上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

井上尚弥に挑戦するディパエン「絶対に勝てると思っているから日本に来た」

隔離されたホテル内でミット打ちに取り組むIBF世界バンタム級5位ディパエン(右=大橋ジム提供)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)に挑戦するIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)が王座奪取に向けて強気の姿勢を貫いた。

14日、東京・両国国技館で開催されるWBAスーパー、IBF世界同級タイトルマッチ(日刊スポーツ新聞社後援)に備え、5日に神奈川県内で調整した。

11月28日の来日時から井上をKO撃破すると宣言していたディパエンは「井上が怖かったら日本に来ていないし、絶対に勝てると思っているから日本に来た」とあらためて自信を示した。12勝中11KOと強打を誇るものの「井上はすべてが危険。すべてに警戒する」と不用意に攻めるつもりはない。

母国タイのバンコクで計199回のスパーリングを消化。来日後は隔離されているホテル内で最終調整を継続している。食事を継続しながら順調に減量できているようで「お弁当だけれど、どれもおいしいし満足している」とコンディション作りへの不安はない。

ムエタイでも50勝10敗の戦績を残している。実戦経験豊富なディパエンは「(井上より上回っている点は)リングの中を僕は見れば、それは分かるはず」と集中力を研ぎ澄ませていた。

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上を撃破する自信を示したIBF同級5位ディパエン(大橋ジム提供)

関連するニュースを読む

井上尚弥VSディパエン4日午後4時から一般販売 東京・両国国技館

14日に東京・両国国技館で開催されるWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥の防衛戦チケットは4日から一般発売開始(大橋ジム提供)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が14日、東京・両国国技館で臨むIBF同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(日刊スポーツ新聞社後援)の観戦チケットは4日午後4時から一般販売される。大橋ジムが3日、発表した。

メインイベントの井上-ディパエン戦の他、セミファイナルにはWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(27=ワタナベ)が同級王者ウィルフレッド・メンデス(25=プエルトリコ)に挑戦するカードがセット。ダブル世界戦となる。詳細は大橋ボクシングジム公式サイト(http://www.ohashi-gym.com/)まで。

関連するニュースを読む

井上尚弥「警戒点はない」相手より自分…我慢強いタイ人挑戦者迎撃へ気合

スパーリングを打ち上げ、弟拓真との軽めの実戦練習にはいったWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)がタイ人挑戦者の“嫌な”イメージを払拭(ふっしょく)するKO撃破を狙う。14日、東京・両国国技館でIBF同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(WBA6度目、IBF4度目)を控え、2日に最終調整。過去2度の世界戦で倒すまでに10回以上を必要としたタイ人挑戦者を完膚なきまでに倒す姿勢を見せた。

妥協がない、井上らしいマイナスイメージ払拭へのこだわりだった。過去の防衛戦では、タイ人挑戦者は今回のディパエン戦で3人目だが、過去2戦は10回以降の撃破と倒すまでに長い回数を要していた。減量苦や負傷など試合ごとの状況の違いはあるが、過去の戦績を振り返りながら、こう言った。

「データ的にはそういうものが残っているので、自分的には気にしていなくても、どこかにちょっと(頭に)残ったりしている」

もともとタイ人ボクサーには「我慢強い」という印象がある。ここを完膚なきまでに倒すことが、自らの成長度を確認することにもつながる。「ディパエンのどこを気をつけるというか、というより自分自身に気をつけないと。相手の『ここ』という警戒点はないですが、今の自分を把握して理解する。コンディション、気持ちを含めて自分が一番理解する必要がある」と意図を口にした。

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な拡大による水際対策の強化で新規入国が原則禁止になる前に挑戦者は来日した。フィギュアスケートのGPファイナルの中止も発表される中、井上は防衛戦開催を感謝しながら、あらためて気を引き締めた。 「感染者が減っていますが、まず対戦相手が無事に来日したことを無駄にしないよう残りの日々は感染に気をつけたい。これで前日に陽性になったら…気を抜きたくない。中止になる緊張感は常にある」

タイ人挑戦者とともに、コロナウイルス感染にも細心の注意を払いながら、井上が最終調整に入った。【藤中栄二】

<井上VSタイ人の世界戦VTR>

◆14年9月、サマートレック・ゴーキャットジム戦(WBC世界ライトフライ級王座の初防衛戦=11回TKO勝ち)減量苦の同階級で、井上はファイター型のサマートレックに序盤からプレッシャーをかけた。4回に右強打でダウン奪取。6回に左ボディーでダウンを追加。7回以降、挑戦者の反撃があったものの、井上は11回にボディー攻めで追い込み、レフェリーストップのTKO勝ち。

◆16年9月、ペッチバンボーン・ゴーキャットジム戦(WBO世界スーパーフライ級王座のV3戦=10回KO勝ち)ワンツー、左ボディーを打った井上は、ひるまない挑戦者に右ストレート、ワンツーを打ち込みながらもダウンを奪えない。8回以降、右拳を痛めて左拳中心の展開に変更。10回に右拳を使い、ワンツーで反撃し、ダウンを奪ってKO勝利を収めた。

