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内藤哲也、初黒星に無言 ファレは「安らかに眠れ」

<新日本G1クライマックス27:町田大会>◇23日◇町田市総合体育館◇観衆4598人(札止め)

 Aブロック第3戦が行われ、2連勝と好スタートを切った内藤哲也が、バッドラック・ファレに敗れ、今大会初黒星を喫した。

 内藤は、先制攻撃で試合の主導権を握ろうとしたが、徐々にファレのパワーに押し込まれていく。最後は、デスティーノを2度も返され、バッドラックフォールに沈んだ。

 試合後、内藤はノーコメント。ファレは「見たか、内藤。勝ったぞ。昨日のダリルと同じようにバラバラにしてやったぞ。内藤、バラバラなまま、安らかに眠れ」とコメントした。

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内藤哲也「順当な結果でしょう」開幕2連勝でV自信

「G1CLIMAX27」Aブロック・YOSHI-HASHI対内藤哲也。2連勝の内藤哲也(撮影・酒井清司)

<新日本:後楽園大会>◇21日◇1728人(札止め)

 G1クライマックス27のAブロック第2戦が行われ、メインで内藤哲也がYOSHI-HASHIを破り開幕2連勝とした。

 内藤は、YOSHI-HASHIのバタフライロックなど、粘りに苦しめられたが、相手がカルマで決めに来るところを、逆に変形のデスティーノで逆襲。さらに正調のデスティーノでとどめを刺した。

 内藤は試合後「開幕2連勝、順当な結果でしょう。オレが2連勝するのは当然で、オレの優勝も堅いでしょう。あとは決勝でオレの目の前に立つのは誰かということ。Bブロックの戦いをじっくり見ていきましょうか」とコメントした。

「G1CLIMAX27」Aブロック・YOSHI-HASHI対内藤哲也。YOSHI-HASHI(上)を攻める内藤哲也(撮影・酒井清司)

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内藤が天才対決制す「G1優勝したく」、飯伏は無視

飯伏(手前)をデスティーノでマットに沈める内藤(撮影・河野匠)

<新日本:札幌大会>◇17日◇北海きたえーる

 Aブロックで内藤哲也(35)が、2年ぶり出場の飯伏幸太(34)を激闘の末に破った。4年ぶり2度目の優勝を勝ち取って東京ドーム大会のメインイベンターの座を奪うべく、好スタートを切った。今年が最後のG1となる永田裕志(49)は黒星発進となった。

 場内の飯伏コールを内藤コールがかき消す。ファンの人気の差を証明するように、内藤が飯伏を粉砕した。天才といわれる2人が交錯した大激戦。コーナー最上段からのパイルドライバーなど危険な技もはね返し、最後は後方宙返り式リバースDDTのデスティーノ2連発で試合を決めた。

 「初戦に勝ったからって何? 飯伏に勝った、だから何だよ。オレはG1に優勝したくてエントリーしているんだ。飯伏に勝ちたいからじゃない」。試合後、内藤は2年ぶりに新日本に復帰した飯伏を皮肉るようなコメントをした。新日本でブレークした飯伏を追いかけるように16年に大ブレーク。飯伏が新日本を退団した後に現在の地位を築いただけに心情は複雑だ。だからこそ開幕戦で勝つ意味は大きかったが、あえて飯伏を無視した。

 6月に9カ月間保持したIWGPインターコンチネンタル王座を棚橋に奪われて無冠となった。今、ベルト以上に目標としているのは東京ドーム大会のメインイベントで試合をすることだ。13年にはG1を初制覇し、その権利をつかんだが、メインは、内藤がオカダに挑戦したIWGPヘビー級選手権ではなく、ファン投票で決まった中邑-棚橋に奪われた。「G1はオレにとって最大の踏み台。東京ドームのメインに立つために、G1優勝しかない」と言う。

 試合後、激闘の余韻の残るリングで内藤は、ファンと一緒にユニット名の「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」と叫んだ。それは、4年ぶりG1制覇へのときの声に聞こえた。【桝田朗】

 ◆G1クライマックス 91年に始まった新日本プロレスのシングルのリーグ戦。今年は20選手が2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、各組1位同士が8月13日に東京・両国国技館で優勝決定戦を行う。リーグ戦は勝ち点制。勝ちは2点、負けと無効試合は0点、引き分けは1点

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内藤哲也が飯伏撃破「次の大合唱は21日の後楽園」

飯伏(手前)にデスティーノを見舞う内藤(撮影・河野匠)

<新日本:札幌大会>◇17日◇北海きたえーる◇観衆6189人

 Aブロック初戦が行われ、メインで内藤哲也が、2年ぶり出場の飯伏幸太を破った。

 同学年で互いに意識してきた2人だが、新日本では15年にまず飯伏がブレーク。16年2月に飯伏が新日本を退団したが、その年に大ブレークしたのが内藤だった。G1での対戦が決まると、内藤が飯伏を「過去の栄光だけでG1に出てきた人に負けるわけがない。飯伏はオレの視野の中にはない」と一方的に攻撃していた。

 試合では、天才と言われた2人の才能が交錯。危険な技を容赦なく繰り出し合い、壮絶な死闘となった。飯伏の窮地に飯伏コールが起きると、それを内藤コールの大合唱が打ち消す。飯伏のいない間に人気、実力両面で不動の地位を築いた内藤への期待度が、そのまま試合結果となった。

