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元高校横綱の北の若が初白星「我慢して前に出た」

富士東(右)を寄り切りで破る北の若(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

元高校横綱の東幕下11枚目北の若(20=八角)が、2番相撲で東幕下13枚目富士東を寄り切り、初白星を挙げて1勝1敗とした。

立ち合いからやや押し込まれたが、相手の突っ張りを下からあてがい、両まわしを引いて十分な体勢に持ち込んだ。「まわしを取ったら自信がある。我慢して前に出た」と振り返った。

19年夏場所の序ノ口デビューから順調に番付を上げている。西幕下9枚目の昨年11月場所では3勝4敗で、初めての負け越しを経験。今場所は雪辱に燃えている。

兄弟子の幕内力士、北勝富士や隠岐の海に稽古をつけてもらっているため、普段の稽古から関取衆の圧力を肌で感じている。「関取衆に胸を出してもらっているので、押し出されるわけにはいかないと思っている」と力強く話した。

前日3日目にはその北勝富士が、横綱昇進を目指す大関貴景勝との激しい押し合いを制した。鼻血を出すほどの激闘で、北の若も「見ているだけで(気迫が)伝わった」と刺激をもらっていた。

富士東を寄り切りで破った北の若(撮影・野上伸悟)

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翠富士が新入幕、明瀬山28場所ぶり再入幕/新番付

翠富士

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

新入幕として翠富士(みどりふじ、24=伊勢ケ浜)が西前頭14枚目に名を連ねた。東十両2枚目だった先場所、10勝5敗で十両優勝の成績を収めた。伊勢ケ浜部屋からは昨年春場所の照強以来の新入幕で、静岡県出身では10年春場所の磋牙司以来、戦後5人目の幕内力士誕生。近大からは昨年夏場所の志摩ノ海以来、11人目の新入幕を果たした。再入幕は、史上4位のスロー復帰となる明瀬山(35=木瀬)が28場所ぶりに返り入幕を果たした。

既に発表されている十両昇進は、ともに新十両の納谷改め王鵬(20=大嶽)が西11枚目、白石改め東白龍(24=玉ノ井)が西14枚目の番付に名を連ねた。

昭和の大横綱大鵬の孫にあたる王鵬は、現師匠が部屋を継承後としては13年名古屋場所の大砂嵐以来、2人目の関取誕生。父は元関脇貴闘力で、新たな親子関取は昨年名古屋場所の琴ノ若親子以来、史上11組目となった。

東白龍は、玉ノ井部屋からは、現師匠が部屋を継承後としては富士東、東龍に続く3人目の関取誕生。東洋大からは18年夏場所の若隆景以来11人目の新十両で、三段目付け出しからの新十両は小柳(現豊山)、朝乃山、若隆景、木崎海に続き5人目となった。なお王鵬、東白龍ともに東京都出身で、東京都からは17年名古屋場所の翔猿以来、戦後49、50人目の関取輩出となった。

また再十両は、矢後(26=尾車)が4場所ぶり、竜虎(22=尾上)が8場所ぶりの関取復帰を決めた。竜虎は先場所、西幕下15枚目で7戦全勝。幕下力士の十両昇進の対象者が15枚目以内となった77年名古屋場所以降、西幕下15枚目で7戦全勝し翌場所、十両昇進を決めたのは90年秋場所の時津洋以来、史上2人目となった。

来年1月の初場所は、8日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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石浦が下の名前を改名 将勝から鹿介に/新番付

石浦=2019年9月13日、両国国技館

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈三役内〉

御嶽海(27=出羽海)東関脇→西小結

〈幕内から十両〉

炎鵬(26=宮城野)西前頭11枚目→東十両3枚目

琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)西前頭15枚目→西十両9枚目

〈十両から幕下〉

錦富士(24=伊勢ケ浜)西十両13枚目→西幕下5枚目

富士東(33=玉ノ井)東十両14枚目→東幕下13枚目

阿炎(26=錣山)西十両11枚目→東幕下16枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈十両〉

納谷→王鵬(おうほう、大嶽)

白石→東白龍(とうはくりゅう、玉ノ井)

〈三段目〉

小島→魁郷(かいごう、浅香山)

〈序二段〉

矢田部→錦国(にしきくに、芝田山)

橋本→若東(わかあずま、玉ノ井)

