上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

内藤哲也「好きなので」MSGでの飯伏幸太戦快諾

内藤哲也(右)と飯伏幸太(2019年3月8日撮影)

<新日本:長岡大会>◇24日◇新潟・アオーレ長岡

新日本プロレス初のマディソンスクエアガーデン(MSG)大会での内藤飯伏戦が浮上した。

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)と飯伏幸太(36)は8人タッグで対戦。

試合後、内藤への挑戦を希望している飯伏が「(内藤が昨日)場所を選べ、と。僕が選んでいいんですか。じゃあ、この先1番のビッグマッチ、僕もやったことのないMSGでぜひ試合をしたい」と要求。直後にそれを伝え聞いた内藤は「俺は想像のななめ上、つくばカピオを選択してくれるかと思ったけどね」とまっとうな会場チョイスにがっかりしつつも、「飯伏がMSGでやりたいというなら、断る理由はないね。基本的に飯伏と試合するのは好きなので」と快諾した。

この日はキレのある連続攻撃で攻められただけに「2倍、3倍にしてお返ししますよ。飯伏をしっかり沈めてやるよ、カブロン」と宣言。3月10日のニュージャパン杯1回戦に続く激戦となりそうだ。

関連するニュースを読む

内藤哲也に新たな敵「近いうちに」指で数え嬉しそう

「そのうち動き出しますよ」と今後のプランを語った内藤哲也

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)が次なるプランのヒントを口にした。

内藤はIWGPヘビー級との2冠を目指し、ニュージャパン杯に出場したが、10日の1回戦で飯伏幸太(36)に敗れた。この日は8人タッグ戦で鷹木、BUSHI、EVILと組み、SHO、YOH、海野翔太、飯伏と対戦。ヤングライオンの海野や宿敵飯伏らと激しい攻防を繰り広げた。「いまニュージャパン杯開催中ですから、他の話題をごちゃごちゃ口に出すのは失礼な話だと思うので、明言は避けたいと思いますが、まぁ俺のターゲットは、やりたいなぁと思う相手は何人か見つかったかな」と指で数えながら、うれしそうに新たな敵の存在を明かした。

「まだ大きな動きはしたくないと思ってますが、近いうちに動きだしますよ。いつまでも1回戦敗退したからってこの場にとどまっておくわけにはいかない。そして、何よりもみなさまが、その場にとどまっている内藤哲也を見たくないでしょう。まぁ、そのうちに動きますよ。楽しみに待っててください。アディオス」と、近く前に踏み出すことを予告した。

関連するニュースを読む

飯伏幸太、完敗も「こんなとこじゃ終わんないっす」

ザック・セイバーJr.(右)の腕ひしぎ逆十字固めから逃げる飯伏(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

ニュージャパン杯2回戦で飯伏幸太(36)が前回覇者ザック・セイバーJr.(31)の関節技にギブアップし、敗れた。

飯伏はムーンサルトプレスなど身体能力を生かした多彩な技を駆使したが、ザックにすぐグラウンドに持ち込まれ苦戦。最後はカミゴェにいくも避けられ、そのまま足を締め上げられて、16分7秒で力尽きた。「自分の意思でタップしてしまった。あそこから粘って自分の体が耐えられるとは思わなかった」と完敗を認めた。

1月4日の東京ドーム大会オスプレイ戦で脳振とうを起こし、約2カ月間欠場。IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)への挑戦権をかけたこのニュージャパン杯で復帰し、一気にトップへ駆け上がるプランを描いていた。10日の1回戦で内藤哲也との激戦を制し勢いにのっていたが、昨年準々決勝で敗れたザックに道を阻まれた。

ただ、息をきらしながら取材の場にたどりついた飯伏の目は、まだ輝きを失っていなかった。「まだまだこんなとこじゃ終わんないっすよ。もう切り替えないと。ザックにはいつか絶対にリベンジしたい。やりますよ。やってやりますよ」と力強く語った。

