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佐渡ケ嶽1位、木瀬2位 部屋別力士数/新番付

佐渡ケ嶽部屋の琴奨菊(2020年7月28日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

新番付にしこ名が載った力士総数は44部屋に、7月場所から12人減の683人。部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

相撲通の方なら1位と2位はあの部屋…と推測できるでしょう。ここ数年、常にトップを競うあの部屋です。

1位は佐渡ケ嶽部屋の37人。十両へ2人が陥落したものの、幕内力士3人も追手風、伊勢ケ浜、宮城野に並びトップだ。2位は7月場所から3人減ったものの、32人で木瀬部屋が続く。関取予備軍ともいわれる幕下の13人は群を抜く。関取数6人は追手風部屋の7人に続き、九重部屋と並ぶ2位につける。

3位以下は<3>玉ノ井部屋28人<4>九重部屋27人<5>境川部屋24人<6>高田川部屋、高砂部屋、八角部屋の各23人<9>追手風部屋22人と続き、ここまでが20人以上の部屋になる。

【出身地別力士数】

やはり日本全国の人口比率に準じているのか。1位は東京都の55人。以下<2>大阪府(37人)<3>愛知県(35人)<4>兵庫県、福岡県(各34人)で、本場所開催4都府県が予想通りにベスト5入り。以下<6>神奈川県(29人)<7>千葉県、鹿児島県(各28人)<9>埼玉県(25人)<10>熊本県(24人)と続く。幾多の横綱を輩出した“相撲どころ”の北海道は11位の21人、やはり多くの名力士を輩出した相撲どころの青森県は10人(21位タイ)となっている。なお日本の最少は2人で福井県、滋賀県、鳥取県の3県になっている。

国別ではモンゴルの20人がダントツで、ジョージアが2人、残るブラジル、ロシア、ブルガリア、ハンガリー、フィリピン、ウクライナが各1人となっている。

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振分親方の「東関」継承承認「力士の気持ち考えて」

東関部屋を継承し、報道陣の取材に対応する東関親方

日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、元小結高見盛の振分親方の年寄「東関」の継承と襲名、東関部屋の継承を承認した。両国国技館で行われた師匠会に参加した東関親方は「今も正直、いろいろと落ち着かなくてドキドキしている。できることを精いっぱいやりたい」と心境を明かした。

元前頭潮丸の先代師匠は、昨年12月13日に血管肉腫のために41歳で死去。師匠不在となり、同じ高砂一門の「八角部屋預かり」となっていた。他の部屋への移籍や、一門内からの新師匠の抜てきも浮上。しかし周囲のサポートもあり、育った部屋の存続を優先した。東京・柴又に部屋を新設してから約2年しかたってないこともあり、部屋関係者が存続の道を探っていた中で、春場所前に一段落する形となった。

師匠としての心構えを聞かれた東関親方は「まずは力士たち。親方として相撲を教えるだけではなくて、仮に相撲がダメになっても、第2の人生を考えてあげたい」と責任感を口にした。慎重な性格もあって、報道陣の前でしどろもどろになることも多かったが「先代のいいところを取り入れて、力士の気持ちを考えてやりたい」と堂々と話した。

◆東関大五郎(あずまぜき・だいごろう)本名加藤精彦。現役当時のしこ名は高見盛。1976年(昭51)5月12日、青森・板柳町生まれ。99年春場所で幕下付け出しデビュー。00年名古屋場所で新入幕。取組前に自らの顔や胸を激しくたたくしぐさから、愛称は「ロボコップ」。13年初場所で現役を引退し同年10月に年寄「振分」を襲名。20年1月に年寄「東関」を継承・襲名。

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振分親方が東関部屋継承へ、30日承認なら新師匠に

振分親方(2018年3月28日撮影)

元小結高見盛の振分親方(43)が東関部屋を継承する見通しであることが29日、分かった。30日の日本相撲協会理事会で承認されれば、名跡を「東関」に変更して新師匠になる。