樋口→寅武蔵(とらむさし、武蔵川)

琴真鍋→琴太成(ことたいせい、佐渡ケ嶽)

〈序ノ口〉

長原→錦星龍(きんせいりゅう、芝田山)

岩本→玉乃若(たまのわか、玉ノ井)

原田→大陸山(たいりくやま、大嶽)

服部桜→勝南桜(しょうなんざくら、式秀)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

石浦将勝→石浦鹿介(いしうら・しかのすけ、宮城野)

琴真鍋平翔→琴太成直輝(ことたいせい・なおき、佐渡ケ嶽)

樋口虎之心→寅武蔵輝之進(とらむさし・てるのしん、武蔵川)

服部桜太志→勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた、式秀)

橋本航→若東航矢(わかあずま・こうや、玉ノ井)

岩本舞斗→玉乃若未来斗(たまのわか・みくと、玉ノ井)

大成道勝→大成道大志(だいせいどう・だいし、木瀬)

白石雅仁→東白龍雅士(とうはくりゅう・まさひと、玉ノ井)

【襲名】

琴奨菊(元大関)引退秀ノ山襲名

【停年退職(年寄)】

錦島末弘(元朝潮=先代高砂)

【引退】

琴誠剛、希帆ノ海、飛天龍、朝日城、臥牙丸、笹崎、若龍星、宇美錦、春空、大雅、欧樹

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元横綱大鵬の孫納谷が勝ち越し王手「ここで決める」

富士東(右)を突き出しで破る納谷(撮影・菅敏)

<大相撲11月場所>◇5日目◇12日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で西幕下筆頭納谷(20=大嶽)が、東十両14枚目の富士東(33=玉ノ井)を破って勝ち越しに王手をかけた。立ち合い低くぶつかって相手の上体を起こすと、もろ手つきを連発して一気に突き出した。「ちょっと体が硬かったけど内容はよかった。考えることなく当たって突き放そうと。前に出るだけなので」と相撲内容を振り返った。

初日から3連勝で勝ち越しに王手をかけ、来年初場所での新十両昇進の期待も高まってきた。「ここでダラダラしたら3-3になる。しっかりここで勝ち越しを決めるつもりでいく」と一気に勝ち越しを狙う。

富士東(右)を突き出しで破った納谷(撮影・菅敏)

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関取復帰の宇良が連敗止め五分「押し通用」手応え

富士東(右)を押し出しで破る宇良(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館

16場所ぶりに関取に復帰した東十両13枚目の宇良(28=木瀬)が、富士東(玉ノ井)を押し出し、連敗を2で止めて星を2勝2敗の五分に戻した。

「よかったですね。(立ち合いで)とばされる相撲が多くて自信をなくしていた。自分の押しでも通用すると自信になった」

潜り込むような低い立ち合いから、はず押しのような形で攻め続けて一気に押し出した。2日目、3日目は相撲内容を研究されたように、立ち合いから一気に押し込まれて敗れる相撲が続いていただけに、今後への光も感じた。

毎日取組があることには「まだ4日なんで何とも言えない」としながら、「体力的には厳しい面があるが、同じリズムで取り組めるんでコンディションは整えやすい」。

最高位の東前頭4枚目から両膝の大けがで序二段まで落ちてはい上がってきた。15日間続く中で、膝への負担は最大のテーマ。宇良自身も探りながらの土俵が続く。

富士東(左)に鋭い立ち合いで攻める宇良(撮影・鈴木正人)
富士東を押し出しで破り、土俵から引き揚げる宇良(撮影・河田真司)

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集団感染の玉ノ井力士が復帰「土俵立ててうれしい」

旭大星(左)を激しく攻める東龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

秋場所前に新型コロナウイルスの集団感染が発生した玉ノ井部屋の力士が、2場所ぶりに復帰した。先場所は力士全28人が全休を余儀なくされたが、コロナ禍の特例措置として番付は据え置きに。

白星発進した十両東龍は「普通なら落ちている。皆さんに感謝したい」と話し、十両富士東は「土俵に立てることが僕たちは一番うれしいこと」とかみしめるように語った。

旭大星(右)を押し出しで破る東龍(撮影・鈴木正人)

