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多田悦子が新王者「ありがとう」戦った相手に感謝

9回TKO勝ちでWBO女子世界ミニマム級新王者となった多田

<ボクシング:WBO女子世界ミニマム級王座決定10回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

WBC女子世界ミニフライ級11位多田悦子(39=真正)が新王者になった。

今年1月に開催された同決定戦の即再戦で、IBF女子世界アトム級3位宮尾綾香(37=ワタナベ)と拳を交え、9回TKO勝ちで下した。同回開始直後、多田が左カウンターで宮尾をキャンバスに沈めた。レフェリーがカウントなしで試合を止め、同回8秒、TKO勝利となった。

世界王者に返り咲いた多田は「スピードとタイミングで倒せることを証明できた」と満足顔。ダメージが大きく担架で運ばれた宮尾を見送り「宮尾さん、戦ってくれてありがとうございました」と感謝。前回は三者三様の引き分けだったが、サウスポーの多田が左拳で決着をつけた。

これまで9度の防衛に成功したWBAを筆頭にIBF、WBOのミニフライ級王座を獲得している。主要4団体のうち、残るはWBC王座のみ。リング上で「WBC王座を獲得すれば4つになる。今後は(山下)会長と相談していきたい」と先を見据えていた。

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宮尾綾香「不安ある」スパー0で世界2階級制覇挑戦

WBO女子世界ミニマム級王座決定戦に向けた前日計量をクリアした宮尾(右)と多田(提供:ワタナベジム)

ボクシングのWBO女子世界ミニマム級王座決定戦は3日、東京・後楽園ホールで開催される。

今年1月に開催された同決定戦の即再戦で、IBF女子世界アトム級3位宮尾綾香(37=ワタナベ)とWBC女子世界ミニフライ級11位多田悦子(39=真正)が王座返り咲きを目指して激突する。

2日には都内で前日計量に臨み、宮尾、多田ともに47・5キロでクリアした。

WBOベルトの色に合わせ、レッドのヘアカラーとなった宮尾は「赤は情熱的な色。やる気を出す、テンションが上がる色なので。あとはWBOベルトの赤もありです」と初めてのレッドヘアに気合十分。新型コロナウイルスの影響で出げい古ができず、多田と同じ長身サウスポーとのスパーリングを1度もやれなかったという。自身初体験という「スパーリングゼロ」での世界2階級制覇への挑戦となるものの「不安はありますが、割り切ってこれで仕上げるとトレーナーとも決めてやってきた」との覚悟を口にした。

一方の多田は不退転の決意を表明。過去、WBA、IBF、WBOの3団体で女子ミニフライ級王座を獲得してきたが、今年に入って右大腿(だいたい)部肉離れを手術寸前まで悪化させていたことを明かし「私は最終章。もう一丁、上のステージにいけると思っている。最終目標はWBC王座獲得なので。この試合も自信を持ってリングに上がることが調整方法。ダンスしているようなボクシングができると思います」と自信をのぞかせていた。

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宮尾VS多田 元女子世界王者対決の決着再戦が決定

宮尾綾香(左)、多田悦子

ボクシング元女子世界王者対決の決着再戦が決まった。

宮尾綾香(37=ワタナベ)と多田悦子(39=真正)が、12月3日に東京・後楽園ホールでのWBO世界ミニマム級王座決定戦で対戦する。ワタナベジムが20日に発表した。

2人は1月に同王座を争い、1-1の三者三様で引き分けていた。宮尾は9月にホーチミン市でティ・トゥ・ニ・グエン(23=ベトナム)と対戦予定だったが、出入国制限などで延期となっていた。

宮尾は3度目の王座、多田は4度目の王座返り咲きがかかる。宮尾は「このコロナ禍で世界戦を決めていただき、大変ありがたい。しかも、多田選手との再戦なので、今回はしっかり勝負をつけたい」とコメントした。

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宮尾綾香の世界戦が延期 出入国制限などのため

宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシング元女子世界王者宮尾綾香(36=ワタナベ)の世界戦が延期となった。ジムが15日に発表した。

27日にホーチミン市で、ティ・トゥ・ニ・グエン(23=ベトナム)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦で、2階級制覇を狙う予定だった。出入国制限などのためで、国内開催を含めて協議しているという。

