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照ノ富士2場所ぶり5度目V 新横綱の優勝は9人目/秋場所千秋楽写真特集

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が2場所ぶり5度目の優勝を果たした。1差で追走していた3敗の妙義龍が敗れたため、自身の取組を前に優勝が決定。結びの一番は大関正代を下し、13勝2敗で花を添えた。新横綱場所での優勝は1場所15日制が定着した1949年(昭24)夏場所年以降では5人目、優勝制度が制定された1909年(明42)以降では史上9人目の快挙となった。

リモート取材に対応したものの、トラブルで自身の肌が青ざめてしまった一山本

報道陣のリモート取材に対応したものの、トラブルで自身の肌が青ざめてしまった一山本

幕内

魁聖(6勝9敗)寄り切り大奄美(7勝8敗)

☆魁聖「今場所やっと自分の右四つがとれた。(振り返ると)疲れたっすね。全然星が伸びずに。何とか最後に勝って幕内に残れる…のかな」

魁聖(左)は寄り切りで大奄美を破る(撮影・小沢裕)


松鳳山(10勝5敗)上手投げ剣翔(5勝10敗)

剣翔(左)を上手投げで破る松鳳山(撮影・河田真司)


千代大龍(7勝8敗)上手投げ豊山(8勝7敗)

☆豊山「(再入幕で勝ち越し)全部出し切るつもりで土俵に臨んだ。いい結果になって良かった。土俵際のはたきが頭にちらついたが、いい突きだった。去年の3月勝ち越してから幕内で全然自分の思うように相撲が取れなかった。応援してくださる方の期待に応えられなかったのが苦しかった。自分にとっても意味のある勝ち越しになった」

豊山(右)は千代大龍を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


碧山(7勝8敗)押し出し琴恵光(8勝7敗)

碧山(右)を押し出しで破る琴恵光(撮影・河田真司)


千代ノ皇(4勝11敗)寄り切り翔猿(7勝8敗)

★千代ノ皇「思うような相撲がとれなかった。自分のいいところが出せなかった場所でしたね。また来場所、けがを治して頑張ります」

千代ノ皇(後方)を寄り切りで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


隠岐の海(10勝5敗)上手投げ遠藤(11勝4敗)

隠岐の海(左)を上手投げで破る遠藤(撮影・河田真司)


輝(7勝8敗)寄り倒し照強(5勝10敗)

☆輝「最後の1番に勝つ負けるで大きく違う。最後を締めることができてよかった。(6場所連続負け越し)内容はよくても負けている相撲が何番もある。それをどうやってなくしていくか考えないと、ズルズルいってしまう」

輝(左)は照強を寄り倒しで破る(撮影・小沢裕)


宇良(7勝8敗)突き出し一山本(4勝11敗)

☆宇良「(負け越してから3連勝も)トータルなんで。3連勝とか関係ないです。(横綱とも対戦したが)前の番付とか意識してないんで。振り返っても仕方ない部分もある。(十分戦えたが)戦えなかったんじゃないですか」

★一山本「(4勝11敗の成績に)こういう場所もあるのかなと思うしかない。全体的に膝が曲がっていない。途中で膝を痛めた部分もあるけど、経験不足と思ってしっかり受け止めて来場所頑張りたい」

一山本(右)を突き出しで破る宇良(撮影・鈴木正人)


栃ノ心(7勝8敗)寄り切り宝富士(8勝7敗)

☆宝富士「私事ではあるんですが、8月25日に(第3子となる)長女が生まれました。今場所は絶対に勝ち越したいと思っていた。(5人家族で)にぎやかすぎて大変だけど、癒やされるので、家族が多いと。元気をもらっています」

栃ノ心(右)を寄り切りで破る宝富士(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(5勝10敗)上手投げ徳勝龍(4勝11敗)

千代翔馬(手前)に上手投げで敗れる徳勝龍(撮影・河田真司)


玉鷲(6勝9敗)突き出し阿武咲(10勝5敗)

★阿武咲「先に手を伸ばされた。しっかり前に出ようという意識だった。負けたので自分が弱いだけです。(2桁白星について)納得いっていない部分もあるので、切り替えて頑張ります。(来場所に向けて)三役に戻りたいし、それ以上にいきたい。(勝てば敢闘賞だったが)特に意識していない。来場所に切り替えて頑張る」

阿武咲(右)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)


若隆景(9勝6敗)突き落とし千代の国(9勝6敗)

千代の国(右)を突き落としで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


千代丸(8勝7敗)つり出し霧馬山(9勝6敗)

☆霧馬山「しっかりまわしを取って頭をつけた。良かったと思う。(来場所は新三役の可能性)上がりたいです」

千代丸(左)をつり出しで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(8勝7敗)押し出し隆の勝(7勝8敗)

隆の勝(下)を押し出しで破った志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


豊昇龍(5勝8敗2休)巻き落とし英乃海(7勝8敗)

☆英乃海「体調もあまり良くなかったし、精いっぱいできることをやろうと思っていた。腰とか膝とか、下半身が限界にきていた。その中で7番勝てたのが良かった。(豊昇龍とは)合い口がいいですね。感覚的に取りやすい。どこがとかはない」

英乃海は豊昇龍(左)を巻き落としで破る(撮影・小沢裕)


大栄翔(10勝5敗)押し出し逸ノ城(8勝7敗)

☆大栄翔「今場所は全体的に自分の相撲が取れた。(殊勲賞を獲得し)本当に光栄なこと。横綱に勝って自信になった一番。これからもそういう相撲を取ろうと思います」

逸ノ城(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)


妙義龍(11勝4敗)肩すかし明生(8勝7敗)

妙義龍(左)を肩すかしで破る明生(撮影・河田真司)

明生(右)は妙義龍を肩すかしで破る(撮影・小沢裕)

明生に肩すかしで敗れた妙義龍(左)。後方は優勝した照ノ富士(撮影・鈴木正人)

明生に肩すかしで敗れ、土俵から引き揚げる妙義龍(撮影・河田真司)


御嶽海(9勝6敗)押し出し貴景勝(8勝7敗)

★貴景勝「一生懸命準備してやりました。勝たないとダメ。来場所まで一生懸命稽古したい。(15日間を振り返って)今は何とも言えないけど、また来場所どうしていくか考えていきたい。毎場所何か経験、いいものをつかめていると思うので、それを生かしていきたい」

御嶽海(右)は貴景勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


正代(8勝7敗)寄り切り照ノ富士(13勝2敗)

正代(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(左)を寄り切りで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

幕内優勝を決め、八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を決め、内閣総理大臣杯を手にする横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を決め、賜杯を手にする照ノ富士(撮影・河田真司)

優勝力士インタビューを受ける照ノ富士(撮影・鈴木正人)

幕内土俵入りする妙義龍(撮影・河田真司)

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「負けすぎてこんな色に…」一山本がリモート取材の画面で“青ざめる”珍事

報道陣のリモート取材に対応したものの、トラブルで自身の肌が青ざめてしまった一山本

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

4勝11敗で今場所を終えた東前頭15枚目の一山本(27=二所ノ関)が、トラブル発生により“青ざめる”事態が起こった。

宇良に敗れて支度部屋で帰りの準備を整え、西のリモート取材の画面に現れたときのことだった。その前に取材対応した翔猿まで異変はなかったが、画面では一山本の肌が青くなっていた。困惑する一山本は、すぐに日本相撲協会職員に異変を報告。「負けすぎてこんな色になっちゃったんですかね」と、苦笑いを浮かべた。

