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翔猿3敗も笑み、正代は初V王手/14日目写真特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館

注目の結びの一番は大関貴景勝が制した。新入幕の翔猿の当たりを受けると、冷静に突き押しで対応。翔猿に粘られたが、最後は冷静にはたき込んだ。翔猿は14年秋場所の逸ノ城以来、戦後13人目となる新入幕での大関戦だったが黒星。3敗に後退した。

2敗の関脇正代は、3敗の大関朝乃山を破って単独トップに立った。立ち合い激しくぶつかり、朝乃山の体勢を崩すと、左上手を取って右ののど輪で押し倒した。朝乃山は優勝争いから離脱した。優勝争いは2敗で単独トップに立った正代と、3敗の貴景勝と翔猿の3人に絞られた。

幕内

徳勝龍押し出し琴勝峰

徳勝龍(左)の攻めを耐える琴勝峰(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(左)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)


竜電上手投げ琴奨菊

琴奨菊(手前)を上手投げで破る竜電(撮影・鈴木正人)

琴奨菊(手前)は竜電に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)


魁聖押し出し碧山

碧山(左)を押し出しで破る魁聖(撮影・鈴木正人)

魁聖(手前)は碧山を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


妙義龍突き落とし明生

明生は突き落としで妙義龍(手前)を破る(撮影・小沢裕)


炎鵬送り出し照強

照強(左)に立ち合いで変化する炎鵬(撮影・鈴木正人)

照強(左)に立ち合いで変化する炎鵬(撮影・鈴木正人)

照強(右)を攻める炎鵬(撮影・鈴木正人)

立ち合いで炎鵬(左)の変化を受けた照強は土俵際でこらえる(撮影・小沢裕)

炎鵬(左)は照強を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


北勝富士叩き込み高安

高安は北勝富士(手前)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

北勝富士(右)をはたき込みで破る高安(撮影・鈴木正人)


栃ノ心寄り切り玉鷲

玉鷲(右)を攻める栃ノ心(撮影・河田真司)     

栃ノ心は玉鷲(手前)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


阿武咲叩き込み隆の勝

隆の勝(左)ははたき込みで阿武咲を破る(撮影・小沢裕)

阿武咲(右)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・河田真司)     


隠岐の海寄り切り霧馬山

隠岐の海(右)を寄り切りで破る霧馬山(撮影・河田真司)     


若隆景下手投げ御嶽海

若隆景(右)を下手投げで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海に下手投げで敗れ、悔しい表情を浮かべる若隆景(撮影・河田真司)     


朝乃山押し倒し正代

正代に押し倒しで破れ、土俵下でうずくまる朝乃山(撮影・河田真司)     

正代(左)は朝乃山を押し倒しで破り2敗を死守した(撮影・小沢裕)

正代(左)は朝乃山を押し倒しで破り2敗を死守した(撮影・小沢裕)

正代(左)は朝乃山を押し倒しで破り2敗を死守した(撮影・小沢裕)


翔猿叩き込み貴景勝

貴景勝(右)にはたき込みで敗れた翔猿は笑顔を見せる(撮影・河田真司)     

貴景勝(右)は翔猿をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)の攻めに耐える翔猿を土俵下で見つめる正代(撮影・河田真司)     

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引かない翔猿V争いトップ「ワクワク強い」緊張なし

2敗力士同士の直接対決で若隆景(左)の攻めをこらえる翔猿(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館

新入幕の東前頭14枚目翔猿(28=追手風)が、西前頭8枚目若隆景との2敗対決を制し、10勝目を挙げた。

12日目を終えて新入幕がトップに立つのは57年夏場所の房錦、07年秋場所の豪栄道以来3人目。13日目は隆の勝との対戦が組まれた。しこ名も含め個性満点のイケメン小兵が1914年(大3)夏場所の両国以来、実に106年ぶり2人目の新入幕優勝へ突き進む。不戦勝の大関貴景勝、関脇正代が2敗でトップを並走している。

   ◇   ◇   ◇

翔猿のちゃめっ気たっぷりの明るい性格が、画面からもあふれ出た。2敗を守って向かったNHKのインタビュールーム。賜杯争いの先頭を走る心境を問われると「それは考えずに、あと3連勝ぐらいしたら考えます」と答えた。残りは3日間、つまり全勝宣言? 噴き出す汗も、乱れる呼吸も止まらなかったが、天然とも冗談とも取れる発言が、精神的な余裕をうかがわせた。

しこ名通り、機敏な動きが光った。立ち合いで左に変わった同じ2敗だった若隆景の動きも想定内。差し身のうまい相手に距離を取り続け、左に開いてはたき込んだ。「すぐに引かないで攻めることができた」。最注目の取組に懸かる懸賞「森永賞」も獲得。「(懸賞を)全然もらえてないのでうれしい。まだまだ人気ないですね」。こんな自虐発言とは裏腹に、存在感は増すばかりだ。

177センチ、131キロと幕内では小兵の部類だが、まともに引く場面はほとんどない。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、基本は押し相撲。日大時代に足首にボルトを入れるほどのけがをしている。それもあって、一時は立ち合いでの小細工が目立つようになったが「今は当たれている」と師匠。十両を3年以上抜け出せず「悔しい思いをしている。稽古場ではずっと体を動かしている。ここ1、2年で変わった」。師匠も認める努力が実を結びつつある。

初の優勝争いの中でも、師弟ともリラックスしている。コロナ禍で千秋楽はあらゆるセレモニーが中止となった。この日の朝には師匠から「パレードもないから、優勝してこいよ」と一風変わった激励が。翔猿本人も緊張とは無縁で「ワクワクの方が強い」という強心臓だ。横綱不在の大混戦で、優勝争いが混沌(こんとん)とする中、千秋楽は歌舞伎俳優が大活躍するTBS系の大人気ドラマ「半沢直樹」の最終回。歌舞伎役者似? で甘いマスクの翔猿にも、劇的なクライマックスが待っているかもしれない。【佐藤礼征】

