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照ノ富士が秋場所に向け始動「やれることやるだけ」

1つ10キロのダンベルを扱い汗を流す照ノ富士

大相撲7月場所で5年ぶり2度目の優勝を果たした大関経験者の前頭照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が10日、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)に向けて本格的に始動した。

7月場所の千秋楽後、初めて都内の部屋でまわしを締めて稽古を行った。四股やすり足などの基礎運動に加えて、1つ10キロのダンベルを使って体を動かした。大相撲史に残る復活劇を成し遂げて1週間。「いろいろな方々に祝福していただき、改めて(優勝を)実感しています。番付が落ちているときも変わらず応援してくれた方たちからのお祝いの連絡がうれしかったです」と感謝した。

6日には母校の鳥取城北高を表敬訪問し、石浦外喜義校長らに優勝を報告した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で高校相撲でも大会が軒並み中止となったが、その中で後輩たちを勇気づける活躍を見せた。「後輩たちに、インターハイなど大会の機会がなくなってしまったけど、腐らずに毎日の努力がすごく大事だと思うので『頑張ってほしい』と伝えました。いま伊勢ケ浜部屋に鳥取城北から(入門した力士)は自分だけなので、励みにもなるし、教えてもいけるので『今の状況が落ち着いたらぜひ部屋に来てください』と伝えました」とエールを送った。

すでに約1カ月後に迫っている秋場所は、上位総当たりとなる見通しだ。序二段からはい上がった28歳は「特別誰というのはありません。当たる相手は誰でも関係なくやれることをやるだけなので」と淡々としていた。

引退を引き留めた師匠の伊勢ケ浜親方から優勝旗を受けとる照ノ富士(2020年8月1日)

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照ノ富士が母校の鳥取城北高に凱旋「懐かしく思う」

大相撲7月場所で2015年夏場所以来、30場所ぶり2度目の優勝を飾った元大関で平幕の照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が6日、母校の鳥取城北高(鳥取市)を表敬訪問し、石浦外喜義校長(59)らに優勝を報告した。喜びを共有し「鳥取は日本の故郷。懐かしく思う」とかみしめた。

モンゴルから鳥取城北高に10年に相撲留学し、インターハイでの団体優勝に導くなど活躍。角界入り後は大関に上り詰めたが、両膝の負傷や内臓疾患で序二段まで転落。それでも諦めず土俵に上がり続け、再入幕した7月場所での優勝劇に母校は喜びに沸いた。

復活に「支えてくれた人たちのおかげ。いいときも悪いときもついてきてくれた人たちがいたから、恩返しをしたいと思った」と感謝の言葉を述べた。報道陣から大関復帰について聞かれると「あまり期待しないでほしい」と笑いを誘った。(共同)

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阿炎とキャバクラ行った力士が進退伺 協会6日審議

大相撲7月場所8日目 阿炎の休場を知らせる電光板(2020年7月26日)   

大相撲7月場所中に平幕の阿炎とともにキャバクラに行っていたことが発覚した幕下以下の力士が、師匠を通じて日本相撲協会に進退伺を申し出ていたことが3日、関係者への取材で分かった。

同関係者によると、師匠と当該力士間で進退について話し合い、協会にゆだねることにしたという。キャバクラ通いについてはすでにコンプライアンス委員会に報告済みで、6日の理事会で審議される予定になっている。

7月場所中は不要不急の外出自粛の通達がありながら、当該力士は阿炎とキャバクラに行った。発覚当初、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「場所後の理事会で議題に挙がる事案。幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として報告されるのは間違いない」と明言。同じ違反でも関取の阿炎の方が罪が重いとの見解を示した一方、当該力士は休場中だったにもかかわらず外出の違反をしたため、協会内では厳罰を求める声が上がっていた。師匠も責任を強く感じているが、当該力士は将来有望な関取経験者ということから、引退届ではなく進退伺を申し立てたという。

