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3カ月ぶり復帰の天山広吉、内藤に唾吐かれ怒り爆発

天山広吉

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

膝のけがで欠場していた天山広吉(48)が3月の長岡大会以来約3カ月ぶりに実戦復帰した。

第3試合の10人タッグ戦に出場し、内藤哲也らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。先発で内藤とマッチアップすると、猛牛使いのマタドールのようにジャケットをひるがえす挑発を受けた。さらに、得意技であるモンゴリアンチョップをくらい、つばも吐きかけられ怒り爆発。

モンゴリアンチョップ3連発を内藤に見舞い、ラリアット、ブレーンバスターとたたみかけ、意地をみせた。試合は敵のSANADAがタイガー・マスクに勝利。敗れたはしたが、久々の天山のファイトに後楽園が沸いた。

試合後「長い時間が過ぎて、やっとこの日が来た」と感無量。内藤らロスインゴ勢に対して「ツバなんか吐きやがって、このくそったれが」と怒りをぶちまけつつ、「お、天山、変わったやんけ、というぐらいガツガツ、ガンガンいきたい。これからリスタート」と威勢よく前を向いた。

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G1クライマックス、16日後楽園で出場選手発表

昨年のクライマックス28を制した棚橋弘至(2018年8月12日撮影)

新日本プロレスは10日、次期シリーズの主要カードを発表した。

6月14日の静岡・キラメッセぬまづ大会から開幕。同16日の後楽園大会ではG1クライマックス(7月6日開幕、米ダラス)の出場選手、A、Bブロック分けの発表と、IWGPジュニアタッグ王者SHO、YOH組がエル・ファンタズモ、石森太二組を迎えて2度目の防衛戦に臨む。同17日の後楽園大会では膝を痛めて戦線離脱していた天山広吉の復帰戦、G1クライマックスの各大会カードが発表される。またNEVER無差別級6人タッグ王者田口隆祐、矢野通、真壁刀義組がエル・ファンタズモ、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎組との3度目の防衛戦に臨む。

シリーズ最終戦となる同25日の仙台サンプラザホール大会ではRPW英国クルーザー級王者エル・ファンタズモ-挑戦者田口隆祐、RPW英国ヘビー級王者ザック・セイバーJr.-挑戦者YOSHI-HASHIの両王座戦が組まれた。

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負傷の棚橋弘至と天山広吉が全戦欠場 復帰時期未定

棚橋弘至

新日本プロレスは8日、棚橋弘至(42)と天山広吉(48)がけがにより、5月4日までの次期シリーズ全戦を欠場すると発表した。棚橋は左肘、天山は膝を負傷しており、復帰時期も未定とした。

棚橋は4月6日の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会に出場。ブリティッシュヘビー級選手権で王者ザック・セイバーJr.に敗れた。天山は7日に自身のツイッターで「明日手術のため入院しています」、8日には「手術から目が覚めた」とそれぞれ報告している。

天山広吉(2019年2月11日撮影)

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飯塚高史が引退試合で封印技を解禁 無言美学は貫く

天山(右)を攻める飯塚(撮影・河田真司)

<新日本:飯塚高史引退記念大会>◇21日◇東京・後楽園ホール

新日本の“怨念坊主”飯塚高史(52)が美学を貫き、無言のまま最後のリングを降りた。

飯塚は86年にデビューして以来、スリーパーホールドを武器とする技巧派として活躍。だが、08年に当時組んでいた「友情タッグ」のパートナー天山を裏切り、ヒールに転向。以来約11年間、丸刈りと長いあごひげ姿で言葉を発しないまま、狂気の戦いを続けてきた。現役最後の試合は6人タッグ戦。同じ鈴木軍の鈴木みのる、タイチと組み、オカダ・カズチカ、矢野通、そして因縁の天山広吉と対戦した。

最後に人間に、元の飯塚に戻ってほしい-。その願いが大飯塚コールとなって、後楽園ホールを包んだ。その声が届いたのか、飯塚はオカダに対し、スリーパーホールドを解禁。オカダがすり抜けたため未遂に終わったが、今度はビクトル膝十字固めで絞め上げた。天山にもスリーパーを仕掛けると、「落とせ」コールが自然発生。勝負は決められなかったが、封印してきた数々の技を繰り出し、会場を沸かせた。

