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KIDさんとUFC初陣、元王者ジョンソンがV誓う

3月のONE日本大会に出場する元UFC王者コンビ。DJこと元フライ級王者ジョンソン(左)と元ライト級王者アルバレス

シンガポールを拠点とする格闘技興行ONEチャンピオンシップと契約した元UFC王者コンビが白星発進を約束した。ONE日本大会(3月31日、東京・両国国技館)で同団体デビュー戦を迎える元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン(32)、元UFCライト級王者エディ・アルバレス(35=ともに米国)が22日、都内のホテルで取材に応じた。

ONE日本初上陸となる区切りの大会で、ジョンソンは新たに始まるフライ級GPにエントリー。GP1回戦では若松佑弥(23)と対戦する。UFC最多となる11回防衛の記録を持つジョンソンは「UFCではすべてのことをやり尽くした。ONEでは新たなモチベーションで戦う。まずはGP制覇だよ」とやる気満々。昨年9月に他界した山本KID徳郁さん(41歳で死去)とは11年2月、お互いにUFCデビュー戦で対戦した間柄。「新宿に行ったら今でもKIDさんのポスターが張られていて驚いた。亡くなったのは悲しいことだ」と表情を曇らせる場面もあった。さまざまな思いを胸に秘め、ジョンソンは「すべてにおいて初めて日本で試合することは楽しみ」と口にした。

また09年10月のDREAM12大会(菊野克紀戦)以来の日本での試合となるアルバレスは「10年ぶりぐらいにの日本になり、戻ってきたような気持ちなんだ。日本でONEデビュー戦ができるなんて日本との運命を感じる」と感慨深げだ。初めて北米拠点の2団体(UFC、ベラトール)両方で王座を獲得したファイター。ティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)と対戦するライトGP1回戦に向け「どこに行っても目標は必要。ここでも王者になる。3月はKOか一本でフィニッシュしたいね」と自信たっぷりだった。

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元UFC王者ジョンソンがピラニア若松退治へ自信

ファン向けに腕ひしぎ逆十字固めを指導する元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン

3月31日に東京・両国国技館で初開催されるアジアの格闘技興行ONEチャンピオンシップに出場する3選手の公開練習が21日、都内のジムで開かれた。UFC記録の11度防衛をマークした元UFCフライ級王者デミトリアス・ジョンソン(32)、初めてUFCとベラトール両団体で王座を獲得した元ライト級王者エディ・アルバレス(35=ともに米国)、ONE女子アトム級王者アンジェラ・リー(22=シンガポール)が練習を公開。ファン向けに技術指導なども展開した。

ONEデビュー戦が日本大会となったジョンソンは「興奮している」と笑顔。若松佑弥(23)とのONEフライ級GP1回戦に向け「(若松の)試合をチェックしたが若くて手数が多い選手。2人のピラニアがケージで戦うことを楽しみにしてください」と自信たっぷりに話した。日本マットのDREAMでも活躍したアルバレスはONEライト級GP1回戦としてティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)と激突。「相撲の国技館という会場でONEデビューできるなんてうれしい。待ち遠しくて仕方ないよ」と気合を入れ直した。

また2階級同時制覇を目指し、ONE女子ストロー級王者シン・ジュナン(31=中国)に挑戦するリーは「3月は日本で、もう1つのベルトを持って帰りたい」と意気込みを示した。

なおONEチャンピオンシップ日本大会「A NEW ERA新時代」(3月31日、東京・両国国技館)主要カードは次の通り。

<1>ONEライト級タイトルマッチ5分5回

王者エドワード・フォラヤン(35=フィリピン)-挑戦者青木真也(35)

<2>ONEミドル級タイトルマッチ5分5回

王者アウンラ・ンサン(33=ミャンマー)-長谷川賢(31)

<3>ONE女子ストロー級タイトルマッチ5分5回

王者ミョン・ジンナン(31=中国)-挑戦者アンジェラ・リー(22=シンガポール)

<4>ONEフライ級GP1回戦5分3回

デミトリアス・ジョンソン(32=米国)-若松佑弥(23)

<5>ONEライト級GP1回戦5分3回

エディ・アルバレス(35=米国)-ティモフ・ナシューヒン(29=ロシア)

ファン向けに技術指導を展開する元UFCライト級王者エディ・アルバレス(右)
3月31日のONE両国大会に向けて公開練習に臨んだONE契約選手たち。左からリー、アルバレス、ジョンソン

