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内藤VS木谷オーナー30分1本勝負の結果は…

充血した目を木谷オーナーにアピールする内藤(左)


 新日本プロレスの内藤哲也(35)がついに木谷高明オーナー(57)から3カウントを奪った!? 

 新日本プロレスは2日、親会社のブシロードのアプリブランド「ブシモ」と共同し、20年1月4日を目標に新スマホ用ゲームの開発に乗り出し、開発に向けたパートナー会社を募集することを発表した。

 都内事務所での会見は声優の相羽あいながMCを務めるなか、オーナー対団体方針に不満をため込む超人気選手の攻防戦が繰り広げられることになった。

 木谷氏が概要を説明し始めた会見が始まってから5分ほど、突然開いたドアから白いスーツ姿で登場した内藤は、けだるそうに口を開いた。

 内藤 いやいやいや、木谷オーナー。勝手に呼び出しておいて、そして勝手に始めてしまうとは、こんな失礼なことありますか。やるならやるって言って下さいよ。僕たち新日本プロレスがどこで試合をしていたか知ってますか。北海道、青森、岩手、昨日は仙台大会でしたよ。このオクパード(忙しい)でカンサード(疲れた)のなか、わざわざこの会見に来たわけですよ。なんかないんですか。ん、ん?

 木谷 お疲れさまでした。助かりました、本当に。

 内藤 だけですか。ありがとうとかないんですか。

 木谷 ありがとう。

 内藤 呼ばれたってことは俺が必要って事でしょ。

 初手からリズムと握りに出た内藤に、木谷氏は押され気味。さらに攻撃の手は緩まない。率いるユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のグッズをオーナーも持っていることを聞き出すと「手のひら返しですか」と追い込む。近年、抜群の人気がありながら自身の意見が一向に反映されない団体方針にいらだっていた内藤にとっては、まさに好機。呼ばれた理由が新日本プロレスへの愛の強さにあると説明を受けると、一気にたたみかけた。

 木谷 会社ぐるみで新日本プロレス愛がある会社を募集したい。内藤選手に(会見に)来てほしいかと思ったかというのはそこですね。悔しいですけど、言いたくないですけど。中学校3年生の時にファンクラブに入っていた。中学3年生に年間5000円の会費は高いですよ。

 内藤 つまり、このゲームの主役はロス・インゴ、そして内藤哲也ということでよろしいんでしょうか。

 木谷 悔しいですけど、その通りです。

 内藤 ちょっとその一言邪魔ですね。

 木谷 悔しくないけど、その通りです。

 内藤 一番新日本プロレス愛があるのは内藤哲也だと、オーナー公認ということですかね?

 木谷 まあ、そういうことですかね。

 「公認」を強引に勝ち取って、たたみかけたのは陰謀説。自身の意見が1回も反映されたことがないのはオーナー命令で却下されているのではと疑いの目を向けた。裏にあるのはIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの優遇があると決めつけ。

 内藤 木谷オーナー、最近暇なんですか。明日も日本にいますよね。明日の長野大会はきちゃったりするんですか。小規模な大会を見てこそ、いま現在の新日本プロレスは分かるんじゃないですか。どこでも「デ・ハポン」の大合唱を望んでますよ。お客様がいま何を求めているか、目と耳で感じて下さいよ。

 木谷 3月で日本に帰国しますから、4月からは地方も回ります。

 内藤 全戦参戦ってことですか。大好きなオカダ選手のセコンドにつけば良いんじゃないですか。

 木谷 1回もそんなこと言ったことないですよ。

 内藤 まあ、今回のプロジェクト、木谷オーナーの推薦で僕がいろいろと提案をさせてもらいますよ。どのように作られていくか、しっかり見ていきたいと思いますね。

 勝負どころを逃さずに一方的に攻め立てた内藤は、「見てください、僕の目を見てください。充血しているんですよ。連戦のなか、わざわざこんな早い時間に呼び出されて、寝不足ですよ」と最後まで言葉巧みな威圧の手を休めずに退場していった。

 会見時間は約30分。異例の30分一本勝負をなんとか戦いきった木谷オーナーは、「やっと終わった。誰がこんな組み合わせにしたの」と疲れ切った様子で一息つきながら恨み節だった。

内藤の決めポーズを要求された木谷オーナー(右)は顔を背けながら嫌々に応じる。左は相羽

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タイチ、完敗も内藤に感謝「ある意味濃い15年」

タイチ(左)に顔面蹴りを浴びせる内藤(撮影・中島郁夫)

<タカタイチマニア:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール


 新日本プロレスで活躍する鈴木軍のタイチ(37)が23日、後楽園ホールで15周年記念スペシャルマッチで内藤哲也と対戦した。

 TAKAみちのくとの合同興行「タカタイチマニア」のメインに登場。若手時代から、しのぎを削った相手に、24分31秒の激闘の末、デスティーノを決められ敗れた。記念すべき日を勝利で飾ることはできなかったが、タイチは「おれは新日本の生え抜きじゃないが、ある意味濃い15年だった。内藤には感謝したい」としみじみと話した。

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タイチ、内藤に逆転負けも感謝「濃い15年だった」

タイチ(左)に顔面蹴りを浴びせる内藤(撮影・中島郁夫)

<タカタイチマニア:後楽園大会>◇23日◇後楽園ホール


 新日本プロレスの鈴木軍で活躍するタイチ(37)が、15周年記念スペシャルマッチで内藤哲也(35)と対戦した。

 超満員の観衆のタイチコールと内藤コールが館内に響き渡り、2人は大熱戦を展開。タイチのこん身のハイキックやアックスボンバーが新日本で大人気の内藤を追い詰め、会場のボルテージも頂点に達した。

 しかし、プロレス巧者の内藤は、逆境から得意のデスティーノで逆転勝ち。24分31秒の熱戦に決着をつけた。勝利した内藤は、会場の観衆とロスインゴベルナブレス・デ・ハポンの大合唱。

 タイチはリング上に長々と伸びていたが、TAKAみちのくに促され、珍しくマイクを握ると「こんなに入るもんだな。オレが初めて新日本に来たときに、会いに来てくれたのが内藤だった。そのときに内藤から『新日本で1番下っ端のオレがお前をやっつけてやる』と言われた」と思い出を語った。

 インタビュールームでは「今日は、内藤には正直感謝している。10年前には無名の2人で第1試合を戦っていた。いつの間にかすげえ選手になった。今日は中盤から立っているのがやっとだった。オレは正直、新日本の生え抜きではないが、違う経験をしてきた。濃い15年だった」と、02年12月に全日本プロレスでデビューしてからの歳月を振り返った。

