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豊嶋亮太「ベルト格好いい」タイトル初挑戦で王者に

東洋太平洋ウエルター級王座を獲得した豊嶋亮太

<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇16日◇東京・後楽園ホール

挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)が新王者となった。

王者長濱陸(29=角海老宝石)に挑戦。3-0の判定勝ちを収め、タイトル初挑戦で王座を獲得した。1回からプレッシャーをかけ、右ボディーや連打で攻め込み、7回には右ストレートでダウンも奪取。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングというブランクも感じさせないファイトをみせ、6連勝で東洋太平洋の頂点に立った。豊嶋は「やっぱりベルトは格好いいですね」と笑顔をみせた。

ダウンを奪った右ストレートはカルロス・リナレストレーナーとの練習で続けてきたパンチでもあり「会心の右でした」と納得顔。前試合で右拳の骨を脱臼していたこともあり「この期間は、ボクシングに対して真摯(しんし)に向き合う1年になった。正直言うとパンチを打たれすぎた。改善点は多いですが、今戦うことのできる並みいる強豪を倒し、世界に羽ばたくためにまい進したい」と決意を新たにしていた。

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王者・長濱陸「逃げ道をなくしたい」初防衛へ自信

前日計量をクリアした東洋太平洋ウエルター級王者長浜(写真提供:角海老宝石ジム)

ボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。

15日には都内で前日計量が開かれ、王者長濱陸(29=角海老宝石)は500グラム少ない66・1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)は300グラム少ない66・3キロでそれぞれクリアした。

昨年2月、長濱は同王座決定戦でクドゥラ金子を判定で下し、新王者になった。約11カ月ぶりのリングで初防衛戦を迎える。王座奪取よりも難しいとされる初防衛戦に向け、長濱は「ベルトという失うものがあるので(初防衛を)失敗する人が多いのかも。自分はいつも通りやりたい」と自然体を貫いた。挑戦者となる豊嶋の実力を認めつつも「どの局面でも上回って、最終的に逃げ道をなくしたいですね」とベルトを死守する意気込みを示していた。

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチの前日計量をパスした王者長浜(左)と挑戦者の豊嶋(角海老宝石ジム提供)

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豊嶋亮太ピンク髪で初王座挑戦「食らい付いていく」

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチの前日計量をパスした王者長浜(左)と挑戦者の豊嶋(角海老宝石ジム提供)

ボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。

15日には都内で前日計量が開かれ、王者長濱陸(29=角海老宝石)は500グラム少ない66・1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)は300グラム少ない66・3キロでそれぞれクリアした。

タイトル初挑戦の豊嶋は日本ランキングで1位の実力者で現在5連勝中。強烈なボディーが武器で勝負強さもある。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングとなる豊嶋はピンク色にヘアを染め「今回は(王座)挑戦ということで、少し食ってかかるじゃないですけど、王座をとることを意識しました」と勝負ヘアにしたことを明かした。

長濱戦に向けたスパーリングは同門で元世界3階級王者ホルヘ・リナレスと拳を交えて調整。リナレスの弟カルロス・トレーナーの指導を受けて初王座挑戦に備えてきた。「先手必勝で。自分から挑戦者なので、食らい付いていくボクシングがみせられれば。チーム帝拳として身近の方々の支えでここまでたどり着けた。ベルトを持って帰ることで感謝に代えたい」と決意を新たにしていた。

東洋太平洋ウエルター級王座挑戦を控え、前日計量をパスした豊嶋(写真提供:角海老宝石ジム)

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プロで35歳まで…村田諒太「非常に不思議な感覚」

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月のスティーブン・バトラー(カナダ)との初防衛戦以降、リングから遠ざかっている。2度目の緊急事態宣言が発出され、未だに具体的に防衛戦が組めない状況にある村田が自らの誕生日に所属ジムでトレーニングを積み、現在の心境を口にした。

村田 35歳にもなると、誕生日を忘れてしまいますね。娘や周りに言われて思い出すような感じ。ただスポーツ選手なので、どうしても引退というものが一刻一刻と近づいている気がするので、普通の35歳の方よりも年齢は気にしているかなと思う。

