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勅使河原弘晶が輪島功一ジムから三迫ジムへ移籍

輪島功一会長(右)と勅使河原弘晶(2019年12月12日撮影)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級3位勅使河原弘晶(30)が11日、輪島功一ジムから三迫ジムへ同日付で移籍を発表した。世界初挑戦を目指してよりよい環境を求めての移籍。「師匠である輪島会長と同じジムから、世界王者になるために練習に励んでいく。必ず世界チャンピオンベルトを輪島会長にお見せする」とコメントした。

勅使河原は少年院時代に元世界王者輪島会長の自伝を読み、感動して入門した。11年にプロデビューからWBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得し、18年には東洋太平洋スーパーバンタム級王者も獲得。現在はWBCでも世界8位につける。海外に強いパイプを持ち、選手層も厚く練習環境にも恵まれた名門ジムで、世界を目指していく。次戦は秋に予定している。

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井上尚弥らボクシング最優秀選手賞候補 2・7発表

アリトロフィーを掲げる井上尚弥(2019年11月7日撮影

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が12日、都内で19年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補はワールド・ボクシング・スーパーシリーズを制した井上尚弥(大橋)、日本人初の4階級制覇の井岡一翔(Reason大貴)、ミドル級王座奪回の村田諒太(帝拳)、唯一世界戦3勝の田中恒成(畑中)の4人。受賞者は2月7日に都内のホテルで発表、表彰される。他の各賞候補は次の通り。

◆技能賞 井岡、寺地拳四朗(BMB)、田中

◆殊勲賞 岩佐亮佑(セレス)、村田、井岡

◆KO賞 村田、寺地、栗原慶太(一力)、吉野修一郎(三迫)、勅使河原弘晶(輪島功一)

◆新鋭賞 重岡銀次朗(ワタナベ)、井上浩樹(大橋)、中谷潤人(M.T)

◆努力敢闘賞 野中悠樹(井岡弘樹)、渡部あきのり(角海老宝石)、永野祐樹(帝拳)、田中教仁(三迫)

◆年間最高試合 WBA&IBFバンタム級井上-ノニト・ドネア(フィリピン)、同井上-エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、WBOスーパーフライ級井岡-アストン・パリクテ(フィリピン)、WBAミドル級村田-ロブ・ブラント(米国)

◆世界戦以外の最高試合 日本ミドル級竹迫司登(ワールド)-加藤収二(中野サイトウ)、WBOアジア太平洋ウエルター級別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)-矢田良太(グリーンツダ)、日本ユース・バンタム級石井渡士也(REBOOT.IBA)-石川春樹(RK蒲田)

◆女子最優秀選手賞 天海ツナミ(山木)、佐伯霞(真正)、吉田実代(EBISU K’s BOX)

◆女子最高試合 WBCフライ級藤岡菜穗子(竹原&畑山)-天海、WBOミニマム級佐伯-エリザベス・ロペス(メキシコ)、WBAアトム級モンセラッット・アラルコン(メキシコ)-宮尾綾香(ワタナベ)

バトラーに5回TKO勝利して初防衛を果たし、1本指を立てる村田諒太(2019年12月23日撮影)

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勅使河原弘晶がV3「誰でもいい」来年世界戦へ意欲

3度目の防衛に成功した東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶(左)

<プロボクシング:東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

王者勅使河原弘晶(29=輪島)が3度目防衛に成功した。

同級15位川島翔平(28=真正)の挑戦を受け、5回3分9秒、KO勝ち。余裕の表情で上下に打ち分け、多彩なパンチで主導権を握った勅使河原は5回、打ち合いの展開から左フックを打ち抜いてダウンを奪取し、キャンバスに沈めた。「左の感触はありました。今年も勝って締めくくることができました」とすがすがしい笑顔をみせた。