幕内2場所目の今場所は、磨いてきた突き押しの威力を発揮できなかった。「こういう場所もあるのかなと思うしかない。全体的に膝が曲がっていない。途中で膝を痛めた部分もあるけど、経験不足と思ってしっかり受け止めて来場所頑張りたい」と巻き返しを誓った。

なお、次に取材対応した宝富士のときには、画面は元通りとなっていた。

宇良(右)は突き出しで一山本を破る(撮影・小沢裕)

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新横綱照ノ富士2敗守る 妙義龍が3敗で千秋楽へ/秋場所14日目写真特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館

西前頭10枚目の妙義龍(34)が、大関正代に圧勝でただ1人3敗を守った。 立ち合いで左前みつをつかみ、続けざまに右の前みつも引きつけると一気に前に出て寄り切った。妙義龍の11勝は、14年名古屋場所以来7年ぶりとなる。 2敗の照ノ富士は大関貴景勝を上手投げで下し、新横綱優勝に王手をかけた。千秋楽の相撲に勝てば、優勝が決まる。 1差で追っていた西前頭6枚目の阿武咲、東前頭11枚目の遠藤は敗れ、初優勝の可能性が消滅した。

14日目、幕内土俵入り

幕内土俵入り(撮影・鈴木正人)

幕内

徳勝龍(4勝10敗)はたき込み琴恵光(7勝7敗)

琴恵光(右)をはたき込みで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


碧山(7勝7敗)つき手千代の国(9勝5敗)

☆千代の国「(つき手の決まり手に)あっという感じですね。(2桁王手で)しっかり明日の一番、集中していきたい」

千代の国(左)は碧山のつき手で白星を挙げる(撮影・小沢裕)


一山本(4勝10敗)押し倒し翔猿(6勝8敗)

☆翔猿「(土俵際の際どい勝負も)分かりました。どんどん攻めていこうと思っていたんで、よかったです」

一山本(右)を押し倒しで破る翔猿(撮影・河田真司)

一山本(後方)を押し倒しで破る翔猿(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(7勝7敗)寄り切り剣翔(6勝8敗)

剣翔(後方)を寄り切りで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


千代ノ皇(4勝10敗)掛け投げ照強(5勝9敗)

千代ノ皇(奥)を掛け投げで破る照強(撮影・河田真司)

千代ノ皇(左)を掛け投げで破る照強(撮影・鈴木正人)

千代ノ皇(奥)を掛け投げで破る照強(撮影・河田真司)


宇良(6勝8敗)足取り魁聖(5勝9敗)

宇良(左)は足取りで魁聖を破る(撮影・小沢裕)

魁聖(左)を足取りで破る宇良(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(4勝10敗)上手投げ英乃海(6勝8敗)

★英乃海「上手を取れなかったというか、自分の組み手じゃなかった。差し負けたのが悪かった。残すのが精いっぱいだった」

英乃海(左)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


輝(6勝8敗)突き落とし宝富士(7勝7敗)

☆宝富士「(7勝7敗で千秋楽)拾ったチャンスを生かして、思い切り相撲をとって勝ちたいです」

輝(右)を突き落としで破る宝富士(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝9敗)引き落とし千代丸(8勝6敗)

☆千代丸「流れというか、落ち着いて相手を見て対応しようと思った。今日で勝ち越したい思いがあった。いい意味で緊張感がありました」

玉鷲(左)を引き落としで破る千代丸(撮影・河田真司)


豊山(7勝7敗)押し出し大栄翔(9勝5敗)

☆大栄翔「しっかり前に出れたので良かったと思う。休まずに先に先に攻めた。(千秋楽で2桁懸かるが)思い切って相撲を取りたい」

豊山(左)をのど輪で攻める大栄翔(撮影・河田真司)


栃ノ心(7勝7敗)外掛け霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山「当たって我慢してまわし取って、良かったと思う。きれいに決めて良かった」

栃ノ心(右)を外掛けで破る霧馬山(撮影・河田真司)


豊昇龍(5勝7敗2休)とったり千代大龍(7勝7敗)

千代大龍(手前)をとったりで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

千代大龍(左)をとったりで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


若隆景(8勝6敗)はたき込み隆の勝(7勝7敗)

隆の勝(右)をはたき込みで破る若隆景。行司の木村容堂(撮影・鈴木正人)


遠藤(10勝4敗)突き落とし逸ノ城(8勝6敗)

逸ノ城(右)に突き落としで敗れる遠藤(撮影・鈴木正人)


御嶽海(8勝6敗)下手投げ隠岐の海(10勝4敗)

☆隠岐の海「左差せて良かった。前に出れたので良かったです。最後の一番があるので明日も集中したい」

御嶽海(右)を下手投げで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)


阿武咲(10勝4敗)はたき込み明生(7勝7敗)

明生(左)にはたき込みで敗れる阿武咲(撮影・鈴木正人)


正代(8勝6敗)寄り切り妙義龍(11勝3敗)

正代(右)と立ち合う妙義龍(撮影・河田真司)

正代(左)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

3敗を死守し勝ち名乗りを受ける妙義龍。右は照ノ富士(撮影・小沢裕)

正代を寄り切りで破り、土俵から引き揚げる妙義龍(撮影・河田真司)


貴景勝(8勝6敗)上手投げ照ノ富士(12勝2敗)

貴景勝(右)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

貴景勝(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(右)は貴景勝を上手投げで破る。左奥は妙義龍(撮影・小沢裕)

貴景勝(後方)を上手投げで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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妙義龍が貴景勝を初めて破る 阿武咲が正代撃破/秋場所13日目写真特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

13日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【2敗】照ノ富士

【3敗】阿武咲、妙義龍、遠藤

休場者2ケタに

所属力士がコロナに感染し宮城野部屋力士勢が休場したこともあり今場所の幕内、十両力士の昨日までの休場者は2ケタに達した(撮影・小沢裕)

幕内

輝(6勝7敗)上手投げ栃ノ心(7勝6敗)

☆栃ノ心「脇が空いて中に入られたけど何とか残した。余裕はなかった。必死に残しました。最後はあれ(上手投げ)しかなかった。何とか投げられてよかったです」

栃ノ心(手前)は輝を上手投げで破る(撮影・山崎安昭)


豊山(7勝6敗)上手出し投げ英乃海(6勝7敗)

☆英乃海「今まで1度も負けたことがない相手なんで自信を持っていきました。(6勝7敗で)まだ勝ち越し見えてるんで、狙っていきたいです」

英乃海(上)は豊山を上手出し投げで破る(撮影・山崎安昭)


碧山(7勝6敗)押し出し剣翔(5勝8敗)

碧山(右)は剣翔を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


魁聖(5勝8敗)上手投げ翔猿(5勝8敗)

魁聖(右)は上手投げで翔猿を破る(撮影・小沢裕)


徳勝龍(3勝10敗)小手投げ照強(4勝9敗)

大量の塩をまく照強(撮影・山崎安昭)