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照ノ富士「やりましたね、と思った」V一夜明け会見

幕尻優勝を果たし、八角理事長(右)から賜杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司) 

大相撲7月場所で復活優勝を果たした東前頭17枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が3日、オンラインで行われた一夜明け会見に出席した。序二段から史上初の再入幕を果たした照ノ富士は、新大関の朝乃山や関脇御嶽海を破るなどして自身2度目の優勝を達成。一時は横綱候補とも呼ばれながらも、両膝の負傷や内臓疾患などにより番付を序二段まで落とした大関経験者が、劇的優勝を果たした。

主な一問一答は以下の通り。

-昨日はどんな夜を過ごしたか

照ノ富士 もう普通にいつも通りに。ちょっと疲れたので寝ました。

-幕内の15日間はどうだったか

照ノ富士 15日間というのはいつも疲れるので。

-あらためて優勝の瞬間は。復活という気持ちはあったか

照ノ富士 自分の中ではそんなに。ちょっとずつ元の体に戻りつつあるので、それがいい結果につながってよかったなと思います。

-御嶽海を寄り切った瞬間は

照ノ富士 素直にうれしかったです。

-ここまで来ると思っていたか

照ノ富士 正直そこまで勝つとは思わなかった。10番勝てば三賞狙えるとかは考えた。1日一番勝っていけばと思った。

-優勝を意識した瞬間は

照ノ富士 特にないですね。その日の一番に勝てば結果は後からついてくると思って信じてやってきました。

-優勝した実感がわいたのはどのあたりか

照ノ富士 (御嶽海に)勝って決まって、そこからじゃないですか。

-師匠から優勝旗を受け取った時の気持ちは

照ノ富士 やりましたね、と思いました。

-頑張ったということか

照ノ富士 そうじゃなくて。自分の頑張りもあるけど、親方から始まって周りの人の支えがあったから。それがこういう結果になってますから。

-師匠から声は

照ノ富士 おめでとう、と(部屋に)帰ってきて言われて、抱き合った。

-以前の優勝の時も抱き合った。その時と比べて

照ノ富士 そうですね、もう全然違う。

-前回の優勝の時との違いは

照ノ富士 以前はイケイケの時の優勝だった。俺ができなければ誰ができるんだっていうぐらい。今はそういう考えが全くないというか。1日ずつ自分のことを精いっぱいやってれば、いい結果につながると思いながら毎日過ごしてた。

-部屋の祝福は

照ノ富士 みんな喜んでた。若い衆とかとシャンパンとか買ってきて。

-観客の拍手はどう感じたか

照ノ富士 自分は逆にどっちでもいいっていうか、土俵に上がったらお客さんいてもいなくても全力を出す。(国技館に)来られなくても、テレビの前で見てくれると思ってましたから。

-膝の状態は

照ノ富士 伸びなくなってました。表彰式の時に土俵上がったり下りたりするのはきつかった。

-その状態で上位と対戦してたのか

照ノ富士 そこまでいっちゃったらやるしかないので。

-かなり辛い状況だったか

照ノ富士 辛いのなれてるというか。

-場所前に「上位の力士と対戦は厳しい」と言っていたが上位を破った

照ノ富士 やっぱり前半から勝ってたから、その勢いがあったと思う。今の自分じゃ絶対に勝てないというのが分かってたから。勢いに乗ったから勝っただけで、もうちょっと鍛えないと来場所厳しいかなというのはあります。

-あらためて優勝できた1番の要因は

照ノ富士 自分を信じてやってきたことをやるだけという。それだけですね。

-次の秋場所がすぐ目の前にきている

照ノ富士 そうなんですよね。とりあえずは明後日からもう1回体を鍛えなおそうと思って。やれることを全力出していこうと思っています。

-休みはなく稽古に入るのか

照ノ富士 そうですね。水曜日から汗を流そうと思っている。それは場所前から決めてたことなので。

-筋肉を落としたくないのか

照ノ富士 1週間の休みとかは自分の中では長いと思っているので。1週間やって1日休んで、1週間やって1日休んでっていうのは自分の体のためというか。

-今の楽しみは?

