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宇良休場中も「前より強くなって戻れる」と元気な姿

新十両昇進の会見に臨んだ木崎(右)は改名したしこ名「美ノ海(ちゅらのうみ)」を色紙に書いてくれた宇良と笑顔を見せる(撮影・小沢裕)


 大相撲の5場所連続休場中で人気小兵力士の幕下宇良(25=木瀬)が30日、都内の所属部屋で元気な姿を見せた。

 この日行われた名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議で、弟弟子の木崎改め美ノ海(ちゅらのうみ=25)の新十両昇進が決まり、部屋で行われた新十両会見を見守った。

 名古屋場所の出場については「いつでもいきたい気持ちはあるけども抑えないといけない」と慎重を期したものの「今までできなかったこととか自分のことに時間を使えるのですごく有意義。それが楽しい。リハビリとかトレーニングとか、いろいろなサポートをしてもらったり」と充実した表情を見せた。

 右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、左膝半月板損傷の重傷を負い休場が続いているが、見た目では体の衰えはなかった。体重は秘密にしたが「いい風に増えている。膝が良くなれば前より強くなって戻れる」と自信をのぞかせた。師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)は「体も落ちてないし気持ちも落ちてない。見ての通り」と話した。

 美ノ海が会見で、改名したしこ名が書かれた色紙を持っていたが、実は宇良が書いたものだった。会見の1時間前に頼まれて最初は「できないと思った」と断ったというが、30分前に書いて会場に持ってきていた。「もともと、サインとか書いていたので書道道具はありました。教習所で習っただけだけど、うれしいですね」と、会見後に美ノ海と2人で満面の笑みを浮かべながらツーショット写真を撮った。

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宇良、関取復帰へ前向き「鍛え直したら膝戻るかも」

健康診断を終え両国国技館を引き揚げる宇良


 日本相撲協会の健康診断が7日、両国国技館で行われ十両宇良(25=木瀬)が受診した。

 右膝前十字靱帯(じんたい)断裂などで2場所連続全休し春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)では丸2年ぶりの幕下陥落が決定的。そんな苦境にも前向きだった。松葉づえなしで歩けるようになって約2週間たち「まだ負荷はかけられないけど徐々にリハビリをやっています」と説明。さらに「今日うれしかったことは左の握力が70キロあったこと」と話した。新十両時は50~60キロはあったが16年秋場所で骨折し手術。一時は35キロまで落ちた。「ちゃんと鍛え直したら膝も戻るかも。前より強くなって戻りたい」と関取復帰を熱望した。

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宇良が健診 握力自己最高「強くなって戻りたい」

健康診断で採血される宇良


 全力士らを対象に5日から東京・両国国技館で行われていた日本相撲協会の定期健康診断が7日、最終日を迎え、幕内の関脇御嶽海(25=出羽海)、前頭安美錦(39=伊勢ケ浜)、十両の宇良(25=木瀬)らが受診した。

 右膝前十字靱帯(じんたい)断裂などで宇良は、昨年11月の九州場所から2場所連続全休。春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)では丸2年ぶりの幕下陥落が決定的な状況ながら、久々の報道対応はいたって前向き。初場所終盤ぐらいに、松葉づえなしで歩けるようになったそうで「徐々にリハビリをやっています。まだ負荷はかけられないけど、その場で力を入れる、という練習をやってます」と現状を説明した。春場所出場は現状で明言はできないが「気持ちはいつでも出られるようにと思ってます」と話した。

 「今日、うれしかったことは…」と自ら切り出したのが左の握力が、自己最高の70キロをマークしたこと。16年秋場所中の取組で左手甲付近を骨折し、場所後に手術。その影響もあり去年は35キロだったという。「新弟子の頃は50(キロ)ぐらいで、その後は60(キロ)ぐらいまで上がったのが、ケガで落ちた。やった(ケガした)時は(握力は元に)戻らないだろうと思った。だから膝も、ちゃんと鍛え直したら(元の状態を)取り戻せるかも。前より強くなって戻りたいなと思ってます」と、たくましくなって関取に復帰することを熱望していた。

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稀勢の里は初日に土、白鵬、鶴竜は白星発進 初場所

貴景勝(左)は稀勢の里の右腕をつかみ、とったりに持ち込む(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館


