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白鵬13勝 豪栄道、高安11勝/13日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇東京・両国国技館

13日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【全勝】白鵬

【2敗】豪栄道、高安

鶴竜(10勝3敗)押し出し豪栄道(11勝2敗)

鶴竜(右)を押し出しで下す豪栄道(撮影・河田真司)

鶴竜(左)は押し出しで豪栄道に敗れる(撮影・小沢裕)

鶴竜(左)は押し出しで豪栄道に敗れる(撮影・小沢裕)


稀勢の里(9勝4敗)寄り切り白鵬(13勝0敗)

稀勢の里(奥)は白鵬に寄り切りで敗れる(撮影・河田真司)

稀勢の里(奥)を寄り切りで下す白鵬(撮影・河田真司)

全勝を守った白鵬は懸賞を手にする(撮影・小沢裕)

全勝を守った白鵬は懸賞を手にする(撮影・小沢裕)


阿炎(6勝7敗)突き出し高安(11勝2敗)

阿炎(奥)を突き出しで下す高安(撮影・河田真司)

高安(右)は突き出しで阿炎を下す(撮影・小沢裕)


正代(6勝7敗)すくい投げ栃ノ心(7勝6敗)

栃ノ心(左)をすくい投げで下す正代(撮影・河田真司)

栃ノ心(下)をすくい投げで下す正代(撮影・河田真司)

正代(左)はすくい投げで栃ノ心を下す(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)はすくい投げで正代に敗れる(撮影・小沢裕)


御嶽海(7勝6敗)押し出し妙義龍(8勝5敗)

妙義龍(左)を押し出しで下す御嶽海(撮影・河田真司)

妙義龍(右)を押し出しで下す御嶽海(撮影・河田真司)


千代大龍(4勝9敗)押し出し逸ノ城(6勝7敗)

千代大龍(左)を押し出しで下す逸ノ城(撮影・河田真司)

千代大龍(左)を押し出しで下す逸ノ城(撮影・河田真司)


玉鷲(3勝10敗)突き出し貴景勝(7勝6敗)

玉鷲(左)を突き出しで下す貴景勝(撮影・河田真司)

玉鷲(左)を突き出しで下す貴景勝(撮影・河田真司)


阿武咲(3勝10敗)はたき込み遠藤(2勝11敗)

阿武咲(下)をはたき込みで下す遠藤(撮影・河田真司)

歴代最重量292キロ大露羅引退、最後の取組は白星

樹龍(0勝7敗)寄り切り大露羅(1勝6敗)

現役最後の取組で樹龍(右)を寄り切りで下す大露羅(撮影・小沢裕)

仲間たちから花束が贈られ記念撮影をする大露羅(左から2人目)(撮影・河田真司)

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白鵬12連勝、稀勢9勝目/12日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

12日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【全勝】白鵬

【2敗】鶴竜、豪栄道、高安

稀勢の里(9勝3敗)寄り切り御嶽海(6勝6敗)

御嶽海(左)を寄り切る稀勢の里(撮影・河野匠)

御嶽海(左)を寄り切って下した稀勢の里(撮影・河野匠)


鶴竜(10勝2敗)上手投げ高安(10勝2敗)

鶴竜(左)を上手投げで下す高安(撮影・河田真司)

鶴竜(右)を上手投げで下す高安(撮影・河野匠)

鶴竜(右)を上手投げで下す高安(撮影・河野匠)


栃ノ心(7勝5敗)すくい投げ白鵬(12勝0敗)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)


豪栄道(10勝2敗)引き落とし阿炎(6勝6敗)

阿炎(右)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)

阿炎(手前)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)

阿炎(手前)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)


魁聖(5勝7敗)上手投げ逸ノ城(5勝7敗)

魁聖(左)を攻める逸ノ城(撮影・河田真司)

魁聖(右)を上手投げで下す逸ノ城(撮影・河野匠)

魁聖(右)を上手投げで下す逸ノ城(撮影・河野匠)


正代(5勝7敗)突き出し貴景勝(6勝6敗)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)


玉鷲(3勝9敗)引き落とし千代大龍(4勝8敗)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)


勢(2勝10敗)押し出し遠藤(1勝11敗)

遠藤(右)を押し出す勢(撮影・河野匠)

遠藤(右)を押し出す勢(撮影・河野匠)


豊山(1勝9敗2休)押し出し栃煌山(5勝7敗)

豊山(左)を押し出す栃煌山(撮影・河野匠)


松鳳山(6勝6敗)押し出し貴ノ岩(9勝3敗)

貴ノ岩(奥)を押し出しで下す松鳳山(撮影・河野匠)

貴ノ岩(奥)を押し出しで下す松鳳山(撮影・河野匠)


嘉風(8勝4敗)寄り切り琴奨菊(6勝6敗)

琴奨菊(左)を寄り切る嘉風(撮影・河野匠)


千代翔馬(7勝5敗)押し出し明生(8勝4敗)

千代翔馬(左)を押し出す明生(撮影・河野匠)

千代翔馬(左)を押し出す明生(撮影・河野匠)

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稀勢の里、玉鷲に敗れ2敗/8日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇8日目◇16日◇東京・両国国技館

進退を懸けている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は小結玉鷲(33=片男波)に一気に押し出され2敗目。大関とりのかかる関脇御嶽海(25=出羽海)も7戦全敗中だった前頭1枚目の勢(31=伊勢ノ海)に押し出され2敗目を喫した。

8日目までの優勝争いは以下の通り。

【8連勝】鶴竜、白鵬

【1敗】豪栄道、高安、北勝富士、竜電

【2敗】稀勢の里、御嶽海、朝乃山、貴ノ岩、嘉風

白鵬も全勝で勝ち越し

豊山上手投げ白鵬

横綱800勝を達成した白鵬はお祝いのケーキと白鵬メーターを手に祝福する付け人たちを背に笑顔を見せる(撮影・小沢裕)

白鵬(右)は上手投げで豊山を下す(撮影・小沢裕)

懸賞を手にする白鵬(撮影・小沢裕)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

稀勢の里、玉鷲の鋭い出足にあっさり2敗目

稀勢の里押し出し玉鷲

2敗目を喫しがっくりと花道を引き揚げる稀勢の里(撮影・小沢裕)

稀勢の里(左)は玉鷲に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

鶴竜、危なげなく全勝で勝ち越し決める

鶴竜寄り切り逸ノ城

逸ノ城(右)を寄り切りで下す鶴竜(撮影・河田真司)

鶴竜(左)は逸ノ城を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

全勝の高安にも土

正代引き落とし高安

高安(左)は正代に引き落としで敗れる(撮影・小沢裕)

