上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

末吉大が引退表明「ボクシングに出会えてよかった」

末吉大

ボクシング前日本スーパーフェザー級王者末吉大(29=帝拳)が現役を引退した。10日にブログを通じて表明した。

17年10月に初挑戦で日本王座を獲得したが、昨年12月に5度目の防衛に失敗していた。「コロナとかは関係なく、12月の試合が終わってしばらく考えて、このような結論に至りました。100%自分で出した結論です」と記した。

世界挑戦には届かなかったが「ボクシングに出会えてよかったし、ボクシングを通じてできた経験、出会えた人々、すべてが最高でした」とつづった。

末吉は5歳で空手、中1でキックボクシングをへて、千葉経大付でボクシングを始めた。東洋大に進学もプロで世界王者を目指して2年で中退。11年6月に帝拳ジムからプロデビューした。

12年の東日本新人王準々決勝では、のちの世界王者伊藤雅雪(横浜光)に僅差判定で初黒星を喫した。その後はB級トーナメントを制し、13連勝で日本王座を獲得。18年には東洋太平洋同級王者三代大訓(ワタナベ)と2冠統一戦に臨むも引き分けた。通算19勝(11KO)2敗1分け。

関連するニュースを読む

前世界王者・伊藤雅雪の再起第2戦中止、左腕痛める

伊藤雅雪(18年12月撮影)

ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が20日に左腕を痛め、2月2日の中国・海南島での再起第2戦が中止となった。

WBO世界ライト級15位楊永強(27=中国)と、世界前哨戦として対戦予定だった。

関連するニュースを読む

伊藤雅雪が中国で再起第2戦「勝てば大きな試合が」

伊藤雅雪(2019年5月31日撮影)

ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が中国で再起第2戦に臨む。

来年2月2日に海南島海口市でWBO世界ライト級15位楊永強(27=中国)と対戦すると、27日にSNSで発表した。WBC世界スーパーライト級王座戦のセミファイナルで、13戦全勝(10KO)の楊が持つWBOグローバル王座がかけられる予定。

伊藤は5月のV2戦に判定負けで王座を陥落し、9月に再起して6回TKO勝ちした。「ここで勝てば大きな試合ができる。死んでも負けられない大事な戦い。強敵だが必ず勝って帰ってくる」とコメントしている。再起時はライト級も視野に入れていたが「再びスーパーフェザー級で世界を狙う」と、王座返り咲きへの前哨戦と期している。

関連するニュースを読む

平岡アンディKO勝利、トップランク社CEOも絶賛

米プロモート大手トップランク社のアラムCEO(中央)にあいさつした平岡(右端)。左端は父ジャスティス・トレーナー(大橋ジム提供)

<プロボクシング:スーパーライト級8回戦>◇11月30日(日本時間1日)◇米ネバダ州ラスベガス・コスモポリタン

米プロモート大手トップランク社と契約を結んだIBF世界同級14位平岡アンディ(23=大橋)が上々の米デビュー戦を飾った。

ロヘリオ・カサレス(29=米国)に2回2分15秒、KO勝利を収め「とても楽しかったです。これからももっと経験を積んで飛躍したいです」と笑顔をみせた。

サウスポー同士の激突。身長の高い平岡が的確なジャブをヒットさせて主導権を握った。2回、接近戦から左からの右フックでダウンを奪取。立ち上がってきたカサレスに容赦ない連打を浴びせて白星を奪った。大橋秀行会長(54)は「アンディを(トップランク社)ボブ・アラムCEOが絶賛していました」と明かした上で「ラスベガスで初めての試合でも落ち着いて冷静にカウンターで倒した。とても良い試合」と合格点を出していた。

トップランク社とはWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)ら日本選手が契約を結んでいるが、日本王座獲得などの主要実績がない平岡が契約を結ぶのは異例だった。

2回KO勝ちで米デビュー戦を飾った平岡(大橋ジム提供)

関連するニュースを読む

トップランク社契約の平岡アンディが米KOデビュー

2回KO勝ちした平岡(中央)は父ジャスティス・トレーナー(左端)、大橋会長と笑顔(大橋ジム提供)

