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佐渡ケ嶽部屋が力士数トップ 唯一30人台/新番付

琴勝峰(2021年1月15日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。

新番付にしこ名が載った力士総数は44部屋に、初場所から13人減の652人。部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

毎度おなじみ? 相撲通の方なら1位と2位はあの部屋…と推測できるでしょう。ここ数年、常にトップを競うあの部屋です。

1位は佐渡ケ嶽部屋の30人。初場所から3人減ったが、唯一の30人台でトップの座をキープし続けている。幕内力士3人は伊勢ケ浜部屋の4人に次いで2位タイだ。2位は、こちらも初場所から1人減ながら28人の木瀬部屋。西前頭3枚目まで番付を上げた部屋頭の志摩ノ海や再入幕を目指す十両宇良ら多彩な顔ぶれで、関取7人は同じく幕内3人、十両4人の九重部屋と並びトップだ。

これに肉薄するのが、3位で27人の玉ノ井部屋と九重部屋。九重部屋は関取7人で“関取占有率”は高い。5位で24人の八角部屋は“関取予備軍”の幕下が最多の8人で北勝富士、隠岐の海に続く関取誕生が待望される。

6位以下は<6>境川部屋23人<7>高田川部屋、高砂部屋の各22人<9>追手風部屋21人と、ここまでが20人超の部屋だ。10位は武蔵川部屋の19人と続く。最少は鏡山部屋の2人で、片男波部屋4人、錦戸部屋5人が“少数精鋭”の小部屋で続く。

【出身地別力士数】

これもここ数年の傾向で、日本全国の人口比率に準じている順位に、ほとんど変動はない。1位は東京都の55人。以下<2>大阪府36人<3>愛知県35人と本場所開催都府県が上位3傑に入る。以下<4>兵庫県31人<5>千葉県29人<6>神奈川県28人<7>福岡県、熊本県、鹿児島県の各25人<10>埼玉県23人と、ここまでがベスト10入り。

幕内8人、十両3人とも出身地別で最多のモンゴルが21人、幾多の横綱を輩出した“相撲どころ”の北海道が20人と続き、ここまでが20人超え。北海道同様、やはり多くの名力士を輩出した相撲どころの青森県は9人(25位)となっている。なお47都道府県の最少は滋賀県の1人。福井県、鳥取県が2人となっている。

国別ではモンゴルの21人がダントツで、ブラジル、ロシア、ジョージア、ブルガリア、ハンガリー、フィリピン、ウクライナが各1人となっている。

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<大相撲初場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭大栄翔が、単独首位に立って初優勝に王手をかけた。過去6勝8敗と合口の悪い玉鷲相手に、得意とする強烈な突き押しで勝負。土俵際に追い込むも、玉鷲の押しに引いてしまった。土俵際に追い込まれる形となったが、慌てることなくはたき込みではわせた。自己最多の12勝目を挙げた。

結びの一番前に登場した大関正代は、関脇照ノ富士と白熱した取組を披露。何度も土俵際に追い込み、照ノ富士の体勢を何度も崩したが、あと1歩及ばず。最後は照ノ富士のはたき込みに屈した。3敗に後退し、1差で大栄翔を追いかける展開となった。

大関復帰を目指す照ノ富士は、10勝目を挙げて2場所連続の2桁白星。春場所での大関とりに向けて、足固めを作った。結びの一番では、大関朝乃山が明生を下して10勝目を挙げた。

14日目の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

朝乃山(10勝4敗)突き落とし明生(8勝6敗)

明生(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・河田真司)


照ノ富士(10勝4敗)叩き込み正代(11勝3敗)

★正代「何度か土俵際でチャンスがあったが、そこで決めきれなかった。最後はスタミナ負けというか、足から崩れてしまった。まだまだ課題はいっぱいある。終わったことなので引きずらないようにできたらいい。(千秋楽は1差)とりあえずあと2番取るくらいの気持ちで、ここで集中を切らさないようにしたい。(優勝を逃した昨年初場所も14日目に幕尻優勝の徳勝龍に黒星)初場所の14日目は鬼門ですね」

正代(後方)の攻めを耐える照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士に敗れ3敗目を喫し、険しい表情で土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)


隠岐の海(7勝7敗)叩き込み隆の勝(8勝6敗)

☆隆の勝「落ち着いて回り込めたかなと思う。危なかった。今場所そんなに気持ちが落ちることなく白星が先行できていた。余裕があった。(勝ち越しは)自信になる。うれしく思います」

正代(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


遠藤(6勝8敗)寄り切り御嶽海(8勝6敗)

翠富士(左)を寄りきりで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


高 安(9勝5敗)寄り切り輝(5勝9敗)

輝(左)を寄り切りで破る高安(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝9敗)叩き込み大栄翔(12勝2敗)

☆大栄翔「今日も立ち合いが良かった。前に出られて良かった。(結果ははたき込みでの勝利だが)前には出られている。流れの中のはたき。そこは自分の中では大丈夫。(優勝争いの重圧)いい感じの緊張感でやれている。その中で取るのは大変なことだけど頑張っていきたい。(千秋楽へ)あした最後なので思い切り自分の相撲を取ることが一番。気持ちを強く持って、自分の相撲を取りきりたい。変にかたくなって負けてしまうことは後悔が残る。取るなら思い切り自分の相撲を取った方が悔いはない」

玉鷲(手前)をはたき込みで破る大栄翔(撮影・河田真司)

玉鷲(右)をはたき込みで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)

玉鷲をはたき込みで破り、勝ち名乗りを受ける大栄翔(撮影・河田真司)


北勝富士(6勝8敗)押し出し碧山(5勝9敗)

☆北勝富士「本当に負け越して吹っ切れた。本来の動きができるようになった。しっかり前に圧力をかけて、我慢して我慢して取れた」

碧山(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


宝富士(9勝5敗)寄り切り逸ノ城(9勝5敗)

宝富士(奥)に寄り切りで敗れる逸ノ城(撮影・河田真司)


志摩ノ海(8勝6敗)寄り切り阿武咲(8勝6敗)

★阿武咲「気持ちでは思い切って先手、先手でいきたかったが、低さ負けですかね」

阿武咲(左)を寄り切りで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)


琴勝峰(1勝13敗うっちゃり照強(6勝8敗)

琴勝峰(奥)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)

琴勝峰(左)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)

琴勝峰(左)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)


栃ノ心(4勝10敗)寄り切り明瀬山(9勝5敗)

☆明瀬山「胸借りるつもりで思い切り当たりました。相手はずっと幕内張って、優勝経験して、大関にもなったんで格上じゃないですか。ダメだったらしょうがないと目いっぱい、いきました」

