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貴景勝3敗死守「出し切る」千秋楽は朝乃山と対決

翔猿(手前)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が3敗を死守して、優勝戦線に踏みとどまった。

立ち合いは踏み込まずに見ながら立ち、突っ張り合いからいなしで翔猿を崩す。果敢に直進する相手を、最後ははたき込み。勢いある新入幕力士に大関の貫禄を見せた。負ければ優勝の可能性が消滅する一番だったが「いつも通りあまり変わらず、自分の体の反応に任せてやった」と冷静だった。

小兵にはめっぽう強い。照強や阿武咲、炎鵬ら身長180センチ未満(対戦時)の相手に対して、約2年間負けなし。175センチの翔猿に勝って15連勝とした。

千秋楽で翔猿が正代に勝ち、自身が勝てば、3敗で並んだ3人による優勝決定ともえ戦にもつれ込む。黒星が許されない千秋楽は結びで朝乃山との大関対決。「自分の持っている力を全て出し切りたい」と静かに闘志を燃やした。

大関の優勝は17年初場所の稀勢の里以来、21場所遠ざかっているだけに出場最高位の意地を見せたい。複数の横綱全員が初日から休場するのは83年夏場所以来。その場所を制したのは、場所前に婚約した千葉有希奈さんの父で、当時関脇だった元大関北天佑だった。天国で見守る“義父”の再現となるか。【佐藤礼征】

貴景勝(右)にはたき込みで敗れた翔猿は笑顔を見せる(撮影・河田真司)     

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新婚高安「子どものためにも」強い思いで2敗キープ

照強(手前)をはたき込みで破る高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館

新婚パワーで大混戦場所から抜け出す。東前頭6枚目高安(30=田子ノ浦)が、照強をはたき込みで破って2敗をキープ。1敗の大関貴景勝と平幕の琴勝峰、翔猿の全員が負けたため、高安を含む9人がトップで並んだ。

8日目を終えて9人以上がトップに並ぶのは、2敗で10人が並んだ03年名古屋場所以来17年ぶり。中日折り返しで1敗力士不在も同年以来。横綱不在の混戦場所で、大関経験のある実力者が初賜杯を狙う。

   ◇   ◇   ◇

実力者の高安はどっしりと構えていた。「ボチボチですね。負けた相撲もしっかりと反省して明日に生かしたい」と言葉はシンプルだが声は明るい。自身の取組前に、翔猿と琴勝峰が2敗に後退したが「勝ち越すことだけを目指す」と他人の結果は気にしなかった。

相撲もどっしりしていた。初顔合わせの照強は、立ち合いで奇襲を仕掛けてくる不気味な相手。この日はまっすぐぶつかってきたが、中に潜り込まれそうになったり、腕をたぐられたりとあの手この手で攻められた。それでも慌てることなく丁寧に対処。最後は冷静にはたき込み「自分の体勢になるまで我慢しようと思った」と狙い通りだった。

二人三脚で混戦から抜け出す。昨年10月に婚約を発表した演歌歌手の杜このみ(31)と7月上旬に結婚。婚約後に大関から陥落し、ケガで休場が続く時もあった。そんな時に支えられ、先場所で1年ぶりに勝ち越した時は「本当に2人で喜んだ。いろいろ気を使ってもらっているけど、精神的なサポートはとても大きい」と感謝。来年には第1子が誕生予定。「妻の体調もサポートしないといけない。子どものためにも2人で力を合わせたい」と強い思いで土俵に上がっている。

賜杯の行方はまだまだ分からない。「1日一番。しっかりベストを尽くすだけ」と高安。無心で走り続けた先に、トップの景色が見えてくる。【佐々木隆史】

照強を破り、懸賞金の束を受け取る高安(撮影・河田真司)

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隆の勝が会心の大関初撃破、慶事ラッシュ運気も力に

朝乃山を寄り切りで破り、懸賞金の束を手にする隆の勝(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇2日日◇14日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭隆の勝(25=千賀ノ浦)が初の“銀星”を獲得した。大関朝乃山を寄り切りで破り、大関戦2度目で初撃破。場所前には同部屋の大関貴景勝が婚約を発表。隆の勝の姉も結婚するなど慶事が続いていた。ここからさらに勢いに乗り、次は初三役を目指す。大関貴景勝は2連勝、大関朝乃山は2連敗と両大関の明暗は分かれた。

   ◇   ◇   ◇

隆の勝からは、オンライン取材による画面越しでも、あふれる喜びが伝わってきた。「めちゃくちゃうれしいです。本当にうれしいです。イメージより上出来です」。大関戦初勝利を無邪気に喜んだ。

