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王者岩川美花2年越し初防衛 女子ボクシング世界戦

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ・岩川美花対鈴木菜々江 岩川美花(右)は判定で勝利する(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

王者岩川美花(37=高砂)が初防衛を飾った。挑戦者で女子東洋太平洋同級2位の鈴木菜々江(28=シュウ)に10回判定で2-1(96-94、93-97、97-93)。18年7月に王座を奪取し、2年越しの初防衛戦を制した。

苦しみながらも、岩川が粘り勝った。陣営からは「自分のボクシングをしろ」と指示を送られ、終盤に突入。37歳のベテランは体力的にも厳しい戦いの中で的確にワンツーなどをまぶし、最終10回には左ボディーをヒットさせた。判定で勝利が決まると、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

高知県出身の岩川は10勝(3KO)5敗1分け、千葉県出身の鈴木は10勝(1KO)4敗1分けとなった。

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ・岩川美花対鈴木菜々江 10回、岩川美花(左)は鈴木菜々江と打ち合う(撮影・上山淳一)

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しずちゃんに女子ボクシング強化委員就任を要請

11年5月14日、アマチュアボクシングの強化合宿初日、マスボクシングでリングに立つ山崎静代

アマチュアを統括する日本ボクシング連盟が女子の普及や知名度向上を目指し、お笑いコンビ、南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代に女子の強化委員就任を要請したことが9日、関係者の話で分かった。山崎側は検討段階という。

山崎はミドル級で2012年ロンドン・オリンピック(五輪)出場を狙い、話題になった。五輪出場はかなわず、15年に引退を表明した。東京五輪ではフライ級の並木月海(自衛隊)、フェザー級の入江聖奈(日体大)が日本女子初の出場を決めている。(共同)

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女子ボクシング7秒の最短KO記録、男子最短は5秒

女子ボクシングで7秒の最短KO記録が生まれた。WBC女子ライトフライ級シルバー王者セニサ・エストラーダ(28=米国)が24日、米カリフォルニア州インディオでミランダ・アドキンス(42=米国)と対戦。5発で倒すと相手が昏倒(こんとう)し、即座にレフェリーストップ。1回7秒KOで防衛に成功した。

エストラーダは開始ゴングが鳴ると、相手コーナーへと進み、左、右、左の3連打を見舞う。相手がぐらついてロープ際へ下がると、さらに左ボディー、左フックを打ち込み、あおむけにダウンさせた。

エストラーダはデビューから19連勝(8KO)となった。アドキンスも5戦全勝(5KO)だったが、相手はデビュー戦か未勝利。当初の相手がウイルスでキャンセルとなり、その代役だったという。実力、経験の差から、ミスマッチの声が強いようだ。ちなみに男子を含めた世界では5秒、世界戦では11秒、国内では8秒が最短記録となっている。

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消えた猫パンチ 記者が感じた女子ボクシングの変化

マスボクシングでリングに立つ山崎静代(2011年5月14日撮影)

日本女子が新たな扉を開けた。女子フライ級(48~51キロ)の並木月海(21=自衛隊)、女子フェザー級(54~57キロ)の入江聖奈(19=日体大)がともに準々決勝を突破し、東京五輪の出場枠を獲得。日本連盟の内規を満たし、代表に内定した。

ロンドン五輪で種目採用されてから3大会目、女子では日本第1号、第2号の五輪選手が誕生した。お笑いコンビ「南海キャンディース」のしずちゃんこと山崎静代の挑戦で注目されたロンドン当時を知る記者が感じた変化とは…。

   ◇   ◇   ◇

ドタバタ劇にあぜんとしたのを今でも思い出す。8年前、中国北東部、北朝鮮に近い秦皇島。2カ月後に迫ったロンドン五輪予選を兼ねた女子世界選手権開幕の前日だった。

「聞いていたのと違う。困ったな」。日本代表の関係者は、困惑を隠さなかった。原因は前夜の監督会議での「新情報」。大会で決まる五輪出場枠は3階級(フライ、ライト、ミドル級)で各8。ベスト8入りで決定と日本連盟は確認していたが、各階級に設けられた大陸枠の存在を通知された。特に山崎のミドル級のアジア枠は1で、8強だけでは英国行きは決まらないと判明した。

しかし、調べると、この通達は日本連盟の英語の「誤訳」が理由で、全く「新情報」ではなかった。そこに日本女子を取り巻く環境が透けた。IOC主導の男女平等の観点から採用はされたが、国内では強化方針もなく、情報を精査する当たり前もなかった。男子の「添え物」感が強く、戦略がある強化は乏しかった。