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アンドラーデが完勝で初防衛、27戦全勝17KO

<プロボクシング:WBO世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇18日◇米ニューヨーク

同級王者デメトゥリアス・アンドラーデ(30=米国)が完勝で初防衛に成功した。同級8位アルツール・アカボフ(31=ロシア)の挑戦を受けたが、右ジャブで試合をコントロール。大きな左やボディーを打ち込んでリードし、10回には右目上をカットさせた。流れは変わらず、12回2分36秒にレフェリーストップ勝ち。アンドラーデは27戦全勝(17KO)となった。

ミドル級はWBCとWBAスーパー王者サウル・アルバレス(メキシコ)とIBF王者ダニエル・ジェイコブス(米国)が5月4日に3団体統一戦で対戦する。WBA王者はロブ・ブラント(米国)で、前WBA王者村田諒太(帝拳)がWBAで7位、WBCで4位、IBFで6位につけている。

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高橋竜平が英語で王者宣言、日本人初の世界戦出場

高橋竜平

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級10位高橋竜平(28=横浜光)が16日、米ニューヨークで世界初挑戦を控えて記者会見に臨んだ。

18日に同級王者T・Jドヘニー(32=アイルランド)に挑戦する。高橋は「マジソン・スクエア・ガーデンで試合の機会を与えてくれて感謝している。いいファイトを見せて世界王者になる」と堂々と英語であいさつした。日本人がマジソン-での世界戦に出場するのは初めて。写真撮影ではフェイスオフもしたが「自分より少し小さいと思ったがさすがにオーラがあった」と話した。試合の模様はDAZNで中継される。

メインはWBO世界ミドル級王者デメトゥリアス・アンドラーデ(30米国)が同級8位アルツール・アカボフ(31=ロシア)の挑戦を受ける。セミでは4階級制覇を狙うWBC世界スーパーライト級2位ホルヘ・リナレス(33=帝拳)が、パブロ・セサール・カノ(29=メキシコ)と挑戦者決定戦を行う。

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ヒョードルから初タップ奪った元王者は米で試合せず

PRIDEに参戦した元UFCヘビー級王者ファブリシオ・ヴェウドゥム(41=ブラジル)がUFCに対し「もう米国で戦うことはない」と通告し、今後は日本、ロシア、欧州で戦う考えを明かした。

昨年4月の薬物検査で陽性反応が出たことで、USADA(全米アンチ・ドーピング機構)から20年5月22日までの2年間の出場停止処分を受けている。UFCとは、あと2試合の契約が残っているという。

アリ・アブドゥルアジズ・マネジャーがUFCと交渉に臨み「まずは復帰戦をロシアでやる。もう米国で戦うことはない。日本、ロシア、欧州で戦う。マネーの問題でない。彼はたくさんやりたいことをフリーになり行うことを望んでいる」とコメントした。

ヴェウドゥムは10年6月、米ストライクフォーズで元PRIDEヘビー級王者ヒョードルから総合格闘技ルールで初めてタップを奪い、話題となった。(デーブ・レイブル通信員)

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拳四朗V5「ボクシングトリプル世界戦」6・3%

6回、サウル・フアレス(左)に右フックを放つ拳四朗(2018年12月30日撮影)

昨年12月30日にフジテレビ系で生放送された「フジボクシング2018伊藤雅雪・井上拓真・拳四朗トリプル世界戦」(午後7時)の視聴率が2日、6・3%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)と分かった。関西地区は8・8%だった。

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチは、王者伊藤雅雪(27=伴流)が、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を7回2分11秒にTKOで破り、初防衛に成功した。

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦は、同級5位の井上拓真(23=大橋)が、同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)に3-0判定で勝利して、同級暫定王者になった。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは、王者拳四朗(26=BMB)が、同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)に3-0判定で勝利して、5度目の防衛に成功した。

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伊藤雅雪 防衛報じる各紙を前に「やりたかった」

「一夜明け会見で新聞各紙を広げる写真撮影がやりたかったんです」との夢を叶えたWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が31日に都内で、初防衛成功から一夜明けて会見した。挑戦者の同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を7回TKOで、初の国内での世界戦でメインを張って凱旋(がいせん)防衛した。「なんとか乗り切った安心感がある。日本でできて、気持ちのいい幸せな時間だった」と振り返った。防衛を報じる各紙を前にしての写真撮影には「ずっとこれがやりたかった」と満面の笑みを見せた。

