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高安、御嶽海、大栄翔が小結 幕内十両一覧/新番付

高安(2020年11月9日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西> 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

正  代    朝乃山

貴景勝

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

        大栄翔

 【前  頭】   

宝富士  <1>  阿武咲 

北勝富士 <2>  若隆景 

明  生 <3>  志摩ノ海

霧馬山  <4>  妙義龍 

遠  藤 <5>  隠岐の海

玉  鷲 <6>  逸ノ城 

栃ノ心  <7>  輝   

琴ノ若  <8>  翔  猿

千代の国 <9>  豊昇龍 

翠富士  <10>  竜  電

千代大龍 <11>  琴勝峰 

明瀬山  <12>  碧  山

照  強 <13>  千代翔馬

琴恵光  <14>  剣  翔

豊  山 <15>  英乃海 

魁  聖 <16>  大奄美 

 【十  両】   

徳勝龍  <1>  天空海 

石  浦 <2>  大翔丸 

千代丸  <3>  千代ノ皇

炎  鵬 <4>  佐田の海

美ノ海  <5>  旭秀鵬 

若元春  <6>  千代鳳 

宇  良 <7>  東  龍

旭大星  <8>  松鳳山 

水戸龍  <9>  白鷹山 

貴源治  <10>  矢  後

東白龍  <11>  貴健斗 

千代の海 <12>  錦富士 

常幸龍  <13>  錦  木

武将山  <14>  一山本 

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徳勝龍、幕内Vから5場所で十両は史上最速/新番付

徳勝龍(2021年1月10日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。

入幕の新顔はなく、返り入幕は3人。先場所十両優勝の剣翔(29=追手風)は5場所ぶり、英乃海(31=木瀬)は17場所ぶりの幕内復帰。英乃海は弟が西前頭8枚目の翔猿(28=追手風)で、新たな兄弟同時幕内は14年春場所の千代鳳&千代丸以来、史上9組目となった。大奄美(28=追手風)は5場所ぶりの幕内復帰を果たした。

また初場所で幕内の東前頭8枚目だった徳勝龍(34=木瀬)が十両に陥落したが、幕内優勝経験者の十両陥落は史上14人目。優勝場所から5場所での十両陥落は元小結若浪の7場所を抜いて最速となってしまった。

既に発表されている、晴れて関取の新十両は2人。貴健斗(25=常盤山)は、現在の師匠(元小結隆三杉)が先代(元関脇舛田山)から部屋継承後としては初めての新十両。熊本県からは19年名古屋場所の竜虎以来、戦後34人目の関取誕生となった。また武将山(25=藤島)は、現師匠の部屋創設後としては10年九州場所の剣武以来、2人目の関取誕生。茨城県からは、18年初場所の天空海以来、戦後22人目の新十両となった。再十両は2人。錦富士(24=伊勢ケ浜)は2場所ぶり、一山本(27=二所ノ関)は7場所ぶりの十両復帰を果たした。

大相撲春場所は、12日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。14日の初日を迎える。

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関取はコロナ休場の救済なし 据え置きなら影響大

両国国技館(2021年1月10日撮影)

日本相撲協会は27日、大阪での開催を目指す大相撲春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、新型コロナウイルス感染の影響で初場所を全休した力士65人の成績について協議した。幕下以下の力士は番付据え置きとしたが、十両以上の関取は番付据え置きにはしなかった。また、貴健斗(24=常盤山)と武将山(25=藤島)の新十両昇進を発表した。再十両は、一山本と錦富士の2人。

   ◇   ◇   ◇

報道陣の電話取材に応じた伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「関取衆に関しては休んだ力士全員の公平性を保ちながら番付を作成しました」と説明した。新型コロナの影響で休場した幕下以下の力士については、番付据え置きの救済措置をとったと明言。一方で、新型コロナの影響で休場した十両以上の関取については「全員を公平にして番付を決めたということ。そういう言い方しかできない」と番付据え置きにしたかどうかは明言しなかった。

