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殊勲賞の大栄翔「横綱に勝って自信になった一番」千秋楽も有終白星

大栄翔(右)は逸ノ城を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

大栄翔が逸ノ城を押し出しで破り、自身4個目の殊勲賞に花を添えた。

9日目に横綱照ノ富士の初日からの連勝を止める金星が評価された。1月の初場所では初優勝を果たした実力者。「本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番だった。これからもそういう相撲を取りたい」と声を弾ませた。

逸ノ城(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)

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三賞 殊勲賞に大栄翔、技能賞は妙義龍 敢闘賞は候補2人が敗れ受賞なし

照ノ富士(右)を寄り切りで破った大栄翔(2021年9月20日撮影)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は26日、大相撲秋場所が開催されている両国国技館で同場所の三賞選考委員会を開き、受賞及び候補力士を決めた。結びの一番までの本割が終わり、三賞が確定した。

殊勲賞は、9日目に全勝の横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に土を付けた西前頭4枚目の大栄翔(27=追手風)が、4回目の受賞を決めた(三賞は5回目)。

敢闘賞は、ともに条件付きで2力士が候補に挙がっていた。千秋楽まで優勝の可能性を残す西前頭10枚目の妙義龍(34=境川)は、初優勝が条件となっていた。優勝するには、本割で関脇明生(26=立浪)に勝ち、照ノ富士が大関正代(29=時津風)に敗れ3敗同士の優勝決定戦に持ち込み、これも制した場合のみだったが、本割で敗れ敢闘賞の受賞はならなかった。もう1人の敢闘賞候補は西前頭6枚目の阿武咲(25=阿武松)で、千秋楽で玉鷲(36=片男波)に勝って11勝目を挙げれば受賞となったが、こちらも敗れ受賞を逃した。

技能賞は、前さばきのうまさなどが評価され、妙義龍が無条件で受賞。これまでの妙義龍の三賞受賞は全て技能賞で、13年夏場所以来、約8年ぶり6回目の受賞となった。

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大栄翔2桁白星で4度目殊勲賞に花添える「全体的に自分の相撲が取れた」

大栄翔(右)は逸ノ城を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目大栄翔(27=追手風)が、小結逸ノ城(28=湊)を押し出しで破って10勝目を挙げ、殊勲賞獲得に花を添えた。巨漢の相手を得意の突き押しで圧倒。初優勝した1月の初場所以来の2桁白星で締め「全体的に自分の相撲が取れた」と今場所を振り返った。

9日目に新横綱の照ノ富士の初日からの連勝を止める金星などが評価されて、自身4度目の殊勲賞を獲得した。「本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番。これからもそういう相撲を取ろうと思います」と声を弾ませた。

逸ノ城(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)

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照ノ富士2場所ぶり5度目V 新横綱の優勝は9人目/秋場所千秋楽写真特集

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が2場所ぶり5度目の優勝を果たした。1差で追走していた3敗の妙義龍が敗れたため、自身の取組を前に優勝が決定。結びの一番は大関正代を下し、13勝2敗で花を添えた。新横綱場所での優勝は1場所15日制が定着した1949年(昭24)夏場所年以降では5人目、優勝制度が制定された1909年(明42)以降では史上9人目の快挙となった。

リモート取材に対応したものの、トラブルで自身の肌が青ざめてしまった一山本

報道陣のリモート取材に対応したものの、トラブルで自身の肌が青ざめてしまった一山本

幕内

魁聖(6勝9敗)寄り切り大奄美(7勝8敗)

☆魁聖「今場所やっと自分の右四つがとれた。(振り返ると)疲れたっすね。全然星が伸びずに。何とか最後に勝って幕内に残れる…のかな」

魁聖(左)は寄り切りで大奄美を破る(撮影・小沢裕)


松鳳山(10勝5敗)上手投げ剣翔(5勝10敗)

剣翔(左)を上手投げで破る松鳳山(撮影・河田真司)


千代大龍(7勝8敗)上手投げ豊山(8勝7敗)

☆豊山「(再入幕で勝ち越し)全部出し切るつもりで土俵に臨んだ。いい結果になって良かった。土俵際のはたきが頭にちらついたが、いい突きだった。去年の3月勝ち越してから幕内で全然自分の思うように相撲が取れなかった。応援してくださる方の期待に応えられなかったのが苦しかった。自分にとっても意味のある勝ち越しになった」

豊山(右)は千代大龍を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


碧山(7勝8敗)押し出し琴恵光(8勝7敗)

碧山(右)を押し出しで破る琴恵光(撮影・河田真司)


千代ノ皇(4勝11敗)寄り切り翔猿(7勝8敗)

★千代ノ皇「思うような相撲がとれなかった。自分のいいところが出せなかった場所でしたね。また来場所、けがを治して頑張ります」

千代ノ皇(後方)を寄り切りで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


隠岐の海(10勝5敗)上手投げ遠藤(11勝4敗)

隠岐の海(左)を上手投げで破る遠藤(撮影・河田真司)


輝(7勝8敗)寄り倒し照強(5勝10敗)

☆輝「最後の1番に勝つ負けるで大きく違う。最後を締めることができてよかった。(6場所連続負け越し)内容はよくても負けている相撲が何番もある。それをどうやってなくしていくか考えないと、ズルズルいってしまう」

輝(左)は照強を寄り倒しで破る(撮影・小沢裕)


宇良(7勝8敗)突き出し一山本(4勝11敗)

☆宇良「(負け越してから3連勝も)トータルなんで。3連勝とか関係ないです。(横綱とも対戦したが)前の番付とか意識してないんで。振り返っても仕方ない部分もある。(十分戦えたが)戦えなかったんじゃないですか」

★一山本「(4勝11敗の成績に)こういう場所もあるのかなと思うしかない。全体的に膝が曲がっていない。途中で膝を痛めた部分もあるけど、経験不足と思ってしっかり受け止めて来場所頑張りたい」

一山本(右)を突き出しで破る宇良(撮影・鈴木正人)


栃ノ心(7勝8敗)寄り切り宝富士(8勝7敗)

☆宝富士「私事ではあるんですが、8月25日に(第3子となる)長女が生まれました。今場所は絶対に勝ち越したいと思っていた。(5人家族で)にぎやかすぎて大変だけど、癒やされるので、家族が多いと。元気をもらっています」

栃ノ心(右)を寄り切りで破る宝富士(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(5勝10敗)上手投げ徳勝龍(4勝11敗)

千代翔馬(手前)に上手投げで敗れる徳勝龍(撮影・河田真司)


玉鷲(6勝9敗)突き出し阿武咲(10勝5敗)

★阿武咲「先に手を伸ばされた。しっかり前に出ようという意識だった。負けたので自分が弱いだけです。(2桁白星について)納得いっていない部分もあるので、切り替えて頑張ります。(来場所に向けて)三役に戻りたいし、それ以上にいきたい。(勝てば敢闘賞だったが)特に意識していない。来場所に切り替えて頑張る」

阿武咲(右)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)


若隆景(9勝6敗)突き落とし千代の国(9勝6敗)

千代の国(右)を突き落としで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


千代丸(8勝7敗)つり出し霧馬山(9勝6敗)

