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闘病の佐山サトル来場できず、観客ら大合唱でエール

初代タイガーマスクの佐山サトル(2018年9月20日撮影)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

リアルジャパンプロレスの旗揚げ15周年記念第1弾大会が行われ、主宰の初代タイガーマスク、佐山サトル(62)は原因不明の病気のため来場できなかった。

佐山は15年5月に心臓の手術を受け、いったん復帰したものの16年12月の試合を最後に長期欠場。現在は歩行困難などの症状があり、パーキンソン病の疑いで検査を重ねている。

試合前には平井丈雅社長がリングにあがり、佐山の状況を説明した。平井社長は佐山本人、医師、新間寿会長と話し合った上で来場を踏みとどまらせたと説明。「みなさんが待ち望んでいる佐山がここに来るために、きょうお休みとさせていただきました。申し訳ございません!」と声を張り上げ、頭を深々と下げた。

さらに、前日18日に電話で話した佐山から預かった言葉を披露。「この情勢の中で会場に来ていただいている1人1人は戦友であり、同士。ここに来ていただけなかった方にも自分と一緒に歩んでいただいている方がたくさんいる。その方たちの思いとともに自分は必ずリングに戻ってくる。それをみなさまに伝えてほしい!そうおっしゃっていました」と最後は絶叫しながら初代虎の思いを伝えた。

試合の合間には、会場全体で「ゆけ!タイガーマスク」を大合唱。闘病中の佐山へエールを送った。

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“過激な仕掛け人”新間会長「コロナふっとばす」

リアルジャパンの会見でコロナウイルスに関する持論を語った新間寿会長(中央)。左は藤田和之、右はスーパータイガー

猪木対アリ戦を実現させた昭和プロレスの“過激な仕掛け人”ことリアルジャパン新間寿会長(84)が26日、都内の帝国ホテルで行われた3月19日後楽園大会に向けた会見に出席。「どんなことがあっても興行はやる。コロナウイルスなんかふっとばす」と宣言した。

この日は3・19のメインカードが発表された。リアルジャパン主宰者である初代タイガーマスクこと佐山サトルの弟子、スーパー・タイガーと大日本のエース関本大介(39)が組み、リアルジャパン第14代レジェンド王者藤田和之(49)、初参戦のノア杉浦貴(49)組が対戦する。この4人とともに会見の席に並んだ新間会長は豪華な顔ぶれに満足げ。だが、決定カードへの感想を問われると、厳しい表情で真っ先に新型コロナウイルスについて言及した。「今は相撲、ゴルフ、サッカー、野球…。いろんなところでコロナウイルスのために(イベント)中止、観客を入れない。そういうことでいいのか。日本がこんな元気のない国になってどうするんだ!」とイベント自粛ムードに否定的な意見を示した。さらに「この4人がコロナウイルスをはね返し、進むべき日本の道を作ってくれるのではないか。コロナウイルスをふっとばすのは3・19リアルジャパン後楽園大会であります」と威勢良く持論を展開した。

ただ、3・19後楽園大会では感染対策に努める。平井社長は、来場者にあらかじめマスク着用と手の消毒を薦めるほか、配布分のマスクも用意すると説明した。

3月19日のリアルジャパン後楽園大会に向けた会見に出席した選手ら。左から杉浦貴、藤田和之、新間寿会長、スーパー・タイガー、関本大介、平井丈雅社長

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初代タイガー佐山、病気は「パーキンソン病に近い」

初代タイガーマスクの佐山サトル氏(2019年7月6日撮影)

リアルジャパンプロレスの新間寿会長(84)が19日都内で会見し、同団体主宰の初代タイガーマスク、佐山サトル(62)が病気だと明かした。

佐山は15年5月に心臓を手術。1度復帰したものの、16年12月の試合を最後に長期欠場している。新間氏は「パーキンソン病に近い状態」と歩行困難であることなどを説明。約2年前にもパーキンソン病の疑いで検査しているが原因は不明だった。再度検査し24日に結果が出る予定。「タイガーには、3月19日(後楽園大会)に来てもらって、元気な姿をお見せしたい」と回復を願った。

