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白鵬「優勝を目指していけば」歴代最多勝利超え誓う

朝稽古で30キロの重りを持ってすり足をする白鵬

 大相撲夏場所で全勝優勝した横綱白鵬(32=宮城野)が27日、愛知・中区で行われた力士会に出席し、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)で記録更新の期待がかかる、魁皇の歴代最多通算勝利1047勝超えを誓った。

 更新まで残り12勝と迫っていて「39回目の優勝を目指していけば、自然と1047という通算勝ち星が見えてくると思う。そのために今日から稽古を始めた。先場所のいい流れを思い出しながらやっていきたい」と意気込んだ。この日の朝稽古は、相撲は取らなかったものも、30キロの重りを持ちながらすり足をしたりして、大粒の汗を流した。新大関高安については「先場所は(高安の)勢いを止めたから賜杯に手が届いた。同じように壁になっていくことで強い後輩が誕生すると思う」と独特の表現で歓迎した。

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新大関高安、期待も重圧も「醍醐味」と名古屋V宣言

インタビューに笑顔で答える新大関の高安(左)。右は稀勢の里(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。新大関高安(27=田子ノ浦)はさらなる上の地位となる横綱昇進への意欲を隠さず、史上8人、1場所15日制が定着した49年夏場所以降では5人しかいない新大関優勝への目標を堂々と語った。また、近隣住民との交流会では兄弟子の横綱稀勢の里とともに「同部屋優勝決定戦」についての思いを語り合った。

 新大関にかかる期待も重圧も、意に介さなかった。「そういうのもまた1つの醍醐味(だいごみ)。味わいながら、楽しみながらやりたい」。高安の心には、緊張感すらのみ込んでしまうたくましさがあった。

 また1つ、しこ名が大きくなった新番付を眺めた。あと上には横綱しかない。「ここから上を目指すのであれば、まず優勝が必然になってくる。15日間堂々と取って全勝したい」。臆することなく言ってのけた。

 新大関の優勝は史上8人。15日制定着後は5人だけで、平成以降は栃東と白鵬しかいない。その関門の高さも、やる気を駆り立てる材料でしかなかった。会見後に近隣住民約230人と触れ合った交流会では横綱稀勢の里の隣の席で、旗手を務めた優勝パレードを「今度は自分が優勝して乗りたい気持ちが強くなった」と言い、声が裏返った大関の昇進伝達式には「次はちゃんと言いたい」と、残すはあと1度しかない伝達式を思い描いて宣言した。

 そのためには兄弟子をも超える必要がある。広がる夢は97年九州の貴ノ浪-貴乃花(二子山)以来20年ぶりの同部屋優勝決定戦だ。稀勢の里が初めて「一生懸命やって、そうなれば非常にうれしいこと。やることをしっかりやる、ということだけを考えたその先に、そういうものが見えてくる」と言及し、高安も「もしそういう機会があれば、全力で行きたい」と言った。

 「すごいと思われる大関になりたい」。何事も最初が肝心。新大関として臨む場所で、その衝撃を植え付けたい。【今村健人】

新大関優勝した歴代の力士

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稀勢の里、負傷から順調回復「後は初日へ準備だけ」

インタビューに笑顔で答える稀勢の里(右)。左は新大関の高安(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 左上腕付近のけがで夏場所を途中休場した横綱稀勢の里は、名古屋場所について「6月は治療に専念し、名古屋に入る1、2週間前には関取と稽古もできた。あとはこっちで精度を上げて、初日に向けて準備をするだけ」と意欲を示した。

 部屋と近隣住民との交流会で、高安らとトークショーに出席した。注目しているスポーツ選手には卓球の14歳の張本智和を挙げて「あの年で肝の据わっている姿は見習うところがある。将来どうなるのか楽しみ。年はだいぶ下だが、精神的なものはいろいろ勉強させてもらえる」と称賛した。また、幼稚園児からの強さの秘密の質問に「急には強くならない。1日1日の積み重ね。1日を大事に過ごすこと」と説いていた。

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新大関高安が会見 名古屋場所「楽しみながら」

番付の自分の名前を指さし会見する新大関の高安(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 新大関の高安(27=田子ノ浦)は愛知県長久手市の部屋宿舎で会見し、番付表を片手に「しこ名がまた1つ大きくなってうれしい気持ちと、責任の重さと、いろいろなものがある。しっかり自覚して取り組んでいきたい」と話した。

 夏場所後の昇進から約1カ月。「今日を迎えるまで、すごく短かった気がする」と振り返った。その間を「自分なりにしっかりやってきたつもり」とし「初日まで、まだ時間がなる。万全の状態で初日を迎えたい。(新大関の重圧も)1つの醍醐味(だいごみ)。自分でそういうのを味わいながら、楽しみながらやりたい」と頼もしかった。

 さらに上の地位は、あと1つしかなくなった。「ここから上を目指すのであれば、まず優勝が必要になる。15日間、堂々と取って優勝したい。見ている人が『すごい』と思われる大関になりたい」と意気込みを語った。

