上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

亀田和毅6月パパに 妻シルセさんが第1子妊娠

妻シルセさん(左)の第一子妊娠を発表した亀田和毅

ボクシング元WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28)の妻シルセさん(31)が第一子となる男児を妊娠していることが分かった。出産は6月上旬の予定。

亀田和は「この度、妻が第一子を妊娠しました。新たな命を授かり、父になる責任をしっかり持ち、より一層精進してまいります。まずは子供が無事に生まれ、健康で元気に育ってほしいと思います。そして、これから自分の目標である3階級制覇を目指し、成長した自分の姿をみなさんに見せられるようにがんばります」と喜びのコメントを寄せた。

亀田和は19年7月にWBCスーパーバンタム正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦で敗退。同11月から米ラスベガスに拠点を移し、1階級上げたフェザー級での再起戦に向け練習を積んでいる。

関連するニュースを読む

亀田和毅フリー、海外で現役続行へ 協栄と契約満了

亀田和毅(2019年2月8日撮影)

ボクシング元世界2階級制覇王者亀田和毅(28)が国内所属先を決めず、フリーで活動する方針であることが10日、分かった。

協栄ジムの金平桂一郎会長が9日にプロ活動休止となる休会届を提出。即日受理されて所属選手はフリーとなったが、既に亀田和は協栄ジムとの契約が満了済み。7月にWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦に敗れた後から国内ジム所属のない立場だったとみられる。今後は米国を中心に海外を舞台に現役を続ける見通しで、亀田和の関係者は「今後の(国内)所属は未定」としている。

関連するニュースを読む

金平会長ジム休止表明、協栄HPはジム運営継続掲載

協栄ジム・金平桂一郎会長

プロボクシングの名門・協栄ジムが活動休止(休会)することが7日、分かった。

金平桂一郎会長が明かしたもので、9日に日本プロボクシング協会、日本ボクシングコミッション(JBC)に休会手続きを申請するという。同会長は「月曜日にも協会とJBCに休会届を出します」と明かした。休会理由は実質的オーナーと同会長の方向性の違いで「経営者とのトラブルです」と説明した。

金平会長の休会表明を受け、同ジム公式サイトは「本日、一部のメディアにおいて、当ジムが活動休止を予定している旨の報道がありましたが、当ジムが発表したものではなく、活動休止を予定している事実もございません。当ジムは、引き続き、会員の皆様に対してこれまで同様のサービスを提供してまいります」(原文まま)とのコメントを掲載。ジム自体の運営は続けられる内容となっているが、金平会長が週明けに休会届を提出して認められればプロ活動は制限。選手はJBC管轄下での試合ができなくなる。

76年に設立された協栄ジムは現会長の父となる金平正紀前会長が設立。海老原博幸、西城正三、具志堅用高、上原康恒、渡嘉敷勝男、鬼塚勝也、勇利アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ、佐藤修、亀田興毅、坂田健史、佐藤洋太、亀田和毅と国内ジムではトップとなる計13人の世界王者を輩出している。同会長は「早く復活させたいと思っています」とも口にした。

現在、亀田3兄弟のいとこ京之介が在籍。22日には全日本新人王決勝(東京・後楽園ホール)を控えており「なるべく早く発表して、新たな所属先で試合をしてほしい」と話した。

関連するニュースを読む

世界王者多数協栄ジムが経営者トラブルで活動休止へ

協栄ジムの金平会長

プロボクシングの名門・協栄ジムが活動休止することが7日、分かった。金平桂一郎会長が明かしたもので、9日に日本プロボクシング協会、日本ボクシングコミッション(JBC)に休会手続きを申請するという。同会長は「月曜日に協会とJBCに手続きします」と明かした。休会理由は実質的オーナーと同会長の方向性の違いで「経営者トラブルです」と説明した。

