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全日本50周年へ カーベルとスポンサー契約延長

全日本プロレス福田剛紀社長(左)と株式会社カーベルの伊藤一正社長

全日本プロレスは28日、都内で会見を開き、株式会社カーベルと2年間のスポンサー契約を結んだと発表した。

新車リースや格安レンタカーをフランチャイズ展開する同社は、17年9月からスポンサーとなっており、伊藤一正社長(49)は、「カーベル伊藤」として度々、全日マットに上がっていた。全日本が創立50周年を迎える22年までその契約を延長した形だ。会見に出席した全日本福田剛紀社長(54)は「若く元気のある会社にサポートしていただき、私たちもまだまだ伸びていけると希望を持っている」と感謝を述べるとともに、2年後の50周年イヤーに向け「躍進を遂げなければいけない」と成長を誓った。

会見ではカーベルの伊藤社長が、新型コロナウイルスの影響で年商75億円のうち、約20%にあたる15億円売り上げが下がると明かした。そんな苦しい状況でもスポンサーを続ける理由は「僕が選手として活動しているから」。試合に出る中で触れあってきた選手、ファン、スタッフの顔が浮かび、こんな時こそ「仲間の役に立ちたい」と思ったことが決め手だったと説明した。幸い、社員も歓迎ムードだという。伊藤社長は「社内でハレーションも起きず、やるなぁ、みたいな、早く全日本プロレスを見たいという声の方が多い」とうれしそうに語った。

伊藤社長は、スポーツのスポンサーをする他の企業にもメッセージを送った。「あらゆるスポーツのスポンサーさんが、どうしようかな、ときっと今悩んでいると思う。でも、プロスポーツというのは団体、ファン、スポンサー、三位一体とならない限り存続しない。だから、プロ、アマ問わず、なんとか費用を捻出していただいて、スポーツが持つ素晴らしさを失うことなく、力添えに頑張っていただきたい」。プロレスに限らず、スポーツ界全体の発展のため協力をあおいだ。

また、全日本はこの日、4月に行う予定だった春の祭典「チャンピオンカーニバル」を9月から10月にかけて開催すると発表した。

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DDT赤井沙希が安納サオリに勝利、尊敬の思い吐露

安納サオリ(左)にビッグブーツを決める赤井沙希(DDTプロレスリング提供)

<DDT:DDTTVSHOW!#3>◇16日◇DDTTVSHOWスタジオ

“浪速のロッキー”こと赤井英和の娘、赤井沙希(33)が、“おきばりやす七番勝負”の6戦目で安納サオリ(29)を下し、3勝3敗とした。

9日の前哨戦で敗れていた赤井は、いきなりビッグブーツの連発で先制。安納のイス攻撃やジャーマンに苦戦するも、最後はケツァル・コアトルで丸め込んで3カウントを奪った。試合後、赤井は隠していた安納への尊敬の思いを吐露した。「他団体だけど意識してた。安納さんみたいに、強くて、かっこよくて、華のある人が、もっと女子プロレスを引っ張っていくべき。女子プロレスを引っ張っていきましょう」と呼びかけ、安納と握手をかわした。

安納もバックステージで「赤井さん、ずるい。あんなにきれいで、強くて、性格よくて、なんなの。私は沙希さん好きです。試合が決まって、赤井さんの本気を感じたかったから意地悪なことを言った。負けたけど、また試合がしたい」とコメント。試合を通じ、熱いお思いが通じ合った。

昨年11月からスタートした七番勝負は、次が最終戦。対戦相手について、今林APは「(6月7日予定だった)さいたまスーパーアリーナ(大会)で予定していましたが、現時点では未定。必ず最終戦にふさわしい選手を用意します」と大物登場をにおわせた。

メインでは遠藤哲哉(28)が樋口和貞(31)を破り、KO-D無差別級王座への挑戦剣を奪還。王者・田中将斗(47=ゼロワン)に挑戦する権利を再び手にした。新たにDDTのゲストコーチに就任した全日本プロレスの秋山準(50)もタッグ戦に出場した。