<プロボクシング:スーパーライト級8回戦>◇11月30日

米プロモート大手トップランク社と契約を結んだIBF世界同級14位平岡アンディ(23=大橋)が上々の米デビュー戦を飾った。ロヘリオ・カサレス(29=米国)に2回2分15秒、KO勝利を収めた。

サウスポー同士の激突ながらも身長の高い平岡が的確なジャブをヒットさせて主導権を握ると、2回、接近戦から右フックでダウンを奪取。立ち上がってきたカサレスに容赦ない連打を浴びせて白星を奪った。

トップランク社とはWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)らが契約を結んでいるが、日本王座獲得などの主要実績がない平岡が契約するのは異例だった。

2回KO勝ちで米デビュー戦を飾った平岡(大橋ジム提供)
米プロモート大手トップランク社のアラムCEO(中央)にあいさつした平岡(右端)。左端は父ジャスティス・トレーナー(大橋ジム提供)

関連するニュースを読む

平岡アンディ異例トップランク社契約「ユニコーン」

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。WBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)らに続く日本人選手の契約となるが、日本王座獲得などの主要実績がない段階で同社と契約するのは異例。平岡は「まさかこんなに早く素晴らしいプロモート会社と契約できると思わなかった。ここからもっと気を引き締めていきたい」と意気込みを示した。

早速、30日(日本時間12月1日)には米ラスベガスのコスモポリタンで米デビュー戦に臨む。ロヘリオ・カサレス(29=米国)とのスーパーライト級8回戦を控え、24日に父のジャスティス・トレーナーとともに渡米した平岡は「大橋会長から米デビューがラスベガスと聞いた時、叫びたいぐらいうれしかったです」と振り返る。15年から1年半、米国に武者修行していた際、ロサンゼルスやラスベガスなどでスパーリングした経験がある。「気持ちは久しぶりに故郷に戻るようなそんな気分です」。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ。所属ジムの大橋秀行会長(54)は「既に米国ではアンディがバスケットボール八村塁選手、女子テニス大坂なおみ選手のような『ユニコーン』だと報道されている」と解説。ユニコーンとは神話的な幻獣になぞらえ、成功したアスリートの希少性を表現するものだ。平岡は「ボクシング界のユニコーンと言われるように持っているものを全部出したい」と強い決意を口にした。

14年までTBS系で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりテレビ」にはボクシング少年・アンディ君として出演し、注目を集めた時期もある。大橋会長は「当時は気弱な少年の設定でしたが、今は強気なボクサーになりました。日本人にないタイミング、バネの効いたパンチングがある」と大きな期待を寄せていた。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

米出発直前に引き締まった肉体を披露した平岡アンディ
24日に渡米した平岡アンディ(左)と父のジャスティス・トレーナー

関連するニュースを読む

下田昭文氏「丁寧に楽しい指導を」アマジムを開設

自身のジムのプレオープンに集まった新旧世界王者らと記念撮影する元WBA世界スーパーバンタム級王者下田氏(最前列左から3番目)

ボクシング元WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文氏(35)が、埼玉県さいたま市浦和区にアマチュアジム「シュガーフィット・ボクシングジム」を開設した。

17日には報道陣、関係者向けのプレオープンのイベントが開かれ、新旧世界王者らが集結。帝拳ジムで指導を受けた浜田剛史代表(元WBC世界スーパーライト級王者)をはじめ、同門の元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏、元WBC世界ライトフライ級王者木村悠氏、世界2階級制覇王者粟生隆寛、他ジム勢からも元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏、元2団体統一ライトフライ級王者田口良一、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人のワタナベジム勢や前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)らが集まった。

引退後は帝拳ジムで練習生を指導し、2年前から「シモサイズ」と名付けたボクシングフィットネス教室も開催するなど指導者として活動していた下田氏は「1年前ぐらいから(アマチュア)ジムを考えていた。丁寧に楽しい指導をしていきたい」と抱負を口にした。JR北浦和駅から徒歩数分という立地にジムを構え「以前からこの周辺でボクシング教室を開いていたこともあったのでこの場所にしました」と経緯を説明。3週間前にジム近くに自宅の引っ越しも終え、11月20日夕方から正式オープンする予定だ。