高安(左)は正代に引き落としで敗れる(撮影・小沢裕)

豪栄道が電車道

豪栄道寄り切り栃ノ心

栃ノ心(右)は豪栄道に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

豪栄道(左)は栃ノ心を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

御嶽海2敗目

御嶽海押し出し

御嶽海との一番にはこの日も勢の婚約者で女子プロゴルファーの比嘉真美子の契約メーカー「PING」の懸賞がかかっていた(撮影・小沢裕)

御嶽海(右)は勢に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

勢(右)は御嶽海を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


魁聖突き落とし貴景勝

貴景勝は魁聖(後方)を突き落としで下す(撮影・小沢裕)

遠藤、元気なく7敗目

遠藤送り出し千代大龍

千代大龍(左)は送り出しで遠藤を下す(撮影・小沢裕)

遠藤(左)を送り出しで下す千代大龍(撮影・河田真司)


松鳳山押し出し阿炎

阿炎(左)は押し出しで松鳳山に敗れる(撮影・小沢裕)


琴奨菊寄り切り阿武咲

琴奨菊(左)は寄り切りで阿武咲を下す(撮影・小沢裕)

阿武咲(左)を寄り切りで下す琴奨菊(撮影・河田真司)

全勝の北勝富士に土

北勝富士寄り切り竜電

竜電(左)は北勝富士を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

珍決まり手!徳利投げ

琴勇輝徳利投げ安美錦

琴勇輝(下)を徳利投げで下す安美錦(撮影・河田真司)

安美錦(右)は琴勇輝を徳利投げで下す(撮影・小沢裕)

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稀勢の里仰向けヒヤリも連敗阻止、鶴竜「いい刺激」

千代の国(左)の突き押しを受ける稀勢の里

<大相撲秋場所>◇7日目◇15日◇東京・両国国技館


8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、今場所最長58秒9の熱戦を制し、6勝目を挙げた。東前頭4枚目の千代の国を寄り切り。最後は上手投げで天を仰いだが、先に相手の足が出たことを確認する余裕もあった。前日6日目は千代大龍に初黒星を喫し、中日の今日16日は小結玉鷲戦。負ければ連敗で難敵を迎えるという悪い流れを断ち切り、6勝1敗とした。

激しい突き、押しからのいなしを3度耐えた。すそ払いも、土俵際の投げも踏ん張った。最後は再びの上手投げに裏返しにされた。それでも勝ったのは稀勢の里だった。千代の国の足が出ていたのが見えたか問われると「うん」と言って、うなずいた。相手が投げの体勢に入る前に勝負あり。負けたように見えていた場内の観衆は、勝ち名乗りの時点で稀勢の里の白星を確認し、少し遅れて大歓声が起きた。NHKは「今日も危なかった」と実況。大きな白星をこの日も拾った。

我慢に我慢を重ねた。30キロ軽い千代の国に、運動量で対抗するつもりはなかった。突っ張りの回転が落ちるのを待ち、左を差してまわしを取った。相手が振りほどこうと動き回るのも想定済み。勝機が来るまで、今場所最長58秒9を要するまで待った。取組後は苦笑いも見せたが「しっかりやりました」ときっぱり。逆転するべくして逆転した。

前日6日目に、千代大龍に敗れて初黒星を喫した。その千代大龍が、この日は直前に大関豪栄道に押し出され、土俵下の控えに座っていた稀勢の里の右足に直撃。痛そうに右足を触るアクシデントも起きた。何よりも前日の黒星で、残る平幕戦に取りこぼさなければ勝ち越しという計画に狂いが生じていた。中日は立ち合いに圧力のある玉鷲。敗れた千代大龍と似た特徴を持つだけに、この日敗れていれば、一気に暗雲が垂れこめかねない状況だった。

残る8番のうち7番が三役以上との対戦を控える。この日の取組を見た大関栃ノ心は「プレッシャーがあるのに、さすがだな。普通なら何回かあきらめるようなところがあったのに」と驚異的な粘りに感心した。横綱鶴竜も「いい緊張感、いい刺激でできていると思う」と、自身の取組にも好影響を与えていると語った。ライバルも警戒心を強め始めた。「復活」と自他共に認められる結果を出すには、一段と険しい道が待つ。そんな中で「まあ明日、しっかり集中していきます」と冷静に話した。復活への第1歩となる勝ち越しまで“マジック2”としても、気の緩みはまるでない。【高田文太】

寄り切りで千代の国(奥)を下し仰向けになる稀勢の里

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稀勢の里6勝目、上位陣安泰/7日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇7日目◇15日◇東京・両国国技館

稀勢の里はこの日も苦戦。千代の国に対し1分近い熱戦の末寄り切って6勝目を挙げた。白鵬、鶴竜は盤石の相撲。栃ノ心は難敵逸ノ城を下し5勝目。豪栄道、高安も勝って上位陣は安泰だった。7日目までの優勝争いは以下の通り。

【7連勝】鶴竜、白鵬、高安、北勝富士

【1敗】稀勢の里、豪栄道、御嶽海、竜電

【2敗】栃ノ心、阿炎、朝乃山、貴ノ岩、嘉風

鶴竜も快勝、横綱大関陣は安泰

鶴竜押し出し正代

鶴竜(左)は押し出しで正代を下す(撮影・小沢裕)

白鵬、盤石の相撲で7連勝

遠藤腰砕け白鵬

遠藤を下し懸賞を手にし土俵から降りる白鵬(撮影・河田真司)

遠藤(右)の腰砕けで白星を挙げた白鵬(撮影・鈴木正人)

遠藤(左)を腰砕けで下す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(右)は立ち合いで遠藤をいなし腰砕けで下す(撮影・小沢裕)

稀勢の里、大苦戦の末6勝目

稀勢の里寄り切り千代の国

千代の国(左)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)

土俵際、稀勢の里は千代の国(左)に投げられたかに見えたがその前に千代の国の足が出ており6勝目を挙げる(撮影・河田真司)

千代の国(右)の勢いある攻めに押される稀勢の里(撮影・河田真司)

稀勢の里(左)は寄り切りで千代の国を下す(撮影・小沢裕)

豪栄道勝って3大関安泰

豪栄道押し出し千代大龍

豪栄道(左)は立ち合いで左に変化しは押し出しで千代大龍を下す(撮影・小沢裕)

高安も全勝守る

玉鷲はたき込み高安

高安ははたき込みで玉鷲を下す(撮影・小沢裕)

