上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

尾川堅一、世界王座陥落の悔しい帰国「またあの舞台に立ちたいが簡単ではない」今後は態度保留

初防衛戦に敗れた英カーディフから帰国し、試合を振り返る前IBF世界スーパーフェザー級王者尾川

4日(日本時間5日)に英カーディフで世界王座から陥落したボクシング前IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が6日、帰国した。

完全アウェーで挑戦者ジョー・コルディナ(30=英国)の右ストレートを浴びて2回KO負けを喫し「本当に悔しい。でも結果がすべて、結果の世界なので」と唇をかんだ。今後について「またあの舞台に立ちたいが簡単ではない。いろいろ考えて今後を決めたい。心に大きな穴もあいたし、家族もいる。考えたい」と態度を保留した。

2回、コルディナの右ストレートを食らい、ダウンする尾川堅一(ロイター)
尾川堅一(2022年1月3日撮影)

関連するニュースを読む

王者尾川堅一2回KO負け初防衛失敗「のまれたし、強かった」英国独特な盛り上がり対応しきれず

2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)

<ボクシング:IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ=リミット58・9キロ>◇4日(日本時間5日)◇英国カーディフ

王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェー戦で初防衛に失敗した。地元出身の同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)の挑戦を受け、2回1分15秒、KO負け。同回途中、強烈な右ストレートをあごに受けてダウンを喫し、そのままキャンバスに倒れ込んだ。これで英国で日本人による英国人との世界戦は6戦全敗。ジンクスを打破できず、完敗を認めた。

   ◇   ◇   ◇

海外マッチにも強い尾川が硬かった。サッカー風な英国独特な盛り上がりに対応しきれなかった。1回は左フックを効かせるなどジャッジ3者中2者に支持されるスタートを切ったが「実力のなさを痛感した。動きながら硬いなと」。展開を変えるため、無意識にガードを下げて攻勢に出ようとしたところで、あごを打ち抜かれた。

「あごで倒れたのは初めてなので、もう自分の完全な負けですね」と完敗を認めた。昨年11月、米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで日本人初の世界戦勝利を飾った。英国での日本人による英国人との世界戦は6戦全敗。精神的にタフな尾川でもジンクス打破できなかった。「のまれたし、コルディナ選手も強かった。ボクシング人生12年で年齢なのかも分からないですけど納得するところもある。悔しいですけど」と振り返った。

2回、コルディナの右ストレートを食らい、ダウンする尾川堅一(ロイター)
コルディナに敗れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)
試合後、健闘をたたえ合う尾川堅一(右)とコルディナ(ロイター)
尾川堅一を破り、ベルトを巻いて雄たけびをあげるコルディナ(ロイター)
試合後、歓声に応える尾川堅一(ロイター)

関連するニュースを読む

村田諒太「あれはちょっとな…」同門尾川堅一の初防衛戦2回KO負けにショック

WOWOWのゲスト解説に登場した前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36)が、4日(日本時間5日早朝)に英カーディフでIBF世界スーパーフェザー級王座から陥落した同門・尾川堅一(34=ともに帝拳)の敗戦にショックを受けた。

5日、都内のWOWOW放送局でライト級4団体王座統一戦ライブ配信のゲスト解説を務めた。ゲストの準備もあって同日早朝の尾川の初防衛戦はライブでチェックできなかったというものの、2回KO負けという結果、試合内容を確認し「(ワンパンチは)見えていなかったと思う。あれはちょっとな…」と無念の表情を浮かべた。

スーパーフェザー級クラスの階級になると「一撃のパンチで終わらせられる。あの階級ぐらいから一発があるんだなと。やっぱりガード、ディフェンスが大事で、少し甘かったかな…」と再認識していた。

コルディナに敗れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)
2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)
試合後、健闘をたたえ合う尾川堅一(右)とコルディナ(ロイター)
試合後、歓声に応える尾川堅一(ロイター)

関連するニュースを読む

王者尾川堅一、初防衛ならず 挑戦者コルディナの右一発で2ラウンドKO負け/詳細

<ボクシング:IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ=リミット58・9キロ>◇4日(日本時間5日)◇英国カーディフ

王者尾川堅一(34=帝拳)が初防衛戦で敗北を喫した。無敗(14勝=8KO)の挑戦者、同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)に2ラウンド、強烈な右フックを喰らい、よろめいて倒れ大の字、レフリーが試合を止めた。

