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高田川部屋ブログ更新「勝武士が旅立って四十九日」

高田川部屋の外観

大相撲の高田川部屋のブログが30日、2カ月ぶりに更新された。前頭竜電(29=高田川)が投稿し、冒頭で「本日からブログを再開します。今日は勝武士が旅立って四十九日です」と報告した。高田川部屋の三段目力士、勝武士さんは新型コロナウイルスによる多臓器不全で5月13日に死去。高田川部屋のブログは4月24日を最後に更新が途絶えており、67日ぶりの更新となった。

竜電にとって勝武士さんは山梨県甲府市の同郷で幼なじみ。付け人も務めてくれていた。竜電はブログで「幼い頃からあたりまえのように近くに居た勝武士は今も変わらず見守ってくれてると思います。これからも勝武士とともに戦い、まい進していきます」と誓った。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)まで3週間を切り「現在、7月場所に向けて部屋一丸となって稽古、トレーニングしております。応援よろしくお願いします」と記した。

17年2月、しょっきり相撲で塩かごを手にする勝武士さん

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尾車親方、プロ野球の観客入れる方針「参考になる」

尾車親方(2020年2月25日撮影)

日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が22日、東京・両国国技館で報道陣の代表取材に応じ、開催まで1カ月を切った7月場所(19日初日、国技館)について「やっと場所が近づいてきたなという気持ちでいます」とコメントした。

協会は無観客での開催を目指している中、プロ野球、Jリーグはともに7月10日から観客を入れる方針を示している。尾車事業部長は「(7月場所初日の)9日先に入れてくれたら参考になる。野球やJリーグも入っているんだから、相撲も入ってもいいのかなと。ただ会場とかいろんなところが違うから。入れるにしてもどういう規約をもって入れたらいいとか。マス(席)の中に一人で次の人まで3つ空けないといけないとか。その辺は分からない」と見解を示した。

今月19日にプロ野球が無観客で開幕した。尾車事業部長も連日、テレビで観戦してることを明かし「スポーツって無観客だろうがなんだろうが、真剣勝負でああいうのがテレビの画面からたくさん伝わってきていいよな。とても気持ちがすかっとする」と、スポーツの魅力を実感。東京ドームではバックネット裏に複数の人物が映ったパネルが掲示されている。「なるほどいろいろ演出を考えているな、と。それがそのまま相撲に当てはまるか分からないけど、少しでも無観客でも盛り上がることができればいい」。他競技が取り入れるさまざまな工夫にも関心を示した。

春場所終了後の約3カ月で悲しい出来事もあった。各部屋が自粛生活を続ける中で、先月13日に高田川部屋の三段目力士、勝武士さんが新型コロナウイルス感染による多臓器不全で死去。尾車事業部長も「それはもう本当に残念としか言いようがない」と胸を痛めた。高田川部屋から尾車部屋は徒歩1分ほどの距離。「(高田川部屋に)救急車が来た時も防犯カメラにずっと写ってっていたので、どうかしたのかと思いながら、聞くわけにもいかず。ずっと長く救急車が止まっていたのでね。どうなってるんだろうというそんな気持ちで見守っていたんだけどね。その後、分かったけど、勝武士くんが病院に運ばれていったのはその後に分かったんだけど、最悪の結果をもたらしてしまった。本当に本人もだけど、部屋の若い衆もだし、師匠やおかみさんもみんなの気持ちを思うと、正直、いたたまれなかったというのが本心」。コロナの恐ろしさを一層感じる出来事となり、弟子にも改めて言葉をかけたという。「やっぱり不要不急の外出を控えろというのは僕も部屋の力士を集めて言った。念押しした。あれは本当にショックです。そのためにも7月場所でいい相撲を、元気な相撲を皆さんに見てもらえるように、いま場所に向かってどこも頑張っていると思う」。協会員が一丸となって、悲しみを乗り越える。