76年に設立された協栄ジムは現会長の父となる金平正紀前会長が設立。海老原博幸、西城正三、具志堅用高、上原康恒、渡嘉敷勝男、鬼塚勝也、勇利アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ、佐藤修、亀田興毅、坂田健史、佐藤洋太、亀田和毅と国内ジムではトップとなる計13人の世界王者を輩出している。同会長は「早く復活させたいと思っています」とも口にした。

現在、亀田3兄弟のいとこ京之介が在籍。22日には全日本新人王決勝(東京・後楽園ホール)を控えており「本当は決勝まで、とは思っていたのですが…。早く所属先をみつけてほしい」と話した。

関連するニュースを読む

亀田和毅の元相棒・竹原毅が初のTKO勝ちで新人王

<プロボクシング:東日本新人王決勝スーパーバンタム級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

スーパーバンタム級は竹原毅(24=協栄)が、2回TKO勝ちで制した。

ジャブを突いて梅本耕孝(36=新日本木村)に突進させず、2回に左アッパーでダウンを奪った。3回に攻勢を強め、連打を浴びせるとレフェリーストップ。3回2分44秒にプロ5戦目で初のTKO勝ちとなった。

「倒す気はなく、無難に勝てばと思った。やっとKOできたが、アッパーも練習したパンチ。練習通りの試合をできたのがよかった」。新人王は2年連続の挑戦だった。昨年4月のデビュー戦で1回戦出場予定も、左眼窩(がんか)底骨折で棄権していた。

岡山・山陽高でボクシングを始めたが「もらっても当てればいい」とファイターだった。けがしたことで「教科書通りにジャブをコツコツ当ててと、スタイルチェンジした」。それが成長と結果につながった。

法大にも進んだが、アマでは11勝(4KO)10敗にとどまった。元世界王者亀田和毅のスパーリング・パートナーを務めたことがあった。その縁もあって内田トレーナーに誘われ、協栄ジムでプロ転向した。

デビュー5連勝も「全日本に勝って、やっとスタートライン。高校の監督に恩返しのために、まずは形になるものがほしい」。全日本を制して、チャンピオンベルト獲得を目指す。

関連するニュースを読む

亀田和毅「勇気持って」3階級制覇へ名伯楽とタッグ

3階級制覇に向けて米国合宿へ出発した亀田和毅

ボクシング元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28=協栄)が名伯楽イスマエル・サラストレーナーとタッグを組み、3階級制覇を目指すことが16日、分かった。この日、成田空港からメキシコへ出発した亀田は「次の目標はこれしかないと思った。次戦からフェザー級で戦う」と明かした。7月にWBCスーパーバンタム正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦で敗れてから約3カ月。大きな目標に向かって再スタートをきる。

次の挑戦へ背中を押してくれたのは、15年マクドネル戦の時に一時期指導を受けたサラストレーナーだった。バルガスとの試合を終えると、すぐに「もっと良くなるところがある。もしよかったら見てあげるよ」と連絡が入った。現役続行は決めていたが、その励ましを受け、さらに自信が深まった。10月いっぱいは第2の故郷であるメキシコで練習し、11月に米ラスベガスへ移動。サラス氏のジムで指導を受けながら、年内か年明けの再起戦を目指す。

スペイン語が堪能なだけに、キューバ出身サラス氏とのコミュニケーションも問題ない。世界のトップ選手が集まるジムで一から鍛え直すつもりだ。

バンタム、スーパーバンタムに続く、フェザー級での世界タイトルを狙うが、兄興毅はライトフライ、フライ、バンタムの3階級制覇を達成している。「来年ここで取ってまずはお兄ちゃんに並ばんと。自分は4階級はできると思っている。(亀田3兄弟の)3番目が1番強いと言われてきたので、次にいかないと」。この日着ていたパーカーのメーカーは「チャンピオン」。亀田は「気付かないので自分で言いますけど、わざわざ着てきたんですよ。チャンピオンになるんです」と笑った。「負けて、環境を変えるのは難しいですが勇気を持って挑戦する。そうすれば新しい風が入ってくる」。そう話し、いきいきとした表情で出発した。