元幕内潮丸の先代師匠は昨年12月13日に血管肉腫のために41歳で死去。師匠不在となり、当面は同じ高砂一門の「八角部屋預かり」となっていた。他の部屋への移籍や、一門内からの新師匠の抜てきなども案として浮上した。だが東京・柴又に部屋を新設してから約2年しかたっていないこともあり、東関部屋関係者は存続の道を探っていた。

振分親方は、先代が入院していることが多かった昨年、師匠代理として稽古場で指導。師匠会にも代理として出席するなど、継承するには最適の立場だった。慎重な性格もあって悩み抜いたが、周囲のサポートもあり、育った部屋の存続を優先。初場所中の高砂一門会でも、振分親方が継承することで話がまとまった。錦戸親方(元関脇水戸泉)は「どうなるか決まった。(発表は)場所後になる」と話していた。力士は環境を変えることなく、新生東関部屋として春場所を迎えることになる。

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師匠不在の東関部屋「決まった」発表は初場所後

2019年12月、東関親方死去に伴い部屋で報道対応する振分親方

高砂一門は20日、都内で一門会を開き、初場所後に開催される日本相撲協会の役員候補選挙で現職理事の八角親方(元横綱北勝海)を擁立することを決めた。副理事候補には若松親方(元前頭朝乃若)を立てる。

昨年12月の前東関親方(元前頭潮丸)の死去により、師匠が不在となっている東関部屋について錦戸親方(元関脇水戸泉)は「どうなるか決まった。(発表は)場所後になる」と話した。現在東関部屋の力士らは、八角部屋の一時預かりとなっている。

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師匠急逝の東関部屋の力士、八角部屋が一時預かりへ

大相撲の年寄総会に臨む八角理事長(撮影・小沢裕)

日本相撲協会は23日、都内で理事会を開き、東関親方(元前頭潮丸)の急逝で師匠不在となった、東関部屋所属の力士らを同じ高砂一門の八角部屋の一時預かりにすると発表した。

東関部屋には部屋付き親方として振分親方(元小結高見盛)がいるが、同部屋の継承者は審議中。芝田山広報部長は「どれぐらいの期間かは不明だが、一門の長である八角部屋預かりになった。何か問題があれば八角親方(元横綱北勝海)が責任を取る」と説明。東関部屋の力士らは、これまで通りに東京・葛飾区の部屋で稽古や生活を送る。また、協会のコンプライアンス委員会から「師匠に対する指導のあり方についての特別研修の実施」など、5つの暴力問題再発防止強化策を提言されたことも発表した。

元潮丸の東関親方の通夜に参列した八角理事長(2019年12月18日撮影)

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北勝富士ライオンキング婚、男気でシンバ級勇ましさ

デートを重ねた舞台「ライオンキング」のポーズでおどける北勝富士(左)と婚約者の中山真美さん(撮影・小沢裕)

大相撲の前頭北勝富士(27=)が1日、東京・墨田区の部屋で会見を行い、婚約を発表した。

相手は大阪府枚方市出身の中山真美さん(まなみ、31)。北勝富士は「真面目で何事にも一生懸命でストイック。将来を考える上でこの人となら絶対うまくいくと確信した」と話し、真美さんも「普段と変わらず真面目で心優しいし、とても面白くてユーモアな一面もある」と互いの印象を語った。

出会いは新弟子だった15年春場所、新序出世披露で真美さんに写真撮影を求められたことがきっかけだった。当時「きれいな人だな」と好印象を抱き、2カ月後、稽古後に都内の部屋近くで偶然遭遇した。真美さんは当時大阪で暮らしていたが、八角部屋からほど近い錦戸部屋の後援者と知り合いで、この日はたまたま東京に足を運んで錦戸部屋の朝稽古を見学した直後だった。真美さんの姿を発見した北勝富士は「気持ちが止まらなかった。押し相撲なので」と、自身の取り口ばりの猛アプローチで電話番号を交換。そこからほどなく交際が始まったという。