ザック・セイバーJr.に敗れた飯伏(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

飯伏幸太が内藤哲也下し2回戦進出「このまま優勝」

<新日本:尼崎大会>◇10日◇兵庫・ベイコム総合体育館

ニュージャパン杯1回戦で、飯伏幸太(36)が内藤哲也(36)との再注目カードを制し、2回戦に進出した。

1月4日の東京ドーム大会オスプレイ戦で脳振とうを起こし、8日の後楽園大会で約2カ月ぶりに復帰。感覚が戻らない不安を口にしていた通り、病み上がりの頭部、特に首を内藤にしつこく攻められた。だが、激戦を楽しむように笑みを浮かべると、反撃へ。内藤得意のディスティーノをこらえ、逆にハイキックを見舞う。そこにコーナーからボマイェで内藤に膝を突き刺す。勝利を確信したように両手を広げ、タイガードライバー91で内藤をマットに突き刺し、さらに強烈なカミゴェで20分38秒の激闘を制した。

リングでは「2019年から新しい飯伏幸太を見せます。このまま優勝するぞ」と力強く宣言した。

田口隆祐、棚橋弘至、ザック・セイバーJrも16日の後楽園大会での2回戦に進んだ。

関連するニュースを読む

飯伏幸太2カ月ぶり復帰戦で敗れ猛省「焦りすぎた」

敗れた飯伏(手前)を見下しながら踏む内藤(撮影・垰建太)

<新日本:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール◇観客1688人(満員札止め)

1月4日東京ドーム大会のオスプレイ戦で脳振とうになって以降欠場していた飯伏幸太(36)が第4試合の6人タッグ戦で2カ月ぶりに復帰した。

SHO、後藤洋央紀と組み、内藤哲也、SANADA、鷹木信悟のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。ニュージャパン杯1回戦(10日、尼崎大会)で当たる内藤と先発で相対し、素早いロープワークで互いの出方を伺いながら、火花を散らした。だが、内藤は「トランキーロ」とつぶやきながら、すぐSANADAにタッチした。

飯伏は内藤とSANADAに同時にオーバーヘッドキックを見舞うなど、持ち前の身体能力もみせたが試合後は「だめだ…」と猛省。「感覚がまだ戻っていない。焦りすぎた。1日で何とかします。15年もプロレスをやってきたので、大丈夫です」と10日の決戦に向け、自分に言い聞かせるように話した。

内藤(左)に蹴りを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
SANADA(右)に飛び蹴りを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
試合後にらみ合う内藤(右)と飯伏(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

飯伏幸太は新日専念 棚橋に言われた覚悟の意味理解

2カ月ぶりの復帰戦に向け抱負を語った新日本プロレス飯伏(撮影・江口和貴)

ゴールデンスターこと飯伏幸太(36)が8日、新日本プロレス後楽園ホール大会で2カ月ぶりに実戦復帰する。注目される内藤哲也とのニュージャパンカップ初戦への意気込み、専念すると決断した新日本での今後の野望などを聞いた。

「心身ともに万全。試合に飢えてます」。ギラギラした飯伏が新日本のリングに帰ってくる。1月4日の東京ドーム大会ではウィル・オスプレイとの激戦の末、敗退。脳振とうを起こして欠場していた。久しぶりに公の場に現れたのは2月11日の大阪大会。スーツ姿で登場し、リング上で「どこにも行きません」と宣言。相棒だったケニー・オメガが米国の新団体AEWへと移り、飯伏も移るのでは…とささやかれていただけに、その残留宣言で会場は大いに沸いた。

DDTと新日本のダブル所属だった飯伏は16年に「飯伏プロレス研究所」を設立。フリーの立場を守りながら、新日本で活動し続けてきたが、もう研究所は「終わりです」。新日マットに専念すると決めた。「2、3年前から棚橋さんに『覚悟』という言葉を言われてきましたが、何をもって覚悟か分からなかった。でも、やっとその覚悟の本当の意味が分かりました」。