照ノ富士 今観ている映画を終わらせることじゃないですか。

-何を観ているのか

照ノ富士 ちょっと面白い映画見つけた。「The 100」って書いてあるやつ。終わらせないと眠れないので。

-場所中も観ていたか

照ノ富士 場所前から見てました

-寝不足になったことは

照ノ富士 それは特にないですね。

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場所後の行動は「師匠の許可取って」各部屋へ通達へ

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所千秋楽の2日、報道陣の電話取材に応じて、場所後の行動制限についての新たなガイドラインを各部屋に通達することを明かした。

「本日中には部屋の方に通達。協会員の手に渡ることになる。制限はいろいろあるが、師匠の許可を取って行動することになっている。『誰と、いつ、どこに行く』のかを師匠に報告する」などと説明した。

日本相撲協会は、場所前や場所中は原則的に外出禁止とし、不要不急の外出を自粛するように通達してきた。その状況下で平幕の阿炎と幕下以下の力士1人によるキャバクラ通いが発覚、田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が飲食店で泥酔している様子の写真がネット上で拡散するなどの問題が起こった。芝田山広報部長は「師匠の許可を取って行動する。協会員には行動確認表も渡す。出かけた後に行動を確認できるように。どういう行動をしたかを記録する」と、条件付きでの外出を許可する方針を示した。

また会食について「外で食事はダメではない。だけど接待を伴う店は自粛して下さい。阿炎がそういう行動を取ったけど、そういう所は感染者が多いということ」と説明した。場所後の帰省についても「相手方も安心するために検査をしてから行って下さいとのこと。ルールを守れば外出してもいい」と師匠の許可があり、体調、検査結果などに異常がなければ可能だという。

一方で出稽古については、引き続き禁止のままだという。解禁の時期については「番付発表後に考える」と秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付発表が行われる8月31日以降に決めるという。また行動制限に関する新たなガイドラインも「場所後2週間の取り決め。2週間たったら、また2週間の指針がある」と改正する方針。7月場所終了の2週間後に、全力士に新型コロナウイルスの抗体検査を受けさせることも明かした。

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Vかけ照ノ富士は御嶽海、朝乃山は正代と 千秋楽

正代に敗れたが、朝乃山も敗れたため2敗で単独トップを守った照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲7月場所>◇14日目◇1日◇東京・両国国技館

日本相撲協会の審判部は大相撲7月場所14日目の1日、打ち出し後に翌日の千秋楽の取組編成会議を行った。2敗目を喫するも単独トップのままとなった平幕の照ノ富士は3敗の関脇御嶽海と、3敗に後退した新大関の朝乃山は同じ3敗の関脇正代との対戦が組まれた。

照ノ富士(2敗)-御嶽海(3敗)

正代(3敗)-朝乃山(3敗)

照ノ富士は勝てば優勝。御嶽海が勝つと、照ノ富士、御嶽海、正代-朝乃山戦の勝者、による優勝決定ともえ戦になる。

◆優勝争いの行方 千秋楽で照ノ富士が御嶽海に勝てば、その時点で照ノ富士の優勝が決まる。御嶽海が勝った場合は、照ノ富士、御嶽海、朝乃山-正代の勝者によるともえ戦(3人での優勝決定戦)となる。実現すれば幕内では94年春場所の曙、貴ノ浪、貴闘力以来7度目で、当時は曙が制した。

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芝田山広報部長「娘の職場で陽性者」入間川親方陰性

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が大相撲7月場所(東京・両国国技館)13日目の31日、報道陣の電話取材に応じた。