▽幕内後半戦の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士) 朝乃山は押し込まれても引かれてもついていけている。正代は立ち合いが高いが、前に出る相撲を続けている。翔猿は動きがいい。やったこともない相手ばかりだが、いい相撲を取っている。

◆106年前の新入幕優勝 1914年(大3)夏場所は新入幕で東前頭14枚目の両国が9勝1休で優勝(10日間制)。初日から7連勝で8日目は相手の寒玉子が休場(不戦勝制度がなく、相手が休めば自分も休場扱い)、9日目から2連勝。2場所連続優勝中だった横綱太刀山も負けなしだったが、9日目の関脇朝潮戦が預かり(物言いがついて判定できない取組)となり8勝1休1預かりで、勝ち星1つ両国に及ばなかった。

▽翔猿アラカルト

◆本名 岩崎正也(いわさき・まさや)

◆出身 1992年(平4)4月24日、東京都江戸川区。

◆相撲歴 小学1年の時に東京・葛飾区の葛飾白鳥相撲教室で始める。高校相撲の名門、埼玉栄高では3年時に全日本ジュニア体重別で優勝。高校の同級生に前頭北勝富士。日大では2年時に全日本相撲選手権16強。

◆入門の動機 大学4年時に角界入りを意識し、日大の2年先輩である遠藤を追って追手風部屋を選ぶ。初土俵は15年初場所、新十両は17年名古屋場所。

◆兄弟幕内 3学年上の兄で木瀬部屋の十両英乃海は幕内経験者で、兄弟幕内は史上11組目。

◆しこ名 自身の相撲が素早く逃げ回る猿のようで、干支(えと)も申(さる)年のため。

◆締め込み 青色。コロナ禍の最前線で戦う医療従事者への感謝の気持ちを込めている。

◆英語に関心 元々抱いていた興味と「外国の人に話しかけられることが多かった」ため、今年の自粛期間中にオンライン英会話などで語学力を強化。外国人から注目を浴びようと、土俵下で使う座布団に「flying monkey」と入れるか悩んだというが、見送った。

若隆景(右)の攻めに耐える翔猿(撮影・河田真司)     

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琴奨菊が黒星、顔面から流血/12日目写真特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館

東前頭14枚目翔猿が、 2敗でトップを並走していた若隆景との一番を制し2桁白星に到達、優勝争いもトップを守った。 大関貴景勝は、遠藤の休場による不戦勝で2敗のまま。関脇正代も、宝富士を下して2敗を死守した。

12日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

幕内土俵入り(撮影・柴田隆二)

幕内

琴勝峰つきだし石浦

琴勝峰(右)は石浦を突き出しで破る(撮影・小沢裕)

琴勝峰に突き出され、土俵下の明生(右)めがけ落ちる石浦(撮影・河田真司)     


志摩ノ海つきおとし琴奨菊

琴奨菊(右)を突き落としで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)     

顔面から流血する琴奨菊(撮影・小沢裕)


翔猿はたきこみ若隆景

2敗力士同士の直接対決で若隆景(左)の攻めをこらえる翔猿(撮影・小沢裕)

若隆景(右)を攻める翔猿(撮影・河田真司)     


佐田の海つきだし碧山

碧山(左)は突き出しで佐田の海を破る(撮影・小沢裕)

幕内取組前半を終え土俵を回る、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗(撮影・河田真司)     


妙義龍おしだし琴恵光

妙義龍(右)は押し出しで琴恵光を破る(撮影・小沢裕)


北勝富士おしだし玉鷲

玉鷲(左)を突き押しで攻める北勝富士(撮影・小沢裕)

玉鷲(右)の攻めに耐える北勝富士(撮影・河田真司)     


照ノ富士よりたおし阿武咲

照ノ富士(左)を寄り倒しで破る阿武咲(撮影・河田真司)     

照ノ富士(左)を攻める阿武咲(撮影・河田真司)     

阿武咲に敗れた照ノ富士は悔しそうな表情を見せる(撮影・柴田隆二)


おしだし隆の勝

輝(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・河田真司)     


隠岐の海よりきり栃ノ心

隠岐の海(左)は栃ノ心を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


高安かたすかし御嶽海

高安(左)の攻めに耐える御嶽海(撮影・河田真司)     

高安(右)に肩すかしで敗れる御嶽海(撮影・河田真司)     

御嶽海(右)を肩すかしで破り、勢いで転がる高安(撮影・河田真司)     


正代よりきり宝富士

正代(手前)は宝富士を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


朝乃山おしたおし大栄翔

大栄翔(右)の攻めに耐える朝乃山(撮影・河田真司)     

大栄翔(右)を土俵際へ追い込む朝乃山。中央土俵下は正代(撮影・小沢裕)

大栄翔(右)を押し倒しで破る朝乃山(撮影・小沢裕)


遠藤不戦勝貴景勝

遠藤休場のため、貴景勝の不戦勝(撮影・河田真司)     

遠藤休場のため、貴景勝の不戦勝(撮影・河田真司)     