年明けにオメガやKUSHIDAら人気選手が続々と退団。その中で飯伏は、新日本の勢いは止まるどころか加速すると信じている。「16年に中邑(真輔)さん、AJ(スタイルズ)らが大量離脱したときも変わらなかった。むしろプラスの流れになった。今回も同じようにプラスの流れにしたい」。目指すのは地上波テレビでの中継。「新日本プロレスの名前は世間に広まってきていますが、昔ゴールデンで放送されていたころと比べると、まだ劣る。自分の体で表現して、放送させるレベルまで人気を持っていく。その自信もありますね」と堂々と語った。

まず焦点を定めるのは、10日尼崎大会でのニュージャパンカップ初戦。いきなり同級生のライバル内藤哲也とぶつかる。過去のシングル対戦成績は3勝2敗。互角の戦いを繰り広げてきたが、飯伏は「いまは僕が劣っている」と話す。「年が重なるにつれ負けてきた。勝敗も、内容も。地位も、格も。そこを埋めていきたい。だからやりがいがある。自分のためにも内藤さんはどんどん上がり続けてほしいんですよ」。内藤戦では「なにかをやってみたい。そのチャンス」と、温めてきた新技を出す可能性もあると明かした。

ニュージャパンカップで優勝すれば、4月の米マディソンスクエアガーデンのメインでIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦できる。現段階でそれが新日本の至宝に届く近道だ。「一番発言力があるのがIWGP(ヘビー級)のベルト。それを取り、やばい発言をしたい。王者になってやりたいことがいろいろあります。新日本プロレスを、より爆発させたい」。覚悟と野望を胸に飯伏幸太の新たなステージが始まる。【取材・構成=高場泉穂】

◆飯伏幸太(いぶし・こうた)1982年(昭57)5月21日生まれ、鹿児島県姶良市出身。04年7月、DDTでデビュー。11年6月に新日本のIWGPジュニアヘビー級王座獲得。13年10月にDDTと新日本とのダブル所属契約を発表。15年3月のニュージャパン杯で初優勝。16年2月にDDT、新日本からの退団を発表し、同3月に飯伏プロレス研究所設立。181センチ、90キロ。得意技はフェニックス・スプラッシュ。

2カ月ぶりの復帰戦に向け抱負を語った新日本プロレス飯伏(撮影・江口和貴)
15年8月、内藤(左)にエルボーを見舞う飯伏

関連するニュースを読む

内藤が王者として6年ぶり参戦 ニュージャパン杯

IWGPヘビー級挑戦権をかけたニュージャパン杯の出場を宣言した内藤哲也(撮影・高場泉穂)

新日本プロレスは25日、3月8日から始まる春のシングルトーナメント戦ニュージャパン杯の組み合わせを発表した。今年は史上最多の32人が参戦。優勝者は、4月のマディソンスクエアガーデン(MSG)大会でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦する。

1回戦の注目カードは、3月10日尼崎大会の内藤哲也(36)と飯伏幸太(36)戦。IWGPインターコンチネンタル王者で、同ヘビー級との史上初2冠を目指す内藤は同王者として6年ぶりの参戦が決まった。一方、1・4のオスプレイ戦で脳振とうを起こし欠場していた飯伏はこれが2カ月ぶりの復帰戦。野望を掲げ1歩踏み出した内藤と、新日本残留を宣言し、覚悟を決めて復帰戦に臨む飯伏。1回戦屈指の対決は互いのプライドをかけた熱戦となりそうだ。

復帰を宣言した飯伏幸太(2019年2月11日撮影)

関連するニュースを読む

新日本プロレス3・6旗揚げ記念大会の全カード発表

棚橋弘至(左)、オカダ・カズチカ(2018年11月29日撮影)

新日本プロレスは25日、3月6日の旗揚げ記念大会(大田区総合体育館)の全カードを発表し、メインのスペシャルシングルマッチでIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトとNEVER無差別級王者オスプレイが対戦することが決まった。