都内の新型コロナウイルス感染者が400人を超えたことを受けて「本日、プロジェクト会議を開き、千秋楽までの最終確認を行った。各部門の代表者には『2週間遅れで始まっている。秋場所まで時間がないので場所後もより感染予防を引き締めてやってもらいたい』と伝えた」と話した。

また入間川親方(元関脇栃司)が、新型コロナウイルスの抗原検査を受けたことも明かした。検査理由は「娘さんの職場で陽性者が出たので」と説明し、同親方の検査結果は陰性。「親方の中には子供が学校に行っている親方もいる。みんな気を付けているし、何かあれば検査を受ける」と警戒を強めた。

横綱白鵬が休場したことにより、優勝争いは1敗の朝乃山と照ノ富士が中心となった。この日は朝乃山-照ノ富士の一番が組まれていて「朝乃山の精神状態だよね。単純に相撲の力だけじゃない。昨日もそうだけど左上手が深いんだよな。照ノ富士に右から起こされるよ」と予想した。

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厳重注意の田子ノ浦親方、明日にも職務復帰

田子ノ浦親方(19年1月撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が大相撲7月場所11日目の29日、田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)を30日にも職務復帰させることを明かした。田子ノ浦親方は居酒屋風の店内で眠っている写真がネット上で拡散され、27日に鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)から厳重注意を受けていた。

同広報部長は、田子ノ浦親方が新型コロナウイルスの抗原検査で2日連続陰性だったことも明かし「今日のところは部屋で(隔離する)。(職務復帰は)何もなければする。明日以降ということ。ああいう写真が確認されたのは問題というだけで、夜の接待を伴うお店ではない写真だった。それに関しては問題ないので」と説明した。

場所後の理事会で審議の対象となるかは「私の方では分からない」と、現時点では不明とした。一方で「ただ部屋持ちの師匠ですからね。問題視されるのは。しっかり弟子を管理するのが師匠の責任だから」と、一師匠として自覚を持つよう求めた。

協会は場所前に新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを作成し、力士や親方ら協会員は基本的に外出禁止で、不要不急の外出をしないよう定めていた。

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大相撲7月場所後の優勝パレードや横審は中止

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所11日目の29日、場所後の優勝パレードなどを中止することを明かした。「人が集まってしまう」と“密”を避ける。

各部屋の千秋楽パーティーは「お客さんを呼ぶのは自粛」。横綱審議委員会(横審)による定例会も行われない。「NHKインタビューはこれから煮詰める。国歌斉唱は楽団の方は来ない。CDというか曲入りの録音を流す。斉唱中はお客さんは心の中で歌ってもらって。飛沫防止のため」と説明した。

場所後の理事会や番付編成会議は通常通り行われるが、相撲教習所は開かれない。同広報部長は「秋場所終わって10月くらいから始められれば。今場所、若い衆は電車に乗って国技館に通っている。公共交通機関がそれでいいと思われるのかどうか。場所後の管理に関しても話し合っていく。秋場所もすぐ来るからね。ずーっと辛抱しているのも…。いい形でしてあげたい。ただ感染者も増えているし無症状は怖い。8月はお盆もあるし。今年は里帰りはできないね。ご先祖様では東京の空を見上げてお祈りしてもらうしかない」と話した。

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田子ノ浦親方を注意 不要不急の外出か 検査は陰性

田子ノ浦親方(19年1月撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所10日目の28日、報道陣の電話取材に応じ、不要不急の外出をしたとみられる田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が新型コロナウイルスの抗原検査を受けて陰性だったことを明かした。

田子ノ浦親方は不要不急の外出の末に泥酔したとし、その写真がネットなどに流れて問題視されている。同広報部長は「私はネットも写真も見てないが、そういうことがあって検査を受けたのは分かっている」と説明。田子ノ浦親方が協会執行部から呼び出されて注意を受けたかについては「詳しいことは聞いてないけど、報告があればお伝えします」とした。外出した時期については「本人が場所中かどうか分からないと言っている」と不明とした。