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大鵬3世納谷がDDT移籍「どんな試合にでも挑戦」

リアルジャパンプロレスからDDTへの移籍を発表した納谷幸男(中央)。左はリアルジャパン平井社長、右はDDT高木社長(撮影・桝田朗)

DDTプロレスは14日、東京・神田明神で会見を行い、大鵬3世、納谷幸男(24)のリアルジャパンプロレスからの完全移籍を発表した。

昭和の大横綱、大鵬の孫で、元関脇貴闘力を父に持つ納谷は、13年3月に初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰するリアルジャパンに入門。17年9月14日にプロレスデビューを果たしていた。しかし、年間4試合ほどと開催試合の少ないリアルジャパンから飛躍を求めて4月に移籍を決意。2月17日の両国大会に参戦したDDTを移籍先に選び、佐山に相談の上、両団体で話し合い移籍が決まった。

納谷は「自分としては、試合をもっとしたいというのが根本にあって、前回出場させていただいたDDTを選んだ。一番初めに佐山さんに相談し『お前が決めたのなら』と言っていただいた。どんな試合にでも挑戦していきたい」と話した。DDTの高木三四郎社長は「両国で初めて試合を見て、堂々としていてリング映えするなと感じた。リアルジャパンが大事に育ててきた選手なので、DDTでもちゃんと受け継いで、大事に育てていきたい」と期待を寄せた。

納谷のデビュー戦は、6月2日の愛媛・松山大会で、納谷は8人タッグで谷津嘉章、高木三四郎、ライジングHAYATOと組んで、藤波辰爾、竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬組と対戦する。

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初代タイガーひっそり見守った秘蔵っ子舞海デビュー

東京女子プロレス後楽園大会でデビュー戦に臨んだ舞海魅星

<東京女子プロレス:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

初代タイガーマスク、佐山サトルの秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい、19)が後楽園ホールでデビューした。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月に佐山が主宰するリアルジャパンの巌流島大会に東日本大震災の被災者の1人として招待された。以来、佐山と交流を続け、プロレスラーになる夢をかなえた。

この日は練習パートナーのYUMIとタッグを組み、天満のどか、愛野ユキ組と対戦。柔道あがりのがっしりした体を生かした豪快なラリアット、ドロップキックを決めたが、天満にキル・スイッチをくらい、9分58秒で敗れた。

舞海は「今日の試合は悔しくない!」とすがすがしい表情でふり返り、「ベルトを巻けるようになりたい。次は佐山さんに笑顔で(リングに)立っているところを見ていただきたい」と笑顔で前を向いた。

この日は佐山氏も来場し、試合前にリング上で舞海を激励。その後、バルコニーからひっそりと試合を見守った。「デビュー戦にしてはびっくりするぐらい堂々とした目をしていた」と感心し、「魅星ちゃんの強い信念の中では、今日の試合はほんの通過点に過ぎない。これから非常に楽しみです」とさらなる成長に期待した。

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タイガー秘蔵っ子舞海魅星デビューへ「東北を元気に」

握手をかわす初代タイガーマスクと舞海魅星(みらい)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を開き、初代タイガーマスク、佐山サトル(61)の秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい、19)が5月3日の東京女子プロレス後楽園大会でデビューすると発表した。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月の巌流島大会に招待された東日本大震災被災者の1人。その後も佐山や新間寿氏と交流を続けプロレスラーを志した。舞海は「震災の悲しみはありましたが、試合を見る時だけは楽しくいられた。今度は、自分が東北をはじめとする方々に元気を届けたい」と目標を語った。

6月20日「ストロングスタイルプロレスvol.2」のメインカードを発表した初代タイガーマスク

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初代タイガーが期待 藤田和之リアルジャパン初参戦

藤田和之(2018年3月25日撮影)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を行い、初代タイガーマスク佐山サトル(61)プロデュースによる「ストロングスタイルvol.2」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインカードを発表した。