 一方、タイチにシングルマッチで初めて勝利したという内藤は「2010年、タイチがメキシコでのし上がっているときに、オレは間近で見ていたから、スーパージュニアでの優勝を予想したし、力を持っていた。

 今後は、リスクを恐れず前に出ることが、彼にとって大事だと思う。体も大きいし、階級を上げる(ヘビー級に)ことも考えた方がいい。一歩、踏み出す勇気が必要だ」と話していた。

タイチ(手前)にサイドバスターを浴びせる内藤(撮影・中島郁夫)
タイチ(上)に雪崩式フランケンシュタイナーを決める内藤(撮影・中島郁夫)

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内藤哲也快勝、タイチを挑発「がっかりさせんなよ」

ドロン、ソベラーノ・ジュニア、ボラドール・ジュニア組対BUSHI、高橋、内藤組 試合に勝利した内藤(左)らは敵のチームを挑発する(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:後楽園大会>◇22日◇後楽園ホール


 新日本プロレスとメキシコ団体CMLLの合同大会が最終日を迎える中、プロレス大賞2年連続MVPの内藤哲也(35)はやっぱりいらだっていた。

 「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」のBUSHI、高橋ヒロムと組んで、ボラドール、ソベラーノ、ドロン組との30分一本勝負は、巧みな連携技の連続で快勝したが、バックステージに戻ってくると、話題は前日21日にも触れたシングルマッチ問題へ。批判の矛先は23日の「タカタイチマニア」で行われるタイチ15周年記念スペシャルマッチで対戦するタイチ。

 「俺は明日もここ後楽園ホールで試合があるわけですよ。昨日の俺のコメントについて、タイチがツイッターで反応してたけど、ツイッターで反応するだけじゃなくて、今日会場に来て、行動をしてほしかったすね。まあ、無反応のYOSHI-HASHI(2月に大阪大会で対戦)よりましだけどさ。明日のタイチ戦、俺、カンサードなんだよ、疲れきってんだよ。そんななか、わざわざタカタイチ興行に出てやんだから、俺をがっかりさせんなよ」。そして最後には2日連続の締め言葉、「カブロン(クソ野郎)」と吐き捨てた。

ドロン、ソベラーノ・ジュニア、ボラドール・ジュニア組対BUSHI、高橋、内藤組 内藤(左)はボラドール・ジュニアを自身が着ていたパーカーを使って攻める(撮影・滝沢徹郎)

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内藤哲也「頭を使えよ」対戦相手の準備不足を嘆く

対戦相手の戦略不足を嘆く内藤

<新日本:後楽園大会>◇21日◇後楽園ホール


 プロレス大賞2年連続MVPの内藤哲也(35)が、対戦相手たちの「準備不足」を嘆いた。

 メキシコのプロレス団体CMLLとの合同大会で、4対4のタッグマッチに出場。本家「ロス・インゴベルナブレス」のルーシュに、「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」のBUSHI、高橋ヒロムを加えての20分一本勝負は、ヤングライオンの川人拓来への集中攻撃で痛めつけ、最後はルーシュが得意のルーシュドライバーで仕留めたが、試合後もいらついた様子を隠さなかった。

 「明後日シングルマッチで対戦するタイチ、2月の大阪大会でシングルマッチで対戦するYOSHI-HASHI。彼らはいま何をしているんですかね。1月5日の後楽園ホールを最後に試合はないわけで、オフを満喫してるのか?」。不満の原因を明かしたのはバックステージでだった。

 史上5人目のプロレス大賞2年連続MVPの実績をあえて口にし、「シングルマッチができるんだよ。こんなチャンスないだろ? 今日、後楽園ホールなら、タクシーに乗ればすぐに来られるだろ。リング上でもいいよ、バックステージでもいいよ、何か発言なり行動なりを起こせばいいじゃん。そういうところ、彼らに足りないんじゃない! もっと頭を使えよ、カブロン(クソ野郎)」と吐き捨てるようにあおった。

 1月4日の東京ドーム大会のメインIWGPヘビー級選手権では王者オカダ・カズチカの後塵(こうじん)を拝したが、その後も12日から始まったCMLLとの合同興行に参加し続けている。チャンスはいくらでもあっただけに、そのふがいなさにうんざりした様子だった。

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内藤哲也の野望「6大ドームツアー」国内構想のワケ

2017プロレス大賞受賞者たち。後列左から諏訪魔、内藤、オカダ、前列左から紫雷、松井珠理奈(撮影・中島郁夫)


 17年度プロレス大賞授賞式(東京スポーツ新聞社制定)が18日に都内のホテルで行われ、史上5人目の2年連続MVPに輝いた内藤哲也(35=新日本)が大いなる野望をぶち上げた。中3で夢描いた東京ドームのメインに上がるという目標を4日の大会で果たし、次の夢を「6大ドームツアーですね」と明かした。新日本が海外戦略を強める中で、あえて国内での史上最大の構想を掲げた。

 15歳の夢がかなってから2週間。35歳の内藤には次なるビジョンが明確に見えていた。壇上でトロフィーを踏みつけて取った指で目を見開くお決まりのポーズ。視線の照準はドームだ。

 「ドームツアーをやりたいっすね。日本には6個のドームがあるので、2カ月に1回やれば1年間で全部回れるわけですから」

 札幌、西武、東京、名古屋、大阪、福岡。4日のプロレス界最大のイベント東京ドーム大会は、昨年比約8000人増の3万4955人を集めた。復活著しい団体をけん引するのは自分がリーダーを務めるユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」という自負。過去最高収益39億円を上げた97年でさえ、「4」大ドームツアーだった。途方もない構想に聞こえるが、17年は1度もIWGPタイトルに絡まなくてもMVPの事実に「まさにベルトを超えた存在の証明」と息巻き、「そこまで引き上げていきますよ」とニヤリとした。

 4日の興行で1つの章は終わった。中3で立てた3つの目標。新日本に入る、20代でIWGPヘビー級ベルトを巻く目標を果たし、最後が東京ドームのメインだった。ヘビー級王者オカダに敗れたが、人気は陰らない。

 新日本はいま、海外志向を強める。「悪いことだと思わないですよ。ただ、みんなが『海外、海外』と言うのであれば、俺は国内を独占しようかなと」。団体が急(せ)くように海の向こうを目指すのに、まさに決めぜりふ「トランキーロ、あっせんなよ!」と言わんばかり。3年連続MVPとなれば、猪木、天龍に並ぶ。「このままいったら僕が来年もMVPとして出席していることは間違いないでしょう」と豪語する男の頭脳は、制御不能に夢をふくらませていく。【阿部健吾】

