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小結から平幕降下の遠藤は東の前頭筆頭に/新番付

春場所5日目で土俵入りする遠藤(2020年3月12日)

日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、夏場所開催の可否は決まっていない。

【降下】

〈三役から平幕〉

遠藤(29=追手風)西小結→東前頭筆頭

北勝富士(27=八角)東小結→西前頭5枚目

〈幕内から十両〉

明生(24=立浪)東前頭17枚目→東十両筆頭

栃煌山(33=春日野)西前頭10枚目→西十両2枚目

東龍(32=玉ノ井)東前頭16枚目→東十両3枚目

大奄美(27=追手風)西前頭17枚目→東十両4枚目

剣翔(28=追手風)東前頭15枚目→西十両7枚目

〈十両から幕下〉

矢後(25=尾車)東十両10枚目→西幕下筆頭

朝玉勢(26=高砂)西十両12枚目→東幕下2枚目

友風(25=尾車)西十両13枚目→西幕下11枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

西大司→西太司(さいだいじ=入間川)

〈序二段〉

阿蘇錦→阿蘇ノ山(あそのやま=境川)

三森→毅ノ司(きのつかさ=入間川)

大村→筑零扇(ちくれいせん=陸奥)

大國旭→吉澤(よしざわ=中川)

〈序ノ口〉

深沢→欧深沢(おうふかさわ=鳴戸)

掛野→須崎(すざき=大嶽)

小嶺→千代大聖(ちよたいせい=九重)

池田→玉の星(たまのほし=片男波)

高須→■須(たかす=田子ノ浦)(■は高の上の口の縦棒を上下に延ばす)

八木→家島(いえしま=山響)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

大成道喜悌→大成道勝(だいせいどう・まさる=木瀬)

宮乃富司峻氏→宮乃富司峻史(みやのふじ・たかし=入間川)

西大司幸平→西太司康平(さいだいじ・こうへい=入間川)

大村玄之輔→筑零扇源造(ちくれいせん・げんぞう=陸奥)

【退職(年寄)】

荒汐崇司(元大豊)

【引退】

若一郎、春日岫、照樹、琴乃島、刃力、錣炎奨、福ノ富士

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碧山が1敗守る「緊張しない」好調の要因は平常心

大奄美(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇8日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪

碧山が押し込まれながらも1敗を守った。大奄美の圧力に、立ち合いから後退し続けたが、上から押しつぶすようにはたき込んだ。

前日7日目に初黒星を喫したが、好調の流れを継続。「相手が引いてくるんじゃないかと考えすぎた。硬くなったけど、勝ててうれしい」と胸をなで下ろした。無観客とあって「緊張しない。勝ちたい気持ちが(強く)出ていない」と、平常心を好調の要因に挙げた。

大奄美をはたきこみで破る碧山(撮影・渦原淳)

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琴ノ若「集中力を切らさず」新入幕場所で白星発進

大奄美(左)を寄り切りで破った琴ノ若(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇初日◇8日◇エディオンアリーナ大阪

琴ノ若は史上9組目の親子幕内を果たした新入幕場所で白星発進した。大奄美を寄り切り、「(無観客で)いつもとは違うけど、集中力を切らさずやった。逆にこの雰囲気にのまれないようにしたい」。

父は師匠・佐渡ケ嶽親方の元関脇琴ノ若、そして祖父は横綱琴桜の系譜を継ぐ。「自分は自分で、常に上を目指したい」と力強く誓った。

琴ノ若の父、現佐渡ケ嶽親方の現役時代

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感度よく響く所作「警蹕」/無観客での春場所初日

検温される報道陣(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇初日◇8日◇エディオンアリーナ大阪

新型コロナウイルスの感染防止のため無観客開催という、歴史的な場所が厳戒態勢の中、始まった。会場や周辺の動きを追った。

◇入館 今場所最初の取組に臨む序ノ口力士が午前7時40分に場所入り。同じ部屋の行司と2人で協会の感染防止策としてタクシー移動。「いつも電車で1時間が今日は30分でした」。

◇開門 報道陣専用の東門が同8時3分に開門。消毒液で手を洗浄後、センサー式検温器を額にあてられ検温。入館不可の37度5分以上の対象者はおらず、34度台の計測も続出し検温に時間がかかる。