照強(上)は徳勝龍を小手投げで破る(撮影・山崎安昭)


志摩ノ海(6勝7敗)寄り切り一山本(4勝9敗)

★一山本「(土俵下に)落ちた時より、残した時に膝が入った。引いたのがよくなかったですね。気持ちよく勝って終われるようにあと2番、しっかり準備して頑張りたい」

志摩ノ海(左)は一山本を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


宇良(5勝8敗)押し出し千代ノ皇(4勝9敗)

宇良(左)は千代ノ皇を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代翔馬(3勝10敗)押し出し琴恵光(7勝6敗)

☆琴恵光「うまく攻め切れたと思います。相手どうこうより、考えすぎず自分の流れで相撲をとろうとだけ思いました」

物言いがつくも行司軍配どおり

琴恵光(左)は千代翔馬を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代大龍(7勝6敗)押し出し大栄翔(8勝5敗)

☆大栄翔「しっかり前に圧力が伝わった。休まず攻められてよかった。(勝ち越しを)今日しっかり決めようと思っていたんでよかったです」

大栄翔(左)は千代大龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


若隆景(7勝6敗)寄り切り千代丸(7勝6敗)

★千代丸「警戒されていたことをされた。下からおっつけて低く攻めることは分かっていたが、止められなかった。受けすぎてしまった」

若隆景(左)は千代丸を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(10勝3敗)はたき込み霧馬山(7勝6敗)

遠藤(左)は霧馬山をはたき込みで破る(撮影・山崎安昭)


千代の国(8勝5敗)押し出し隆の勝(7勝6敗)

☆隆の勝「落ち着いて出れた。(白星先行は)大きい。勝って良かった」

隆の勝は千代の国(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(4勝7敗2休)突き出し玉鷲(5勝8敗)

豊昇龍(左)は玉鷲を押し込む(撮影・山崎安昭)


隠岐の海(9勝4敗)きめ出し逸ノ城(7勝6敗)

隠岐の海(左)は逸ノ城にきめ出しで敗れる(撮影・小沢裕)

逸ノ城(右)は隠岐の海をきめ出しで破る(撮影・山崎安昭)


宝富士(6勝7敗)押し出し明生(6勝7敗)

☆明生「落ち着いて取ることができた。我慢して詰めることができた。毎日その日に集中して自分を信じてやっている」

明生(左)は宝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


妙義龍(10勝3敗)すくい投げ貴景勝(8勝5敗)

妙義龍は貴景勝(手前)をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)

妙義龍は貴景勝(手前)をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)

妙義龍(左)は貴景勝をすくい投げで破る(撮影・山崎安昭)

妙義龍(左)は貴景勝をすくい投げで破る(撮影・山崎安昭)


正代(8勝5敗)寄り切り阿武咲(10勝3敗)

☆阿武咲「中に入られたので良かった。押し込まれたときは焦ったけど、冷静さもあって良かった。(終盤戦で大関戦)やることは変わらないので、しっかり自分の相撲を取りきるだけです。(優勝争いは)今日は今日なので、明日また集中して頑張ります」

阿武咲(右)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

阿武咲(右)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


御嶽海(8勝5敗)寄り切り照ノ富士(11勝2敗)

御嶽海(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(左)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける照ノ富士(撮影・河田真司)

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横綱・照ノ富士敗れる波乱 大関・貴景勝かど番脱出!/12日目写真特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は明生に敗れ2敗目。貴景勝は8勝目を挙げて、かど番脱出

幕内

大奄美(5勝7敗)寄り切り千代ノ皇(4勝8敗)

千代ノ皇(左)を寄り切りで破る大奄美(撮影・鈴木正人)


千代の国(8勝4敗)押し出し栃ノ心(6勝6敗)

☆栃ノ心「まわし取って寄り切りたかったけどね。こんな激しい相撲は久々だった。まだまだいけるんじゃないかという感じですね」

栃ノ心(左)は千代の国を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


千代大龍(7勝5敗)寄り切り琴恵光(6勝6敗)

☆琴恵光「相手の中に入れたのがよかった。自分から攻めて相撲をとれているのが、いい結果につながっている。(残り3日)シンプルに自分から攻める意識を持って土俵に上がりたい」

★千代大龍「(勝ち越しまで)あと一番が長い。いつも千秋楽までいってしまうので」

千代大龍(右)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)


輝(6勝6敗)押し出し妙義龍(9勝3敗)

☆輝「足が止まらずに前に圧力をかけ続けられた。こういう相撲をしっかり取れれば勝ちつながると思う」

輝(左)に押し出しで敗れる妙義龍(撮影・鈴木正人)

3敗目を喫した妙義龍(撮影・小沢裕)


碧山(6勝6敗)寄り切り豊山(7勝5敗)

碧山(右)を寄り切りで破る豊山(撮影・鈴木正人)


剣翔(5勝7敗)寄り切り英乃海(5勝7敗)

英乃海(右)を寄り切りで破る剣翔(撮影・鈴木正人)


徳勝龍(3勝9敗)首投げ翔猿(5勝7敗)

☆翔猿「うまく誘えましたね。対応できてよかった。やっと白星とれたんで、明日からまた頑張ります」

徳勝龍(後方)を首投げで破る翔猿(撮影・鈴木正人)

翔猿(右)は首投げで徳勝龍を破る(撮影・小沢裕)

徳勝龍(右)を首投げで破った翔猿(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(右)を首投げで破った翔猿(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(5勝7敗)押し出し魁聖(4勝8敗)

★魁聖「自分の相撲がとれなかった。負け越したけど残り何とか勝って(幕内に)残れるよう頑張ります」

魁聖(右)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)


一山本(4勝8敗)突き出し照強(3勝9敗)

照強(右)を攻める一山本(撮影・鈴木正人)


宇良(4勝8敗)はたき込み千代丸(7勝5敗)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

宇良(手前)をはたき込みで破る千代丸(撮影・鈴木正人)


若隆景(6勝6敗)押し出し千代翔馬(3勝9敗)

千代翔馬(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)


隠岐の海(9勝3敗)上手投げ霧馬山(7勝5敗)

隠岐の海(左)は霧馬山を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝7敗2休)押し出し大栄翔(7勝5敗)

☆大栄翔「まわし取られたら強い相手。自分の相撲を取りきろうと思った。まだまだ実力がないので、毎場所活躍できるようにこれから稽古してやっていきたい。残り3日なので、思い切って自分の相撲を取りきれるように自分の突き押しでいきたい」

大栄翔(左)は豊昇龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(9勝3敗)はたき込み隆の勝(6勝6敗)

遠藤(右)は隆の勝をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


高安(4勝8敗)不戦玉鷲(5勝7敗)

高安の休場で玉鷲の不戦勝(撮影・鈴木正人)

高安の休場により不戦勝となった玉鷲(撮影・小沢裕)


御嶽海(8勝4敗)押し出し阿武咲(9勝3敗)

☆阿武咲「よく前に攻められたと思う。しっかり前に出ようと思っていたので良かったです。(優勝争いは)特に何も考えることはない。1日一番しっかり取り切ることに集中します」

御嶽海(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


正代(8勝4敗)はたき込み逸ノ城(6勝6敗)

正代(左)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

正代(右)は逸ノ城にはたき込みで敗れる(撮影・小沢裕)