“ライオンキング婚”だ。「劇団四季大好き力士」を自称する北勝富士だが、劇団四季が好きな真美さんに影響を受けてのめり込むようになったと明かした。ライオンキングは全7度鑑賞し、いずれも2人で鑑賞。プロポーズも7度目の鑑賞を終えた直後だった。秋場所前の9月4日。「大好きなライオンキングを見終わってキャストの方々にあいさつをして、お客さんがいなくなった会場内のロビーで伝えました。2人だけの舞台でした」。給料3カ月分という指輪を手渡し「結婚してください」と伝えると、真美さんも「よろしくお願いします」と答えたという。

内面だけでなく、料理の腕前にも惚れ込んでいる。「とても料理が得意で、しっかり胃袋をつかまれました」。北勝富士との交際が始まると、真美さんは料理教室や食生活アドバイザーのもとに通うようになったという。北勝富士は「彼女は体に悪いものを嫌う。インスタントのものは使わないし、僕も外食はかなり減った。お店で食べるとしてもベジタブルファーストになった」と、食生活でも影響を受けた。来年の20年1月上旬に婚姻届を出す予定で「2020年は節目で数えやすい。今後はより一層相撲に集中できる。もし子どもができたら守るものも増えるし、頑張っていきたい」と、笑顔を絶やさず話した。

婚約会見で互いに見つめ合う婚約者の中山真美さん(左)と北勝富士(撮影・小沢裕)
婚約会見で指輪を披露する婚約者の中山真美さん(左)と北勝富士(撮影・小沢裕)

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勢8敗も「いい相撲取れた」プロゴルファー古市応援

十両勢の応援に駆けつけたプロゴルファー古市忠夫

<大相撲名古屋場所>◇10日目◇16日◇ドルフィンズアリーナ

三役経験者の西十両8枚目勢(32=伊勢ノ海)に、プロゴルファー古市忠夫(78)が応援に駆けつけた。

古市は59歳だった00年に日本プロゴルフ協会の史上2番目の高齢で合格。「還暦ルーキー」として話題を呼び、78歳の今も「フルバックから、85%はエージシュートで回れる」という実力を誇る。家族ぐるみで親交のある勢を「感謝の心で頑張ってほしい」を激励、本などを手渡した。

勢はこの日、千代の海に敗れ、3勝8敗と負け越しが決まった。「いい相撲はとれている。攻めているし、前に出られた。ただ、もう1歩が踏ん張れない。もうちょっと。微妙なところ。稽古不足」。場所前は八角部屋に出稽古を行うなどしたが、関取相手に相撲を取るまでの稽古は積めなかった。

それでも、左膝下に蜂窩(ほうか)織炎を患った春場所から、復調の手応えは感じている。「残り4日、しっかり相撲を取りきって、反省するのはその後です」。古市の激励に笑顔を見せ、健闘を誓った。

勢(奥)は千代の海に引き落としで敗れる(撮影・前岡正明)

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北勝富士「あと何十回も戦う相手」御嶽海から白星

御嶽海(右)をはたき込みで破った北勝富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲名古屋場所>◇5日目◇11日◇ドルフィンズアリーナ

西前頭筆頭北勝富士(26=八角)が、ライバル対決を制した。同じ大卒で同学年の関脇御嶽海(26=出羽海)から白星。御嶽海のいなしに体勢を大きく崩したがが、立て直しておっつけから右に開いてはたき込んだ。「しっかりとぶつかることができた。圧力を与えながら足もしっかり出せた」と、自身の踏み込みに納得した。

本場所のイメージは膨らませていた。6月中旬、東京の八角部屋で出稽古に来た御嶽海と、八角理事長(元横綱北勝海)が見つめる中で三番稽古を行った。互いに「探り合い」だったが「(御嶽海は)もろ差しがうまいので、そこをしっかりと入らせないように意識した」と、対抗策を練っていた。