栃ノ心(右)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・河田真司)


竜電(4勝10敗)小手投げ天空海(5勝9敗)

☆天空海「圧力がちょっとは伝わったかな。差されても落ち着いて考えて動けた。(千秋楽は幕内に)残るとか残れないは関係なく、いい相撲をとりたい」

竜電(左)を小手投げで破る天空海(撮影・河田真司)


豊昇龍(9勝5敗)送り出し翔猿(6勝8敗)

翔猿(左)を送り出しで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


翠富士(8勝6敗)押し出し霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山「(まわし待ったもあり)長かったですね。我慢してとって勝ってよかった」

霧馬山(右)のまわしが外れ、締め直す行司の式守勘太夫(撮影・河田真司)

霧馬山(中央)のまわしを締めあげる式守勘太夫(撮影・鈴木正人)

翠富士(右)を押し出しで破る霧馬山(撮影・河田真司)


徳勝龍(3勝11敗)押し出し佐田の海(5勝9敗)

☆徳勝龍「(9連敗から脱出し)調子が悪いなら調子が悪いなりにやらないとダメ。気持ちだけは切れないように、強い気持ちを持ってどんどんやるしかないという感じだった」

佐田の海(右)を押し出しで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)


琴恵光(6勝8敗)寄り切り妙義龍(7勝7敗)

妙義龍(左)は寄り切りで琴恵光を破る=(撮影・小沢裕)


豊山(7勝7敗)押し倒し琴ノ若(10勝4敗)

☆琴ノ若「休まず動いたのがよかった。(2桁10勝目は)一番一番しっかり力を出し切ることだけを考えてやっている。その中でしっかり体が動いたのが、少しずつつながったのかなと思う」

★豊山「止まったところが全てだった。止まる前に勝負を決めたかった。あと一番なので全部出し切って終わりたいと思う」

豊山(左)を押し倒しで破る琴ノ若(撮影・河田真司)

十両

東龍(6勝8敗)押し出し宇良(10勝4敗)

宇良(左)は居反り狙いのような体勢で東龍の下に潜り込む(撮影・小沢裕)

東龍(左)に居反りを仕掛ける宇良(撮影・鈴木正人)

東龍(奥)を攻める宇良(撮影・河田真司)

東龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)

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宇良アクロバティック10勝目、万歳状態から逆襲

東龍(左)に居反りを仕掛ける宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇14日日◇23日◇東京・両国国技館

東十両10枚目の宇良(28=木瀬)がアクロバティックな動きで館内を沸かせ、2桁10勝目をあげた。

東龍に差されてかいなを返された右腕は万歳状態。すかさず相手の脇の下に潜り込み、クルリ体を入れ替えると最後は押し出した。「どうなったか、自分でも(映像を)見てみないと分からない」と無我夢中の動きだった。

これで2桁10勝に到達した。「本当に2桁勝てたのはうれしい。正直、ここまでくるとは思わなかった」とかみしめる。千秋楽に十両優勝の可能性をつないだが、「優勝はないと思っています」。地元・大阪の春場所によりよくつなぐためにも「千秋楽は勝ちたいですね、ここまできたら」と力をこめた。

東龍(左)に居反りを仕掛ける宇良(撮影・鈴木正人)
東龍(奥)を攻める宇良(撮影・河田真司)
東龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)

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宇良「僕もやりたいと」待望の肩すかしで10勝王手

錦木(左)を肩すかしで破る宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館

業師の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、西十両7枚目錦木(30=伊勢ノ海)を破って9勝目を挙げた。立ち合い真っすぐ当たって、下からの低い押しで前へ。一気に押し込むことができなかったが、タイミングよく体を開きながら肩すかしを決めた。「(錦木とは)幕内でやった経験があるので力を出し切ることだけを考えていた」と振り返った。

待望の決まり手で白星をつかんだ。肩すかしと言えば、今場所新入幕の翠富士が得意とする決まり手。12日目を終えて、すでに肩すかしで4番勝っている。それに対して「僕もやりたいと思っていた。自分もあんな相撲を取れたらと」と宇良。鮮やかな肩すかしを決めて「翠富士関のマネをしたような感じですね。できて良かったです」と笑みを浮かべた。

再十両を果たした昨年11月場所は9勝で終えただけに「2桁に乗せたい」と欲を出した。

錦木(手前)を肩すかしで破る宇良(撮影・鈴木正人)
錦木を肩すかしで破り土俵を引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)

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大栄翔が2敗死守 土俵際で星拾い初Vへ「残った」

明生(右)を攻める大栄翔(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が自己最速で2桁10勝目に到達した。3敗の明生を下して2敗を維持。上手を取られる苦しい展開だったが、土俵際で逆転の突き落としを決めた。物言いがついたが、行司軍配通り。連敗はせず、初優勝に向け1歩前進した。大関正代も10勝目を挙げてトップを並走。3敗がいなくなり、賜杯争いは2敗の2人に絞られつつある。

   ◇   ◇   ◇   ◇

内容には不服でも、発する言葉には安心感がにじみ出ていた。2敗を死守した取組後のリモート取材。大栄翔は「ひとまず10番勝てたのは良かった。(白星を)拾えた意味では大きい」と話し、少し息を整えた。

賜杯争いの先頭を走る緊張感からか、4連勝中の相手に大苦戦を強いられた。「ちょっと見ていきすぎた」。明生に突きを下からあてがわれ、思わず引いてしまう場面も。2度いなされて右上手を許すと、左四つで体を寄せられ俵に足がかかった。「精いっぱい残った」。執念で左に回り込み、明生は土俵に腹ばい、大栄翔は土俵下に落ち、軍配は自身に上がった。同体ではないかと物言いがついたが、協議の結果は行司軍配通り。「ぎりぎりでした。ああいう形になってしまう時点で甘い」と猛省した。

攻防のある相撲で国技館を沸かせたが、出身の埼玉県朝霞市も郷土力士の躍進に興奮を隠せない。同市の担当者によると、緊急事態宣言下のため現段階では「検討中」と慎重な姿勢ではあるが、今後優勝が懸かる一番が実現すれば十分な感染対策を行った上で市内でパブリックビューイング(PV)を行う可能性もあるという。同市でのPV実施は、陸上女子400メートルリレーで同市出身の土井杏南(25=JAL)が第1走を走った12年ロンドン五輪が最後。当時は約100人を収容できる市内の公民館が埋まった。くしくも土井は大栄翔と同じ朝霞市立第一中-埼玉栄高の出身。世界を経験した2学年下の“後輩”に迫る活躍ぶりだ。

