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芝田山広報部長「娘の職場で陽性者」入間川親方陰性

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が大相撲7月場所(東京・両国国技館)13日目の31日、報道陣の電話取材に応じた。

都内の新型コロナウイルス感染者が400人を超えたことを受けて「本日、プロジェクト会議を開き、千秋楽までの最終確認を行った。各部門の代表者には『2週間遅れで始まっている。秋場所まで時間がないので場所後もより感染予防を引き締めてやってもらいたい』と伝えた」と話した。

また入間川親方(元関脇栃司)が、新型コロナウイルスの抗原検査を受けたことも明かした。検査理由は「娘さんの職場で陽性者が出たので」と説明し、同親方の検査結果は陰性。「親方の中には子供が学校に行っている親方もいる。みんな気を付けているし、何かあれば検査を受ける」と警戒を強めた。

横綱白鵬が休場したことにより、優勝争いは1敗の朝乃山と照ノ富士が中心となった。この日は朝乃山-照ノ富士の一番が組まれていて「朝乃山の精神状態だよね。単純に相撲の力だけじゃない。昨日もそうだけど左上手が深いんだよな。照ノ富士に右から起こされるよ」と予想した。

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小結から平幕降下の遠藤は東の前頭筆頭に/新番付

春場所5日目で土俵入りする遠藤(2020年3月12日)

日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、夏場所開催の可否は決まっていない。

【降下】

〈三役から平幕〉

遠藤(29=追手風)西小結→東前頭筆頭

北勝富士(27=八角)東小結→西前頭5枚目

〈幕内から十両〉

明生(24=立浪)東前頭17枚目→東十両筆頭

栃煌山(33=春日野)西前頭10枚目→西十両2枚目

東龍(32=玉ノ井)東前頭16枚目→東十両3枚目

大奄美(27=追手風)西前頭17枚目→東十両4枚目

剣翔(28=追手風)東前頭15枚目→西十両7枚目

〈十両から幕下〉

矢後(25=尾車)東十両10枚目→西幕下筆頭

朝玉勢(26=高砂)西十両12枚目→東幕下2枚目

友風(25=尾車)西十両13枚目→西幕下11枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

西大司→西太司(さいだいじ=入間川)

〈序二段〉

阿蘇錦→阿蘇ノ山(あそのやま=境川)

三森→毅ノ司(きのつかさ=入間川)

大村→筑零扇(ちくれいせん=陸奥)

大國旭→吉澤(よしざわ=中川)

〈序ノ口〉

深沢→欧深沢(おうふかさわ=鳴戸)

掛野→須崎(すざき=大嶽)

小嶺→千代大聖(ちよたいせい=九重)

池田→玉の星(たまのほし=片男波)

高須→■須(たかす=田子ノ浦)(■は高の上の口の縦棒を上下に延ばす)

八木→家島(いえしま=山響)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

大成道喜悌→大成道勝(だいせいどう・まさる=木瀬)

宮乃富司峻氏→宮乃富司峻史(みやのふじ・たかし=入間川)

西大司幸平→西太司康平(さいだいじ・こうへい=入間川)

大村玄之輔→筑零扇源造(ちくれいせん・げんぞう=陸奥)

【退職(年寄)】

荒汐崇司(元大豊)

【引退】

若一郎、春日岫、照樹、琴乃島、刃力、錣炎奨、福ノ富士

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大栄翔、高安、阿炎が三役から平幕に降下 新番付

大栄翔(2019年11月13日撮影)

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈三役から平幕〉

大栄翔(26=追手風)西小結→東前頭筆頭

高安(29=田子ノ浦)西関脇→西前頭筆頭

阿炎(25=錣山)東小結→西前頭4枚目

〈幕内から十両〉

琴勇輝(28=佐渡ケ嶽)西前頭3枚目→東十両筆頭

琴恵光(28=佐渡ケ嶽)西前頭13枚目→東十両5枚目

〈十両から幕下〉

蒼国来(36=荒汐)東十両10枚目→東幕下筆頭

魁(33=芝田山)西十両14枚目→西幕下筆頭

豊ノ島(36=時津風)東十両11枚目→東幕下2枚目

彩(27=錣山)西十両11枚目→西幕下7枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

元林→欧勝竜(おうしょうりゅう=鳴戸)

