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相撲国際化は剣道の道手本に 王貞治氏ら有識者会議

第3回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」に出席する王氏(撮影・小沢裕)

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第3回会合が10日、都内のホテルで行われた。

プロ野球ソフトバンクの王貞治会長らが参加し、2時間余りにわたって相撲の国際化などについて話し合われた。国際化については柔道と剣道を引き合いに、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「日本固有のルールや伝統が守られてきた剣道の道で国際化という意見が大多数」と明かした。次回会合で柔道と剣道の専門家2人を招いて議論を深める予定。また2度目の暴力などで自主引退を促されながら、この日も意向を示さなかった十両貴ノ富士も話題にのぼった。

第3回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の会見に臨んだ山内委員長は暴力問題を起こした貴ノ富士についても議論されたことを明かした。左は八角理事長(撮影・小沢裕)

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紺野美沙子「責任感じる」相撲の有識者会議初会合

第1回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」に出席した紺野美沙子(中央)(撮影・鈴木みどり)

日本相撲協会は21日午後、東京・両国国技館で、プロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長らをメンバーとする「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の初会合を開いた。

同会議は、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)の諮問機関で、今後、1年半程度をかけて来年秋に、提言書と自己規律の指針をとりまとめる。大相撲の国際化が進む中で、相撲道の伝統を継承、発展させていくため、大所高所からの提言を求める。

メンバーは今井敬氏(経団連名誉会長)を特別顧問とし、横綱審議委員会の委員でもある山内昌之氏(歴史学者)を委員長とし、王氏や阿刀田高氏(作家)、松本白鸚(歌舞伎役者)、大谷剛彦氏(元最高裁裁判官)、紺野美沙子(俳優)、但木敬一氏(元検事総長)の8人で構成される。会合には同協会から八角理事長、芝田山広報部長(元横綱大乃国)らも出席した。

会合終了後、紺野氏は取材に応じ「想像していたより大変そうです。有識者会議で決めなくてはいけないことが、あまりにも大きくてどこまで貢献できるか。正直、責任の重さと不安を感じています」と引き締まった表情で話した。ただ、周囲のメンバーが必ずしも角界に精通しているわけではないこともあり「いろいろな違った世界の方がいますが、必ずしも相撲にお詳しいわけではない。逆に新しい視点、広い視野で相撲を俯瞰(ふかん)できると思います。どんな意見が出るか楽しみです」と話した。今後は会議だけではなく、本場所総見、稽古場総見、稽古場見学などを行うことも会合で出され「横審の(稽古)総見にも参加出来るようで“やったー”って感じです」と笑みを浮かべながら話していた。

第1回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」に出席した王貞治氏(左)、松本白鸚(左から2人目)、紺野美沙子(右手前)(撮影・鈴木みどり)

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王貞治氏が相撲有識者会議で現役力士へ自覚促す

第1回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」に出席した王貞治氏(左)、松本白鸚(撮影・鈴木みどり)

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第1回会合が21日、東京・両国国技館で行われた。

特別顧問の今井敬氏(経団連名誉会長)、委員長の山内昌之氏(歴史学者)をはじめ、プロ野球ソフトバンク会長の王貞治氏、松本白鸚氏(歌舞伎俳優)、阿刀田高氏(作家)、紺野美沙子氏(女優)、大谷剛彦氏(元最高裁裁判官)、但木敬一氏(元検事総長)の計8人のメンバー全員が出席。日本相撲協会からは八角理事長(元横綱北勝海)、芝田山広報部長(元横綱大乃国)、外部理事の山口寿一氏が参加した。

外部メンバーによる有識者会議は、力士の国際化、少子化社会の中にあって、伝統や文化を継承、発展させていくことが目的で、来秋のメドに相撲協会に提言書などを提出する予定だ。元横綱大鵬らとも親交のあった王氏は「下町出身でもあるし、相撲への思いは他の人よりも強い」と、相撲愛を明かした上で「昔は通っていたことが今は通らない。現役の人は大変だけど、そういう時代に生きていることを理解した上で、自分だけの問題ではないと考えてもらいたい」と、力士に自覚を促した。一方で、昭和のスーパースターらしく「気にしすぎると相撲に力が出なくなる。皆さん(報道陣や世間の声)の言うことをあまり気にしないで、と僕は思う」と、豪快な力士のイメージが損なわれることも危惧していた。