目の前には7月場所で優勝次点だった朝乃山。勢いに乗る大関相手に正面から激しくぶつかると、差されないようにはず押しで攻めた。相手を引かせて左を差し、土俵際で粘られたが、懸命に何度も足をかいて寄り切った。「ガムシャラに前に出るしかなかった。足を止めずに攻められてよかった。相手もよく見えた」と会心の相撲だった。

いい運気の流れがあった。場所前に姉里佳さんが結婚。結婚式に出席し「結婚していいなと思った。幸せそうでした」と喜んだ。さらに同部屋の貴景勝が婚約を発表。周囲の慶事が続き「幸せな運気を自分ももらって9月場所でいい成績を残せたらと思う。序盤からエンジン全開でいく」と場所前に意気込んでいた。初日は黒星を喫したが、最高の形で初日を出した。

自身の結婚については、「目標を達成してからでないと、そんな気持ちになれない。三役に上がってから」と今は相撲に集中。その目標の三役昇進は、勝ち越せば可能性は十分。初の“銀星”に勢いに乗り、慶事ラッシュの流れにも乗って突き進む。【佐々木隆史】

朝乃山(右)を寄り切りで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

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婚約貴景勝が完勝発進、扇風機購入で見せたおとこ気

照ノ富士(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が“婚約場所”を好発進した。7月場所を制した東前頭筆頭照ノ富士を立ち合いから圧倒して押し出し。3年ぶりに顔を合わせた大関経験者を黙らせた。場所前に婚約を発表した勢いそのままに、2度目の賜杯を目指す。もう1人の大関、朝乃山は小結遠藤に敗れて黒星発進。両横綱の休場で出場最高位となった両大関は、明暗が分かれる初日となった。

   ◇   ◇   ◇

貴景勝の低く、鋭い当たりが戻ってきた。下から上に突き起こすこと5発。上手を求める照ノ富士が、なすすべなく土俵を割った。両横綱の休場で今場所を最高位として臨む大関と、2場所連続の優勝を狙う大関経験者という注目の一番。ふたを開けてみれば、貴景勝の完勝だった。

公私ともに充実させる。場所前の8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表した。心機一転するように締め込みも黒色に新調。リモート取材に応じず意図は明かさなかったが、無言で国技館を引き揚げて集中力を高めた。

私生活では伴侶を得たが、部屋頭としては“おとこ気”を示す。8月に猛暑を考慮して、稽古場に業務用で1万円相当の大型扇風機を2台購入。場所前には「暑いからね。集中力をそいじゃうと、みんなけがをする。風に少し当たるとエネルギーも集中力も持つと思う」と意図を説明した。「扇風機なんて1台、そんな高いもんじゃない」と謙遜するが、金額より誠意。気遣いを忘れない大関に、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)も「周りをよく見ている。ありがたいよね」と感謝した。

昨年3月の大関昇進以降は両膝や左胸のけがに泣かされ、本領を発揮できなかった。不安を抱える両膝にはこの日テーピングを施したものの、場所前には「大丈夫です」と口癖のように万全を強調。ここ数場所は影を潜めていた電車道で、2度目の賜杯へまい進する。【佐藤礼征】

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる貴景勝(撮影・鈴木正人)

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婚約貴景勝が白星発進、朝乃山は黒星/初日写真特集

<大相撲秋場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝が“新旧”大関対決を制した。7月場所を制した大関経験者の照ノ富士を一方的に押し出した。2人は17年名古屋場所で対戦しており、貴景勝が押し出しで勝利。当時は貴景勝が西前頭筆頭で、照ノ富士が大関と逆の立場だったが、3年ぶりの対戦も貴景勝に軍配が上がった。

貴景勝は先月8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表。“婚約場所”を好発進した。先場所を12勝3敗で優勝を逃した大関朝乃山は、結びで小結遠藤にすくい投げで敗れた。白鵬、鶴竜の両横綱の休場で最高位力士として臨む両大関だが、明暗が分かれる結果となった。大関昇進を目指す3関脇は、正代、御嶽海が白星、大栄翔が黒星となった。元横綱朝青龍のおい、21歳の豊昇龍は逸ノ城を退けて新入幕1勝を挙げた。人気小兵の炎鵬は若隆景に敗れた。

初日の取組模様を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む、前列左から正代、朝乃山、八角理事長、貴景勝、御嶽海、後列左から隠岐の海、大栄翔、遠藤(撮影・小沢裕)