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元王者宮尾綾香が興行再開後の日本人海外世界戦1号

9月にベトナムで世界戦に臨む宮尾綾香

ボクシング元女子世界王者宮尾綾香(36=ワタナベ)がベトナムに乗り込み、王座返り咲きで2階級制覇を狙う。9月27日にホーチミン市で、ティ・トゥ・ニ・グエン(23=ベトナム)とWBO世界ミニマム級王座決定戦を争う。渡辺会長が13日に明かした。12日に興行再開後、日本人最初の海外世界戦となる。

海外も興行が徐々に再開したが、出入国制限でマッチメークが難しい状況にある。その中で日本とベトナムは6月に第1弾で緩和されて合意した。宮尾にとって国内未公認だった07年のタイ以来の海外戦。「こんな早く決まると思わなかった。どこでもやれるだけありがたい」と力が入る。

1月に多田(真正)との同王座戦で引き分け。勝者にグエンと対戦指令が出ていたが、多田が再戦を含めて辞退。今回も2度延期の末に決まった。この間に宮尾がインストラクターのジムも一時休業。逆に空きを利用し、梅津トレーナーに出張指導を受けていた。

8月には国内では原則定年の37歳となる。「私には時間がない。王座を取り戻し、多田さんとも決着をつけてすっきりしたい」。屋外開催の可能性もあるために暑さ対策に取り組み、敵地戦に備える。【河合香】

◆宮尾綾香(みやお・あやか)1983年(昭58)8月29日、長野・千曲市生まれ。未公認時代の04年プロデビュー。公認後の08年に大橋ジム入りし、12年にWBAアトム級王座獲得。5度防衛。16年にワタナベジムへ移籍し、18年に同暫定王座獲得。公認後19勝(6KO)3敗1分け。153センチの右ボクサーファイター。愛称はボクシング界の上戸彩。

9月の世界戦に向けてスパーリングする宮尾綾香(右)

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多田悦子と宮尾綾香の世界戦は引き分け 王座は空位

宮尾綾香(左)と多田悦子(右)の元世界王者対決は引き分けた

<プロボクシング:WBO女子世界ミニマム級王座決定10回戦>◇28日◇東京・後楽園ホール

元女子世界王者対決は引き分けに終わった。元WBO同級王者多田悦子(38=真正)と元WBAアトム級王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が対戦。ともに決定打にかけて判定となり、ジャッジの採点は三者三様の1-1。多田は4度目、宮尾は2階級制覇で3度目の王座返り咲きはならず。王座は空位のままとなった。

サウスポーの多田はワンツーで攻めていった。ペースを握ったかに見えたが、もう一つ踏み込めない。宮尾は足を使いながら前に出ていく。左右フックにボディーと接近戦では優位に攻めた。ともに決定的な場面は作れずに優劣はつかなかった。

多田は2カ半月前にダッシュで右太ももを肉離れした。会長らにも伝えずに、急ピッチで仕上げた。「勝ったとは思ったが、一番不細工な試合。怖くて足にも力が入らず、ごまかしの戦い」とうなだれた。「勝って引退するつもりだった。この状態では再戦とかは。申し訳ない。少し考えたい」と引退の可能性も示唆した。

宮尾もガックリ肩を落としていた。右のオーバーハンドに、上下の打ち分けなどで試合は作戦通りに運んだ。「行けと言われたが、当たって満足して、攻めきれなかった」と悔やんだ。昨年9月の王座統一失敗以来の再起戦で王座奪取ならず。今回は階級を上げての挑戦だったが「できれば再戦で決着をつけたい。チャンスがあるならどこでも」と雪辱を期した。

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王座決定戦へ多田悦子、宮尾綾香が前日計量クリア

計量をクリアした多田悦子(左)と宮尾綾香(右)

ボクシング元女子世界王者が王座返り咲きをかけて激突する。28日の東京・後楽園ホールでのWBOミニマム級王座決定戦の調印式と前日計量が27日、都内で行われた。元WBO同級王者多田悦子(38=真正)、元WBAアトム級王者宮尾綾香(36=ワタナベ)とも、リミット47・6キロ以下でクリアした。

