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幕下北の若が7場所連続勝ち越し「純粋にうれしい」

湘南乃海を破り、勝ち名乗りを受ける北の若(撮影・河田真司)     

<大相撲秋場所>◇12日目◇14日◇東京・両国国技館

山形県酒田市出身のホープ、西幕下14枚目の北の若(19=八角)が勝ち越しを決めた。

「ほとんどが立ち合いで馬力負けしないことだけ。その後のことは何も考えていない」。集中した立ち合いの出足で湘南乃海(高田川)を圧倒し、押し込まれる場面もあったが攻めきった。「いい相撲、悪い相撲はあるが、思い切っていけている」。

これで初めて番付に載った場所から7場所連続の勝ち越し。「(勝ち越しは)純粋にうれしい。毎場所、強い相手でいい経験をさせてもらっている。自分はチャレンジャーでいけている」。元高校横綱の実力者が関取の座へ着実に前進している。

北の若(左)は湘南乃海をすそ払いで破る(撮影・柴田隆二)

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北の若が逆転の上手投げ、8場所連続勝ち越しに王手

豊響(右)を上手投げで破る北の若(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

元高校横綱の西幕下14枚目北の若(19=八角)が、序ノ口デビューから8場所連続となる勝ち越しに王手をかけた。

幕内経験者の東幕下14枚目豊響を逆転の投げで破った。狙い通り左四つになると、胸が合って土俵際まで寄られたが、右から得意の上手投げを放った。3勝2敗とし「すごく相手が強くて、辛抱して勝ちにつなげられた」と大粒の汗をぬぐった。

高校相撲の名門、埼玉栄高3年生だった18年に高校総体を制した。負け越し知らずのまま、1年半で幕下15枚目以内にたどり着いた角界のホープ。関取経験者との対戦が続いているが「気合が入っている。胸を借りるつもり。いい経験ができているなとすごく充実している」と表情は明るい。

5番相撲を終えて白星を先行させた。「立ち合いで当たり負けをしないこと」が好調の要因。「自分はチャレンジャー」と言い聞かせ、残り2番に臨む。

豊響(後方)を上手投げで破った北の若(撮影・鈴木正人)
豊響(左)を破った北の若(撮影・丹羽敏通)

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負け越し知らず幕下北の若2勝目「焦らずいこうと」

将豊竜(右)を寄り切りで破る北の若(撮影・河田真司)

<大相撲7月場所>◇8日目◇26日◇東京・両国国技館

元高校横綱の西幕下20枚目北の若(19=八角)が4番相撲で東幕下24枚目将豊竜を寄り切り、2勝2敗と星を五分に戻した。

低い当たりで突き押し相撲が得意の相手に対し、左四つで組み止めた。様子をうかがいながら、右上手を引きつけじっくり攻めた。「いつも通り下から下から攻めていった。たまたま左が引っかかって左四つになったが、焦らずにいこうと思っていた」。高校相撲の名門、埼玉栄高から鳴り物入りで入門した大器は、落ちついた様子で話した。

序ノ口デビューから負け越し知らずで、幕下上位の実力者と対戦する機会も増えた。「部屋でも関取衆に胸をかしてもらってやっている。(幕下上位でも)胸を借りるつもりでやっていきたい」と話した。

将豊竜(手前)を激しく攻める北の若(撮影・鈴木正人)
将豊竜を寄り切りで破った北の若(撮影・鈴木正人)

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宇良、首ひねりで逆転連勝も「あれは負けてました」

宇良(左)は首ひねりで北の若を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇3日日◇21日◇東京・両国国技館

東幕下19枚目の元幕内・宇良(28=木瀬)が、元高校横綱の19歳のホープ北の若(八角)を珍しい技の首ひねりで下し、2連勝を飾った。

低い立ち合いで潜り込もうと狙うが、相手の圧力に押し込まれて体が浮く。しかし土俵際、うまく体を回り込ませての首ひねりが決まった。宇良は「あれは負けてましたね」と反省。最後の逆転技も「たまたま結果では勝つことができたが、実力で勝った気はしない」と振り返った。

