・リング」でトップ10入りした日本人は井上以外では元WBCバンタム級王者の山中慎介、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志がいる。

井上尚はWBSS優勝を果たしアリ・トロフィーをファンに披露する(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

村田諒太に名伯楽アダムス氏が難敵王者の攻略法伝授

公開練習で、参謀役のケニー・アダムストレーナー(左)と笑顔で記念撮影する村田(撮影・浅見桂子)

ボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が「名伯楽」に難敵王者の攻略法を伝授された。7月12日、エディオンアリーナ大阪で、昨年10月に判定負けを喫した現王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦を控え、13日に都内の所属ジムで練習を公開。84年ロサンゼルス、88年ソウル両五輪で米国代表を指導し、計29人の世界王者を育てた名トレーナー、ケニー・アダムス氏(78)に戦術面の助言を受けた。

   ◇   ◇   ◇

78歳の名指導者の「頭脳」が援軍となった。村田が「刺激として考え方、見方が違うのでいい」と見つめた先には米国人トレーナー、アダムス氏がいた。9日に来日、10日から約1週間の日程で、ジムワークの視察を受けている。約30年間、米軍に所属し、厳しい規律訓練スタイル。2度スパーリングも見てもらい、村田は「軍隊のような感じ」と細かい助言を受けた。

現在も5階級制覇王者のWBA世界バンタム級スーパー王者ドネア(フィリピン)を指導する同氏は、帝拳ジムの本田会長と旧知の関係にあり、今回の招請が実現した。昨年10月の村田-ブラント戦を動画チェックしたという同氏は「相手を待ちすぎた。村田の持ち味の右ストレートが打てていなかった。ブラントはトリッキーに動くので、プレッシャーをかけて1、2、3と連打していかなければ」と指摘した。

さらに「私は元軍人。相手攻撃を消す動きをして、自らが打つことを軍で覚えた。ブラントに攻撃させない動きがある」とボディー攻撃でブラントの体力を削るプランを公開。詳細は明かさなかったが「最初に自分から攻撃し、最後も自分が攻撃しなければいけない」と作戦の一端を示した。本田会長は「1つの意見として聞いている。先入観なく見てもらえている」と戦略面の充実ぶりを口にした。再戦まで残り約1カ月。村田は「今はボクシングの感じがいい」との手応えを胸にブラント攻略法を仕上げていく。【藤中栄二】

◆ケニー・アダムス 1940年9月25日生まれ、米ミズーリ州スプリングフィールド出身。6歳の時にボクシングを始め、12歳でアマチュアの試合に出場し、200戦以上の試合を経験。トレーナー転身後は米国のアマボクシングに初めて筋力トレを導入。84年ロサンゼルス五輪で米国代表コーチを務め、金9個、銀1個、銅1個の獲得に貢献。88年ソウル五輪では監督に就任し、ロイ・ジョーンズJr.(元4階級制覇王者)らを擁して金3個、銀2個、銅2個を獲得。ベトナムを含めて約30年間、米陸軍に所属していた。

公開練習で、汗を飛ばしながらミット打ちする村田(撮影・浅見桂子)
公開練習で、リングに縄を張り、真剣な表情でリズム練習する村田(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

井上尚弥が世界最強ランク9位「さらに上目指す」

PFP9位に入り、初選出された井上尚弥

 プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)が12日(日本時間13日)、米老舗ボクシング専門誌「リングマガジン」が独自に選定するランキング「パウンド・フォー・パウンド」(PFP=全階級を通じての最強選手)で9位に入り、初選出された。1位に無敗の3階級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、3位にはミドル級3団体統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)ら豪華な名前が並び、WBCバンタム級王者山中慎介(33=帝拳)も8位にランク入りした。

 5月8日の2度目の防衛戦(東京・有明コロシアム)に向け、横浜市内のジムで練習を行った井上は「自分が入っていいのかなという複雑な気持ちだが、評価していただいて素直にうれしい。1位にはロマゴンがいるし、さらに上を目指して頑張っていきたい」と刺激を受けた様子だった。