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秋山準「馬場さんから受け継がれたものをDDTに」

握手ではなく、肘タッチするDDTの高木三四郎社長(左)と全日本の秋山準(DDTプロレスリング提供)

DDTプロレスリングのゲストコーチに就任した全日本プロレス秋山準(50)が9日、DDTテレビマッチに登場し、「(ジャイアント)馬場さんからぼくに受け継がれたものをDDTにすべて教えたい」とあいさつした。

きっかけは秋山のツイートから。秋山は4月12日に「1~10までプロレスの技術を全て俺が教えたらどんなプロレスラーになるのかな…」「プロレスは正直、試合でみなさんにみせているのは6~10だと思います。それで成立するんだと思います。ですが、1~5を持っていると持ってないのはまったく違うと思います」などとツイート。それを目にしたDDTの高木三四郎社長(50)が4月中旬ごろ正式にコーチを打診した。

高木社長は「今、DDTも、プロレス界もそうなんですけど、どうしても出ていくというより、守るべき時期。であれば、うちのDDTの選手を秋山選手が培ってきた歴史と伝統、そしてプロレスの1~10を教わりたいと思った」と依頼の理由を説明。秋山は米国を拠点とする世界最大のプロレス団体WWEにゲストコーチとして招かれていたが、新型コロナウイルス観戦拡大により、渡米は延期。また、興行ができず互いの団体に時間の余裕ができたことで実現に至った。

高木社長は「こういう時期なので、渡米されていないかなと思ってダメもとでお願いしたら、引き受けていただいた。また、全日本さんの巡業のスケジュールがあり、うちも月に半分ぐらいは試合なので難しかったと思う。いまは時間に余裕がある。守りじゃないですけど、いま一度ひいて考えるのもいいかと思った。今は貪欲にプロレスを学んでいかないといけない時期。うちの選手も貪欲になってもらいたい」と所属選手の成長に期待した。

また、秋山はDDTの試合にもしばらくゲスト参戦する予定だ。気になる選手として、「以前にも当たったことあるんですけど」と、16年にタッグマッチで対戦した若きエース竹下幸之介(24)の名前を挙げた。ジャイアント馬場、四天王プロレスを体感してきた秋山はその経験を「宝」と表現。「それをこれから活躍するであろう若い選手に、DDTさんだけでなく教えたい」。機会があれば、団体問わず伝えていくとした。

高木社長は「忖度(そんたく)なく、厳しくお願いします」と秋山に手加減なしの指導を要求。2人は、感染防止のため握手ではなく、肘タッチで協力を誓った。【高場泉穂】

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全日秋山準がDDT臨時コーチ、故馬場氏技術授ける

全日本プロレス秋山準(2019年6月11日撮影)

DDTプロレスリングは8日、全日本プロレスの秋山準(50)が臨時コーチに就任したと発表した。故ジャイアント馬場の教えを受けた秋山が、その技術をDDTの選手に授ける。

きっかけは秋山のツイートから。秋山は4月12日に「1~10までプロレスの技術を全て俺が教えたらどんなプロレスラーになるのかな…」「プロレスは正直、試合でみなさんに観せてるのは6~10だと思います。それで成立するんだと思います。ですが、1~5を持っていると持ってないのはまったく違うと思います」などとツイート。それに反応したDDTの高木三四郎社長(50)が4月中旬ごろ正式にコーチをオファーし、秋山も快諾した。

秋山は9日にDDTUNIVERSEで配信されるテレビマッチに登場し、あいさつする予定だ。

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諏訪魔&石川組が世界タッグV2 無観客TVマッチ

世界タッグ選手権で防衛した王者の諏訪魔(左)と石川修司(右)(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇5日◇会場非公開

全日本プロレスが無観客テレビマッチを行い、世界タッグ選手権で“暴走大巨人”こと王者諏訪魔(43)、石川修司(44)組が宮原健斗(31)、ヨシタツ(42)組の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