◇取組開始 同8時33分に相撲錬成歌が館内に流れる中、呼び出しらが最終準備。5人の審判も西花道に控える。同40分に柝(き)が入り拍子木の音が静寂の館内に鳴り響く。審判も着座し呼び出しが東西の力士を呼び上げ取組開始。

◇館内 通常なら30人ほどが入っている観客席(満席で約7000人)に観客は当然なし。3階観客席で立会人の親方2人、報道陣40人ほどが見守る。力士はもちろん審判、行司、呼び出しの土俵進行関係者はマスクなしで粛々と進行。

◇入室不可 9時8分、大阪市天王寺区の宮城野部屋に横綱白鵬が入る。場所前の稽古取材は記者1人、カメラマン1人が師匠の了解があれば代表取材できたが入室不可。稽古を終え約3時間後に出てきた白鵬は「頑張るだけだね。(無観客は)やってみないと分からないけどね」。

◇切なる思い 大関とりの関脇朝乃山は稽古後の9時40分ごろ代表取材に応じ「1人もコロナ(感染者)が出てほしくない。みんな無事にいい成績で終われるように」と願いを込めた。

◇初場内説明 同10時5分、序二段の高倉山-若鳥海戦で初の物言い。取り直し後の相撲も物言いがつき行司差し違え。協議の結果を伝える片男波親方(元関脇玉春日)の「ただ今の協議について説明します…」という2回の場内アナウンスが無観客の場内に響く。土俵上で協議する審判の声は3階席の報道陣にも聞こえるが言葉は聞き取れず。

◇のぼりなし 場所開催の風物詩の一つでもある、力士のしこ名や部屋名が記された幟(のぼり)の掲出は会場になし。10時40分には閉ざされた正面玄関の門外に、若手呼び出しが相撲字で書かれた初日の幕内取組表を張り出す。協会関係者の入退場口となる裏口駐車場前では、協会関係者らが複数人で警備。

◇一番乗り 午後0時1分、再十両の明瀬山が場所入り。70人の関取衆で一番乗りだった。場所入りだけでも一目、見ようというファンらしき人はおらず、いても警備員が注意喚起。出入り口では入場する力士、親方衆らが除菌スプレーで手を入念に消毒。

◇柝が入る 時間通り同2時5分に十両の土俵入り。普段なら館内の半分以上は埋まる時間帯だが、もちろん無観客。拍子木の音が静寂の館内に、いつになく高い反響をもって鳴り響く。

◇役者登場 続々と幕内関取衆が場所入り。同1時27分には朝乃山が、同2時過ぎに鶴竜、同20分には白鵬が同乗する付け人とともに車から降り場所入り。

◇土俵入り 同3時5分からNHK総合の大相撲中継が始まる。十両の取組数番を経て、予定より10分早く同3時20分から幕内土俵入り。人気力士の名が続々と呼び上げられるが、当然ながら拍手も歓声もなく拍子木の乾いた音だけが館内に響く。

◇新鮮味 間を置かず横綱土俵入り。横綱がシコを踏む際の観衆の「よいしょ!」のかけ声はない。一方で横綱が土俵中央に進み、仁王立ちする際に行司が発する「しーっ」という声がいつも以上に響く。観衆がいる通常開催では聞こえにくいが、無観客とあり感度よく聞こえる。「静かにしなさい」という意味がある「警蹕(けいひつ)」という所作だ。

◇協会あいさつ 先場所優勝の徳勝龍が土俵に上がっての賜杯返還式、優勝旗返還式を終え、同3時40分に八角理事長(元横綱北勝海)が協会あいさつ。通常は十両最後の取組から3番前に行われ三役以上の力士とともに土俵に上がる。この日は、土俵中央に同理事長1人が立ち、土俵下の東西に幕内力士、向正面側に審判部の親方衆が整列。NHKのテレビカメラがある正面に向かって立った。異例の場所とあり、あいさつも約5分を要した。

◇記念星 4時9分、幕内の初口で新入幕の琴ノ若が、大奄美を寄り切ってうれしい初白星。史上9組目の親子幕内を果たした場所で幸先よく白星発進。

◇続々登場 幕内も後半に入り炎鵬、先場所優勝の徳勝龍、大関とりの朝乃山や38年ぶり1人大関の貴景勝…と人気力士が続々登場も館内は閑散。制限時間いっぱいを観客の歓声によって「耳」で知らされていたファンには違和感も? 

