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玉鷲が昭和以降最年長優勝 高安は初優勝ならず/秋場所千秋楽写真特集

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が13勝2敗で19年初場所以来2度目の優勝を飾った。 1差で追う高安との一番。厳しい立ち合いから右おっつけで高安の上体を浮かし、そのまま休まず攻め込み押し出した。37歳10カ月の優勝は昭和以降の最年長記録となる。 玉鷲は殊勲賞も受賞。敗れた高安は11勝と健闘し敢闘賞を受賞した。 東前頭筆頭の翔猿は2桁10勝をあげ、殊勲賞を受賞した。来場所の新三役が確実視される。関脇若隆景は11勝4敗で技能賞。大関とりへの起点となる。 大関陣は貴景勝が2桁10勝。正代、御嶽海はともに4勝11敗に終わった。正代は来場所、5度目のかど番。陥落の御嶽海は関脇で出直し、2桁10勝以上での大関復帰を目指す。

千秋楽の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

表彰式で玉鷲(左)に賜杯を渡す八角理事長(撮影・河田真司)

優勝インタビューに臨む玉鷲(中央)(撮影・河田真司)

幕内

剣翔(5勝10敗)すくい投げ豊山(4勝11敗)

☆剣翔 最後に力を出しただけ。けがをしなかったことが一番。15日間無事に終わったので、来場所に向けて自分のできることをやるだけ。十両に落ちると思いますけど、1場所で戻れるようにしたい。(今場所は)1度も白星が先行しなかったので、苦しい場所だった。とりあえず相撲を忘れて、ゆっくりしたいです。

★豊山 突き放したかったけど、立ち合い押し切れなかった。今場所の相撲がそのまま出てしまった感じですね。(今場所は)立ち合いは悪くなかったが二の矢、三の矢が続かなかった。(肘の状態は)言い訳にならない。もっといい相撲をとりたかった。(来場所は十両)この1カ月、必死で取り組んでいきたい。

剣翔(左)は豊山をすくい投げで破る(撮影・小沢裕)


一山本(6勝9敗)肩透かし水戸龍(5勝10敗)

☆一山本 肩すかしにいった感覚はないです。突っ張って相手をいなそうとしたら、肩すかしになりました。突ききれば良かったんですけど、相手が重かった。来場所はしっかり前に出て行きたい。

★水戸龍 今場所はダメでしたって感じです。幕内力士は強いです。自分でも5番もよく勝ったと思う。また番付を上げられるよう頑張るだけです。(来場所に向けて)いつもと変わらず頑張りたいです。

一山本(右)は肩透かしで水戸龍を破る(撮影・小沢裕)


照強(6勝9敗)押し出し竜電(11勝4敗)

☆竜電 攻める気持ちがあったのでよかったと思います。(6日目から10連勝)相撲をとれる喜びを味わいながらいきました。幕内でとれる喜びで15日間とりきりました。また来場所に向けて頑張っていきたい。

照強(左)を押し出しで破る竜電(撮影・河田真司)


千代翔馬(9勝6敗)寄り切り琴恵光(6勝9敗)

☆琴恵光 うまく中に入れたことがよかった。(合口のいい相手だが)自分が中に入れることが多いからだと思います。最後に勝つと負けるでは全然違う。(来場所)いい成績で終えられるように頑張りたい。

琴恵光(左)は千代翔馬を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


碧山(6勝9敗)はたき込み平戸海(7勝8敗)

平戸海(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・河田真司)


宝富士(5勝10敗)送り出し隠岐の海(6勝9敗)

☆宝富士 右の前みつを取っていたので、うまくできた。(左肘は)大丈夫ですよ、来場所までに治ります。最後まで苦しい場所だった。場所前もけがでいつもより稽古ができなかった。不安の中で場所が始まり、思うように進まなかった。稽古は大事だなと改めて思った。けがをしないような体を作りたい。

隠岐の海(左)を送り出しで破る宝富士(撮影・河田真司)

宝富士(左)は隠岐の海を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


錦木(6勝9敗)押し出し千代大龍(6勝9敗)

☆錦木 最後に勝って終われたので、来場所につなげられたと思う。久々に上位と相撲が取れて、良い経験になった。とりあえず来場所に向けて体を休めて、子どもと遊んだり家族サービスをしたりして、来場所は勝ち越せるように頑張りたい。

錦木(左)は千代大龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


王鵬(7勝8敗)押し出し宇良(8勝7敗)

★王鵬 結構うまくいったと思ったら、全然だめでした。毎日楽しく相撲を取れていたけど、焦りがあったのかな。最後2番は立ち合いすごくよかったし、気持ちの良い相撲が取れた。反省点があるとしたら、相手を意識しなかったことくらい。自分がかっこいいと思う相撲を取りたいです。

☆宇良 (勝ち越しに)うれしいです。(際どい勝負を制し)千秋楽とか関係ないですね、たまたまです。(来場所へ)また頑張りたいです。

王鵬(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)

王鵬(奥)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)


琴勝峰(7勝8敗)引っ掛け明生(8勝7敗)

☆明生 (勝ち越しに)よかったです。いろんなことは考えず思い切っていこうと。(終盤は)1日一番と思いながら自分の相撲を信じていった。体が動いて勝つことができてよかったです。

琴勝峰(左)をひっかけで破る明生(撮影・河田真司)


琴ノ若(8勝7敗)送り出し錦富士(10勝5敗)

★琴ノ若 最後きっちり勝ちきれなかったところがあるので、来場所は修正して攻める姿勢を貫きたい。(この地位で勝ち越しについて)自信にはなりますけど、まだまだ足りていない。今まで通りやれることをきっちり、やりたい。

☆錦富士 最後、勝って締められたのでよかったです。(不戦勝で3勝の)先場所は実質7勝しか勝っていないと言われて悔しい思いをした。10勝できてよかった。本来当たることのない大関であったり、番付上の相手と対戦できて来場所に向けていい経験になりました。(来場所に向け)やってきたことの回数、質にこだわってやっていきたい。

錦富士(左)は琴ノ若を送り出しで破る(撮影・小沢裕)


阿武咲(5勝10敗)押し出し翠富士(7勝8敗)

★阿武咲 毎日一生懸命にやることだけをやり切った結果がこれです。自分が弱かっただけなので、また頑張るしかないです。(錦富士が2桁)負けてられないですね。頑張ります。

☆翠富士 いい経験になった。これを来場所に生かしたいと思う。押し切れないことが多かった。体重を増やして、筋力もつけていきたいと思う。(体重は)130キロが目標だが全然増えなくて。ごはんを食べるようにしています。ある程度の押しは通用すると分かったので、そこをもっと極めていきたい。三役なりたい気持ちはすごくある。来場所は10番勝ちたい。

阿武咲(左)を押し出しで破る翠富士(撮影・河田真司)


翔猿(10勝5敗)押し出し隆の勝(8勝7敗)

☆翔猿 (殊勲賞について)賞を取れたことがうれしいです。(千秋楽に勝てばという条件付きだったことに)すごい嫌でしたね。でも思いっきりいこうという気持ちにもなりましたね。(今場所について)どんどん前に出れたなと思っていました。良い思い出にしたかったので良かったです。新入幕の時は僕の相撲を分からないでたまたま勝ったことが多かったですが、今は力がついて実力で勝つ面が多くなっています。(殊勲賞の賞金の使い道は?)母に賞状ごとプレゼントします。いつも支えてもらっているんで。

隆の勝(左)を押し出しで破る翔猿(撮影・河田真司)


玉鷲(13勝2敗)押し出し高安(11勝4敗)

高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)

高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)

玉鷲(左奥)に押し出しで敗れ引き上げる高安(撮影・小沢裕)


妙義龍(8勝7敗)寄り切り霧馬山(9勝6敗)