膝手術の長期離脱から番付を着実に戻してきた。ただいまだ「(稽古で)番数は全然」と話し、「リハビリ的なことを中心にやっている」と明かす。

けがの再発防止を最優先にしながら、底力で白星を重ねる。それでも「相手がすごく強い。ここから番付を上げていくのは大変だと思うが、勝ち越しを目指して頑張りたい」と謙虚に話した。

北の若を破り、観客のいない砂かぶり席脇の花道を通り引き揚げる宇良(撮影・河田真司)
宇良(右)は首ひねりで北の若を下す(撮影・小沢裕)
宇良(左)は首ひねりで北の若を下す(撮影・小沢裕)
宇良(左)は首ひねりで北の若を下す(撮影・小沢裕)
宇良(左)は首ひねりで北の若を下す(撮影・小沢裕)

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幕下北の若が白星デビュー「自分らしい相撲取れた」

<大相撲初場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館

元高校横綱の東幕下57枚目北の若(19=八角)が、幕下デビューを白星で飾った。1番相撲で西幕下57枚目鳴滝(21=伊勢ノ海)を上手投げ。小柄で動きのいい相手に対し「バタバタせずに取れた。自分らしい相撲が取れた」と納得の表情を見せた。

昨年夏場所の序ノ口デビューから4場所連続の勝ち越しで、今場所が新幕下。「強い相手の方がワクワクする。楽しいと言うと語弊があるけど、思い切って相撲が取れている」と何度もうなずいた。

埼玉栄高3年だった18年に全国高校総体の個人で優勝した実績を持つ。場所前には部屋からほど近い錦戸部屋の十両水戸龍、関取経験者の幕下極芯道と肌を合わせたという。「いろんな人と相撲を取ることが増えてきた。貴重な経験だった」。焦らず出世街道を歩む。「日々の積み重ねが大事。早いとか遅いとかはない」と、地に足をつけていた。

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元林「緊張」も三段目優勝 序ノ口から無傷21連勝

三段目優勝を飾った元林。序ノ口、序二段と3階級連続優勝に笑顔で「3」のポーズ(撮影・小沢裕)

<大相撲九州場所>◇13日目◇22日◇福岡国際センター

三段目は東21枚目の元林(23=鳴戸)が、元高校横綱で同46枚目の北の若(19=八角)を一方的な相撲で寄り切って、7戦全勝で優勝を決めた。今年7月の名古屋場所から序ノ口、序二段と3場所連続の各段優勝を決め、序ノ口から無傷の連勝を「21」に伸ばした。

6戦全勝で3人が並んでいたが、先に相撲を取った西94枚目の淡路海(26=田子ノ浦)が序二段の村田(25=高砂)に黒星。勝った方が優勝という一番で元林は「相手も高校チャンピオンだから絶対に負けられない、とすごく緊張して」と話すように、立ち合いは待った、2度の突っかけと呼吸が合わず土俵下の審判長から注意された。4度目で立つと、突き放しから回り込む相手を冷静に正面に置き、正面土俵に退けた。

さすがに三段目に昇進し対戦相手も「圧力が全然違う」と違いはあったが、自分の相撲には変わりなく「圧力負けしないように、どんどん前に前に出ようと思った」と貫いた。その自分の相撲は場所途中から取れるようになったといい、そのきっかけは「親方に『自信を持って行け。お前なら勝てる』と言われてから自信を持てるようになった」と、稽古場でも相撲を取ったり、ぶつかり稽古で胸を出してくれる師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)に感謝した。

近大付時代は、埼玉栄の貴景勝とも対戦経験があり、2勝2敗と五分に渡り合った。「相手は大関なんで刺激にはなります。足りない部分は稽古して、貴景勝関を目指して追いつけるように頑張ります」と、同じ土俵での再戦を誓っていた。

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豊昇龍が新十両「着物作って」おじ朝青龍におねだり

新十両昇進の会見に臨んだ豊昇龍はおじの元横綱朝青龍関の写真を報道陣から渡され笑顔で記念撮影に臨む(撮影・小沢裕)

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(20=立浪)らの新十両昇進を決めた。東幕下5枚目だった秋場所で4勝3敗の成績を収め、序ノ口デビューから所要10場所。おじより1場所遅い昇進となった。茨城・つくばみらい市で行われた会見に出席し、司会者に「豊昇龍“関”」と呼ばれると「自分のしこ名に“関”とついてすごく気持ちいい」と笑顔。関取に昇進した実感が湧いて出てきた。