◇無事終了 関脇以上の上位安泰で同5時56分に打ち出し。ミックスゾーンでの取材対応という異様な空気の中、最後に貴景勝が同6時半過ぎに引き揚げ、厳戒場所初日を終えた。

初日の検温済カード(撮影・鈴木正人)
取組前の様子(撮影・鈴木正人)

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徳勝龍、初日は先場所V争いの正代 2日目は朝乃山

徳勝龍(20年1月撮影)

日本相撲協会審判部は6日、新型コロナウイルスの感染防止のため無観客開催として8日に初日を迎える、大相撲春場所の取組編成会議を開催する大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で開き、初日と2日目の取組を発表した。

今場所12勝すれば、大関昇進目安とされる三役で3場所通算33勝に到達する関脇朝乃山(26=高砂)は初日が隠岐の海(34=八角)、2日目は先場所優勝の徳勝龍(33=木瀬)の平幕相手のスタートとなる。

両横綱は東の白鵬(34=宮城野)が、先場所敗れた小結遠藤(29)、2日目は平幕の大栄翔(26)と追手風勢との対戦が組まれた。西の横綱で、今場所は番付上で大関も兼ねる「横綱大関」の鶴竜(34=陸奥)は、初日が大栄翔、2日目は小結北勝富士(27=八角)の挑戦を受ける。

38年ぶりの一人大関となる貴景勝(23=千賀ノ浦)は、初日が高安(30=田子ノ浦)、2日目は隠岐の海と戦う。1月の初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たし、西前頭17枚目から同2枚目へと一気に番付を上げた徳勝龍(33=木瀬)は、初日が19場所ぶり関脇復帰の正代(28=時津風)戦。先場所は千秋楽まで優勝争いを演じた注目カードが組まれた。2日目は近大の後輩にあたる朝乃山と対戦する。

小兵の人気力士で今場所は上位総当たりが予想される東前頭4枚目の炎鵬(25=宮城野)は、初日が御嶽海(27=出羽海)、2日目は竜電(29=高田川)と平幕勢との対戦で滑り出す。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)との史上9組目の「親子幕内」を果たした、東前頭18枚目の琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)は初日に大奄美(27=追手風)、2日目は明生(24=立浪)と対戦する。

十両以上の初日からの休場力士は、西十両13枚目の友風(25=尾車)だけ。また、前任の阿武松部長(元関脇益荒雄)の退職で空席となっていた審判部長は、引き続き九州場所担当部長の境川理事(元小結両国)が代理で務める。

7日は同所で無観客、さらに通常なら三役以上が対象となっている力士の出席も見合わせた中で土俵祭が執り行われ、8日の初日を迎える。

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白鵬は大栄翔、鶴竜は北勝富士と/2日目取組一覧

横綱鶴竜(2019年10月29日撮影)

日本相撲協会審判部は6日、新型コロナウイルスの感染防止のため無観客開催として8日に初日を迎える、大相撲春場所の取組編成会議を開催する大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で開き、初日と2日目の取組を発表した。

幕内の2日目の取組は以下の通り。

【2日目】(左が西)

琴ノ若-明生

志摩ノ海-大奄美

東龍-剣翔

錦木-千代丸

魁聖-琴奨菊

勢-碧山

石浦-佐田の海

栃煌山-照強

栃ノ心-千代大龍

隆の勝-松鳳山

玉鷲-霧馬山

宝富士-妙義龍

阿武咲-輝

竜電-炎鵬

御嶽海-阿炎

遠藤-豊山

徳勝龍-朝乃山

正代-高安

隠岐の海-貴景勝

大栄翔-白鵬

鶴竜-北勝富士

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白鵬は遠藤、炎鵬は御嶽海と/初日取組一覧

白鵬(2020年1月14日撮影)

日本相撲協会審判部は6日、新型コロナウイルスの感染防止のため無観客開催として8日に初日を迎える、大相撲春場所の取組編成会議を開催する大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で開き、初日と2日目の取組を発表した。