このタイトル戦は3月18日名古屋大会で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大会中止。だが、4月30日にヨシタツが再度挑戦を要求し、仕切り直しの一戦が実現した。

3年連続で最優秀タッグチーム賞を受賞している王者組の2人が優位に試合を運ぶが、ヨシタツ、前3冠王者宮原も負けじと逆襲。宮原の強烈な蹴り、ヨシタツのDDTなど諏訪魔を追い詰めるも、逆に諏訪魔が覚醒。ローリングラリアット、ロケットブロッサムと得意の連係技を決め、最後は諏訪魔がヨシタツから岩石落とし固めで3カウントを奪った。

現3冠王者でもある諏訪魔は試合後、「面白かったよ。おれはじっと見てくれるプロレスが大好き。こうしたらお客さんの反応がくるかと、イメージできる」と無観客だからこその楽しさを熱弁。「若手とかにはいい場所なんじゃないかと思うよ。だって観客の声援に左右されてたらいかんでしょ。そういう面では初心を取り戻せた。じっくりプロレスを体現するべきと思った」と自らのプロレス観を再確認した。石川も「新しいことにチャレンジしていかないと」と前向きな姿勢を示した。

3日にアジアタッグ、5日に世界タッグ、16日には世界ジュニアヘビー級と、テレビマッチでのタイトル戦が続く。諏訪魔は「3冠だってある。どんどんやりたい」と3冠ヘビー級王座の防衛戦にも意欲をみせた。

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イタリアから単身修行中アキラ、タッグ王座届かず

アジアタッグ王座に挑戦した宮原健斗(左)とフランシスコ・アキラ(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇30日◇会場非公開

メインのアジアタッグ選手権で、イタリアから単身修行中のフランシスコ・アキラ(21)が前3冠ヘビー級王者宮原健斗(31)と組み、王者の“ヤンキー二丁拳銃”こと宮本裕向(37)、木高イサミ(38)組に挑戦したが、敗れた。コロナ感染で苦しむ故郷イタリアにベルト初戴冠で吉報を届けたいというアキラの思いはかなわなかった。

アキラは持ち前のスピードに体重増でパワーを備えてこの一番に臨んだが、二丁拳銃の巧みな連係に何度も翻弄(ほんろう)された。宮原の好アシストでチャンスもあったが、最後は2人から集中攻撃。木高の勇脚・斬を浴びた後、宮本に全体重で押しつけられ3カウントを奪われた。

試合後、アキラは肩を落としながら、パートナーの宮原に日本語で「ごめんなさい」。そんなアキラを宮原は「ネクストチャレンジ!」と勇気づけた。宮原は「こういう状況の中で違う国にいるということ自体、ぼくはすごくリスペクトしている。おれがその立場だったら、自分の国に帰りてぇと思うし。その中で、仕事といえどプロレスをやっている。なにかきょうのアキラの戦いに、ぼく自身もまだまだこれから先、もっと夢を持ってプロレスをしたいなと思いました」と熱弁。元王者も異国で修行に励むアキラから刺激を受けた。

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元W-1芦野、児玉が全日本に初参戦しタッグ戦勝利

全日マットに初参戦し、タッグ戦で勝利した元W-1の児玉裕輔(左)と芦野祥太郎(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇30日◇会場非公開

今年4月に活動休止したW-1の芦野祥太郎(30)と児玉裕輔(33)が全日本に初参戦し、勝利をおさめた。

2人はタッグ戦で、全日本の大森北斗(24)、大森隆男(50)組と対戦。2人は果敢に向かってくる若手の大森北を軽くあしらい、最後は芦野がジャーマンを決めた後にアンクルロックでしめ上げ、そのまま大森北にタップさせた。