結局、山崎は3回戦で敗退。その後に大陸ごとの推薦枠を希望する国・地域が行う申請を日本連盟が把握しておらず、期日が過ぎたことも判明する失態まで付いた。リオ五輪でも、女子の扱いに大きな変化はなく、予選で敗退して「第1号」は遠かった。

分岐点はやはり、日本連盟の体制が変わってから。18年夏に山根明前会長のパワハラ問題などが明るみに出て、体制が一新。東京五輪まで2年を切る中、「メダルの可能性が高い」と待遇改善したのが女子だった。リオ五輪で母国に金3つをもたらしたシン氏(ウズベキスタン)を男女兼任コーチに据え、山根体制ではなかった男女合同の海外合宿も行った。

いま、女子のレベルは飛躍的に上がる。互いに猫パンチのように打ち合い、体力勝負だった過去はない。山崎も「すごくきれいなボクシングをみんなする」とうなる。入江は男子顔負けの基本に忠実なワンツーを打ち、並木の踏み込みの速さは男子にも劣らない。競技人口では大きな増加はなく、いまも認知度は低い。ただ、8年前の中国から、環境も技術も大きく向上している。夏の両国国技館、首にメダルをかける女子ボクサーが登場すると見ている。【阿部健吾】

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多田悦子が7回TKO勝ち 4団体制覇の挑戦権獲得

WBC女子世界ミニマム級指名挑戦者決定戦で7回TKO勝利を収めた多田悦子(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:WBC女子世界ミニマム級指名挑戦者決定戦10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBA、IBF、WBOミニマム級王者多田悦子(37=真正)が、主要4団体で最後のターゲットとなる王座の挑戦権を手に入れた。

ワイドスタンスのサウスポースタイルから、キャナラット・ヨーハンゴー(20=タイ)に圧力をかけ続け、6回に最初のダウンを奪う。7回59秒、カウンターの左フックでぐらつかせ、連打を見舞うとレフェリーがストップ。TKO勝利を収めた。

リング上のインタビューで、女子ボクシングのレジェンドの1人は「もっとエキサイティングにいきたかったんですが、ちょっと不細工でした。次のチャンピオンはめちゃくちゃ強いんで、みなさんの応援がいります。全身全霊でぶちのめしにいきます」。自分が返上したWBO王座は、ジムの後輩・佐伯霞が手に入れた。多田は心おきなく、4団体のベルト総なめを狙っていく。

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世界初挑戦の佐伯霞「自分の距離で」低身長の相手に

WBC世界女子ミニマム級挑戦者決定戦に臨む多田悦子、WBO女子ミニマム級王座に挑む佐伯霞(左から、撮影・加藤裕一)=2019年3月28日、神戸市のチサンホテル神戸

ボクシングの真正ジムは28日、神戸市内で会見を開き、WBO世界女子ミニマム級王座決定戦への佐伯霞(22=真正)の出場と、元WBO、WBA、IBF女子同級王者多田悦子(37=真正)が日本女子史上初の主要4団体制覇に向け、WBC同級挑戦者決定戦に臨むことを発表した。2人は4月27日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で試合を行い、その興行は全7試合中6試合が女子ボクシングとなる。

佐伯は世界女子ジュニア48キロ級金メダルなどアマチュアで実績を積み、近大を中退して昨年5月にプロ転向した。プロキャリア1年、同4戦目での世界挑戦で「こんなに早く、自分の夢の世界タイトルに挑戦できるとは思わなかった」という。相手のエリザベス・ロペス(26)は身長145センチで、154センチの自分より9センチも小さい。「自分の距離で強いパンチを打つことを心掛けます」と話した。

多田は主要4団体で唯一ベルトを奪っていないWBCに照準を合わせ、今回、佐伯が挑むWBOのベルトを3月20日に返上した。相手のカニャラット・ヨーハンゴー(20=タイ)を「正直、力の差があるのでKOで倒したい。ここは通過点と思ってます」と話した。

女子ボクシングの超新星と、歴史を支えた大ベテラン。佐伯は多田を「ふだんはちょけて(ふざけて)ばっかりやのに、ボクシングの話になると何でも教えてくれる。心強い先輩です」という。多田は佐伯を「素質のかたまり、センス抜群です。ただ厳しく言えば、その才能に溺れず、体のメンテナンスなどにもしっかり取り組んでほしい」と評価。同ジムの山下会長は女子ボクシングの普及に力を注いでおり、2人の活躍が起爆剤になることを期待している。