逸ノ城寄り切り豊昇龍

豊昇龍(左)は逸ノ城を寄り切りで破り新入幕初白星を挙げる(撮影・小沢裕)


炎鵬押し出し若隆景

炎鵬(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


高安寄り切り宝富士

高安(左)はまわしを取らせまいと宝富士の左手をつかまえる(撮影・小沢裕)


霧馬山寄り切り栃ノ心

霧馬山(左)に寄り切りで敗れる栃ノ心(撮影・河田真司)


隠岐の海押し出し妙義龍

妙義龍(右)は押し出しで隠岐の海を破る(撮影・小沢裕)


大栄翔突き落とし玉鷲

大栄翔(右)の攻めに耐える玉鷲(撮影・河田真司)


北勝富士押し出し御嶽海

北勝富士(右)を攻める御嶽海(撮影・河田真司)


正代押し出し隆の勝

隆の勝(左)を攻める正代(撮影・河田真司)


照ノ富士押し出し貴景勝

照ノ富士(右)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山すくい投げ遠藤

朝乃山(左)をすくい投げで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

遠藤(上)にすくい投げで敗れた朝乃山(撮影・鈴木正人)

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貴景勝が「婚約場所」白星発進、朝乃山は遠藤に苦杯

照ノ富士を破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)  

<大相撲秋場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝が“新旧”大関対決を制した。7月場所を制した大関経験者の照ノ富士を一方的に押し出した。2人は17年名古屋場所で対戦しており、貴景勝が押し出しで勝利。当時は貴景勝が西前頭筆頭で、照ノ富士が大関と逆の立場だったが、3年ぶりの対戦も貴景勝に軍配が上がった。貴景勝は先月8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表。“婚約場所”を好発進した。

先場所を12勝3敗で優勝を逃した大関朝乃山は、結びで小結遠藤にすくい投げで敗れた。白鵬、鶴竜の両横綱の休場で最高位力士として臨む両大関だが、明暗が分かれる結果となった。

大関昇進を目指す3関脇は、正代、御嶽海が白星、大栄翔が黒星となった。

元横綱朝青龍のおい、21歳の豊昇龍は逸ノ城を退けて新入幕1勝を挙げた。人気小兵の炎鵬は若隆景に敗れた。

先場所に続き、コロナ禍で出稽古が解禁されないまま迎えた今場所。先場所と同じく観客の上限を約2500人に設定するなど、新型コロナウイルスの感染対策を徹底して開催している。

朝乃山(下)をすくい投げで破る遠藤(撮影・河田真司)

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貴景勝「いい成績残したい」“婚約場所”Vへ平常心

貴景勝(2019年9月19日)

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が、婚約発表後初めての場所を最高位として引き締める。秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を翌日に控えた12日、同所で恒例の土俵祭りが行われた。貴景勝は初日に、大関経験者で7月場所優勝の前頭照ノ富士と対戦する。両横綱の休場により、大関朝乃山とともに出場最高位力士として迎える今場所。2年ぶりの優勝を果たし、公私をますます充実させる。

  ◇    ◇    ◇

看板力士としての自覚は十分だった。電話取材に応じた貴景勝は「番付最上位が両大関なので自分たちが一番、一生懸命やって結果を残していかないといけない」と責任感を口にした。白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休場。1年で2度の幕尻優勝が生まれるなど波乱続きの本場所を、最高位として静める役割が求められる。

初日は照ノ富士との“新旧”大関対決が組まれた。照ノ富士との対戦は17年名古屋場所の1度だけで、貴景勝が押し出しで勝利。当時は貴景勝が西前頭筆頭で、照ノ富士が大関と逆の立場だった。いきなり先場所覇者との顔合わせとなったが「自分が目指す相撲というのを取っていきたい。15日間どっかでやるんだから初日も何日も関係ない。やるか遅くやるかだけ」と、平常心を強調した。

“婚約場所”を飾りたい。先月8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表。場所前には「1人の時も一生懸命やっているから特に変わることはないけど、いい成績を残したいと思うのはある」と意気込んでいた。2度目の優勝を果たせば、嫁取り直後の綱取りが待っている。【佐藤礼征】

大相撲秋場所の土俵祭に臨む協会関係者たち(撮影・小沢裕)

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朝乃山は遠藤と、貴景勝は照ノ富士と対決 初日取組

朝乃山(2020年7月30日撮影)

