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青木ジムが年内休会へ コンプライアンス問題浮上

木村翔

ボクシング前WBO世界フライ級王者木村翔(30)が所属する青木ジムが年内にも活動休止(休会)することが24日、濃厚となった。今月に入って一部でコンプライアンスの問題が浮上。ジム関係者によれば、今回の事態に対して有吉将之会長(45)が責任を痛感しており、近日中にもジムの方向性について決断するという。ジム休会となれば、木村ら所属選手は他ジムに移籍しなければ試合ができない状況となる。

   ◇   ◇   ◇

男女の世界王者を輩出した歴史ある名門ジムが、活動停止に追い込まれる見通しとなった。今月に入って青木ジム内でコンプライアンスの問題が浮上し、有吉会長が調査を続けてきた。反社会的勢力の問題ではないものの、同会長はジムを統括する立場としての責任を重く感じており、近日中に休会を含めたジムの方向性について決断をするものとみられる。

ジム休会となれば、前WBO世界フライ級王者木村ら所属ボクサーは試合ができない状態に陥る。そのため、有吉会長が各選手の意向をヒアリングした上で、ジム移籍をバックアップする流れになりそうだ。特に世界2階級制覇を目指し、5月に中国でWBA世界ライトフライ級王者カルロス・カサレス(ベネズエラ)に挑戦して敗れた木村は現役続行を希望。先月から約3カ月の予定で海外修行に出ているが、ジムの方向性が決まり次第、移籍を迫られることになる。

有吉会長は自ら理事を務めている東日本ボクシング協会と日本プロボクシング協会をはじめ、統括団体となる日本ボクシングコミッションにも現状報告している。近日中にジム休会の決断をした場合、両協会理事も辞任する意向だ。青木ジムでは08年に小関桃がWBC女子世界アトム級王座を獲得し、国内記録を更新する17度の防衛に成功。17年には木村が、五輪連覇のWBO世界フライ級王者鄒市明(中国)に敵地で挑戦して勝利。男女の世界王者を育成した有吉会長の手腕が評価されていた。

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暫定王者宮尾綾香、正規王者アラルコンと統一戦へ

WBA女子世界アトム級暫定王座決定戦10回戦 暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシングWBA女子世界アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が、9月12日に東京・後楽園ホールで王座統一戦に臨む。ワタナベジムが5日に発表し、正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)と対戦する。

宮尾は12年にWBA同級王座を獲得して5度防衛し、15年にWBC王者小関桃との王座統一戦に敗れて陥落した。16年にはWBO王者池山直(49=フュチュール)に挑戦も右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂。昨年に池山と再戦に判定勝ちでWBA暫定王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。

メインはIBF同級王者花形冴美(34=花形)が、池山を迎えての初防衛戦となる。花形は昨年に5度目の世界挑戦で王座を獲得した。2人は過去2戦でいずれも引き分け、2年ぶりの対戦で3度目の決着戦となる。

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井上尚弥が異例の満票で2度目の最優秀選手&KO賞

授賞式後にガッツポーズで写真に納まる、左から兄の井上尚、父でトレーナーの井上真氏、弟の井上拓(撮影・河田真司)

ボクシングの18年度年間表彰式が8日に都内で開催され、最優秀選手賞にはWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が満票で輝いた。4年ぶり2度目の受賞。昨年5月に当時国内最速の16戦目で3階級制覇を達成し、10月にも連続初回KOで初防衛に成功した。候補は4人いたが、文句のつけようがない成績に異例の満票だった。KO賞も3年ぶり3度目の受賞となり、年間最高試合と3冠だった14年以来の2冠獲得となった。

技能賞は世界最速12戦目で3階級制覇した田中恒成(畑中)、殊勲賞は海外奪取でKO初防衛の伊藤雅雪(伴流)がいずれも初めて選ばれた。この賞は日本ボクシングコミッション、日本プロボクシング協会、東京および関西運動記者クラブ・ボクシング分科会の主催、選考による。