幕内の初日の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

琴ノ若-大奄美

明生-志摩ノ海

東龍-千代丸

剣翔-錦木

魁聖-碧山

琴奨菊-勢

石浦-照強

千代大龍-栃煌山

佐田の海-栃ノ心

隆の勝-霧馬山

松鳳山-玉鷲

宝富士-輝

妙義龍-阿武咲

竜電-阿炎

炎鵬-御嶽海

北勝富士-豊山

徳勝龍-正代

朝乃山-隠岐の海

貴景勝-高安

大栄翔-鶴竜

白鵬-遠藤

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徳勝龍が西前頭2枚目に躍進 十両以上の番付一覧

横綱白鵬(2020年2月2日撮影)

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     

 【関  脇】   

朝乃山     正  代

 【小  結】

北勝富士    遠  藤

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  高  安

隠岐の海 <2>  徳勝龍

豊  山 <3>  御嶽海

炎  鵬 <4>  阿  炎

竜  電 <5>  阿武咲

妙義龍  <6>  輝

宝富士  <7>  玉  鷲

松鳳山  <8>  霧馬山

隆の勝  <9>  栃ノ心

佐田の海 <10>  栃煌山

千代大龍 <11>  照  強

石  浦 <12>  勢

琴奨菊  <13>  碧  山

魁  聖 <14>  錦  木

剣  翔 <15>  千代丸

東  龍 <16>  志摩ノ海

明  生 <17>  大奄美

琴ノ若  <18>

 【十  両】   

琴勇輝  <1>  英乃海

千代翔馬 <2>  若隆景

照ノ富士 <3>  大翔鵬

翔  猿 <4>  大翔丸

琴恵光  <5>  旭秀鵬

琴勝峰  <6>  天空海

水戸龍  <7>  美ノ海

旭大星  <8>  逸ノ城

木崎海  <9>  豊昇龍

矢  後 <10>  貴源治

若元春  <11>  翠富士

白鷹山  <12>  朝玉勢

千代の海 <13>  友  風

千代鳳  <14>  明瀬山

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琴ノ若が新入幕、史上9組目の親子幕内誕生 新番付

初代琴ノ若で父の佐渡ケ嶽親方(右)と琴ノ若

日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

親子幕内が誕生した。先場所、東十両2枚目で8勝7敗の琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)が新入幕を果たした。元関脇琴ノ若で現師匠の佐渡ケ嶽親方が父。親子幕内は14年夏場所の佐田の海親子(父は最高位小結、子は今場所東前頭10枚目)以来、史上9組目となる。同部屋からの新入幕は18年名古屋場所の琴恵光以来、千葉県からは18年秋場所の隆の勝(千賀ノ浦)以来、戦後23人目となる。琴ノ若は東前頭18枚目に番付されたが、幕内に前頭18枚目があるのは、59年秋場所(この場所は東前頭19枚目まで)以来となった。

再入幕は2場所ぶりの錦木(29=伊勢ノ海)、7場所ぶりの大奄美(27=追手風)の2人となる。

晴れて関取の座を手にした新十両は翠富士(23)。伊勢ケ浜部屋からは17年初場所の照強以来、静岡県からは13年春場所の栃飛龍以来、戦後11人目。近大からは昨年秋場所の朝玉勢(高砂)以来、13人目の関取誕生となった。

再十両は4人。若元春(26=荒汐)と明瀬山(34=木瀬)は2場所ぶり、千代の海(27=九重)は3場所ぶり、白鷹山(24=高田川)は5場所ぶりの十両復帰を果たした。

春場所は、3月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。

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十両V照ノ富士、連敗で初場所終える「ハリがない」

大奄美(左)と激しく立ち合う照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

十両優勝を果たした大関経験者の西十両13枚目の照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が、東十両6枚目の大奄美に負けて連敗で今場所を終えた。立ち合いで左上手が取れず、寄り切られた。

10場所ぶりに十両に復帰した今場所を「長いね。昔は(場所の)最後の方に調子が上がっていく感じだった。今は初日よりも体のハリがない」と振り返った。それでも「自分の立ち合いの圧力はちょっとずつ取り戻しつつあるのかな。簡単に押されなくなった」と手応えを口にした。