 最後は、内藤が必殺のデスティーノ2連発。試合後は、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンのユニット名を満員の大観衆と合唱し、大会を締めた。内藤は「初戦に勝った、だから何? 飯伏に勝った、だから何だよ。オレはG1に優勝したくてエントリーして、飯伏に勝ちたいからじゃない。1番の消化試合が飯伏戦だと言ったでしょう? 次の公式戦は21日の後楽園。次の大合唱は21日の後楽園だ」と満足そうに話した。一方、敗れた飯伏はインタビューコーナーに来ると「すみませんでした。ありがとうございました」と土下座した。

飯伏を下し、歓声に応える内藤(撮影・河野匠)

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内藤哲也G1は1・4東京Dの「踏み台」開幕飯伏戦

内藤哲也(2016年1月4日撮影)

 新日本プロレスで無冠の内藤哲也(35)が、G1クライマックスを踏み台に、悲願の東京ドームメイン進出に挑む。内藤は今日17日に北海道立総合体育センターで開幕する同大会Aブロック初戦で飯伏と対戦。優勝すれば1・4東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級王座挑戦権を獲得できるが、いきなりの強敵が立ちはだかる。

 しかし、内藤はかつて同年齢で意識し合ったライバルを「過去の栄光だけでG1にエントリーしてきた。今、オレの視界には入っていない」と切り捨てる。15年に大ブレークし、16年2月に新日本を退団した飯伏と入れ替わるように大ブレークした。IWGPインターコンチネンタル王座を棚橋に譲ったが、今や不動の地位を築いた男の野望は、G1優勝のみだ。「元々、ベルトには興味がない。オレが追いかけるのは、東京ドームでのメインに立つこと。G1はその踏み台」と言い放った。

 ◆G1クライマックスのルール A、B2つのブロックに分けリーグ戦を行い、各組1位が優勝決定戦を行い優勝者を決める。リーグ戦は勝ち点制で、全ての勝ちは2点、負けと無効試合は0点。引き分けは1点。優勝者は賞金1000万円。

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王者オカダ、G1優勝宣言「チャンピオンの戦いを」

G1クライマックス開幕を控え一堂に会する選手たち(撮影・松本俊)

 17日に開幕する新日本プロレスの真夏の最強王者決定戦「G1クライマックス27」の出場全選手による記者会見が15日、都内の明治記念館で行われた。

 AブロックのIWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至は「Bブロックにはたくさんのチャンピオンがいるが、Bブロックはボクだけ。チャンピオンとしてBブロックを勝ち上がって、Bブロックは誰かな? 主演映画も決まりましたし、G1覇者として主演映画の制作に臨みたいと思います」とあいさつした。

 19年連続19度目の出場で、今大会を最後にG1卒業を宣言している永田裕志は「思い切り自分の力をぶつけて、最後は笑って栄冠を勝ち取りたい」と決意を話した。

 2年ぶり3度目の出場となる飯伏幸太は「今回も始めから全力を出し尽くし、いい結果を出したいと思います。大爆発します」と話した。17日の開幕戦で飯伏と対戦する内藤哲也は「彼はこの1年、何試合したのか。すばらしい期待を背負っているのも知っているが、年間10試合でベストが出せるのなら、新日本でも10試合しかやらないよ。まあ、札幌のリングではっきり分かります。がっかりさせないで欲しいと、心の底から思っています」と挑発した。

 Bブロックでは優勝候補のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが「Bブロックにチャンピオンが集まっているといいますが、ボクの中では本物のチャンピオンはボク1人。ボクがチャンピオンの戦いを選手たちにもファンの皆さんにもお見せします」と堂々と宣言した。昨年の優勝者でIWGP・USヘビー級王者ケニー・オメガは「昨年、初の外国人としてG1に優勝したが、今年は外国人として初の2連覇をしてみせる」とこちらも優勝宣言した。

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新日G1カード発表、開幕戦は内藤哲也vs飯伏幸太

 新日本プロレスは27日の後楽園大会で、今夏のG1クライマックス27の各大会主要カードを発表した。

 開幕戦となる7月17日の札幌大会では、Aブロックで内藤哲也と飯伏幸太が激突。IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至は、ザック・セイバーJrと対戦する。Bブロックの開幕戦となる7月20日の後楽園大会では、SANADA-EVILのロスインゴベルナブレス・デ・ハポン同士の対決が実現。鈴木みのるとケニー・オメガの注目対決も組まれた。8月1日の鹿児島大会では、Aブロックの棚橋弘至-飯伏幸太戦。8月8日の横浜大会ではBブロックのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと鈴木みのるが対戦する。8月11日の両国大会ではAブロックの棚橋-内藤戦。同12日の両国大会ではBブロックのオカダ-オメガ戦が行われる。A、Bブロックの1位が、同13日の両国大会の優勝決定戦で激突する。

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8・1鹿児島で棚橋弘至と飯伏幸太激突 新日本G1

棚橋弘至

 新日本プロレスは27日の後楽園大会で、今夏のG1クライマックス27の各大会主要カードを発表した。

 ▽7月17日北海きたえーる大会(Aブロック)

 棚橋弘至-ザック・セイバーJr.

 飯伏幸太-内藤哲也

 ▽7月20日後楽園大会(Bブロック)

 SANADA-EVIL

 鈴木みのる-ケニー・オメガ

 ▽7月21日後楽園大会(Aブロック)

 飯伏幸太-ザック・セイバーJr.