同じ2敗でも優位な立場にある。首位を並走する正代は、千秋楽まで役力士との対戦が続く見通し。自身は残り3日間、番付が下の平幕と戦う。日に日に強まる重圧。「最後まで1日一番(という意識)は忘れないようにしたい」と自らを奮い立たせた。【佐藤礼征】

◆幕内後半戦の高田川審判長(元関脇安芸乃島) 大栄翔は本当に動きがいい。成績がいい時は、こういう相撲が何番かある。9割方負けていたけど、この一番は大きい。後半戦はもたもたしていたけど、今日の勝ちを拾ったのは大きい。正代は本当に厳しい相撲だった。

◆八角理事長(元横綱北勝海) 大栄翔は勝ちたい気持ちから、はたいたり、いなしたり、動きはぎこちなかったがよく残った。最後まであきらめないで必死にやった結果。ただ中日までの見事な相撲を取らないと優勝は見えてこない。正代は安全にいって勝った。実力がある証拠。両者のどちらが有利かというのはない。

◆12日目の敢闘精神評価3傑◆〈幕内〉(1)大栄翔 85P(2)琴勝峰 75P(3)翠富士 74P〈十両〉(1)宇良 94P(2)王鵬 72P(3)矢後 58P ※投票51人

明生(右)を攻める大栄翔(撮影・江口和貴)
大栄翔(右後方)と明生の取組で物言いがつき話し合う審判団(撮影・河野匠)
明生(手前)を突き落としで破る大栄翔(撮影・江口和貴)
明生(左)の腕が先に出て大栄翔の勝ちとなる(撮影・河野匠)
明生を破り2敗を守った大栄翔(撮影・河野匠)

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50歳華吹が偉業、宇良足取り/12日目写真特集

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

カド番を脱した大関正代(29=時津風)と三役総ナメ快進撃の前頭筆頭大栄翔(27=追手風)が2敗でV争いトップを並走。朝乃山(26=高砂)、明生(25=立浪)の2人が3敗で追う。

12日目の熱戦を写真で振り返ります。

50歳以上116年ぶり! 現役最年長の華吹が勝ち越し

立ち合いから左四つ、上手投げで崩して

桜(右)を攻める華吹(撮影・鈴木正人)

最後ははたき込みで料理

桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)

桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)

桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)

桜をはたき込みで破り勝ち名乗りを受ける華吹(撮影・鈴木正人)

【十両】

宇良足取り水戸龍

馬力のある水戸龍に押し込まれたが土俵際で耐え

水戸龍(左)の攻めを耐える宇良(撮影・鈴木正人)

水戸龍(右)を攻める宇良(撮影・鈴木正人)

体を密着させて右腕を取ると、流れで右足を取って一気に前へ

水戸龍(左)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)

水戸龍(右)を足取りで破る宇良(撮影・河野匠)

水戸龍(手前)を足取りで破った宇良(撮影・鈴木正人)

水戸龍(左)を足取りで破った宇良(撮影・江口和貴)

水戸龍(手前)を足取りで破った宇良(撮影・鈴木正人)

水戸龍(右)を足取りで破った宇良(撮影・河野匠)

【幕内】

天空海寄り倒し明瀬山

天空海(左)を寄り倒しで破った明瀬山(撮影・鈴木正人)

明瀬山 「いつも通り変わらずです。早く終わってほしい感じです。あと3日、準備運動しっかりして頑張ります」


佐田の海寄り切り琴恵光

明生(右)の攻めに土俵際で残る大栄翔(撮影・江口和貴)

琴恵光 「相手より下に入る意識でとれました。最後まで落ち着いてとれた」


志摩ノ海寄り切り豊 山

志摩ノ海に寄り切りで敗れた豊山(撮影・江口和貴)

豊山 「勝ちたい、勝ちたいで冷静さを失っていた。悔しいですね」


翠富士肩すかし碧 山

碧山(左)の攻めを耐える翠富士(撮影・河野匠)


豊昇龍送り出し妙義龍

琴ノ若寄り切り霧馬山

照 強押し出し翔 猿

照強(右)を攻める翔猿(撮影・鈴木正人)

翔猿 「攻められたんでよかったと思います。自分の相撲を取りきればいいかと気持ちを落とさずやろうと頑張っています」


琴勝峰送り倒し徳勝龍

徳勝龍(下)を送り倒しで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)


逸ノ城はたき込み阿武咲

阿武咲(左)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

阿武咲 「張り差しは頭に入っていた。最後、足が流れただけで悪い相撲ではなかった」


宝富士突き落とし

北勝富士押し出し栃ノ心

北勝富士(手前)に押し出しで敗れる北勝富士(撮影・江口和貴)


明 生突き落とし大栄翔

明生(右)の攻めに土俵際で残る大栄翔(撮影・江口和貴)

明生(手前)を突き落としで破る大栄翔(撮影・江口和貴)

大栄翔 「ちょっと見ていきすぎた。最後まで諦めないで良かった。(土俵際は)残るしかないという感じで、精いっぱい残った。ひとまず10番勝てたことは良かった。1日一番しか取れない。全部勝たないと優勝できない。最後まで1日一番(という気持ち)は忘れないようにしたい」


高 安寄り切り隠岐の海

高安(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)


玉 鷲巻き落とし御嶽海

玉鷲(右)を巻き落とす御嶽海(撮影・河野匠)

御嶽海 「良かったと思う。自分の相撲が取れた。(巻き落としを決めた経験は)1回、学生のときにある。立ち合い当たれて足も出ている。自分の相撲を取って、しっかり前に出る相撲を取りたい」


遠 藤押し出し隆の勝

遠藤(左)を押し出す隆の勝(撮影・河野匠)

隆の勝 「途中はたいたり弱気な部分も出たが、最後押し込めた。自然と体が動いてくれたので良かった。自分らしい前に出る相撲を心掛けて頑張る」


竜 電寄り切り正 代

竜電(右)を寄り切る正代(撮影・河野匠)

竜電を寄り切り懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

正代 「(前日11日目は際どい勝負だったが)いつも通り過ごして、自分の相撲を取ることだけに集中した。その日できる一番いい相撲を取れるように集中したい」


朝乃山寄り切り照ノ富士

照ノ富士に寄り切りで敗れる朝乃山(撮影・江口和貴)

照ノ富士(左)に寄り切られる朝乃山(撮影・河野匠)

照ノ富士(後方)に敗れ、悔しそうな表情を見せる朝乃山(撮影・河野匠)