リアルジャパン初参戦の藤田和之がケンドー・カシンと組みスーパー・タイガー、船木誠勝組と対戦する。

佐山は初参戦の藤田について「タックルを生かしたプロレスで地味ですが、その速さにはびっくりすると思う。そこを見てほしい」と説明した。

暴走するような内容になるのでは、と質問を受けた佐山は「ガチガチの試合がストロングと思われていますが、そうではない。男と男が戦って何ができるか、というハラハラドキドキの展開がストロングスタイル。リミッターを超えるところに期待をしています」と想定外の展開を求めた。

また、この日4月23日は38年前に1981年(昭56)にタイガーマスクが対ダイナマイト・キッド戦でデビューした記念日。佐山は今でも新旧のファンがその試合を覚えてくれていることに感謝し、「新間(寿)さんが作った虚像であり、実像。責任を感じます。ありがたい人生です」と話した。

初代タイガーマスクの佐山サトル(2018年9月20日撮影)

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佐山秘蔵っ子・舞海魅星、震災乗り越えデビューへ

握手をかわす初代タイガーマスクと東京女子プロレスからデビューする舞海魅星(みらい)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を開き、初代タイガーマスク、佐山サトル(61)の秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい=19)が5月3日の東京女子プロレス後楽園大会でデビューすると発表した。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月にリアルジャパンが行った巌流島大会に東日本大震災の被災者の1人として招待された。本州最東端の宮古市重茂地区、海のすぐ側にある実家は津波で流されなかったが、うに、あわび漁を営む父の船を失った。

「震災の悲しみはありましたが、試合を見る時だけは楽しくいられました」

佐山や新間寿氏とも交流を続けながら、いつしかプロレスラーになる夢を持つようになった。

「今度は自分が東北を始めとする方々に元気を届けたいです」

佐山は「プロレスをやりたい、と聞いたときはびっくりした。必ずチャンピオンになって、岩手の希望になってほしい」とエールを送り、「将来、指導してみたい」と直接指導を含め、舞海への支援を続けると誓った。

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佐山サトル「彼の魂を引き継ぐ」キッドさん追悼式

リアルジャパンプロレス後楽園大会でダイナマイト・キッドさんの追悼セレモニーが行われ10カウントで黙とうする初代タイガーマスクの佐山サトル(左端)ら(撮影・足立雅史)

<リアルジャパンプロレス:後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール

昨年12月5日に60歳で亡くなった故ダイナマイト・キッドさんの追悼式で、初代タイガーマスクの佐山サトルらが故人をしのんだ。

第3試合後に、出場全選手がリングに集合。タイガーの生みの親で、ダイナマイト・キッドさんとのデビュー戦をマッチメークした新間寿氏を始め、キッドさんにゆかりのある山崎一夫氏、北原光騎氏、小林邦明氏、タイガー戸口氏もリングに上がった。

特設スクリーンで、キッドさんの在りし日の写真が紹介され、実弟のマーク・ビリントン氏がビデオメッセージ。キッドさんの名勝負を残したキッドさんを佐山が「キッドがいてくれたから、タイガーマスクがいた。プロレスに命をかけていた彼の魂を引き継ぐことが、我々に求められていることです」と語った。

このあと、10カウントゴングが鳴らされ、会場のファンとともにキッドさんの冥福を祈った。

メインの試合では、キッドさんの親戚に当たるデイビーボーイ・スミスJr.が、KENSOをキッドさんの得意技、ダイビングヘッドバットで沈め快勝。「今までの自分のキャリアの中で、一番誇れる試合。ダイビングヘッドバットはねらっていたわけじゃないが、キッドが自分と一緒にいたから出た技」と話していた。

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3月にキッドさん追悼興行発表、佐山サトルしみじみ

3月15日に後楽園ホールでダイナマイト・キッド追悼興行開催を発表した初代タイガーマスク(中央)と納谷幸男(左)スーパータイガー(右)