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稀勢の里「いい具合に体つくれた」名古屋へ調整順調

出稽古先の阿武松部屋で三番稽古を行い阿武咲(右)の攻撃を懸命にしのぐ稀勢の里

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が21日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けた東京での稽古を打ち上げた。この日は2日ぶりに阿武松部屋で出稽古。平幕の阿武咲(20)との三番稽古は、相手の圧力に後退する場面も多く5勝6敗。それでも、たっぷり汗を流し「休む期間が長かったから疲れた」と話しつつ「いい具合に稽古できる体は作れた」と充実の笑みを浮かべた。

 5月の夏場所は左上腕付近の負傷で途中休場。今月5日から本格的な稽古を始めた。地元茨城での激励会や土俵入りなど行事をはさみながら、15日から関取との稽古も再開。「6月は体を休めたり鍛えたりして1日1日を大事に過ごしたい」の言葉通り復帰に向け順調に調整を進めてきた。「今日で(東京での稽古は)終わり。あとは軽く休んで。いい感じで入れる」と話す復活の名古屋へと乗り込む。

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稀勢の里「負けじとやりました」阿武咲と三番稽古

出稽古先の阿武松部屋で三番稽古を行い阿武咲(右)の攻撃を懸命にしのぐ稀勢の里

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が21日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けた東京での稽古を打ち上げた。既に16日に田子ノ浦部屋の東京での稽古は終了。この日は2日ぶりに千葉・習志野市の阿武松部屋に出稽古。前頭阿武咲(20)との三番稽古(5勝6敗)で、たっぷり汗を流した。

 5月の夏場所は、左上腕付近の負傷で11日目から途中休場。今月は5日から本格的な稽古を再開した。地元・茨城での激励会や土俵入りをはさみながら、15日から休場後としては初めて関取(阿武咲)との稽古を再開。「6月は体を休めたり鍛えたりして一日一日を大事に過ごしたい」と話していたように、復帰に向け調整を進めてきた。

 圧力のある阿武咲との稽古を続けたこともあり「いい緊張感でやれている。阿武咲は本当に強くなっている。力をつけた。自分も負けじとやりました」と笑顔で振り返った。「今日で(東京での稽古は)終わりかな。休む期間が長かったから疲れたけど、いい具合に稽古できる体は作れた」と納得の様子。今後は「軽く休んで」(稀勢の里)、復活を期す名古屋に乗り込む。

出稽古先の阿武松部屋で仕切りの動きを確認する稀勢の里

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稀勢の里、阿武咲と27番「状態はいい」と復調実感

横綱稀勢の里

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は17日、千葉・習志野市の阿武松部屋へ2日ぶりに出稽古し、新鋭の幕内阿武咲と27番続けて取って22勝5敗だった。

 3日連続で幕内力士と胸を合わせ、「後半10番くらいで自然と(左からの)押しやおっつけも出てきた。状態はいい」と復調ぶりを実感。左上腕付近の負傷で途中休場の夏場所から名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)へ向け、調整のペースが上がってきた。田子ノ浦部屋は東京での稽古を16日で終了。稀勢の里は今後も出稽古を続けるという。

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高安「横綱は腰が重い」3カ月ぶり稀勢の里と稽古

久しぶりに三番稽古を行った横綱稀勢の里(左)と大関高安

 大相撲の横綱稀勢の里(30)と新大関高安(27=ともに田子ノ浦)が16日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で、久しぶりに肌を合わせた。

 2人が相撲を取るのは、高安の大関昇進後は初めてで、今年3月の春場所前以来。序盤は右上手をがっちり引いた新大関が4番連続で勝ったが、横綱も徐々にエンジンがかかり、終盤は7連勝。計13番の相撲は稀勢の里の8勝5敗だった。

 夏場所で途中休場の原因となった左上腕付近にテーピングを巻かずに臨んだ稀勢の里は「悪くない。筋肉的にもだいぶいいと思います。どんどんペースを上げていきたい」と満足げだった。

 大関となって初めて横綱に胸を借りた高安も「横綱は腰が重い。1つも2つも力を入れないと攻められないので、いい稽古になりますね」と充実感を漂わせていた。

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稀勢の里にファンは中毒「魔性の男」/大相撲総選挙

大相撲総選挙で6連覇を果たし、北斗神拳の奥義「無想転生」に通じる「無の境地」でトロフィーを受け取る横綱稀勢の里

<第6回大相撲総選挙>

 日刊スポーツが行った人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」は、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を果たした。最多だった昨年をさらに5000票以上も上回る総数6万3579票のうち、1割を超える7074票を獲得。猛追する宇良、高安を振り切って「不動のセンター」を死守した。2位には変幻自在の業師、宇良が初参戦で大躍進。新大関高安も昨年の12位から3位に入った。

 やはり、稀勢の里は強かった。当人は結果を知る直前「順位、落ちました?」と笑いながら尋ねたが、不動のセンターは譲らなかった。25歳だった12年から6年連続の首位。「ありがとうございます。ありがたいですね。ファンあってのことですから」と感謝した。