関連するニュースを読む

亀田京之介「目立ちたい」新人王へド派手赤ジャージ

ボクシング東日本新人王決勝で対戦するフェザー級の今成太希(左)と亀田京之介

ボクシング東日本新人王戦決勝(11月3日、東京・後楽園ホール)に向けた会見が11日都内で行われ、亀田3兄弟のいとこでフェザー級の亀田京之介(21=協栄)がド派手な赤いジャージーで登場した。

12階級の選手がみなダークなスーツを着用する中、亀田は「目立ちたいから」と股間にサメの口の模様が描かれた赤いジャージーを選んだ。抱負を問われると「まぁ、こんなところでなにを言ってもしょうがないので、試合を楽しみにしてください」と自信たっぷりに答えた。前日には亀田3兄弟のなかでも一番親しくしている元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅から電話で激励を受けた。「お前が負けるはずない。練習通りやれば勝てると言ってもらった。自信になります」。東日本、それを制した先の全日本が終わったら和毅と旅行に行くプランがあることも明かした。

一方、相手の今成太希(22=三迫)は「注目が集まってうれしい」と亀田との対戦をむしろ歓迎した。地元新潟からも約50人ほど応援が駆けつける予定だ。調理師免許を持っており、現在は三迫ジム裏手の小学校で給食作りのパートをしながら練習を続ける。「とりあえず全日本を取りたい。続けていけばチャンスは巡ってくると思う」と謙虚に夢を語った。

関連するニュースを読む

亀田和毅、敗戦も再起へ「どんな相手でも逃げない」

亀田和毅(2018年5月4日撮影)

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州カーソン

暫定王者亀田和毅(28=協栄)がプロ33戦無敗の正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に0-3の判定で敗れた。アマ時代に唯一敗れた因縁の相手に12年ぶりのリベンジはならなかったが、世界王者返り咲きへ前を向いた。

   ◇   ◇   ◇

追っても追っても逃げていく。亀田の拳はバルガスになかなか届かなかった。序盤から足を使って攻め込み、右フックやストレートをヒットさせるが、回を追うごとにリーチの長いバルガスに巧みに距離を取られた。最終12回には焦りからかブレーク中にパンチを打ち込み、痛恨の減点。決定打がないまま判定で敗れた。

手も足も出なかった12年前とは違い、手応えは残った。

試合直後のリングでは「バルガスをリスペクトしているが、今夜は自分が勝ったと思う。学び、練習して再び世界王者になる」とスペイン語で宣言した。

この一戦を踏み台に、2階級上のスーパーフェザー級まで制覇する夢も思い描いていたが、先行きは不透明となった。ただ、辞めるつもりはない。「ボクシング人生は1回。お兄ちゃんたちは世界王者になったし尊敬しているけど『強い選手と戦いたかった』とずっと言ってる。だから自分はどんな相手でも逃げない。もうやりたくない。そこまで追い込みたい」。悔いを残す2人の兄と同じ轍(てつ)は踏まない。強い心で、再起の道を探っていく。

関連するニュースを読む

王者バルガス「私の方が」知的に亀田和毅を返り討ち

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日◇米カリフォルニア州カーソン

暫定王者亀田和毅(28=協栄)を下し、WBC王座統一に成功した正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)は頭脳的な勝利ができたことを強調した。

「パンチを数多く出し、すごく知的な戦いをすることが作戦だった」と満足げ。序盤から距離を詰める亀田に的確な左ジャブを打ち込んでペースをつかみ、チャンスには5連打も繰り出してアウトボクシングに徹した。

アマチュア時代に続き、プロのリングでも返り討ちにしたバルガスは「カメダは日本のファンもたくさん連れてきたが、私の方が非常にインテリジェンスな戦いをした」と自信に満ちた表情を浮かべた。