 ◆パウンド・フォー・パウンド 異なる階級の選手を体重差がなかったとして比較した場合の最強王者を示す称号。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズ、最近ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーがPFPの評価を受けた。ボクシング界で最も権威のある「リング」のランキングでトップ10入りした日本人は、山中、内山に次いで井上が3人目。

関連するニュースを読む

八重樫12・30復帰戦で3階級王座を狙う

会見後の練習でミット打ちを行う八重樫(撮影・山崎哲司)

 ボクシングの前WBC世界フライ級王者八重樫東(31=大橋)が、12月30日に東京体育館で、1階級下の同ライトフライ級王座決定戦に出場することが10日に発表された。現在同級3位にランクされており、同級1位のペドロ・ゲバラ(25=メキシコ)と対戦する。9月にローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との激闘に敗れ、王座陥落。再起戦でのタイトル挑戦で、勝てば亀田興毅に続く日本人2人目の3階級制覇となる。

 目の前のビッグチャンスにも、八重樫は冷静だった。しっかりと前を見つめ、言った。「ボクシングを始めた時は2階級制覇とか、3階級挑戦とか夢にも思わなかった。自分は恵まれている。チャンスをもらえたのは運もあるし、応援してくれる人のおかげ。そういう人の気持ちに応えたい」。淡々と言葉をつなぐ姿が、固い決意を表した。

 9月にゴンサレスと歴史に残る打撃戦を展開も、王座陥落。それでも「負けて強くなってきた」と称される男の心は折れなかった。12年4月の井岡一翔とのミニマム級団体王座統一戦に敗れた時と同じく、顔の腫れが引くとすぐに練習を再開。「落ち込んだのは1日ぐらい。自分は大ざっぱな性格。やる時は、やる」。同門の井上尚弥の王座返上で巡ってきたチャンスにかける思いは強い。

 世界挑戦経験もあるゲバラとの一戦は「体重」が大きなテーマとなる。減量はフライ級時の6キロから8キロに増える。日本人の複数階級制覇挑戦で、今回の八重樫と同じく上の階級から下げて挑んだのは長谷川穂積のみ。未知の戦いに「ロイ・ジョーンズなど名選手が『上げて下げて』に失敗してきた。そこには何かあるし、取れれば達成感につながる」と思いを口にした。

 ファンは熱戦を期待するが、八重樫自身が追い求めるのは勝利のみ。「前回の試合と比べられると思うが、激しい試合はしたくない。勝つボクシングをする」と力を込めた。人生を切り開いてきた拳で、3本目のベルトを取りに行く。【奥山将志】

 ◆日本人選手の3階級制覇挑戦 亀田興が10年12月にムニョスとのWBAバンタム級王座決定戦に勝ち、WBAライトフライとWBCフライ級王座に続き、日本人初の3階級制覇を達成した。その以前には、ファイティング原田がフライ級、バンタム級王座を獲得し、69年7月にWBCフェザー級王者ファメションに敵地で挑戦。3度のダウンを奪うも判定負けし「幻の3階級制覇」と言われている。また、井岡弘樹、長谷川穂積、井岡一翔も挑んだが失敗した。

関連するニュースを読む

内山高志が今夜「PFP」証明へ

計量をパスした内山(右)は、金子と引き締まったボディーをアピールする

 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34=ワタナベ)が、7つ星を胸に日本人最強を証明する。今日31日、東京・大田区総合体育館で同級4位・金子大樹(25=横浜光)とのV8戦に臨む。30日の計量はリミットより100グラム軽い58・8キロでクリア。入場用ガウンの右胸裏にV7を示す7つ星を入れ、日本の「パウンド・フォー・パウンド」を証明する。

