上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

和気慎吾TKO勝ち「必ず世界王者になります」

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇13日◇エディオンアリーナ大阪


 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和気慎吾(30=FLARE山上)がダブル世界戦の前に再出発をアピールした。世界挑戦経験を持つパノムルンレック・CPフレッシュマート(33=タイ)を8回2分45秒TKOで下した。

 昨年7月20日、この日と同じ会場でIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を行ったが、王座獲得に失敗。復帰2戦目のこの日は、52戦のキャリアを持つ相手のタフさに手を焼きながら、最終ラウンドに左フックから連打でまとめた。

 因縁の場所でのTKO勝ちだ。試合後、リングでマイクアピールした。「相手があまりにもタフだったので、途中からポイントで勝ってもいいと思ったけど、最後は力を振り絞りました」という。「昨年、ここで世界戦で負けた悔しさを胸にゼロからスタートして、このリングに戻ってきました。負けてから多くの方の励まされました。その期待にこたえるために、必ず世界王者になります。今日がその第1歩です」と力強く宣言した。

和気慎吾対パノムルンレック・CPフレッシュマート 8回、和気は左フックを放ちパノムルンレック・CPフレッシュマートにKO勝ち(撮影・加藤哉)

関連するニュースを読む

大竹秀典10回KO初防衛「まだまだ現役続けたい」

<ボクシング:東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦が東京・後楽園ホールで行われ、王者大竹秀典(36=金子)が同級14位臼井欽士郎(37=横浜光)を10回3分4秒KOで下し、初防衛を飾った。

 リードを許した4回終了の途中採点後からギアを切り替え攻勢に出て、10回終盤のラッシュでタオルが投げ込まれた。ベテランは「解き放たれたように練習が楽しい。まだまだ現役続けて世界にいきたい」と快活だった。セミファイナルに登場した元東洋太平洋同級王者和気慎吾(29)は、昨年7月のIBF同級王座決定戦で敗れて以来1年ぶりの復帰戦で5回KO勝ちした。

関連するニュースを読む

亀田和毅、国内復帰第2戦向けスパー「まだ10%」

スパーリングで右ストレートを打ち込む亀田

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が16日、国内復帰第2戦(7月10日、東京・後楽園ホール)へ向けた公開スパーリングを行った。

 都内のジムにフェザー級で2勝(2KO)の佐々木蓮(22=ワタナベ)を招き、4回を消化。ボディーを中心に至近距離、近距離を制圧し、「今日の課題はボディーを入れることで、スムーズに打てるように心がけた。効いたらまとめる練習ですね」と手応えありの顔で振り返った。

 試合は世界挑戦の経験があるイバン・モラレス(25=メキシコ)とのノンタイトル10回戦となる。久々のサウスポーだけに、「今回はいろいろな相手とやっている。良い感じですね」。試合前は通常40~50回のスパーリング回数を最終的には「倍くらい」にして、対策を練っていくという。「まだまだですよ。おれのパーセンテージは高い。まだ10%超えたくらい。まだまだやることいっぱいなので、今回は間に合わない」と高い目標を見定めた。世界戦経験者の和気慎吾、岩佐亮佑ともスパーリングを敢行しており、「いろいろな選手とやって、(パンチを)もらいながらも勉強している」とした。

 国内復帰戦となった3月のタワッチャイ戦では3-0の判定勝ちで圧勝したが、「冷静すぎた」と反省もある。「今回は気合も入っているので、意地でも倒しきる」と誓いを立てた。

関連するニュースを読む

小国以載の相手グスマン練習公開 スピード&パワー

鍛え上げたボディーを披露するジョナタン・グスマン(撮影・渦原淳)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)が27日、同級5位小国以載(28=角海老宝石)との初防衛戦(12月31日、島津アリーナ京都)へ向けて京都市内のジムで練習を公開した。これまでの22勝は全てKOのハードパンチャーだが「僕はKOを狙って試合をしたことがない。たまたまそうなっただけ。今回も勝つことだけを考える」とリラックスした表情で話した。

 11回TKOで和気慎吾を撃破した7月20日の同級王座決定戦から「スピード、パワーは上がってる」ときっぱり。合計150回近いスパーリングも消化しており、自信満々の様子だった。