また、日本連盟の最優秀選手賞も同時に選出、表彰された。98年から合同開催していたが、山根前会長時代の15年からプロと一線を引いて独自開催していた。今回は日本連盟からお願いする形で再び合同開催に戻った。

各賞の受賞者は以下の通り。

◆最優秀選手賞 井上尚弥(大橋)=4年ぶり2度目

◆技能賞 田中恒成(畑中)=初

◆殊勲賞 伊藤雅雪(伴流)=初

◆努力・敢闘賞 中谷正義(井岡)=初

◆KO賞 井上尚弥(大橋)=3年ぶり3度目

◆新鋭賞 竹迫司登(ワールド)=初

◆年間最高試合 9月24日のWBOフライ級タイトルマッチ 木村翔(青木)-田中恒成(畑中)

◆年間最高試合(世界戦以外) 7月27日の日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 久我勇作(ワタナベ)-和気慎吾(FLARE山上)

◆女子最優秀選手賞 天海ツナミ(山木)=初

◆女子年間最高試合 12月1日のWBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ 江畑佳代子(ワタナベ)-多田悦子(真正)

◆優秀選手賞 井上拓真(大橋)、井上尚弥(大橋)、伊藤雅雪(伴流)、岩佐亮佑(セレス)、亀田和毅(協栄)、京口紘人(ワタナベ)、木村翔(青木)、田中恒成(畑中)、ホルヘ・リナレス(帝拳)、村田諒太、山中竜也(真正)

◆特別功労賞 山中慎介(帝拳)

◆特別賞 五十嵐俊幸(帝拳)、山中竜也(真正)、小関桃(青木)、柴田直子(ワールド)、好川菜々(堺東ミツキ)

◆優秀トレーナー賞 井上真吾(大橋)=初

◆社会貢献賞 藤岡菜穗子(竹原&畑山)

◆JBC功労賞 田畑親一(タイムキーパー)、故手崎弘行(レフェリー)

◆協会功労賞 斉藤寛、島川威、熊崎広大

<日本連盟>

◆男子最優秀選手賞 成松大介(自衛隊)=初

◆女子最優秀選手賞 並木月海(自衛隊)=初

世界戦最高試合賞に選ばれた田中恒成(右)と木村翔(撮影・河田真司)
18年10月、WBAバンタム級タイトルマッチでパヤノ(右)にKO勝ちする井上尚弥

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宮尾綾香が判定で王座返り咲き「新しい宮尾見せた」

1回、宮尾(右)は池山からダウンを奪う(撮影・足立雅史)

<ボクシングWBA世界女子アトム級暫定王座決定10回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

元WBA王者宮尾綾香(35=ワタナベ)が王者に返り咲いた。前WBO王者池山直(49=フュチュール)と2年ぶり3度目の対戦。初回に右ストレートでダウンを奪い、その後もクリーンヒットの差で3-0の判定勝ち。15年にWBC王者小関桃(青木)との2団体統一戦で敗れて陥落以来、3年ぶりで王座を奪回した。

開始のゴングから20秒後、右ストレートが池山の左顔面をきれいにとらえた。池山はたまらず両手をキャンバスについた。「びっくりしたけど、練習通りに自然に出た。しっかり当てようとやってきた」と、練習の成果だった。その後は「ポイントの差を守ろう。毎回できることをやっていこうと思った」と、右アッパーや左フックを的確に当ててリードした。

前回の池山戦は10年ぶりでの対戦で挑戦したが、スリップダウンで右ひざの靱帯(じんたい)を断裂して7回TKO負けした。1年半のブランクを作ったが「もう1回王者になりたい」という一心で再起した。「ベルトもうれしいし、初めて勝てたこともうれしい。負けっ放しはいやだから」と笑みがこぼれた。

当初は正規王者アラルコン(メキシコ)に挑戦予定も、王者がケガで設定された暫定王座戦だった。「新しい宮尾も見せられた。まずは早く正規王者になりたい」と王座統一を次の目標に挙げた。