 日本ボクシング界の大トリを務める男が、その自覚を口にした。今日31日の世界戦3試合の中で、内山のV8戦がゴング時間も、テレビ放送も一番遅い。「日本の皆さんが今年最後に見るボクシングになる。良い試合を見せたいと思う。明日はフルパワーで必ず勝ちます」と右拳を握った。計量はリミット58・9キロでパスした挑戦者の金子を横目に、58・8キロでクリア。昼食はパスタと雑炊を口にし、夕飯は恒例のうな重を食べ、減量した肉体を回復させた。

 日本人の現役世界王者で最多となる8度目の防衛戦を迎える。今年5月、スポンサー契約を結んだナイキ社の特製ガウンの右胸裏に、V7王者を意味する7つの星を刻んだ。同社から「内山選手の栄光をたたえたもの」と提案された。ガウンは、29日にジムに到着。今年5月以来、約7カ月ぶりの防衛戦に「やっとまたリングに立てる。試合する姿を見せられますね」と気持ちを高めた。

 大みそかには、日本人のスーパーフェザー級でトップクラスの内山、三浦、金子がリングに立つ。三浦はWBC王者、挑戦者の金子も返上したばかりの日本同級王座を4度防衛し、6連続KO勝利中と勢い十分。この興行が決定して以降、内山は「日本人で最強でありたい」と発言し続けてきた。現在の日本人王者の中では、同階級が最も重い。全階級を通じ、日本で一番強い最強ボクサーを示す「パウンド・フォー・パウンド」を証明するには十分すぎる舞台が整った。

 内山は「他選手は気にならない。自分の実力を見せたい。自分の強さを見せるだけ」と、自らに言い聞かせるように話した。V8防衛を達成し、日本最強をアピールすることだけに集中していた。【藤中栄二】

 ◆パウンド・フォー・パウンド(PFP) 全階級を通じた最強王者を示す称号。ボクシングは17階級あり、世界主要の認定王座も4団体に分かれ、王座そのものが増加しているため、最強ボクサーを示す意味で用いられる。世界ミドル級、世界ウエルター級両王座を獲得したシュガー・レイ・ロビンソンが最初にPFPと呼ばれたとされる。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズもPFPと呼ばれ、最近ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーがPFPとの評価を受ける。またキックボクシングや総合格闘技でも、同じく最強王者の称号として使われている。

関連するニュースを読む

村田諒太に「金トリオ興行」オファー

公式会見の記念撮影に臨むアラム氏(左)と村田(撮影・小沢裕)

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの村田諒太(27=三迫)が「金メダルトリオ興行」の出場オファーを受けたことが23日、分かった。米プロモート最大手トップランク社に所属する同五輪ライト級金のワシル・ロマチェンコ(25=ウクライナ)、同ライトフライ級金の鄒市明(ゾウ・シミン、32=中国)と同じ興行で試合を行う豪華プランだ。村田は同日、都内で東洋太平洋ミドル級王者・柴田明雄(31)と同席でプロデビュー戦会見に出席した。

 2日後にプロデビュー戦を控えた記者会見に出席した村田の真横には、今年6月に契約を結んだトップランク社CEOの大物プロモーター、ボブ・アラム氏(81)が並んで座った。自らミドル級で手がけてきた伝説ボクサーの名を挙げ、村田をほめちぎった。

 アラム氏 私がプロモートしたレナード、ハグラー、ジェームズ・トニー、ロイ・ジョーンズ、ロベルト・デュランという歴代のミドル級ボクサーがいるが、村田は肩を並べる偉大なボクサーになる。

 村田の潜在能力の高さにほれ込み、同氏はプロデビュー戦前から大イベントの出場オファーを出していた。トップランク社は村田のほか、ロマチェンコ、鄒市明というロンドン五輪金メダリストと契約を結んだ。関係者は「アラム氏は近々、金メダリスト3人を一挙に集める大きな興行をやるつもり」と説明。早ければ来春にも開催する意向で、会場はトップランク社のあるロサンゼルスやラスベガス、アジアではシンガポールやマカオが候補になりそうだ。