宝富士(6勝6敗)押し出し貴景勝(8勝4敗)

宝富士(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)


明生(5勝7敗)下手投げ照ノ富士(10勝2敗)

照ノ富士(左)は明生に下手投げで敗れる。右上は貴景勝(撮影・小沢裕)

明生(手前)に下手投げで敗れる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士に勝った明生は声援を受けながら懸賞を手に花道を引き揚げる(撮影・小沢裕)

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【若乃花の目】御嶽海は懐に入る相撲で強さ 2ケタ勝って大関の足掛かりを

 

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

10日目の横綱戦で善戦した宇良が、この日は玉鷲に対し何も出来ずに押し出されました。常に正対する玉鷲に対し、外から回り込んで攻めようとした宇良ですが、番付をさらに上げようと思うのなら差して攻めるとか、内側から攻めないと駄目です。善戦で終わってしまいます。宇良についてもう1つ、照ノ富士戦の最後の場面は、まわしから手を離さないといけません。残り腰のないあの体勢は大けがにつながります。照ノ富士が反り返る宇良を思いやって駄目を押さなかったのは、プロとしてあうんの呼吸、気遣いです。思い出したのが私が26歳の時、すくい投げで勝ちながら、まわしを離さなかった旭鷲山との一番で右大腿(だいたい)二頭筋を断裂しました。宇良の相撲は好きですが、期待すればこそ無茶はしてほしくないです。

さて照ノ富士有利の優勝争いですが、混戦にするためにも懲りずに御嶽海に期待します。懐に入った相撲は本当に強い。名前を挙げるのも迷いどころで評論家としても崖っぷちですが(笑い)期待したい。これまで何度も期待を裏切られましたが、このガッカリさせられるのも御嶽海の魅力。2ケタ勝って大関の足掛かりをつかんで、気を良くして横綱戦に挑んでほしい。対戦が残される正代にも大関の責任を果たしてほしいし、ケガの不安が残る貴景勝と合わせたこの3人が、後半を盛り上げる三銃士になってほしいと思います。(元横綱若乃花 花田虎上・日刊スポーツ評論家)

大栄翔(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)
懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士が10勝目、かど番の貴景勝は7勝目/秋場所11日目写真特集

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士が、単独首位の座を死守した。小結高安を相手に1分超の相撲となったが、再三の出し投げで崩して寄り切り。10勝1敗と星を伸ばした。

照ノ富士を1差で追走していた平幕の2人は、明暗が分かれた。妙義龍は一山本を下して2敗を守ったが、同じく2敗の阿武咲は大関貴景勝に敗れて3敗に後退した。貴景勝は7勝目を挙げて、かど番脱出へ残り1勝とした。

3敗勢では大関正代、関脇御嶽海らが勝ち越しを決めて、首位の照ノ富士を2差で追いかける。

前日10日目に結びで照ノ富士と熱戦を演じた人気業師の宇良は、玉鷲に敗れて4勝7敗となり、勝ち越しに向けて後がない状況となった。


千代丸(6勝5敗)寄り切り若元春(5勝6敗)

千代丸(左)を寄り切りで破る若元春(撮影・河田真司)


徳勝龍(3勝8敗)寄り切り栃ノ心(5勝6敗)

徳勝龍(右)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・河田真司)


遠藤(8勝3敗)寄り切り魁聖(4勝7敗)

遠藤 しっかり体が動いてくれたと思います。しっかり毎日修正できている。しっかり集中してやるだけです。

魁聖 (遠藤が)左から回るとは思わなかった。前は右に回られて負けた。左からとは思わなかった。

魁聖(手前)を攻める遠藤(撮影・鈴木正人)


一山本(3勝8敗)寄り切り妙義龍(9勝2敗)

妙義龍 (相手の一山本がもろ手ではなく頭からきた)初めての対戦だったので、あまりよく分からなかったけど、とりあえず当たろうと。中途半端に当たらずに。足がよく前に出た。流れのある相撲だった。(優勝への意識は)特にないですね。別に。(事前に相手の研究は)だいたいもろ手で当たっているイメージだった。あまり前のめりにならないように、足で相撲を取ろうと思っていた。

一山本(手前)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)


千代大龍(7勝4敗)引き落とし剣翔(4勝7敗)

剣翔(左)を引き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


輝(5勝6敗)突き落とし英乃海(5勝6敗)

英乃海 (もろ手で押されたが)攻められたけど、思い切ってはたきにいった。(残り4日間に向けて)良くても悪くても、勝ちにいけるように頑張りたい。

輝(左)を突き落としで破る英乃海(撮影・河田真司)


碧山(6勝5敗)押し出し千代ノ皇(4勝7敗)

千代ノ皇(右)を押し出しで破る碧山(撮影・鈴木正人)


千代の国(8勝3敗)送り倒し翔猿(4勝7敗)

翔猿(手前)送り倒しで破る千代の国(撮影・河田真司)


隠岐の海(8勝3敗)寄り切り豊山(6勝4敗)

隠岐の海 (立ち合いは)ちょっと待った気味だったけど何とかです。残りもしっかり頑張ります。しっかり欲を出して2桁目指したい。

豊山 (得意ではない四つ身の展開に)立ち合いが合わなかった。それが全て。向こうも待ったと思って、そういう感じだった。自分も体が止まってしまった。そこが悔やまれる。

豊山(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


志摩ノ海(4勝7敗)寄り切り琴恵光(5勝6敗)

琴恵光 最終的に中に入れたので、うまく持っていくことができた。

志摩ノ海(右)を攻める琴恵光(撮影・鈴木正人)


千代翔馬(3勝8敗)はたき込み照強(3勝8敗)

照強(左)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・河田真司)


玉鷲(4勝7敗)押し出し宇良(4勝7敗)

宇良 (前日10日目の結びから一夜明けた一番だったが)毎日同じ気持ちです。(勝ち越しへ後がない状況になり)巻き返すという気持ちは、初日終わってからずっと巻き返したいと思っていた。(仮に)負け越しが決まっても頑張りたい。何とかここまで戦えているのであと4日頑張りたい。(昨日の一番の反響は)何もなかったですね。

玉鷲(右)と間合いをとる宇良(撮影・河田真司)

宇良(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)


若隆景(5勝6敗)寄り切り霧馬山(7勝4敗)

霧馬山(左)を攻める若隆景(撮影・河田真司)


豊昇龍(3勝6敗2休)押し出し隆の勝(6勝5敗)

隆の勝 自分から自分からという意識で勝てたので良かった。まわしを引かれたら強い相手なので、突き放していこうと距離を取れたので良かった。止まったらつかまる可能性があったので、思い切りいった。

豊昇龍(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)


宝富士(6勝5敗)寄り切り逸ノ城(5勝6敗)

逸ノ城 (3分超える長い相撲に)よく辛抱したと思う。長い相撲になってもしっかり残してやろうと思っていた。我慢したのが良かった。

宝富士(右)と攻め合う逸ノ城(撮影・鈴木正人)


御嶽海(8勝3敗)押し出し大栄翔(6勝5敗)