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貴景勝、顔面攻撃耐えに耐え…/10日目写真特集

<大相撲秋場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館

新入幕の東前頭14枚目翔猿が、竜電を破って勝ち越しを決めた。右を差して頭をつけ、左手で竜電の右脇腹を押さえながら好機をうかがった。

左を深く差して結び目をつかむと、力いっぱい振って下手投げで転がした。2敗を守りトップで終盤戦へ。新入幕が10日目を終えてトップに立つのは、07年秋場所の豪栄道以来となった。 7月場所で初日から13連敗した西前頭9枚目阿武咲は、同じ二所ノ関一門で大関経験者の高安を破って勝ち越し。幕内3場所目の西前頭8枚目若隆景も、好調の琴勝峰を下して2場所連続で勝ち越した。 三役力士らも意地を見せた。大関貴景勝は、新関脇の大栄翔を下して勝ち越し。関脇正代も、昨年九州場所以来の対戦となった照強を下して勝ち越した。貴景勝、正代、若隆景、阿武咲、翔猿の5人が、2敗で並走して終盤戦に臨む。 2場所連続優勝を狙う東前頭筆頭照ノ富士は、隆の勝に負けて3敗に後退。3敗の大関朝乃山は、霧馬山の休場により、今場所2度目の不戦勝で7勝目を挙げた。3敗の朝乃山、照ノ富士が2敗勢を追いかける。

10日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

大栄翔押し出し貴景勝

大栄翔(左)の顔と顔が接近する貴景勝(撮影・中島郁夫)

大栄翔(左)に襲いかかるかのような貴景勝(撮影・中島郁夫)

大栄翔(左)の指が貴景勝の顔面に突き刺さるかのように見える(撮影・中島郁夫)

大栄翔(左)の顔面攻撃を耐える貴景勝(撮影・中島郁夫)

大栄翔(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

顔面攻撃を耐え分厚い懸賞金の束を手にする貴景勝(撮影・中島郁夫)


朝乃山不戦霧馬山

霧馬山の休場で朝乃山の不戦勝(撮影・丹羽敏通)

勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・鈴木正人)


正代寄り切り照強

高々と塩をまく照強(撮影・丹羽敏通)

照強(左)を寄り切りで破る正代(撮影・中島郁夫)

照強(左)を寄り切りで破りダメ押しで土俵下に突き落とす正代(撮影・中島郁夫)

照強(左)を寄り切りで破りダメ押しで土俵下に突き落とす正代(撮影・中島郁夫)


栃ノ心寄り切り御嶽海

栃ノ心(上)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・中島郁夫)


玉鷲送り倒し遠藤

遠藤(左)を破った玉鷲(撮影・丹羽敏通)

遠藤(右)を送り倒しで破った玉鷲(撮影・鈴木正人)


照ノ富士寄り切り隆の勝

隆の勝(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

隆の勝(右)に寄り切りで敗れ悔しそうな表情を見せる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

(照ノ富士(上)を寄り切りで破った隆の勝(撮影・中島郁夫)


北勝富士肩透かし妙義龍

北勝富士(左)を肩すかしで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)


高安叩き込み阿武咲

高安(左)をはたき込みで破る阿武咲(撮影・中島郁夫)

高安(手前)をはたき込みで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


竜電下手投げ翔猿

竜電(下)を下手投げで破る翔猿(撮影・鈴木正人)

竜電(下)を下手投げで破った翔猿(撮影・鈴木正人)


琴勝峰寄り倒し若隆景

琴勝峰(右)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・中島郁夫)

琴勝峰(左)を破った若隆景(撮影・丹羽敏通)


炎鵬押し倒し松鳳山

炎鵬(右)を押し倒しで破る松鳳山(撮影・中島郁夫)

炎鵬(右)を押し倒しで破る松鳳山(撮影・中島郁夫)

十両

北はり磨反則剣翔

剣翔(左)は北はり磨のまげをつかんで反則負けとなる(撮影・丹羽敏通)※北はり磨のはりは石ヘンに番


天空海掬い投げ琴ノ若

天空海(左)をすくい投げで破る琴ノ若(撮影・鈴木正人)

序二段

華吹押し出し若一輝

しこ名を呼び出される華吹(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士が勝ち越し王手「昔は昔」北勝富士に初勝利

北勝富士(右)を突き落としで破る照ノ富士(撮影・河田真司)     

<大相撲秋場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が、東前頭2枚目北勝富士(28=伊勢ケ浜)を下して勝ち越しに王手をかけた。北勝富士のはず押しを前に四つに組み止めることができなかったが、何とか抱えながら対抗。最後は体を開きながら、突き落とした。過去3戦全敗だった相手に初勝利。「昔は昔。(番付が)落ちてる時にばっかり当たってる」と気にしていなかった。

勝ち越しに王手をかけて、11月場所での三役返り咲きも見えてきた。「とりあえず三役というのを確実にしたい」と意欲。それだけではなく2敗を守ったことで、2場所連続優勝も視野に入る。しかし、賜杯に関しては「特に何も考えていない。1日一番集中してやるだけ」と欲は見せなかった。

北勝富士(手前)を突き落としで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)
懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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翔猿が走り抜けた、貴景勝は客席へ/9日目写真特集

<大相撲秋場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館

大関貴景勝は、7月場所で敗れた新鋭の霧馬山との2敗対決を制した。 初日から3連敗を喫した大関朝乃山は、結びで栃ノ心を上手投げで下して6連勝とした。大関昇進を目指す関脇正代は、関脇大栄翔との取り直しの一番に勝って2敗を守った。 2場所連続優勝を目指す大関経験者の照ノ富士は北勝富士を突き落とし2敗を守った。 新入幕の翔猿は、明生との攻防のある相撲を制して勝ち越しに王手をかけた。 両横綱の休場で大混戦となっている秋場所は、2敗は貴景勝、正代、照ノ富士、若隆景、阿武咲、翔猿、3敗は朝乃山、霧馬山、高安、琴勝峰となった。9日目の取組模様を写真で振り返ります。


明生押し出し翔猿

明生を押し出しで破り勢い余って空席を走り抜ける翔猿(撮影・中島郁夫)

明生(左)を激しく攻める翔猿(撮影・鈴木正人)

明生(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


琴勝峰押し出し阿武咲

琴勝峰(右)を押し出しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)