試合後にはリングサイドで観戦していた2団体統一(WBA、IBF)王者ダニエル・ローマン(米国)に向けて「ダニー、オレは準備ができている。3つのタイトルが欲しいんだ」と団体統一戦を呼びかけていた。

関連するニュースを読む

亀田和毅が全勝の正規王者に判定負け/世界戦詳細

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州カーソン

WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27=協栄)が同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に0-3の判定で敗れ、王座統一に失敗した。亀田はリーチ長く、手数多いバルガスに対抗して、積極的に前に出続けたが有効打は奪えなかった

◆WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦

バルガス判定亀田和毅

【12回】 バルガスが距離をとって手数をだす。亀田はクリンチの離れ際にパンチを放ち、バルガスの顔面に当たる。減点1。場内から激しいブーイング。亀田はめげずに、バルガスをコーナーに追い込むなど、がむしゃらにパンチを放つ。父史郎氏の「追いかけろ」の指示通り、最後まで前に出て、パンチを放つが、有効打は奪えない。結局0-3の判定で敗れた。

【11回】 セコンドから史郎氏の大声のゲキがとぶ。だが、展開は変わらず。リーチのあるバルガスとの距離はなかなか縮まらない。近づくとクリンチ。もどかしい展開が続く。もっともバルガスの有効打も少ないだけに、亀田も大きなダメージはない。この回も最後まで積極的に前に出た。

【10回】 距離をとるバルガスに対して、亀田は懸命に距離を縮めようと前にでる。だが、バルガスのガードは堅く、近づいてもうまくクリンチでかわされる。

【9回】 開始から打ち合い。亀田は「来い」とアピール。ノーガードで挑発する場面も。バルガスは手数多い。亀田は離れ際などに単発にパンチを決めた。

【8回】 亀田は前に出て、パンチ放つが、バルガスにはクリンチなどでうまくかわされる。1分半すぎに亀田は連打で攻めたてる。バルガスは距離を取って手数を出して対抗。

【7回】 バルガスは手数多い。亀田は前に出続けるが、なかなかパンチが決まらない。バルガスも有効打は少ない。

【6回】 亀田は積極的に前に出る。何度かロープ、コーナーに追い込むが、有効打は少なく、バルガスに決定的なダメージは与えられない。

【5回】 手数多いバルガス。1分半すぎには右ストレートを顔面に決めた。カウンター狙いの亀田は慎重。セコンドの父史郎氏から「前にいけ」とのゲキが飛ぶ。

【4回】 亀田がコーナーにバルガスを追い込んで右ストレート、左フック。1分半には左フック決める。手数はバルガスも亀田は終始プレッシャーをかけ続けた。

【3回】 バルガスの右ストレートが決まる。亀田も踏み込んで右ストレート。手数はバルガスが上回る。

【2回】 亀田はプレッシャーをかけて前に出る。互いにパンチ放つもガードの上。1分半すぎに亀田がスリップダウン。相手のバッティングを訴える。終了間際に亀田が飛び跳ねるようにパンチ放つもかわされた。

【1回】 お互い距離をはかりながらジャブを放つ。亀田はリーチの長いバルガスにプレッシャーをかけるように前に出た。互いに有効打はなかった。 

◆試合前 亀田和毅は父史郎氏らとともに入場。緊張しながらも気合いみなぎった表情。会場から日本から来た応援団から和毅コールも。

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅。レイ・バルガスとのフェースオフではベロを出して挑発(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦前日計量のフェイスオフで関係者から引き離されるレイ・バルガス(左)と亀田和毅(協栄ジム提供)

関連するニュースを読む

亀田和毅、3兄弟30戦目の世界戦で王座統一に失敗

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅。レイ・バルガスとのフェースオフではベロを出して挑発(協栄ジム提供)

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦> ◇13日◇米カリフォルニア州カーソン

WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28=協栄)がプロ33戦無敗の正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に判定で敗れた。アマ時代に唯一敗れた因縁の相手に12年越しのリベンジはならなかった。

