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2冠王者EVILやりたい放題「神宮でも同じ痛み」

場外で内藤(手前)に反則攻撃をするEVIL(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇27日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレスは27日、東京・後楽園大会を開き、29日の神宮球場大会で対戦する、IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠王者EVIL(33)と挑戦者の内藤哲也(38)が、タッグマッチによる最後の前哨戦を行った。

内藤は、相手セコンド、ディック東郷の介入に苦しむも、高橋ヒロムとの連係技で応戦。流れをつかみかけたが、EVILが、レフェリーの目を盗み、パイプ椅子で高橋を殴打。そのまま、必殺のEVIL(変形大外刈り)を浴びせ、11分58秒、勝利した。試合後、ディック東郷に鉄製のワイヤで締め上げられた内藤は、肩を担がれ、無言で退場。やりたい放題のEVILは「神宮でも同じ痛みを味わわせてやる」と言い放った。

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自ら提唱の新タイトル戦開幕「勝ちたい」オカダ進撃

オカダ・カズチカ(2019年11月29日撮影)

<新日本:KOPW 2020>◇26日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレスは26日、東京・後楽園大会を開催し、オカダ・カズチカが提唱し、新設されたタイトル「KOPW 2020」の1回戦4試合を行った。

ルールは出場8選手が希望する対戦形式を、ファン投票により決定。オカダは、高橋裕二郎、邪道、外道組との「1対3ハンディキャップマッチ」に臨み、15分26秒、外道から変形コブラクラッチでタップを奪った。

その他の3試合では、「必殺技指定マッチ」でエル・デスペラードが勝利。「ピンフォール2カウントマッチ」では矢野通が、「サブミッションマッチ」ではSANADAがそれぞれ勝利した。勝ち上がった4人が、29日の神宮球場大会で4WAY戦を行い、勝者が「KOPW2020」に認定される。オカダは「くせ者ぞろいだが、自分が言ったからこそ、しっかり勝ちたい」と勝利を誓った。

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YOSHI-HASHI初タイトル 同門対決制す

オカダからベルトを腰に巻いてもらうYOSHI-HASHI(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇9日◇東京・後楽園ホール

メインのNEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦は、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHI組が、オカダ・カズチカ、矢野通、SHO組との「CHAOS」同門対決を制し、第21代王者となった。

互いの手の内を知る6人が激闘を繰り広げた。YOSHI-HASHIが、オカダと一進一退の攻防を展開。オカダのドロップキック、ツームストンパイルドライバー、変形コブラクラッチを耐え抜くと、カウンターのラリアットで逆転。リング中央でバタフライロックにとらえると、ギブアップ寸前まで追い込むなど、勢いをつけた。

連係も良く、20分を過ぎると、SHOを孤立させることに成功。石井が打撃戦でペースを呼び込むと、最後は垂直落下式ブレーンバスターからの片エビ固めで、24分18秒、3カウントを奪った。

07年に新日本に入門したYOSHI-HASHIは、待望のタイトル初戴冠。戦いを終えたオカダから腰にベルトを巻いてもらうと「ようやく、ベルトを取ることができました。物事は変わるのは一瞬。でも、毎回変わっていたら、そんな人生楽しくないよ。なかなかうまくいかないから、楽しいんだ。もしもつまずいても、また立ち上がればいいんだ」と喜びをかみしめた。

ファンの温かい拍手が会場を包むと、「物事が変わるのは一瞬だ」と熱いマイクで締めくくった。

石井は「YOSHI-HASHIがすべて。ここにくるまで、ゆっくりだけど、着実に前に歩いてきた。その証しだよ。周りに何を言われようが、どう思われようが、たどり着けばいいんだ。今まで、いろいろ言ってきたやつを黙らせるぐらいの試合をやればいいんだよ」とたたえた。