相手の頭で左目上をカットし、左ほおには赤いアザが残った。「いい試合をしたい気持ちが前面に出て、ガチャガチャした。負傷判定とか、引き分けとか考えて焦った。対応に時間がかかった。切ったり、腫らしたりしないようにしないと」と、まずは試合内容を反省。一緒に会見した拳四朗が「きれいな顔でうらやましい」と悔しがった。

5回からは距離をとって、回って、コンビネーションで、一方的と言える展開に持ち込んだ。「胸へのジャブ、ガードの精度とか、練習したことができた。試合はコントロールでき、収穫も多い」と口にした。「今朝も走りたくなった。筋肉痛もダメージも全くない」と6回までもフルマークの完勝を示していた。

試合後はホテルに戻り、深夜に岡辺、エルナンデスの両トレーナーと目の前にあるデニーズに行き、ハンバーグを食べたという。7月の米フロリダでの試合後もデニーズで食事した。防衛後の恒例行事になりそうだ。ネットで試合映像を見て、朝5時ごろから3時間ほど眠った。しばらくは休養し、1月には家族で海外旅行を計画している。

V2戦は白紙も春ごろを希望する。WBC王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)が伊藤を対戦候補の1人に挙げている。伊藤はWBAスーパー王者ガーボンタ・デービス(米国)、IBF王者テビン・ファーマー(米国)らの名も挙げた。

「場所はどこでも名のある相手、勝てないと思われる相手とやりたい。世界中に印象づけたい。ライト級も頭の片隅にはある」。その言葉の裏には、最速3階級制覇ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と対戦の夢がある。

正月飾りの前ガッツポーズするWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(左)とWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(撮影・中島郁夫)

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伊藤雅雪「本物証明」20戦全勝の指名挑戦者に完勝

初防衛に成功し両手を広げて喜ぶ伊藤(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が、7回TKOで初防衛に成功した。日本人5人目の米国で奪取から5カ月ぶりの凱旋(がいせん)試合で、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と対戦。5回から距離をとって攻勢となり、7回に2度コーナーに追い込むと相手陣営がギブアップ。7回2分11秒TKO勝ちで、初の日本での世界戦でメインを飾った。

伊藤は右ボディーでコーナーに追い込むと、顔面へ連打でラッシュした。相手はマウスピースを吐き出し時間稼ぎも、再びコーナーにくぎ付けにしてラッシュ。相手陣営が試合役員にギブアップを伝え、レフェリーストップ勝ち。ダウンはなかったが7回TKOで、メインとしてトリプル世界戦をきっちり締めた。

前の2試合は判定に終わっていた。「KOで締めたかった。結果は納得。KOは求めていたし、求められていた」と笑顔。7月に日本人として37年ぶりに米国で王座奪取。ダウンを奪う快勝も「相性がよかった」「フロック」という声も聞こえてきた。20戦全勝の指名挑戦者を退けて、本物と証明してみせた。

6回まで1ポイントも奪われていないが、序盤はKO狙いで空回りした。低い姿勢で頭から突っ込まれて抱きつかれた。「接近戦にこだわって付き合ってしまった」。3回にはセコンドから「距離をとってワンツースリー」と指示され、5回からその動きができた。「セコンドに救われた。チームワークの勝利」と感謝した。

王座獲得後に吉岡里帆らが所属の芸能事務所「エー・チーム」と契約した。目立ちたがり屋のイケメン王者だが、たたき上げの頑張り屋でもある。15年に日本王座初挑戦も判定負け。当時は不織布製造販売会社の営業マンで計量後は仕事に戻った。米ロサンゼルスでのスパー合宿の合間に、現地で展示会をこなしたこともあった。

高1で同級生だった夫人との間には2女もできていた。睡眠時間5時間のサラリーマンボクサーに「潮時」も考えたが、歯を食いしばって世界を目指した。ボクサーに専念したのは16年。幾多の苦労が報われ、約1000人の応援にも応える初防衛だった。

駒大高3年でジムに入門した時はライセンス取得が目標だった。デビューすると「ウィキペディアに載る」、東洋太平洋王者になると「世界」と目標を上げて実現してきた。次の目標にはWBC王者ベルチェルトとの対戦を挙げた。「かなわないと思われる相手と質のある試合をしたい」。伊藤の夢は続く。【河合香】

◆伊藤雅雪(いとう・まさゆき)本名伊藤雅之。1991年(平3)1月19日、東京都江東区生まれ。駒大高ではバスケットボール部でダンクができた。高3で伴流ジムに入門し、09年にプロデビュー。交通事故で左手首骨折を乗り越え、12年全日本フェザー級新人王。15年に東洋太平洋スーパーフェザー級、16年にWBOアジア太平洋同級王座を獲得。18年7月にWBO世界同級王座決定戦で、日本人として37年ぶり5人目の米国、10人目となる海外で王座奪取した。174センチの右ボクサーファイター。家族は衣理香夫人と2女。