先月18日から今月12日まで行われた抗体検査の結果は、6月中に発表される予定。「抗体検査の結果をもらって、それでご指導いただいている専門家の人にどうすべきかというのを指導いただき決めていく」。指針を定めて、開催に向けて1歩ずつ前進していく。

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15位輝へ激励「一番ピュアな心を持っていそう」

 

第9回大相撲総選挙にご投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

15位 輝 1380票

★輝が秘める可能性は無限大! 世代交代のただ中にある相撲界ですが、次の主役に躍り出るのは輝関だと思います。(30代女性)

★突き押し相撲に四つも取れるようになってきて、これから大暴れしてくれるでしょう!(40代女性)

★令和の侍力士。情熱と繊細さがあの大きな体に同居しているのが魅力。大輪の花を咲かせるのを、今か今かと待ち遠しく思ってます。蕾は大分と膨らんできたのではないでしょうか?(30代女性)

★「輝」というしこ名が素晴らしいと思います。字面もいいし、シンプルでたった一文字なのにそこに込められた想いが伝わってきます。このしこ名をもっと大きな名前に育てて欲しいです。そのためには最高位を狙って欲しいです。(30代女性)

★輝関は幕内の座を守れるほどの成績で力を付けており、現在自身初の幕内3場所連続勝ち越し中で着実に力を付けているので、この勢いと勝武士のためにも上位へ駆け上がりまだ得てない三賞や金星を受賞してより輝を増してくれることを期待しています。(20代男性)

★非常に素直な力士で、繊細さも感じるが、最近は土俵で自分の実力を発揮できていると思う。が、まだまだ物足りなさを感じてしまいます。もっともっと強くなる力士だと思っています。大器晩成型なのかな。これからもずっとずっと応援しています。(30代女性)

★最近力士として、力を増してきたなぁという喜びもあるのですが、テレビ番組ですてきな俳句を詠んでいた姿に感動しました。たたき上げで、若い頃から付いていた若の里関の背中をみて育ったからこそのお相撲さんの粋な姿だと思いました。力士としても、お相撲さんとしても、よりすてきな姿を魅了してください。(40代女性)

★力士の中で一番ピュアな心を持っていそう。土俵外でつけてる眼鏡姿もいい。(30代女性)

★輝関は迫力がある相撲でぼくたち石川県民や多くの相撲ファンを喜ばせてくれるすばらしい力士です!(10代以下男性)

★ずっと応援してきました。達時代から真面目でコツコツ今どき力士にありがちな浮ついた感じがしないのが大好きで応援したくなる理由です。意思堅固、輝関らしいです。(20代女性)

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輝が勝武士さん死去後初コメント「仲間であり兄」

左から勝武士さん、竜電、大乗、白鷹山、輝(2019年1月9日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明し、5月13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で死去した三段目力士・勝武士(しょうぶし、本名・末武清孝=高田川)さんの弟弟子にあたる幕内力士の輝(25=高田川)が1日、勝武士さんの死去後初めて、日本相撲協会を通じてコメントを出した。

輝 勝武士さんは10年間、共に頑張ってきた仲間であり、頼りになる兄の様な存在でした。関取に上がってからも時には厳しく、時には励まし合い支えてくれました。

勝武士さんとの思い出を忘れずにいつまでも見守ってくれると信じて、より一層頑張っていきます。

    輝 大士

   (原文まま)

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白鷹山「兄貴のような存在」弟弟子が勝武士さん語る

19年1月、初場所で十両土俵入りに臨む白鷹山

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明し、5月13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で死去した三段目力士・勝武士(しょうぶし、本名・末武清孝=高田川)さんの弟弟子にあたる十両の白鷹山(25=高田川)が1日、勝武士さんの死去後初めて、日本相撲協会を通じてコメントを出した。

白鷹山 入門した頃から優しく、様々なことを教えてくれた。まさに兄貴のような存在でした。普段から助けてもらうことが多く、何かあると真っ先に勝武士さんを頼っていました。

明るく、太陽のような存在の勝武士さんを胸に、これからも精進します。

  白鷹山 亨将

   (原文まま)