試合前「最後にもう1回もとに戻ってください」と呼びかけた天山は最後まで覚醒の奇跡を信じた。飯塚に馬乗りになり、目を覚ますよう、頬を何度もたたく。さらに飯塚の体に幻の「友情タッグ」Tシャツをのせ、その上からムーンサルトプレスを見舞って、勝利した。その後も飯塚に言葉をかけ続けると飯塚が頭を抱えて苦悩し始めた。

しばらくリングに伏せ苦しみ続けた飯塚は、ふと右手をさし出し、天山と握手。奇跡が起こったかと思われたが、次の瞬間、天山にかみつき、さらにアイアンフィンガーで無情に突き刺した。なりやまない飯塚コールの中、観客席を荒らしながら無言で去った。厳かな10ゴングも、花束贈呈などのセレモニーもなし。異例の引退試合で、現役生活を終えた。

タッグ再結成がかなわなかった天山は「あの人の気持ちが動いていたのは分かった。もう1回夢を見たかった」と悔しがりつつも、「生きざまを思う存分に見せてもらいました」と飯塚をたたえた。【高場泉穂】

天山(左)にアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを放つ飯塚(右)(撮影・河田真司)
天山(右)にパイプいすを向ける飯塚(撮影・河田真司)

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ももクロ、襲撃された過去も…飯塚引退試合見届ける

飯塚高史引退試合を観戦する、左から百田夏菜子、玉井詩織、堀くるみ、佐々木彩夏、高城れに(撮影・河田真司)

<新日本:飯塚高史引退記念大会>◇21日◇東京・後楽園ホール

新日本の“怨念坊主”飯塚高史(52)の引退試合をももいろクローバーZが見届けた。

メインの引退試合は6人タッグ戦。鈴木みのる、タイチと組み、オカダ・カズチカ、矢野通、天山広吉と対戦した飯塚は、途中スリーパーを決めるなど往年の輝きを取り戻したが、最後は天山にムーンサルトプレスを受け敗戦。天山の必死な説得も届かず、最後まで狂った状態のまま、セレモニーも行わずにリングを去った。

番組「ももクロChan」内で飯塚に襲撃されたことがあるももクロの百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人は観客席から飯塚の最後の姿を見守り、拍手を送った。

たこやきレインボーの堀くるみ(中央)とともに飯塚高史引退試合を観戦する、ももいろクローバーZ。左から百田夏菜子、玉井詩織、1人おいて佐々木彩夏、高城れに(撮影・河田真司)

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ドン・フライが来日「チョーノ?ノーグッド」V予告

プロレスリング・マスターズ参戦のため13日に来日したドン・フライ

武藤敬司がプロデュースするプロレスリング・マスターズ(15日、東京・後楽園ホール)に参戦するドン・フライ(53)が13日に来日し、6年ぶりの日本での試合に向けコメントを発表した。

フライは、メインのスペシャルタッグマッチで武藤敬司率いるBATT軍の一員として太陽ケア、新崎人生、大谷晋二郎と組み、蝶野正洋率いる天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤、スーパーJのTEAM2000軍と戦う。フライは「Mr・ムトーのプロデュースする大会に参加することができてハッピーだ。BATTのメンバーとして垣根を越えてアメリカからやって来た。イエス、俺は悪ガキのままさ。BATTの仲間たち、そして日本のファンのみんなと会えることがすごく楽しみだ」と久々の日本マットでの試合を喜び、「チョーノ?TEAM2000?ノーグッド。Mr・ムトーのBATTがベスト。コーラクエンでそれを証明するために俺は来たんだ」と勝利を予告した。

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飯塚高史は目覚めるか、引退試合は元相棒の天山組と

天山広吉(下)をパイプ椅子で殴打し反則負けとなった飯塚高史(2019年2月11日撮影)