照ノ富士 「最初すぐ上手取れなかったけど、落ち着いてやれて良かった。どんな相手でもまわし取れば自分の方が強いと自信を持ってやっている」

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宇良が勝ち越し「少しずつ番付を上げていきたい」

水戸龍(手前)を足取りで破った宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

業師の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、西十両10枚目水戸龍(26=錦戸)を足取りで下して、勝ち越しを決めた。馬力のある水戸龍に押し込まれたが、土俵際で上半身を大きく反らせて耐えると、水戸龍の引きに応じて前へ。はたきにも耐え、体を密着させて右腕を取ると、流れで右足を取って一気に前に出た。

宇良らしい取り口に「自分でもよく(土俵際)残れたなと思います。その後は、流れに乗って相撲が取れてよかったです。(足が)取れたら攻めていくしかないので」と振り返った。再十両を果たした昨年11月場所から2場所連続で勝ち越しを決めて「良かったです。本当にギリギリでやっているので。勝ち越すことができてうれしいです。少しずつ番付を上げていきたいです」と声を弾ませた。

水戸龍(手前)を足取りで破った宇良(撮影・鈴木正人)
水戸龍(左)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)

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宇良2場所連続勝ち越し王手、三役経験の松鳳山破る

松鳳山(右)を寄り切りで破る宇良(撮影・江口和貴)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、関取復帰から2場所連続の勝ち越しに王手をかけた。

三役経験者の東十両4枚目松鳳山と、幕内だった17年夏場所以来2度目の顔合わせ。潜り込むように左を差して、引いたところを迷わずに出て寄り切った。松鳳山との4年ぶりの対戦に「対戦するのも怖いところがあったけど、勝つことができて良かった」と喜びを語った。

初日から4連勝するなど順調な滑り出しだったが、9日目から今場所2度目の連敗を喫するなど苦しんでいた。「白星取っていかないと気分が落ち込むので良かったです」と安堵(あんど)の表情。残り4日間に向けて「(大事なのは)一番一番集中すること。勝ち越したいですね」と意気込んだ。

松鳳山(右)を寄り切りで破る宇良(撮影・江口和貴)

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大栄翔初黒星、叩き込みにバッタリ/9日目写真特集

<大相撲初場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館

全勝力士が消えた。初日から8連勝で単独トップを走ってきた西前頭筆頭の大栄翔は、宝富士のはたき込みに敗れ、初黒星を喫した。

大関正代は玉鷲を押し出し、7勝目でかど番脱出に王手をかけた。ただ1人2敗を守って、大栄翔に1差と迫った。大関貴景勝は遠藤に引き落とされて7敗目。綱とり場所が一転、負け越しのピンチとなった。大関朝乃山は高安を寄り切って3連勝で6勝目。3敗力士は朝乃山ら10人と混戦になってきた。

9日目の熱戦を写真で振り返ります。


朝乃山(6勝3敗)寄り切り高 安(5勝4敗)

☆朝乃山「自分の形になったので、引きつけて足を運べたと思います。右四つになっても負けている相撲もある。落ち着いてとれたと思います」

高安(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)


貴景勝(2勝7敗)引き落とし遠 藤(5勝4敗)

★貴景勝「勝たなきゃ意味ないんで。(取り口は)勉強していかないといけない。(7敗目に)1日一番で頑張るしかない」

☆遠藤「今できることを精いっぱいやるだけでした。明日からも、明日できることを精いっぱいやるだけです」

貴景勝(右)を引き落としで破る遠藤(撮影・中島郁夫)

貴景勝(左)は遠藤に引き落としで敗れる(撮影・小沢裕)

遠藤(左)に引き落としで敗れた貴景勝(撮影・河田真司)

遠藤に引き落としで敗れ、土俵下で浮かない表情を見せる貴景勝(撮影・河田真司)


玉 鷲(5勝4敗)押し出し正 代(7勝2敗)

☆正代「体がよく反応できたので、おっつけながら相手の腕をはねあげられたのはよかった。まだ優勝争いとか、そういうのは気にしていないので、何とも言えないですけど、星が離れないように維持できたらなと思います」

玉鷲(左)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)

玉鷲を押し出しで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)


照ノ富士(6勝3敗)寄り切り竜 電(3勝6敗)

☆照ノ富士「落ち着いてとれたんでよかったです。思い通りの相撲ではないけれど、勝ったからよかった」

竜電(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


輝(4勝5敗)小手投げ隆の勝(5勝4敗)

☆輝「前に出る意識はあった。自分の強い体勢を崩さない、土俵際の詰めをしっかりやることが大事かな」

隆の勝(下)を小手投げで破る輝(撮影・中島郁夫)


北勝富士(2勝7敗)押し出し御嶽海(4勝5敗)

☆御嶽海「少し立ち遅れましたが、良かったと思います。当たってすぐに前に出ること、引かないことを意識してやりました」

★北勝富士「2歩目、3歩目が出てくれない。いい時は自然に出るが、出ない時は考えすぎている。まだ終わってないんで戻せるようにやっていきたい」

御嶽海(左)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


宝富士(5勝4敗)叩き込み大栄翔(8勝1敗)

★大栄翔「あまりに勝ち急ぎました。攻めは良かったと思うんですが、無理に攻めすぎました。ショックを受けていたら15日間取れないので、しっかり切り替えていきたいと思います」

☆宝富士「(全勝の大栄翔を止め)昨日(8日目)ふがいない相撲だったんで立ち合いから集中していけたのがよかった。自分なりに踏み込めた」

大栄翔(手前)ののど輪に耐える宝富士(撮影・河田真司)

宝富士(右)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

宝富士(右)にはたき込みで敗れる大栄翔(撮影・河田真司)

大栄翔(右)をはたき込みで破る宝富士(撮影・中島郁夫)

1敗を喫し花道を引き揚げる大栄翔(撮影・小沢裕)


琴勝峰(0勝9敗)押し出し阿武咲(6勝3敗)

☆阿武咲「終始、落ち着いて相撲が取れてよかったです。体力は全然大丈夫です」

琴勝峰(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・河田真司)


栃ノ心(3勝6敗)上手出し投げ明 生(6勝3敗)

☆栃ノ心「中に入れないよう突き放していった。何とか勝ててよかった」

明生(下)を突き落としで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)


徳勝龍(2勝7敗)突き落とし隠岐の海(5勝4敗)

徳勝龍(右)を突き落としで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


天空海(1勝8敗)叩き込み翔 猿(4勝5敗)

天空海(左)をはたき込みで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


逸ノ城(6勝3敗)寄り切り霧馬山(6勝3敗)

霧馬山(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(6勝3敗)突き落とし妙義龍(5勝4敗)

☆琴ノ若「内容はよくないが、しっかり構えて相撲がとれた。星数より明日また、切り替えていい相撲をとれるようにしたい」

琴ノ若は妙義龍(右)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


志摩ノ海(6勝3敗)押し出し佐田の海(4勝5敗)

