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井上尚弥、井岡一翔、中谷潤人が年間表彰候補者に

左から井岡一翔、井上尚弥、中谷潤人

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会は19日までに20年の年間表彰ノミネートを選考した。

最優秀選手賞には、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(Ambition)、同フライ級王者中谷潤人(M・T)の3人を候補に選んだ。技能賞にも井上、井岡、中谷潤が候補に。殊勲賞には中谷潤、中谷正義(帝拳)、三代大訓(ワタナベ)を候補に選んだ。

また女子の最優秀選手賞は、岩川美花(高砂)、奥田朋子(ミツキ)、多田悦子(真正)の3人を候補とした。

各賞は東京、関西運動記者クラブのボクシング分科会、ボクシング専門誌の各メディアによる投票で決定する。受賞者は1月28日に発表される予定。

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4年ぶり日本人と対戦の伊藤雅雪「次のステップに」

前日計量をクリアした前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤(右)と東洋太平洋同級王者三代(横浜光ジム提供)

ボクシングの前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(29=横浜光)が約4年ぶりに日本人と対戦する。

26日、東京・墨田区総合体育館で東洋太平洋同級王者三代大訓(26=ワタナベ)とのライト級10回戦を控え、25日には都内で前日計量に臨み、100グラム少ない61・1キロでクリア。三代はリミットでパスした。

伊藤にとって16年大みそかの渡辺卓也との東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座統一戦以来となる日本人との試合。ライト級に階級を上げ、世界再奪取を狙う伊藤は「1度強い選手とライト級で戦い、アピールしないといけない。勝って次のステップになる試合がしたい」と自信を示した。

帝拳ジムへの出げいこでは元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレス、前東洋太平洋ライト級王者中谷正義ら世界トップとのスパーリングを消化。12日に中谷が米国での世界ランカー対決を逆転TKO勝ちしたことにも触発され「スパーリングして強いなと思っていた。刺激になったし。ボクも頑張らなくてはいけないと思いました」と気合を入れ直した。

昨年5月に世界王座から陥落した伊藤は、同9月に再起戦で勝利を飾って以来約1年3カ月ぶりのリング。この三代戦は当初、11月5日に開催予定も9月に急性虫垂炎の手術を受けたため、この年末に延期されていた。待望の試合に向け「不安とワクワクが入り交じっている。虫垂炎は言い訳にならないぐらい調整はしてきた」とキッパリと言い切っていた。

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中谷、再起戦TKOで王座獲得「もう1度ロペスと」

逆転のTKO勝ちで再起戦を飾り、WBOインターコンチネンタル・ライト級王座を獲得した中谷(帝拳ジム提供)

<プロボクシング:WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦12回戦>◇12日(日本時間13日)◇米ネバダ州ラスベガス

前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)が逆転TKO勝ちで、WBOインターコンチネンタル同級王座を獲得した。IBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と王座を争い、9回1分45秒、TKO勝ちを収めた。

1回に右ストレートでダウンを許し、4回には右カウンターで膝をつき、2度目のダウンを喫した。しかし5回からプレッシャーをかけて追い上げ、6回には右ストレートがクリーンヒット。9回には左ジャブでダウンを奪取し、立ち上がってきたベルデホにワンツーを打ち込み、キャンバスに沈めた。そのままレフェリーストップのTKO勝利をなった中谷は「上(顔面)ばかりだったらパンチが当たらないので、下(ボディー)から崩して上を攻めた。今日みたいにKOを狙っていきたい。これが米国で勝つ方法、ボクの戦い方」と堂々と言い切った。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来1年5カ月ぶりの再起戦だった。一時期は引退期間がありながらも、再びリングへのカムバックを決断した。今月には井岡ジムから帝拳ジムに移籍。移籍初戦でもあった。インタビューで「ダウンした後、立ち上がれた原動力は?」と問われた中谷は「ロペスとやって、もう1度、ロペスにチャレンジしたいから」とキッパリ。世界ランカーを下し、世界再挑戦へ大きなステップを踏んだ。

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中谷正義、前日計量パス「気持ちの入った試合に」

再起戦に向けて計量をパスした前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者の中谷正義(31=帝拳)が11日(同12日)、同地での前日計量をパスした。