日本相撲協会審判部は11日、東京・両国国技館内で審判部による大相撲秋場所(13日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。白鵬(35=宮城野)鶴竜(35=陸奥)の両横綱は、ともに7月場所を途中休場する原因となった右膝と右肘の負傷が完治には至らず、休場が決まった。

両横綱不在で出場する力士の中で番付上、最高位となる大関2場所目の朝乃山(高砂)は初日、返り三役の遠藤(追手風)の挑戦を受ける。婚約を発表した大関貴景勝(千賀ノ浦)は初日、先場所幕尻優勝を遂げ番付を一気に東前頭筆頭にまで上げた照ノ富士(伊勢ケ浜)との注目対決に臨む。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では石浦(宮城野)と出場停止中の阿炎(錣山)。十両は、新型コロナウイルスの陽性反応が出た富士東(33=玉ノ井)と、同部屋で19人の集団感染が発生したため陰性ながら部屋全員の力士が休場する東龍(33)の2人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

逸ノ城 -豊昇龍 

旭大星 -松鳳山 

翔  猿-志摩ノ海

琴勝峰 -明  生

魁  聖-琴奨菊 

千代大龍-琴恵光 

佐田の海-阿武咲 

炎  鵬-若隆景 

竜  電-徳勝龍 

碧  山-輝

高  安-宝富士 

霧馬山 -栃ノ心 

豊  山-照  強

隠岐の海-妙義龍 

大栄翔 -玉  鷲

北勝富士-御嶽海 

正  代-隆の勝 

照ノ富士-貴景勝 

朝乃山 -遠  藤

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隆の勝、フォートナイトは「集中しないとやられる」

東京都台東区の千賀ノ浦部屋で四股を踏む隆の勝

大相撲の西前頭筆頭隆の勝(25=千賀ノ浦)が人気ゲームで気分転換を図り、集中力を高めていることを明かした。

7日、都内の部屋での稽古後に電話取材に応じた。コロナ禍でのリフレッシュ方法として、世界の登録プレーヤーが3億人を超えるゲーム「フォートナイト」を部屋の若い衆と行っているという。

「フォートナイトはサバイバルゲームなので集中しないとやられちゃう。そういう部分で多少(集中力を高める結果に)なれたかなと思う」

三役目前の自己最高位で迎える秋場所へ、高めた集中力で白星をつかみ取る。

この日は幕内経験者の幕下貴源治らを相手に申し合い稽古を行い「15、20番ぐらい」相撲を取った。コロナ禍でジムでの筋力トレーニングができない代わりに、土俵での基礎運動に注力してきた。

7月場所後に同部屋の大関貴景勝が婚約を発表、さらに姉の里佳さんが結婚した。「幸せな運気を自分ももらって9月場所いい成績を残せたらと思います」と意気込んだ。

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高安、子ども授かり妻杜このみと力合わせ三役復帰へ

高安(左)と妻の杜このみ(19年10月撮影)

大相撲の東前頭6枚目高安(30=田子ノ浦)が、一家の大黒柱として秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)に臨む。

5日、報道陣の電話取材に応じ、体調の好調ぶりをアピール。この日は相撲は取らずに基礎運動で汗を流したというが、番付発表後から前日までは連日、部屋付きの荒磯親方(元横綱稀勢の里)と三番稽古を行ってきたという。「やはり(荒磯親方の)左四つという形は強いですね。とても良い稽古になります。今は外に出られませんので、稽古相手になっていただいてとても感謝です」と充実ぶりを口にした。

妻のサポートを受けて、三役復帰を目指す。昨年10月に婚約を発表した演歌歌手の杜このみ(31)と、7月上旬に結婚。「脂肪がつくような食事をなるべくしないように。タイトな体になるように。脂質を抑えてタンパク質とか」と食事面での支えは大きいという。内臓脂肪も減ったといい「前よりも体の動きがよくなっている。相撲勘も戻ってきつつある」と効果を実感。「とても食事を勉強しているみたい。とてもおいしくいただいている。恩返しできるようにやりたい。三役に戻りたいですね」と結果での恩返しを誓った。

7月場所では大きな刺激があった。それは自身と同じ大関経験者の照ノ富士の優勝だった。「照ノ富士関が優勝して感化された。僕なんかよりつらい時期を経験しているお相撲さん。そういう人の優勝というのはとても励みになる。次は自分がという気持ち」と気合が入ったという。高安も昨年の名古屋場所から今年の7月場所までの6場所で、皆勤したのは2場所だけとケガに泣かされてきた。だからこそ「もう1回自分に厳しく頑張って上を目指して、応援してくれる方もいますので、稽古をやりたい」と意気込んだ。