これで不戦勝をのぞいて4勝6敗。「うれしいですね。彼に勝つのは」とニヤリ。「あと何十回も戦う相手。僕も番付を上げて高め合っていけたら」と、ライバル心をむき出しに話した。

北勝富士(左)は御嶽海はたき込みで破る(撮影・前岡正明)

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白鵬と鶴竜5年ぶり2人横綱、栃ノ心かど番 新番付

横綱白鵬(2019年1月15日撮影) 

日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

稀勢の里(現荒磯親方)の引退で、横綱は14年春場所以来、ちょうど5年ぶりの2人横綱となった。ともに1月の春場所を途中休場した白鵬(33=宮城野)と鶴竜(33=井筒)が東西に並んだ。

大関は東西、東の2枚目の順に高安(28=田子ノ浦)、豪栄道(32=境川)、栃ノ心(31=春日野)が並ぶ。栃ノ心は昨年秋場所以来、2度目のかど番で臨み、負け越しとなれば大関から陥落する。

先場所、千秋楽まで優勝を争った貴景勝(22=千賀ノ浦)と、初優勝した玉鷲(34=片男波)が東西の関脇に並んだ。ともに2場所連続の関脇で、三役は貴景勝が4場所連続、玉鷲は2場所連続となる。

小結は東が2場所連続の御嶽海(26=出羽海)で、三役としては昭和以降単独5位の13場所連続の在位となった。西には、新三役の北勝富士(26=八角)が就いた。八角部屋からは現師匠(元横綱北勝海)の部屋創設後、海鵬、北勝力、隠岐の海に続く新小結。埼玉県出身では若葉山、若秩父以来、実に60年ぶり戦後3人目となった。学生相撲出身では昨年夏場所の遠藤(追手風)以来46人目で、日体大からは垣添、妙義龍(境川)、嘉風(尾車)、千代大龍(九重)に続き5人目の新小結となった。

春場所は、3月8日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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高校総体Vの斎藤大輔が八角部屋入門 50m6秒台

八角部屋入門会見を終え、握手を交わす埼玉栄高の斎藤大輔(左)と八角親方(撮影・佐藤礼征)

高校相撲で2018年の総体を制した埼玉栄高の斎藤大輔(18)が21日、さいたま市内の同校にて大相撲の八角部屋入門会見を行った。190センチ、135キロの高校相撲界屈指のホープは、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)前の3月2日の新弟子検査を受ける予定。

高校横綱が大相撲挑戦を表明した。師匠の八角親方(元横綱北勝海)、相撲部の山田道紀監督が同席する中、斎藤は「親方を信じてたくさん稽古をして、関取になりたい」と誓った。高校の同級生、栃神山(18)らがすでに大相撲入りする中、大学進学も選択肢に入れて卒業後の進路を熟考した。「(大学進学と)迷っていた時期もあったけど、山田先生に『将来的にどこにいきたいのか』と言われて、プロにいきたい気持ちがあった」。大関豪栄道、関脇貴景勝ら同校OBの力士は幕内だけで6人。「早く先輩たちに追いつきたい」と目を輝かせた。

八角部屋には高校の先輩で、春場所で新三役が確実視されている北勝富士(26)も在籍する。入門にいたったきっかけは小学校時代、わんぱく相撲に出場した際に部屋に宿泊させてもらったこと。当時、同じ山形県出身で元前頭大岩戸の上林義之氏など「(八角)部屋はいい人ばかりで優しくしてもらって、その時から気になっていた」と明かした。自身の強みを「突き押しからの左四つ」と自負する。「八角親方のような偉大な力士になりたい」と力を込めた。

恩師の山田監督は斎藤のアスリートとしての資質を高く評価した。「運動神経がすごい。50メートルを走れば6秒台。生まれ持ったものが高校生の中では飛び抜けていた」。期待の新弟子に八角親方も「うれしいのが率直な気持ち。これだけの逸材なので。気は優しくて力持ちな、立派な力士になってほしい」と期待を寄せた。