☆霧馬山「しっかりまわしを取って頭をつけた。良かったと思う。(来場所は新三役の可能性)上がりたいです」

千代丸(左)をつり出しで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(8勝7敗)押し出し隆の勝(7勝8敗)

隆の勝(下)を押し出しで破った志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


豊昇龍(5勝8敗2休)巻き落とし英乃海(7勝8敗)

☆英乃海「体調もあまり良くなかったし、精いっぱいできることをやろうと思っていた。腰とか膝とか、下半身が限界にきていた。その中で7番勝てたのが良かった。(豊昇龍とは)合い口がいいですね。感覚的に取りやすい。どこがとかはない」

英乃海は豊昇龍(左)を巻き落としで破る(撮影・小沢裕)


大栄翔(10勝5敗)押し出し逸ノ城(8勝7敗)

☆大栄翔「今場所は全体的に自分の相撲が取れた。(殊勲賞を獲得し)本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番。これからもそういう相撲を取ろうと思います」

逸ノ城(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)


妙義龍(11勝4敗)肩すかし明生(8勝7敗)

妙義龍(左)を肩すかしで破る明生(撮影・河田真司)

明生(右)は妙義龍を肩すかしで破る(撮影・小沢裕)

明生に肩すかしで敗れた妙義龍(左)。後方は優勝した照ノ富士(撮影・鈴木正人)

明生に肩すかしで敗れ、土俵から引き揚げる妙義龍(撮影・河田真司)


御嶽海(9勝6敗)押し出し貴景勝(8勝7敗)

★貴景勝「一生懸命準備してやりました。勝たないとダメ。来場所まで一生懸命稽古したい。(15日間を振り返って)今は何とも言えないけど、また来場所どうしていくか考えていきたい。毎場所何か経験、いいものをつかめていると思うので、それを生かしていきたい」

御嶽海(右)は貴景勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


正代(8勝7敗)寄り切り照ノ富士(13勝2敗)

正代(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(左)を寄り切りで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

幕内優勝を決め、八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を決め、内閣総理大臣杯を手にする横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を決め、賜杯を手にする照ノ富士(撮影・河田真司)

優勝力士インタビューを受ける照ノ富士(撮影・鈴木正人)

幕内土俵入りする妙義龍(撮影・河田真司)

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照ノ富士が新横綱場所V史上9人目 苦しんだ後半戦乗り切り13勝2敗

照ノ富士(2021年9月24日撮影)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が2場所ぶり5度目の優勝を果たした。1差で追走していた3敗の妙義龍が敗れたため、自身の取組を前に優勝が決定。結びの一番は大関正代を下し、13勝2敗で花を添えた。新横綱場所での優勝は1場所15日制が定着した1949年(昭24)夏場所年以降では5人目、優勝制度が制定された1909年(明42)以降では史上9人目の快挙となった。

独走ムードから一転、苦しんだ後半戦を乗り切った。今場所は初日から破竹の8連勝。新横綱の中日勝ち越しは1場所15日制以降では6人目の快挙だったが、9日目には大栄翔に初めての金星を献上。10日目、11日目は連勝したものの1分超の相撲となり、12日目には関脇明生に2敗目を喫した中で立て直した。

自身にとっては日本人となって初めての場所だった。場所前の8月4日に日本国籍の取得が官報で告示され、引退後に親方として協会に残る資格を得た。国籍変更を考え始めたのは、序二段まで番付が転がり落ちていたころだったという。「(前回大関だった)一番いいときはそういうのも考えたこともなかった。若かったもので。その中でどん底に落ちて、落ちたときでも支えてくれた方々と相談した」。決断を後押ししたのは、復活を支えた周囲への感謝。「新たに今、この自分の相撲人生の中で学んできたことをまた次に伝えていけるチャンス」と将来を描いてきた。

両膝のケガや病気に苦しんで大関から序二段まで番付を落としながら、不屈の精神で横綱昇進を射止めた。この日も両膝には厳重にテーピングを施した。明生に敗れた12日目の取組では、土俵下に落ちた際に左膝を気にするそぶりを見せるなど、試練が続いた中での賜杯獲得となった。

幕内優勝は今年3度目で通算5度目となり、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の優勝回数(4度)を超えた。初の年間最多勝獲得もすでに決定。令和初の横綱が、最高位の責任を果たした。

▽照ノ富士の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士) 自分から攻めてまわしを引いて、今場所1番いい相撲に近かった。十分(新横綱の)責任を果たした。取りこぼしもあったけど結果は良かった。来場所もこの調子でいって欲しい。

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新横綱照ノ富士2敗守る 妙義龍が3敗で千秋楽へ/秋場所14日目写真特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館

西前頭10枚目の妙義龍(34)が、大関正代に圧勝でただ1人3敗を守った。 立ち合いで左前みつをつかみ、続けざまに右の前みつも引きつけると一気に前に出て寄り切った。妙義龍の11勝は、14年名古屋場所以来7年ぶりとなる。 2敗の照ノ富士は大関貴景勝を上手投げで下し、新横綱優勝に王手をかけた。千秋楽の相撲に勝てば、優勝が決まる。 1差で追っていた西前頭6枚目の阿武咲、東前頭11枚目の遠藤は敗れ、初優勝の可能性が消滅した。

14日目、幕内土俵入り

幕内土俵入り(撮影・鈴木正人)

幕内

徳勝龍(4勝10敗)はたき込み琴恵光(7勝7敗)

琴恵光(右)をはたき込みで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


碧山(7勝7敗)つき手千代の国(9勝5敗)

☆千代の国「(つき手の決まり手に)あっという感じですね。(2桁王手で)しっかり明日の一番、集中していきたい」

千代の国(左)は碧山のつき手で白星を挙げる(撮影・小沢裕)


一山本(4勝10敗)押し倒し翔猿(6勝8敗)

☆翔猿「(土俵際の際どい勝負も)分かりました。どんどん攻めていこうと思っていたんで、よかったです」

一山本(右)を押し倒しで破る翔猿(撮影・河田真司)

一山本(後方)を押し倒しで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(7勝7敗)寄り切り剣翔(6勝8敗)

剣翔(後方)を寄り切りで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


千代ノ皇(4勝10敗)掛け投げ照強(5勝9敗)

千代ノ皇(奥)を掛け投げで破る照強(撮影・河田真司)

千代ノ皇(左)を掛け投げで破る照強(撮影・鈴木正人)

千代ノ皇(奥)を掛け投げで破る照強(撮影・河田真司)


宇良(6勝8敗)足取り魁聖(5勝9敗)

宇良(左)は足取りで魁聖を破る(撮影・小沢裕)

魁聖(左)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(4勝10敗)上手投げ英乃海(6勝8敗)

★英乃海「上手を取れなかったというか、自分の組み手じゃなかった。差し負けたのが悪かった。残すのが精いっぱいだった」

英乃海(左)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


輝(6勝8敗)突き落とし宝富士(7勝7敗)

☆宝富士「(7勝7敗で千秋楽)拾ったチャンスを生かして、思い切り相撲をとって勝ちたいです」

輝(右)を突き落としで破る宝富士(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝9敗)引き落とし千代丸(8勝6敗)