前王者佐伯霞(23=真正)が妊娠して返上した王座で、挑戦を狙っていた宮尾と佐伯と同門の多田が対戦することになった。ともに国内で公認された08年以前にデビューし、多田は4度目、宮尾は3度目の王座がかかる大ベテランの対決となった。

多田は昨夏に米国で1カ月練習した。「やるか、やられるかのスパーリングで久々ワクワクした」と刺激を受けた。宮尾に対しては「スピードがあって出入りもうまい」と話したが「リング上で向き合ってからプランを決める。今回は敵は己という気持ち」。10カ月ぶりの試合も、16戦目の世界戦に余裕があった。

宮尾は階級を上げて2階級制覇に挑戦となる。「階級が違うので戦うことはないと思っていた。ここで拳を交えることになり、驚いた」と話す。技巧派の長身サウスポー相手に「うまさに強さで対抗したい」。昨年9月の王座統一失敗以来の再起戦に「まだ未熟者。勝って飛躍できる一戦にしたい」と意気込んだ。

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井上尚弥らボクシング最優秀選手賞候補 2・7発表

アリトロフィーを掲げる井上尚弥(2019年11月7日撮影

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が12日、都内で19年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補はワールド・ボクシング・スーパーシリーズを制した井上尚弥(大橋)、日本人初の4階級制覇の井岡一翔(Reason大貴)、ミドル級王座奪回の村田諒太(帝拳)、唯一世界戦3勝の田中恒成(畑中)の4人。受賞者は2月7日に都内のホテルで発表、表彰される。他の各賞候補は次の通り。

◆技能賞 井岡、寺地拳四朗(BMB)、田中

◆殊勲賞 岩佐亮佑(セレス)、村田、井岡

◆KO賞 村田、寺地、栗原慶太(一力)、吉野修一郎(三迫)、勅使河原弘晶(輪島功一)

◆新鋭賞 重岡銀次朗(ワタナベ)、井上浩樹(大橋)、中谷潤人(M.T)

◆努力敢闘賞 野中悠樹(井岡弘樹)、渡部あきのり(角海老宝石)、永野祐樹(帝拳)、田中教仁(三迫)

◆年間最高試合 WBA&IBFバンタム級井上-ノニト・ドネア(フィリピン)、同井上-エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、WBOスーパーフライ級井岡-アストン・パリクテ(フィリピン)、WBAミドル級村田-ロブ・ブラント(米国)

◆世界戦以外の最高試合 日本ミドル級竹迫司登(ワールド)-加藤収二(中野サイトウ)、WBOアジア太平洋ウエルター級別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)-矢田良太(グリーンツダ)、日本ユース・バンタム級石井渡士也(REBOOT.IBA)-石川春樹(RK蒲田)

◆女子最優秀選手賞 天海ツナミ(山木)、佐伯霞(真正)、吉田実代(EBISU K’s BOX)

◆女子最高試合 WBCフライ級藤岡菜穗子(竹原&畑山)-天海、WBOミニマム級佐伯-エリザベス・ロペス(メキシコ)、WBAアトム級モンセラッット・アラルコン(メキシコ)-宮尾綾香(ワタナベ)

バトラーに5回TKO勝利して初防衛を果たし、1本指を立てる村田諒太(2019年12月23日撮影)

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ワタナベジムがボクシング女子の世界戦来年1月開催

宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシングのワタナベジムが21日、女子の世界戦2試合を発表した。

来年1月28日に東京・後楽園ホールでのWBOミニマム級王座決定戦で、宮尾綾香(36=ワタナベ)と多田悦子(38=真正)の元世界王者が対決する。1月18日にはメキシコ・グアダラハラで、チャオズ箕輪(32=ワタナベ)がWBCライトフライ級暫定王者ケニア・エンリケス(26=メキシコ)に挑戦する。

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最強・井上尚弥育成の秘密本 大橋秀行会長が出版

12月2日に刊行される元WBA・WBC世界ミニマム級王者大橋秀行氏の本「最強モンスター井上尚弥はこうして作った」の表紙

ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26)が所属する大橋ジムの会長で元WBA・WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏(54)の本「最強モンスター井上尚弥はこうして作った」(本体価格1500円)が12月2日、祥伝社から発売される。