山形県酒田市出身の斎藤は小3で相撲を始め、小6でわんぱく相撲2位、中2で全中3位。高校進学と同時に山形を離れ、3年時に高校総体で団体、個人ともに優勝、世界ジュニアでも重量級を制するなど、輝かしい実績を収めた。

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谷川親方の所属は九重部屋 八角部屋から変更

 日本相撲協会は28日、谷川親方(元関脇北勝力)の所属が八角部屋から九重部屋に変更になったと発表した。

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勢と比嘉真美子、同じ誕生日の10月11日に婚姻届

比嘉真美子(18年4月15日撮影)

 大相撲の元関脇勢(31=伊勢ノ海)が27日、女子プロゴルファー比嘉真美子(24=TOYO TIRES)と婚約したことを明らかにした。「今後のことはこれから」と話し、挙式は未定だが、誕生日が同じ「10月11日」で、今年の同日に婚姻届を提出する方向だ。

 出会いは比嘉が初めて相撲観戦をした15年夏場所。勢がゴルフ好き、比嘉が相撲好きとあって意気投合し、1年後に交際に発展。昨年夏に勢が「僕だけの“比嘉真美子”になってください。一緒に生きていきましょう」とプロポーズ、比嘉は即OKしたという。

 勢はイケメンの上、16年夏場所で関脇に昇進した実力者。今年は春場所で11勝を挙げるなど、名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)は東前頭2枚目で臨み、三役復帰を目指す。一方、比嘉はプロ転向2年目の13年に2勝。昨年8月に復活のツアー3勝目を飾り、今季は現在賞金ランク3位。今後の女子ゴルフ界を背負う逸材だ。

 勢はこの日、名古屋市内に宿舎を構える八角部屋へ出稽古を行った。「(比嘉は)人間的にすごく尊敬できる女性。お互いが刺激しあっていきたい。結婚はゴールではなくスタート。温かく見守ってください」と話していた。【加藤裕一】

八角部屋で出稽古を行う勢(撮影・加藤裕一)

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勢、相撲女子の比嘉真美子と結婚!昨夏プロポーズ

勢(左)と比嘉真美子

 大相撲の元関脇勢(31=伊勢ノ海)が27日、女子プロゴルファー比嘉真美子(24=TOYO TIRES)と婚約したことを明らかにした。「ちょうど1年ほど前に婚約させていただきました。師匠やお世話になっている方と相談させてもらい、今後のことは徐々に決めていきます」と話した。挙式の日取りは未定だが、同じ10月11日生まれとあって、今年の誕生日に婚姻届を提出することになりそうだ。

 2人の出会いは15年夏場所。比嘉が両国国技館へ初めて相撲観戦に訪れた際、知人を介して知り合った。勢がゴルフ好き、比嘉が相撲好きとあって意気投合し、1年後に交際に発展。「会っている内にお互いが(結婚を)考えるようになって」(勢)昨年夏に勢がプロポーズ、比嘉が2つ返事でOKしたという。

 勢は16年夏場所で関脇に昇進した実力者。今年は春場所11勝、夏場所も勝ち越し、7月8日初日の名古屋場所は東前頭2枚目で臨み、三役復帰も視界に入ってきた。明るさとイケメンぶりで女性人気も抜群だ。一方、比嘉はプロ転向2年目の13年に2勝。その後スランプに陥ったが、交際開始後の昨年8月に復活のツアー3勝目、今季は現在賞金ランク3位と完全復活を果たした。

 勢はこの日、名古屋場所に向け、名古屋市内に宿舎を構える八角部屋へ出稽古を行った。春、夏場所と苦しんだ右足裏、左太ももの故障は回復に向かっており、体調は上向き。「(比嘉は)人間的にすごく尊敬できる女性。お互いが刺激しあっていきたい。結婚がゴールではなく、スタートなので、これからが大変。温かく見守ってください」と話していた。

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岩森凌が新弟子検査「金」の同郷高木姉妹に負けない

女子スピードスケートの高木姉妹と同じ北海道幕別町出身で新弟子検査を受けた岩森凌(撮影・加藤裕一)