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勝武士さん兄弟子の竜電「22年間ずっと一緒で…」

竜電(2019年7月19日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明し、5月13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で死去した三段目力士・勝武士(しょうぶし、本名・末武清孝=高田川)さんの兄弟子にあたる幕内力士の竜電(29=高田川)が1日、勝武士さんの死去後初めて、日本相撲協会を通じてコメントを出した。

竜電 勝武士は小学校1年から通っていた柔道スポーツ少年団から、22年間ずっと一緒で誰よりも自分のことをよく知る弟の様な存在でした。入院後、心配で送ったメールに「大丈夫です!!また連絡します」ときた返信が最後となってしまいました。明るく、優しく、いつもそばにいるのがあたりまえの存在を失い、心にポッカリと穴が空きました。しかし前を向き、これからも見守ってくれている勝武士と共に、今まで以上に相撲道に精進します。

竜電 剛至

(原文まま)

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高田川親方、勝武士さんは「大切な家族であり弟子」

高田川親方(19年6月24日撮影)

大相撲の高田川親方(元関脇安芸乃島)が1日、新型コロナウイルスに感染して5月13日に亡くなった弟子の勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんについて、日本相撲協会を通じてコメントした。

高田川親方は「大切な家族であり弟子である勝武士が新型コロナウイルスによる多機能心不全で亡くなりました。医療機関が切迫した時期と重なっていましたが、相撲協会の対応もあって重篤化する前に入院できたので、元気で帰ってきてくれるものと信じておりました」と、勝武士さんが入院した当時の心境を吐露。「しかし容体が急変し、1カ月以上の闘病の末帰らぬ人となりました。私の体調回復を待っていたかのような最期でした」と話した。

勝武士さんとの思い出も語った。勝武士さんは明るい性格で、巡業や花相撲では知られた人気者だった。相撲の所作や禁じ手などを力士2人が面白おかしく実演する「初っ切り」を担当することが多く、ファンを楽しませた。高田川親方は「勝武士は相撲のみならず、初っ切りでも活躍したムードメーカーでした。私が部屋を興す前、彼が中学校1年生の時に初めて会い、1番最初に声をかけたのが勝武士でした」と最初の出会いを回想。「『俺が親方の本当の1番弟子だ』といつもうれしそうに話していた顔が忘れられません」と、弟子との別れに胸を痛めた。

高田川部屋の力士は7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて調整を進めているという。「誰からも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません。しかし前を向き、これからも勝武士と一緒に部屋一丸となって頑張っていこうと最期のお別れでみんなで誓い合いました。現在力士たちは意欲的にトレーニングに取り組んでおり、7月場所に向けて徐々に本格的な稽古を再開する予定です」と決意。最後に医療従事者やファンに向けて「大変感謝しております。本当にありがとうございました」と感謝の意を表した。

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力士、親方らコロナ抗体検査開始 対象約1000人

両国国技館

日本相撲協会は18日、力士ら協会員を対象とした新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を開始した。

電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「抗体検査は本日からスタートし、(今日は)2部屋43人が検査を受けた」と説明。今後は1日に2、3部屋、約50人を対象に実施予定だと明かした。

新型コロナの影響で13日に高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が28歳で亡くなった。協会は同日、希望する力士ら協会員全員を対象に抗体検査を実施することを発表。検査は専門機関に依頼し、各部屋で医師らが血液採取するとしていた。実施日などについては人数分の書類を各部屋に送り、希望者の書類が届いた後に調整していた。

力士約700人、親方衆は約100人で、行司や呼び出しら裏方などを合わせ最大で約1000人規模の検査となる見込み。終了まで1カ月程度要するとされるが、感染歴の有無で状況を把握することで、今後の感染対策に活用できる。無観客での実施を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向け、協会が1歩踏み出した。

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勝武士さん同期の琴恵光「人を喜ばせるのが好き」

琴恵光(19年8月撮影)