☆霧馬山 (9勝に)よかったと思います。いいところも悪いところもあった。立ち合い当たれて、前に出たのがよかった。悪いところをしっかり直して来場所に臨みたい。

霧馬山(左)は妙義龍を寄り切りで破る撮影・小沢裕)


栃ノ心(7勝8敗)寄り切り逸ノ城(6勝9敗)

栃ノ心(左)は逸ノ城を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


大栄翔(7勝8敗)はたき込み北勝富士(10勝5敗)

★北勝富士 悔しいですけどね。10番勝てたんで、次の場所に向けて変わらず稽古したいと思います。(勝てば三賞は頭に)そうですね。そういうプレッシャーを乗り越えて三賞とったり優勝したり。そういう部分ではまだまだ弱い。もっともっと稽古して自信につなげていきたい。いい経験として、またこういう機会がくるように頑張りたい。

大栄翔(左)は北勝富士をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(7勝8敗)押し倒し豊昇龍(8勝7敗)

☆豊昇龍 (立ち合い変化に)新関脇だし絶対に勝ち越したかった。勝ててよかったです。(8勝は)自分の思ったところまでいってないので悔しい。来場所のことを考えていきたい。

遠藤(左)を押し倒しで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


若隆景(11勝4敗)寄り切り佐田の海(9勝6敗)

☆若隆景 最後もしっかり自分の相撲が取れた。(4度目の技能賞について)自分の下からの攻めを評価されたのはうれしいことです。良かった点も悪かった点もあるので、来場所に生かしたい。(三役そろい踏みで若元春関と一緒に上がったことに)びっくりしました。(兄弟で三役の可能性もあるが)自分は自分で一生懸命に相撲を取りたい。自分は下からの攻めが持ち味なので、そこを伸ばしたい。

三役そろい踏みする、前列左から若隆景、若元春、後列は貴景勝(撮影・河田真司)

若隆景(左)は佐田の海を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


若元春(10勝5敗)寄り切り御嶽海(4勝11敗)

☆若元春 (三役そろい踏みは)やったことなかったんで、間違いまくったと思います。(弟に相談は?)特に聞いていないですね。動画とかでは見たりしたんですけど、やってみると、こんがらがっちゃいました。こんな日がくると思っていなかった。そろい踏みで恥ずかしい姿だった分、恥ずかしい相撲はしたくないと思っていけました。今場所は優勝の玉鷲関に良い相撲で勝った。それもある。今場所はなんとか食らいついた場所だった。来場所も胸を借りるつもりで臨みたいです。

若元春(左)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海(右)は若元春に寄り切りで敗れ引き上げる(撮影・小沢裕)


貴景勝(19勝5敗)押し出し正代(4勝11敗)

☆貴景勝 勉強するところだらけでした。まだまだ強くならないといけないと思っています。(10勝を挙げたが、責任は果たせた思いは)全く思っていません。(優勝争いに絡めなかった悔しさがある?)もちろんそうですね。大関は毎場所優勝だけなので、また優勝できなかった。(来場所に向けて)一生懸命に稽古する。それだけしかないです。

貴景勝(左)は正代を押し出しで破る(撮影・河田真司)

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玉鷲37歳10カ月Vは昭和以降最年長記録 殊勲賞玉鷲 敢闘賞高安 殊勲賞翔猿 技能賞若隆景

内閣総理大臣杯を受け取る玉鷲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が13勝2敗で19年初場所以来2度目の優勝を飾った。

1差で追う高安との一番。厳しい立ち合いから右おっつけで高安の上体を浮かし、そのまま休まず攻め込み押し出した。37歳10カ月の優勝は昭和以降の最年長記録となる。

玉鷲は殊勲賞も受賞。敗れた高安は11勝と健闘し敢闘賞を受賞した。

東前頭筆頭の翔猿は2桁10勝をあげ、殊勲賞を受賞した。来場所の新三役が確実視される。関脇若隆景は11勝4敗で技能賞。大関とりへの起点となる。

大関陣は貴景勝が2桁10勝。正代、御嶽海はともに4勝11敗に終わった。正代は来場所、5度目のかど番。陥落の御嶽海は関脇で出直し、2桁10勝以上での大関復帰を目指す。

幕内優勝を決めた玉鷲(左)は、表彰式で国土交通大臣斉藤氏から内閣総理大臣杯を受け取る(撮影・河田真司)
高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
【イラスト】昭和以降の年長優勝

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玉鷲2敗守り2度目V王手 高安3敗死守し執念で初Vの可能性つなぐ/秋場所14日目写真特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇24日◇東京・両国国技館

東前頭3枚目の玉鷲が、19年初場所以来2度目の優勝に王手をかけた。

玉鷲は翔猿と対戦。立ち合いから一気に攻め込み、押し倒した。2敗を守り、千秋楽に勝てば37歳10カ月の昭和以降最年長となる優勝が決まる。

西前頭4枚目の高安が執念で初優勝の可能性をつないだ。関脇豊昇龍と対戦し、立ち合いで引き落としを決めてただ1人、3敗を死守して千秋楽を迎える。

優勝争い

【2敗】玉鷲

【3敗】高安

14日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

幕内

照強(6勝8敗)足取り平戸海(7勝7敗)

照強(左)は足取りで平戸海を破る(撮影・小沢裕)


千代翔馬(9勝5敗)上手投げ豊山(4勝10敗)

★豊山 (今場所は)せっかくいい相撲で勝っても流れを作れなかった。(千秋楽では)しっかり前に圧力をかけて(自分)らしい相撲を取りたい。

千代翔馬(左)は上手投げで豊山を破る(撮影・小沢裕)


一山本(5勝9敗)突き出し千代大龍(6勝8敗)

★一山本 今場所は我慢できていない。立ち合いが悪い意識はない。あと1歩2歩が足りていないのかなと思う。

千代大龍(左)は一山本を突き出しで破る(撮影・小沢裕)


竜電(10勝4敗)押し出し隆の勝(8勝6敗)

竜電(右)は押し出しで隆の勝を破る(撮影・小沢裕)


妙義龍(8勝6敗)突き落とし琴勝峰(7勝7敗)

☆妙義龍 立ち合い負けしないように。相手は馬力あるし。そこだけじゃないですか。いろいろ試しながらやってます。自分なりに。立ち合いとか、二の矢、三の矢を考えて、いい感じできてます。

妙義龍(左)は琴勝峰をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(6勝8敗)寄り切り剣翔(4勝10敗)

☆栃ノ心 とにかく前に出ました。疲れていないことはないが、土俵に上がっている時は疲れているとは言っていられない。仕事ですから。明日、最後なんでできれば勝って終わりたい。

★剣翔 先に上手を取られて何もできなかった。(今場所は)勝ちたい気持ちが強すぎて自分の相撲、思い切った相撲が取れなかった。迷わないことが大事だと思うので、明日、来場所からは思い切った相撲を取れるように頑張ります。

栃ノ心(左)は剣翔を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


碧山(5勝9敗)押し出し水戸龍(5勝9敗)

碧山(左)は水戸龍を押し出しで破る(撮影・河田真司)


若元春(9勝5敗)上手出し投げ王鵬(7勝7敗)

☆若元春 左がささったので落ち着いてとれました。前に出る相撲ではないのでいい相撲とはいえない。明日、いい相撲をとって終わりたい。(地元からの応援団に)ありがたいです。入幕してから2桁は目標。意識せず思い切りとりたい。

王鵬(手前)を上手出し投げで破る若元春(撮影・河田真司)


琴ノ若(8勝6敗)寄り切り佐田の海(9勝5敗)

佐田の海(左)は琴ノ若を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


隠岐の海(6勝8敗)押し出し明生(7勝7敗)

明生(左)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・河田真司)


翔猿(9勝5敗)押し倒し玉鷲(12勝2敗)

翔猿(左)をのど輪で激しく攻める玉鷲(撮影・河田真司)

翔猿(左)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・河田真司)