18年6月、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座の2度目の防衛戦から5戦連続KO勝ち。「川島選手は良い選手ですが、勝って当たり前と言われた試合だったので。1発がたまたま当たって倒せた」と謙虚な姿勢。30歳になる来年には世界挑戦の希望をぶち上げており「世界王者のターゲットは誰でもいい。やりたいからできるわけではないけれど言葉先行形で(世界挑戦したいと)口に出していきます」と意欲満々だ。

所属ジムの輪島功一会長は「相手が良いボクシングをするから良い戦いになる。(勅使河原は)オレのいうことを良く聞いて練習している」と満足顔を浮かべると、勅使河原は「3年前まで自分のことを『シマザキ』と呼んでいて覚えていてくれなかった(笑)。うれしいですよね」と冗談交じりに師弟関係の良さを表現していた。

3度Eの防衛に成功後、控室で輪島功一会長(右)と試合を振り返る東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶
バットマンのライバル「ジョーカー」のマスクを装着しながら入場する東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶

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勅使河原弘晶TKO防衛に涙「不安で仕方なかった」

V2に成功した王者勅使河原弘晶

<ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

同級王者勅使河原弘晶(29=輪島)が、世界へ向けたサバイバルマッチを制した。世界挑戦経験もある同級3位大森将平(26=ウォズ)と対戦し、初回から先手をとって多彩な攻めで圧倒。最終12回にラッシュしてロープに追い込むとレフェリーストップ。12回2分36秒TKO勝ちで、2度目の防衛に成功した。

勅使河原はリングで泣きながら「この試合にすべてをかけてきた。気持ちでは絶対に負けない。後半倒してやろうと思っていた」と叫んだ。

勅使河原はIBF8位、大森もWBC15位の世界ランカー対決だった。どちらが同級で国内最強か、世界挑戦へ生き残りをかけた一戦。初回から先手をとって攻め、パンチも独特で多彩で大森を圧倒した。大森の左をもらったがひるまずに反撃。4回、8回の途中採点でリードを広げる。最終回も攻めて、5回KO宣言していた大森を仕留めた。

スパーリングは不調の上に、サウスポーの相手も見つからなかった。「負ける夢も見て、不安で不安で仕方なかった」と控室でも涙した。

そこへ元世界王者長谷川穂積氏が「いい試合だった」と祝福に来た。「長谷川さんのおかげ」と感謝。4、6月に2度神戸で、スパーリングもして指導を受けた。「左フックやウイービングや教えてもらったことができた。感謝しかない」。

大森とは12年の新人王で同期で、ともに東西の決勝に進出した。勅使河原は敗退したが、大森は全日本新人王になった。「今まで勝てないと思った1人が大森。これで国内トップでしょう」と胸を張った。

V2に成功した王者勅使河原弘晶(左)と輪島功一会長

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勅使河原弘晶「チョコ投げます」勝利で観客魅了誓う

バレンタインの防衛戦に向け、前日計量にチョコレート柄トランクスをはいてきた東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶

プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶(28=輪島スポーツ)が「圧倒的なスター性をみせる」とバレンタインの「ザ・勅使河原劇場」を予告した。

13日、都内で行われた入口裕貴(21=エスペランサ)との初防衛戦の前日計量に、バレンタインにちなんだチョコレート柄トランクスで登場。リミットの55・3キロでクリアした。昨年10月に階級を1つあげ、グレン・サミンギット(フィリピン)との王座決定戦で勝利。WBOアジアパシフィック・バンタム級王座に続くアジア2階級制覇を達成した。減量苦がなくなっただけに「めちゃくちゃ調子がいい」と語り、「すべての面で相手より上回っている。あすは僕のスター性を見てもらえれば」と揺るがぬ自信を口にした。

まず「次の相手を倒すだけ」と目の前の一戦に集中するが、その先には世界王者、さらにスターになるという夢もある。「魔裟斗さんのように、子どもたちにも憧れられるような、ギラギラした選手になっていきたい」。勝って「リングの上からチョコを投げます」と、とことん観客を楽しませるつもりだ。

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井上尚弥、拳四朗ら4人が最優秀選手候補 年間表彰

井上尚弥(2018年8月21日撮影)