古場→御船山(みふねやま=木瀬)

〈三段目〉

下村→西乃龍(にしのりゅう=境川)

琴宮倉→琴貫鐵(ことかんてつ=佐渡ケ嶽)

〈序二段〉

長谷川→安房乃国(あわのくに=高田川)

千代の天→千代天富(ちよてんふう)

〈序ノ口〉

酒井→鷹司(たかつかさ=入間川)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

元林健治→欧勝竜健汰(おうしょうりゅう・けんた)

酒井慶次朗→鷹司慶(たかつかさ・けい)

【引退年寄襲名】

豪栄道引退武隈襲名

【引退】

荒鷲、浜栄光、鳴海、貴天秀、琴福寿野、海舟、蓮台山、富士寿、若荒輝、北勝佑

【死亡】

東関大五郎(委員=元潮丸)

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序二段の宇良5連勝「上出来じゃないですか」

健司を下手投げで破り勝ち名乗りを受ける宇良(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

元幕内で東序二段28枚目の宇良(27=木瀬)が健司(20=入間川)を下手投げで下し、5連勝とした。

昨年初場所で痛めた右膝の手術を受け、昨年九州場所で5場所ぶりに復帰して6勝1敗とし、今場所は5勝0敗。「上出来じゃないですか。勝っていくと、相手も強くなっていく。取る度に感じていきます」と現状を口にした。

本場所の緊張感にはまだ慣れないと言うが、この日の取組前の支度部屋で安治川親方(元関脇安美錦)に声をかけられたという。「『緊張しなくていいんだよ』と。うれしいですね、声をかけていただくのは。安美関も『勝つ時は勝つし、負ける時は負けるから、気にしなくていい』と言っていました。そういう気持ちでやっていきたいです」と話していた。

立ち合いで健司(左)の下に潜る宇良(撮影・河田真司)
勝ち越しを決め笑顔で記者の質問に答える宇良(撮影・河田真司)

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幕下の元林、序ノ口から22連勝「前に出る相撲を」

<大相撲初場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館

初土俵から負けなしの東幕下14枚目元林(23=鳴戸)が、序ノ口からの連勝を歴代3位の元小結時天空に並ぶ22に伸ばした。1番相撲で幕内経験者の西幕下14枚目磋牙司(38=入間川)を押し出し。昨年7月の名古屋場所から序ノ口、序二段、三段目を全勝して、3場所連続で各段優勝を果たしている。初の幕下で完勝し「(連勝記録は)気にしない。(幕下)優勝を目指したい」と、力強く話した。

近大出身で新関脇朝乃山の後輩にあたる。学生時代にはともに食事をしたこともあり「朝乃山関を尊敬している。朝乃山関を目指したい」と話した。全勝なら史上最速の新十両昇進の可能性も。「前に出る相撲を意識して集中してやっていきたい」と意気込んだ。

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初のウクライナ力士目指すセルギイは「ミニ把瑠都」

初場所の新弟子検査で身長を測定するウクライナ出身のセルギイと高田川親方(右)(撮影・佐藤礼征)

大相撲初場所の新弟子検査が6日、東京・両国国技館で行われ、ウクライナ出身として初の力士を目指すセルギイ・ソコロフスキー(22=入間川)ら受検した10人全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ)を満たした。

セルギイは同国で6歳からレスリングを習い、15歳で相撲に転向。欧州選手権優勝の実績を持つ。部屋付きの若藤親方(元前頭皇司)は191センチ、162キロと体格に恵まれる新弟子に「ミニ把瑠都(元大関)。すぐに三段目、幕下にいける」と太鼓判。興行ビザ取得後、春場所以降の前相撲デビューとなる。昨年の高校横綱、大桑元揮(18=伊勢ケ浜)も受検した。

初場所の新弟子検査で身長を測定する昨年の高校横綱の大桑元揮と高田川親方(右)(撮影・佐藤礼征)

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インフル猛威30人感染「バス暑い」鶴竜が改善要求

休場者続出の巡業でも皆勤し、結びの一番に臨んだ鶴竜(左)と白鵬

大相撲冬巡業を襲っている、インフルエンザの猛威が止まらない。10日は長崎・諫早市で行われたが、関取衆だけでも明生ら8人が離脱。インフルエンザで1度離脱した十両栃煌山が再合流したものの、巡業部副部長の花籠親方(元関脇太寿山)や若い衆らを合わせて約30人が感染し、途中休場した。この日、抗インフルエンザウイルス薬が、全参加者に配布された。