 通算41度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、小結阿武咲(21=阿武松)に攻め込まれたが突き落として白星スタートをきった。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、小結貴景勝(21=貴乃花)に土俵際でとったりを食らい、いったん軍配が上がったものの物言いの末、行司軍配差し違えで黒星となった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭筆頭北勝富士(25=八角)に鋭い立ち合いから突っ張り、押し込んでからの引き落として、昨年の名古屋場所以来の白星を挙げた。大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭逸ノ城(24=湊)を押し出した。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同6枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)をすくい投げで白星をあげた。

 前頭3枚目貴ノ岩(27=貴乃花)と同9枚目豊響(33=境川)、前頭11枚目宇良(25=木瀬)は休場。

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宇良が初場所休場で幕下に転落確実、豊響も休場へ

宇良(17年5月26日撮影)


 日本相撲協会は12日、2場所連続休場中で初場所も休場する東十両11枚目宇良(25=木瀬)の診断書を公表した。

 診断書によると診察は17年12月26日に都内の病院で受け「右膝前十字靱帯(じんたい)断裂。現在加療中で1月場所の休場を要する」と診断された。全休の見通しで、3月の春場所は12場所ぶりに幕下へ転落することが確実となった。西十両9枚目豊響(33=境川)の休場も発表された。

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白鵬-阿武咲、稀勢の里-貴景勝 初日取組決まる 

稀勢の里


 日本相撲協会審判部は12日、東京・両国国技館で大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

 連続優勝で通算41回目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、初日に小結2場所目の阿武咲(21=阿武松)と結びの一番で対戦する。

 4場所連続休場からの再起をかける横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は初日に新三役の小結貴景勝(21=貴乃花)、2日目は東前頭筆頭の北勝富士(25=八角)と勢いのある若手の挑戦を受ける。

 やはり4場所連続休場中の横綱鶴竜(32=井筒)は初日に北勝富士、2日目は貴景勝と、やはり難敵との対戦が組まれた。

 なお十両以上の初日からの休場者は、いずれも十両で東3枚目の貴ノ岩(貴乃花)、西9枚目の豊響(境川)、東11枚目の宇良(木瀬)の3人。貴ノ岩は昨年10月、元横綱日馬富士関に暴行された際に負った頭部外傷などのため。手術した宇良は、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で加療中の診断書を提出。豊響は不整脈のため休場を届け出た。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

 【初日】(左が東)

 千代大龍-玉鷲

 御嶽海-琴奨菊

 嘉風-高安

 豪栄道-逸ノ城

 鶴竜-北勝富士

 貴景勝-稀勢の里

 白鵬-阿武咲

 【2日目】(左が西)

 千代大龍-御嶽海

 玉鷲-嘉風

 阿武咲-豪栄道

 高安-琴奨菊

 逸ノ城-白鵬

 貴景勝-鶴竜

 稀勢の里-北勝富士

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貴ノ岩が初場所休場 3月春場所は十両最下位

貴ノ岩(2017年9月20日撮影)


  日本相撲協会審判部は12日、東京・両国国技館で大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めるとともに、十両以上の休場者を発表した。休場は、いずれも十両で東3枚目の貴ノ岩(貴乃花)、西9枚目の豊響(境川)、東11枚目の宇良(木瀬)の3人。

 貴ノ岩は、この日朝までに診断書を提出したため、理事会決定事項により今場所全休でも、3月の春場所は十両最下位(14枚目)にとどまる。

 診断書は1月11日付のもので病名は「頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕」としるされた。いずれも昨年10月26日未明、引退した元横綱日馬富士関(当時伊勢ケ浜)に鳥取市内のラウンジで暴行された際に負ったもので「繰り返す頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すため、受傷後約3カ月程度は頭部打撲を避ける必要があり(中略)平成30年1月の就業は困難であると考える」と記述されている。

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春日野親方「聞いていない」貴ノ岩の冬巡業休場理由

貴ノ岩(17年9月20日撮影)


 大相撲の冬巡業が、今日3日から始まる。参加する力士らは2日、福岡市から巡業地の長崎・大村市へバス移動した。元日馬富士関に暴行された平幕貴ノ岩の師匠、貴乃花親方(元横綱)に代わり、巡業部長代理を務める春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は、休場者13人を発表。貴ノ岩の休場理由について同部長は「まだ何も聞いていない」と困惑した表情を浮かべた。