琴勝峰(右)を激しく攻める阿武咲(撮影・鈴木正人)


徳勝龍突き落とし琴奨菊

琴奨菊(左)を突き落としで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)


高安送り出し若隆景

高安(右)を送り出しで破る若隆景(撮影・中島郁夫)


照ノ富士突き落とし北勝富士

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

北勝富士(左)を突き落としで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

北勝富士(右)を突き落としで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)


隆の勝突き落とし遠藤

遠藤左を突き落としで破った隆の勝(撮影・中島郁夫)

遠藤(手前)を突き落としで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)


隠岐の海肩透かし照強

隠岐の海(左)を肩すかしで破った照強(撮影・中島郁夫)

隠岐の海(左)を肩すかしで破った照強(撮影・中島郁夫)

隠岐の海(手前)を肩すかしで破る照強(撮影・鈴木正人)


妙義龍押し出し御嶽海

妙義龍(右)を激しく攻める御嶽海(撮影・鈴木正人)

妙義龍(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


正代突き落とし大栄翔

大栄翔(右)を突き落としで破った正代(撮影・中島郁夫)

正代(上)の右足が残っているようにも見えたが、大栄翔と同体と判断され取り直しとなった(撮影・中島郁夫)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる正代(撮影・鈴木正人)


霧馬山押し出し貴景勝

霧馬山(左)を押し出しで破り勢い余って客席付近まで行く貴景勝(撮影・鈴木正人)

霧馬山を押し出しで破り勢い余って客席付近まで行く貴景勝(撮影・鈴木正人)

霧馬山(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)

霧馬山(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる貴景勝(撮影・鈴木正人)


朝乃山上手投げ栃ノ心

栃ノ心(右)を上手投げで破る朝乃山(撮影・河田真司)     

栃ノ心(右)を上手投げ朝乃山で破る(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(右)を上手投げ朝乃山で破る(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(右)を上手投げ朝乃山で破る(撮影・鈴木正人)

懸賞金を手にする朝乃山(撮影・中島郁夫)

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“大混戦場所”貴景勝ら2敗勢が6人 3敗勢が4人

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館

後半戦に突入した“大混戦場所”は、中日を終えて9人だったトップの2敗勢が6人となった。4人の3敗勢が追走する。

大関貴景勝は、7月場所で敗れた新鋭の霧馬山との2敗対決を制した。前日8日目の敗戦を引きずらず、2敗を堅守して先頭集団を引っ張る。

初日から3連敗を喫した大関朝乃山は、結びで栃ノ心を上手投げで下して6連勝とした。8日目の貴景勝戦と2日連続で変化してきた相手を、落ち着いて対処した。

大関昇進を目指す関脇正代は、関脇大栄翔との取り直しの一番に勝って2敗を守った。

2場所連続優勝を目指す大関経験者の照ノ富士は、北勝富士の厳しいおっつけに攻めあぐねたものの、突き落として2敗を守った。

新入幕で177センチ、131キロと小兵の翔猿は、明生との攻防のある相撲を制して勝ち越しに王手をかけた。

両横綱の休場で大混戦となっている秋場所は、2敗は貴景勝、正代、照ノ富士、若隆景、阿武咲、翔猿、3敗は朝乃山、霧馬山、高安、琴勝峰となった。

大栄翔(左)を突き落としで破った正代(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士、相手を研究する余裕出た/大ちゃん大分析

遠藤(右)を送り出しで破る照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲秋場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館

幕内に返り咲いた先場所は無我夢中だったろうが、今場所の照ノ富士は相手を研究して相撲を取れる余裕が出てきた。

もちろん大関経験者だから、そのあたりの感覚は備わっていて当然だが、この日も遠藤得意の右の差し手を、引っかけるようにして封じた。懐も深いから、差しに来る相手にも朝乃山戦のように上手もうまく取れる。遠藤に大きい相手も突き放せるぐらいの馬力があればいいが、うまさだけでは通用しない。自分十分の形を作ることも大事だが、相手十分の形を作らせないことも大事。そうでないと、せっかくのうまさも宝の持ち腐れだ。

役力士との対戦を終えた2敗の照ノ富士だが、問題はここから。膝に不安を抱えるだけに、大型で馬力があって一辺倒に出てくるような北勝富士、玉鷲、高安といった相手に同じような相撲が取れるかだ。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

立ち合いでぶつかる照ノ富士(右)と遠藤(撮影・山崎安昭)

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炎鵬ああ腰砕け、北勝富士痛々しい/7日目写真特集

<大相撲秋場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館

大関貴景勝が三役以上では唯一、平幕琴勝峰、翔猿の3人が1敗をキープ。2敗に関脇正代らが9人という混戦に。

7日目の取組模様を写真で振り返ります。


琴勝峰つきおとし豊昇龍

豊昇龍(右)を攻める琴勝峰(撮影・河田真司)

豊昇龍(右)を突き落としで破る琴勝峰(撮影・河田真司)

千代大龍したてだしなげ翔猿

翔猿(右)に下手出し投げで敗れる千代大龍(撮影・河田真司)

炎鵬腰砕け琴奨菊

翔猿(左)魁聖(右)と並んで土俵入りする琴奨菊(撮影・山崎安昭)

琴奨菊(左)は炎鵬に体重をのせる(撮影・山崎安昭)

琴恵光押し出し若隆景

琴恵光(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・河田真司)

阿武咲つきおとし

阿武咲(左)を攻める輝(撮影・滝沢徹郎)

阿武咲(右)を突き落としで破る輝(撮影・河田真司)

高安おしだし碧山

高安(右)に押し出しで破れる碧山(撮影・滝沢徹郎)

幕内取組前半を終え土俵を回る、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗(撮影・河田真司)

