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大相撲力士の脳振とう問題について思うこと

朝玉勢(手前)との立ち合いが不成立となるもフラフラになり立てない湘南乃海(2021年1月19日撮影)

大相撲初場所10日目の幕下取組で、アクシデントが起きた。この事情の裏側と、取材して考えたことを記したい。

<事象> 湘南乃海-朝玉勢戦でのこと。最初の立ち合いは、手つきが不十分だったとみられ、行司が「待った」をかけた。しかし、頭同士がぶつかり合い、湘南乃海がフラフラになって立てなくなった。審判団が協議した後、本人の意思を確認して、取組をやり直し。湘南乃海が勝った。

◇  ◇  ◇

医師の診断は確認できていないが、おそらく脳振とうだったとみられる。この問題について、審判部の親方衆5人に聞いた。

この問題はウェブのアクセス数から判断すると、多くの人の関心事だった。ネットに書き込まれた意見の多くは、あの状態になった力士の取組を続行させたことを問題視するものだ。

「このことは記事にしなくていい。大げさにして欲しくない」と、保守的な考えを示すベテラン親方もいた。ルール作りが後手に回っている現状をネガティブに伝えられたくない気持ちがあったとみられる。だが、この親方も含めて5人とも、力士の健康面を案じ、新たなルール作りに前向きだった。

あの時、現場で審判をしていた親方は苦しい判断を強いられていた。判断の是非はともかく、決して強引に相撲を取らせたわけではない。

審判を務めていた玉ノ井親方(元大関栃東)は、物言いをつける場面ではなかったが、危ないと判断して手を挙げて進行を止めた。審判長を務めていた片男波親方(元関脇玉春日)は、イヤホンを通じてビデオ室とやりとりし、2番後に取り直すことができないかどうか模索した。不戦敗にすべきなのか。勝敗を左右する判断は、今後の番付はもちろん、力士人生にかかわることも考えられる。結局のところ、明確なルールがなかった。そのため、少し休ませた後に本人の意思を確認して取組を行った。健康面と運用面を気にしながらの、難しい判断だった。あの取組の時、審判部室でモニターを見ていた湘南乃海の師匠、高田川親方(元関脇安芸乃島)は、負けでいいから取組をやめてもらいたい旨を口にしていたという。

審判部の一部では、この日のうちに、あのようなケースでは取組を続行させるべきではないと口答で申し合わせた。詳しくは、初場所後に話し合うという。

果たして、取組で脳振とうが起きた時は、どうすればいいのか。「我々は医師ではないから、脳振とうかどうかはその場で判断できない」と指摘する親方もいた。今回のように立ち合い不成立で負傷した場合、医師がいたとしても短時間で診断できるのか。仮に審判長に判断を委ねた場合、公平性が保たれるのか。勝敗が決まった取組で負傷することもある。脳振とうが起きた場合、他競技では一定期間、試合に出場できない規則もある。これを大相撲に導入した場合、極端な例になるが、優勝がかかった千秋楽に突如、出場できなくなるケースもあり得る。

大相撲はスポーツであり、興行であり、神事である。精神修行の場でもあり、純度100%のスポーツではないから、こういった議論は遅れがちになる。ただし、すでにAEDは全部屋への設置が義務付けられ、講習も積極的に行ってきた。2019年7月には、急に倒れて心臓が一時止まった出羽海親方(元幕内小城ノ花)を、弟子がAEDで救った。すべてをないがしろにしてきたわけではない。

個人的には、あいまいさ、おおらかさが適度に残る角界の空気感が好きだ。だが、安全面は優先的に話し合っていいと思う。【佐々木一郎】

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明生3敗対決制し優勝戦線残る「落ち着いていった」

霧馬山(右)を寄り切りで破る明生(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館

東前頭7枚目明生(25=立浪)が霧馬山との3敗対決を制し、優勝戦線に残った。

立ち合い当たるといなして左を差し込んだ。相手の引きに落ちず、一気に寄り切り。危なげない内容に「落ち着いていきました。ついていけたので良かった」と振り返った。昨年秋場所の幕内復帰から3場所連続の勝ち越しに王手。優勝争いにも食らいついていく。

明生(左)は霧馬山を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)
明生(左)は霧馬山を寄り切りで破り勝ち名乗りを受ける(撮影・小沢裕)

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懸賞は通常より増え1400本に/初場所アラカルト

協会あいさつが執り行われる両国国技館(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

大相撲初場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎えた。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言下で、厳重な対策を講じ5000人を上限に観客を入れての興行。本場所直前に約900人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果、力士65人を含む協会員83人が休場する中、幕を開けた。