玉鷲(左)は押し倒しで翔猿を破る(撮影・小沢裕)

翔猿を押し倒しで破り、懸賞金の束を手にする玉鷲(撮影・河田真司)


琴恵光(5勝9敗)寄り切り翠富士(6勝8敗)

翠富士(左)は琴恵光を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

翠富士(手前)に寄り切りで敗れる琴恵光(撮影・河田真司)


阿武咲(5勝9敗)寄り切り逸ノ城(6勝8敗)

★阿武咲 攻めきれなかった。それだけです。単純に力がないだけです。最後まで思い切って全力を出すだけです。

逸ノ城(左)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・河田真司)


宇良(7勝7敗)突き落とし霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山 (小結での勝ち越しについて)うれしいです。ホッとしています。場所前の出稽古で胸を合わせて、番数も増やせた。明日も思いっきり勝って締めたいです。

宇良(手前)をはたき込みで破る霧馬山(撮影・河田真司)

霧馬山(右)は宇良をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


若隆景(10勝4敗)寄り切り北勝富士(10勝4敗)

☆若隆景 明日もありますんで。明日の相撲に集中していきたい。自分の相撲を取りきれるようにしたい。

若隆景(左)は北勝富士を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

北勝富士(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


大栄翔(6勝8敗)はたき込み錦木(5勝9敗)

★錦木 相手の攻めのまんま、流れで負けてしまいました。もう一番勝って、来場所につなげられるような相撲を取りたいです。自分の相撲が取れていない。勝ちたい気持ちがあるので、悔しい思いをしている。

大栄翔(左)は錦木をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


高安(11勝3敗)引き落とし豊昇龍(7勝7敗)

☆高安 いつもと変わらず相撲をとりました。立ち合い、いい当たりができた。反応よく攻めることができた。(千秋楽は)特に何も考えずです。(玉鷲とは)何度も戦った力士ですから明日も盛り上げることができたらと思います。

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)

高安(左)は豊昇龍を引き落としで破る(撮影・河田真司)

3敗を死守し勝ち名乗りを受ける高安(撮影・小沢裕)


貴景勝(9勝5敗)突き落とし錦富士(9勝5敗)

★錦富士 (初の大関戦について)ずっと対戦したいと思っていたので、刺激になりました。動きの中での圧力、切り替えとかはすごかった。良い勉強になりました。(優勝戦線に加わって得たことは)みんなが1日一番、死に物狂いでくるので、気をひきしめていかなきゃいけないと思いました。(大関戦に向けて横綱照ノ富士から)しっかりやることやれば勝機はあるんじゃないかと言われたけど、負けてしまいました。最後の一番しっかり勝って、来場所につなげたい。

貴景勝(右)は錦富士を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


遠藤(7勝7敗)寄り切り御嶽海(4勝10敗)

御嶽海(左)は遠藤に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


宝富士(4勝10敗)寄り切り正代(4勝10敗)

正代(左)は宝富士を寄り切りで破る(撮影・河田真司)

宝富士を寄り切りで破り、懸賞金の束を手にする正代(撮影・河田真司)

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大関2人合わせて18敗…正代VS御嶽海の対決は正代に軍配で3勝目 御嶽海は9敗目 

御嶽海(右)を押し出しで破る正代(撮影・足立雅史)

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

正代(30=時津風)-御嶽海(29=出羽海)の大関同士の対決は、来場所5度目のかど番となる正代に軍配が上がった。

来場所関脇転落が決まった御嶽海のはたきにも動じず、土俵外へと押し出して3勝目を挙げた。共に取組後の取材には応じなかった。

正代は今場所初日に平幕の翔猿を下して白星発進するも、そこから悪夢の9連敗。地元九州で行われる来場所でのかど番が決まった。一方、今場所かど番で迎えた御嶽海は初日、2日と連勝を飾るも、そこから白星が続かなかった。11日目に佐田の海に敗れて負け越しが決まり、わずか在位4場所で大関陥落となった。

この日の取組前までに2大関で合計18敗と、ふがいなさを露呈。番付で考えると終盤戦の目玉となる好カードは、優勝争いを盛り上げる平幕たちの活躍に隠れる形となった。

御嶽海は正代に押し出しで敗れがっくりうなだれる(撮影・足立雅史)

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玉鷲が2敗キープで単独トップ 北勝富士と高安が優勝争いにとどまる/秋場所13日目写真特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇23日◇東京・両国国技館

現役関取最年長37歳、東前頭3枚目の玉鷲が錦富士を突き落とし、2敗と単独トップを守った。

頭でぶつかり合う激しい戦い。前に出られなかった玉鷲だが、頭から押しつぶすように突き落としを決めた。 西前頭8枚目の北勝富士は翔猿との「3敗対決」を立ち合い一瞬の突き落としで制して生き残った。 西前頭4枚目の高安も小結霧馬山を突き落として3敗を死守。

<優勝争い>

【2敗】玉鷲

【3敗】高安、北勝富士

13日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

幕内

剣翔(4勝9敗)突き落とし千代大龍(5勝8敗)

千代大龍は剣翔(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


琴勝峰(7勝6敗)押し出し豊山(4勝9敗)

☆豊山 昨日までの立ち合いはいいものを出せていたと思うので。その後がもどかしいものがあった。勝ててよかったです。どれだけふがいない相撲をとっても「頑張れ」と言ってくれる人がたくさんいる。その人たちのためにも土俵に上がったんですけど、勝ててよかったです。

琴勝峰(左)を押し出しで破る豊山(撮影・足立雅史)


平戸海(7勝6敗)突き落とし琴恵光(5勝8敗)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)

平戸海(右)は突き落としで琴恵光を破る(撮影・足立雅史)


妙義龍(7勝6敗)はたき込み千代翔馬(8勝5敗)

☆千代翔馬 相撲内容悪いけど勝ててよかった。今年まだ勝ち越しなかったんで。(勝ち越し王手から3連敗)早く勝ち越してインタビュールーム行きたかったですね。勝ち越しても気を抜かずにいきたいですね。

妙義龍(左)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・足立雅史)


栃ノ心(5勝8敗)上手投げ隠岐の海(6勝7敗)

栃ノ心(左)は隠岐の海を上手投げで破る(撮影・足立雅史)


水戸龍(5勝8敗)寄り切り阿武咲(5勝8敗)

★阿武咲 しっかり当たって持っていくことを意識したが、出られなかったです。力がなかっただけです。最後まで自分の相撲を取りきって(負け数を)最低限に抑えたい。

水戸龍(右)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・足立雅史)


碧山(4勝9敗)はたき込み照強(5勝8敗)

碧山(右)ははたき込みで照強を破る(撮影・足立雅史)


竜電(9勝4敗)寄り切り遠藤(6勝7敗)

遠藤に初勝利

竜電(右)は遠藤を寄り切りで破る(撮影・足立雅史)


王鵬(7勝6敗)寄り切り佐田の海(8勝5敗)

☆佐田の海 相撲の内容も伴っての勝ち越しなのでうれしいです。右がいいところ取れたので。取れた瞬間に自分から仕掛けられた。前、上位にいた時は何となく勝っていた感じだったが、今はちゃんと地に足をつけて戦えている。

王鵬(左)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・足立雅史)


宝富士(4勝9敗)突き落とし一山本(5勝8敗)

★一山本 差されないように右固めていって、そこまではよかったが最後に足が出なかった。上半身だけで相撲をとって下半身がついてこなかったのが一番の敗因だと思います。そこをしっかり反省して来場所頑張ります。

宝富士(右)は突き落としで一山本を破る(撮影・足立雅史)


玉鷲(11勝2敗)突き落とし錦富士(9勝4敗)

☆玉鷲 しっかり落ち着いて取れて良かった。昨日はすごく緊張して自分の相撲が取れなくてもったいなかったので、今日は自分の相撲で前に出る気持ちがあった。(優勝争いは)緊張しないように自分の相撲を取りたいと思います。