しかし、関係者によると、出場力士の成績に配慮した形で、休場した力士の番付を微変動させたという。新型コロナの影響による休場者は、幕内では42人中6人、十両では28人中9人と多かった。番付を据え置きにした場合、出場力士の番付変動に大きく影響を及ぼすため、十両以上の力士については番付据え置きの措置をとらなかったという。

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初土俵が同じ貴健斗、武将山ら4力士が十両昇進

貴健斗(2020年10月22日撮影)

日本相撲協会は27日、大阪での開催を目指している大相撲春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、十両昇進力士4人を発表した。

新十両は2人で、貴健斗(24=常盤山)と武将山(25=藤島)。

貴健斗は相撲の強豪・鳥取城北高から貴乃花部屋に入門し14年初場所初土俵。同部屋の閉鎖に伴い、大関貴景勝らとともに千賀ノ浦部屋に転籍(師匠の年寄名跡交換により現在は常盤山部屋)。幕下に長く定着していたが、自己最高位の西幕下筆頭で臨んだ今月の初場所で5勝2敗の成績を収め、約7年で念願の関取の座を射止めた。

その貴健斗と高校時代に強豪校同士でライバル関係にあった武将山は、貴景勝や初場所優勝の大栄翔らを輩出した埼玉栄高から藤島部屋に入門し、やはり14年初場所で初土俵。こちらも幕下に約5年も定着したが、自己最高位(東幕下2枚目)の初場所で4勝3敗の成績で、初土俵が同じ貴健斗とともに新十両昇進を果たした。

再十両は19年九州場所以来、7場所ぶり復帰の一山本(27=二所ノ関)と、2場所ぶりの十両復帰となった錦富士(24=伊勢ケ浜)の2人だった。

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大鵬の孫納谷6勝「落ち着いていけた」来年は主役へ

納谷(左)は一山本を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲11月場所>13日日◇20日◇東京・両国国技館

大横綱大鵬の孫、西幕下筆頭の納谷(20=大嶽)が一山本を押し出して最後の7番相撲を白星で飾り、6勝目をあげた。すでに来場所の新十両昇進を確実にしていたが、番付の面でも楽しみになった。

「何をしてくるか分からない相手。落ち着いていけたと思う。最後の相撲で負けたら気持ち的に落ちるんで勝ててよかった」。幕下上位の壁をなかなか突き破れずにもがいてきたが、6勝1敗の好成績で、いよいよ関取の座を手にする。

納谷は「(幕下上位でも)通用しないとは思っていなかった。ただ、上がるためには何かが違うと感じてきた。(1年後は)幕内でとっていたい」。才能に満ちた逸材が、来年は主役を目指す。

一山本(左)を攻める納谷(撮影・鈴木正人)

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宇良、珍決まり手で6勝目「体が自然に動いた感じ」

一山本(手前)を激しく攻める宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇13日日◇31日◇東京・両国国技館

東幕下19枚目の元幕内・宇良(28=木瀬)が、最後の7番相撲を勝ち、6勝1敗で今場所を終えた。

一山本(二所ノ関)を左からいなして、最後は背中に食らいついての送り引き落とし。00年12月に新たに制定された珍しい決まり手で、今場所最後の相撲を飾った。

宇良は「5番勝っている者同士でそう簡単に勝てるとは思っていなかった。全力で戦おうという気持ち。体が自然に動いた感じです」。長期離脱の要因となった手術した右膝も力強く動き、順調な回復ぶりをうかがわせた。

大きな1勝で、来場所は幕下上位が望める。「運がよかったぐらいしか思えない。6番勝ったんで来場所こそ勝負。しっかり調整して頑張りたい」。

今場所はけがや内臓疾患で序二段まで落ちた元大関の照ノ富士が幕内で優勝争いを繰り広げている。「照ノ富士関とはレベルが違う。けがからはい上がっていく姿はみならいたいと思うが、比べられても…。自分は自分で頑張りたいと思います」と謙虚に話した。