拳を交えるIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)とともに、MGMグランドのカンファレンス・センターで公式計量イベントに出席。両者ともにリミットの135ポンド(約61・2キロ)でクリアした。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来1年5カ月ぶりの再起戦となる。一時期は引退期間がありながらも、再びリングにカムバックする中谷は「1度引退したからこそ自分の中でボクシングがどれだけ大切か分かりました。今まで以上に気持ちの入った試合になるので良い試合になると思います。楽しみにしていてください」と所属ジムを通じてコメントした。

WBOインターコンチネンタル・ライト級王座を争うベルデホ(左端)とにらみ合う中谷(提供:帝拳ジム)

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中谷正義、再起戦へ「ブランクは問題ない」一問一答

ベルデホ(左)と記者会見で初対面し、ファイティングポーズを取った前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が10日(同11日)、同地で記者会見に臨んだ。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦。拳を交えるIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と初めて対面し、インタビューに応じた。主な一問一答は次の通り。

-テオフィモ・ロペス戦から試合間隔が空いているようにも思いますが、ブランクに関する不安はありませんか?

中谷 大丈夫です、しっかりトレーニングは出来ているので特に問題ないです。

-ロペス戦で一番学んだことは何ですか?

中谷 強いパンチ、ポイントになるパンチがやっぱりちょっと少なかったと思うので、海外での試合はもっと使っていきたいと考えています。

-今回の試合では身長差がかなり有利と思います、特別なアドバンテージになると思いますか?

中谷 ボクシングは身長で戦うわけじゃないんで、それを使わずにパンチ力、KO狙って試合したいなと思っています。

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦に向けた会見に出席した中谷(右端)。左端は対戦相手ベルデホ(提供:帝拳ジム)

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中谷正義ベルデホKO宣言「強いパンチを当てたい」

ベルデホ(左)と記者会見で初対面し、ファイティングポーズを取った前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が10日(日本時間11日)、同地で記者会見に臨んだ。IBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と拳を交える。現在、WBO同級11位にランクする中谷は、19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦となる。

約1年5カ月ぶりとなるリングに向け、中谷は「長い間、試合がなかったことは心配していない。一生懸命トレーニングしてきた。海外の試合はパンチの強さが重要。この試合のために強いパンチを当てたい。彼をKOするつもり」と自信に満ちた表情で言った。

対するベルデホは18年3月にキャリア唯一の黒星を喫した後から4連勝中と好調を保っている。勝った方が、3団体統一王者ロペスとの対戦に近づくと言っていい。ベルデホは「ラスベガスで(イスマエル・)サラストレーナーと練習して以来、すべてが順調に進んでいる。体調はいい。対戦相手を甘く見ることはない」と中谷を警戒していた。

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦に向けた会見に出席した中谷(右端)。左端は対戦相手ベルデホ(提供:帝拳ジム)

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中谷正義「残るは計量を無事に」王座戦へジムワーク

米プロモート大手トップランクジムで練習した前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が8日(日本時間9日)、渡米後初のジムワークを米プロモート大手トップランクジムで消化した。IBF世界同級5位ベルデホ(プエルトリコ)と王座を争う中谷は同日夕方から練習をスタート。減量が予定通りに進んでいるため、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどの軽めの調整に取り組んだ。

所属ジムを通じ、中谷は「今日も午前中に検査がありましたが無事にクリアしました、あとは試合だけとなって、ホッとしています。残るは計量を無事に終えられるよう頑張るだけです。トップランクジムに来るのは初めてですが、倉庫のように広く感じましたがボクシングジムはやっぱり海外でもボクシングジムなんだな、と同じような雰囲気を感じることが出来ました。暖房もしっかり入れて暖かくしてくれていたので助かりました、汗もしっかりかくことが出来ました。明日の予定はジムワークだけなので、しっかり練習します」とコメントした。

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中谷正義が米ラスベガス到着「体調も良い感じ」

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦のため、ラスベガス入りした中谷(写真提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)が5日(同6日)、現地入りした。

WBO同級11位にランクする中谷は、MGMグランドでIBF同級5位、WBO同級12位、WBC同級14位に入るフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)と王座を争う。

現地到着後、軽めのランニングで体を動かして調整した中谷は「体調も良い感じです。まだまだ中量級では日本のボクサーが世界で活躍しにくい状況ですが、日本人も強いと証明していける試合をしていきたいと思いますので楽しみにしてください」と所属ジムを通じてコメントした。

昨年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦となる中谷は3日、井岡ジムから帝拳ジムへの移籍が発表されていた。