★錦富士 押されないようと上体だけでいきすぎた。力は入りすぎてなかったし、踏み込み自体もいけたし、上体がいきすぎた。胸を借りるつもりで思い切っていきました。(師匠や安治川親方にも)勝ちたいというところで我慢しきれず、はたいてしまったのが敗因だったと言われました。明日もこの番付ですけど、大関戦組んでもらったんで、それに感謝して思いっきりの良い相撲を取りたいです。(疲れは)特にないです。上位で勝っている力士と当たって、日々勉強になっています。

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)

玉鷲(左)は突き落としで錦富士を破る(撮影・足立雅史)


琴ノ若(8勝5敗)上手出し投げ隆の勝(8勝5敗)

琴ノ若(左)は上手出し投げで隆の勝を破る(撮影・足立雅史)


明生(6勝7敗)はたき込み翠富士(5勝8敗)

明生(右)ははたき込みで翠富士を破る(撮影・足立雅史)


翔猿(9勝4敗)突き落とし北勝富士(10勝3敗)

☆北勝富士 中に入らせない、立ち合いしっかり見ていった。昨日の変化もありましたから、落ち着いていった。相手が低くて下がっていたので、あれは狙っていたわけじゃないです。体が動きました。体が動いているからこそ、昨日の反省もそうですけど、思いっきりいくのが自分の心情。うるさい相手なので、突っ込んでいかないようにしていた。(高校同期の翔猿関については)負けたくない気持ちになりますし、(勝てて)良かったですね。残り2日なので自分らしい相撲を取れるようにします。体もしんどいですけど、1日、1日全力でやっていきます。(師匠からは)「肩に力入りすぎだ」と言われたので、平常心でいけるように胸に刻んでやっています。

★翔猿 力みすぎました。とりあえず集中してできたらと思いました。(優勝争いは)意識せずに自分の相撲を取っていきたいです。

翔猿(下)を突き落としで破る北勝富士(撮影・足立雅史)

翔猿を突き落としで破った北勝富士(撮影・足立雅史)


高安(10勝3敗)突き落とし霧馬山(7勝6敗)

☆高安 しっかり当たれました。もう前に出るだけでした。(ここまで)よくない相撲もありましたけど、しっかり切り替えて勝ちに結び付けている。もう迷わないで自分のやるべきことをやります。

高安(上)は霧馬山を突き落としで破る(撮影・足立雅史)

高安(上)は霧馬山を突き落としで破る(撮影・足立雅史)


宇良(7勝6敗)押し倒し逸ノ城(5勝8敗)

★逸ノ城 相手の動きをよく見て、反応できたと思います。(昨日負け越しが決まった)しっかり残り頑張りたいと思った。(先場所と比べ)思い通りの動きができない。(相手にも警戒されている)そうですね。

宇良(右)を押し倒しで破る逸ノ城(撮影・足立雅史)


大栄翔(5勝8敗)はたき込み若元春(8勝5敗)

物言いがつくも軍配どおり

☆若元春 (勝ち越しを決めた)あんまり良い相撲は取れなかったので、反省の方が大きいです。強く当たって、その勢いで前みつを取って左四つにいければと思っていましたけど、立ち合いで相手に強く当たられて後手後手にいってしまった。流れで後ろにいって、苦し紛れに突き落とした感じでしたので、褒められる内容ではなかった。結構もつれたので、(勝ったかどうか)分からなかったです。番付が上がっても、その番付の中で良い相撲が取らないと次につながらない。(残り2番について)良い相撲を取れるように、しっかり当たって、まわしを引きたい。

若元春(左)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


錦木(5勝8敗)下手投げ豊昇龍(7勝6敗)

大相撲秋場所 13日目 錦木(後方)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・足立雅史)

錦木(左)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・足立雅史)


御嶽海(4勝9敗)押し出し正代(3勝10敗)

御嶽海(右)を押し出しで破る正代(撮影・足立雅史)


貴景勝(8勝5敗)はたき込み若隆景(9勝4敗)

☆若隆景 いつも通り下からの意識でしたが、体が反応しました。自分の相撲を取って、1日1番しっかりいきたい。

貴景勝(左)をはたき込みで破る若隆景(撮影・足立雅史)

貴景勝(左)をはたき込みで破る若隆景(撮影・足立雅史)

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豊昇龍が豪快首投げ! 正代は土俵上に仰向けになり10敗目喫す/秋場所12日目写真特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇22日◇東京・両国国技館

優勝争いを引っ張っていた玉鷲が若元春に寄り切られて、2敗目となった。単独トップは守った。

西前頭8枚目の北勝富士は大関貴景勝のまさかの立ち合い変化ではたき込まれて3敗目。貴景勝は勝ち越しを決めた。

西前頭4枚目の高安は3敗で並んでいた関脇若隆景を引き落とし、トップに1差で優勝戦線に残った。

東前頭筆頭の翔猿は、2敗だった東10枚目の錦富士を押し出し。6日目から7連勝で3敗を守り、優勝争いもトップに1差で残り3日となった。

12日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

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隠岐の海(6勝6敗)寄り切り豊山(3勝9敗)

★豊山 突いて、いやがってもらいたかったが、うまくこじ入れられましたね。(29歳の誕生日)今日に限ったことじゃない。毎日勝ちたいと思っている。特別な日とは思っていないが、勝ちたかったですね。

豊山(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・中島郁夫)


琴勝峰(7勝5敗)寄り切り水戸龍(4勝8敗)

★水戸龍 今日の相撲は一気に持っていかれないようにした。でも何ともなりませんでした。(負け越しに)やっぱり強いです、みんなが。まだ終わってないんで、残り3日間頑張りますけど来場所、返り入幕できるように頑張ります。

水戸龍(左)を寄り切りで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)


千代翔馬(7勝5敗)つき手隆の勝(8勝4敗)

☆隆の勝 (勝ち越しに)ホッとしてますし、うれしいです。落ち着いて相手を見ながらいこうと。距離をとりながら攻めようと思ったんで、うまくいったのかなと。(先場所休場原因の右肩は)不安はなかった。治った状態で出られたのでよかったと思う。勝ち越したんで、2桁狙ってまた明日から集中していきたい。

隆の勝(左)をとの対戦でつき手をする千代翔馬(撮影・中島郁夫)


妙義龍(7勝5敗)押し出し王鵬(7勝5敗)

妙義龍(右)は押し出しで王鵬を破る(撮影・宮地輝)


竜電(8勝4敗)寄り切り琴恵光(5勝7敗)

☆竜電 攻める相撲が取れて良かったです。(勝ち越しは)うれしいです。まだあるのでしっかり頑張ります。

琴恵光(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・中島郁夫)


栃ノ心(4勝8敗)寄り切り平戸海(6勝6敗)

☆平戸海 少し危ないと思ったけど、その後落ち着いて攻められたのでよかったです。(星五分に)連敗を止めた昨日から自分の相撲がとれるようになってきた。明日からも自分の相撲がとれるよう頑張ります。(残り3日)1日1日集中してとるだけですね。

栃ノ心(左)を寄り切りで破る平戸海(撮影・中島郁夫)


碧山(3勝9敗)突き落とし千代大龍(4勝8敗)

碧山(左)を突き落としで破る千代大龍(撮影・中島郁夫)


照強(5勝7敗)押し出し阿武咲(5勝7敗)

☆阿武咲 何をしてくるか分からない相手だったが、しっかり前に出ようと。そこだけ意識した。星はあまり気にしない。1日1日集中して勝ちにこだわっていくだけです。

照強(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・中島郁夫)


一山本(5勝7敗)押し出し遠藤(6勝6敗)

☆遠藤 落ち着いていけたと思う。明日も頑張ります。

一山本(左)を押し出しで破る遠藤(撮影・中島郁夫)


宝富士(3勝9敗)突き落とし剣翔(4勝8敗)