一山本を破り勝ち名乗りを受ける宇良(撮影・河田真司)
一山本(左)を送り引き落としで破る宇良(撮影・鈴木正人)

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高安が西関脇、栃ノ心は西前頭6枚目に 新番付

高安

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈大関から三役〉

高安(29=田子ノ浦)西大関→西関脇

〈三役から平幕〉

遠藤(29=追手風)西小結→東前頭筆頭

北勝富士(27=八角)東小結→東前頭2枚目

御嶽海(26=出羽海)東関脇→西前頭2枚目

栃ノ心(32=春日野)西関脇→西前頭6枚目

〈幕内から十両〉

友風(25=尾車)西前頭3枚目→東十両筆頭

大翔丸(28=追手風)東前頭15枚目→東十両3枚目

錦木(29=伊勢ノ海)西前頭14枚目→西十両4枚目

若隆景(25=荒汐)東前頭16枚目→東十両5枚目

大翔鵬(25=追手風)西前頭15枚目→西十両5枚目

逸ノ城(26=湊)東前頭12枚目→東十両7枚目

〈十両から幕下〉

魁勝(24=浅香山)東十両11枚目→東幕下筆頭

若元春(26=荒汐)西十両11枚目→西幕下筆頭

明瀬山(34=木瀬)東十両14枚目→東幕下4枚目

一山本(26=二所ノ関)西十両6枚目→西幕下5枚目

臥牙丸(32=木瀬)西十両12枚目→東幕下9枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

本多→若ノ海(わかのうみ=錦戸)

〈三段目〉

和蔵山→和山(わやま=武蔵川)

田子ノ藤→明石富士(あかしふじ=田子ノ浦)

剛竜→萬國(ばんこく=木瀬)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

田子ノ藤大介→明石富士恋次郎(あかしふじ・こいじろう)

和蔵山勇武→和山勇次(わやま・ゆうじ)

剛竜和紀→萬國一(ばんこく・はじめ)

【出身地変更】

〈幕下〉狼雅(二子山)モンゴル→ロシア

【退職】

拓郎(立呼び出し)

【死亡】

羽黒海憲司(世話人)

【引退】

貴ノ富士、淡路海、千代天勝、雷雅、嶋風、朱鷺、遠山、山本桜、鯱ノ富士、今野

大関栃ノ心(2019年1月16日)

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豪栄道休場 境川親方が「足もつけない状態」

呼び出しの肩を借りて土俵を引き揚げる豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇2日目◇11日◇福岡国際センター

大関豪栄道(33=境川)が「左足関節靱帯(じんたい)損傷(前脛腓靱帯損傷、前距腓靱帯損傷、骨間膜損傷)で、全治約8週間を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。初日の小結遠藤戦で痛め、取組後は足を引きずりながら引き揚げていた。師匠の境川親方(元小結両国)は「松葉づえで足も(地面に)つけない状態」と説明した。前日の取組後に病院に行ってエックス線検査を行い、この日午前に整形外科でMRIを撮ったという。

再出場の可能性については完全否定し「弱々しいイメージをつけたくないけど、ギプスもしている」と付け加えた。入院はしていないが、年内の稽古再開については「分からない。いろいろな治療があるから」と、より早期に復帰できる治療法を模索していく。九州場所担当部長でもある同親方は「ファンの皆さま、協会に申し訳ない」と、残念そうに話した。

また西十両6枚目の一山本(26=二所ノ関)は「左膝関節捻挫で、3日間の安静加療を要す」との診断書を提出し、休場した。初日の旭大星戦で痛めていた。

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東横綱は鶴竜、貴景勝は大関復帰 十両以上番付一覧

鶴竜と白鵬(2019年4月27日)