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3大関そろって白星発進/11月場所初日写真特集

<大相撲11月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

新大関の正代が、何とか白星をつかんだ。初顔合わせの若隆景に下からおっつけられると、上体が起き上がりもろ差しを許した。防戦一方となり、土俵際に追い込まれるも、逆転の突き落とし。同時に土俵の外に落ち、軍配は正代に上がるも物言いがついた。際どい一番だったが、協議の結果、軍配通り。勝ち名乗りを受けて土俵から下りた際には、息を大きく吐いて安堵(あんど)の表情を浮かべた。 

大関朝乃山は、霧馬山を得意の右四つからの寄り切りで圧倒。結びの一番に登場した大関貴景勝は、三役復帰を果たした小結高安を立ち合いから圧倒して白星発進した。白鵬と鶴竜の2横綱が休場する中、大関陣が初日を締めた。 

新関脇の隆の勝は、新三役の緊張感があったといい、思うように体が動かずに大栄翔に負けて黒星。3場所連続関脇の御嶽海は、阿武咲との同体取り直しの一番を制して、4場所連続で初日白星とした。 

16場所ぶりに関取に復帰した東十両13枚目の宇良は、錦富士を送り投げで下して白星スタート。9月の秋場所前に新型コロナウイルスの集団感染が発生して休場となった、玉ノ井部屋の東十両14枚目富士東は黒星、西十両7枚目東龍は白星スタートとなった。

初日の取組模様を写真で振り返ります。

令和2年11月場所の御免札板、番付、櫓(撮影・鈴木正人)

協会あいさつを行う八角理事長と三役力士(撮影・野上伸悟)

幕内

国技館に掲げられた照ノ富士の優勝額(撮影・鈴木正人)

国技館に掲げられた正代の優勝額(撮影・鈴木正人)

幕内土俵入り(撮影・鈴木正人)

千代翔馬下手投げ天空海

天空海(下)を下手投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)

▼千代翔馬(昨年夏場所以来の幕内復帰)「やっぱり十両とは違う。先場所が終わって(10月1日に)腰の(ヘルニアの)手術したんで、まずは15日間取り切りたい思いです」

▼天空海「先場所も2連敗から始まったので、星は気にせずにここから連勝したい。最低でも勝ち越して来場所につなげたい」

千代大龍肩透かし琴ノ若

千代大龍(左)を肩すかしで破る琴ノ若(撮影・鈴木正人)

▼琴ノ若「よく相手を見て自分のペースで相撲が取れた。(再入幕は)あまり深く考えずに、余計なことは考えずにいけました」

豊昇龍下手投げ魁聖

魁聖(右)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・野上伸悟)

豊山押し倒し炎鵬

炎鵬(下)を押し倒しで破る豊山(撮影・鈴木正人)

炎鵬(右下)を押し倒しで破る豊山(撮影・鈴木正人)

▼豊山(炎鵬に5戦5勝)「力で負けることはない相手なんで。出てきたところに体を預ける、いい反応ができた。(部屋の新)大関(正代)に負けないよう、頑張ります」

▼炎鵬「先場所よりはいい相撲を取りたい。お客さんも増えているので盛り上がるような、喜んでもらえるような相撲が取りたい」

碧山寄り切り遠藤

遠藤は碧山(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

栃ノ心押し出し玉鷲

栃ノ心(手前)を押し出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)

玉鷲(右)の突っ張りを受ける栃ノ心(撮影・野上伸悟)

宝富士押し倒し琴勝峰

琴勝峰(下)を押し倒しで破る宝富士(撮影・鈴木正人)

琴勝峰(右)を押し倒しで破る宝富士(撮影・野上伸悟)

北勝富士押し出し妙義龍

妙義龍(右)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)

▼北勝富士「しっかり踏み込めたし、そこからの攻めも落ち着いて、下から下からいけた。(観客が増えた影響)前と同じような雰囲気を感じた。土俵入りの時はうれしかった」

翔猿押し出し隠岐の海

翔猿(左)を押し出しで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)

▼隠岐の海「お客さんも増えて最高ですよ。頑張っていい所を見せたい」

▼翔猿「攻められたけど、最後引いてしまった。(大活躍した先場所との違いは)特に感じていない。思い切り集中していきたい」

照ノ富士寄り切り

輝(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

▼照ノ富士「左が入ったから出るしかなかった。(三役復帰だが)特に何も考えていない。(観客が2500人から5000人に増えて)盛り上がるんじゃないですか」

大栄翔突き落とし隆の勝

隆の勝(右)を突き落としで破る大栄翔(撮影・野上伸悟)