☆千代丸「流れというか、落ち着いて相手を見て対応しようと思った。今日で勝ち越したい思いがあった。いい意味で緊張感がありました」

玉鷲(左)を引き落としで破る千代丸(撮影・河田真司)


豊山(7勝7敗)押し出し大栄翔(9勝5敗)

☆大栄翔「しっかり前に出れたので良かったと思う。休まずに先に先に攻めた。(千秋楽で2桁懸かるが)思い切って相撲を取りたい」

豊山(左)をのど輪で攻める大栄翔(撮影・河田真司)


栃ノ心(7勝7敗)外掛け霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山「当たって我慢してまわし取って、良かったと思う。きれいに決めて良かった」

栃ノ心(右)を外掛けで破る霧馬山(撮影・河田真司)


豊昇龍(5勝7敗2休)とったり千代大龍(7勝7敗)

千代大龍(手前)をとったりで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

千代大龍(左)をとったりで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


若隆景(8勝6敗)はたき込み隆の勝(7勝7敗)

隆の勝(右)をはたき込みで破る若隆景。行司の木村容堂(撮影・鈴木正人)


遠藤(10勝4敗)突き落とし逸ノ城(8勝6敗)

逸ノ城(右)に突き落としで敗れる遠藤(撮影・鈴木正人)


御嶽海(8勝6敗)下手投げ隠岐の海(10勝4敗)

☆隠岐の海「左差せて良かった。前に出れたので良かったです。最後の一番があるので明日も集中したい」

御嶽海(右)を下手投げで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)


阿武咲(10勝4敗)はたき込み明生(7勝7敗)

明生(左)にはたき込みで敗れる阿武咲(撮影・鈴木正人)


正代(8勝6敗)寄り切り妙義龍(11勝3敗)

正代(右)と立ち合う妙義龍(撮影・河田真司)

正代(左)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

3敗を死守し勝ち名乗りを受ける妙義龍。右は照ノ富士(撮影・小沢裕)

正代を寄り切りで破り、土俵から引き揚げる妙義龍(撮影・河田真司)


貴景勝(8勝6敗)上手投げ照ノ富士(12勝2敗)

貴景勝(右)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

貴景勝(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(右)は貴景勝を上手投げで破る。左奥は妙義龍(撮影・小沢裕)

貴景勝(後方)を上手投げで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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妙義龍が貴景勝を初めて破る 阿武咲が正代撃破/秋場所13日目写真特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

13日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【2敗】照ノ富士

【3敗】阿武咲、妙義龍、遠藤

休場者2ケタに

所属力士がコロナに感染し宮城野部屋力士勢が休場したこともあり今場所の幕内、十両力士の昨日までの休場者は2ケタに達した(撮影・小沢裕)

幕内

輝(6勝7敗)上手投げ栃ノ心(7勝6敗)

☆栃ノ心「脇が空いて中に入られたけど何とか残した。余裕はなかった。必死に残しました。最後はあれ(上手投げ)しかなかった。何とか投げられてよかったです」

栃ノ心(手前)は輝を上手投げで破る(撮影・山崎安昭)


豊山(7勝6敗)上手出し投げ英乃海(6勝7敗)

☆英乃海「今まで1度も負けたことがない相手なんで自信を持っていきました。(6勝7敗で)まだ勝ち越し見えてるんで、狙っていきたいです」

英乃海(上)は豊山を上手出し投げで破る(撮影・山崎安昭)


碧山(7勝6敗)押し出し剣翔(5勝8敗)

碧山(右)は剣翔を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


魁聖(5勝8敗)上手投げ翔猿(5勝8敗)

魁聖(右)は上手投げで翔猿を破る(撮影・小沢裕)


徳勝龍(3勝10敗)小手投げ照強(4勝9敗)

大量の塩をまく照強(撮影・山崎安昭)

照強(上)は徳勝龍を小手投げで破る(撮影・山崎安昭)


志摩ノ海(6勝7敗)寄り切り一山本(4勝9敗)

★一山本「(土俵下に)落ちた時より、残した時に膝が入った。引いたのがよくなかったですね。気持ちよく勝って終われるようにあと2番、しっかり準備して頑張りたい」

志摩ノ海(左)は一山本を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


宇良(5勝8敗)押し出し千代ノ皇(4勝9敗)

宇良(左)は千代ノ皇を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代翔馬(3勝10敗)押し出し琴恵光(7勝6敗)

☆琴恵光「うまく攻め切れたと思います。相手どうこうより、考えすぎず自分の流れで相撲をとろうとだけ思いました」

物言いがつくも行司軍配どおり

琴恵光(左)は千代翔馬を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代大龍(7勝6敗)押し出し大栄翔(8勝5敗)

☆大栄翔「しっかり前に圧力が伝わった。休まず攻められてよかった。(勝ち越しを)今日しっかり決めようと思っていたんでよかったです」

大栄翔(左)は千代大龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


若隆景(7勝6敗)寄り切り千代丸(7勝6敗)

★千代丸「警戒されていたことをされた。下からおっつけて低く攻めることは分かっていたが、止められなかった。受けすぎてしまった」

若隆景(左)は千代丸を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(10勝3敗)はたき込み霧馬山(7勝6敗)

遠藤(左)は霧馬山をはたき込みで破る(撮影・山崎安昭)


千代の国(8勝5敗)押し出し隆の勝(7勝6敗)

☆隆の勝「落ち着いて出れた。(白星先行は)大きい。勝って良かった」

隆の勝は千代の国(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(4勝7敗2休)突き出し玉鷲(5勝8敗)

豊昇龍(左)は玉鷲を押し込む(撮影・山崎安昭)


隠岐の海(9勝4敗)きめ出し逸ノ城(7勝6敗)

隠岐の海(左)は逸ノ城にきめ出しで敗れる(撮影・小沢裕)

逸ノ城(右)は隠岐の海をきめ出しで破る(撮影・山崎安昭)


宝富士(6勝7敗)押し出し明生(6勝7敗)

☆明生「落ち着いて取ることができた。我慢して詰めることができた。毎日その日に集中して自分を信じてやっている」

明生(左)は宝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


妙義龍(10勝3敗)すくい投げ貴景勝(8勝5敗)

妙義龍は貴景勝(手前)をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)

妙義龍は貴景勝(手前)をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)

妙義龍(左)は貴景勝をすくい投げで破る(撮影・山崎安昭)

妙義龍(左)は貴景勝をすくい投げで破る(撮影・山崎安昭)


正代(8勝5敗)寄り切り阿武咲(10勝3敗)

☆阿武咲「中に入られたので良かった。押し込まれたときは焦ったけど、冷静さもあって良かった。(終盤戦で大関戦)やることは変わらないので、しっかり自分の相撲を取りきるだけです。(優勝争いは)今日は今日なので、明日また集中して頑張ります」

阿武咲(右)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

阿武咲(右)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


御嶽海(8勝5敗)寄り切り照ノ富士(11勝2敗)

御嶽海(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(左)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける照ノ富士(撮影・河田真司)

