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王者伊藤雅雪ロス合宿へ メイウェザー参戦には異論

恒例のロサンゼルス合宿に出発した伊藤

ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が、今年末の「ボクシング締め」を誓った。

「僕はボクシングにプライドを持っている。負けたくない」と言及したのは、試合開催が不透明となっているボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(41=米国)対キックボクサー那須川天心(20)との異種格闘技戦。伊藤は12月30日に東京・大田区体育館のトリプル世界戦のメインで、同級1位イフゲニー・シュプラコフ(28=ロシア)を迎えての初防衛戦が控えるが、メイウェザー戦はその翌日となる12月31日に予定されている。

まず、1人のボクサーとしてメイウェザーの判断に首をひねった。「やめてほしい。ショックですよね、ショー的な要素があるのに出るというのは。偉大なボクサーなので、やらないでほしい」と疑問を呈した。現役競技者としてボクシングに誇りを持つ。「RIZINやK-1もすごいスポーツだと思うし、リスペクトはありますが、ボクシングのように世界中でこれだけ認められているスポーツはなかなかない。精査されて、日本、世界でランキングがしっかりあって。敷居の高さがある。その価値の高さを見せたい」と意気込む。

日本人として37年ぶりに米国で王座奪取したのが7月。この日は恒例となった米国ロサンゼルスでの1カ月強の合宿へ向け、出発成田空港で取材に応じた。世界の強豪ひしめく中量級のスター候補は、「なので、つまらない試合と思われたくない。スキルの違いを見せることも責任だと思っている。その中でスターになれたらいいですね」と、格闘技が乱立する年末興行戦線でのインパクトを狙う。

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井上尚弥の弟、拓真が暫定王座決定戦 12月30日

3大タイトルマッチを発表した左からWBC世界ライトフライ級王者拳四朗、WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪、WBC世界バンタム級4位井上拓真(撮影・中島郁夫)

ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟でWBC世界同級4位井上拓真(22=ともに大橋)が12月30日、東京・大田区総合体育館で同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(24=タイ)と同暫定王座決定戦に臨むことが7日、発表された。当初は同級1位ノルダン・ウバリ(フランス)と同級3位ルーシー・ウォーレン(米国)による同王座決定戦が予定されていたが、両者の交渉が進んでいないため、WBCから次期挑戦者権を持つ井上拓とペッチの暫定王座が承認された。

また同日にはWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が同級1位イフゲニー・シュプラコフ(28=ロシア)との初防衛戦、WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が同級8位サウル・フアレス(27=メキシコ)との5度目の防衛戦に臨むトリプル世界戦となる。

ファイティングポーズを決めるWBC世界バンタム級井上拓真(撮影・中島郁夫)

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左拳23連打のヒョードルが来年1月ベイダーと決戦

エメリヤーエンコ・ヒョードル(2015年12月撮影)

米総合格闘技ベラトールMMAは17日(日本時間18日)、来年1月26日にカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムでヘビー級GPトーナメント決勝戦を開催すると発表した。

決勝進出者は「氷の皇帝」こと元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(42=ロシア)と、元UFCファイターのライアン・ベイダー(35=米国)の2人。10月12日のベラトール207大会でベイダーがマット・ミトリオン(米国)に判定で勝って決勝進出を決めた。翌13日の同208大会では、ヒョードルが怒濤(どとう)の左拳23連打をふり下ろし、元UFCファイターのチェール・ソネン(米国)にTKO勝利を収めていた。

UFC岡見勇信、次戦相手は19戦無敗クンチェンコ

12月のUFCアデレード大会に参戦することが決まった岡見勇信(右)JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

UFCウエルター級を主戦場とする元ミドル級ランカー岡見勇信(37)が、12月2日の豪アデレード大会に参戦することが17日、発表された。対戦相手は19戦全勝のアレクセイ・クンチェンコ(34=ロシア)に決まった。06年にUFCデビューした岡見が5年後、当時のミドル級王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)に挑戦経験のある実力者。13年に1度解雇となったものの、17年のUFC日本大会で復帰。今年4月のディエゴ・リマ戦で判定勝利を飾っていた。