※初出時とは見出しを変更しています。

16年9月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでペッチバンボーン(右)にパンチを連打する井上尚
14年9月、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチでサマートレック(左)にパンチを打ち込む井上尚

関連するニュースを読む

井上尚弥14日防衛戦「日々、感染に気をつける」挑戦者来日済みに感謝

スパーリングを打ち上げ、弟拓真との軽めの実戦練習にはいったWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が挑戦者来日済みに感謝し、防衛戦開催に向けて新型コロナウイルス予防に向けて細心の注意を払う姿勢を示した。14日に東京・両国国技館でIBF同級5位、WBA同級8位のアラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(WBA6度目、IBF4度目)を控える。2日には横浜市内のジムで最終調整した。

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な拡大による水際対策の強化で、新規入国が原則禁止になる直前となる11月28日に挑戦者が来日した。フィギュアスケートのGPファイナル中止も発表される中、井上は防衛戦開催を感謝しながら「感染者は減っていますが、まずは対戦相手が無事に来日したことを無駄にしないように残りの日々を感染に気をつける。気を抜きたくない。これで前日に陽性になったら、元も子もないので。試合ができなくなる、中止になる緊張感は常にあるので」と厳しい表情で口にした。

防衛戦への集中力も研ぎ澄ませている。12勝中11KO勝ちというハードパンチャーが対戦相手だが、下馬評では井上が優位、早期決着も予想される。井上は「周りの声や試合に対する予想もあるけれど、早く倒すというような気に乗ってスタートからいったら、本来のボクシングはできない。対戦相手が誰でもいつも通りの試合を心掛けたい」と強調した。

11月27日に米ニューヨークで開催された3団体統一ライト級タイトルマッチで王者テオフィモ・ロペス(米国)が挑戦者のIBF同級1位ジョージ・カンボソスJr.(オーストラリア)に判定負けする波乱があった。1回から猛攻したロペスが右フックでダウンを喫する劣勢で、中盤以降に追い上げて10回にはダウンを奪い返したものの、判定負けとなった。試合ダイジェスト映像を見たという井上は「(ロペスが統一王者)ロマチェンコを倒した次だから、楽々と倒そうというところがあったと思う。そこに自分の落とし穴がある」とうなずいた。その上で「ディパエンがどうのこうのではなく、自分の気持ちの方なのだと思う。この試合をこの時期に見ることができて、自分の精神コントロールというか『あ、ここが落とし穴だな』というのがあった。ボクシングはクールにいかないといけない」とあらためて気を引き締めていた。

関連するニュースを読む

大みそかRIZIN準決勝は朝倉海-瀧沢謙太、扇久保博正-井上直樹

RIZIN33大会の対戦カード発表記者会見で写真に納まる、前列左から扇久保博正、朝倉海、榊原信行CEO、瀧沢謙太、井上直樹、後列左から元谷友貴、ホベルト・サトシ・ソウザ、金太郎(撮影・丹羽敏通)

総合格闘技RIZINは30日、都内で記者会見を開き、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される33大会の第1弾カード3試合を発表した。

大会の柱となるのがRIZINバンタム級ジャパンGPの準決勝と決勝で、9月の30大会で2回戦を突破した4人が出場する。準決勝のカードは、朝倉海-瀧沢謙太、扇久保博正-井上直樹に決定。リザーブマッチとして、元谷友貴-金太郎が決まった。

また、RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(32=ボンサイ柔術)の参戦も発表された。

30大会でヤマニハに判定勝利した朝倉海は「準決勝も楽な相手だなというのが率直な感想。通過点、勝って当たり前の試合だと思っているので、レベルの違いを楽しんでいただけたら」と意気込みを語った。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆<RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント リザーブマッチ> 元谷友貴(32=フリー)-金太郎(28=パンクラス大阪稲垣組) MMAルール、61・0キロ、5分×3回

◆<RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント 準決勝> 扇久保博正(34=パラエストラ松戸)-井上直樹(24=セラ・ロンゴ・ファイトチーム) MMAルール、61・0キロ、5分×3回

◆<RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント 準決勝> 朝倉海(28=トライフォース赤坂)-瀧沢謙太(27=フリー) MMAルール、61・0キロ、5分×3回

RIZINバンタム級ジャパンGPの準決勝で対戦する朝倉海(左)と瀧沢謙太(撮影・丹羽敏通)
RIZINバンタム級ジャパンGPの準決勝で対戦する扇久保博正(左)と井上直樹(撮影・丹羽敏通)
RIZINバンタム級ジャパンGPのリザーブマッチで対戦する元谷友貴(左)と金太郎(撮影・丹羽敏通)

関連するニュースを読む

外国人入国禁止受け「試合前日のキャンセル覚悟」年末ボクシングなど影響か

ゴロフキンとの対戦に向け意気込みを語った村田諒太(2021年11月12日撮影)

政府による外国人入国禁止を受け、年末予定のボクシング、格闘技のビッグイベントにも影響が出てきそうだ。

12月29日、さいたまスーパーアリーナ(SA)で開催されるボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)-IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦を主催する帝拳ジムの本田明彦会長は「スポーツ庁にすべて(来日用)書類は提出している。試合前日のキャンセルも覚悟している。もし入国不可能となった場合は話し合うしかない」と説明した。

大みそかにはWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)が東京・大田区総合体育館でIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との王座統一戦を予定。30日に第1弾カード発表される格闘技RIZINの年末興行もさいたまSAで開催される。外国勢の入国可否でマッチメークが難しくなりそうだ。なお14日、東京・両国国技館で行われるIBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)とWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(ワタナベ)の世界戦の対戦相手は来日している。

関連するニュースを読む

WBO王者メンデスが来日 谷口将隆との防衛戦で「ベストな試合みせます」

12月14日、東京・両国国技館でボクシングWBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(日刊スポーツ新聞社後援)を控えるWBOミニマム級王者ウィルフレッド・メンデス(25=メキシコ)が29日までに、来日した。

同級1位谷口将隆(27=ワタナベ)との3度目の防衛戦を控えた技巧派のサウスポー王者は「良いコンディションを作ってきた。谷口選手と良い試合をみせてファンを楽しみませたい。ベストな試合をみせます」とV3防衛成功に自信を示した。

メンデス-谷口戦は同興行のセミファイナルで組まれている。なおメインイベントでは、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が同級でIBF5位、WBA8位のアラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦がセットされている。

関連するニュースを読む

井上尚弥いとこ浩樹氏が「激レアさん」登場 大のアニメ好きエピソード紹介

井上尚弥のいとこで元日本スーパーライト級王者の井上浩樹氏(右)と大橋秀行会長(大橋ジム提供)

ボクシング元日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者井上浩樹氏(29)が29日午後11時15分から放送されるテレビ朝日系バラエティー番組「激レアさんを連れてきた。」に登場する。

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)のいとこで、20年7月に王座陥落後に引退し、現在はエッセー漫画家としても活動中。今回は「井上尚弥のいとこで並外れた才能がありボクシング日本チャンピオンにも輝いたけれど、アニメが好きすぎて最後は自分の中のアニメ愛にKO負けした人」という“激レアさん”で出演する。

同番組予告では、井上尚弥いわく「ズバ抜けたボクシングの才能の持ち主」で2つの王座奪取という経歴にもかかわらず、つい大のアニメ好きで、ついついアニメを優先しがちな浩樹氏の横顔が紹介。

王座陥落した時の1敗でボクサーを引退していること、1歳下の井上尚弥とともに小学3年から始めたボクシングと並行し、ゲームのヒロインに夢中になり、アニメにはまったこと、プロデビュー戦と同日、マンガ、アニメの同人誌即売会コミックマーケットが重なった際のエピソードなどが紹介されるという。

同番組は“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談をひもとく。浩樹氏が登場する放送ではファーストサマーウイカ。宮下草薙をゲストに迎え、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが激レアさんを紹介する。

関連するニュースを読む

「オレもパンチ力がある。気をつけてくれ」井上尚弥に挑戦者ディパエン警告

12月14日、東京・両国国技館でWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上に挑戦するIBF同級5位ディパエンが日本へ出発(大橋ジム提供)

12月14日、東京・両国国技館でWBAスーパー、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(日刊スポーツ新聞社後援)で王者井上尚弥(28=大橋)に挑戦するIBF同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)が28日、来日した。「井上選手との試合にドキドキしている」と笑顔をみせたディパエンは、今月18日の記者会見で井上が「(ジャブなど)リードパンチで倒す」と宣言したことを知ると表情を一変。12勝中11KO勝ってきた打者は「オレもパンチ力がある。気をつけてくれ」と予告した。

さらに19年6月、東京・後楽園ホールで荒川竜平(中野サイトウ)を2回TKO撃破したことを挙げ「今回も必ずKOで勝ちます」と不敵な笑み。井上の試合動画は「大体、全部見ました」とした上で「井上選手はうまくて強いが、私は全然、怖くない。KOするつもり。絶対に世界王者になる」と強気の姿勢を貫いた。ディパエンは陣営3人とともに計4人で来日。隔離しながら日本で試合まで調整を続けるという。

12月14日、東京・両国国技館でWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上に挑戦するIBF5位ディパエンが来日
12月14日、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上に挑戦するディパエン(左から3番目)が陣営とともに来日

関連するニュースを読む

井上尚弥の対戦相手、ディパエンが日本に出発 大橋会長「油断できない」

12月14日、東京・両国国技館でWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上に挑戦するIBF同級5位ディパエンが日本へ出発(大橋ジム提供)

12月14日、東京・両国国技館で開催されるボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)に挑戦するIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)が28日、日本に向けてタイから出発した。大橋ジムが同日に発表した。

同日中に来日し、そのまま自主隔離を継続しながら、王座挑戦まで調整を続ける。

WBA8位にもランクされるディパエンは12勝(11KO)2敗の戦績でKO率が高い。井上の所属ジムの大橋秀行会長(56)は「非常に好戦的でパンチも強い選手で油断できない。ボクシングはパンチ1発で何が起こるかわからない。スリリングな試合になるのは間違いないと思います」と警戒している。