また、セミファイナルでは棚橋弘至とオカダ・カズチカの夢タッグに後藤洋央紀が加わり、内藤哲也、EVIL、SANADAのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と激突する。

関連するニュースを読む

内藤哲也、史上初2冠へニュージャパン杯に出場意向

IWGPヘビー級挑戦権をかけたニュージャパン杯の出場を宣言した内藤哲也(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

史上初の2冠へ、内藤がまた1歩踏み出した。IWGPインターコンチネンタル(IC)王者内藤哲也(36)が、3月8日から始まるシングルトーナメント戦ニュージャパン杯へ出場する意向を示した。

この日鷹木と組んだタッグ戦で勝利後、「おれはIWGPを取りにいきたいからね。ニュージャパン杯に立候補しますよ」と宣言した。IC王者として出場が実現すれば、13年の中邑真輔以来6年ぶりとなる。

14年以降同杯優勝者はIWGPヘビー級王座、IC王座、15年からはNEVER無差別級王座を加えた3つの王座挑戦権いずれかを選択できる仕組みだったため、挑戦される側のIC王者は出場不可能だった。しかし今年の優勝者は自動的にIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトと4月のマディソンスクエアガーデン(MSG)大会で戦うことが決まった。挑戦権が絞られたことで、ニュージャパン杯出場、さらにIC王座を保持しながらのIWGPヘビー級挑戦の道が開けた内藤は「よかったんじゃないですか」と会社の判断を支持した。

ただ、苦言も忘れなかった。「中にはNEVER無差別級、インターコンチネンタル王座がほしい選手もいるわけだから。いまのうちに全員にアンケートとったらいいんじゃない?」とエントリーしている選手の意思を確認するよう会社へ提言。さらに「MSGのメインに立ちたいのであれば、ジェイ・ホワイトと対戦したいのであれば、ちゃんと口に出したほうがいいんじゃないですか。いつも言ってるでしょ。口に出さなきゃ、誰にもなんにもあなたの思いは伝わりませんよ」と無言を貫く選手らにも発破をかけた。

12年には、当時のIC王者後藤洋央紀がニュージャパン杯を制し、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦したが、敗れて2冠はならなかった。

関連するニュースを読む

棚橋下したホワイトがMSG切符「俺こそが金生む」

棚橋弘至を下し、IWGPヘビー級王者となったジェイ・ホワイトは余裕の表情で一夜明け会見

新日本プロレスの新IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)が4月6日、米ROHとの共催で団体として初進出するプロレスの殿堂マディソンスクエアガーデン(MSG)大会の出場決定第1号に決まった。

11日の大阪大会で、王者棚橋弘至(42)を必殺ブレードランナーで沈めて新王者となったホワイトが初めてのMSG大会で初防衛戦に臨むことが12日、発表された。挑戦者はニュージャパン杯の優勝者になることも発表。MSG大会は興行として8~10試合を予定しているという。

初挑戦で新日本の至宝奪取に成功したホワイトは一夜明けた12日、都内の新日本事務所で会見。「(ホワイトの愛称)スイッチ・ブレード・ショックなんていっている人もいるみたいだけれど、これは当然の結果でショックでも何でもない。MSGは伝統ある素晴らしい会場だね。そこでオレは史上初のIWGPヘビー級のベルトを巻いて花道を歩く男になるんだ。そこで史上初のIWGP王座を防衛する男になる」と不敵な笑みを浮かべた。

ニュージャパン杯の出場選手は後日発表となる。対戦したい挑戦者には特に興味を示さず「みんながオレに挑戦したいってならないと。オレこそが金を生み、(新日本プロレス)最大の武器になる。オレから誰かを指名することはない。オレがナンバーワンでトップなんだから。内藤、飯伏…あと誰がいるかなあ、タイチかな。YOSHI-HASHIでもいいよ」と挑発的な態度を示していた。

IWGPベルトに愛用するスイッチブレードのネックレスをかけた新王者ジェイ・ホワイト
初戴冠となったIWGPヘビー級王座のベルトを眺め、余裕の態度で一夜明け会見に応じる新王者ジェイ・ホワイト