関連するニュースを読む

小国の対戦相手グスマン、初防衛戦へ「いい状態だ」

大阪空港に到着したIBF世界スーパーバンタム級王者ジョナタン・グスマン(撮影・木村有三)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)が22日、同級5位小国以載(28=角海老宝石)相手の初防衛戦(12月31日、島津アリーナ京都)に向けて成田経由で大阪空港に到着した。

 7月20日の同級王座決定戦で和気慎吾を11回TKOで撃破し、王座を獲得。これまでの22勝は全てKOのハードパンチャーは「いい状態だ」と、自信ありげに言い切った。

 前回の世界戦の帰国時に、母国の空港でファイトマネー7万ドル(当時約738万円)を盗まれる被害に遭った。「金は、戻って来なかった」とやや寂しそうな表情を見せたが、その分、小国戦に向けての気持ちもハングリー。「勝つために来た。しっかり稼ぐよ」と力を込めた。

関連するニュースを読む

小国以載「グスマンの首をとったる」王座奪取へ気勢

グスマン戦を前に、赤穂浪士の討ち入り衣装で気勢を上げた小国以載(撮影・河合香)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級5位小国以載(28=角海老宝石)が、討ち入り装束で王座奪取へ気勢を上げた。

 14日に都内のジムで練習を公開スパーリングしたが、赤穂浪士の装束を着て登場した。生まれ故郷の英雄である赤穂浪士が、討ち入りした14日に合わせての得意のパフォーマンスだった。

 31日に島津アリーナ京都で、同級王者ジョナサン・グスマン(27=ドミニカ共和国)に世界初挑戦する。「グスマンの首をとったる。和気らやられた人のカタキを討つ」と威勢よく宣言した。

 グスマンは23戦22勝(22KO)1無効試合。7月の同級王座決定戦で和気慎吾(古口)を4度ダウンさせてのTKO勝ちで王座についている。左ジャブで突進を止め、後半勝負に持ち込む作戦。「勝算は2割。宝くじより確率はある」と番狂わせを狙う。

関連するニュースを読む

小国以載、王者グスマンのスパー経験者と実戦練習

ヨアンドリス・サリナスを相手にスパーリングする小国以載(左)。右は阿部弘幸トレーナー(撮影・河合香)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級5位小国以載(28=角海老宝石)が21日から都内のジムで、外国人パートナーとの本格実戦スパーに突入した。

 世界挑戦経験者ヨアンドリス・サリナス(31=キューバ)を2週間の予定で呼び寄せ、50回程度を予定している。王者ジョナサン・グスマン(27=ドミニカ共和国)を想定していたが、前日来日するとグスマンと何度もスパー経験があると判明した。

 初日とあってマスボクシングで軽めの予定だったが、徐々に力が入って6回をこなした。スパー中にも「ジャブ以外も使え」「ボディーはインを打て」「下がりながら打て」などのアドバイスももらった。小国は「ガードが低く、手が長く、グスマンに似ている。中米の選手はバネがあって、リズムが違う。いい練習になる。グスマンのこともよく知っているのはうれしい誤算。楽しみ」と目を輝かせた。

 10月にはフィリピン人のパートナー2人も呼び、ジムも4人目の世界王者誕生へ力が入る。7月に和気慎吾を4度ダウンさせた無敗王者が相手だが、願ってもないパートナーを得た。試合は大みそかに島津アリーナ京都でゴングとなる。

関連するニュースを読む

小国以載「進撃の巨人」全身タイツで登場も1日遅れ

「進撃の巨人」の全身タイツであいさつした小国

 リングでハロウィーン!? 12月31日にIBF世界スーパーバンダム級王座に挑戦する同級5位の小国以載(28=角海老宝石)が1日、後楽園ホールで開かれた所属ジムの興行であいさつに立った。

 が、その姿は全身タイツ…。大人気漫画「進撃の巨人」の巨人に扮(ふん)したが、あっけにとられた会場からの反応は薄い。「ハッピーハロウィーン!!」と叫びながら、「あ、1日違うか」と前日10月31日がハロウィーンだったがことに自らツッコミを入れたところで、ようやくわずかな苦笑が漏れた。1万円で購入したこん身のタイツだったが、「(キャンバスに)立ってるのがつらかった…」と思わぬ逆境にショック気味にうつむいた。

 もちろん、年末に控える世界初挑戦へはうつむいてなどいられない。王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)については「めっちゃ強い。3対7で不利だと思う」と分析。前半から強気に攻めていくことに打開策を探るという。今月上旬には石垣島で走り込んでくる計画もある。