 YOSHI-HASHI-内藤哲也

 ▽7月22日後楽園大会(Bブロック)

 ケニー・オメガ-タマ・トンガ

 鈴木みのる-SANADA

 ▽7月23日町田大会(Aブロック)

 飯伏幸太-石井智宏

 真壁刀義-後藤洋央紀

 ▽7月25日福島大会(Bブロック)

 矢野通-ケニー・オメガ

 オカダ・カズチカ-SANADA

 ▽7月26日仙台大会(Aブロック)

 真壁刀義-飯伏幸太

 棚橋弘至-後藤洋央紀

 ▽7月27日新潟大会(Bブロック)

 鈴木みのる-EVIL

 マイケル・エルガン-ケニー・オメガ

 ▽7月29日愛知大会(Aブロック)

 棚橋弘至-YOSHI-HASHI

 石井智宏-内藤哲也

 ▽7月30日岐阜大会(Bブロック)

 小島聡-ケニー・オメガ

 ジュース・ロビンソン-オカダ・カズチカ

 ▽8月1日鹿児島大会(Aブロック)

 永田裕志-石井智宏

 棚橋弘至-飯伏幸太

 ▽8月2日福岡大会(Bブロック)

 小島聡-鈴木みのる

 ケニー・オメガ-EVIL

 ▽8月4日愛媛大会(Aブロック)

 内藤哲也-ザック・セイバーJr.

 棚橋弘至-真壁刀義

 ▽8月5日大阪大会(Bブロック)

 小島聡-SANADA

 オカダ・カズチカ-EVIL

 ▽8月6日浜松大会(Aブロック)

 真壁刀義-内藤哲也

 棚橋弘至-石井智宏

 ▽8月8日横浜大会(Bブロック)

 ケニー・オメガ-SANADA

 オカダ・カズチカ-鈴木みのる

 ▽8月11日両国大会(Aブロック)

 飯伏幸太-後藤洋央紀

 棚橋弘至-内藤哲也

 ▽8月12日両国大会(Bブロック)

 矢野通-鈴木みのる

 オカダ・カズチカ-ケニー・オメガ

 ▽8月13日両国大会(優勝決定戦)

 Aブロック1位-Bブロック1位

飯伏幸太

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G1クライマックス、オカダと昨年Vオメガが同組に

G1クライマックス26優勝のケニー・オメガ(2016年8月14日撮影)

 新日本プロレスは26日の後楽園大会で、今夏のG1クライマックス27大会のブロック分けを発表した。

 Aブロックは、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至、真壁刀義、石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、バッドラック・ファレ、永田裕志、ザック・セイバーJr.、飯伏幸太、内藤哲也。BブロックはIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、矢野通、小島聡、マイケル・エルガン、ジュース・ロビンソン、タマ・トンガ、SANADA、EVIL、鈴木みのる、昨年覇者のケニー・オメガという顔ぶれになった。

 対戦カードは27日の後楽園大会で発表される。G1は7月17日の札幌大会で開幕し、8月13日の両国国技館大会で決勝が行われる。

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新日本がG1クライマックスに棚橋ら20人出場

 新日本プロレスは20日の東京・後楽園大会で、今夏のG1クライマックス27大会の出場者20人を発表した。

 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、同インターコンチネンタル王者棚橋弘至、NEVER無差別級王者鈴木みのるのほか、ベテランで連続出場記録を更新中の永田裕志が、19年連続19度目の出場を決めた。昨年、出場権を天山広吉に譲った小島聡も2年ぶり15度目の出場を決めた。

 内藤哲也は8年連続8回目、ゴールデンスター、飯伏幸太は2年ぶり3度目の出場。ザック・セイバー・ジュニアとジュース・ロビンソンが初出場となった。

 その他の出場者は真壁刀義、マイケル・エルガン、後藤洋央紀、石井智宏、矢野通、YOSHI-HASHI、昨年覇者のケニー・オメガ、タマ・トンガ、バッドラック・ファレ、SANADA、EVIL。G1は7月17日の札幌大会で開幕し、8月13日の両国大会で決勝が行われる。

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新日本がWWEに対抗 IWGP USヘビー級新設

防衛から一夜明け会見した王者オカダ・カズチカ

 新日本プロレスは12日、7月1、2日に開催する米ロサンゼルス大会のカードを発表した。米国本格進出に伴って実施する「IWGP USヘビー級王座決定トーナメント」は、ケニー・オメガや内藤哲也ら8人が参加。1日に1回戦を行い、2日に準決勝、決勝で初代王者を決める。

 米国進出は、木谷高明オーナーが世界最大のWWEに対抗し、新たな市場を米国で開拓するために行う。その記念すべき第1弾に新設した「IWGP USヘビー級王座」は、今後の米国展開の目玉ともなるタイトルだ。1回戦もオメガ-エルガン、内藤-石井など注目カードを用意した。

 同時に、11日の大阪大会で60分時間切れ引き分けという死闘の末、王座を防衛したIWGPヘビー級王者オカダが、7月1日に元WWEのスターCodyと防衛戦を行うことも決定。IWGPインターコンチネンタル新王者棚橋も、同2日にビリー・ガンとの初防衛戦が組まれた。

 オカダは「米国で新日本(主催)の大会というだけでもテンションが上がる。IWGPのベルトをかけた戦いを米国のファンや世界に届けたい」と抱負を語った。【桝田朗】

新日本・USヘビー級王座決定戦トーナメント

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王者オカダ「最高の60分」ケニーとの死闘振り返る

ケニー・オメガ(左)にレインメーカーを浴びせるオカダ・カズチカ(2017年6月11日撮影)

