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大栄翔、高安、阿炎が三役から平幕に降下 新番付

大栄翔(2019年11月13日撮影)

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈三役から平幕〉

大栄翔(26=追手風)西小結→東前頭筆頭

高安(29=田子ノ浦)西関脇→西前頭筆頭

阿炎(25=錣山)東小結→西前頭4枚目

〈幕内から十両〉

琴勇輝(28=佐渡ケ嶽)西前頭3枚目→東十両筆頭

琴恵光(28=佐渡ケ嶽)西前頭13枚目→東十両5枚目

〈十両から幕下〉

蒼国来(36=荒汐)東十両10枚目→東幕下筆頭

魁(33=芝田山)西十両14枚目→西幕下筆頭

豊ノ島(36=時津風)東十両11枚目→東幕下2枚目

彩(27=錣山)西十両11枚目→西幕下7枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

元林→欧勝竜(おうしょうりゅう=鳴戸)

古場→御船山(みふねやま=木瀬)

〈三段目〉

下村→西乃龍(にしのりゅう=境川)

琴宮倉→琴貫鐵(ことかんてつ=佐渡ケ嶽)

〈序二段〉

長谷川→安房乃国(あわのくに=高田川)

千代の天→千代天富(ちよてんふう)

〈序ノ口〉

酒井→鷹司(たかつかさ=入間川)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

元林健治→欧勝竜健汰(おうしょうりゅう・けんた)

酒井慶次朗→鷹司慶(たかつかさ・けい)

【引退年寄襲名】

豪栄道引退武隈襲名

【引退】

荒鷲、浜栄光、鳴海、貴天秀、琴福寿野、海舟、蓮台山、富士寿、若荒輝、北勝佑

【死亡】

東関大五郎(委員=元潮丸)

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幕下元林「優勝で恩返しを」急逝近大監督に涙で献花

元林(2020年1月18日撮影)

近大相撲部監督で1月18日に急逝した伊東勝人氏(享年55)のお別れの会が22日、大阪市内のホテルで約400人が出席して行われた。同大OBの幕下元林(23=鳴戸)は号泣しながら献花を終えた。

昨春に近大を卒業した元林はまだまげも結っておらず、ざんばら髪で「大学時代のことをいろいろ考えて…」と話した。昨年12月、伊東さんが全日本相撲選手権で東京に来た時、食事をともにした。「最低でも1年半で(十両に)上がらないとな」と言われた言葉が最後になった。

昨年名古屋場所の序ノ口デビューから破竹の3場所連続全勝で各段優勝を飾り、初場所は東幕下14枚目で4勝3敗と勝ち越した。「監督にいつも言われていたのは“基礎をしっかり”“膝を曲げて前に出ろ”“自信を持って行け”でした。厳しくて、優しくて、お父さんのような人。優勝して、恩返しをしたいです」。大阪出身。ご当地となる春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で全勝優勝となれば、恩師が望んだ1年半より早く、新十両に手が届く。

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幕下元林「これからが勝負の時期」相撲教習所卒業式

相撲教習所卒業式で記念撮影する幕下元林(左)と元前頭貴ノ岩のおい、三段目北天海(右)(撮影・佐藤礼征)

大相撲の新弟子が通う相撲教習所の卒業・入所式が30日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。

卒業する370期生を代表して卒業証書を受け取った東幕下14枚目元林(23=鳴戸)は「卒業できて良かった。みんなでランニングしたり、稽古をしたり、食事ができなくなることが寂しい」と話した。

近大で西日本学生選手権優勝などの実績を残し、昨年夏場所で初土俵を踏んだ。初場所の4番相撲で、初土俵以来初めての黒星を喫したが、序ノ口デビューからの24連勝は歴代3位の好記録だった。

東大阪市出身。初場所も4勝3敗と勝ち越して、番付も上昇する。ご当所で迎える春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で関取の座を射止めたい23歳は「これからが勝負の時期になる」と気を引き締めた。