 さらに、力士らに節度ある私生活を要求した。具体的に行動の制限は設けなかったが「襟を正してやらないといけない。私生活面も厳しくする」と宣言。酒席については「深夜はいただけない。度が過ぎたことはさせないように言っていく。常識のある範囲でね」と話した。

 暴行問題の現場にいた横綱白鵬、鶴竜、関脇照ノ富士らも姿を現した。しかし報道陣の質問には無言を貫き、バスの中でも表情は険しいままで、ピリピリムードが漂った。人気力士の休場や暴行問題など、不安が多い中で始まる巡業。春日野広報部長は「特別なことはやらなくていい。真剣にやってくれればお客さんにも伝わるから」と力士らの気持ちの入った稽古に期待した。

 ◆冬巡業休場者 稀勢の里、千代の国、千代翔馬、貴ノ岩、碧山、朝乃山、妙義龍、宇良、旭秀鵬、千代ノ皇、千代鳳、青狼、大成道。

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稀勢の里、日馬富士に土!白鵬ら白星発進 九州場所

押し出しで玉鷲(右)に敗れる横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇初日◇12日◇福岡国際センター


 通算40度目の優勝に挑む休場明けの横綱白鵬(32=宮城野)は、三役復帰の小結琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)を上手出し投げで下した。

 先場所優勝の横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)は、新小結の阿武咲(21=阿武松)にはたき込まれ黒星スタートとなった。阿武咲は金星を奪った先場所に続き、日馬富士に連勝した。

 3場所連続休場からの復活優勝を狙う横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭筆頭玉鷲(32=片男波)に押し出され、幕内700勝目とはならず金星を配給した。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭の貴景勝(21=貴乃花)を押し出した。大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭2枚目千代大龍(28=九重)を引き落とした。

 最高齢39歳での再入幕を果たした前頭13枚目安美錦(伊勢ヶ浜)は、同14枚目琴勇輝(26=佐渡ヶ嶽)を上手投げで下した。人気力士の同9枚目遠藤(27=追手風)は、同8枚目千代丸(26=九重)を突き出し白星スタートをきった。

 横綱鶴竜(32=井筒)、前頭8枚目貴ノ岩(27=貴乃花)と前頭16枚目宇良(25=木瀬)、十両千代鳳(25=九重)は休場。

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宇良両ヒザ損傷 手術リハビリ含め3カ月休業必要

9月11日、大相撲秋場所2日目 車椅子に乗る宇良


 日本相撲協会は10日、2場所連続休場となる平幕の宇良の診断書を公表した。

 診断書によると、診察は7日に福岡県内の病院で受け「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷」「左膝半月板損傷」のため、手術的治療及びリハビリ治療を含め約3カ月の休業加療が必要と診断された。7月に痛め、先場所休場原因となった右膝が悪化、さらに左膝も痛めた可能性がある。なお宇良に加え「腰部挫傷、右足根骨剥離骨折後」の横綱鶴竜、平幕の貴ノ岩、十両千代鳳の4人が休場する。

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休場の宇良 靱帯損傷、左膝半月板損傷の診断書

宇良(2017年9月11日撮影)


 日本相撲協会は10日、九州場所で2場所連続休場となる東前頭16枚目宇良(25=木瀬)の診断書を公表した。7日に福岡県内の病院で診察を受け「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷」「左膝半月板損傷」のため、手術的治療及びリハビリ治療を含め約3カ月の休業加療を必要とすると診断された。

 宇良は自己最高位の東前頭4枚目だった先場所2日目の貴景勝戦で右膝前十字靱帯を損傷し、3日目から休場。その後に靱帯の部分断裂も明らかになり、秋巡業も全休していた。

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休場明け白鵬は初日に琴奨菊と対戦、稀勢の里は玉鷲

前夜祭で土俵入りを行う白鵬


 日本相撲協会は10日、九州場所(12日初日、福岡国際センター)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。通算40度目の優勝に挑む、休場明けの横綱白鵬(宮城野)は初日に三役復帰した小結琴奨菊、2日目に平幕の玉鷲と対戦する。同じく休場明けの横綱稀勢の里は初日に玉鷲、2日目に新小結阿武咲と対戦、先場所優勝の横綱日馬富士は初日に阿武咲、2日目に平幕の貴景勝と対戦する。