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内藤哲也2年連続MVP「ベルト越え」存在感訴える

2017プロレス大賞受賞者たち。後列左から最優秀タッグ賞諏訪魔、MVP内藤、年間最高試合賞オカダ、前列左から女子プロレス大賞紫雷、特別賞松井珠理奈(撮影・中島郁夫)


 東京スポーツ新聞社制定17年度プロレス大賞授賞式が18日、都内のホテルで行われ、2年連続MVPの内藤哲也(35=新日本)が、「ベルト越え」の存在感を訴えた。

 史上5人目の2年連続受賞だが、IWGPヘビー級王座のベルトを1度も巻くことなく、今年はMVPに輝いた。「いつもIWGPの価値を越えた存在であると言ってきましたが、この言葉が大げさではないことを証明できたのではないでしょうか」と豪語。制御不能ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で大ブレークした勢いは、1月4日の東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級選手権で王者オカダ・カズチカに敗れた後も、衰えはない。

 壇上では常々言ってきたことと前置きして、あらためて強調したことがあった。「思っていることは口に出さないと誰にも伝わらない。何かを越えるためには一歩踏み出す勇気が大事なんです。これからもプロレスを通じて一歩踏み出す勇気をみなさんに与えていきたいと思います」。白いスーツでばっちりと決めて、堂々と宣言した。

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オカダ・カズチカが松本潤主演「99・9」に再出演

日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」に、本人役で出演するオカダ・カズチカ(C)TBS


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、14日にTBS系で放送がスタートする、嵐の松本潤(34)主演の日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」(日曜午後9時)に、本人役で出演することが12日、分かった。

 オカダは、16年5月15日に同系で放送された、シーズン1の5話にも本人役で出演。栄倉奈々演じるプロレス好きな女性弁護士・立花彩乃が参加したプロレス女子“プ女子”のイベント「オカダ・カズチカとカレーライスを食べる会」に、マネジャーの外道とともに登場するシーンを演じた。日曜劇場としては2009年(平21)10月期、11年4月期に放送された「JIN-仁-」以来、6年ぶり2度目となる異例のシリーズ化が実現した「99・9刑事専門弁護士」に、2シーズン連続での出演が実現した。

 “レインメーカー”ことオカダは、4日の新日本プロレス東京ドーム大会で、17年のG1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)と防衛戦を行い、34分26秒、レインメーカーからの片エビ固めで勝利。自己新記録となる9度目の防衛に成功したばかりだ。

 今回は、松本演じる弁護士の深山大翔が居候する、いとこの坂東健太が経営する小料理屋「いとこんち」に登場し、坂東を演じる池田貴史ら俳優陣と相まみえる。本人役での出演だが、撮影現場では演出の木村ひさし監督から「オカダ選手は、もっとこういうテンションです」と演出されたという。「複雑な気分になりましたが、しっかりとオカダを演じることができたと思います…僕がオカダですが」と苦笑した。

 オカダはTBSを通じてコメントを発表した。

 「シーズン1では僕のマネジャーを務める外道さんとファンの皆さんでカレーを食べましたが、今回は…シーズン1をご覧の皆さんにはおなじみのあの場所に、文字通り”カネの雨”を降らせに行きました。(中略)その他にも、このチームならではの、プロレスが好きな人も、まだプロレスを知らない人も楽しめるポイントが、劇中にたくさんちりばめられていると思いますので、そういった細かいところもぜひチェックしながら見てもらえるとうれしいです」

 また”ファンキーウェポン”田口隆祐(38)も、シーズン1に引き続き出演が決まった。物語の重要な鍵を握る場面での出演になるといい、作品にどう絡んでいくか、注目だ。

日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」で共演した池田貴史(後列左)とオカダ・カズチカ(同右)と演出の木村ひさし監督(前列中央)(C)TBS

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オカダ、SANADAの挑戦名乗りに条件付きOK

東京ドーム大会を終えての会見を行ったIWGPヘビー級王者オカダ(右)と、CHAOS加入が決まったジェイ・ホワイト


 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が6日、都内の事務所で、9度目の防衛を終えての会見を行った。

 「ボクが経験した東京ドーム大会の中でも、最高の東京ドーム大会だった。2019年も、もっとお客さんが入って、いい試合をして盛り上げていきたい」と3万4995人の観衆の中で、内藤哲也を破り防衛した東京ドーム大会を振り返った。

 また、9度目の防衛で、現IWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至の持つ、11度の最多連続防衛記録も見えてきたことに「それに向かってやっているわけじゃないが、ついでにV11を超えてやろうかな。それ以上に、素晴らしい試合をして、プロレスを盛り上げていくことが大事」と話した。

 5日の後楽園大会で、SANADAが次期挑戦者に名乗りを上げたことには「そんな簡単に挑戦できるものじゃない。このベルトはそんなに甘くない。その件についてはずっと考えてきて、オレだけがベルトをかけるのではなく、そっちがIWGPタッグ王座のベルトをかけるというのなら、会社に何と言われようと、やりますよ」と、条件付きのOKを出した。

 会見の後、オカダは所属するユニットCHAOSの新たな仲間として、4日の東京ドーム大会で、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋に挑戦したジェイ・ホワイト(25=ニュージーランド)を紹介した。ホワイトは、5日の後楽園大会で、IWGP USヘビー級王者ケニー・オメガ(34=カナダ)から、バレットクラブに加入するよう誘われていた。しかし、ホワイトが次の目標をオメガが持つIWGP USヘビー級王座に定めたことで、オカダが勧誘し、加入が決まった。

 ホワイトは「ケニーが誘ってくれたが、あのクラブはみんなケニーのいいなり。これから自分は、ケニーのベルトを取るために戦っていく。そんな自分にとってCHAOSは理想のユニット。ただ、オカダには安心してほしくない。いずれオレが、オカダのベルトをねらうかもしれないから」と不敵な笑みを浮かべた。これに対しオカダは「ボクは全然ありだと思う。ジェイがCHAOSに入って、ボクの大きさに気づいて、まだまだ挑戦できるレベルじゃないと気づくと思う」と、余裕の表情で受け流した。

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クリス・ジェリコ、内藤を襲撃「背後に気をつけろ」

内藤哲也を襲撃したクリス・ジェリコ(中央)はコーナーで関係者に取り押さえられる(撮影・藤中栄二)