後藤は「YOSHI-HASHIから夢をもらった。諦めなければこうして結果はついてくるってこと」と話した。

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NEVER6人タッグ決勝は「CHAOS」対決

オカダ・カズチカ

<新日本:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール

NEVER6人タッグ王座決定トーナメント準決勝2試合が行われ、9日の決勝はオカダ・カズチカ、矢野通、SHO組対後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIの「CHAOS」同士の戦いとなった。

セミではオカダらが、優勝候補の鷹木、SANADA、BUSHI組と対戦。矢野がBUSHIのマスクのひもを場外の鉄柵に結びつけ、リングアウト勝ち。巧みな作戦で決勝進出を決めた。

後藤らはメインで棚橋弘至、飯伏幸太、マスター・ワト組と対戦。好調の飯伏におされるも、若手のワトにロックオン。連係攻撃の後、YOSHI-HASHIがワトにカルマを決め、3カウントを奪った。

YOSHI-HASHIにとって初のタイトル奪取まであと1勝。リング上でマイクを持つと「あと1歩がどれだけほど遠かったか、俺は身をもって分かってるから…。今は不安な世の中。俺もプロレスを新日本でやってきて、ずっとずっと不安なこともあった。今もすごい不安だよ。でも、明日あなた方に夢を見せたいと思っています」と熱く思いを語った。

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棚橋が涙の勝利「次はお前が神になれ」飯伏にエール

パートナーの飯伏幸太(左)に復調を誓った棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

エース棚橋弘至(43)が意地の勝利をもぎとった。

NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦が行われ、棚橋弘至、飯伏幸太、マスター・ワト組とタイチ、ザック・セイバーJr.、金丸義信組が対戦。前日6日の前哨戦で膝に集中攻撃を浴びた棚橋が、飯伏のハイキックでダメージを受けたタイチを丸め込み、3カウントを奪った。

コンディションの悪さからパートナーの飯伏とぎくしゃくした状態になっていただけに、棚橋はこの日も涙を浮かべながら「ごめん」と飯伏に謝罪。長く“神”としてリスペクトし続けてくれる飯伏に対し、「俺はお前の期待に応えたい。お前が神と呼んだ棚橋はもういないかもしれない。けど、現役である限り、俺は上を目指すから」と泣きながら誓った。

さらに、「まだ泣かないで。これからだから」と励ましてくれる飯伏に対し、「次はお前が神になれよ」と胸元を拳でついて、エールを送った。

8日のトーナメント準決勝は、オカダ・カズチカ、矢野通、SHO組対SANADA、鷹木信悟、BUSHI組、棚橋弘至、飯伏幸太、マスター・ワト組対石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI組に決まった。

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EVILが移籍後初黒星、内藤挑発には余裕の表情

EVIL(左)を投げ飛ばす内藤哲也(2020年7月12日撮影)

<新日本:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

8月29日神宮球場大会でIWGPヘビー級、同インターコンチネンタルの2冠をかけて戦う両王者EVILと、挑戦者内藤哲也(38)が8人タッグマッチで激突した。

試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン軍のSANADAが、バレットクラブ軍の外道にSKULL ENDを決め、勝利。ロスインゴからバレットクラブに電撃移籍した7月12日以来、シングル、タッグ戦含め勝ち続けていたEVILの連勝が6で止まった。

内藤はバックステージでここぞとばかりに、EVILを挑発。

「EVILの連勝もついにストップ。これでもし、神宮球場でも負けてしまったら海外にいるバレットクラブのメンバーに合わせる顔がないぜ? 俺ももちろん負けられない試合だよ。でも、俺以上に負けを許されない状況なのがEVILかもしれないね。俺の攻撃パターンはすべてお見通しなんだろ?だとしたら、こんな楽な防衛戦はないぜ。神宮球場はきっとEVILが締めることでしょう」とまくしたてた。

さらに「どれだけの完勝劇を神宮球場でみなさまに、そして対戦相手である俺に見せてくれるんだろうね?」とプレッシャーをかけた。

内藤の言葉を受け、王者EVILは「お前、勝ってんのに1人焦ってんな。そりゃそうだよな、お前はもう崖っぷちにいんだよ」と余裕の表情。「このまま神宮までとことん追い込んでやるからな」と予告した。