初日から無傷の13連勝と快進撃を見せ、14勝以上なら春場所での再入幕の可能性もあった。しかし「昨日の負けの時点で幕内はないと自分の中ではあった」と欲は見せず。十両上位の番付が予想される春場所に向けて「自分の中ではもう来場所は始まってますから」と来週から早速、体を動かすという。

病気や膝の負傷から復帰した時の目標は、20年初場所での再十両だったという。見事に達成し、次の目標は「オリンピック前の名古屋場所で幕内に戻ること」と意気込んだ。なぜ東京五輪までになのかを問われると「そうやって目標を立ててやらないとやる意味がない。ダラダラやっても意味がない。1つの目標に向けてやると頑張れる」と自らを奮い立たせるためだった。

大奄美に敗れ花道から引き揚げる照ノ富士(撮影・河田真司)

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十両逸ノ城が黒星発進「もったいなかったッスね」

大奄美(右)に寄り切りで敗れる逸ノ城(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館

元関脇の東十両7枚目・逸ノ城(26=湊)は黒星発進となった。昨年秋場所を右肩関節脱臼で途中休場、九州場所は腰痛で全休し番付を下げた。

十両での取組は14年名古屋場所以来、33場所ぶり。大奄美(追手風)に寄り切られた内容に「呼び込んだのがダメだったスね。もったいなかったッスね」。24キロ減量して体重200キロで臨んだが、厳しい初日となった。

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東の横綱は白鵬、大関は貴景勝 十両以上の番付一覧

白鵬

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】   

貴景勝     豪栄道

 【関  脇】   

朝乃山     高  安

 【小  結】

阿  炎    大栄翔

 【前  頭】   

遠  藤 <1>  妙義龍

北勝富士 <2>  御嶽海

玉  鷲 <3>  琴勇輝

隠岐の海 <4>  正  代

明  生 <5>  炎  鵬

宝富士  <6>  栃ノ心

松鳳山  <7>  阿武咲

碧  山 <8>  竜  電

隆の勝  <9>  豊  山

佐田の海 <10>  石  浦

千代大龍 <11>  輝

剣  翔 <12>  千代丸

琴奨菊  <13>  琴恵光

照  強 <14>  志摩ノ海

東  龍 <15>  勢

栃煌山  <16>  魁  聖

霧馬山  <17>徳勝龍

 【十  両】   

友  風 <1>  千代翔馬

琴ノ若  <2>  英乃海

大翔丸  <3>  木崎海

錦  木 <4>  水戸龍

若隆景  <5>  大翔鵬

大奄美  <6>  翔  猿

逸ノ城  <7>  矢  後

旭大星  <8>  琴勝峰

旭秀鵬  <9>  天空海

蒼国来  <10>  貴源治

豊ノ島  <11>  彩

朝玉勢  <12>  美ノ海

千代鳳  <13>  照ノ富士

豊昇龍  <14>  魁

貴景勝(2019年11月13日撮影)

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東横綱は鶴竜、貴景勝は大関復帰 十両以上番付一覧

鶴竜と白鵬(2019年4月27日)

日本相撲協会は28日、大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

【東】    【西】 

 【横  綱】   

鶴  竜    白  鵬

 【大  関】   

豪栄道     高  安

貴景勝

 【関  脇】   

御嶽海     栃ノ心

 【小  結】

阿  炎    遠  藤

北勝富士    朝乃山

 【前  頭】   

大栄翔  <1>  隠岐の海

妙義龍  <2>  明  生

宝富士  <3>  友  風

玉  鷲 <4>  琴勇輝

碧  山 <5>  竜  電

阿武咲  <6>  炎  鵬

剣  翔 <7>  琴恵光

松鳳山  <8>  佐田の海

琴奨菊  <9>  豊  山

志摩ノ海 <10>  正  代

石  浦 <11>  千代大龍

逸ノ城  <12>  隆の勝

千代丸  <13>  輝

照  強 <14>  錦  木

大翔丸  <15>  大翔鵬

若隆景  <16>      

 【十  両】   

東  龍 <1>  徳勝龍

栃煌山  <2>  矢  後

勢    <3>  千代翔馬

英乃海  <4>  大奄美

魁  聖 <5>  霧馬山

貴源治  <6>  一山本

旭大星  <7>  琴ノ若

旭秀鵬  <8>  豊ノ島

蒼国来  <9>  水戸龍

翔  猿 <10>  木崎海

魁  勝 <11>  若元春

天空海  <12>  臥牙丸

琴勝峰  <13>  豊昇龍

明瀬山  <14>  彩

貴景勝

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鶴竜は初日に返り三役の遠藤 白鵬は北勝富士と対戦

鶴竜(19年8月撮影)