リーチで大きく上回り、手数の多いバルガスに苦しんだ。最後まで懸命に前に出続けたが、有効打は少なく、決定打は奪えなかった。

「ほんまに最高の相手」。12年間ずっと待ち望んでいた再戦だった。バルガスとはメキシコ修行中だった07年にアマチュアトーナメント大会の決勝で対戦。場所はメキシコシティの格闘技の聖地アレナ・メヒコ。ブーイングを浴びるアウェーの中、判定で敗れた。177センチの長身でリーチも上回る相手に「何も出来なかった」。この時の悔しさが、その後メキシコではい上がる燃料となった。

33戦無敗のバルガスは、亀田にとって過去最強の相手。勝てばスターへの道が開け、負ければ後がない。覚悟を胸にこの一戦に備えてきた。3月からはゴルフ松山英樹、ボクシング長谷川穂積ら数々のトップアスリートを指導してきた秀島正芳トレーナー(37)にフィジカルコーチを依頼。弱かった腸腰筋を鍛えることでパンチの力強さはアップ。また、胸椎のしなりを高めることで拳1つ分ほど、リーチを伸ばせるようになった。また筋量はトレーニング前より1・2キロ増加。「相手からすれば前にサンドバッグがある感じだと思う。打ってもびくてもせんから」。強靱(きょうじん)な肉体とともに「これだけやったから負けない」と揺るがぬ自信も身につけた。12回で「どこかでつかまえられるはず」と攻めたが、力及ばなかった。

メキシコでの苦労。「亀田家」の呪縛で試合がしたくてもできない時期。すべてを糧に28歳でやっとビッグマッチにたどり着いたが、不利の下馬評を覆せなかった。この一戦をステップに2階級上のスーパーフェザー級まで制覇する夢も思い描いていたが、先は不透明となった。

ただ、ボクサーとして決めていることがある。「練習したくない。もうやりたくない。そこまで追い込みたい。そこまでかけている」。兄2人は世界王者にはなったものの、引退後「強い相手とやりたかった」と後悔を漏らした。だからこそ、すべて出しきってボクシング人生を終わらせると自らに課す。「自分はトップにいける力があると思っている」。信じて、再起の道を探る。

関連するニュースを読む

亀田和毅支える「シルセ飯」専門家と契約し食事改善

自宅キッチンで食事を作る亀田和毅(左)と妻シルセさん(シルセさん提供)

愛情たっぷり「シルセ飯」に報いる勝利を-。WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(28=協栄)が13日(日本時間14日)、米カーソンで同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦に臨む。07年に敗れた因縁の相手にリベンジするため、今回は栄養士のアドバイスを受け、食事改善に着手。すべて手作りするメキシコ人の妻シルセさん(31)が、その秘密を明かした。【取材・構成=高場泉穂】

   ◇   ◇   ◇

300グラムアンダーの55・0キロで計量をクリアした亀田が口にしたのは、食べ慣れた愛妻シルセさんの料理だった。オーガニック食材で作ったスムージーやディップに生セロリ。体に優しいメニューで、リカバリーに務めた。「今回は完璧なコンディションに仕上がりました。最高の状態です」。確かな自信を胸に宿敵バルガスとの大一番を迎える。

この一戦に向け、体力強化とともに取り入れたのが自然な食材を摂取する食事法だった。米ロサンゼルス在住の専門家、小田島勢子さんと専属契約。シルセさんが毎食の写真を送り、その都度アドバイスをもらってきた。炭水化物は朝と昼兼用の1日1回。夜は野菜中心。「和毅の体を見たら何が必要か分かります」とシルセさん。日々の練習に合わせ食事メニューを組み立て、和、洋、時にメキシコ料理も組み合わせた見た目も美しい料理で、夫和毅の体を支えてきた。