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コロナ陰性の棚橋弘至が弱音…膝攻めでぼろぼろ

タイチ(左)にショルダータックルする棚橋(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール

新型コロナウイルスの陰性が確認された棚橋弘至(43)が無事6人タッグ戦に出場したが、古傷の膝に集中攻撃を浴びる散々の結果となった。

棚橋は1日放送のテレビ番組「炎の体育会TV」に出演。共演した三代目J SOUL BROTHERSのELLYが新型コロナウイルスに感染したため、抗体検査、抗原検査、PCR検査を行い、すべて陰性だった。

この日は元気な姿をみせるはずだったが、相手のザック・セイバーJr.、タイチ、金丸組に序盤からしつこい膝攻めにあい、まったく動けない状態に。タッグパートナー飯伏幸太のエールもむなしく、最後までやられっぱなしで膝をひきずりながらリングを去った。

相棒との信頼関係も崩れ始めた。バックステージで棚橋は飯伏の肩に手をかけ、7日のタッグトーナメント戦に向け「明日は信用してくれ、大丈夫」と声をかけるが、飯伏は無言。

飯伏が去り、1人になった棚橋は「口で大丈夫って言ってもさ、大丈夫さが伝わるわけではないし…。飯伏みたいな旬なレスラーを俺がつなぎ留めておく権利はないのかもしれないね」と弱音を吐いた。

入場する棚橋弘至(撮影・中島郁夫)
金丸(左)にドロップキックする棚橋(撮影・中島郁夫)

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潮崎が丸藤下し3度目防衛「前だけを見て突き進む」

防衛に成功しベルトを掲げる潮崎(撮影・足立雅史)

<ノア:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール

GHCヘビー級選手権で王者潮崎豪(38)が丸藤正道(40)を下し、3度目の防衛を果たした。

旗揚げ20年の記念日にノアを支えてきた2人の初GHCタイトル戦が実現した。潮崎は04年にノアでデビューし、団体創設者故三沢光晴さんの最後のパートナーだった。今年1月に王者となって以来自らを「アイアムノア」と称し、団体をけん引してきた。そんな潮崎に対し、約4カ月ぶりの有観客試合となった7月18日の後楽園大会で丸藤が挑戦を表明。00年の旗揚げからいる自分こそが「アイアムリアルノアだ」と突きつけていた。

プライドをかけた戦いは30分超の激戦となった。丸藤が蹴りの連続で追い詰めても、逆水平合戦では潮崎が力で上回る。25分を過ぎたところで丸藤が虎王を打ち込むが、それをこらえた潮崎がエルボー2発、さらにローリングエルボーを決め、エメラルドフロウジョンをさく裂。30分がコールされると、潮崎は「いくぞ」と叫び、豪腕ラリアット、さらにムーンサルトプレス(月面水爆)を決め、勝負を決めた。互いに技を出しきった試合。潮崎は「とっておきを出しきらないと彼には勝てない。それがアイアムリアルノア丸藤でしょ?」と振り返った。

試合後のリングには前夜4日にGHCナショナル新王者となった拳王が登場し、「1番強いやつを決めよう」と2冠戦を提案した。潮崎はその場で「よし、やってやるよ、横浜文体で」と快諾。10日横浜文体大会での2冠戦が決定した。

コロナ感染者が増える中、感染防止に努めながらの試合が続く。潮崎は「どうなるかわからない状況。でも、俺はこのGHCベルトを巻いて、前だけを見て突き進んでいくんで、それがノアの『アイアムノア』、GHCヘビー級潮崎豪の生き方。また必ず会場でこのベルトを巻いた姿を見せれるように」と来場できないファンに向けても、メッセージを送った。