日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

【東】    【西】 

 【横  綱】   

鶴  竜    白  鵬

 【大  関】   

豪栄道     高  安

貴景勝

 【関  脇】   

御嶽海     栃ノ心

 【小  結】

阿  炎    遠  藤

北勝富士    朝乃山

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  隠岐の海

妙義龍  <2>  明  生

宝富士  <3>  友  風

玉  鷲 <4>  琴勇輝

碧  山 <5>  竜  電

阿武咲  <6>  炎  鵬

剣  翔 <7>  琴恵光

松鳳山  <8>  佐田の海

琴奨菊  <9>  豊  山

志摩ノ海 <10>  正  代

石  浦 <11>  千代大龍

逸ノ城  <12>  隆の勝

千代丸  <13>  輝

照  強 <14>  錦  木

大翔丸  <15>  大翔鵬

若隆景  <16>      

 【十  両】   

東  龍 <1>  徳勝龍

栃煌山  <2>  矢  後

勢    <3>  千代翔馬

英乃海  <4>  大奄美

魁  聖 <5>  霧馬山

貴源治  <6>  一山本

旭大星  <7>  琴ノ若

旭秀鵬  <8>  豊ノ島

蒼国来  <9>  水戸龍

翔  猿 <10>  木崎海

魁  勝 <11>  若元春

天空海  <12>  臥牙丸

琴勝峰  <13>  豊昇龍

明瀬山  <14>  彩

貴景勝

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村田が全勝対決制し序ノ口V 失意のケガから復活

序ノ口優勝した村田(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇両国国技館

ケガに泣いた男が、どん底からの復活優勝を果たした。2人に絞られた序ノ口の6戦全勝同士の対戦で、東27枚目の村田(25=高砂、本名・村田亮、三重県志摩市出身)が同30枚目の大村(20=陸奥)を、電車道の一方的な相撲で押し出して、初の各段優勝を決めた。

東洋大時代の実績から17年春場所、三段目最下位格(100枚目)付け出しで初土俵。1年半後の昨年名古屋場所では、関取目前の西幕下筆頭まで番付を上げた。だが、その3番相撲で現十両の一山本(二所ノ関)に敗れた際、右膝を負傷。内側側副靱帯(じんたい)の断裂し手術を余儀なくされた。その後の3場所を全休し序二段で土俵復帰した今年春場所では、2番相撲で今度は左膝を負傷。金沢市立高1、3年時にも負傷したところで部分断裂を負った。5月の夏場所は全休、番付を自身最下位の東序ノ口26枚目まで下げた7月の名古屋場所は1番だけ取って今場所に臨んでいた。

関取目前のケガに失意は大きかっただろうが「十両に上がれる、上がれないというより、ケガをしたことの方が悔しかった。ケガせず負け越しても次にチャンスがあったから。膝は過去にも左をやっているし、ケガをしてしまったのは自分の弱さ。焦っても体はついてこないから、慌てずに」と自分に言い聞かせる日々だった。

高校、大学時代にしのぎを削った友風、炎鵬は幕内で活躍し、東洋大時代に主将、副主将の間柄だった十両若隆景も関取になって15日間、取っている。その活躍も「同級生や小さい頃からのライバルも活躍している。部屋でも朝乃山関が幕内優勝したりして刺激になっています」という。「その人たちに追いつけるように、でも焦らず頑張りたい」。もう、これ以上のどん底はない。そんな気概を胸に、まずは幕下復帰を当面の目標に復帰ロードを歩む。

大村(右)を押し出しで破った村田(撮影・鈴木正人)

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道産子関取3力士、相撲王国北海道復活へ切磋琢磨

道産子関取3力士の比較表

道産子関取3力士が「相撲王国北海道」の復活を誓った。大相撲の夏巡業は18日、札幌市内で行われ、前頭の矢後(25)と十両の旭大星(29)一山本(25)が参加。3人そろって報道陣の取材に応じた。16日の函館から始まった地元での巡業に、矢後は「どこに行ってもたくさんの方に応援してもらった。気が引き締まる」とパワーをもらった様子だった。