☆志摩ノ海「師匠(木瀬親方)に言われていることが土俵で出せてよかった。土俵際のはたきに残れるのは、いい稽古ができているからだと思う」

佐田の海(左)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)


明瀬山(6勝3敗)押し倒し碧 山(5勝4敗)

★明瀬山「小手、きめられましたね。(振られて)足が流れた感じ。(3連敗にメンタルは)大丈夫ですよ」

碧山は明瀬山(左)を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)


翠富士(5勝4敗)押し出し琴恵光(3勝6敗)

★翠富士「もろ差し狙いでいったが差せず、癖で肩すかしにいった。前に出ればよかった。うまくやられたッスね」

☆琴恵光「受けることなく自分の相撲でいけた。(翠富士の肩すかしは)頭にあったけど体がうまく反応しました。落ち着いて取れました」

琴恵光(左)は翠富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(4勝5敗)突き落とし照 強(3勝6敗)

☆豊昇龍「朝、師匠(立浪親方)から「立ち合いに気をつけていけ」と言われて、立ち合いに気をつけていった。落ち着いてたんでよかったと思います」

豊昇龍(左)を照強を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


豊 山(6勝3敗)寄り切り松鳳山(3勝6敗)

☆豊山「立ち合いで先手を取られてしまった。張られて体がフワフワして、気づいたら土俵際にいた。何かしたというより、しがみついていた。終わったら勝っていた感じですね」

豊山(右)は寄り切りで松鳳山を破る(撮影・小沢裕)

松鳳山(右)を寄り切りで破った豊山(撮影・河田真司)

十両

剣翔(9勝0敗)押し出し宇良(6勝3敗)

剣翔(左)に押し出しで敗れる宇良(撮影・河田真司)

剣翔に押し出しで敗れ、険しい表情を浮かべる宇良(撮影・河田真司)

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宇良3敗目「痛~」左肩を気にするしぐさ見せる

剣翔に押し出しで敗れ、険しい表情を浮かべる宇良(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館

東十両10枚目の宇良(木瀬)が3敗目(6勝)を喫した。勝ちっ放しの同8枚目剣翔(追手風)に敗れた。

低く当たって相手の懐にもぐり、左腕をたぐったが押し出された。

好調の相手にいいところなく「圧倒されました」「全然ダメでした」など言葉少な。取組後は左肩を気にするしぐさを見せた。花道から引き揚げる際、NHK大相撲中継に「痛~」とつぶやく声も拾われたが「大丈夫です」と話していた。

剣翔(左)の攻めに耐える宇良(撮影・河田真司)

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宇良白星も苦笑い「あまりないかたち」互いに見合い

勢(左)と間合いを取る宇良(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、6勝2敗と白星を伸ばして後半戦に突入する。

三役経験者の東十両13枚目勢を押し出した。

右に動きながら立つと、右を差し、左おっつけで頭をつけた。差し手を抜くと、低い体勢から一気に前へ出た。相手も立ち合いで変わり、互いに見合うような場面もあり「自分でもどうなったか分からない。なんかあまりないかたちになったような…自分でもよく分からない」と苦笑いを浮かべながら振り返った。

阪神・淡路大震災からこの日がちょうど26年。大阪・寝屋川市で生まれ、大学は兵庫・西宮市の関学大に通っただけに人ごとではない。「自分も聞いた話でしかないので当時の状況は分からないが、関西学院の相撲の道場もその影響で壊れてしまったという話は聞いたことがある。その影響もありながら部が存続していて、自分もそこで卒業することができた。部員が欠けそうになりながらもつなげられた」。

一方で母校の相撲部は現在、部員が集まらず「ピンチ」を迎えているという。「部員が団体(戦)を組めるかどうかという感じになっている」と懸念しつつ「阪神淡路も乗り越えてきた部なので、部としてはなくなってほしくない。結果よりも相撲を楽しんでくれる子が入ってほしい」と期待を込めた。

勢(右)を押し出しで破る宇良(撮影・鈴木正人)
勢(右)を押し出しで破る宇良(撮影・鈴木正人)

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阿武咲飛んだ…押し出され升席まで/7日目写真特集

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、初日から7連勝とした。

関脇隆の勝に何もさせず、一直線に押し出し。出場している役力士、3大関2関脇2小結を総なめにした。6日目まで負けなしだった西前頭16枚目の明瀬山は、東前頭12枚目の逸ノ城に引き落とされ、今場所初黒星を喫した。大関正代は西前頭3枚目の阿武咲を押し出して1敗をキープ。6日目まで1敗だった明生は遠藤、琴ノ若は翠富士にそれぞれ敗れ、2敗に後退した。優勝争いは、勝ちっ放しの大栄翔を、1敗の正代、明瀬山、2敗の明生、霧馬山、逸ノ城、翠富士、琴ノ若が追う展開となった。

7日目の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

貴景勝(2勝5敗)押し出し栃ノ心(2勝5敗)

☆貴景勝「調子がいい、調子が悪いとはあまり決めないようにしている。あまり考えずに、できることは準備。そこを怠ったらダメなんで、しっかり準備していきたいです」

貴景勝(右)は栃ノ心を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

土俵に一礼する貴景勝(撮影・中島郁夫)


阿武咲(4勝3敗)押し出し正 代(6勝1敗)

★阿武咲「下からグイグイこられて、(体が)浮いちゃいましたね。体の状態は悪くないんで、明日から一番一番集中して頑張りたいです」

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代に押し出しで敗れ、升席まで飛んでいった阿武咲(撮影・中島郁夫)


朝乃山(4勝3敗)寄り倒し琴勝峰(0勝7敗)

☆朝乃山「期待の若手と聞いていますし、自分は受けるつもりで土俵に立ちました。相撲を取れば、先に自分が攻めていけてよかった」

琴勝峰(右)を寄り倒しで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)

朝乃山(右)は琴勝峰を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


照ノ富士(4勝3敗)寄り切り御嶽海(2勝5敗)

☆照ノ富士「立ち合いに勝って(まわしを)取れたんでよかったです。大関になるには、内容も大事なんで、(まわしを)取ったら安心というか…。今日は良かったです」

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


大栄翔(7勝0敗)押し出し隆の勝(4勝3敗)

取り組み前に気合が入る大栄翔(撮影・柴田隆二)

大栄翔(右)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

隆の勝(右)を攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)


高 安(4勝3敗)突き落とし北勝富士(2勝5敗)