☆剣翔 右を入れたかったけど、左四つになってしまったので何も考えずに出た感じです。うまく体が反応してくれてよかった。上がってきたまではいかないけど、少し思い切った相撲がとれてきた。あと3番、できるだけ多く勝って来場所につなげたい。

宝富士(左)を突き落としで破る剣翔(撮影・中島郁夫)


玉鷲(10勝2敗)寄り切り若元春(7勝5敗)

☆若元春 後半に入って調子が良いわけではなかったので、のど輪で前に攻めようと思っていた。前まわしにこだわらず、まわしを引ければと思っていました。(勝ち越しに王手)特に考えていない。1日、1日がいっぱい、いっぱいだったので。明日も良い形でいきたい。(対戦した玉鷲には)正直勝てるとは思っていなかったので、良い相撲取れたので明日につなげられたかな。(花道では宮城野親方から拍手)見ていただいて、ありがたいですね。(明日に向けて)正直、家賃高い(番付にふさわしい実力がまだまだ伴っていない意味)ので、思い切っていくだけです。

玉鷲(左)ののど輪を受ける若元春(撮影・中島郁夫)

玉鷲(左)は寄り切りで若元春に敗れる(撮影・宮地輝)

玉鷲(左)は寄り切りで若元春に敗れる(撮影・宮地輝)


翔猿(9勝3敗)押し出し錦富士(9勝3敗)

★錦富士 あーいう相撲を取ってくると分かっていた中で、我慢しきれなかった。途中からは合わせて相撲を取っていた。(優勝争いについては)どうしても頭の隅にはありますし、いろんな方からも発破をかけられるけど、特に気にせず1日1番取っていきたい。

翔猿(右)は押し出しで錦富士を破る(撮影・宮地輝)

錦富士(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


宇良(7勝5敗)極め出し翠富士(5勝7敗)

翠富士(左)をきめ出しで破る宇良(撮影・中島郁夫)


明生(5勝7敗)寄り切り逸ノ城(4勝8敗)

明生(右)は寄り切りで逸ノ城を破る(撮影・宮地輝)


琴ノ若(7勝5敗)寄り切り霧馬山(7勝5敗)

霧馬山(右)は寄り切りで琴ノ若を破る(撮影・宮地輝)


若隆景(8勝4敗)引き落とし高安(9勝3敗)

☆高安 後手にならないようにと思って、前に出ました。過去の対戦もありましたから、思い切って対戦出来た。きょうは集中してできました。相撲の内容は昨日悪かったですから、反省して迎えました。千秋楽まで気を引き締めて、盛り上げられたら良いです。落ち着いて相撲を取れるように心がけています。集中するだけですね。

高安(左)ののど輪を食らう若隆景(撮影・中島郁夫)

高安(上)は引き落としで若隆景を破る(撮影・宮地輝)


大栄翔(5勝7敗)突き出し佐田の海(7勝5敗)

大栄翔(左)は突き出しで佐田の海を破る(撮影・宮地輝)


豊昇龍(6勝6敗)首投げ正代(2勝10敗)

豊昇龍(手前)は首投げで正代を破る(撮影・宮地輝)

正代(左)を首投げで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)

ショックで肩を落とし一礼する正代(撮影・中島郁夫)


貴景勝(8勝4敗)はたき込み北勝富士(9勝3敗)

立ち合いで変化し北勝富士(下)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)


錦木(5勝7敗)突き落とし御嶽海(4勝8敗)

御嶽海(手前)と錦木の体が落ちるのが同時と判断され取り直しとなった取り組み(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)と錦木の体が落ちるのが同時と判断され取り直しとなった取り組み(撮影・中島郁夫)

行司と審判団で行われた協議(撮影・中島郁夫)

御嶽海(左)は突き落としで錦木を破る(撮影・宮地輝)

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関脇転落のかど番御嶽海が連敗止める4勝目 花道を下がる際に顔をゆがめる様子を見せる

懸賞金を手にする御嶽海(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇12日目◇22日◇東京・両国国技館

来場所での関脇転落が決まったかど番の大関御嶽海(29=出羽海)が、連敗を6で止めた。同体取り直しの末に東前頭4枚目の錦木(32=伊勢ノ海)を突き落としで下し、4勝目を挙げた。

土俵際で互いに倒れて取り直しとなった後も、御嶽海は落ち着いていた。錦木の強烈なのど輪にも食い下がり、右をのぞかせながら、左のおっつけ。たまらず重心が崩れた相手の背中を引いて両手をつかせ、白星を手にした。前日に8敗目を喫し関脇に落ちることが決まったが、連敗を止めた御嶽海に会場から大きな拍手が湧き起こった。

花道を下がる際には左肩の周りを気にして顔をゆがめる様子を見せ、今後の影響も心配される。取組後の取材は応じなかった。

御嶽海(左)と錦木の一番は同時つき取り直しとなる(撮影・宮地輝)
御嶽海(左)と錦木の一番は同時つき取り直しとなる(撮影・宮地輝)
御嶽海(右)と錦木の体が落ちるのが同時と判断され取り直しとなった取り組み(撮影・中島郁夫)
御嶽海(左)は突き落としで錦木を破る(撮影・宮地輝)
取り直しで錦木(左)を突き落としで破る御嶽海(撮影・中島郁夫)

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御嶽海、大関陥落 在位4場所、昭和以降6位タイの短さ うつろな目で一言も発せず

佐田の海に突き落としで敗れた御嶽海(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

かど番の大関御嶽海(29=出羽海)が佐田の海に敗れて、8敗目を喫した。負け越しが決まり、来場所の関脇転落が決定した。新大関から在位4場所での陥落は、昭和以降で6位の短さとなる。来場所で10勝すれば、1場所で大関に返り咲く。大関陥落は昨年秋場所で関脇に落ちた朝乃山以来で、最近5年間で8例目。

    ◇    ◇    ◇

御嶽海の8敗目に、両国国技館内からため息が漏れた。わずか4場所で大関の座を失うことになった。昭和以降では6位の短さという不名誉な記録だ。御嶽海の表情は悲壮感に満ち、うつろな目で動揺を隠し切れなかった。取組後の取材にも応じず、一言も発することなく会場を後にした。

左おっつけで前に出た。だが右喉輪が外れ、土俵際で佐田の海の左突き落としに土俵を飛び出した。幕内後半戦の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)は「前に出ていって負けたのだから(大関陥落は)仕方ない。ただ、まわしを取るなりいろいろある。(来場所は)雑な相撲を取るのではなく、しっかりやらないといけない」と改善を促した。

5月の夏場所で6勝9敗と負け越し、先場所は新型コロナ関連で途中休場。今場所は異例のかど番継続で臨んだ。「何があっても前に出る相撲を貫きたい」。場所前の誓い通り、初日は翠富士、2日目には先場所優勝の逸ノ城を下して連勝発進。ただ、そこからわずか1勝。6日目から6連敗と不振から抜け出せなかった。5月の夏場所初日に右肩を痛めた影響もあり、持ち前の強烈なはず、おっつけは影を潜めたままだった。

1月の初場所で3度目の優勝を果たし、場所後に悲願の大関昇進。長野県出身では江戸時代に活躍した雷電以来227年ぶりの新大関として話題になった。関脇として臨む九州場所では、10勝以上すれば大関に復帰できる。今場所の残る取組でどれだけ光明を見いだせるか。復調の兆しをつかみたい。【平山連】

昭和以降の新大関最短陥落
御嶽海の大関昇進後の成績
佐田の海(左)に突き落としで敗れ、負け越しが決まった御嶽海(撮影・中島郁夫)

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玉鷲が1敗対決制しV争いトップに 御嶽海は負け越しが決まり大関陥落/秋場所11日目写真特集

