上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

照ノ富士が大関復帰、炎鵬は東十両筆頭に 幕内十両一覧/夏場所新番付

春場所を制し優勝インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(2021年3月28日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西>

 【横  綱】

白  鵬

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

正  代    照ノ富士

 【関  脇】  

高  安    隆の勝

 【小  結】

御嶽海     大栄翔

 【前  頭】  

若隆景  <1>  北勝富士

明  生 <2>  翔  猿

碧  山 <3>  千代の国

霧馬山  <4>  妙義龍

豊昇龍  <5>  阿武咲

英乃海  <6>  逸ノ城

栃ノ心  <7>  宝富士

剣  翔 <8>  遠  藤

志摩ノ海 <9>  輝  

玉  鷲 <10>  照  強

琴ノ若  <11>  千代翔馬

琴恵光  <12>  隠岐の海

明瀬山  <13>  大奄美

竜  電 <14>  千代大龍

魁  聖 <15>  翠富士

石  浦 <16>  千代丸

天空海  <17>

 【十  両】  

炎  鵬 <1>  千代ノ皇

徳勝龍  <2>  宇  良

白鷹山  <3>  東  龍

豊  山 <4>  大翔丸

琴勝峰  <5>  貴源治

松鳳山  <6>  佐田の海

常幸龍  <7>  旭秀鵬

一山本  <8>  旭大星

若元春  <9>  美ノ海

千代鳳  <10>  水戸龍

東白龍  <11>  貴健斗

千代の海 <12>  錦富士

大翔鵬  <13>  錦  木

武将山  <14>  王  鵬

春場所8日目、宇良(右)と対戦する炎鵬(2021年3月21日撮影)

関連するニュースを読む

結びで巻き添え、行司背中から落下/千秋楽写真特集

<大相撲春場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が昨年7月場所以来の優勝を果たして、確実にしている大関復帰に花を添えた。大関貴景勝を破って12勝目。3度目の幕内優勝は関脇以下では初となる快挙を成し遂げた。

八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を飾り師匠の伊勢ケ浜審判部長(左)から優勝旗を受け取る照ノ富士(撮影・小沢裕)

優勝力士インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

千秋楽の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

徳勝龍(7勝8敗)とったり琴勝峰(1勝6敗8休)

琴勝峰(手前)をとったりで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)


英乃海(10勝5敗)すくい投げ豊昇龍(8勝7敗)

豊昇龍(右)をすくい投げで破る英乃海(撮影・河田真司)


魁聖(8勝7敗)下手投げ翔猿(10勝5敗)

魁聖(右)を下手投げで破る翔猿(撮影・河田真司)

翔猿 (兄英乃海とともに2桁白星)目の前で取っていて、良かったと思う。場所中は自分のことであれだったので(話はしていない)。


琴ノ若(6勝9敗)寄り切り大奄美(9勝6敗)

琴ノ若(右)を寄り切りで破る大奄美(撮影・河田真司)


琴恵光(8勝7敗)寄り切り輝(6勝9敗)

琴恵光(左)を寄り切りで破る輝(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝10敗)寄り切り照強(8勝7敗)

玉鷲(右)を寄り切りで破る照強(撮影・鈴木正人)


翠富士(5勝10敗)押し出し隠岐の海(3勝12敗)

隠岐の海(右)を押し出しで破る翠富士(撮影・鈴木正人)


竜電(6勝9敗)寄り切り妙義龍(7勝8敗)

竜電(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

妙義龍 (7勝8敗の成績に)十分じゃないですか。連勝あり、連敗ありで、最後勝ちで締められたので良かったと思う。足が動いた相撲もあったし、動かなかった相撲もあった。


千代大龍(6勝9敗)はたき込み志摩ノ海(4勝11敗)

志摩ノ海(手前)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・河田真司)


明生(10勝5敗)寄り切り剣翔(9勝6敗)

明生(手前)に寄り切りで敗れる剣翔龍(撮影・河田真司)


北勝富士(9勝6敗)押し出し若隆景(10勝5敗)

北勝富士(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・河田真司)

若隆景 (立ち合い変化は)体が反応しました。(技能賞は)うれしいです。おっつけの技能が評価されたのはすごくありがたい。


千代翔馬(8勝7敗)上手投げ阿武咲(4勝11敗)