 大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が3日、大阪市内の病院で行われ、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子スピードスケート金メダリストの高木菜那・美帆姉妹と同郷の岩森凌(18=八角)ら43人が受検、全員が体格基準をクリアした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

 岩森は高木姉妹と同じ北海道中川郡幕別町出身で、札内北小の後輩。「高木さんの活躍は同じ幕別出身者としてうれしいし、自分も頑張らなきゃという気持ちになります」と笑顔を見せた。高木姉妹は五輪で規格外の大活躍を見せたが、岩森もある意味規格外だ。身長190センチ、体重190キロはともに受検者で1番。スケートは札内北小の授業で挑戦したが、すでに29センチあった足に合うスケート靴がなく「我慢して履いてました」と苦笑いで“断念理由”を説明した。

 札内中に進学後、はまったのは音楽。最初はエレキギターに挑んだものの、手がでかすぎて6本弦を一気に2本押さえてしまい、4本弦のベースへ…。幕別高では軽音楽部でコピーバンドにいそしんだ。相撲との出会いは同高2年の時、柔道部の助っ人にかり出された全道大会で、八角部屋関係者の目にとまった。「先生や友だちに『体がでかいから相撲でスカウトされるぞ』と冗談半分で言われていたら、本当に声をかけてもらった。ビックリしました」。不安が先立ち2度断ったが、1年後に再び勧誘され、挑戦を決めた。

 「この体を生かした仕事をしたかった。だから一般企業なら警備会社などを考えていたんですけど…。思い切って、頑張ってみようと思った」。昨年9月には秋場所千秋楽を見学した。こと体の大きさに限れば「みなさんがそれほど大きいとは思わなくて『やっと自分の世界に来たんだ』と感じました」。同郷の金メダリストに負けじと関取を目指す。「コツコツ頑張る力士になりたい」と目を輝かせた。

新弟子検査を受検する岩森凌。右は玉ノ井親方

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稀勢の里が八角部屋で出稽古 北勝富士に8勝4敗

北勝富士の下からの圧力をこらえる稀勢の里(撮影・加藤裕一)

 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)に向け、横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が10日、都内の八角部屋で出稽古を行った。八角理事長(元横綱北勝海)と解説者の北の富士勝昭氏(元横綱)舞の海秀平氏(元小結)の前で、平幕の北勝富士と12番とって、8勝4敗だった。

 北勝富士は先場所優勝争いに加わり、自己最高位の東前頭筆頭に番付を上げた。稀勢の里も先場所初顔合わせで黒星を喫した。今最も勢いのある若手の1人に押され、引く場面もあった。得意の左を、厳しい右からのおっつけで封じられもした。それでも、最後は4連勝してみせた。

 稽古後、もう少し番数を取りたかったか、と問われて「いや~、十分です。(北勝富士は)力ありますよ」。時折笑顔を見せ、表情は明るく「突き押し相撲の力士とやると体が動いてくる。いい仕上がりになってます」と満足そうだった。4場所連続休場から復活を期す初場所へ。「また明日かな。行きますよ」と11日も出稽古を行うという。

 一方、北勝富士は12番の後、横綱に胸を借りるぶつかり稽古も行い、最後は完全に息が上がった。稀勢の里の出稽古を前日9日の昼すぎに聞いたという。「飯食った後でした。『絶望、ああ死んだな』と思った」と笑いを誘った。それでも、充実感を漂わせ「(先場所は)横綱の嫌がる相撲が取れました。今日も何番か嫌がる形にできた。横綱もいい感じで仕上がっているし、うれしい。自信になります」と話していた。