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北の富士氏「恥ずかしい」照ノ富士の独走V予想外れ「13日目に決まると」

北の富士勝昭氏(2019年5月6日撮影)

<大相撲秋場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

NHK大相撲中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は24日、残り3日間となった秋場所の優勝争いについて「13日目に(照ノ富士の)優勝が決まると思っていた。ちょっと恥ずかしいですわ」と、横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)の“独走”予想が外れたことについて言及した。

初日から8連勝を飾った新横綱の照ノ富士は、9日目に大栄翔に敗れて初黒星。10日目、11日目は連勝したものの、前日12日目には新関脇の明生に敗れて2敗目を喫した。

賜杯レースは変わらず2敗の照ノ富士が単独首位だが、4人の3敗勢、4人の4敗勢が追走。混戦模様となっている。

13日目の相手は2度の優勝経験を持つ関脇御嶽海。照ノ富士の5連勝中だが、北の富士氏は「立ち遅れた場合は危ない。1歩踏み込んで立ち合えば、あまり押し込まれることはないと思うんだけどね」と、本来の踏み込みなら波乱はないと予想。一方で11日目に御嶽海が照ノ富士戦に向けて「作戦を考えている」と話していたことについて、NHKの大坂敏久アナウンサーに振られると、北の富士氏は「そう言っただけでしょ」と苦笑い。「でも意外性があるからね、それが怖いんだよね」と話した。

明生(手前)に下手投げで敗れる照ノ富士(2021年9月23日撮影)

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横綱・照ノ富士敗れる波乱 大関・貴景勝かど番脱出!/12日目写真特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は明生に敗れ2敗目。貴景勝は8勝目を挙げて、かど番脱出

幕内

大奄美(5勝7敗)寄り切り千代ノ皇(4勝8敗)

千代ノ皇(左)を寄り切りで破る大奄美(撮影・鈴木正人)


千代の国(8勝4敗)押し出し栃ノ心(6勝6敗)

☆栃ノ心「まわし取って寄り切りたかったけどね。こんな激しい相撲は久々だった。まだまだいけるんじゃないかという感じですね」

栃ノ心(左)は千代の国を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代大龍(7勝5敗)寄り切り琴恵光(6勝6敗)

☆琴恵光「相手の中に入れたのがよかった。自分から攻めて相撲をとれているのが、いい結果につながっている。(残り3日)シンプルに自分から攻める意識を持って土俵に上がりたい」

★千代大龍「(勝ち越しまで)あと一番が長い。いつも千秋楽までいってしまうので」

千代大龍(右)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)


輝(6勝6敗)押し出し妙義龍(9勝3敗)

☆輝「足が止まらずに前に圧力をかけ続けられた。こういう相撲をしっかり取れれば勝ちつながると思う」

輝(左)に押し出しで敗れる妙義龍(撮影・鈴木正人)

3敗目を喫した妙義龍(撮影・小沢裕)


碧山(6勝6敗)寄り切り豊山(7勝5敗)

碧山(右)を寄り切りで破る豊山(撮影・鈴木正人)


剣翔(5勝7敗)寄り切り英乃海(5勝7敗)

英乃海(右)を寄り切りで破る剣翔(撮影・鈴木正人)


徳勝龍(3勝9敗)首投げ翔猿(5勝7敗)

☆翔猿「うまく誘えましたね。対応できてよかった。やっと白星とれたんで、明日からまた頑張ります」

徳勝龍(後方)を首投げで破る翔猿(撮影・鈴木正人)

翔猿(右)は首投げで徳勝龍を破る(撮影・小沢裕)

徳勝龍(右)を首投げで破った翔猿(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(右)を首投げで破った翔猿(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(5勝7敗)押し出し魁聖(4勝8敗)

★魁聖「自分の相撲がとれなかった。負け越したけど残り何とか勝って(幕内に)残れるよう頑張ります」

魁聖(右)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


一山本(4勝8敗)突き出し照強(3勝9敗)

照強(右)を攻める一山本(撮影・鈴木正人)


宇良(4勝8敗)はたき込み千代丸(7勝5敗)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)


若隆景(6勝6敗)押し出し千代翔馬(3勝9敗)

千代翔馬(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


隠岐の海(9勝3敗)上手投げ霧馬山(7勝5敗)

隠岐の海(左)は霧馬山を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝7敗2休)押し出し大栄翔(7勝5敗)

☆大栄翔「まわし取られたら強い相手。自分の相撲を取りきろうと思った。まだまだ実力がないので、毎場所活躍できるようにこれから稽古してやっていきたい。残り3日なので、思い切って自分の相撲を取りきれるように自分の突き押しでいきたい」

大栄翔(左)は豊昇龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(9勝3敗)はたき込み隆の勝(6勝6敗)

遠藤(右)は隆の勝をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


高安(4勝8敗)不戦玉鷲(5勝7敗)

高安の休場で玉鷲の不戦勝(撮影・鈴木正人)

高安の休場により不戦勝となった玉鷲(撮影・小沢裕)


御嶽海(8勝4敗)押し出し阿武咲(9勝3敗)

☆阿武咲「よく前に攻められたと思う。しっかり前に出ようと思っていたので良かったです。(優勝争いは)特に何も考えることはない。1日一番しっかり取り切ることに集中します」

御嶽海(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


正代(8勝4敗)はたき込み逸ノ城(6勝6敗)

正代(左)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

正代(右)は逸ノ城にはたき込みで敗れる(撮影・小沢裕)


宝富士(6勝6敗)押し出し貴景勝(8勝4敗)

宝富士(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)


明生(5勝7敗)下手投げ照ノ富士(10勝2敗)

照ノ富士(左)は明生に下手投げで敗れる。右上は貴景勝(撮影・小沢裕)

明生(手前)に下手投げで敗れる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士に勝った明生は声援を受けながら懸賞を手に花道を引き揚げる(撮影・小沢裕)

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「後輩刺激に」御嶽海5場所連続勝ち越し 母校・東洋大パワーで逆転Vだ

大栄翔(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

関脇御嶽海(28=出羽海)が、母校・東洋大パワーで逆転優勝を狙う。西前頭4枚目大栄翔を押し出しで下し、5場所連続で勝ち越した。優勝争いトップの横綱照ノ富士とは2差。13日目以降には対戦が予定されており、すでに作戦を練っているという。8月開催の東京五輪では東洋大の後輩、競泳の萩野公介らが活躍。負けじと奮闘し、19年秋場所以来3度目の賜杯を目指す。

   ◇   ◇   ◇

ハツラツとした相撲で御嶽海が3敗を守った。立ち合いから大栄翔の突き押しをくらったが一歩も引かず。しつこく下からあてがって応戦し、たまらずに引いた相手を一気に押し出した。待望の勝ち越しも、すでに先を見据える。「目標は2桁。ほっとしていられない」と表情を引き締めた。

後輩に負けじと奮闘する。東京五輪で競泳の萩野や大橋悠依、陸上男子の桐生祥秀ら東洋大の後輩が活躍した。「後輩たちが頑張ってくれて刺激になった」。親交の深い萩野とは連絡も取ったが「言葉はかけていない」とサラリ。その心を問われると「頑張っている人に頑張ってと言うのは失礼。静かに見守るのが先輩。『感動をありがとう』とは言いましたけど」と先輩心をのぞかせた。