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上西小百合氏が亀田引退試合前にボクシング継続宣言

亀田興毅引退試合・引退式に駆け付け、ボクシングの継続を宣言した上西小百合氏(撮影・村上幸将)

<亀田興毅引退試合・引退式>◇5日◇東京・後楽園ホール

 元衆議院議員の上西小百合氏(35)が、ボクシングの元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が元WBCフライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)と戦う引退試合の会場に姿を見せ、亀田興が所属する協栄ジムに入会し、始めたボクシングについて「まだまだ続きますよ!! まだまだ終わらないというところを見せたい」などと豪語した。

 上西氏は、協栄ジムの金平桂一郎会長(52)に誘われ、ダイエット目的で17年12月に協栄ジムに入門。その後、亀田興の引退試合までを追いかけるインターネット放送局AbemaTVの番組にも出演。番組内で女子ボクシングの普及を訴えるなど熱心な姿勢を見せた一方、練習を3週間もサボったことを“暴露”された。練習中の亀田興からも「上西さん、ちゃんとボクシングするの? 最終的な目標が見えない」などと叱られ、練習を再開。番組の企画として、中学生女子ボクサー田口心温(15)と2分2回のマスボクシングを行った。

 上西氏は、AbemaTVの亀田興の引退試合生中継に出演し「ダイエット(が目的)で17年に金平会長にお声がけいただいた。よりいっそう、ボクシングの魅力や格闘技の奥深さを知れた」などと、いつになく殊勝に語っていた。

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ぬきてるみ王座獲得ならず、敵地で0-3判定負け

 女子ボクシングのIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチが17日、アルゼンチン・クトラルコで行われ、同級1位の挑戦者ぬきてるみ(29=井岡弘樹)は王者デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)に判定0-3で敗れ、王座獲得はならなかった。

 ぬきは9勝(6KO)3敗、ディオニシウスは27戦全勝(6KO)。

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藤岡奈穂子、世界最多タイ5階級制覇「ホッとした」

藤岡奈穂子対ヨカスタ・バジェ 5階級制覇を達成した藤岡(上)は吉川晃司(右下)に担がれながら笑顔を見せる(撮影・鈴木みどり)

<女子ボクシング:WBO女子世界ライトフライ級王座決定10回戦>◇1日◇東京・後楽園ホール

 WBAフライ級王者藤岡奈穂子(42=竹原&畑山)が世界最多タイの5階級制覇を達成した。2階級制覇を狙うIBFアトム級王者ヨカスタ・バジェ(25=コスタリカ)との対戦。中盤からリズムをつかみ、終盤は倒しにいった。最後までダウンも奪えなかったが、2~8ポイント差の3-0の判定勝ちを収めた。

 藤岡は勝者のコールを受けると、歌手の吉川晃司と抱き合って喜びを爆発させた。「ホッとした。5階級を宣言してきて、難しいと思ったこともあった。2敗して引退も考えたが、大きな経験になってここまで続けられた」と安堵(あんど)した。前世界王者山中慎介も観戦。「男子にも認められてうれしい」と笑みを見せた。

 序盤は「距離が遠く迷った。穴が分からなかった」という。3回に左ボディーが当たりだし、左フックでのけ反らせ、その後は再三右ストレートでぐらつかせた。「ボディーが簡単に入り糸口になった。パターンを探せたのが勝因。引き出しがあった」とキャリアのさがあった。

 試合前はKO宣言したが「タフそうで自分にハッパを掛ける意味で。KOしないと格好悪い」とラッシュしていった。「2、3発目をもらってくれなかった」とKOはならなかったが、竹原会長は絶賛だった。「すごい。僕らの時代ならおばあちゃんの歳」と、42歳の女王をたたえた。

 元世界王者天海ツナミがWBOアジアパシフィック王者になって挑戦を希望し、試合前には東洋太平洋王者チャオズ箕輪から挑戦状も届いた。男子で最多の6階級制覇挑戦の夢も広がるが「長生きしたい」と笑わせた。「今は一段落。あとは気持ち次第。海外のメジャーな場所でもやってみたい」と意欲は衰えていない。

藤岡奈穂子対ヨカスタ・バジェ 8回、バジェ(左)にボディを浴びせる藤岡(撮影・鈴木みどり)

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近大ボクシング部また…「えげつない」監督セクハラ

 全日本大学ボクシング王座決定戦10度の優勝を誇る近大ボクシング部の男性監督(29)が、教え子の女子部員にセクハラ行為をし、大学から自宅待機を命じられていたことが11日、分かった。監督は12年ロンドン五輪代表で、16年4月に就任。性的行為を求める言葉を発していたほか、後ろから抱きつくなどの行為をしていたという。