栃ノ心、カド番脱出へあと3勝

逸ノ城寄り切り栃ノ心

栃ノ心(右)は寄り切りで逸ノ城を下す(撮影・小沢裕)

御嶽海が1敗守る

御嶽海突き落とし貴景勝

御嶽海は貴景勝(左)を突き落としで下す(撮影・小沢裕)

北勝富士が無傷7連勝

北勝富士寄り切り佐田の海

北勝富士(右)は佐田の海を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

佐田の海(右)を寄り切りで下す北勝富士(撮影・河田真司)

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千代大龍金星、親方らと焼き肉「僕持ちですかね」

稀勢の里(右)を押し出しで破る千代大龍(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館


千代大龍は立ち合いから真っすぐ当たっても稀勢の里を押せなかったが、いなして体勢を崩して今場所初白星を挙げた。

13年名古屋場所以来3個目の金星獲得に「たまたまです。でも素直にうれしい」と笑顔。この日夜、師匠の九重親方(元大関千代大海)と部屋の関取衆らと焼き肉に行くと言い「お金は全部僕持ちですかね」と懸賞41本(手取り123万円)を目の前にうれしい悩みだ。

稀勢の里から金星を挙げ、多くの懸賞金を手に笑顔を見せる千代大龍(撮影・狩俣裕三)

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八角理事長「明日からでしょう」稀勢の里初黒星に

1敗を喫した稀勢の里は支度部屋で大勢の報道陣に囲まれる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館


8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、初黒星を喫した。西前頭2枚目の千代大龍に押し出され、初日からの連勝は「5」でストップ。3横綱の中で最初に土がついた。三役以上とは7人も対戦を残す中、平幕相手に痛恨の取りこぼし。横綱審議委員会(横審)から、前日5日目終了時点での合格点を与えられた直後に、力ない黒星を喫した。

八角理事長(元横綱北勝海)のコメント「稀勢の里の立ち合いは頭からいっているし悪くはなかったが、いなされて流れに乗ってしまった。明日からでしょう。御嶽海は豪栄道の張り差しで出足を止められた」。

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初黒星の稀勢の里「うーん」口数は今場所最少に

稀勢の里(右)は千代大龍に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館


8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、初黒星を喫した。西前頭2枚目の千代大龍に押し出され、初日からの連勝は「5」でストップ。3横綱の中で最初に土がついた。三役以上とは7人も対戦を残す中、平幕相手に痛恨の取りこぼし。横綱審議委員会(横審)から、前日5日目終了時点での合格点を与えられた直後に、力ない黒星を喫した。

今場所2度目の結びの一番で、稀勢の里に降り注いだのは、歓声ではなく座布団だった。相手は立ち合いの圧力に定評のある千代大龍。警戒したのか、踏み込みも出足も鋭さを欠いた。生命線の左を差せないまま前に出ると、いなされ、横向きで土俵際に追い込まれた。土俵下まで目いっぱい押し出され、最後は観客の間で手をついた。今場所最短3秒2で金星配給。悲鳴を大歓声に変えてきた、5日目までの「逆転の稀勢の里」の姿はなく、最後まで悲鳴だけが響き渡った。

少しずつ歯車が狂った。幕下の取組が長引き、幕内土俵入りは予定よりも25分遅れ。2番前の白鵬の取組でも物言いがつき、通常、午後6時にはすべての取組が終わる中、最後の仕切りは午後6時3分。一瞬に最高の力を出すため、午後6時前に合わせて準備運動を進めるだけに、わずかな狂いが命取りとなった。

たかが1敗だが、残り9番のうち、7番は三役以上の実力者との対戦が控えている。これに1番も勝てなければ負け越すだけに、取組後の稀勢の里は「明日は明日で。うーん。また、やっていきたいですね」とだけ話した。口数は今場所最も少なくなり、すでに千代大龍と同じ九重部屋の千代の国戦を見据えた。

入門間もない時期から約2年半、付け人を務めた兄弟子の西岩親方(元関脇若の里)の言葉を励みにしてきた。同親方は7月末から約1カ月間の夏巡業に審判部の一員として同行。朝稽古中やホテル滞在中など、ことあるごとに声を掛けられた。同親方は「相撲の話ではなく、たわいもない話が多い」と詳細は明かさない。だが「まだまだ復活できるから」と話したことがあった。苦楽を共にした尊敬する兄弟子の言葉で、長く抱いていた肉体の不安は消えた。だからこそ今場所で繰り返す「集中」が明暗を分けると理解。横審から5日目に太鼓判を押された直後の黒星で見せた険しい表情に、再出発の決意をにじませた。【高田文太】

1敗を喫しがっくりと土俵を引き揚げる稀勢の里(撮影・小沢裕)

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稀勢の里が金星献上「明日は明日」3横綱で最初に土

千代大龍に破れ土俵を後にする稀勢の里(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館


8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、今場所初黒星を喫した。

西前頭2枚目の千代大龍に、立ち合い直後にいなされ、横向きに土俵下まで押し出された。5日目までは何度も窮地に立たされながら辛勝してきたが、ついに連勝を止められ、3横綱で最初に土がついた。取組後は「明日は明日で。また、やっていきたいですね」と、千代大龍と同じ九重部屋所属で、東前頭4枚目千代の国の挑戦を受ける7日目を見据えていた。

千代大龍(右)に押し出しで敗れ、座布団を踏みながら悔しがる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)
稀勢の里(右)を押し出しで破る千代大龍(撮影・狩俣裕三)

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千代大龍「たまたまです」稀勢の里破り3個目の金星

稀勢の里に金星を挙げ、多くの懸賞金を手に笑顔を見せる千代大龍(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館


西前頭2枚目千代大龍(29=九重)が、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)に今場所初めて土をつけた。立ち合いでまっすぐぶつかった。「そのまま行こうと思ったけど横綱を押せなかった」と軌道修正。押せないと分かると左にいなして体勢を崩してから、右のおっつけで押し出した。

支度部屋に戻ると「白星は白星なので素直にうれしいですね」と興奮気味に話した。さらに「豊山も貴景勝もいい相撲を取っていた。たまたまいなしたら横綱が横を向いたから押しただけ。たまたまですよ」とまたも興奮気味に話ながらも謙遜した。

今場所初白星が13年名古屋場所以来3個目の金星で、懸賞41本(手取り123万円)を獲得した。この日夜に、師匠の九重親方(元大関千代大海)と部屋の関取衆らと焼き肉に行く予定だといい「お金は全部僕持ちですかね」とうれしい悩み。「残りは子どものために貯金します」と終始笑顔で話した。