その萩野を秋場所観戦に誘っており、12日目以降に来場する可能性があるという。5場所連続で勝ち越し、先輩のメンツを保った。後は賜杯を抱く姿を後輩に見せるだけだ。11日目を終えて、1~3敗勢は8人と混戦模様。2差で追いかける照ノ富士とは13日目以降の対戦が予定されており「作戦は考えている。体も動いているので、その通りにいけばいい。(作戦は)秘密です」と不敵に笑った。

7月の名古屋場所は紫色だった締め込みを、今場所は母校カラーの濃紺色の物を締めている。「(自分と対戦するまで)横綱は負けないでしょ。僕も負けないように白星をつなげるしかない」。母校愛を抱きながら、逆転優勝を信じて土俵に上がる。【佐々木隆史】

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士が10勝目、かど番の貴景勝は7勝目/秋場所11日目写真特集

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士が、単独首位の座を死守した。小結高安を相手に1分超の相撲となったが、再三の出し投げで崩して寄り切り。10勝1敗と星を伸ばした。

照ノ富士を1差で追走していた平幕の2人は、明暗が分かれた。妙義龍は一山本を下して2敗を守ったが、同じく2敗の阿武咲は大関貴景勝に敗れて3敗に後退した。貴景勝は7勝目を挙げて、かど番脱出へ残り1勝とした。

3敗勢では大関正代、関脇御嶽海らが勝ち越しを決めて、首位の照ノ富士を2差で追いかける。

前日10日目に結びで照ノ富士と熱戦を演じた人気業師の宇良は、玉鷲に敗れて4勝7敗となり、勝ち越しに向けて後がない状況となった。


千代丸(6勝5敗)寄り切り若元春(5勝6敗)

千代丸(左)を寄り切りで破る若元春(撮影・河田真司)


徳勝龍(3勝8敗)寄り切り栃ノ心(5勝6敗)

徳勝龍(右)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・河田真司)


遠藤(8勝3敗)寄り切り魁聖(4勝7敗)

遠藤 しっかり体が動いてくれたと思います。しっかり毎日修正できている。しっかり集中してやるだけです。

魁聖 (遠藤が)左から回るとは思わなかった。前は右に回られて負けた。左からとは思わなかった。

魁聖(手前)を攻める遠藤(撮影・鈴木正人)


一山本(3勝8敗)寄り切り妙義龍(9勝2敗)

妙義龍 (相手の一山本がもろ手ではなく頭からきた)初めての対戦だったので、あまりよく分からなかったけど、とりあえず当たろうと。中途半端に当たらずに。足がよく前に出た。流れのある相撲だった。(優勝への意識は)特にないですね。別に。(事前に相手の研究は)だいたいもろ手で当たっているイメージだった。あまり前のめりにならないように、足で相撲を取ろうと思っていた。

一山本(手前)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)


千代大龍(7勝4敗)引き落とし剣翔(4勝7敗)

剣翔(左)を引き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


輝(5勝6敗)突き落とし英乃海(5勝6敗)

英乃海 (もろ手で押されたが)攻められたけど、思い切ってはたきにいった。(残り4日間に向けて)良くても悪くても、勝ちにいけるように頑張りたい。

輝(左)を突き落としで破る英乃海(撮影・河田真司)


碧山(6勝5敗)押し出し千代ノ皇(4勝7敗)

千代ノ皇(右)を押し出しで破る碧山(撮影・鈴木正人)


千代の国(8勝3敗)送り倒し翔猿(4勝7敗)

翔猿(手前)送り倒しで破る千代の国(撮影・河田真司)


隠岐の海(8勝3敗)寄り切り豊山(6勝4敗)

隠岐の海 (立ち合いは)ちょっと待った気味だったけど何とかです。残りもしっかり頑張ります。しっかり欲を出して2桁目指したい。

豊山 (得意ではない四つ身の展開に)立ち合いが合わなかった。それが全て。向こうも待ったと思って、そういう感じだった。自分も体が止まってしまった。そこが悔やまれる。

豊山(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


志摩ノ海(4勝7敗)寄り切り琴恵光(5勝6敗)

琴恵光 最終的に中に入れたので、うまく持っていくことができた。

志摩ノ海(右)を攻める琴恵光(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(3勝8敗)はたき込み照強(3勝8敗)

照強(左)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・河田真司)


玉鷲(4勝7敗)押し出し宇良(4勝7敗)

宇良 (前日10日目の結びから一夜明けた一番だったが)毎日同じ気持ちです。(勝ち越しへ後がない状況になり)巻き返すという気持ちは、初日終わってからずっと巻き返したいと思っていた。(仮に)負け越しが決まっても頑張りたい。何とかここまで戦えているのであと4日頑張りたい。(昨日の一番の反響は)何もなかったですね。

玉鷲(右)と間合いをとる宇良(撮影・河田真司)

宇良(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)


若隆景(5勝6敗)寄り切り霧馬山(7勝4敗)

霧馬山(左)を攻める若隆景(撮影・河田真司)


豊昇龍(3勝6敗2休)押し出し隆の勝(6勝5敗)

隆の勝 自分から自分からという意識で勝てたので良かった。まわしを引かれたら強い相手なので、突き放していこうと距離を取れたので良かった。止まったらつかまる可能性があったので、思い切りいった。

豊昇龍(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)


宝富士(6勝5敗)寄り切り逸ノ城(5勝6敗)

逸ノ城 (3分超える長い相撲に)よく辛抱したと思う。長い相撲になってもしっかり残してやろうと思っていた。我慢したのが良かった。

宝富士(右)と攻め合う逸ノ城(撮影・鈴木正人)


御嶽海(8勝3敗)押し出し大栄翔(6勝5敗)

大栄翔 立ち合いは悪くなかった。もっと攻めないとダメ。悪い相撲が出た。(残り4日間に向けて)しっかり自分の相撲を取れるように頑張りたい。

大栄翔(手前)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


阿武咲(8勝3敗)引き落とし貴景勝(7勝4敗)

貴景勝 しっかり準備してやろうと思った。(阿武咲の足がそろったのが見えたのか)あまり覚えていない。(ここまでの相撲内容は)15日終わってみないと分からない。(残り4日間も)集中して頑張ります。

阿武咲(左)を引き落としで破る貴景勝(撮影・河田真司)


正代(8勝3敗)上手投げ明生(4勝7敗)

明生(左)を上手投げで破る正代(撮影・河田真司)


高安(4勝7敗)寄り切り照ノ富士(10勝1敗)

照ノ富士 じっくり前に出ていこうと思っていた。(新横綱場所で2桁到達)まだ場所が終わっていないので、これからです。1日一番集中して頑張っていきたい。

高安(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

高安(左下)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

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照ノ富士が宇良との大熱戦制す、貴景勝は6勝目/秋場所10日目写真特集

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士が、東前頭6枚目の宇良と1分30秒を超える大熱戦を制して連敗を阻止した。右の差し手をきめにいった横綱に対し、宇良もまわしを与えない体勢で粘る。攻防の末に、最後は左上手を許し、上手投げに屈した。しかし、大健闘に館内は大きな拍手に包まれた。