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

現役関取最年長、37歳の玉鷲が北勝富士との「1敗対決」を制し、単独トップに立った。

立ち合い、北勝富士が左前まわしも玉鷲はかまわず突き放し、力強い左のど輪で押し出した。19年初場所の初優勝以来、2度目の優勝が現実味を帯びてきた。

東前頭10枚目錦富士はうまい相撲で千代翔馬を寄り切り、2敗を守った。東前頭筆頭の翔猿は宇良に勝って勝ち越し。関脇若隆景は3連敗からの8連勝で勝ち越しを決めた。

かど番の大関御嶽海は過去2勝0敗の佐田の海に突き落とされて負け越し。大関からの陥落が決まった。今年春場所で新大関に昇進。在位わずか4場所で来場所、関脇で出直し2桁勝利での大関復帰を目指す。

大関正代は若元春を突き落とし、2日目からの連敗を9で止めた。

11日目の取組の模様を写真とコメントで振り返ります。

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平戸海(5勝6敗)寄り切り王鵬(7勝4敗)

☆平戸海 師匠(九州場所担当部長の境川親方)に電話で「立ち合いしっかり当たれ」と言われたので。そこだけ意識した。前みつ離さず、低く相撲がとれたのでよかった。まだ負けが先行している。今日から流れに乗っていきたい。

王鵬(後方)は寄り切りで平戸海に敗れる(撮影・宮地輝)


琴勝峰(6勝5敗)突き出し照強(5勝6敗)

☆琴勝峰 中に入れないことと引かないことを意識していきました。(白星先行に)1日一番集中していきたいです。

豪快に塩をまく照強(撮影・中島郁夫)

照強(左)を突き出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)


一山本(5勝6敗)はたき込み隆の勝(7勝4敗)

★一山本 相手立ち合い強いんで。負けないようしっかり当たりにいきました。当たりはよかったけど、押し負けないよう下を見すぎてしまった。(残り4日)疲れもたまってきているんでしっかり寝て、勝ち越せるよう頑張りたい。

一山本(右)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・中島郁夫)


錦富士(9勝2敗)寄り切り千代翔馬(7勝4敗)

☆錦富士 投げが強かったり、突っ張ってはたいたり、いろいろしてくるうまい力士。ほんろうされないよう、立ち合い当たって自分の相撲をとろうと思いました。(9勝目に)明日勝って2桁に乗せたいという思いです。

千代翔馬(右)を寄り切りで破る錦富士(撮影・中島郁夫)


水戸龍(4勝7敗)押し出し琴恵光(5勝6敗)

琴恵光(右)は押し出しで水戸龍を破る(撮影・宮地輝)


栃ノ心(4勝7敗)寄り切り竜電(7勝4敗)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る竜電(撮影・中島郁夫)


剣翔(3勝8敗)はたき込み阿武咲(4勝7敗)

☆剣翔 (流れは)決めてました。何かして流れを変えたかったというのと思い切りやろうと。白星につながってよかったです。あまりいい相撲ではないが、勝つにこしたことはないので。残り4日、吹っ切れて相撲をとりたい。

阿武咲(手前)をはたき込みで破る剣翔(撮影・中島郁夫)


碧山(3勝8敗)引き落とし隠岐の海(5勝6敗)

碧山(下)を引き落としで破る隠岐の海(撮影・中島郁夫)


千代大龍(3勝8敗)押し出し遠藤(5勝6敗)

遠藤(右)は押し出しで千代大龍を破る(撮影・宮地輝)


宝富士(3勝8敗)押し出し豊山(3勝8敗)

☆宝富士 左四つに組めたらよかったが、なかなか組ませてもらえない。自分から引かないよう、圧力をかけることができたのでよかった。今日は重い腰が生きたが、なかなかそれを生かせることができなかった。(負け越してから)開き直ってやるしかないんで。残り4日も開き直ってやりたい。

豊山(左)を押し出しで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


妙義龍(6勝5敗)下手投げ高安(8勝3敗)

高安(手前)は下手投げで妙義龍に敗れる(撮影・宮地輝)


玉鷲(10勝1敗) 北勝富士(9勝2敗)

☆玉鷲 (対戦した北勝富士について)相手も大勝ちしているし、思いっきり当たっていこうと思いました。きょうは自分の相撲を取れたので良かったと思います。しっかり自分の相撲を取って、1日、1日しっかりやれば結果はついてくると思います。

★北勝富士 (前みつは)取りにいった訳ではないです。下からおっつけにいった流れでまわしがあった。思い切りいけたので、昨日のような悔いはないかなと。そこ(優勝争い)はあまり意識していない。とりあえず2桁取りにいけたらいいです。

玉鷲(左)は押し出しで北勝富士を破る(撮影・宮地輝)

玉鷲(左)に押し出しで敗れた北勝富士(中央)は土俵下で控える宇良に飛び込む(撮影・中島郁夫)


翔猿(8勝3敗)下手投げ宇良(6勝5敗)

☆翔猿(勝ち越しが決まった)うれしいです。引かないようにどんどん攻めるようにいけました。勝てたのはうれしいですけど、宇良関と教習所時代から盛り上げたいということを言っていたので、勝てたのはうれしいです。(三役での勝ち越しを決めたことについて)上位でも通用するんだなと思いましたし、努力は裏切らないと思いました。これからも一番、一番集中して頑張ります。

翔猿(右)は下手投げで宇良を破る(撮影・宮地輝)

翔猿(右)は下手投げで宇良を破る(撮影・宮地輝)

宇良(右)を下手投げで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


明生(3勝8敗)押し出し霧馬山(6勝5敗)

☆明生 しっかり踏み込んで前に出る気持ちでした。目の前に夢中でした。また明日集中したいです。

明生(左)は押し出しで霧馬山を破る(撮影・宮地輝)


琴ノ若(7勝4敗)押し出し逸ノ城(4勝7敗)

☆琴ノ若 相手の圧力と張り差しも頭に入れて、先に攻められるようにいきました。がむしゃらに攻めていたので、あんまり形にこだわっていませんでした。相手の体を確認して、しっかりいけました。(勝ち越しに王手だが)一番、一番集中します。

琴ノ若(左)は押し出しで逸ノ城を破る(撮影・宮地輝)


大栄翔(4勝7敗)引き落とし翠富士(5勝6敗)

大栄翔(左)を引き落としで破る翠富士(撮影・中島郁夫)

翠富士(左)は引き落としで大栄翔を破る(撮影・宮地輝)


若隆景(8勝3敗)押し出し豊昇龍(5勝6敗)

☆若隆景 下からよく攻めれたかなと思います。(初日から3連敗を喫したが、その後8連勝で勝ち越しについて)気持ちの面もそうですし、体も動いていると思います。1日一番相撲を取るだけです。

豊昇龍(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・中島郁夫)


貴景勝(7勝4敗)突き落とし錦木(5勝6敗)

☆貴景勝 しっかり集中してやろうと思いました。あんまり覚えていないけど、しっかり準備していました。(連敗だったが)きょうはきょうと集中してしかできないので、明日もまた集中していきます。

貴景勝(右)は突き落としで錦木を破る(撮影・宮地輝)

錦木(左)を突き落としで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)


佐田の海(7勝4敗)突き落とし御嶽海(3勝8敗)

☆佐田の海 思い切ってやるだけと思って、後は体に任せて押し込みました。自分の感覚としては我慢して残らなきゃという意識があった。電車道で持ってかれなかった分、そういう感覚でいけた。大関のことよりも、自分は調子が良いと思って取り組みました。前に上位だった時よりも相撲として通用している。日々の積み重ねと思って過ごしている。1分1秒でも長く相撲のことを考えている。(勝ち越し目前だが)もちろん勝ち越したいですけど、勝っても負けても自分の中で納得できるような相撲を取っていきたい。

佐田の海(右)は突き落としで御嶽海を破る(撮影・宮地輝)

御嶽海(右)を突き落としで破る佐田の海(撮影・中島郁夫)


若元春(6勝5敗)突き落とし正代(2勝9敗)