「夢はいずれプロのボクシングジムをやること」と掲げている下田氏は「まずは、ちゃんと自分でジムを運営し、経営も勉強していきたい。筋トレをやるだけでも良いのでうちのジムに来て欲しいですね」と意欲を示した。このプレオープンでは、伊藤とIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(帝拳)によるマスボクシング、下田代表自らがミットを持ち、京口や元東洋太平洋ウエルター級王者亀海喜寛氏のパンチを受け、出席者から大きな拍手を受けていた。

◆シュガーフィット・ボクシングジム 所在地=埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-8-2メリア北浦和1階。電話=048・749・1955

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(右)のパンチをミットで受ける元WBA世界スーパーバンタム級王者下田氏
帝拳ジムの浜田代表(右端)、元WBC世界バンタム級王者山中氏(左端)とジムのプレオープンで乾杯する元WBA世界スーパーバンタム級王者下田氏

関連するニュースを読む

伊藤雅雪、再起戦TKO勝ち「伝説作る」観客に約束

伊藤雅雪(2019年5月31日撮影)

<ボクシング:ノンタイトル・ライト級10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が6回TKOで再起した。インドネシア同級王者ルーベン・マナカネ(26=インドネシア)と階級を上げて対戦。4回に連打でダウンを奪い、6回に3度ダウンを奪ってレフェリーストップ勝ちした。

初回にバッティングで右目周囲を腫らした。「目が開かなかった」と、その後は大振りのフックを再三もらった。4回にロープ際で連打を浴びせて最初のダウンを奪う。6回には3度のダウンで決着をつけた。

5月のV2戦に判定負けで王座を陥落した。幅を広げて世界再挑戦を狙うため、今回はライト級テストマッチも、思うような試合はできなかった。2005人と超満員の観客が詰めかけたが「試したいことがあったし、新しい自分を見せたかった」と悔しそう。それでも「KOできただけだが、移籍1勝して、泥臭くても再出発できた」と安堵(あんど)した。

最後は接近戦で倒したことに手応えもあったが「この顔じゃ説得力ないけど」と苦笑い。控室に2人の娘が駆けつけて「パパ、格好良かった」の声にまた笑顔だった。11月には長男が誕生予定。「息子にベルトを見せたい。また世界王者になって、ボクにしかできない伝説を作る」と宣言。「年末に大きなチャンスの可能性」を期待し、まずは復活ののろしをあげた。

関連するニュースを読む

元世界王者伊藤雅雪「貪欲にいく」KOで再起宣言

計量をクリアした伊藤雅雪(左)とルーベン・マナカネ

ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)がKOで再起を宣言した。

13日に東京・後楽園ホールで、ルーベン・マナカネ(26=インドネシア)とライト級10回戦で対戦する。12日に都内で前日計量があり、伊藤は60・9キロ、マナカネは59・6キロとともにリミット61・2キロ以下でパスした。

伊藤は5月のV2戦に判定負けで王座を陥落した。幅を広げて世界再挑戦を狙うため、今回はライト級テストマッチとなる。「テストでどれだけできるか。勝つだけでなく、KOしないといけない」と意気込んだ。

今回は恒例の米国ではなくタイで、8月に1週間のジムの合宿に参加した。大半は国内に腰を落ち着けて練習。スパーリングは帝拳ジムへ出稽古、フィジカルやビジョン・トレに、コンディショニングなどのケアで体を鍛え直した。「体が強くなった。一番伸びている感覚で、充実している」と手応え十分だ。

前売りは早々に完売し、当日は自由席約50枚しか残っていない。伊藤も1000枚近くさばいたが「まだ足りない」と笑み。米トップランクと契約しているが「年末にはチャンスをもらえそう。貪欲にいきたい。もう1度スタートを切るにはいい場所」。1年半ぶりの後楽園ホールで、再び世界へのろしを上げる。

関連するニュースを読む

前世界王者伊藤雅雪が9月に再起戦 村田戦から刺激

9月にライト級で再起戦に臨む伊藤雅雪

ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)がライト級で再起戦に臨む。9月13日に東京・後楽園ホールでのノンタイトル10回戦に出場すると、19日に横浜市内のジムで発表した。