子どもも授かり、父親となる高安。「来年の初めに生まれます。より一層、頑張らないといけない。子どものためにも2人で力を合わせてやっていきたい」と責任感を口にした。6日から再び、荒磯親方との三番稽古を開始するといい「ぬかりなくしっかり体をケアして鍛えて、また9月場所15日間、力強い相撲を取って支えてもらっている方々に恩返ししたいです」と誓った。

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琴奨菊、照ノ富士復活Vに刺激受け「俺もまだまだ」

琴奨菊(2017年11月12日撮影)

現役最年長関取で西前頭11枚目の琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)が5日、初の角界ドキュメンタリー映画「相撲道~サムライを継ぐ者たち~」(10月30日から公開)の鑑賞を、相撲ファンに熱望した。

この日、千葉・松戸市内にある部屋で秋場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けた稽古で汗を流した後、報道陣の電話取材に対応。ひと通り、近況などを話した後、最後に自ら「あと個人的にひと言、いいですか?」と切り出し、話したのが、前述のドキュメンタリー映画のこと。「相撲ファンの方に向けて、すごくアピールになると思う。そういう生きざまで力士が頑張っているというのが伝わると思うし、そちら(映画)も見て大相撲を見たら、もっとファン層が広がると思う。目に見えているものより、もっと陰で頑張っているんだよ、というところが力士の尊さじゃないけど、あるべき姿だと思う」と熱弁をふるった。秋場所も各日、上限約2500人の有観客で開催されるが「ひたむきに頑張る姿をみてほしい」と最年長関取らしく、全力士の声を代弁するように語った。

5人の関取衆を含め角界最多37人の力士を抱える大所帯の佐渡ケ嶽部屋。もともと出稽古禁止の影響は受けておらず「総合的にバランスが取れている琴恵光、柔軟さがある琴ノ若、フィジカルがすごくいい琴勝峰、押しの形がしっかりしている琴勇輝。いろいろなタイプがいるから、すごくいいと思う」と充実の稽古を重ねて本場所を迎える。

気分転換も可能な範囲で図っている。先場所後は師匠(元関脇琴ノ若)の許可をもらい神奈川・湯河原温泉に足を運び「行けたことが活力になるかなという感じ」とリフレッシュした。

幕内勝利数は現役2位で歴代6位の716勝。断トツの白鵬(1076勝)や2位の元大関魁皇(879勝=現浅香山親方)ら、そうそうたる顔触れが上位に控える。「すごいことですよね、本当に。そこに挑戦できるのは昔の教えと、稽古と、いろいろな環境があったから。そこをもう1度、思い出しながらやっていきたい」と独特の言い回しで前向きな姿勢を示した。7月場所では8場所ぶりに勝ち越し。まだまだ白星を積み重ねる。

周囲から刺激ももらった。やはり大関経験者の照ノ富士が先場所、復活優勝したことには「俺も、まだまだ出来るぞという気持ちを持って」。一回り年下の大関貴景勝の婚約には「うはははっ…。喜ばしいことで、何にも言えない」と笑いながら「幸せも本当に多くなると思う」と“人生の先輩”らしく話した。

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正代“大関とり”も“嫁とり”もマイペースを強調

東京都墨田区の時津風部屋で豊山を相手に稽古する正代(右)

大相撲の関脇正代(28=時津風)が3日、大関昇進に向けてマイペースを強調した。3日、電話取材に応じ、大関とりの期待が高まっていることについて「ちらほら声をかけられますけど、まだそこまで意識というほどじゃない。変に自分の相撲を崩すことにならないように、自分の相撲を取りきってそういう結果もついてきたら」と意気込んだ。

秋場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けてこの日は弟弟子の東前頭4枚目豊山(26)との三番稽古に臨んだ。10番取って8勝2敗。「まだちょっと体が硬い」と振り返ったが「特にけがもなく稽古ができている。(場所の)間隔が短いのはちょっと大変だけど、そこまで気にすることもない」と話した。

大関とりだけでなく、自身の“嫁とり”にも言及した。先月30日に大関貴景勝が婚約を発表。若い力士に結婚ラッシュが続いているが「行き遅れじゃないですけど(笑い)。変に周りに合わせてすることでもない。自分には自分のタイミングがある」と笑みを交えて語った。

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貴景勝、婚約発表後も淡々「いい成績を残したいと」

東京都台東区の千賀ノ浦部屋で踏み込みの確認をする貴景勝(右)