かど番の大関貴景勝は、新関脇の明生を圧倒して6勝目をあげた。大関正代も前日金星の大栄翔を破り、7勝3敗とした。

照ノ富士を1差で追う2敗は西前頭6枚目の阿武咲と同10枚目の妙義龍、2人となった。

幕内

魁聖(4勝6敗)押し出し一山本(3勝7敗)

一山本 捕まえられると勝てない。横に動こうと思ったが、引っかかってしまったのがうまくいかなかった。自分のとりたい相撲をとらせてもらえない。相手が強いのはもちろんだが、自分の弱さだと思っています。

魁聖(左)は一山本を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


千代丸(6勝4敗)押し出し豊山(6勝4敗)

豊山 昨日が思うような相撲がとれなかったんで、落ち着いていこうと。上半身ばかり力が入っていたんで、いい意味で肩の力が抜けて相撲がとれた。

豊山(手前)に押し出しで敗れる千代丸(撮影・河田真司)


千代ノ皇(4勝6敗)寄り切り剣翔(4勝6敗)

剣翔 今日だけじゃないですけど、相撲をとれていないので、相撲をとれるよう頑張ります。(右足蜂窩=ほうか=織炎は)出る限りは言い訳にならない。やるしかないです。

剣翔(左)を寄り切りで破る千代ノ皇(撮影・河田真司)


千代大龍(6勝4敗)突き出し輝(5勝5敗)

輝(手前)を突き出しで破る千代大龍(撮影・河田真司)

輝を突き出しで破り、左まぶたから流血させる千代大龍(撮影・河田真司)


碧山(5勝5敗)はたき込み徳勝龍(3勝7敗)

碧山(左)は徳勝龍をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


千代の国(7勝3敗)寄り切り英乃海(4勝6敗)

英乃海 我慢勝ちです。いつも相手のペースにのまれて負ける。結果、後手後手になったが、我慢できてよかった。(幕内で0勝2敗だった)千代の国関に勝ててよかった。自信になります。

英乃海(右)は千代の国を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


隠岐の海(7勝3敗)寄り切り妙義龍(8勝2敗)

妙義龍 (今年初場所以来の勝ち越しに)久々です、はい。(残り5日)土俵に上がれば自分らしく、1日1日やっていきます。

妙義龍(右)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(4勝6敗)寄り倒し翔猿(4勝6敗)

栃ノ心(右)は翔猿を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


琴恵光(4勝6敗)押し倒し照強(3勝7敗)

琴恵光(左)は照強を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)

照強(左)を押し倒しで破る琴恵光(撮影・河田真司)


遠藤(7勝3敗)押し出し阿武咲(8勝2敗)

阿武咲 しっかり前に出ようと思いました。(今年初場所以来の勝ち越し)しっかり場所前からやってきたんで、その結果が出てよかった。

阿武咲(奥)に押し出しで敗れる遠藤(撮影・河田真司)


千代翔馬(2勝8敗)送り出し志摩ノ海(4勝6敗)

千代翔馬(右)は志摩ノ海を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝5敗2休)上手投げ霧馬山(7勝3敗)

豊昇龍(右)を上手投げで破る霧馬山(撮影・河田真司)


宝富士(6勝4敗)突き落とし隆の勝(5勝5敗)

宝富士(左)は隆の勝を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


高安(4勝6敗)不戦琴ノ若(3勝7敗)

玉鷲(3勝7敗)押し出し逸ノ城(4勝6敗)

逸ノ城(右)に押し出しで敗れる玉鷲(撮影・河田真司)


御嶽海(7勝3敗)押し出し若隆景(4勝6敗)

若隆景(右)を押し出す御嶽海(撮影・河田真司)


正代(7勝3敗)はたき込み大栄翔(6勝4敗)

正代(右)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


明生(4勝6敗)押し出し貴景勝(6勝4敗)

明生(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)


宇良(4勝6敗)上手投げ照ノ富士(9勝1敗)

宇良(手前)と間合いをとる照ノ富士(撮影・河田真司)

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(手前)に上手投げで敗れる宇良(撮影・河田真司)

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

別角度

万全の体勢で宇良(手前)のまわしをつかんだ照ノ富士は上手投げを打つ(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)は宇良に上手投げを打つ(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

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照ノ富士が「ブリッジ」宇良との大熱戦制し連敗阻止 かど番貴景勝は6勝目

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>10日目◇21日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士が、東前頭6枚目の宇良と1分30秒を超える大熱戦を制して連敗を阻止した。右の差し手をきめにいった横綱に対し、宇良もまわしを与えない体勢で粘る。攻防の末に、最後は左上手を許し、上手投げに屈した。しかし、大健闘に館内は大きな拍手に包まれた。

かど番の大関貴景勝は、新関脇の明生を圧倒して6勝目をあげた。大関正代も前日金星の大栄翔を破り、7勝3敗とした。

照ノ富士を1差で追う2敗は西前頭6枚目の阿武咲と同10枚目の妙義龍、2人となった。

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)
照ノ富士(手前)に上手投げで敗れる宇良(撮影・河田真司)

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【若乃花の目】照ノ富士コンマ何秒の動きが致命傷 “試練”の宇良戦に注目

 

<大相撲秋場所>9日目◇20日◇東京・両国国技館

豊昇龍の豪快な投げ技で今日は評論を…と思っていたら、結びの一番で波乱が起きました。1歩も引かなかった大栄翔の殊勲賞ものの勝利です。照ノ富士の立ち合いも悪くなかった。勝負を分けたのはその後、つかんだ左の下がりをすぐに離さなかったことにあると思います。これで左が欲しいことが大栄翔に伝わり、なおさら左を与えないように距離を取り、流れの中で下からどんどん、おっつけて横綱を押し上げました。その後、右の下がりをとりかけた後、照ノ富士は再び左を取ろうと手を伸ばしたところ、今度は大栄翔の右肘のサポーターに引っ掛かってしまった。すぐに離したけど、この間のコンマ何秒の動きが致命傷になりました。ここまで攻められても曲がっていた膝も、この日は伸びてしまったことも敗因でしょう。

10日目の宇良戦はめちゃくちゃ面白い相撲になると思います。宇良はケガしても何してもいい、と思ってぶつかるでしょう。ケガはしてほしくないけど、それぐらいの気持ちだから、それを踏まえて気合を入れて臨まないと横綱といえども痛い目に遭います。相撲の神様は「苦労してこの山を登りなさい」と試練を与えているようです。

最後に、豪快に投げられた若隆景ですが「負けて覚える相撲かな」。強いて言えば、土俵際でもっと腰を出して、足で相撲を取れれば防げたかもしれません。その対処法は負けたことで分かるもので、私も今の理事長に投げで負けた時に感じたこと。いい勉強になったと思えば意味ある黒星です。(日刊スポーツ評論家)

大栄翔(奥)に寄り切りで敗れ肩を落とす照ノ富士(撮影・野上伸悟)
突っ張りを受ける中、大栄翔の右肘のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)