切磋琢磨(せっさたくま)が将来につながる。北海道は大鵬、北の湖、千代の富士ら都道府県最多の8横綱を輩出したが、優勝は91年春場所の北勝海から遠ざかり、十両以上の関取が不在の時期もあった。14年に旭大星が新十両になると矢後、一山本が続いた。矢後が「(旭大星が)1人で引っ張ってくれた」と言えば、旭大星は「土俵に上がったら負けたくない気持ちはある」と対抗心を燃やす。

札幌市出身の呼び出し最高位「立呼び出し」の拓郎(63=春日野)は約45年間、裏方として角界を支えてきた。同郷力士へは思いは特別で「北の湖、千代の富士が2年続けて亡くなった時は言葉が出なかった」。21年1月に定年を迎えるが「何とか頑張ってもらって道産子を結びの一番で呼び上げたいね」と力が入る。

秋場所は3人そろっての勝ち越しを目指す。十両2場所目となる一山本は「追い越すように頑張っていきたい」。バチバチと火花を散らして上を目指す。【西塚祐司】

稽古で汗を流す矢後(左)(撮影・西塚祐司)
貴源治を押し出す旭大星(右)(撮影・西塚祐司)
稽古で汗を流す一山本(左)(撮影・西塚祐司)

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十両一山本「次は2ケタ」故郷へ恩返し 札幌夏巡業

取組を終え引き揚げる一山本(撮影・西塚祐司)

大相撲で岩内町出身の一山本(25=二所ノ関)が地元に明るいニュースを届ける。17日、札幌市で開催された夏巡業に参加。

観客約3600人の前で持ち味の力強い突き押し相撲を披露した。今回は十両に昇進してから初の北海道巡業となった。前日16日の函館から道内を回り「いろんなお客さんに声をかけてもらってうれしい」と笑顔だった。

幕下で参加した昨夏の巡業は、道内の相撲ファンにもまだ名前は知られていなかった。今年はすれ違う人から「北海道出身の一山本だ」と言われ、取組の前後にはサイン攻めにもあった。「顔を覚えてもらっているのかな。ようやくですね」。福島町役場の公務員から角界入りして3年目。地元ファンの声援に感慨深げだった。

部屋には岩内町の知人から特産のメロンやカキが届く。町の広報誌には活躍ぶりが紹介され、入幕も期待されている。「ちょっとでも町の活性化に貢献できれば」。中学卒業と同時に離れた故郷は、その当時から9年間で人口が約2万人減少した。生まれ育った町に相撲で恩返しという思いは強い。新十両の名古屋場所は9勝6敗。「次は2桁勝てるように頑張ります」と声を弾ませた。【西塚祐司】

取組後、ファンにサインをする一山本(左)(撮影・西塚祐司)
照強を突き押しで攻める一山本(右)(撮影・西塚祐司)

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十両一山本、新入幕へ道産米で「140キロ」増量だ

地元北海道のお米「ふっくりんこ」を贈呈された一山本(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

大相撲の十両一山本(25=二所ノ関)が、ふっくらした食感が特徴の地元米で体も“ふっくら”させる。

16日、北海道・函館市で行われた夏巡業に参加。高校3年間を函館市の隣町、北斗市で過ごした縁で、JA新はこだてから道南を代表するお米の品種「ふっくりんこ」1俵を贈呈された。同品種は母校、大野農業高の農業科でも栽培されており、食品科学科出身の一山本にとってもなじみがある。「おいしいご飯を食べて、新入幕を目指して頑張りたい」と満面の笑みで米俵を受け取った。

新十両だった名古屋場所では9勝6敗と好成績。関取として初となる今巡業では「普段できない関取と戦える」という環境に充実感を覚えながら、突き、押しの強化をテーマに土俵に上がっている。186センチ、137キロと関取の中では細身なだけに「まずは体重140キロを目指す」と誓った。

激しい稽古を行う若隆景(右)と一山本(2019年8月9日撮影)