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ボクシング中谷正義「恩返しは結果を」帝拳ジム移籍

井岡ジムから帝拳ジムへの移籍が発表された前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(写真提供:帝拳ジム)

ボクシング前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31)が井岡ジムから帝拳ジムに移籍すると3日、発表された。

帝拳ジムを通じ、中谷は「このたび井岡ジム井岡会長のご厚意もあり、帝拳ジムに移籍することとなりました。移籍するにあたって沢山の人に協力してもらったので、その恩返しはこれから僕が結果を出していくことしかないと思っています。また本田会長はじめ帝拳ジムの皆さんにとても良い環境を作って頂き感謝しています、本当にありがとうございます」とコメントした。

現在、WBO同級11位にランクする中谷は昨年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦も決定済み。12日(日本時間13日)に米ラスベガスのMGMグランドでIBF同級5位、WBO同級12位、WBC同級14位に入るフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)とのWBOインターコンチネンタル同級王座決定戦に向けて調整を続けている。

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中谷正義が東洋太平洋ライト級王座を返上

中谷正義

日本ボクシングコミッションは4日、東洋太平洋ライト級王者中谷正義(30=井岡)が王座返上したと発表した。2日付での返上となる。

昨年12月に11度目の同王座防衛に成功した中谷は今年7月、IBF世界ライト級挑戦者決定戦に出場し、テオフィモ・ロペス(米国)に判定負けを喫していた。現在、世界ランキングではWBC7位、IBF7位に入っている。

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中谷正義、挑戦者決定戦の前日計量クリア

中谷正義

ボクシングIBF世界ライト級挑戦者決定12回戦は19日(日本時間20日)、米メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナルハーパーで開催される。東洋太平洋同級王座を11度防衛中のIBF同級3位中谷正義(30=井岡)が、13戦(11KO)全勝の同級4位テオフィモ・ロペス(21=米国)と拳を交える。18日(同19日)には同地で前日計量が開かれ、両者ともに134・4ポンド(約60・9キロ)でクリアした。勝者がIBF王者リチャード・カミー(ガーナ)に挑戦する流れになりそうだ。

現在、世界主要団体のライト級王者はビッグネームが君臨。WBA・WBO王者には3階級制覇王者でもあるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBC名誉王者には4階級制覇王者のマイキー・ガルシア(米国)が君臨している。

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中谷正義が世界挑戦者決定戦へ「やっとという感じ」

世界タイトル挑戦者決定戦を発表した井岡弘樹(左)、中谷正義(中央)、井岡一法(右)(撮影・南谷竜則)

プロボクシング東洋太平洋ライト級チャンピオンでIBF世界同級3位の中谷正義(30=井岡)が、7月19日(日本時間20日)に米メリーランド州の「MGMナショナルハーバー」で、同級4位のテオフィモ・ロペス(21=アメリカ)と、世界王座の挑戦者決定戦を行うと発表した。

所属の井岡ジムが9日、発表し、中谷は、大阪市内の同ジムで会見した。

現在、東洋太平洋タイトルを11度連続で防衛中の中谷は「やっとという感じ」。感慨深げにつぶやいた。

同タイトルを奪取してから5年が経過し、やっと世界戦線のチャンスがめぐってきた。この期間が長かったかとの質問に「やることをやっていたら早かった。でも、ついに来たという感じ。うれしい」と、本音ものぞかせた。

層が厚い中重量級では、世界戦実現のハードルが高い。挑戦者決定戦の話も流れに流れてやっと決まったという。「ずっと(世界を)意識してやっていました」と語り、一方では「でも意識しすぎないようにしていました。期待しすぎると、かなわなかったときにモチベーションが下るので」と謙虚さを失わず、防衛を重ねてきた。

ロペスは13戦1全勝(11KO)で、勢いがある右ボクサーファイター。KO率も高いが、中谷はあくまで「通過点」と言い切る。ロペスを倒してやっと、世界への挑戦権をつかむ。「自分の11度の経験が物をいう。一方的な試合になるのでは」と自信を見せた。

その自信を裏付けるものは、昨年12月に行われたハリケーン風太(31=カシミ)との一戦だ。速いテンポの試合をした経験が生きると語り、「世界戦もあるのでけがなく、無傷で勝ちたい。心配なのは食事だけ」と語った。井岡一法会長も、「ここまで来たら世界しかない」と意気込んだ。

IBFでは1位と2位が空位のため、実質的な1位と2位の決定戦になる。長い試練を乗り越えてきたボクサーが、巡ってきたチャンスを物にし、世界にアピールできるのか進化が問われる。【南谷竜則】