「シルセ飯」のモットーはシンプルで、美しいこと。焼く場合は、素材を生かして味は塩のみ。よく食べるサラダはカロリーの高い市販のドレッシングは使わず、自家製だ。「一番作るのは“レモン、オリーブ、塩”。また“いちご、はちみつ、マスタード、バルサミコ”など野菜の内容に合わせて、毎回違うものを作ります」。少ない量で満足感を得られるよう見た目も重視。一つの皿にさまざまな色のが入るよう心がけているという。

妻の努力に亀田は「僕のことを24時間考えて、勉強してくれている」と感謝。以前はコンビニ食も食べていたが、食事を変えたことで「疲れた時に違いがわかる」。半年間厳しいトレーニングをこなせたのも、健康的な食事で、二人三脚で作り上げた元気な体があるから。「僕ができるのはリングの上で結果を出すこと」。愛する妻に最高の結果で恩返しする。

前日計量後、セロリ、オーガニック食材で作ったディップなどヘルシーな食事をとる亀田和毅(亀田シルセさん提供)
滞在先ホテルのキッチンを借りて料理するシルセさん(左)と専属の栄養スペシャリスト小田島勢子さん
ある日の夕食。手前はケールと紫キャベツのサラダ。味付けはレモン、オリーブオイルのみ(亀田シルセさん提供)

関連するニュースを読む

亀田和毅「集大成」計量で16秒にらみ合い緊迫状態

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦前日計量のフェイスオフで関係者から引き離されるレイ・バルガス(左)と亀田和毅(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦の前日計量が12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のホテルで行われ、暫定王者亀田和毅(28=協栄)、同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)ともに300グラムアンダーの55・0キロで一発クリアした。

フェースオフは16秒にもおよび、関係者が引き離しにかかるほどの緊迫状態となったが、この日は亀田の28歳の誕生日だけあり、祝福ムードにも包まれた。メキシコの伝統民謡楽団「マリアッチ」がサプライズで会場に訪れ、誕生日ソングを演奏。駆けつけた多くのファンからも和毅コールで祝福された。さらにWBCマウリシオ会長からは、名前とWBCのロゴが入った誕生日プレゼントを直々に贈られた。

亀田は「今回は完璧のコンディションに仕上がりました。最高の状態です。一番やりたかった相手と最高の舞台で試合ができることに関係者の皆様に感謝しています。明日の試合は自分の集大成の試合。最高の試合をして必ず勝ちます。日本の皆様、応援よろしくお願いします」と自信を口にした。

WBCスーパーバンタム級王座統一戦前日計量後、WBCのマウリシオ会長(右)から誕生日プレゼントをもらい、喜ぶ亀田和毅(協栄ジム提供)

関連するニュースを読む

亀田和毅、舌出し挑発&スペイン語で堂々挨拶

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅。レイ・バルガスとのフェースオフではベロを出して挑発(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28=協栄)が11日、13日に米カリフォルニア州・カーソンで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦を前に、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ。

亀田は集まった大勢の外国メディアを前に得意のスペイン語で堂々とあいさつした。「皆さん、本日はご出席ありがとうございます。念願だったこの戦いに挑める好機を実現してくれた、WBCと、プロモーター、ゴールデンボーイに感謝しています。アメリカの地で、さらにアメリカ人とメキシコ人の多いロサンゼルスで試合が出来る事に、スーパーわくわくしています! 特にこの4カ月の厳しい練習と調整で、この上ないくらいコンディションはいい状態に準備できています」。

さらにレイ・バルガスにも「チャンプ! お前はチャンピオンか? お前はメキシコ人か? だったら、お互いチャンピオン同士、メキシコ人らしい面白い試合を思いっきりやろう」とスペイン語で宣言。フェースオフではバルガスに向かって、ベロを出して挑発するなど会見を盛り上げた。

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅は流ちょうなスペイン語であいさつした(協栄ジム提供)