大相撲の西前頭16枚目琴恵光(28=佐渡ケ嶽)が14日、日本相撲協会を通じて13日に新型コロナウイルス感染の影響で亡くなった高田川部屋所属の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)への思いを語った。2人の初土俵は07年春場所。同期生の訃報に「正直驚きました。本当にショックです」と胸を痛めた。

勝武士さんは稽古熱心で知られ、琴恵光も「若い頃何度か稽古したことがあったけれど、とにかく真面目にやっていました」と振り返る。巡業などでは相撲の禁じ手などを面白おかしく実演する「初っ切り」を担当し、相撲ファンに親しまれた。「同期会などでは盛り上げ役でみんなを楽しませてくれて、人を喜ばせるのが好きだったと思います」。同期生の中でもムードメーカー的存在だったことを明かした。

佐渡ケ嶽部屋と高田川部屋は、同じ二所ノ関一門。琴恵光は「(自分が)幕内に上がったときに反物を作って渡したら、それをすぐに浴衣にして着てくれた。それがすごくうれしかった。優しい同期生です」。温かい人柄だった。

勝武士さんは先月8日に入院し、同月19日から集中治療室(ICU)での治療を続け、ウイルスと粘り強く戦った。「これからは、自分たち(同期生)が胸を張って土俵に上がっている姿を見守っていてほしい」と、天国の戦友に語りかけた。

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気絶した…勝武士さん初っ切り相棒に聞く(下)

17年2月、初っ切り相撲で高三郷(左)におどけた表情を見せる勝武士さん

大相撲力士の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)が、新型コロナウイルス感染の影響で13日に28歳で亡くなった。勝武士さんと「初っ切り」でコンビを組んでいた元高三郷の和木勝義さん(30)に話を聞いた。【聞き手=佐々木一郎】

-勝武士さんとコンビを組んだ初っ切りは、2014年4月の神奈川・藤沢市巡業から2018年4月の長野・東御市巡業まで続きました。勝武士さんの印象は

和木さん まじめでした。初っ切りも楽しくできました。やりやすかったですね。巡業では稽古もたくさんやりました。稽古後、一緒にトレーニングもしていました。自分が2年兄弟子なので、向こうが合わせてくれたというのもあると思います。

-初っ切りでのアイデアは、どちらが出していたのですか

和木さん お互いにですね。出番前に『合わせ』をやるんですが、『こういうのやってみない?』と言いながら。

-勝武士さんが亡くなり、SNSなどではおふたりの初っ切りが特に印象に残っているという声が多くみられました。なぜだと思いますか

和木さん お客さんが楽しんでくれたからですかね。自分らも楽しんでやっていました。最初はギクシャクしましたが、慣れてからは楽しめるようになりました。

-勝武士さんは大事な相撲の時は緊張すると言っていました。初っ切りを担当すると度胸がつくのでは

和木さん それは、そうでもないんですよ。ある程度はつくけど、僕も緊張しました。初っ切りも大きな会場では『本当に緊張するよね』なんて話していました。

-2人は対戦もありました。最初の対戦(2009年九州場所)では高三郷さんがすくい投げで勝ち、次の対戦(2011年名古屋場所)は高三郷さんがつき膝で負けました。1勝1敗です。

和木さん 2度目の対戦では、僕が気絶させられたんです。自分が胸で当たりにいったところ、向こうの頭があごに入りました。気付いたら倒れていました。

-その取組について2人で話したことはありますか

和木さん あります。向こうもびっくりしたと言っていました。

-今、勝武士さんに伝えたい言葉はありますか

和木さん 1カ月間もよく頑張ったと思います。長いですよね。あとはゆっくり休んでください、と。

和木さんは2018年夏場所後に引退。今は、巡業の会場設営をする会社で働いている。第2の人生で、角界に恩返しすることを考えている。

17年2月、初っ切り相撲の立ち会いで、足を蹴り上げ砂を巻き上げる勝武士さん(右)。左は高三郷

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コンビ秘話…勝武士さん初っ切り相棒に聞く(上)