相撲協会は7月場所開催にあたり、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを作成。親方や力士ら協会員は基本的には外出禁止で、不要不急の外出をしないように定められている。芝田山広報部長は、田子ノ浦親方の会食事情について「接待を伴うような場所ではない」と説明。しかし「泥酔はまずい。部屋持ちの師匠だから、その辺は協会一丸でやっているんだから気をつけてもらわないと困る。浅はかな行動を取って欲しくない。自覚のなさというか。たくさんの中で1人、2人がこういう行動を取ると大きな問題になる」と話した。

最近では東前頭5枚目阿炎と幕下以下の力士1人が、場所前から複数回キャバクラに行っていたことが明らかになったばかり。阿炎は25日の7日目から休場しており、再出場はない見通し。田子ノ浦親方の会食時期などは現段階では不明だが、協会が一丸となって本場所開催に向けて感染防止策を徹底している中で、またしても自覚ない行動が発覚してしまった。

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阿炎は今場所再出場させず「情状酌量の余地はない」

阿炎(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所(東京・両国国技館)8日目の26日、知人と会食に行くなどして7日目から休場となった東前頭5枚目の阿炎について、「今の状況では師匠は『今場所は出場させない』ということです」と、再出場させないことを明かした。

また、阿炎が接待を伴う会食場所に足を運んだのは場所前と場所中の2回だったことも判明した。同広報部長は「場所前もそうだけど、場所中はまずいということで即、昨日の措置(休場)になった。情状酌量の余地はない。相撲で接触させられないでしょう」と切り捨てた。

会食の詳細について同広報部長は「会食と言われるけど接待を伴う店に行った。不特定多数を接待することによって感染することがあるということ。小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのか分からないが、夜の店」と説明している。

阿炎は25日に37度6分の熱があったといい、抗原検査を受けた結果は陰性だったという。現在は隔離して様子をみているといい「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」とここまでに阿炎と取組を行った力士や同部屋の力士らは出場を続けるとした。阿炎にPCR検査を受けさせる予定はないという。

また「夜の店」には、幕下以下の力士が1人同席していたといい、25日に37度以上の発熱があったことも明かした。当該力士の抗原検査の結果は陰性で「(阿炎と)同じ部屋ではない。同部屋の力士らは阿炎と同じように大丈夫という判断です」と説明した。

阿炎の休場については、7日目の午後2時ごろに阿炎が知人らと会食に行ったことを知った師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が、急きょ決断した。その後、同親方はNHKの大相撲中継に解説者として出演。「こういう時期に軽はずみの行動をしてしまった。(休場は)自業自得。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催することになったのに最低のことです」などと厳しい言葉を並べていた。

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休場の阿炎、会食は「接待を伴う夜の店」芝田山親方

阿炎(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所(東京・両国国技館)8日目の26日、知人と会食に行くなどして7日目から休場となった東前頭5枚目の阿炎について、会食場所が接待を伴う店であることを明かした。

同広報部長は「会食と言われるけど接待を伴う店に行った。不特定多数を接待することによって感染することがあるということ。小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのか分からないが、夜の店」と説明した。

阿炎は25日に37度6分の熱があったといい、抗原検査を受けた結果は陰性だったという。現在は隔離して様子をみているといい「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」とここまでに阿炎と取組を行った力士や同部屋の力士らは出場を続けるとした。

また「夜の店」には、幕下以下の力士が1人同席していたといい、25日に37度以上の発熱があったことも明かした。当該力士の抗原検査の結果は陰性で「(阿炎と)同じ部屋ではない。同部屋の力士らは阿炎と同じように大丈夫という判断です」と説明した。

阿炎の休場については、7日目の午後2時ごろに阿炎が知人らと会食に行ったことを知った師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が、急きょ決断した。その後、同親方はNHKの大相撲中継に解説者として出演。「こういう時期に軽はずみの行動をしてしまった。(休場は)自業自得。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催することになったのに最低のことです」などと厳しい言葉を並べていた。