5月にジャメル・ヘリング(33=米国)とのV2戦で判定負けで王座を陥落したが、再び王座奪取へ再起を表明していた。

伊藤は「今回はライト級でやってみてどうか、チャレンジしたい。どちらの階級でもまた世界王者になり、世界で活躍したい」と意欲的に話した。対戦相手は現在調整中。前回の試合前に移籍した横浜光の石井会長は「年末に世界ランカー相手などのチャンスを作れればと、早めの再起戦を組んだ」という。

伊藤は完敗で王座陥落に「ショックだった」が、試合後には陣営や家族が「これで終われない」と後押しした。伊藤も「後悔がたくさんで燃え尽きてない」とすぐに再起を決断した。6月には動きだし、今月からジムワークも開始。週2回のフィジカル強化にも励んでいる。

試合前に米国でスパー合宿が恒例だが、前回は試合まで約50日間に及んだ。「ハングリーさを求めてきたが、慣れてきた面もある。今回は日本での体のケアやコンディション作りをしていきたい」と、米国合宿は8月中旬からの2週間に抑える。

WBA世界ミドル級王者に返り咲いた村田諒太(33=帝拳)の試合はリングサイドで観戦した。「素直にすごく感動したが、半分以上は悔しかった」と振り返る。試合後は多くのファンに囲まれ、再起を期待する声をもらい「まだ需要がある。元気をもらえた」と笑顔。すでにチケットは売り出す前から完売状態。イケメンの人気者が再び世界へ歩み出す。

関連するニュースを読む

アマ62連勝の李健太2連勝、伊藤雅雪の練習相手も

李健太対マーロン・パニアモーガン 2回、パンチを放つ李(右)(撮影・大野祥一)

<プロボクシング:スーパーライト級6回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール

高校6冠のサウスポー李健太(23=帝拳)がデビュー2連勝を飾った。10戦無敗のマーロン・パニアモーガン(24=フィリピン)と拳を交え、3-0(58-56×2、59-55)の判定勝ちを収めた。

左ストレートや右ボディー、左ボディーストレートを打ち込み、体勢を低く突っ込んでくるパニアモーガンのスタミナを削っていった。今年2月のプロデビュー戦に続くKO勝ちを逃したこともあり「勉強になりました。これがプロの世界だと思いました」と反省も忘れなかった。

アマチュア時代、62連勝の記録を持つ李は5月に約3週間、米ロサンゼルス修行に臨んだ。米キシミーで2度目の防衛戦を控えた前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)の練習パートナーとして渡米。

「違うジムの世界王者の練習への取り組み、私生活は勉強になりました。今まで自分がやってきたことは未熟だった」と刺激を受けたという。

「まだまだ未熟なボクサーの一員なので、基本的なボクシングスタイルを確立しないといけない」と見据えていた。

李健太対マーロン・パニアモーガン 3回、パンチを放つ李(左)(撮影・大野祥一)

関連するニュースを読む

伊藤雅雪は現役続行 王座返り咲きへライト級も視野

25日に米キシミーでの2度目の防衛戦に敗れて帰国した前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪

ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)がライト級と合わせた2階級を見据えて王座返り咲きを目指す意向を示した。

25日に米キシミーで同級9位ジャメル・ヘリング(33=米国)に0-3の判定負けを喫して2度目の防衛に失敗。試合後は米国に滞在し、家族と過ごしていた。31日に帰国した伊藤は現役続行の意思を明かし「130ポンド(スーパーフェザー級)だけでなく、135ポンド(ライト級)も含めて。チャンスがある方で」と2階級に視野を広げて世界戦のチャンスをうかがうつもりだ。

あらためてヘリング戦を振り返り「もっと相手が出てくるかと思っていた。ふがいない試合をしてしまった」と反省しつつ「できるのならば、もう1回やりたい」と、リベンジしたい気持ちも口にしていた。

関連するニュースを読む

アラム氏、井上尚弥は「本物」WBSS後の契約期待

井上尚弥(2019年5月18日撮影)

ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26=大橋)が、米プロモート大手トップランク社から大きなラブコールを送られた。

26日(日本時間27日)に米メディアが報じたもので、同社のボブ・アラムCEOは、井上のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝後に契約できることを期待しているという。