☆高安「しっかり腰を落として相撲を取ることができてよかったです。立ち合いもよかった。そのあとの流れも」

★北勝富士「肩に力が入りすぎている。上半身と下半身のバランス。修正できることをして、集中していきたい」

高安(左)は北勝富士を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


宝富士(4勝3敗)上手投げ玉 鷲(4勝3敗)

☆宝富士「自分から攻めて攻めていったんで、内容もよかったんじゃないですか」

玉鷲(右)を上手投げで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


遠 藤(4勝3敗)寄り切り明 生(5勝2敗)

遠藤(右)に寄り切りで敗れる明生(撮影・鈴木正人)


翔 猿(2勝5敗)押し出し隠岐の海(4勝3敗)

☆翔猿「前に出られてよかったです。久々に元気出ました」

翔猿(右)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


竜 電(2勝5敗)上手出し投げ徳勝龍(2勝5敗)

竜電(右)は徳勝龍を上手出し投げで破る(撮影・柴田隆二)


妙義龍(4勝3敗)寄り切り輝(3勝4敗)

☆妙義龍(輝は)「あんまり得意なタイプではない。今日は強引に出た感があるけど、ああいう流れになった」

輝(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)


碧 山(4勝3敗)突き落とし霧馬山(5勝2敗)

☆霧馬山「最後まで我慢できてよかった。体はよく動いている」

碧山(左)を突き落としで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)


志摩ノ海(4勝3敗)突き落とし天空海(1勝6敗)

★天空海「ちょっとバタバタしてしまっている。地に足をつけるよう、明日から頑張りたい」

天空海(左)を突き落としで破る志摩ノ海(撮影・中島郁夫)


豊昇龍(2勝5敗)上手投げ琴恵光(2勝5敗)

☆豊昇龍「相撲は思った通り完璧じゃなかった。相手も強い。(おじの朝青龍がSNSでゲキを飛ばす)ツイッターを見て「やっぱりそう(朝青龍の言う通り)だな」と思って。気持ちを入れ替えて頑張りました」

琴恵光(下)を上手投げで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)


逸ノ城(5勝2敗)引き落とし明瀬山(6勝1敗)

★明瀬山(初黒星は)「特には気にしていない。うれしいですよ。いい成績だと思います」

逸ノ城(後方)に引き落としで敗れる明瀬山(撮影・鈴木正人)

逸ノ城(左)に引き落としで敗れた明瀬山(撮影・鈴木正人)


豊 山(4勝3敗)とったり照 強(3勝4敗)

豊山(右)をとったりで破る照強(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(5勝2敗)肩透かし翠富士(5勝2敗)

★琴ノ若「つかまえたかったけど先に動かれて、相手のペースになってしまった。しっかり引きずらないように切り替えていきたい」

琴ノ若(手前)を肩すかしで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

翠富士に肩すかしで敗れた琴ノ若(撮影・鈴木正人)


佐田の海(3勝4敗)押し出し美ノ海(4勝3敗)

佐田の海(左)を押し出しで破る美ノ海(撮影・中島郁夫)

十両

宇良(5勝2敗)とったり矢後(3勝4敗)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

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宇良連敗止めた、無我夢中「とったり」で白星つかむ

宇良(右)は矢後をとったりで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が連敗を止めた。5勝2敗で中日を迎える。

西十両13枚目矢後との初顔合わせ。立ち合いで足取りを狙うもかなわず、左を差して頭をつけた。左四つになると、相手の差し手を抱えながら体を開いてひねり倒した。決まり手は「とったり」。「途中はどうなったか自分では分からなかった」と、無我夢中で白星をつかんだ。

4連勝から2連敗を喫していたが、気持ちは崩れなかった。「むしろ星が先行していることが、なかなかできることじゃない。基本的にはずっと負けていることを想定しているので」という。残り8日間に向けて「一番一番全力で取り組めるように残りの番数をやっていきたい。まだ折り返してもないので、半分も残っている。1日一番頑張りたい」と意気込んだ。

宇良(左)は矢後をとったりで破る(撮影・柴田隆二)
矢後(右)をとったりで破る宇良(撮影・中島郁夫)

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豊昇龍と錦木が顔と顔つき合わせ/6日目写真特集

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

28場所ぶりに再入幕を果たした西前頭16枚目明瀬山(35=木瀬)が、照強を破って初日から6連勝した。初日から3大関、2小結撃破の西前頭筆頭大栄翔(27=追手風)は、関脇照ノ富士を破って無傷を守った。初日から5連勝中の明生は、ベテラン隠岐の海に敗れて今場所初黒星。初日からの勝ちっ放しは、大栄翔と明瀬山の平幕2人となった。

今場所綱とりに臨むも初日から4連敗した大関貴景勝は、連勝を狙った一番で阿武咲に負けて5敗目を喫した。かど番の大関正代は、栃ノ心を下して5勝目。もう1人のかど番の大関朝乃山は、宝富士に負けて3勝3敗となった。

6日目の取組模様を写真で振り返ります。

【幕内】

豊昇龍すくい投げ錦 木

錦木(左)をすくい投げで破った豊昇龍(撮影・野上伸悟)

豊昇龍 (今場所初白星)この5日間自分の相撲が取れなかった。ずっと勝ちたい、勝ちたいと思っていた。昨日(立浪)親方に「明日が初日と思って切り替えろ」と言われた。本当に今日勝って良かった。


佐田の海押し出し翠富士

佐田の海(左)を押し出しで破った翠富士(撮影・野上伸悟)


逸ノ城寄り切り琴ノ若

逸ノ城(右)は琴ノ若に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

琴ノ若 止まったり、組んだりしたら重い相手なので、先に攻めることができてよかった。(幕内初の5連勝について)そういうのは考えない。難しいことは考えずに1日一番やるだけ。それが結果になればいい。


明瀬山突き落とし照 強

明瀬山(上)は照強を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

明瀬山(上)は照強を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

明瀬山 (初日から6連勝)たまたまじゃないか。(気持ちの変化は)ないっすよ。まあ、素直にうれしい。6連勝したことないので。しかも、幕内なので。(周囲から連絡などは)まあまあ…連絡きますね。でも、だってまだ前半も終わってないから…。 


豊 山押し出し琴恵光

琴恵光(右)を押し出しで破る豊山(撮影・野上伸悟)

豊山 今日は左(おっつけ)が生命線だったと思う。外したら負けだと思っていたから良かった。


天空海はたき込み碧 山

天空海(右)をはたき込みで破る碧山(撮影・野上伸悟)


志摩ノ海送り出し翔 猿

翔猿(右)を送り出しで破る志摩ノ海(撮影・野上伸悟)