リアルジャパンは21日、都内で会見し、3月15日に後楽園ホールで、昨年12月に亡くなった故ダイナマイト・キッドさん(享年60)の追悼興行を行うと発表した。

同団体を主宰する初代タイガーマスク(佐山サトル)のデビュー戦の相手がダイナマイト・キッドさんだった。

佐山は「キッドさんはタイガーマスクにとってなくてはならない存在。スーパー・タイガーや納谷幸男にも、ダイナマイトの動きを見せてあげたかった」としみじみと語った。

追悼試合のメインでは、キッドさんのおいのデイビーボーイ・スミスJr.(鈴木軍)が、スーパー・タイガーと組んで、船木誠勝、KENSO組と対戦する。新日本プロレスから4代目タイガーマスクも参戦。大鵬3世、納谷幸男も出場する。

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「タイガーマスクがあるのはダイナマイトのおかげ」

5日に亡くなった宿敵ダイナマイト・キッドさんを追悼する10カウントを聞く、前列左から初代タイガーマスク、新間寿氏、納谷幸男(撮影・桝田朗)

初代タイガーマスクの佐山サトル(61)が、5日に60歳で亡くなった好敵手ダイナマイト・キッドさん(英国)を悼んだ。リアルジャパンプロレスの後楽園大会が6日開催され、追悼の10カウントをささげた。デビュー戦の相手で、名勝負を演じた終生のライバルの早すぎる死を惜しんだ。

佐山は、キッドさんの遺影を持って、リング上で黙とうした。かつて「命をかけて戦った」というライバルに、追悼の10カウントをささげた。マイクを握ると「昭和56年4月23日に劇的な出会いがありました。イギリスで戦っていたボクの鼻をへし折ってくれました。世界一のレスラーでした。タイガーマスクがあるのはダイナマイトのおかげです」と思いを語った。

キッドさんは、プロレス界に一時代を築いたタイガーマスクのデビュー戦の相手だった。佐山は直前まで「サミー・リー」の名前で、キッドさんの母国英国で戦っていた。師匠アントニオ猪木の要請で「タイガーマスク」としてリングに上がることを決意。81年4月23日の蔵前国技館で、対戦したのがキッドさんだった。テレビアニメで大人気だったタイガーマスクのデビューは日本中が注目した。しかし、マスクもマントも急ごしらえで「出て行くのが恥ずかしかった」。しかし、メキシコ、英国で修行を積んだタイガーマスクの空中殺法と、筋肉質の肉体美を誇るキッドさんの戦いに、場内は静まり返った。

「お客さんが今まで見たことのないプロレスに驚いて声が出ない感じだった。最初の試合の相手がダイナマイトでラッキーだった」と振り返る。デビュー戦が受けて、2人の戦いは新日本プロレスの看板カードとなり、空前のタイガーマスクブームを生んだ。

「1つ1つの技に命をかけていた。好青年でレスラー仲間にも人気があった。本当に寂しい」と、佐山は目を潤ませていた。【桝田朗】

佐山がキッド氏悼む「お互いにバチバチやりあった」

ダイナマイト・キッド(1984年1月9日撮影)

初代タイガーマスクの佐山サトル(61)が主宰するリアルジャパンプロレスの後楽園大会が6日行われ、5日に60歳で亡くなった好敵手ダイナマイト・キッドさんの追悼イベントを行った。第3試合後の休憩明けに、佐山がリングに上がり10カウントゴングが鳴らされた。

キッドさんは、81年4月23日に蔵前国技館で行われた初代タイガーマスクのデビュー戦の相手となった。佐山は「最初の試合がダイナマイトで本当にラッキーだった。自分が技を受けた時に、1つ1つがすごい力で、お互いにバチバチやり合った。あそこまでできる人間はいないと思うくらいすごかった」と思い出を語った。初代タイガーの空中殺法と、キッドさんの激しいプロレスに、満員の館内は大歓声どころか静まり返った。「最初は、自分たちの試合が受けていないのかなと思っていたが、見たこともないプロレスに驚いているのだと分かった。それから、大試合はダイナマイトと看板カードになっていった」という。