新日本プロレスの鈴木軍に所属する飯塚高史(52)が自らの引退試合で元パートナーと6人タッグで対決することが決まった。

飯塚高史引退記念大会(2月21日、東京・後楽園ホール)のカードが12日、発表され、飯塚は鈴木みのる、タイチと組み、矢野通、天山広吉、オカダ・カズチカ組と対戦することが決定した。08年にGBHから襲撃を受けた天山を飯塚が助けて“友情タッグ”を結成。矢野とはCHAOS時代に組み、IWGPタッグ王座に輝いていた。 前日11日の大阪大会で、飯塚はTAKAみちのく、鈴木と組み、獣神サンダー・ライガー、小島聡、天山組と対戦。友情タッグのTシャツを着用した天山から「目を覚ませ」と訴えられた。先に鈴木がイス攻撃を天山に仕掛けようとした際、飯塚が止めたものの、その直後に自ら天山にイスで襲いかかって反則負けを喫していた。

天山広吉(右)の友情Tシャツを破り振り回す飯塚高史(2019年2月11日撮影)

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天山広吉「地獄落としたる」飯塚との友情タッグ断念

天山(下)へのパイプ椅子攻撃で反則負けを喫した飯塚(撮影・宮崎幸一)

<新日本:大阪大会>◇11日◇エディオンアリーナ大阪

天山広吉(47)が飯塚高史(52)との“友情タッグ”再結成を断念した。

飯塚の引退試合(21日、東京・後楽園ホール)前最後の機会となった6人タッグで飯塚と対戦。タッグ結成時のTシャツを持ち込み、再合体を訴えたが、イス攻撃を食らっての反則勝ち。天山は「もう友情タッグなんかクソ食らえ。最後に地獄落としたる」と、逆に飯塚の引退試合の対戦相手に名乗りを上げた。

元相棒にかけた天山の情けが、怒りに変わった。反則勝ちの試合後、ほえた。「何回言うたらわかんねん? 飯塚、脳みそ入っとんか? これ見ても思い出さんか?」-。08年の友情タッグ結成時に作ったTシャツを着てリングインし、ゴング前にマイクで訴えた。「飯塚よ、このTシャツ見ろ。友情タッグや。もう1回…」-。しかし、そこまでだった。

友情タッグは11年前、飯塚が自分を助け、結成され、直後に飯塚が裏切って崩壊した。その因縁の大阪で、飯塚はこの日、自分だけでなく小島、ライガーにもかみつき攻撃を繰り返した。関節技、スープレックスを駆使する正統派で鳴らした男が、頭をそり上げた狂乱ファイターは変貌し、今に至る。この日は一瞬だけ、元に戻りそうになった。天山を守るように、イスを振り上げて、鈴木に向けた。しかし、結局はイスで天山を殴打、試合終了のゴングが打ち鳴らされた。

21日に行われる飯塚の引退試合前最後の試合だった。「友情タッグ、もうええわ。飯塚には引退の花道を作ってやりたかったけど。情けない言うか、どうしようもない」。何度手を差し伸べても、それをつかもうとしない元相棒に愛想を尽かした。「こうなったら後楽園(ホール)で無理やりカード組んでもろて、地獄落としたる。友情なんかクソ食らえや。最後にがっちり地獄に落としたる」。飯塚の花道に、と願い続けた引退試合で、天山は自分なりのケジメをつけることを予告した。【加藤裕一】

天山広吉(下)をパイプ椅子で殴打し反則負けとなった飯塚高史(撮影・宮崎幸一)

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天山の思いは届かないのか、飯塚高史の暴挙止まらず

天山広吉の首をマイクコードで絞める飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇3日◇北海きたえーる

天山広吉(47)の思いは、またも通じなかった。成田蓮(21)とのタッグで、飯塚高史(52)、TAKAみちのく(45)と対戦。2日に引き続き、開始前にマイクパフォーンマンスで21日に引退する飯塚に「いつまでも狂ってるんじゃねえ。友情タッグ復活しよやないかあ」と呼びかけたが、直後に飯塚に腹を蹴られ、その後も立て続けに攻撃されまくった。