371期生で元前頭貴ノ岩のおい、西三段目北天海(20=尾上)も卒業した。

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幕下元林24連勝でストップ「気持ちの弱さが出た」

元林(右)は琴太豪に寄り倒しで敗れる(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館

東幕下14枚目の元林の、昨年名古屋場所の序ノ口デビューからの連勝が史上3位の24で止まった。

激しい攻防の末、琴太豪に寄り倒されて「自分の相撲が全く取れなかった。自分の気持ちの弱さが出た」とため息をついた。佐久間山(現常幸龍)が持つ27連勝の最長記録には届かず。「気持ちを切り替えてやっていきたい。それだけです」と淡々と話した。

連勝ストップで肩を落とす元林(撮影・中島郁夫)

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幕下元林が初土俵以来初黒星、24連勝でストップ

琴太豪(上)に寄り倒しで敗れた元林(撮影・中島郁夫)

<大相撲初場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館

東幕下14枚目の元林(23=鳴戸)が、初土俵以来初めて黒星を喫した。序ノ口デビュー以来の連勝は、歴代3位の「24」でストップした。

止めたのは西幕下9枚目の琴太豪(27=佐渡ケ嶽)。「思い切りいこうと思っていました」と振り返り、元林の連勝記録については「気にしていないと言ったらウソになりますが、そこまでは…。気にするよりも思い切りいこうと思っていました」と話した。

元林(右)は琴太豪に寄り倒しで敗れる(撮影・柴田隆二)
連勝ストップで肩を落とす元林(撮影・中島郁夫)

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幕下元林が序ノ口から24連勝、関取経験者も下した

元林(左)は押し出しで希善龍を下し、序ノ口デビューから24連勝を飾った(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

初土俵から負けなしの東幕下14枚目元林(23=鳴戸)が、3番相撲で関取経験者の東幕下16枚目希善龍(34=木瀬)を破り、序ノ口からの連勝を24に伸ばした。

立ち合い当たって引きに転じる相手を、一気の出足で押し出した。この日の朝稽古では、白まわしを締めた師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が仮想・希善龍として胸を出してくれたという。「まわしを取ったら相手は強い。師匠と相談して、まわしを取られないことを想定しながら相撲を取れた」と話した。

序ノ口からの連勝は、すでに元小結時天空の22を抜いて歴代単独3位に。1位は三役経験者で現幕下常幸龍の27連勝、2位は元小結坂井の26連勝。残り4番を全勝なら記録更新、さらに来場所の新十両昇進の可能性もある。

序ノ口デビューから24連勝を飾った元林(撮影・小沢裕)

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元林が序ノ口から23連勝、全勝なら最速新十両も

旭蒼天(左)をはたき込みで破る元林(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館

初土俵から負けなしの東幕下14枚目元林(23=鳴戸)が、序ノ口からの連勝を、元小結時天空の22を抜いて歴代単独3位となる23に伸ばした。

2番相撲で西幕下15枚目旭蒼天(26=中川)をはたき込み。相手を呼び込むような場面もあり「引いたところは良くなかったけど、しっかり足を運んで勝つことができて良かった」と、大粒の汗をぬぐった。

稽古では師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)がまわしを締めて胸を出すこともある。戦術面でも助言をもらうことが多く「助かっています」。昨年7月の名古屋場所から序ノ口、序二段、三段目を全勝して、3場所連続で各段優勝。全勝なら史上最速の新十両昇進の可能性もある23歳は「(連勝は)意識せず、一番一番やっていきたい」と話した。

記者の質問に答える元林(撮影・河田真司)

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幕下の元林、序ノ口から22連勝「前に出る相撲を」

<大相撲初場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館

初土俵から負けなしの東幕下14枚目元林(23=鳴戸)が、序ノ口からの連勝を歴代3位の元小結時天空に並ぶ22に伸ばした。1番相撲で幕内経験者の西幕下14枚目磋牙司(38=入間川)を押し出し。昨年7月の名古屋場所から序ノ口、序二段、三段目を全勝して、3場所連続で各段優勝を果たしている。初の幕下で完勝し「(連勝記録は)気にしない。(幕下)優勝を目指したい」と、力強く話した。

近大出身で新関脇朝乃山の後輩にあたる。学生時代にはともに食事をしたこともあり「朝乃山関を尊敬している。朝乃山関を目指したい」と話した。全勝なら史上最速の新十両昇進の可能性も。「前に出る相撲を意識して集中してやっていきたい」と意気込んだ。