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隠岐の海「心折れてしまった」北勝富士とともに連敗

貴景勝に押し出しで破れる隠岐の海

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇26日◇福岡国際センター

 優勝争いを演じた八角部屋コンビがそろって三賞を獲得した。ただ、ともに最後は連敗。

 隠岐の海は「昨日負けて心が折れてしまった」と反省し、3度目の敢闘賞には「三賞を起爆剤に。力の源になればいい」と励みにした。初の技能賞に輝いた北勝富士は連敗を「神様が『まだ早い。1歩ずつ行きなさい』と言っている」と受け止めた。新三役は厳しいが「また金星が取れる。かき回します」と息巻いた。

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白鵬優勝インタビューは謝罪に始まり万歳三唱締め

ファンと一緒にバンザイする白鵬(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇26日◇福岡国際センター

 40度目の優勝を決めていた横綱白鵬(32=宮城野)は、14勝1敗で九州場所を終えた。

 表彰式の優勝インタビューは以下の通り。

 -前人未踏の40度目の優勝、おめでとうございます  

 白鵬 その前に、この場を借りて場所中に水を差すようなことがあり、全国の相撲ファンに対し力士代表としてお詫び申し上げたいと思います。私は15歳で来日し62キロの少年が、ここまで来るとは誰も思わなかったと思います。そして相撲の神様、この国の魂に認められたから、この40回の大台があるのではないかと思います。その土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って、日馬富士関と貴ノ岩関が再び、この土俵に上げてあげたいなと思います。

 -今場所は、どのように集中していった

 白鵬 心と体で疲れました。一番1番やり遂げました。

 -横綱でも疲れた

 白鵬 年1回の九州場所ですので、本当に温かい応援ありがとうございました。

 -今日の千秋楽はどのような気持ちで

 白鵬 豪栄道関は気合が入っていたので、負けないようにと思ってやりました。

 -終盤に八角部屋の力士が追いかけてきた

 白鵬 途中から同部屋の力士の2人にやられるんじゃないかと思っていましたが、よく頑張ったんじゃないかと思います。

 -今年は2場所の休場があったが年間最多勝

 白鵬 3月秋場所を休場して、けがもあり、今年は自分を追い込みいろいろなことをやりました。その中で断食に励んだりヨガをやったり、自分を追い込んで稽古は嘘をつかないと改めて思いました。東京オリンピックまで頑張るという思いで頑張りました。

 -次の目標は

 白鵬 ぱっと頭に浮かんでいるのは、幕内1000勝を目標に頑張っていきたい

 -あと30回ですね

 白鵬 あ、そうですか。頑張ります

 白鵬 年6回の最後の場所で、この後、後援会のみなさんと万歳三唱すると思うが、この場所でみなさんと万歳三唱したいなと思います。1年みなさんありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします、万歳。万歳。万歳。

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北勝富士「いい夢見させてもらった」隠岐の海と散る

玉鷲にはたき込みで敗れる隠岐の海

<大相撲九州場所>◇14日目◇25日◇福岡国際センター

 横綱白鵬(32=宮城野)が、前人未到の40回目の優勝を果たした。自身の取組前に、1差で追いかけていた平幕の隠岐の海と北勝富士が負け、勝てば優勝の結びの一番で、東前頭9枚目遠藤を押し出しで下した。

 白鵬を追走していた八角部屋コンビは、そろって力尽きた。兄弟子の隠岐の海が玉鷲に敗れると、3番後の北勝富士も合口の悪い阿武咲に逆転負け。千秋楽まで優勝争いを演じることはできなかった。「負けた相撲はいいです。明日です」と隠岐の海。北勝富士は「いい夢を見させてもらった。もしかしたらいけるんじゃないかと思った」と言い「(隠岐の海が)勝っていたら(自分も)勝ってたなぁ~」と苦笑いだった。

阿武咲に突き出される北勝富士

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隠岐の海「稽古しない」と言われた男が変わったワケ

栃ノ心(左)を下手投げで破る隠岐の海(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇13日目◇24日◇福岡国際センター

 八角部屋コンビが2敗を守った。東前頭12枚目の隠岐の海(32=八角)は西前頭6枚目の栃ノ心に上手を引かれながらも、逆転の下手投げ。15年名古屋場所以来2年ぶりに11勝目を挙げた。同部屋で弟弟子の平幕北勝富士(25)も関脇嘉風を寄り切り、こちらは自己最多の11勝。辛くも1敗を守った横綱白鵬を1差で追走する。