<新日本:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール


 WWEのスーパースター、クリス・ジェリコ(47)が、人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のボス内藤哲也(35)を襲撃した。

 メインでオカダ・カズチカ率いるCHAOS軍から勝利を挙げた内藤が大会を締めくくるマイクアピールを終えた直後に乱入。背後から襲いかかった。

 4日の東京ドーム大会でIWGP USヘビー級王者ケニー・オメガに敗れ、既に離日していたと思われていたジェリコは乱入後も控室周辺で大暴れ。パイプイスを振り回し「内藤よ、オマエの背後に気をつけろ。いつオレが来るか待っていろよ」と関係者に取り押さえられながら控室に戻った。

関係者に制されて会場を後にするクリス・ジェリコ(中央)(撮影・藤中栄二)

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内藤哲也、ジェリコの襲撃にも余裕「あっせんなよ」

クリス・ジェリコの襲撃を受けた内藤哲也は「トランキーロ! あっせんなよ」と余裕の笑み(撮影・藤中栄二)

<新日本:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール


 人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のボス内藤哲也(35)が4日東京ドーム大会の借りを返す勝利を挙げた。メインでオカダ・カズチカ(30)率いるCHAOS軍と10人タッグで激突。自らYOSHI-HASHIを捕獲し、13分50秒、デスティーノで葬った。

 試合後もドーム大会で敗れたIWGP王者オカダの後頭部と首を痛めつけ、制御不能なファイトをみせると「オレは昨日、オカダにやられました。その結果について言い訳するつもりはありません。たーだーし、18年もロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは進化し続けることでしょう」と宣言。さらに「東京ドームではなくて、後楽園ホールになったけれど、今年初めの大合唱やりましょう!」と「デ・ハポン」締めで盛り上げた。その直後、WWEスーパースターのクリス・ジェリコ(47)に背後から襲撃を受けた。

 内藤は「どうしたんだよ、クリス・ジェリコさん。何でそんなに熱くなっているんだよ。オレのことが気になっちゃった? そんな彼にはあの言葉を贈りたいなあ。トランキーロ! あっせんなよ」と余裕の表情だった。

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内藤哲也フラフラ敗北、それでも叶えた15歳の誓い

内藤(上)はオカダにデスティーノを見舞う(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が自己新記録となる9度目の防衛に成功した。17年G1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)に対し、3回目のレインメーカーでマットに沈め、34分26秒、片エビ固めで白星を挙げた。

 敗れた内藤は「オレは負けてなんかねーよ。勝つまで何度でもやってやるよ」とふらつく足どりで言った。オカダの首を徹底的に攻めたが、最後は力尽きた。

 中3で決めた3つの誓いがあった。新日本入団、ヘビー級ベルト、残された最後が1・4のメインだった。サッカー少年だった15歳は「1人の人間に数万人の目が集まる」と憧れた。その頂点が東京ドームの花道。「誰に笑われようと大事にしてきた」。今でもファン会員だけに「新日愛」から団体方針への違和感を問う。「あの時チケットを買って客席にいた気持ちを忘れたくない」。その姿勢がファンの心をつかんだ。

 夢見た長い花道を歩き、死力を尽くし、そして敗れた。「今日、ひとつのゴールを迎えた。でもそれは中3の時の夢。レスラー内藤哲也としての夢がでてきた。いまひとついえるのは、オレは必ずこの舞台に戻ってくる」と目を光らせた。

オカダと内藤の年表

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オカダ・カズチカ矜持の34分26秒「王者とは?」

オカダ(右)は内藤にレインメーカーを決めマットにたたきつける(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が自己新記録となる9度目の防衛に成功した。17年G1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)に対し、3回目のレインメーカーでマットに沈め、34分26秒、片エビ固めで白星を挙げた。4年連続となる1・4東京ドームのメインを飾り、王者の矜持(きょうじ)を示した。またエース棚橋弘至(41)がマークした11度の防衛最多記録を更新する意欲を示した。

      ◇       ◇

 最後にオカダが立っていた。地鳴りのように響く3万4995人の大歓声に包まれ、マットに倒れた内藤を堂々と見つめた。4年連続で東京ドームのメインを務め、自己新の9度目防衛に成功。「オレは、オレのプロレスで全員を満足させてやる。感動の雨、幸せの雨を降らせてやりますよ。そして新日本プロレスに金の雨を降らせる」。IWGPベルトを満足げに見つめた。

 内藤のミサイルキック、フランケンシュタイナーなどを後頭部に食らい続けた。何とか窮地を乗り越え、レインメーカーを成功させたが、2カウントで返された。2回目は疲労でフォールできずじまい。30分過ぎ、挑戦者の必殺技デスティーノを切り返し、ドリル式ツームストンパイルドライバー。相手の脳天をマットに突き刺し、3回目のレインメーカーで仕留めた。粘りをみせたG1覇者を退けた。

 4年前。14年の東京ドーム大会は、自ら保持するIWGP王座戦がメインから外された。13年G1覇者の内藤と組まれた防衛戦はファン投票でセミファイナルに“降格”。中邑-棚橋のインターコンチネンタル王座戦にメインを譲った。勝利後、オカダはシャワーを浴びながら周囲の音を遮った。「歓声はあえて聞かなかった。口には出さなかったが悔しかった」。考えるようになった。「王者の仕事とは何か」と。

 昨年7月、ロサンゼルス郊外で新日本興行が行われ、この米遠征で意識させられたのは見られ方。「試合だけではない。会場入りする時に短パン、サンダルというのは王者として新日の価値を下げる」。日本語圏でないからこそ、芽生えた王者の自覚だった。「簡単になれないからこそスーパースター」。愛車フェラーリ488GTBを乗り回し、毎回違う服で会場入りするようになった。

 この日も「新たな刺激が欲しい」とセミショートパンツからパンタロンにコスチュームを変更。存在感、醸し出すムード…すべてにこだわった。「まだまだ、この戦いをやっていかなきゃいけない。それがオカダ・カズチカの使命なのかなと」。

 V9防衛は歴代3位の記録となる。「目指していたわけではないですが、V11もみえてきた。それはそれで楽しい」。棚橋の持つ最多防衛の記録更新を見据えた。王者の誇りを具現化するオカダに18年も死角はない。【藤中栄二】

オカダ(右)は内藤に強烈なキックを食らわせる(撮影・足立雅史)

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オカダ自己新V9成功「新日本のすごさを世界中に」

内藤との激戦を制し防衛に成功したオカダは、腰に巻いたベルトを誇らしげに掲げる(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が自己新記録となる9度目の防衛を成功させた。

