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村田諒太が松山偉業絶賛「歴史に名を残した」数年前対面「“ごついな”と」

WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(2021年1月12日撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が、男子ゴルフ松山英樹(29=LEXUS)のマスターズ優勝という偉業をたたえた。12日、都内の所属ジムで練習に臨んだ村田は「今まで青木(功)さんをはじめ、誰も成し遂げていないすごいこと。本当に偉業だと思います」と日本初となるメジャー制覇を喜んだ。

松山とは数年前に表彰式で対面したといい「今まで出会ったゴルファーの方とは違い『ごついな』と感じましたね。自分の身長(183センチ)と変わらないし、同席していたプロ野球選手と遜色ない体格だった。飛距離という欧米人との体格差が出る競技の最高峰で勝つというのは、歴史に名を残したなと思います」と絶賛した。

村田自らは5月下旬から6月上旬に国内で計画されている2度目の防衛戦に向けて調整中。今後の米ツアーをはじめ、今年控える東京オリンピックでも活躍が期待される松山に向け「スポーツ界を盛り上げてもらえればと思います。自分も次の試合に向けて調整していきます」とエールを送っていた。

米ゴルフのマスターズ・トーナメントで、日本男子初のメジャー制覇を果たし、トロフィーを手に笑顔の松山(AP)

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リナレス「問題ない」ヘイニー戦セコンドは現地調達

元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

5月29日に米ラスベガスでWBC世界ライト級王座に挑戦する元世界3階級制覇王者で同級3位のリナレス(帝拳)が日本でギリギリまで調整し、米国入りする。

22歳の同王者ヘイニー(米国)挑戦が村田のV2戦予定と日程が近いため、日本からの帯同セコンドが少ない見通し。15日まで所属ジムで仕上げ、渡米する意向のリナレスは「セコンドは米国で探せばいい。どうしてもヘイニーと対戦したいから。自分にとって15度目の世界戦だし、問題ないね」と口にした。

ボクシングWBA世界ミドル級選手権 村田諒太対スティーブン・バトラー 5回TKO勝ちし、ホルヘ・リナレス(中央左)、田中繊大(右)と記念撮影する村田諒太(2019年12月23日撮影)

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村田諒太「試合あると想定」5月末世界戦へ調整

フィジカル強化の千葉・成田合宿を終え、所属先でジムワークを再開したWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(右)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が5月開催予定の世界戦を見据えて本格スタートを切った。

3月26日から4月1日まで千葉・成田市でフィジカル強化の合宿に臨んでいた村田は2日、都内の所属先でジムワークを再開。陣営は5月末に2度目の防衛戦に臨む予定で調整を進めている。正式決定すれば19年12月のスティーブン・バトラー戦以来約1年5カ月ぶりのリングとなる。村田は「ここから試合はあると想定した調整をしていきます。今週はボクシング練習を思い出すようなメニューで。来週からどんどんやっていければ」と決意を示した。

4月中旬以降、同じ階級の世界ランカーを含めた外国人パートナー3人を呼ぶ見通しとなっており「5月末に世界戦があるとすれば、もう8週間ぐらいしかないですから」と気持ちを切り替えた。すでに成田合宿で、V2戦を想定した下半身強化はほぼ完了しており「1週間の長い合宿は久しぶりだった。つらさも感じず、強度のある練習も淡々と取り組むことができた。精神面も充実しているのかもしれない」と心身ともに手応えをつかんでいる様子だった。【藤中栄二】

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リナレス、5・29ラスベガスで王者ヘイニーに挑戦

ホルヘ・リナレス(19年9月撮影)

ボクシング元3階級制覇王者のWBC世界ライト級3位ホルヘ・リナレス(35=帝拳)が、王座返り咲きを狙う。

5月29日に米ラスベガスで、同級王者デビン・ヘイニー(22=米国)に挑戦する。帝拳ジムが1日発表した。リナレスは16年にWBA世界同級王座を獲得し、18年のV4戦でワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)に敗れて以来の世界戦となる。