◆IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

尾川堅一(34=帝拳)2RKOジョー・コルディナ(30=英国)

◆ラウンドVTR◆

1R

入場時から特別な空気感に包まれた。コルディナの登場に観客は大合唱、尾川にはブーイングが浴びせられた。ただ、王者の尾川はそんな雰囲気も楽しむように笑顔でゴングを迎えた。挑戦者が速いジャブを放ちながら距離を測る。尾川は慎重に見極めながら攻めるが、左カウンターを食らう。(尾川9-10)

2R

セコンドから「左に気をつけろ」の指示。尾川も積極的に左ジャブで対抗。しかし、強烈な右ストレートで王者は大の字に倒れるダウン。立ち上がろうとした尾川だが、よろめいて倒れる衝撃のKO劇で幕を閉じた。

2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)

尾川堅一を破り、ベルトを巻いて雄たけびをあげるコルディナ(ロイター)

コルディナに敗れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)

試合後、歓声に応える尾川堅一(ロイター)

試合後、健闘をたたえ合う尾川堅一(右)とコルディナ(ロイター)

関連するニュースを読む

王者尾川堅一「あごで倒れたのは初めて」右ストレート浴びKO負け、完全アウェーで初防衛失敗

コルディナに敗れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)

<プロボクシング:IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇4日(日本時間5日)◇英カーディフ・モーターポイントアリーナ

IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェーで初防衛に失敗した。地元カーディフ出身の同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦に臨み、2回1分15秒、KO負けを喫した。右ストレートをあごに受けてダウン。そのまま大の字に倒れ、再び立ち上がることができなかった。

試合後、所属ジムを通じて尾川は「申し訳ないです、それに尽きます。のまれたし、コルディナ選手も強かったですし、それがすべてなんですけれど」と自己分析。サッカーのサポーターのような英国独特な応援、完全アウェーの雰囲気に硬くなったと明かした。

昨年11月、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの王座決定戦で世界王座を獲得。海外マッチにも抵抗感はないタイプだったが「やはり自分自身の硬さというか、実力のなさを痛感したのが今の思い。(自分でも)動きながら硬いなと思っていていた。トレーナー達に確認しても硬いと言われて」と説明。自らの動きと展開を変える意識をしていたところ、無意識に左腕のガードを下げていたという。

「その変化をつけたところで相手の変化にやられてしまったというのが、映像を見直して分かったところなんですが、ガードを上げたり下げたり、何か変えないとなってところは覚えているんですけど、あごで倒れたのは初めてなので、これはもう自分の完全な負けですね」

1回は左フックを相手のあごに打ち込み、ロープ際に追い込むなどの展開を演出していた。ペースを握り、ジャッジ3人中2人から1回のポイントを得ていた。尾川は「ポイントは僕だったんですか? なおさら悔しいですね。自分のジャブだったりフックだったり感触が良かったってのはあったんですけど、全体的な流れとして、やっぱ相手の地で戦っているという部分で、そこで自分が1ラウンドに行けたなという気持ちになれていないのが、やっぱり2回に出てしまったというのはある」と悔やんだ。

ダウンシーンは右ストレートをあごに受け、大の字に倒れてしまった。「2試合前の西谷選手との試合で取られたダウンもありましたけど、あごで倒れたら僕は終わりだと思っていた。自分自身のタフさを信じていましたし。これまでスパーリングでも効いたりはありましたが、あごだけは(大丈夫)と思っていましたが、今日モロに食らって倒れた」としんみり。

過去、英国では日本人の英国人相手の世界戦は過去5戦全敗。尾川もジンクスを打破できなかった。今年2月、34歳で迎えた尾川は「ボクシング人生12年やって、年齢なのかも分からないですけど納得するところもあります。悔しいですけど」と振り返った。

2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)
2回、コルディナの右ストレートを食らい、ダウンする尾川堅一(ロイター)
試合後、健闘をたたえ合う尾川堅一(右)とコルディナ(ロイター)
試合後、歓声に応える尾川堅一(ロイター)
尾川堅一を破り、ベルトを巻いて雄たけびをあげるコルディナ(ロイター)

関連するニュースを読む

大橋秀行氏、王者尾川堅一が右ストレート被弾KOで初防衛失敗「悔いが残る一戦に」

コルディナに敗れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)