防衛に成功した潮崎(左)は丸藤からベルトを受け取る(撮影・足立雅史)
潮崎(左)は丸藤をマットにたたきつける(撮影・足立雅史)
潮崎(右)は丸藤にドロップキックを見舞う(撮影・足立雅史)
場外で激しく攻め合う潮崎(右)と丸藤(撮影・足立雅史)
潮崎(右)は丸藤に激しいラリアットを見舞う(撮影・足立雅史)
防衛に成功した潮崎(右)は拳王と対戦を誓い、リング上でにらみ合う(撮影・足立雅史)

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鈴木みのるが永田にリベンジ、興味は新しい標的へ

リング上で頭を突き合わせる鈴木みのる(左)と永田裕志(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇31日◇東京・後楽園ホール

メインで鈴木みのる(52)と永田裕志(52)ベテラン2人によるスペシャルシングルマッチが行われ、鈴木が20分超の激闘を制した。

高校のアマチュアレスリング時代からしのぎを削る2人は、6月のニュージャパン杯1回戦で7年ぶりにシングルで対戦。エルボー、張り手を連発する壮絶な打撃戦を永田が制した。その後の試合でも因縁は続き、リベンジを狙う鈴木が一騎打ちを会社に要求。今回の再戦が決まった。

ゴングが鳴ると、両者は至近距離でにらみ合い、すぐにエルボー合戦に突入。その後も、蹴り、張り手、エルボー、頭突きと、シンプルかつ強烈な打ち合いが続く。あまりの激しい打撃戦に、ウイルス感染予防のため歓声を控える観客席から何度もどよめきが起こった。最後は鈴木がエルボーで倒した後、ゴッチ式パイルドライバーを決め、勝利した。

鈴木はマイクを持つと「おめえら、うるせえよ。黙ってみとけ!」と観客に悪態をつき、さらに永田に「お前に一言だけいっとく。今日のお前の攻撃はな、一つも痛くねえんだよ!」と吐き捨てるように言った。

永田へのリベンジを終え、鈴木の狙いはすぐ次へと移ったようだ。「もう目星はつけてある。次行くとこは決めてるんだよ。まさか俺が来るとは思ってねえだろうな…」と相手の名前は挙げず、不気味な笑いを浮かべながら宣戦布告した。

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鈴木みのる「公開処刑だ」永田裕志と一騎打ち濃厚

激しいエルボー合戦を繰り広げる永田裕志(左)と鈴木みのる(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇27日◇東京・後楽園ホール

因縁の永田裕志(52)と鈴木みのる(52)の一騎打ちが濃厚になった。

2人は6月のニュージャパン杯1回戦で7年ぶりにシングルで対戦し、永田が勝利した。この日は第3試合のタッグ戦で永田が上村優也、鈴木がエル・デスペラードをそれぞれ率いて対戦。そろって先発すると、いきなりエルボー合戦。その後も激しい打撃戦を繰り広げた。デスペラードが上村を下した後も、2人は場外で再び激しくエルボー合戦。鈴木はその後、マイクを持つと永田に向かって「タイマンやろうぜ」とシングルでの再戦を要求。「早く時間と場所を決めろ。公開処刑だ」とリベンジを予告した。

バックステージで鈴木は、52歳という年齢を強調する実況に対して不満を語った。「お前らの物差しで俺をその中にいれるんじゃねえ。俺が24時間どうやって生きているか知らねえだろ。ふざけるなよ。俺は戦うために生きてるんだ。ふざけるな。てめえらと一緒にするな!」とまくしたてた。一方永田は「そんなに焦りなせんな」と鈴木をけん制。「こっちは逃げも隠れもしない。それだけだよ。万全の調子でかかってこい。いつでも受け止めて、叩き返してやる」と余裕をみせた。

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高橋ヒロム「すぐに組め」石森太二の挑戦要求を快諾

高橋ヒロム(2020年2月19日撮影)

<新日本:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

EVILとの2冠戦に敗れたばかりのIWGPジュニアヘビー王者高橋ヒロム(30)に新たな挑戦者が現れた。

メインの6人タッグ戦でヒロムは内藤哲也、BUSHIと組み、EVIL、ディック東郷、石森太二組と対戦。BUSHIが石森にブラディークロスを食らい、敗れた。だが、試合後にヒロム自身も石森にブラディークロスを決められ、KO状態となった。