対戦するクンチェンコは今年9月にUFCデビューしたばかりの新星ながら戦績は無敗を誇る。チアゴ・アウベスにも判定勝ちしており、勢いがある。身長187センチの岡見に対し、同172センチとされるクンチェンコと身長差も話題になりそうだ。

岡見がUFCを通じて出したコメントは次の通り。

「試合が決まり、嬉しく思っています! 前回の試合が終わってからの半年間、さらに強くなること、次の対戦相手を容赦なくフィニッシュすること、より獰猛(どうもう)になることを意識して、日々ハードトレーニングをしてきました。クンチェンコはこれまでの戦績はまだ無敗の選手なので、UFCにて21戦目を迎える私にとって、対戦相手として申し分ない選手だと思っています。とはいえ、クンチェンコに敗北の味を初体験させて、私はアジア人初のUFCチャンピオンになるため、さっさと次のステップへと参ります。彼との対戦はただの通過点に過ぎず、私のゴールはその先なのです。どうぞご期待ください」

12月2日のUFCアデレード大会でアレクセイ・クンチェンコと対戦する岡見勇信JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

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王者テテ判定V3で4強も敗者粘りに敬意 WBSS

<ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦:WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇13日(日本時間14日)◇ロシア・エカテリンブルク

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が判定勝ちで準決勝進出を決めた。挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)とのWBSS1回戦。1回にダウンを奪った後、自らの長身を生かし、長い距離からリズムよく強烈なパンチを放った。五輪メダリストでアマ経験豊富な相手の技術的な動きを見極めながら的確なパンチをヒットさせた。

終盤の10回にテテ、11回にはアロイアンにもホールディングの減点1があった。ジャッジ3人の採点はテテが3-0(114-111、114-111、114-110)で支持された。

3度目の防衛に成功したテテは「良いファイトだった。私と12回まで戦ったアロイヤンはベストの選手の1人だと証明した。頭のいい選手。彼が来年以降、世界王者になると信じている」と敬意を表した。準決勝は11月3日に予定されているWBAスーパー同級王者ライアン・バーネット(英国)-元5階級制覇王者ニノト・ドネア(フィリピン)の勝者となる。テテは「いつもバーネットと試合したいと思っている。彼がドネアを倒すだろうと信じているよ」と口にした。

なお別ブロックではWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決め、20日に予定されるIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の勝者と対戦することになっている。

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ヒョードル怒濤の左拳23連打 GP決勝進出 

エメリヤーエンコ・ヒョードル(2015年12月撮影)

<総合格闘技:ベラトール208大会>◇13日(日本時間14日)◇米ニューヨーク・ロングアイランド・ナッソーコロシアム

「氷の皇帝」と呼ばれる元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(42=ロシア)が怒濤(どとう)の左拳23連打をふり下ろしてのTKO勝ちで同級GP決勝に進出した。

メインイベントのGP準決勝で、元UFCファイターのチェール・ソネン(41=米国)と対戦。1回、ワンツーで最初にダウンを奪うと立ち技でのファイトを要求し、今度はすくい投げでソネンを転がした。上から拳をふり下ろして相手の体力を削った。

3分経過後、ソネンの片足タックルでテークダウンを許したが、相手の隙を突いて上に乗ると、そのまま左拳で相手顔面を23回連続で殴り続けてレフェリーストップ。1回4分46秒、TKO勝利を飾ったヒョードルは「ソネンが良い準備をして臨んできたね」とロシア国旗を両肩にかけて満足そうに話した。

GP決勝は元UFCファイターのライアン・ベイダー(35=米国)との顔合わせに決定した。金網の中で視察に訪れていたベイダーと向かい合って握手も交わしたヒョードルは「彼は偉大で強い選手だ。シリアスな試合になるだろう。とても良い決勝戦の相手になる」と淡々と口にしていた。