この日は稽古熱心な前頭輝、錦木らが稽古土俵に立てないなど、他にも体調不良を訴える力士はいた。横綱鶴竜も8日の鹿児島市での巡業後に風邪の症状で、9日午前に同市の病院で診察。インフルエンザではなかったが、万全ではない。力士会会長の鶴竜は「これほどの人数になるとは。来年以降の冬巡業の対策を考えてほしい。移動のバスが暑いのも、大栄翔の溶連菌も含めて菌が広がる要因では」と、改善を求めた。

今回の巡業は、初日から故障で9人もの休場者がいた。さらに途中休場で、関取全70人のうち現在は22人が休場。両横綱や大関貴景勝らが踏ん張るが、十両土俵入りは東西各9人の少なさだ。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「調子が悪ければすぐに病院に行かせる」という。15日の最終日まで巡業は残り3日間。我慢が続く。【高田文太】

インフルエンザで1度離脱していた栃煌山(右)は、朝稽古の最中に白鵬に再合流を報告した

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冬巡業で花籠親方、栃煌山ら10名インフルエンザに

栃煌山(2016年9月11日撮影)

大相撲冬巡業に参加している関取衆ら協会員の中で、インフルエンザが流行している。大分市で冬巡業が開催された6日までに、十両栃煌山(32=春日野)や巡業部の花籠親方(元関脇太寿山)、関取衆の付け人を務める若い衆ら約10名がインフルエンザに感染して巡業を離脱した。

この日の朝には発熱を訴えた十両蒼国来が市内の病院で検査を受けた結果、インフルエンザと診断されて帰京した。3日には膝の痛みを訴えた前頭琴奨菊が、4日には来場所の新三役が濃厚の前頭大栄翔が「溶連菌感染症」により帰京。巡業各地の大相撲ファンが関取衆の来訪を待っている中で、不運にも相次いで関取衆が離脱している。

関取衆も警戒心を募らせる。この日の支度部屋では、会場内の救護室から提供されたマスクを着用して、予防に努める関取衆の姿が目立った。力士会会長の横綱鶴竜(34=陸奥)は「若干自分も喉が痛くて薬を飲んだので大丈夫です」と話した。その上で「(移動用のバスの中が)ちょっと暑すぎるときがある」と、体調を崩す一因として指摘した。

インフルエンザに感染した栃煌山と4日の宿舎で同部屋だった前頭碧山(33=春日野)は「(栃)煌山関はつらそうだった。寝てるようで寝てない状態だったと思う。熱も40度近く出ていたから」と心配した。碧山自身も熱っぽい症状があるようで、先日病院に足を運んだという。「自分は大丈夫。これもあるし」と、病院で処方された抗生物質を取り出して万全を強調した。

巡業参加者は約2週間後の18日に東京・両国国技館の診療所で予防接種を受ける予定だったが、それを前にしてインフルエンザが襲いかかってきた。冬巡業は全11日のうち5日を消化して、後半戦へと突入する。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「個々で対応するしかない」と、体調の自己管理を求めた。

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春日野巡業部長が訓示「SNS十分注意するように」

関取衆に訓示を発する巡業部長の春日野親方(右から3番目)(撮影・佐藤礼征)

巡業部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が関取衆約60人に訓示を行った。

訓示は非公開で行われたが、巡業部の入間川親方(元関脇栃司)によると「関取衆に対して、体調管理やSNS使用について、十分に注意するように伝えた」。

3日も、幕内琴奨菊が膝の負傷を理由に巡業を離脱。同親方は「膝の裏が痛いらしい。体調が悪くなったり、問題が起きたときは(若者)頭や、同じ一門の親方にすぐに報告してほしい」と求めた。

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白鷹山5勝も満足なし「根こそぎ持っていく相撲を」

磋牙司(手前)を押し出しで破る白鷹山(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇23日◇14日目◇福岡国際センター