 17年のG1クライマックス覇者の挑戦者内藤哲也(35)との削り合うような大技の攻防を制し、34分26秒、レインメーカーからの片エビ固めでベルトを死守した。

 観客数が昨年よりも約9000人も増加し、年々と入場者数が増えている。「19年にもっとお客さんが入るように、しっかりとどんどん盛り上げて、新日本プロレスのすごさを日本全国、世界中に知らしめたいなと思っています」と自信満々。3万超えの興行となったこともあり、最後には「これだけお客さんが入ったので、(木谷高明)オーナーにボーナスをもらわないと。全選手、全社員に、ボーナスをごっちゃんです」とちゃめっ気たっぷりに“要求”していた。

オカダ(右)は内藤にレインメーカーを決める(撮影・滝沢徹郎)
オカダ(右)は内藤に強烈なキックを食らわせる(撮影・足立雅史)

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内藤哲也、オカダに敗れるも「勝つまで何度でも」

オカダ(右)は内藤にレインメーカーを決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム


 IWGPヘビー級王座挑戦に失敗した内藤は「オレは負けてなんかねーよ。勝つまで何度でもやってやるよ」とふらつく足どりで言った。試合開始からオカダの首を徹底的に攻め続けたが、最後に力尽きた。

 中3で決めた3つの誓いがあった。新日本入団、ヘビー級ベルト、残された最後が1・4のメインだった。

 「オカダにも笑われたし、お客さんにも笑われたことがある。でも大事にしてきた。誰に笑われようと大事にしてきた夢。今日、ひとつのゴールを迎えた。でもそれは中3の時の夢。レスラー内藤哲也としての夢が出てきた。それは次の機会に発表しますよ」と口にして、会見場を後にした。

オカダ・カズチカ(上)は、肩を借りながら引き揚げる内藤(左下)を見ながらベルトを腰に巻く(撮影・足立雅史)

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内藤哲也「楽しみ」オカダ討ちトランキーロ合唱予告

前日公開会見でポーズするオカダ(左)と内藤(撮影・中島郁夫)


 新日本プロレスのユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のボス、内藤哲也(35)がドームのメインで初の「トランキーロ」大合唱を予告した。今日4日、東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)に挑戦する。3日、都内のディファ有明で王者とともに公開会見に出席し「東京ドームの大合唱、オレはすごく楽しみにしていますよ。東京ドームの大合唱まで…トランキーロ! あっせんなよ」と決め言葉で王座奪取を高らかに宣言した。

 16年6月にオカダに敗れ、IWGP王座から陥落して以来、1年7カ月ぶりとなる王座再奪取の好機となる。3万2600人以上の来場が見込まれるドームのメイン。そのラストを飾るイメージを膨らませながら「どれだけの大音量になるかな」と不敵な笑みで「デ・ハポン」締めを楽しみに待っていた。

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王者オカダ・カズチカ「18年もIWGPベルトを」

前日公開会見でポーズするオカダ(左)と内藤(撮影・中島郁夫)


 1月4日に東京ドームで開かれる新日本プロレスのIWGPヘビー級選手権の公開会見が3日、都内で開催された。

 9度目の防衛戦となる王者オカダ・カズチカ(30)、17年G1覇者の挑戦者内藤哲也(35)がファンの大歓声を浴びながら登場。「すごい人ですね。ビックリしました」とあいさつしたオカダは「明日は素晴らしい試合をみせたい。しっかり18年もIWGPベルトを輝かせていきたい」と力強く宣言。一方の内藤は「東京ドームの後、ベルトを持たないレインメーカーが輝けるか。みなさんの目で確認してあげてください。トランキーロ! あっせんなよ!」と叫び、ファンの支持を得ていた。

 なお同じく東京ドーム大会でダブルメインとして行われるIWGPUSヘビー級選手権に臨む王者ケニー・オメガ(34)、WWEスーパースターの挑戦者クリス・ジェリコ(47)は公開会見に姿をみせなかった。

前日公開会見でけん制し合うオカダ(左)と内藤(撮影・中島郁夫)

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絶対王者オカダが内藤戦で見せたいもの

内藤戦への意気込みを語るオカダ・カズチカ(撮影・中島郁夫)


 正月恒例、新日本プロレスの1月4日の東京ドーム大会が3日後に迫る。過去最大規模の観客動員を見込む日本プロレス界最大の興行で、メインカードに組まれるのはIWGPヘビー級選手権。30歳になり立ての王者オカダ・カズチカに、制御不能ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」を率いる内藤哲也(35)が挑む。実力のオカダ対人気の内藤。若手時代から因縁渦巻く2人の1つのクライマックスが近づくなか、それぞれの心境を直撃した。

 「僕は0対10でも良いと思っているんですよ、応援が。はっきりしているじゃないですか。『オカダ、本当に負けてくれ』というくらいまで突き抜けたい。ブーイングされても黙らせる自信はありますしね。する余裕もなくなってくると思いますし、お客さんも試合に入っちゃって」。

 王者オカダを取り巻く環境は、この1年間でよもやの方向に振れた。会場で響き始めたのはブーイングだった。理由は単純明快、強すぎるから。ヘビー級ベルトの最長保持期間も歴代1位になり、負ける姿が想像できない。ゆえに判官びいきの心情が、LIJの内藤人気とシンクロする形で、反オカダの雰囲気をつくり出した。

 ただ、当人はハンパな非難ではなく、完全な非難こそ求める。それくらい憎たらしい存在として君臨したい使命感がある。「ロス・インゴのブームも結局は僕のおかげじゃないですか。僕が強いから倒してほしい人が内藤さんに乗っている。僕がいなくなったらブームはなくなるでしょう」。自負がそう言わしめる。

 1月4日、試合で見せたい物がある。新日本プロレスは昨年7月に米国で興行を行った。世界最大の団体WWEが牛耳る国への殴り込みの旗振り役は、当然ヘビー級のベルトを巻くオカダだった。そこで肌で感じた関心度の高さ。1つには昨年大会のメインでオメガと戦った王座戦の評価の高さがあった。だからこそ、「すごく世界から注目されていると思うし、今年はまたあれ以上の戦いがあるのかと見られると思われる」。それに応え、王者として団体の世界戦略をけん引しなければならない。

 4年前、内藤を相手にした防衛戦はダブルメインカード扱いになった。ファン投票で棚橋対中邑のインターコンチネンタル王座戦に敗れて大トリはかなわず、セミファイナル扱いに甘んじた。「悔しかった。その年はずっと防衛戦を戦い続け、勝ち続けたから」。屈辱をカンフル剤に、その後は憎たらしいほどの絶対王者ぶりを示し続けてきた。