稀勢の里を下し支度部屋で満面の笑みを浮かべる千代大龍(撮影・河田真司)
千代大龍(右)に押し出しで破れる土俵から落ちる稀勢の里(撮影・河田真司)

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稀勢の里6連勝ならず初黒星/6日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館

6日目の取組を写真で振り返ります。幕下の巨東-蘇の一番では珍しい「伝え反り」の決まり手も飛び出しました。6日目までの優勝争いは以下の通り。

【6連勝】鶴竜、白鵬、高安、北勝富士

【1敗】稀勢の里、豪栄道、御嶽海、朝乃山、竜電、嘉風

【2敗】栃ノ心、阿炎、妙義龍、錦木、貴ノ岩、千代翔馬、佐田の海

稀勢の里押し出し千代大龍

稀勢の里(右)を押し出しで破る千代大龍(撮影・狩俣裕三)

千代大龍(右)に押し出しで敗れ、座布団を踏みながら悔しがる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)


鶴竜突き出し玉鷲

玉鷲(左)を突き出しで破る鶴竜(撮影・狩俣裕三)


正代寄り倒し白鵬

正代(左)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

正代(左)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)


突き落とし栃ノ心

勢(右)を突き落としで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)


豪栄道寄り切り御嶽海

御嶽海(右)を寄り切りで破る豪栄道(撮影・狩俣裕三)


魁聖寄り切り高安

魁聖(右)を寄り切りで破り、全勝を守った高安(撮影・狩俣裕三)


貴景勝押し出し逸ノ城

逸ノ城(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・狩俣裕三)


妙義龍寄り倒し遠藤

遠藤(中央)を寄り倒しで破る妙義龍。右は高安(撮影・狩俣裕三)


松鳳山極め出し朝乃山

松鳳山(手前)を極め出しで破る朝乃山(撮影・狩俣裕三)


北勝富士叩き込み栃煌山

栃煌山(左)をはたき込みで破り、全勝を守った北勝富士(撮影・狩俣裕三)


碧山突き出し琴奨菊

琴奨菊(後方)を突き出しで破る碧山(撮影・狩俣裕三)


竜電はたき込み嘉風

嘉風(左)をはたき込みで破る竜電(撮影・狩俣裕三)

珍決まり手!伝え反り

巨東伝え反り

蘇(右)に伝え反りで破れる巨東(撮影・河田真司)

蘇(右)に伝え反りで破れる巨東(撮影・河田真司)

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稀勢の里、白鵬ら5連勝/5日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

【5連勝】鶴竜、白鵬、稀勢の里、高安、御嶽海、北勝富士、嘉風

【1敗】豪栄道、朝乃山、竜電

【2敗】栃ノ心、阿炎、妙義龍、松鳳山、琴奨菊、錦木、貴ノ岩、千代翔馬

貴景勝はたき込み白鵬

貴景勝(右)をはたき込みで破り、手を貸す白鵬。後方右は貴乃花親方(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(右)をはたき込みで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(右)をはたき込みで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(下)をはたき込みで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

貴景勝(左)のはたき込みを土俵際でこらえる白鵬(撮影・狩俣裕三)


稀勢の里上手投げ正代

全勝を守り、支度部屋で笑顔を見せる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代を上手投げで破った稀勢の里(撮影・鈴木正人)

大喜び生島さんも稀勢ファン?

全勝を守った稀勢の里(左)に拍手を送る生島ヒロシ(撮影・狩俣裕三)

正代(右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(後方右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(後方右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)


鶴竜寄り切り千代大龍

千代大龍(右)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・狩俣裕三)


送り出し高安

勢(左)を送り出しで破る高安(撮影・狩俣裕三)


御嶽海寄り切り栃ノ心

栃ノ心(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心を寄り切りで破り、支度部屋へ引き揚げる御嶽海(撮影・狩俣裕三)


豪栄道不戦勝豊山

豊山の休場により不戦勝となる豪栄道(撮影・狩俣裕三)


玉鷲寄り切り逸ノ城

玉鷲(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・狩俣裕三)


遠藤寄り切り魁聖

遠藤(手前)を寄り切りで破る魁聖(撮影・狩俣裕三)


妙義龍押し出し阿炎

妙義龍(左)を激しく突っ張り、押し出しで破る阿炎(撮影・狩俣裕三)

北勝富士が元気だ!5連勝

北勝富士押し出し琴奨菊

琴奨菊(右)を押し出しで破る北勝富士(撮影・狩俣裕三)


荒鷲寄り切り石浦

石浦(右)を寄り切りで破る荒鷲(撮影・狩俣裕三)

満員御礼

満員御礼となった大相撲秋場所5日目(撮影・狩俣裕三)

中入り後、審判を務める貴乃花親方と振分親方

中入り後、審判を務める貴乃花親方(撮影・狩俣裕三)

中入り後、審判を務める振分親方(撮影・狩俣裕三)

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千代大龍あぁ5連敗「タクシー代払って何をしに…」

千代大龍(右)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館


初日から5連敗を喫した西前頭2枚目千代大龍(29=九重)が「物言い」をつけた。

横綱鶴竜(33=井筒)に寄り切りで敗れたが、支度部屋に戻ると「俺、手ついてないよ!」と声を大にした。立ち合いで左手をつく前に、鶴竜につられて踏み込んでしまったという。待ったは掛からず右上手、左下手を許すと一方的に寄り切られた。

「当たった瞬間『待った』かと。何もできなかった。最悪です。タクシー代を払って今日は何をしにきたのか」と肩を落とした。

初日から5連敗は今年の初場所以来。「4連敗でこの相撲。情けない」と落ち込むそぶりを見せたが「今から(国技館内の)相撲教習所で練習してこようかな」とすぐに明るい口調へ戻った。

千代大龍(右)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里3連勝、栃ノ心に土/3日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

歴代最長8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32=田子の浦)は、土俵際の逆転で豊山を突き落として3連勝。横綱白鵬と鶴竜も3連勝。大関栃ノ心に土。

稀勢の里突き落とし豊山

国技館を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

支度部屋で付け人たちの世話を受ける稀勢の里(撮影・小沢裕)

稀勢の里(左から2人目)は審判団から物言いがつき、土俵下に下がる(撮影・小沢裕)

豊山(手前)を突き落としで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)

豊山(右)を突き落としで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)


鶴竜突き落とし

勢(手前)を突き落としで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)


魁聖下手投げ白鵬

支度部屋を後にする白鵬

魁聖(下)を下手投げで破る白鵬(撮影・鈴木正人)


貴景勝引き落とし栃ノ心

栃ノ心(右)を引き落としで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(後方)を引き落としで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)