日本相撲協会は6日、審判部が東京・両国国技館で、8日に初日を迎える大相撲秋場所(両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。また大関高安(29=田子ノ浦)の休場も発表された。

2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜(34=井筒)は初日に返り三役の小結遠藤(追手風)、2日目は東前頭筆頭の北勝富士(八角)の挑戦を受ける。日本国籍を取得し初めて日本人として本場所に臨む横綱白鵬(34=宮城野)は、3場所ぶり43度目の優勝を目指し、初日に北勝富士、2日目は小結阿炎(錣山)と対戦する。10勝以上で大関復帰を目指す関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)は、初日に東前頭3枚目の大栄翔(追手風)と、2日目に西前頭筆頭の碧山(春日野)と対戦する。初日と2日目の、幕内の取組は以下の通り。

【初日】(左が東)

貴源治-千代丸

豊山-栃煌山

石浦-東龍

剣翔-豊ノ島

輝-錦木

松鳳山-大翔鵬

阿武咲-炎鵬

佐田の海-明生

照強-琴勇輝

宝富士-琴恵光

琴奨菊-隠岐の海

志摩ノ海-妙義龍

千代大龍-竜電

玉鷲-正代

阿炎-友風

大栄翔-貴景勝

御嶽海-朝乃山

栃ノ心-逸ノ城

碧山-豪栄道

北勝富士-白鵬

鶴竜-遠藤

【2日目】(左が西)

貴源治-豊山

栃煌山-大奄美

石浦-剣翔

豊ノ島-東龍

輝-松鳳山

大翔鵬-錦木

阿武咲-佐田の海

明生-炎鵬

照強-隠岐の海

宝富士-琴勇輝

琴奨菊-志摩ノ海

妙義龍-琴恵光

千代大龍-玉鷲

正代-竜電

遠藤-友風

大栄翔-御嶽海

貴景勝-碧山

豪栄道-逸ノ城

朝乃山-栃ノ心

北勝富士-鶴竜

白鵬-阿炎

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剣翔「長かった」新入幕に笑顔、目標は先輩の遠藤

新入幕会見で自身のしこ名が入った番付表を指さす剣翔(撮影・佐藤礼征)

大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の番付が発表された26日、新入幕を果たした剣翔(28=追手風)が埼玉・草加市の部屋で行われた会見に出席し、「番付の1番上に名前が載るのが夢だったのでうれしい」と、笑顔で喜びを語った。

新十両に昇進した16年初場所から約3年半、十両から抜け出せなかったが、7月の名古屋場所では13勝2敗の好成績で自身初の十両優勝。念願の幕内昇進に「長かったという気持ち。初土俵から5年半だけど、大卒なので全然早くないと思っている。(弟弟子の)大奄美や年下の大翔鵬に追い越されて上がりたい気持ちが強かった」と、かみしめるように話した。

ファンからは「何をしてくるか分からない相撲を取る」と評判がある。剣翔本人も認めており「10種類はある」という変幻自在な立ち合いが武器。直近2~3年の相手の取組を研究して場所に臨むなど、184センチ、175キロの巨体とは裏腹に理論派な一面が光る。

「悪く言えば型がないが、いいように言えば何でもできるタイプ」と自己分析。十両優勝した先場所は慢性的な腰痛に苦しんだが、その分「早く決着をつけよう」と取組に時間をかけない心掛けが、好成績につながったという。

日大で1学年先輩だった小結遠藤(28=追手風)を追いかけるように同部屋に入門して、14年初場所に初土俵を踏んだ。4年前に行われた新十両昇進時の会見では「人気、実力ともに遠藤関を超えたい」と対抗意識を燃やしていたが、この日は「あのときは調子こいていた。僕が大関になって勝てるかな…」と弱気な発言。角界屈指の人気力士である兄弟子に対して、尊敬する点が多いからだ。