 新日本プロレスは12日、都内の事務所で11日大阪城ホール大会の一夜明け会見を行った。

 宿敵ケニー・オメガと60分時間切れ引き分けの死闘を演じ、6度目の防衛を果たした王者オカダ・カズチカ(29)は「昨日はなかなか眠ることができませんでした。60分の戦い、その時の興奮がずっとさめなかった。60分はボクの中でも初めて。ケニー・オメガは強かった。あらためて最高の60分だった」と振り返った。

 同日、次期シリーズと、7月1、2日に開催される米ロサンゼルス大会のカードが発表された。オカダは7月1日に、元WWEのスター選手だったCodyを挑戦者に7度目の防衛戦が正式決定。「Codyはカッコいいと思う。ボクとどっちがカッコいいかLAで極めたらいい。米国で知名度のある選手だから、新日本にもオカダというすばらしいレスラーがいることを示したい」と抱負を語った。

 また、ロサンゼルス大会では、「IWGP USヘビー級王座」が新設され、2日間にわたり、初代王座決定トーナメントが開催されることも決まった。トーナメントには8人が出場。1回戦のカードは、ケニー・オメガ対マイケル・エルガン、ジェイ・リーサル対ハングマン・ペイジ、ジュース・ロビンソン対ザック・セイバーJr.、石井智宏対内藤哲也となっている。

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棚橋弘至が王座奪取「まだ死んでなかったでしょ」

インターコンチネンタル王座を獲得し、リングサイドでガッツポーズする棚橋(撮影・田崎高広)

<新日本:大阪大会>◇11日◇大阪城ホール

 エース棚橋弘至(40)が、IWGPインターコンチネンタル王座奪取を果たした。

 棚橋はセミで5度目の防衛を目指した内藤哲也と対戦。5月の米国遠征で負傷した右腕に集中攻撃を浴びながら耐え抜いた。最後は、ハイフライフローから、内藤の右膝をきめるテキサスクローバーホールドでギブアップを奪った。

 試合後、棚橋はインタビューコーナーに来ると、机の上に横になった。「まだ、死んでなかったでしょ。棚橋、STILL ALIVEです」と、あえぎながら言葉を絞り出した。つらそうに立ち上がると、ボロボロになったインターコンチネンタル王座のベルトを腰に巻いた。「今日、久しぶりにこのベルトは腰に巻かれるという役目を与えられた。それで初めてこの世に存在します」と、ベルトを、いとおしそうにさわった。

内藤にハイフライフローを決める棚橋(撮影・田崎高広)

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王者オカダ、挑戦者オメガの先制口撃に大人の対応

11日の大阪城ホール大会を前に、IWGPヘビー級選手権の公開調印式に臨んだ王者オカダと挑戦者オメガ(撮影・桝田朗)

 新日本プロレスは9日、東京・後楽園ホールで、11日の大阪城ホール大会で行うIWGPヘビー級選手権など、6つのタイトル戦の公開調印式を行った。

 IWGPヘビー級選手権では、1・4東京ドーム大会以来の挑戦となるケニー・オメガが「オカダ、人々はお前のことを信頼しているのかな? ファンはインスピレーションを与えて欲しいと思っているが、お前は与えられているのかな? この試合でどちらが世界一なのか、しっかり決めようじゃないか」と挑発。王者オカダは「ボクはケニーのように、ああだこうだ言うつもりはない。プロレスラーは超人なので、超人同士の試合をみなさん、楽しみにしていてください」と、さらりとかわした。

 IWGPインターコンチネンタル選手権では、この日の後楽園大会から復帰する棚橋弘至が挑戦者として登場。「大阪城で勝って、ベルトを作り直します」と、王者内藤哲也の手によってボロボロにされたベルトの奪還を誓った。一方の内藤は「棚橋選手の発言はすべて言い訳。文句があるなら、オレからベルトを奪って、オレを黙らせてください。宣言通り、大阪城ホール大会でインターコンチネンタル王座は封印したいと思います。封印が認められなければ、ベルトは返上します。インターコンチネンタル王者内藤は、大阪城ホール大会で最後です。棚橋選手は結果でオレを黙らせてほしい」と話した。

 NEVER無差別級選手権は、CHAOSの後藤洋央紀が、鈴木軍の王者鈴木みのるに挑戦する。軍団同士の威信をかけた戦いは、ともに軍団の仲間がリングを取り囲み、場外に落ちた選手をリングに戻すランバージャック・デスマッチ形式の試合となる。後藤は「この抗争を長引かせるつもりはない。大阪でしっかり決着をつけ、ハッピーエンドで終わらせたいと思います」と発言。鈴木は「この戦いはCHAOS対鈴木軍の戦いじゃない。新日本プロレス対鈴木軍の戦いだ。腹をくくって来い」と後藤を挑発した。

11日の大阪城ホール大会で行われるIWGPインターコンチネンタル選手権の公開調印式に臨んだ王者内藤と挑戦者棚橋(撮影・桝田朗)

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オカダ・カズチカvsオメガ6・11IWGPヘビー

オカダ・カズチカ(写真は2017年1月6日)

 新日本プロレスは9日、6月11日の大阪城ホール大会の主要カードを発表した。

 メインでは、3日の福岡大会で5度目の防衛を果たしたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが、ケニー・オメガと6度目の防衛戦を行う。オメガとは1月4日の東京ドーム大会で46分45秒の死闘を演じて以来の再戦。IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也は5度目の防衛戦で棚橋弘至の挑戦を受ける。NEVER無差別級選手権は新王者鈴木みのるが前王者後藤洋央紀とのリマッチを、ランバージャック・デスマッチ方式で行う。