大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が3日、婚約発表後初めて電話取材に応じた。

8月30日に元大関北天佑の次女で元モデルの千葉有希奈さん(28)との婚約を発表。秋場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて「1人の時も一生懸命やっているから特に変わることはないですけど、いい成績を残したいと思うのはある」と淡々と意気込んだ。

周囲からの祝福は「ぼちぼち」受けたという。伴侶を得て、身の回りのサポートを受けることによる好影響も「それは、やっぱり、はい」とうなずいた。

健康診断では、体重が前回から14キロ増えて183キロとなった。「着物とか帯とか羽織の中に携帯を入れているから(計測は)あてにならない。(体重が増えた感覚は)変わっていない」。違和感なく動けていることを強調した。

本場所に向けて“馬肉パワー”を注入している。猛暑の中で馬肉を好んで食べていることを明かし「刺しでもいくし、桜鍋とか。タンパク質が高くて、脂質も少ない。食べやすいのもあって、おいしいからしっかり食べるようにしている。馬肉だけにこだわらずに、いろんなものをちゃんと、しっかり食べるようにしています」。外出自粛期間中は栄養学を今まで以上に熱心に勉強してきた。

この日、都内の部屋で行われた朝稽古では、関取衆と相撲は取らずにぶつかり稽古などで体を動かした。7月場所で途中休場する要因となった左膝の状態については「悪くないと思う」と説明。初日まで10日間。出稽古が解禁されないまま初日を迎えることになるが「うちは強いお相撲さんがいるので。しっかり仕上げて、頑張っていきたい」と、力強く話した。【佐藤礼征】

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新関脇大栄翔「相撲と一緒で徐々に」嫁取りも意欲?

埼玉県草加市の追手風部屋で秋場所の番付表に記載されている自身のしこ名を指さす新関脇の大栄翔(右)と新入幕の翔猿

日本相撲協会は8月31日、東京・両国国技館で理事会を開き、この日、新番付が発表された大相撲秋場所(両国国技館)を当初の日程通り、9月13日初日で開催することを決定した。

   ◇   ◇   ◇

新関脇大栄翔が嫁取りにも意欲!? 先場所は11勝の好成績で「目標にしていた」という関脇に昇進した。大関候補にも浮上し、「現役でいる以上はさらに上を目指して、欲を出して頑張っていきたい。(大関は)未知の世界だが今の自分にとって最大の目標」と意欲を示した。

同じ埼玉栄高出身で、仲のいい大関貴景勝が婚約を発表。「最近知った」と明かし、自身については「相撲と一緒で徐々に頑張っていきたい」と照れながら話した。

秋場所で新関脇昇進を果たし、リモートでの会見に臨む大栄翔

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新関脇の大栄翔「欲を出して頑張る」大関昇進も意欲

埼玉県草加市の追手風部屋で秋場所の番付表に記載されている自身のしこ名を指さす新関脇の大栄翔(右)と新入幕の翔猿

大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)で新関脇に昇進した大栄翔(26=追手風)が、大関昇進への意欲を示した。31日、埼玉・草加市の部屋からリモートでの会見に出席。東小結だった7月場所で11勝を挙げた成長株は「関脇を目標にしていたのでうれしい。常にこういう好成績を残せば上がれると思っていた」と笑みを浮かべた。

同年代で同じ関脇の正代、御嶽海との出世争いになる。3人とも7月場所で11勝を挙げ、大関とりの起点をつくった。「現役でいる以上はさらに上を目指して、欲を出して頑張っていきたい」と大栄翔。大関という地位について「違う世界、未知の世界になる。今の自分にとって最大の目標」と意識を隠さなかった。3関脇は17年九州場所(御嶽海、嘉風、照ノ富士)以来で、大関経験者不在の3関脇は11年秋場所(琴奨菊、稀勢の里、鶴竜)以来となった。ライバルの存在に「いい刺激になる。負けないように頑張りたい」と前向きにとらえた。

前日30日には同じ埼玉栄高出身で、仲のいい大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が婚約を発表した。「自分も最近知った」と明かし「すごいおめでたいこと。(貴景勝にも)『おめでとうございます』と伝えた」と祝福した。自身の“嫁取り”については「相撲と一緒で徐々に頑張っていきたい」と控えめに話した。