53戦目で世界戦は15戦目となる今回は、アマ経験豊富で25戦全勝(15KO)の強敵相手となる。「若いがパンチ力はそれほどでもない。スピードには注意しないといけない。同じきれいなボクシングで、プレッシャーは嫌だろう」とコメントした。

3月26日からは村田諒太、尾川堅一と3人で、千葉・成田でキャンプイン。この朝で1週間の走り込みを終えた。「暖かくなり、たくさん走れ、調子もいいし、モチベーションもバッチリ。今回大事なのはコンディションを作ること。年だから、しっかりスタミナを作る」と王座奪回への意欲をコメントした。

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Sライト級ホープ李健太4連勝「緊張」初メイン飾る

1回、石脇(左)にパンチを見舞う李(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:スーパーライト級8回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

スーパーライト級ホープ李健太(25=帝拳)がプロ4連勝を飾った。日本同級18位石脇麻生(21=寝屋川石田)との同級8回戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。約1年4カ月ぶりのリングで、攻める石脇を右ジャブ、右フックからの左ボディーストレートなどで攻め込み、初メインを勝利で締めくくった。

李は「(初の対日本人戦で)試合前はすごい燃えていて、ちょっと興奮が収まらない状態だった。(初メインで)歴代の山中慎介さん、浜田(剛史)代表らがこういう場を踏んで世界に行かれている。そういう意味では緊張しました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

李はアマ時代に高校6冠、日本記録の62連勝をマークし、19年2月にプロデビューした李は身長180センチの長身サウスポー。アマ仕込みのテクニックには提供がある。19年11月の前回試合(リボ・クンディマン戦)では2回、3回と偶然のバッティングで流血して負傷引き分け以来の試合だった。李は「今日は、まったくと言って全然、成長していない部分ある。伸びしろもあるので人一倍、いや何十倍練習してベルトを巻きたい」と決意を口にした。

8回、石脇(左)にパンチを見舞う李(撮影・野上伸悟)
1回、石脇(左)にパンチを見舞う李(撮影・野上伸悟)
石脇麻生(左)に8回判定勝ちした李(撮影・野上伸悟)
石脇(左)に8回判定勝ちした李(撮影・野上伸悟)

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アマ10冠藤田健児TKOデビュー格闘一家の最終兵器

5回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:フェザー級6回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

アマ10冠ボクサー藤田健児(27=帝拳)が鮮やかな6回TKOでプロデビューを飾った。

木村元祐(34=JM加古川)とフェザー級6回戦で拳を交え、6回2分38秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。左右にスイッチし、ディフェンシブな木村に対し、サウスポースタイルから的確な左ボディーストレートをヒット。3回には強烈な左ストレートを打ち込むと、相手の左目下は内出血で大きく腫れた。4回には右フックでダウンも奪取。最終6回にコーナーへと追い込み、連打を続けてレフェリーストップ勝ちとなった。

高校総体3連覇、全日本選手権3度Vなどアマ10冠、海外でもアジア選手権銅メダルと実績十分の藤田は19年に東京オリンピック(五輪)出場の目標が断たれ、昨年9月、プロテストに合格した。所属ジムでは高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナー(36)との指導でレベルアップを図ってきた。

格闘一家で育った。ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身し、現在は総合格闘技団体DEEPのフライ級暫定王者に就く。RIZINにも参戦し、キックボクシング界の「神童」那須川天心とも対戦している。次姉翔子はDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げたばかり。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者で故郷岡山県内でジムを経営し、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つスポーツインストラクターだ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれている。会場に駆けつけた大和、翔子の目前で白星プロデビューを挙げた。

プロデビュー戦で6回TKO勝ちし、喜ぶ藤田(撮影・野上伸悟
6回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

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アマ10冠藤田健児 兄姉推薦減量法で「明日爆発」

プロデビュー戦に向けて計量パスしたアマ10冠の藤田(左)。右は対戦相手の木村(帝拳ジム提供)