秋場所で2敗目を喫し、その敗戦を受けておじがツイッターで書き込んだ「甘い!」「戦うなら殺すつもりでいけ!」というゲキに発奮した。「(負けて)すごく落ち込んでいたので気合が入った。俺のことを期待して、応援してくれるから」。小さい頃から厳しかったおじだが、10月2日には新十両昇進を祝ってモンゴルでパーティーを開催してくれるという。モンゴルに帰るのは入門して2度目。会見では、昇進祝いとして「おじさんに着物を作ってもらいたい」と“おねだり”する一幕もあった。

おじ譲りの強靱(きょうじん)な足腰が武器で、師匠の立浪親方(元小結旭豊)も「教えてできるものじゃない。天性の身体能力」と舌を巻く。15歳で日本に留学してきた時は175センチ、66キロだったが、5年間で187センチ、125キロに成長。身長はいまだ伸び続けているという。関取としてはまだまだ細身だが、師匠は「雑用も減るしこれからもっと大きくなる。どのくらい強くなるのか分からない。これから白まわしを締めることで内面も強くなっていく」と大きな期待を寄せた。

研究熱心な一面ものぞかせる。相撲を始めた高校時代から、相撲関連の動画を見るのが趣味。プロに入ってからも、自身が負けた取組は何度も見直す。「負けた取組を見ると、自分の悪いところが分かるから。高校の頃から布団の中で寝る前にたくさん見る」。他の力士で1番見るのは、もちろん現役時代のおじの取組。「どうしたらこの人みたいになれるのかなといつも思っている」と、最高の手本にしている。以前、足の親指の力が不足していると指摘され「新聞紙を(指で)つかむトレーニングをしろ」とアドバイスをもらった。豊昇龍の他に同じく新十両昇進を決めた琴手計改め琴勝峰、元横綱大鵬の孫の納谷、北の若ら次代の主役候補がそろう同年代。将来的な目標を問われると「おじさんのいったところ(横綱)までいきたい」と、角界の頂点を見据えた。

新十両昇進の会見に臨む豊昇龍(左)と立浪親方(撮影・小沢裕)

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高校横綱の北の若、デビュー場所6勝1敗でV逃す

<大相撲夏場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

埼玉栄高で高校横綱に輝いた東序ノ口16枚目北の若(18=八角)が、デビュー場所を6勝1敗で終えた。

7番相撲で東序ノ口6枚目千代青梅(33=九重)を、立ち合いから突っ張って一気に土俵外へ持っていった。4番相撲で黒星を喫し、序ノ口優勝は逃したが「いい勉強になった」と、しっかり前を向いた。稽古場では四股やすり足などの基礎運動を重視しているという。師匠の八角親方(元横綱北勝海)のもと「いろんな意味でいい経験、しっかり稽古ができている」と、新しい環境に感謝した。

アマチュアの大会は1、2日で全試合を消化するケースが多いが、プロは15日間の勝負。幕下以下では全7番で「15日間の間に休みがあったりバラバラ。そこの流れを次につなげられたら」と、序二段へ番付を上げることが濃厚な名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)を見据えた。

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高校横綱北の若圧勝デビュ-「1秒でも早く関取に」

前相撲の取組で勝ち名乗りを受ける北の若(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇2日目◇11日◇エディオンアリーナ大阪

埼玉栄高で昨年の高校横綱に輝いた斎藤大輔あらため北の若(18=八角)が、この日から始まった前相撲で圧勝デビューを飾った。

立ち合いから岡ノ城(出羽海)を一方的に突き出し。取組後は涼しい顔で報道陣に対応し「不安もあったけど、しっかりとやれてよかった。自分の相撲を取りきることを心がけた。やっと土俵に上がれたという感覚」と話した。師匠の八角親方(元横綱北勝海)、さらにその師匠にあたる元横綱北の富士らに続き「北」がしこ名に入ったが「まだ自分の名という感覚はないので慣れていきたい。一つでも、1秒でも早く関取になりたい」と力説した。

報道陣の質問に答える北の若(撮影・鈴木正人)

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