関連するニュースを読む

照ノ富士は全勝、貴景勝と阿炎の1敗対決は阿炎が勝利/13日目写真特集

<大相撲九州場所>◇13日目◇26日◇福岡国際センター

再入幕の西前頭15枚目・阿炎が、大関貴景勝も下し12勝1敗と優勝争いに踏みとどまった。大関の圧力に負けじと突き放し、最後は押し出す完勝だった。

横綱照ノ富士は関脇御嶽海に何もさせずに寄り切った。14日目は全勝の照ノ富士と1敗の阿炎が結びで対戦。照ノ富士が勝てば、優勝が決まる。

13日目の取り組み模様を写真で振り返ります。

幕下

千代の海(手前)を攻める竜電(撮影・屋方直哉)

幕内

石浦(6勝7敗)寄り切り魁聖(6勝7敗)

石浦は魁聖(奥)を寄り切りで破る(撮影・岩下翔太)


豊山(6勝7敗)送り出し照強(5勝8敗)

照強(右)を送り出しで破る豊山(撮影・屋方直哉)


琴ノ若(6勝7敗)押し出し千代丸(6勝7敗)

琴ノ若は千代丸(手前)を押し出しで破る(撮影・岩下翔太)


千代大龍(5勝8敗)はたき込み栃ノ心(5勝5敗3休)

栃ノ心は千代大龍(左)をはたき込みで破る(撮影・岩下翔太)


碧山(4勝9敗)はたき込み松鳳山(3勝10敗)

★松鳳山「最後、止まった時に引かれてしまった。残さないといけないのに手をついてしまいましたね。あと2番。勝敗関係なく気持ちのいい相撲をとりたい」

松鳳山(右)を攻める碧山(撮影・岩下翔太)


天空海(8勝5敗)はたき込み翔猿(6勝7敗)

天空海は翔猿(左)をはたき込みで破る(撮影・岩下翔太)


琴恵光(3勝10敗)寄り切り輝(3勝10敗)

☆琴恵光「落ち着いて取ることができました。地元の方にたくさん応援していただけるので、少しでもいいところを出していければいいと思っている」

琴恵光は輝(左)を寄り切りで破る(撮影・岩下翔太)


佐田の海(8勝5敗)はたき込み千代翔馬(7勝6敗)

☆千代翔馬「(相手の佐田の海を)止めたかった。当たっていなしてまわしを取ることを意識した。体は元気ですよ」

佐田の海(左)を叩き込みで破る千代翔馬(撮影・屋方直哉)


志摩ノ海(5勝8敗)突き出し千代の国(8勝5敗)

★志摩ノ海「攻め気が出ていなかった。(負け越し決定)落ち込むことなくあと2番思い切り相撲を取ろうと思っています」

☆千代の国「しっかり当たって先に攻めることを意識した。(志摩ノ海と同じ三重出身の)意識は特になかった。(勝ち越しに)最初は負けがこんでいたんで何とかです」

志摩ノ海(左)を攻める千代の国(撮影・岩下翔太)


高安(5勝8敗)押し出し英乃海(8勝5敗)

☆英乃海「(5年以上ぶり対戦の高安に勝ち)久々に勝てて自信になるし、うれしいです。以前は巡業で胸を出してくれたし、アドバイスもいただいた。その点でもうれしい」

高安(左)を攻める英乃海(撮影・岩下翔太)

高安(右)を押し出しで破る英乃海(撮影・屋方直哉)


北勝富士(9勝4敗)押し出し隆の勝(9勝4敗)

★北勝富士「自分の立ち合いがちょっと軽かった。次につなげられるようにあと2番やっていくだけ」

☆隆の勝「今日は一方的な相撲で勝てたのでよかったと思います。のど輪がうまく入って押し込めた。あと1つ2つ勝って、気分良く(三役に)戻れたらいい」

隆の勝は北勝富士(左)を押し出しで破る(撮影・岩下翔太)


阿武咲(4勝9敗)上手出し投げ隠岐の海(6勝7敗)

隠岐の海は阿武咲(左)を上手出し投げで破る(撮影・岩下翔太)

隠岐の海は阿武咲(手前)を上手出し投げで破る(撮影・岩下翔太)


豊昇龍(5勝8敗)押し出し若隆景(6勝7敗)

若隆景は豊昇龍(左)を押し出しで破る(撮影・岩下翔太)


大栄翔(6勝7敗)突き出し妙義龍(2勝11敗)

妙義龍(右)を攻める大栄翔(撮影・岩下翔太)

妙義龍(左)を突き出しで破る大栄翔(撮影・屋方直哉)


宝富士(4勝9敗)上手投げ霧馬山(5勝8敗)

宝富士(左)を上手投げで破る霧馬山(撮影・屋方直哉)


逸ノ城(5勝8敗)肩すかし宇良(10勝3敗)

逸ノ城(左)との立ち合いで右にかわす宇良(撮影・岩下翔太)

逸ノ城(手前)を肩透かしで破る宇良(撮影・屋方直哉)

逸ノ城(手前)を肩透かしで破る宇良(撮影・屋方直哉)


遠藤(7勝6敗)押し出し明生(5勝8敗)