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)が兄姉推薦の減量方法によるベスト調整で待望のプロデビュー戦に備えた。25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初陣を控え、24日には都内で前日計量に臨み、100グラム少ない57・0キロでパス。木村は56・8キロでクリアした。

現DEEPフライ級暫定王者次兄大和と次姉翔子の総合格闘家2人から推薦されたというコンディショニングトレーナーのもとで減量し「初めてにしては、うまくいったと思う。最後は水抜きして、明日しっかり爆発した力を出せるように一気に落とす減量をやりました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。その兄姉2人が試合会場に応援に駆けつけることもあり「やっぱり一番期待してくれている。格闘一家の『最終兵器』と言われているので、その期待にも応えられるようにしたいです」と強い決意を口にした。

試合会場となる後楽園ホールは大学リーグ戦でファイトしたリングでもある。「後楽園ホールは4年間やっていますし、あそこでやれるのはうれしいですね」とリラックスした表情の藤田は高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分。さらに指導を受ける高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとのコンビも息ピッタリだ。昨年9月のプロテストから待望のデビューとなる藤田は「自分を知っている人はもちろん、知らなかった方にどういうヤツなんだという期待感も多いと思う。プレッシャーは多いが、最低限は勝つこと。あとは自分のやりたいことを心掛ける」と自らに言い聞かせていた。

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李健太25日初メイン「魅せるボクシングで倒す」

初メインイベントに向けて計量をクリアした李(左)。右は対戦相手となる日本スーパーライト級18位石脇(帝拳ジム提供)

ボクシングのスーパーライト級ホープ李健太(24=帝拳)が「魅せる」ボクシングで初メインを締める覚悟を示した。25日、東京・後楽園ホールで日本同級18位石脇麻生(21=寝屋川石田)との同級8回戦を控え、24日には都内で前日計量に臨み、両者ともに63・5キロのリミットでクリア。1年4カ月ぶりのリングとなる李は「自分は魅せるボクシングと、その中で倒せるボクシングをしたい」と穏やかな表情で口にした。

アマ時代に高校6冠、日本記録の62連勝をマークし、19年2月にプロデビューした李はプロ転向4戦目を迎える。身長180センチの長身サウスポーで、アマ仕込みのテクニックには定評がある。19年11月の前回試合(リボ・クンディマン戦)では2回、3回と偶然のバッティングで流血して負傷引き分けだった。李は「試合ができていなかった時期はめちゃめちゃ有意義な時間だった。長いラウンドを組み立てていく中でのメンタル面や技術面ですごく成長した」と、長い試合間隔をプラス材料に変えてきたことを強調していた。

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アマ10冠の藤田健児「結果出す」25日プロデビュー

世界2階級制覇王者粟生トレーナー(左)とのコンビでプロデビューする藤田健児

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)がプロデビューする。

25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初戦を迎える。23日も体重調整した藤田は「倒せるボクシングをしたい」と気合を入れた。

ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身しした現DEEPフライ級暫定王者。RIZINで那須川天心と対戦している。次姉翔子もDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げた。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれる。

藤田自らも高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分だ。19年に東京五輪の夢が断たれ、昨年9月にプロテストに合格。元世界2階級制覇王者粟生トレーナーとのタッグで世界を狙う。「27歳なので遠回りしたくない。1つ1つの試合で結果を出す」と意気込んだ。

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豊嶋亮太「挑戦者の気持ち持って」5・6王座統一戦

豊嶋亮太

ボクシング東洋太平洋ウエルター級王者豊嶋亮太(25=帝拳)が5月6日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック同級王者別府優樹(29=久留米櫛間&別府優樹)と王座統一戦に臨むことが12日、発表された。

今年1月に同王座を獲得した豊嶋にとって初防衛戦となる。所属ジムの公式サイトを通じ「王者として、挑戦者の気持ちを持ってリングに上がるつもり」と意気込みを示した。

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ライト級浦川が帝拳30人目新人王「知らなかった」

プロボクシング全日本新人王決勝戦のライト級を制した浦川(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇ライト級◇無観客開催