34歳のうちに1試合もできなかった。コロナ禍で昨春の世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦は消滅した。6月、9月、12月と防衛戦が流れた。気がつけば、1年以上のブランクとなった。

村田 王者で良かったとは思う。王者でなかったら、1年間試合していないという状況で、次戦に向けた心と体の準備ができない。1年1カ月、試合ができていないとはいえ、王座を持っていれば、我慢すればタイトルマッチができるという「気持ち」があるのは大きい。21年は試合がしたい。率直に、試合がしたい。

昨年11月から外国人の練習パートナーとのスパーリングを続けている。週3回、主に6ラウンドのスパーリング。次戦が決まらない状況でも、常に試合できる準備だけは整えている。

村田 ありがたいことに練習パートナーが来てくれていて、集中力を切らさず、良いスパーリングもできている。試合ができる体を作るにはスパーリングしないと作っていけない。肉体的、精神的にも週3回のスパーリングが入っていると、しっかり気持ちも整えていかないといけなくなる。ちゃんと緊張感を保てて、練習ができているというのはやっぱり良い。総スパーリング数も100ラウンドはいっている。

試合が決まっていない今だからこそ、ボクシング技術や自らの可能性を広げる練習にもトライしているという。

村田 トライ・アンド・エラーを繰り返していい時期だと思っている。今はいろいろとトライして、エラーして、その中で修正して。最終的にシンプルなものになっていくけれど、もっと良くなりたいという気持ちが出てくる。やっぱり「これだな」と思うものがあると迷いがなくなるので。

12年ロンドン五輪で金メダル獲得後、翌13年にプロ転向した。7年以上が経過し、35歳になっても現役を続けている自分自身に不思議な感覚があるという。

村田 ロンドン五輪が終わった後に引退表明したのですが、その頃に東京五輪の招致が決まった。それを目指すという考えもあった中、東京大会の時は34歳。無理だなと思った。その僕がプロになって35歳までやっていることが不思議だなと。あっという間のようで、すごく長いようで。非常に不思議な感覚。これから先、今までよりもさらに早く感じると思う。将来を「どうする」「こうする」と深く考えず、1戦1戦、必勝のつもりでやりたい。

村田の実績ならばライセンス更新可能だが、通常のプロボクサー引退年齢は37歳となっている。

村田 欲を言えば、できるだけ長くやっていける方がいい。あと何戦とか決めるわけではなく。嫌でも引退しなければいけない時はくる。そこまでできるだけ長く、できるだけ良い試合をしていければ。自分を高められる限りやっていければ。あまりにも力が落ちてしまって続けるのも違うと思うので、自分の能力が続く限り、高められると思う限り、そういう状況でできるだけ長く続けたい。

現役を続けるには、負けるわけにはいかない。今年は4~5月あたりに2度目の防衛戦が計画されている。そして、その先には元3団体統一ミドル級王者で、現IBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との王座統一戦を見据えている。

村田 スーパー王者にもなり、統一戦の状況はそろっている。あとは運が味方してくれること、そして僕が負けないこと。この状況がない限りは、作り上げることはできない。とにかく次の試合だと思っている。良い内容でなければ統一戦の話ではなくなる。全部が次の試合にかかっている。【取材・構成=藤中栄二】

特製バースデーケーキを手に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳の誕生日も、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

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35歳迎えた村田諒太、ゴロフキン撃破の青写真描く

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月以来、試合から遠ざかるが、今年は2度目の防衛戦を含めて2試合を希望。元3団体統一王者でIBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との統一戦を実現し、勝つことを目標に掲げた。

新年早々、スーパー王者昇格の「朗報」が届いた。他団体の最上位王者とのカードのみを統一戦と認めるIBFの王者との対戦が実現しやすい状況になり「WBAが統一戦の後押しをしてくれたと思う。格段に統一戦がやりやすくなった」と感謝した。昨春、カネロの愛称を持つ世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦が計画されながら消滅。6月、9月、12月と試合延期が続き、2度目の緊急事態宣言を受け、今年2月の試合も流れた。「試合があるかも-というのが何度も延びた。今は試合したい、というのが隠しようもない気持ち」とも吐露した。