 「僕はやっぱり、チャンピオンとしてチャンピオンの仕事をしなくてはいけない」。視線を海の向こうに向け、内藤ファンを沈黙させる熱戦を体現する。

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内藤哲也がベルトにこだわらない理由とは

内藤哲也はオカダ・カズチカ戦や東京ドームのメインへの思いを話す


 正月恒例、新日本プロレスの1月4日の東京ドーム大会が3日後に迫る。過去最大規模の観客動員を見込む日本プロレス界最大の興行で、メインカードに組まれるのはIWGPヘビー級選手権。30歳になり立ての王者オカダ・カズチカに、制御不能ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」を率いる内藤哲也(35)が挑む。実力のオカダ対人気の内藤。若手時代から因縁渦巻く2人の1つのクライマックスが近づくなか、それぞれの心境を直撃した。

 「僕はIWGP(ヘビー級)がほしいわけではない。ドームのメインに立ってみたい、それにはIWGPに絡まないといけない。だから挑戦するわけで。一番の目的はベルトではなくドームのメインですね」。

 内藤は、オカダが腰に巻くベルトではなく、東京ドームのメインカードという事象そのものへ照準を合わせている。それだけの価値を生む理由は、15歳の誓いにある。父親の影響で記憶がない時期からプロレス漬けだった少年が、思春期に立てた3つの目標。

 「新日本のレスラーになること」。これはかなえた。「武藤(敬司)さんと同じように20代でIWGPヘビー級のベルトを巻くこと」。惜しくも20代は逃したが、一昨年の初戴冠で折り合いをつけた。最後の3つ目が「東京ドームのメインで戦うこと」。10代の時にファンとして生観戦したそのセットの豪華さ、花道を歩くレスラーが数万人の視線をくぎ付けにする姿。目の当たりにしたあこがれが、いま目前に迫る。

 いま、「ヘビー級の価値を内藤哲也という存在は超えている」と言ってはばからない。15年に遠征したメキシコでユニット「ロス・インゴベルナブレス」に加入し、帰国後は歯に衣(きぬ)着せぬ言動などで話題の中心に躍り出た。ファンの違和感を代弁するように、体制批判もいとわない姿に、心をつかまれたファンが急増した。ベルトがあるかないかは、もはや関係ない存在。だからこそ「超えている」とためらいはない。

 ただ、現保持者には浅からぬ縁はある。オカダが新日本に入門した07年、寮では同部屋、そしてそのプレデビュー戦の相手も務めた。「これから何年、何十年と競っていく相手。すごい楽しみな相手だなと、今日思いました」。11年前の試合後の予感が、いままさに現実になる。過去の対戦成績は4勝4敗。12年3月のオカダの初防衛戦では、直前2月にエース棚橋を撃破した勢い、実力への疑問が渦巻く会場で、内藤は敗れた。「(ファンが)半信半疑だったものを確実にさせてしまった」と振り返る。だからこそ、メインで戦う相手として不足はない。いま驚異的な人気を背に、夢の舞台で雪辱を果たす。

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内藤の不敵な笑み 紙吹雪の中オカダの顔踏みつけた

内藤哲也(奥)は試合後にオカダ・カズチカにディスティーノを決める(撮影・松本俊)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール


 新日本プロレスの内藤哲也(35)が1・4東京ドーム大会前最後となるIWGP前哨戦で勝利を飾った。

 18日の後楽園大会のメインで、王者オカダ・カズチカ(30)との6人タッグ戦に臨み、敵組のYOHをディスティーノで仕留めた。試合後もオカダをディスティーノ葬。会場に舞った紙吹雪の中で、レインメーカーの顔を踏みつけた。内藤は「ベルトを失ってもオカダは輝けるのか。1・4以降に、レインメーカーの真の姿がみえる」と不敵に笑った。

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内藤哲也「雪」降らせ勝利 オカダの横で余裕の笑み

内藤哲也(奥)は試合後にオカダ・カズチカをデスティーノでKOし、目を大きく見開いて見つめる(撮影・松本俊)

<新日本:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール


 会心の勝利を祝うように会場内を舞う「人工雪」に包まれ、IWGP次期挑戦者の内藤哲也(35)がレインメーカーの顔面を踏みつけた。

 1・4東京ドーム大会に向けた最後のIWGP前哨戦で、王者オカダ・カズチカ(30)と6人タッグ戦に臨んだ。最後はオカダ組のYOHを捕獲し、ディスティーノで撃破。試合後も激しく挑発し、オカダとリングで向き合うと最後はディスティーノでKOに追い込んだ。内藤は「オカダ、みじめだな。オレが東京ドームで楽にしてやる。トランキーロ!! あっせんなよ」とリングで大の字になったオカダの横で寝ころんで余裕の笑みを浮かべた。

 金の雨を降らすオカダをあざ笑うように「雪」を降らせた内藤が、自信たっぷりでラスト前哨戦を締めくくった。

内藤哲也(奥)は試合後にオカダ・カズチカにデスティーノを決める(撮影・松本俊)

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オカダの矜持、内藤踏みつけ「ドームはオレの舞台」

内藤(左)にレインメーカーを放つオカダ(撮影・鈴木みどり)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇17日◇後楽園ホール


 新日本プロレスの後楽園大会が17日に行われ、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、プロレス大賞2年連続MVPの内藤哲也(35)を失神KOした。

 1月4日の東京ドーム大会の前哨戦で、YOSHI-HASHIと組んでメインに登場。内藤の相棒の高橋からコブラクラッチホールドでギブアップを奪う。さらに試合後、リング上で内藤とやりあい、最後はレインメーカーで撃沈。「焦らないならそれでいいよ。MVPもくれてやる。チャンピオンはオレだ! 東京ドームはオレの舞台。お前は手ぶらで帰れ!」と内藤を踏みつけてほえた。

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オカダが内藤をKO「チャンピオンはこのオレだ!」

勝利したオカダ・カズチカはベルトを肩にかけ両手を広げる。下は内藤哲也(撮影・鈴木みどり)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇17日◇後楽園ホール


 怒れる王者がほえた。メインに登場したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が、1月4日の東京ドーム大会で相まみえる内藤哲也(35)をKOに追い込んだ。

 YOSHI-HASHIと組んだ試合では、内藤の相棒の高橋にジャーマンスープレックスを食らう場面もあったが、最後はコブラクラッチホールドでその高橋を絞め上げてギブアップを奪取。試合中に目をつり上げて攻め立てる様子は鬼気迫るものがあったが、この日のハイライトはここからだった。