試合は、9分47秒、飯塚組の反則負け。飯塚は試合後、マイクを手にして何かを話すと思われたが、コードで天山の首を絞め上げた。さらに、自分が引っ張り上げたコードに足を取られ転倒するシーンも。引き揚げる際、故郷北海道のファンから「辞めないでえ」と呼びかけられ、拍手で見送られても終始、野獣のような表情を浮かべるだけだった。

飯塚はその後、メインのIWGPインターコンチネンタル選手権で王者・内藤哲也(36)の登場時に、花道に突然、現れて内藤を急襲。脚立で攻撃し、会場から大ブーイングを浴びていた。

入場シーンで突如現れた飯塚高史に襲われる内藤哲也(手前)(撮影・佐藤翔太)
アイアン・フィンガー・フロム・ヘルで天山広吉(右手前)を攻撃する飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

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飯塚高史が大暴れ!ボコボコ天山はタッグ再結成願う

天山広吉(下)の首をマイクコードで絞める飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

<新日本:札幌大会>◇2日◇北海・きたえーる

2月21日の後楽園大会で引退する室蘭市出身の飯塚高史(52)が、故郷北海道で大暴れした。TAKAみちのく(45)とコンビを組み、タイガーマスク、天山広吉(47)組と激突。開始前に天山から「引退前に俺と1回、友情タッグを復活しようじゃねえか」と誘われた瞬間、襲いかかり、顔面を絞め上げたまま場外乱闘へ。リングに引き揚げると、今度は額から、つま先へと、かみつきまくった。

かつて「友情タッグ」としてコンビを組んだ天山を椅子やブロックで攻め続け9分26秒、反則負け。元相棒の天山は「大暴れするのもいいけど、最後は昔の真面目な飯塚に戻ってほしい。俺は言い続けるよ。あきらめへんぞ」と再結成を呼びかけた。

天山広吉(左手前)の足を噛む飯塚高史(撮影・佐藤翔太)

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TEAM2000再び!蝶野正洋「絆が違うんだよ」

TEAM2000 左から天山広吉、ヒロ斉藤、蝶野正洋、スーパーJ、AKIRA(2018年2月16日撮影)

武藤敬司がプロデュースするプロレスリング・マスターズは18日、2月15日後楽園大会のメインで行われるスペシャルタッグマッチのうち、蝶野正洋率いる「TEAM2000」組が天山広吉、小島聡(ともに新日本)、ヒロ斎藤(ドラディション)、スーパーJに決定したと発表した。対する武藤敬司率いる「BATT」軍参戦選手は後日発表する。

蝶野は「オイ、プロレスリング・マスターズ! 2月15日後楽園ホール!TEAM2000のメンバーは天山!小島!スーパーJ!そして、ヒロ斎藤!このメンバーだ!武藤!BATT?本当にメンバー集まるのか?顔じゃねぇんだよ!いいか、TEAM2000は絆が違うんだよ。プロレスリング・マスターズは俺達、TEAM2000が仕切る!よく見とけ、ガッデム!」とコメントした。

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前田日明「魂で動け」病床の高山善広に熱烈エール

高山支援大会の終了後、会場のファンに病床からビデオメッセージでお礼の言葉を述べた高山善広

<TAKAYAMANIA:後楽園大会>◇8月31日◇後楽園ホール◇観衆1500人(超満員札止め)

頸椎(けいつい)完全損傷で首から下が動かなくなったプロレスラー高山善広(51)を支援するTAKAYAMANIA大会が行われ、高山の復活を支援しようと、団体の垣根を越えてトップレスラーが集結した。全日本の秋山準、大森隆男、諏訪魔やノアの丸藤正道、杉浦貴らが熱戦を展開。前田日明もリングに登場し「高山! プロレスラーの体は神経で動くんじゃない。魂で動くんだよ。魂で体を動かして、このリングに戻って来い!」とマイクで熱いメッセージを送った。

大会は実行委員会の中心として活動する鈴木みのるがメインの6人タッグに登場。場外乱闘では、解説席にいた佐々木健介氏、小橋建太氏が鈴木に逆水平チョップを見舞うなど、会場を沸かせた。