昨年12月、ゴロフキンが約1年2カ月ぶりのリングでIBF同級1位シュメルタ(ポーランド)を7回終了TKOで下し、初防衛に成功。村田は「ゴロフキンがすごいパフォーマンスをみせたのが刺激になった。今年はゴロフキンと戦って勝つことが最高の青写真。でも次の防衛戦で負けたら終わり。良い内容で勝つことに集中したい」と神経を研ぎ澄ませた。21年初戦は4~5月ごろ。円熟期を迎え、村田は期待感を胸に動きだす。【藤中栄二】

35歳の誕生日もジムワークに取り組んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳のバースデーも、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

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村田諒太「名に恥じないよう精進」スーパー王者昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が同級スーパー王者に昇格した。WBAが6日(日本時間7日)に公式サイトで、5日に開いた選手権委員会で決議されたと発表。防衛期限も9カ月から18カ月に延長される。同級スーパー王座は今月上旬、WBA・WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

村田は19年12月23日、スティーブン・バトラー(米国)を5回TKOで下し、初防衛に成功して以降、試合から遠ざかる。帝拳ジム公式サイトを通じ、村田は「コロナ禍の影響もあり試合が出来ない時期が続いているなかでのニュースに複雑な気持ちもありますが、他団体王者との統一戦も可能性が広がったとポジティブに捉えてうれしく思います。スーパーチャンピオンの名に恥じないようにこれからも精進します」とコメントした。

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村田諒太WBA世界ミドル級“スーパー王者”に昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

世界ボクシング協会(WBA)は6日(日本時間7日)、WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が、同級スーパー王者に昇格したと発表した。

5日に開催された選手権委員会の決議で「村田の経歴と記録により任命に値する価値がある」と承認され、決まった。正規王者の防衛期限は9カ月となるが、スーパー王者に昇格したことで18カ月に延長される。

WBA世界ミドル級スーパー王座は今月上旬、世界4階級制覇王者でWBA、WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

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アルバレスがミドル級スーパーベルト返上、転級へ

「カネロ」の愛称で呼ばれるボクシングの世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が保持していたWBA世界ミドル級スーパー王座を返上した。米メディアによると、アルバレスのトレーナー兼マネジャーのエディ・レイノソ氏が明かしたという。同氏は「カネロはスーパーミドル級がベストな体重でもっとも適性な階級。もうミドル級のウエートにはならない」と返上の理由を挙げた。

アルバレスはミドル級でWBC同級フランチャイズ王座でもあるが、事実上の転級とみられる。19年5月のダニエル・ジェイコブス(米国)とのWBC・IBF王座統一戦以来、同級で試合していなかった。なおWBA同級正規王者は村田諒太(帝拳)となる。

昨年12月19日、カラム・スミス(英国)とのWBA、WBC世界スーパーミドル級王座統一戦を制したアルバレスは同級での王座統一を目指す方針。レイノソ氏は「カネロと戦いたい選手は誰でも(スーパーミドル級で)合わせなければならない」と強調していた。

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中谷、再起戦TKOで王座獲得「もう1度ロペスと」

逆転のTKO勝ちで再起戦を飾り、WBOインターコンチネンタル・ライト級王座を獲得した中谷(帝拳ジム提供)

<プロボクシング:WBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦12回戦>◇12日(日本時間13日)◇米ネバダ州ラスベガス

前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)が逆転TKO勝ちで、WBOインターコンチネンタル同級王座を獲得した。IBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と王座を争い、9回1分45秒、TKO勝ちを収めた。