 頭に浮かんだ言葉は「もうやられた」。怪力の栃ノ心に両まわしを許した。確かに万事休すだった。だが、今場所の隠岐の海はここからが違う。寄られながらも体をねじり、右からこん身の下手投げを放った。逆転の11勝目。「これが勝っている人のアレなんでしょうね」と思わず笑った。

 十両転落までわずか1枚半しかない西前頭14枚目で取った先場所。最後に勝ち越した千秋楽の日に師匠の八角理事長(元横綱北勝海)に聞かれた。「お前、下(十両)で取りたいか」。その言葉に背筋が凍った。引退という現実が突然、目の前に迫ってきた。「落ちたら次はないと思った。焦りが、やっと出た」。「稽古をしない」などと言われてばかりの関脇経験者が、初めて“本気”になった。

 秋巡業では「お願いします。ジムに連れて行ってください」と、トレーニング理論をよく知る豪風に頭を下げた。巡業地に着くと真っ先に飲み屋に向いた足をジムへと変えて、3日に1度は通った。福岡入り後も続けた。ベンチプレスは当初から70キロもアップした。それでいて「心が楽になるように」と、好きな酒を断ったわけでもない。体をつくり、ストレスはつくらない。変化した体と不変の心で、11個の白星を重ねた。

 取組後、出番前の北勝富士に笑いかけた。「おれは勝ったぞ。お前も勝てよ」の意。優勝への意欲を「全面的に出していきます。隙あらば」と隠さない。面白い男が、白鵬に重圧をかけている。【今村健人】

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白鵬“物言い”謝罪星 問題行動起こした理由明かす

審判部に呼び出された白鵬(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター

 横綱白鵬(32=宮城野)が、前日11日目の黒星を引きずらずに、関脇御嶽海を下した。この日、11日目の嘉風戦で敗れた際に立ち合い不成立をアピール、前代未聞の不服の態度を示したことについて、審判部に呼び出されて厳重注意を受けたが、しっかりと反省して嫌な流れを断ち切った。平幕の北勝富士と隠岐の海の八角部屋コンビが、1差で白鵬の背中を追いかける。

 十両土俵入りが始まる前の午後1時55分。通常よりも1時間以上早く場所入りした白鵬は、真っ先に審判部へと向かった。伊勢ケ浜審判部長代理(元横綱旭富士)、藤島(元大関武双山)、山科(元小結大錦)同副部長の前で謝罪し、11日目の嘉風戦での行為について厳重注意を受けた。約3分後に退室した白鵬は、表情一つ変えることなく支度部屋へ入っていった。

 完璧な立ち合いで、左を差して右上手を取って寄り切った。「いつもの感覚という気持ちで土俵に入った。引きずってなかったんじゃないかな」と冷静な表情。名古屋場所で負けたことも、引きずらなかった。審判部室でのやりとりについては「昨日のことでちゃんと説明を受けた。自分も納得した。今後気をつけます、と話した」と明かした。そして「ファンのみなさんも、ああいう相撲を見たくないでしょうし、だから(ビデオを)見てほしかった。申し訳ない」と問題行動を起こした理由を説明した。

 11日目の打ち出し後に苦言を呈した八角理事長(元横綱北勝海)は、横綱の品格の磨きに期待した。「39回優勝しているけど、まだ修行の身ということ。こうやって頭をぶつけて人間的にも成長していくんじゃないかな。失敗したけど大きくなるチャンス」とエールを送った。

 40度目の優勝に一瞬、暗雲がかかったと思われたが、しっかりと吹き飛ばした。しかし、横綱の品格に傷がついたのは間違いない。日馬富士の暴行問題があっただけになおさらだが、せめて優勝という結果で横綱の責任を全うする。【佐々木隆史】

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