 横綱になって初めての総選挙。これまでは優勝や昇進にあと1歩届かないもどかしさが、ファンを一種の中毒のようにとりこにしていた。今回は? 「念願だった優勝、昇進を果たしたのになかなか安心させてくれず、いつまでも放っておけない。魔性の男」(20代女性)「遠い存在になり、違う力士を応援しようと思うのですが結局、一番力が入る。それだけ人を引き付ける魅力を持つ横綱」(40代女性)。簡単に“卒業”するファンはいないようだ。

 弟弟子との“絆”もファンの心をくすぐった。高安の大関昇進伝達式では、本人以上に喜んだ。「僕はあまり人のことでは喜ばないけど、本当にうれしかった」。その姿に「あんなにはしゃいでいる稀勢の里はめったに見られない」(20代女性)「あのはちきれんばかりの笑顔が稀勢の里の人柄を物語っていて心から敬愛します」(40代女性)。

 夏場所途中休場の原因となった左上腕付近のけがも「大丈夫ですよ」としか言わない。言い訳も弱音も一切ない。その生きざまを知っているから「日本人が横綱になったからではなく、ずっと努力してきた稀勢の里が横綱になったからこそ日本中がうれしいのです」(30代女性)という声がある。6連覇は必然だった。【今村健人】

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6位照ノ富士/大相撲総選挙ユーザーコメント

6位(西関脇)照ノ富士(伊勢ケ浜)2828票

 第6回大相撲総選挙に投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

6位(西関脇)照ノ富士(伊勢ケ浜)2828票

6位 照ノ富士 2828票

★豪快な相撲や仕切りの般若顔とお茶目な素顔のギャップが大好きです!あとは兄弟子思いなところも好きです。(20代女性)

★伊勢ヶ濱部屋を応援してます!安美錦関にも入れたかったです…!(20代女性)

★いい睨み!迫力がある。毎回良い内容の取り組みを見せてくれる。先場所、夏場所と準優勝し、これからもっと良いものを見せてくれると期待している。いずれは綱取りも。(20代女性)

★十両時代から応援していて、徐々に力をつけていったところが応援していて気持ちが良かった。把瑠都のような怪力力士が好きだから。(20代男性)

★ひさのケガにたえてがんばっている取り組みのときの厳しい表情と普段の笑顔やお茶目な表情のギャップにやられています 笑 横綱めざして応援しています!(50代女性)

★一番力が強く、気持ちも強い。横綱に一番近い男だから!(20代男性)

★照ノ富士はブランコがかわいかったから。(20代女性)

★笑顔がかわいくて大好きです。またあの笑顔が見たいので早く膝が良くなって欲しいです。(30代女性)

★気持ちの強さ、スケールの大きさはこの人ならでは。膝さえ治れば横綱です!!(50代女性)

★あきらめずに勝負して長い相撲になって、たとえ負けたとしてもかっこいいから。怪我だけは心配で仕方ない。(50代女性)

★ダイナミックな相撲が好き。体のブツブツと膝が心配。(20代女性)

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稀勢の里、昨年は7323票/大相撲総選挙

大相撲総選挙過去の順位と票数

<第6回大相撲総選挙>

 日刊スポーツが行った人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」は、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を果たした。最多だった昨年をさらに5000票以上も上回る総数6万3579票のうち、1割を超える7074票を獲得。猛追する宇良、高安を振り切って「不動のセンター」を死守した。2位には変幻自在の業師、宇良が初参戦で大躍進。新大関高安も昨年の12位から3位に入った。

 大相撲総選挙の投票対象は夏場所番付の幕内力士。5月29日から6月10日まで、はがきと日刊スポーツのウェブサイトで投票を受け付けた。ウェブでは端末1つにつき1日1回、1回3人まで投票可能。はがきは1枚あたり3人まで投票可能で、はがきに限って1票あたり5倍で計算。ウェブとはがきの投票を合わせて順位を決めた。はがきは1792票(×5で8960票分)、ウェブは5万4619票が集まった。

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宇良「くまのプーさん実写版」で2位/大相撲総選挙

大相撲総選挙で2位になった宇良

<第6回大相撲総選挙>

 宇良が入幕2場所で大躍進だ。稀勢の里に1633票差の2位。11勝した夏場所は三賞こそ逃したが、三賞級だった声援の大きさが、そのまま得票に表れた。

 人気の秘密は「小兵」「技」「かわいさ」「礼儀正しさ」という4つのキーワードにある。「小兵ながらも柔軟な体から繰り出す技の数々」(30代女性)「高安はテディベア。宇良はくまのプーさんの実写版」(10代女性)「礼儀正しく真面目そうな人柄」(30代女性)。女性からの支持の高さが目立った。

 宇良は春場所前の新入幕会見で、自分の相撲を見て「元気が出た」などの声をもらったことについて、こう答えている。「自分の相撲がまさかそれほど人の気持ちを動かすのか? 不思議だけど非常にうれしい」-。三役との初顔合わせが必至の名古屋場所でも結果を残せば…。稀勢の里もうかうかしていられない。

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横綱稀勢の里6連覇達成/大相撲総選挙

大相撲総選挙6連覇を達成した稀勢の里。詳しくは16日の紙面で

 日刊スポーツ新聞社主催の人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」の結果を発表します。

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を成し遂げました。ネット投票、ハガキ投票の合計6万3579票のうち、1割以上の7074票を集めました。1位(東横綱)から28位(西前頭10)までの順位、票数は以下の通りです。

 6月16日の日刊スポーツ紙面では人気番付イラストとともに1位に輝いた稀勢の里のコメント、写真などを掲載します。お楽しみに!