 その他の対戦は以下の通り。大関豪栄道は初日に貴景勝、2日目に琴奨菊。大関高安は初日に千代大龍、2日目に栃煌山。関脇御嶽海は初日に栃煌山、2日目に北勝富士。関脇嘉風は初日に松鳳山、2日目に千代大龍。小結琴奨菊は初日に白鵬、2日目に豪栄道。小結阿武咲は初日に日馬富士、2日目に稀勢の里。

 また昭和以降で最高齢39歳の再入幕となる西前頭13枚目安美錦は初日に琴勇輝、2日目に輝と対戦する。

 休場は横綱鶴竜、平幕の貴ノ岩と宇良、十両千代鳳の4人。

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宇良右ヒザ回復せず休場 初場所十両から出直しへ

9月の秋場所で負傷し車椅子に乗る宇良(2017年9月11日撮影)


 大相撲の人気力士で東前頭16枚目の宇良(25=木瀬)が、九州場所(12日初日、福岡国際センター)を休場することが9日、分かった。関係者が明かしたもので、秋場所途中休場の原因となった右膝前十字靱帯(じんたい)損傷からの回復が思わしくないため。初日と2日目の取組を決める、今日10日の取組編成会議を前に決断した。劇的に回復し、九州場所に途中出場しない限り、来年初場所の十両陥落は確実となった。

 宇良は10月末に九州入り後、若い衆と福岡市の部屋で稽古を重ねてきた。手術はせず、痛みを抱えながらも一時は出場のめども立っていたという。だが7日に幕下上位と稽古後、激痛が走り、右脚がほとんど動かない状態になった。8日に福岡市内の病院でMRI検査を受けたが、部屋に戻った際、付け人に肩を借りなければ階段を上ることもできず、8日と9日は稽古を休んだ。関係者は「ケガを発症した時の状態に戻ってしまった」と話した。

 秋場所の途中休場後は周囲から手術も勧められたが、その場合約半年は休場を余儀なくされるため、回避して土俵に戻る道を探っていた。別の関係者は「押し相撲へスタイルを変えることも考えていた」と証言。174センチの小柄で躍動感ある従来の取り口を手放すことも視野に入れていた。九州場所の休場について本人は「いい機会だと思って治療したい」と話しているという。ただ、完治には手術が必要という声も根強くあり、そうなれば大幅に番付を下げることは確実。引き続き、宇良は決断を迫られることになる。

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宇良、復活へ朝稽古も不安「自分でもわからない」

朝稽古で若い衆に胸を出す宇良(撮影・加藤裕一)


 平幕宇良が3日、福岡市内の木瀬部屋で朝稽古を行い、相撲を約10番取った。

 先場所2日目に痛めた右膝に器具を装着、上からサポーターをつけて三段目、序二段力士と申し合い。相撲は前日2日から取り始めたが、本調子にはほど遠い内容で「完全に治ったと言っといてください」「自分でも(どうなるか)分からないんです」と苦笑まじりに話した。初日直前まで状態を見て出場か欠場かを決めることになりそうだ。

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宇良10番取るも本調子ほど遠く九州「分からない」

朝稽古で若い衆に胸を出す宇良(撮影・加藤裕一)


 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)への出場を目指す平幕宇良(25=木瀬)が3日、福岡市内の同部屋で朝稽古を行い、相撲を約10番取った。先場所2日目に痛めた右膝に器具を装着し、上からサポーターをつけた姿で三段目、序二段力士と申し合い。立ち合いに加減が見られるなど、本調子にはほど遠かったが、相撲は前日2日から取り始めたという。

 申し合い後は右膝のサポーターなどを外し、テーピングのみで若い衆に軽く胸を出したりしたが、土俵の外では時折足をひきずるしぐさを見せた。

 宇良は稽古後、苦笑まじりに「完全に治ったと言っといてください」「まだ自分でも(どうなるか)分からないんです」と話したのみ、言葉少なだった。師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)は「またケガをするとねえ」と心配しつつも、九州場所出場の可否は「相撲が取れない訳じゃない。自信があるなら出ればいいし(決断は)本人に任せます」と話した。