▼大栄翔「立ち合いが良かった。流れが良かった。(隆の勝は)本当に圧力のある相手、自分から先に攻めたかった」

御嶽海寄り切り阿武咲

御嶽海(下)と阿武咲の一番は物言いが付き体が落ちるのが同時として取り直しとなる(撮影・小沢裕)

御嶽海と阿武咲の一番は物言いが付き土俵上で協議する審判団(撮影・小沢裕)

取り直しの一番で阿武咲(手前)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・野上伸悟)

▼御嶽海「(最初の一番は)同体だったのかなと、取っていても思いました。(取り直しの一番は)引かないように前に出ることを意識して、まわしを取って前に出られた。(合同稽古に参加した効果は)大きいと思う。圧力受け止めて前に出られた。成果が出ていると思う。しっかり生かしていきたい」

正代突き落とし若隆景

若隆景(手前)を激しく攻める正代(撮影・鈴木正人)

若隆景(右)を突き落としで破る正代(撮影・鈴木正人)

若隆景(右)を突き落としで破った正代(撮影・鈴木正人)

正代と若隆景の一番で物言いが付き協議する審判団(撮影・小沢裕)

▼若隆景「流れで前に出た。突き落としをくらったのは最後の詰めが甘いなと思う」

霧馬山寄り切り朝乃山

朝乃山(右)は寄り切りで霧馬山を破る(撮影・小沢裕)

▼朝乃山「しっかりと立ち合い負けしないように。組んだらしぶとい相手なので。(霧馬山の)右差しを左を締めておっつけながら寄り切ることができた。これが自分の相撲だと思う」

貴景勝押し出し高安

高安(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・野上伸悟)

高安(左)を押し出しで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)

打ち出し後

打ち出し後、お楽しみ抽選会する安治川親方(左から2人目)(撮影・鈴木正人)

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正代は物言いも白星発進 朝乃山ら3大関みな勝利

若隆景を突き落としで破る正代(撮影・野上伸悟)

<大相撲11月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

新大関の正代が、何とか白星をつかんだ。初顔合わせの若隆景に下からおっつけられると、上体が起き上がりもろ差しを許した。防戦一方となり、土俵際に追い込まれるも、逆転の突き落とし。同時に土俵の外に落ち、軍配は正代に上がるも物言いがついた。際どい一番だったが、協議の結果、軍配通り。勝ち名乗りを受けて土俵から下りた際には、息を大きく吐いて安堵(あんど)の表情を浮かべた。

大関朝乃山は、霧馬山を得意の右四つからの寄り切りで圧倒。結びの一番に登場した大関貴景勝は、三役復帰を果たした小結高安を立ち合いから圧倒して白星発進した。白鵬と鶴竜の2横綱が休場する中、大関陣が初日を締めた。

新関脇の隆の勝は、新三役の緊張感があったといい、思うように体が動かずに大栄翔に負けて黒星。3場所連続関脇の御嶽海は、阿武咲との同体取り直しの一番を制して、4場所連続で初日白星とした。

16場所ぶりに関取に復帰した東十両13枚目の宇良は、錦富士を送り投げで下して白星スタート。9月の秋場所前に新型コロナウイルスの集団感染が発生して休場となった、玉ノ井部屋の東十両14枚目富士東は黒星、西十両7枚目東龍は白星スタートとなった。

正代と若隆景の一番で物言いが付き協議する審判団(撮影・小沢裕)
高安(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・野上伸悟)
霧馬山(左)を激しく攻める朝乃山(撮影・鈴木正人)

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富士東、コロナ復帰戦は黒星発進も「土俵に立てる」

富士東(2017年1月16日撮影)

<大相撲11月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルスに感染して秋場所を休場した東十両14枚目富士東(33=玉ノ井)が、2場所ぶりに本場所の土俵に復帰した。

下からあてがって西十両14枚目千代の海の突きをしのいだが、耐えきれずに押し出されて黒星発進。初日を飾ることはできなかったが「動き自体は悪くなかった」と、前向きに振り返った。