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元林「緊張」も三段目優勝 序ノ口から無傷21連勝

三段目優勝を飾った元林。序ノ口、序二段と3階級連続優勝に笑顔で「3」のポーズ(撮影・小沢裕)

<大相撲九州場所>◇13日目◇22日◇福岡国際センター

三段目は東21枚目の元林(23=鳴戸)が、元高校横綱で同46枚目の北の若(19=八角)を一方的な相撲で寄り切って、7戦全勝で優勝を決めた。今年7月の名古屋場所から序ノ口、序二段と3場所連続の各段優勝を決め、序ノ口から無傷の連勝を「21」に伸ばした。

6戦全勝で3人が並んでいたが、先に相撲を取った西94枚目の淡路海(26=田子ノ浦)が序二段の村田(25=高砂)に黒星。勝った方が優勝という一番で元林は「相手も高校チャンピオンだから絶対に負けられない、とすごく緊張して」と話すように、立ち合いは待った、2度の突っかけと呼吸が合わず土俵下の審判長から注意された。4度目で立つと、突き放しから回り込む相手を冷静に正面に置き、正面土俵に退けた。

さすがに三段目に昇進し対戦相手も「圧力が全然違う」と違いはあったが、自分の相撲には変わりなく「圧力負けしないように、どんどん前に前に出ようと思った」と貫いた。その自分の相撲は場所途中から取れるようになったといい、そのきっかけは「親方に『自信を持って行け。お前なら勝てる』と言われてから自信を持てるようになった」と、稽古場でも相撲を取ったり、ぶつかり稽古で胸を出してくれる師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)に感謝した。

近大付時代は、埼玉栄の貴景勝とも対戦経験があり、2勝2敗と五分に渡り合った。「相手は大関なんで刺激にはなります。足りない部分は稽古して、貴景勝関を目指して追いつけるように頑張ります」と、同じ土俵での再戦を誓っていた。

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元林が序二段、アマ時代互角に戦った貴景勝目標に

序二段の優勝決定戦で碧海浜を下し、勝ち名乗りを受ける元林(撮影・加藤諒)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

千秋楽の優勝決定戦に持ち込まれた序二段の優勝争いは、東16枚目の元林(23=鳴戸)が、西98枚目の碧海浜(24=出羽海)を寄り切りで下し、初めて番付にしこ名が載ったデビューの先場所(序ノ口)に続く、各段優勝を決めた。

近大を卒業し、年齢制限緩和措置が取られての入門で5月の夏場所が初土俵。7月の名古屋場所で初めて本割の土俵に上がり、鳴戸部屋勢3人による同部屋優勝決定ともえ戦を制し、7戦全勝で序ノ口優勝デビューを飾った。そして今場所も序二段で優勝決定戦。「先場所は(同部屋による優勝争いで)プレッシャーがあった。今回はノビノビ取りたい」と話していたが、その言葉通りの相撲。「最後は差してしまったけど、集中して前に出る相撲を取れたから良かった。師匠からは前に出て圧力をかけて、いなしとか横の動きで崩して攻めろと言われています。(ここまで本割は14連勝も)親方の指導があってこそ。これからも親方を信じて三段目でも優勝を目指したい」と来場所を見据えた。

アマ時代には大関復帰が決まった関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)とも対戦し2勝2敗。その貴景勝を「目標の力士」に掲げており「いずれ対戦できるようになりたい」と抱負を語った。

序二段の優勝決定戦で碧海浜(左)を下した元林(撮影・加藤諒)

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序二段は碧海浜と元林が7戦全勝、千秋楽V決定戦へ

藤乃若(左)を引き落としで下し序二段の優勝決定戦に進んだ元林(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇両国国技館