7回、チュプラコフ(左)に右ストレートを放つ伊藤(撮影・鈴木みどり)

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伊藤雅雪、狙い通りのTKO防衛に「結果は納得」

7回TKOで初防衛を果たした伊藤雅雪(撮影・たえ見朱実)

<ボクシング:WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が7回TKOで初防衛に成功した。

日本人5人目の米国で奪取から5カ月ぶりの凱旋(がいせん)試合で、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と対戦。5回から距離をとって攻勢となり、7回に2度コーナーに追い込むと相手陣営がギブアップ。7回2分11秒TKO勝ちで、初の日本での世界戦でメインを飾った。

伊藤は右ボディーでコーナーに追い込むと、顔面へ連打でラッシュした。相手はマウスピースを吐き出して時間稼ぎも、再びコーナーにくぎ付けにしてラッシュ。相手陣営が試合役員にギブアップを伝え、レフェリーストップ勝ち。ダウンこそなかったが7回TKOで、メインとしてトリプル世界戦をきっちり締めた。

前の試合は判定に終わっていた。「KOで締めたかった。結果は納得。KOは求めていたし、求められていた」と笑顔。7月に日本人として37年ぶりに米国で王座奪取。ダウンを奪う快勝も「相性がよかった」「フロック」という声も聞こえてきた。20戦全勝の指名挑戦者を退けて、本物と証明して見せた。

6回まで1ポイントも奪われていないが、序盤はKO狙いで空回りした。低い姿勢で頭から突っ込まれて抱きつかれた。「接近戦にこだわって付き合ってしまった」。3回にはセコンドから「距離をとってワンツースリー」と指示され、5回からその動きができた。「セコンドに救われた。チームワークの勝利」と感謝した。

「凱旋して日本でベルトを巻く姿を見せられてうれしい」と喜んだ。7月の世界戦は米フロリダ州での開催で、約50人が日本から応援に来た。そのうち十数人は両親、妻子らの家族だった。今回は20倍の約1000人がチケットを買ってくれた。その応援にも応える初防衛だった。

駒大高3年でジムに入門した時はライセンス取得が目標だった。デビューすると「ウィキペディアに載る」、東洋太平洋王者になると「世界」と目標を上げて実現してきた。次の目標にはWBC王者ベルチェルトとの対戦を挙げた。「かなわないと思われる相手と質のある試合をしたい」。伊藤の夢は続く。

7回、チュプラコフ(右)をコーナーに追い詰めTKO勝ちを収めた伊藤(撮影・小沢裕)

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拳四朗V5、拓真は判定勝ち、伊藤V1/世界戦詳細

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)は同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)を判定で下し5度目の防衛。

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)の弟でWBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)は判定勝ちで亀田3兄弟以来となる国内2例目の兄弟王者となった。

国内で初の世界戦メインを務めるWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)は同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を7回TKOで下し2度目の防衛に成功した。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦


王者拳四朗(26=BMB)判定(3ー0)サウル・フアレス(28=メキシコ)

終始試合を支配した拳四朗が危なげなく判定勝ちした。序盤から距離を保って闘い、2回にはパンチが顔面を捉える頻度が増えた。中盤からは上下に打ち分けてダメージを与えた。フアレスをコーナーに追い詰める場面もあったが、ダウンを奪うには至らなかった。フアレスは前に出る迫力に乏しく、有効打も少なかった。

「すごくフアレス選手が頭を動かして。相手に合わせすぎたこところあって反省点。素直に喜べないけれど。来年につなげられたらと思います。(この1年で)やっぱ距離的は成長したかなと。また距離が分からなくなって相手に付き合いすぎた。また反省して、強くなるので」

4回、フアレスにパンチを見舞う拳四朗(撮影・たえ見朱実)

8回、サウル・フアレス(左)に右パンチを放つ拳四朗(撮影・小沢裕)

フアレスに判定勝ちしダブルピースする拳四朗(撮影・鈴木みどり)

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦12回戦


井上拓真(23=大橋)判定(3ー0)タサーナ・サラパット(25=タイ)