関連するニュースを読む

オカダ、内藤でもない…新星ホワイト金星で王座強奪

IWGPヘビー級新チャンピオンとなりベルトを掲げるジェイ・ホワイト(撮影・宮崎幸一)

<新日本:プロレス大阪大会>◇11日◇エディオンアリーナ大阪

ジェイ・ホワイト(26)が初挑戦でIWGPヘビー級王座の強奪に成功した。

王者棚橋弘至(42)をブレードランナー(顔面砕き)で仕留め、30分を超える死闘を制した。7年前にオカダ・カズチカが棚橋を破り初戴冠した“レインメーカーショック”と同会場、冬の大阪で起きた王者交代劇。プロレス歴わずか5年5カ月の超新星の大金星で新日本に激震が走った。

ホワイトは一瞬を待っていた。試合時間30分超。コーナーポストからハイフライフローを狙った棚橋を受け止め、カウンターのように必殺ブレードランナーを決めた。電撃の3カウント。王者交代劇と思えぬ静寂が場内を支配すると、ホワイトはマイクでファンに罵声を浴びせた。

「俺は2年半前、大阪城ホール(の壮行試合)で“大阪はきっと俺のホームになる”と思ったけど、もうそうじゃない。おまえたちは俺のファミリーじゃねえ!」。17年11月に約1年半の米国武者修行から「切り裂きジャック」の異名で凱旋(がいせん)。ニュージーランドで生まれ、英国でデビュー。プロレス歴5年5カ月と思えぬヒールが、時代を切り裂いた。

死闘だった。棚橋の右膝を痛めつけたが、逆に低空のドラゴンスクリューを何度も両膝に食った。そんな窮地を186センチ、100キロのジュニアヘビー戦士のような体で脱した。7年前にオカダに敗れ、初戴冠を許した同じ舞台で苦杯をなめた棚橋は試合後、廊下で大の字になり「…もう無理…」とうめいた。ホワイトは愛称のスイッチ・ブレード(バタフライナイフ)らしく、冷たく棚橋を葬った。

「スイッチ・ブレードショーを見たか? プロレスを始めて6年、ニュージャパンに来て4年で最高の栄誉だ。オカダも倒した。棚橋も倒した。俺こそが真のチャンプ。俺は天才だ」。「26歳4カ月」のIWGPヘビー級王座奪取は、中邑真輔(23歳9カ月)オカダ(24歳3カ月)に次ぐ史上3位の年少記録。棚橋でもオカダでも内藤でもない。ホワイトの時代が始まった。【加藤裕一】

ジェイ・ホワイト(後方)はブレードランナーから片エビ固めで棚橋を下しIWGPヘビー級新チャンピオンとなる(撮影・宮崎幸一)
ジェイ・ホワイト(左)は棚橋を下しIWGPヘビー級新チャンピオンとなる(撮影・宮崎幸一)

関連するニュースを読む

内藤哲也、タイチ下し防衛「必死さは伝わってきた」

初防衛に成功しマイクパフォーマンスをする内藤(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇3日◇北海きたえーる

IWGPインターコンチネンタル選手権王者・内藤哲也(36)が挑戦者のタイチ(38)を21分31秒、デスティーノからの片エビ固めで下し、防衛に成功した。試合後は同タイトルを保持したまま棚橋弘至(42)が持つIWGPヘビー級王座を奪いにいくことをあらためて明言した。IWGPタッグ、同ジュニアタッグ選手権も行われ、いずれも内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢が防衛した。

波乱の幕開けも、最後は王者・内藤が、きっちり締めた。登場時、花道に突如現れた飯塚に背後から脚立で殴られ、さらにタイチにブラックメフィストを決められ、目をつぶったまま控室に運ばれた。ドクターチェック後、左肩を押さえながら再びリングへ。劣勢から徐々に流れをつかみ、最後は得意のデスティーノでタイチを沈め、6089人の札幌の観衆の前で「俺はインターコンチネンタル王座を持ちながら、ヘビー級を狙う」と公言した。