17年2月、初っ切り相撲で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

大相撲力士の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)が、新型コロナウイルス感染の影響で13日に28歳で亡くなった。勝武士さんは相撲の禁じ手などを面白おかしく実演する「初っ切り」を、巡業などで担当していた。初っ切りで最初の相棒を務めていた元高三郷の和木勝義さん(30)に話を聞いた。【聞き手=佐々木一郎】

勝武士さんとコンビを組んでいた和木さんは、訃報に触れた後、ツイッターに「ほんとかよ 嘘だと言ってほしい」と苦しい胸の内をつぶやいた。「直接お別れできないのがかなり辛い」とも。

勝武士さんが亡くなり、メディアでは初っ切りを担当していた時の写真や映像が多く紹介された。コンビを組んでいたのは、元幕下高三郷の和木さんだ。故人をしのんだ後、電話インタビューに応じてくれた。

-勝武士さんは高田川部屋、和木さんは東関部屋の所属でした。同じ部屋の力士で初っ切りを務めることが多いのですが、なぜこの2人がコンビを組んだのでしょうか

和木さん 大山親方の付け人として巡業に出ていた時、(初っ切りの)1組がなくなったんです。それで、大山親方から『やってみないか?』と言われました。同じ部屋に、ちょうどいいサイズの人がいなかったのですが、高田川部屋の行司さん、今の伊之助親方ですが、『うちに勝武士がいるよ』と紹介されました。

-初っ切りは体格が異なる大型力士と小兵のコンビが一般的なので、勝武士さんとはサイズ感が合ったのですね。2014年4月の神奈川・藤沢市巡業で初めて初っ切りを披露しました。準備期間はどのくらいありましたか

和木さん 半年くらいでした。

-それまで面識はあったのですか

和木さん 対戦もありましたし、しゃべったこともありました。練習は主に夜です。ウチの部屋まで来てくれました。部屋が違うのは大変でしたね。最初はもう1組の動きを見て覚えて、徐々に大山親方に教えてもらったり。1年くらいたってから、自分たちで新しい動きを考えたりしました。

-高三郷、勝武士のコンビならではの動きはありますか

和木さん 最後にハリセンで自分が切られて、『パン』とたたかれるところですかね。その時に流行っていたネタや、その地方に合う言葉を入れたりもしました。例えば、(長野県)松本市の時は、地元の大きな病院の名前を出したり。その都度、考えていました。

<(下)に続く>

17年2月、初っ切り相撲で高三郷(左)の顔面に力水を吹き掛ける勝武士さん

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28歳勝武士さんコロナ死、国内20代で初の事例

17年2月、しょっきり相撲で塩かごを手にする勝武士さん

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝=すえたけ・きよたか)が13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に土俵下の控えで手が震えるなど体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

◆力士の地位 番付は幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口に分かれており、幕下以下の力士に給与は支払われない。中止となった夏場所の番付では、三段目は東西それぞれ100枚目まであり、昇進すれば雪駄(せった)を履くことができる。三段目の優勝賞金は30万円。15日間の本場所では2日に1番のペースで、7番相撲を取る。

勝武士さんの発熱からの経過
東京都江東区にある勝武士さんが所属する高田川部屋
19年5月、若野口(右)に突き出しで敗れる勝武士さん

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勝武士さんも 糖尿病患者致死率9・2%/鎌田實氏

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんが13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。

新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

<医師で作家の鎌田實(みのる)氏(71=長野・諏訪中央病院名誉院長)>

勝武士さんは「しょっきり」でお客さんを喜ばせる魅力的な力士でした。まだまだ未来があっただけにショックです。20代から40代という若い世代の感染者は日本でも多いが、28歳という若さで亡くなったのは残念でなりません。

新型コロナウイルスは、重症化させないためにも初期診断と早期治療が大事になります。医療体制が追いつかず、発熱から4日たっての入院という初動の遅さが重症化につながりました。糖尿病の持病があったことも、リスクを高めた要因だと思います。