明生(左)を押し出しで破る遠藤(撮影・屋方直哉)


阿炎(12勝1敗)押し出し貴景勝(11勝2敗)

貴景勝(右)を攻める阿炎(撮影・岩下翔太)

貴景勝(右)を押し出しで破る阿炎(撮影・屋方直哉)

貴景勝(左)を押し出しで破る阿炎(撮影・屋方直哉)

押し出しで阿炎(左)に敗れた貴景勝(撮影・岩下翔太)


正代(9勝4敗)寄り切り玉鷲(9勝4敗)

☆正代「(2桁白星に王手)だんだん調子が上がってきたんじゃないか。この調子でいきたい。九州場所なので一番でも多くいい相撲を見せられたら」

玉鷲(手前)を寄り切りで破る正代(撮影・屋方直哉)


照ノ富士(13勝0敗)寄り切り御嶽海(9勝4敗)

☆照ノ富士「集中して当たろうと思っていました。(残り2日間に向けて)やること変わらないので、残り2日間頑張っていきたいと思っています。(14日目は幕内下位で1敗と好調の阿炎が相手)土俵に上がったら変わらないので。1日一番の気持ちでやってますから。(心境に)変わりはないですね」

御嶽海(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・屋方直哉)

御嶽海(左)を寄り切りで破り、懸賞金を受け取る照ノ富士(撮影・屋方直哉)

関連するニュースを読む

井上 7戦全勝で序ノ口V 初の各段優勝「十両のその上を目指したい」

序ノ口優勝した井上(撮影・小沢裕)

<大相撲九州場所>◇13日目◇26日◇福岡国際センター

西序ノ口10枚目の井上(22=木瀬)が、7戦全勝で初の各段優勝を果たした。

西序二段91枚目筑波山(20=立浪)を一方的に押し出した。勝てば優勝、負ければ千秋楽での決定戦にもつれ込む一番だったが「集中して取ろうという気持ちでいた。全く(緊張は)なかった」と力強く振り返った。

自己最高位は西幕下25枚目だが、右膝を負傷して昨年7月場所から先場所まで8場所連続で休場していた。目標は兄弟子で平幕の志摩ノ海。手術やリハビリを乗り越えて、復帰場所で幕下経験者の意地を見せつけ「ずっと突き押しで優勝する気持ちでいきたい。来年には(幕下まで)戻りたい。上がれるなら十両のその上を目指したい」と意気込んだ。

井上(左)は筑波山を押し出しで破り序ノ口優勝を決める(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

統一戦に臨む井岡一翔「人生で最も強い相手」V9中のアンカハス警戒

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でアンカハス選手の写真パネルを手にするWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が12月31日に東京・大田区総合体育館で、IBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)と王座統一戦を行うと25日、所属ジムが発表した。12年にミニマム級で日本人初の2団体統一王者となって以来のチャンスで、2階級での王座統一となれば国内初。4団体統一への青写真も描く井岡が、10度目防衛戦となる強敵を相手に、大みそかに、年内の日本人世界戦ラッシュの大トリを務める。

意欲に満ちあふれていた。今年9月の3度目の防衛成功後、井岡自ら常に口にし続けてきた王座統一戦が実現した。「大みそかに、追い求めてきた統一戦ができるのがうれしい」。12年6月に八重樫東に勝ち、日本人初のWBA、WBC世界ミニマム級王者となって以来2度目の統一戦。2階級での王座統一となれば、日本人初の偉業となる。

「考えれば考えるほど、すごいこと。そういう試合ができるチャンスは数多くないし、感謝して戦いたい。統一戦はいろんな価値、評価がある。違った景色を見たような、別格のような感覚がある」

5年間で9度の防衛というIBF王者に対し、井岡は「めちゃくちゃ強い。いざ決まって映像を見ると、こんなに強いんだと。この階級で長年、王者だったことが分かる。(ボクシング)人生で最も強い相手になる」と気を引き締めた。区切りの自身10度目の大みそか世界戦がビッグマッチとなった。「KOしたいとか、良いパフォーマンスを見せたいとかはない。勝ちたい」と勝利最優先で臨む。

同級ではエストラーダ(メキシコ)がWBAとWBC王座を保持。アンカハスを撃破すれば、4団体統一戦も現実味を帯びる。「大みそかに勝てばエストラーダ選手にオファーしたい。(4団体統一が)ぐっと現実味が増すのでは」と口にした。井上尚弥、村田諒太の世界戦など日本ボクシング界が盛り上がる年末。「周りのことは意識していない。自分が勝つことで精いっぱい」という井岡が必勝態勢で大トリを務める。【藤中栄二】

◆年内の日本人世界戦 IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(帝拳)が27日(日本時間28日)、米ニューヨークで臨む王座決定戦を皮切りに、年内は世界戦ラッシュ。12月14日、東京・両国国技館で、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)が防衛戦、セミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(ワタナベ)が同級王者メンデス(プエルトリコ)に挑戦する。同29日は、さいたまスーパーアリーナでWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)がIBF王者ゴロフキン(カザフスタン)と王座統一戦、セミでWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)がV2戦に臨む。同31日、井岡が大トリで王座統一戦を迎える。