 世界戦の入場を聞かれると「そこではばっちり決めますよ。ワックス強めで髪もばっちりね」とニヤリ。底抜けに明るい兵庫県出身の関西人ボクサーは「勝ってチャンピオンになって、またあいさつできるように頑張ります!」と力強く宣言した。

 小国は元東洋太平洋、日本同級王者で戦績は18勝(7KO)1敗1分け。15年11月に2度防衛した日本王座を返上し、世界挑戦の準備に入っていた。グスマンは、今年7月に和気慎吾との同級王座決定戦に11回TKO勝ちし、今回が初防衛戦となる。

関連するニュースを読む

小国以載、大みそかにIBF王者グスマンに挑戦

 ボクシングの角海老宝石ジムは9月30日、所属選手のIBF世界スーパーバンタム級5位小国以載(28)が、12月31日に同級王者ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)に挑戦すると発表した。会場は未定で、決まり次第会見を行う。

 小国は元東洋太平洋、日本同級王者で戦績は18勝(7KO)1敗1分け。15年11月に2度防衛した日本王座を返上し、世界挑戦の準備に入っていた。グスマンは、今年7月に和気慎吾との同級王座決定戦に11回TKO勝ちし、今回が初防衛戦となる。

関連するニュースを読む

小国以載が世界初挑戦 大みそかに王者グスマンと

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級5位の小国以載(角海老宝石)が大みそかに国内で同級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑戦すると29日、所属ジムが発表した。

 会場は未定。決定次第、記者会見を開くとしている。

 28歳の小国は世界初挑戦で、戦績は20戦18勝(7KO)1敗1分け。グスマンは23戦22勝(22KO)1無効試合。7月の同級王座決定戦で和気慎吾(古口)にTKO勝ちし、タイトルを奪取している。

関連するニュースを読む

和気慎吾、頬骨と肋骨の骨折判明 傷心29歳誕生日

11回、グスマンにTKO負けした和気(撮影・加藤哉)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級王座獲得失敗の和気慎吾(29=古口)が、頬骨と肋骨(ろっこつ)を骨折していたことが21日に判明した。

 4度ダウンで11回TKO負け後、大阪市内の病院で診断された。ブログに右目がふさがり、腫れ上がった顔写真を掲載。「グスマンが自分より努力してきた結果。本当に情けない」と記し、一夜明けて傷心の誕生日となってしまった。今後は「ケガが治るまで休みます」とした。

関連するニュースを読む

和気11回TKO負け「相手が全て上回っていた」

TKO負けした和気はスタッフの肩を借り引き揚げる(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦>◇20日◇エディオンアリーナ大阪

 世界初挑戦のIBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(29=古口)が、王座奪取に失敗した。同級2位ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)から5回までに4度のダウンを奪われる苦しい展開。中盤以降は気力で応戦する見せ場も作ったが、11回2分16秒に力尽き、TKO負けとなった。

 和気が待ちこがれた舞台は、涙で終わった。2回に2度ダウンを奪われ、5回にはKO率100%のグスマンの右で腰から崩れ落ちた。初回にバッティングで右ほおを負傷し、5回終了のゴング後に左フックをもらう不運もあった。だが、最後まで心は折れなかった。何度倒されても立ち上がり、逆転を信じて拳を打ち込み続けた。

 夢の終わりは11回だった。終盤の強打でロープ際に後退させられると、レフェリーが間に入りストップを宣告。リングにうずくまり、血まみれのほおに涙が伝った。ふらふらになりながら控室に戻ると、病院へ直行するよう促した陣営を制し、取材に応じた。

 右目は、腫れ上がったほおで完全に視界がふさがり「見て下さいこのぶざまな顔を。これが結果です」。不運を指摘する声にも、首を振り「相手が俺よりすべて上回っていた。それだけです」と潔く完敗を認めた。二人三脚で戦ってきた古口会長の姿を確認すると、目には再び涙があふれた。

 「けんかに強くなりたい」とボクシングを始めた元不良少年。大一番で結果は出せなかったが、持てるすべてをぶつけた。「リーゼントボクサー」の戦いが終わった。【奥山将志】