井上拓は賢く闘い、逃げ切った。1、2回は攻勢を仕掛けてポイントを取った。3回からはフットワークを使って後退しながら有効打を稼いだ。タサーナの出はなや打ち終わりに、左フックや右を的確に合わせた。4回には右のカウンターでぐらつかせた。タサーナは前進を繰り返したが、最後まで間合いをつかめず、打撃の威力、的中率とも欠いた。

「最高です。みなさんの声援のおかげで最後まで踏ん張ることができました。1回でインパクトある試合を狙いすぎてズルズルいってしまった。こんな内容じゃナオ(兄尚弥)に並んだとは言えない。これから並べるように精進していきたいです。まだまだ暫定。正規のチャンピオンじゃないので喜んでいられない」

2回、サラパットにパンチを見舞う井上拓(撮影・たえ見朱実)

6回、サラパット(右)に左パンチを放つ井上拓。左はセコンドで見守る兄尚弥(撮影・小沢裕)

サラパットに勝利した井上拓(右)は兄尚弥と記念撮影(撮影・鈴木みどり)

WBO世界スーパーフェザータイトルマッチ12回戦


王者伊藤雅雪(27=伴流)TKOエフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)

伊藤が冷静な試合運びを披露した。立ち上がりは頭を下げて密着する相手にてこずったが、中盤以降は的確なジャブとフットワークを生かしたワンツーから主導権を握る。5回からは出足の鈍った相手をロープ際に追い詰めて有効打を当て、7回の連打で一気に畳み掛けて仕留めた。チュプラコフは粘り強く食い下がったが、手数が少なかった。

「僕には一撃必殺のパンチもないですし、井上尚弥君みたいなスペシャルな選手にもまだまだなれないですけど、ハートがある。そういう気持ちをどんどん見せていって、僕にしかなれないチャンピオンになっていきたい。来年はもっと大きな試合をして、強い相手とどんどん戦っていきたい」

1回、チュプラコフにパンチを見舞う伊藤(撮影・たえ見朱実)

7回、チュプラコフ(右)をコーナーに追い詰めTKO勝ちを収めた伊藤(撮影・小沢裕)

エフゲニー・チュプラコフに勝利し、初防衛を果たした伊藤(撮影・たえ見朱実)

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伊藤雅雪が初防衛、心ない「フロック」の声封じた

1回、チュプラコフにパンチを見舞う伊藤(右)(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が初防衛に成功した。

同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と、米国での王座獲得から5カ月ぶりで凱旋(がいせん)防衛戦。王座を奪取した攻撃的ファイトを見せた。3回には偶然のバッティングで左目上から流血するアクシデントもあったが、連打でたたみかけた7回、相手陣営がたまらずタオルを投入。初の日本での世界戦でメインを張り、TKO勝利で今年国内最後の世界戦を締めた。

試合後は「素直にうれしい。これだけたくさんの人の前でベルトをまいた姿を見せることができてうれしいです」と笑顔で声を張り上げた。

伊藤は7月に日本人として37年ぶり5人目となる、米国で王座を奪取した。4回にはダウンを奪う快勝も「相性がよかった」「フロック」という声も聞こえてきた。

さらにプロとアマの違いはあるものの、業界では日本ボクシング連盟山根会長の問題が大騒動へ発展していた。伊藤の影は薄く「話を持っていかれて寂しい」とガッカリしていた。「初防衛して王者としての実力を示したい」と臨み、20戦全勝(10KO)の指名挑戦者を退けて見せた。

世界初挑戦は米フロリダで、初めての海外での試合だった。今回は初の国内での世界戦でメイン。連日の行事も終始笑顔でこなし「いろんな意味で日本の方が楽。今までで一番いい状態で、100%が準備ができた」と話していた。前回は家族を含めて約50人だった応援も、20倍の約1000人になっていた。

15年からエルナンデスと岡辺の両トレーナーに指導を受け、米ロサンゼルスでのスパーリング合宿が試恒例になった。今回は1日20回こなす日もあり、300回以上のスパーを積んだ。以前はカウンターパンチャーが、積極的に前へ出る攻撃スタイルへと改造してきた。

挑戦者のチュプラコフには身長7・5センチ、リーチで13センチ上回っていた。このサイズ差も生かして、ジャブを繰り出し、先手先手をとって試合を支配する作戦だった。

世界初挑戦では初回から前に出て、今までになかった連打を何度も打ち込んだ。今回は接近戦で30センチ程度の空間をはさんでのジャブも磨いてきた。「前回つかんだ感覚から完成形が見えて来た」と手応えを得ていた。