試合後、マイクを持った芦野は「全日本に参戦する理由は1つ。でかくて、強くて、バケモノみたいなプロレスラーと試合したいんだよ。大森北斗くん、あんなまだ毛も生えそろってないようなちびっこじゃもの足んないな。でかくて、いきのいいやつはいねえのかよ」と挑発。

すると、解説席に座っていたジェイク・リー(31)がたまらず立ち上がり、リングへ。ジェイクが「やってやるよ」と挑戦を受けて立つと、芦野は「次の試合、ジェイクと組め」と全日本に要求した。

試合後、全日本は5月5日のテレビマッチのカードを発表し、芦野は「X」と組み、ジェイク・リー、岩本煌史組との対戦することが決まった。また、児玉は全日本の岡田佑介とシングルで戦う。

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全日本5月6大会中止 4・30TV戦カードも決定

全日本プロレス・諏訪魔(2020年3月23日撮影)

全日本プロレスは27日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月16日から同30日までの6大会を中止すると発表した。

また、30日に全日本TV、サムライTVで放送するテレビマッチのカードも決定。メインはアジアタッグ選手権で、王者の“ヤンキー二丁拳銃”こと宮本裕向(37)、木高イサミ(38)組にフランシスコ・アキラ(21)、宮原健斗(31)組が挑戦する。コロナ感染で苦しむ故郷イタリアに吉報を届けたいと望むアキラと、前三冠ヘビー級王者で再起のきっかけを探す宮原が異色タッグでベルトを狙う。

また、元W-1の芦野祥太郎(30)がタッグ戦で初参戦。未発表のパートナー「X」と組み、大森隆男(50)、大森北斗(24)組と対戦する。

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プロレスに休業補償を 異例集結で統一組織創設!?

プロレス7団体の選手、関係者(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で元文部科学相の馳浩衆院議員(58)に要望書を提出した。プロレスは選手間の接触が多く、観客席との距離も近いため、興行再開の見通しが立たない。苦しい自粛期間を耐えるため簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点を訴えた。

永田町の衆院議員会館に、スーツのプロレスラーの姿があった。新型コロナウイルス感染拡大の中、密集、密閉、密接の「3密」が当てはまるプロレス興行は、ほとんどが中止や延期。どの団体も興行が収入の大部分を占めるため、長期化すれば団体存続の危機にもつながる。そんな中、新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロード木谷高明取締役(59)を発起人とし、簡易検査キット早期普及、選手の休業補償について、プロレスラーでもある馳議員に要望書を提出した。

他のスポーツ、エンターテインメント界も止まっている状況。苦しいのはプロレス界だけではないと理解しながら動いたのは、補償という安心を得て長期の自粛後に無事興行を再開するためだ。木谷氏は現在、国内で開発が進む簡易検査キットの普及を求めたことについて「無観客試合をする上でも、選手の安心につながる」と説明。同時に、興行再開時に観客への安全、安心にもつながるとした。

休業補償を求めたのは、プロレスラーの多くが年俸制など団体と特殊な契約を結んでおり、社員でもフリーランスでもないため。国からの補償の対象となるかをスポーツ庁、経済産業省の担当者に確認。前年同月比で収入が半減した個人事業主に最大100万円を給付する「持続化給付金」で補償可能と説明を受けた。他にも団体、選手が利用できる補償があり、馳議員からも「つなぎ役になる」と協力を約束された。

各団体を代表して新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が出席。全員が現状を報告した。棚橋は「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいい。プロレスができるようになる時に、エンタメ、スポーツ業界が復活という形になる」と覚悟を示した。

団体の垣根を越えた異例の集結だが、集まったのは木谷氏が声をかけた一部にすぎない。馳議員は「苦言を呈するようですが…」と木谷氏に統一組織創設を要望。木谷氏も「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにも、あったほうがいい。音頭をとりますよ」と前向き。苦難の時だからこそ、それを乗り越えるための“プロレス協会”設立が実現するかもしれない。【高場泉穂】