因縁の相手だった。昨年1月23日、タイチの15周年記念試合で対戦後、ヘビー級への転向を勧めたのが内藤だった。力を伸ばしてきた相手の挑戦を真っ向から受け止め、しっかり実力ではね返した。北海道出身のタイチに向け「冬の札幌は何かが起こる。何かしようという必死さは伝わってきたが、もう1歩、踏み出す勇気を見せてほしいですね」と注文をつけた。

内藤に持ってきたマイクスタンドで殴られるタイチ(手前)(撮影・佐藤翔太)

関連するニュースを読む

内藤がIC防衛!ヘビーと2冠狙う「あっせんなよ」

初防衛に成功しマイクパフォーマンスをする内藤(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇3日◇北海きたえーる

IWGPインターコンチネンタル選手権王者・内藤哲也(36)が挑戦者のタイチ(38)を21分31秒、デスティーノからの片エビ固めで下し、防衛に成功した。

試合後、内藤は「俺はインターコンチネンタル王座を持ちながら、ヘビー級を狙いにいく。その偉業を楽しみに待ってて下さい。その日まで、トランキーロ。あっせんなよ」と締めた。

また、この日、IWGPタッグ選手権はSANADA、EVIL組、ジュニアタッグ選手権は鷹木信悟、BUSHI組が制し、いずれも内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢が防衛した。

タイチ(手前)にデスティーノを決める内藤(撮影・佐藤翔太)

関連するニュースを読む

天山の思いは届かないのか、飯塚高史の暴挙止まらず

天山広吉の首をマイクコードで絞める飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇3日◇北海きたえーる

天山広吉(47)の思いは、またも通じなかった。成田蓮(21)とのタッグで、飯塚高史(52)、TAKAみちのく(45)と対戦。2日に引き続き、開始前にマイクパフォーンマンスで21日に引退する飯塚に「いつまでも狂ってるんじゃねえ。友情タッグ復活しよやないかあ」と呼びかけたが、直後に飯塚に腹を蹴られ、その後も立て続けに攻撃されまくった。

試合は、9分47秒、飯塚組の反則負け。飯塚は試合後、マイクを手にして何かを話すと思われたが、コードで天山の首を絞め上げた。さらに、自分が引っ張り上げたコードに足を取られ転倒するシーンも。引き揚げる際、故郷北海道のファンから「辞めないでえ」と呼びかけられ、拍手で見送られても終始、野獣のような表情を浮かべるだけだった。

飯塚はその後、メインのIWGPインターコンチネンタル選手権で王者・内藤哲也(36)の登場時に、花道に突然、現れて内藤を急襲。脚立で攻撃し、会場から大ブーイングを浴びていた。

入場シーンで突如現れた飯塚高史に襲われる内藤哲也(手前)(撮影・佐藤翔太)
アイアン・フィンガー・フロム・ヘルで天山広吉(右手前)を攻撃する飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

関連するニュースを読む

内藤&タイチ調印式「起こす!」冬の札幌で事件予告

IWGPインターコンチネンタル選手権の調印式を行ったタイチ(左)と内藤(右)(撮影・黒川智章)

新日本プロレスは1日、3日の札幌大会で行われるタイトルマッチの調印式を札幌市内で行った。

IWGPインターコンチネンタル選手権王者・内藤哲也(36)は「このベルトを持ったままヘビー級も取りに行く。史上初の偉業を目指す」と、挑戦者のタイチ(38)を挑発。北海道出身のタイチは「冬の札幌は何かが起こる。どんな手を使ってでも起こす。楽しみにしてろよ。じゃあな」と会見場を後にした。また、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(42)と挑戦者ジェイ・ホワイト(26)も、11日大阪大会でのタイトルマッチ調印式を行った。

IWGPインターコンチネンタル選手権の調印式で握手するタイチ(左)と内藤(右)(撮影・黒川智章)