 先場所は自己最高位の東前頭4枚目で臨んだが、3日目から休場したことで、番付は幕尻の東前頭16枚目まで下がった。今場所も休場となれば、十両に陥落する。ギリギリまで決断を持ち越す可能性がある。崖っぷちの人気者が、必死の調整を続けていく。

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宇良、九州場所出場を明言せず 秋場所で右膝負傷

宇良(2017年9月11日撮影)


 大相撲の東前頭16枚目宇良(25=木瀬)が31日、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)への出場を明言しなかった。

 自己最高位の東前頭4枚目で臨んだ先場所は2日目の貴景勝戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、3日目から休場。秋巡業も全休した。この日は福岡市内で力士会に出席後、出場の可否や体調について問われると「はい、頑張ります」とだけ答えて、その場を後にした。

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宇良が右膝前十字靱帯損傷手術の可能性、治療法検討

9月11日、大相撲秋場所2日目 車椅子に乗る宇良


 右膝前十字靱帯(じんたい)損傷のため秋場所を3日目から休場した平幕の宇良が、手術する可能性があることが分かった。

 28日、師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)が明かしたもの。靱帯断裂部分があるとし「大けがは大けが。(決断は)本人に任せる」と説明。複数の病院で診察し治療方法を検討する。

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稀勢の里29日横綱土俵入りから、鶴竜も秋巡業参加

稀勢の里(17年2月5日撮影)


 大相撲秋場所を休場した3横綱2大関のうち、稀勢の里と鶴竜の2横綱が10月5日から始まる秋巡業に参加することになった。相撲協会巡業部の玉ノ井副部長(元大関栃東)が27日、明かした。稀勢の里は29日に茨城県笠間市の笠間稲荷神社で行われる横綱土俵入りから復帰する意向で、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「巡業は最初から。花相撲も出ます。相撲を取らないと。稽古して上がってきたので。できることはやっていきたい」と明かした。

 ただ、休場する力士は多く、横綱白鵬は途中から合流する見通しだが、当面は休場することになった。4日に開かれる大相撲beyond2020場所では三段構えなどを披露する予定だったが、変更される。休場届を提出した師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は「左膝の関節が完全に治りきっていない」と話した。

 高安と照ノ富士の2大関も参加できず、特に肉離れを起こした高安について、田子ノ浦親方は「ちょっとずつ歩けるようになってきた」と言いつつ「場所に何とか間に合わせたい」と全休する可能性を示唆した。

 ほかにも人気力士の宇良ら数人が休場する予定。8月の夏巡業同様に、休場者の多い道中となりそうだ。

 ◆九州場所番付発表までの主な秋巡業などの日程 ▽10月2日 明治神宮参拝・土俵入り、全日本力士選士権▽4日 大相撲beyond2020場所▽5日 千葉県八千代市▽6日 横浜市▽7日 さいたま市▽8日 静岡県富士市▽9日 茨城県筑西市▽11日 浜松市▽12日 愛知県一宮市▽13日 長野市▽14日 金沢市▽15日 京都市▽17日 岐阜県高山市▽18日 津市▽19日 奈良県香芝市▽20日 大阪府枚方市▽21日 大阪府岸和田市▽22日 大阪市▽24日 岡山市▽25日 兵庫県養父市▽26日 鳥取市▽27日 松江市▽28日 広島市▽29日 広島県福山市▽30日 九州場所番付発表

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白鵬秋巡業休場 稀勢の里は出場「相撲取らないと」

白鵬(17年1月撮影)


 大相撲の秋場所を左膝のけがで全休した横綱白鵬(32=宮城野)が、10月5日の千葉県八千代市から始まる秋巡業を休場することが明らかになった。師匠の宮城野親方(60=元前頭竹葉山)が27日、明かした。途中から出場する予定だとした上で「左膝の関節が完全に治りきっていない。花相撲も出られないと思う」として、両国国技館で開かれる2日の全日本力士選士権や4日の大相撲beyond2020場所も休場する意向を示した。

 一方で、左上腕付近のけがで同じく秋場所を全休した横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、花相撲や秋巡業にも当初から出場する。師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「相撲を取らないと。稽古して上がってきたので。できることはやっていきたい」と明言した。29日に茨城県笠間市の笠間稲荷神社で行われる横綱土俵入りにも参加するという。