豪栄道押し出し逸ノ城

逸ノ城(手前)を押し出しで破る豪栄道(撮影・鈴木正人)


千代大龍はたき込み高安

千代大龍(左)に激しく攻める高安(撮影・鈴木正人)


御嶽海はたき込み玉鷲

玉鷲(右)をはたき込み破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


正代押し出し遠藤

遠藤(左)を押し出しで破る正代(撮影・鈴木正人)


千代の国押し出し妙義龍

千代の国(後方)を押し出しで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)


朝乃山押し出し阿炎

阿炎(右)の攻めに耐える朝乃山(撮影・鈴木正人)


寄り切り松鳳山

輝(左)に激しく攻める松鳳山(撮影・鈴木正人)


栃煌山寄り切り阿武咲

栃煌山(左)に激しく攻める阿武咲(撮影・鈴木正人)


宝富士押し出し北勝富士

宝富士(手前)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


大翔丸押し出し琴奨菊

大翔丸(右)に激しく攻める琴奨菊(撮影・鈴木正人)


碧山突き落とし佐田の海

碧山(左)を突き落としで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)


旭大星とったり大栄翔

大栄翔(後方)をとったりで破った旭大星(撮影・鈴木正人)


隠岐の海寄り切り竜電

隠岐の海(左)を鋭い立ち合いで攻める竜電(撮影・鈴木正人)


貴ノ岩押し出し錦木

貴ノ岩(右)を押し出しで破る錦木(撮影・鈴木正人)


隆の勝突き落とし千代翔馬

隆の勝(右)に激しく攻める千代翔馬(撮影・鈴木正人)

隆の勝(下)を突き落としで下す千代翔馬


石浦押し出し千代丸

石浦(左)を押し出しで破る千代丸(撮影・鈴木正人)


琴勇輝引き落とし 嘉風

琴勇輝(左)を引き落としで破る嘉風(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里、栃ノ心が流血白星/4日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

横綱稀勢の里は魁聖を寄り切って4連勝。白鵬、鶴竜の2横綱も無傷の4連勝。かど番の大関栃ノ心は、取り直しで玉鷲を突き落として3勝目。横綱、大関陣は安泰。大関とりの関脇御嶽海も4連勝。

鶴竜押し出し豊山

鶴竜(右)は押し出しで豊山を下す(撮影・小沢裕)


千代大龍上手投げ白鵬

千代大龍(下)を上手投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

白鵬(右)は上手投げで千代大龍を下す(撮影・小沢裕)

稀勢の里が気迫の鼻血!4連勝

稀勢の里寄り切り魁聖

魁聖との取組で鼻血を流す稀勢の里(撮影・鈴木正人)

流血した稀勢の里(撮影・小沢裕)

流血しながらも魁聖を下した稀勢の里は懸賞を手に引き揚げる(撮影・河野匠)

流血しながらも魁聖を下した稀勢の里は懸賞を手に引き揚げる(撮影・河野匠)

魁聖(右)との立ち合い直後で流血した稀勢の里(撮影・小沢裕)

魁聖(左)を寄り切る稀勢の里(撮影・河野匠)

魁聖(左)を寄り切る稀勢の里(撮影・河野匠)

稀勢の里(左)は寄り切りで魁聖を下す(撮影・小沢裕)

客席から声援を贈る稀勢の里の応援団(撮影・河野匠)

国技館を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)


豪栄道引き落とし

豪栄道は勢(手前)を引き落としで下す(撮影・小沢裕)


貴景勝引き落とし高安

貴景勝(手前)を引き落とす高安(撮影・河野匠)

栃ノ心は右まぶたから出血

玉鷲突き落とし栃ノ心

玉鷲との取組で流血する栃ノ心(撮影・鈴木正人)

玉鷲との取組で栃ノ心は流血する(撮影・河野匠)

流血しながらも取り直しで玉鷲を下し、気合いの入った表情を見せる栃ノ心(撮影・河野匠)

取り直しの一番で栃ノ心(左)は突き落としで玉鷲を下す(撮影・小沢裕)

取り直しの一番で栃ノ心(左)は出血しながらも突き落としで玉鷲を下す(撮影・小沢裕)

取り直しの一番で栃ノ心は突き落としで玉鷲(左)を下す(撮影・小沢裕)

流血した顔面をタオルで押さえながら審判団の協議を待つ栃ノ心(撮影・小沢裕)


御嶽海押し出し逸ノ城

逸ノ城(左)を押し出す御嶽海(撮影・河野匠)

客席には御嶽海を応援する子どもたちの姿があった(撮影・河野匠)


千代の国押し出し遠藤

千代の国(左)を押し出す遠藤(撮影・河野匠)


松鳳山上手出し投げ琴奨菊

松鳳山(左)は上手出し投げで琴奨菊を下す(撮影・小沢裕)


嘉風押し出し貴ノ岩

嘉風は押し出しで貴ノ岩を下す(撮影・小沢裕)

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稀勢の里白星、豪栄道に土/初日写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇初日◇9日◇東京・両国国技館

大相撲の秋場所は9日から東京・両国国技館で初日を迎える。今場所最大の注目は、歴代最長8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32=田子の浦)。初日は東前頭筆頭の勢と対戦し、寄り切りで下した。横綱昇進後、出場した5場所で初日白星を挙げたのはわずか1度だけの“鬼門”だった。復帰場所で初日白星という好スタートを切った稀勢の里。日本人横綱の行方に今後も目が離せない。

稀勢の里寄り切り

勢(右)を寄り切りで破った稀勢の里(撮影・鈴木正人)

勢(右)を寄り切りで破った稀勢の里、右は貴乃花親方(撮影・鈴木正人)

勢(右)の攻めを耐える稀勢の里(撮影・鈴木正人)


鶴竜押し倒し貴景勝

貴景勝(後方)を押し倒しで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)


玉鷲寄り切り白鵬

玉鷲(左)に激しく攻める白鵬(撮影・鈴木正人)


豪栄道寄り切り魁聖

豪栄道(左)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木正人)


豊山寄り切り高安

豊山(右)を寄り切りで破る高安(撮影・鈴木正人)


千代大龍つり出し栃ノ心

千代大龍(左)をつり出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


御嶽海押し出し正代

正代(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


遠藤上手捻り逸ノ城

遠藤(右)を上手捻りで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)


千代の国はたき込み阿炎

千代の国(手前)をはたき込みで破る阿炎(撮影・鈴木正人)


宝富士突き落とし琴奨菊

宝富士(右)を突き落としで破る琴奨菊(撮影・鈴木正人)