暫定王座決定戦を制しベルトを手に笑顔を見せる宮尾(撮影・足立雅史)
8回、池山(左)は宮尾を連打で攻める(撮影・足立雅史)

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小関桃、2階級制覇で「やりきった。次へ進みたい」

16年11月、17度目のタイトル防衛に成功したWBC世界女子アトム級王者小関

 ボクシングで日本最多17度防衛の女子世界2階級王者小関桃(35)が現役引退した。所属の青木ジムが29日、JBC(日本ボクシングコミッション)へ引退届提出とWBCアトム級とミニフライ級の両王座を返上したと発表。今後は理学療法士を目指す。

 昨年は12月の1試合だけも、熱望していたWBCミニフライ級王者黒木(Yuko)に挑戦し、2階級制覇を達成した。引退試合として臨み「やりきった。次に進みたい」とグローブを置いた。老人ホーム調理師の仕事も退職し、24日に専門学校社会医学技術学院に合格。2年前から考えていた選手経験も生かせる理学療法士の勉強に励む。

 小関は中1で競技を始め、08年にJBCが女子公認後国内初の世界戦でアトム級王座に就いた。15年には日本初の2団体統一王者になり、16年に連続防衛を17まで伸ばし、王者に9年半在位した。公認後のプロ戦績は21勝(9KO)1分け。

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17連続防衛の小関桃引退 今後は理学療法士の道へ

小関桃(2016年11月11日撮影)

 ボクシングで日本最多17度防衛の女子世界2階級王者小関桃(35)が現役を引退した。所属の青木ジムが29日、JBC(日本ボクシングコミッション)へ引退届提出とWBCアトム級とミニフライ級の両王座を返上したと発表した。

 昨年は12月17日の1試合だけだったが、2年前から熱望していたWBCミニフライ級王者黒木優子(Yuko)に判定勝ちで2階級制覇を達成した。試合前から引退試合と決意し、「やりきった。次の人生に進みたい」とグローブを置くことにした。20日に専門学校の社会医学技術学院理学療法学科を受験し、24日に合格。今後は経験も生かして、リハビリなどのサポートをする理学療法士を目指していく。

 小関は中1でボクシングを始め、日女体大時代にアマで女子が認定されると全日本を3度制した。07年にプロへ転向し、08年にJBCが女子を公認するとWBCアトム級で国内初の世界戦に出場し、2回KOで王座に就いた。15年にはWBA同級王者宮尾(大橋)に判定勝ちし、日本初の女子統一王者になり、16年には連続防衛を17まで伸ばした。

 まだ競技人口が少なく、世界2位の防衛記録にマッチメークに苦労した日々だった。その中で王者としては9年5カ月18日在位した。有吉会長は「我慢強く同じ練習を続け、風邪で休んだ覚えもない。相手がいなくてモチベーション維持が難しい中、ここまで続けられたのは大したもの」とあらためで敬意を示した。公認後のプロ戦績は21勝(9KO)1分。

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小関桃2階級制覇 1年かけ磨きかけた接近戦で圧倒

黒木優子に右ストレートを浴びせる小関桃(右)(撮影・菊川光一)

<プロボクシング:WBC女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦>◇17日◇福岡市九電記念体育館

 WBC世界女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦は17日、福岡市の九電記念体育館で行われ、1階級下の同アトム級王者で挑戦者の小関桃(35=青木)が3-0の判定で王者黒木優子(26=YuKOフィットネス)を破り2階級制覇を達成した。

 アトム級で男女を通じて日本人最多の17連続防衛中の小関は「1階級上の王者に福岡で勝つことに価値がある」と1年前から戦術を徹底。接近戦でのアッパーやボディー攻撃で主導権を握り圧倒した。「目の前のことばかり考えてきたので先は考えられない」というほど全力を注いで戴冠。黒木は地元で6度目の防衛に失敗した。

WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチを制した小関桃(左端)と6度目の防衛に失敗した黒木優子(撮影・菊川光一)

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小関桃が黒木優子倒し2階級制覇、過酷スパー実った

WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチを制した小関桃(左端)と6度目の防衛に失敗した黒木優子(撮影・菊川光一)

<プロボクシング:WBC女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦>◇17日◇福岡市九電記念体育館

 1階級下の同アトム級王者で挑戦者の小関桃(35=青木)が3-0の判定で王者黒木優子(26=YuKOフィットネス)を破り、2階級制覇を達成した。「最初からストップまで手を出し続けるつもりだった」と、1回から前に出る強気の攻撃で圧倒。アトム級で男女を通じて日本人最多の17連続防衛中の勢いのまま、1年前から戦術を徹底してきた接近戦でのアッパーやボディー攻撃で主導権を握った。軽量級男子との過酷なスパーリングや練習の日誌書きなどの努力も実った。

 黒木は地元で6度目の防衛に失敗した。試合後、リング上で泣くほどの悔しがりようで「まずは(WBC女子世界ミニフライ級王者の)返り咲きを目標に、どこかでチャレンジしたい」と復活を誓った。

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小関桃V17「次は階級を上げるかどうか…」

17度目のタイトル防衛に成功したWBC世界女子アトム級王者小関(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:WBC世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール◇観衆826人

 WBC世界女子アトム級王者小関桃(34=青木)が、17度目の防衛に成功した。同級11位日向野知恵(32=スパイダー根本)を迎え、4回36秒でTKO勝ちを収めた。

 初回から単発の左ストレートが的確に顔面を捉え続けると、回を重ねるごとにコンビネーションを増やして、終始攻勢に。「あわてずにやった」と、鼻から血が止まらなくなっても向かってくる日向野に落ち着いてパンチを当て、4回に出血がひどくなったところでレフェリーが試合を止めた。

 「1年間は長くて長くて」。昨年10月のWBA同級王者宮原との統一選後、試合が決まらなかった。強すぎて、名乗りを上げる選手がいない。階級を上げることも視野に入れていた6月に日向野戦が決定したが、「燃えるようなすごい試合をしたかったんですが…。まだキャリアーが浅い選手ということで、正直最初聞いたときは…」と本心を打ち明けた。そこからしっかりと気持ちを立て直して勝利。「負けは論外だった。苦戦してもこの先は何も言えないと思っていた」とホッとした表情を見せた。

 国内最多防衛回数を更新したが、今後については不透明。同級に相手がいない状況は変わらず、「次は階級を上げるかどうか。WBCへの愛着もあるので、2つの思いで揺れています」と述べた。

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江畑佳代子「執念で勝つ」池原シーサー久美子に挑戦

左から宮尾綾香、古川夢乃歌、江畑佳代子、箕輪綾子、後藤あゆみ

 ワタナベジム女子5選手が8日、都内のジムで会見した。40歳の江畑佳代子は21日に東京・後楽園ホールで5度目の世界挑戦する。WBO世界ミニフライ級王者池原シーサー久美子(31=フュチュール)と昨年5月で負傷判定負け以来の再戦となる。前回は1-2の僅差で「ベストバウト。1度は辞めようと思ったが、お局としてもう少し現役を続けたい。5度目はありえないことだが、まだのびしろはある。執念で勝ちたい」と悲願を期した。

 元WBAライトミニマム級王者宮尾綾香(33)は、より実戦練習の充実のために大橋ジムから移籍を発表した。「前からよく練習に来ていた。江畑さんらたくさんの女子がいて、対人練習が充実している」と、すでに8月からワタナベジムで練習している。心機一転、WBCアトム級王者小関桃(34)との統一戦で失った王座奪回を目指す。

 アマで全日本7連覇した箕輪綾子(28)は21日に6回戦でプロデビュー戦に臨む。リオ五輪代表を逃しての転向。宇都宮にある実家で生花店を手伝いながら2時間かけて通勤する。「ミニフライ級からライト級までいける。ベルトはいくつでもとりたい」と、最大9階級制覇を豪語。10月9日に韓国でプロ第2戦を予定している。