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阿炎、抗原検査の結果は陰性 知人と会食し休場

阿炎(2020年3月16日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は大相撲7月場所(東京・両国国技館)8日目の26日、知人と会食に行くなどして7日目から休場となった東前頭5枚目の阿炎について、新型コロナウイルスの抗原検査の結果が陰性であることを明かした。

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大相撲7月場所初日11・8%、4カ月ぶり本場所

大相撲7月場所初日 隠岐の海(左)を肩すかしで下す白鵬。中央は鶴竜(撮影・河田真司)  

4カ月ぶりの本場所となった大相撲7月場所(東京・両国国技館)の初日を中継した19日のNHK総合の平均視聴率が15時5分から115分間が5・9%、17時から60分間が11・8%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

新型コロナウイルスの影響で無観客で開催された3月の春場所、中止となった5月の夏場所以来の開催。

取組は横綱白鵬(35=宮城野)が16年九州場所以来の返り三役となった小結隠岐の海(34=八角)を肩すかしで破った。一方、鶴竜(34=陸奥)は、三役復帰を目指す東前頭筆頭の遠藤(29=追手風)に横綱としては珍しい腰砕けで敗れ、明暗が分かれた。新大関の朝乃山は前頭隆の勝を送り出し白星発進した。

腰砕けで遠藤(左)に敗れ苦笑いの鶴竜(撮影・河田真司)

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亡き勝武士さんと「一緒に」高田川3人衆が白星発進

碧山(左)を押し出しで破る輝(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルス感染症の終息が見えないまま、大相撲7月場所が初日を迎えた。コロナの影響で28歳で死去した勝武士さん(本名・末武清孝)が所属した高田川部屋の関取3人はそろって白星スタート。部屋頭の東前頭4枚目輝(26)は「できることはしっかり相撲をとること」と決意を示した。

   ◇   ◇   ◇

雑念を振り払うように土俵に集中した。輝は碧山を押し出し、初日を白星で飾った。「自分らしい相撲がとれた。圧力をかけて前に出ることだけ考えた」。無心で巨漢に立ち向かった。

いまだ終息がみえない新型コロナウイルスの直撃を食らった部屋だ。5月に部屋の勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で亡くなった。大きな傷を負った。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)も約1カ月後に「だれからも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません」とコメント。無念の思いを背負った。

輝は言葉少なく、「変わらず自分の相撲をとるだけです。(自分が)できることはしっかり相撲をとるだけ」。その思いは白星でつながった。西前頭6枚目の竜電、西十両6枚目の白鷹山と部屋の関取3人衆はいずれも白星発進した。

竜電は「一番に懸ける思いは強いと思います。(勝武士さんへの思いは)もちろんそれはあります」。白鷹山も「(勝武士さんと)これからも一緒にやっていきたいと思います。いい相撲を取って喜んでもらえるように頑張りたいです」。それぞれの思いを結果で示した。

感染防止を徹底してきた。稽古に関しても竜電が「やはり密にならないように1人でできることを重点的にやった」と語ったように自ら“規制線”を設けた。いつも通りの調整とはいかなかったはず。それでも思いを強く、土俵に上がった。気持ちの勝利だった。

終わりが見えないコロナ禍の中、まずは無事に初日を終えた。竜電は「いい相撲を取ろうと思って気合を入れてやりました。お客さんも入ってもらって、雰囲気のいいところで相撲を取れたので、すごく気持ちいいですね。また明日から、しっかり頑張っていきたいです」。天国に旅立った勝武士さんへ、土俵の充実が供養となる。【実藤健一】

初日を出し懸賞を手にする竜電(撮影・小沢裕)
白鷹山(左)は押し出しで大翔丸を下す(撮影・小沢裕)