山形県白鷹町出身の東幕下10枚目・白鷹山(24=高田川)が、磋牙司(入間川)を押し出し、5勝目(2敗)で今場所を終えた。

小柄な相手の動きをじっくり見ながら攻め切った。勝ち越しに満足せず、大きな白星の積み上げだが、笑顔は封印。「相手が小さかったので抱え込もうとしたのがね。もっと押していかないといけない。根こそぎ持っていくような相撲を取らないと」と理想は高い。来場所は幕下上位が濃厚だが「来場所のことはまた来場所考える。今場所ダメだったことをしっかり反省して心技体作り直して、力強い相撲を取れるようにしたい」と誓った。

磋牙司を押し出しで破った白鷹山(左)

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巡業から消えた「ちびっ子相撲」子供ら笑顔の新企画

関取衆への質問コーナーで司会を務める式秀親方(左から2番目)(撮影・佐藤礼征)

日本相撲協会が26日、広島市で行われた秋巡業で、関取衆が観客の質問に答える新企画を行った。

この日は地元広島出身の式秀親方(元前頭北桜)が司会を務める中で約15分間、平幕の隠岐の海(34=八角)、琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)の2人が、4人の小学生男女の疑問を解消。「なんでお相撲さんになったんですか」などの質問に、隠岐の海は「体が大きかったから」、琴奨菊は「親孝行をしたかったから」など返答。子どもたちのほほえましい質問、関取2人のユーモアあふれる返しに、観客からは終始歓声、笑い声などが巻き起こった。

司会者として歯切れのいいトークで企画を展開した式秀親方は「子どもの(ちびっ子)相撲がなくなって、その代わりじゃないけど、お子さんやお客さんと交流するのは巡業ならでは」と満足げに話した。巡業で人気企画だった「ちびっ子相撲」は、子どもたちの安全を理由に昨年から行われていない。その中で、巡業部では代替案などを話し合ってきたという。

今後、12月の冬巡業などで同企画を行うかは未定だが、入間川親方(元関脇栃司)は「ファン層を広げていくためにいろんなことを試したい」と意欲的に話した。

三番稽古を行う高安(右)(撮影・佐藤礼征)
三番稽古で明生をつり上げる栃ノ心(右)(撮影・佐藤礼征)

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拓郎の暴力問題に春日野親方「広報部が言った通り」

幕内力士らに訓示を行う春日野巡業部長(右から2番目)(2019年7月28日撮影)

呼び出し最高位となる立呼び出し拓郎の暴力問題について、巡業部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「広報部が言った通りです」と言及しなかった。

拓郎は8日に新潟・糸魚川市で行われた秋巡業で後輩の呼び出し2人に暴力を振るった責任を取り、退職の意向を示している。問題が発覚して一夜明けたこの日、協会による暴力根絶に関する注意喚起などは行われなかった。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「(注意喚起は)重々言っていることだが重く受け止めている」と話した。

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立呼び出しの拓郎、後輩の呼び出し2人に巡業で暴力

呼び出しの拓郎(2019年8月19日撮影)

日本相撲協会は16日、呼び出しの最高位となる立呼び出しの拓郎(63=春日野、本名・花里拓郎、北海道札幌市出身)が、10月8日の新潟・糸魚川巡業で、後輩の呼び出し2人に対し暴力をふるい、前日15日に本人から退職届が出されたと発表した。退職届は預かりとし今後、コンプライアンス委員会の調査を待つという。

同協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、8日午前7時ごろ、巡業会場となった新潟・糸魚川市民総合体育館のイス席に座り弁当を食べていた序二段呼び出しに対し「なぜ、こんなところ(観客席)で食事をしているんだ」と口頭で注意するとともに、その若手呼び出しの頭部を、こぶしで1回殴ったという。その後、近くにいた幕下呼び出しにも「兄弟子が見ていて、なぜ注意しないのか。しっかり見てやらんか」と注意しながら、背中を1回たたいたという。2人にケガはないという。

その幕下呼び出しが協会職員に報告。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)に連絡が入り、同親方から春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)に通報された。同部長は、ただちに拓郎ら当事者を呼び事情聴取し、大筋で確認できたため、鏡山コンプライアンス部長(元関脇多賀竜)に報告された。事情聴取の場で拓郎が2人に謝罪。拓郎に対しては自宅謹慎という暫定措置がとられた。