東京女子プロレスの坂崎ユカ

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新日本など7団体が馳浩議員に休業補償など要望書

馳浩衆議院議員(右)に要望書を提出するブシロード木谷高明取締役(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で馳浩衆議院議員(58)に要望書を提出した。

発起人は新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロードの木谷高明取締役(59)。無観客試合実施や興行再開時に必要となる簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点について要望した。

各団体を代表して、新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が、それぞれ現状に言及した。

新日本プロレスは3月1日から約1カ月半、興行を中止している。棚橋は「選手は試合再開の時を待ちながら、道場で時間を分けて選手が集中しないようにして練習に励んでいます」と現状を説明した。

棚橋はその上で、「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいいんじゃないかと思っている。プロレスができるようになる時にエンタメ、スポーツ業界が復活という形になるかと思います」と覚悟を示した。

約30分の会合を終え、馳議員は簡易検査キットの導入に関しては「医療機関を受診した後に活用されるもの」と慎重な姿勢を示しつつ、補償支援については「企業、選手、興行に対してそれぞれのメニューがある。つなぎ役をさせていただく」と協力を約束した。

また「苦言を呈するようですが…」と、プロレス界の統一組織の創設を要望。「まとめ役の木谷さんに宿題としてお伝えしたい」と団結を求めた。

木谷氏は「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにもあったほうがいい。音頭をとりますよ」と“プロレス協会”実現へ前向きだった。

要望書を受け取り話をする馳浩衆議院議員(撮影・中島郁夫)
新日本プロレス棚橋弘至(撮影・中島郁夫)
東京女子プロレス坂崎ユカ(撮影・中島郁夫)

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国内のプロレス各団体、試合の中止延期など発表

国内のプロレス各団体は新型コロナウイルス感染拡大による国の緊急事態宣言を受け、8日までに試合の中止、延期などをそれぞれ発表した。

新日本プロレスは8日、新たに4月19日から5月3、4日のビッグマッチ「レスリングどんたく」(福岡国際センター)を含む12大会の中止を発表。また「今後の状況と安全面を慎重に考慮しつつ、無観客試合の実施について検討を行ってまいります」とし、無観客試合の可能性を示した。

全日本プロレスは8日、新たに4月30日、5月4、5日3大会中止を発表。既に5月8日から10日までの沖縄大会の中止も決まっている。全日本はこの状況を受け、6日に無観客試合を実施。動画サービス「全日本TV」で配信した。

ノアは7日、4月25、29日5月9日の3大会中止を発表。予定していたタッグリーグ戦「グローバルタッグリーグ」はTVマッチとして、同じ親会社サイバーエージェント下で協力関係にあるDDTの動画サービスDDTユニバースで配信している。

DDTグループ(DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスなど)は7日、4月25日から7月5日までの27大会の中止を発表。同団体は自社の動画サービスDDTユニバースで無観客試合などを積極的に配信している。

大日本プロレスは7日、4月16日から5月5日までの10大会について、中止と延期を発表した。同団体は感染防止に努めながら5日の北海道・旭川大会まで興行を続けていた。

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全日本プロレス春の祭典チャンピオンカーニバル中止

2013年 優勝トロフィーと記念撮影に納まる秋山

全日本プロレスは2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6日から開催予定だった第40回を迎える春の祭典「チャンピオンカーニバル」を中止すると発表した。4月6日から29日までの15大会を中止し、払い戻しに対応する。

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5冠諏訪魔の野望「どーんとハマスタでやりたい」

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たした諏訪魔(2020年3月23日撮影)

全日本プロレスの23日の後楽園大会で3冠ヘビー級王者に2年5カ月ぶり7度目の返り咲きを果たした諏訪魔(43)が24日、横浜市内の全日本プロレス道場で一夜明け会見を行った。

前日に前王者宮原健斗(31)と30分超戦った諏訪魔は「夜も全然眠れなかったし、少し寝て起きても体が痛かった。大仕事をしたという感じ」と勝利の価値を実感。「これから全日本の象徴としてやっていかなきゃいけない。責任感が出てきた」と気を引き締めた。