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八角理事長「心よりお見舞い」7月場所挨拶/全文

大相撲7月場所初日 協会あいさつに臨む八角理事長(右)(撮影・河田真司) 

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

大相撲7月場所(東京・両国国技館)初日の19日、八角理事長(57=元横綱北勝海)が協会あいさつに臨んだ。あいさつの全文は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

初日にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。

初めに新型コロナウイルス感染症で、また各地への豪雨によりお亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

加えてウイルス感染された方々と豪雨により被災された方々にはお見舞いを申し上げ、1日も早い回復と復興を祈願いたします。

本来、今場所は名古屋での開催でありましたが、移動や長期滞在でのウイルス感染を勘案し、国技館での開催といたしました。

また感染症の専門家の方々と綿密な協議を行い、最良の感染予防策を講じさせていただきました。

なお今場所は、みなさまの健康面と安全面をお守りするため、お客様にはさまざまなお願いをすることになりますが、ご協力の程、お願い申し上げます。

全力士は厳しい感染予防を行いながら、毎日の稽古の成果を発揮し、白熱した相撲で皆さまのご期待にお応えできることと存じます。

今後も協会員は一丸となり、大相撲の伝統文化の継承、土俵の充実に努力して参ります。

何とぞ、千秋楽まで温かいご支援を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。

令和2年7月19日、公益財団法人日本相撲協会理事長 八角信芳

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尾車事業部長「自分の相撲取るのがプロ」厳戒本場所

尾車事業部長(2019年12月25日撮影)

大相撲7月場所(東京・両国国技館)を翌日に控えた18日、同所で本場所の安全を祈願する恒例の土俵祭りが行われた。

通常は三役以上の力士が出席するが、新型コロナウイルス感染防止のため力士の参加はなく、一般公開もなし。八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆は通常通りに出席するも、行司の出席者は資格者のみになるなど、厳かな雰囲気の中で行われた。

土俵祭り後には、協会執行部による会議が行われた。報道陣の電話取材に応じた尾車事業部長(元大関琴風)は「3月と変わらずにコロナ禍の中で始まるから緊張感でいっぱいです」と現在の心境を明かした。同会議では、感染防止策について再確認が行われたという。「もちろん春場所も毎日緊張感あってやったけど、今回は場所も違うし、動線も違ってくる。なんてたってお客さんを入れることになりましたから。そこが一番大きいと思いますね。責任が増したということ」と観客が入ることで、より引き締まった。

1日の観客数の上限は約2500人。満員時の4分の1程度だが「見届け人が多ければ多いほど、力士というのは緊張感も増す。今まで以上に体も動いて、力も出るんじゃないかな」と予想。観客にはマスク着用を義務づけ、大声での声援を控えさせるなど、多くの制約をかけることになる。それに対して「心苦しいけど、これも1つお客さんを守るという意味。感染症の専門家の先生と何度も意見交換をしながら進めてきた。ご協力いただきたいという気持ちです」と観客を思いやった。

観客同様に力士への制約も多い。支度部屋ではマスク着用が必要で、アクリル板を立てて座る場所を仕切るなどの感染防止策が敷かれている。「厳戒態勢みたいな感じ。命懸けの場所というような雰囲気になっていますけど、日本全体がそういうことですから」と説明。「その中において結果を出し、自分の相撲を取るのがプロだと思います。とにかく力士には頑張ってくれという気持ち。文句を言いたいのもよく分かります。それ以上に協会は彼たちの命とか、大きな意味があってやっていることですから分かってくれよ、という気持ちです」と話した。

無観客で行われた3月の春場所、5月の夏場所中止を経て、ようやく開催される観客入りの本場所。「会場に足を運んでいただくお客様、テレビで観戦していただくお客様に、いろんな意味で勇気とか希望を与えられるような場所になったらいい。それを期待して15日間頑張ろうというところです」と思いを込めた。

