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金平会長「なるべく早く復活させたい」一問一答

協栄ジム・金平桂一郎会長

プロボクシングの名門・協栄ジムが活動休止することが7日、分かった。金平桂一郎会長が明かしたもので、9日に日本プロボクシング協会、日本ボクシングコミッション(JBC)に休会手続きを申請するという。

以下、金平会長の一問一答

-現在の状況は

(東日本ボクシング)協会と、JBC(日本ボクシングコミッション)には既に話をしています。月曜にも協会に休会届を出します。

-休会の理由は

経営者とのトラブルです。弁護士を通じ、法的なものを進めていきます。協会から厳しい声も頂きましたが、わたくしが責任において出来るのはこれ(休会)ぐらい。

-所属選手は

自由契約にして、それぞれ新たな所属ジムを見つけてもらう形となります。22日の全日本新人王決定戦に(亀田)京之介が出るので、なるべく早く発表して、新たな所属で試合をしてほしいと思いました。京之介には期待していたので残念です。

-金平会長の東日本ボクシング協会副会長の職は

長年務めてきましたが、権利がなくなるので、自動的に辞職の形になると思います。

-今後、ジム再開の予定は

まず選手の安全と健康管理を優先したい。その上で、新たなスポンサーを探し、なるべく早く復活させたいと考えています。

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竹本雄利3ダウン奪いMVP「日本王者目指したい」

MVPに輝きイメージガールたちと記念撮影する全日本フェザー級新人王の竹本(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

フェザー級で実現した注目の東西MVP対決は、西軍の竹本雄利(22=クラトキ)が制し、最優秀賞に輝いた。東軍の峯田光(22=帝拳)から1回に3度のダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収め、所属ジム初の全日本新人王となった。

左目を腫らした竹本は、安堵(あんど)の笑みで勝利をかみしめた。1回に右フック、左ストレート、連打で計3度のダウンを奪いながらも2回以降、峯田に追い上げられ、何とか判定勝ち。「ダウンを取った後、立ち上がってきたので相手の気迫を感じた。強かったです」と敬意を表した。高校までサッカー部に在籍し、スタミナには自信がある。アマチュアボクサーだった父雄一さんの影響で、18歳からジムに通い始めた。雄利の名は父の好きな元WBC世界フライ級王者勇利アルバチャコフが由来。「日本王者を目指したい」と目標を掲げた。

各階級の全日本新人王
峯田(右)に左フックを浴びせる竹本(撮影・中島郁夫)

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竹本雄利が新人王MVP、3度倒して頂上対決制する

全日本フェザー級新人王の竹本雄利(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

注目の東西MVP対決となったフェザー級で、西軍の竹本雄利(22=クラトキ)が3-0の判定で東軍の峯田光(22=帝拳)を下し、最優秀賞もゲットした。1回に計3度のダウンを奪い、2回以降に追い上げてきた峯田を何とか振り切った。50年以上続く所属ジムで初めて全日本新人王に輝いた。

「強かったですよ。負けるかと思って攻めた」。1回にダウンを奪い続け、自らもKO勝利を狙っていたものの、峯田の強烈な追い上げに苦しめられた。右ストレートを何度も浴び、左目周辺は青く腫れていた。「2回目のダウンを奪った時、終わりだと思いましたが、(峯田が)立ち上がってきて気迫を感じました。後半に盛り返されるのではないかと」。周囲から東西MVP対決のムードが高まり「意識していなかったが、プレッシャーはありましたね」と緊張感ある新人王の頂上対決を制し、ほっとした表情を浮かべた。

高校卒業までサッカー部に在籍。アマチュアボクサーだった父雄一さんの影響で、中学進学時にボクシングジムへ通おうとしたものの、父から「サッカーが中途半端だったらボクシングは続かない」との指摘を受け、サッカーを優先。18歳でボクシングを始めた。名前の雄利(ゆうり)は、父が好きな元WBC世界フライ級王者勇利アルバチャコフ(協栄)が由来。竹本は「父から強いから見てみろと言われていた」とボクシングを始めてから雄利の動画もチェックしたという。