1回に右ストレートでダウンを許し、4回には右カウンターで膝をつき、2度目のダウンを喫した。しかし5回からプレッシャーをかけて追い上げ、6回には右ストレートがクリーンヒット。9回には左ジャブでダウンを奪取し、立ち上がってきたベルデホにワンツーを打ち込み、キャンバスに沈めた。そのままレフェリーストップのTKO勝利をなった中谷は「上(顔面)ばかりだったらパンチが当たらないので、下(ボディー)から崩して上を攻めた。今日みたいにKOを狙っていきたい。これが米国で勝つ方法、ボクの戦い方」と堂々と言い切った。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来1年5カ月ぶりの再起戦だった。一時期は引退期間がありながらも、再びリングへのカムバックを決断した。今月には井岡ジムから帝拳ジムに移籍。移籍初戦でもあった。インタビューで「ダウンした後、立ち上がれた原動力は?」と問われた中谷は「ロペスとやって、もう1度、ロペスにチャレンジしたいから」とキッパリ。世界ランカーを下し、世界再挑戦へ大きなステップを踏んだ。

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中谷正義、前日計量パス「気持ちの入った試合に」

再起戦に向けて計量をパスした前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者の中谷正義(31=帝拳)が11日(同12日)、同地での前日計量をパスした。

拳を交えるIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)とともに、MGMグランドのカンファレンス・センターで公式計量イベントに出席。両者ともにリミットの135ポンド(約61・2キロ)でクリアした。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来1年5カ月ぶりの再起戦となる。一時期は引退期間がありながらも、再びリングにカムバックする中谷は「1度引退したからこそ自分の中でボクシングがどれだけ大切か分かりました。今まで以上に気持ちの入った試合になるので良い試合になると思います。楽しみにしていてください」と所属ジムを通じてコメントした。

WBOインターコンチネンタル・ライト級王座を争うベルデホ(左端)とにらみ合う中谷(提供:帝拳ジム)

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中谷正義、再起戦へ「ブランクは問題ない」一問一答

ベルデホ(左)と記者会見で初対面し、ファイティングポーズを取った前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が10日(同11日)、同地で記者会見に臨んだ。

19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦。拳を交えるIBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と初めて対面し、インタビューに応じた。主な一問一答は次の通り。

-テオフィモ・ロペス戦から試合間隔が空いているようにも思いますが、ブランクに関する不安はありませんか?

中谷 大丈夫です、しっかりトレーニングは出来ているので特に問題ないです。

-ロペス戦で一番学んだことは何ですか?

中谷 強いパンチ、ポイントになるパンチがやっぱりちょっと少なかったと思うので、海外での試合はもっと使っていきたいと考えています。

-今回の試合では身長差がかなり有利と思います、特別なアドバンテージになると思いますか?

中谷 ボクシングは身長で戦うわけじゃないんで、それを使わずにパンチ力、KO狙って試合したいなと思っています。

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦に向けた会見に出席した中谷(右端)。左端は対戦相手ベルデホ(提供:帝拳ジム)

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中谷正義ベルデホKO宣言「強いパンチを当てたい」

ベルデホ(左)と記者会見で初対面し、ファイティングポーズを取った前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が10日(日本時間11日)、同地で記者会見に臨んだ。IBF世界同級5位フェリックス・ベルデホ(27=プエルトリコ)と拳を交える。現在、WBO同級11位にランクする中谷は、19年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦となる。

約1年5カ月ぶりとなるリングに向け、中谷は「長い間、試合がなかったことは心配していない。一生懸命トレーニングしてきた。海外の試合はパンチの強さが重要。この試合のために強いパンチを当てたい。彼をKOするつもり」と自信に満ちた表情で言った。

対するベルデホは18年3月にキャリア唯一の黒星を喫した後から4連勝中と好調を保っている。勝った方が、3団体統一王者ロペスとの対戦に近づくと言っていい。ベルデホは「ラスベガスで(イスマエル・)サラストレーナーと練習して以来、すべてが順調に進んでいる。体調はいい。対戦相手を甘く見ることはない」と中谷を警戒していた。

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦に向けた会見に出席した中谷(右端)。左端は対戦相手ベルデホ(提供:帝拳ジム)