 ◆和気慎吾(わけ・しんご)1987年(昭62)7月21日、岡山市生まれ。12歳でボクシングを始め、岡山商大付高でインターハイ出場。06年10月に古口ジムからプロデビュー。13年3月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座獲得。173センチの左ボクサーファイター。家族は両親と兄2人。

関連するニュースを読む

和気TKO負け、古口会長「もう1度やらせたい」

<プロボクシング:IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦>◇20日◇エディオンアリーナ大阪

 世界初挑戦のIBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(29=古口)が、王座奪取に失敗した。同級2位ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)から5回までに4度のダウンを奪われる苦しい展開。中盤以降は気力で応戦する見せ場も作ったが、11回2分16秒に力尽き、TKO負けとなった。

 古口会長は、和気の闘志をたたえた。「初回に相手が思ったよりも出てこなくて、ゆっくり合わせてしまった」と敗因を分析。その上で「立派に戦った。誰も文句は言わない。うちのような小さなジムから、あそこまでよくやってくれた。世界ランク1位の戦いぶりだった」と話した。再挑戦については「チャンスがあるのであれば、もう1度やらせたい」とした。

関連するニュースを読む

和気「圧勝してみせる」リーゼント過去最高仕上げ

グスマン(右)とにらみ合う和気(撮影・上田博志)

 IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦を争う同級1位和気慎吾と2位ジョナタン・グスマンが19日、大阪市内で前日計量を行い、両者とも計量をクリアした。

 和気は過去最「高」の仕上がりでリングに立つ。自慢のリーゼントは、初の世界戦を意識したのか、これまでより1センチ程度ボリュームアップ。「完璧です」と笑顔で髪をかき上げると、計量はリミットを100グラム下回る55・2キロでパスした。写真撮影では報道陣からのリクエストに応え、グスマンとにらみ合いを展開。「顔を近づけてきて、うっとうしかった。ぶちのめしてやります」と自信満々に言い切った。

 デビューから丸10年かかってつかんだ大一番。「諦めなかったからここまで来られた。不利の予想かもしれないが、圧勝してみせます」と力を込め、調印式では机の上に置かれたチャンピオンベルトを目に焼き付けた。「生で見て、早く腰に巻きたいと思った」。28歳の元不良少年が、夢を懸けた戦いに挑む。

関連するニュースを読む

和気慎吾が世界初挑戦「圧勝する姿を」計量余裕パス

調印をすませポーズを決めるIBF世界スーパーバンタム級1位・和気慎吾(左)と、同級2位・ジョナタン・グスマン(撮影・上田博志)

 20日のIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦(エディオンアリーナ大阪)の調印式と前日計量が19日、大阪市内のホテルで行われ、同級1位の和気慎吾(28=古口)はリミットを100グラム下回る55・2キロ、同級2位ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)は54・8キロでともに1回でパスした。

 世界初挑戦となる和気は「僕の方が不利だと思われているが、圧勝する姿を見てほしい。やれることはやってきたし、いつも通り戦うだけ」と闘志を燃やした。グスマンは「このチャンスを逃すわけにはいかない。どこかのラウンドでKOが出るだろう」と話した。

関連するニュースを読む

和気慎吾が初の世界戦へ特攻服ガウン スイッチオン

新調された「特攻服スタイル」のガウンを披露する和気(撮影・小沢裕)

 IBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が17日、同級2位グスマン(27=ドミニカ共和国)との王座決定戦(20日、エディオンアリーナ大阪)に向け、都内で予備検診に臨んだ。大阪市内で受診したグスマンを挑発するなど、リラックスムードで仕上がりの良さを強調した。検診結果は両選手とも異常なかった。

 初の世界挑戦を3日後に控えても、和気は余裕十分だった。トレードマークのリーゼントで決め、「不良」と書かれたTシャツ姿で登場。検診を終え、この日がグスマンの誕生日だったことを知ると「お祝いしてあげないと。俺のパンチを見舞ってあげますよ」と挑発的に切り返した。自身の視力は両目ともに2・0。「ナンパで鍛えたおかげ」と笑いを誘い、和やかな表情のまま会場を後にした。

 一世一代の舞台には「勝負服」で上がる。試合に向け、入場時に着用するガウンを新調。高校時代に「暴走行為」で岡山少年鑑別所に入ったこともある元不良少年とあり、当時と似た真っ赤な「特攻服」スタイルに仕上がった。制作を担当したジム関係者は「やんちゃだった少年が、ボクシングでここまできた。そういう意地を見せてほしいという思いを込めて作った」と説明した。