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内藤哲也「手のひらの上」時期挑戦者をボッコボコ

<新日本:後楽園大会>◇22日◇後楽園ホール◇観衆1686人(超満員札止め)

 IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也が、次期挑戦者ジュース・ロビンソンを一蹴した。

 29日の大分・別府大会で4度目の防衛戦を行う内藤は、セミの10人タッグでロビンソン組と対戦。抜群のコンビネーションでチーム戦でも圧倒。ロビンソンに対しては、そのロングヘアーを後ろから引っ張り、散々に痛めつけた。

 試合後は「ジュースが初めて新日本に来たとき、最初にタッグを組んだのがオレ。その後は、オレを倒すことも、爪痕を残すこともできなかった。別府でのタイトルマッチも相手がオレだから、ビッグマッチのメインに出られる。要するにすべてオレのおかげ。すべては、オレの手のひらの上ってことだ」と、ロビンソンを見下して喜んでいた。

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新日本オカダ「やばいファレと戦いたい」日程発表

両国大会で4度目の防衛を果たし一夜明け会見に出席したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ

 新日本プロレスは10日、都内の事務所で会見し、次期シリーズのカードを発表した。

 22日の後楽園大会から始まり、27日の広島グリーンアリーナ小アリーナ大会では、NEVERム無差別級王者後藤洋央紀に、鈴木みのるが挑戦。

 29日の大分・別府ビーコンプラザ大会では、IWGPジュニアヘビー球王者高橋ヒロムがリコシェの挑戦を受ける。また同大会のメインでは、IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也が、ジュース・ロビンソンを相手に4度目の防衛戦を行う。

 5月3日の福岡国際センター大会では、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが、バッドラック・ファレの挑戦を受ける。この日一夜明け会見に臨んだオカダは「ニュージャパン・カップも柴田に負け準優勝している。柴田を倒したら、次に強いのはファレ。どうせ戦うならやばいファレと戦いたい。ファレは昔ながらの外国人タイプで、まだまだ持っているものもある。大暴れしないと、ボクには勝てない。そのファレをボクが倒したら、オレは強いなと思う」と話していた。

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内藤哲也「次の挑戦者オレだ」ロビンソンから逆指名

<新日本:両国大会>◇9日◇両国国技館

 IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也に、新たな挑戦者が出現した。

 第5試合の8人タッグで、内藤は田口ジャパンの新鋭ジュース・ロビンソンにまさかのピンフォール負け。試合後、ロビンソンから「次の挑戦者はオレだ!」と逆指名された内藤は「痛かったよ」と、技を食らった頭を抱えながらタイトル戦にはあえて口を閉ざした。また、田口ジャパンの田口■祐監督は「ジュースが内藤に勝ったのは金星じゃない。田口ジャパンに入って成長した」と喜んでいた。

※■は隆の生の上に一

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こけし本間に代わり永田裕志が出場 新日本のNJC

負傷欠場の本間に代わりNJC出場が決まった永田裕志(撮影・桝田朗)

 11日に開幕する新日本プロレスのニュー・ジャパン・カップ(NJC)2017公開記者会見が7日、東京・後楽園ホールで行われた。

 同大会は、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ、同インターコンチネンタル王者内藤哲也、NEVER無差別級王者後藤洋央紀の3大タイトル保持者を除く16選手が出場。優勝者は、4月9日の両国国技館大会で、3大タイトルのうち希望する王座に挑戦できる。

 11日の愛知県体育館大会からスタートし、20日のアオーレ長岡大会で優勝決定戦が行われる。頸椎(けいつい)損傷で入院中の本間朋晃に代わり、永田裕志の出場が決定。1回戦でタンガ・ロアと対戦する。永田は「NJCは2017年で卒業させていただく予定でしたが、まだ卒業させてもらえないようです。まだ、オレの力が必要だってことでしょうか」とコメント。エース復権を期して1回戦でEVILと対戦する棚橋弘至は「もう蚊帳の外は十分です。新日本の中心に戻ります。NJCに勝てば100手先まで見えています。1回戦はどうにか勝てそうなので、必ずもう1度中心に戻ります。NJC、ちょっくら優勝してきます」とアピールした。しかし、会見終了後に、観客席に向けてポーズをつくっていると、EVILから襲撃を受けた。パイプいすで殴られるなど大きなダメージを受け、若手選手の肩を借りて会見場から引き上げて行った。

 1回戦屈指の好カードは鈴木みのる-柴田勝義戦。会場では隣り合わせの席に座ったが、鈴木は柴田にちょっかいを出し続けた。鈴木は「1回戦で当たる柴田君、正々堂々と男の戦いをしようじゃないか。柴田君、昨日のように」とコメント。6日の大田区大会で柴田とジャック・セイバーJr.戦に乱入し、柴田のブリティッシュヘビー級王座陥落の手助けをした行為を引き合いに、柴田を挑発。一方の柴田は「いろんなものを失って、今ここにいます。NJC、人の力に頼ることなく、自分の力で勝ち進みたいと思います。以上」と冷静に対応した。それでも、鈴木の挑発行為は収まらず、記念撮影の後は乱闘となった。