<プロボクシング:IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇4日(日本時間5日)◇英カーディフ・モーターポイントアリーナ

IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェーで初防衛に失敗した。地元カーディフ出身の同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦に臨み、2回1分15秒、KO負けを喫した。右ストレートをあごに受けてダウン。そのまま大の字に倒れ、再び立ち上がることができなかった。過去、英国では日本人の英国人相手の世界戦は過去5戦全敗。尾川もジンクスを打破できなかった。元WBA、WBC世界ミニマム級王者大橋秀行氏(57=大橋ジム会長)が尾川による敵地での初防衛戦を解説した。

◇  ◇  ◇  ◇

いつもの尾川なら決してもらわないような右を被弾してしまったと感じる。挑戦者コルディナが上半身を下げ、ボディー打ちを狙うフェイントをみせてからの右ストレートを浴びてダウンを喫した。普段なら見極められるはずのフェイント。予測していないパンチをもらった形で、キャンバスに後頭部を当てた影響もあっただろう。立ち上がることはできなかった。1回の試合内容が良かっただけに惜しまれる。

入場から尾川は心身ともに充実し、リラックスしていたように見えた。1回に軽い左ジャブはもらったものの、左フックをあごに効かせ、ロープ際に追い込み、ガードの上からパンチを当て手数もあった。私の採点では1回は尾川がポイントを奪っていたと思う。対する挑戦者コルディナの方が硬くなっていた。サッカーの応援のような英国独特の歓声やムードを全身に受け、重圧を感じていたと思う。表情も少し弱気に見えた。

1回の3分間で相手との距離感などを把握し、尾川も「いける」と自信を持っただろう。私も一気にペースをつかみ、KOできるのではないかと予想していた。しかし、その「いける」という気持ちが、2回の尾川の硬さにつながったのかもしれない。ボクシングはメンタルのスポーツと言われる。この一戦はまさにそれを感じさせた。

昨年11月、コロナ禍なども経て苦節4年で念願の世界王座を獲得した尾川は逆境の強さ、海外マッチでのメンタル的なたくましさをみせてきた。初防衛戦の試合時間は計4分少しの決着だった。良いコンディションでリングに入った尾川本人にとっては悔いが残る一戦になったはずだ。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者、大橋ボクシングジム会長)

2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)
2回、コルディナの右ストレートを食らい、ダウンする尾川堅一(ロイター)

関連するニュースを読む

王者尾川堅一が初防衛失敗、敵地英国で挑戦者コルディナに右ストレート喰らい2回KO負け

2回、尾川堅一(右下)をKOで破り、ほえるコルディナ(ロイター)

<プロボクシング:IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇4日(日本時間5日)◇英カーディフ・モーターポイントアリーナ

IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェーで初防衛に失敗した。

地元・英カーディフ出身の同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦に臨み、2回KO負けを喫した。カウンター気味の右ストレートを顔面に食らい、そのままダウンを喫して立ち上がることができなかった。2回1分15秒、KO負けとなった。英国では日本人の英国人相手の世界戦は過去5戦全敗。嫌なデータを払拭(ふっしょく)できなかった。

昨年11月、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)での王座決定戦でIBF世界ベルトを獲得して以来約7カ月ぶりのリングだった。日本人がスポーツの殿堂MSGで世界戦勝利したのは初めて。日本人の海外での王座奪取は史上11人目の快挙だったが、英国での初防衛を成功させることはできなかった。

試合1週間前の5月29日に現地入り。すぐにカーディフ城を巡るなど「外に出て雰囲気を味わい、良いイメージをつくる」と前回同様のルーティンで完全アウェー戦に対応。カーデイフ市内のショッピングモールでの公開トレやシティセンターではブーイングも浴びて敵地の“洗礼”も浴びていたものの「(ブーイングは)やっぱり気持ちの良いものではない。分かってはいても気持ちの良いものではない。でもやっぱり歓声が聞こえると気持ち良かったし、試合では歓声に変えられるような気持ちでいきたい」と持ち前のメンタル的な強さをみせていた。

IBF独自ルールとなる試合当日朝の計量もクリアした尾川は「状態としては抜群なので言い訳はありません」とキッパリ。「負けたら終わり。だからこそ負けない、負けたくない。そのために戦う」心身ともに充実したコンディションでゴングを迎えていた。