ライト級で、東軍の浦川大将(23=帝拳)が所属ジム通算30人目の新人王となった。西軍代表の戸川叡二(24=姫路木下)と拳を交え、ワンツーで攻め込んだ。

左右にスイッチする相手を冷静に見極め、3回には右ストレートで鼻から流血させるなど、試合の主導権を握って3-0の判定勝利を収めた。

区切りの30人目となる所属ジムの全日本新人王となったが「そうなんですか。知らなかったです」と驚きの表情。KO勝ちを狙っていたこともあり「倒すことしか考えていなくて…。できなかったですね。ふがいない試合。気負ってしまいました。精度、スタミナを上げていかないと上にいけないです」と苦笑い。2度目の挑戦で全日本新人王に到達したものの、試合内容を反省していた。

プロボクシング全日本新人王決勝戦のライト級 5回、戸川(左)に右パンチを放つ浦川(撮影・小沢裕)

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浦川大将、東日本は不完全燃焼 今回はしっかり倒す

全日本ライト級決勝で対戦する浦川(右)と戸川は計量パス(写真提供:日本プロボクシング協会)

ボクシング全日本新人王決勝戦は21日、東京・後楽園ホールで開催される。東日本ライト級新人王の浦川大将(23=帝拳)は20日、対戦する西軍代表の戸川叡二(24=姫路木下)と都内で開かれた前日計量に出席。リミット61・2キロの戸川に対し、200グラム少ない61・0キロでクリアした。

東日本新人王の準決勝は3回負傷判定、決勝は相手棄権の不戦勝だったこともあり「前回、前々回は不完全燃焼。しっかり倒して取りたい」と意気込んだ。

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尾川堅一-ラヒモフ IBFが王座決定戦指令

尾川堅一(2019年2月2日)

国際ボクシング連盟(IBF)は15日(日本時間16日)、スーパーフェザー級ランキング3位尾川堅一(33=帝拳)と同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(26=ロシア)による同級王座決定戦の指令を出した。両陣営による入札の期限は30日後の3月17日に設定され、交渉が開始される。

14日(日本時間15日)に米カリフォルニアで開催されたIBF世界同級タイトルマッチで、王者だったジョセフ・ディアス(28=米国)が3・6ポンド(約1・6キロ)体重超過によって王座を剥奪。世界戦は決行されたものの、挑戦者ラヒモフと引き分け、王座は空位のままになっていた。

この結果を受け、IBFはラヒモフの王座挑戦資格を維持。2位は空位のため、3位に入っている尾川がラヒモフとの王座決定戦の指令を受けた。

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ロマチェンコ、中谷正義戦をファンに「どう思う?」

中谷との写真を並べ、カード実現に前向きなことをうかがわせた元3団体統一王者ロマチェンコ(公式インスタグラムより、画像は一部加工)

王座陥落からの再起を目指すボクシング元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)が、自身のSNSを通じて元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)との対戦カードの期待度をファンに尋ねた。公式インスタグラムに中谷と自身の写真を並べ「WHAT DO YOU THINK?」(どう思う?)と投稿。中谷との対戦を楽しみにしているような様子をうかがわせた。

ロマチェンコは昨年10月、テオフィモ・ロペス(米国)との統一戦に敗れて王座陥落。右肩の手術を受け、今夏に再起戦を設定している。米老舗ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した強さ)ランキングで1位に君臨し「ハイテク」と呼ばれていた世界最速の3階級制覇王者だ。11日(日本時間12日)には、米専門メディア「ボクシングシーン」が米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOの発言を引用し、ロマチェンコ-中谷戦の可能性があることを報じていた。

中谷は昨年12月、米ラスベガスのMGMグランドで世界ランカーのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度ダウンを許しながらも、逆転で9回に2度ダウンを奪い返してTKO勝ち。ライト級世界トップ戦線に名乗りをあげた。19年7月にロペスに敗れたのが唯一の黒星となる。