秋場所前に新型コロナウイルスの集団感染が判明した玉ノ井部屋は、全力士が同場所の休場を余儀なくされた。感染して38・5度の発熱があり、10日間入院したという富士東は「まさか自分がなるとは思わなかった。軽症で済んで良かった」と振り返る。退院2日後には稽古場で四股を踏める状態に回復。「体の衰えは感じなかった」と安堵(あんど)した表情を見せた。

秋場所は負け越し扱いだが、コロナ禍の“救済措置”として番付は据え置かれた。富士東は「理事長をはじめ親方衆には感謝しかないです。土俵に立てることが、僕たちは一番うれしいこと」と、かみしめるように語った。

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16場所ぶり関取復帰の宇良に注目 十両初日取組

宇良(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会審判部は6日、東京・両国国技館内で、新型コロナウイルス感染防止のため会場を通常の福岡から東京に変更して開催する大相撲11月場所(8日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。東西の両横綱、白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=陸奥)は2場所連続で初日からの休場が決まった。

十両の注目は、16場所ぶりの関取復帰を果たした宇良(木瀬)だ。幕内経験者が序二段に降下後、十両復帰を果たしたのは、今年初場所の照ノ富士以来、史上2人目の復活劇となった。初日は錦富士(伊勢ケ浜)と対戦する。小結経験者で、やはり再十両の常幸龍(木瀬)は、関取復帰の貴源治(千賀ノ浦)戦に臨む。大関経験者で十両陥落の最年長関取・琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)は千代丸(九重)との一番で、目指す幕内復帰への第1歩を踏む。初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

富士東 -千代の海

宇  良-錦富士 

貴源治 -常幸龍 

水戸龍 -旭秀鵬 

白鷹山 -大翔丸 

剣  翔-勢   

旭大星 -東  龍

美ノ海 -千代鳳 

若元春 -英乃海 

大奄美 -錦  木

千代丸 -琴奨菊 

石  浦-松鳳山 

明瀬山 -翠富士 

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新大関正代、翔猿は前頭4 十両以上一覧/新番付

正代(2020年9月27日撮影)

日本相撲協会は26日、開催地を通常の福岡から東京に変更して行う大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、7月場所と9月の秋場所は1日あたりの上限入場者数を約2500人に制限していたが、11月場所から約5000人に引き上げて開催される。十両以上の番付は以下の通り。

〈東〉  〈西〉 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

貴景勝     朝乃山

正  代

 【関  脇】   

御嶽海     隆の勝

 【小  結】

照ノ富士    高  安

 【前  頭】   

霧馬山  <1>  若隆景 

阿武咲  <2>  大栄翔

輝    <3>  隠岐の海

北勝富士 <4>  翔  猿

妙義龍  <5>  琴勝峰 

宝富士  <6>  玉  鷲

栃ノ心  <7>  遠  藤

碧  山 <8>  照  強

徳勝龍  <9>  琴恵光 

竜  電 <10>  明  生

佐田の海 <11>  炎  鵬

豊  山 <12>  魁  聖

豊昇龍  <13>  逸ノ城 

千代の国 <14>  琴ノ若 

千代大龍 <15>  琴勇輝 

千代翔馬 <16>  天空海 

志摩ノ海 <17>      

 【十  両】   

明瀬山  <1>  千代ノ皇

翠富士  <2>  松鳳山 

石  浦 <3>  琴奨菊 

千代丸  <4>  錦  木

大奄美  <5>  英乃海 

美ノ海  <6>  若元春 

千代鳳  <7>  東  龍

旭大星  <8>  勢   

剣  翔 <9>  大翔丸 

白鷹山  <10>  旭秀鵬 

水戸龍  <11>  阿  炎

貴源治  <12>  常幸龍 

宇  良 <13>  錦富士 

富士東  <14>  千代の海

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天空海が新入幕 茨城出身では高安以来/新番付

天空海(2020年9月26日撮影)     

日本相撲協会は26日、開催地を通常の福岡から東京に変更して行う大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、7月場所と9月の秋場所は1日あたりの上限入場者数を約2500人に制限していたが、11月場所から約5000人に引き上げて開催される。