竜電寄り倒し貴ノ岩

竜電(左)に張り手をする貴ノ岩(撮影・鈴木正人)

ブレーンバスター?嘉風が見事なうっちゃり

千代翔馬うっちゃり嘉風

千代翔馬(右)をうっちゃり嘉風(撮影・鈴木正人)

土俵入りした稀勢の里

土俵入りする稀勢の里(撮影・鈴木正人)

支度部屋から出てくる稀勢の里(撮影・河田真司)

協会あいさつ

協会あいさつ 前列左から稀勢の里、鶴竜、八角理事長、白鵬、高安、中列左から御嶽海、豪栄道、栃ノ心、逸ノ城、後列左から玉鷲、貴景勝(撮影・鈴木正人)

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御嶽海が体勢立て直し連勝でホッ「体が反応した」

御嶽海(左)は押し出しで千代大龍を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館


御嶽海は千代大龍の鋭い立ち合いからの突きに一気に土俵際まで下がったが、右のおっつけで回り込んで体勢を立て直して押し出した。

何とか勝ちを拾い「危なかった。でも体が反応してくれた」とほっとした。大関昇進目安の三役で3場所33勝まで残り9勝と迫ったが「まだまだこれから」と気を引き締めた。

千代大龍(左)を押し出しで破った御嶽海(撮影・鈴木正人)

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大関とり御嶽海が連勝「まだまだこれからです」

千代大龍の強烈な突き押しに土俵際へ追い込まれた御嶽海は右へ回り込んで難を逃れる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館


大関とりの関脇御嶽海(25=出羽海)が、西前頭2枚目千代大龍(29=九重)を下して初日から2連勝した。

立ち合いで千代大龍の強烈な体当たりをまともに受けて上体が起き上がり、間髪を入れない突きで一気に土俵際に後退。万事休すかと思われたが、右のおっつけでかわして回り込み、相手の突きを冷静に見極めて押し出した。

何とか勝ちにつなげた一番を「危なかったですね。(最後は)反応してましたね。体が動いてくれました」と振り返った。大関昇進目安の三役で3場所33勝まで、残り9勝となったが「まだまだこれからです」と気を引き締めた。

千代大龍(右)に攻め込まれる御嶽海(撮影・河田真司)

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稀勢の里、御嶽海ら2連勝/2日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

大相撲の秋場所は東京・両国国技館で2日目を迎えた。初日は歴代最長8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32=田子の浦)、鶴竜、白鵬の3横綱はそろって白星発進。稀勢の里は2日目に貴景勝と対戦。立ち合いから貴景勝の攻めを受け、土俵際まで追い込まれるも突き落としで逆転勝ち。過去1勝2敗と相性の悪かった難敵を下し、2連勝とした。他の横綱、大関も安泰で大関とりを狙う御嶽海も勝利した。

稀勢の里2連勝

稀勢の里突き落とし貴景勝

支度部屋を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

貴景勝(右)の攻めを耐える稀勢の里(撮影・鈴木正人)

貴景勝(左)に土俵際へ追い込まれる稀勢の里(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)をいなす稀勢の里(撮影・小沢裕)

貴景勝(右)を突き落としで下す稀勢の里(撮影・小沢裕)

貴景勝(右)を突き落としで下す稀勢の里(撮影・小沢裕)


上手出し投げ白鵬

付け人たちに挟まれながら支度部屋をあとにする白鵬(撮影・小沢裕)

ペットボトルの水を飲み顔をくしゃくしゃにする白鵬(撮影・小沢裕)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

勢(左)を上手出し投げで倒す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(左)は勢を上手出し投げで下(撮影・小沢裕)


鶴竜送り出し魁聖

鶴竜(右)は送り出しで魁聖を下す(撮影・小沢裕)


逸ノ城押し出し高安

高安(左)は押し出しで逸ノ城を下す(撮影・小沢裕)


豊山寄り切り栃ノ心

栃ノ心(右)は寄り切りで豊山を下す(撮影・小沢裕)


豪栄道寄り切り玉鷲

豪栄道(左)は寄り切りで玉鷲を下す(撮影・小沢裕)


御嶽海押し出し千代大龍

御嶽海(左)は押し出しで千代大龍を下す(撮影・小沢裕)


阿炎突き出し遠藤

阿炎(左)は突き出しで遠藤を下す(撮影・小沢裕)


正代引き落とし千代の国

千代の国(左)は引き落としで正代を下す(撮影・小沢裕)


阿武咲押し出し朝乃山

朝乃山(左)は押し出しで阿武咲を下す(撮影・小沢裕)


妙義龍押し出し

妙義龍(左)は押し出しで輝を下す(撮影・小沢裕)


琴奨菊寄り切り栃煌山

琴奨菊(左)は寄り切りで栃煌山を下す(撮影・小沢裕)

御嶽海土俵入り

土俵入りする御嶽海(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里は初日は勢、2日目は貴景勝と対戦 秋場所

稀勢の里


日本相撲協会は7日、東京・両国国技館で審判部が取組編成会議を開き大相撲秋場所(9日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は初日に東前頭筆頭勢(31=伊勢ノ海)、2日目に小結貴景勝(22=貴乃花)と対戦する。

連続優勝を狙う関脇御嶽海(25=出羽海)は初日に東前頭3枚目正代(26=時津風)、2日目に西前頭2枚目千代大龍(29=九重)とぶつかる。

十両以上の休場者はなし。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

遠藤-逸ノ城

御嶽海-正代

千代大龍-栃ノ心

豊山-高安

豪栄道-魁聖

稀勢の里-勢

玉鷲-白鵬

鶴竜-貴景勝

【2日目】

千代大龍-御嶽海

玉鷲-豪栄道

栃ノ心-豊山

高安-逸ノ城

魁聖-鶴竜

貴景勝-稀勢の里

白鵬-勢

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栃煌山、強いパパになる 御嶽海2差「ついていく」

千代大龍(手前)を押し出しで破る栃煌山(撮影・奥田泰也)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇18日◇ドルフィンズアリーナ


 東前頭13枚目栃煌山(31=春日野)が西同6枚目千代大龍を押し出しで破り、9勝2敗。この日、全勝を守った関脇御嶽海との2差を守った。現在の幕内力士で大関経験者を除き、最多25場所の三役経験を誇り、12年夏場所では優勝決定戦も戦った実力者だ。最高気温39・2度を記録した灼熱(しゃくねつ)の名古屋で悲願の初優勝へ-。休場した同部屋の新大関栃ノ心の分まで、V戦線を熱くする。朝乃山も2敗を守った。