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が、10日に都内で18年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補は3階級制覇を達成して連続初回KOの井上尚弥(大橋)、史上最速タイ12戦目で3階級制覇の田中恒成(畑中)、3度防衛した拳四朗(BMB)、海外奪取にKO防衛した伊藤雅雪(伴流)の4人。受賞者は2月8日に都内のホテルで発表、表彰される。

技能賞は井上、ホルヘ・リナレス(帝拳)、拳四朗、田中、亀田和毅(協栄)、殊勲賞は伊藤、田中、KO賞は井上、清水聡(大橋)、竹迫司登(ワールド)、新鋭賞は小浦翼(E&Jカシアス)、勅使河原弘晶(輪島功一)、竹迫、吉野修一郎(三迫)、矢田良太(グリーンツダ)、努力敢闘賞は中谷正義(井岡)、細川バレンタイン(角海老宝石)、黒田雅之(川崎新田)、久田哲也(ハラダ)が候補となった。

年間最高試合候補はWBAライト級ワシル・ロマチャンコ(ウクライナ)-リナレス、WBOフライ級田中-木村翔(青木)、WBAバンタム級井上-ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の3試合。世界戦以外の最高試合は日本スーパーバンタム級和気慎吾(FLARE山上)-久我勇作(ワタナベ)、日本スーパーライト級細川-デスティノ・ジャパン(ピューマ渡嘉敷)、日本&東洋太平洋スーパーフェザー級末吉大-三代大訓(ワタナベ)、日本ミドル級竹迫-西田光(川崎新田)の4試合。

女子最優秀選手賞候補は天海ツナミ(アルファ)、藤岡奈穂子(竹原畑山)、多田悦子(真正)の3人。最高試合はWBOライトフライ級天海-チャオス箕輪(ワタナベ)、WBOアトム級岩川美花(高砂)-池山直(フュチュール)、WBCフライ級藤岡-イルマ・サンチャス(メキシコ)、WBOミニマム級多田悦子(真正)-江畑佳代子(ワタナベ)が候補となった。

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勅使河原弘晶5回KOで2階級制覇「現代の輪島に」

2階級制覇の勅使河原弘晶(左)と輪島功一会長

<ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋スーパーバンタム級5位勅使河原弘晶(28=輪島功一スポーツ)が2階級制覇した。

11日に東京・後楽園ホールで行われた王座決定戦で、同級9位サミンギット(フィリピン)から3度ダウンを奪って5回KO勝ち。WBOアジア太平洋バンタム級に続く王者となった。最後は輪島会長の指示通りにガードの上から決めた。「階級を上げてパンチ力、耐久力もついた。ぼくには昭和の輪島の魂が宿っている。世界のベルトもとって現代の輪島になる」と言い切った。同スーパーライト級王者内藤(E&Jカシアス)は2-1判定で辛くもV2した。

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勅使河原弘晶が2階級制覇「現代の輪島功一になる」

2階級制覇の勅使河原弘晶(左)と輪島功一会長

<ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋スーパーバンタム級5位勅使河原弘晶(28=輪島功一スポーツ)が2階級制覇に成功した。同級9位グレン・サミンギット(29=フィリピン)を相手に3度ダウンを奪い、5回1分10秒KO勝ち。2度防衛したWBOアジア太平洋バンタム級王座に続き、2本目のベルトを手にした。

1回にまずは右フックでダウンを奪った。3回にも右を効かせての連打から左ストレートで2度目。5回に右を突き上げて、ガードの上からも3度目のダウンで10カウントに仕留めた。輪島会長から「パンチ力があるからガードの上からでも打て」と指示されていた。その言葉を信じて倒した。

階級を上げたことで「ナチュラルに動ける。パンチ力も耐久力も上がった。適性階級」と大きな手応えも得た。輪島会長の自伝を読んで、迷うことなく入門した。目指すのは3本目のベルトとなる世界王者だ。「ぼくには昭和の輪島功一の魂が宿っている。現代の輪島功一になる」と宣言した。