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内藤哲也がエルガン退けIWGPインターコンチ防衛

<新日本:大阪大会>◇11日◇エディオンアリーナ大阪

 新日本プロレスの大阪大会が11日、エディオンアリーナ大阪で行われ、IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(34)がマイケル・エルガン(30=カナダ)の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

 互いの必殺技を返し合う消耗戦となり最後は内藤がデスティーノで仕留めた。IWGPジュニアヘビー級選手権は王者高橋ヒロムが、挑戦者のドラゴン・リーを破って初防衛。試合後、田口が挑戦者に名乗り出た。

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森葉子アナと交際のオカダ「プロレスで盛り上げる」

 東京スポーツ新聞社制定16年度プロレス大賞の授賞式が19日、都内のホテルで行われた。

 制御不能ユニット「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」で大ブレークしMVPに輝いた新日本プロレスの内藤哲也(33)は「誰がどう考えても16年のMVPはオレ。当然の結果。17年は、2年連続MVPとベストバウトのダブル受賞を目指します」と鼻息荒く語った。

 年間最高試合ベストバウトを受賞した新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)は、テレビ朝日森葉子アナウンサーとの真剣交際の話題を振られると苦笑しながら「17年は、しっかりプロレスで盛り上げていきたいと思います」と話すにとどまった。

 全日本プロレスから4年ぶりの殊勲賞受賞となった3冠ヘビー級王者宮原健斗は「光栄な賞をいただきありがたい。17年は最高の年にしたい」と話した。11年ぶり2度目の敢闘賞受賞となったノアの中嶋勝彦は「11年間死にものぐるいでプロレスをやってきてよかった。心が救われた。GHCヘビー級王者としてノアを引っ張っていきたい」と決意を語った。

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オカダ・カズチカ、2・5札幌で鈴木みのると防衛戦

オカダ・カズチカ(写真は2017年1月6日)

 新日本プロレスは10日、2月5日の札幌大会(北海きたえーる)、同11日の大阪大会(エディオンアリーナ大阪)など2月シリーズのカードを発表した。

 札幌大会では、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、鈴木軍の総帥・鈴木みのる(48)の挑戦を受ける3度目の防衛戦が決定した。オカダは、1・4東京ドーム大会でケニー・オメガと46分45秒の死闘を展開し、2度目の防衛に成功。祝福ムードに沸く翌5日の後楽園大会で、鈴木軍の襲撃を受けた。リング上で公開リンチの屈辱を味わったオカダは6日の記者会見で「鈴木さんは嫌い。認める部分もない」と嫌悪感をあらわにし「今のボクはなかなか強いですよ」と上から目線で逆挑発していた。

 鈴木の意向を受ける形で、札幌大会のIWGPタッグ選手権は、石井、矢野の王者組に、鈴木軍のアーチャー、スミス組と真壁、本間組が挑戦する3WAY方式の防衛戦が行われる。また、IWGPジュニアタッグ選手権では、ロメロ、バレッタの王者組に鈴木軍のTAKA、タイチ組が挑戦する。

 大阪大会では、IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也に、執拗(しつよう)に対戦を迫っていたマイケル・エルガンが挑戦することも決まった。さらに、棚橋弘至が中西学、田口隆祐とともに獲得したNEVER無差別級6人タッグ王座に、BUSHI、SANADA、EVILのロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの3人組が挑戦する。

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内藤哲也、次の防衛相手エルガンに完敗

<新日本:後楽園大会>◇5日◇後楽園ホール

 IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也が、エルガンに完敗した。

 東京ドームで棚橋を破り、防衛に成功した直後、次期挑戦者として名乗り出ていたエルガン。タッグ戦はその気迫に押され、最後はエルガンのバーニングハンマーに沈んだ。試合後、無言で引き揚げたが、これで次期防衛戦の相手が決定的となった。

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棚橋弘至、エース復権ならず 内藤の膝攻撃に苦しむ

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

 IWGPインターコンチネンタル選手権は、王者内藤哲也(34)が棚橋弘至(40)を退けて2度目の防衛を果たし、世代交代を印象付けた。

 エース復権を誓った棚橋が、内藤の勢いに屈した。コーナーポストから場外へのハイフライフローを決めるなどペースを握ったが、内藤の膝への集中攻撃に苦しんだ。終盤、勝負をかけたハイフライ弾2連発を返されると、最後は力なく3カウント。苦しんだ16年の流れを変えられず、試合後は無言のまま控室に姿を消した。

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内藤哲也、棚橋超えに「さみしいけど、これも運命」

内藤は棚橋をマットに沈め、決めポーズを見せる(撮影・河野匠)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

 IWGPインターコンチネンタル選手権は、王者内藤哲也(34)が棚橋弘至(40)を退けて2度目の防衛を果たし、世代交代を印象付けた。

 内藤が棚橋を超えた。勝利の3カウントを聞くと、大の字でマットに横たわる憧れだった男を見下した。そして、その心臓に拳を突き立てた。さらに一礼-。「これで1つの時代が完全に終わったよね! さみしいけれど、これも運命だから」。

 思い出したのは06年。デビュー直後に、棚橋は言った。「早くオレのところに来いよ」。その時を述懐し「今はさ、棚橋はオレの前にはいない。はるか後ろにいる存在だから」。言葉でも完全に見下した。

 開始からお株を奪った。相手得意の膝への集中攻撃。中盤にはスリングブレイドを幾度も受けながら、機を待った。ハイフライフローに痛めた膝で捨て身の剣山を突き刺すと、左膝を抱えてもんどり打ちながら勝負に出た。スイング式裏DDT、さらにデスティーノで締めくくった。