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中谷正義に今夏ロマチェンコとの対戦プランが浮上

中谷正義(18年7月撮影)

ボクシング元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)に今夏、再起を目指す元3団体統一同級王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)との対戦プランが浮上した。

11日(日本時間12日)に米専門メディア「ボクシングシーン」が報じたもので、米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOが「我々はロマチェンコと話をした。

初夏に(再起戦の)照準を合わせている。米国では、おそらく中谷正義とのビッグファイトができると思う。中谷は(ロマチェンコを下したテオフィモ・)ロペスに善戦し、本当に良いハードなパンチャーだ」と明かした。

中谷は昨年12月、米ラスベガスのMGMグランドで世界ランカーのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度ダウンを許しながらも、逆転で9回に2度ダウンを奪い返してTKO勝ち。ライト級世界トップ戦線に名乗りを上げ、現在はWBO5位、WBC7位、IBF10位と世界ランク入りしている。

一方、世界最速の3階級制覇王者でもあるロマチェンコは昨年10月、ロペスに判定負けを喫し、王座陥落していた。「ハイテク」と呼ばれるロマチェンコ-中谷戦が実現すれば、世界的にも注目される1戦になりそうだ。

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高校6冠、62連勝の李健太が初メイン 帝拳興行

李健太(19年2月撮影) 

アマチュア時代に高校6冠、日本記録の62連勝をマークしたプロボクシング・スーパーライト級の李健太(24=帝拳)が初メインイベンターを務める。3月25日、東京・後楽園ホールで開催される対戦カードがジム公式サイトで発表された。

サウスポーの李は初メインに抜てきされ、日本同級19位石脇麻生(21=寝屋川石田)とノンタイトル8回戦で対戦する。19年2月にプロデビューした李はプロ戦績2勝(1KO)1分け。19年11月のリボ・クンディマン戦以来、約1年5カ月ぶりのリングとなる。

また、アマチュアで153勝21敗の戦績を残す藤田健児(27=帝拳)のプロデビュー戦も決定。木村元祐(34=JM加古川)とフェザー級6回戦で対戦する。昨年6月にプロ転向した藤田は岡山・倉敷高で高校5冠を達成し、拓大、自衛隊体育学校と進んで3度全日本選手権を制覇。13年のアジア大会ではバンタム級で銅メダルを獲得していた。

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井上が3年連続MVP 年間最高試合は井岡のV2戦

井上尚弥(21年1月撮影)

ボクシングの20年度年間表彰選手が28日発表され、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が3年連続4度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。3年連続MVPは史上6人目、平成以降では徳山昌守に続いて2人目。また井上は、昨年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦での7回KO勝ちもKO賞に選ばれ、2冠に輝いた。

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)は2年連続の技能賞、さらに20年大みそかの田中恒成(25=畑中)との2度目の防衛戦が年間最高試合に選出され、2冠となった。殊勲賞には昨年11月、WBO世界フライ級王座を獲得した中谷潤人(23=M・T)が初受賞した。女子では、WBO女子世界ミニマム級王者多田悦子(39=真正)が11年ぶり2度目の最優秀選手賞と年間最高試合の2冠を獲得した。

20年度の各部門表彰選手は次の通り

☆最優秀選手賞:WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)=3年連続4回目

☆技能賞:WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(Ambition)=2年連続2回目

☆殊勲賞:WBO世界フライ級王者中谷潤人(M・T)=初受賞

☆努力・敢闘賞:東洋太平洋ライトフライ級王者堀川謙一(三迫)=初受賞、WBOアジア・パシフィック、東洋太平洋、日本スーパーフライ級王者福永亮次(角海老宝石)=初受賞

☆KO賞:井上尚弥=2年ぶり5回目

☆新鋭賞:東洋太平洋スーパーフェザー級王者三代大訓(ワタナベ)=初受賞

☆年間最高試合(世界):WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(20年12月31日、東京・大田区総合体育館)=井岡一翔(Ambition)-田中恒成(畑中)