新入幕として天空海(あくあ、29=立浪)が西前頭16枚目に名を連ねた。先場所は西十両6枚目で10勝5敗ながら、番付運にも恵まれてのうれしい新入幕だ。立浪部屋からは、現師匠(元小結旭豊)が部屋を継承して以降では、先場所の豊昇龍に続き5人目の新入幕。茨城県出身では、11年名古屋場所の高安以来、戦後13人目の幕内力士誕生となった。

うれしい幕内返り咲きを果たしたのは、東前頭14枚目の千代の国(30=九重)で、昨年春場所以来9場所ぶりの復帰。幕下から十両1場所通過で幕内昇進は、新入幕を果たした13年秋場所の遠藤以来。幕内→幕下以下→幕内の昇降は2回目だが、これは和歌乃山、玉飛鳥に続き史上3人目の復活劇となった。他に再入幕は3人で琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)は2場所ぶりの復帰で、9度目の入幕は昭和以降5位タイ(1位は大潮の13回)。琴ノ若(22=佐渡ケ嶽)は2場所ぶり、千代翔馬(29=九重)は8場所ぶりの幕内復帰となる。

十両昇進は4人だが、いずれも再十両。宇良(28=木瀬)は16場所ぶりの関取復帰で、幕内経験者が序二段に降下後、十両復帰を果たしたのは、今年初場所の照ノ富士以来、史上2人目の復活劇となった。小結経験者の常幸龍(32=木瀬)は10場所ぶり、貴源治(23=千賀ノ浦)と千代の海(27=九重)は、ともに2場所ぶりの十両復帰となった。

なお、部屋内で新型コロナウイルスの複数感染者が出て秋場所を休場した玉ノ井部屋の2人の関取は、秋場所番付のまま据え置かれ、東龍(33)は西十両7枚目、富士東(33)は東十両14枚目。感染防止ガイドラインに反し、夜の接待を伴う店で会食し出場停止3場所などの処分を受けた、休場中の阿炎(26=錣山)は、西前頭14枚目から西十両11枚目に番付を下げた。

11月場所は、11月6日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。

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玉ノ井部屋力士の番付据え置き 感染で秋場所全休

東京・足立区にある玉ノ井部屋

日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で大相撲11月場所(8日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、新型コロナウイルスの集団感染により、秋場所を全休することとなった玉ノ井部屋の全力士28人について、番付据え置きの救済措置をとった。

伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、電話取材に応じ「本人たちも出たい人はたくさんいたと思う。(審判部の)みんなで考えて据え置きにしようと。休みたくて休んでるわけではない。コロナという特殊なことがあったので」と説明した。

玉ノ井部屋では秋場所前の5日に、幕下以下の力士1人の感染が判明。その後の検査で、新たに十両富士東と幕下以下の力士17人の感染が判明していた。同協会は玉ノ井部屋の全力士の秋場所休場を決定。同場所中には、1度陰性と診断された力士らの再検査を行い、さらに5人の力士の陽性が判明し、合計で所属力士28人中24人の感染となっていた。

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集団感染の玉ノ井部屋、親方が力士ら全員の退院報告

東京・足立区にある玉ノ井部屋(2020年9月10日撮影)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館

場所前に新型コロナウイルスの集団感染が判明し、力士らの休場を余儀なくされた玉ノ井部屋の師匠、玉ノ井親方(元大関栃東)が、26日に全員が医療機関を退院したことを報告した。

千秋楽の打ち出し後、インスタグラムの部屋公式アカウントを更新。「この度は、玉ノ井部屋所属の力士が新型コロナウイルスに集団感染をしたことにより、関係者の皆様、いつも応援してくださっている皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしたことを、心よりお詫び申し上げます。昨日9月26日(土)、軽症で無事に全員退院しましたことをご報告いたします」(原文ママ)と投稿した。

保健所や感染症専門家の指導の下で、部屋関係者の自宅待機の期間も終わり、部屋内の消毒も完了したという。

師匠の玉ノ井親方を始め、十両東龍や富士東ら力士全員が秋場所を全休した。玉ノ井親方は「つらさを感じました」と記しつつ「懸命に治療に当たってくださった医療従事者の方々、いつも応援してくださっている皆様からの温かい言葉や応援に心から支えられ、少しずつ前向きな気持ちに戻れたことに感しております。多く方々のましの言葉をいただき、ありがとうございました」と感謝した。

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琴奨菊が秋場所休場 再出場なければ十両陥落危機

佐渡ケ嶽部屋の琴奨菊(2020年7月28日撮影)