初代タイガーマスクとキッドさんの試合はシングルで10試合ほど。すべて初代タイガーマスクが勝利している。佐山は、キッドさんの人柄について「根性があって好青年。レスラー仲間にとても人気があって、ボクがタイガーマスクになる前に、キッドの地元英国で戦っていた時には、『トミー・ザ・ダイナマイトが帰ってくる』とみんなが言っていて、いったいどんなレスラーなんだろうと思っていた」と懐かしそうに話していた。

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ダイナマイト・キッドさん死去 60歳誕生日に

84年7月、ザ・コブラ(下)のマスクをはぐダイナマイト・キッド

初代タイガーマスクの宿敵で、米国WWF(現WWE)でも活躍した英国人の元プロレスラー、ダイナマイト・キッドさんが、60歳の誕生日の5日に亡くなった。同日、英国メディアが伝えた。死因は不明。

キッドさんは、75年に17歳でプロデビューした英国で頭角を現し、カナダ、米国に進出。WWFで活躍した後、81年4月23日に蔵前国技館で行われた初代タイガーマスクのデビュー戦の相手を務めた。タイガーの空中殺法と、キッドさんの筋骨隆々の体から繰り出される厳しい攻めで、場内は静まり返った。その後、キッドさんとタイガーの抗争は当時の新日本プロレスの看板カードとなった。

キッドさんはその後米国や全日本で活躍。96年のみちのくプロレス両国大会が、日本での最後の勇姿となった。引退後は、86年にカナダでの試合で痛めた椎間板の故障や、現役時代にステロイド剤などを使用していた影響もあり、車いす生活を送っていた。

訃報を受けて初代タイガーマスクの佐山サトルは「私にとって偉大なライバルだったトミー(キッドさんの愛称)が亡くなり、悲しみに暮れています。最近の様子は知っていたので、覚悟はしていましたが、今は、安らかに眠っていただきたい」と話した。佐山が主宰するリアルジャパンは、今日6日の後楽園大会で追悼のセレモニーを実施する。

84年1月、新日本プロレス一関大会で攻めるダイナマイト・キッド

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佐山サトル「覚悟はしていた」盟友D・キッド氏悼む

かつて名勝負を演じたダイナマイト・キッドさん(左)と初代タイガーマスクの佐山サトル

初代タイガーマスクの宿敵で、米国WWF(現WWE)でも活躍した英国人の元プロレスラー、ダイナマイト・キッドさんが、60歳の誕生日の5日に亡くなった。同日、英国メディアが伝えた。死因は不明。

キッドさんは、75年に17歳でプロデビューした英国で頭角を現し、カナダ、米国に進出。WWFで活躍した後、81年4月23日に蔵前国技館で行われた初代タイガーマスクのデビュー戦の相手を務めた。タイガーの空中殺法と、キッドさんの筋骨隆々の体から繰り出される厳しい攻めで、場内は静まり返った。その後、キッドさんとタイガーの抗争は当時の新日本プロレスの看板カードとなった。

キッドさんはその後米国や全日本で活躍。96年のみちのくプロレス両国大会が、日本での最後の勇姿となった。引退後は、86年にカナダでの試合で痛めた椎間板の故障や、現役時代にステロイド剤などを使用していた影響もあり、車いす生活を送っていた。

訃報を受けて初代タイガーマスクの佐山サトルは「私にとって偉大なライバルだったトミー(キッドさんの愛称)が亡くなり、悲しみに暮れています。最近の様子は知っていたので、覚悟はしていましたが、今は、安らかに眠っていただきたい」と話した。佐山が主宰するリアルジャパンは、今日6日の後楽園大会で追悼のセレモニーを実施する。

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佐山サトル「手震えたり」原因不明の体調不良明かす

リング上のあいさつで復活を宣言した佐山

初代タイガーマスクの佐山サトル(60)が20日、原因不明の体調不良に苦しんでいることを明かした。主宰するリアルジャパン後楽園大会のリングにあいさつに立った後に、現状を説明。