山内委員長は提言書などを提出予定の来秋について「ちょうど東京五輪が終わるころ。多くの国民がスポーツを見る中で、相撲のあり方も振り返る機会になる」と、相撲の注目度が上がることを見越していた。今後、会合は3カ月に1度程度のペースで開催し、部屋での稽古見学や、山内委員長も名を連ねる横綱審議委員会(横審)と同様に、本場所総見のような機会や、横審稽古総見に同席するなどの計画を明かした。

第1回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」を終え会見を行う、左から芝田山理事、山内昌之委員長、八角理事長(撮影・鈴木みどり)
第1回「大相撲の継承発展を考える有識者会議」を終え会見を行う八角理事長(撮影・鈴木みどり)

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大相撲の継承発展へ有識者会議設置 王貞治氏ら8人

ソフトバンク王貞治会長(2018年6月1日撮影)

日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、プロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長らをメンバーとする「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の設置を決めた。

八角理事長(元横綱北勝海)の諮問機関とし、6月中に1回目の会合を開く。今後、1年半程度をかけ来年秋に、提言書と自己規律の指針をとりまとめる予定だ。

大相撲の国際化が進む中で、相撲道の伝統を継承、発展させていくため、大所高所からの提言を求める。今井敬氏(経団連名誉会長)を特別顧問、山内昌之氏(歴史学者)を委員長とし、王氏や阿刀田高氏(作家)、松本白鸚氏(歌舞伎役者)、紺野美沙子氏(俳優)ら8人のメンバーで構成される。

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横審山内委員「言葉が出ません」稀勢初日黒星に落胆

御嶽海(左)に押し出しで敗れる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇初日◇13日◇東京・両国国技館

横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)の黒星に関係者も落胆した。

観戦した横綱審議委員会の山内昌之委員(東大名誉教授)は「言葉が出ませんね」と嘆きバタバタ感の否めない相撲には「どうして慌てるのか。いい所までつかまえて」。2日目以降に「好きな相撲を取るという一心に戻って開き直る以外ない」と期待した。土俵下で審判を務めた西岩親方(元関脇若の里)は「今は見守るだけ。気持ちを切り替えて横綱らしく堂々と土俵に上がってほしい」と現役時代の弟弟子を思いやった。

初場所初日を観戦に訪れ、高村委員(右)と話す横綱審議委員会の北村委員長(撮影・小沢裕)

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「横綱なしの時代もあり得ると想定」横審コメント

横綱審議委員会定例会後の会見に臨む横綱審議委員会の北村委員長。右は芝田山理事(撮影・小沢裕)

横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)の進退に“待ったなし”がかかった。日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は九州場所千秋楽から一夜明けた26日、福岡市内で定例会合を実施。同場所で横綱として87年ぶりに初日から4連敗(不戦敗を除く)し、途中休場した稀勢の里に対して、全9人の委員が満場一致で「激励」を決議した。

<横審9人のコメント>

◆北村正任委員長(毎日新聞名誉顧問) 自覚が一番大事。周りにとやかく言われるよりは、自分できちっと考えていってほしい。

◆岡本昭委員(岡安商事最高顧問) 結論として、けしからんと言ったら本人もかわいそう。やめなならんから、ちょっと難しい。

◆宮田亮平委員(文化庁長官) もう1度やらせてくれという言葉を尊重したい。初場所に全てをかけてほしい。2ケタは当然。

◆矢野弘典委員(中日本高速道路顧問) 奮起してほしい。再起を切実に望んでいるということ。厳しく罰するだけではいけない。

◆高村正彦委員(元政治家) 進退は誰かが勧告するとかではない。強制するものではないと思っている。すべて自分で決めるもの。

◆杉田亮毅委員(元日本経済新聞社社長) 横綱なしの時代もあり得ると想定しないといけない。若い人が頑張るでしょう。

◆勝野義孝委員(弁護士) 初場所に出るか、出ないかは本人が決めればいいと思う。まず激励しましょうということ。

◆山内昌之委員(東大名誉教授) 次は本人にとって重い場所になる。再起してほしいという願いを込めての激励だ。

◆都倉俊一委員(作曲家) 辞めるどうこうは本人の意志。横綱たるもの、女々しく、恋々とするものではない。(激励は)メッセージ。

会見に臨む横綱審議委員会の北村委員長(撮影・小沢裕)