白鵬(35=宮城野)、鶴竜(35=陸奥)の両横綱も休場で3場所連続で横綱不在。今後、協会員に感染者が出た場合、日本相撲協会は「部屋封鎖」も視野に入れるなど厳戒態勢。綱とりに挑む大関貴景勝に土がつくなど、混沌(混沌)とした場所を象徴する初日となった。

<異例の初場所アラカルト>

▽5部屋の協会員休場 直近で新型コロナ感染及び濃厚接触の可能性が判明した親方や力士らが所属する部屋の協会員の休場を決定。対象部屋は休場者が多い順から、九重(31人)、宮城野(19人)、友綱(18人)、荒汐(14人)、湊(1人)で計83人。

▽チケット売り止め 緊急事態宣言発令前の6日に、入場券販売の売り止めを決定。本来は入場券の在庫がある限り、初日の10日まで販売予定だった。当日券の販売も行わず、入場券の払い戻しにも対応する。

▽観客数 1日あたりの観客数は当初、両国国技館の収容人数の約1万600人の半分にあたる約5300人の予定だったが、緊急事態宣言を受けて5000人に。4人升席は2人で使用し、声援は自粛し拍手を推奨する。

▽ちゃんこ販売中止 会場内2階でちゃんこ販売を予定していたが中止に。これまで同様に、会場内での酒類の販売はなく持ち込みも禁止。

▽懸賞 芝田山広報部長によると、初場所15日間の懸賞申し込み総本数は約1400本。新規は3件で、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下での開催や力士の休場でキャンセルは約100本。先場所の懸賞総本数は1040本だった。芝田山広報部長は「今までは1000本前後だった。非常に多くなっている。ありがたい」と感謝した。

東京都の懸賞旗(撮影・鈴木正人)

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厳戒態勢の初場所初日を終える「世界中に感動を」

大相撲初場所初日の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

大相撲初場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎えた。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言下で、厳重な対策を講じ5000人を上限に観客を入れての興行。本場所直前に約900人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果、力士65人を含む協会員83人が休場する中、幕を開けた。

白鵬(35=宮城野)、鶴竜(35=陸奥)の両横綱も休場で3場所連続で横綱不在。今後、協会員に感染者が出た場合、日本相撲協会は「部屋封鎖」も視野に入れるなど厳戒態勢。綱とりに挑む大関貴景勝に土がつくなど、混沌(こんとん)とした場所を象徴する初日となった。

  ◇   ◇   ◇

その日の十両以上の取組を知らせる会場内の電光掲示板。右端から取組順にしこ名が並ぶ中、左端には休場する関取16人のしこ名がズラリと並んだ。腰痛で休場した鶴竜を除き、15人が新型コロナ感染及び濃厚接触にあたるとして休場を余儀なくされた。十両土俵入りに参加したのは28人中わずか19人。本来なら土俵上に、ずらりと力士が並ぶが、目立ったのは力士同士の間隔の広さ。感染予防対策にソーシャルディスタンス(社会的距離)は大事だが、予期せぬ大きなスペースが、緊急事態を物語っていた。

土俵上の寂しさは否めない。それでも、観客の入りはこれまでの場所と大差なかった。1日あたりの観客数の上限を5000人としての開催。東京は緊急事態宣言下だが、入場可能な午後1時になると多くのファンが会場入りした。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「相撲博物館の館長にあいさつに行った時、博物館の前からずら~って、売店にお客さんが並んでいた。密にならないようにはしないといけない。ただ、こんな中でも来ていただいてありがたいこと」と感謝した。

大勢の休場者を出しながらも開催に踏み切ったからこそ、厳しい対応を視野に入れる。芝田山広報部長は「体調不良者が出れば即刻検査して、万が一、感染者が出たら部屋を封鎖する手だてをして、乗り越えていかないといけない」と説明。すでに協会は、直近で感染者が出た4部屋の全力士の休場を決めるなど徹底した感染対策をとっている。感染がさらに広がれば、無観客や中止の可能性もあるなど柔軟に対応していく。

十両取組途中に行われた協会あいさつでは、八角理事長(元横綱北勝海)が「力士は切磋琢磨(せっさたくま)し、今年初めての場所で力を発揮するよう努力してまいりました。世界中に感動を届けられるよう努力します」と力強く宣言した。新型コロナと隣り合わせの日々が続くが、角界は一丸となって15日間を戦い抜くつもりだ。【佐々木隆史】