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見を行うWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(撮影・中島郁夫)
WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見で流れたアンカハスのビデオメッセージ(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

13日目に千代の海-竜電など6戦全勝同士が対戦 各段優勝のゆくえ

竜電(2021年11月24日撮影)

九州場所13日目に各段で6戦全勝同士の取組があり、優勝が決まる可能性がある。各段の6戦全勝は以下の力士。

▽幕下 十両経験者で東33枚目の千代の海(28=九重)、元小結で出場停止明けの西47枚目・竜電(31=高田川)が全勝。

▽三段目 モンゴル出身の東42枚目・荒馬(25=伊勢ノ海)、西60枚目の大海(20=尾上)、カザフスタン出身で日大相撲部で全国学生大会4強となり100枚目格付け出しデビューの金峰山(24=木瀬)が全勝。

▽序二段 幕下経験者で東11枚目の魁鵬(25=友綱)、最高位は三段目の西61枚目・優力勝(20=常盤山)、西81枚目の千代大和(20=九重)が全勝。

▽序ノ口 最高位は幕下で西10枚目の井上(22=木瀬)1人が全勝。1敗が東筆頭の豪正龍(19=境川)、東16枚目の雷鵬(24=宮城野)、西16枚目の千代獅子(16=九重)。

関連するニュースを読む

井岡一翔、国内初2階級で2団体王座統一へ 12・31アンカハスと統一戦

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見を行うWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館でIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との2団体王座統一戦に臨むことが25日、発表された。

井岡にとってWBC世界ミニマム級王者だった12年6月、当時のWBA世界同級王者八重樫東と臨んで以来2度目の統一戦。2階級で2団体統一となれば国内初となる。

同日には東京・赤坂で記者会見した井岡は「(2階級で2団体統一のチャンスは)考えれば考えるほどすごいことだなと思います。そういう試合ができるチャンスは数多くない。そういうチャンスを感謝して戦いたいと思います。統一戦はいろんな価値だったり、評価だったりがある。違った景色を見たような感覚がありますね。別格なものがあると思います」と気持ちを引き締めた。

今年9月、指名試合となったフランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)を下して以来、約4カ月ぶりの4度目防衛戦となる。「自分がずっと望んでいた統一戦。大みそかに追い求めてきた統一戦ができるのがうれしく思います」と笑顔もみせた井岡は「彼はこの階級で防衛して強さを証明している。その選手とできること、アンカハス選手とできなければ統一戦は無理だと思っていた。実現できたのはびっくりしたし、『来たな』という気持ち」と気合を入れ直した。

井岡との王座統一戦が10度目の防衛戦となるアンカハスは過去には帝里木下、船井龍一と日本ジム所属選手を下してきたV9王者。区切りの10度目の大みそか世界戦に対抗王者を迎える井岡は「めちゃくちゃ強い。いざ決まって映像をみるとこんなに強いんだと。この階級で長年王者だったことが分かる。(ボクシング)人生でもっとも強い相手になる」と警戒した。

現在の世界スーパーフライ級戦線は、ファン・フランシスコ・エストラーダ(31=メキシコ)がWBA、WBC王座を保持。井岡がアンカハスを下し、WBO、IBF王者になれば、2王者が2本ずつのベルトをまとめることになる。井岡は「大みそかに僕が勝ってIBFも取ると2人の選手が2つのベルトを持つことになる。それでエストラーダ選手にオファーしたいと思う。(4団体統一が)ぐっと現実味が増すのではないかと思う」との青写真も描いていた。

◆年内の日本人世界戦 IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(帝拳)が27日(日本時間28日)、米ニューヨークで臨む王座決定戦を皮切りに、年内は世界戦ラッシュ。12月14日、東京・両国国技館で、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)が防衛戦、セミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(ワタナベ)が同級王者メンデス(プエルトリコ)に挑戦する。同29日は、さいたまスーパーアリーナでWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)がIBF王者ゴロフキン(カザフスタン)と王座統一戦、セミでWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)がV2戦に臨む。同31日、井岡が大トリで王座統一戦を迎える。

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でアンカハス選手の写真パネルを手にするWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)
WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でベルトを掲げるWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

中谷潤人V2戦村田諒太とダブル世界戦「盛り上げて村田さんにつなげたい」

WBA&IBF世界ミドル級王座統一戦のサポーティングカード発表で、ポーズを決める、左から吉野、中谷、伊藤(撮影・浅見桂子)

ボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(23=M.T)の凱旋(がいせん)V2戦が、19日に都内で発表された。12月29日にさいたまスーパーアリーナで、同級9位クリスチャン・ゴンサレス(22=メキシコ)を迎え撃つ。WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)の統一戦とのダブル世界戦。「同じ歴史的な大きな舞台に立てて光栄。雰囲気を盛り上げて村田さんにつなげたい」と目を輝かせた。

9月は4回TKOで、日本人初の初防衛戦米国デビュー勝利を飾った。アラム・プロモーターからは再び米国リングも約束され「成長できた試合で大きな一歩を踏み出せた」と振り返る。次の目標は団体統一戦。そのためにも「求められているのはKO。自己ベストのパフォーマンスを見せたい」と意気込む。