大栄翔 立ち合いは悪くなかった。もっと攻めないとダメ。悪い相撲が出た。(残り4日間に向けて)しっかり自分の相撲を取れるように頑張りたい。

大栄翔(手前)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


阿武咲(8勝3敗)引き落とし貴景勝(7勝4敗)

貴景勝 しっかり準備してやろうと思った。(阿武咲の足がそろったのが見えたのか)あまり覚えていない。(ここまでの相撲内容は)15日終わってみないと分からない。(残り4日間も)集中して頑張ります。

阿武咲(左)を引き落としで破る貴景勝(撮影・河田真司)


正代(8勝3敗)上手投げ明生(4勝7敗)

明生(左)を上手投げで破る正代(撮影・河田真司)


高安(4勝7敗)寄り切り照ノ富士(10勝1敗)

照ノ富士 じっくり前に出ていこうと思っていた。(新横綱場所で2桁到達)まだ場所が終わっていないので、これからです。1日一番集中して頑張っていきたい。

高安(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

高安(左下)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

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宇良7敗で勝ち越し崖っぷち「あと4日頑張りたい」 前日横綱と熱戦

玉鷲(手前)に押し出しで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

前日10日目の結びで横綱照ノ富士を相手に熱戦を演じた人気業師の東前頭6枚目宇良(29=木瀬)は、勝ち越しへ後がない状況となった。実力者の玉鷲に対して懐に入ることができず、引いて呼び込んでしまい、押し出されて4勝7敗となった。

結びで観客を沸かせた前日から一夜明けたが、周囲の反響などについて「何もなかったですね。毎日同じ気持ちです」と、気持ちに変化はなかったという。

勝ち越しに向けて苦しい状況となったが、前を向く。「(黒星を喫した)初日終わってから、ずっと巻き返したいと思っていた。(仮に)負け越しが決まっても頑張りたい。何とかここまで戦えているのであと4日頑張りたい」と意気込んだ。

玉鷲(右)と間合いをとる宇良(撮影・河田真司)
宇良(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

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照ノ富士10勝単独首位を死守 妙義龍2敗守り、阿武咲は敗れて3敗に後退

高安(右)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士が、単独首位の座を死守した。小結高安を相手に1分超の相撲となったが、再三の出し投げで崩して寄り切り。10勝1敗と星を伸ばした。

照ノ富士を1差で追走していた平幕の2人は、明暗が分かれた。妙義龍は一山本を下して2敗を守ったが、同じく2敗の阿武咲は大関貴景勝に敗れて3敗に後退した。貴景勝は7勝目を挙げて、かど番脱出へ残り1勝とした。

3敗勢では大関正代、関脇御嶽海らが勝ち越しを決めて、首位の照ノ富士を2差で追いかける。

前日10日目に結びで照ノ富士と熱戦を演じた人気業師の宇良は、玉鷲に敗れて4勝7敗となり、勝ち越しに向けて後がない状況となった。

一山本(右)を攻める妙義龍(撮影・鈴木正人)
阿武咲(左)を引き落としで破る貴景勝(撮影・河田真司)

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友風勝ち越し 照ノ富士-宇良の熱戦刺激、序二段から再出発「感化される」

<大相撲秋場所>◇11日目◇22日◇東京・両国国技館

幕内経験者で右膝のケガから復帰して4場所目となる東三段目3枚目の友風(26=尾車)が、横綱照ノ富士と宇良の熱戦に刺激を受けた。

6番相撲で東幕下54枚目和山(23=武蔵川)を押し出して4勝2敗とし、勝ち越しが決定。前日10日目に、ともに一時は幕内から序二段まで番付を落とした照ノ富士と宇良が、結びで対戦したことについて「大けがで落ちて、横綱も宇良関も序二段まで落ちる同じ状況なので、感化されるものがある。自分も目指して頑張りたい」と励みにしていた。

自身も西前頭3枚目だった19年九州場所で、右膝の大けがに見舞われた。手術や懸命のリハビリを経て、7場所連続休場明けとなった今年3月の春場所に西序二段55枚目で再出発。関取復帰、再入幕を目指している。

この日は低く当たって和山の突きを下からあてがい、のど輪も交えて一気に前へ出た。取組後は「めっちゃ痛いです。顔全体を張られたので」と目の周囲を気にしていたが、相撲内容については「前に出られたので良かったと思う」と納得の表情を見せた。

古傷の右膝に不安が残る中、今場所の内容について「途中良くない相撲や体の異変もあるが、しっかり番付を上げられているので回復していると思う」と話す。今場所は残り一番あるが、来場所の幕下復帰が確実となり「レベルが上がっていくので、体も合わせていければいい」と見据えた。

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あの手この手業師宇良の裏返し「どれも横綱に通用しなかった」初結びで粘り

照ノ富士(左)の上手投げにまわしをつかんで耐える宇良(撮影・柴田隆二)

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇東京・両国国技館

東前頭6枚目宇良(29=木瀬)が、自身初の結びの一番で魅せた。横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)と1分32秒に及ぶ大熱戦。上手投げに屈したが、業師らしく肩すかしや足取り、最後はブリッジ姿勢で粘るなど会場を沸かせた。負けはしたが、新横綱に今場所最も長く相撲を取らせて苦しめた。

ケガなどで一時は序二段まで番付を落とした苦労人2人には、会場から盛大な拍手が送られた。

   ◇   ◇   ◇

勝負あり。誰もがそう思った瞬間、宇良が驚異的な粘りを見せた。照ノ富士の上手投げを食らうも、右下手を離さず強い体幹でブリッジ姿勢を保った。最後は背中から落ちたが、会場はどよめいた。時間にして1分32秒3という大熱戦に、観客からは盛大な拍手が起きた。「全然かないません。ものすごいパワーでした」と素直に完敗を認めた。

自身初の結びの一番。1つ前の取組で大関貴景勝が気迫の相撲を見せて「会場が温まっていた」。盛り上がる観客を前に緊張して迎えた一番で、業師があの手この手で新横綱に挑んだ。立ち合いで差した右をきめられたが、左右に動いての肩すかしで揺さぶった。右腕はきめられたまま、再度の肩すかしも不発。足取りも決まらない。1度距離を取ってにらみ合い。再度ぶつかり、もう1度足取りにいくも決まらない。土俵中央で制止し、右を差して下手を取った。勝機を探る中、ついに照ノ富士に左上手を取られた。するとマスク越しの観客からは、大きなため息が漏れた。

「言いにくいですけど、上手を取られた時にため息がのしかかりました。ちょっと落ち込みましたね。これからだと思っていたので。諦めてなかったから」と苦笑。「いろいろ仕掛けさせていただいて、どれも横綱に通用しなかった。すごい強いな」と振り返った。

ともにケガなどで一時は序二段にまで番付を落とすも、幕内に戻ってきた苦労人だ。周囲から比べられがちだが「格が違います」と謙遜。ただ、自覚はある。この日の声援やため息も、注目されているからこそ。「(ため息も)プラスにとらえている。応援してくれているからこそ。盛り上がりも落ち込みも、今日は特に感じました」と観客の期待感を再確認した。

17年名古屋場所の日馬富士戦以来4年ぶりの横綱戦は、2度目の金星獲得とはいかなかった。それでも「結びで取れたのはうれしい」と笑顔。4勝6敗となったが勝ち越しを諦めるわけにはいかない。「上位は厳しいですね。最後まで取り切れるように頑張ります」。横綱を今場所最も苦戦させた業師は、残り5日も全力を尽くす。【佐々木隆史】