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王者テテ判定勝ちで準決勝進出 WBSSバンタム級

<ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦:WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇13日(日本時間14日)◇ロシア・エカテリンブルク

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が判定勝ちで準決勝進出を決めた。挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)とのWBSS1回戦。1回にダウンを奪った後、自らの長身を生かし、長い距離からリズムよく強烈なパンチを放った。五輪メダリストでアマ経験豊富な相手の技術的な動きを見極めながら的確なパンチをヒットさせた。

終盤の10回にテテ、11回にはアロイアンにもホールディングの減点1があった。ジャッジ3人の採点はテテが3-0(114-111、114-111、114-110)で支持された。

3度目の防衛に成功したテテは「良いファイトだった。私と12回まで戦ったアロイヤンはベストの選手の1人だと証明した。頭のいい選手。彼が来年以降、世界王者になると信じている」と敬意を表した。準決勝は11月3日に予定されているWBAスーパー同級王者ライアン・バーネット(英国)-元5階級制覇王者ニノト・ドネア(フィリピン)の勝者となる。テテは「いつもバーネットと試合したいと思っている。彼がドネアを倒すだろうと信じているよ」と口にした。

なお別ブロックではWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決め、20日に予定されるIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の勝者と対戦することになっている。

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元PRIDE王者ヒョードル、GP準決勝へ計量パス

13日(日本時間14日)に米ニューヨーク・ロングアイランドで開催される総合格闘技興行ベラトール208大会の前日計量が12日(同13日)、同地で開催された。

メインイベントとなるヘビー級GP準決勝で、元PRIDE同級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(42=ロシア)が、元UFCファイターのチェール・ソネン(41=米国)と対戦する。ヒョードルは236ポンド(約107・4キロ)、ソネンは227ポンド(約102・9キロ)でパス。計量後、両者は握手を交わして10秒ほどのにらみ合い、再び握手で別れた。

ヒョードルは4月のGP1回戦で元UFCヘビー級王者フランク・ミア(米国)に48秒でTKO勝ちし、復活を証明したばかり。UFCでミドル級やライトヘビー級を主戦場としたソネンに勝利し、GP決勝に駒を進めたいところだ。

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井上尚弥と別ブロックのテテ豪語「王座手放さない」

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決めたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の別ブロック1回戦となるWBO世界同級タイトルマッチは13日(日本時間14日早朝)、ロシア・エカテリンブルクで開催される。

12日には同地で前日計量が開かれ、王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)はリミット(53・5キロ)よりも700グラム軽い52・8キロでパス、挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)も300グラム少ない53・2キロでクリアした。両者は軽く抱き合った後、10秒ほどにらみ合いを展開。最後はグータッチして健闘を誓い合った。

14年7月に来日したテテは神戸で帝里木下(千里馬神戸)とのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦に勝利。英国を中心に防衛戦を重ねており、敵地のロシアであっても余裕の笑み。「王座を手放すことは決してない。常にタイトル保持だよ」と豪語する。

アロイアンはアマチュア時代、世界選手権優勝、ロンドン五輪胴メダルでなど経験豊富だが、王者は「確かに彼はアマ経験豊富だろうが、背が高く厄介な、動きの滑らかなサウスポーに直面することになるだろう」と風格さえ漂わせた。

一方のアロイヤンは「プロ5戦目だが、アマチュアでたくさんの経験をしてきた。WBSSの戦いは大きなチャンス。トロフィーをつかむことが私のゴール」と口にしていた。

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ヒョードル撃破ミトリオンとベイダー体重差11キロ

米総合格闘技のベラトール207大会は12日(日本時間13日)、米コネティカット州アンカスビルで開催される。同団体のヘビー級GP準決勝がメインイベント。

11日(同12日)には同地で前日計量が開かれ、同準決勝で対戦するマット・ミトリオン(40)とライアンベイダー(35=ともに米国)が出席した。ミトリオンは255ポンド(約115・6キロ)、ベイダーは229・5ポンド(約104キロ)でパス。ミトリオンが11キロ以上も重いことが判明した。