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一山本が白米増量作戦 地元隣町から米1俵贈られる

地元北海道のお米「ふっくりんこ」を贈呈された一山本(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

大相撲の十両一山本(25=二所ノ関)が、白米による増量でさらなる飛躍を誓った。

16日、北海道・函館市で行われた夏巡業に参加。JA新はこだてから道南を代表するお米の品種「ふっくりんこ」1俵を贈呈された。出身地は北海道岩内町。高校3年間を函館市の隣町、北斗市で過ごしたことが縁で「おいしいご飯を食べて新入幕を目指して頑張りたい」と、笑顔で60キロ分のお米を受け取った。

同品種は母校、大野農業高の農業科でも栽培しており、食品科学科出身の一山本にとってもなじみがあるという。身長186センチ、体重137キロと関取の中では細身で「あまりご飯が食べられない。新十両会見の時は(どんぶり)5杯食べられるようになりたいと言っていたけど、実際は最近も3杯くらいしか食べられない」とカミングアウト。今回の贈呈を機に「しっかり食べて、まずは体重140キロを目指したい」と意気込んだ。

新十両だった名古屋場所で9勝6敗の好成績を収めた。関取として初めてとなる今巡業では精力的に土俵に上がり「いろんなタイプと対戦できる。突き、押しをテーマに磨いていきたい」と充実した表情で話した。

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白鵬「たたき上げていきたい」朝乃山とぶつかり稽古

ぶつかり稽古で朝乃山(右)に胸を出した白鵬

大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が1日、富山市で行われた巡業の朝稽古で、同市出身の前頭朝乃山に胸を出した。

関取衆によるグループごとの申し合いがすべて終了後、ぶつかり稽古で約5分間、稽古をつけた。今回の巡業では、7月28日の初日から琴ノ若、一山本と2日連続で、7月の名古屋場所が新十両だった若手に胸を出し、前日7月31日には同場所で金星と殊勲賞を初めて獲得した前頭友風を指名。連日、巡業の盛り上げ役となっている。

白鵬は稽古後、朝乃山を指名した理由について「5月(夏場所)に優勝していますからね。特に富山は、応援したいと思っても、簡単に行くことはできない。見に行きたいファンが多い中で、いい稽古ができた。稽古しているから(朝乃山が)強くなって優勝できた。それを地元の方に理解していただけたのではないかな」と語った。この日の厳しい稽古を通じて、朝乃山の日々の努力を少しでも理解してもらいたいという、先輩力士としての心遣いだった。

この日、直接指導することは、付け人を通じて前日に伝えていたという。白鵬は「準備してもらいたい、というのがあったから。地元に帰ってきたら、付き合いとかもあるかもしれないけど、いいものを見せられないかもしれないからね。最初に言っておけば、抑えながら過ごすこともできる」と説明した。

巡業は朝から午後3時ごろまで行われ、それが何日間も続く。そのため、巡業が終わるたびに、次の開催地へと移動する。この日の富山市にも、前日7月31日の福井・越前市での巡業後に移動して入った。地元に入れば、後援会関係者らとの付き合いなどがあるのが定番。白鵬は、それが大事だということも理解しつつ、巡業を観戦に来る多くのファンに良いパフォーマンスを見せるため、自制を求めた事前の通知だったと説明した。

朝乃山とは、7月の名古屋場所前に三番稽古を行っている。白鵬のもとへ出稽古に来る力士は珍しく「なかなか意識が高い」と、すでに認めている実力以上に、精神面の強さを高く評価した。

今後も若手、中堅に稽古をつけていく意向で「この巡業は、そういうテーマだね。引っ張ってあげて、たたき上げていきたい」と語った。2日は長野・松本市で開催。長野県出身の関脇御嶽海に稽古をつけるか問われると「さあね」と話し、不敵に笑っていた。