相手は下位ランカーのホープ。171センチの中谷は「ボクより身長があり、パンチも切れある。仕掛けたり、焦らしたり、工夫しながら入っていけば」と話す。世界王座奪取から世界戦3連続KOの日本人は2人しかいない。5連続の内山高志と4連続の井上尚弥。3人目の達成で、世界へ日本の強打者をアピールする。【河合香】

関連するニュースを読む

地上波で見られない世界戦ラッシュ 背に腹は代えられないが心配事がよぎる

井上尚弥(2019年11月7日)

ボクシングは久々の世界戦ラッシュになった。まずは27日に米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで、IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が世界挑戦。今度こその2度目で口火を切る。

12月14日には東京・両国国技館で、世界バンタム級2冠王者井上尚弥(28=大橋)が2年ぶりの国内登場となる。来年の4団体統一へ向けて、WBA6度目、IBF4度目の防衛戦。セミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(27=ワタナベ)が、約3年ぶりの世界挑戦で悲願を目指す。

年末の29日はさいたまスーパーアリーナで、WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が2年ぶりの世界戦となる。IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との統一戦と、念願のビッグマッチが実現する。セミではWBO世界フライ級王者中谷潤人(23=M.T)がV2戦で凱旋(がいせん)する。

大みそかはいつもの大トリが予想される。WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)のV4戦。IBF世界スーパーフライ級王者ヘルウィン・アンカハス(29=フィリピン)と統一戦が見込まれている。3階級制覇王者と4月にV9の強豪の対決だ。

カードを列挙しただけで楽しみになる。注目の王者たちの一戦が待ち遠しい。ただし、裏舞台では、ある異変が起きた。井上や村田がテレビの地上波では見られないのだ。井上はひかりTVとABEMA、村田はAmazonプライムビデオで有料生配信となった。

一番の理由はファイトマネーを含む興行費用にある。村田はゴロフキンとのビッグマッチで20億円と言われる。主な収入は入場料と放送権料となるが、テレビ局では賄いきれない状況となっている。

昭和では民放全局が生中継するほど熱狂の時代もあったが、今や遠い昔。ボクシングは負ければ終わりとも言え、テレビ局の収入となる広告は継続が保証されず、割が合わないとつきにくい。元々減益の時代で難しさは増し、すでに完全撤退のテレビ局もある。

動画、映像サービスも多様化し、テレビを見ない、テレビを持たない人も増えているという。新たな配信方法は時代に即したものだが、ちょっと心配だ。テレビを見て、あこがれてボクシングを始めた世界王者は数多い。それしかなかったし、タダで見られた。PPVとなると、興味のある人に限られることになる。

スポーツの人気を支えるのは成績が第一だが、何よりも露出だと思う。多様化も大きな要因だが、野球にしてもサッカーにしても、以前のような人気はもうない。それも地上波が減ったことが要因の1つだと思う。

同じ格闘技でも大相撲はまあまあ人気を維持している。不祥事続きでファンが離れた時期もあったが、その不祥事も他のスポーツに比べると特大の扱い。何より誰でも知っているからだろう。それはNHKが生中継しているからにほかならない。日本全国にファンがいる。今や海外まで。

コロナ禍以前から競技人口は減少傾向にあった。コロナ禍でその傾向は一層強まっている。東京五輪でアマ希望者は若干増えたという話もあるそうだが、プロボクサーは明らかに減っている。

長年のボクシングファンにはPPVでも慣れっこになっている。海外のビッグマッチに比べれば格安とも言えるが、世間一般との距離は広がっている気がする。将来の世界王者への大きなきっかけが1つ減ることになる。業界にとって背に腹は代えられないが、逆に心配事がよぎる世界戦ラッシュとなった。【河合香】

村田諒太(2021年4月2日撮影)

関連するニュースを読む

井上尚弥「リードで倒す」12・14防衛戦向け強烈メッセージ 地上波なし

ひかりTVとABEMAのPPVで12・14防衛戦が生配信されることが発表されたWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が12月14日に東京・両国国技館で臨むIBF同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(日刊スポーツ新聞社後援)が、ひかりTVとABEMAのPPV(ペイ・パー・ビュー=有料)で生配信されることが18日、発表された。井上の国内世界戦の地上波生中継なしは初めて。同日、都内で会見した井上は来年中の4団体統一を見据え、同時期に防衛戦を控える対抗王者2人や視聴するファンにアピールする快勝劇を約束した。

    ◇    ◇    ◇

来年中の4団体統一に照準を合わせる井上が、対抗王者2人に強烈なメッセージを送った。会見で流れたPR動画では「リードパンチで倒す」と発言。主に決定打を放つ前のジャブなどのパンチだが、12月11日にWBC王者ノニト・ドネア(39)が米カーソンで、WBO王者ジョンリール・カシメロ(32=ともにフィリピン)もUAEで防衛戦を控えることをあげながら、その真意を明かした。