関連するニュースを読む

亀田和毅、世界戦へ「あとは試合の日に爆発させる」

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外のジムで公開練習を行った亀田和毅(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)が10日、13日に米カリフォルニア州・カーソンで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一選に向け、米ロサンゼルス郊外のジムで練習を公開した。

集まったメディアの前でシャドーボクシングなど軽めの練習を披露し、インタビューに応じた。

以下、主な一問一答。

-現地入りしてからの今のコンディションは

こっちに来てからのコンディションはいい。今回は新しいトレーナーにフィジカルも限界の限界まで追い込んで準備してきたので、万全です。何より一番は、気持ちの面で、これだけやってきた!っていう自信もついた。

-アマチュア時代に一戦を交えた因縁の相手との対戦。意識は

意識というか、アマチュア時代は3ラウンドで、世界戦は12ラウンドと、戦い方も作戦も全て違う。アマチュア時代の対戦結果はあまり気にしていない。

-公開練習のインタビューも全てスペイン語。すごいですね。忘れないのか

忘れないですね。むしろ日本語より話しやすいです。

-試合までどう過ごすか

今は、ゆっくり休んで。あとは試合の日に爆発させるだけ。今回の相手はそれだけの相手なので、万全の体制で挑みたい。

-試合で気を付ける点は

全くないです。身長差やリーチ差がどうのと心配される声もありますが、自分はそこは全然気にしていない。それに対応出来うるスピード力や、自分のボクシングの強みをいかして、自分らしくリングで戦えれば、絶対相手は倒せると思っています。

-兄2人も世界チャンピオン。ギネス記録保持者である事にプレッシャーなど感じる事はあるか

(兄)2人は尊敬していますし、育ててくれたおやじの存在も偉大です。でもそれをプレッシャーに思ったことはないです。

関連するニュースを読む

亀田和毅「やっぱり根性」因縁バルガスと王座統一戦

バルガスとの統一戦に向けて、米国出発前の関西空港で決意を述べた亀田和毅(撮影・松本航)

ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)が6日、米国出発前の関西空港で王座統一への手応えをにじませた。

13日(日本時間14日)に米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)と統一戦。32戦全勝の強敵との戦いは、DAZNで全世界に生中継される予定で「みんなが見た通り、(バルガスは)身長が高くて、スピード、テクニック、キャリアもある。スーパーバンタムで一番強い選手じゃないですかね。試合の中で重要なのはやっぱり根性。あいつに根性で負けへんかったら、試合に勝ちます」と淡々とした口調で静かに闘志を燃やした。

スパーリングは約100回を消化し「完璧です。何も言うことない。自信は今回が一番あります」と頼もしく言い切る。アマチュア時代に唯一敗れた因縁の相手に、12年ぶりのリベンジを果たす。

関連するニュースを読む

亀田和毅「根性も鍛えてもらった」6日米国出発へ

7月の統一戦に向け、フィジカルトレーニングをきりあげた亀田和毅

プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27=協栄)が26日、7月13日(日本時間14日)に米カリフォルニア州カーソンで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦に向け、神戸市内でフィジカルトレーニングを打ち上げた。

亀田は今年3月からフィジカル強化を開始。これまでゴルフの松山英樹、プロ野球の中田翔、ボクシング長谷川穂積らトップアスリートを指導してきた秀島正芳トレーナーの厳しい指導のもと、肉体改造に取り組んできた。

亀田は「パワーだけでなく、根性も鍛えてもらったので、自信を持って試合に臨むことができる。試合で成果を発揮できるのを楽しみにしています」と自信を口にした。

大阪で最終調整し、6日に米国へ移動する。

関連するニュースを読む

亀田和毅、統一戦は“ど派手”に!「ファンの心を」

「体全体がサンドバッグのように強くなっている」と語るWBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅

ギンギラギンで世界にアピールや!。プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27=協栄)が10日、大阪市内で、7月13日(日本時間14日)の同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦に向け、全身シルバーのガウンを用意していると明かした。