 99年10月10日。高2の内藤が会場で目に焼き付けたのは、棚橋のデビュー戦だった。憧れ、何度も届かない現実を味わった。今、立場は変わった。15年のメキシコ遠征で、ユニット「ロスインゴベルナブレス」(スペイン語で制御不能なやつら)に出合い、日本に持ち帰った。自由奔放なスタイルはファンを熱狂的に引きつけた。大ブレークした昨年は、年間10億円のグッズ売り上げのうち20%を占めた。

 この日の会場でも棚橋より声援は上回った。だからこそ、余裕で言える。「早くオレのところ(位置)に戻ってこいよ。戻るのは自由だから」と。

 試合後には10月に眼窩(がんか)底骨折を負わせたエルガンから挑戦表明されたが、「何カ月もずる休みしてたやつが何言っている」と冷笑。憧れに引導を渡した制御不能な男から、17年も目が離せない。

 ◆内藤哲也(ないとう・てつや)1982年(昭57)6月22日生まれ、東京都足立区出身。05年11月、後楽園ホールでの公開入門テストでただ1人合格。06年5月27日デビュー。16年4月にIWGPヘビー級王座を初奪取。昨年9月にIWGPインターコンチネンタル王座獲得。13年9月に獲得したNEVER無差別級王座と合わせ、史上初の3大タイトル獲得者。16年のプロレス大賞MVP。180センチ、102キロ。

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内藤哲也が棚橋下す「1つの時代が完全に終わった」

内藤(上)は棚橋にデスティーノを見舞う(撮影・山崎安昭)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム◇観衆2万6192人

 IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(34)が挑戦者の棚橋弘至(40)を25分35秒、デスティーノで下した。

 勝利の3カウントを聞くと、大の字でマットに横たわる棚橋を見下し、その心臓に拳を突き立て、さらに一礼-。「これで1つの時代が完全に終わったよね! さみしいけれど、これも運命だから」とあこがれだった男へ宣告した。

 開始から棚橋得意の膝への1点集中攻撃でお株を奪うと、中盤にはスリングブレイド、ハイフライフローを幾度も食らいながら、機を待った。25分にさしかかるころ、ハイフライフローに痛めた膝で捨て身の剣山を突き刺すと、左膝を抱えてもんどり打ちながら勝負に。ポストに棚橋を乗せたところからスイング式裏DDT、さらにデスティーノで締めくくった。

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内藤哲也「明日は棚橋の最後の舞台」舌戦に会場沸く

 IWGPインターコンチネンタル王座をかけて戦う王者内藤哲也と挑戦者棚橋弘至が3日、東京・ディファ有明で行われた今日4日の東京ドーム大会に向けた前日会見で会場を沸かせた。

 内藤が「明日は棚橋の最後の舞台」と言えば、棚橋は「明日は棚橋の新たなスタート」と切り返した。内藤ファンが多い会場で棚橋が観客に声援を求めるなど、ファン同士の対決もあおった。

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新日が前夜祭 オカダ「金の雨を降らせてやる」

会見を終え記念撮影に臨むIWGPヘビー級選手権王者のオカダ・カズチカ(左)と挑戦者のケニー・オメガ(撮影・小沢裕)

 新日本プロレスは4日の東京ドーム大会を前にした3日、東京・ディファ有明で前夜祭となる「大プロレス祭」を開催し、タイトル戦の前日会見などを行った。

 IWGPヘビー級選手権を戦う王者オカダ・カズチカと挑戦者のケニー・オメガがリング上に登場。オメガが「オカダは東京ドームで4度目のメインだそうだが、心の中では恐れおののいているはずだ。オカダよ、東京ドームでは100%の力で来いよ」と挑発。オカダも「今まで棚橋さん、棚橋さん、棚橋さんと3度やって、そして4回目がケニー。棚橋、内藤、AJ、デビット以上だと思っているけど、しっかり防衛して、東京ドームに金の雨を降らせてやる。覚悟しておけ」と応じた。また、IWGPタッグ王座戦の会見では、3WAY戦を会社にのませた矢野が、真壁、本間組のワールドタッグ優勝トロフィーを会見中に強奪。怒った真壁は「ワールドタッグリーグと同じだ。明日、まとめてたたきつぶしてやる!」と吐き捨てた。

 IWGPインターコンチネンタル選手権の会見には、王者内藤哲也と挑戦者棚橋弘至が登場。内藤が「明日は棚橋の最後の舞台」と挑発。棚橋は「明日は内藤のゴールではなく、棚橋の新たなスタート」と切り返していた。

真壁・本間組は矢野(右)にWORLD TAG LEAGUEのトロフィーを持ち去られる奇襲を受けて大あわて(撮影・小沢裕)

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棚橋弘至、崖っぷちからの復権 エースが思い激白

1・4東京ドーム大会へ向け意気込む棚橋(撮影・下田雄一)

 新日本プロレスのエース、棚橋弘至(40)が、4日の東京ドーム大会に復活をかける。昨年、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに敗れ、今年は6年続いていたドーム大会メインの座を明け渡すことになった。試練の1年を経て、棚橋がもう1度エースとして輝けるか。IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也への挑戦は、棚橋の復権をかけた戦いだ。

 棚橋には、苦難を乗り越えるイメージ力がある。新日本プロレスがどん底にあったときも、自分が団体のエースになるために必要なことをイメージし、具体的に実践することでエースの座をつかんだ。今回の東京ドーム大会の内藤戦も、世代交代がかかる崖っぷちの戦いだ。