◆尾川堅一(おがわ・けんいち)1988年(昭63)2月1日、愛知・豊橋市生まれ。明大時代、日本拳法部主将としてインカレ団体優勝経験を経て、帝拳ジム入門してボクシングに転向。10年にプロデビュー。11年に全日本新人王を獲得。15年に日本スーパーフェザー級王座を獲得し5度防衛。17年12月、米ラスベガスでIBF世界同級王座決定戦でファーマー(米国)に判定勝ちしたが、ドーピング違反で無効試合に。1年間のボクサーライセンス停止後、19年2月に再起戦勝利。21年11月に同王座決定戦でフジレ(南アフリカ)に判定勝ちし、念願の世界王者に。家族は梓夫人と息子3人。身長173センチの右ボクサーファイター。

コルディナに破れ、うなだれる尾川堅一(ロイター)
尾川堅一を破り、ベルトを巻いて雄たけびをあげるコルディナ(ロイター)

関連するニュースを読む

尾川堅一5日初防衛戦へIBFルールの当日計量パス「苦ではなかった。状態としては抜群」

IBFルールの当日計量をクリアしたIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が4日(日本時間5日早朝)の初防衛戦に向けてIBFルールの当日計量をパスした。

英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦を控えた4日午前、コルディナとともに同地のラディソン・ブルー・ホテルで当日計量。上限10ポンド(約4・53キロ)増と定められたリミット(140ポンド=約63・5キロ)で、尾川は138・5ポンド(約62・8キロ)、コルディナも139・8ポンド(約63・3キロ)とそろってクリアした。

これまで3度経験済みとなるIBF当日計量でもあり、尾川は慣れた様子。「10ポンドを超えないように、という事はそれほど苦ではなかったです。昨日もちゃんと眠ることができて、その中でしっかり落ちているので代謝が良いんだと思います。循環ができたのだと思います。状態としては抜群なので言い訳はありません」などと所属ジムを通じてコメント。

心身ともに充実したコンディションで初防衛戦のゴングを迎えることになりそうだ。

関連するニュースを読む

【ボクシング】尾川堅一がアウェー“洗礼”乗り越え前日計量クリア 5日英国で初防衛戦

計量クリアし、両手を挙げるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェーの“洗礼”を乗り切った。

4日(日本時間5日)、英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦を控え、3日には同地のカーディフ・シティ・ホールで前日計量に臨んだ。尾川はリミット130ポンド(58・97キロ)よりも少ない

129・55ポンド(約58・75キロ)、挑戦者コルディナも129・95ポンド(約58・93キロ)でそれぞれパス。 尾川は「(計量は)試合の次に大事なこと。ルールはしっかりと守らないといけないですし、今はホッとしています」と所属ジムを通じてコメントした。

計量会場では大歓声を浴びたコルディナに対し、尾川にはブーイングも飛んだ。完全アウェーの“洗礼”を受けた形だったが「(ブーイングは)もう少し想像ではすごいものがくると思っていましたけど、最初だけ少し聞こえたなと思ったらそのままでしたね。(ジェスチャーで)耳をふさぎながら入りましたけど、少し拍子抜けしてしまいました。アウェーの雰囲気を楽しめているのか、と聞かれると分かりませんが違和感はありません」と試合に向けて集中している様子だった。

また3日連続で顔を合わせた挑戦者コルディナについて「印象は昨日よりも、またひと回り小さく感じました。(試合3日前に)初めて会って、それから昨日、今日と少しずつ小さく感じましたが、取り立てて印象はありません」とだけ口にしていた。

計量パス後、ガッツポーズするIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
両手を挙げて計量クリアを誇示するIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(中央=帝拳ジム提供)
ブーイングと歓声の入り交じった中、前日計量に臨んだIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(中央=帝拳ジム提供)

関連するニュースを読む

尾川堅一が初防衛戦へ公式会見 挑戦者コルディナに「オーラは全く感じなかった」自信示す

最終調整中に肉体を誇示したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム)

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が4日(日本時間5日)の初防衛戦に向け、英カーディフのシティ・ホールで公式会見に臨んだ。

MC役を務めた英プロモート大手マッチルーム社エディ・ハーン社長を挟み、同地出身で同級3位の挑戦者ジョー・コルディナ(30=英国)と並んだ。尾川は「すべてのみなさんに感謝しています。コルディナ選手がKOすると言っていますが(試合を)やれば分かると思うので、土曜日が楽しみですね」と自信の表情を浮かべた。