「手が震えたり、足が動かなくなったりして、歩けなくなったりした。心臓のわなわなした感じもあったので」とパーキンソン病を疑い、先々週から先週にかけて複数の医師の診察を受けたという。

心電図ではパーキンソン病の波形が出たケースもあったが、最終的な結論は原因不明。「自律神経の問題だと思っている」「心臓に負荷をかけてみたらどうだろうと言われたので、簡単な練習をしてみようかと思ってます」と説明し、来週から合宿に入る意向も示した。

佐山は15年5月22日に狭心症で心臓カテーテル手術を受け、プロレス活動を休止。その後復帰したが、現在まで長期欠場を続けていた。当初行わない予定だったリング上のあいさつでは「奇跡を起こしてプロレスに戻ってきます。復活します」と宣言していた。

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「過激な仕掛け人」新間寿会長プロレス界から引退

20日の原点回帰後楽園大会を最後にプロレス界からの引退を発表した新間寿・リアルジャパン会長(右)と同平井社長

昭和プロレスの「過激な仕掛け人」として、新日本プロレスなどで活躍した新間寿・リアルジャパン会長(83)が13日、都内で会見し、20日の原点回帰・後楽園大会を最後にプロレス界から引退すると発表した。

新間氏は「9月20日をもってプロレス界から身を引きます。あとは若い人たちに任せ、佐山さん(初代タイガーマスク)と、いじめ撲滅など社会活動を一緒にやっていこうと思います」と話した。

中大時代の54年に力道山の日本プロレスに練習生として通いプロレス界に足を踏み入れた。新日本では専務取締役営業本部長としてアントニオ猪木とムハマド・アリの異種格闘技戦を実現させ、タイガーマスクを誕生させ、黄金時代を築くなど、らつ腕を振るった。3年前に、佐山サトルに請われ、リアルジャパンの会長に就任。昨年からは、プロデューサーとして「原点回帰」大会を引っ張ってきた。

今年に入り体調を崩し、息子である寿恒氏が同団体に加入したことなどで、一線から身を引くことを考えたという。「大鵬3世が入ってきたときに、もう1回、育てたいと思ったけどね。そういう気力がなくなってきた」と心残りを話した。

突然の発表に、同団体の平井社長は「まだまだ、団体で活躍してほしい。(引退は)絶対阻止したい」と困惑気味に話していた。

20日の後楽園大会では、新間氏が所有する猪木VSアリ戦のポスター30枚や、いじめ撲滅キャンペーンポスター20枚を、ボール投げでボールをキャッチした観客にプレゼントするという。

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「大鵬3世」納谷幸男が自分に怒り、控室のドア蹴る

河野との初コンビも、力を出せず無念の表情を浮かべる納谷幸男(左)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇3日◇後楽園ホール

 大鵬3世、納谷幸男(23)が、デビュー4戦目で思うように動けない自分に怒りを爆発させた。

 セミでW-1の河野真幸(38)と初タッグを結成。ともに190センチを越すツインタワーコンビとして期待を集め、崔領二、KAZMA SAKAMOTO組と対戦した。しかし、場外乱闘でKAZMAに捕まり痛めつけられると、リング上では、河野との合体技もチグハグ。巨体を利したボディーアタック以外は、ほとんど見せ場もなく、試合は河野がKAZMAを抑え勝利した。

 勝ち名乗りを受けた後、KAZMAに襲撃され「オイ、幸男。あんまり調子に乗らない方がいいよ。オイ、幸男。幸男ちゃん。今度、また遊んであげるよ」と挑発された。リングに戻りかけ、セコンドに止められたが、怒りは収まらず「やってやるよ!」と叫び、控室のドアを蹴り上げた。何も出来なかった悔しさもあり、インタビュールームでは「自分に何が足りないのか。結局、試合数が足りない。本当に試合をしなければいけない」と経験の少なさを嘆いた。

 河野からは「うちで練習して、うちのリングでKAZMAをやつければいい」と励まされた。今後は、師匠の初代タイガーマスク、佐山サトルの意向でメキシコで武者修行を行い、実力アップを図る。