 幕内屈指の当たりを誇る千代大龍を、栃煌山が立ち合いで止めた。引かれてできた微妙な距離にも、攻める気持ちを忘れず押し出した。「今日みたいな相手に当たり負けしなかった。(相撲は)よくなっている」。御嶽海と2差を守った。

 新大関栃ノ心を輩出した春日野部屋で栃ノ心より1年早く入門、何度も「大関候補」といわれた。三役25場所は、大関経験者を除き幕内力士最多。12年夏場所では賜杯を旭天鵬に譲ったが、優勝決定戦に進んだ。そんな実力者が初場所で左大胸筋肉離れ、先場所は東前頭15枚目、新入幕の07年春場所以降で自己ワーストタイまで番付を落とした。

 「四股、てっぽう、すり足をもっとやれ」-。夏場所後、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)に助言され、基礎を倍近くこなした。「数年前から“重さ”がなくなった感じがあった。今は尻から背中にいい張りがある」。場所前の出羽海部屋への出稽古では御嶽海を9勝1敗と圧倒した。

 猛暑の戦いの中、癒やしは連夜のテレビ電話だ。相手は妻せりさん、生後10カ月の長女禀(りん)ちゃん。「どこで覚えたんか、“ママ”と言ったんですよ」。残念ながら「パパ」はまだ。強い「パパ」と呼ばれたい。無念の休場となった栃ノ心のためにも頑張りたい。「この位置(トップと2差)にいるんでね。ついていきたいと思ってます」。残り4日。帰ってきた実力者は最後まで夢を追う。【加藤裕一】

2敗を守り、懸賞金を受ける栃煌山(撮影・岡本肇)

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千代丸3勝目「強い同年代」好調の千代大龍から刺激

千代丸

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇15日◇ドルフィンズアリーナ


 東前頭10枚目千代丸(27=九重)が、西前頭7枚目大栄翔(24=追手風)を破り、3勝5敗で中日を終えた。

 立ち合いでぶつかると、相手の両肩をつかんで前後に揺さぶり、体勢を崩したところで引き落とした。「良いタイミングだった。相手との距離間隔が良かったと思う」と勝因を挙げた。

 前日の14日に会場の冷房設備が不具合を起こし、土俵も熱気に包まれたという。「汗でテーピングがずれたんですよ。こんなの初めて。普段汗かかないのに」と異例の暑さだったようだ。

 黒星が先行した前半戦を「本調子ではなかった。体が伸び上がってしまう場面が多かったので」と振り返り、「(6勝2敗と好調の西前頭6枚目)千代大龍とか同年代が強いので頑張ろうとなっている」と同部屋の力士に刺激を受けていた。

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千代大龍、2敗目も笑顔「10秒悔しがればいい」

豊山(背中)に突き出しで敗れた千代大龍(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇15日◇ドルフィンズアリーナ


 西前頭6枚目千代大龍(29=九重)が豊山に敗れ、2敗に後退した。

 立ち合いで持ち前の強い当たりを見せながら、はたいて後退。突き出しを食った。支度部屋に戻ると最初は「当たり負けしなかったのに、引いたのがすべて。そこだけです」と険しい表情だったが、そのうち「落ち込んでるように見えます?」といきなり笑顔に。

 切り替えの速さには自信があるようで「悪いとこはわかってるんで、全部風呂場で済ませてきますから。“10秒悔しがればいい”んです。昔、格闘家がそう言ってたのか、小説で読んだのか…。でも、その通り。僕はそういう単純な男なんで」と言い、ケロリとしていた。

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千代大龍が辛勝「この考えで」勝ち越し手前7勝狙う

千代大龍(右)は輝をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲名古屋場所>◇6日目◇13日◇ドルフィンズアリーナ


 西前頭6枚目千代大龍(29=九重)が、西前頭4枚目輝(24=高田川)を破り、5勝1敗とした。

 支度部屋では開口一番「立ち合いからだめでしたね」と反省を口にした。輝に押し込まれたが左にいなし、はたき込みで辛勝。首をひねりながら「内容は悪かったけど白星なんで」と語った。

 まず目指すのは勝ち越しではなく、1歩手前の7勝目。「7番取ると(番付が)落ちるのも少ないので」と千代大龍。5年前の名古屋場所で6勝2敗から負け越し、そこから7勝を目標に据えるようになったという。「良いか悪いか分からないけど、僕はこの考えで。平気で(連勝から)連敗するタイプなんで」と、謙虚に構えた。

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栃ノ心、御嶽海5連勝、鶴竜2連敗 名古屋場所

鶴竜(左)を突き出しで破り金星を挙げた阿炎に館内では座布団が乱れ飛ぶ(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇5日目◇12日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ


 3場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭3枚目阿炎(24=錣山)に突き出され、自身2連敗で3勝2敗となった。かつて鶴竜の付け人を務めたこともある阿炎は、うれしい涙の金星で2勝3敗とした。

 新大関の栃ノ心(30=春日野)は、前頭筆頭の琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)を右四つに組んで、右の下手投げで崩して寄り切り5連勝と星を伸ばした。

 休場明けのかど番大関高安(28=田子ノ浦)は、4日目に横綱鶴竜から金星を挙げた前頭2枚目勢(31=伊勢ノ海)をはたき込んで4勝1敗とした。勢は1勝4敗。

 かど番の大関豪栄道(32=境川)は、前頭2枚目の千代の国(28=九重)を、鋭い立ち合いから右を差して一気に寄り切って3勝2敗とした。千代の国は3勝2敗。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は、立ち合いで小結松鳳山(34=二所ノ関)の右はり差しをものともせず、一気に押し出し全勝を守った。

 人気力士の前頭6枚目遠藤(27=追手風)は、同4枚目輝(24=高田川)を寄り切って4勝1敗とした。

 5日目を終わり、勝ちっ放しは栃ノ心、御嶽海、1敗で高安、平幕の魁聖、千代大龍、遠藤が追う展開となっている。

金星を挙げた阿炎は、支度部屋で手を挙げて合図(撮影・岡本肇)
阿炎に敗れ支度部屋でがっくりする鶴竜(撮影・前岡正明)
鶴竜(左)を突き出しで破る阿炎(撮影・岡本肇)

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栃ノ心大関濃厚 師匠誕生日に10勝、託された思い

支度部屋で笑顔を見せる栃ノ心(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館


 関脇栃ノ心(30=春日野)が大関昇進に大前進だ。平幕の千代大龍の両まわしをつかまえ、2度つり上げる怪力相撲で寄り切った。勝ちっ放しの10連勝で単独トップを守り、直近3場所の合計白星は34まで伸びた。昇進をはかる審判部トップの阿武松審判部長(元関脇益荒雄)からは「濃厚」の言葉まで飛び出した。残り5日、もう一押しで夢をつかみ取る。