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吉野修一郎V4で世界ゴーサイン「違う景色見たい」

V4を飾ってインタビューを受ける吉野修一郎

<プロボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

同級王者吉野修一郎(27=三迫)が6連続KOでV4に成功した。同級1位アクセル住吉(33=関門JAPAN)と対戦。

左ジャブで初回からペースをつかんで6回から攻勢を強めた。7回にも連打でダウンを奪うと即座にレフェリーストップ。7回2分12秒TKO勝ちを収めた。

指名挑戦者だけに粘り強くタフだった。前半リードしながらも詰め切れなかったが「じっくりいき、中盤から後半に倒せればと思っていた。最後に倒せたので満足している。一発でなくコンビネーションで、最後はいい逆ワンツーが当たった」と笑みが広がった。

三迫会長は「長いラウンドやり、最後はとどめを刺した。この成果は大きい」とほめあげた。椎野トレーナーも「一番いい勝ち方」と合格点を与えた。

17年10月に王座を獲得し、これで2度のチャンピオンカーニバルをきっちり駆け抜けた。「そろそろ違うステージ、違う景色を見たい。アジアの方にいきたい」。吉野はステップアップして世界ランク入りへ意欲。三迫会長も「1戦1戦成長している」とゴーサインだ。現在V11の東洋太平洋同級王者中谷正義(井岡)との2冠戦を熱望。さらに年内早々に米国修行させるプランだ。

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井上尚弥が異例の満票で2度目の最優秀選手&KO賞

授賞式後にガッツポーズで写真に納まる、左から兄の井上尚、父でトレーナーの井上真氏、弟の井上拓(撮影・河田真司)

ボクシングの18年度年間表彰式が8日に都内で開催され、最優秀選手賞にはWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が満票で輝いた。4年ぶり2度目の受賞。昨年5月に当時国内最速の16戦目で3階級制覇を達成し、10月にも連続初回KOで初防衛に成功した。候補は4人いたが、文句のつけようがない成績に異例の満票だった。KO賞も3年ぶり3度目の受賞となり、年間最高試合と3冠だった14年以来の2冠獲得となった。

技能賞は世界最速12戦目で3階級制覇した田中恒成(畑中)、殊勲賞は海外奪取でKO初防衛の伊藤雅雪(伴流)がいずれも初めて選ばれた。この賞は日本ボクシングコミッション、日本プロボクシング協会、東京および関西運動記者クラブ・ボクシング分科会の主催、選考による。

また、日本連盟の最優秀選手賞も同時に選出、表彰された。98年から合同開催していたが、山根前会長時代の15年からプロと一線を引いて独自開催していた。今回は日本連盟からお願いする形で再び合同開催に戻った。

各賞の受賞者は以下の通り。

◆最優秀選手賞 井上尚弥(大橋)=4年ぶり2度目

◆技能賞 田中恒成(畑中)=初

◆殊勲賞 伊藤雅雪(伴流)=初

◆努力・敢闘賞 中谷正義(井岡)=初

◆KO賞 井上尚弥(大橋)=3年ぶり3度目

◆新鋭賞 竹迫司登(ワールド)=初

◆年間最高試合 9月24日のWBOフライ級タイトルマッチ 木村翔(青木)-田中恒成(畑中)

◆年間最高試合(世界戦以外) 7月27日の日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 久我勇作(ワタナベ)-和気慎吾(FLARE山上)

◆女子最優秀選手賞 天海ツナミ(山木)=初

◆女子年間最高試合 12月1日のWBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ 江畑佳代子(ワタナベ)-多田悦子(真正)

◆優秀選手賞 井上拓真(大橋)、井上尚弥(大橋)、伊藤雅雪(伴流)、岩佐亮佑(セレス)、亀田和毅(協栄)、京口紘人(ワタナベ)、木村翔(青木)、田中恒成(畑中)、ホルヘ・リナレス(帝拳)、村田諒太、山中竜也(真正)

◆特別功労賞 山中慎介(帝拳)

◆特別賞 五十嵐俊幸(帝拳)、山中竜也(真正)、小関桃(青木)、柴田直子(ワールド)、好川菜々(堺東ミツキ)

◆優秀トレーナー賞 井上真吾(大橋)=初

◆社会貢献賞 藤岡菜穗子(竹原&畑山)