1位(東横綱)稀勢の里(田子ノ浦)7074票

2位(西横綱)宇良(木瀬)5441票

3位(東大関)高安(田子ノ浦)4667票

4位(西大関)日馬富士(伊勢ケ浜)3654票

5位(東関脇)遠藤(追手風)2998票

6位(西関脇)照ノ富士(伊勢ケ浜)2828票

7位(東小結)白鵬(宮城野)2380票

8位(西小結)勢(伊勢ノ海)2326票

9位(東前頭1)正代(時津風)2064票

10位(西前頭1)豪栄道(境川)2028票

11位(東前頭2)嘉風(尾車)1978票

12位(西前頭2)鶴竜(井筒)1853票

13位(東前頭3)玉鷲(片男波)1747票

14位(西前頭3)御嶽海(出羽海)1609票

15位(東前頭4)北勝富士(八角)1411票

16位(西前頭4)千代の国(九重)1409票

17位(東前頭5)妙義龍(境川)1368票

18位(西前頭5)輝(高田川)1271票

19位(東前頭6)石浦(宮城野)1155票

20位(西前頭6)宝富士(伊勢ケ浜)1095票

21位(東前頭7)蒼国来(荒汐)1021票

22位(西前頭7)琴奨菊(佐渡ケ嶽)991票

23位(東前頭8)豊山(時津風)949票

24位(西前頭8)逸ノ城(湊)916票

25位(東前頭9)豪風(尾車)902票

26位(西前頭9)貴景勝(貴乃花)896票

27位(東前頭10)栃煌山(春日野)895票

28位(西前頭10)阿武咲(阿武松)849票

 ◆投票方法 投票対象は夏場所番付の幕内力士。5月29日から6月10日まで、ハガキと日刊スポーツのウェブサイトで投票を受け付けた。ウェブでは端末1つにつき1日1回、1回3人まで投票可能。ハガキは1枚あたり3人まで投票可能で、ハガキに限って1票あたり5倍で計算。ウェブとハガキの投票を合わせて順位を決めた。ハガキは1792票(×5で8960票分)、ウェブは5万4619票が集まった。

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白鵬が39度目Vへ本格始動 恒例長浜合宿で体作る

名古屋場所に向け、滋賀・長浜合宿で本格始動した横綱白鵬

 宮城野部屋の滋賀・長浜合宿が15日、長浜市の滋賀近交運輸倉庫でスタートした。

 夏場所で38度目の優勝を全勝で飾った横綱白鵬(32)は、歴代最多通算勝利1047勝更新の期待のかかる名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けて本格的に始動した。

 ファン約300人が見守る中、柔軟運動、四股などでじっくり体を温めた後、十両山口を相手に三番稽古を14番、立ち合いの確認、スクワットなど約2時間、汗を流した。

 名古屋場所前の長浜合宿は4年連続4度目で、すっかり恒例化した。「長浜にはいい思い出がたくさんある。顔を覚えたお客さんもいるしね」。今回は18日までで、ちびっ子相撲、振る舞いちゃんこ鍋などがある最終日には毎年約1500人が詰めかける。「お客さんの数が巡業より多いからね」とうれしそうだ。

 通算勝利数は現在1036勝。魁皇の持つ記録には最速11日目に到達する。また、2場所連続Vとなれば、前人未到の優勝40回に王手もかかる。「ここで体を作って、名古屋に入る。その流れができている。親子連れ、お孫さんを連れてくる人。そんな人たちからパワーをたくさんもらいますよ」。稽古後、初夏の日差しを浴びて、上機嫌の笑顔を見せた。

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稀勢の里、左おっつけ重点稽古「下しっかりつくる」

若い衆を相手に、負傷している左からのおっつけを何度も確認する稀勢の里(撮影・今村健人)

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が左おっつけの稽古を重点的に行った。

 東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で14日、土俵に入ると若い衆を相手に立ち合いの確認を行い、その後はおっつけで横向きにさせる動きを繰り返した。左上腕付近のけがで途中休場した夏場所ではほとんど使えなかった伝家の宝刀だが「いつも通りの感じ。下(半身)ありきで上(半身)だと思っている。下をしっかりつくる」と、下半身から圧力を伝える意識を口にした。