▽照ノ富士 いろいろ大変な時期。場所があるか分からない状態で調整していた。無事に15日間終われればと思う。(土俵入りでは)休場力士が多いが仕方ないこと。出場している力士で盛り上げられれば。

▽徳勝龍 出られるだけありがたい。出られない人の分までとかではないが、自分は出られているので、その分しっかりやらないと。

▽豊山 こういう状況下でも見にきてくれる人のためにいい相撲を見せたい。その思いを忘れずやりたい。

大相撲初場所初日の幕内土俵入り(撮影・河田真司)
大相撲初場所初日の休場力士(撮影・河田真司)

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65人休場の初場所が開幕、観客ぞくぞくと会場入り

十両土俵入り(撮影・鈴木正人)

大相撲初場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎えた。本場所直前に協会員に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で力士65人が休場する事態となったが、入場可能となる午後1時になると初場所を心待ちしていた観客がぞくぞくと会場入りした。

午後2時半頃に行われた十両土俵入りでは、新型コロナウイルスの影響により休場した9人を除く、19人が土俵に上がった。東方9人、西方10人と、本来なら土俵上に力士がところ狭しと並ぶが、この日は力士同士の間隔の広さが目立った。物寂しさもあったが、観客からは大きな拍手で迎えられた。

大相撲初場所初日の休場力士(撮影・河田真司)

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コロナ恐怖で引退琴貫鐵は「理屈通らない」広報部長

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が大相撲初場所初日の10日、報道陣の電話取材に応じ、新型コロナウイルスへの恐怖心を理由に引退した佐渡ケ嶽部屋の琴貫鐵について持論を展開した。

琴貫鐵は9日に、自身のSNSで「コロナにおびえながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず引退を決意しました」と発信。新型コロナへの恐怖心を理由に初場所休場を師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に相談したが、協会から休場するには本来提出が必要となる診断書が必要などと説明を受けた結果、引退を決めた。

琴貫鐵の引退から一夜明けて、芝田山広報部長は「会社にもコロナが怖いから出社したくないって言う人もいるだろう。それをみんなが言っていたら仕事にならない。そのために協会は安全対策を取ってきた。それに対応ができないなら本人が出処進退を考えるしかないということ。協会は感染対策をしっかりとしている。こうなったら師匠の手にも負えない。自分はそこまで聞いていないから、部屋の師匠との話とは思うけど、理屈が通らないでしょ、コロナが怖いから休場させてでは」と私見を述べた。

場所直前に協会員に実施したPCR検査の結果、65人の力士が休場する事態となって幕を開けた初場所。今後も協会員から感染者が出る可能性は十分にあり、芝田山広報部長は「体調不良者が出たら即刻検査して万一、感染が出たら部屋を封鎖する手だてをして乗り越えないといけない」と対応策を明かした。また感染対策として「花道のところで付け人が固まってぺらぺらしゃべらないとか。感染対策において、マスクを受け取ったら、袋に入れるとか。(支度部屋の)テッポウ柱も消毒を怠らないと。細部わたって感染強化に努める」などと、これまで以上に徹底する構えを見せた。

琴貫鐵(2020年7月19日撮影)

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張本勲氏 大相撲初場所「やるの?やめた方がいい」

張本勲氏(2020年2月20日撮影)

張本勲氏(80)が10日、今年初めての放送となったTBS系テレビ「サンデーモーニング新春スペシャル」にリモート出演。感染力士多発のコロナ禍の中、今日、初日を迎える大相撲初場所についてコメントした。

「やるの? 本当に? やめた方がいいよ。やる意味がないよね。危ないよ。大相撲じゃなくて小相撲になっちゃうよ。両横綱も欠場してますしね。これからさらに(感染者が)出たらやめるというんなら最初からやめた方がいいよ」と話した。

また新型コロナを理由に引退を表明した序二段の琴貫鐵(22)についてもコメント。

「怖いからね、命に関わるから。自分がかかって自分が亡くなったりひどくなるのは自業自得だから。大事な家族、大事な友人や知人に感染させるから」と理解を示した。さらに「テレビを見ているとちまたに人が出過ぎている。用事があるんだろうけど一人一人が気をつけないと、この国は半分くらいかかっちゃうよ。心配だ」と話していた。

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初場所初日は幕内3番減、十両5番減 編成大忙し

大相撲初場所の土俵祭りに臨む八角理事長(撮影・小沢裕)