ミトリオンは17年6月に元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)を下した。ベイダーは1階級下のライトヘビー級で、ベラトール王座を獲得した。階級の違う元UFCファイター同士の激突ながらも注目が集まっている。

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王者テテが会見「戦いの準備ができている」

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決めたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の別ブロック1回戦となるWBO世界同級タイトルマッチ公式会見が11日(日本時間12日)、ロシア・エカテリンブルクで行われた。

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が、挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)と同席。いち早くWBSS参戦を表明していたテテは「良い調整ができた。戦いの準備ができている。世界王者として調整と適応ができていなければならないし、アロイヤンがどんな戦い方をしてきても対応して倒すだろう」と自信を示した。

一方、プロ4戦4勝ながらアマチュア経験豊富なアロイヤンは「地元のエカテリンブルクで戦うという事実が、私の最高のものを引き出すだろう。戦う準備はできている」と口にした。

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井上尚弥1発KO、拳四朗V/ボクシング世界戦詳細

<プロボクシング:トリプル世界戦>◇7日◇横浜アリーナ

ボクシングのトリプル世界戦で、WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)を1回KOで下した。

V4を狙うWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)を7回2分47秒、TKOで下し4度目の防衛に成功。

WBA世界スーパーライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)は同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)を判定で下し初防衛に成功した。

WBA世界バンタム級タイトルマッチ(WBSS1回戦)

王者井上尚弥(25=大橋)1回KO同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)

【1回】 互いに距離を探るように様子見。開始59秒、井上が最初の攻撃でワンツーを放つ。左ジャブ、右ストレートがともに顔面を打ち抜くと、体をくの字に曲げて崩れるように倒れたパヤノは立ち上がれず。1分10秒KO勝利で防衛に成功し準決勝進出

◆井上尚弥のコメント

「最高ですね。(KOの場面は)手応えもすごく拳から伝わってきて、相手の倒れ方もかなり効いているなと。この一撃で終わったと思いました。WBSS初戦を最高の形でスタートがきれたと思う。海外でも日本でのパフォーマンスを出すことができれば、スーパースターに近づいていけると思います」

パヤノを下し、ベルトを巻いて勝ち名乗りを受ける井上(撮影・滝沢徹郎)

1回KO勝ちでパヤノを倒した井上は息子の明波くんを抱きながら笑顔を見せる(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちでパヤノを倒し、息子の明波くんを抱きながら笑顔を見せる井上(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちでパヤノを倒した井上はファンの声援に応える(撮影・鈴木みどり)

1回、パヤノ(左)にパンチを決める井上(撮影・滝沢徹郎)

1回、パヤノ(左)にパンチを決める井上(撮影・滝沢徹郎)

1回、パヤノ(左)をダウンさせた井上(右)(撮影・滝沢徹郎)

1回KO勝ちした井上は、騒然とするファンに高々とベルトを掲げる(撮影・浅見桂子)

井上(左後方)1回KOでパヤノを倒し、ガッツポーズする(撮影・鈴木みどり)

1回KO勝ちした井上はガッツポーズする(撮影・浅見桂子)

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ

王者拳四朗(26=BMB)7回TKO同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)

【1回】 拳四朗が左ジャブで距離を測りながら動く。メリンドが何度か懐に入ろうとするが、拳四朗が慌てずさばく

【2回】 20秒過ぎにメリンドが遠い距離から踏み込んで大きな右フックを浴びせる。

【3回】 シャブで距離を保つ拳四朗。なかなかパンチがヒットしないメリンドが距離を縮めにかかるが、拳四朗がしっかり距離を保つ

【4回】 メリンドがさらに距離を縮めようとするが、拳四朗が懐に入らせない。2分20秒過ぎに拳四朗が放ったワンツーがメリンドを捉える。終了間際に拳四朗がメリンドの顔面にパンチを集める。4回終了時のジャッジは39-37で3者とも拳四朗リード