5階級制覇王者のWBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)とのWBSS決勝について、同CEOは「井上はドネアとの試合に勝つと思う、あんなすごいパンチの選手を過去に見たことがない。井上は本物で特別だ」と絶賛。その上で「井上は私たちのプロモートで戦いたいと思います」とラブコールを送った。

トップランク社は前WBA世界ミドル級王者村田諒太、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪ら中量級の日本人ボクサーと契約を結んできたが、軽量級となれば異例。今月21日には井上自らもオファーが届いていることを明かし「軽量級としては破格。めちゃめちゃ良い条件です」と契約に前向き。

バンタム級ではWBO王者テテ(南アフリカ)、前WBAスーパー王者バーネット(英国)も契約傘下にある同社と契約すれば、WBSS決勝後も強豪との対決が実現しそうだ。

関連するニュースを読む

伊藤雅雪V2逃す「本当に失望した」接近戦できず

伊藤雅雪(18年12月撮影)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座戦12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米フロリダ州

王者伊藤雅雪(28=横浜光)が2度目の防衛に失敗した。1年ぶりの米リングで、同級9位ジャメル・ヘリング(33=米国)の挑戦を受けたが、0-3の判定負け。技巧派の長身サウスポーを攻略できず、米プロモート大手トップランク社と契約後の初試合で痛い黒星を喫した。伊藤の通算戦績は25勝(13KO)2敗1分け。新王者ヘリングは20勝(10KO)2敗。

   ◇   ◇   ◇

簡単には気持ちを切り替えられない。左目の周囲を赤く腫らした伊藤は「本当に失望した」とつぶやいた。1年ぶりの米リングは、トップランク社と契約後の初試合。ヘリングに勝てば、WBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)との2団体統一戦も見えていた。「夢をかなえるため」とリスクのある挑戦者を選択したが、高い壁だった。

伊藤よりも、それぞれ4センチ上回る178センチの身長とリーチを持つサウスポーを攻略できなかった。パンチが届く距離まで近づけない。「左ボディーがうまかった」と警戒し過ぎ、接近戦が仕掛けられなかった。「もっとファイト(打ち合い)してくると思っていた」(伊藤)という予想も外れ、主導権を握ったラウンドは少なかった。「1発も効いた(相手の)パンチはなかった」としながらも、右ジャブをテンポよく当ててきた挑戦者にジャッジ3人の支持が集まった。

約3年前から練習拠点の半分を米国に置いてきた。日米間の指導体制を統一化するため、ルディ・エルナンデス・トレーナーとの縁が深い石井一太郎会長の運営する横浜光ジムに移籍。同トレーナーに命名された「ザ・ジャッジ」も米メディアに浸透しつつあった。さあ、これから-というV2戦でつまずいた。「何を残せるか、どんなことができるかを考えてやってきた。これが現実とは思いたくない」。簡単には世界戦チャンスが巡ってこない階級のベルトを手放し、ぼうぜんとしていた。

関連するニュースを読む

伊藤雅雪が王座陥落 2度目防衛に失敗/世界戦詳細

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座戦12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米フロリダ州

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーで12年ロンドン・オリンピック(五輪)米国代表で同級7位のジャメル・へリング(33=米国)と対戦し2度目の防衛に失敗した。

この勝者が、17年7月に三浦隆司にも勝利したWBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)と2団体統一戦に臨む予定。伊藤はビッグマッチを逃した。

◆WBO世界スーパーフェザー級王座戦12回戦

伊藤雅雪判定 ヘリング

井上尚弥(左)と伊藤雅雪(2019年3月17日撮影)

【12回】伊藤は接近戦を挑むが、ヘリングにかわされる展開。伊藤は決定打のないまま終了のゴング。ヘリングは終始主導権を譲らなかった。伊藤は0-3の判定負け

【11回】ヘリングの右ジャブは的確。接近戦でもボディーを決める。伊藤はなかなか有効打を決められない。

【10回】接近戦の展開が続くが両者決め手に欠く。後半に入るとヘリングが足を使い、左ボディーなどを決めて再びペースを奪う。

【9回】流れをつかみかけた伊藤は接近戦を挑む。要所で右ストレートも決まる。ヘリングは疲労も重なり守勢にまわる。

【8回】開始から接近戦が続く。伊藤は左フック、右ストレートを決める。伊藤は接近戦に勝機を見いだす。頭をつけパンチを放つ。ヘリングのうまさを殺す作戦。伊藤が少し流れを取り戻す。