異常事態の中で10日初日の大相撲初場所(東京・両国国技館)を迎える。日本相撲協会は9日、協会員878人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果を発表。九重部屋の西前頭13枚目千代翔馬(29)、西十両5枚目千代鳳(28)、幕下以下の力士2人、友綱部屋の幕下以下の力士1人の計5人の感染が判明した。協会は直近で力士らの感染が判明した宮城野部屋、荒汐部屋、湊部屋を含む計5部屋に所属する親方や力士らの初場所全休を決定。新型コロナの影響で、関取15人を含む力士65人が休場となった。

取組編成を担う審判部も休場力士の続出で対応に追われた。PCR検査の結果を待つため1日遅れで初日、2日目の取組編成会議を開いた。感染者と濃厚接触者が大量に判明し、本来は21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となるなど取組数が縮減。10日の取組開始は通常の場所初日より大幅に遅い午前9時50分となった。電話取材に応じた伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は「結構(休場者が)多いので割は難しいけど、つくっていかないといけない」と、緊迫感を漂わせた。大関貴景勝の綱とりについては「そのときの流れ。結果を見てから決める」と慎重に言葉を選んだ。休場力士の番付措置は場所後の27日に行われる番付編成会議で話し合う。

伊勢ケ浜審判長(2020年7月22日撮影)

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親方らで土俵祭り コロナ対策で力士は出席せず

力士不在で行われた大相撲初場所の土俵祭り(撮影・小沢裕)

大相撲初場所(東京・両国国技館)初日前日の9日、両国国技館で土俵祭りが実施され、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方、行司らが15日間の安全を祈願した。新型コロナウイルス対策のため力士は出席しなかった。

先場所で2度目の優勝を果たし、初の綱とりに挑む大関貴景勝は土俵祭り後の優勝額贈呈式に臨み、引き締まった表情を見せた。今場所は緊急事態宣言が発令された厳戒態勢での実施。国技館のJR両国駅側には医療従事者への感謝を示すとともに、徹底した感染対策を行うことをアピールする横断幕が掲げられた。

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試練の初場所、途中での無観客開催や中止も視野に

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

異常事態の中で10日初日の大相撲初場所(東京・両国国技館)を迎える。日本相撲協会は9日、協会員878人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果を発表。

九重部屋の西前頭13枚目千代翔馬(29)、西十両5枚目千代鳳(28)、幕下以下の力士2人、友綱部屋の幕下以下の力士1人の計5人の感染が判明した。協会は直近で力士らの感染が判明した宮城野部屋、荒汐部屋、湊部屋を含む計5部屋に所属する親方や力士らの初場所全休を決定。新型コロナの影響で、関取15人を含む力士65人が休場となった。

    ◇   ◇   ◇

新型コロナの大波に、角界ものみ込まれた。政府からの緊急事態宣言を受けた7日に急きょ、実施が決定した大規模PCR検査で5人の感染が判明。現段階で全員無症状だというが、初場所に及ぼした影響は計り知れなかった。年末から年明けにかけて荒汐部屋で力士ら計12人の集団感染が判明し、4日には幕内格行司の木村元基、5日には横綱白鵬が感染。その後、木村元基と白鵬が所属する部屋の力士らにPCR検査を実施するも全員陰性だった。

しかし、協会は「濃厚接触の可能性がある」として、陽性者が出た5部屋に所属する親方や力士らの初場所全休を決定した。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「各部屋の接触は見られなかった。部屋だけで抑えられたのが良かった。見切り発車をして開催していたら、感染者が場所中に出てクラスターが発生しかねない状況だった。(検査は)いい判断だった」と検査結果を振り返った。

腰痛で休場する横綱鶴竜を含め、初日から16人の関取が休場するのは戦後最多の異常事態。それでも協会は有観客での初場所開催に踏み切った。しかし、協会内では中止も視野に入れていたという。尾車事業部長(元大関琴風)によると、8日に行われた臨時理事会で中止を含めた判断を八角理事長(元横綱北勝海)に委ねていたという。同事業部長は「もっと(感染が)広がっていたら開催中止というのもあり得たと思う」と明かした。

10日からの15日間で、協会員の中から新たに感染者が判明する可能性は十分にある。尾車事業部長は「もちろん理事長の頭の中ではあると思う」と、場所途中での無観客や中止も視野に入れている。しかし、判断基準は設けずに感染状況を注視しながら、専門医の意見を参考に判断する。