倒れたヒロムを見下ろしながらマイクを持った石森は、「だいぶ弱ってるけど、燃え尽きたか?さて、俺は何が言いたいんでしょうか」と謎かけ。「うぅ…」とうめき声で返すヒロムに対し、「答えは、てめえのベルトに挑戦させろ」。ジュニアのベルトをかけたタイトル戦を要求した。石森は19年1月4日の東京ドーム大会でKUSHIDAからベルトを奪い、IWGPジュニアヘビー初戴冠。その後、田口隆祐、獣神サンダー・ライガー相手に2度防衛し、同4月のマディソン・スクエア・ガーデン大会3WAYタイトル戦でドラゴン・リーに敗れて陥落した。

苦しそうにインタビュー場に現れたヒロムは「俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、おもしれえ、やってやるよ。すぐに組め」と石森の挑戦を快諾した。

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「ベルトはジュリア色に」中野たむを破り初戴冠 

中野たむとの王座決定戦を制し、ワンダー・オブ・スターダム新王者となったジュリア

<スターダム:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

前王者星輝ありさの引退により空位となったワンダー・オブ・スターダムの王座決定戦でジュリア(26)が中野たむを下し、初戴冠した。

エルボー、張り手の打ち合いなど感情むき出しの激しい攻防が続き、制限時間30分の残り3分になっても決まらない。最後のチャンスとジュリアがアームブリーカーで中野をとらえる。そのまま締め上げ、レフェリーストップとなった。

昨年11月にアイスリボンから電撃移籍し、約9カ月。ようやく団体シングル主要ベルトを手にしたジュリアは「このベルトはジュリア色に染まる。よそ者だの、部外者だの、ジュリアに歴史を壊されたくないという思いがあるやつ、かかってこいやー!」と勢いのある次期挑戦者を求めた。

また、空位となっているタッグタイトル、ゴッデス・オブ・スターダムの王座決定戦も行われ、上谷沙弥(23)、林下詩美(21)組が、小波(24)、ジャングル叫女(29)組を下し、初戴冠した。

タッグタイトル、ゴッデス・オブ・スターダム王座決定戦を制し、新王者となった上谷沙弥(左)と林下詩美

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王者諏訪魔「厳しかった」パートナー下し2度目防衛

三冠ヘビー級タイトル防衛に成功した諏訪魔(撮影・中島郁夫)

<全日本プロレス:後楽園大会>◇25日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級選手権試合は、王者諏訪魔(43)が、世界タッグ王座のパートナー・石川修司(44)に27分33秒、岩石落とし固めで勝利し、2度目の防衛に成功した。

盟友対決は、序盤から激しい肉弾戦となった。石川が場外で諏訪魔を豪快に投げ飛ばすと、諏訪魔が首を負傷。そこから石川は徹底的な首狙いで諏訪魔を攻め込んだ。それでも、王者は一瞬の隙をついたドロップキックで逆転。一気にペースを奪い返すと、得意のバックドロップを連発し、最後は豪快なバックドロップホールドで3カウントを奪った。

ベルトを腰に巻いた諏訪魔は「厳しかった。首から腰にかけて電気が走った。石川選手は最高、最強のパートナーでありライバル」と激闘を振り返りつつ、ファンに「みんなで全日本プロレスを全盛期にもっていきます」と誓った。

試合後のリングには、宮原健斗、黒潮“イケメン”二郎が登場。世界タッグ王座挑戦のアピールを受けると、戦い終えたばかりの石川と相談し、これを受諾。8月30日の東京・後楽園ホール大会での対戦が決定的となった。

また、この日の興行では、コロナ禍により延期されていた「チャンピオン・カーニバル」が9月12日に開幕することも発表された。王者として臨むことになる諏訪魔は「優勝から遠ざかっているので、誰が1番乗っているのかを示したい」と力を込めた。