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横審「責任を感じてほしい」3横綱と栃ノ心に注文

横綱審議委員会を終えて会見に臨んだ北村正任委員長は、休場が続く稀勢の里について「本人が言っているように次の場所での出場に期待したい」との見解を述べた。右は芝田山理事(撮影・小沢裕)

 大相撲の横綱審議委員会(横審)の定例会が23日、東京・両国国技館で開かれた。

 22日に千秋楽を迎えた名古屋場所では、19年ぶりに3横綱全員と大関1人が休場。北村正任委員長は「非常に異常な場所」と前置きした上で、休場した3横綱と新大関栃ノ心について「相撲界を背負っている立場の人間として反省してほしい。責任をそれなりに感じてほしい」と注文をつけた。

 横綱として史上単独1位の8場所連続休場となった、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)については、激励、注意、引退勧告などの決議はなかった。実は「激励の決議をしたらどうかという話もあった」(北村委員長)という。だが北村委員長は「激励することによって、何か意味があるのか、あまり意味がないのでは、ということになった。それなりの土俵を、きっちりと務めてほしい。何勝何敗ならいいというものではない」と、重圧ばかりかける可能性がある決議は「なし」となった。

 北村委員長の「本人が次の場所『やる』と言っているのだからそれを尊重したい。何とか気力を持続して、復帰を実現してほしい」というコメントをはじめ、横審の各委員からは、稀勢の里の復活に期待する声が相次いだ。山内昌之委員は「人の地位、職域については慎重に進める(べき)もの。横綱の地位、考えを決断するのは横綱自身。(そういう)大変重い地位なんです」と語り、宮田亮平委員も「次回は期待に応える仕事をしてもらいたい。それは優勝しかないでしょ」と話していた。

大相撲名古屋場所後に行われた横綱審議委員会。左から2人目が北村正任委員長、右から2人目が八角理事長(撮影・小沢裕)

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白鵬ら処分は「なかったらこの事件おさまらんやろ」

臨時の横綱審議委員会が行われ、大勢の報道陣が詰め掛けた。左手前から3人目が北村正任委員長、右手前から3人目が八角理事長(撮影・小沢裕)

 大相撲の元横綱日馬富士関の暴行事件を受けて、臨時の横綱審議委員会(横審)が20日、東京・両国国技館で開かれた。横綱審議委員会の各委員の話は以下の通り。

 ◆岡本昭委員(岡安商事最高顧問)

-白鵬、鶴竜への処分は?

 「あるでしょう。今まで紳士的にみんなやってたんや。それが、細かいやつがないことが事実や。だから、まあ、あるやろうな。なかったらこの事件、おさまらんやろ」

 ◆矢野弘典委員(中日本高速道路顧問)

 「意見のようなものは出しましたけどね」

 ◆山内昌之委員(東大名誉教授)

 「相応の対応をすべきと言う話しに」

-対応というのは処分ということか?

 「広い意味でそういうことになるでしょうね。それは午後からの理事会で具体的に詰められることになると思います」

-日馬富士に引退勧告を?

 「横審の立場として?記者会見がありますから、ゆっくりうかがってほしいけど。日馬富士についてですか? そうですね」

-白鵬と鶴竜については?

 「相応の対応をするということになると思います」

-けん責以上?

 「分からないね、それは。それは私たちの仕事ではないから。ただ、横審としては厳重な注意というのが相当だと考えたということです。厳重注意という表現はありました」

-出場停止の意見は出なかった?

 「そうですね」

 ◆都倉俊一委員(作曲家)

 「まとめて、それを出しました。理事の皆さんに申し上げたと、考え方を」

-高野さんの報告を受けて

 「そうです。高野さんはもう、委員長からあとであるかも分かりませんが、今までの報告ですね。今現状、危機管理委員会が調べたことを我々に説明してくださったということです」

-十分なものか?