世界保健機関(WHO)の発表によると、新型コロナウイルスによる世界の致死率は2%ほどですが、糖尿病患者は9・2%にまではねあがっています。この感染症で分かったことは、血栓ができやすく血管が根詰まりすること。始まりは肺炎でも、そこに終わらず、循環器が悪くなり、脳梗塞や腎臓や肝臓にも影響が出る。今回の死因も多臓器不全でした。自粛生活が続くと、食べ過ぎや飲みすぎに陥りやすい。太りすぎないよう気をつけたいところです。

現役力士の死を無駄にしないためにも、先進国並みに多くの検査を受けられる医療体制の構築が急務です。PCR検査に、抗原検査、抗体検査を織り交ぜ、複合的に対応していくことが求められます。従来の常識が通じるか分からない未知のウイルスだけに、それぞれの検査の差を使いながら、早期の診断と治療につなげていくことが命を救うカギになります。

◆鎌田實(かまた・みのる)1948年(昭23)6月28日生まれ、東京都出身。東京医科歯科大医学部卒。長野・諏訪中央病院院長で「健康づくり運動」を実践。脳卒中死亡率の高かった長野県の長寿日本一に貢献した。04年からイラク支援を始め、小児病院へ薬を届けたり北部の難民キャンプ診察も続ける。

「しょっきり」で塩かごを手にする勝武士さん(2017年2月5日撮影)

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巡業人気者の勝武士さん、土俵下で糖尿発症不戦敗も

17年2月、「しょっきり」で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

大相撲で初めて新型コロナウイルス感染が判明していた東京・江東区の高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんが13日午前0時半、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去した。28歳だった。

新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

最高位は三段目11枚目、勝武士さんは持病と付き合いながらの力士人生だった。糖尿病のため、インスリン注射は欠かすことができなかった。16年には取組直前に土俵下の控えで全身が赤らんで手が震え、異例の不戦敗を経験している。糖尿病による低血糖障がいだった。

巡業や花相撲では知られた人気者だった。元気で明るい性格。相撲の所作や禁じ手などを力士2人が面白おかしく実演する「しょっきり」を担当することが多く、ファンを楽しませた。兄弟子で1学年上の前頭竜電とは幼なじみで、山梨・竜王中ではともに柔道部に所属。気心の知れた仲で、付け人を長く務め兄弟子を支えた。

あまりにも早い別れに、周囲も胸を痛めた。竜王中柔道部の恩師、佐々木秀人さん(65)は「ワシより早くいっちゃダメだよ」と、声を震わせながら悲しんだ。中学時代の勝武士さんは稽古熱心で「何事にも一生懸命。体が小さいぶん、人の倍は稽古をしていた」と、170センチに満たない体で奮闘していた教え子を誇る。最後に会ったのは今年の2月だった。山梨県内で行われた竜電の後援会による激励会後に、佐々木さん、竜電、勝武士さんの3人だけで酒を酌み交わした。「そのときも元気だった。そんなにひどい糖尿病ではなかったと聞いていた。本当に残念」と肩を落とした。

09年に現師匠に部屋を譲った先代高田川親方の清水和一さん(75)は、勝武士さんの入門時を知っているだけに「びっくりした。まだ若いのに、考えられない」と驚きを隠せない様子。高田川親方の誘いを受けて入門したため、自身がスカウトした弟子ではなかったが「真面目な子。たまにふざける姿も見せていたけど、仕事に関しては無口で黙々とこなしていた」。丁寧な仕事ぶりを知っていただけに、沈痛な思いを吐露した。【佐藤礼征】

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、山梨・甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)
「しょっきり」で塩かごを手にする勝武士さん(2017年2月5日撮影)

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勝武士さん死去で角界混乱 高田川親方の談話も出ず

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新型コロナ感染での死者は角界初。国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる。28歳の早すぎる死は、ウイルスの恐ろしさを改めて世間に伝える形となった。