「まずは顔ですよね。顔はどうしようもない。大学のときから稽古でも食べるものにしても、ストイックな人だった。毎日同じことを1時間も2時間もできる。僕にはできない。集中力が違うんでしょうね」

将来的に「できたら遠藤関や追手風部屋と優勝決定戦をしたい」と青写真を描く。秋場所の目標はひとまず勝ち越し。「思い切りの良さと、何をしてくるか分からないような『おっ』と思われる相撲を取りたい」と意気込みを語った。

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幕内昇進4力士 剣翔はうれしい新入幕 新番付

剣翔(2019年7月20日)

日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

幕内昇進は4人で、剣翔(28=追手風)はうれしい新入幕を果たした。追手風部屋からは、現師匠(元前頭大翔山)が部屋創設後として今年春場所の大翔鵬(24)以来、9人目の幕内力士誕生となった。東京都出身では15年名古屋場所の英乃海(30=木瀬)以来、戦後30人目。日大からは17年九州場所の大奄美(26=追手風)以来、37人目となった。再入幕は、幕内復帰2場所ぶりの石浦(29=宮城野)、3場所ぶりの豊山(25=時津風)、史上2位のスロー復帰となった30場所ぶりの東龍(32=玉ノ井)の3人となった。

十両昇進は4人で、玉木改め朝玉勢(26=高砂)と魁勝(24=浅香山)は、うれしい関取の仲間入りを果たした。朝玉勢は、高砂部屋からは17年春場所の朝乃山(25)以来の新十両で、三重県出身では16年名古屋場所の志摩ノ海(30=木瀬)以来、戦後12人目。近大からは朝乃山以来、12人目の関取輩出となった。魁勝は、浅香山部屋からは現師匠(元大関魁皇)が14年2月1日に部屋創設後、初めての関取誕生。愛知県出身では、14年九州場所の出羽疾風以来、戦後26人目の新十両となった。青狼(31=錣山)と彩(27=錣山)は、ともに2場所ぶりの十両復帰となった。

秋場所は、9月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。

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新十両木崎海4勝「自分の相撲取れた」得意押し出し

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇14日◇ドルフィンズアリーナ

西十両13枚目木崎海(24=木瀬)が中日に星を五分に戻した。圧力のある大奄美に3度、土俵際まで押し込まれたが、諦めずに押し返し、押し出した。

得意の決まり手での白星に「ちょっと重かったですね。でも、今日は自分の相撲が取れたと思います」と満足そう。

初日から星が黒、白と交互に続いて4勝4敗。新十両の疲れ、重圧も序盤より抜けてきた。「何とか抜け出したい」。9日目に初の連勝で白星を先行させたい。

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豊ノ島「決まる感覚あった」連日の十八番・肩透かし

大奄美(右)を肩すかしで破る豊ノ島(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇4日目◇15日◇両国国技館

陥落から再度の幕内復帰を目指す東十両筆頭の豊ノ島(35=時津風)が、連日の十八番(おはこ)を繰り出して連勝。3勝1敗と白星を2つ先行させた。

16場所ぶりの幕内復帰を果たした先場所6日目の対戦では、差し手争いで劣勢になり、たまらず引いて寄り倒された、西十両3枚目の大奄美(26=追手風)との一番。この日は差し手争いで先手をとり、右が入った。左もこじ入れ浅いもろ差し。左を抱えながら窮屈な体勢で寄りたてる大奄美を、間合いを取って下がりながら、体を右に開き右からの肩透かし。これが見事に決まり、前日3日目に続き得意技で仕留めた。

前日は「全盛期の肩透かしに比べれば完全ではない。形を作った時点で決まると(昔は)思ったけど、今日はない」と話していた。この日も理想として「もっと(全盛期の肩透かしは)引き足が速かった。滑らかだったけど、まだ決まり方がバタついている」と自己分析しながらも「タイミングはバッチリ。決まるという感覚もあった」と、まんざらでもなさそう。さらに「もっとねぇ、こう(相手の)方にひっかかる感じで、ひっくり返った相手が、こう、円を描く感じでね」と即席の“相撲教室”を身ぶり手ぶりで開講。終始、笑みを絶やさず「まあ、勝ったから言えるんだけどね」と照れくさそうに振り返っていた。