試合展開についても攻勢をかける姿勢を強調。尾川は「エキサイティングな試合ができれば僕に分があると思う。どんどん攻めるのでコルディナ選手次第ですかね。僕はどんどん攻めますね」と余裕の笑みを浮かべた。

報道のために壇上でコルディナと並び立った尾川はフェースオフも展開。所属ジムを通じて「会見で挑戦者を間近に見た印象として今日の方が少し小さく見えました。減量がきついのかは分かりませんが、僕の方が良い状態かなと直接会った感じでは思いました」と感想を口にした。

さらに「(コルディナは)やっぱりプレッシャーは有ると思うし、その硬く見えた部分で(自分の)戦術にどう生かそうかなというところもありますね。向き合っての撮影で感じたことは、正直、こわさのようなものというか、オーラは全く感じなかったです」と自信を示した。

会見後のカーディフ市内にあるUFCジムで世界戦前最後となる調整に臨んだ。尾川は「少し前に相手と向かい合えたことで一層、動けましたね。パンチもしっかり乗ってきますよね、相手を見ると。自分の戦うリズムになってきました、ホントに。ウエートもあとは寝るだけってところまで来ています。そうですね、寝るだけです」と気合を入れなおしていた。

また前日計量に向け「計量後に食べるもの? おいしそうなステーキ屋さんはチェックしているんで(笑い)。海外で100パーセント、自分が望んだ食べ物ってのは出来ないと思っているし、逆にこだわっていろいろなものを持ち込んでうんぬんっていうのよりは、食べたいものから食べるというのも良いと考えています」と自然体を貫いていた。

公式会見で挑戦者コルディナ(右端)と並ぶIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(左端)。中央はマッチルーム社ハーン社長(帝拳ジム)
公式会見場でリラックスした表情を浮かべたIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
カーディフの町を散歩するIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
最終調整でサンドバックを打ち込むIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

関連するニュースを読む

尾川堅一「ザ・海外という感じ」6・4英国での初防衛戦へショッピング・モールで公開練習

ショッピングモールで公開練習したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(右)。左は田中トレーナー(帝拳ジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が4日(日本時間5日)の初防衛戦に備え、開催地の英カーディフで公開練習に臨んだ。

会場はカーディフ市内にあるキャピタル・ショッピング・パークで開催され、大勢のファンの前で田中繊大トレーナーとのミット打ちなどを消化。同地出身で同級3位のジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦に向けて順調な仕上がりを披露した。

所属ジムを通じ、尾川は「ショッピング・モールで(の公開練習は)、ザ・海外という感じ。お客さんもまずまず入っていましたね。ブーイングもあったり、でも手を振るとうれしそうに『おおチャンピオン!』みたいに歓声も聞こえたり。ユーチューブでも流れていたそうなので日本でも見てくれていた方もいたかもしれません。海外特有のイベントみたいな感じで、日本でもああいった形のイベントも面白いかもしれませんね」と心身ともに楽しんだ様子だ。

公開練習の控室で挑戦者のコルディナとも対面し、あいさつしたという。尾川は「(コルディナは)おとなしい感じの選手でした。良く言うと好青年という感じですし、そうでなければこの街特有の感じというか、郊外のおとなしい青年というか、都会っ子とは見えませんでした」と第一印象を口にした。コルディナの体格などについても言及し「もう少し身体は小さいかなと思っていましたが、身長は僕とほとんど同じぐらいで、カッコ良かったですね。イケメンでした」と素直な感想も述べた。

コルディナ対策のために何度も試合動画をチェックしている。その過程で自らのボクシングスタイルが似ていると感じている。尾川は「動きの感じが似てますね。同じようなボクシングをするなというイメージ。アマチュア経験がある中でジャブ、ジャブという感じでもないし、かみ合うのかかみ合わないのか、分からないような感じの印象です」とも付け加えた。

この日は写真撮影と試合配信するDAZNによるインタビューにも参加。英国ボクシング管理委員会による3日前計量(契約体重3パーセント以内)をパスした。夕方には同市内にあるUFCジムで最終調整した。完全アウェーでの初防衛戦前の公開練習ではブーイングも受けた。軽く敵地の“洗礼”を受けた形となった尾川だが「ブーイングについて、やっぱり気持ちの良いものではないですね。分かってはいても気持ちの良いものではないです。でもやっぱり、それが歓声だったり聞こえると気持ち良かったし、試合では歓声に変えられるような気持ちでいきたいですね。変えられるような試合にする自信はもちろんあります!」と気合を入れ直していた。