★若元春 左おっつけて差そうと思った流れでしたけど、最後の詰めが甘かった。大関相手だったので思い切っていくしかないと思っていました。悪い相撲ではなかったと思います。|

若元春(右)を突き落としで破る正代(撮影・中島郁夫)

若元春(右)を突き落としで破る正代(撮影・中島郁夫)

若元春(左)を突き落としで破った正代(撮影・中島郁夫)

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若隆景、3連敗からの8連勝で7場所連続勝ち越し 豊昇龍との関脇対決制し「体も動いている」

豊昇龍(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

若隆景が豊昇龍との関脇対決で下から攻める力強い相撲で押し出し、3連敗からの8連勝で勝ち越しを決めた。

昨年秋場所から7場所連続、今年春場所の新関脇から4場所連続の勝ち越し。3連敗時と比べ「気持ちもだがしっかり体も動いていると思う」と手応えを隠さない。優勝争いの中では番付最上位で優勝経験者。「まだ4日ある。しっかり頑張りたい」と控えめながら意欲を示した。

若隆景(右)は押し出しで豊昇龍を破る(撮影・宮地輝)
豊昇龍(下)を押し出しで破った若隆景(撮影・宮地輝)

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史上最年長Vへ玉鷲単独トップ!北勝富士との1敗対決制す「自分の相撲とっていけば結果は出る」

玉鷲(左)は押し出しで北勝富士を破る(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

玉鷲が2019年初場所以来2度目、37歳10カ月で年6場所制(1958年)以降の史上最年長優勝へ、ついに単独トップに立った。北勝富士との1敗対決。立ち合いで左前まわしを取られてもかまわず突き放し、力強い相撲で押し出した。

「今日はどうしても自分の相撲をとりたかった」と息をはずませ、優勝に向けては「しっかり自分の相撲をとっていけば結果は出ると思います」と自信をにじませた。

これまでの最年長Vは、2012年夏場所を37歳8カ月で制した旭天鵬(現在の大島親方)。玉鷲が優勝すれば、年長記録を2カ月更新する。

玉鷲(左)に押し出しで敗れた北勝富士(中央)は土俵下で控える宇良に飛び込む(撮影・中島郁夫)
北勝富士(下)を押し出しで破った玉鷲(撮影・宮地輝)
懸賞金を受け取る玉鷲(撮影・宮地輝)
玉鷲(左)は押し出しで北勝富士を破る(撮影・宮地輝)
玉鷲(左)は押し出しで北勝富士を破る(撮影・宮地輝)

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正代ようやく連敗9でストップ「序盤の連敗が悪い方向にいった。変に考え込んでしまった」

正代(後方)は突き落としで若元春を破る(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

負け越しが決まっている大関正代(30=時津風)が、ようやく連敗を止めた。東前頭6枚目若元春(28=荒汐)に立ち合いで押し込まれたが、土俵際で粘って何とか突き落とした。2日目からの連敗は9でストップ。「序盤の連敗が悪い方向にいった。変に考え込んでしまった」と振り返った。

大関史上最速の9日目に負け越しが決まり、連敗は9まで伸びてしまった。それでも出場を続け、ようやくのトンネル脱出。「負け越しが決まっているので思いきり最後まで取れたと思う」と吹っ切れていた。そして「この調子で千秋楽まで勝って締めくくりたい」と1つでも多くの白星を手にする。

かど番だった大関御嶽海が負け越し、大関からの陥落が決まった。その話題を振られると「正直、自分のことで精いっぱい。他の力士のことは気に懸けていられない状況なので」と即答して会場を後にした。かど番で迎えるご当地の九州場所に向け、残り4日の相撲が大事になる。

正代(右)は突き落としで若元春を破る(撮影・宮地輝)
若元春(左)を突き落としで破った正代(撮影・中島郁夫)
若元春(下)を突き落としで破った正代(撮影・宮地輝)

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37歳玉鷲が北勝富士との「1敗対決」を制し単独トップに 御嶽海は負け越しが決まり大関陥落

玉鷲(左)に押し出しで敗れた北勝富士(中央)は土俵下で控える宇良に飛び込む(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

現役関取最年長、37歳の玉鷲が北勝富士との「1敗対決」を制し、優勝争いの単独トップに立った。

立ち合い、北勝富士が左前まわしも玉鷲はかまわず突き放し、力強い左のど輪で押し出した。19年初場所の初優勝以来、2度目の優勝が現実味を帯びてきた。

東前頭10枚目錦富士はうまい相撲で千代翔馬を寄り切り、2敗を守った。東前頭筆頭の翔猿は宇良に勝って勝ち越し。関脇若隆景は3連敗からの8連勝で勝ち越しを決めた。

かど番の大関御嶽海は過去2勝0敗の佐田の海に突き落とされて負け越し。大関からの陥落が決まった。今年春場所で新大関に昇進。在位わずか4場所で来場所、関脇で出直し2桁勝利での大関復帰を目指す。

大関正代は若元春を突き落とし、2日目からの連敗を9で止めた。

佐田の海(右)は突き落としで御嶽海を破る(撮影・宮地輝)
御嶽海(右)を突き落としで破る佐田の海(撮影・中島郁夫)
錦木(左)を突き落としで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)

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御嶽海、わずか4場所で大関陥落 昭和以降6位の“短命” 先場所コロナ関連の措置で据え置きも

御嶽海(右)を突き落としで破る佐田の海(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇11日目◇21日◇東京・両国国技館

かど番の大関御嶽海(29=出羽海)が、西前頭5枚目の佐田の海(35=境川)に突き落としで敗れ、8敗目を喫した。負け越しが決まり、大関から陥落となった。在位4場所で大関から落ちるのは、昭和以降で6位タイの短さとなる。

御嶽海は7月の名古屋場所6日目(2勝4敗)に、部屋で新型コロナウイルスの陽性者が出た影響で、7日目から途中休場(自身もその後に感染が判明)。本来なら負け越しでの大関陥落となるが、新型コロナによる措置で番付が据え置かれた。

異例の2場所連続のかど番で迎えた今場所。「何があっても初日、2日目は白星」と抱負を語り、初日に翠富士、2日目に先場所優勝の逸ノ城を下して場所前の公言通りの形になった。ところが、3日目以降はわずか1勝と大失速。10日目には平幕の玉鷲(37=片男波)に負けて7敗目となり、後がなくなっていた。

69年名古屋場所から運用されている現行のかど番制度により、関脇として迎える11月の九州場所で10勝以上すれば大関に返り咲く。

<昭和以降の新大関最短陥落(☆は後に大関復帰)>

◆2場所(五ツ島(41春~41夏)、☆武双山(00夏~00名)、☆貴景勝(19夏~19名))

◆3場所(☆名寄岩(43春~44春)、☆三重ノ海(76初~76夏))

◆4場所(☆汐ノ海(47夏~48秋)、先代増位山(49春~50春)、御嶽海(22春~22秋))

佐田の海(右)は突き落としで御嶽海を破る(撮影・宮地輝)
佐田の海(上)に突き落としで敗れた御嶽海(撮影・宮地輝)
懸賞金を受け取る佐田の海(撮影・宮地輝)
【イラスト】昭和以降の新大関最短陥落

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玉鷲が御嶽海破り1敗トップタイ 85年北尾以来37年ぶり横綱大関総なめ「言葉に表せられない」

玉鷲(右)はすくい投げで御嶽海を破る(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

玉鷲が御嶽海を破り、横綱、大関総なめとした。

平幕力士が番付上の横綱、大関を総なめするのは85年名古屋場所の北尾以来、37年ぶりで「言葉に表せられない」。1敗を守り、北勝富士とトップで並走。11日目は北勝富士と直接対決が組まれ「楽しい相撲を見せたい。しっかり前に出たい」と観客を沸かせる。