ジム初の全日本新人王誕生に、原田哲也会長(73)は「竹本には大阪や神戸に出げいこに行かせて鍛えてきた。とにかくスタミナがあるから」と満足顔。既に3月に神戸、6月には地元和歌山で試合が計画されているという。これで日本ランキング入りする竹本は「上を目指していきたい。来年は日本王者を目指します」と目を輝かせていた。

峯田(右)に左フックを浴びせる竹本(撮影・中島郁夫)

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森武蔵KO逃し「一番ダメな試合」もジム初の全日本

判定勝ちでスーパーフェザー級新人王に輝いた森。右は薬師寺会長(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 スーパーフェザー級の森武蔵(18=薬師寺)が技能賞を受賞した。

 森は薬師寺会長も勝てず、ジム5戦目にして後楽園ホール勝利でジム初の全日本を獲得した。5戦目で初のKOは逃し「一番ダメな試合だったがジンクスは破れた」と笑み。小3で世界王者を目標にし、中学を卒業と同時に紹介されて熊本から単身で入門した。24年前のこの日世界王者になった会長は「素材と姿勢が違う。ここからスタート」。森も「これが最終地点ではない。あこがれはいない。それを超えられなくなるから」と志は高い。

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下町俊貴 体弱い影が薄い、でもTKOで大会MVP

4回TKO勝ちでスーパーバンタム級新人王に輝いた下町(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 スーパーバンタム級の下町俊貴(21=グリーンツダ)が最優秀賞を受賞した。

 MVPのスーパーバンタム級下町は、東軍MVPの飯見を4回51秒TKOで下し、「めちゃくちゃ怖かった」と素直に照れた。競技歴は小5から1年も、中高は「喫茶店などで友達と遊んでいた」帰宅部。高卒前に「親がK-1とか見ていて、強い人は格好いい」と再挑戦したが、入門時は57キロの長身痩身(そうしん)で、「いまも体は弱い。練習ですぐ痛める」という。ジムでも影が薄いと自認の179センチは、「いけるところまで」と謙虚だった。

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有岡康輔KOで日本一 閉鎖ヨネクラジムの魂体現

2回KO勝ちしライト級新人王に輝いた有岡(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 ライト級で有岡康輔(24=三迫)が2回1分58秒KO勝利を飾り、敢闘賞に輝いた。8月末で閉鎖となった名門ヨネクラジムに中卒で入門したたたき上げ。「ヨネクラ魂」を胸に、3度目の挑戦で日本一に立った。

 試合前の作戦は左ジャブで距離感を作るはずだった。実際は、「いっちゃいましたね」。有岡は猛烈に、愚直に接近戦で渡り合った。初回に小畑のしつこいボディーに劣勢も、2回に打ち合いから強烈な右フックなどでダウンを2度奪い、KOを呼び込んだ。「ヨネクラ魂で勝ちました」。根性、前に出る、クリンチしないの3原則。「今日はクリンチはしてしまった」と反省も、15歳から通った名門ジムの信念を体現した。

 後楽園ホールは小6で「大の大人が殴り合って歓声がすごかった」とボクサーを志した原点でもあった。ジムの閉鎖が決まった春、新人王準決勝を控えることから、早めに三迫ジムに移籍させてもらった。双方に恩返しを果たし、「魂を引き継いで王者になりたい」と誓った。

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森武蔵、ジロリアン陸を倒し技能賞「早く世界を」

3-0の判定勝ちでスーパーフェザー級新人王に輝いた森。右は薬師寺会長(撮影・小沢裕)

<ボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 注目のスーパーフェザー級は森武蔵(18=薬師寺)が制して技能賞を獲得した。

 ここまでは4勝(4KO)で西軍代表決定戦MVPになり、相手のジロリアン陸(29=フラッシュ赤羽)も8連続KO中で東日本敢闘賞を獲得していた。KO決着とはならなかったが、森が3~5ポイント差の3-0で判定勝ちした。

 初回は森が右ジャブを突いていき、ジロリアンが右カウンターを狙う。森がやや攻勢も、3回にもつれたところで相手の後頭部にパンチが当たり、一時試合が中断した。再開直後に右フックでダウンを奪う。ジロリアンはスリップを主張して、右ストレートで鼻血を出させた。最終5回には森が左ストレートから詰めたがゴングとなった。なかなかハイレベルで緊張感のある一戦となった。