【7回】伊藤は積極的に前に出るが、パンチは単発。ヘリングはジャブを含め有効打は多い。

【6回】伊藤は懸命に接近戦に持ち込もうとするが、ヘリングにうまくかわされる。1分半にはヘリングの左が炸裂。伊藤は残り20秒で右ストレートを決めた。

【5回】伊藤か開始から果敢に前に出る。ヘリングは的確に左ストレートを決める。ヘリングが終了間際に左ストレートを連発。ペースは譲らない。

【4回】ヘリングが右ジャブから左ストレートを顔面に決める。中盤にもワンツー。伊藤は前進してパンチを放つもかわされる。接近戦を挑んでもうまくクリンチで逃げられた。

【3回】伊藤がヘリングの長いリーチをかいくぐり、懸命にパンチを放つが有効打は少ない。ヘリングは距離を保ち、的確に右ジャブを決める。

【2回】ヘリングは要所で左ボディーを決める。伊藤も手数が増えだし、残り1分で得意の右ストレートをたたき込んだ。残り30秒で右ボディーも決める。

【1回】178センチとリーチ長いヘリングのジャブ的確。伊藤も前に出て、積極的にパンチを放つ。自分の距離を保ったヘリングがペースを握る。

伊藤雅雪が王座陥落、左対策実らず2団体統一戦逃す

<プロボクシング:WBO世界スーパーフェザー級王座戦12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米フロリダ州

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が、12年ロンドン・オリンピック(五輪)米国代表で同級7位のジャメル・へリング(33=米国)との2度目の防衛戦で敗れた。

4月に米プロモート大手トップランク社との3年契約が発表された。練習拠点の半分を米ロサンゼルスに置く伊藤にとって、米キシミーでのV2戦は重要なファイトだった。前日計量では、この勝者が次戦で対戦するとされるWBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)も姿をみせ、ヘリングと3人で写真撮影にも応じた。

「世界的にも有名なベルチェントと対戦できる可能性があることが、自分のやる気になります。プレッシャーはないです」。昨年7月にクリストファー・ディアス(24=プエルトリコ)からダウンを奪って王座決定戦を制して新王者となって以来、約1年ぶりの米国での世界戦。1年間でファイトマネーも倍増した。「リングには対戦相手と自分だけ。戦う場所は関係ないです」。自信を胸に臨んだ2度目の米リングだった。

既に年明けからヘリングが挑戦者の有力候補に挙がっていた。3月末には米ロサンゼルスから岡辺大介トレーナーを呼び、国内でヘリングと同じサウスポーとのスパーリングを開始。4月10日には渡米し、ルディ・エルナンデス・トレーナーと合流した。約6週間の合宿でスパーリングを繰り返し、同じく米修行を行っていた元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮祐(セレス)ともスパーリングし、左対策を練っていたが、ヘリングを倒すことはできなかった。

「ボクシングは仕事ですが、夢もかなう。夢をもっともっと続けたい」。五輪出場経験のある長身178センチのサウスポーという難敵を突破できずに王座陥落。2団体統一戦に臨めるチャンスも逃してしまった。伊藤が描く米国でのチャンピオンロードは困難な道になってしまった。

関連するニュースを読む

伊藤雅雪2度目の防衛戦に気合十分「やる気になる」

伊藤雅雪(18年12月撮影)

WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーで12年ロンドン・オリンピック米国代表主将で同級9位ジャメル・へリング(33=米国)と2度目の防衛戦に臨む。24日には、同地で計量に臨み、伊藤は129・4ポンド(約58・7キロ)、ヘリングも129・6ポンド(約58・8キロ)でクリアした。

米プロモート大手トップランク社と3年契約を結んで迎える初戦。この勝者が次戦で対戦する予定のWBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)も計量会場に姿を見せた。伊藤は「世界的に有名なベルチェントと対戦できる可能性があり、自分のやる気になる」と気合十分だ。試合トランクスにルディ・エルナンデス・トレーナーから命名された新愛称ザ・ジャッジの文字を刻んだ。O・J・シンプソン事件を担当した日系人裁判官ランス・イトウ氏に由来。裁判官の持つ小づちを手に、ヘリングと並んで写真撮影に応じるパフォーマンスも見せた。