新日本の永田裕志、天山広吉は試合後、涙を浮かべ、天山は「ふざけんな! 早く戻って来い! リングでさしでやろうぜ」と呼び掛けた。02年、03年と新日本の東京ドームで高山と激闘を演じた永田は「高山、もう1回やろうよ。対戦成績は2勝2敗だから、決着つけに来いよ」と声を絞り出した。

高山は病床からビデオメッセージで登場し「足を蹴る感覚がちょっと出てきているのが分かったので、鈴木みのるを蹴るビッグブーツが出来るのを楽しみに待っています。それを履いて、鈴木みのるを蹴りに行くから、待ってろ」と、しっかりした口調でコメントし、超満員の客席から大歓声が上がった。

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ガキ使常連の蝶野「得意技はビンタ」でリング復帰?

プロレスリング・マスターズ会見で、にらみ合う武藤(左)と蝶野(撮影・浅見桂子)

 プロレス界のレジェンド、蝶野正洋(54)が必殺「ビンタ」を武器に、リング復帰を果たす!? プロレスリング・マスターズをプロデュースする武藤敬司(55=W-1)が11日、都内で会見。2月16日後楽園ホール大会のメインカードとして、武藤組と対戦するTEAM2000のセコンドで蝶野が参戦することを発表した。

 武藤率いるマスターズチームが、藤波辰爾、長州力、獣神サンダー・ライガー。対するTEAM2000は、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤、AKIRAの4人に、蝶野がセコンドとして付く。蝶野は「自分自身は最近試合をしていないので、今回総監督という立場で、チームとしての戦い、配分を采配していく。どれだけ上手に回すか、とにかく勝ちに行く」と話した。

 10年1月末に新日本退団後は、一線を退きほぼ休業状態。最近では、日本テレビ系で大みそかに放送される「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズの常連として名前を知られている。今回、武藤のオファーを受け入れリングに戻ってくる蝶野は「最近はビンタしかしていないから、得意技はビンタです。何があっても出せるワザだから」と不敵に笑った。【桝田朗】

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蝶野正洋組との対戦に武藤敬司「山崎方正呼ぼうか」

プロレスリングマスターズ会見で、思いを語る武藤(左)と蝶野(撮影・浅見桂子)

 2月16日に後楽園ホールで開催される武藤敬司(55)プロデュースのプロレスリング・マスターズ大会で、蝶野正洋(54)が“リング復帰”を果たす。

 武藤と蝶野が11日に、都内で会見し、大会のメインカードを発表。武藤が、藤波辰爾、長州力、獣神サンダー・ライガーと組んで、蝶野率いる天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤、AKIRAのTEAM2000と対戦する。蝶野はセコンドでリングに上がるが、プロレスはしないという。武藤は「マスターズ3回目でやっと、因縁のある蝶野を引っ張り出すことができた。TEAM2000に対抗するため、これぞマスターズのチームというメンバーをそろえた。最高の試合をして、頑張って勝ちたい」と抱負を話した。

 新日本プロレス時代に闘魂三銃士として、ともに団体を引っ張った蝶野は「自分自身は最近試合をやっていないので、今回は総監督という立場で、駅伝の監督のようにチームとしての戦い、配分を采配していきたい。対抗戦の相手は、90年代の新日本のベビーフェースのトップが全部集まっている。どれだけ上手に試合を回すか。とにかく勝ちにいって、花を添えたい」と話した。武藤に「駅伝の監督というなら声は出していいが、手足は出さないでくれ」とクギをさされると、蝶野は「最近はビンタしかないから、得意技はビンタ。何があっても出せるワザ」と、年末12月31日に日本テレビ系で放送される「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで・笑ってはいけないシリーズ」で有名になったビンタを繰り出すことをほのめかした。これに対し武藤も「じゃあ、こっちはセコンドに山崎方正にオファーを出そうか」と、ジョークで返していた。

プロレスリングマスターズ会見で、にらみ合う武藤(左)と蝶野(撮影・浅見桂子)