関連するニュースを読む

内藤哲也は焦り気味?防衛戦前に史上初の2冠プラン

グロッギーのタイチ(下)を見下す内藤(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)が史上初の2冠プランを語った。

この日はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間を率い、鈴木軍と10人タッグで対戦。

EVILが金丸を倒して勝利した。内藤も、ここ数戦やられていたタイチ(38)相手に急所蹴りやデスティーノを決め、リベンジに成功。試合後、場外で倒れるタイチの頭に氷嚢(ひょうのう)をあてて肩を貸したかと思えば、すぐさま柵にたたきつける。タイチの持ってきたマイクスタンドを持ち、ふりかぶったかと思えば殴らない。自由気ままな動きでタイチをこき下ろした。

1月4日の東京ドーム大会でクリス・ジェリコを下し、IWGPインターコンチネンタルのベルトを獲得。2月3日に札幌で行われる防衛戦でタイチを迎え撃つが「みなさまの予想通り、おれが防衛することになりますよ」と予告。その上で「去年の10月の両国大会を思い出してください」とIWGPヘビー級王者だったケニー・オメガにUSヘビー級王者だったCodyが挑戦した例をあげ、「他の王座を保持しながらIWGPヘビー級王者に挑戦することは可能ってことでしょ? じゃあ、俺はそこを狙っていこうかな。史上初の偉業を目指しますよ」。前人未到のIWGPインターコンチネンタルとIWGPヘビー級両ベルト保持を目標に掲げた。

グロッギーのタイチ(下)にマイク攻撃をするふりをする内藤(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

タイチが内藤を粉砕!2・3札幌は伝説級事件の予感

イリミネーションマッチで最後に残って勝利したタイチ(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇28日◇後楽園ホール

タイチ(38)が内藤哲也(36)をボコボコにした。

メインで内藤率いるロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン軍と鈴木みのる率いる鈴木軍が最後の1人になるまで戦うイリミネーション方式で対戦。2月3日の札幌大会で内藤の持つIWGPインターコンチネンタルのベルトに挑戦するタイチは、内藤がリングインしてすぐに奇襲。場外に連れだし、頭を壁にぶつけ、さらにパイプイスでも殴打。リング上ではレフェリーの目の届かぬところで急所も攻撃。最後は残り2人となり、エプロンに追い詰めた内藤を蹴り落とし、勝利をおさめた。

タイチは場外で急所をおさえ痛がる内藤を見下ろしながら「どうした? そんなとこ押さえて。たいしてデカくもねえくせに痛がってよ」とこきおろし、内藤ら「ロス・インゴ~」のファンに対しても「てめえら、内藤と一緒に今までガタガタ言ってすみませんでした、って3つ指ついて俺に謝る準備しとけよ」と挑発。大ブーイングを浴びた。

冬の札幌といえば、1984年(昭59)に藤原喜明による長州力の襲撃事件が有名。藤原が、長州対藤波の試合前に乱入し、長州を血だるまにした。タイチはバックステージでその事件を引き合いに出し、「何年ぶりにあれ以上のことを起こすかもな。楽しみにしとけよ。アディオス、カブロン」と内藤の決めせりふを使って不敵に予告した。

関連するニュースを読む

内藤にタイチ急所攻撃 2・3へ「生きててくれよ」

勝利し、高笑いする鈴木軍のタイチ(左)と鈴木みのる

<新日本:春日部大会>◇26日◇埼玉・ウイングハット春日部

タイチ(38)が白いベルトの初奪取へはずみをつけた。鈴木軍の一員として、2月3日の札幌大会で挑戦するIWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン軍と10人タッグで対戦。

途中、内藤と1対1となった際にレフェリーの目を盗んで急所を攻撃。内藤に大ダメージを与えた。最後はBUSHIをキックで倒した後、天翔十字鳳を決め、勝利した。札幌では、内藤らロスインゴ勢が持つ3つのベルトにいずれも鈴木軍が挑戦する。この日はリングサイドにあったベルトを奪い、2月3日の勝利を予告するかのように、リング上で記念撮影をきめた。