◆JBC功労賞 田畑親一(タイムキーパー)、故手崎弘行(レフェリー)

◆協会功労賞 斉藤寛、島川威、熊崎広大

<日本連盟>

◆男子最優秀選手賞 成松大介(自衛隊)=初

◆女子最優秀選手賞 並木月海(自衛隊)=初

世界戦最高試合賞に選ばれた田中恒成(右)と木村翔(撮影・河田真司)
18年10月、WBAバンタム級タイトルマッチでパヤノ(右)にKO勝ちする井上尚弥

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井上尚弥、拳四朗ら4人が最優秀選手候補 年間表彰

井上尚弥(2018年8月21日撮影)

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が、10日に都内で18年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補は3階級制覇を達成して連続初回KOの井上尚弥(大橋)、史上最速タイ12戦目で3階級制覇の田中恒成(畑中)、3度防衛した拳四朗(BMB)、海外奪取にKO防衛した伊藤雅雪(伴流)の4人。受賞者は2月8日に都内のホテルで発表、表彰される。

技能賞は井上、ホルヘ・リナレス(帝拳)、拳四朗、田中、亀田和毅(協栄)、殊勲賞は伊藤、田中、KO賞は井上、清水聡(大橋)、竹迫司登(ワールド)、新鋭賞は小浦翼(E&Jカシアス)、勅使河原弘晶(輪島功一)、竹迫、吉野修一郎(三迫)、矢田良太(グリーンツダ)、努力敢闘賞は中谷正義(井岡)、細川バレンタイン(角海老宝石)、黒田雅之(川崎新田)、久田哲也(ハラダ)が候補となった。

年間最高試合候補はWBAライト級ワシル・ロマチャンコ(ウクライナ)-リナレス、WBOフライ級田中-木村翔(青木)、WBAバンタム級井上-ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の3試合。世界戦以外の最高試合は日本スーパーバンタム級和気慎吾(FLARE山上)-久我勇作(ワタナベ)、日本スーパーライト級細川-デスティノ・ジャパン(ピューマ渡嘉敷)、日本&東洋太平洋スーパーフェザー級末吉大-三代大訓(ワタナベ)、日本ミドル級竹迫-西田光(川崎新田)の4試合。

女子最優秀選手賞候補は天海ツナミ(アルファ)、藤岡奈穂子(竹原畑山)、多田悦子(真正)の3人。最高試合はWBOライトフライ級天海-チャオス箕輪(ワタナベ)、WBOアトム級岩川美花(高砂)-池山直(フュチュール)、WBCフライ級藤岡-イルマ・サンチャス(メキシコ)、WBOミニマム級多田悦子(真正)-江畑佳代子(ワタナベ)が候補となった。

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中谷正義11度目防衛「やっと」世界挑戦の時が来た

東洋太平洋ライト級で11度目の防衛に成功した王者中谷正義(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

王者中谷正義(29=井岡)が同級3位の挑戦者ハリケーン風太(31=カシミ)を4回1分43秒、TKOで下し、11度目の防衛に成功した。戦績は18戦全勝(12KO)となった。

身長182センチの自分より17センチ低く、バッティング覚悟で頭から飛び込んでくる挑戦者のラフなスタイルにつき合わず、基本に忠実なワンツーで両目尻をカットさせ、着実にダメージを与えた。

中谷は「予想通りでしたが、思っていたよりしんどさもあった」と、初回から全開でラッシュしてきた相手を振り返った。「でも、外国人も最初から飛ばしてくるのが多い。今日はパンチをもらわなかったけど、世界トップクラスなら見栄えの悪いのをもらったりする。その意味でいい経験やし、収穫です」。

18戦全勝と無敗街道を突き進む中谷は現在、ライト級の世界ランクでIBF5位、WBC8位、WBO12位につける。いつ世界に挑戦してもおかしくない。井岡一法会長も「チャンス(世界挑戦)の話は来ている。後はタイミングの問題」と後押しする。

中谷は「内山さんが世界王者になったん、僕ぐらいの年でしょ? だから、全然焦りはない。ただ負けたら引退。それは決めてます」。元WBAスーパーフェザー級王者で11連続防衛に成功した内山高志は30歳で世界王座についた。中谷は来年3月8日で30歳。「僕が頑張りだしたんは、ここ4年ほど。今やっと世界のスタートに立った感じです」。19年こそ“その時”が到来しそうだ。