関連するニュースを読む

伊藤雅雪V2戦計量クリア「夢をもっと続けたい」

伊藤雅雪(18年12月撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーで12年ロンドン・オリンピック(五輪)米国代表で同級7位のジャメル・へリング(33=米国)と2度目の防衛戦に臨む。

24日には同地で前日計量に臨み、伊藤は129・4ポンド(約58・7キロ)、ヘリングも129・6ポンド(約58・8キロ)でクリアした。

試合トランクスには米ロサンゼルス合宿中に指導を受けるルディ・エルナンデス・トレーナーから命名された愛称「ザ・ジャッジ」の文字を刻み込んだ。O・J・シンプソン事件を担当した日系人裁判官ランス・イトウ氏に由来。「自分自身が試合の結果を決める」との意味を込める。エルナンデス・トレーナーと4月中旬から約1カ月間の現地合宿で左対策を練り「最善の答えを与えてくれた。勝つ方法を考えてくれる」と感謝した。

V2戦を前に米老舗ボクシング誌ザ・リングの取材にも応じた。インタビューでは伊藤は「以前もキシミーに来たので、家にいるような快適な環境。地元のファンもみんな素晴らしい」とアウェーとは考えていないことを明かした。第3子が生まれる予定を明かし「家族に対して責任があります。勝たなければならない。ボクシングで夢をもっともっと続けたい」と意気込んだ。

この勝者が、17年7月に三浦隆司にも勝利したWBC王者ミゲル・ベルチェント(27=メキシコ)と2団体統一戦に臨むとされる。伊藤は「世界的にも有名なベルチェントと対戦できる可能性があることが、自分のやる気になります。プレッシャーはないです」と気合を入れ直していた。

関連するニュースを読む

気になる左対策/山中慎介氏が伊藤雅雪V2戦を展望

米キシミーで2度目の防衛戦に臨むWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(GettyImages)

ボクシングWBO世界スーパー・フェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)が25日(日本時間26日)、米フロリダ州キシミーで元五輪戦士の同級7位ジャメル・へリング(33=米国)との2度目の防衛戦に臨む。昨年7月に同地でクリストファー・ディアス(24=プエルトリコ)からダウンを奪って王座決定戦を制し、約1年ぶりに験のいいキシミーに戻ってきた。12年ロンドン・オリンピック(五輪)に出場した実績を持つ長身サウスポーの挑戦者とのV2戦は決して楽観視できないカード。12回防衛を誇る元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(36)が試合展望を予想した。

◇◇◇◇

-昨年7月のディアスとの試合を振り返って

山中氏 試合前、伊藤選手は「積極的に行く」と言ってはいましたが、正直いって本当に行けるのかどうか疑問に思っていたところはあります。でも、予想以上に積極的に攻めて出たので驚きました。以前とは気持ちが違ったんでしょう。

-昨年12月の初防衛戦も解説を務めてましたが、どう成長を感じたか

山中氏 世界タイトルを獲得したときよりも、さらに強くたくましくなりましたよね。自信をつけたこともあって、一段と成長してすごみを増したと感じました。自分で志願して海外でトレーニングしているほどなので、本当に強くなりたいという思いがあるんでしょう。その強い気持ちがリングの上でも出ていますね。

-伊藤はどんな選手

山中氏 まず見た目がイケメンですよね(笑い)。で、ボクシング以外では優しい性格です。ボクシングに関しては東洋太平洋チャンピオン時代もシャープな面はありましたが、最近はそこに攻めて出る姿勢と力強さが加わりました。

-攻めて出る姿勢とは

山中氏 最近の世界戦2試合は気持ちが前に出ているので、以前よりも重心が少し前にかかるようになっているんですよ。それがパンチに伝わる力になっているので、重み、威力、強さやすごみにつながっているんです。前に出ながら繰り出すパンチと下がりながら打つパンチでは体重の乗り方が違いますからね。それに伊藤選手は世界チャンピオンという現状に満足していないし、もっと上に行きたいという思いが見えますね。だからキラキラしているんじゃないですか。