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大鵬3世納谷がタッグ戦「相当な試練」佐山サトル

7月3日の後楽園大会でタッグ戦が決まった納谷幸男(後列左)と対戦相手のKAZMA SAKAMOTO。手前は初代タイガーマスクの佐山サトル

 リアルジャパンは6日都内で会見し、7月3日の後楽園大会の全カードを発表した。

 世界マスクマン・トーナメント1回戦4試合のほか、大鵬3世、納谷幸男(23)が河野真幸(W-1)とタッグを組み、崔領二、KAZMA SAKAMOTO組と対戦する。

 カードを組んだ初代タイガーマスクの佐山サトル(60)は「幸男が世界に羽ばたくために、インターナショナルな試合ができる選手と戦う必要があった。3人はキャリアも十分。今から、試合へ向けての練習もかなり変わってくる。今回は、相当な試練だと思う」と話した。納谷は「自分はこのカードの中で1番キャリアもないが、ガムシャラにぶつかっていく」と抱負を語った。納谷は、7月3日の後楽園大会で、UWA認定王座戦を行う予定だったが、経験を積むためにノンタイトル戦に変更となっていた。大会後には、佐山の指示でに海外修業に出かける予定。

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「大鵬3世」初タイトル挑戦延期、佐山サトルが発表

7月3日の後楽園大会で予定されていたUWA認定王座挑戦が延期となった大鵬3世、納谷幸男(左)と左からスーパー・タイガー、初代タイガーマスク、新間寿会長

 リアルジャパンを主宰する初代タイガーマスクの佐山サトル(60)は15日、都内で会見し、7月3日の後楽園大会で予定されていた大鵬3世、納谷幸男(23)の初タイトル挑戦を延期すると発表した。納谷は当初、UWA認定王座戦を行う予定だった。

 佐山は「今必要なのは実力。インターナショナル用の試合へ向け練習を積む必要がある。7月の試合が終わったら、1カ月ほどメキシコに修業に行かせる。メキシコで育てて、来年は団体のトップをやるんじゃないかと期待しています」と話した。

 納谷は「メキシコは楽しみ。しっかり試合もできるし、練習相手もたくさんいる。先輩からは『行くだけでも、成長できる』と言っていただいた。体重も落ちるというし、強くなってタイトルに挑戦したい」と抱負を語った。

 また、会見では、7月の大会からスタートする世界マスクマン・トーナメントの出場選手の一部も発表。同団体のエースでレジェンド王者のスーパー・タイガー、ドス・カラスJr.(メキシコ)ドン・クロコダイル(オーストラリア)、スーパー・デストロイヤーズのアインとカイン(ともに国籍不明)、UWA推薦選手2人、現在交渉中1人の8選手が出場する。

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佐山サトル「メンツつぶされた」船木誠勝と遺恨戦も

試合がノーコンテストとなり苦しい表情を見せる納谷(右)。左はリングで話す初代タイガーマスク(撮影・足立雅史)

<リアルジャパン:後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇観衆1513人(超満員)

 リアルジャパンを主宰する初代タイガーマスクの佐山サトルと、この日セミに登場した船木誠勝に遺恨が生まれた。

 大鵬3世、納谷幸男(23)のデビュー3戦目となったセミのタッグ戦で、船木は納谷の2度にわたる誤爆に逆上。納谷をパイプイスでめった打ちにし、引き揚げる際にはリング下にいた佐山を突き飛ばした。大事な弟子を船木に託した気持ちを裏切られた佐山は、リングに上がり「船木、出てこい!」とマイクで呼び掛けたが、船木はすでに会場を後にしていた。

 狭心症の影響で復帰が遅れている佐山は「ちょっと、メンツをつぶしてもらった。幸男のことを頼むつもりだったけど・・。全部、メンツをつぶされた。(復帰の)何かのきっかけ欲しいとは思っていたが」と語り、早ければ7月にも予定している復帰戦が、船木へのリベンジマッチとなる可能性が出てきた。

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