新型コロナの影響で65人の力士が休場することになった。土俵上の寂しさは否めない。尾車事業部長は「幸いにも3大関、幕内の上位がみんな元気で出場できる。休んでいる力士の分もどうかいい相撲を見せてもらいたい」と切に願った。試練の初場所が、いよいよ幕を開ける。【佐々木隆史】

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炎鵬ら9人休場で注目は業師の宇良/初日十両取組

宇良(2020年11月21日撮影)

日本相撲協会審判部は9日、東京・両国国技館内で大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。通常、場所前の取組編成会議は初日2日前に行われるが、協会員約900人を対象に8日、新型コロナウイルスのPCR検査を実施。その結果が判明するのを待ったため、9日に延期して開かれた。

そのPCR検査で、感染者や濃厚接触者が大量に判明し休場となったため、十両以上の取組数は大幅に縮減された。本来なら21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となった。コロナ関連以外での関取衆の休場は、持病の腰痛など体調万全で臨めず3月の春場所で進退をかけることになった横綱鶴竜(35=陸奥)だけ。東の横綱白鵬(35=宮城野)は新型コロナウイルス感染のため、3場所連続で初日から両横綱が休場する事態となった。

十両では石浦、千代丸、千代ノ皇、炎鵬、旭秀鵬、若元春、千代鳳、旭大星、千代の海の9人が、いずれも新型コロナウイルス感染か濃厚接触者として休場する。本来、14番あるはずの取組が9番と、寂しい割となったが、その中でも注目は東10枚目の宇良(28=木瀬)。16場所ぶり再十両の先場所は9勝を挙げ、居反りや後ろもたれといった珍手で業師ぶりを発揮した。初日は幕内から陥落した琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)と対戦する。昭和の大横綱、大鵬の孫にあたる西11枚目の王鵬(20=大嶽)は新十両。関取として晴れの初陣は、水戸龍(26=錦戸)と対戦する。初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

竜  虎-東白龍 

勢   -矢  後

白鷹山 -貴源治 

王  鵬-水戸龍 

宇  良-琴勇輝 

常幸龍 -大翔丸 

剣  翔-錦  木

東  龍-英乃海 

松鳳山 -美ノ海 

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取組縮減 綱とり貴景勝は御嶽海と/初日取組

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

日本相撲協会審判部は9日、東京・両国国技館内で大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

通常、場所前の取組編成会議は初日2日前に行われるが、協会員約900人を対象に8日、新型コロナウイルスのPCR検査を実施。その結果が判明するのを待ったため、9日に延期して開かれた。

そのPCR検査で、感染者や濃厚接触者が大量に判明し休場となったため、十両以上の取組数は大幅に縮減された。本来なら21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となった。コロナ関連以外での関取衆の休場は、持病の腰痛など体調万全で臨めず3月の春場所で進退をかけることになった横綱鶴竜(35=陸奥)だけ。東の横綱白鵬(35=宮城野)は新型コロナウイルス感染のため、3場所連続で初日から両横綱が休場する事態となった。

両横綱不在で出場する力士の中で番付上、最高位となる大関の中で、注目されるのが貴景勝(24=常盤山)。先場所、大関初優勝となる2度目の優勝を成し遂げ、今場所は綱とりがかかる。初日は小結御嶽海(28=出羽海)との好カードが組まれた。ともに、かど番となる正代(29=時津風)は東前頭筆頭の北勝富士(28=八角)、朝乃山(26=高砂)は西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)と対戦する。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では若隆景、千代の国、千代大龍、千代翔馬、魁聖の計7人。十両は石浦、千代丸、千代ノ皇、炎鵬、旭秀鵬、若元春、千代鳳、旭大星、千代の海の9人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

佐田の海-大奄美

明瀬山 -琴ノ若 

豊昇龍 -豊  山

天空海 -翠富士 

逸ノ城 -照  強

琴恵光 -碧  山

志摩ノ海-妙義龍 

徳勝龍 -霧馬山 

翔 猿 -輝   

竜  電-明  生

遠  藤-隠岐の海

栃ノ心 -玉  鷲

高  安-阿武咲 

宝富士 -隆の勝 

照ノ富士-豊昇龍 

朝乃山 -大栄翔 

北勝富士-正  代

貴景勝 -御嶽海 

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取組縮減 かど番正代は高安と対戦/2日目取組

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

日本相撲協会審判部は9日、東京・両国国技館内で大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

通常、場所前の取組編成会議は初日2日前に行われるが、協会員約900人を対象に8日、新型コロナウイルスのPCR検査を実施。その結果が判明するのを待ったため、9日に延期して開かれた。