 森はU15全国大会で2度優勝し、15年の中学卒業翌日に故郷熊本から名古屋に向かい、知人に紹介された薬師寺ジムに入門した。プロ格闘技を目指し、小3の時には世界王者を目標にした。おやつには甘い菓子ではなくいりこや骨せんべいを食べた。中学までは鳥肉しか食べず、プロ入り後は「不摂生だから」とラーメンを食べるのもやめた。

 薬師寺会長も勝てず、ジム5戦目にして後楽園ホール勝利で、ジム初の全日本新人王。「一番ダメな試合だったがジンクスは破れた」と笑み。試合内容に「リードが少なく、左に頼りすぎた」と不満が口をついた。24年前のこの日世界王者になった会長は「素材と姿勢が違う」と褒めちぎる。森も「これが最終地点ではない。焦らずいち早く世界を目指したい」と次は4月1日に試合が決まっている。

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影薄くても強い!下町俊貴、4回TKOで新人MVP

4回TKO勝ちでスーパーバンタム級新人王に輝いた下町(撮影・小沢裕)

<ボクシング:全日本新人王決定戦>◇23日◇後楽園ホール◇観衆2005人

 ライト級の下町俊貴(21=グリーンツダ)が4回51秒TKO勝利を飾り、最優秀賞に輝いた。

 ここまで6勝(3KO)1敗1分けで勝ち上がり、4戦全勝4KOの東軍MVPの飯見嵐(21)と激突。インファイターの突進を179センチの長身で左右にかわし、的確にパンチを集めた。最後は4回、「自分も必死で分からなかった」と顔面に連打を集めてレフェリーストップを呼び込んだ。

 勝利後のリング上のインタビューで「めちゃくちゃ怖かった」と吐露するなど、強気とは無縁なのは、中高と帰宅部だったこともありそうだ。ボクシングは小5で習い始めたが「遊びたかった」と1年で挫折。その後は運動部には入らずに「中高も(友達と)遊んでいました」と放課後は喫茶店などで過ごしていたという。転機は高校卒業を控えた高3の時。父親がテレビで格闘技を見ているのを眺め「強い人はかっこいいな」と感じ、「働きたくなかった」と卒業後にボクシングの再挑戦の道に進んだ。最初は1時間の練習でバテているところから、地道に研さんを積んできたが、自他共に「ジムでも影が薄い」という存在。スーパーバンタム級では異色の179センチの長身でも、目立つことはないようだ。

 それでも、強い。この日の試合でも「途中に(パンチをもらって)痛かったですけど、下がったらどんどんくる」と冷静に見極めて、左右に避けてのパンチなどはMVPに相応しい動きだった。今度の目標は「体力をつけること」で、練習で「何回か骨にヒビが入った」というほどの軟弱克服を掲げる。肉体的にも「少し筋肉がついてきた」と話すほど、伸びしろは十分。「いけるところまでいきたい」と謙虚に未来をみつめた。

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粟田祐之、相手リング外に吹っ飛ばし敢闘賞獲得

全日本新人王Sフェザー級王者の粟田祐之(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:全日本新人王決定戦スーパーフェザー級5回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 粟田祐之(25=KG大和)は逆転勝ちで、敢闘賞も手にした。

 上田隆司(23=奈良)に1回に相打ちもダウンを喫して劣勢になった。さらに4回には左まゆをカットした。「判定なら負け。行くしかない」と最終5回に攻勢に出る。連打を浴びせて、相手をロープの間からリング外に吹っ飛ばした。「勝ったと思って興奮した」と大喜びも、相手がすぐにリングに戻って試合続行となった。その後は決定打を奪えずに、判定にもつれ込むと辛くも2-0の勝利だった。

 相手がリング外に飛び出すと「もう来ないでほしかったのに。すげえなあと思った」と笑った。小1から麻布大付までGKとしてサッカー漬けだった。サッカーをあきらめて退屈しているところで、自宅近くにあるジムの選手に誘われてボクシングを始めた。週末はサッカースクールコーチも務め、約150人の応援団が駆けつけた。「子供たちと勝利の約束を果たせた」と笑み。「目標に向かって1歩1歩努力する姿を見せたい。今は力がないが、絶対に日本王者になってみせる」と言い切った。