11月7日のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を下して優勝した井上尚。大橋会長はいかに世界最強までに育成したのかという秘密を書き明かしている。井上尚とともに川嶋勝重、八重樫東、井上拓真、宮尾綾香と計5人の世界王者を誕生させた同会長の手腕を知ることができる一冊となる。

また今回の出版を記念し、大橋会長が12月13日には紀伊国屋新宿店9階イベントスペースで出版記念イベント(トーク&サイン会)に出席する。

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宮尾綾香が王座統一失敗、目うるませ「情けない」

王座統一に失敗した宮尾綾香と梅津宏治トレーナー

<ボクシングWBA世界女子アトム級タイトル10回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

WBA世界女子アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が王座統一に失敗した。正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)に先手をとられ、中盤から反撃も及ばず。1-2の判定負けを喫した。

当初は昨年11月に対戦予定も、王者アラルコンがヒザのケガで中止となった。宮尾は代わりに設定された暫定王座決定戦で、池山との再戦を制してこの一戦を迎えていた。約1年半かけて打倒アラルコンで、4団体統一へのスタートとしていたが、はね返された。

控室では目をうるませて「ごめんなさい。有言実行できなかった」と最初に頭を下げた。「勝ったと思ったが。出来はまだまだ。やってきたコンビネーションもどこまで出せたか。追い切れなかった」と肩を落とした。

「重い負け。応援に来てくれた人に申し訳なく、情けない」。16年には右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂の苦難も乗り越えたプロ生活は15年を越えた。悔しさは募ったが「目標の4団体統一はやり遂げたい。またやらせてください」と再起を期した。

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ボクシング花形冴美ら4選手が計量クリアし意気込み

計量をクリアした正規王者モンセラット・アラルコン(左)と暫定王者宮尾綾香

ボクシング女子ダブル世界戦の前日計量が11日に都内であり、4選手ともクリアした。

IBFアトム級は過去2度引き分けた決着戦。王者花形冴美(花形)は「とにかく明確な勝利で因縁に決着をつける」と言えば、前WBO王者池山直(フュチュール)は「立場が変わって引き分けは負け。勝ちにこだわる」と譲らなかった。

WBA同級は暫定王者宮尾綾香(ワタナベ)と正規王者アラルコン(メキシコ)の王座統一戦。宮尾は「4団体のベルトを統一する1本目のベルト」と意気込みを見せた。

計量をクリアした王者花形冴美(左)と挑戦者池山直

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花形冴美と池山直、世界王座懸けた決着戦へ意気込み

計量をクリアした王者花形冴美(左)と挑戦者池山直

ボクシング女子ダブル世界戦の前日計量が11日に都内で行われた。

IBFアトム級王者花形冴美(34=花形)はリミットの46・2キロ、前WBO王者の挑戦者池山直(49=フュチュール)は45・8キロ、WBA同級は暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が46キロ、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)が45・5キロでクリアした。試合は12日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

花形と池山は過去2度引き分け、2年ぶり3度目の決着戦となる。花形は「とにかく明確な勝利で、因縁に決着をつける。苦しめてくれた思いに、考えさせられたことに感謝の気持ちをぶつけ、借りを返したい」と意気込んだ。

昨年9月の王座獲得は、5度目の挑戦での悲願だった。初防衛戦となるが「王者になって気持ちが変わった。いい意味で余裕ができ、楽しんでいこうと思うようになった」と話す。一皮むけた王者として、三度目の正直を狙う。

池山は前王者時代に6度防衛している中で、花形と2度引き分けた。今度は挑戦者としての対戦となる。「花形選手の熱い思いを受け止めて、はね返したい。立場が変わり、引き分けは負け。勝ちにこだわる」と必勝を期した。

18日には50歳となる大ベテランだが、最近は2敗2分けと勝ちがない。「最初から前に出て、自分のボクシングを貫く。2本目のベルトをとる」と気合を込めた。

WBA王座統一戦は当初昨年11月の予定も、王者アラルコンのヒザのケガで中止となった。宮尾は代わりに設定された暫定王座決定戦で、池山との再戦を制して王者に返り咲いた。「この1年はアラルコンのことを考え、生きてきた。ベルトは置いていってもらいます」。