そのPCR検査で、感染者や濃厚接触者が大量に判明し休場となったため、十両以上の取組数は大幅に縮減された。本来なら21番ある幕内は18番に、14番ある十両は9番となった。コロナ関連以外での関取衆の休場は、持病の腰痛など体調万全で臨めず3月の春場所で進退をかけることになった横綱鶴竜(35=陸奥)だけ。東の横綱白鵬(35=宮城野)は新型コロナウイルス感染のため、3場所連続で初日から両横綱が休場する事態となった。

2日目の取組で、綱とりのかかる大関貴景勝(24=常盤山)は西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)と対戦する。ともにかど番の大関正代(29=時津風)は結びの一番で小結高安(30=田子ノ浦)と、朝乃山(26=高砂)は東前頭筆頭の北勝富士(28=八角)の挑戦を受ける。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

明瀬山 -松鳳山 

琴ノ若 -佐田の海

翠富士 -豊  山

豊昇龍 -逸ノ城 

照  強-天空海 

琴恵光 -志摩ノ海

碧  山-徳勝龍 

霧馬山 -妙義龍 

翔  猿-竜  電

輝   -明  生

隠岐の海-栃ノ心 

玉  鷲-遠  藤

御嶽海 -宝富士 

阿武咲 -照ノ富士

隆の勝 -琴勝峰 

大栄翔 -貴景勝 

北勝富士-朝乃山 

正  代-高  安

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御嶽海「ドキドキする」全員PCR検査で心境を吐露

初場所に向けて稽古を行う御嶽海

大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)で関脇から陥落した小結御嶽海(28=出羽海)が8日、都内の部屋で稽古を行った。電話取材に応じ、自身の状態について「始まってみないと分からない」と話すにとどめたが「目標は2桁。8勝じゃ物足りない。2桁を狙っていきます」と意気込んだ。新年最初の場所を、大関とりの起点とする。

新型コロナウイルス禍で東京都を含む1都3県で緊急事態宣言が発令された。初場所開催に向けて角界でも危機感が高まる中、この日は約900人の全協会員がPCR検査を実施。御嶽海も稽古前に検査キットを提出した。「ドキドキしますね。接触はしてないものの、なってたら今までやってきたことが意味ないなっていう」と心境を吐露。初場所も2日後に迫っているだけに、緊張が走る。

年末から年明けにかけて荒汐部屋で集団感染が、5日には横綱白鵬の感染が判明した。角界でも感染者が出ているが「(気持ちの乱れは)一切なく、自分のことだけを考えて」ときっぱり。平常心で場所に臨む。

昨年12月25日に28歳の誕生日を迎えた。「もう気づいたら28。入門して6年、むちゃくちゃ早かったなと思う。本当、ぐずぐずしてられない年になったので。しっかり目標もってやっていきたい」と気持ちを高めた。

初場所に向けて稽古を行う御嶽海

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奇跡のVから1年…徳勝龍、初場所は「若々しく」

2020年初場所、貴景勝を寄り切りで破り涙ぐむ徳勝龍(2020年1月26日撮影)

思い起こせば、ちょうど1年前に奇跡の初優勝があった-。東前頭8枚目の徳勝龍(34=木瀬)が7日、朝稽古後に報道陣の電話取材に応じた。

昨年の初場所。西前頭17枚目の序列最下位の幕尻ながら3日目から破竹の13連勝で、アッと驚く初優勝を成し遂げた。「何かアッという間に1年、って感じですね、早かったです。お客さんの、あの声援を思い出しますね。もう1年、たったのかなって感じです」と懐かしむように話した。

栄光をたたえる優勝額が両国国技館に掲げられている。さらに、もう1枚…の思いは「今でも1枚あるのが照れくさい。笑っちゃうっすね。土俵入りの時に『あっ、ここにあるんや』といつも見て、笑ってしまいそうになる。もう1枚、とかは思わないです」と笑いながら話す。「結構、いい場所にあるなと。すごいメンバーの中に、1人いるのが不思議な感じ」と、あらためて成し遂げたことの大きさを感じ「自分でも出来たなと、やれば出来るんだなと思う」と土俵人生の支えにしている。

3日後に迫った大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)についての準備は「タイプが違う人がいっぱいいるんで良い稽古になります」と順調に進めている。九重部屋と並ぶ最多7人の関取衆、その予備軍とされる幕下力士も6人おり、稽古相手に不自由はない。「歳を感じさせないように若々しく行きたい」と初場所への思いを語った。初優勝後は3場所連続で負け越したが、前頭8枚目前後をキープ。11月場所は勝ち越しで“優勝イヤー”を締めくくり、気分よく新年を迎えた。新年の目標は「しっかり出続けて、連続出場を伸ばすこと」。通算連続出場は現役8位の907回。1年後には大台の1000回を目指す。