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照ノ富士ついに土 豊昇龍は豪快な一本背負い幕内4年ぶり/9日目写真特集

<大相撲秋場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士に土がついた。大栄翔の左のど輪にのけぞらされ、もろはずからもろ差しを許して、寄り切られた。大栄翔は3個目の金星を獲得した。

元横綱朝青龍のおい、東前頭筆頭の豊昇龍は豪快な一本背負いで館内をわかせた。若隆景に攻め込まれた土俵際、半身になりながら相手の右腕を引っ張り込み、二丁投げも打ちながら投げ飛ばした。軍配は若隆景も物言い、協議の末に軍配差し違えとなった。幕内では17年初場所で豪風が決めて以来の大技。急性へんとう炎による発熱で3日間休場も、復帰してからは元気いっぱい2連勝とした。

かど番の大関貴景勝は高安に完勝で5勝4敗と、今場所初めて白星を先行させた。大関正代も千代翔馬を押し出し、6勝目をあげた。

幕内土俵入り

大相撲秋場所9日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

横綱照ノ富士土俵入り(撮影・河田真司)

幕内

千代の国(7勝2敗)引き落とし徳勝龍(3勝6敗)

☆千代の国「(土俵際の逆転に)ほめられた内容じゃないですね。しっかり当たって前に出たかったが、押し込まれた。ちょっとギリギリだったかな。(勝ち越し王手も)勝っているのはいいですが…」

引き落としで徳勝龍(手前)を破る千代の国(撮影・野上伸悟)


輝(5勝4敗)押し出し魁聖(3勝6敗)

輝(左)に押し出しで敗れる魁聖(撮影・河田真司)


千代ノ皇(3勝6敗)寄り切り栃ノ心(3勝6敗)

千代ノ皇(右)を寄り切る栃ノ心(撮影・河田真司)


剣翔(4勝5敗)寄り切り琴恵光(3勝6敗)

☆琴恵光「自分から攻めることができた。しっかり足が出ていたことも(白星に)つながった。(幕内100勝目を飾り)次は101勝目、そんな感じです」

剣翔(手前)を寄り切りで破った琴恵光(撮影・野上伸悟)


遠藤(7勝2敗)引っ掛け一山本(3勝6敗)

★一山本「僕が勝手に転んだだけ。上半身だけでいってしまった。弱いから仕方がない。明日からしっかりと切り替えていきたい」

一山本(左)とぶつかり合う遠藤(撮影・野上伸悟)

一山本(手前)を引っ掛けで破る遠藤(撮影・河田真司)


千代丸(6勝3敗)寄り切り英乃海(3勝6敗)

☆千代丸「止まらず攻めきるだけ。四つになったら相手有利なので。動けて相手を見て、落ち着いて勝てているんで調子はいいと思う。早めに勝ち越して、1番でも多く白星を重ねたい」

英乃海(左)を攻める千代丸(撮影・河田真司)

英乃海(奥)を寄り切りで破った千代丸(撮影・野上伸悟)


隠岐の海(7勝2敗)押し出し翔猿(4勝5敗)

☆隠岐の海「よく足が出てよかったと思います。前に攻めて、引いてくれたら一番いいかなと思ってました。しっかりリズムを作って頑張りたい」

翔猿(奥)を押し出しで破った隠岐の海(撮影・野上伸悟)


豊山(5勝4敗)はたき込み照強(3勝6敗)

☆豊山「止強引にいろいろいきすぎたかな。中に入られたくなかったし、まわしを取られたらうるさい相手だから、距離をとりたかった。今日は勝った。それだけですね」

豊山(右)は照強をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

照強(右)をはたき込みで破る豊山(撮影・河田真司)


志摩ノ海(4勝5敗)押し出し碧山(4勝5敗)

☆志摩ノ海「相手は重たいんで、下から下からの攻めがああいう相撲になった。3連敗は相手の流れで負けていた。今日は粘れたんでよかった」

碧山(左)の押しを耐える志摩ノ海(撮影・野上伸悟)

碧山(右)を押し出しで破った志摩ノ海(撮影・野上伸悟)


妙義龍(7勝2敗)押し出し阿武咲(7勝2敗)

☆阿武咲「土俵の上での気持ちの持ちようが大事。しっかり集中できている。(優勝争いの意識は)ない。今日は今日なので。しっかり明日も集中していきたい」

★妙義龍「立ち合い、低く当たったつもりだったけど相手がより低かった。立ち合い負けですね。(2敗目も)まあまあいいんじゃないですか、こんな感じで」

立ち会いでぶつかり合う阿武咲(左)と妙義龍(撮影・野上伸悟)

阿武咲(左)に押し出しで敗れる妙義龍(撮影・河田真司)


宇良(4勝5敗)引き落とし千代大龍(5勝4敗)

☆千代大龍「引いた瞬間にやばいと思ったけど、宇良関が落ちる形になって助かった。宇良関とやるのは怖い。潜ったり、足をとってきたり。苦手です」

★宇良「きれいに決められてしまいましたね。相手の圧力がすごかったですね。もっと自分も体を大きくしないとダメですね」

千代大龍(右)に引き落としで敗れる宇良(撮影・河田真司)


宝富士(5勝4敗)下手投げ琴ノ若(3勝6敗)

宝富士は琴ノ若(手前)を下手投げで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝4敗2休)一本背負い若隆景(4勝5敗)

☆豊昇龍「何より勝ってよかったです。やっぱり、よく集中できていたんで、(勝因は)それかなと思います。自分でもあまりよく分かんなかったですけど、体の反応が良かったと思います」

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)


隆の勝(5勝4敗)寄り切り逸ノ城(3勝6敗)

隆の勝(左)は逸ノ城を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


玉鷲(3勝6敗)押し出し明生(4勝5敗)

玉鷲(右)を突き出しで破る明生(撮影・河田真司)


御嶽海(6勝3敗)送り出し霧馬山(6勝3敗)

御嶽海(手前)を送り出しで破る霧馬山(撮影・河田真司)


高安(3勝6敗)押し出し貴景勝(5勝4敗)

押し出しで高安(右)を破る貴景勝(撮影・野上伸悟)


正代(5勝3敗)押し出し千代翔馬(1勝7敗)

☆正代「(千代翔馬にこれまで5連勝しており)相手も考えてくると想像した結果、見ていきました。いろいろやってくるかなと思って見ていきました。今のところケガもないですし、このままの調子でいけたらなと思います」

正代(左)は千代翔馬を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


大栄翔(6勝3敗)寄り切り照ノ富士(8勝1敗)

☆大栄翔「うれしいです。思い切って押していきました。自分では自信になりますし、これから残っていますし、いい相撲が取れるように頑張ります」

照ノ富士(左)を突っ張る大栄翔(撮影・野上伸悟)

突っ張りを受ける中、大栄翔の右手首のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)

大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)

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大栄翔(右)の攻めに耐える照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇9日目◇20日◇両国国技館

全勝で走ってきた新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に、とうとう土が付いた。今年初場所の覇者で、三役復帰を目指す大栄翔(27=追手風)に、動きを止めた後に下から押し上げられ、体が伸びきったところで二本を差され寄り切られた。