大相撲の大関経験者、西前頭11枚目琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)が秋場所3日目の15日、日本相撲協会に「左下腿(かたい)肉離れにより全治2週間の見込み」との診断書を提出して休場した。

師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、初黒星を喫した2日目の明生戦で左ふくらはぎを痛めた。取組後に琴奨菊は「ブチッという音がした」と話したという。15日朝になっても痛みが引かず「足を(地面に)つけることができない」と訴えたため、休場を決めた。

関取最年長の琴奨菊の休場は18年名古屋場所以来7度目となった。3日目の対戦相手、千代大龍は不戦勝。再出場しなければ11月場所での十両転落が確実となる。師匠によると、琴奨菊は再出場に向けて意欲を示しているという。

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱や出場停止処分中の平幕阿炎、所属する玉ノ井部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生した十両の富士東、東龍らに次いで7人となった。

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玉ノ井部屋の陽性者19人全員が医療機関に入院

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は11日、新型コロナウイルス感染が判明した玉ノ井部屋の力士19人全員が、医療機関に入院したことを明かした。

協会は10日に、十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナに感染したことを発表した。5日感染した幕下以下の力士1人を含め、同部屋の感染者は19人となっていた。10日の発表時点では19人の内、12人が入院しているとしたが、その後同日に加えて3人が入院したという。そして、この日の午前にさらに4人が入院したことを明かした。

力士らが入院している医療機関について「1箇所ではなく、振り分けられて病院に入っている」と説明。現在、玉ノ井部屋には陰性だった協会員しかいないというが「万が一があるから外には出せない」と話した。

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朝乃山は遠藤と、貴景勝は照ノ富士と対決 初日取組

朝乃山(2020年7月30日撮影)

日本相撲協会審判部は11日、東京・両国国技館内で審判部による大相撲秋場所(13日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。白鵬(35=宮城野)鶴竜(35=陸奥)の両横綱は、ともに7月場所を途中休場する原因となった右膝と右肘の負傷が完治には至らず、休場が決まった。

両横綱不在で出場する力士の中で番付上、最高位となる大関2場所目の朝乃山(高砂)は初日、返り三役の遠藤(追手風)の挑戦を受ける。婚約を発表した大関貴景勝(千賀ノ浦)は初日、先場所幕尻優勝を遂げ番付を一気に東前頭筆頭にまで上げた照ノ富士(伊勢ケ浜)との注目対決に臨む。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では石浦(宮城野)と出場停止中の阿炎(錣山)。十両は、新型コロナウイルスの陽性反応が出た富士東(33=玉ノ井)と、同部屋で19人の集団感染が発生したため陰性ながら部屋全員の力士が休場する東龍(33)の2人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

逸ノ城 -豊昇龍 

旭大星 -松鳳山 

翔  猿-志摩ノ海

琴勝峰 -明  生

魁  聖-琴奨菊 

千代大龍-琴恵光 

佐田の海-阿武咲 

炎  鵬-若隆景 

竜  電-徳勝龍 

碧  山-輝

高  安-宝富士 

霧馬山 -栃ノ心 

豊  山-照  強

隠岐の海-妙義龍 

大栄翔 -玉  鷲

北勝富士-御嶽海 

正  代-隆の勝 

照ノ富士-貴景勝 

朝乃山 -遠  藤

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玉ノ井部屋クラスター 秋場所開催「問題ない」協会

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、玉ノ井部屋の十両富士東(33)と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。5日に同部屋の幕下以下の力士1人の感染が判明。同部屋所属の協会員32人の検査を実施したところ、この日までに新たに力士18人の感染が判明した。同部屋の感染者は計19人となった。

師匠の玉ノ井親方(元大関栃東)や十両東龍らは陰性だったが、協会は感染拡大防止のため、審判委員を務める同親方と部屋に所属する力士28人全員の秋場所(13日初日、東京・両国国技館)全休を決定した。報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「陰性の人もいるけど、部屋の中のことだから全員をロックアウトする」と説明。部屋を構える足立区は、同一施設で5人以上の感染者が短期間で発生したことから「集団感染(クラスター)として公表する」とクラスター認定した。