「誰もやったことないでしょ」。世界を驚かせるために銀色を選んだ。会場は約1万人の観客が入る米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパーク。同地は過去にも数々のビッグマッチを開催しており、井上尚弥も17年に世界戦を行っている。その地のメインで、鏡のように光を反射しながら、ど派手に入場する狙いだ。

「これぐらい派手でいかんと目立てへんし、インパクトが大事。鏡みたいになっていて、ライトが当たるといい感じになると思う。メインだけど(観客の)半分には知られていない状態だと思う。入場、試合でインパクトを残して、最後にスペイン語で話してファンの心をつかみたい」。DAZNで全世界配信されるこの一戦で、人気と評価を一気につかみにいく。

バルガスを想定した手足の長い相手とすでに約60回のスパーリングをこなし、調整は順調。肉体改造で筋肉量が約1キロ増え「体全体がサンドバッグみたいにかたい」と今までにないパワーも実感している。プロ32戦無敗の強敵だけに下馬評では亀田不利とみられがちだが、その声をむしろ歓迎する。「今までは『勝つやん』という相手が多かった。『負ける』と言われたほうが燃える。もっと言うてくれ」。勝って世界を驚かせる。

関連するニュースを読む

亀田和毅vsバルガス 王座統一戦は7・13に決定

“鬼教官”秀島トレーナー(左から2人目)の指導のもと、和歌山で走りこみ合宿をスタートさせた亀田和毅(2019年5月8日撮影)

ボクシングの協栄ジムは10日、WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)と同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)の王座統一戦が7月13日に米カリフォルニア州カーソンのディニティ・ヘルス・スポーツパークで行われると発表した。

亀田は昨年11月に暫定王座決定戦を制し、世界2階級制覇を達成した。

関連するニュースを読む

亀田和毅「ほんまに鬼」統一戦へ名コーチと地獄合宿

“鬼教官”秀島トレーナー(右)の指導のもと、和歌山で走りこみ合宿をスタートさせた亀田和毅(撮影・高場泉穂)

WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)が8日、7月に予定する同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦、“レイワ対決”に向け、和歌山・上富田町の南紀白浜ゴルフ倶楽部で地獄の走り込み合宿をスタートさせた。

朝6時20分から8時40分までゴルフ場内をほぼ走りっぱなし。ダッシュの合間のスクワットとシャドーボクシングが休憩代わりと“鬼教官”秀島正芳トレーナー(37)が用意した練習メニューは文字通り、地獄だった。

練習終盤、秀島トレーナーの「よし。“部屋”にもどるぞ!」の声に亀田が一瞬ほっとした表情をみせたが「部屋」ではなく「フェア(ウエー)」の聞き間違い。笑いとともに、がくっと肩を落としながらフェアウエーに移動し、下半身を鍛えるランジウオークで最後の力を振り絞った。「ほんまに鬼。覚悟していたけど、めちゃくちゃきつかった」。だが、その分達成感もある。「1回から12回まで全部マックスでいける」とバルガス戦に向け、さらに自信を深めた。

“鬼教官”秀島トレーナーは、ゴルフの松山英樹、プロ野球の中田翔(日本ハム)、ボクシング長谷川穂積、八重樫東らトップアスリートを指導してきたトレーニングのプロ。亀田は3月から秀島氏が所属する神戸のジムに通い、肉体改造に取り組んできた。弱かった腸腰筋を鍛えることでパンチの力強さはアップ。また、胸椎のしなりを高めることで拳1つ分ほど、リーチを伸ばせるようになった。今回の走り込み合宿では、12回最後まで俊敏に動き続けるためのスタミナをつける狙いがある。「いまは8合目ぐらい。順調にきている」と秀島トレーナー。この合宿後、実戦練習にきりかえながら、7月まで調整を進めていく。【高場泉穂】

“鬼教官”秀島トレーナー(左)の指導のもと、和歌山で走りこみ合宿をスタートさせた亀田和毅(撮影・高場泉穂)

関連するニュースを読む