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福永亮次4連続KOで技能賞 全日本新人王決定戦

全日本新人王Sフライ級王者の福永亮次(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦スーパーフライ級5回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

 福永亮次(30=宮田)は4連続KOで、技能賞を獲得した。

 序盤はなかなか攻められなかったが、得意の左ストレートの切れはよかった。セコンドから「行け。下がるな」と言われた3回に、その左で藤本耕太(18=江見)を大の字にして最初のダウンを奪った。最終5回にも2度目のダウンを奪うとレフェリーが即座に止め、5回1分52秒TKO勝ちを収めた。

 大阪・高槻に生まれて中卒で大工になると、エディタウンゼントジムのトレーナーに誘われてジムに通い始めた。13年にプロデビューしたが、仕事で東京に移るとジムも移籍した。昨年は東日本新人王に出場も準決勝で3回TKO負けで敗退。2度目の挑戦で相手は一回り下に「根性で負けられない。ここで負けるなら辞めようと思っていた」という。「最初から行けずに反省ばかり。もっとしっかり倒せるようになりたい」。ジムには世界挑戦も経験した日本王者粉川がいる。「追いつきたい」と次は日本王者を目標に上げた。

全日本新人王3賞受賞者。左から敢闘賞粟田、MVP吉開、技能賞福永(撮影・中島郁夫)

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大野兼資が判定勝ち「あきらめなかった」

ライトフライ級の新人王に輝いた大野兼資(撮影・鈴木正章)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦ライトフライ級5回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

 大野兼資(26=帝拳)が荻堂盛太(21=平仲)に競り勝った。

 序盤は足を使うもアマ経験者にポイントを奪われた。3回から前に出る作戦に切り替え。粘り強い手数で、2-1の判定勝ちとなった。「苦しい試合も最後まであきらめなかった」と振り返った。

 名古屋の畑中ジム時代の12年に中日本決勝で敗れていた。家族の看護で上京を機に名門帝拳に移籍した。来年2月には祥子夫人が第1子を出産予定と、おめでたが続く。これで日本ランク入りにも「目の前の一戦に集中していくだけ」と控えめに話した。。

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18歳粕谷が敢闘賞「ここからがスタート」

スーパーフェザー級の新人王に輝いた粕谷(撮影・鈴木正章)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦スーパーフェザー級5回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

 立川国際中教高3年の粕谷雄一郎(18=石川・立川)が敢闘賞に輝いた。

 身長で8センチ高い脇田将士(18=堺東ミツキ)との対戦。序盤から的確にパンチを当ててリードし3回に中へ入って右フックでダウンを奪った。

 最終5回にも攻勢を仕掛け、相手のマウスピースを飛ばしたがKOはできず。東日本はMVPもダウンしながら逆転勝ちに「慎重にいった。左対策もしてきたし、スピードで勝っていた。KOできなかったのが悔しい」と残念そうだった。スポーツトレーナーを目指し、来年2月に日体大などを受験する。「ここからがスタート」と今後も両立を目指す。

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Sバンタム川島が技能賞 4回KO勝ち

スーパーバンタム級の新人王に輝いた川島(撮影・鈴木正章)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦スーパーバンタム級5回戦>◇21日◇東京・後楽園ホール

 川島翔平(23=真正)が4回KO勝ちで技能賞となった。

 松戸祐生(20=青木)と一進一退の戦いも、4回にカウンターの右ストレートがさく裂。この1発で4回26秒KO勝ちとなった。ジムの先輩の元世界王者長谷川が何十回もスパーリング相手を務めてくれ、いろいろアドバイスを受けた。

 「あんなにきれいに倒せるとは。長谷川さんに上下に散らせと言われたのが出た」。昨年は西日本の決勝で引き分け、敗者扱いで敗退した。再挑戦での全日本制覇だった。

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MVP斉藤「日本L取る」/ボクシング

東日本新人王決勝戦スーパーフライ級、1R、山口にKO勝利した斎藤は喜ぶ(撮影・柴田隆二)