 「もちろん、我々は細かいところも含めて、日馬富士問題だけじゃなくて、今回の一連の経過で、やっぱり正しいこと、正しくないことがあるわけで、日馬富士の暴力問題はこれはもちろん、非常な問題ではありますが、そのほかの、協会の運営上の問題も、我々としては意見を具申させていただくのが横審の仕事ですので、その考えを申し上げました」

-協会の運営に貴乃花親方の対応も?

 「これ、全部含めて。あとで委員長から詳しく、いつもより具体的に委員長から会見があると思います」

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日馬富士問題の裁定行方/八角親方ら横審メンバー声

横綱審議委員会を終え、会見に臨んだ北村委員長(撮影・河野匠)

 大相撲の横綱審議委員会(横審)が、横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)に厳罰を求めていく見通しとなった。九州場所千秋楽から一夜明けた27日、東京・両国国技館で全9人の委員が出席して開催。10月25日夜に鳥取市内で行われた酒席で、日馬富士が起こした平幕貴ノ岩(27=貴乃花)への暴力問題について報告を受け、多くの委員から「厳しい処分が必要」との声が上がった。横審としての見解は持ち越されたが、今後引退勧告を含め、厳しい判断を検討する。

<出席した横審委員らのコメント>

 ◆八角理事長(元横綱北勝海) 暴力は絶対に駄目。協会として講習会などで言っているので、絶対に暴力はいけない。1日も早く解決できるようにやっていきます。

 ◆鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜) まだ(全容解明の)途中だから、これからです。(貴ノ岩への聴取は)それが一番の近道。

 ◆岡本昭委員(岡安商事最高顧問) 今日は何もなしや。なし。何もなし。ホンマになし。説明も何もないねん。(進退に)何もない。何もなし。ホンマになし。僕らががっかりしてんねん。

 ◆山内昌之委員(東大名誉教授) (北村)委員長の方から一括して話がありますので。(今日は)横審として議事を粛々と進めただけです。委員長の方からまとめて話があると思います。

 ◆杉田亮毅委員(元日本経済新聞社社長) (北村)委員長が一括で。全て任せています。

 ◆都倉俊一委員(作曲家) 全て(北村)委員長にお任せしています。

 ◆宮田亮平委員(文化庁長官) 僕の中で整理できていないので…。

 ◆高村正彦委員(政治家) (北村)委員長に一任しています。委員長が会見しているのではないですか。

横綱審議委員会メンバー

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都倉俊一新委員が初出席、日本人横綱誕生願う

 横綱審議委員会(横審)の新委員で、日本音楽著作権協会会長の作曲家、都倉俊一氏が23日、横審定例会合に初出席し「大役を仰せつかり、非常に緊張している」と述べた。山内昌之新委員(東大名誉教授)は欠席した。

 1970年代にピンク・レディーの「UFO」など数々のヒット曲を手掛けた都倉委員は、家族の影響で子どものころから大相撲ファン。柏鵬時代には蔵前国技館で何度も観戦した経験がある。「大相撲は激しい格闘技なのに勝敗が分かりやすく、形式美や伝統美もある。礼に始まり礼に終わる精神は日本人の心に通じる」と国技の魅力を熱弁した。

 和製横綱は2003年初場所の貴乃花を最後に不在。都倉委員は「日本人が横綱になるDNAは絶対に消えてほしくない」と誕生を願った。

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横綱審議委員会、新委員に山内昌之氏と都倉俊一氏

 日本相撲協会は15日、大阪市内で理事会を開き、行司3人の昇進を承認した。

 幕内格の木村庄太郎(51=春日野)は三役格、十両格の木村要之助(40=東関)が幕内格、幕下格の木村千鷲(37=出羽ノ海)が十両格に、それぞれ4月27日付で昇進する。

 また、23日付で横綱審議委員会の新委員に山内昌之氏(67=東大名誉教授)と都倉俊一氏(66=日本音楽著作権協会会長)の2人を委嘱することも決めた。

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