 プロレス大賞2年連続MVPを決めたばかりの内藤とゴング後にリングで向き合うと、一気にヒートアップ。エルボー合戦の後にデスティーノを狙った内藤をツームストンパイルドライバーで切り返し、最後はレインメーカーで沈めた。そして、内藤を踏みつけながらマイクを持つと、歓声とブーイングを浴びながら、挑発した。

 「内藤さん、焦らないならそれでいいよ。勝手にしてくれ! 主役だろうと、MVPだろうと、そんなもんはくれてやる。チャンピオンはこのオレだ! そして東京ドームのメインイベントもオレの舞台だ。お前は手ぶらで帰れ、この野郎!」

 「ロス・インゴベルナブレ・デ・ハポン」をけん引する圧倒的な内藤人気に対し、王者の存在感を知らしめるゴング後のKO劇。東京ドームのおひざ元にある会場で、その怒りの炎が燃えたぎった。

高橋ヒロム(左)からコブラクラッチホールドでギブアップを奪ったオカダ・カズチカ(撮影・鈴木みどり)

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内藤哲也2年連続MVPにも「がっかり」嘆きのワケ

2年連続MVPの内藤は机に足を上げてポーズを決める

<2017年度プロレス大賞>


 東京スポーツ新聞社制定17年度プロレス大賞の選考が13日に都内で行われ、新日本で随一の人気を誇る内藤哲也(35)が2年連続2度目のMVPに選出された。制御不能なユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で席巻する男は、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)と戦う1月4日の東京ドーム大会のカード設定を痛烈批判。IWGP・USヘビー級タイトル戦とのダブルメイン扱いになったことに疑問符を突きつけた。

 「大賞の会見ではあるけれど、言わなければいけないことがありますよねえ」。2年連続MVPは猪木、鶴田、天龍、オカダに続いて5人目の快挙。晴れがましい場のはずが、内藤には憤りと失望感が満ちた。「昨日発表があった、ダブルメインの件ですよ」。

 前日、WWEの超大物ジェリコが王者オメガに挑むUSヘビー級選手権がメイン扱いに格上げされた。「世界的知名度があるってだけでダブル。東京ドームのメインってその程度のものなんですか?」「WWEにごますってばかり。姿勢にがっかりしたっすね」とまくし立てた。新日最大のイベントで、米最大団体の威光にひれ伏すような判断。「ロス・インゴ」で団体人気をけん引し続ける自負ゆえ、「我々の普段を見せて世界にアピールすべきでしょ」と説いた。

 自身は14年の1・4で、IWGPヘビー級選手権ながらダブルメイン扱いのセミファイナルで戦った。「しょせん前座だから余裕ですよ」と苦い経験を糧に、USヘビー級の“昇格”にも平静。ただ、納得はできない。「オカダにないものをオレはいっぱい持ってますよ」。言いたいことを言う態度もその1つ。まずは来年の1・4。発言でもリング上の戦いでも、「もっと楽しませますよ」と公約した。【阿部健吾】

 ◆内藤哲也 ないとう・てつや。1982年(昭57)6月22日、東京都足立区生まれ。06年5月にデビュー。13年8月のG1クライマックスで初優勝。16年にメキシコから「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を持ち込み大ブレーク。180センチ、102キロ。得意技はデスティーノ。

 ◆選考事情 MVPの候補は新日本の内藤、オカダ、オメガの3人。オカダは1年半以上の長期にわたりIWGPヘビー級王座を守り抜き、新日本を中心として支えた安定性。G1を制した内藤は、話題性、ファンへのアピール度の高さ。そしてオメガは、その2人と激闘を演じた実力の高さから候補となった。投票は、東京スポーツ新聞社、スポーツ各紙の担当、プロレス雑誌、評論家ら21人の選考委員により行われ、15人が内藤を支持し、5票のオカダ、1票のオメガに圧勝した。

プロレス大賞受賞者

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内藤軍団強し!1・4“Wタイトル”に挑戦 新日本

ワールドタッグリーグ優勝決定戦を制したSANADA(左)とEVIL(撮影・今浪浩三)

<新日本:福岡大会>◇11日◇福岡国際センター


 ワールドタッグリーグ優勝決定戦で内藤哲也(35)率いるユニット「ロスインゴベルナブレス・ハポン」のEVIL(30)SANADA(29)組が21分57秒、EVILの片エビ固めでタンガ・ロア(34)タマ・トンガ(35)組を下し初優勝を飾った。

 イス攻撃や場外乱闘で痛めつけられたが、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級タッグ選手権試合の出場権を獲得。同日に内藤が王者オカダ・カズチカ(30)に挑むメインの同ヘビー級選手権試合とのダブルタイトル取りを狙う。

 “内藤軍団”の力を誇示する最大のチャンス到来にEVILは「宣言通りタッグリーグを支配してやったぞ。次はIWGPのタッグを支配してやる。よく覚えとけ」とほえた。

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内藤哲也率いるEVIL、SANADA組が初V飾る

「WORLD TAG LEAGUE 2017」優勝決定戦を制したSANADA(左)と"キング・オブ・ダークネスEVIL"(撮影・今浪浩三)

<新日本:福岡大会>◇11日◇福岡国際センター◇観衆3147人


 新日本福岡大会のワールドタッグリーグ優勝決定戦は、内藤哲也(35)率いるユニット「ロスインゴベルナブレス・ハポン」のEVIL(30)とSANADA(29)組が、21分57秒、EVILの片エビ固めでタンガ・ロア(34)とタマ・トンガ(35)組を下した。

 初優勝を飾ったことで、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級タッグ選手権試合の出場権を獲得した。試合後、EVILはリングに上がった同王者のアーチャー・スミス組を前に「ヘビー級タッグに挑戦してやるよ」と挑発した。

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オカダ「ガンガンいかせてもらう」内藤を集中砲火

勝利後に内藤に語りかけるオカダ

<新日本:後楽園大会>◇11月30日◇後楽園ホール◇1717人(札止め)


 来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座のベルトを争う2人が火花を散らし続けた。

 内藤哲也率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」は高橋ヒロム、BUSHI、東京ドーム大会で挑戦を受ける王者オカダ・カズチカは「CHAOS」の外道、ウィル・オスプレイを従えての3対3の30分一本勝負。