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中谷正義「残るは計量を無事に」王座戦へジムワーク

米プロモート大手トップランクジムで練習した前東洋太平洋ライト級王者中谷(提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋同級王者中谷正義(31=帝拳)が8日(日本時間9日)、渡米後初のジムワークを米プロモート大手トップランクジムで消化した。IBF世界同級5位ベルデホ(プエルトリコ)と王座を争う中谷は同日夕方から練習をスタート。減量が予定通りに進んでいるため、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどの軽めの調整に取り組んだ。

所属ジムを通じ、中谷は「今日も午前中に検査がありましたが無事にクリアしました、あとは試合だけとなって、ホッとしています。残るは計量を無事に終えられるよう頑張るだけです。トップランクジムに来るのは初めてですが、倉庫のように広く感じましたがボクシングジムはやっぱり海外でもボクシングジムなんだな、と同じような雰囲気を感じることが出来ました。暖房もしっかり入れて暖かくしてくれていたので助かりました、汗もしっかりかくことが出来ました。明日の予定はジムワークだけなので、しっかり練習します」とコメントした。

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中谷正義が米ラスベガス到着「体調も良い感じ」

12日のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦のため、ラスベガス入りした中谷(写真提供:帝拳ジム)

12日(日本時間13日)に米ラスベガスでボクシングWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を控える前東洋太平洋ライト級王者中谷正義(31=帝拳)が5日(同6日)、現地入りした。

WBO同級11位にランクする中谷は、MGMグランドでIBF同級5位、WBO同級12位、WBC同級14位に入るフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)と王座を争う。

現地到着後、軽めのランニングで体を動かして調整した中谷は「体調も良い感じです。まだまだ中量級では日本のボクサーが世界で活躍しにくい状況ですが、日本人も強いと証明していける試合をしていきたいと思いますので楽しみにしてください」と所属ジムを通じてコメントした。

昨年7月に現3団体統一同級王者テオフィモ・ロペス(米国)に12回判定負けして以来の再起戦となる中谷は3日、井岡ジムから帝拳ジムへの移籍が発表されていた。

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アマ7冠中野幹士、5連勝もKO逃し「全然ダメ」

デビュー5連勝を飾った東洋太平洋フェザー級8位中野(撮影・藤中栄二)

プロボクシング58・5キロ契約体重8回戦が5日、東京・後楽園ホールで行われ、アマ7冠で東洋太平洋フェザー級8位の中野幹士(25=帝拳)がデビュー5連勝を飾った。

初のメイン抜てきで、佐伯瑠壱斗(24=岐阜ヨコゼキ)と対戦。序盤から強烈な左でクリーンヒットを続け、3-0の判定勝利を収めた。3回に左拳を空振りした直後、カウンターの右を浴びてダウンを許し、プロ初の日本人との対戦でKOも逃すなど課題も出た。中野は「(5連勝は)うれしいですが、あまり良くなかった。相手の気持ちの強さを感じた。今日の出来は全然ダメ。イライラしてしまったし、課題を修正して次につなげられれば」と気を引き締めた。

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永野祐樹が再起戦で白星「ベルト取りたい」決意新た

再起戦で勝利し、勝ち名乗りを受ける前日本ウエルター級王者永野

<プロボクシング:ウエルター級8回戦>◇5日◇東京・後楽園ホール

前日本ウエルター級王者永野祐樹(31=帝拳)が再起戦を飾った。

日本同級15位安藤暢文(32=高崎)と拳を交えると、序盤からプレッシャーをかけ、接近戦から右フック一撃でキャンバスに沈めた。1回2分32秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。 左ストレートに磨きをかけていたが、必殺パンチを繰り出す前に相手を倒し「右を自然と出して倒せたのは良かった。とりあえず勝たなければいけなかった。勝ててよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

今年2月に小原佳太(三迫)に敗れて王座陥落して以来、10カ月ぶりのリングだった。日本王座への返り咲きだけでなく、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィックなど、いずれかの王座獲得を狙っている。永野は「負けたら終わりなので、もう1度、チャンピオンになるために勝ち続けたい。迷うことなく左ストレートを打ち込むスタイルで、ベルトを取りたい」と決意を新たにしていた。