両者、五角の立ち合いから、上手を狙った照ノ富士の左は、大栄翔の下がりをつかむ格好になった。これで動きが止まった。少し後退した大栄翔だが、右のおっつけから徐々に横綱の体を下から起こして反撃。左をハズに当て、差した右はかいなを返しながら寄り立て、最後は膝が伸びきった照ノ富士を力でねじ伏せるように寄り切った。

報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、取組前に「大栄翔は照ノ富士を動かしたいところだろう。流れが止まってしまうと、どうしようもない。早い動き、突っ張りで(攻めたいところ)。立ち合いは当たらせてくれたらいいけど、そうは当たらせてくれないだろう」と読んでいた。予想とは少し外れた展開になったが「大栄翔が中に、うまく入った。こういう馬力のある人は一発があるから怖い」と押し相撲の威力をあらためて感じ入ったように話した。「動きが止まって勝負あった、と思ったけど、その後、中に入ったのが良かった。大栄翔を褒めるべきでしょう」とも続け、照ノ富士については「(止まった後に)押し込んで行けなかった。様子を見すぎたか」と推察し、下がりをつかんだ場面を「下がりを取ってしまった。あれがなければ攻められただろう」と勝負のあやを読み解いていた。

照ノ富士(右)を突き押しで攻める大栄翔。照ノ富士の左手が絡まり大栄翔の右手に巻いていたサポータが外れて宙を舞った(撮影・小沢裕)
大栄翔(奥)に寄り切りで敗れ肩を落とす照ノ富士(撮影・野上伸悟)

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照ノ富士ついに初黒星 「いつもより気合不足してる」師匠の伊勢ケ浜親方

照ノ富士(右)を突き押しで攻める大栄翔。照ノ富士の左手が絡まり大栄翔の右手に巻いていたサポータが外れて宙を舞った(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、ついに初黒星を喫した。

西前頭4枚目大栄翔(27=追手風)を捕まえきることができず、何とか相手のさがりをつかんで勝機を探った。しかし、大栄翔のはず押しとのど輪を受けて上体が起きると、一気に攻め込まれて寄り切られた。

初日からの連勝は8で止まり、初の金星配給となった。新横綱場所での金星配給は、昭和以降では28人目。取材後は今場所初めて、オンライン取材に応じずに会場を後にした。

師匠でもある幕内後半戦の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)は「照ノ富士が前に出なかった。まわしが取れずにさがりを取った。いつもより気合が不足しているような感じがした。大栄翔はよく攻めていた」と評した。

照ノ富士(左)を突っ張る大栄翔(撮影・野上伸悟)
突っ張りを受ける中、大栄翔の右手首のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)
大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)

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照ノ富士(右)を寄り切りで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

<大相撲秋場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の大栄翔(27=追手風)が、横綱照ノ富士から初金星を奪った。横綱に徹底してまわしを与えず、のど輪からはず押し、最後はもろ差しと攻めきって寄り切った。今年初場所で優勝した実力者が、独走状態に待ったをかけ、6勝目を挙げた。元横綱朝青龍のおい、東前頭筆頭の豊昇龍が幕内で4年ぶりの一本背負いを豪快に決めた。

   ◇   ◇   ◇

大栄翔が攻めダルマと化した。「(照ノ富士に)差されたりまわしを取られたら話にならない。自分の押し相撲で向かっていきました」。徹底してまわしに触らせない。腰の位置を低く遠ざけ、強烈な左のど輪で押し込み、もろはずから最後はもろ差しで、負けない横綱を寄り切った。照ノ富士が配給した初の金星。大栄翔は3個目となった。

「どんな相手でも勝ちたい思いは同じだが、気合は入っていました。自分の力を120%出さないと勝てない相手。(照ノ富士から初金星は)本当にうれしいことです」。照ノ富士には過去2勝5敗。最近は3連敗中だった。全く隙を見せない横綱を止める。今場所の気合は特別だった。

今年初場所、思い切りのいい押し相撲で初優勝を飾った。しかし、その後は8勝、最近2場所は連続で負け越しと本来の姿を見失っていた。今場所は吹っ切れたように、本来の押し相撲が戻ってきていた。その流れでの金星。「自信になる相撲です」と言った。

昨年4月から日大大学院(通信制)に通う。場所がない期間、オンラインで意欲的に授業に参加。ゼミもある。「学ぶことで考え方もいろいろ変わってくる。相撲にも何かしら影響していると思う」。今後は修士論文に取り組む。「まあ相撲に関連したことですね。(テーマは)決まったら教えます」とほほえんだ。

1敗力士も消えた優勝争いにも興味を取り戻した。自身も3敗だが「そこまでは」と話しつつ、「三役に早く戻りたい」。大仕事から勢いに乗る。【実藤健一】

大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)
懸賞を手に引き揚げる大栄翔(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)を突き押しで攻める大栄翔。照ノ富士の左手が絡まり大栄翔の右手に巻いていたサポータが外れて宙を舞った(撮影・小沢裕)
突っ張りを受ける中、大栄翔の右手首のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)
懸賞金を手に引き揚げる大栄翔(撮影・野上伸悟)

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照ノ富士ついに横綱初黒星 取組後は今場所初めてオンライン取材に応じず

照ノ富士(左)を突っ張る大栄翔(撮影・野上伸悟)

<大相撲秋場所>9日目◇20日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士に土がついた。大栄翔の左のど輪にのけぞらされ、もろはずからもろ差しを許して、寄り切られた。大栄翔は3個目の金星を獲得した。

   ◇   ◇   ◇

ついに横綱初黒星を喫した。大栄翔を捕まえきることが出来ず、はず押しやのど輪に屈した。連勝は8でストップ。新横綱場所での金星配給は昭和以降では28人目となった。取組後は今場所初めてオンライン取材に応じず。優勝争いは変わらず単独首位も、油断は出来ない。

▽幕内後半戦の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士) 照ノ富士が前に出なかった。いつもより気合が不足している感じがした。大栄翔はよく攻めていた。豊昇龍は(一本背負いを)かけた瞬間に(若隆景の)体が飛んで勝負あり。元気だね。

照ノ富士(右)を突き押しで攻める大栄翔。照ノ富士の左手が絡まり大栄翔の右手に巻いていたサポータが外れて宙を舞った(撮影・小沢裕)
突っ張りを受ける中、大栄翔の右手首のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)
大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)

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大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の大栄翔(27=追手風)が、新横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に初めて黒星をつけた。

立ち合い直後に下がりをつかまれたが、かまわずに右のど輪、右はず押しで攻め、最後はもろ差しで寄り切った。大栄翔の金星は2019年秋場所6日目の鶴竜戦、同年九州場所2日目の白鵬戦以来で通算3個目。

下がりをつかまれた場面については「自分ではちょっと分からないですけど、攻められたのでよかった。休まず攻めてよかったです」と振り返った。今場所はこれで6勝3敗。「自分では自信になりますし、これから残っていますし、いい相撲が取れるように頑張ります」と話していた。

照ノ富士(左)を突っ張る大栄翔(撮影・野上伸悟)
大栄翔(手前)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・野上伸悟)

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