<プロボクシング:東日本新人王決勝戦>◇4日◇東京・後楽園ホール

 ミニマム級からミドル級まで11階級(スーパーライト級は中止)が行われ、スーパーフライ級の斉藤裕太(25=北沢)が最優秀選手賞を獲得した。

 斉藤は山口祥之(25=RK蒲田)と対戦し、1回1分50秒TKO勝ちした。右フックでダウンを奪うと連打で圧倒し、レフェリーに試合を止められた。斉藤は「いい勝ち方ができて良かった。このまま全日本も勝って、日本ランキングを取ります」とうれし涙を流した。なお東日本の新人王と西日本の新人王が対戦する全日本新人王決定戦は12月16日、東京・後楽園ホールで行われる。

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藤中4連続KOで新人王/ボクシング

ボクシング全日本新人王ウエルター級を制した藤中周作(撮影・高田文太)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

 ウエルター級の藤中周作(25)が4連続KO勝利で全日本新人王の頂点に立った。米尾との決勝で序盤から連打で攻め込み、1回途中に左フックでダウン奪取。立ち上がった敵に再び左フックをヒットさせ、2度目のダウンを奪ってKO勝ちした。女手ひとつで育ててくれた母真由美さんを招待した決勝で勝利し「母に強い男が好きと言われてきた。日本で敵なしと言われるように勝ちたい」と意気込んだ。

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西のMVP京口全勝戴冠/ボクシング

ボクシング全日本新人王フェザー級を制した京口竜人(撮影・高田文太)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

 西日本新人王MVPの京口竜人(21)がTKO勝ちをもぎ取った。フェザー級決勝で、千波と最後の5回で打ち合い、残り2秒の同回2分58秒、左フックでダウンを奪い、TKO勝ちした。昨年8月のデビューから全勝で新人王となった京口だが、10月の西日本代表決定戦で右拳中指を腫らし、練習不足に陥ったという。「練習できなかったし、5回までやるのは初めて。でも良い経験」と前向きだった。

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帝拳尾川が有言実行MVP/ボクシング

5回、強烈な右ストレートを浴びせる尾川(右)(撮影・高田文太)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

 名門帝拳ジムのホープが、公約通りMVPに輝いた。スーパーフェザー級尾川堅一(23)は、初回から右ストレートなどで実力の違いを発揮。KO勝ちは逃したものの、ジャッジ3人がフルマークの3-0判定で勝利した。帝拳は最多タイの3階級制覇達成となったが、そのリーダーとなる尾川。来年は日本ランカーとして上を目指す。

 銀髪に染めた尾川が右ストレート3連発で、初回からペースをつかんだ。3回には相手の左まゆを切り裂いた。4回からはKOを意識し、シャープなストレートが出ない。それでも終始攻勢でスキは与えず。ジャッジ3人が50-45という、フルマークでMVPを手にした。

 東日本に続いてのMVP宣言を達成も、喜びはもうひとつ。帝拳からは11人が出場し、4人が全日本までたどり着いた。ヨネクラ、笹崎、輪島、角海老宝石の3階級が過去最多。「今までで一番緊張していた。KOの意識もあった」と大和トレーナー。1番手が黒星で最多記録を逃すと、さらに重圧がかかった。

 相手の西脇も尾川同様に6戦無敗でタフだった。「格好悪い試合。緊張で手数もなく、単調になって左は振ってしまった。力が入りすぎ。終盤はへばってしまって」。尾川の口からは反省が続いた。それも高い期待と目標があるからだ。

 父雅一さんに日本拳法で鍛えられ、「高いレベルで勝負したい」と転向した。そして、全日本新人王獲得により、デビューから2年足らずで日本ランカー入りを果たす。「ポイントを取られていないのは自信になる」。王国帝拳のホープ軍団のリーダーは、次へのステップへと進む。【河合香】

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尾川が判定勝ちでMVP獲得/ボクシング

MVPのトロフィーを手に、両手を広げて喜ぶ尾川(手前)(撮影・高田文太)

<プロボクシング:全日本新人王決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

 スーパーフェザー級尾川堅一(23=帝拳)がMVPとなった。西脇一歩(19=大阪帝拳)に対して、初回から右ストレートなどで実力の違いを発揮。KO勝ちは逃したものの、3-0の判定で勝利した。尾川は「格好悪い試合。緊張もあって、単調になってしまった」と反省も、ジャッジ3人がフルマークには「次につながる」と話した。

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