北勝富士すくいなげ霧馬山

投げで土俵から落ちる霧馬山(左)と北勝富士(撮影・滝沢徹郎)

額が擦り切れる北勝富士(撮影・河田真司)

妙義龍おしだし隆の勝

隆の勝(後方)は妙義龍を押し出す(撮影・山崎安昭)

妙義龍(左)を押し出しで破る隆の勝(撮影・滝沢徹郎)

照ノ富士おくりだし遠藤

遠藤(右)を送り出しで破る照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

照ノ富士(中央)は送り出しで遠藤を破る(撮影・山崎安昭)

大栄翔よりきり栃ノ心

大栄翔(左)を攻める栃ノ心(撮影・滝沢徹郎)

大栄翔(左)の攻めに耐える栃ノ心(撮影・河田真司)

玉鷲おしだし御嶽海

御嶽海(左)は玉鷲に押し込まれる(撮影・山崎安昭)

正代つきおとし隠岐の海

隠岐の海(右)に突き落としで敗れる正代(撮影・滝沢徹郎)

豊山おしだし貴景勝

豊山(手前)を押し出しで破る貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

貴景勝(左)は豊山の押しに耐える(撮影・山崎安昭)

攻め合う豊山(左)と貴景勝(撮影・河田真司)

貴景勝に押し出さた勢いで升席まで走り、手すりに捕まる豊山(撮影・河田真司)

朝乃山おしだし照強

朝乃山(奥)は照強を押し出しで破る(撮影・滝沢徹郎)

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らしさ戻ってきた貴景勝と朝乃山/大ちゃん大分析

貴景勝(左)は妙義龍を押し込む(撮影・山崎安昭)

<大相撲秋場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館

貴景勝に、らしさが戻ってきた。同じように重心の低い妙義龍を常に正面に置いて、慌てることなく自分の間合いをキープしながら押し込んだ。先場所はかど番で気持ちに余裕はなかっただろうが、今場所は落ち着いて取っている。敗れた北勝富士戦で見せた引きがなければ、このまま優勝争いを引っ張るだろう。

もう1人の大関、朝乃山も吹っ切れた感じだ。連敗を4日目に止めたが、本当の勝ち運に乗れるかは、1勝3敗で迎えたこの日が大事な一番だった。勝因は立ち合い、右が入ったことで流れをつかんだことに尽きる。その後は無理にまわしを取ろうとせず、前に出ることに徹した。やはり、いい踏み込みで自分の立ち合いさえ決まれば、先場所までのような相撲を取れる。序盤の5日間を終え役力士に全勝はいないが、両横綱不在の場所で、両大関が優勝争いを引っ張らなければダメだ。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

玉鷲を破った朝乃山は懸賞金を手に引き揚げる(撮影・山崎安昭)

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正代4勝目「今はゲーム」趣味没頭でリラックス

北勝富士(手前)を攻める正代(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲秋場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館

関脇正代(28=時津風)が、東前頭2枚目北勝富士(28=八角)を押し出しで下して、序盤戦を4勝1敗で終えた。

北勝富士の低く鋭い踏み込みの立ち合いを受けて上体が起きたが、1歩も引くことはなかった。しっかりと前に出て右を差し、左で抱えながら最後は押し出した。4日目の照ノ富士戦で初黒星を喫したが「昨日の負けを引きずらなかった。負けた相撲は振り返らないようにした」と気持ちを切り替えて土俵に上がっていた。

昨年九州場所と今年の初場所で2場所連続優勝次点と気を吐いた。賜杯に届かなかった悔しさはもちろんあるが「自信もそうですし、その時の緊張感との接し方も分かってきた」と大きな経験となった。

優勝争いの行方はまだまだ分からないが、横綱不在の場所とだけあってチャンスは十分にある。「最近はやってなかったけど今はゲームをしています」と話すなど、リラックスモードで中盤戦に臨む。

正代(右)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

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炎鵬、勢い余って観客席近くまで…/5日目写真特集

<大相撲秋場所>◇5日目◇17日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が今場所初の連勝を飾った。突き押しの玉鷲を相手に、まわしにこだわらず終始圧力をかけ続けた。3連敗からの2連勝。先場所12勝の大関に、復調の気配が漂い始めた。

平幕の阿武咲が唯一初日から5連勝を飾り、単独トップに立った。先場所は初日から13連敗と苦しんだが、21歳の三役経験者が絶好調だ。

大関貴景勝、関脇正代ら7人が1敗をキープした。

人気小兵の炎鵬は5日目にして今場所の初日を出した。新入幕の翔猿は今場所初黒星を喫した。


逸ノ城寄り切り魁聖

逸ノ城(左)は魁聖を寄り切りで破る(撮影・山崎安昭)

千代大龍突き出し松鳳山

千代大龍(右)は松鳳山を突き出しで破る(撮影・山崎安昭)

翔猿寄り倒し琴恵光

琴恵光(上)は寄り倒しで翔猿を破る(撮影・山崎安昭)

翔猿(左)を寄り倒しで敗った琴恵光は勢い余って土俵下に(撮影・小沢裕)

阿武咲押し出し碧山

阿武咲(左)は碧山を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

阿武咲(手前)に押し出しで破れる碧山(撮影・滝沢徹郎)

初日から5連勝を飾り単独トップに立った阿武咲は勝ち名乗りを受ける(撮影・小沢裕)

竜電送り出し炎鵬

炎鵬(右)は竜電の腕を取って振り回す(撮影・山崎安昭)

炎鵬(左)は竜電の右足を取る(撮影・山崎安昭)

背後に回った炎鵬(左)は竜電を送り出しで破る(撮影・小沢裕)

竜電を送り出しで破った炎鵬は勢い余って観客席近くまで行く(撮影・滝沢徹郎)

高安掛け投げ栃ノ心

栃ノ心(手前)は高安を掛け投げで破る(撮影・山崎安昭)