 デビューから10年。実績を重ね、ようやくつかんだチャンス。当時の服に記されていたおびただしい漢字は、多くのスポンサーの名前に変わった。和気は「着た瞬間にスイッチが入った。ベルトを取って、応援してくれる人に恩返ししたい」と言葉に力を込めた。

 派手な言動とは異なり、断食やヨガも取り入れるなど日頃から体調管理を徹底してきた。「コンディションは最高。あとはリングに上がって大暴れするだけ」。心身の準備を整え、ゴングを待つ。【奥山将志】

関連するニュースを読む

世界初挑戦の和気「あとは時が来るのを待つだけ」

「不良」とプリントされたTシャツ姿で予備検診に臨む和気(撮影・小沢裕)

 20日のIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(エディオンアリーナ大阪)で世界初挑戦する、同級1位の和気慎吾(28=古口)が17日、都内の日本ボクシングコミッションで予備検診に臨んだ。

 大阪市内で受診した同級2位ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)ともに異常はなかった。

 和気は身長174・8センチで、166・8センチのグスマンを8センチ上回った。「いつも自分より身長の低い相手と戦ってきたので違和感はない。体調も体重もばっちり。あとは時が来るのを待つだけ」と王座奪取に自信を見せた。18日に大阪入りする。

関連するニュースを読む

和気相手のグスマン「速いし、パンチも持ってる」

予備検診で鍛え抜かれた肉体を見せるIBF世界スーパーバンタム級2位ジョナタン・グスマン(撮影・木村有三)

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦(20日、エディオンアリーナ大阪)の予備検診が17日に行われ、同級1位和気慎吾(28=古口)と対戦する同級2位ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)は大阪市内で受診して異常はなかった。

 21戦全勝21KOの戦歴を持つグスマンは「結果が良くなることを確信してリングに臨む。和気より速いし、パンチも持ってるし、経験もある」ときっぱり。この日は27歳の誕生日で「家族からメッセージをもらったよ」と、柔和な笑みも見せた。

関連するニュースを読む

和気慎吾 板橋から世界王者 弱小ジムの意地見せる

古口会長(右)にリーゼントを直してもらう和気(撮影・中島郁夫)

 弱小ジムの意地を見せる! ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が14日、同級2位ジョナタン・グスマンとの王座決定戦(20日、エディオンアリーナ大阪)に向け、東京・板橋区の所属ジムで練習を公開した。KO率100%を誇る対戦相手の強打を、スピードで完封すると予告。ジム創設20周年の節目に、師弟の夢を形にする。

 長渕剛の曲「ひまわり」が大音量でリピートされる中、トレードマークのリーゼントで決めた和気は、こわもての古口哲会長(58)のミットめがけて拳を打ち抜き続けた。初の世界挑戦まで6日。“昭和”のにおいが残るジムで練習を終えると「7月20日は、人生をかけた試合にします」。短い言葉に決意を込めた。

 古口会長にスカウトされ、06年に岡山から上京。公式用の2分の1程度の広さしかない4メートル四方のリングで、最も少ない時には練習生が5人という環境の中で腕を磨いてきた。96年にジムを開いた同会長は「うちみたいな金のないジムが、コツコツやってきてようやくつかんだチャンス。ベルトを巻いて板橋に戻ってきたい」。和気も「こんな小さいジムからでも世界王者が出ると証明したい。それを目標に会長とやってきた」と言葉に力を込めた。

 KO率100%を誇る無敗のグスマンにも、雑草魂で立ち向かう。「スピードでは負けない。パンチがあっても、自分には当たらない」と完封を宣言。減量も朝の時点でリミットまで残り1キロを切るなど、最高の仕上がりを強調した。学生時代にけんかに明け暮れた元不良少年は「入場から勝利者インタビューまでイメージは出来ている」。一世一代の舞台で夢をつかむ。【奥山将志】

関連するニュースを読む

グスマン、和気に勝利宣言「いつでもKOできる」

公開練習で肉体美を披露するジョナタン・グスマン(撮影・松本航)