 棚橋 ボクはプロレス界に世代交代はないと思っています。確かに内藤が昨年起こしたムーブメントはすごかった。でも、4日のドームでは、ファンのみなさんの棚橋コールで内藤をねじ伏せるシーンが見えるんです。ボクは棚橋ファンの力を信じています。

 昨年1月4日の東京ドームメインで、オカダに挑戦して敗れた。その後、オメガとのIWGPインターコンチネンタル王座決定戦に敗れ、夏のG1前には左肩故障で長期離脱。復活したG1後も、ベルトに絡むことはなかった。しかし、その間、棚橋はテレビドラマや映画に出演。自分を通じてプロレスを世間にPRする活動は、先頭を切って行った。

 棚橋 ベルトには絡まなかったけど、ボクも忙しく活動していた。ただ、ボクへの期待値が高い分、それに応えられなかったのは確か。その間、内藤とロス・インゴベルナブレスが勢いを増してきた。ケイオス、そしてバレットクラブ、ロスインゴとヒールブームが続いている。ここらでリセットして、正義が勝つということを示さないといけない。

 ヒール転向した内藤は、常に棚橋の背中を追いかけてきた。自分の次のエースとして期待した時期もあった。しかし「いろんなところで惜しい存在。半分あきらめていた」という男が、16年は大ブレーク。「東京ドームではオレがとどめを刺してやる」とキバをむいて向かってくる。

 棚橋 プロレス界は少しずつ人気が戻ってきて、レスラーも、社員も安心しているところがある。でも、ボクにはやり残したことがいっぱいある。内藤戦では、なんとしても踏みとどまって、もう1回チャンピオンベルトを取りますよ。チャンピオンベルトというのは、プロレスを知らない人にも届く、ジャンルを超えた交通手形のようなもの。これを持って、もっともっと新日本をお茶の間に広げていきます。

 40歳になっても棚橋は疲れない。プロレス業界への使命感がある限り、棚橋に限界はない。【構成=桝田朗】

 ◆棚橋弘至(たなはし・ひろし)1976年(昭51)11月13日生まれ、岐阜県大垣市出身。立命大法学部から99年4月に新日本入団。同年10月の真壁刀義戦でデビュー。06年7月にIWGPヘビー級王座初戴冠。以降、同王座最多戴冠7回、同王座連続最多防衛11回、同王座通算最多防衛28回と記録を独占する。G1優勝は07年、15年と2回。得意技はハイフライフロー。181センチ、103キロ。

色紙に思いを記す棚橋(撮影・下田雄一)

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中邑ロスの新日救った内藤哲也 ブレークの理由とは

内藤哲也

<2016取材ノートから:プロレス>

 新日本プロレスで、デビュー11年目の内藤哲也(34)が大ブレークした。米プロレス団体のWWEに移籍した中邑真輔ら主力離脱の窮地を救った。成功の裏には一発逆転の発想の転換と、新日本が選手に推奨してきた自己プロデュースの結実があった。

 どん底の内藤を変えたのは昨年5月のメキシコ遠征だった。「次世代のエース」と期待されながら後輩のオカダに抜かれ、地方会場ではブーイングも浴びた。そんな中で出会ったのが、メキシコの団体CMLLで暴れていたロスインゴベルナブレス(スペイン語で制御不能なやつらの意味)という名のユニットだった。

 善玉(ベビーフェース)にも悪玉(ヒール)にも属さない、自由で奔放なプロレスを展開する彼らを見てユニットに加入。「お客さまが求めるものを気にしながらやってきたが、自分がやりたいことをやって、あとはお客さまに判断してもらうという考え方に変わった」。発想を転換した内藤はヒールに転向して帰国。やる気のないポーズやレフェリーへの襲撃など勝手気ままなパフォーマンスを繰り広げた。

 木谷オーナーにかみつき、オカダや棚橋らを挑発し、経営者対労働者、エリート対雑草の構図を作り出した。リング上から好きか嫌いかを観客に問いかけ、共感する熱いファンを増やしていった。新日本が年間約10億円を売り上げたグッズのうち、内藤関連は約20%に上る。入場時にかぶるキャップは他選手の20倍もの生産態勢でも追いつかないという。内藤人気で入場者数は昨年を上回り、2月にWWEに移籍した中邑の穴を完全に埋めてしまった。

 内藤は入場時のTシャツやスーツ着用など、自分の見せ方やマイクアピールにもこだわった。それは、新日本が積極的に取り組んできた、選手への自己プロデュース推奨を見事に体現した形となった。16年度のプロレス大賞MVP受賞が、大ブレークの何よりの証しだ。「根本的にはオレは何も変わっていない。ただ表現をちょっと変えただけで、ここまで景色が変わるのかと」。一躍新日本のトップスターになった内藤はこの1年の大きな変化を今、実感している。【桝田朗】

 ◆内藤哲也(ないとう・てつや)1982年(昭57)6月22日生まれ、東京都足立区出身。05年11月、後楽園ホールでの公開入門テストでただ1人合格。06年5月27日、宇和野貴史戦でデビュー。13年G1クライマックスで初優勝。16年4月にオカダからIWGPヘビー級王座を初奪取。今年9月にはIWGPインターコンチネンタル王座を獲得。NEVER無差別級王座(13年9月)と合わせ、史上初の3大タイトル獲得者となる。プロ野球広島の大ファン。180センチ、102キロ。

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