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新友綱親方が本格指導「力士の個性見極め教えたい」

 大相撲の友綱部屋を11日付で継承し、モンゴル出身初の師匠となった元関脇旭天鵬の友綱親方が13日、東京都墨田区の同部屋で本格的な指導を始めた。

 42歳の新米師匠は「力士の個性をうまく見極めて教えていきたい」と表情を引き締めた。

 師匠の定位置とも言える上がり座敷の中央に初めて座った。「景色が違った。全部を見渡せる」と責任者の立場をかみしめた。一方、稽古場に下りて力士に助言するのはこれまでと同じだった。

 1992年にモンゴル勢の先駆者として来日し、2012年夏場所では37歳8カ月の史上最年長初優勝の快挙を達成した。

 自身が入門した大島部屋は「旭」、移籍した友綱部屋は「魁」の字がしこ名に付くのが定番だった。これから入ってくる弟子には「鵬」を付ける可能性を挙げ、希望者がいれば「旭天鵬」の名を与える意向を持つ。

 明治から大正時代に活躍し、56連勝を記録した横綱太刀山を輩出した伝統の部屋。先代師匠(元関脇魁輝=現大島親方)の定年に伴って受け継ぎ、今後は部屋に引っ越してスカウト活動も本格化させる。

 「相撲がなければ今の人生はない。日本に来て感じたことや礼儀、人付き合いも教えていきたい」と力強かった。

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稀勢の里「近づけるよう」常陸山生誕の地で土俵入り

常陸山銅像前で土俵入りする稀勢の里(中央)。左は太刀持ち高安、右は露払い松鳳山(撮影・神戸崇利)

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が11日、水戸市にある第19代横綱常陸山の像の前で土俵入りを行った。大相撲を「国技」に押し上げ、その品格力量から「角聖」とまで呼ばれた同じ茨城県出身の郷土の大先輩の前で、自らも角聖に近づくことを誓った。また、同じく茨城県出身の新大関高安が最後の太刀持ち役を務めた。

 拡声器の声がかき消されるほどの人で埋まった、水戸市の街中。常陸山生誕の地に朝4時40分から訪れた人数は、やがて約3800人に上った。正午ごろ、稀勢の里は常陸山の像に向かい、魂を込めて土俵入りを行った。「大横綱であって、茨城の先輩横綱。このような機会をつくっていただいて光栄です」と感謝した。

 「角聖」と呼ばれた第19代横綱常陸山。優勝制度が確立される前から優勝相当成績を挙げ続け、1903年(明36)に横綱へ。相手に力を出させてから勝つ、まさに「横綱相撲」の手本だった。水戸藩士の家に生まれたことから相撲にも武士道を求め「力士は力だけでなく、品格を持たなくてはならない」と諭してきた。その意思こそ、明治維新の動乱で衰退した相撲を「国技」に押し上げた。現役時の07年には休場してまで渡米し、T・ルーズベルト大統領に会って相撲を広めた。110年も前の話だ。

 隔世の感はあっても、思いは同じ。大相撲の発展を考える稀勢の里にも通じるものがあった。同郷の偉人とあって「教科書にも出ていた。化粧まわしも載っていました。(歴代横綱で)身近には感じていたと思う」。土俵入りの前には墓参りにも訪れて「ちょっとレベルが違いますから遺志を継ぐとか軽はずみな発言はできないが、少しでも、1歩でも近づけるように精進していきたい」と誓った。

 覚醒の感なら今の第72代横綱にはある。「あっという間」と振り返った半年間。初優勝から2連覇も果たしたが「まだ半年あるから、いい年にしたい」とすら言う。今の心技体を貫けば、稀勢の里もきっと、角聖に近づく。【今村健人】

 ◆常陸山谷右衛門(ひたちやま・たにえもん)本名・市毛谷右衛門。1874年(明7)1月19日、現在の水戸市生まれ。1892年6月場所初土俵。1903年夏場所後に横綱昇進も、決定後に「梅ケ谷と一緒がいい」と希望してライバルと同時昇進。「梅常陸時代」を築いた。当時は優勝制度がなく、09年夏場所で定められてからは優勝1度だが、幕内32場所でわずか15敗(150勝)。14年(大3)夏場所で引退し「出羽ノ海親方」として3横綱4大関を輩出。22年6月19日に敗血症のため48歳で急逝。初の協会葬となった。

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鶴竜に第2子長男誕生「休場している場合じゃない」

横綱鶴竜(2017年4月21日撮影)

 大相撲の横綱鶴竜が11日、第2子となる長男が5月22日に誕生したことを明らかにした。

 5月の夏場所を左足首の負傷で途中休場した。四股やすり足を再開しており「だいぶ良くなった。落ち込んでいられない。(子供が生まれ)休場している場合じゃない。万全にして(7月の)名古屋場所に臨みたい」と話した。