阿武咲(下)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・河田真司)

阿武咲 思い切りいったが、自分が弱かっただけです。明日から切り替えて来場所、出直します。


宝富士(3勝12敗)突き落とし霧馬山(7勝8敗)

宝富士(右)を送り引き落としで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)

宝富士(右)を送り引き落としで破った霧馬山(撮影・鈴木正人)

霧馬山 最後危なかったけど、我慢していきました。思い切りいっていい相撲をとろうと。勝って来場所につなげたかった。(部屋の横綱鶴竜が引退も)あまり考えず集中して、いつも通りいけました。


明瀬山(7勝8敗)突き出し大栄翔(8勝7敗)

明瀬山(手前)を激しく攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

大栄翔(左)は明瀬山を突き出しで破る(撮影・小沢裕)

大栄翔 (7勝7敗千秋楽に)ちょっと緊張したけどやることはひとつ。思い切りいきました。とりあえず勝ち越しはよかったが、内容的には悪い相撲が多かった。


逸ノ城(7勝8敗)押し出し御嶽海(8勝7敗)

逸ノ城(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海 (千秋楽勝ち越しに)ホッとしてます。ようやく終わりました。自分としてはもっととりたかったが、ファンの方はハラハラドキドキ、刺激になったんじゃないでしょうか。


高安(10勝5敗)はたき込み碧山(11勝4敗)

碧山(左)にはたき込みで敗れる高安(撮影・鈴木正人)

高安(右)をはたき込みで破った碧山(撮影・河田真司)

碧山 (優勝決定戦への望みは)もちろんありました。残念です。(勝てばの条件付き敢闘賞は)知っていました。落ち着いていい相撲がとれたと思います。


栃ノ心(7勝8敗)押し出し隆の勝(8勝7敗)

栃ノ心(左)を押し出しで破る隆の勝(撮影・河田真司)

隆の勝 (千秋楽勝ち越しに)ガチガチにはならず、いい緊張感で臨めた。勝ち越しで終われたのは自信になる。来場所、もっと活躍できるように頑張りたい。


貴景勝(10勝5敗)押し出し照ノ富士(12勝3敗)

貴景勝(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

貴景勝(右)を土俵際に追い込む照ノ富士(撮影・河田真司)

貴景勝(右)を押し出しで破り、幕内優勝を決める照ノ富士(撮影・河田真司)

貴景勝 本割で勝たないことには始まらないんで。一生懸命やろうと思いました。負けたのは自分が弱いから。それをしっかり考えて、来場所に向けてやっていきたい。


正代(7勝8敗)上手投げ朝乃山(10勝5敗)

朝乃山(左)に上手投げで敗れる正代にぶつかる行司の式守伊之助(右)(撮影・河田真司)

朝乃山(右)は正代を上手投げで破る。行司の式守伊之助(左)は巻き添えを食らい土俵下に頭から落ちた(撮影・小沢裕)

結びの一番で土俵下に落ちた立て行司の式守伊之助(撮影・鈴木正人)

結びの一番で土俵下に落ちた立て行司の式守伊之助(中央)。声をかける西岩親方(左)と呼び出し(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

高安、苦手正代に破れ2敗目/11日目写真特集

<大相撲春場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館

大関復帰を目指す関脇照ノ富士が勝ち越しを決めた。隆の勝との関脇対決。立ち合い、突き放したい相手の右腕をたぐって半身にすると素早く左上手を取って一気に寄り切った。

序二段で復帰した19年春場所から12場所連続の勝ち越し。大関復帰の勝ち星の目安、三役で3場所合計33勝にもあと1勝と“王手”をかけた。

優勝争い単独トップの小結高安は、7連敗中と苦手の大関正代に突き落とされて2敗目を喫した。

大関朝乃山が勝ち越して3敗を守った。照ノ富士、平幕の翔猿と3人が1差で高安を追う展開となった。

大関貴景勝は霧馬山を突き出して7勝目とし、かど番脱出に王手をかけた。


英乃海寄り切り千代翔馬

☆英乃海「先に上手を取られたが、攻めることができてよかった。最近、ここ何場所かとったりとかで負けていたんで、手をあまり出さないよう気をつけていきました」

英乃海(左)は寄り切りで千代翔馬を破る(撮影・小沢裕)