志摩ノ海 揺さぶられたけど落ち着いていけた。しっかり我慢、我慢で一生懸命取りました。


竜 電引き落とし妙義龍

妙義龍(左)は竜電を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)


霧馬山はたき込み

霧馬山(右)は輝をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


遠 藤寄り切り徳勝龍

徳勝龍(左)を寄り切りで破る遠藤(撮影・野上伸悟)


明 生突き落とし隠岐の海

明生(左)は隠岐の海に引き落としで敗れる(撮影・柴田隆二)

隠岐の海に突き落としで敗れた明生(撮影・鈴木正人)

明生 立ち合いが悪かった。下からいきたかったけど、うまく間があけられた。そこがちょっと敗因。懐も深いしそこをうまくやられた。(連勝ストップ)連勝という意識はしていない。自分の相撲に取ることに集中して、これからもやっていきます。


北勝富士寄り倒し琴勝峰

琴勝峰(手前)を寄り倒しで破る北勝富士(撮影・野上伸悟)

北勝富士と琴勝峰の取り組みは物言いがつき協議する審判団(撮影・柴田隆二)

北勝富士 (行司軍配差し違えで2勝目)軍配はあっちで同体かもと思って、ヒヤヒヤした。ドキドキはしていた。(相手の)勢いに負けないように、自分から自分からと思ってやった。


高 安寄り切り御嶽海

御嶽海(手前)を寄り切りで破った高安(撮影・野上伸悟)

高安 慌てずに組み止めることができた。立ち合いが良かったですね。しっかり当たれたので。自分の左を絞られたけど、起こして左が引けた。(星が五分に)相撲内容は悪くないと思っている。きっかけにしたい。


照ノ富士押し出し大栄翔

照ノ富士(左)を押し出しで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

大栄翔 しっかり前に出ることができたんでよかったと思う。(実力者の照ノ富士に完勝で)また自信になる相撲になった。気持ちよくこの後もいけると思います。


玉 鷲突き出し隆の勝

隆の勝(右)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)


栃ノ心押し出し正 代

押し出しで栃ノ心(右)を破った正代(撮影・野上伸悟)

正代 立ち合いからもろ差しになれたのと、その後の対応も落ち着いてできた。


貴景勝押し出し阿武咲

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)

阿武咲に押し出しで敗れ悔しそうな表情を見せる貴景勝(撮影・鈴木正人)

阿武咲 (大関貴景勝に快勝で)しっかり勝つつもりで思い切りいきました。少し押し込まれたが、しっかり反応できた。


朝乃山上手投げ宝富士

宝富士(右)に上手投げで敗れる朝乃山(撮影・鈴木正人)

朝乃山は宝富士に上手投げで敗れがっくりする(撮影・柴田隆二)

宝富士 (朝乃山に勝ち2大関から白星)左四つになりたかったが、大関の圧力で右四つになってしまった。体が動いてよかった。(上手投げは)投げしかないと思った。体がうまく開いた。

【十両】

宇 良上手出し投げ竜 虎

竜虎(後方)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

竜虎(左)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

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宇良2連敗「相手の動き上回った」業師が竜虎に脱帽

竜虎(左)の攻めを耐える宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が2連敗を喫した。

東十両14枚目竜虎に上手出し投げで敗れた。何度も懐に飛び込もうと試みたが、突き放されて距離を取られる展開。最後は右上手を取られて出し投げを食らった。

「相手の動きが上回ったかたち。狙いは何もなかったが、動きで負けただけ」と宇良。4連勝からの2連敗となり、切り替えが求められる。「勝ちたいですね…」と悔しさをにじませつつも「勝ったり負けたりするものなので」と敗戦を受け止めた。

竜虎(後方)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)
竜虎(左)に上手出し投げで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)
竜虎に上手出し投げで敗れ土俵を引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)

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宇良「勝ち越し目指し頑張る」自己最長5連勝ならず

宇良(左)は大翔丸に押し倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇14日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)に土がついた。西十両8枚目大翔丸に押し倒されて4勝1敗。関取として自己最長となる初日から5連勝とはならなかった。

立ち合いから相手を押し上げていったが、大翔丸の重心は低いまま。押し込まれ、土俵際での逆転の突き落としも決まらなかった。 

それでも、序盤5日間を終えて1敗と上々の内容。「千秋楽終わってみないと分からない」と気を引き締め、中盤戦に向けて「勝ち越しを目指して頑張る」と気持ちを高めた。

大翔丸(左)に押し倒しで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

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貴景勝苦しく…今日も勝てず4連敗/4日目写真特集

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

綱とりに挑む大関貴景勝が、まさかの4連敗を喫した。宝富士を何とか突き放そうとするが、思うように突き放せず。右に動かながら右腕を手繰られると、左上手を許して万事休す。土俵際での上手投げに、力なく倒された。自己ワーストタイとなる初日から4連敗で、綱とりはさらに絶望的となった。

三役復帰を目指す大栄翔が、小結御嶽海を破って4連勝。立ち合いから回転の効いた、強烈な突き押しで攻め立てて圧倒した。初日からの3日連続大関撃破に続いて、三役力士を破って存在感を示した。

かど番の大関朝乃山は、得意の型を作って阿武咲を下した。立ち合いしっかりと踏み込むと、すかさず右を差して一気に前へ。ここまで3連勝中と勢いに乗る阿武咲に、何もさせずに寄り切った。星を五分に戻し、かど番脱出へ1歩進んだ。

同じくかど番の大関正代も、期待の若手の琴勝峰を圧倒。出足の鋭い立ち合いから、一気に寄り切って3勝目。連敗は許さなかった。

宝富士(右)に上手投げで破れた貴景勝(撮影・野上伸悟)

4日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

宇 良押し出し東白龍

東白龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・野上伸悟)

幕内

大相撲初場所4日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

豊 山外掛け東 龍

東龍(右)を外掛けで破る豊山(撮影・河田真司)

豊山「切り替えは勝った日にだけビールを飲んでいます。今日も飲みます」

豊昇龍寄り切り佐田の海

豊昇龍(手前)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・河田真司)

明瀬山寄り切り翠富士

翠富士(右)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・野上伸悟)

翠富士「(新入幕で初黒星)まわしを取らせない意識でいったが、これで(十両から)4連敗。苦手意識があったかもしれない。(相手が)うまかったですね」

天空海寄り倒し琴ノ若

天空海(右)を寄り倒しで破る琴ノ若(撮影・河田真司)

琴ノ若「しっかり攻めることを意識した。あわてないでいくことができた」

逸ノ城押し出し琴恵光

逸ノ城(左)は琴恵光を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

逸ノ城「相手の動きについていって足が前に出たのがよかった。今日は絶対に前に出ようと思っていたのでそれがよかったです」

照 強押し出し碧 山

碧山(右)を押し出しで破る照強(撮影・河田真司)