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天山広吉、亡き恩師の代名詞バックドロップで勝利

試合後、天山はダイナソー拓真に次戦でタッグを組む提案をする

<新日本プロレス:第9回ライオンズゲート>◇16日◇新宿FACE◇観衆467人(札止め)

 猛牛が天を見つめた。「今日は大剛さんに届けようという気持ちでやってみました。大剛さんの思いもしっかり刻んで、『ワールドタッグリーグ』もやっていきたいですね」。天山広吉(46)にとっては、弔いの一夜になった。

 4日にカナダでなくなった大剛鉄之助さん(享年75歳)は93年からの海外修行時代に教えを受け、名付け親にもなった恩師。この日、中西学と組んだタッグ戦でダイナソー・拓真・吉野コータロー組を11分55秒で撃破したアナコンダバイスも伝授してくれた。なにより、そのフィニッシュにつなぐ久々の大技こそ、師匠の代名詞だった。「大剛さんに練習とかいろんなことを教えてもらって、その大剛さんに教えてもらった大剛式バックドロップを、ここ何年もやってなかったんですけど、今日は大剛さんに届けようという気持ちでやってみました」。久々の一発は「すごく良い感じで決まった」と会心の笑みで振り返った。

 18日からは「テンコジ」として小島聡と組んで挑む「ワールドタッグリーグ」が開幕する。「17年はあまり良い成績を残せていないからね。テンコジとして出るからには、しっかり輝けるように、2人で今年を締めたい」。小島の師匠も同じく大剛氏。ともにベテランとなり、若手も含めてライバルは多いが、優勝を手向けとする覚悟を感じさせた。

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大剛鉄之助さん死去 ジプシー・ジョーら送り込む

71年7月、ブラック・イーグル(右)と対戦す大剛鉄之助さん

 新日本プロレスの天山広吉や小島聡らを育てた元プロレスラーの大剛鉄之助さんが4日にカナダ・カルガリーで亡くなった。5日(日本時間6日)、米メディアが報じた。75歳だった。死因は不明。

 大相撲の二所ノ関部屋で幕下2枚目までいったが、66年10月に東京プロレス旗揚げ戦でデビュー。その後、国際プロレス入り。73年3月、カナダに遠征し悪役レスラーとして活躍したが、当地で交通事故に遭い現役を引退。国際プロレスの北米部長としてジプシー・ジョーら多くの外国人レスラーを団体へ送り込んだ。84年からは新日本の北米部長を務め、天山、小島、真壁ら多くの若手を同地で育成した。新日本にもバンバン・ビガロ、アンダーテイカーら多くのレスラーを参戦させ、すご腕ぶりを発揮した。(デーブ・レイブル通信員)

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元プロレスラーの大剛鉄之助氏死去 大相撲から転向

 元プロレスラーの大剛鉄之助さんが4日に死去していたことが6日、分かった。75歳だった。

 宮城・仙台市出身で、大相撲を経て、66年10月に蔵前国技館でプロレスデビュー。プロレスラーに転向。交通事故による負傷で現役引退後はカナダ・カルガリーを拠点とし、新日本プロレスの北米支部長や海外修行中のヤングライオンのトレーナーや世話役など務めた。若手時代から交流の深かった新日本プロレスの天山広吉(46)、天山の盟友・小島聡(47)は自身のツイッターを更新し、大剛さんの他界を報告した。

 天山は03年のカナダ・カルガリー遠征時、大剛さんが伝授されたのが必殺技の1つとなるアナコンダバイス。この必殺技で同年にG1クライマックスを初制覇していた。ツイッターを通じ、天山は「今から24年前の93年の6月に、海外武者修行で欧州に行きました。そして、大剛さんに出会い、言葉で言い尽くせないほどたくさんのことを学びました。まだ信じることができませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。合掌」とつづった。

 また小島もツイッターで「私にとってもテンザン同様、海外遠征時で大変お世話になった方です。厳しくも優しい、もう1人の父親のような存在でした。思い出が尽きませんが…ご冥福をお祈りいたします」と故人を悼んだ。