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)
照ノ富士(左)と離れて様子を伺う宇良(撮影・小沢裕)

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「筋トレの話」する宇良の“裏返し” 照ノ富士「余裕あった」Vへ連敗回避

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇東京・両国国技館

西前頭6枚目宇良(29=木瀬)が、自身初の結びの一番で魅せた。横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)と1分32秒に及ぶ大熱戦。上手投げに屈したが、業師らしく肩すかしや足取り、最後はブリッジ姿勢で粘るなど会場を沸かせた。負けはしたが、新横綱に今場所最も長く相撲を取らせて苦しめた。ケガなどで一時は序二段まで番付を落とした苦労人2人には、会場から盛大な拍手が送られた。

   ◇   ◇   ◇

照ノ富士は、宇良との大熱戦を感慨深く振り返った。宇良の粘りを振り切って、単独首位を維持する9勝目。驚異的な身体能力で上手投げを堪えられたが「(自分は)まだ余裕あったので」と、冷静に相手の反撃を対処した。

宇良とは陥落から復活までの過程で、通ずる部分がある。「よく頑張ってきたなと。同じケガして、序二段まで落ちて」。お互いに両膝の負傷に苦しんで、幕内から序二段まで番付を落とした経験があるだけに、存在は気になっていた。同じ筋トレ好きと知って、より興味が湧いたという。「一生懸命筋トレしていると(話を)聞いていた。たまに会ったときに筋トレの話をしていた。結びで2人で取れたのは、良かったんじゃないですか」。この日が初顔合わせ。“業師”と呼ばれる相手だけに「いろいろやってくるだろうと思って落ち着いて見ていった」と警戒心を高めて臨んだ。

前日9日目に横綱初黒星を喫したが、連敗は回避した。1差で追う2敗勢は2人、2差の3敗勢は6人。17年春場所の稀勢の里に続く新横綱優勝に向けて、油断のできない終盤5日間に入る。【佐藤礼征】

宇良(手前)と間合いをとる照ノ富士(撮影・河田真司)
照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

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粘った宇良の“裏返し”「横綱が受け止めてくれた」初の結び照ノ富士に完敗

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇10日◇21日◇東京・両国国技館

西前頭6枚目宇良(29=木瀬)が、初の結びの一番に臨み、横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に負けたものの、大いに土俵を沸かせた。

まわしを取らせまいと、頭をつけて勝機を伺った。何度か肩すかしを試みるも決まらず、足取りも不発。1度離れて距離を取り、見合うようにして揺さぶった。それでも照ノ富士の牙城は崩せず、右下手を取ったが左上手を取られて上手投げに屈した。最後は下手を離さずにブリッジ姿勢で残る場面もあったが、背中から落ちた。

取組後に率直な心境を明かした。「言いにくいですけど、下手を取って上手取られた時に(観客の)ため息がのしかかった」と苦笑。「ちょっと落ち込みましたね。ここからだと思っていたので。やってやろうと。諦めてなかったから」と振り返った。ただ、それはネガティブなことではなく「それをプラスにとらえた。みんなが応援してくれているから。嫌みではないです」と人気力士だからこその会場のため息にも感謝した。

初の結びの一番で、17年名古屋場所9日目の日馬富士戦以来の横綱戦だった。金星獲得とはならず「感覚的には横綱が受け止めてくれたという感じ。自分もいろいろ仕掛けさせて頂いたけどどれも通用しなかった」と完敗だった。4勝6敗として残り5日。「上位は厳しいですね。最後まで取り切れるように頑張ります」と意気込んだ。

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)
宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)
宇良(手前)と間合いをとる照ノ富士(撮影・河田真司)
万全の体勢で宇良(手前)のまわしをつかんだ照ノ富士は上手投げを打つ(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

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宇良の裏返し「昔、朝青龍がやったけどね。ケガするから」八角理事長

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇両国国技館

注目の初顔合わせは、新横綱が貫禄を示した。照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、東前頭6枚目の宇良(29=木瀬)を上手投げで下した。

報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、約1分半の熱戦を高評価した。

最後に宇良が裏返されてもまわしを離さなかったことは「あれは素人相撲ですよ。あれはケガをする。昔、朝青龍がやったけどね。ケガをするから危ないですよ。残れないからね」と厳しく指摘しつつも、「ただ、よく頑張りましたよ」と宇良の健闘をたたえた。

照ノ富士は勝負を焦らず、左上手を取るまでは無理に攻めなかった。同理事長は「照ノ富士もよく辛抱した。冷静だった、最後まで。お客さんは喜んでくれたんじゃないかな」と締めくくった。

照ノ富士(右)は宇良に上手投げを打つ(撮影・小沢裕)

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照ノ富士が宇良との大熱戦制す、貴景勝は6勝目/秋場所10日目写真特集

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士が、東前頭6枚目の宇良と1分30秒を超える大熱戦を制して連敗を阻止した。右の差し手をきめにいった横綱に対し、宇良もまわしを与えない体勢で粘る。攻防の末に、最後は左上手を許し、上手投げに屈した。しかし、大健闘に館内は大きな拍手に包まれた。

かど番の大関貴景勝は、新関脇の明生を圧倒して6勝目をあげた。大関正代も前日金星の大栄翔を破り、7勝3敗とした。

照ノ富士を1差で追う2敗は西前頭6枚目の阿武咲と同10枚目の妙義龍、2人となった。

幕内

魁聖(4勝6敗)押し出し一山本(3勝7敗)

一山本 捕まえられると勝てない。横に動こうと思ったが、引っかかってしまったのがうまくいかなかった。自分のとりたい相撲をとらせてもらえない。相手が強いのはもちろんだが、自分の弱さだと思っています。

魁聖(左)は一山本を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


千代丸(6勝4敗)押し出し豊山(6勝4敗)

豊山 昨日が思うような相撲がとれなかったんで、落ち着いていこうと。上半身ばかり力が入っていたんで、いい意味で肩の力が抜けて相撲がとれた。

豊山(手前)に押し出しで敗れる千代丸(撮影・河田真司)


千代ノ皇(4勝6敗)寄り切り剣翔(4勝6敗)

剣翔 今日だけじゃないですけど、相撲をとれていないので、相撲をとれるよう頑張ります。(右足蜂窩=ほうか=織炎は)出る限りは言い訳にならない。やるしかないです。

剣翔(左)を寄り切りで破る千代ノ皇(撮影・河田真司)


千代大龍(6勝4敗)突き出し輝(5勝5敗)

輝(手前)を突き出しで破る千代大龍(撮影・河田真司)

輝を突き出しで破り、左まぶたから流血させる千代大龍(撮影・河田真司)


碧山(5勝5敗)はたき込み徳勝龍(3勝7敗)

碧山(左)は徳勝龍をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


千代の国(7勝3敗)寄り切り英乃海(4勝6敗)

英乃海 我慢勝ちです。いつも相手のペースにのまれて負ける。結果、後手後手になったが、我慢できてよかった。(幕内で0勝2敗だった)千代の国関に勝ててよかった。自信になります。