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勅使河原弘晶が判定初防衛「勝って反省できた」

勅使河原(左)は初防衛も苦戦に輪島功一会長からはお叱り(撮影・河合香)

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

 同級王者勅使河原弘晶(27=輪島功一)が初防衛に成功した。同級7位ジェイソン・カノイ(27=フィリピン)との対戦。初回から攻勢を仕掛けるも再三パンチをもらい、互角の展開になった。6回に左ボディーからチャンスをつかむもダウンを奪えず。その後も反撃も浴びて判定となったが、2~4ポイント差の3-0でベルトを守った。

 勅使河原は初回に右ストレートを3発もらい、「1分ぐらい意識もうろうとなった。ボディーも効かされていた。悔しくて悔しくて。自分にカツを入れながら戦っていた」という。カノイは世界王者井上のスパーリング・パートナーを務め、過去36戦で1度もKO負けがない。「ボディワークもいい」と、このタフな相手に苦しめられた。

 前日計量の際に、カノイから食べていたゆで卵を1個もらった。「いいやつだなと。優しさが出てしまった。ゆで卵でやられました」と笑った。昨年10月に29年目でジムにとって初の王者になった。「身に染みたが、勝って反省できたのでよかった」と胸をなで下ろした。輪島会長も「欲がない。相手が怖くてもいかないと。勇気がなかった」と厳しかった。

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勅使河原弘晶が輪島ジム初王者!虐待非行人生変えた

WBOアジアパシフィック・バンタム級新王者になった勅使河原弘晶

<ボクシングWBOアジアパシフィック・バンタム級12回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングのWBOアジアパシフィック・バンタム級5位勅使河原弘晶(27=輪島)が新王者になった。

 12日に東京・後楽園ホールで、同級王者パブスタン(フィリピン)のV1戦で10回TKO勝ちした。88年に元世界王者輪島会長がジム創設から初の王者。義母に虐待されて非行に走って2度少年院に入った。そこで会長の自伝を読んで改心し、ついにベルトをつかんだ。「目標はあくまで世界。会長にもう1本ベルトをプレゼントしたい」と決意を新たにした。

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2度少年院、勅使河原弘晶タイトル奪取で人生変える

 WBOアジアパシフィック・バンタム級6位勅使河原弘晶(27=輪島スポーツ)が、タイトル奪取で人生を変える。

 同級王者ジェトロ・パブスタン(27=フィリピン)の初防衛戦の前日計量が10日に都内であり、ともにリミットの53・5キロでパスした。波乱の人生を歩んできた勅使河原は、創設29年でジム初のベルトをささげ、元世界王者の輪島功一会長(74)に恩返しするつもりだ。

 勅使河原は物心ついた頃に父が再婚した義母から虐待を受けた。殴られ、万引を強要され、ろくな食事も与えられず、学校にも行かしてもらえなかった。4年で義母がいなくなったが生活は荒れ、窃盗、傷害、暴走行為などを繰り返し、2度少年院に入った。

 19歳の頃、自由時間に手にした本が人生を変えた。会長の自伝「炎の世界チャンピオン」。「努力と根性があれば世界王者になれる」と、その日から心を入れ替えた。模範囚となって少年院を出ると上京。迷わず輪島ジムに向かった。

 11年にプロデビューから7年目で、ようやくタイトル戦がかなった。初のサウスポー相手に世界王者になった岩佐らと100回のスパーリング。神戸まで出向いて元世界王者長谷川氏の指導も受けた。「メチャクチャ調子いい。今までで一番」と手応え十分だ。

 計量をパスすると、ベルトを肩にかけた王者と記念撮影に臨んだ。「あしたはおれのものになる。手ぶらで病院送りにします。死に物狂いで勝ち、ジム初のベルトを会長にささげる」。壮絶な人生から抜けだし、新たな人生を踏み出し、その最初の成果としてベルトをつかむつもりだ。。

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