【5回】 距離を保ちながら、拳四朗が手数を増やし始める。2分30秒過ぎ、右ストレートがメリンドのボディーを捉える

【6回】 50秒過ぎに拳四朗の右アッパーがメリンドの顔面にヒット。ひるんだメリンドに拳四朗が連打で畳みかける。右カウンターから再び右アッパー、右フックがメリンドの顔面にヒット。前にようとするメリンドの動きも左ボディーで1発で止める。メリンドが左目の上から出血

【7回】 手数の落ちたメリンドに対し、拳四朗が優位に試合を運ぶ。1分30秒過ぎにワンツーからの右ストレートがボディーにヒット。メリンドの足が止まったところを連打で畳みかける。2分47秒、メリンドの左目上の出血が激しくなり、レフェリーが試合がストップ。続行不可能でドクターストップとなり、拳四朗がTKOで4度目の防衛に成功

◆拳四朗のコメント

「自分のボクシングを貫いた。距離感も良かったと思います。(相手は)タフでプレッシャーも感じたが、自分のジャブを信じた。これからもどんどん防衛を重ねて具志堅さんの記録を抜くくらい大物になりたい」

防衛に成功し父、寺地BMBボクシングジム会長(右)と記念撮影する拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

7回、メリンド(後方)にTKO勝利しガッツポーズする拳四朗(撮影・浅見桂子)

7回、流血するメリンド(右)(撮影・滝沢徹郎)

7回、メリンド(右)を流血させた拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

6回、メリンド(左)にパンチを決める拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

1回、メリンド(右)にジャブを放つ拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ(WBSS1回戦)

王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)判 定同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)

12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)

12回、ドロヤノフスキー(左)と激しく打ち合うレリク(撮影・浅見桂子)

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レリク準決進出もWBSS規定の引き分けなら敗退…

トヤノフスキー(右)に判定で勝利し勝ち名乗りを受けるレリク(左)(撮影・滝沢徹郎)

<ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦:WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ

スーパーライト級の採点で珍事が起きた。今回はトーナメントのWBSSのため、通常の3人のジャッジに加え、引き分けだった場合に備えて、第4のジャッジも採点した。

同級は王者キリル・レリク(ベラルーシ)が3-0の判定で初防衛し、準決勝に進出した。ジャッジ3者とも115-113だったが、引き分けに備えて採点した4人目は114-114の引き分けだった。もし4人目も含めて引き分けの場合はカウントバック方式となる。これは最終回から順番に採点を比較する。今回を当てはめると、最終回は全員がエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)の優位。レリクが王座は防衛しながら、準決勝へ勝ち上がりはできない事態となるところだった。

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王者レリク初防衛「相手がタフで驚いた」準決勝進出

7回、右ストレートを放つレリク(右)(撮影・滝沢徹郎)

<ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS):スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇横浜アリーナ◇1回戦

王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が初防衛に成功し、準決勝に進出した。同級1位の元IBF王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)との1回戦。序盤からレリクが積極的に前に出て、終盤の反撃をしのいで、ジャッジ3者とも115-113で判定勝ちした。

試合はリーチのあるトロヤノフスキーがジャブを突いてきたが、レリクがかわしながら前へ出た。2回には大振りの左フックからロープに背負わせ、連打を見舞った。9回にもロープに詰めたが決定打は奪えず。終盤はトロヤノフスキーが反撃してきたが、最終回のゴング前に右腕を突き上げて勝利をアピールした。

ともに高いKO率の強打者対決にしては、もう一つ盛り上がり、見せ場を欠く試合になった。レリクは「12回までいってしまった。KOを狙いすぎ、ダウンをとれなかった。相手がタフで驚いた」と話した。準決勝では10月27日に米ニューオーリンズで行われる、WBC暫定王者レジス・プログレイス(29=米国)と元WBOライト級王者テリー・フラナガン(29=英国)の勝者と対戦する。