ショッピングモールでの公開トレで笑顔をみせるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
リラックスした表情を浮かべ、ショッピングモールでの公開練習に臨んだIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
DAZNなどのインタビューに応じたIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)
巨大な世界戦PR広告を背に自信の笑みを浮かべるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

関連するニュースを読む

IBF世界王者尾川堅一が英国で初練習「良い感じに気持ち引き締めて」6・5に初防衛戦

尾川堅一(2022年1月3日撮影)

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が30日(日本時間31日)、初防衛戦の決戦地、英国で初練習に臨んだ。

6月4日(日本時間5日)に英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦を控え、ウェールズ3番目の都市と言われるニューポートにあるセント・ジョセフズ・ボクシング・クラブで約1時間半の練習を消化。「こっちのボクシングジムでも良い状態で動けたと思います。コンディションが良いのだなと感じています。汗もたくさんでましたし」と所属ジム公式サイトを通じて調整状況を説明した。

6月1日から試合前のイベントなどが始まる予定。過去2度の海外マッチはいずれもメインイベントではなかったが、今回はメインイベントにセットされている。尾川は「今回は初のメインということで、どういう風に扱われるのか、良い感じに気持ちを引き締めていこうと考えています」とコメントしていた。

関連するニュースを読む

スーパーフェザー級王者・尾川堅一が英国到着「まずはコンディション整える」6・5初防衛戦

6・4英カーディフでの初防衛戦に向け、英国に到着したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(帝拳ジム提供)

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が29日夕方(日本時間30日)、初防衛戦の決戦地、英国に到着した。6月4日(日本時間5日)に英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦を控え、ロンドンのヒースロー空港の到着・陸路でウェールズのカーディフに移動した。

日本出発から約15時間かけた長旅を終え、尾川は「元気に、英国に着けました。思っていたより暖かくて、日本とほとんど変わらないような気候で気持ち良いですね。まだ試合まで約1週間あって取り立てて試合の事も考えずに、まずはコンディションを整えることを考えてやって行きます。これから試合のイベントも入ってくれば、世界戦の雰囲気も高まってくると思います」と所属ジムを通じてコメントしていた。

関連するニュースを読む

尾川堅一「AND STILL」刻まれた家族お手製お守りに必勝誓う「まず勝利」V1戦へ渡英

家族お手製のお守りを手に初防衛戦の地、英国に出発したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が家族お手製の「お守り」を持参し、完全アウェーの初防衛戦に臨む。

6月4日(日本時間5日)に英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦を控え、29日に渡英。3人の子供の激励レターが入った梓夫人手作りのぬいぐるみ形お守りには、防衛を意味する「AND STILL」と刻まれている。「飛行機で手紙は読みたい。KOするのがベストですけれど、まず勝利。勝って帰ってきたいです」と必勝を誓っていた。

関連するニュースを読む

IBF王者尾川堅一、6・4初防衛戦に向け渡英 夫人お手製のお守りの中には長男らの激励レター

家族お手製のお守りを手に初防衛戦の地、英国に出発したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が、家族お手製の「お守り」を持参し敵地での初防衛戦に臨む。

6月4日(日本時間5日)に英ウェールズのカーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)とのV1戦を控え、29日に渡英した。長男豹君、次男亜陸君、三男皇君の激励レターが入った梓夫人お手製のIBFベルトカラーの赤色のお守りには、防衛を意味する「AND STILL」と刻まれており「飛行機の中で手紙は読みたいと思います」と気持ちを高揚させた。

昨年11月、米ニューヨークにあるスポーツの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで日本人世界戦初勝利を挙げて王座奪取に成功。約6カ月ぶりのリングは、アマチュア経験豊富なプロ14戦全勝の挑戦者の地元に乗り込む。

出発前日にも、あらためてコルディナの試合動画をチェックし「最初の印象と変わらず、ハイライトで見て良いシーンも打たれているシーンも見ている」と勝利へのイメージを膨らませた。

所属ジムでの最終調整中には、同門の前WBA世界ミドル級王者村田諒太(36)からの激励も受け「頑張れよ、といわれてうれしかったし、負けられないなと気合が入りました」と決意も新た。