栃ノ心(右)は掛け投げで高安を破る(撮影・小沢裕)

隠岐の海寄り切り遠藤

遠藤(右)は隠岐の海を押し込む(撮影・山崎安昭)

隠岐の海(右)の投げを土俵際でこらえる遠藤(撮影・滝沢徹郎)


正代押し出し北勝富士

北勝富士(手前)を攻める正代(撮影・滝沢徹郎)

北勝富士(右)を押し出す正代(撮影・滝沢徹郎)


大栄翔寄り切り照ノ富士

大栄翔(手前)を突き押しで土俵際へ追い込む照ノ富士(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)は大栄翔を寄り切りで破る(撮影・山崎安昭)


照強引っ掛け御嶽海

御嶽海(上)は照強を引っ掛けで破る(撮影・山崎安昭)

照強(左)の腕を取る御嶽海(撮影・滝沢徹郎)


妙義龍押し出し貴景勝

妙義龍(左)を押し出す貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

貴景勝(左)は妙義龍を押し込む(撮影・山崎安昭)


朝乃山押し出し玉鷲

朝乃山(手前)は押し出しで玉鷲を破る(撮影・小沢裕)

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朝乃山が初日「大丈夫と思った」前夜食事の高砂親方

北勝富士を破り勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(26=高砂)が待望の初日を出した。力強い突き押しがウリの平幕の北勝富士を、寄り倒しで下して3連敗から脱出。3連敗を喫した前夜、師匠の高砂親方(元大関朝潮)と一緒に食事をして気持ちを切り替えた。横綱不在の場所で後れを取ったが、ここから巻き返しを狙う。三役以上で唯一無傷だった関脇正代が、平幕の照ノ富士に負けて初黒星。勝ちっぱなしは阿武咲と新入幕の翔猿の平幕2人だけとなった。

   ◇   ◇   ◇

勝負を決めた朝乃山に明るい表情はない。むしろ「まだまだ」と言わんばかりの厳しい顔つきだった。2日目から3日連続で取材に応じなかった。横綱不在の場所で初日から3連敗。ようやくの初日に、満足するはずがなかった。

朝乃山らしい、前に出る力強い相撲だった。立ち合いで右四つにはなれなかったが、引いた北勝富士に対して、しっかりと前に出てついていった。はたきにも慌てることなく、体を寄せて右を差した。土俵際で粘られたが生命線の右は差したまま。最後は左手で豪快に土俵下に突き飛ばした。

3連敗を喫した前夜は、高砂親方と食卓を囲んだ。弟子を気遣った師匠の計らいによるもので、たわいもない話に花を咲かせた。精神面を気にした師匠から「大丈夫か?」と問われ「大丈夫です」と落ち込んだ様子は見せず。高砂親方は「サバサバした感じだった。これなら大丈夫と思った」と安心したという。師匠はこの日の相撲を「3日間は自分の形になれなかった。今日は右を差せたのが勝因」と評価。連敗を引きずることなく、師匠も納得の相撲内容で白星を挙げた。

後れを取ったとはいえ、残りはまだ11日ある。師匠からは「勝ち運に乗ってくれば流れが変わる。優勝争いを最後まで盛り上げる意味でも大関らしく千秋楽まで務めて欲しい」と期待された。場所前には「引っ張っていかないといけない立場」と大関の自覚を口にしていた。横綱不在の秋場所。ここからその自覚を体現する。【佐々木隆史】

▽錦戸審判長(元関脇水戸泉)「朝乃山は、まわしにこだわらなかった。誰が優勝してもおかしくない状況。朝乃山もここから勝っていけば可能性がある」

北勝富士を寄り倒しで破り初日を出した朝乃山(右)。左奥は貴景勝(撮影・小沢裕)

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朝乃山、北勝富士を吹っ飛ばし初日/4日目写真特集

<大相撲秋場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が、東前頭2枚目北勝富士を寄り倒しで下して初日を出した。新大関場所だった7月場所は12勝で優勝次点だったが、大関2場所目は初日から3連敗。勢いに乗れずにいたが、押し相撲の北勝富士相手に積極的に前に出て、土俵際で粘る相手を力強く寄り倒した。5日目は西前頭2枚目玉鷲と対戦する。 先場所優勝の東前頭筆頭照ノ富士は、初日から3連勝中と勢いに乗る関脇正代を破って星を五分に戻した。正代が敗れたことで、4日目にして三役以上での全勝がいなくなった。 新入幕の東前頭14枚目翔猿は、魁聖を破って無傷の4連勝。西前頭9枚目阿武咲も炎鵬を破って無傷を守った。全勝は平幕2人だけとなった。

4日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

玉鷲押し出し貴景勝

玉鷲(左)の攻めに耐える貴景勝(撮影・河田真司)

貴景勝(左)は玉鷲を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

玉鷲を押し出しで破った貴景勝(右)と土俵下から引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)

懸賞金の束を受け取る貴景勝(撮影・鈴木正人)


朝乃山寄り倒し北勝富士

朝乃山(左)に寄り倒しで敗れる北勝富士(撮影・鈴木正人)

北勝富士を寄り倒しで破り初日を出した朝乃山(右)。左奥は貴景勝(撮影・小沢裕)

北勝富士を破り勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・河田真司)

北勝富士を寄り倒しで破った朝乃山(右)は4日目での初日にふうっと息を吐く。左奥は貴景勝(撮影・小沢裕)


正代押し出し照ノ富士

正代(左)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代を押し出しで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士(手前右)に敗れた正代(左)を見つめる朝乃山(中央)(撮影・河田真司)


隠岐の海寄り切り御嶽海

隠岐の海(左)に寄り切りで敗れる御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海は隠岐の海(手前)に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