16年の池山戦では右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、1年半のブランクを作った。苦難も乗り越えたプロ生活は15年を越えた。「太く短くが長くなったが、もっと太くしたい。4団体のベルトを統一する。その1本目のベルト。夢でなく目標」と同級制圧を宣言した。

計量をクリアした正規王者モンセラット・アラルコン(左)と暫定王者宮尾綾香

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暫定王者宮尾綾香、正規王者アラルコンと統一戦へ

WBA女子世界アトム級暫定王座決定戦10回戦 暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシングWBA女子世界アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が、9月12日に東京・後楽園ホールで王座統一戦に臨む。ワタナベジムが5日に発表し、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)と対戦する。

宮尾は12年にWBA同級王座を獲得して5度防衛し、15年にWBC王者小関桃との王座統一戦に敗れて陥落した。16年にはWBO王者池山直(49=フュチュール)に挑戦も右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂。昨年に池山と再戦に判定勝ちでWBA暫定王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。

メインはIBF同級王者花形冴美(34=花形)が、池山を迎えての初防衛戦となる。花形は昨年に5度目の世界挑戦で王座を獲得した。2人は過去2戦でいずれも引き分け、2年ぶりの対戦で3度目の決着戦となる。

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宮尾綾香が王者返り咲く 次の目標は「正規王者に」

暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾(撮影・足立雅史)

<ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定10回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定戦が20日に東京・後楽園ホールであり、元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。

前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で、3-0の判定勝ち。前回は宮尾が挑戦も右膝に大けがを負ってブランクを作った。「ベルトも初めて勝てたこともうれしい」と笑みがこぼれた。正規王者アラルコン(メキシコ)がけがで設定された一戦。「まずは正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。

6回、宮尾(左)は池山に強烈なパンチを見舞う(撮影・足立雅史)

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宮尾綾香が判定で王座返り咲き「新しい宮尾見せた」

1回、宮尾(右)は池山からダウンを奪う(撮影・足立雅史)

<ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定10回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で3-0の判定勝ち。15年にWBC王者小関桃(青木)との2団体統一戦で敗れて陥落以来、3年ぶりで王座を奪回した。

開始のゴングから20秒後、右ストレートが池山の左顔面をきれいにとらえた。池山はたまらず両手をキャンバスについた。「びっくりしたけど、練習通りに自然に出た。しっかり当てようとやってきた」と、練習の成果だった。その後は「ポイントの差を守ろう。毎回できることをやっていこうと思った」と、右アッパーや左フックを的確に当ててリードした。

前回の池山戦は10年ぶりでの対戦で挑戦したが、スリップダウンで右ひざの靱帯(じんたい)を断裂して7回TKO負けした。1年半のブランクを作ったが「もう1回王者になりたい」という一心で再起した。「ベルトもうれしいし、初めて勝てたこともうれしい。負けっ放しはいやだから」と笑みがこぼれた。

当初は正規王者アラルコン(メキシコ)に挑戦予定も、王者がケガで設定された暫定王座戦だった。「新しい宮尾も見せられた。まずは早く正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。

暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾(撮影・足立雅史)
8回、池山(左)は宮尾を連打で攻める(撮影・足立雅史)

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宮尾綾香「リベンジを」過去2度敗れた池山と王座戦

計量をクリアした池山直(左)と宮尾綾香

ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定戦の前日計量が、19日に都内で行われた。元WBA王者の同級3位宮尾綾香(35=ワタナベ)は46・0キロ、元WBO王者の同級8位池山直(49=フュチュール)は45・3キロと、いずれもリミット46・2キロを下回ってパスした。2人は2年ぶり3度目の対戦で、試合は20日に東京・後楽園ホールでゴングとなる。

当初は宮尾が挑戦予定だったが、王者のケガで暫定王座が設定された。池山とは過去06年以来2戦2敗。16年には池山のV5戦で対戦も、スリップダウンの際に右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、6回TKO負けした。6月に再起するまで1年半のブランクを作った。「手術をして、つらいリハビリにも耐えたのは、もう1回王者になるため」と返り咲きを期す。