追手風部屋からは2000年九州場所の追手海以来20年ぶりで、埼玉県出身では63年名古屋場所の若秩父以来、57年ぶり戦後2人目として迎える新関脇場所は、初日まで2週間を切っている。17日から新入幕の翔猿らの関取衆を相手に相撲を取る稽古を再開。「立ち合いをもっと厳しく、突き押しで取り切ることを課題にやっている」。秋場所の目標は「2桁勝ちたいが、まずは勝ち越し。ひとつずつ目標を増やしていけたら」と意気込んだ。【佐藤礼征】

埼玉県草加市の追手風部屋でリモートでの会見に臨む秋場所で新関脇昇進を果たした大栄翔

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大栄翔加わり「3関脇」17年九州場所以来/新番付

大栄翔(2020年7月28日撮影)

日本相撲協会は8月31日、開催を目指す大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催の可否や開催形態は理事会で決定する見込み。

横綱は4場所連続で、東に白鵬(35=宮城野)、西に鶴竜(35=陸奥)が就いた。7月場所では、白鵬が13日目から、鶴竜は2日目から休場。ともに復帰をかける土俵で、白鵬は2場所ぶり45回目、鶴竜は昨年の名古屋場所以来6場所ぶりの優勝を目指す。

大関は東西が入れ替わり、東が朝乃山(26=高砂)、西が貴景勝(24=千賀ノ浦)。新大関として臨んだ7月場所で優勝次点の12勝3敗だった朝乃山は、7場所ぶり2度目となる大関初Vを目指す。7月場所で、かど番を脱出し12日目から休場した貴景勝も、婚約発表を機に10場所ぶり2度目となる大関初優勝を狙いたいところだ。

関脇は先場所、ともに11勝4敗の好成績を残した正代(28=時津風)と御嶽海(27=出羽海)が、東西で変わらない。正代は3場所連続の関脇在位(三役も)で、御嶽海は2場所連続の関脇在位(三役も)。

今場所はさらに、東の序列2番目の関脇に、大栄翔(26=追手風)が就いた。先場所は東小結で11勝4敗の好成績を収めた大栄翔は、今年初場所の朝乃山以来の新関脇。追手風部屋からの新関脇は、2000年九州場所の追手海以来20年ぶり。埼玉県出身でも久々の新関脇誕生で、63年名古屋場所の若秩父以来、57年ぶり戦後2人目となった。

なお3関脇は、17年九州場所(御嶽海、嘉風、照ノ富士)以来のこと。大関経験者不在の3関脇となると、11年秋場所(琴奨菊、稀勢の里、鶴竜)以来となる。

小結は先場所、西小結で9勝6敗の隠岐の海(35=八角)が東に、西は先場所、東前頭筆頭で8勝7敗の遠藤(29=追手風)が2場所ぶりの小結復帰を果たした。

秋場所は通常通りの日程でいけば、9月11日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。13日の初日を迎える。

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貴景勝が婚約発表 元大関・北天佑次女の元モデルと

貴景勝

大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が30日、日本相撲協会を通して、婚約したことを発表した。

婚約相手は、06年に亡くなった元大関北天佑の千葉勝彦さんの次女で元モデルの有希奈さん(28)。貴景勝は千葉さんについて「勝負の世界にいる私にとって常に相撲に集中できるよう、いつも私の事を第一に考えてくれ、どんな時も変わらず明るく接してくれるその存在に何度も救われました。そして、この人と共に、ずっと人生を歩んでいきたいと思いました」とコメントした。

貴景勝は18年九州場所で初優勝し、19年春場所後に大関に昇進。7月場所は自身2度目のかど番を脱出するも途中休場した。報道陣の電話取材に応じた25日には「地位が地位なので優勝しないと。自分にハッパかけたい」と意気込んでいた。人生の伴侶を得た大関が、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)で2度目の賜杯を狙う。

貴景勝の婚約相手の千葉有希奈さん

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WWE人気ツインズ、ベラ姉妹が妊婦ヌード公開

WWEの人気双子レスラー、ベラ姉妹(10年4月9日の来社時)

米プロレスWWEの人気女子ツインズ選手、ニッキー、ブリーのベラ姉妹(36)が自らのインスタグラムに妊婦ヌードを公開したと7日、英紙サンが報じた。

裸の姉妹が背中をあわせて立っているショット。隆起したおなかを誇らしげに披露しながらバストとヒップだけ覆っている。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下での妊娠だったこともあり、妹ブリーは「この妊娠は特別なものだった。不安と混乱の時、姉と一緒に妊娠を体験することは幸運でした。私たちの妊娠期間は終わろうとしているが、私たちにとって永遠に忘れられないものになる」と投稿した。