☆年間最高試合(世界戦以外):WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦(20年12月12日、米ラスベガス・MGMグランド)=フェニックス・ベルデホ(プエルトリコ)-中谷正義(帝拳)

☆女子最優秀選手:WBO女子世界ミニマム級王者多田悦子(真正)=11年ぶり2回目

☆女子年間最高試合:WBO女子ミニマム級王座決定戦(20年12月3日、東京・後楽園ホール)=多田悦子(真正)-宮尾綾香(ワタナベ)

☆特別賞=粟生隆寛(元WBC世界フェザー級、元WBC世界スーパーフェザー級王者)、八重樫東(元WBA世界ミニマム級、WBC世界フライ級、IBF世界ライトフライ級王者)

20年12月31日、WBО世界スーパーフライ級タイトルマッチの8回、田中(手前)をTKОで破り、喜ぶ井岡

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木村天汰郎が判定勝ちで頂点 B級Sバンタム級決勝

B級トーナメントのスーパーバンタム級決勝を制し、勝ち名乗りを受けるた木村(左)

<プロボクシング:B級トーナメント・スーパーバンタム級決勝>◇22日◇東京・後楽園ホール

B級トーナメントのスーパーバンタム級決勝は、木村天汰郎(22=駿河男児)が制した。18年東日本同級新人王となった三尾谷昂希(23=帝拳)とトーナメント決勝で拳を交え、3-0(58-57、58-56×2)の判定勝ちで頂点に立った。

サウスポーの三尾谷の左ストレートに対し、右カウンターで対抗し、激しい主導権争いを展開。右フックを浴びながらも果敢に前に出て競り合い、僅差判定で白星を勝ち取った。

木村は静岡・飛龍高から東洋大進学も、中退して19歳だった18年11月にプロデビュー。通算戦績は6勝2分けとなった。

B級トーナメントのスーパーバンタム級決勝で、三尾谷(右)と対戦した木村
B級トーナメントのスーパーバンタム級決勝で判定結果を待つ木村(左から2番目)

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井上尚弥、井岡一翔、中谷潤人が年間表彰候補者に

左から井岡一翔、井上尚弥、中谷潤人

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会は19日までに20年の年間表彰ノミネートを選考した。

最優秀選手賞には、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(Ambition)、同フライ級王者中谷潤人(M・T)の3人を候補に選んだ。技能賞にも井上、井岡、中谷潤が候補に。殊勲賞には中谷潤、中谷正義(帝拳)、三代大訓(ワタナベ)を候補に選んだ。

また女子の最優秀選手賞は、岩川美花(高砂)、奥田朋子(ミツキ)、多田悦子(真正)の3人を候補とした。

各賞は東京、関西運動記者クラブのボクシング分科会、ボクシング専門誌の各メディアによる投票で決定する。受賞者は1月28日に発表される予定。

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豊嶋亮太「ベルト格好いい」タイトル初挑戦で王者に

東洋太平洋ウエルター級王座を獲得した豊嶋亮太

<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇16日◇東京・後楽園ホール

挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)が新王者となった。

王者長濱陸(29=角海老宝石)に挑戦。3-0の判定勝ちを収め、タイトル初挑戦で王座を獲得した。1回からプレッシャーをかけ、右ボディーや連打で攻め込み、7回には右ストレートでダウンも奪取。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングというブランクも感じさせないファイトをみせ、6連勝で東洋太平洋の頂点に立った。豊嶋は「やっぱりベルトは格好いいですね」と笑顔をみせた。

ダウンを奪った右ストレートはカルロス・リナレストレーナーとの練習で続けてきたパンチでもあり「会心の右でした」と納得顔。前試合で右拳の骨を脱臼していたこともあり「この期間は、ボクシングに対して真摯(しんし)に向き合う1年になった。正直言うとパンチを打たれすぎた。改善点は多いですが、今戦うことのできる並みいる強豪を倒し、世界に羽ばたくためにまい進したい」と決意を新たにしていた。

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