感染者19人のうち12人はすでに入院している。ほか7人は無症状だが今後入院する予定で、重症者はいないという。全休となる力士の成績に関して同広報部長は「審判部が場所後の番付編成会議で決めること」と前置きし「何らかの形はとらないといけない。感染したことが悪い訳ではない」と救済措置が取られる可能性を示唆した。

角界では4月に高田川部屋で、師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)や十両白鷹山らが感染した。三段目の勝武士さんが5月に死去するなどし、協会は感染防止策を強化してきた。各部屋に外出自粛を求め続け、出稽古禁止の中で発生した集団感染。芝田山広報部長は「ウイルスは目に見えるものではない。こういう風になったのは仕方ない」とあらためて、感染対策の難しさを口にした。

2日後に秋場所の初日を迎える。同広報部長は「開催に関して全く問題ない」と明言した。他の部屋で体調不良を訴える者はおらず、本場所開催における感染防止策も整っているとした。【佐々木隆史】

◆玉ノ井部屋 1977年(昭52)初場所後に引退し、年寄「玉ノ井」を襲名した元関脇栃東が、90年に春日野部屋から独立して創設。実子の現師匠で元大関栃東が、父の定年退職に伴って09年に年寄「玉ノ井」を襲名して継承。秋場所番付で、関取は十両東龍、富士東の2人。幕下以下の力士を含め、全44部屋で3番目に多い力士28人が所属。他の協会員は行司1人、呼び出し1人、床山2人、世話人1人。所在地は東京都足立区西新井

富士東(12年5月撮影)
玉ノ井親方(2020年3月15日撮影)
東京・足立区にある玉ノ井部屋
玉ノ井部屋の所属協会員

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玉ノ井部屋は秋場所全休 新型コロナ角界の主な動き

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

◆新型コロナウイルスに関する角界の主な動き◆

▼3月1日 日本相撲協会は臨時理事会を開き、春場所の史上初の無観客開催を決定。

▼同8日 春場所初日。

▼同22日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼4月3日 夏場所と名古屋場所開催の2週間延期を決定。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 協会が高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼5月4日 夏場所中止を決定。名古屋場所の会場を東京に変更し「7月場所」として開催する方針を示す。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同18日 協会が、希望する協会員を対象に、新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▼7月6日 抗体検査の結果、5人から抗体が見つかった。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同19日 7月場所初日。

▼8月2日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼同8日 協会が二所ノ関部屋付きの松ケ根親方(元前頭玉力道)の新型コロナ感染を発表。

▼同15日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同31日 秋場所の開催を決定。7月場所同様に1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼9月6日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同10日 協会が新たに玉ノ井部屋の力士18人の新型コロナ感染を発表。

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玉ノ井部屋で計19人感染 親方と所属力士全員全休

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

5日に感染が判明した幕下以下の力士1人も、玉ノ井部屋所属の力士だった。以降、協会は足立区保健所に相談し、指示を受けて同部屋所属の協会員32人に新型コロナ感染の検査を実施したところ、新たに18人の感染が判明した。

合計19人のうち、12人がすでに医療機関に入院しているが重症者はいない。無症状の7人については随時、入院治療を行うとした。

報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、同部屋所属の行司、呼び出し、床山、世話人に関して「裏方については話を聞いたところ、部屋に全く行っていないとのこと。感染症の先生と話したところ、そういうことなら(出場は)問題ないとのこと」と明かした。

同広報部長は、休場する力士らの成績について「それは審判部が場所後の編成会議で決めること。今は申し上げることはできない」と説明。しかし「何かしらの形でとらないといけない。感染が悪いわけではないので」と救済措置がとられる可能性を示唆した。

現段階で、他の部屋からの体調不良の報告は届いていないという。これまで協会は各部屋に対して、八角理事長(元横綱北勝海)名で厳しく感染防止徹底の通達を行ってきた。それでも発生した集団連鎖感染。芝田山広報部長は「ウイルスは目に見えるものではないので避けられない。こうなるのは仕方ないと思っている」と感染防止の厳しさをあらためて痛感。しかし他の部屋で感染が起きていないことから「そこの部屋で収めることが大事。そこで食い止めることが重要」と話した。

秋場所の開催については「1つの部屋で(感染者が)出たけども、封鎖はしっかりできているので開催は全く問題ない」と断言。開催方法などに変更はなく、予定通りに開催する。

富士東(12年5月撮影)

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