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チーム200キロ初タイトル届かず、増量で頂点へ

ロイヤルタッグトーナメント決勝で敗れ、悔しがるチーム200キロの橋本千紘(左)と優宇(撮影・高場泉穂)

<センダイガールズ:後楽園大会>◇12日◇東京・後楽園ホール

業界注目の「チーム200キロ」こと橋本千紘(27=センダイガールズ)、優宇(28=EVE)組が初のタイトルをあと1歩で逃した。初開催の女子タッグ10組による「ロイヤルタッグトーナメント」に出場。1回戦でアレックス・リー、チャーリー・エヴァンスの外国人タッグを下し、準決勝では“横綱”こと里村明衣子と、元UFC戦士朱里組と対戦。強敵2人の蹴りに苦戦したが、橋本が師里村をラリアットで沈め、決勝へ駒を進めた。

決勝では、ワールドタッグ王者の令和アルテマパワーズことDASH・チサコ(31)、松本浩代(33)組と激突。優宇の強烈な逆水平、橋本の投げっぱなしジャーマンなど巨体を生かした破壊力抜群の攻撃を次々繰り出したが、王者組の巧みな連係に押され、最後は優宇がチサコにホルモンスプラッシュをくらい、敗れた。

独特の丸々としたフォルムをもつ2人は7月の仙女英国大会で初タッグ。結成4カ月ながら「息があう」(優宇)「隣にいるだけで頼もしい」(橋本)と絆は深く、切磋琢磨(せっさたくま)しながら体を大きくしてきた。それでも橋本はまだ88キロで、優宇は90キロ。真の「チーム200キロ」になるにはまだ22キロ足らない。試合に敗れ、コメントブースに現れた橋本は「年内にも挑戦したい」とワールドタッグベルトのタイトル戦を要求。さらに「その時は本物の200キロにする」と増量を約束した。「例えるなら、1人暮らしの冷蔵庫」(優宇)と世界的に見てもまれな小さくて丸々とした体形を持つ2人。橋本は大好きな酢豚、優宇は最近目覚めたという外食のカレーを味方に、もうひと回り大きな体を目指す。

一方、頂点に立った令和アルテマパワーズのチサコは「もっともっと戦いたいと正直に思いました。このベルトもいつでも挑戦受けるよ」とチーム200キロの力を評価。この日は準決勝でハードコアマッチをした直後の対戦だっただけに、「ダメージがない中で戦いたい」と再戦を希望した。

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令和アルテマパワーズ初勝利 女子プロ歴史継承誓う

聖地で初勝利をおさめた令和アルテマパワーズのDASH・チサコ(前)と松本浩代

<センダイガールズ:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

DASH・チサコ(30)と松本浩代(32)の新タッグチーム「令和アルテマパワーズ」が後楽園で初勝利を挙げた。

この日は、AEW所属が決まったばかりの志田光(30)、初来日のキラー・ケリー(22=ポルトガル)組と対戦。力のある相手に制限時間いっぱいまで苦戦も、18分32秒にチサコが豪快なホルモン・スプラッシュで勝負を決めた。

同年代の2人は、3月11日の新宿FACE大会でタッグ結成を報告。米国・シカゴ遠征中だった4月1日、新元号の発表とともに、ツイッターで「令和アルテマパワーズ」のタッグ名を発表した。アルテマは「究極」の意味。松本は「次の時代を盛り上げていく、究極の力を持ったタッグチームということ」と説明した。

まだ結成1カ月足らずだが息はぴったり。それでもチサコは「タッグは難しい。私たちはもっと上を目指している」とさらなる高みを見据えた。松本は「いてほしいところにいてくれる。私のできないものを持っている」とチサコを絶賛。「私たちはすばらしいタッグチームの先輩方と触れあってきた世代。後輩にその経験をタッグとして見せていきたい」と、女子プロレスの歴史の継承を誓った。

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