14年にはオーディションに合格し、JRAのテレビCMで竹野内豊と共演している。王座獲得後の8月には、女優の吉岡里穂らが所属する芸能事務所「エー・チーム」と契約した。目立ちたがり屋のイケメン王者。今後はテレビ出演も増えそうだ。

V2戦は来春を予定し、統一戦やビッグネームとの対戦を熱望する。駒大高3年でジムに入門した時はライセンス取得が目標だった。デビューすると「ウィキペディアに載る」、東洋太平洋王者になると「世界」と目標を上げて実現してきた。

「僕には一撃必殺のパンチもないですし、井上尚弥君みたいなスペシャルな選手にもまだまだなれないですけど、ハートがある。そういう気持ちをどんどん見せていって、僕にしかなれないチャンピオンになっていきたい。来年はもっと大きな試合をして、強い相手とどんどん戦っていきたい」と伊藤。次なる目標へ飛躍を誓った。

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伊藤雅雪が前日計量クリア「テンション上がる」

ボクシングのトリプル世界戦の前日計量が29日に都内であった。30日に東京・大田区総合体育館で初防衛戦となるWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)は、リミットちょうどの58・9キロで一発クリアした。挑戦者の同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)は、300グラムアンダーの58・6キロでパスした。

伊藤は「前夜であと200グラムだった。1週間ぐらいで減量もうまくいった。今までにないぐらいいい状態」と絶好調宣言した。計量直後はサプリメントのドリンクを徐々に摂取し、リカバリーしていく。1、2時間後にかゆを食べ、夜は家族とうなぎを食べてエネルギー補給。6キロ程度増量してリングに上がる。

3日間行事が続いたが「イベントも好きだし、テンションが上がっちゃう。調子に乗っちゃうので、抑えながら」と話した。終始笑顔を絶やさずに、イベントを楽しんでいるようだった。

計量後の写真撮影で、相手とフェイスオフした。「目をそらす選手が多いけど、目を見てきた。気持ちも入っているようで、いい試合ができると思う」と決戦が待ち遠しそうだった。

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伊藤雅雪「動物のため」ファイトマネーの一部を寄付

試合当日に販売するチャリティー用のリストバンドを身につけ意気込みを語る伊藤(撮影・横山健太)

ボクシングのトリプル世界戦の記者会見が28日に都内であった。30日に東京・大田区総合体育館で、WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)は、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を迎え撃つ。7月に米国で王座奪取。初の国内での世界戦で凱旋(がいせん)初防衛戦となる。

伊藤は初のメインイベンターでもあり、ひな壇の最前列に座った。「アメリカを経験して日本に帰ってこれたことを誇りに思うし、自信もあり、充実している。まだまだ成長もできる」と落ち着いた表情で抱負を話した。

今回は記念グッズも初めて販売する。Tシャツにはブログでタイトルにしている「テッペンをとれ」という意味の「Aim for the STARS!!!」と入る。Tシャツ1枚3000円を80枚、シリコーンバンド1個500円を250個販売。全額にファイトマネーからも一部を加えて寄付するつもりだ。

チャリティーは以前から考えていたという。「いい舞台を生かしたいし、意義あることに使いたい」と説明した。寄付先は決めていないが「子供や動物のためになれば。子供は2人いるし、もともと動物好きなので」と話した。今は猫2匹に、ブタ1匹のペットを飼っている。

2年前には大みそかに内山の前座で試合したが、いつも年末は食事をしながらテレビ観戦していた。「偉大な王者がメイン。自分はまだまだだが、立場にふさわしい、メインにしてよかったと言われる熱い試合をしたい。攻め続けてしっかり倒したい」と誓った。

フォトセッションでエフゲニー・チュプラコフ(右)にカメラマンの位置を教える伊藤(撮影・横山健太)

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凱旋防衛の伊藤「ボクの方がオーラ。しっかり倒す」

予備検診を終え、会見する伊藤(撮影・林敏行)

ボクシング・トリプル世界戦の予備検診が27日に都内であった。WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)は身長174センチで7・5センチ、リーチ179センチで13センチ、挑戦者の同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を上回った。試合は30日に東京・大田区総合体育館でゴングとなる。

伊藤は「思ったより小さかった。ボクのリーチが長いなと思った。体格は有利でも想定内で、気を取られないように。逆に潜られるのが嫌。頭を上げさせる」と話した。相手とは初対面だったが「いよいよだなと。ボクの方がオーラはあった」とニヤリ。「気負いすぎずにいつも通りで。しっかり倒して、いい年を迎えたい」。

7月の世界戦は米国での初挑戦で、報道陣も外国人ばかりだった。「KOで勝つと言ったら、笑っていた」と振り返る。今回は凱旋(がいせん)防衛戦とあって「日本の方が気は楽」と笑みも見せた。この日から3日間公式行事が続くが「イベントは大好き。気持ちを切り替えていく」と、前夜からホテル入りして試合に備える。

予備検診を終え、ファイティングポーズを見せる伊藤(中央)とチュプラコフ(撮影・林敏行)
予備検診を受ける伊藤(左)。中央はチュプラコフ(撮影・林敏行)

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王者伊藤に挑むチュプラコフ、敗戦だと家入れない?