ぶつかり稽古で白鵬(右)に胸を借りた朝乃山

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白鵬は連日若手に胸出し「今日はお前とやろうかな」

ぶつかり稽古で白鵬(右)に胸を借りた友風

大相撲の夏巡業は7月31日、福井・越前市で行われ、横綱白鵬(34=宮城野)が、ぶつかり稽古で西前頭7枚目の友風に胸を出した。

グループごとの申し合いで、小結竜電らに計5番で2勝3敗だった友風を指名。約7分間、たっぷりと稽古をつけた。

まだ対戦はないが、21日に千秋楽を迎えた名古屋場所では、優勝した横綱鶴竜を唯一破り、秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)での初顔合わせが予想される。3月の春場所で新入幕の友風とは、これまで稽古したこともなく、稽古後は「思い出に残ってもらえたらうれしい」と語った。

すでに28日の巡業初日から琴ノ若、一山本と、名古屋場所が新十両だった2人に胸を出し「体に張りがある」と、順調な仕上がりを実感する。この日の友風を含め、若手の成長を期待するだけに「先輩たちに引っ張ってもらったのがあったから頑張れたと、少しでも感じてもらえたら、この巡業は成功じゃないかな」と、エールを送った。

この日からグループごとの申し合いとなり、幕内力士の稽古時間が大幅に長くなった。名古屋場所の新十両は他に竜虎と木崎海がいるが、竜虎は負傷のためこの日帰京。白鵬は「木崎海に『今日はお前とやろうかな、とも思っていたんだよ』って話したら『テヘッ』って笑ってたよ。まあ、まだ巡業も始まったばかりだから」と、今後も若手に稽古をつけていきたい意向を示していた。

ぶつかり稽古で白鵬(左)に胸を借りた友風

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白鵬の稽古に新十両一山本「光栄なことです」

名古屋場所が新十両だった一山本(手前)に「かわいがり」をする白鵬(撮影・佐藤礼征)

大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が新十両に連日、稽古をつけた。

29日、夏巡業が大阪・羽曳野市で行われ、十両のぶつかり稽古で白鵬が一山本(25=二所ノ関)に胸を出した。約6分間引っ張り回し、泥まみれにさせ「ちょっと(当たりが)高めかなと思うけど、これからでしょうね。もろさがありそうで芯があった。そうじゃないと関取になれないけどね」と、今後の成長を期待した。

28日は琴ノ若、この日は一山本と、名古屋場所で新十両昇進を果たした2人。他に竜虎、木崎海が昇進したが、滋賀・草津市で行われる30日の巡業以降も新十両に胸を出すかと問われると、ニヤリと笑った。

横綱の胸を借りた一山本は「光栄なことです」と笑顔を見せた。中大時代に全国学生相撲選手権16強など実績を残し、16年3月の卒業後に就職した地元北海道の福島町役場を退職。年齢緩和制限を利用して、17年1月の新弟子検査に合格した“脱サラ力士”。新十両だった名古屋場所では9勝6敗と、幸先の良いスタートを切った。夏場所で平幕優勝した朝乃山とは同学年で大学時代から仲が良く、学生時代の対戦成績は「1勝2敗」という。当面の目標は幕内昇進で「順調にきている。(幕内に)1場所でも早く上がりたい」と意気込んだ。

一山本(2019年5月29日撮影) 

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勢が十両残留に“王手”「はたかれる前に出ようと」

勢(背中)は一山本を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇12日目◇18日◇ドルフィンズアリーナ

三役経験者の西十両8枚目勢(32=伊勢ノ海)が4勝目を挙げ、十両残留に“王手”をかけた。新十両の一山本に立ち合いから力強い踏み込みで圧倒、電車道で押し出した。

「はたかれてもいいから、はたかれる前に(一気に)出ようと思っていた。思った通り引いてくれたので、そのまま」。

今場所は初日から6連敗を喫し、11年秋場所以来の幕下転落が危ぶまれる状況に陥った。しかし、番付から見て5番勝てば残留濃厚。セーフティーゾーンにあと1勝だ。「足もだんだん、前に出るようになってきた」。西十両8枚目春場所から蜂窩(ほうか)織炎を患った左膝下の状態も良く、体調は確実に上向き。表情にも明るさが戻った。