春場所黒星の反省から「この前は差し負けたからね。でも今日は、差しに行くというより我慢のイメージで行った」とベテランならではの戦略もはまった。自身の決まり手で寄り切り、押し出しに続き3番目に多い、伝家の宝刀の切れ味は健在。いぶし銀の輝きを放ち続ける。

豊ノ島は大奄美(手前)を肩すかしで下す(撮影・小沢裕)

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豊ノ島が初顔合わせに連敗「やりにくいことはない」

豊ノ島(2019年3月12日撮影)

<大相撲春場所>◇6日目◇15日◇エディオンアリーナ大阪

16場所ぶりに幕内へ戻った、西前頭14枚目の豊ノ島(35=時津風)が今場所2度目の連敗で、星は2勝4敗となった。

連日の初顔合わせとなった相手は西十両3枚目の大奄美(26=追手風)。いつもの踏み込みで当たり左差しを狙ったが、相手も分かったもの。脇を固めて当たられ、逆に狙った左を深く差されバンザイの体勢。右はこじ入れ、腰を動かしながら相手に左上手を与えなかったが、左の脇が大きく開く不自由な体勢を強いられた。そのまま寄られるところで、左を巻き替えようとしたが、さらに腰が浮いた状態で西土俵へ。俵に足がかかった状態で、必死の抵抗で右から突き落とそうとしたが、そのまま体を預けられ寄り倒された。

左を差しに行くもくろみは封じられ「さすがに右四つになったが悪かった。左はバンザイになったからね。(相手から見て)右をしっかり固めてきた。やられたね」と、その1点を悔やんだ。その後の流れは「もう1歩、相手が(出るのが)遅かったら、残せたような気がしたけど」と、巻き替えの場面の微妙な勝負どころを振り返った。

前日の千代翔馬に続き、連日の「稽古でも肌を合わせたことがない相手」との対戦。やりにくさを問われると「何回やってもやりにくい相手もいるし、やりにくいことはない」と敗因にはしなかった。ただ、2年も幕内から遠ざかっていたことで、周囲の顔ぶれも変わってきた。「(幕下だった)1年前の大阪を思えば、それは全然違うでしょう」と話していた。

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豊ノ島「明日が初日と思い」黒星先行も切り替え強調

豊ノ島

<大相撲春場所>◇5日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

16場所ぶりに幕内へ戻った、西前頭14枚目の豊ノ島(35=時津風)が連勝はならず、星を2勝3敗とした。

幕下以下時代を含め、全くの初顔合わせとなった東前頭17枚目の千代翔馬(27=九重)と対戦。立ち合いで踏み込み左を差して前に出たが、左に体を開いた千代翔馬の引きに足が思うように運べず、背後を取られた。既に土俵際に追い込まれていて、そのまま送り出された。

久々の幕内だが、場所前に「完全に初顔なのは少ない」と話していた、その数少ない相手とは、稽古でも「1回もやったことがない」という。俊敏な動きと、多彩に技を繰り出すモンゴル出身のくせ者相手に「応援してくれる人から情報をいろいろ、もらってね。変化には気をつけてねとか」と言う。「それが頭の中にギリギリまであった。変化しても右だろう。そうなれば左を差せる。でも左だったら…とか。だからフワッと中途半端に立ってしまった。足の運びも詰まった感じで、1歩の反応が良くない」。特に、考えすぎて立ってしまった立ち合いを「一番よくない相撲。悔いが残る。負けても食いのない相撲ならいいけど」と嘆いた。

5日目を終え2勝3敗。15日の長丁場を、5日間区切りの3クールで星勘定を考えることにしている。3勝2敗の拮抗(きっこう)した星でも、それを序盤、中盤、終盤で繰り返せば9勝6敗と3点の勝ち越しになると。そう考えれば2勝3敗は「負け越しか」となるが、6日目からは中盤戦の「初日」と位置づけ切り替えて臨める。「明日は体が大きい相手(十両大奄美)だけど変化もしないから、しっかり踏み込んで頑張ります。明日が初日と思ってね」と気持ちの切り替えを強調していた。

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