30日にWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤に挑戦する同級1位チュプラコフ

30日に東京・大田区総合体育館でWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)に挑む同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)が25日、東京・新宿の帝拳ジムで練習を公開した。

クリスマスにもかかわらず、ビクトリア夫人と、11月30日に生まれたばかりの愛娘アリサちゃんを母国に残して来日。約2カ月間取り組んだ直前合宿先となる米ロサンゼルスから直接、日本に入ったため「写真と動画で見ただけで、まだ娘には会っていないんだ。妻からは『勝利を信じている』と言われている。ロシアに戻れないのは仕方ないと割り切っている」とベルト奪取に集中していることを明かした。

愛称は「ハッピーギルモア」。大好きな米コメディー映画「オレは飛ばし屋プロゴルファー・ギル」の主人公名で、演じた米俳優アダム・サンドラーのファンであることが由来だ。チュプラコフは「見ている人が幸せになる。常に笑顔でハッピーになるようにと思ってニックネームにした」と明かす。6~7年前からタッグを組むニコライ・ポポフトレーナーも明るい性格で「エフゲニーの妻はベルトを持って帰らないと家に入れないんだ」とジョーク交じりに報道陣を笑わせた。

20戦全勝(10KO)で、アマチュア時代を通じてもダウンしたことがないという強豪。米国を拠点に3~4年前まで6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らの練習パートナーも務めてきたという。「伊藤は素早く、優れた世界王者」と分析したチュプラコフは「最大限の努力をしたい。できればKOで勝ちたい。ベルトを自分の手に持ってロシアに帰りたい」と意気込んでいた。

身長165センチと、伊藤よりも9センチも背が低いチュプラコフの動きを視察した所属ジムの団太路会長は「すごく小さくてビックリした」と口にしたものの、岡辺大介トレーナーは「小さいですけれどイメージと変わらない。ジャブが当たりそうです」と分析していた。

練習を公開したWBO世界スーパーフェザー級1位チュプラコフ(中央)左はナポリスキフマネジャー、右はポポフトレーナー

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全勝のチュプラコフ「世界王者になるために来た」

王者伊藤雅雪に挑戦するエフゲニー・チュプラコフ

ボクシング・トリプル世界戦に臨むWBOスーパーフェザー級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)が、20日に米ロサンゼルスから来日した。

30日に東京・大田区総合体育館で、初防衛戦の同級王者伊藤雅雪(27=伴流)に世界初挑戦する。トレーナーと到着すると「日本に来たのは初めてだが、コンディションは最高に仕上がった。世界王者になるために来た」と話した。サイズはないがアマ経験は豊富で、11年のプロデビュー後は20戦全勝(10KO)の戦績を誇る。伊藤は「派手さも怖さもないが、何か持っているから1位になっている」と決して油断はしていない。

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伊藤雅雪が練習公開「完成型見えた」初防衛戦手応え

公開練習で鋭いパンチを繰り出す伊藤(左)(撮影・狩俣裕三)

ボクシング・トリプル世界戦に臨むWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が19日、都内のジムで公開練習した。30日に東京・大田区体育館で、同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)と対戦する。7月に37年ぶりで米国での王座奪取から5カ月ぶりの凱旋(がいせん)試合で、初防衛戦となる。

スパーリングはしなかったが、入念なシャドーに始まり、岡部トレーナーを相手にマスボクシング、サンドバッグ打ちなどで約1時間汗を流した。11月11日から17日まで5週間、米ロサンゼルスでスパーリングを積んできた。15年から試合前は恒例。今回は週3回10回ずつこなすなど、渡米前を含めて300回にも及ぶ。「米国でやることはやってきた。つらかったがすごい収穫もあった」と、手応えを感じている。