御嶽海(左)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


大栄翔押し出し隆の勝

大栄翔(左)の攻めに耐える隆の勝(撮影・河田真司)

大栄翔を破り土俵から引き揚げる隆の勝(撮影・河田真司)


照強押し出し遠藤

豪快に塩をまく照強(撮影・河田真司)

照強(左)を押し出しで破る遠藤(撮影・河田真司)


妙義龍突き落とし豊山

豊山(左)の攻めに耐える妙義龍(撮影・河田真司)

妙義龍(左)を突き落としで破る豊山(撮影・鈴木正人)


霧馬山寄り切り高安

霧馬山(右)を突き押しで攻める高安(撮影・小沢裕)

霧馬山(左)を寄り切りで破る高安(撮影・鈴木正人)


竜電押し出し碧山

竜電(左)は左に回り込み、碧山の攻めをかわす(撮影・小沢裕)

碧山(左)を押し出しで破る竜電(撮影・鈴木正人)


炎鵬寄り切り阿武咲

炎鵬(右)を寄り切りで破る阿武咲(撮影・河田真司)

阿武咲(左)に寄り切りで敗れた炎鵬(撮影・河田真司)


翔猿送り出し魁聖

翔猿(右)は送り出しで魁聖を破る(撮影・小沢裕)

魁聖を送り出しで破った翔猿(撮影・鈴木正人)

琴奨菊が休場

休場欄に琴奨菊の名が加わった電光板(撮影・河田真司)

序二段

呼び出しが「華吹」の読みを間違え思わず微笑む華吹(撮影・河田真司)

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朝乃山4日目で1勝 翔猿、阿武咲の平幕2人が全勝

土俵入りする朝乃山(左)と正代(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇4日目◇16日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が、東前頭2枚目北勝富士を寄り倒しで下して初日を出した。新大関場所だった7月場所は12勝で優勝次点だったが、大関2場所目は初日から3連敗。勢いに乗れずにいたが、押し相撲の北勝富士相手に積極的に前に出て、土俵際で粘る相手を力強く寄り倒した。5日目は西前頭2枚目玉鷲と対戦する。

先場所優勝の東前頭筆頭照ノ富士は、初日から3連勝中と勢いに乗る関脇正代を破って星を五分に戻した。正代が敗れたことで、4日目にして三役以上での全勝がいなくなった。

新入幕の東前頭14枚目翔猿は、魁聖を破って無傷の4連勝。西前頭9枚目阿武咲も炎鵬を破って無傷を守った。全勝は平幕2人だけとなった。

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貴景勝痛い初黒星 土俵際まで押し込むも逆襲食らう

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

貴景勝が本来の相撲で連勝と好スタートを切りながら、痛い初黒星となった。

同じ押し相撲の北勝富士に立ち合い当たり勝ち、土俵際まで押し込みながら、まともに引いたところを狙われたように逆襲を食らった。両横綱が休場で不在の中、存在感を示したい大関が朝乃山に続いて序盤に土。取組後は初日から3日連続で取材に応じなかった。

▼八角理事長(元横綱北勝海) 貴景勝は勝ちたい気持ちが強すぎたか。引いてはダメだと意識すると余計に(引きが)出てしまう。稽古場のぶつかり稽古から直していかないとだめだ。正代は当たって出るだけ、と決めているような迷いのない思い切りがある。

貴景勝(左)は北勝富士に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

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朝乃山3連敗、貴景勝も敗れる波乱/3日目写真特集

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

初日から2連敗の大関朝乃山(26=高砂)は同じく連敗の東前頭筆頭照ノ富士(28=伊勢ケ浜)に上手投げで敗れ3連敗。連勝の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)は前頭2枚目北勝富士(28=八角)に敗れ、今場所初めての黒星となった。

3日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

旭大星寄り倒し豊昇龍

豊昇龍(左)を寄り倒しで破る旭大星(撮影・河田真司)

豊昇龍(中央)を寄り倒しで破った旭大星(撮影・鈴木正人)


琴勝峰引っ掛け翔猿

琴勝峰(左)と攻め合う翔猿(撮影・鈴木正人)

琴勝峰(後方)を引っ掛けで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


千代大龍不戦琴奨菊

琴奨菊の休場で千代大龍の不戦勝(撮影・鈴木正人)

琴奨菊休場のため千代大龍の不戦勝(撮影・河田真司)


阿武咲寄り倒し若隆景

若隆景(右)を寄り倒しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


高安突き落とし

高安(左)と攻め合う輝(撮影・鈴木正人)


豊山押し出し栃ノ心

豊山(右)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


霧馬山肩透かし照強

照強(右)を肩すかしで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)


隆の勝押し出し御嶽海

御嶽海(後方)を押し出しで破った隆の勝(撮影・鈴木正人)


正代押し出し遠藤

遠藤(左)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)


大栄翔押し出し妙義龍

大栄翔(左)を激しく攻める妙義龍(撮影・鈴木正人)


北勝富士押し出し貴景勝

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山上手投げ照ノ富士

朝乃山(左)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)は照ノ富士に上手投げで敗れ初日から3連敗を喫した(撮影・小沢裕)

照ノ富士に上手投げで敗れ、表情を曇らせゆっくり立ち上がる朝乃山(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

大相撲秋場所3日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

4日目の取組ご披露

明日の取組を披露する木村晃之助(撮影・鈴木正人)

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朝乃山3連敗など正代除く三役以上全て黒星 秋場所

朝乃山(手前)の攻めに耐える照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇3日目◇15日◇東京・両国国技館

大関朝乃山が、初日から3連敗を喫した。7月場所で敗れた大関経験者の照ノ富士に上手投げで敗れた。大関が初日から3連敗を喫するのは初場所の豪栄道(現武隈親方)以来。先場所12勝の大関が、トンネルから抜け出せずにいる。