その後、拓郎から「協会が暴力の根絶に取り組んでいる中、呼び出しトップで指導する立場にありながら後輩の呼び出し2人に暴力をふるい、たいへん申し訳ありません。退職して責任を取りたい」との意向が示され、15日に退職届が出されたという。

協会はこれを預かりとし、八角理事長(元横綱北勝海)はコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長)に事実関係の調査と、処分意見の答申を委嘱。それまで拓郎は謹慎とし、退職届を受理するか、懲戒処分とするかなどは、今後の調査を待って決める見通しだ。

また今月下旬に開催される見通しの臨時理事会では、先に引退届を受理した元十両貴ノ富士と、この拓郎との事案を踏まえ、コンプライアンス委員会の意見を参考にしながら、再発防止策の強化を検討し、11月の九州場所後までに強化策をとりまとめる方針という。

拓郎は1975年(昭50)春場所前に採用された。13年10月に、三保ケ関部屋の閉鎖により春日野部屋に転属。15年九州場所で、副立呼び出しから立呼び出しに昇格した。14年九州場所限りで秀男が定年退職し、立呼び出しは不在だったが、1年ぶりに最高位として復活。その九州場所で日刊スポーツの取材に「全体をみて全責任を負う立場。45人(呼び出しの定員)しかなれないのだから誇りを持ってやりたい。『拓郎の呼び出しで気合が入るよ』と横綱から言葉をかけられるのが夢」と話していた。

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相撲協会、台風接近も12日秋巡業は予定通り開催

日本相撲協会は11日、12日に甲府市で行われる大相撲秋巡業が、予定通り開催されることが決まった。

11日に勧進元の「UTYテレビ山梨」がHP内で発表した。台風19号の接近により交通機関の乱れは必至で、日本相撲協会の巡業部、入間川親方(元関脇栃司)は「待っているファンがいる限り前提としては開催する。(12日は)打ち出しが早くなる可能性もある」と話していた。巡業内容を一部変更して、対応する可能性もあるという。この日、神奈川・相模原市で行われた巡業後、約250人の協会員はバスに乗り込み、山梨県内の宿泊地に出発した。

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巡業部長が「吉本騒動」引き合いに訓示、写真に注意

幕内力士らに訓示を行う春日野巡業部長(右から2番目)(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が28日、岐阜市で始まり、春日野巡業部長が(元関脇栃乃和歌)が幕内力士らに対して“吉本問題”を引き合いに訓示を行った。

訓示の様子は非公開で行われたが、巡業部の入間川親方(元関脇栃司)によると「(吉本興業が)いまお騒がせしているような、誤解を生じるような写真」などに、細心の注意を払うよう注意喚起があったという。吉本興業をめぐる闇営業騒動の発端は、写真週刊誌による報道。巡業先で外出する際、一般人が撮影した写真がトラブルの元になる可能性がある。入間川親方は「ファンサービスであっても、相手次第では交友関係として捉えられることもある」と続けた。

訓示を受けて、力士会の会長でもある横綱鶴竜(33=井筒)は「『自分の行動に責任を持ってください』ってこと。パシャって撮られてもちゃんとして、外出先でも力士らしくするということ」とした。

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大鵬の孫納谷が令和1勝 貴景勝の付け人任務刺激に

磋牙司(左)を押し出しで破る納谷(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇2日目◇13日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で東幕下22枚目納谷(19=大嶽)が令和1勝目を挙げた。今場所の1番相撲は、幕内経験者のベテラン西幕下21枚目磋牙司(37=入間川)との18歳差対決。

身長160センチ台で多彩な技を繰り出す相手に対し、力強い突き、押しでまわしを与えず、危なげなく押し出した。先場所6勝1敗と大勝ちして、番付を大きく上昇させた今場所。「しっかり前に出ることができた。いい緊張感を持ってできたと思う」と、納得の表情を見せた。

今場所から同じ二所ノ関一門の新大関貴景勝(22=千賀ノ浦)の付け人を務める。初日の前日11日の夕方に付け人を命じられ、自身にとって初めての経験でもあり「迷惑をかけないようにしっかりやりたい」と恐縮しながら語った。幕内力士が控える支度部屋の緊張感は、納谷にとって新鮮な環境。「いい勉強になっている。気持ちの持っていき方や流れがかっこいい」。