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中谷正義が東洋太平洋V10 会長は世界挑戦ハッパ

東洋太平洋ライト級王座で10度目の防衛に成功した中谷(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇29日◇大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場

 王者中谷正義(29=井岡)が10度目の防衛に成功した。日本ユース・ライト級王者富岡樹(21=REBOOT)を11回2分40秒、TKOで退けた。戦績は17戦17勝(11KO)。

 左ジャブを中心に、スピードを生かして激しい出入りを繰り返す挑戦者に序盤はてこずり、4回終了時のスコアは1-2でリードされた。だが、相手が全力で飛ばしてくることは想定内。「焦らんかったです。最悪なら0-3でとられると思っていたから」。5回以降は相手の距離につき合わず、インファイトに切り替えた。6回に左フックから右ショートで最初のダウンを奪取。11回は連打で2度のダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。

 東洋太平洋のベルトを10度防衛した。いつでも“卒業”できる。ただし、海外マーケットがメインの中重量級で、世界戦実現のハードルは高い。本人も「今日のような内容じゃ大見えは切れません。もっと一から練習します」という。しかし、井岡一法会長は「何とか世界戦をやらせたい。できるなら、来年にもね。全力で努力します」と断言。中谷に「世界にいけるかも、じゃあかん。絶対に行く。そう思わなあかんぞ」とハッパをかけた。陣営一丸で、チャンスを探っていく。

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中谷正義が9度目防衛も「客なら絶対におもんない」

東洋太平洋ライト級王座9度目の防衛に成功した中谷正義(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

 王者中谷正義(28=井岡)が9度目の防衛に成功した。挑戦者の同級3位パラーンペット・トーブアマート(30=タイ)を6回1分45秒KO勝ちで退けた。

 最後まで完璧な右ボディーで、相手をもん絶させた。しかし、中谷は「今日の試合ですか? う~ん、25点です」とこぼす。「もっと積極的にいかんとダメ。まあディフェンシブと言えば、そうなんですが…。僕が客なら、絶対におもんないと思うんで」と苦笑いした。

 東洋太平洋の王座にもう執着はない。世界ランクはWBA10位、WBC5位。目線は世界にある。「もう6、7度目の防衛戦ぐらいから意識してますから。いつでも、どこでも、誰とでも。やれば、絶対にベルトを取ります」。中量級のライト級という階級が、世界挑戦へのハードルの高さになっている部分はある。井岡一法会長は「でも、それを言ったら、おしまいでしょ。何とか、いろんな手を尽くしてね」。夢実現へ、陣営一丸でチャレンジしていく。

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中谷正義8度目防衛 世界戦へ「いつでもいける」

中西正義(左)はライアン・セルモナに4回TKO勝ちで8度目の防衛を飾った(撮影・宮崎幸一)

<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇島津アリーナ京都

 王者中谷正義(28=井岡)が、4回TKO勝ちで8度目の防衛を飾った。

 同級1位ライアン・セルモナ(29=フィリピン)と対戦。3回に2度のダウンを奪い、4回に右ストレートからの連打で沈めて1分24秒TKO勝ちした。中谷の戦績は15勝(9KO)無敗。

 「こんな調子よかったのは初めて。減量も一番うまくいった」。世界挑戦に向けては「(防衛)8回は中途半端だから、10回を目指したい。客観的に見て、10回防衛したら『すごいな』と思えるし。やっと自分の実力が世界レベルに近づいてきたんじゃないかと思えるようになった。(世界戦は)いつでもいける準備はしている」と力強く言い切った。

中西正義(左)はライアン・セルモナに4回TKO勝ちで8度目の防衛を飾った(撮影・宮崎幸一)

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中谷正義、7度目防衛も反省「しょうもない試合」

<プロボクシング:東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

 東洋太平洋ライト級王者中谷正義(28=井岡)が7度目の防衛成功にも、反省の言葉を並べた。

 同級14位ゲーオファー・トーブアマート(30=タイ)に3-0の判定勝ち。中谷はボディーなどに有効打を浴びせたが、カウンターを狙ってくる相手の攻略に苦しみ「やりにくかった。僕のいいところを消して、カウンター狙いでうまくやってきた」と歯がゆさをにじませた。

 試合後のリングインタビューでは「今日はしょうもない(つまらない)試合だったので、短く終わらせてもらいます。ありがとうございました」とだけあいさつ。14戦14勝(8KO)と負け知らずだが、控室でも「こんな試合では、僕の口から大きなことは言いづらい」と肩を落とした。

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