 さらにアラム氏は、村田の世界戦を海外で行う計画も明かした。トップランク社によるアジア戦略の拠点の1つとなるシンガポール、そしてボクシングのイベントに積極的なモナコを開催地の候補として挙げた。最後は「村田のデビュー戦が終われば、もっといい話ができると思う」と締めくくった。その言葉を耳にした村田は「まだデビュー前のボクサー。プロのリングでやらないと」と恐縮しきりだった。

 会見後、村田は都内でジムワークを打ち上げ、契約体重となる73キロから200グラムアンダーまで減量できた。壮大な世界進出プランも、プロデビュー戦の結果次第となる。村田は「まず柴田選手という大きな壁を越えたい」と、強い決意をにじませた。【藤中栄二】

 ◆トップランク社 弁護士のキャリアを持つボブ・アラム氏が主宰するプロボクシングの米最大手プロモート会社。マイク・タイソンをプロモートしたことで知られるドン・キング氏とは70年代からライバル。キング氏がヘビー級を中心とした重量級を中心に偏るが、アラム氏は中量級や軽量級も含めて幅広く手がける。同社はシドニー、アテネ両五輪バンタム級で連続金メダルを獲得したWBA・WBO世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドーや、アテネ五輪フライ級金メダルでWBA世界スーパーフェザー級暫定王者ユリオルキス・ガンボア(ともにキューバ)ら金メダリストと契約し、スター選手に育成している。

関連するニュースを読む

シウバ 伝説元王者とボクシング対決熱望

 UFCミドル級王者のアンデウソン・シウバ(38=ブラジル)が25日(日本時間26日)、伝説の元世界王者とのボクシング対決を熱望した。元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr(44=米国)と拳を交えたい気持ちを明かし「私は彼と戦いたい。彼も私と戦いたがっている。戦うことで私自身をテストしたい」と宣言。シウバは7月6日(同7日)のUFC162大会(米ラスベガス)で同級1位クリス・ウィドマン(28=米国)とのV11戦を控えている。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

超満員西岡戦は史上最多観衆/ボクシング

<プロボクシング:世界スーパーバンタム級王座統一戦>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州カーソン、ホーム・デポ・センター◇観衆7665人

 会場のホーム・デポ・センターはボクシング興行では史上最多7665人の超満員の観衆で埋まった。ビッグマッチにふさわしく、米ケーブルテレビHBOの解説者として元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・ジュニア、メキシコのテレビ局の解説者として元世界3階級制覇王者フリオ・セサール・チャベス、同マルコ・アントニオ・バレラら名王者が駆けつけた。

関連するニュースを読む

「金」村田に4階級元王者とデビュー戦案

ジョーンズと対戦も不可能な夢ではない金メダリストの村田諒太(撮影・PNP)

 村田選手、お金より夢とロマンを語りましょう-。元K-1王者で東洋太平洋ヘビー級8位の藤本京太郎をプロデュースする角海老宝石ジムの萩森健一氏(46)は17日、48年ぶりの日本人金メダリストになった村田諒太(26)獲得への意欲を見せた。協栄ジムの金平会長が1億円と具体的な金額を提示するが「お金の話は先にいうのは失礼だし、水面下でするもの」とプロの夢とロマンを訴える作戦に出た。

 プロデビュー戦から大きな夢を持つ。元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJrとの対戦だ。ジョーンズは88年ソウル五輪の誤審で金メダルを逃しながら、村田と同じミドル級からヘビー級まで計4階級で世界王座を獲得。萩森氏は「ジョーンズとのルートはある」と不可能な夢ではないことを強調した。

 東洋大職員とプロボクサーの両立の持論も持つ。「サラリーマンボクサーはたくさんいる。リスク最小限でプロに挑戦してほしい」。08年には元WBA世界ライト級王者小堀佑介氏をプロデュースし世界の頂点に導いた実績もある。「ヘビー級の試合でプロの魅力を味わってほしい」と、まずは京太郎の次戦(9月19日、東京・後楽園ホール)の招待状を送る。

関連するニュースを読む