明 生押し出し志摩ノ海

志摩ノ海を押し出しで破る明生(撮影・野上伸悟)

志摩ノ海「(立ち合い)お互いの頭が浮いたというか、そこから向こうの攻めが速かった。自分の脇が空いたのもあるんで。自分の相撲を取りきれるよう頑張りたい」

妙義龍押し出し翔 猿

翔猿(右)を押し出しで破る妙義龍(撮影・河田真司)

竜 電寄り切り霧馬山

霧馬山(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・河田真司)

霧馬山「先にまわしを取ろうと思っていったが、立ち合い遅かった。ちょっと遅れた」

幕内取組前半を終え、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗が土俵を回る(撮影・河田真司)

徳勝龍はたき込み

徳勝龍は輝(手前)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

栃ノ心寄り切り遠 藤

寄り切りで遠藤(右)を破る栃ノ心(撮影・野上伸悟)

隠岐の海突き落とし玉 鷲

玉鷲(右)は隠岐の海を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

玉鷲(上)に突き落としで敗れる隠岐の海(撮影・河田真司)

大栄翔突き出し御嶽海

突き出しで御嶽海(右)を破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

突き出しで御嶽海(右)を破った大栄翔(撮影・野上伸悟)

大栄翔「(4連勝)迷いなく攻められたので良かった。自分は自分の相撲を取りきるだけ。それができたと思う。気持ちの面ではすごくいい気持ちで臨めている。それもプラスで、思い切っていきます」

照ノ富士はたき込み高 安

高安は照ノ富士(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

高安「(照ノ富士との大関経験者対決に快勝)最後引いちゃったんで。そこは反省して、相撲の組み立てはよかった。いい緊張感でしっかり、自分のやりたいことができた」

北勝富士はたき込み隆の勝

北勝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・野上伸悟)

隆の勝「昨日(3日目)負けたんで、上体でいきすぎず、下半身をしっかりきめていこうと思っていった」

北勝富士「左おっつけがすっぽぬけた。内容は悪くない。体も動いている。切り替えて明日からも頑張る」

朝乃山寄り切り阿武咲

阿武咲(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・野上伸悟)

阿武咲を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・河田真司)

朝乃山「相手が3連勝で好調だったけど、今日も自分の相撲を取りきるだけ。がむしゃらに前に出ようと思い、相撲を取った。これが自分の相撲だと思う」

阿武咲「しっかり当たっていく意識だったが、右差されて抱え込まれてしまった。ああなったら不利ですね。自分の圧力が足りなかっただけです」

琴勝峰押し出し正 代

琴勝峰(右)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)

押し出しで琴勝峰(奥)を破る正代(撮影・野上伸悟)

正代「連敗しなかったのと落ち着いてとれたのがよかった。初顔なんで緊張したが、自分の形に持ち込めた」

貴景勝上手投げ宝富士

宝富士(左)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)

宝富士(左)に腕をとられる貴景勝。上手投げで破れた(撮影・野上伸悟)

貴景勝(手前)を上手投げで破る宝富士(撮影・野上伸悟)

貴景勝(右)は宝富士に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)

宝富士に敗れ4連敗を喫し、力なく土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)

宝富士「攻められたが必死に残しました。(うまく腕をたぐったのは)手が伸びたところにあったので。よく体が動いたと思う」

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宇良跳んで押し出し無傷4連勝「この調子で伸ばす」

東白龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、初日からの連勝を4に伸ばした。

新十両の西十両14枚目東白龍を押し出し。途中、相手と見合う場面があったが、隙を見て一気に前へ出た。4連勝に「この調子で伸ばしていきたい」と話した。

幕内では返り入幕の兄弟子、明瀬山が初日から3連勝と好調。宇良は「自分は自分でやっていく」と気持ちを高めた。

宇良は東白龍(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)
東白龍を押し出しで破り、土俵下で息を整える宇良(撮影・河田真司)

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3大関が総崩れ決着 貴景勝の昇進は極めて厳しく

貴景勝(右)を突き落としで破った北勝富士(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇12日◇東京・両国国技館

大関貴景勝の綱とりが絶望的な状況となった。平幕の北勝富士に突き落としで敗れて、初日から3連敗。激しくぶつかり合う展開で、土俵際に追い詰める場面もあったが、相手の粘りに耐えきれずに最後は左膝が崩れ落ちた。

両横綱の休場などにより高いレベルの優勝が求められる中で、今場所後の昇進は極めて厳しくなった。

平幕の大栄翔は、3日連続で大関を破る快挙を果たした。かど番の正代との2連勝同士の一番。強烈な突きで相手の圧力を止め、一気に突き出した。関脇経験者で大関昇進の意欲も見せる27歳が、17年秋場所以来となる初日から3連勝を飾り、混戦模様の場所を盛り上げる。

もう1人のかど番大関、朝乃山は実力者の小結御嶽海に敗れた。

3大関が総崩れとなった。

大関昇進を目指す関脇照ノ富士は、栃ノ心との大関経験者同士の一番を制して、連敗を免れた。

初日、2日目と会心の内容で連勝発進した阿武咲は、この日も関脇隆の勝を出足から圧倒する内容で3連勝とした。新入幕で小兵力士としても注目を集める翠富士も3連勝を飾った。

十両では元横綱大鵬の孫で新十両の王鵬に初日が出た。“業師”として人気の宇良、剣翔の2人が初日から3連勝としている。

御嶽海は立ち会いで朝乃山(左)を土俵入際へ攻め込む(撮影・小沢裕)
正代(左)を突き出しで破る大栄翔(撮影・菅敏)

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宇良「勝てて良かった」持ち味を十分発揮し3連勝

白鷹山(右)を送り出しで破る宇良(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇3日目◇12日◇東京・両国国技館

“業師”として人気の東十両10枚目宇良(28=木瀬)が、初日から3連勝とした。

白鷹山を送り出し。押し返されてもいなしを交えて回り込み、低い重心から左を差して寄ると、最後は相手を後ろ向きにさせた。

機敏な動きで持ち味を十分に発揮した。「ちゃんと動けてたのか後で見てみないと分からない。結果としては勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触者が休場しているため、十両の取組はわずか9番。寂しさを埋めるように土俵を盛り上げる28歳は「今場所調子がいいかは、千秋楽にならないと分からない。3連勝して浮かれることはない」と気を引き締めた。

白鷹山(左)を送り出しで破る宇良(撮影・菅敏)
白鷹山を送り出しで破り、勝ち名乗りを受ける宇良(撮影・河田真司)

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