石川(右)にバックドロップを決め三冠ヘビー級タイトル防衛に成功した諏訪魔(撮影・中島郁夫)

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DDT遠藤哲哉が防衛「ケニー・オメガ呼んでやる」

KO-D無差別級王座2度目の防衛に成功した遠藤哲哉(DDTプロレスリング提供)

<DDT:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

DDTの約4カ月ぶりとなる有観客の後楽園大会が行われ、メインのKO-D無差別級選手権では王者遠藤哲哉(28)が上野勇希(24)を下し、2度目の防衛を果たした。場外でムーンサルトアタックを浴びるなど上野の勢いに一時おされるが、最後は新技で上野をマットに突き刺し、コーナートップから美しいシューティング・スタープレスを決め、3カウントを奪った。

次の防衛戦は、8月8日開幕のシングルトーナメント「キング・オブ・DDT」優勝者が相手。自分が優勝した場合、相手を指定できることを伝えられると、「タイトルをかけて試合したい人ランキング第3位武井壮、第2位橋本環奈、第1位長瀬智也…」とぼけつつ、最後に出した名前は「同率1位ケニー・オメガ!」。DDT、新日本を経て、現在米AEWマットで活躍するスーパースターの名を挙げた。

ケニーは昨年11月3日のDDT両国大会で5年ぶりに古巣DDTに参戦。一夜明け会見で遠藤に対し、「身体的な変化は感じたけど、ハートは感じられなかった」「今(自分と試合を)やってもDDTファンに見せたくないものを見せてしまう」など厳しく批評していた。

遠藤はこの日のバックステージで、「アイツに一夜明け会見で言われたこと、俺は一字一句忘れてねぇからな。根に持つタイプだから」と語り、「ケニー・オメガをDDTのリングに呼んでやるよ!」と息巻いた。

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新日本5カ月ぶりに聖地・後楽園ホールに帰ってきた

半年ぶりに観客を入れて行われた新日本の後楽園ホール大会(撮影・河野匠)

<新日本:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレスの約5カ月ぶりの後楽園ホール大会が行われた。新日本は新型コロナウイルスの影響で3月から試合を中止。6月15日から無観客試合を実施し、7月11、12日の大阪城ホール大会から観客を入れた興行を再開。2月22日の中西学の引退記念大会以来半年ぶりに聖地に戻ってきた。

観戦防止のため客席は十分な間隔が空けられ、観衆は普段の約3分の1の482人だった。第1試合のタッグ戦で若手の上村優也(25)にラリアットを決め勝利した小島聡(49)は「いつもお客さんが超満員で迎えてくれるのとは違う。特別なプロレス。プロレスラーとして貴重な時間に立ち会えてうれしく思います」とコメント。コロナ禍で聖地の特別な雰囲気を味わえることを前向きにとらえた。

第8試合の8人タッグ戦に出場した棚橋弘至(43)は「もしかしたらだけど、俺が10年以上かけてやってきた少しずつ席を埋めていく、増えていく光景が、このコロナが収まってその先の1年、2年で倍速、3倍速、4倍速で見られるような気がします」と自身が経験してきた新日本プロレスの人気低迷からの復活を、コロナ禍からの復活に重ねた。【高場泉穂】

ソーシャルディスタンスを意識し間隔を空けて観戦する観衆(撮影・河野匠)

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王者EVIL前哨戦完勝「地獄の底に葬ってやるよ」

試合後、リングに倒れ込む高橋(左)を横目に笑顔で舌を出すEVIL(撮影・河野匠)

<新日本:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレスの約6カ月ぶりの後楽園ホール大会が行われ、メインの6人タッグ戦では、25日愛知大会のIWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠戦で戦う王者EVILと挑戦者でIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロム(30)が激突した。