 8月にWBAライトミニマム級新王者となった古川夢乃歌(22)は、日体大4年生で「ネットラジオに出ました」と初々しい。11年ミス府中の東洋太平洋スーパーバンタム級1位後藤あゆみ(28)は21日に無傷の5連勝を狙う。「これに勝てばA級になる。高野さんに挑戦したい」と、モデルの王者高野人母美(29)への挑戦で長身ビジュアル対決を熱望した。

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V11内山高志が初MVP、女子は藤岡奈穂子

11度目の防衛に成功した内山高志はベルトを手に記念撮影(写真は2015年12月31日)

 日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、東京都内で2015年の表彰選手選考会を開き、最優秀選手に日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功した世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)を初選出した。内山は世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)とともにKO賞も獲得。

 3階級制覇したWBAフライ級王者の井岡一翔(井岡)は殊勲賞、防衛回数を9に伸ばした世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(帝拳)は技能賞に選ばれた。

 年間最高世界戦は、WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ(米ラスベガス)で王者の三浦隆司(帝拳)がフランシスコ・バルガス(メキシコ)にTKO負けした一戦だった。女子の最優秀選手は、JBC公認後初の3階級制覇を果たした藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)が受賞した。2月12日に表彰式が行われる。

 表彰選手は次の通り。

 ▽最優秀選手賞 内山高志▽技能賞 山中慎介▽殊勲賞 井岡一翔▽敢闘賞 八重樫東(大橋)三浦隆司▽努力賞 河野公平、田口良一(以上ワタナベ)木村悠(帝拳)田中恒成(畑中)▽KO賞 井上尚弥、内山高志▽新鋭賞 井上拓真(大橋)尾川堅一(帝拳)▽年間最高試合(世界戦) 三浦隆司-フランシスコ・バルガス▽年間最高試合(東洋太平洋、日本タイトル戦)日本ライトフライ級タイトルマッチ 拳四朗(BMB)-堀川謙一(SFマキ)▽女子最優秀選手賞 藤岡奈穂子▽女子年間最高試合 小関桃(青木)-宮尾綾香(大橋)▽特別賞 石田順裕(グリーンツダ=引退)故久末聖治(元JBC北海道地区事務局長)故桑田和昌(元JBCレフェリー)故遠山甲(元JBCレフェリー)故織田秀樹(元中日本協会会長)

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小関桃が初回ダウンも逆転で日本初の女子王座統一

宮尾(左)に右フックを浴びせる小関(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング女子世界WBCアトム級&WBAライトミニマム級王座統一戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

 WBC女子世界アトム級王者小関桃(33=青木)が、日本初の女子王座統一を果たした。WBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)と対戦。初回に左でダウンを喫したが、左ストレートをよく当てて逆転。1~3ポイント差の3-0で判定勝ち。16度防衛の女子世界最多タイに並んだ。

 小関は勝者のコールに両腕を突き上げて涙した。「王者は1人でいい」と自ら対戦相手を直訴した統一戦。「いい相手と必死に戦えてよかった。まだ夢の中にいるよう」。初回にプロ初のダウンを喫し、鼻血も出した。「肩の筋肉とかすごく、もらったらヤバイ」とガムシャラに前へ出続けた。左ストレートを何度も何度もクリーンヒットさせたが、反撃も浴びた。女子最軽量とは思えぬ激しい打ち合いを制した。有吉会長は「いつもは悲壮感。今回は練習から楽しそうだった」と振り返る。いつも伏し目がちな王者は2本のベルトを手に笑みが絶えなかった。

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小関桃が初ダウンも王座統一 最多タイ16度目防衛

宮尾(右)に判定で勝利し女子アトム級統一王者となった小関(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング女子世界WBCアトム級&WBAライトミニマム級王座統一戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