 ゴングが鳴る前、背中を向けていた内藤をいきなりオカダが襲撃し、ジャーマンスープレックスでマットに沈めて口火が切られると、場外でも2人が絡み合う。オカダは、内藤を鉄柵に何度も打ち付けて痛めつける。反撃を許さない。

 この日のオカダはいら立ちを隠さないように、猛烈に攻め立てる。最後も内藤に変形コブラクラッチを仕掛けてCHAOS軍の分断に成功。オスプレイがBUSHIから3カウントを奪っても絞め技を極め続ける非情さに、試合終了のゴングが何度も打ち鳴らされた。

 ぐったりと倒れ込む内藤を尻目に引き上げたオカダは、「いや~、まだなのかなあ、スイッチが入るのは。まだ焦んないかな、まだ分かんないかなあ」と気にくわない様子。1月4日に向けた前哨戦を戦い続けているが、内藤の態度が気にくわない。焦りはなく、「トランキーロ(あっせんなよ)」と繰り返す姿に、オカダはへきえきする。「俺は焦ってるんだよ! ガンガンいかせてもらうよ」。この日の集中砲火は、内藤に強引にでもスイッチを入れさせるためだったようだ。

 一方の内藤は試合後、高橋に背負われて控室に消えた。果たして、一方的なやられ方が内藤の何かを変えさせるのか。師走を控え、東京ドームに向けた戦いは熱さを増していきそうだ。

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内藤哲也「注目度低い」新日タッグリーグこき下ろす

ワールドタッグリーグを「史上最低」と語る内藤

<新日本プロレス:所沢大会>◇20日◇後楽園ホール◇1237人


 来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座戦に挑む内藤哲也(35)が、始まったばかりのワールドタッグリーグを「史上最低」とこき下ろした。

 18日から始まった伝統のリーグ戦は、1月4日の王座挑戦権をかけて12組が参加している。この日も2試合が組まれていたが、「今日も公式戦があったわけでしょ? なんなんだろうね、この注目度の低さは。こんなに注目度の低いタッグリーグ戦、いままであったの?」と疑問符をつきつけた。確かに所沢大会でもメインは内藤率いる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と、東京ドーム大会でその挑戦を受ける王者王者オカダ・カズチカ(30)率いる「CHAOS」に分かれた5対5の30分一本勝負。会場が最も沸いたのは2人が対峙(たいじ)したときだった。

 その試合では「ロス~」のEVILが外道をマジックキラーからの片エビ固めで下した。それを踏まえてか、内藤は盛り上がらないと感じているリーグの鍵に言及。「このタッグリーグ戦の成功も失敗も、すべてはSANADA、EVILにかかってるんだよ。彼らにかかってんだよ。まあ、いまのとこ、史上最低のタッグリーグでしょう。ここからどれだけ注目度を高めるか、どれだけ熱いリーグ戦にするのか、すべてはEVIL、SANADA次第でしょう。彼らの腕の見せどころだよ。俺は楽しみにしてますよ」とにらんだ。

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王者オカダと内藤哲也1・4東京D大会前哨戦が開幕

ワールドタッグリーグへの不満を爆発させた内藤

<新日本:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール◇観衆1732人(満員)


 来年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級タイトルマッチで相対する王者オカダ・カズチカ(30)と挑戦者内藤哲也(35)の前哨戦が熱く幕を開けた。

 それぞれウィル・オスプレイと外道、BUSHIと高橋ヒロムを従えて3対3の30分一本勝負のゴングが鳴ると、2人がマット中央でロックアップで組み合う。会場は両者への声援で二分されてヒートアップすると、5分すぎからも内藤のスイングDDT、オカダのリバースネックブリーカーと激しくやり合った。

 試合は10分44秒にBUSHIが外道をエムエックスで仕留めたが、試合終了のゴングが鳴らされても、内藤の攻撃は止まらない。ヘビー級挑戦権利証が入ったアタッシェケースをオカダの背中に打ち付けて、顔を蹴りつぶしていためつけた。リング上では「オカダ! 東京ドーム大会はまだ、まだ、先だぜ」とマイクでけん制。さらに「一言メッセージを送ってやんよ。オカダ、東京ドームまで、トランキーロ!」と続けたが、ここで場外からにらみを利かせていたオカダが反撃に出る。決めぜりふの「あっせんなよ」の「あっせ」を口にしたところで、マイクの線を抜いて妨害し、そのまま退場した。

 火ぶたが切られた東京ドームまでの道のりの初戦を制した内藤は、試合後には攻撃対象をこの日から始まったワールドタッグリーグに。今年から東京ドーム大会で試合が決定しているレスラーは不参加となっており、自身も欠場となっているが、「これのどこがワールドタッグリーグなんだという気持ちはありますよ。だって(この日の開幕から全国を回る)ほとんどの大会のメインイベントはオレとオカダの前哨戦なわけで、この注目度の低さよ」と不満を爆発させた。

 そのタッグリーグには、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのEVIL、SANADA組が参戦している。「『来年は出たい』って思わしてくれるくらいの盛り上げていただきたいですよ。それはずばりEVILとSANADAの仕事でしょ。彼ら2人がどれだけオレに刺激を与えてくれるのか…」と求めた。

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鈴木みのる「雑魚集めたな」タッグリーグ新制度批判

開会式での集合撮影でパイプイスを手にする鈴木(右)(撮影・阿部健吾)


 新日本プロレスのNEVER無差別級王者鈴木みのる(49)が、伝統のワールドタッグリーグの新制度にかみついた。

 開幕を翌日に控えた17日に後楽園ホールで前日会見が行われたが、タッグを組む飯塚高史が欠場するなかで1人で登場した鈴木は、ポケットに手を突っ込み、明らかに気にくわない事がある態度。大会に向けた意気込みを聞かれる順番が回ってくると、Aブロックに出場する他7組の選手をにらむ。そしてマイクを手にすると、ドスのきいた声でぶちまけた。

 「オカダ・カズチカ、ケニー・オメガ、棚橋弘至、内藤哲也。なぜお前らはこの場にいない? お前らの首を取って、決定してる東京ドームのカードひっくり返してやろうと思ったのにな」

 今年から来年1月4日の東京ドーム大会でカードが決定している選手が参加しないことになったが、これが気にくわなかった。

 「まぁ、雑魚をよくここまで集めたな、新日本プロレス。いてもいなくてもわからねぇやつばっかじゃねぇか。みんな、飯塚に食われちまえ、ハハハ!」

 集合写真撮影でも座っていたパイプイスを蹴飛ばし、ひきずって、威圧感を放った鈴木。この怒りがリングでの大暴れにつながりそうだ。

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