トロヤノフスキーはIBF王者時代に、小原佳太(三迫)をリング下まで落とすKO防衛を飾っていた。その強打は不発に終わった。過去10回が最長ラウンドとあって「12回まで戦ったのは初めて。自分としては満足している」と話していた。

12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)

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元2階級王者マクレガー復帰戦飾れず、現王者に完敗

UFC復帰戦で敗れたコナー・マクレガー(AP)

<UFC229大会>◇6日(日本時間7日)◇米ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

元2階級(フェザー級、ライト級)同時制覇王者コナー・マクレガー(30=アイルランド)が1年11カ月ぶりのUFC復帰戦で敗れた。ライト級タイトルマッチ5分5回で、26勝無敗の王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)に挑戦し、4回3分3秒、裸絞めで一本負けを喫した。

昨年8月、元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とボクシングルールで戦い、3000万ドル(約33億円)を稼いだとされるマクレガーが、因縁の現王者に完敗した。18年のUFC最大の一戦と言われる同カードは、2回に王者の右ストレートを顔面に浴びてダウンしたマクレガーが3回に逆襲に転じた。ところが4回にマウントポジションを取られ、上から拳をふり下ろされて大ダメージ。最後は背後からの裸絞めでタップせざるを得なかった。さらに試合後、ヌルマゴメドフから襲撃を受け、両陣営を巻き込んだ大乱闘に発展。王者陣営から3人の逮捕者が出たほどだった。

試合後、UFCデイナ・ホワイト社長は「ヌルマゴメドフが王座剥奪される可能性はあるだろう。(米ネバダ州)コミッションの処分を受けなければならない」と厳しいコメントを残した。

ハビブ・ヌルマゴメドフ(右)と対戦するコナー・マクレガー(AP)

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C・マクレガー復帰初戦で王座挑戦「穏やかで冷酷」

UFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(左)にUFC復帰戦で挑戦する元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー

UFC229大会は6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される。メインイベントには昨年8月、元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とボクシングルールによる「メガファイト」に挑んだ元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(30=アイルランド)がUFC復帰戦に臨む。復帰初戦で、いきなりの王座挑戦。

26勝無敗のライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(29=ロシア)に挑戦(5分5回)し、王座奪回を狙う。「オクタゴンでオレは穏やかで、冷酷になれる」と意気込む。

4日に同地で開催された公式計量では、マクレガーが154・5ポンド(約70・08キロ)、王者ヌルマゴメドフは155ポンド(70・31キロ)でクリアした。顔を合わせた両者は一触即発ムード。2人の間に入ったUFCデイナ・ホワイト社長の制止を無視し、にじり寄ったマクレガーが王者の手をはねのけ、左前蹴りで威嚇するシーンもあった。2人の因縁が深いことを物語るピリピリムードだった。

今春、マクレガーの練習仲間がヌルマゴメドフと激しい言い合いをしたことが発端だった。4月のUFC223大会(米ニューヨーク)の2日前にはヌルマゴメドフが乗車した選手用バスをマクレガーが仲間とともに襲撃し、逮捕された。7月末、裁判所で司法取引に応じたことで、5日間の社会奉仕活動、負傷した選手たち関係者への損害賠償金を支払いのみで済んだ。この「因縁」もあり、全米で大きな注目を集めるカードとなった。

昨年のメイウェザー戦の報酬だけで3000万ドル(約33億円)を稼いだとされるマクレガーが、1年11カ月ぶりに迎えるUFC復帰戦のファイトマネーも高額だ。報酬だけで300万ドル(3億3000万円)。ノートリアス(悪名高い)の愛称通りの言動が多い、マクレガーのカムバックが大きな注目を集めている証明だろう。

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石井慧が歴戦の雄ミア撃破「決めきれずに反則勝ち」

石井慧(17年4月撮影)

<組み技格闘技:QUINTET3大会>◇5日(日本時間6日)◇米ネバダ州ラスベガス・オーリンズアリーナ

08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(31)がグラップリング(打撃なし、関節と組み技のみ)ルールで、元UFCヘビー級王者フランク・ミア(39=米国)に勝利した。