また姉ニッキーは「私は体の変化を受け入れました。4週間後に小さな子供に会うのが待ち切れない」とつづった。ブリーはWWE人気選手のダニエル・ブライアンと結婚しており、既に3歳の娘がいる。ニッキーは婚約者でダンサーのアルテム・チグビンツェフの間にできた第1子となる。

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山本美憂4度目結婚へ、グアム拠点14歳下格闘家と

山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

総合格闘家の山本美憂(45)が、同じ米国・グアムを拠点とする総合格闘家カイル・アグォン(31)と婚約したことが22日、分かった。新型コロナウイルスの影響で休業となっているグアムの公的機関が再開した後、婚姻届を提出する予定。山本は、4度目の結婚となる。

山本は過去にJリーガー池田伸康、格闘家エンセン井上、アルペンスキー選手佐々木明の3人と結婚。池田との間に長男アーセン、佐々木との間に次男アーノン、長女ミーアと、2男1女を授かった。19年にはアーセンの長女が生まれ、初孫もできた。

16年にレスリングから総合格闘技に転向し、18年からは弟の故山本“KID”徳郁さんが胃がん治療を受けていたグアムへ移住。そこで、アグォンの指導を受けるようになり、公私のパートナーとなった。今年1月の日刊スポーツのインタビューでは「(恋愛は)生活の一部。自分が幸せであるために必要」と話していた。

米国出身のアグォンは、08年にプロデビュー。17年からはパンクラスに参戦。RIZINでは美憂、アーセン親子のセコンドを務めるほか、今年2月の浜松大会に初参戦し、判定で敗れた。

◆山本美憂(やまもと・みゆう)1974年(昭49)8月4日、横浜市生まれ。72年ミュンヘン五輪に出場した父郁栄氏の指導で、小3でレスリングを始める。91、94、95年世界選手権優勝。04年アテネ、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと3度五輪を目指すも届かず、16年に総合格闘技に転向。42歳でプロデビューする。プロ戦績は6勝4敗。156センチ、49キロ。

山本美憂(左)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)
山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

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北勝富士が鶴竜破り3連勝「三役で挙式」目標が力に

鶴竜(左)を攻める北勝富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

東前頭2枚目北勝富士(27=八角)が横綱、大関総なめに王手をかけた。横綱鶴竜から17年名古屋場所以来の白星。初日、2日目の大関連破に続いて3連勝とした。現役最多の十両逸ノ城の8個に次ぐ7個目の金星を獲得した。6日に婚姻届を提出して心機一転。4年連続で初優勝力士が誕生している初場所で波乱を巻き起こす。白鵬も敗れて両横綱がともに2敗目を喫した。

   ◇   ◇   ◇

北勝富士がのど輪を見舞うと、上体が伸びきった鶴竜は逃げるように引いた。「自分の圧力が横綱を引かせた。嫌がってくれたと思う」。下から起こし続け、最後は両はず押しで決めた。場所前には時津風部屋への出稽古で2日連続、鶴竜の胸を借り「その成果が出たんじゃないですか」と自画自賛。6場所ぶりの3連勝発進に、支度部屋での鼻息は荒かった。

10月に一般女性の真美さん(31)との婚約を発表し、今場所前には交際記念日かつ大安の6日に婚姻届を提出した。場所後は新居に引っ越し“愛の巣”で新婚生活が始まる。6月には挙式、披露宴を予定。「三役で式を挙げたい」という明確な目標が、背中を後押ししている。

初優勝の可能性を信じて疑わない。三役経験は2場所だが、幕内上位は1年以上維持。「(上位陣で自分が)1回も勝ったことのない人はいない。当たり前かもしれないけど、全部合わせれば優勝できる」。昨年は自身より角界入りが遅い、同じ高砂一門の朝乃山が初優勝。刺激を受け、昨年12月の冬巡業中には「自分もできるはず」と力を込めた。

現役では単独2位となる7個目の金星を獲得したが「うれしいけど、いつまでも金星取ってる場合じゃない」と笑顔は少なかった。4日目は白鵬戦。「気持ちは高まっている。それを切らさないように集中してやるだけ」。今年の目標は三役定着。横綱、大関を総なめして、金星獲得はこれで最後にする。【佐藤礼征】

金星を挙げ支度部屋で髪を整える北勝富士(撮影・小沢裕)
金星を挙げた北勝富士はインタビューを終え支度部屋へ引き揚げる(撮影・小沢裕)
子供のファンにサインしながら国技館を引き揚げる北勝富士(撮影・鈴木正人)

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