 勝利の方程式は、揺るがない。千代大龍のかち上げを受け止めると、栃ノ心が右、左と両上手でまわしを引いた。190キロの巨体を固定した。周囲が右46センチ、左45センチ。丸太のような両腕でぐいっ、ぐいっと2度つり上げて寄り切った。大関を夢見て届かなかった師匠・春日野親方(元関脇栃乃和歌)の56歳の誕生日に決めた、自身初の10連勝。最高のプレゼントだ。「気持ちいいね」と照れくさそうに笑った。

 入門から12年過ぎても、師匠を「怖い」という。「ウチに調整なんてないよ」と言う師匠の率いる春日野部屋は、場所中も朝稽古の量がほとんど落ちない。師匠からゲキが飛ぶと背筋を伸ばし「ハイ」と返事をする。「オレは37歳まで(現役を)やったんだから、オマエは40歳までやれ」と言われる。それは「無理」と苦笑いするが、託された思いはわかっている。

 「直近3場所を三役で計33勝以上」とされる大関昇進の目安の白星数を計34勝で上回った。初場所14勝、春場所10勝に次ぎ3場所連続の2ケタ勝利という安定感。大関昇進について、阿武松審判部長の口から「濃厚ですね」という“お墨付き”も飛び出した。ただ初場所は平幕。両横綱との対戦を残す終盤5日間で、もう一押しが欲しい。

 初場所の初優勝で、何かが変わった。13年名古屋場所で右膝前十字、内側側副靱帯(じんたい)を断裂。「ケガする前は(大関なんて)全然思わなかった。今は、頑張ればできるんじゃないかって」-。取組後、花道を引き揚げる際、女性ファンから花束が渡された。「ビックリした。引退でも、優勝でもないのにね」。国技館を出ると、群衆から「大関!」「おめでとう!」と声が掛かった。「目標は2ケタ(白星)だったけどこれからもっと大事だね」。栃ノ心が目前に迫った夢を、つかみにいく。【加藤裕一】

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栃ノ心、親方誕生日に白星!大関&賜杯W吉報も視野

千代大龍(右)を寄り切りで下す栃ノ心(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館


 関脇栃ノ心(30=春日野)が10連勝で単独トップをキープ、大関昇進に大きく前進した。

 体重190キロ、千代大龍の巨体を受け止め、両上手でまわしを引いて寄り切った。師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)の56歳の誕生日に白星を送り「昨年の誕生日も勝ってると思うよ」と笑顔を見せた。

 大関昇進の目安は「直近3場所を三役で、合計33勝以上」とされるが、初場所14勝、春場所10勝に10勝を上積みして、34勝に。大関昇進をはかる審判部トップの阿武松審判部長は「濃厚ですね。決定じゃないですよ。濃厚ですよ」と発言。残り5日での“ダメ押し”を求めたが、もう夢は目の前だ。栃ノ心は「目標は2ケタ(勝利)だったけど、これからが大事ですね」と気を抜く様子はない。初場所以来、2度目の賜杯まで見据えて、ラストスパートをかける。

支度部屋を引き揚げる栃ノ心(撮影・鈴木正人)

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支度部屋で笑顔を見せる栃ノ心(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇両国国技館


 関脇栃ノ心(30=春日野)が東前頭4枚目の千代大龍(29=九重)を、万全の相撲で寄り切って無傷の10連勝。優勝争いで単独トップを守るとともに、場所後の大関昇進を濃厚にした。

 大関昇進をはかる審判部のトップで、この日の幕内後半戦で審判長を務めた阿武松審判部長(56=元関脇益荒雄)は、大関昇進について「相撲っぷりが安定していて大関相撲を取っている。濃厚でしょう」と話し「決定ではありません」とも付け加えた。

 「濃厚」の真意については、14勝1敗で優勝した先々場所が平幕だったことも1つの理由のようだ。仮に、残り5日を全敗でもしようものなら、3場所合計34勝を挙げたとはいえ印象も悪くなる。あと1つ、2つの白星の上積みを期待するように、現状を「王手をかけてますね」とも話した。

 それがクリアできれば、理事会の開催を要請するために、審判部で話し合い意見を統一する。「最後までみて、いずれかのタイミングで」と、千秋楽までには意見を取りまとめる手はずを整える。13日目は横綱白鵬戦が予想されるため、14日目のうちに意思統一されると思われる。

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懸賞金を受け取る栃ノ心(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館


 関脇栃ノ心(30=春日野)が東前頭4枚目の千代大龍(29=九重)を、万全の相撲で寄り切って無傷の10連勝。優勝争いで単独トップを守るとともに、場所後の大関昇進を濃厚にした。

 この日、56歳の誕生日を迎えた師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は打ち出し後、報道陣に囲まれると安堵(あんど)の笑みを浮かべた。「調子に乗ってるね。力が出てるみたいだ」と、愛弟子の快進撃を喜んだ。場所に入ったこともあり「出て行けよ、ぐらいは言っても具体的なことは何も言ってないよ」とアドバイスなどはしていない。それでも、これまでの指導方針や助言を思い出すように「両腕(の筋肉)を切っているからね。それは、むちゃな上手の取り方をしていたから。取る位置、取り方、押っつけ、絞り…。1つ1つ道理を教えた結果、今の取り方がある」と話した。横綱千代の富士(故先代九重親方)のビデオを見せ、上手の取り方を教えた裏話も明かした。

 場所後は、昇進準備で忙しくなりそう。それも、うれしい悲鳴だ。ただ、もう1つの目標が、残り5日間にかかる。「さて、こうなれば二匹目の何かがあるかな…」とニンマリ。初場所に続く2度目の優勝で、昇進に花を添えたいところだ。

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白鵬、千代大龍下し1敗守る「いい所が取れたね」

千代大龍(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館


 横綱白鵬(33=宮城野)が、東前頭4枚目千代大龍(29=九重)を下して1敗を守った。

 立ち合いで鋭く踏み込み、左上手を取って右を差す盤石の体勢になって寄り切った。前日6日目の平幕の阿炎戦での、今場所初黒星を引きずらずに完勝。

 「いい所(左上手)が取れたね。まぁ、これで大丈夫だろう」と納得顔。明日8日目の、初顔合わせとなる平幕の豊山戦に向けては「まぁ、頑張ります」と控えめに意気込んだ。

千代大龍(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

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