英乃海(右)は千代の国を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


隠岐の海(7勝3敗)寄り切り妙義龍(8勝2敗)

妙義龍 (今年初場所以来の勝ち越しに)久々です、はい。(残り5日)土俵に上がれば自分らしく、1日1日やっていきます。

妙義龍(右)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(4勝6敗)寄り倒し翔猿(4勝6敗)

栃ノ心(右)は翔猿を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


琴恵光(4勝6敗)押し倒し照強(3勝7敗)

琴恵光(左)は照強を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)

照強(左)を押し倒しで破る琴恵光(撮影・河田真司)


遠藤(7勝3敗)押し出し阿武咲(8勝2敗)

阿武咲 しっかり前に出ようと思いました。(今年初場所以来の勝ち越し)しっかり場所前からやってきたんで、その結果が出てよかった。

阿武咲(奥)に押し出しで敗れる遠藤(撮影・河田真司)


千代翔馬(2勝8敗)送り出し志摩ノ海(4勝6敗)

千代翔馬(右)は志摩ノ海を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝5敗2休)上手投げ霧馬山(7勝3敗)

豊昇龍(右)を上手投げで破る霧馬山(撮影・河田真司)


宝富士(6勝4敗)突き落とし隆の勝(5勝5敗)

宝富士(左)は隆の勝を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


高安(4勝6敗)不戦琴ノ若(3勝7敗)

玉鷲(3勝7敗)押し出し逸ノ城(4勝6敗)

逸ノ城(右)に押し出しで敗れる玉鷲(撮影・河田真司)


御嶽海(7勝3敗)押し出し若隆景(4勝6敗)

若隆景(右)を押し出す御嶽海(撮影・河田真司)


正代(7勝3敗)はたき込み大栄翔(6勝4敗)

正代(右)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


明生(4勝6敗)押し出し貴景勝(6勝4敗)

明生(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)


宇良(4勝6敗)上手投げ照ノ富士(9勝1敗)

宇良(手前)と間合いをとる照ノ富士(撮影・河田真司)

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士(手前)に上手投げで敗れる宇良(撮影・河田真司)

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

別角度

万全の体勢で宇良(手前)のまわしをつかんだ照ノ富士は上手投げを打つ(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)は宇良に上手投げを打つ(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

照ノ富士(右)が上手投げを打つも宇良はまわしをつかみ食い下がったが万事休す。驚異の粘り腰に審判を務めた谷川親方もびっくり(撮影・小沢裕)

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照ノ富士が「ブリッジ」宇良との大熱戦制し連敗阻止 かど番貴景勝は6勝目

照ノ富士(右)の上手投げをまわしをつかんで必死にこらえる宇良(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>10日目◇21日◇東京・両国国技館

新横綱照ノ富士が、東前頭6枚目の宇良と1分30秒を超える大熱戦を制して連敗を阻止した。右の差し手をきめにいった横綱に対し、宇良もまわしを与えない体勢で粘る。攻防の末に、最後は左上手を許し、上手投げに屈した。しかし、大健闘に館内は大きな拍手に包まれた。

かど番の大関貴景勝は、新関脇の明生を圧倒して6勝目をあげた。大関正代も前日金星の大栄翔を破り、7勝3敗とした。

照ノ富士を1差で追う2敗は西前頭6枚目の阿武咲と同10枚目の妙義龍、2人となった。

宇良(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)
照ノ富士(手前)に上手投げで敗れる宇良(撮影・河田真司)

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【注目の一番】照ノ富士vs宇良が初顔合わせ 2人に共通項も 展開に注目

左から照ノ富士、宇良

<大相撲秋場所>◇10日目◇21日◇東京・両国国技館

秋場所10日目の結びの一番は、新横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)と東前頭6枚目の宇良(29=木瀬)が対戦する。注目の初顔合わせになる。

照ノ富士は9日目に横綱昇進後初黒星を喫しており、8勝1敗で迎え撃つ。宇良は9日目を終えて4勝5敗。横綱戦は、2017年名古屋場所9日目以来、約4年ぶり。この時は日馬富士をとったりで破り、初金星を挙げた。

9日目の取組後、照ノ富士は取材に応じず、宇良は10日目の取組について「明日ですか? 知らないです。早く帰ったら確認してみます」と照ノ富士については言及しなかった。

2人とも膝のケガを克服し、幕内から一時は序二段まで降下しながら復活してきた共通項はある。照ノ富士が勝てば優勝争いのトップをキープする一番。宇良が勝てば、2個目の金星獲得となる。

NHK大相撲解説者の舞の海秀平氏は9日目の放送の最後に「さすがに今日、照ノ富士は負けていますから、慎重に攻めていくと思いますね」と予想していた。

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【若乃花の目】照ノ富士コンマ何秒の動きが致命傷 “試練”の宇良戦に注目

 

<大相撲秋場所>9日目◇20日◇東京・両国国技館

豊昇龍の豪快な投げ技で今日は評論を…と思っていたら、結びの一番で波乱が起きました。1歩も引かなかった大栄翔の殊勲賞ものの勝利です。照ノ富士の立ち合いも悪くなかった。勝負を分けたのはその後、つかんだ左の下がりをすぐに離さなかったことにあると思います。これで左が欲しいことが大栄翔に伝わり、なおさら左を与えないように距離を取り、流れの中で下からどんどん、おっつけて横綱を押し上げました。その後、右の下がりをとりかけた後、照ノ富士は再び左を取ろうと手を伸ばしたところ、今度は大栄翔の右肘のサポーターに引っ掛かってしまった。すぐに離したけど、この間のコンマ何秒の動きが致命傷になりました。ここまで攻められても曲がっていた膝も、この日は伸びてしまったことも敗因でしょう。

10日目の宇良戦はめちゃくちゃ面白い相撲になると思います。宇良はケガしても何してもいい、と思ってぶつかるでしょう。ケガはしてほしくないけど、それぐらいの気持ちだから、それを踏まえて気合を入れて臨まないと横綱といえども痛い目に遭います。相撲の神様は「苦労してこの山を登りなさい」と試練を与えているようです。

最後に、豪快に投げられた若隆景ですが「負けて覚える相撲かな」。強いて言えば、土俵際でもっと腰を出して、足で相撲を取れれば防げたかもしれません。その対処法は負けたことで分かるもので、私も今の理事長に投げで負けた時に感じたこと。いい勉強になったと思えば意味ある黒星です。(日刊スポーツ評論家)

大栄翔(奥)に寄り切りで敗れ肩を落とす照ノ富士(撮影・野上伸悟)
突っ張りを受ける中、大栄翔の右肘のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)

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新横綱照ノ富士に土がついた。大栄翔の左のど輪にのけぞらされ、もろはずからもろ差しを許して、寄り切られた。大栄翔は3個目の金星を獲得した。

元横綱朝青龍のおい、東前頭筆頭の豊昇龍は豪快な一本背負いで館内をわかせた。若隆景に攻め込まれた土俵際、半身になりながら相手の右腕を引っ張り込み、二丁投げも打ちながら投げ飛ばした。軍配は若隆景も物言い、協議の末に軍配差し違えとなった。幕内では17年初場所で豪風が決めて以来の大技。急性へんとう炎による発熱で3日間休場も、復帰してからは元気いっぱい2連勝とした。