   ◇   ◇   ◇

角界に衝撃が走った。日本相撲協会はこの日、新型コロナ感染で入院治療していた勝武士さんの死去を発表。八角理事長(元横綱北勝海)は「協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました」と悼んだ。

協会によると、勝武士さんは4月4日ごろに38度台の高熱を発症。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が受け入れ先を探し続けたが、都内の医療機関が逼迫(ひっぱく)している状況と重なり、なかなか見つからず。血痰(けったん)が見られた同8日夜に、ようやく都内の大学病院に入院した。簡易検査の結果は陰性だったが、容体が悪化して翌9日に転院。10日にPCR検査で陽性と判定されると、さらに容体が悪化した19日から集中治療室で治療を受けていた。

勝武士さんは、14年に糖尿病による低血糖障がいを患った。現在もインスリン注射の投与が必要で、三段目だった16年初場所では取組直前に体調不良を訴え、不戦敗となったこともあった。現役力士の死去は08年に急性骨髄性白血病で亡くなった元幕下若三梅以来。二十数人の力士を育てる師匠は「他の病気でも糖尿病を持っていると治りが遅い。感染しないように、さらに敏感にならないといけない」と警戒感を強めた。

協会は3月の春場所を史上初の無観客で実施し、新型コロナ感染者を出すことなくやり遂げた。以降、出稽古の禁止や接触を伴うぶつかり稽古の自粛要請を各部屋に通達。感染防止に努めてきたが4月10日に勝武士さんの感染が判明。その後に高田川親方や同部屋の十両白鷹山、幕下以下の力士4人(部屋、力士名は非公表)の感染も確認されたが、勝武士さん以外の6人はすでに退院していた。

葬儀・告別式は未定。高田川部屋の稽古についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今行う状況ではない」と説明するにとどめ、再開時期のめどは立っていない。高田川親方の談話はなく、報道陣には「しばらくはそっとしてあげておいて欲しい」と断るなど角界全体が混乱している。

◆勝武士幹士(しょうぶし・かんじ)本名・末武(すえたけ)清孝。1991年(平3)11月4日、山梨・甲府市生まれ。竜王中では柔道部に所属し、中学卒業後に高田川部屋に入門。07年春場所で初土俵を踏んだ。最高位は17年九州場所の東三段目11枚目で、通算79場所で260勝279敗。165センチ、107キロ。得意は突き、押し。

<スポーツ界の主な感染>

◆プロ野球 3月26日に阪神藤浪晋太郎投手がPCR検査を受け、NPB球団所属選手として初の陽性判定。27日には同じく阪神の伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手の感染も判明。4月1日には楽天などで監督を務めた梨田昌孝氏が陽性判定。14日には元阪神ヘッドコーチの片岡篤史氏が感染を公表した。

◆サッカー 日本協会の田嶋幸三会長が3月17日に陽性であることが判明。東京都内の病院に入院したが、順調に回復し、4月2日に退院した。Jリーグでは、ヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳が3月30日に感染していることが判明。4月1日には、神戸のトップチーム関係者1人と、セレッソ大阪GK永石拓海、J2ザスパクサツ群馬DF舩津徹也の罹患(りかん)も明らかになった。

◆バスケットボール Bリーグの大阪エヴェッサでは、4月2日に選手1人の感染が確認されると、3日にはチーム関係者1人の感染を発表。13日までに計13人の感染が確認され、27日に計13人全員が退院もしくは自宅療養解除となったことを発表した。

◆柔道 総本山こと講道館の理事で、全日本柔道連盟(全柔連)副会長などを歴任した松下三郎さんが4月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。東京都文京区の講道館内に事務局を置く全柔連では、4月16日までに役職員19人の集団感染が確認された。

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)
17年2月、「しょっきり」で取組中にVサインを見せる勝武士さん(右)