付け人に慣れない納谷に対して、貴景勝も気遣いを見せる。「『誰も(最初は)分からないんだから』とか『明日相撲があるんでしょ』と言葉をかけてくれた」。技術面でも「突きが外れた時が負ける時だから」と注意を受けた。この日、納谷は「1発1発しっかり当てることを意識して」臨み、大関の言葉を体現する内容で白星をつかんだ。

貴景勝はこの日の朝稽古後、納谷について「持っているモノはすごい。自分とは逆で、体に恵まれているタイプ。本人次第だけど、きっかけさえつかめれば上がっていく」と期待を寄せた。貴景勝を含め、大関豪栄道や平幕の北勝富士、大栄翔ら、幕内上位に埼玉栄高のOBがひしめく。18年春に同校を卒業した納谷は「皆さん(先輩)と相撲を取りたいというのがある」と、“栄対決”へ意欲を燃やした。

磋牙司(左)を激しく攻める納谷(撮影・鈴木正人)
記者に囲まれる納谷(撮影・河田真司)

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龍司が朝心誠に完勝 勝ち越し王手「残り全部勝つ」

朝心誠(右)を押し倒しで破る龍司(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

富士宮市出身の西三段目74枚目龍司(21=入間川)が5番相撲に臨み、3勝目を挙げて勝ち越しに王手をかけた。

西三段目70枚目朝心誠(20=高砂)との初顔合わせ。鋭い出足で突いて押し、相手を土俵際へ追い込み、素早い攻めで押し出した。「突き押し相撲なので上体が起きないように前へ出た」と、完勝に胸を張った。

師匠の入間川親方(元関脇栃司)からも、普段の稽古で「前に出なきゃ相撲を取れないぞ」と何度も指導されているという。「突っ張りがしっくりきているので、残り全部勝ちたい」と、11場所ぶりの5勝へ意欲を見せた。

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磋牙司3敗目も強気「ここから勝ち越し目指す」

青狼(手前)に突き出しで敗れる磋牙司(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館

静岡県三島市出身の西幕下7枚目磋牙司(37=入間川)が、東幕下6枚目青狼(30=錣山)に押し出され、3敗目(1勝)を喫した。青狼とは、十両だった5年前の春場所以来の対戦。この日は相手の激しい突っ張りを下からあてがい、右に回避し続けたが、最後は逃れられなかった。取組後は「後手後手になってしまった」と反省した。

静岡県勢では最高位で、頼もしいベテラン。勝ち越しまで後がなくなったが「勝っても負けても引かないようにしたい。ここから勝ち越しを目指す」と力強く話した。

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三段目栃港「静岡対決」制し2場所ぶり勝ち越し王手

龍司(右)との静岡県出身力士同士の対決に臨む栃港。行司は木村桜乃助(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館

焼津市出身の東三段目72枚目栃港(31=春日野)が、富士宮市出身の西三段目74枚目龍司(21=入間川)との「静岡対決」を制し、星を3勝1敗とした。

170センチ弱と小柄な相手に低く飛び込まれるも、左を巻き替えられたタイミングで絶妙なはたき込み。「相手が低い中でもしっかり当たれた。(腰痛持ちで)あんまり稽古ができていない中で勝てて良かった」。2場所ぶりの勝ち越しへ王手をかけた。1番相撲では母親が観戦に訪れたが、白星を飾れなかっただけに「借りを返すことができた」と喜んだ。

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病み上がり宮乃富司は黒星発進「調子上げていく」

藤佐藤(左)に下手投げで敗れた宮乃富司(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇2日目◇14日◇東京・両国国技館

静岡県富士宮市出身の東三段目88枚目宮乃富司(21=入間川)が、西三段目87枚目藤佐藤(23=藤島)に下手投げで敗れ、初日に黒星を喫した。

「課題」という右おっつけが利かず、左四つから呼び込まれ、そのまま投げられた。「これはダメな形。まだまだ右が弱いですね」と反省した。実は、場所前にインフルエンザを発症。稽古に復帰したのが2日前の12日で、体重も7、8キロ落ちていた。「確かに本調子ではなかった。これから場所中の稽古で調子を上げていきたい」。病み上がりの中、本調子を取り戻せるか。

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