 また、秋場所を途中休場して九州場所が初めてのかど番となる大関高安(27=田子ノ浦)については「ちょっとずつ歩けるようになった。できるときは上半身を鍛えたり、トレーニングしている」と明かしたが「場所に何とか間に合わせたい」として、秋巡業は全休する可能性も示唆した。

 ほかには、大関からの転落が決まった照ノ富士(25=伊勢ケ浜)や、人気力士の宇良(25=木瀬)らも秋巡業を休場することが決まった。

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北勝富士4敗目も「これから」恩師の言葉でリセット

阿武咲(左)は押し出しで北勝富士を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館


 東前頭2枚目の北勝富士(25=八角)は、同3枚目の阿武咲(21=阿武松)に押し出されて4敗目を喫した。それでも、表情は暗くなかった。「立ち合いがはまった。調子のいい阿武咲に、今日はちゃんと当たれた。圧力はしっかり戻ってきている」。思い悩んでいた前日までの悲愴(ひそう)感はなかった。

 「自分の立ち合いができない。何かがずれている。初めてです、こんなの。おかしい」。前日の取組で悩みを吐露していたところ、母校の埼玉栄高の山田道紀監督から電話を受けた。「今は苦しいかもしれないが、三段目や幕下のときと比べたら全然苦しくないだろ。宇良くんとか、出たくても出られない人がいっぱいいる。元気に相撲が取れていることに感謝しなさい。当たり前じゃないんだよ」。

 この言葉に気持ちがリセットできたという。「自分が悩んでいるときに、電話がかかってくる。分かるんですかね」。恩師の言葉でどこか吹っ切れた。相撲には負けたが、立ち合いの踏み込みは戻ってきた。

 「これからっすよ」。まだ前半戦が終わっただけにすぎない。

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高安・宇良のダブル休場で取り組み7本懸賞取りやめ

11日、車いすに乗せられた高安は痛めた右足を押さえて苦悶(くもん)の表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇3日目◇12日◇東京・両国国技館


 右脚を負傷した大関高安(27=田子ノ浦)と西前頭4枚目の宇良(25=木瀬)は3日目の12日、ともに休場した。

 高安は「右大腿(だいたい)筋群損傷で3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。15年秋場所以来2度目の休場で、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「内転筋の肉離れ。再出場は考えていない」。九州は初のかど番となる。宇良は「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷」との診断で15年春の初土俵以来、初の休場。全治はまだ分からず、師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)は「歩いて帰ってこられたので、たいしたことないと思いたい」と話した。

 ◆懸賞取りやめ 日本相撲協会は12日、秋場所3日目から休場した大関高安の一番に懸けられていた20本の懸賞のうち4本、人気の平幕宇良の一番に懸けられていた10本のうち3本が取りやめになったと発表した。残りは他の取組に変更になった。

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高安までも…右太もも肉離れ休場「プチッといった」

車いすに乗せられた高安は痛めた右足を押さえて苦悶(くもん)の表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇2日日◇11日◇東京・両国国技館


 荒れる秋が大荒れになった。大関高安(27=田子ノ浦)が小結玉鷲に初黒星を喫した際、右太ももを負傷した。肉離れで、関係者によると休場を決断。高安の休場は15年秋場所以来2度目になる。西前頭4枚目の宇良も平幕貴景勝に突き倒された際に右膝を痛めた。3横綱不在の中、実力と人気の屋台骨を支える2人が負傷し、相撲協会にとって弱り目にたたり目となった。三役以上の全勝は横綱日馬富士1人となった。

 まさか、高安までも-。昭和以降、初めて3横綱が初日から休場した今場所。優勝争いの期待が懸かった大関も、負の連鎖にのみ込まれた。都内の病院で右太ももの肉離れと診断された。関係者によると、やむなく休場を決断したという。

 防戦一方の相撲だった。2連敗中の玉鷲に押し出されて、左半身となって右足を俵にかけた。その粘りが負担を掛けた。土俵を割ると、初黒星に館内からはため息が上がった。だが、なかなか中に戻れず、戻っても足を引きずる姿によってすぐに、どよめきへと変わった。歩けずに付け人を呼び、車いすも求めた。「ブチッといった」「パーンと音がした」。そう漏らして右太もも内側をさすった。