 WBC女子世界アトム級王者小関桃(33=青木)が、日本初の女子王座統一を果たした。

 WBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)と対戦。女子最軽量級とは思えぬ激しい打ち合いとなったが、1~3ポイント差の3-0で判定勝ちした。

 小関は初回に左がかすってプロ初のダウンを喫した。鼻血も出したが「スタミナとか考えず。いけるとこまでいってやろう」と、最後までがむしゃらに前に出た。宮尾も接近戦を挑んでくるなど反撃を浴びたが、左ストレートが何度も何度もクリーンヒットした。これで16度防衛の女子世界最多タイに並んだ。「いつもの外国人と根性が違った。必死に戦えたで充実感が違う」と笑みが絶えなかった。

 宮尾は足を使いながら、カウンターの右がよく入った。5回の途中採点はイーブン。「やっぱり悔しい。想定通りにやりづらく、防衛回数の差が出た。やってて楽しかったので踏み台にしたい」と、王座陥落ながら満足感も感じていた。

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宮尾綾香が小関桃を挑発 今日女子ボクシング統一戦

計量をパスした宮尾(左)と小関

 女子ボクシング国内初の世界同級王座統一戦の前日計量が21日に都内で行われた。

 V16を狙うWBCアトム級王者小関桃(33=青木)は46・0キロ、V6戦のWBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)は46・1キロでクリアした。宮尾は髪を小関カラーのピンクに染め「結婚式より大きいイベント。相手を取り込もうと思って勝負」と気合。小関は「オレンジだと思った。挑発ですか?」とかわし「初めて相手を意識した集大成」と決意を披露した。

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女子王者・宮尾綾香“小関カラー”髪を染め統一戦へ

計量をパスした宮尾綾香(左)と小関桃

 女子ボクシング国内初の2団体世界同級王座統一戦の調印式と前日計量が、21日に都内で行われた。

 V16がかかるWBCアトム級王者小関桃(33=青木)は46・0キロ、V6を狙うWBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)は46・1キロ。ともにリミットの46・2キロを下回った。

 宮尾は初めて髪をピンクに染めた。小関カラーだが「結婚式より大きいイベント。相手を取り込もうと思って勝負しました」と気合十分。王者側の赤コーナーで赤いグローブに「大先輩を差し置いてですが、もう1本ベルトがほしい。気持ちでは負けない」とゴングが待ち遠しい。

 一方の小関は「オレンジ色だと思った。挑発ですか?」と笑みを浮かべてサラリとかわした。男女のプロ、アマ問わず、あらゆるタイプとスパーリングをこなしてきた。「待ちに待った試合で最高の試合にしたい。集大成」と決意がみなぎっていた。

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小関桃と宮尾綾香が王座統一戦 女子の起爆剤に

統一戦での対戦が決まった宮尾(左)と小関

 女子ボクシングで国内初の2団体世界同級王座統一戦が実現した。WBCアトム級王者小関桃(33=青木)とWBAライトミニマム級王者宮尾綾香(31=大橋)が、10月22日に東京・後楽園ホールで対戦する。両ジムが25日に発表した。団体で名称は違うが、同じ46・2キロ以下の最軽量級王座統一戦で、最強女王をかけて激突となる。

 小関は昨年に具志堅の男子最多V13を抜き、2月に15まで記録を伸ばした。日本のトップにも「記録の価値を下げているのでは」と悩んでいた。そこで「一番強い相手とやりたい」と宮尾の名を挙げ、有吉会長に対戦を直訴していた。「最高のタイミングで最高の相手と最高の舞台で最高にうれしい」と力がこもった。

 V6戦となる宮尾は08年に大橋ジムへ移籍した。直後に小関が世界王座につき「背中すら見えなかった存在。いつかはと思ったが、決まってびっくり」と話す。大橋会長はミニマム級2団体、ジムの先輩八重樫は2階級を制覇しており「高ぶり、緊張も違い、ジム3人目になる2本目のベルトをとる」と必勝を期す。