 近大のハラスメント全学対策委員会の調査に対し、同監督はハラスメント行為があったことは認めているといい、大学は「調査が済み次第、処分を決定する」。アマチュアを統括する日本ボクシング連盟は先月28日、被害部員の母親から内容を記した文書を受理。同連盟の山根明会長が監督に確認すると「冗談でやった」としつつ、事実を認めたという。監督は同29日から自宅待機している。

 山根会長は11日、大阪市内の同連盟大阪事務局で「ここでは言えないぐらい、えげつないセクハラ」と説明。被害部員はセクハラの内容を録音した音声を持っているといい、同連盟は男性監督を除名する方針だ。

 近大ボクシング部は09年に部員2人が強盗事件を起こして廃部。同部OBでタレントの赤井英和氏(現名誉監督)を総監督とし、12年10月に復活していた。現在の部員は男子26人、女子4人。全日本女子ボクシング選手権で優勝経験を持つ部員ら、20年東京五輪の代表候補も複数在籍している。大学は「処分が(監督ら)個人になるか、部になるかも現時点では分からない」としており、有望選手への影響も懸念される。

 同部では先月14日、16年4月に赤井氏から総監督を引き継いだ男性コーチ(54)が、スタッフへの暴力行為で辞任。15日に開幕する全日本選手権大阪府選考会を控える中、またしても不祥事が発生した。

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女子ボクシングで日本タイトル創設 5階級で6回戦

 東日本ボクシング協会は14日に都内で理事会を開き、JBCと共同で女子の日本タイトルを創設する方針を固めた。

 従来は選手層の薄さから見送られてきたが、世界へのステップアップのために新設する。東洋太平洋が8回戦、世界戦は10回戦で、4回戦でデビューした選手にとっては目標が高すぎる現状がある。日本王座戦は6回戦とすることで、モチベーション維持と活性化を狙う。階級はアトム、ミニマム、フライ、バンタム、フェザーの5階級。アジア圏の選手も挑戦を認める。

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多田悦子が判定負け、初防衛ならず 女子ボクシング

<女子ボクシング:IBFミニフライ級タイトルマッチ>◇30日◇マカオ

 王者の多田悦子(真正)は挑戦者の蔡宗菊(中国)に判定負けし、初防衛は成らなかった。

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古川夢乃歌、初防衛も反省「ふがいない試合」

初防衛に成功した古川

<プロボクシング:WBAライトミニマム級10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

 「女子大生王者」古川夢乃歌(ゆのか、22=ワタナベ)が初防衛に成功した。前半は挑戦者の岩川美花(33=高砂)と打ち合いを演じ、「効いたのは何度かあった」。中盤からは体力で勝り、ボディーを軸にして下からの組み立てで打開。3人の審判も終盤3回は古川を優勢にする展開に持ち込み、辛くも勝利した。

 試合後の第一声は「ふがいない試合をしてしまった」。反省の弁が多く口をついた。8月に王座奪還した新鋭は「脚を動かさずに、止まってしまった」と過多な被弾に笑顔も少ない。現在日体大4年に在籍しており、来月1月締めきりの卒論のテーマは「女子ボクシングの現状と将来」。自らも王者として盛り上げる試合をしたかっただけに、悔しさもひとしおだった。

 ただ、17歳でプロデビューを飾り、2戦目の敗戦以降はこれで9連勝。若き王者は、「同じ階級にも強い選手がいるので、実力を上げて戦いたい」と貪欲だった。

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王者・藤岡奈穂子バンタム初防衛「目標5階級制覇」

10回終了後、勝利を確信しガッツポーズする藤岡。左端は真道(撮影・江口和貴)

<プロボクシング:WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

 国内女子初の3階級制覇の実績を持つ、王者・藤岡奈穂子(40=竹原&畑山)が初防衛に成功した。

 元WBC女子フライ級王者・真道ゴー(28=グリーンツダ)と対戦。初回に右ストレートをもらい腰を落とすピンチも、クリンチで冷静に対応。2回以降は左フックを効果的に使い、8回終了間際には連打からの強烈な右でダウンを奪った。KOこそ逃したが、3-0(97-92、98-91、98-91)の判定で勝利した。

 「1ラウンドで心が折れそうだったが、何とか立て直せた。5階級制覇を目標に掲げているし、ここで負けてるわけにはいかないと思った。ピンチも経験したし、ダウンも奪えて収穫の多い試合になった」と満足そうに振り返った。