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横綱陣は2連勝、栃ノ心は連敗、竜電が新三役初白星

白鵬(左)は朝乃山を上手投げ破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇2日目◇7日◇ドルフィンズアリーナ

若武者の挑戦を第一人者が退けた。休場明けで43度目の優勝を目指す横綱白鵬(34=宮城野)が、夏場所優勝で東前頭筆頭の朝乃山(25=高砂)と初顔合わせ。右四つガップリの体勢から最後は上手投げで仕留め連勝発進。朝乃山は初黒星を喫した。昨年夏場所以来となる6回目の優勝を狙う横綱鶴竜(33=井筒)も、平幕の北勝富士(26=八角)の挑戦を土俵際、逆転のはたきこみで退け2連勝とした。

初日に朝乃山に敗れた大関豪栄道(33=境川)は、新三役の小結阿炎(25=錣山)を左からの上手出し投げで瞬時に勝負を決め、初日を出した。大関復帰の栃ノ心(31=春日野)は、平幕の正代(時津風)に防戦一方で寄り切られ連敗。小結竜電(28=高田川)は、取り直しの一番で大関高安(29=田子ノ浦)を寄り倒しで破り、うれしい新三役初白星を挙げた。

1年前の名古屋場所で初優勝した関脇御嶽海(26=出羽海)は、遠藤(追手風)を押し出して初日を出した。新入幕で西前頭10枚目の貴源治(22=千賀ノ浦)は、この日も大翔鵬(追手風)を寄り切って2連勝。人気力士で西前頭14枚目の炎鵬(24=宮城野)も、巨漢力士の魁聖(友綱)を翻弄(ほんろう)。送り出しで勝って2連勝とした。

新十両同士の対戦で、西13枚目の木崎海(24=木瀬)が同14枚目の琴ノ若(21=佐渡ケ嶽)を寄り切って、うれしい関取初白星。同12枚目の竜虎(21=尾上)も「現役最年長対現役最年少」対決となった同11枚目の安美錦(40=伊勢ケ浜)に勝って新十両初勝利。2連勝とした一山本(25=二所ノ関)を含めた新十両4人の中で、白星がないのは琴ノ若一人となった。東幕下59枚目まで番付を上げた大関経験者の照ノ富士(伊勢ケ浜)は、今場所の1番相撲に勝って白星スタートを切った。

大相撲名古屋場所 北勝富士(左)をはたき込みで破る鶴竜(右)(撮影・白石智彦)
豪栄道(奥)阿炎はを上手出し投げで破る(撮影・前岡正明)
大相撲名古屋場所 栃ノ心(左)を寄り切りで破る正代(右)(撮影・白石智彦)

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松鳳山、弟弟子の一山本とアベック白星「うれしい」

松鳳山(右)は隠岐の海を上手投げで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇初日◇7日◇ドルフィンズアリーナ

東前頭9枚目松鳳山(35=二所ノ関)が“アベック白星”を喜んだ。自分は隠岐の海を上手投げで破った。

相手がまわしをつかんだ腕を決めにかかり、流れの中で投げを決めた。「うまかったでしょ? 炎鵬ほどじゃないけど。たまたまだけど…体の反応がいいからだし、たまたまが多分、一番いいんじゃないかな」と取り口を振り返った。

もう1つうれしかったのは、弟弟子で先場所まで自分の付け人だった新十両一山本(25)が白星スタートを切ったことだ。

「めちゃくちゃ引いてましたけどね、あいつ。立ち合いは当たって、そっから引いて引いて引いて引いて…」と取り口をからかい口調で説明したが、心境を問われて「ほんと、うれしいですね」とニッコリ。「一山本に負けないよう、星を伸ばさないとね、意地があるし」と話した。

木崎海(右)を激しく攻める一山本(撮影・鈴木正人)

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