梓夫人の手作りとなるスワロフスキーのビーズで文字が輝くTシャツも着用してきた尾川は「KOするのがベストですけれど、まず勝利。どんな状況でも勝って帰ってきたいです」と必勝を誓っていた。

関連するニュースを読む

村田諒太「本番に強いタイプなのでやってくれる」6・4初防衛戦のIBF王者尾川堅一を激励

村田諒太(右)(2022年4月9日撮影)

プロボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(36=帝拳)が世界戦を控える同門のIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34)を激励した。6月4日(日本時間5日)、英カーディフで地元出身で同級3位のジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦に向けて最終調整している尾川のもとを訪問し、エールを送った。所属ジム公式サイトに村田、尾川のツーショットが掲載された。村田は「今回は敵地、完全なアウェーですからね。でも実力的には問題ないとみているのです、僕は。アマチュアの戦績も驚くほどでもないし。ただ尾川はこの数試合を見てもサウスポーとばかり戦っていますからね、オーソドックス(右構え)と戦う中でどう感覚を取り戻すか、尾川の適応能力次第とも言えると思います」などと試合予想した。

さらに「ここまで練習してきていまさら何か大きく変える必要はないと思います。あとはコンディションを崩すことなくリングに上がってほしいですね。これまでも見てきましたが本番に強いタイプなのでやってくれると思います。いつもの尾川が出せれば結果はおのずとついてくると思っていますよ。頑張れ、尾川! でいきますかな」などと熱く激励していた。

また6月13日、東京・後楽園ホールで開催される第613回ダイナミックグローブに出場する同門選手たちの応援に駆けつけるという。メインは元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(33=帝拳)が約1年ぶりの再起戦でWBOアジア・パシフィック同級13位アルモニート・デラ・トレ(28=フィリピン)と対戦。セミファイナルでは前日本ウエルター級王者永野祐樹(32=帝拳)が同級2位小畑武尊(23=ダッシュ東保)との同級暫定王座決定戦を控えている。

村田は「かわいい後輩たちの試合ですからね。中谷も大事な復帰戦だし、永野もタイトルマッチですから。(中野)幹士に福井(勝也)、(村田)昴、(金子)虎旦にも頑張ってほしいです」と楽しみにしている様子だった。

初防衛戦を控えるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川

関連するニュースを読む

WBAスーパー王者京口紘人は調整順調「プラスに働く」6・10メキシコでの王座統一戦開催地変更

6・10メキシコで4度目防衛戦を控えるWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベジム提供)

プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)が開催地変更をプラスに変えて4度目防衛戦に臨む。6月10日(日本時間11日)、メキシコのグアダラハラで同級正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)との団体内王座統一戦に備え、23日には報道陣の取材に対応した。

19日に開催地が標高2240メートルのメキシコシティーから同1566メートルのグアダラハラに変更となり「だいぶプラスに働いている。高地トレとスパーリングと日本で調整できる期間が長くなったのはプラス」と前向きだ。

当初から主催者側から開催地変更の可能性も通達されており、京口は冷静そのもの。グアダラハラも低地ではないため、週2回の高地トレーニングを継続し、ミット打ちや走り込みなどで低酸素に慣れているという。さらに低酸素トレも減量面でプラスに働いており、調整も順調に進んでいる。京口は「(グアダラハラは)1500メートルになるし、(高地トレは)マイナスになることはない。以前よりも動きはキレているし、低酸素でも動くことができる自覚はある」と手応えを口にした。

ベルムデス戦に向けたスパーリングも計100ラウンドに到達したという。今後は110ラウンドまで積み上げ、今月下旬にはメキシコに向けて出発するとした世界2階級制覇王者は「100ラウンド以上なら上等だと。日本では仕上げるだけ仕上げていきたい。現地では体重調整になる」とのプランを設定した。

6月4日(同5日)には米カーディフでIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(帝拳)が同級3位ジョー・コルディナ(英国)と初防衛戦、同7日にはWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)がWBC世界同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との3団体王座統一戦、京口がトリとしてメキシコで団体内王座統一戦を控える。

京口は「今は国内だけでなく、海外でもという流れ。メキシコの防衛戦で爪痕、存在感は残したい」と強い決意を口にした。

低酸素トレーニング可能な都内のジムで汗を流すWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベジム提供)
低酸素ルームでシャドーボクシングするWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベジム提供)