かど番の大関貴景勝は高安に完勝で5勝4敗と、今場所初めて白星を先行させた。大関正代も千代翔馬を押し出し、6勝目をあげた。

幕内土俵入り

大相撲秋場所9日目の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

横綱照ノ富士土俵入り(撮影・河田真司)

幕内

千代の国(7勝2敗)引き落とし徳勝龍(3勝6敗)

☆千代の国「(土俵際の逆転に)ほめられた内容じゃないですね。しっかり当たって前に出たかったが、押し込まれた。ちょっとギリギリだったかな。(勝ち越し王手も)勝っているのはいいですが…」

引き落としで徳勝龍(手前)を破る千代の国(撮影・野上伸悟)


輝(5勝4敗)押し出し魁聖(3勝6敗)

輝(左)に押し出しで敗れる魁聖(撮影・河田真司)


千代ノ皇(3勝6敗)寄り切り栃ノ心(3勝6敗)

千代ノ皇(右)を寄り切る栃ノ心(撮影・河田真司)


剣翔(4勝5敗)寄り切り琴恵光(3勝6敗)

☆琴恵光「自分から攻めることができた。しっかり足が出ていたことも(白星に)つながった。(幕内100勝目を飾り)次は101勝目、そんな感じです」

剣翔(手前)を寄り切りで破った琴恵光(撮影・野上伸悟)


遠藤(7勝2敗)引っ掛け一山本(3勝6敗)

★一山本「僕が勝手に転んだだけ。上半身だけでいってしまった。弱いから仕方がない。明日からしっかりと切り替えていきたい」

一山本(左)とぶつかり合う遠藤(撮影・野上伸悟)

一山本(手前)を引っ掛けで破る遠藤(撮影・河田真司)


千代丸(6勝3敗)寄り切り英乃海(3勝6敗)

☆千代丸「止まらず攻めきるだけ。四つになったら相手有利なので。動けて相手を見て、落ち着いて勝てているんで調子はいいと思う。早めに勝ち越して、1番でも多く白星を重ねたい」

英乃海(左)を攻める千代丸(撮影・河田真司)

英乃海(奥)を寄り切りで破った千代丸(撮影・野上伸悟)


隠岐の海(7勝2敗)押し出し翔猿(4勝5敗)

☆隠岐の海「よく足が出てよかったと思います。前に攻めて、引いてくれたら一番いいかなと思ってました。しっかりリズムを作って頑張りたい」

翔猿(奥)を押し出しで破った隠岐の海(撮影・野上伸悟)


豊山(5勝4敗)はたき込み照強(3勝6敗)

☆豊山「止強引にいろいろいきすぎたかな。中に入られたくなかったし、まわしを取られたらうるさい相手だから、距離をとりたかった。今日は勝った。それだけですね」

豊山(右)は照強をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

照強(右)をはたき込みで破る豊山(撮影・河田真司)


志摩ノ海(4勝5敗)押し出し碧山(4勝5敗)

☆志摩ノ海「相手は重たいんで、下から下からの攻めがああいう相撲になった。3連敗は相手の流れで負けていた。今日は粘れたんでよかった」

碧山(左)の押しを耐える志摩ノ海(撮影・野上伸悟)

碧山(右)を押し出しで破った志摩ノ海(撮影・野上伸悟)


妙義龍(7勝2敗)押し出し阿武咲(7勝2敗)

☆阿武咲「土俵の上での気持ちの持ちようが大事。しっかり集中できている。(優勝争いの意識は)ない。今日は今日なので。しっかり明日も集中していきたい」

★妙義龍「立ち合い、低く当たったつもりだったけど相手がより低かった。立ち合い負けですね。(2敗目も)まあまあいいんじゃないですか、こんな感じで」

立ち会いでぶつかり合う阿武咲(左)と妙義龍(撮影・野上伸悟)

阿武咲(左)に押し出しで敗れる妙義龍(撮影・河田真司)


宇良(4勝5敗)引き落とし千代大龍(5勝4敗)

☆千代大龍「引いた瞬間にやばいと思ったけど、宇良関が落ちる形になって助かった。宇良関とやるのは怖い。潜ったり、足をとってきたり。苦手です」

★宇良「きれいに決められてしまいましたね。相手の圧力がすごかったですね。もっと自分も体を大きくしないとダメですね」

千代大龍(右)に引き落としで敗れる宇良(撮影・河田真司)


宝富士(5勝4敗)下手投げ琴ノ若(3勝6敗)

宝富士は琴ノ若(手前)を下手投げで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(3勝4敗2休)一本背負い若隆景(4勝5敗)

☆豊昇龍「何より勝ってよかったです。やっぱり、よく集中できていたんで、(勝因は)それかなと思います。自分でもあまりよく分かんなかったですけど、体の反応が良かったと思います」

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)

若隆景(左)を1本背負いで破る豊昇龍=(撮影・野上伸悟)


隆の勝(5勝4敗)寄り切り逸ノ城(3勝6敗)

隆の勝(左)は逸ノ城を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


玉鷲(3勝6敗)押し出し明生(4勝5敗)

玉鷲(右)を突き出しで破る明生(撮影・河田真司)


御嶽海(6勝3敗)送り出し霧馬山(6勝3敗)

御嶽海(手前)を送り出しで破る霧馬山(撮影・河田真司)


高安(3勝6敗)押し出し貴景勝(5勝4敗)

押し出しで高安(右)を破る貴景勝(撮影・野上伸悟)


正代(5勝3敗)押し出し千代翔馬(1勝7敗)

☆正代「(千代翔馬にこれまで5連勝しており)相手も考えてくると想像した結果、見ていきました。いろいろやってくるかなと思って見ていきました。今のところケガもないですし、このままの調子でいけたらなと思います」

正代(左)は千代翔馬を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


大栄翔(6勝3敗)寄り切り照ノ富士(8勝1敗)

☆大栄翔「うれしいです。思い切って押していきました。自分では自信になりますし、これから残っていますし、いい相撲が取れるように頑張ります」

照ノ富士(左)を突っ張る大栄翔(撮影・野上伸悟)

突っ張りを受ける中、大栄翔の右手首のサポーターをつかみとる照ノ富士(撮影・野上伸悟)

大栄翔(右)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・河田真司)

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宇良「明日ですか?知らないですね」 10日目横綱・照ノ富士と対戦

千代大龍(右)に引き落としで敗れる宇良(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>9日目◇20日◇東京・両国国技館

10日目に横綱照ノ富士と対戦する宇良が、報道陣をけむに巻いた? 9日目は千代大龍に敗れ「相手の圧力がすごかったですね」。取組についての質問を一通り受けた後、対戦相手に触れずに10日目の取組について聞かれると「明日ですか? 知らないですね、はい」と答えた。

力士によっては当日の取組に集中するため、翌日の情報を耳に入れない場合もあるが、宇良はとぼけたのか、それとも本当に知らなかったのか-。相手が誰なのか逆質問することはなく「早く帰ったら確認してみます」と淡々と話していた。駆け引きは始まっているのかもしれない。

両者の対戦は十両以下でもなく、初対戦になる。東前頭6枚目の宇良は本来なら横綱と対戦する番付ではないが、上位に休場者が出たこともあり、取組が組まれた。

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