序二段の優勝争いは、西98枚目の碧海浜(24=出羽海)と東16枚目の元林(23=鳴戸)による、千秋楽の優勝決定戦に持ち込まれた。

碧海浜は6戦全勝同士の対戦で、西48枚目の佐田ノ華(22=境川)を当たって突き起こしてからの引き落としで破り7戦全勝とした。今年1月の初場所後に、痛みが蓄積してた左足首を手術。3月の春場所から夏場所、名古屋場所と3場所連続全休で臨んだ復帰場所でもあった。それだけに「ケガさえしなければいいと思って(今場所は)土俵に上がっていました。久しぶりの相撲を楽しんで取れました」と妙に気負うことなく上がり続けた。部屋の関脇御嶽海から「土俵下にいる時から勝負は始まっている」「気持ちを強く持て」「勝って当たり前ぐらいの気持ちでやれ」などのアドバイスをもらっている。「メンタル面で応援してくれる。今日も『勝てよ』のひと言だけでしたが、それだけで十分でした」と意を強くしての土俵だった。

その約30分後に土俵に上がった元林は、三段目で6戦全勝だった藤乃若(24=藤島)を、立ち合いの圧力で押し込んでからタイミングのいい引き落としで下し、こちらも7戦全勝とした。近大を卒業し、年齢制限緩和措置が取られての入門で5月の夏場所が初土俵。7月の名古屋場所で初めて本割の土俵に上がり、鳴戸部屋勢3人による同部屋優勝決定ともえ戦を制し、7戦全勝で序ノ口優勝デビューを飾った。そして今場所も序二段で優勝決定戦。本割の連勝を14に伸ばした元林は「1年半で関取になりたいと思っています。まだ圧力がないから、下から下からの相撲を心がけたい」と言う。場所前の二所ノ関一門の連合稽古では、納谷や琴手計といった幕下上位とも互角に近い稽古を積んでいた。アマ時代には大関復帰が決まった貴景勝とも対戦し2勝2敗。その貴景勝を「目標の力士」に掲げており「いずれ対戦できるようになりたい」と抱負を語った。

報道陣の質問に答える元林(撮影・鈴木正人)

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佐田ノ輝が三段目V「博多帯巻ける」来場所幕下入り

津志田(左)をはたき込みで破る佐田ノ輝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

3人が6戦全勝でトップに並んでいた三段目は、西46枚目の佐田ノ輝(23=境川、モンゴル出身)が7戦全勝で優勝を決めた。

3人の中で最初に土俵に上がった西96枚目の藤乃若(24=藤島)が、序二段で6戦全勝だった元林(鳴戸)に敗れ、優勝の行方は残る2人の全勝対決で決まる一番となった。その相撲で佐田ノ輝は、東6枚目の津志田(20=時津風)を、後退しながらも柔らかい足腰でしのぎ、逆転のはたき込みで初の各段優勝を決めた。

師匠の境川親方(元小結両国)は、九州場所担当部長のため福岡に滞在中。その師匠から勝ち越しを決めた後に「ここからだ。次からが大事だ」とハッパをかけられて残り3番も白星を並べた。

初土俵から5年がたった。「自分より後から入ったモンゴル(出身)力士がササッと上がってしまった。(十両)霧馬山や(幕下)豊将龍とか…。番付を抜かれて悔しかった」と佐田ノ輝。それでも自身初となる来場所の幕下入りも確実にして「三段目に上がったときは雪駄(せった)を履けてうれしかった。幕下で博多帯を巻ける。その次は(関取として)大銀杏(おおいちょう)を」と希望に胸ふくらませる。師匠から口酸っぱく言われている「稽古はウソをつかない。苦しい時こそ頑張れ」の言葉を胸に関取の座を目指す。

三段目優勝を決めた佐田ノ輝(左)は鳴戸広報担当から身長体重など詳細の確認を受ける(撮影・小沢裕)

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序ノ口優勝決定戦、鳴戸部屋力士3人で“ともえ戦”

三つどもえによる序ノ口の優勝決定戦に進んだ鳴戸部屋の桜井は記者クラブ担当の鳴戸親方(左)から名前などのデータの確認を受ける(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ

序ノ口の各段優勝は「同部屋3人のともえ戦」に持ち越される異例の展開となった。力士は鳴戸部屋の3人。この日はまず西27枚目桜井(22)が富豊を寄り切り、次に東28枚目元林(23)が幸奄美を引き落とし、最後は東27枚目丸勝(18)が序二段全勝の足立を押し出し、3人とも7戦全勝とした。「同部屋力士3人全勝のともえ戦」は序ノ口で初。