国内で女子が公認後に3敗しているが、2人はすでに引退している。残るのは池山だけで「3人分をリベンジしたい。過去を清算して新たな1歩にしたい」。元気を売り物に、多彩な攻撃で三度目の正直で雪辱を期した。

池山は7月のV7戦で防衛に失敗すると、試合直後には引退宣言していた。翌日には「練習から納得できなかった。自分の中ではやり残したことがあり、このままでは悔しい」と現役続行に変心し、2日後にはジムへ意思を伝えた。オファーがあったのは1カ月前で、復帰戦がいきなり世界戦になった。

連勝している相手だが「前回はケガもあった。より強い気持ちを増してくるはず。しつこさで常に全力で前に出ていくだけ」と、王座奪回で自身が持つ最年長世界王者記録を更新へ気持ちを込めた。

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宮尾綾香「王者に返り咲く」池山直と世界戦で再戦

世界王者江畑佳代子(左)と元世界王者宮尾綾香

ボクシングのワタナベジムが26日、女子世界戦2試合を発表した。

11月20日に東京・後楽園ホールでのWBAアトム級暫定王座決定戦で、元WBA王者宮尾綾香(35)が元WBO王者池山直(49=フュチュール)と再戦する。挑戦予定だった王者がケガで設定された。宮尾は2年前に右ひざのケガで池山に負けた雪辱へ「前回は途中で終わった。王者に返り咲く」。WBOミニフライ級王者江畑佳代子(42)は12月1日にエディオンアリーナ大阪でV2戦となる。挑戦者は元王者多田悦子(37=真正)に「楽しみ。技術戦になる。敵地もベルトを持ち帰る」と誓った。

池山直(16年6月13日撮影)

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国内最速王者狙う松田恵里、宮尾ら世界戦へ意気込み

左から松田恵里、世界王者江畑佳代子、元世界王者宮尾綾香

ボクシング女子世界戦2試合が26日に都内で発表された。

元WBAアトム級王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が11月20日に東京・後楽園ホールで、元WBO王者池山直(49=フュチュール)との再戦でWBA暫定王座決定戦に出場する。WBOミニフライ級王者江畑佳代子(42=ワタナベ)は12月1日にエディオンアリーナ大阪で、元WBA、IBF王者多田悦子(37=真正)の挑戦を受ける。

宮尾は16年に池山のV5戦で対戦も、スリップダウンの際に右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、6回TKO負けした。今年6月の再起まで1年半のブランクを作ったが「まだ恐怖もあるが、今月に完治したと言われた。ここまで帰ってこれたが、しっかりベルトをとりたい」と話した。当初は挑戦予定だった王者のケガで暫定王座が設定された。池山は昨年7月のV6後に引退宣言から復帰戦となる。「前回は途中で終わってしまった。帰ってきてくれてうれしい」と雪辱のチャンスを歓迎した。

江畑は昨年5月に6度目の挑戦で悲願の王座を獲得し、今回は2度目の防衛戦となる。多田とは女子が未公認前からの仲だが、アマ時代は2階級の差があった。「私が年上も、経験では向こうが上。階級も違い、対戦するとは思ってもいなかった。楽しみ。技術戦になる。敵地だけど必ずベルトを持ち帰る」と誓った。

また、大阪のセミでは東洋太平洋アトム級王座決定戦があり、松田恵里(24=テンカウント)と慶美奈代(26=真正)が対戦。アマ経験者の松田は国内最速の2戦目で王座を狙う。「2戦目で挑戦はびっくりも、ありがたい。このチャンスをつかみたい」と目を輝かせた。

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47歳池山直がV5、国内最年長防衛記録更新

<プロボクシング:WBOアトム級10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

 王者の47歳、池山直(フュチュール)が挑戦者の宮尾綾香(ワタナベ)に6回36秒TKO勝ちした。5度目の防衛に成功し、自身が持つ国内最年長防衛記録を更新した。

 戦績は池山が13戦10勝(2KO)2敗1分け、宮尾は20戦17勝(5KO)3敗。

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