3冠王者として「どんどんスキャンダラスにいく」。まず掲げたのが横浜スタジアムでの興行だ。「このご時世だから、これからどんどん屋外でプロレスやるのもいい。横浜スタジアムでやりてぇなんて思うよね」。諏訪魔は過去に自ら企画して寺や自動車教習所など、さまざまな場所で野外プロレスを行ってきたが、スタジアム級規模での経験は無し。今年から副社長となった五十嵐聡氏は元プロ野球DeNAの企画、演出の担当者。太いパイプがあるため、実現も夢ではない。

「(3月29日に)小田原城でやる予定だったが、それもコロナの影響で中止になってしまった。だからこそ、どーんとハマスタでやりたいよね」。188センチ、120キロの巨体、世界タッグと合わせた5冠保持者にふさわしいビッグな興行を目指す。

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諏訪魔が宮原健斗下し5冠「マスク越しの声援貴重」

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たした諏訪魔(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの後楽園大会で3冠ヘビー級選手権が行われ、挑戦者諏訪魔(43)が王者宮原健斗(30)の史上最多11度目の防衛を阻止し、新王者となった。

体力を削り合う30分超の戦いの末、ドロップキックから岩石落とし固めに持ち込み勝利。自身が持つ最多戴冠記録を7に伸ばし、会場に集まった1213人を熱狂させた。これで既に保持している世界タッグのベルトと合わせ5冠を達成。マスク姿の観客とともに「全盛期だ、オイ!」の大合唱で締めた。

新型コロナウイルスの影響により、約1カ月ぶりの興行再開。観客にマスク着用や手指消毒を求めるほか、非常口を開けた換気をし、紙テープを投げる応援を禁じるなど通常とは違う雰囲気の中で行われた。諏訪魔は「(客は)マスクで声は出にくくなる。それでもプロレスを見たいと思うファンの期待に応えるしかない」。さらに「マスク越しの声援で貴重なこと。でも気持ちは今日が1番最高だったんじゃないかな」と特殊な状況で強敵宮原に勝った喜びをかみしめた。

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たし、「全盛期だ、オイ!」のかけ声で締めた諏訪魔(撮影・高場泉穂)

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全日本秋山準WWEゲストコーチ トリプルHと会談

秋山準

全日本プロレスは2日、秋山準(50)が5月12日から22日まで米団体WWEのトレーニング施設、WWEパフォーマンスセンターのゲストコーチとして招かれたと発表した。

パフォーマンスセンターで選手を指導するほか、最高執行責任者(COO)でもあるトリプルH(50)とも会談。NXT大会のテレビ収録も視察する。

WWEパフォーマンス・センターでは過去にケンドー・カシンこと石沢常光(51)、鈴木秀樹(40)、里村明衣子(40)らがゲストコーチを務めており、カシンは19年にWWEのコーチに就任した。

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武藤敬司プロデュース公演、28日に予定通り開催

昨年行われたプロレスリング・マスターズ大会 後方左から2人目が武藤敬司(2019年8月30日撮影)

プロレスラー武藤敬司(57)がプロデュースする「プロレスリング・マスターズ」は27日、28日の東京・後楽園大会を予定通り開催すると発表した。

新型コロナウイルス対策として来場者にマスク着用などを呼びかけるほか、観戦キャンセル希望者には返金対応する。大会は武藤の師匠であるアントニオ猪木氏が来場。メインイベント出場予定だった新日本プロレス天山広吉、小島聡が欠場となり、藤波辰爾、藤原喜明組対武藤、スーパーJ組にカード変更となった。また、プロレスリング・ノアは3月8日の横浜文化体育館大会、全日本プロレスは3月7日千葉・銚子大会を延期するとそれぞれ発表した。