 20日に和気慎吾と王座決定戦(エディオンアリーナ大阪)に臨むIBF世界スーパーバンタム級2位のジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)が13日、大阪市内のジムで公開練習を行った。グスマンはこれまで21戦全勝。加えて21KOのキャリアを誇る。和気に関しては「ビデオは何度か見ている。動きは速いが、対応できる。KO、判定、どうなるか分からないけれど、勝つということには自信がある」と控えめに宣言した。

 会見後には激しい練習を行い、徐々にスイッチオン。練習後には隣のリングで練習していた高校生会員の横に歩み寄り、自ら記念撮影を要求するなど、ご機嫌な様子で調整を終えた。「私にはパワーがある。いつでもKOできる可能性はある」。派手な豪語こそないものの、不気味さを醸し出していた。

関連するニュースを読む

岩佐亮佑が豪快KO勝ち、世界再挑戦へアピール

<プロボクシング:56キロ契約10回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

 元東洋太平洋バンタム級王者で、IBF世界スーパーバンタム級8位の岩佐亮佑(26=セレス)が、豪快KOで世界再挑戦をアピールした。IBF世界フェザー級10位パトムシット・パトムポン(タイ)と対戦。2回に強烈な左ボディーでダウンを奪うと、「ボディーが効いて、頭が下がっていた」と3回に左右のアッパーで3度倒し、KO負け経験のないタフな相手に10カウントを聞かせた。

 昨年6月に世界初挑戦も現IBF世界バンタム級王者リー・ハスキンス(英国)に6回TKO負け。階級を上げたスーパーバンタム級での再起3戦目を鮮やかに飾り「一発ももらわないボクシングをしたいと思っていた。タフな相手をしっかり倒せて良かった」と納得の表情を浮かべた。

 スーパーバンタム級では、7月20日に和気慎吾(28=古口)がIBF同級王座決定戦に臨み、9月16日には元世界2階級制覇王者の長谷川穂積(35=真正)が3階級制覇を賭けてウーゴ・ルイス(29=メキシコ)に挑むことが決まっている。「誰が勝っても自分はチャンピオンに挑戦したい。いつチャンスがきてもいいように準備しておきたい」と話した。岩佐は戦績を22勝(14KO)2敗とした。

関連するニュースを読む

和気慎吾20日の世界奪取へ調整もイメージも万全

初の世界戦へ、古口会長(右)と動きを確認する和気

 プロボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が9日、都内のジムで20日の同級2位グスマンとの王座決定戦(エディオンアリーナ大阪)に向けたスパーリングを打ち上げた。

 同門選手を相手に、得意の左を中心にキレのあるパンチを打ち込んだ。午後8時ごろの試合時間に合わせて練習メニューを組むなど、初の世界挑戦に向け調整は万全。21戦全勝(21KO)のキャリアを誇るグスマンとの一戦に「入場から勝ってインタビューを受けるまで、イメージは出来ている。試合が楽しみ」と王座奪取に自信を見せた。

関連するニュースを読む

和気慎吾、世界奪取へ秘策「初っぱなにズドン」会長

整った! 公開スパーリングを終え乱れた頭髪を整える和気(撮影・下田雄一)

 元不良少年のリーゼントボクサーが、師匠からの“特攻指令”に拳で応える。7月20日にエディオンアリーナ大阪で行われるIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦で世界初挑戦する同級1位和気慎吾(28=古口)が28日、都内のジムで練習を公開した。フィリピン人パートナーとの2回のスパーリングでは、持ち味のスピードを生かして圧倒するなど、順調な調整ぶりをアピールした。

 21戦全勝(21KO)の実績を誇る同級2位グスマンとの一戦に、古口哲会長は「初っぱなにズドンと行かせる。和気は本来スロースタートだから、向こうも驚くはず」と作戦を披露。「相手が強かろうが、有名になるためにはここが見せ場。格好悪くても、勝てばいい」とハッパを掛けた。

 高校時代に「暴走行為」で警察の世話になるなど、不良少年だった和気を、元世界王者・鬼塚勝也氏のトレーナーを務めていた古口会長がスカウト。全国的には無名だったが「面構えが良かった」と06年に東京に呼び寄せ、二人三脚で戦ってきた。プロ10年目の節目に、和気は「ずっと思い描いてきた舞台。必ず勝ってスーパースターになります」と王座奪取を誓った。【奥山将志】

関連するニュースを読む

和気慎吾が公開スパー、超難敵相手も「十分勝てる」

公開スパーリングで軽快な動きを見せる和気(撮影・下田雄一)