1回KO勝ちで再起戦を飾った前日本ウエルター級王者永野

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永野祐樹が王座返り咲きへ「長所を伸ばしてきた」

再起戦に向けて計量をパスした永野(右)と対戦相手の安藤(横浜光ジム提供)

ボクシングの前日本ウエルター級王者永野祐樹(31=帝拳)が王座返り咲きを目指して再起する。

5日に東京・後楽園ホールで日本同級15位安藤暢文(32=高崎)との同級8回戦を控え、4日には都内で前日計量に出席。両者ともに300グラム少ない66・3キロでクリアした。今年2月に小原佳太(三迫)に敗れて王座陥落して以来、10カ月ぶりのリング。「苦手です」というサウスポー同士の対戦となる。

悔しい気持ちを引きずらず、すぐに王座返り咲きへと気持ちを切り替えたという永野は「原点に戻るような感じで左を打ち込むスタイルを強化してきた。短所を補うのではなく、長所を伸ばしてきた。この10カ月はあっという間だった。左を打ち込んで倒そうと思っています」と気合十分だった。

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アマ7冠中野幹士デビュー5戦目初メイン 計量パス

前日計量をパスした中野(左)と佐伯(横浜光ジム提供)

アマチュア7冠で東洋太平洋フェザー級8位の中野幹士(25=帝拳)がデビュー5戦目で初メインを務める。5日に東京・後楽園ホールで、佐伯瑠壱斗(24=岐阜ヨコゼキ)との58・5キロ契約体重8回戦を控え、4日に都内で前日計量に臨みリミットでパス。

今年夏から高校6冠で世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーに指導を受け、右拳の使い方の助言を受けたという。中野は「こんなに早くメインでやれるとは。今は楽しみが大きい」と口にした。

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辰吉寿以輝は負傷で12針 次戦は「時間おく」会長

11月6日、左目付近の流血でドクターチェックを受ける辰吉寿以輝(代表撮影)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位・寿以輝(24=大阪帝拳)の初タイトル戦が大幅にずれ込む。

6日に後楽園ホールで行われた今村和寛(22)とのスーパーバンタム級8回戦で左目上を負傷し、2回終了引き分けに終わった。7日に帰阪して治療を行い、12針縫ったという。大阪帝拳の吉井会長は次戦について「まずけがを治してから。今まで以上に時間をおくことになるでしょう」。勝ってタイトル戦への筋道をつけたかったプランが崩れ、屈辱から出直しを図る。

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王者アルバレス、デラホーヤ氏とプロモート契約解消

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー、WBC世界同級フランチャイズ王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)がプロモート契約を結ぶ元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(47)との契約解消したと6日、米メディアのTMZスポーツなどが報じた。

デラホーヤ氏率いるゴールデンボーイ・プロモーションとの関係を断ち切り、現在は「フリーエージェント」であると強調。WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が対戦を希望するビッグネームだけに動向が注目される。

6日に声明を発表したアルバレスのマネジャーとなるエディ・レイノソ氏は「本日11月6日からアルバレスはフリーエージェントになる。ボクシングのキャリアを続ける準備ができている。多くの責任と規律を持ってジムで一生懸命トレーニングしており、体調を整えている。今年戦う準備ができている。すぐに日付、対戦相手、会場を発表し、成長を続ける。メキシコのボクシングが最高であることを示すために、これまで以上に力強くカムバックする」とコメント。なおゴールデンボーイ・プロモーションからの公式的なコメントはない。

米老舗ボクシング誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強の世界王者)ランキングで1位となるアルバレスは18年10月、映像配信サービスのDAZNと計11試合、3億6500万ドル(約401億5000万円)の契約を結んだものの、3試合分を消化したのみ。今年9月には、DAZNとデラホーヤ氏に対し、契約違反を理由に米ロサンゼルス連邦裁判所に訴訟を起こしていた。米メディアによると、2億8000万ドル(約308億円)の損害賠償額を求めているという。

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