 直行した診療所の帰りは、歩いて車に乗り込んだ。「そんなに悪くない。大丈夫」と弱音は吐かず、打ち出し後は8日に急逝した世話人の友鵬さんの通夜のため、東京・江東区の大嶽部屋へと向かっていた。だが、その後に向かった病院で、重傷であると診断された。電話で話した師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「やったばかりなので、明日の朝の様子を見て決めたい」と言葉を濁したが、半身で残す姿に「一番悪いくせが出た」と指摘した。

 3横綱と1大関の休場は99年春場所の若乃花、貴乃花、曙の3横綱と大関千代大海以来18年半ぶりとなる。公傷制度が廃止された04年初場所以降、最多の幕内5力士が不在で始まった今場所。そこに期待の大関までも…。荒れる秋場所は、一向に晴れる気配がない。【今村健人】

 ◆八角理事長(元横綱北勝海)の話 高安はどこを痛めたか(が問題)だ。玉鷲を、うまくつかまえようとしたが押し勝つぐらいの気持ちが欲しかった。ケガばかりは仕方がない。ケガをしない体作りは本人しかできない。日々の鍛錬が必要。荒れている(場所だ)が日馬富士はいい緊張感を崩さずにやってほしい。

 ◆幕内後半戦の二所ノ関審判長(元大関若嶋津)の話 自分もやったことがあるが、大きいの(筋肉)を切っていたら時間がかかる。優勝候補として一番、期待していただけに心配だ。

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高安と宇良が休場 3横綱1大関休場は18年ぶり


 大相撲秋場所3日目の12日、大関高安(27=田子ノ浦)と、西前頭4枚目宇良(25=木瀬)が休場した。2日目の玉鷲戦で右太ももを負傷した高安は「右大腿(だいたい)筋群損傷で3週間の安静加療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出。同じく2日目の貴景勝戦で右膝を負傷した宇良は「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷のため9月場所の休場を要する」との診断書を日本相撲協会に提出した。

 高安の休場は15年秋場所以来2度目で、宇良の休場は15年春場所で初土俵を踏んでから初。3横綱と1大関の休場は99年春場所の若乃花、貴乃花、曙の3横綱と大関千代大海以来18年ぶりとなった。

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宇良もピンチ、右膝に痛み「ずれた。終わったな」

貴景勝(右)に突き倒しで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇2日目◇11日◇東京・両国国技館


 人気の宇良も右膝を負傷した。苦手とする貴景勝に押し込まれた際、俵に右足1本で、無理してでも残ろうとした。その際、名古屋場所から痛めていた右膝が内側に入った。崩れるように尻から落ちる。そして、自ら土俵下に下りた。中には戻れず、車いすに乗り、思わず「(膝が)ずれた。うわぁ、終わったな~、これ」と顔をしかめた。

 ただ、関係者によると、直行した相撲診療所で、うまく膝を入れてもらったという。痛みが軽度になったのか、歩いて車に向かい「びっくりしただけです。大丈夫です」と話した。ただ、出場の意思を聞かれるとしばらく考えて「頑張ります」と話すにとどめた。

 名古屋場所で右膝の靱帯(じんたい)を痛め、夏巡業を2日目から休場した後も稽古は満足に積めなかった。「置かれた環境の中でやるべきことはやってきた」と決意を語っていたが、さらなる苦難に陥った。

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宇良痛い…貴景勝戦で右脚痛め車いすで診療所へ直行

<大相撲秋場所>◇2日目◇11日◇東京・両国国技館

 人気の西前頭4枚目の宇良(25=木瀬)が右脚を痛めた。西前頭5枚目の貴景勝(21=貴乃花)に突き倒された際、右脚で無理に踏ん張ったためか、起き上がることができなかった。そのまま車いすに乗って相撲診療所へ直行。その際には「ずれた。うわぁ、終わったな、これ…」と話していた。

 ただ、診察後は歩いて車へ。「びっくりしただけです。(痛みは)大丈夫です」と気丈に振る舞い、3日目以降の出場については、しばらく考えた後で「頑張ります」とだけ話した。

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日馬富士2連勝、高安、照ノ富士ら黒星 秋場所

玉鷲(手前)に押し出しで敗れる高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇2日目◇11日◇東京・両国国技館