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佐田の海挙式「父追い越さないと」夫人の妊娠も判明

ウエディングケーキに入刀する佐田の海(左)と麻里菜夫人

 大相撲の十両佐田の海(30=境川)が11日、東京・日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで、今月3日に婚姻届を提出した新婦の麻里菜さん(29)と挙式、披露宴を開いた。披露宴には春日野親方(元関脇栃乃和歌)、出羽海親方(元前頭小城ノ花)、前頭宇良(木瀬)ら出羽海一門の親方衆、関取衆らが出席。また、父で元小結佐田の海の宏司さん(60)の現役時代に親交があった八角理事長(元横綱北勝海)、二所ノ関親方(元大関若嶋津)、陸奥親方(元大関霧島)ら、一門の枠を超えた親方衆も列席。約600人が2人の門出を祝った。

 東京・足立区の境川部屋から徒歩数分ほどの所に住んでいた新婦とは、後援会関係者の紹介で知り合い、昨年9月に婚約を発表。今年4月下旬には新婚生活をスタートさせるなど順調に愛をはぐくみ、約5年の交際を経てのゴールインとなった。

 5月の夏場所で約3年ぶりに十両へ陥落した佐田の海だが、東十両筆頭で迎えた夏場所は9勝6敗と勝ち越し。名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)では、1場所での返り入幕が確実となっている。挙式を終えた佐田の海は「緊張しました。もっともっと自分らしい相撲を取って、15歳で入門した時からの目標だった父に追いつき、追い越さないといけない」と節目の日に、誓いを新たにした。またつい最近、麻里菜夫人の妊娠が分かり、来年1月に第1子誕生と、二重のおめでたに包まれた。

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佐田の海挙式、約5年の交際を経てゴールイン

結婚式を挙げた後、披露宴会場に向かう佐田の海(左)と新婦の麻里菜夫人

 大相撲の十両佐田の海(30=境川)が11日、東京・日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルで、新婦の麻里菜さん(28)と挙式、披露宴を開いた。披露宴には八角理事長(元横綱北勝海)はじめ、出羽海一門の親方衆、関取衆や、二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)らが出席。約600人が2人の門出を祝った。

 東京・足立区の境川部屋から徒歩数分ほどの所に住んでいた新婦とは、後援会関係者の紹介で知り合い、昨年9月に婚約を発表。約5年の交際を経てゴールインした。

 5月の夏場所で約3年ぶりに十両へ陥落した佐田の海だが、東十両筆頭で迎えた夏場所は9勝6敗と勝ち越し。名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)では、1場所での返り入幕が確実となっている。

披露宴会場に飾られた佐田の海(左)と新婦の麻里菜夫人の似顔絵

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白鵬が四股踏んで雨中の田植え、北海道プロジェクト

腰を落とし笑顔で田植えをする白鵬(撮影・奥村晶治)

 夏場所で38度目の優勝を果たした横綱白鵬(32=宮城野)が10日、北海道滝川市の水田で「白鵬米プロジェクト」の田植えセレモニーに参加した。

 7回目の今年は初めて雨の中での田植えとなったが「恵みの雨。雨の少ないモンゴルに持っていきたいくらいだよ」と上機嫌。田植えには四股を踏んでから臨み「体が温まった。いい稽古になりました」と笑顔だった。

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高安が土浦市凱旋「森のクマさ~ん」1000人声援

土浦市役所を表敬訪問して、中川市長(右)と握手する高安

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)が9日、地元茨城・土浦市に凱旋(がいせん)した。

 表敬訪問した土浦市役所には、職員が「こんなに集まったのは見たことがない」と話すほどのメディアが集まった。中川清市長(71)と握手を交わし「これで1つ皆様に恩返しできて、うれしく思います」と話し、中川市長は「つらいこともあったと思うけど、それを乗り越えての大関ですから」と祝福した。

 市役所の外に設けられた握手会会場には、約1000人のファンが出迎えて「高安~」「森のクマさ~ん」など、たくさんの声が飛んだ。

 高安は「やっと1ついい報告ができました。皆様にお会いできて感謝しています。本当に自分は土浦の方々に支えられたんだなと感じています」と感謝。「もう1つ上を目指して良い報告が出来ればと思います」と横綱昇進の目標を掲げた。約500人のファンと握手や写真撮影などで触れ合った。

 握手会の後は、母校の土浦一中を訪問し、在校生らと一緒に校歌を歌い「まさかこういう形で帰れるとは思っていなかったので、すごく胸がいっぱいです」と感慨深げだった。

 職員室の前には、夏場所から設けられた高安コーナーがあり、番付や高安の紹介文などが飾られていた。小祝良信校長(57)は「相撲を子供たちに知ってもらいたい」と笑顔で話した。新大関の凱旋に地元は大いに沸いた。

高安の握手会会場には、たくさんのファンが集まった

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稀勢の里「北斗の拳ラオウ」など化粧まわし一般公開

一般公開される北斗の拳の化粧まわし

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が夏場所で着けた人気漫画「北斗の拳」の化粧まわしが東京・吉祥寺の飲食店「カフェゼノン」で、期間限定で一般公開されることになった。

 展示されるのは、実際に稀勢の里が着けた「ラオウ」と、太刀持ちだった高安の「ケンシロウ」、露払いだった松鳳山の「トキ」の3兄弟の三つぞろいの化粧まわし。これらは夏場所前に、漫画の出版・編集などを手がけるコアミックス社が横綱に贈呈していた。