 日本協会会長でもある大橋会長は「女子の起爆剤に」、女子委員長の青木ジム有吉会長も「人気向上のきっかけに」と決戦に期待した。【河合香】

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統一戦での対戦が決まったWBA女子世界ライトミニマム級王者・宮尾(左)とWBC女子世界アトム級王者・小関

 プロボクシングのWBA女子世界ライトミニマム級王者・宮尾綾香(31=大橋)とWBC女子世界アトム級王者・小関桃(33=青木)が、10月22日に東京・後楽園ホールで団体王座統一戦を行うことが正式決定し、25日に発表された。

 両者は横浜市内の大橋ジムでそろって会見。国内最多15度の防衛記録を持つ小関は「前回の試合後に自分が宮尾選手とやりたいと言った。最高のタイミングで、最高の相手。決まってうれしく思う。最終的には圧倒的に勝ちたい」。宮尾は「いつかやるのではと思っていた。ついに来たという盛り上がりがある。2本のベルトを持ち帰りたい」とそれぞれ意気込みを語った。

 大橋秀行会長は「この試合が起爆剤となって、女子ボクシングが盛り上がっていけば」と話した。

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小関圧巻V15も「もっと面白い試合を」

挑戦者アリコ(左)を圧倒する小関(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:WBC世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール

 WBC世界女子アトム級王者小関桃(32=青木)が、自身の持つ世界王座の国内連続防衛記録を更新する15度目の防衛に成功した。同級11位アイサー・アリコを寄せ付けず、2回1分29秒、KO勝ちした。

 小関が実力の違いを見せつけた。試合開始と同時に距離を詰めると、スピードと手数で圧倒。2回にボディーへの連打でアリコが戦意を喪失し、10カウントが数えられた。付け入る隙を与えない完勝も「練習でやってきたことを出す前に終わってしまった。もっと面白い試合をしたかった」と物足りなさを口にした。

 昨年8月に具志堅の記録を超える14度目の防衛を達成。約6年半王座に君臨する無敵の王者は「この先は記録よりも、燃え尽きる試合をしていきたい」と話した。期待されるWBA同級王者・宮尾との対戦には「ぜひやりたい。同じ階級に日本人王者は1人でいい」と力を込めた。次戦は同級1位ノラ・カルドサ(メキシコ)との指名試合が濃厚。有吉会長も同試合をクリアすれば、年内の日本人王者同士の統一戦実現に前向きな姿勢を示した。

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小関「この先は燃え尽きるような試合を」

挑戦者アリコ(左)を圧倒する小関(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:WBC女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール

 王者小関桃(32=青木)が、挑戦者の同級11位アイサー・アリコ(フィリピン)に2回1分29秒、KO勝ちし、15度目の防衛に成功した。

 試合開始と同時に距離を詰めると、スピードと手数で圧倒した。2回にボディーへの連打でアリコが戦意を喪失し、10カウントが数えられた。「もう少しやりたかったが、作戦通り戦えた」と振り返った。昨年8月に具志堅用高氏の持つ世界王座連続防衛記録を更新するV14を達成。記録をさらに伸ばし「この先は数字より、燃え尽きるような試合をしていきたい」と決意を語った。

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<ボクシング:女子ダブル世界戦>◇19日◇東京・後楽園ホール

 WBCアトム級チャンピオンの小関桃(青木)が挑戦者で同級11位のアイサー・アリコ(フィリピン)に2回1分29秒でKO勝ちし、自らが持つ日本選手の男女を通じて最多の防衛記録を15度に更新した。戦績は18戦17勝(7KO)1分け。

 IBFライトフライ級王者の柴田直子(ワールドスポーツ)は同ミニフライ級6位の花形冴美(花形)を2-0の判定で下し、3度目の防衛に成功した。戦績は柴田が17戦14勝(4KO)3敗、花形は17戦9勝(4KO)6敗2分けとなった。

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