初日から2連勝の大関貴景勝は北勝富士に敗れ、今場所初めての黒星となった。

大関昇進を目指す3関脇は、正代が遠藤を圧倒して無傷の3連勝、御嶽海が初黒星、大栄翔が2敗目を喫した。

三役以上では正代以外が敗れる、波乱の1日となった。

人気小兵の炎鵬は元気なく初日から3連敗。新入幕の翔猿が3連勝とした。同じく新入幕で元横綱朝青龍のおい、21歳の豊昇龍は2敗目を喫した。

朝乃山(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

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貴景勝2連勝、朝乃山は2連敗/2日目写真特集

<大相撲秋場所>◇2日目◇14日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(26=高砂)が初日から2連敗を喫した。西前頭筆頭の隆の勝(25=千賀ノ浦)にもろ差しを許し、寄り切られた。隆の勝は大関戦初勝利。

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)は小結隠岐の海(35=八角)を押し出して連勝。関脇御嶽海(27=出羽海)は東前頭筆頭の照ノ富士(28=伊勢ケ浜)を送り出して、2勝目を挙げた。先場所優勝の照ノ富士は連敗。 新入幕の東前頭14枚目翔猿(28=追手風)は西前頭15枚目松鳳山(36=二所ノ関)をはたき込みで下し、2連勝とした。

2日目の取組模様を写真で振り返ります。


志摩ノ海寄り倒し豊昇龍

豊昇龍(左)寄り倒しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

豊昇龍(左)寄り倒しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

豊昇龍(手前左)は志摩ノ海に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

物言いが付き、協議結果を待つ豊昇龍(後方右)(撮影・河田真司)

懸賞金を手に土俵を引き揚げる志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


翔猿はたき込み松鳳山

松鳳山(左)をはたき込みで破る翔猿(撮影・鈴木正人)

翔猿(左)ははたき込みで松鳳山を破る(撮影・小沢裕)


高安寄り切り竜電

高安(右)は寄り切りで竜電を破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心寄り切り照強

照強(右)は栃ノ心を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


妙義龍押し倒し遠藤

立ち合いで遠藤(右)を突き押しで攻める妙義龍(撮影・小沢裕)


正代押し出し玉鷲

玉鷲(右)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)


大栄翔突き落とし北勝富士

北勝富士(左)と激しく攻め合う大栄翔(撮影・鈴木正人)


照ノ富士送り出し御嶽海

照ノ富士(右)を送り出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海(右)は送り出しで照ノ富士を破る(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)を攻める御嶽海(撮影・河田真司)

照ノ富士(左)を送り出しで破った御嶽海(撮影・鈴木正人)


朝乃山寄り切り隆の勝

隆の勝(左)に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

隆の勝(左)に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

隆の勝に寄り切りで敗れ悔しそうな表情を見せる朝乃山(撮影・鈴木正人)

朝乃山を寄り切りで破り、懸賞金の束を手にする隆の勝(撮影・河田真司)


隠岐の海押し出し貴景勝

隠岐の海(右)の攻めを耐える貴景勝(撮影・鈴木正人)

隠岐の海(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

貴景勝(手前左)は押し出しで隠岐の海を破る。右奥は初日から2連敗を喫した朝乃山(撮影・小沢裕)

結びの一番で高須クリニックの懸賞旗が回り、手を振り応える高須克弥院長(右)。左は西原理恵子氏(撮影・河田真司)

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婚約貴景勝が白星発進、朝乃山は黒星/初日写真特集

<大相撲秋場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝が“新旧”大関対決を制した。7月場所を制した大関経験者の照ノ富士を一方的に押し出した。2人は17年名古屋場所で対戦しており、貴景勝が押し出しで勝利。当時は貴景勝が西前頭筆頭で、照ノ富士が大関と逆の立場だったが、3年ぶりの対戦も貴景勝に軍配が上がった。

貴景勝は先月8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表。“婚約場所”を好発進した。先場所を12勝3敗で優勝を逃した大関朝乃山は、結びで小結遠藤にすくい投げで敗れた。白鵬、鶴竜の両横綱の休場で最高位力士として臨む両大関だが、明暗が分かれる結果となった。大関昇進を目指す3関脇は、正代、御嶽海が白星、大栄翔が黒星となった。元横綱朝青龍のおい、21歳の豊昇龍は逸ノ城を退けて新入幕1勝を挙げた。人気小兵の炎鵬は若隆景に敗れた。

初日の取組模様を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む、前列左から正代、朝乃山、八角理事長、貴景勝、御嶽海、後列左から隠岐の海、大栄翔、遠藤(撮影・小沢裕)


逸ノ城寄り切り豊昇龍

豊昇龍(左)は逸ノ城を寄り切りで破り新入幕初白星を挙げる(撮影・小沢裕)


炎鵬押し出し若隆景

炎鵬(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


高安寄り切り宝富士

高安(左)はまわしを取らせまいと宝富士の左手をつかまえる(撮影・小沢裕)


霧馬山寄り切り栃ノ心

霧馬山(左)に寄り切りで敗れる栃ノ心(撮影・河田真司)


隠岐の海押し出し妙義龍

妙義龍(右)は押し出しで隠岐の海を破る(撮影・小沢裕)


大栄翔突き落とし玉鷲

大栄翔(右)の攻めに耐える玉鷲(撮影・河田真司)


北勝富士押し出し御嶽海

北勝富士(右)を攻める御嶽海(撮影・河田真司)


正代押し出し隆の勝

隆の勝(左)を攻める正代(撮影・河田真司)


照ノ富士押し出し貴景勝

照ノ富士(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山すくい投げ遠藤

朝乃山(左)をすくい投げで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

遠藤(上)にすくい投げで敗れた朝乃山(撮影・鈴木正人)

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