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級の1位の和気慎吾(古口)が28日、東京都内で王座決定戦(7月20日・エディオンアリーナ大阪)に向けたスパーリングを公開した。

 計2ラウンド、攻守共に素早い動きでフィリピンの国内王者を翻弄(ほんろう)し「サイドに回る練習通りにできている。一日一日、悔いなくやりたい」と順調な調整ぶりをうかがわせた。

 対戦する同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)は21戦全てKO勝ちの戦績を誇る。難敵にも和気は「スピード、スタミナに自信がある。十分ポイントを取って勝てる」と述べた。

関連するニュースを読む

和気慎吾「上げていく」本格スパー 来月世界初挑戦

古口哲会長(左)片岡鶴太郎マネジャー(中央)から指示を受ける和気慎吾

 IBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が、21日に都内でフィリピン人との本格スパーに突入した。7月に大阪で同級2位グスマン(ドミニカ共和国)と王座決定戦で世界初挑戦する。初めて海外からパートナーを呼び、同国スーパーフライ級王者スルタら2人と6回をこなした。

 ジムのリングは正規より小さく、古口会長の古巣協栄ジムに出向き、片岡特別マネジャーも駆けつけた。緊張気味で硬かったが徐々に足も動き、得意の左ストレートを見舞った。和気は「いい内容でなかったが、悪い時もある。前向きにここからどんどん上げていく」。既に普段より1カ月早くスパー開始と気合は十分。1カ月後の決戦へ向け、30日までパンチに磨きをかける。

関連するニュースを読む

和気慎吾本格スパー、世界初挑戦に「上げていく」

フィリピン人パートナーとスパーする和気慎吾(右)(撮影・河合香)

 IBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が、21日に都内の協栄ジムでフィリピン人パートナーとの本格スパーリングに突入した。

 7月20日に大阪で同級2位ジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)と王座決定戦で世界初挑戦する。同国スーパーフライ級王者スルタら2人と3回ずつで6回をこなした。

 待望の決戦とあって、今回は初めて海外からパートナーを呼んでの強化スパーとなった。積極的に出てくる相手に、和気は序盤硬さもあって受け身になっていた。徐々に足も使って本来の動きに戻り、得意の左ストレートを見舞った。和気は「強いいい選手。内容的にいいスパーでなかったかもしれないが、調子の悪い時もある。それも踏まえていろいろ試した。きょうは顔合わせみたいなもの。ここからどんどん上げていく」と前向きに話した。

 ジムのリングは正規より小さいために、古口会長の古巣協栄ジムに出向き、タレントの片岡特別マネジャーも駆けつけた。古口会長は「初めてのことばかりで戸惑って、緊張していた。これから仕上げていく」。1カ月後の決戦へ向け、30日まで強化スパーでピッチを上げていく。

関連するニュースを読む

リーゼント和気「ボコボコぶっ倒す!KOで決める」

対戦相手のジョナタン・グスマンの写真に自慢のリーゼントを見せつける和気

 「リーゼントボクサー」が、世界初挑戦でベルトをつかむ。IBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が、7月20日に21戦全勝(21KO)の同級2位グスマン(26=ドミニカ共和国)とエディオンアリーナ大阪で王座決定戦を行うことが6日、発表された。岡山出身の元不良少年が、人生を立て直したリングで世界の頂点を目指す。試合はWBA世界フライ級王者、井岡一翔のV3戦とのダブル世界戦となる。

 初の世界戦発表会見に臨んだ和気は、トレードマークのリーゼント同様にばっちり決めた。「ボクサー和気慎吾が世界に出る時がついに来た。7月20日は生涯忘れられない日になる。初めて自分を見た人を魅了したい」。自称「お祭り男」が、まずはビッグマウスで存在をアピールした。

 当日セコンドにつく俳優の片岡鶴太郎が「訳(和気)ありだった」とジョークを飛ばすほど、やんちゃな青春時代を過ごした。けんかなどで「何度も警察のお世話になった」が、立ち直るきっかけを与えてくれたのが12歳で始めたボクシングだった。岡山商大付高3年時の全国大会で偶然出会った古口哲会長に才能を見いだされ、18歳で上京。13年に東洋太平洋王座を獲得するなど、実績を積み上げ、チャンスをつかんだ。