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全日本プロレス13日まで興行自粛 予定大会は延期

全日本プロレスは27日、新型コロナウイルス感染症対策にともない、3月13日まで興行を自粛すると発表した。期間中に予定されていた3月7日銚子大会は延期し、近日中にあらためて振替日程を発表する。

また、2月29日に東京、3月1日に札幌で開催予定だった3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)のイベントは中止となった。

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中西学が全日参戦で大暴れ「えも言えぬ雰囲気」ある

全日本後楽園大会に参戦し、あいさつする新日本プロレスの中西学(手前)。後方左から西村修、吉江豊、秋山準

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

2月22日に引退する新日本プロレスの“野人”こと中西学(52)が全日本プロレスに参戦し、大暴れした。

専大レスリング部後輩で全日本GMの秋山準、かつて新日本でともに戦った西村修、吉江豊とタッグを組み、田村男児、TAJIRI、崔領二、ヨシタツ組と対戦。アルゼンチンバックブリーカーで田村を持ち上げ、その体勢のまま田村の足でTAJIRIを退け、毒霧攻撃を阻止。そのまま絞め上げ、勝利をおさめた。

試合後は大歓声を浴びながら、「温かい声援ありがとうございました」とあいさつするにとどまらず、「19日から22日まで4日間新日本で試合をさせてもらいます」とアピール。横にいる秋山に「ごめんな、宣伝させてもらって」と謝り、笑いを誘った。

バックステージでは、いつもと違う全日マットの雰囲気について語った。「新日本育ちで新日本が好きですけど、えも言えぬ雰囲気がありますね。優しさばかりじゃなく厳しさもあって、精いっぱいやったやつに声援がくる。何ともいえない。いい感じの。新日本も見習ったほうがいいかもしれないですね」。全日本をたたえるコメントに、秋山は「大丈夫ですか?」とツッコミ。中西は「さっき(リング上で新日本を)宣伝しちゃったから、上げておかないと」と笑った。

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全日本CCにデイビーボーイ・スミスJr.が初参戦

デイビーボーイ・スミスJr.(2014年7月19日撮影)

全日本プロレスの春の祭典「チャンピオンカーニバル」の出場選手18人が11日、発表された。3冠ヘビー級王者で昨年覇者の宮原健斗(30)ら全日本の選手の他、ノアのGHCナショナル王者杉浦貴(49)、19年まで新日本所属のデイビーボーイ・スミスJr.(34)が初参戦する。

後日発表される2ブロックで4月6日後楽園大会からリーグ戦を行い、5月5日の後楽園ホール大会で優勝決定戦が行われる。

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青柳優馬が宮原健斗を奇襲!3冠ヘビー級会見後に

3冠ヘビー級選手権に向けた会見を行った王者宮原健斗(右)と挑戦者青柳優馬

全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権(2月11日、後楽園ホール)に向けた会見が4日、横浜市内で行われた。試合日2月11日は王者宮原健斗(30)のデビュー12周年記念日。宮原は「プロレスの神様からの運命」ととらえ、「歴史をつくっているのはこの俺。最高のチャンピオンだということを証明します」と最多防衛タイとなるV10達成を堂々と宣言した。

一方、3冠初挑戦の青柳優馬(24)は史上最年少戴冠記録がかかる。青柳はまず、「プロレス界のチャンピオンの年齢が高すぎる」と業界全体の高齢化を指摘。「今年は五輪イヤー。五輪競技のトップでは、僕より若いか、同じぐらいの選手が活躍している。今(王者になるのが)最低ライン」と焦りを口にした。しばらく宮原の“子分”としてセコンドにつき、タッグも組んできたが、1月3日の3冠戦後に王者宮原をリング上で投げとばし、反旗を翻した。この日も会見後の記念撮影中にたまらず宮原を奇襲。机に激しくたたきつけ、若手におさえられながら「見てろよ」と鋭い目で宮原をにらみつけた。

3冠ヘビー級選手権に向けた会見後、王者宮原健斗(右)を襲撃した青柳優馬

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