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宇良「不安しか」珍手は「来るべき時が来たら出す」

宇良(2020年11月21日撮影)

角界屈指の業師に慢心はない。東十両10枚目の宇良(28=木瀬)が自主練習となった7日の朝稽古後、報道陣の電話取材に応じた。何度も口にしたのは「不安」の2文字。慎重を期して、関取復帰2場所目となる3日後に迫った大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)に臨む。

ここまでの仕上がりは「良くないんじゃないですか」、不満があるかについては「ちょっと不安しかない」、それは膝か? の問い掛けには「全部です」、先場所は9勝を挙げたが「不安は変わらない」、自信より不安? の声には「不安しかない」、幕内を目指す気持ちは「視野に入ってはいない」-。3年半前には前頭4枚目まで番付を上げたが、膝の負傷で休場が続き三段目まで番付を落とした。同じ轍(てつ)は踏むまいという、宇良流の思いが「不安」の2文字や、いっけんネガティブにとらえられがちな言葉に表れた。

ただ、周囲は心配する必要はなさそうだ。ここまで、部屋の関取衆との稽古はもちろん、相撲を取る稽古もしていないが、それはいつものペースだという。16場所ぶりの関取復帰となった先場所、宇良の代名詞ともいえる反り技の「居反り」も繰り出し、後ろもたれという珍手でも白星を挙げた。「(技を)見せる相撲を取りたいという気持ちはないけど、来るべき時が来たら出す感じですね」と話すように、相撲の感性は体が覚えているということだろう。

不安なコロナ禍は「このご時世、いつどこでかかるか分からない。誰が悪いとか、そういうことではないと思う」と、こればかりは希代の業師でもコントロールできない。そんな気の抜けない中でも、年末年始のつかの間の休息は、時間があるときは自己啓発本を読み、「砂糖しょうゆがいちばん好き」という切り餅をほおばりながら過ごした。「膝の安定感を増していくこと。ほとんど今は、そればかりに集中してやっています」。現状の課題もしっかり見据えながら、戦いの場に身を委ねる。

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かど番正代、負傷左足首は「不安ないわけではない」

塩をまく正代(2020年11月9日撮影)

大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)を初のかど番で迎える大関正代(29=時津風)が7日、都内の部屋で場所前最後の稽古を行った。報道陣の電話取材に応じ、「今日はいつも通りに基礎をやってから幕下と取りました。立ち合いだったり、出足だったり、その辺の確認みたいな感じ」と話した。

今年の稽古始めとなった2日から、毎日相撲を取る稽古を行ってきたという。昨年11月場所で負傷した左足首の状態については「不安がないわけではない。なるべく下がらないようにしたいと思う。なるべく前に出る相撲ができたらなと思う」と、下がった時に多少の恐怖心があるという。それでも「相撲は問題なく取れる。その日できることをやるだけ」と1日一番に集中する。

大関2場所目で自身初のかど番だが、焦りや緊張はない。「あまり考えて取れるタイプではない。自分の相撲を取りきることだけに集中できたら、それなりの相撲にはなるんじゃないかなと思います」と話した。

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大相撲初場所へ親方衆や力士ら全員にPCR検査実施

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が7日、一部を除いた親方衆や力士ら約900人の協会員に対して、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を実施することを明かした。電話取材に応じた芝田山広報部長は、この日の執行部による定例会議で決定したと説明。10日に初場所(東京・両国国技館)初日を控えており「相撲を支えて頂いている方々への信用と信頼をかねて、みんなで受けることになった」と検査理由を話した。

昨年の11月場所以降、角界で感染の渦が拡大している。同年12月に立浪部屋で力士11人の集団感染が判明し、年末から年明けにかけて荒汐部屋で力士ら12人の集団感染が判明。さらに4日には幕内格行司の木村元基が、5日には横綱白鵬の感染も判明した。今回の検査は、直近で部屋関係者全員の検査を行った荒汐部屋、湊部屋、宮城野部屋以外の部屋を対象に行われる。

大規模検査により異例事態も発生する。検査キットは各部屋に配布しており「明日、全部集めて検査に回す。取組編成会議は検査結果が出た後に決める」と説明。取組編成会議は本来、本場所初日の2日前に行われる。よって、初場所の同会議は8日に行われる予定だった。しかし、全ての検査結果が判明するのに丸1日要するといい「明後日にずれ込むのではないか」と、初場所初日前日の土俵祭りも行われる9日に行われる予定となった。