 元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二会長は「最初は危ないと思ったが、最後までスタミナがもった。しっかり練習している成果。真道選手とともに、こういうレベルの高い選手が増えていけば、女子ボクシングもさらに盛り上げると思う」と話した。

 藤岡の戦績は15勝(6KO)1敗となった。

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黒木優子4度目防衛「KO出来てうれしい」

4度目の防衛に成功したWBC世界女子ミニフライ級王者黒木

 ボクシングのWBC世界女子ミニフライ級タイトルマッチは6日、東京・後楽園ホールで行われ、王者黒木優子(25=YuKO)が4度目の防衛に成功した。

 同アトム級12位ノル・グロ(25=フィリピン)から3回に左ストレートでダウンを奪うと、8回終了間際に連打で再び倒し、KO勝ちした。3日前に室内で転倒し、右手の親指と中指を負傷する中での快勝。アイドルのようなルックスで芸能事務所と契約する黒木は「大振りになったが、結果的にKO出来てうれしい。女子ボクシングをもっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。戦績は16勝(8KO)4敗1分け。

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新本亜也が準々決勝敗退 女子ボクシング

<ボクシング:女子世界選手権>◇24日◇カザフスタン・アスタナ

 五輪非実施階級のバンタム級の新本亜也(美づ葉)は準々決勝で地元カザフスタン選手に0-3の判定で敗れ、メダル獲得はならなかった。日本勢は全員敗退となった。

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新本亜也と林美涼が初戦突破 女子ボクシング

<ボクシング:女子世界選手権>◇20日◇カザフスタン・アスタナ

 バンタム級の新本亜也(美づ葉)とフェザー級の林美涼(平成国際大)が1回戦を突破した。

 五輪出場枠が懸かるフライ級の和田まどか(芦屋大)とライト級の箕輪綾子(フローリスト蘭)は21日に初戦を迎える。五輪実施階級で上位4人に五輪出場枠が与えられる。

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宮尾綾香が小関桃を挑発 今日女子ボクシング統一戦

計量をパスした宮尾(左)と小関

 女子ボクシング国内初の世界同級王座統一戦の前日計量が21日に都内で行われた。

 V16を狙うWBCアトム級王者小関桃(33=青木)は46・0キロ、V6戦のWBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)は46・1キロでクリアした。宮尾は髪を小関カラーのピンクに染め「結婚式より大きいイベント。相手を取り込もうと思って勝負」と気合。小関は「オレンジだと思った。挑発ですか?」とかわし「初めて相手を意識した集大成」と決意を披露した。

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女子王者・宮尾綾香“小関カラー”髪を染め統一戦へ

計量をパスした宮尾綾香(左)と小関桃

 女子ボクシング国内初の2団体世界同級王座統一戦の調印式と前日計量が、21日に都内で行われた。

 V16がかかるWBCアトム級王者小関桃(33=青木)は46・0キロ、V6を狙うWBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)は46・1キロ。ともにリミットの46・2キロを下回った。

 宮尾は初めて髪をピンクに染めた。小関カラーだが「結婚式より大きいイベント。相手を取り込もうと思って勝負しました」と気合十分。王者側の赤コーナーで赤いグローブに「大先輩を差し置いてですが、もう1本ベルトがほしい。気持ちでは負けない」とゴングが待ち遠しい。

 一方の小関は「オレンジ色だと思った。挑発ですか?」と笑みを浮かべてサラリとかわした。男女のプロ、アマ問わず、あらゆるタイプとスパーリングをこなしてきた。「待ちに待った試合で最高の試合にしたい。集大成」と決意がみなぎっていた。

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高野人母美が世界戦「自分にとって最大のチャンス」

2000万円相当のジュエリーを身につけ世界戦の発表会見に臨む高野人母美(撮影・下田雄一)

 プロボクシングの協栄ジムは7日、東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美(28)が、11月11日に東京・後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(26=アルゼンチン)に挑戦すると発表した。都内のジムで会見した高野は「どこまでいけるか、自分にとって最大のチャンス。メンタルも強化して試合に臨みたい」と意気込みを語った。

 当初は東洋太平洋王座の防衛戦を計画していたが、金平桂一郎会長が「彼女の可能性を感じた」と世界挑戦を決断。同会長は「あと2カ月でどれだけ上積みできるかが重要。女子ボクシング界を盛り上げるパイオニアとして必ず結果を出して欲しい」と話した。

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