日体大出身の桜井は「もうちょっと(勝敗が?)ズレてくれたらいいのに」と苦笑いしつつ「3人でどれくらいやれるか楽しみです」。近大出身の元林は「正直やりづらいですが、勝ちたいです」と言い、稽古場での勝敗は「まあ(自分が)全然分はいいですね」。丸勝は新潟県立海洋高出身で、2人より4歳下だが「同期なんでため口です」と言い「負けらんないですね」と強気に語った。

鳴戸親方(元大関琴欧洲)は、各段優勝に関する基本データを本人に確認する職務があり、3人の勝利後もそれぞれの年齢等を確認し、握手を交わした。「うれしいですけど、どういう風に声を掛けたらいいか…」と笑顔で話した。

決定戦は千秋楽に行われる。

大相撲名古屋場所13日目 桜井(左)が寄りきりで富豊に勝利する(撮影・奥田泰也)
大相撲名古屋場所13日目 元林が引き落としで幸庵美に勝利する(撮影・奥田泰也)
大相撲名古屋場所13日目 丸勝が足立に勝利する(撮影・奥田泰也)
三つどもえによる序ノ口の優勝決定戦に進んだ鳴戸部屋の桜井(撮影・小沢裕)
三つどもえによる序ノ口の優勝決定戦に進んだ鳴戸部屋の元林(撮影・小沢裕)
三つどもえによる序ノ口の優勝決定戦に進んだ鳴戸部屋の丸勝(撮影・小沢裕)

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元琴欧洲の鳴戸親方「やっと」総工費3億円部屋開き

部屋開きに臨んだ鳴戸親方(後列左から3番目)と鳴戸部屋の力士ら(撮影・佐藤礼征)

大相撲の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が8日、東京・墨田区内で部屋開きを行った。

同じ墨田区内から移転し、東京スカイツリーから徒歩5分の立地で、約54坪の敷地に4階建ての新しい部屋。部屋開きには同じ二所ノ関一門の理事である尾車親方(元大関琴風)、芝田山親方(元横綱大乃国)や、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)らが出席。大関高安ら一門の関取衆が門出の稽古を行った。鳴戸親方は「やっとできました。(土地購入から完成まで)2年くらい。第2の人生のスタートですね」と、総工費3億円を超える新居を見上げて笑顔を見せた。

1階には稽古場と、2つの風呂場が設置され温冷浴が可能。2階には大部屋とちゃんこ場、3階には大部屋と個室3部屋、4階は師匠の自宅になっている。1階の稽古場は冷暖房完備で、衛生面に配慮してウオーターサーバーも設置。2台のカメラも設置され、稽古の様子を振り返ることができる。

昨年の西日本学生相撲選手権を制した近大出身の元林ら、夏場所で6人の新弟子が加わり、現在の弟子は計12人。師匠は「お互いにライバル意識が出てきた」と、稽古に活気が出てきたと明かす。ブルガリアから来日して、17年に欧州出身で初の部屋持ち親方となった師匠は「私が相撲を取るわけじゃない。弟子の指導とサポートしかできない。自分の目線を弟子と一緒に下げて、一緒にやっていきたいと思う」と、口調に熱がこもっていた。

部屋開きに臨んだ鳴戸親方(後列左から6番目)と鳴戸部屋の力士ら(撮影・佐藤礼征)
稽古確認などの用途のため鳴戸部屋の稽古場に設置されたモニター(撮影・佐藤礼征)

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鳴戸親方「活気出てきた」初めて相撲経験者が入門

身長測定をする鳴戸部屋の元林健治(撮影・横山健太)

大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が同所で行われた

鳴戸部屋から多様な新弟子6人が受験した。近大時代に西日本学生選手権で優勝した元林健治(23)と、日体大出身の桜井浩太郎(22)は17年4月の部屋創設以来、初の相撲経験者の入門。190センチ、130キロの三島慧太(18)は、松江工業高時代にレスリングでインターハイに出場した経歴を持つ。

師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)は「(経験者が入り)活気が出てきた。まだ相撲取れない子もいるけど、これからが楽しみ」と笑顔を見せた。