ほんのり日焼けしたタイチは「サイパン合宿で走りこみ、スクワット決めてきたから」とその成果を実感。「内藤よ、札幌でバーンってやってやるから、それまで生きててくれよ」と故郷北海道での大暴れを予告した。

やられた内藤は「あんな反則しやがって汚いぞ、なんでて俺は言わないよ。俺もかつて使っていたわけだし。そんなことより、彼の目、見た? ギラギラして、この状況を楽しんでる。あんな目を見せられたら、期待せずにはいられないよ」と勢いづく相手を称賛。「すべてはあなた次第ですよ。みなさまと俺の期待を裏切るなよ、カブロン」と札幌での激闘を心待ちにした。

関連するニュースを読む

冬の札幌は何か起こる…内藤哲也にタイチから襲撃

「間違って来ちゃった」と試合後に内藤を急襲したタイチ(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇21日◇後楽園ホール

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)が2月3日札幌で行われる防衛戦相手タイチ(38)に襲われた。

新日本プロレスとメキシコ団体CMLLの合同興行が後楽園ホールで最終日を迎え、内藤は、BUSHI、鷹木、テリブレと組み、YOH、SHO、トーア・ヘナーレ、小島聡組と対戦。敵のヘナーレにとどめを刺そうとした瞬間、背後からタイチがリングに乱入。盗まれたインターコンチネンタルの白いベルトで殴打され、ブラックメフィストを食らって、足で顔をおさえつけられるなど屈辱を受けた。タイチら鈴木軍の横行で試合は無効となった。

前日20日、内藤は今シリーズで14日以降試合に出場せず、アクションもないタイチに対し「どこで何してるんだろうねぇ。このまま、静かに静かに次のシリーズ(26日から)が開幕するのを待つのであれば、それで構わないけどね」と不満をみせていた。それを受けて、タイチは「こっちは毎日毎日やることあんだよ。今日はたまたま間違えて来ちゃっただけ」と話し「冬の札幌は何か起こるんだろ? 全部俺次第かもしれないな」と不敵な笑みをみせた。

ぐったりした内藤は、抱えられたまま言葉なく控室へ消えた。

関連するニュースを読む

内藤哲也がヘナーレ挑発「かまってやるぜカブロン」

試合後にトーア・ヘナーレを挑発した内藤哲也(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

インターコンチネンタル王者内藤哲也(36)がトーア・へナーレ(25)の奮起を促した。

毎年恒例のルチャリブレの祭典「ファンタスティカマニア」の後楽園大会が行われ、内藤は鷹木、BUSHI、メキシコのテリブレとタッグを組み、ヘナーレ、風神、雷神、小島聡組と対戦。テリブレが小島にウエスタンラリアットを食らって敗れたが、内藤らロス・インゴメンバーはへナーレに集中攻撃を浴びせた。

ニュージーランド出身で16年に新日本入りしたへナーレは、1月11日の大阪大会で内藤に対し「お前から勝利をもぎ取ってやる。そしてそのベルトに挑戦する」と宣戦布告。このシリーズを通し、内藤と抗争を繰り広げてきた。

試合後、内藤は「おれの中では、彼はもうヤングライオンではなく、ほんの一歩抜け出した選手というイメージなんだよね。頑張るだけで応援されるのはヤングライオンなんだよ。頑張っているだけじゃ、なにも変わらないよ。プラスアルファがないと。その上にはいけないんじゃないの?」と挑発。「月曜の最終戦で何か結果を出したところで、次のタイトルマッチの相手も決まっているから。ということは彼に残されたチャンスは日曜日しかないんじゃないの? 日曜に結果を出さないと、あの目標はなんだったの? せっかく俺がかまってあげてんだから、こんなチャンスないからね。目の色変えて、日曜に後楽園に来いよ。かまってやるぜ、カブロン!」と20日の対戦を心待ちにした。

関連するニュースを読む