前回は終始前に出て攻め続けた。アウトボクサーだったが、接近戦での戦い方の感覚をつかんだ。今回はジャブで試合をコントロールするつもりだ。中でも接近戦でのジャブをスパーのない日にも、20回のマススパーで繰り返し練習してきた。「ボクの空間を意識し、完成型が見えてきた」とまで話した。

「今はリラックスしている。頭の中を整理して、集中していく」。王者としての日本で初の世界戦。トリプル世界戦で初のメイン。初のゴールデンタイムに全国生中継。燃える材料には事欠かない。「1回に様子見はしない。攻め続けてギブアップさせたい。年末はボクが締める」と宣言した。

公開練習で団会長(左)と記念撮影をする伊藤(撮影・狩俣裕三)
公開練習でサンドバッグにパンチを打ち込む伊藤(撮影・狩俣裕三)

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アイアンキンタ5回判定勝ち「俺はタフ」UFC

左ジャブをケビン・リー(右)に打ち込むアル・アイアンキンタJeffBottari/ZuffaLLC/UFC

<総合格闘技:UFC on FOX31大会>◇15日(日本時間16日)◇米ウィスコンシン州ミルウォーキー・ファイサーブ・フォーラム

ライト級8位アル・アイアンキンタ(31)がメインイベントで開催されたランカー対決を制した。同級4位ケビン・リー(26=ともに米国)と5分5回で激突。フルラウンドの末、3-0(48-47、48-47、49-46)の判定勝利を収めた。

序盤はリーの重圧に押されながらも、3回中盤からアイアキンタが主導権を握り始めた。最終5回終盤には残るパワーを振り絞った連打を浴びせて追い詰め、フィニッシュ寸前のパフォーマンスを発揮した。「なんて試合だ! 今日の試合に挑むにあたって、あいつがタフなのは分かっていた。今回の試合に向けてたくさんの準備をしてきたし、それができた時はUFCの誰をも倒せると思っている」と自信を示した。

「この階級で俺はタフなファイターだ」と自負するアイアンキンタが19年に見据えるのは、もちろんUFCライト級のベルト。「19年末にはオレがUFCライト級チャンピオンになっているはずだ」と27戦無敗の現ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)に挑戦状をたたきつけた。一方で試合後、判定結果に納得がいかない様子だったリーも「言葉にならない。序盤3つのラウンドは取ったと思ったし…。こんなにも言葉が出てこないのは初めてだ…」と口にしつつ、最終的には「いい試合だったと思う。感謝している」と落ち着いていた。

レフェリー(中央)を挟んでケビン・リー(右端)向けて叫ぶアル・アイアンキンタJeffBottari/ZuffaLLC/UFC
ケビン・リー(右)と激しく殴り合うアル・アイアンキンタJeffBottari/ZuffaLLC/UFC

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ケビン・リー燃える「今の自分はまったく別人」

UFC on FOX31大会は15日(日本時間16日)、米ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで開催される。

14日(同15日)には同地で前日計量が開かれ、ライト級5分5回で対戦する2人のメインイベンターが登場。同級4位ケビン・リー(26)、同級8位アル・アイアンキンタ(31=ともに米国)は、ともに156ポンド(70・76キロ)でクリアした。

リーは21歳の時、14年2月のUFCデビュー戦(UFC169大会)で、アイアンキンタと対戦し、0-3の判定負けを喫している。リベンジの気持ちを胸に秘め「以前と今の自分はまったく別人だ。今回の試合で王者クラスのファイターであることを証明したい。彼を前座に引きずり落とすことはオレの個人的な義務」と燃えている。

27戦無敗の王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)、元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(30=アイルランド)ら人気ファイターのひしめくライト級で、若きリーが生き残りをかけた一戦に臨む。

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ホロウェイが無敗王者との「スーパーファイト」熱望

マックス・ホロウェイ

8日に2度目のUFCフェザー級防衛をしたマックス・ホロウェイ(27=米国)が9日(日本時間10日)、27戦27勝無敗のUFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)との王者対決を熱望したと、米メディアが報じた。

ホロウェイは「階級をライト級に上げ、オクタゴンの中で無敗の王者ヌルマゴメドフに勝った初の選手になりたい」とコメント。

フェザー級からライト級に階級を上げた対決「スーパーファイト」に意欲を見せた。UFC社長ディナ・ホワイトは「ホロウェイのライト級での試合を楽しみにしている」とも米メディアは報じている。

ホロウェイは8日のUFC231大会で同級1位のブライアン・オルテガの挑戦を4回終了、ドクターストップTKO勝ちで強さを証明した。(デーブ・レイブル通信員)

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