IQレスラー桜庭和志(49)が主宰する同大会で実現した重量級のシングルカード。ミアのタックルの動きに合わせて背後を取った石井は、立ち上がろうとした相手を大内刈りなどでマットに倒した。上に乗り、横四方固めの形で関節技を狙うもののブレイク。再び石井が大外刈りでマットに倒し、横四方の形でミアを抑え込むと、北南絞めを狙ったところで終了。そのまま延長戦に突入すると、再び北南絞めで攻め続け、消極的な姿勢となったミアに指導が入り、石井の勝利が決まった。

試合後、自らのツイッターで「勝ちましたが決めきれずに反則勝ちでした」と振り返った石井だが、対戦が実現したミアは2度、UFCヘビー級王座を獲得。アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)、ブロック・レスナー(米国)、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)、ミルコ・クロコップ(クロアチア)ら名だたる王者を下してきた関節技の名手。17年にUFCとの契約が終了した後も、米総合格闘技団体ベラトールFCでエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)と対戦するなど現役を続ける「歴戦の雄」を下したことは大きな自信になったはずだ。

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王者レリク陣営が計量後に一騒動もパフォーマンス?

7日の横浜アリーナでのボクシングトリプル世界戦の前日計量記者会見が6日に都内で行われた。

WBA世界スーパーライト級は王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が63・1キロとリミットより400グラムアンダー、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)はリミットでパスした。メインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦でもある。

初防衛を目指すレリクは「日本に来られてうれしい。すべてにわたってしっかりフィニッシュしたい」、トロヤノフスキーは「WBSSに出場できて光栄。計量もクリアし、あとはしっかり勝ちたい」と話した。ともに落ち着いた表情で静かな口調だったが、計量後のグローブチェックで一騒動あった。ともに違う製品を持ち込んだが、レリク陣営が声を荒らげて猛烈な抗議をした。周囲は取り直し問題は解消したが、関係者は「パフォーマンスぽかった」と苦笑していた。

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王者レリク強打さく裂予告「日本は温かい人ばかり」

WBSSの会見を終え記念撮影に納まるレリク(右)とトロヤノフスキー(撮影・河野匠)

7日の横浜アリーナでのボクシングトリプル世界戦の記者会見が5日に都内で行われた。

WBA世界スーパーライト級は東欧対決で、メインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ1回戦でもある。初防衛を目指す王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)は初来日だが「日本は温かい人ばかり気に入っている。どちらがよりハードパンチャーかを見てもらいたい」。強打さく裂を予告した。同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)はIBF王座を3度防衛した実力者。「日本のファンにも自分の力を見せつけたい。新しい可能性を見いだす試合にする」と王者返り咲きを期した。

WBSSの会見を終え記念撮影に納まる、左からレリク、プロモーターのザワーランド氏、トロヤノフスキー(撮影・河野匠)

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王者レリク「全力を尽くす」初防衛戦へ調整問題なし

キリル・レリク(2018年10月1日撮影)

7日の横浜アリーナでのボクシング・トリプル世界戦の予備検診が4日に都内で行われた。WBA世界スーパーライト級は、王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)がリーチ174センチで、同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)が183センチと9センチの差があった。

レリクは「怖がることはなく、大したことない」と気にしていなかった。トレーナーも「アウトボクシングもファイトもできるから問題ない」。相手のトロヤノフスキーも「それは考えにない。トーナメントにふさわしい、面白い試合をする」と答えた。

レリクは試合の10日前に来日していたが、トロヤノフスキーは4日前の前日3日に来日となった。「遅れたわけでなく予定通り。少し散歩したが、ロシアと気候も変わりない」と問題ないと強調していた。

この試合はメインの井上尚弥(大橋)と同じ階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ1回戦となる。レリクは「まず初防衛に全力を尽くす。楽しみ」と話した。

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