 1人横綱となった日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭筆頭の栃ノ心(29=春日野)を下手投げで下し2連勝を飾った。

 初日白星の大関高安(27=田子ノ浦)は、小結玉鷲(32=片男波)に押し出され、ともに1勝1敗となった。

 かど番の大関豪栄道(31=境川)は、前頭2枚目の北勝富士(25=八角)を押し出して初日を出した。同じくかど番の大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、前頭筆頭の琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に寄り切られ連敗を喫した。

 人気力士の前頭4枚目宇良(25=木瀬)は、同5枚目貴景勝(21=貴乃花)に突き倒され1勝1敗。貴景勝は2連勝。同10枚目石浦(27=宮城野)は同11枚目大栄翔(23=追手風)にはたき込まれ1勝1敗。同14枚目の遠藤(26=追手風)は、初日に幕内初白星をあげた同16枚目朝乃山(23=高砂)をはたき込み1勝1敗とした。

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宇良瞬時判断で白星とったり「紙一重の勝負だった」

正代(右)を、とったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

 西前頭4枚目の宇良(25=木瀬)が、巧みな取り口で白星発進した。

 東前頭5枚目の正代(25=時津風)に低く当たる。潜り込めずに下がるものの、体が瞬時に反応。左腕をつかんで、土俵際でとったりを決めた。「紙一重の勝負だったと思います。初日なので、勝てたのはすごくうれしい」と素直に喜んだ。

 名古屋場所10日目の高安戦で右膝を負傷して、そこから5連敗で負け越し。夏巡業も2日目から休場した。その間、満足な稽古はできなかった。ただ「稽古が思う存分できなかったけど、置かれた環境の中でやるべきことはやってきた」。今場所は出場も危ぶまれていたが、強い気持ちを持ってなんとか間に合わせた。それだけに「自信を持って場所に臨みたい」と誓った。

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日馬富士、高安は白星発進 秋場所

日馬富士(左)は栃煌山を上手投げで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

 3横綱が休場で1人横綱となった日馬富士(33=伊勢ケ浜)が小結栃煌山(30=春日野)を上手投げで破り、きっちり白星発進した。

 3大関は高安(27=田子ノ浦)だけが白星だった。前頭筆頭の栃ノ心(29=春日野)を寄り切りで破った。かど番の照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は前頭2枚目の北勝富士(25=八角)に引き落としで敗れ、同じくかど番の豪栄道(31=境川)は前頭筆頭の琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に押し出しで敗れた。

 人気の前頭4枚目宇良(25=木瀬)は同5枚目の正代(25=時津風)をとったりで破った。

 前頭14枚目の遠藤(26=追手風)は、同14枚目の隠岐の海(32=八角)に上手投げで敗れた。

 新入幕の朝乃山(23=高砂)は十両の蒼国来を破り、幕内初白星を挙げた。

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秋場所の懸賞2064本、指定懸賞は高安がトップ

懸賞金の束を受け取った高安(2017年5月26日撮影)

 大相撲の秋場所(10日初日、東京・両国国技館)で懸かる懸賞本数について、日本相撲協会の担当者は8日時点で2064本に上ることを明かした。

 白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱の休場によって当初から200本ほど減りはしたものの、2153本と史上初めて2000本を超えた今年夏場所に続く勢い。取りやめた企業はあるものの、ほかの力士への「掛け替え」や、幅広い力士への分散が増えたことが要因だという。

 新規の申し込みは、菓子メーカーの「湖池屋」や、大手玩具メーカー「タカラトミー」など9件。個人への指定懸賞では、稀勢の里の休場による掛け替えで大関高安がトップとなり、大関豪栄道と、平幕の人気力士の宇良が続いている。

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秋場所間に合うか?遠藤「分からない」、宇良も慎重

両国国技館名物「ひよちゃん焼」を口にする遠藤

 29日、両国国技館で力士会が行われ、けがを抱える人気の2力士も参加した。

 左足首のけがで名古屋場所を途中休場し、7月下旬に内視鏡手術を行った遠藤(26=追手風)はこの日、相撲は取らず、秋場所については「まだ分からない」と話すにとどめた。右膝靱帯(じんたい)の損傷で夏巡業を途中休場した宇良(25=木瀬)も「稽古はまだ。(回復具合は)秋場所があるので言えない」と慎重だった。

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