「3日前(に防衛戦をする)ドネア、カシメロにアピールするためにも、リードパンチで倒してしまえるぐらいの実力差をみせて勝たなくてはいけない」

来春には国内で、どちらかの王者との3団体統一戦が計画されている。両王者が防衛することが前提となるが「その2試合(ドネア戦、カシメロ戦)を戦わないと、気持ち良くスーパーバンタム級に上がれない。心残りの試合をしっかりクリアしたい」と強調。さらに「勝って当たり前の試合は今回だけではない。ファンが想像する、予想をはるかに超える勝ち方をしたい」と自ら高いハードルを設定した。

井上にとって国内世界戦で初のPPV生配信となる。既にABEMAでは100万人が視聴可能な体制が敷かれた。大橋会長も「井上という存在だけに、視聴者数も注目される」と期待。井上は「PPVは米国では主流。時代も変わってボクシングならPPVというふうになると思う。この1発目を成功させたい」と言葉に力を込めた。対抗王者2人やファンらに衝撃を与えるPPVファイトを約束していた。【藤中栄二】

12月の防衛戦のPPV生配信発表の会見に登場した井上尚弥(左)と所属ジムの大橋秀行会長
12・14両国の防衛戦がひかりTVとABEMAでPPV生配信されることが発表され、関係者と拳を握る井上尚(中央)

関連するニュースを読む

井上尚弥「時代変わってボクシングならPPV」12・14防衛戦地上波なし

国内世界戦で初めてのPPV配信が発表されたWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(左)右は所属ジムの大橋秀行会長

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が12月14日、東京・両国国技館で約2年1カ月ぶりに臨む国内防衛戦(WBA6度目、IBF4度目=日刊スポーツ新聞社後援)が、NTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV」とAbemaのPPV(ペイ・パー・ビュー)で同時に生配信されることが18日、発表された。同日、都内で「PXB WORLD SPIRITS~井上尚弥 WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ~配信に関する記者会見」が行われた。

今回の防衛戦はIBF5位、WBA8位のアラン・ディパエン(30=タイ)と拳を交える。井上は「みなさんが想像する試合予想を、はるかに超える勝ち方をしたい」とキッパリ。試合PR動画では「リードパンチで倒す」と発言していることにも言及。12月11日にWBC同級王者ノニト・ドネア、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(ともにフィリピン)が防衛戦を控えていることもあり「リードパンチで倒すというのは、それぐらいの実力差をみせたいということ、3日前に防衛戦があるドネア、カシメロにアピールする意味もある」とした。

井上の国内世界戦で地上波生中継がないのは初めて。井上は「PPVは米国では主流なコンテンツ。日本でもPPVというのは初めて。みなさん、なじみがないと思いますが、時代も変わってボクシングならPPVという風になると思うので、この第1発目を成功させたい」と意気込みを示した。今回はテレビ画面よりもスマホなどで視聴するファンも多くなるが「いろいろなシチュエーションで見る方がいると思う。伝わりやすいダイナミックな試合がしたい。まずはそこは考えず、いつも通りの試合がしたい」と強調した。

会見には井上をはじめ、所属ジムの大橋秀行会長、NTTぷららの永田勝美社長、Abemaを運営するサイバーエージェントの藤井琢倫執行役員らが同席。ひかりTVは18年5月から井上がメインスポンサー契約を結んでおり、今年7月からは隔月で大橋ジムの興行フェニックスバトル大会の生配信も開始するなど関係が深い。大橋会長は「1~2年前からPPVを考えていた。このPPVは歴史的なこと。今後もこういった形があるかもしれない」との方向性を示した。

11月12日には、WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が12月29日、さいたまスーパーアリーナで臨む世界的スターのIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との同級王座統一戦が、Amazonプライムビデオで生配信されることが発表されたばかり。これで年末に控える村田、井上の防衛戦はいずれも地上波で生中継されないことになった。

12月の防衛戦のPPV生配信発表の会見に登場した井上尚弥(左)と所属ジムの大橋秀行会長

関連するニュースを読む

井上尚弥12・14防衛戦は「ひかりTV」「ABEMA」でPPVで生配信

井上尚弥(2020年11月19日撮影)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が12月14日、東京・両国国技館で2年1カ月ぶりに臨む国内防衛戦(WBA6度目、IBF4度目=日刊スポーツ新聞社後援)が、NTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV」のPPV(ペイ・パー・ビュー)とABEMAのPPVで同時に生配信されることが18日、発表された。同日、都内で「PXB WORLD SPIRITS~井上尚弥 WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ~配信に関する記者会見」が行われた。

会見には井上をはじめ、所属ジムの大橋秀行会長、NTTぷららの永田勝美社長ら関係者が会見に出席した。ひかりTVは18年5月から井上がメインスポンサー契約を結んでいる。今年7月からは隔月で大橋ジムの興行フェニックスバトル大会の生配信も開始するなど関係が深い。井上の国内世界戦の地上波生中継がないのは初めてとなる。

11月12日には、WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が12月29日、さいたまスーパーアリーナで臨む世界的スターのIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との同級王座統一戦が、Amazonプライムビデオで生配信されることが発表されたばかり。これで年末に控える村田、井上の防衛戦はいずれも地上波で生中継されないことになった。

関連するニュースを読む