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WWE中邑真輔、日本勢初の快挙へ2度目の王座挑戦

 米プロレスWWEスマックダウンの中邑真輔(37)が16日、WWE大阪公演(エディオンアリーナ大阪)で再び同団体ヘビー級王座に挑む。

 8月20日のサマースラム(米ニューヨーク)で同級王者ジンダー・マハル(31)に初めて挑んだものの、王者の配下シン・ブラザーズの介入で惜敗。それ以来、2度目の挑戦。日本勢が日本公演でWWEヘビー級王座に挑戦するのは、03年1月25日、TAJIRIが当時の王者トリプルHに挑んで以来、約14年8カ月ぶりとなる。

 エディオンアリーナ大阪は中邑にとって縁起の良い会場だ。特に03年12月9日、当時のIWGPヘビー級王者・天山広吉を下し、史上最年少の23歳で新日本プロレスの至宝IWGPベルトを巻いた。9月5日のランディ・オートン戦直前には「WWE王座を求めるのはオレの運命」と言い切った中邑。スマックダウンで「ロックスター」と呼ばれる男は、日本勢初のWWEヘビー級王座奪取に照準を合わせている。

 14日に米ハワイのホノルル大会を終えたばかりの中邑は、WWE勢とともに帰国。ホノルル空港では、リングアナのグレッグ・ハミルトン氏と一緒にラーメンを食べる姿が同氏のインスタグラムに登場した。すぐに17日の中国大会へと移動する強行軍の大阪公演となるものの、中邑は自然体で日本勢初の快挙への準備を整えている。

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壮絶ビンタ応酬、棚橋が永田に「1割だけの感傷も」

<新日本G1クライマックス27:町田大会>◇23日◇町田市総合体育館◇観衆4598人(札止め)

 Aブロックの第3戦が行われ、棚橋弘至(40)が、永田裕志を下し、天山広吉と並ぶG1通算最多勝利66勝を記録。今大会でG1を卒業する永田との新旧エース対決は大熱戦。去りゆく先輩をハイフライフロー2発で沈め、2勝1敗とした。内藤がファレに敗れ、開幕からの連勝が2で止まった。

 リング中央で、新日本を背負ってきた両雄が足を止めて殴り合った。ビンタの応酬で、棚橋は永田をはり倒した。最後はこん身のハイフライフロー2発。勝利後、コーナーに登り右手を突き上げた。「永田さんの最後のG1でオレの中に1割だけ感傷もあったが、そんなものは全く必要なかった。ほかの選手にとっての永田とオレにとっての永田はやっぱり違う」。ベルト戦線、G1と永田を超えてきた歴史をかみしめた。

 これでG1通算最多タイの66勝。IWGPヘビー級王座の連続防衛記録で上回った永田と同じ世代の天山を乗り越えようとしている。「記録という記録は全部塗り替えるつもり。次は(記録を)取る」。力強く宣言した。

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棚橋弘至が永田撃破!G1最多66勝、天山に並んだ

棚橋(右)は永田に強烈な張り手を決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本G1クライマックス27:町田大会>◇23日◇町田市総合体育館◇観衆4598人(札止め)

 Aブロックの第3戦が行われ、棚橋弘至(40)が、永田裕志を下し、2勝目を挙げた。また、G1通算勝利数を66勝とし、天山広吉が持つG1通算最多勝利記録に並んだ。

 今大会でG1を卒業する永田との新旧エース対決。観客の永田コールを受け奮闘する相手の粘りに苦しんだ。試合中はリング中央で張り手の応酬。永田が継承してきたストロングスタイルにストロングスタイルで応える戦いで、観客を大いに沸かせた。最後は、コーナーで最後の執念を見せた永田を、頭突きでマットにたたき落とし、ハイフライフロー2連発で仕留めた。棚橋は「永田さんが最後のG1ということで、オレの中に1割だけ感傷があったが、そんなもの全く必要なかった。ほかの選手の中にもその選手にとっての永田がいるが、オレにとっての永田はやっぱり違う。永田が上位でオレがチャレンジャーという構図をひっくり返そうとやってきたが、今もそのまま」と去りゆく先輩を惜しんだ。

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