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桜井浩太郎、重傷乗り越え鳴戸部屋入門「恩返し」

鳴戸部屋への入門会見に臨んだ桜井

今年3月に日体大を卒業し、鳴戸部屋から5月の大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)で初土俵を踏む桜井浩太郎(22)が10日、都内の日体大世田谷キャンパスで師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)、日体大の松浪健四郎理事長、具志堅幸司学長、今村裕常務理事、相撲部の斉藤一雄監督が同席の元、入門会見に臨んだ。

場所前の新弟子検査に合格後、前相撲を取る。

鳴戸親方が日体大に3年から編入し、2年前に卒業した縁から入門を決めた。4年になったばかりの昨春、大会で左膝の外側側副靱帯(じんたい)損傷、大腿(だいたい)二頭筋断裂の重傷を負い、親方と同じ病院で治療する際も「焦るな。焦らなければ大丈夫」と励まされ、桜井も「力士にもなっていない自分を、あれほど心配してくれた。この親方なら信頼できる。力士になって恩返ししたいと思って(入門を)決めました」と話した。

茨城・稲敷市出身の桜井が本格的に相撲を始めたのは、千葉・日体大柏高に進んでから。3年時に高校総体団体3位、進学した日体大では3年時に東日本学生相撲個人体重別135キロ未満級で3位、4年時に全日本大学選抜相撲十和田大会団体優勝などの実績がある。

高校総体では団体戦の決勝トーナメントで埼玉栄と対戦。新大関貴景勝の佐藤とぶつかったが「実力差があって勝負にならないで負けた」と言う。その貴景勝の印象は「今も『勝っておごらず、負けて腐らず』と言ってますが、高校の時からそうだった。あの(全国の)学年の中で一番、努力して相撲に打ち込んでいて、それが(結果に)出ていた」という。「ライバルにしたいけど(ここまでは)ライバルと言えるまでには及ばなかった。しっかり体作りをして、対戦できるところまで上がるのを目標にしたい」と話した。

左の前みつを取って前に出る相撲を理想とする。近大卒の元林健治(22)と合わせ、2人の相撲経験者を初めて入門させた鳴戸親方も「大きな膝のケガも乗り越えた。自分に負けまいとコツコツと努力するまじめさ」と魅力とし「心も強い。まわしを取れるようになれば、受け身から攻めの相撲に変えられる。1から相撲のスタイルを変えるように指導したい」と語った。

既に春場所終了後、都内の部屋も新たな場所に構え、既に相撲部屋での生活もスタートさせた。「貴景勝世代」の新たな星となるべく、精進の日々が始まる。

鳴戸部屋への入門会見に臨んだ桜井(右)と鳴戸親方

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近大・元林が鳴戸部屋入門、貴景勝との戦績は五分

鳴戸部屋入門会見に出席しプロ入りを表明した近大4年の元林健治(右)と師匠の鳴戸親方(撮影・佐藤礼征)

大学相撲界の“西の横綱”が、プロ入りを表明した。昨年の西日本学生相撲選手権を制した近大4年の元林健治(22)が26日、東大阪市内の同校で行われた鳴戸部屋入門会見に出席した。

夏場所(5月12日初日・両国国技館)で初土俵を踏む予定。「1年半から2年で関取になりたい」と目を輝かせた。

東大阪市出身。貴景勝とは同学年で、小学生時代に同じ稽古場で胸を合わせたこともある。高校時代の戦績は2勝2敗。176センチ、168キロの体を生かした押しが得意と、共通点もある。「貴景勝関のように押し1本で頑張りたい」と力強く話した。

会見に同席した鳴戸親方(元大関琴欧洲)は17年4月に部屋を創設。初の相撲経験者の入門に「早く関取になれるように指導していきたい」と期待を寄せた。師匠が大関時代にわんぱく相撲を観戦して「真面目で『痛い』と言わない」とほれ込み、元林も「師匠がまわしをつけて指導している。体のことをよく見てくれる」と、相思相愛で入門に至った。

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宝富士、朝乃山ら近大出身力士が母校で後輩に稽古

近大OB現役の合同稽古で学生に胸を出す平幕宝富士(撮影・佐藤礼征)