 「カフェゼノン」(東京都武蔵野市吉祥寺南町2の11の3)の2階展示スペースで、今月12日から17日(各午前11時~深夜0時)までの間、間近で見ることができる。なお、観覧には1人1品以上の注文が必要となる。

 また、漫画読み放題アプリ「マンガほっと」で配信されている稀勢の里の漫画「横綱覇王伝説 稀勢の里」の等身大パネルも並べられ、記念撮影もできる。

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新大関高安が「お嬢様レーサー」とトークショー

ボートレース江戸川で開催されたイベントに出席した高安(左)とボートレーサーの富樫麗加

 都内江戸川区の田子ノ浦部屋所属の新大関高安(27)が8日、同区東小松川のボートレース江戸川で行われたイベント「地元若手プロアスリートトークショー」に参加した。

 午後1時すぎから、同じ江戸川区を地元に活躍する女子ボートレーサーの富樫麗加(27)と1回目のトークショーを行った。白百合女子大卒で「お嬢様レーサー」とも呼ばれる富樫だが、先月23日の「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝を飾る実力者。その日、大関とりのかかる高安は夏場所10日目で横綱白鵬(宮城野)に敗れ2敗目を喫した。落胆で部屋に戻ったが、レースを見て一転。「すごく落ち込んでいたのが、レースを見て鳥肌が立って、翌日以降のいいモチベーションになりました」と、大関とりにつなげたエピソードを明かした。

 ボートレース場には「数回、来た」という高安は、2回目のトークショーまでの約1時間の休憩時間も、レースを生で観戦。「迫力があって鳥肌が立ちますね」と、すっかり満喫した様子。富樫との2回目のトークショーでも「好物は煮魚」「ケーキよりプリンが好き」などリップサービス。司会者のリクエストに応じ、富樫をお姫様抱っこするサービスも見せた。

 最後には、優勝選手への花束贈呈のセレモニーなどでイベントに花を添えた高安。ボート場のファンから「横綱になれよ!」のかけ声も飛んだ。大関昇進後、初のイベント参加だったが「いつまでも浮かれている場合ではない。しっかり稽古して体力的にも精神的にも充実して名古屋場所を迎えたい。1つ上の目標をしっかり掲げて、目指すところを見据えて、堂々とした相撲を取りたい」と横綱を目指す大関としての自覚を自らに促していた。

ボートレーサーの富樫麗加(左)をお姫様抱っこする大関高安(撮影・渡辺佳彦)
ボートレーサーの富樫麗加(左)をお姫様抱っこする大関高安(撮影・渡辺佳彦)

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幕内荒鷲が結婚を発表「相撲をもっと頑張らないと」

 大相撲の幕内荒鷲(30=本名エレヘバヤル・ドゥルゴーン、モンゴル出身、峰崎部屋)が8日、東京都練馬区の峰崎部屋で記者会見し、同郷で元客室乗務員のプレブダシ・ヤンジンラムさん(27)と1月に結婚したことを発表した。「子供は5人以上欲しい。まず相撲をもっと頑張らないといけない」と意欲を語った。夏場所は東前頭11枚目で7勝8敗だった。

 約2年間の遠距離恋愛を実らせた。金星2個を獲得した1月の初場所後、夜空を飛ぶヘリコプター内でプロポーズ。「どう言おうか考えていて、夜景は全く覚えていない」と照れ笑いした。

 ヤンジンラムさんは「幸せ。支えられるように、頑張っていく」とモンゴル語で話し、荒鷲が通訳した。

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稀勢の里「少しずつ」名古屋へ慎重、試行錯誤重ねる

ゴムチューブを使ってトレーニングをする稀勢の里

 左上腕付近の負傷のため、5月の大相撲夏場所を途中休場した横綱稀勢の里は6日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋での朝稽古後、名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)に向け「やれることをやる。少しずつ」と話し、慎重に調整していく意向を示した。

 5日に稽古を再開し、ゴムチューブを使っての運動など患部のトレーニングに時間を割いている。6日は夏場所でほとんど繰り出せなかった武器の左おっつけを、三段目力士に対して試した。ただ時折、表情をゆがめて「あー」と声を発する場面もあるなど万全ではなく、懸命に試行錯誤を重ねている。

 夏場所後の横綱審議委員会では、負傷が完治しなければ名古屋場所の休場を勧める意見が出た。稀勢の里は「一日一日を大事にして過ごしたい」と述べており、地道に鍛える日々だ。

 同部屋の新大関高安は黙々と汗を流す兄弟子の姿に「横綱というのは自分のためだけにやっているものではないということがよく分かった」と感想を口にした。

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連覇狙う白鵬が再来日「勢いを止めずにいきたい」

横綱白鵬(2017年5月29日撮影)