現時点で初場所は、1日5000人までの観客を入れて開催する方針となっている。芝田山広報部長は「協会員もお客様も、みんなが安心、安全で初日を迎えられるのが1番」と話した。緊急事態宣言が再発令される中での開催に向けて、大規模検査で安心、安全を確かめて、世間にアピールする。

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新十両・王鵬「戦えると思う」申し合い40番手応え

大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)の初日まで1週間を切った4日、晴れて関取として初めて臨む西十両11枚目の新十両・王鵬(20=大嶽)が、朝稽古後に報道陣の電話取材に応じた。

年末は12月30日に稽古を納め、新年は前日3日が稽古始め。この日から申し合いを始めるなど稽古を本格化させた。申し合いは「自分1人で、ひといきで回して」と40番ほど。ここまでは「ありがたいことにケガもなく体調を崩すこともなく、調子よくわりといい感じで出来ている。(仕上がりは)まだまだですけど全然、順調です」と現状の手応えを口にし関取初陣の場所にも「このまま普通に行けたら戦えると思う」と話した。

体調面も、先場所後の175キロから微増をキープ。「前より動けるぐらいの感じで体重は増えているのでいいと思う」と動きに問題はないようだ。1時間の昼寝、8時間あまりの就寝時間も維持している。

付け人もした、埼玉栄高の先輩で綱とりを目指す大関貴景勝からもエールを送られている。「気にしていただいてありがたいし気合が入る。自分も『頑張れ』と言われて『気合が入りました』と言われるような人になりたい」と言う。

母方の祖父で昭和の大横綱大鵬の墓前には、番付発表のあった昨年12月24日に足を運び報告した。報告内容については多くを語らなかったが、初場所の目標は「15日間、しっかり自分の相撲を、『王鵬、いい相撲を取るな』と思われる相撲を取りたい」。その言葉が祖父に送った思いなのかもしれない。王鵬らしい…については「破壊力のある、伸びのある突き相撲。勝っても負けても自分のいいところを、どんどん見せたい」と貪欲さを前面にアピールする。緊急事態宣言が出されるかもしれない状況だが「準備は万端なので、そのままやるだけ。もし(場所が中止で)なくても、そのまま集中力を切らさず、次やるときにまた集中して出来るように」。デビュー前に関取の自覚は十分だ。

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かど番の朝乃山が稽古始め、RIZINに“感化”

朝乃山(2020年11月9日撮影)

大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)を、初のかど番で在位4場所目を迎える大関朝乃山(26=高砂)が3日、新年の稽古始めで汗を流した。

7時から稽古を始め、基礎運動で体をほぐし、幕下力士と20番取った。年末は12月29日に稽古を納め、30日こそ休んだものの、大みそかの31日、年が明けての元日、そして前日2日と3日連続で稽古場に下り四股、すり足、てっぽうなどで体を動かしていた。年末年始は例年、故郷の富山に帰省していたが、コロナ禍の折、今年はそれもかなわず。その分は“本業”に集中して時間を過ごした。

電話取材に応じた朝乃山は、昨年の11月場所を序盤で途中休場した右肩の痛みについて「大丈夫です。あとは本場所で痛みが出ないように稽古したい」と不安材料は払拭(ふっしょく)されたようだ。新年の目標は、昨年末の「来年の目標」を聞かれた時と同様の答え。「大関の1つ上を目指したい。そこを目指すには大関で優勝しないとその話は出てこない。そこが一番だと思います」と話した。

外出もままならないコロナ禍で、何かと精神的安定を維持するのが難しい状況が続く。それをコントロールするすべも、メリハリをつけることで徐々に身に着けてきたようだ。帰省は出来なかったが「寂しさとか窮屈というのはなかった。正月番組とか気にしていた格闘技(RIZIN26大会)も付け人と一緒に見たりして過ごすのは、すごい楽しかったしリフレッシュにもなった」と振り返る。RIZINを見終わり「何というか興奮して自分も頑張ろうという気持ちになれた」と、すっかり“感化”されたようだ。

かど番で迎える初場所の初日まで、ちょうど残り1週間。「かど番という、崖っぷちに追い込まれているけど、変に意識したくないし、出場するからには勝ち越しじゃなく優勝を目指して頑張りたい」言葉の端々に、気合を込めて話していた。

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