EVILは11、12日の大阪大会で内藤哲也率いるユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を脱し、悪の集団バレットクラブに電撃加入。裏切った上で、内藤から2冠を奪取した。この日も非情に元仲間のヒロムを鉄柵にたたきつけ、BUSHIを必殺技EVILで仕留め勝利。試合後はヒロムに対し、「お前のやり方なんてすべてお見通しなんだよ。名古屋の地で、ヒロムを地獄の底に葬ってやるよ」と予告した。

試合後、EVILの仲間ディック東郷にワイヤロープで首を絞められふらふらとなったヒロムは「おもしれえ…。すべてお見通しってわけか。参ったな。隠してもしょうがなねえ。全てを出してやる。お前のダークネス・ワールドをヒロムちゃんワールドにしてやるよ」と2冠戦へ気持ちを高めた。【高場泉穂】

試合後、高橋(中央)はEVIL(右)に突っかかっていくもディック東郷によってワイヤーで首を絞められる(撮影・河野匠)

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清宮海斗「あの人の領域に」武藤敬司との対戦決定

ノアの約4カ月ぶりの有観客試合で、武藤敬司(手前)にシングルマッチを要求する清宮海斗(撮影・高場泉穂)

<ノア:後楽園大会>◇18日◇東京・後楽園大会

プロレスリングノアの約4カ月ぶりの有観客興行が後楽園ホールで行われた。メインのタッグ戦では前GHCヘビー級王者の若きエース清宮海斗(23)が、武藤敬司(57)に真っ向勝負。試合後には初のシングル戦を要求した。

レジェンドに食らいつく清宮も、若さを受けとめる武藤も生き生きとしていた。6月14日テレビマッチでの6人タッグ戦以来1カ月ぶりの対戦。武藤は裸絞めやSTFなど関節技を駆使し、清宮を追い詰めるが、清宮は何とか回避。武藤は閃光(せんこう)魔術で勝利を狙うが、清宮はそれを阻止し、猛虎原爆固めをさく裂。意地を見せた。試合は武藤のパートナー丸藤正道(40)がGHCヘビー級王者潮崎豪(38)に新技「真・虎王」を決めて勝利。清宮武藤2人の勝負はお預けとなった。

清宮は、試合後リングでマイクを持ち、「この前3対3で戦って、今日は2対2。あと一つ残ってるでしょ! 俺はもっとあなたの領域に入っていきたいです。8月10日横浜文体で俺とシングルマッチをやってください」と要求。武藤はその場で「PCR検査受けて、お互い陰性だったらやろうよ」と条件付きで回答。団体は清宮の希望通り、8月10日横浜文化体育館大会でのシングル戦を決定した。

武藤は過去に新日本のIWGPヘビー級、全日本の3冠ヘビー級ベルトは取っているが、ノアのGHCヘビー戦線には縁がなかった。ノアを主戦場とする今、その至宝を手にし、佐々木健介、高山善広に続く3人目の3団体ベルト制覇の夢を描く。「実はなんだかんだいい年して夢があって。やっぱりGHCのチャンピオンベルトというのは俺の視野に入っているんだ。長い間タイトル戦してないから、(清宮戦は)仮想チャンピオンシップを想定してる。できるかできないか、っていう自分自身の査定があるんだ」。前王者清宮との戦いはタイトル戦に向けたいわば腕試しだ。「若いエキス、そしてお客の拍手を浴びてる限りは年取らない気がするよ」と生きのいい清宮との試合、久々の観客の前での試合を存分に楽しんだ。

一方、清宮は「あの人の懐の深さには本当に感謝しかできないよ」とプロレスマスター武藤をあらためて称賛。その上で「だからこそ俺は次こそ、あの人の領域に踏み込んでみせる。プロレス界のナンバーワンになるために絶対にあの人と同じステージに立ってみせます」と初の一騎打ちに向け、気持ちを高めた。

武藤敬司(右)にドロップキックを決める清宮海斗(撮影・高場泉穂)