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相撲協会員の希望者全員に抗体検査 終了まで1カ月

日本相撲協会は13日、協会員のうち希望者全員を対象として新型コロナウイルスの抗体検査を実施すると発表した。

検査終了まで約1カ月かかると見込んでいる。検査結果は、まとまった段階で発表する予定。

抗体検査で協会員のおおよその感染状況を把握し、専門家の助言を参考にしながら、協会員の健康や今後の本場所開催へ向けた取り組みに生かしていくという。

日本相撲協会は同日、三段目の勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で死去したことを発表したばかり。同協会は緊急事態宣言の延長を受け、5月の夏場所を中止とし、7月の名古屋場所(7月19日初日)は東京・両国国技館での無観客開催を予定している。

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死去の勝武士さん発熱も受け入れ病院なく4日後入院

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)

日本相撲協会は13日、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の三段目の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が、同日にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことを発表した。28歳だった。

協会が発表した勝武士さんの経過は以下の通り。

▽4月4、5日 38度台の発熱。師匠らが保健所に電話をかけ続けたが、つながらず。

▽4月4~6日 近隣の複数の病院に依頼したが、受け付けてもらえず。

▽4月7日 近隣の医院にも相談したが、医療機関は見つからず。

▽4月8日 熱が下がらず血痰(けったん)が見られたため救急車を呼んだが、なかなか受け入れ先が決まらず、夜になって都内の大学病院に入院。簡易検査の結果は陰性。

▽4月9日 状態が悪化し、別の大学病院へ転院。

▽4月10日 PCR検査で陽性と判定。

▽4月19日 状態が悪化し、集中治療室で治療を受ける。

▽5月13日 午前0時30分、都内の病院で死去。

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勝武士さん死去に理事長「ただただ苦しかったと…」

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)

日本相撲協会は13日、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の三段目の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が、同日にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことを発表した。28歳だった。

勝武士さんは明るい性格で知られ、巡業などでは初っ切りを務めたこともある。糖尿病の持病があり、入院後も体調が心配されていた。

八角理事長(元横綱北勝海)は、協会を通して以下のコメントを発表した。

「この度は悲報に接し、協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました。今はただ、安らかに眠って欲しいと思います。懸命の措置をしてくださいました医療機関の皆様には、故人に代わり、深く感謝申し上げます」

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高田川部屋の勝武士さんがコロナ感染死 28歳

勝武士さん(左)(2019年5月15日撮影)

日本相撲協会は13日、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の三段目の勝武士(しょうぶし)さん(本名・末武清孝)が、同日午前0時半にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため都内の病院で死去したことを発表した。山梨県出身。28歳だった。日本のプロスポーツ選手が新型コロナウイルスの影響で死去するのは初めて。国内で20代の死亡は、初とみられる。

勝武士さんは中学卒業後に高田川部屋に入門し、2007年春場所初土俵。身長165センチと小柄ながら、強い足腰を武器に最高位は東三段目11枚目。明るい性格で知られ、巡業などでは初っ切りを務めたこともある。糖尿病の持病があり、入院後も体調が心配されていた。

協会が発表した勝武士さんの経過は以下の通り。

▽4月4、5日 38度台の発熱。師匠らが保健所に電話をかけ続けたが、つながらず。

▽4月4~6日 近隣の複数の病院に依頼したが、受け付けてもらえず。

▽4月7日 近隣の医院にも相談したが、医療機関は見つからず。

▽4月8日 熱が下がらず血痰(けったん)が見られたため救急車を呼んだが、なかなか受け入れ先が決まらず、夜になって都内の大学病院に入院。簡易検査の結果は陰性。

▽4月9日 状態が悪化し、別の大学病院へ転院。

▽4月10日 PCR検査で陽性と判定。

▽4月19日 状態が悪化し、集中治療室で治療を受ける。

▽5月13日 午前0時30分、都内の病院で死去。

八角理事長(元横綱北勝海)は、協会を通して以下のコメントを発表した。

「この度は悲報に接し、協会員一同、心より哀悼の意を表します。ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました。今はただ、安らかに眠って欲しいと思います。懸命の措置をしてくださいました医療機関の皆様には、故人に代わり、深く感謝申し上げます」

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