大相撲の平幕宝富士(32=伊勢ケ浜)や朝乃山(24=高砂)、十両徳勝龍(32=木瀬)、志摩ノ海(29=木瀬)ら近大出身の力士6人が24日、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)番付発表を前に、東大阪市の母校相撲部で後輩に稽古をつけた。

09年卒業の宝富士は学生時代を思い出しながら稽古場に立った。「稽古が厳しくてきつい思い出しかない。けど、ここでの4年間があったから今の自分がある」。ぶつかり稽古では、春場所後にプロ入りを表明する予定の元林健治(22)に胸を出し、かわいがった。「(元林は)立ち合いが低くていいと思う。あとはスタミナがつけば。母校から毎年プロになれる力士が出てくればいい」。この日の稽古には近大付高の高校生含め、学生30人近くが参加。稽古中は学生へ積極的に声を掛け、「自分が目標になれる力士になれればいい」と、OBとしての自覚を口にした。

新主将の谷岡倖志郎(21)に胸を出した朝乃山は「めったにない機会。後輩には強くなってほしい」とエールを送った。2週間後に迫った春場所では、3年連続で勝ち越し中と相性がいい。富山県出身だが、大阪は「第2の故郷」と愛着がある。「(学生との稽古で)自分も頑張ろうと思った。春場所は15日間思い切っていって、第2の故郷なので絶対に勝ち越したい」と力を込めた。

近大は1925年創部で元大関朝潮(現高砂親方)や元横綱旭富士(現伊勢ケ浜親方)らを輩出した名門。現役力士がまわし姿で学生を指導するのは今回で2年連続となった。伊東勝人監督(54)は「必死に押せる稽古はなかなか普段からできない。学生同士だとだんだん力が分かってしまうので、次のステップにいけない。すごくいい経験になっているはず」と目を細めた。宝富士からかわいがりを受けた元林は「自分より重い人とはなかなかできない。久々に息が上がりました」と話した。

近大OB現役の合同稽古で学生に胸を出す平幕朝乃山(左から2番目)と見守る関取衆(撮影・佐藤礼征)

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宝富士ら近大OBが後輩に稽古 学生時代懐かしむ

母校・近大の東大阪キャンパスを訪れ、後輩に稽古をつける宝富士(撮影・加藤裕一)

 平幕の宝富士(31)朝乃山(23)ら近大相撲部OB力士8人が25日、東大阪市の母校キャンパスを訪れ、後輩たちに稽古をつけた。同大は元大関朝潮(現高砂親方)元横綱旭富士(現伊勢ケ浜親方)らを輩出した名門で、今回の試みは「学生にとっていい経験になるはず」という伊東勝人監督(53)の発案で実現した。

 現役力士がまわしをつけ、後輩を指導するのは「20年以上ぶり」(同監督)という。朝乃山は16年の卒業で「楽しい。僕の相撲を鍛えてくれたのは、伊東監督ですから」と、昨秋の全日本学生個人2位で新主将の元林健司(3年)にぶつかりげいこで胸を出し、息が上がるまでかわいがった。09年卒業の宝富士も「思い出? あります。この稽古場の前が卓球部の練習場で、女子部員にかわいい子がいて…まあ、何もなかったですが」とジョークを交えて、学生時代を懐かしんだ。

 3月11日から、いよいよ春場所が始まる。同大OB力士は第2の故郷への凱旋(がいせん)だ。宝富士、朝乃山ともに「2ケタ(白星)にいきたいですね」と声をそろえていた。

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日大・中島、幕下付け出し資格得るもアマ指導者へ

学生横綱に輝いた日大・中島望主将(撮影・加藤裕一)

 相撲の全国学生選手権の個人戦が4日、堺市大浜相撲場で行われ、日大の中島望主将(4年)が初優勝した。

 決勝で元林健治(近大3年)を寄り倒し、9月の全国学生個人体重別135キロ以上級に続く大学2冠とした。「他大学の人の方が実績も上。思い切っていけた」。学生横綱となり、大相撲の幕下15枚目格付け出しの資格を得た。昨年優勝の日大主将トゥルボルド(東幕下4枚目水戸龍)は角界入りしたが、中島はアマの指導者を目指す。主将として今日5日の団体戦の方が重要。「次が本番なんで、流れを作りたかったんです」とうれし泣きした。

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