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力士出席せず非公開で土俵祭り ユーチューブで配信

大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)を翌日に控えた18日、同所で本場所の安全を祈願する恒例の土俵祭りが非公開で行われ、日本相撲協会の公式ユーチューブチャンネルにてライブ配信で放送された。

通常は三役以上の力士が出席するが、新型コロナウイルス感染予防のため力士の出席はなかった。行司も資格者のみで、親方衆は審判部、名古屋場所責任者を務める出羽海担当部長(元前頭小城ノ花)らが出席した。

密集を避けるため、親方衆は椅子の間隔を広めに取って座った。

力士は参加しなかったものの、1000人を超える視聴者がライブ配信を通じて土俵祭りの様子を見守った。

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7月場所チケット売れ残り…販売方法限定が理由か

両国国技館正面出入り口(2020年4月3日)

大相撲7月場所のチケット販売に「異変」が起きている。7月場所(19日初日、東京・両国国技館)を2日後に控えた17日、先着順による一般販売が始まったが、同日午後5時半現在、15日間すべてにおいてマス席もイス席も売れ残っている。

日本相撲協会は、13日に7月場所の実施を発表。1日あたりの総観客数を約2500人に縮小(通常は約1万1000人)することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大予防のための措置で、4人のマス席は1人で利用でき、イス席は横に3席空ける。

近年、本場所のチケットは前売り開始とほぼ同時に完売となったが、7月場所はなぜ売れ行きが悪いのか? 理由はいくつか考えられる。

まずは販売方法が限定されたこと。公式販売サイト「チケット大相撲」でのウェブ販売のみとなり、コンビニ販売や電話予約がなくなった。「チケット大相撲」では利用登録が必要になるため、やや煩雑になった。

ほかにも理由はいくつかある。通常は午前中から入場可能で序ノ口の取組から観戦できたが、7月場所は午後1時から。飲酒は禁止で、販売もなし。食事の販売も限定される。再入場も不可となり、例えば昼時に会場外で食事をすることもできない。力士のファンサービスも中止され、いつものような写真撮影、サイン、握手は厳禁となった。

そもそも、東京都で連日、200人を超える新型コロナウイルスの感染者が発表されており、地方からは積極的に来場しにくい状況になっている。

毎場所、観戦に訪れているファンからは「みんなでキャッキャしながら観られないお相撲なんて国技館行く意味ないわい」「やっぱ、これだけ感染拡大してるとね…」「高齢のお客さんチケット大相撲で購入不慣れ説」などの声があがっている。

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注目の新大関朝乃山は遠藤と 7月場所2日目取組

朝乃山

日本相撲協会審判部は17日、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

2日目に注目の新大関朝乃山(26=高砂)は、三役復帰を目指す東前頭筆頭の遠藤(29=追手風)との一番に臨む。3月の春場所では小手投げで勝ったが、過去の対戦成績は3勝6敗と分は悪い。

両横綱は白鵬(35=宮城野)が、自己最高位の西前頭筆頭に番付を上げた豊山(26=時津風)の挑戦を受ける。過去の対戦成績は、白鵬の3戦全勝。鶴竜(34=陸奥)は、2場所ぶり三役復帰の小結大栄翔(26=追手風)と対戦する。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

琴勇輝 -錦  木

琴恵光 -照ノ富士

千代丸 -琴奨菊 

若隆景 -琴勝峰 

琴ノ若 -佐田の海

松鳳山 -高  安

栃ノ心 -魁  聖

妙義龍 -志摩ノ海

勢   -石  浦

千代大龍-玉  鷲

徳勝龍 -炎  鵬

竜  電-照  強

北勝富士-輝   

碧  山-阿  炎

隠岐の海-霧馬山 

宝富士 -正  代

御嶽海 -隆の勝 

阿武咲 -貴景勝 

朝乃山 -遠  藤

豊  山-白  鵬

鶴  竜-大栄翔 

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