関連するニュースを読む

IBF王者尾川堅一、鬼門データに「モチベーション上がる」英国で英国人から「日本人初」勝利狙う

初防衛戦を控えるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が英国の鬼門データを払拭する勝利を狙う。

6月4日(日本時間同5日)、英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦に臨む。17日に都内の所属ジムで元日本フェザー級王者佐川遼(28=三迫)との5回のスパーリングなどで最終調整。「順調です」と充実した表情を浮かべた。

昨年11月に米ニューヨークでフジレ(南アフリカ)を下して新王者になって以来、約7カ月ぶりのリングはコルディナの出身地で迎える完全アウェー戦だ。19年5月に井上尚弥が英国開催の世界戦で日本人初勝利を挙げたが、対戦相手はプエルトリコ人。日本人が英国で英国人と拳を交えた世界戦は過去5戦全敗中だけに、尾川は「それは1つモチベーションが上がる記録ですね。自分にはプラスのデータでしかない」と声をはずませた。

前回、スポーツの殿堂と言われるマディソン・スクエア・ガーデンで日本人世界戦初勝利を挙げた尾川は「日本人初」の達成にもこだわりが強い。「世界で戦えるのは世界王者だけ。自分の武器を出してダウンを奪いたい」と気合十分だった。【藤中栄二】

元日本フェザー級王者佐川遼(右)と5回のスパーリングを消化したIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一

関連するニュースを読む

IBF世界Sフェザー級王者尾川堅一、6・4英カーディフで初防衛戦 相手は同級3位コルディナ

6・7英カーディフで初防衛戦を控えるIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が6月4日(日本時間同5日)、英カーディフのモーターポイント・アリーナで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦に臨むことが4日、発表された。昨年11月、英ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでアジンガ・フジレ(南アフリカ)を下して新王者になって以来、約7カ月ぶりのリング。2戦連続の海外世界戦となる。

所属ジムを通じ、尾川は「やっと発表されました。延期や変更などさまざまなことがありましたが、いつでもできる準備をしてきました。試合まで1カ月となりますが、問題ありません。海外で防衛して日本人の強さを証明してきます。隔離期間もないと聞いているので、みなさまカーディフで待ってます(笑)。ご期待ください!!」と意気込みを示していた。

6月4日に英カーディフで初防衛戦に臨むことが決まったIBF世界スーパーフェザー級王者尾川(帝拳ジム提供)

関連するニュースを読む

IBF王者尾川堅一「待ち遠しい」海外での初防衛戦に意欲 WBC・WBO王座統一戦に刺激

WBC、WBO世界スーパーフェザー級王者となったスティーブンソンの写真に拳を向けるIBF世界同級王者尾川(WOWOW提供)

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が海外での初防衛戦に強い意欲をみせた。

4月30日(日本時間5月1日)に米ラスベガスで開催されたWBC、WBO世界同級王座統一戦のWOWOWライブ配信でゲストを務めた。WBC王者オスカル・バルデス(31=メキシコ)を判定で下したWBO王者シャクール・スティーブンソン(24=米国)が2本のベルトを統一する勇姿を見届けた。

昨年11月にIBF王座を手にした尾川は、この2団体王座統一戦に大きな刺激を受けた。まず初防衛戦の決定を待っており「自分としても正式発表が待ち遠しい。いつでもできる状態をつくっているのが今です」と現状を報告。バルデス-スティーブンソン戦をチェックしたことで「自分自身も、今日見た雰囲気もそうですし、海外で戦いたい。世界王者だから海外で戦えることもあると思う。できれば海外でやって自分自信を、日本人をアピールしたいとずっと思っている」と触発されていた。

英プロモート大手マッチルーム社と契約を結んでおり、海外で初防衛戦が組まれる可能性は高い。尾川は「ずっと(ランキング)1位の選手を倒し続けて、いつかアピールし続けて、この(統一戦の)舞台に立つということですね。まだまだアピールが足りないので、しっかりアピールして統一戦の舞台に立ちたい」と意欲満々だった。

WBC、WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦のゲスト解説を務めたIBF世界同級王者尾川(WOWOW提供)
WBC、WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦のゲスト解説で、WOWOW生配信に登場したIBF世界同級王者尾川(左から2番目=WOWOW提供)

関連するニュースを読む