-アマ経験がないままプロになった伊藤の潜在能力は

山中氏 まだ28歳でしょう? 今の時代でアマチュア経験がないままここまで来るだけでもすごいことだと思います。特別な運動能力、センスがあるんでしょう。まだ開発されていない能力、伸びしろがあると思います。

-アマ経験がない部分の不安面は

山中氏 サウスポーとの戦い方に関してはどうなのか、そのあたりが気になります。アマチュア出身者の場合、仮にプロでサウスポーとの対戦経験が少なくても戦い方に慣れていることが多いものなんです。でも、アマチュア経験がない選手の場合、サウスポーとの戦い方に不慣れなことがあるんです。これまでに伊藤選手がどれだけ力のあるサウスポーと戦ってきたか、そしてどう戦うか、そのあたりが気になりますね。

-へリングは長身のサウスポー。

山中氏 しかもオリンピックに出場しているんですよね。長身サウスポーというだけで戦いにくく敬遠されがちなのに、加えてオリンピックに出ているほどの実力者というわけですから、ちょっと厄介かもしれないですね。

-現役時代の山中氏は長身サウスポー。自分よりも少し背の低い右構え選手と対戦する際のカギとは

山中氏 僕の場合は距離を一番大事にしていました。こちらのパンチは当たるけれど相手のパンチは届かない、その距離から踏み込んで打つわけです。右構えの相手との試合では利き手、つまり僕の左手、相手の右手を気にして戦いました。すでに構え合ったときの位置は相手の左フックが当たらない距離なので、踏み込んで打ってくる右を警戒しました。へリングが僕と同じスタイル、考えかどうかは分かりませんが…。

-伊藤の注意する点は

山中氏 伊藤選手にとってへリングは戦いにくいタイプかもしれないけれど、攻めていく姿勢が重要になるでしょうね。まして伊藤選手は注目されているなかでアピールしたいはずなので。警戒する相手のパンチとしては、右ジャブから絶妙なタイミングで放たれる左ストレートでしょうか。その左に注意しながら、パンチの軌道やタイミングを見極めて攻めていくことが要求される試合になると思います。ときには強引に攻めて出なければいけない場面もあるかもしれませんね。

-伊藤にエール

山中氏 スーパーフェザー級には海外でも人気と実力のある選手が集まっているので、伊藤選手はただ勝つだけではなく内容も問われる立場になっていますよね。だから「また伊藤の試合を見たい」と思わせるような戦いをしてもらいたいですね。彼は(3階級制覇王者)ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)との対戦を目標にしているんでしょう? その目標設定はすごくいいと思います。ロマチェンコの名前を出したとき、伊藤選手はすごくギラギラしていましたから。強がっているのではなく、ワクワクしている感じでした。挑戦する気持ちを忘れていない証拠だと思います。だから、今回もみんなの期待に応えるような勝ち方をしてほしいですね。

◆テレビ放送 WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦、王者伊藤雅雪(横浜光)-同級7位ジャメル・ヘリング(米国)は26日午前11時からWOWOWライブで生中継

関連するニュースを読む

異例の現役王者移籍が決定、伊藤雅雪が横浜光ジムへ

伊藤雅雪(18年11月7日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28)の現役王者としては異例の移籍が決まった。これまでの伴流ジムから横浜光ジムに移籍したことが22日、日本ボクシングコミッションから発表された。現役世界王者のジム間移籍は、07年に当時のWBC世界バンタム級王者長谷川穂積が千里馬神戸ジムから新設された真正ジムに移籍して以来2例目となる。

18年7月、米キシミーで同級王座決定戦に臨み、クリストファー・ディアス(プエルトリコ)に判定勝利を挙げて世界王者になった伊藤は海外志向が高い。4月には米プロモート大手トップランク社と3年契約を結び、週末25日には米キシミーで元五輪代表の同級11位ジャメル・ヘリング(33=米国)と2度目の防衛戦を控えている。

試合が決まった後の練習拠点は米ロサンゼルスに構えており、同地ではルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受けている。同トレーナーは横浜光の石井一太郎会長を現役時代に指導していた縁があり、現在も両者の交流が続いている。伊藤が日米で練習、試合の情報交換がスムーズにできるため、横浜光ジムに移籍したとみられる。

関連するニュースを読む