 拳を交えるグスマンは、21戦全勝(21KO)の戦績を誇る強打者。それでも「元不良」に気後れはない。こだわりの髪形は、月に2回散髪に行き、絶妙な長さを維持。自らドライヤーとくしを巧みに操り、スプレーでがっちり固める。そんな自慢の頭を優しく触ると、力を込めて言った。

 「リーゼントが崩れる前に、かわいこちゃんをぶっ倒す。立ち上がれないぐらいボコボコにして、KOでリングに沈める」

 デビューから10年。待ちに待った舞台で男を上げるつもりだ。【奥山将志】

 ◆和気慎吾 わけ・しんご。1987年(昭62)7月21日、岡山市生まれ。12歳でボクシングを始め、岡山商大付高では全国大会出場。06年10月に古口ジムからプロデビュー。13年3月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得。173センチの左ボクサーファイター。家族は両親と兄2人。

 ◆リーゼント 英国のリージェント・ストリートで流行していたことから名付けられたと言われている。エルビス・プレスリーの髪形として有名。日本では漫画「ビー・バップ・ハイスクール」がヒットした80年代に不良のシンボルとも言われていた。キャロル時代の矢沢永吉や横浜銀蠅、現在では氣志團などが有名。スポーツ界では、プロ野球DeNAの三浦大輔が移動中などをリーゼントで過ごしている。

関連するニュースを読む

IBF和気、21戦全KO選手に7・20世界初挑戦

スーツ姿にリーゼントで対戦相手グスマンの写真にかみつく和気(撮影・狩俣裕三)

 プロボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が、同級2位ジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)と7月20日にエディオンアリーナ大阪で、同級王座決定戦を行うことが決まり、6日に発表された。WBA世界フライ級王者井岡一翔(27=井岡)のV3戦とダブル世界戦となる。

 都内の所属ジムで会見した和気は「世界に出る時がついに来た。今からワクワクしている。日本にいるチャンピオンの中でも1番という動きをして、自分を初めて見る人を魅了したい」と意気込みを語った。

 拳を交えるグスマンは、21戦全勝(21KO)のパーフェクトレコードを誇る強打者。古口哲会長は「ボクシング的には和気と似たようなタイプ。パンチはあるが、和気にとってはやりやすいスタイルでもある。良い試合をしてくれると思う」とジム初の世界王者誕生に期待を込めた。

関連するニュースを読む

世界1位の和気慎吾、21戦無敗7位と王座決定戦へ

 IBF世界スーパーバンタム級1位和気慎吾(28=古口)が、21戦全勝(21KO)で同級7位のジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)と同級王座決定戦を行うことが確実となった。

 4日、プロモートを務める協栄ジムの金平桂一郎会長が「IBFから正式なオーダーがあった」と明かした。前王者カール・フランプトンの王座返上によるもので「これから具体的な交渉に入る。日本開催を強く希望していく」と話した。

関連するニュースを読む

和気、世界前哨戦KO勝ち 鶴太郎「信じている」

勝利した和気(左から2人目)。左から鬼塚氏、1人おいて俳優の片岡鶴太郎、古口会長

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇17日◇東京・後楽園ホール

 プロボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位で、次期同級王座挑戦権を持つ和気慎吾(28=古口)が世界初挑戦に弾みをつけた。インドネシア同級王者サブとノンタイトル10回戦を行い、5回1分25秒、KO勝ちした。陣営は27日に英国で行われるIBF、WBA同級王座統一戦の結果を待ち、世界挑戦に向け交渉を進めていく方針だ。和気は戦績を20勝(12KO)4敗2分けとした。

 和気は5回に右ボディーでダウンを奪うと、迷わずに仕留めに行った。再開後に連打を集めると、コーナーで棒立ちとなった相手陣営がタオルを投入した。世界前哨戦と位置づけた一戦に完勝し「次はもっと大きな会場で世界タイトルマッチをやる。必ず世界王者になる」と宣言した。セコンドに付いた俳優の片岡鶴太郎も「彼がネクストチャンピオン。僕は和気を信じている」と力を込めた。

 IBFは27日のIBF、WBA王座統一戦の勝者に対し、和気との90日以内の対戦を義務づけている。同試合の結果により流動的な面はあるが、プロモートする協栄ジムの金平会長は「次は確実に世界戦。6月までには実現させたい」と話した。

関連するニュースを読む