北尾(1985年12月19日撮影)
玉鷲(上)に敗れた御嶽海(撮影・宮地輝)
御嶽海(下)をすくい投げで破る玉鷲(撮影・野上伸悟)
御嶽海(下)をすくい投げで破る玉鷲(撮影・野上伸悟)
御嶽海(右)を攻める玉鷲(撮影・宮地輝)

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御嶽海、大関陥落へ崖っぷち 追い込んだ土俵際で玉鷲にすくい投げ食らい、5連敗で7敗目

御嶽海(下)をすくい投げで破る玉鷲(撮影・野上伸悟)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

御嶽海は大関陥落へ後がなくなった。

玉鷲のはたきに乗じて前に出たが、追い込んだ土俵際ですくい投げを食らった。先場所は部屋で新型コロナ感染者が出ての休場だったため、かど番継続となっていたが、これで7敗目。5連敗中と元気はなく、取組後は取材に応じずに会場を後にした。

玉鷲(右)はすくい投げで御嶽海を破る(撮影・宮地輝)
御嶽海(右)を攻める玉鷲(撮影・宮地輝)
玉鷲(上)に敗れた御嶽海(撮影・宮地輝)

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照ノ富士の“秘蔵っ子”錦富士が2敗守り勝ち越し「頑張ってくれよ」入幕2場所目最速Vで恩返し

若元春を押し出しで破った錦富士(上)(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

入幕2場所目の東前頭10枚目錦富士(26=伊勢ケ浜)が若元春との「好調対決」を押し出しで制し、2敗を守って勝ち越しを決めた。この日から休場した横綱照ノ富士にかわいがられてきた“秘蔵っ子”。横綱の無念を受け、過去の入幕3場所目を超える最速Vを狙う。西前頭4枚目の高安は全勝の北勝富士に土をつけ1差に迫った。玉鷲が優勝争いトップに並び、かど番の大関御嶽海は7敗目で後がなくなった。

   ◇   ◇   ◇

先が見えない場所で入幕2場所目の伏兵が浮上してきた。錦富士が若元春を押し出し2敗を守って勝ち越し。「めちゃくちゃうれしいです」と表情を崩した。

新入幕の先場所も11日目に勝ち越しを決め、10勝で敢闘賞を受賞。すでに折り紙付きの実力はあなどれない。優勝争いで1差となったが「優勝を争う中で自分は実力的に一番下なんで。意識すると硬くなる。(頭の)片隅に置くぐらいで頑張りたい」と言った。

この日から兄弟子の横綱照ノ富士が休場した。横綱土俵入りでは露払いを務める。何より入門当初から気にかけられ、かわいがられてきた。錦富士は「(横綱が膝を)3日目ぐらいから痛そうにしていた」と明かし、横綱から「俺は休場するけどその分頑張ってくれよ」と言われたという。

「横綱にはたくさん胸を出してもらい、教えてもらってきた。頑張りたい」。今年夏場所、照ノ富士が幕内優勝、錦富士が十両優勝を飾った。横綱が場所中、「一緒に優勝するぞ!」と後押しした結果でもあった。積み重なった恩返しとしても燃えるしかない。

昭和以降で入幕後の最速Vは、佐田の山(のちの横綱)の幕内3場所目。錦富士がこの大混戦場所を制すれば、その記録を超える。「優勝を意識すればバタバタしてしまう」と話す一方、「場所前から調整も体のケアも満足でやってきた。自信を持って臨めている」。三役以上で3敗以内の力士は、関脇若隆景だけ。ある意味歴史的な場所で、誰が頂点に立っても不思議はない。【実藤健一】

押し出しで若元春(左)を破る錦富士(撮影・野上伸悟)
押し出しで若元春(左)を破る錦富士(撮影・野上伸悟)

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両膝の状態が悪化し休場の照ノ富士に「大変だと思うが、もう1度やり直してほしい」八角理事長

取組後に電光掲示板の休場力士の位置に、照ノ富士の札が加えられた(撮影・野上伸悟)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、両膝の状態が悪化したことで10日目から休場した。

幕内力士の土俵入り後、いつもはすぐに行う横綱土俵入りも「本日より横綱照ノ富士休場により、横綱土俵入りはありません」のアナウンスが流れると、館内に落胆のため息が漏れた。

報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「膝が悪そうだったのを我慢していた。何とか土俵を務めようという気持ちはあっても、体がついていかなかった」と協会の看板力士としての責任感と、無念さを察するように話した。

その膝のケガなどで序二段まで番付を落としながら、奇跡的な復活劇で横綱まで上り詰めた照ノ富士の気丈さを感じながら、同理事長は言葉を続けた。「もう1回、膝を治すこと。下まで落ちてここまで上がって根性はあると思う。膝を治す繰り返しで大変だと思うが、もう1度、やり直してほしい。精神力が強い人でないと横綱にはなれない」と復帰を願っていた。

19日、高安に敗れ無念の表情の照ノ富士

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八角理事長「ここまで連勝で来たのができすぎ」師匠として育ててきた初黒星の北勝富士を冷静分析

八角理事長(元横綱北勝海)(2020年4月3日撮影)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

優勝争いで7日目から単独トップを走っていた全勝の北勝富士(30=八角)に土が付き、1差で追っていた玉鷲(37=片男波)が勝って9勝目。優勝争いは、この1敗の2人が並走し残り5日の後半に入る。

報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、両者の違いについて分析。後続に2敗が2人いるなど混戦に変わりはないが、まず玉鷲については「優勝経験があるだけに肩に力が入っていなくて一番、ドッシリ構えているように見える」と感想を述べた。大関御嶽海(29=出羽海)に押し込まれながら、右から逆転のすくい投げで勝った相撲内容にも「余裕がある。(相手を)はたいて巻き込むあたり、長年やって体に染み付いたものだろう」とベテランの味を褒めた。

一方、師匠として育ててきた北勝富士については「ここまで連勝で来たのができすぎ。一生懸命にやっているんだから、自分が持っている力を全部、出し切って悔いのないように取ってほしい」と冷静な口調で語った。2差の3敗にも4人が続く状況とあり、この時点での優勝を占うのは「まだまだかな。もう2、3日みてみないと(分からない)」と時期尚早とした。

北勝富士(右)を押し倒しで破る高安(撮影・野上伸悟)
御嶽海(下)をすくい投げで破る玉鷲(撮影・野上伸悟)
高安(上)は押し倒しで北勝富士を破る(撮影・宮地輝)

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北勝富士が高安に敗れ全勝力士消える 2日続けて3大関総崩れ かど番御嶽海7敗目で後なくなる

高安(右)に押し倒しで敗れる北勝富士(撮影・野上伸悟)

<大相撲秋場所>◇10日目◇20日◇東京・両国国技館

横綱照ノ富士が休場した場所で全勝力士も消え、優勝争いはさらに混迷を深めてきた。

大関経験者の西前頭4枚目・高安が、全勝だった北勝富士を押し倒して土をつけた。自身も勝ち越しを決め、悲願の初優勝へ星の差を1とした。

現役関取最年長、37歳の東前頭3枚目・玉鷲は御嶽海をすくい投げで1敗を守り、優勝争いトップに並んだ。かど番の御嶽海は7敗目で後がなくなった。

照ノ富士の弟弟子、東前頭10枚目の錦富士は若元春との好調対決を押し出しで制して勝ち越し。2敗を守った。

大関正代は逸ノ城に寄り切られて2日目から9連敗となった。貴景勝も豊昇龍に浴びせ倒しで敗れて4敗目。2日続けて3大関は総崩れとなった。

押し出しで若元春(左)を破る錦富士(撮影・野上伸悟)
御嶽海(下)をすくい投げで破る玉鷲(撮影・野上伸悟)
正代(後方)は寄り切りで逸ノ城に敗れる(撮影・宮地輝)
あびせ倒しで貴景勝(奥)を破る豊昇龍(撮影・野上伸悟)

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