 夏場所で38度目の優勝を果たした横綱白鵬(32=宮城野)が5日、母国モンゴルから再来日した。

 千秋楽明けの5月29日から帰国していて、2日は父ムンフバト氏の76歳の誕生日を祝ったという。名古屋場所での連覇に向けて「勢いに勝つものはない。勢いを止めずにいきたい」と意気込んだ。

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新大関高安が稽古開始、初Vへ「自分のスタイルを」

 大相撲の新大関高安が5日、名古屋場所(7月9日初日・愛知県体育館)に向けて、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で本格的な稽古を開始した。強烈なかち上げや、突き、押しを軸に新たな地位を手に入れた。次の目標を初優勝に置き「これまでやってきた自分のスタイルを強化していく」と力強く言い切った。

 本人によれば3日も稽古場で軽く汗を流したという。5日は相撲を取らず、すり足をしたり、若手に胸を出したりした。当面は基本運動や体幹強化に努める方針で「激しい稽古をしても、壊れない体をつくりたい」と説明する。5月の夏場所千秋楽で大関照ノ富士の小手投げに屈した際に右肘を痛めたが「もう治った」と問題がないことを強調した。

 昇進に関わる諸行事や、テレビ出演で多忙を極め、一躍時の人となった。「『大関』と呼ばれても、まだ反応できない」と苦笑いするが、「(昇進で)いい景色を見た。これからもっと見られるようにやっていくだけ」と気の緩みはない。

 昨年の名古屋場所は三役で初めて勝ち越し、飛躍のきっかけになった。27歳の大関として迎える今年は2006年夏場所の白鵬以来となる新大関優勝を目指す。

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稀勢の里大人気!山響部屋と地元で1日2度土俵入り

茨城・鹿島神宮で横綱土俵入りを披露する稀勢の里(中央)。太刀持ちは隠岐の海、露払いは北勝富士(撮影・今村健人)

 大相撲夏場所で途中休場した横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が4日、1日2度の土俵入りを行った。

 宇良、徳勝龍を従えて都内の山響部屋の部屋開きで披露した後、午後は隠岐の海、北勝富士に代えて地元茨城の鹿島神宮で土俵入り。地元で初めてとあって、2年前の白鵬を1万人上回る約2万5000人が訪れた。武道の神をまつる鹿島神宮には角界入り直前に初詣で訪れ「相撲界で成功するように勝守を買った」。横綱として再訪し「こんなにうれしいことはない。一生懸命やってきて良かった。(けがは)だいぶ状態も良くなってきた」と話した。

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山響親方、部屋開きで稀勢の里の土俵入りに「感謝」

土俵入りを披露する横綱稀勢の里(中央)、太刀持ちの宇良(左)、露払いは徳勝龍(代表撮影)

 4月下旬に同じ江東区の清澄から移転した山響部屋の部屋開きが4日、江東区東砂の新しい部屋で執り行われた。先代師匠だった北の湖親方(当時理事長、元横綱)の死去に伴い、15年11月に山響部屋として部屋を継承。清澄の北の湖部屋を、そのまま使用していたが、夏場所前の4月29日に引っ越しを済ませていた。

 部屋開きには、協会理事を務める同じ出羽海一門の春日野親方(元関脇栃乃和歌)、出羽海親方(元前頭小城ノ花)、境川親方(元小結両国)と貴乃花親方(元横綱)の親方衆が出席。土俵祭りの後、太刀持ちに宇良(24=木瀬)、露払いに徳勝龍(30=同)の出羽海一門の幕内力士を従え、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が土俵入りを行った。

 近隣住民も見守る中、滞りなく無事、祭事を終えた山響親方(46=元前頭巌雄)は「感慨深いものがあります。1人でも多くの関取を作って、弟子もどんどん増やして部屋から横綱を出したい。稽古はもちろん、先代は『人を育てる』と常々、言っていた。社会に出ても恥じない力士を育てるのが自分の役目と思っています」と話した。稀勢の里の横綱土俵入りには「元々、親交はありましたが、まさか自分の部屋の土俵入りをしてもらえるとは思わず、うれしいです。感謝しています」と喜んだ。

 新しい部屋は鉄筋3階建てで敷地面積は71坪(約234平米)。1階に稽古場とちゃんこ場、2階に大部屋と関取用の個室が2部屋、3階は倉庫と親方夫妻の自宅を備える。稽古場には親方時代の先代の遺影が飾られ、稽古する力士を見守る。

 近隣の道路沿いには、町内会などが作った横断幕やのぼり旗が、まだ部屋が工事中の昨年から掲げられ、おかみさんのまなみ夫人も「地域の方々の協力に恵まれました」と感謝した。最寄り駅は徒歩約15分の地下鉄東西線の南砂町だが、部屋近くのバス停からは両国まで都営バスが運行しており、1本で両国国技館までは行ける。

山響部屋部屋開きで土俵入りを披露する横綱稀勢の里(代表撮影)
記念撮影に臨む、左から行司・木村庄太郎、太刀持ち・宇良、山響親方(元幕内・巌雄)、横綱稀勢の里、呼出し・拓郎、露払い・徳勝龍(代表撮影)

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