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丸藤正道「アイアムリアルノアだ」王座挑戦名乗り

約4ヶ月ぶりとなるノア有観客試合のメインで勝利した丸藤正道(右)と武藤敬司

<ノア:後楽園大会>◇18日◇東京・後楽園大会

プロレスリングノアの約4カ月ぶりの有観客興行が後楽園ホールで行われた。メインのタッグ戦では丸藤正道(40)が、GHCヘビー級王者潮崎豪(38)に横から二段蹴りを入れる新技「真・虎王」を決めて勝利。「アイアムノア」と称する潮崎に対し、「アイアムリアルノアだ」と突きつけ、挑戦を表明した。

00年の旗揚げ以来ノア一筋の丸藤に対し、潮崎は04年にノアでデビューした後、全日本やフリーでの活動を経て16年に再入団した。丸藤は「いなくなって戻ってきて、一生懸命頑張って信用取り戻した。それは素直に認める」と潮崎の努力を評価しつつ、「でも、この20年ノア一筋で信じてやってきたんだ。ちょうど20周年。おれしかいないだろ」と団体創設20年イヤーの王者には、自分がふさわしいと力説。約4年半ぶりとなる至宝奪還に狙いを定めた。王者潮崎も「タイトルマッチやりましょう。アイアムノアに、リアルもフェイクもねえよ」と快諾した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でノアは興行できない間、積極的に無観客テレビマッチを開催。その影響もあってか、118日ぶりの有観客試合のチケットは前売りで完売。後楽園ホール収容人数約3分の1にあたる494人の観客が歓声の代わりに拍手を送って試合を楽しんだ。また、AbemaTVでも生中継された。丸藤は試合後「やっと帰ってきたぞ! 見えない敵と戦い続けて、ノアは進み続けてきた。そんな俺たちを応援してくれたみんな、そして画面越しのみんな本当にありがとう」とファンに感謝した。

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中野たむとジュリアが王座決定戦へ スターダム

試合後、リング上で会話を交わすジュリア(右)と中野たむ(撮影・横山健太)

<スターダム:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

前王者星輝ありさの引退により空位となったワンダー・オブ・スターダムをかけた王座決定トーナメントの1回戦が行われ、中野たむが刀羅ナツコ(29)に、ジュリア(26)が小波(23)に勝利。因縁の2人が、26日後楽園大会の決勝で白いベルトをかけて戦うことが決まった。

ジュリアは小波の裸絞めで窮地に陥るも、グロリアスドライバー2連発で勝利。中野は刀羅に鎖で首を絞められるなど反則攻撃に苦しむも、最後は横入り式エビ固めで3カウント奪取した。

中野は試合後のバックステージで、前王者でタッグパートナーだった星輝からもらった黄色いリストバンドを披露。「果たさなきゃいけない約束がある」などと星輝への思いを語っていたところで、ジュリアが「(コメントが)なげえんだよ!」と乱入。リストバンドを奪って、足で踏みつけた。

激高した中野が「プロレスは1対1じゃない。いろんな人の気持ちを背負って戦う!」と言えば、ジュリアは「去った者を引きずるのはやめろ。プロレスは1対1だ」とばっさり。互いへの怒りをさらに深め、26日ベルトを奪い合う。

刀羅ナツコ(左)に蹴りを決める中野たむ(撮影・横山健太)

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岩谷麻優「めちゃくちゃ楽しかった」スターダム開催

緊急事態宣言解除後初の観客を入れての試合を行ったスターダム(撮影・横山健太)

<スターダム:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

女子プロレス団体スターダムの約3カ月半ぶりとなる後楽園大会が17日、行われた。収容人数は通常の約4分の1の264人で、席を2席ずつ空けた上での開催。それでも選手に大きな拍手が送られ、聖地は一体感に包まれた。

タッグ戦に出場した“スターダムのアイコン”ことワールド・オブ・スターダム王者岩谷麻優(27)は「めちゃくちゃ楽しかった。歓声は少ないけど、それだけ真剣に見てくれていることを感じた。無我夢中でやったので疲れました」と息を切らし、うれしそうに話した。

体温検査をする観客(撮影・横山健太)
席を空けての観客席(撮影・横山健太)

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