照強寄り切り魁聖

照強(左)を寄り切りで破る魁聖(撮影・河田真司)


豊山押し倒し碧山

★豊山「くっついて前に出たかったが、強引なやつにやられた。体は動いている。まだまだ終わったわけじゃないんで残り4日、必死に相撲とりたい」

碧山(手前)に押し倒しで敗れる豊山(撮影・河田真司)


明瀬山寄り切り剣翔

★明瀬山「うまくやられました。相手が上手でした。結構疲れてますけど、みんな疲れてるんで。毎場所、こんな感じですね。いつも疲れてます」

剣翔(左)に寄り切りで敗れる明瀬山(撮影・河田真司)


千代の国寄り切り大奄美

千代の国を押し出しで破り、勝ち名乗りを受ける大奄美(撮影・河田真司)


琴恵光突き落とし翔猿

琴恵光(右)を突き落としで破った翔猿(撮影・丹羽敏通)

琴恵光(右)を突き落としで破った翔猿(撮影・丹羽敏通)


琴ノ若寄り切り竜電

琴ノ若を寄り切りで破り、土俵から引き揚げる竜電(撮影・河田真司)


翠富士押し倒し

翠富士(右)を押し倒しで破る輝(撮影・河田真司)

翠富士(左)を押し倒しで破った輝(撮影・丹羽敏通)


栃ノ心叩き込み千代大龍

☆栃ノ心「落ち着いていますけど、なかなか勝てないね。(体は)厳しい状態になってきたがあと4日、頑張ります。(鶴竜の引退に)何度も胸を借りたし、対戦もした。私と同じ年代の人が辞めていくのは寂しいけど、いずれその時期がくるんでしょうね」

千代大龍(右)をはたき込みで破る栃ノ心(撮影・河田真司)

千代大龍(左)をはたき込みで破った栃ノ心(撮影・丹羽敏通)


豊昇龍掬い投げ隠岐の海

☆豊昇龍「いい感じで当たったけど、すぐに差された。親方からも「差されないように」言われていたけど、勝って本当によかった。(引退の鶴竜に)場所に来て知ってびっくりした。合同稽古でも胸を出してもらったし、感謝いっぱい。その気持ちを持って、頑張っていきたい」

豊昇龍(手前左)はすくい投げで隠岐の海を破る(撮影・小沢裕)


明生寄り切り逸ノ城

☆明生「集中して攻めることができた。どんどん調子が上がってきていると思う。(引退した鶴竜について)巡業でよく稽古を見ていただいて、声をかけていただいた横綱でした。(自分が)無理して稽古する場面が多かったので、そういうところをちゃんと見てくれて体を大事にしなさいと言われた。休むのも稽古のうちと言われた。1回対戦して負けているので、次はという思いはずっとありました」

明生(左)は寄り切りで逸ノ城を破る(撮影・小沢裕)


玉鷲押し出し若隆景

玉鷲(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・河田真司)


宝富士押し出し志摩ノ海

☆宝富士「今日は気合入りました。昨日取組が終わって家帰ったら(近大で同期の)徳勝龍からラインがきた。『お互い星が上がっていないので頑張ろうよ』ときたので気合が入った。後半頑張って少しでも白星を伸ばせたら。(鶴竜引退について)自分がとやかく言うことじゃないが、苦しいところもあったんじゃないか。お疲れさまですと言いたいです」

志摩ノ海(左)を押し出しで破る宝富士(撮影・河田真司)


阿武咲突き落とし大栄翔

阿武咲(右)を突き落としで破る大栄翔(撮影・河田真司)

阿武咲(右)を突き押しで攻める大栄翔(撮影・小沢裕)


北勝富士押し出し御嶽海

☆北勝富士「(御嶽海には)連敗だったけど、ここで勝つことができて良かった。(22日に第1子となる長男が誕生)まだ実感はわかないけど、場所が終わったら(母子ともに)帰ってくる。そのときに実感というか、責任感が増すと思う」

御嶽海(右)を攻める北勝富士(撮影・河田真司)


照ノ富士寄り切り隆の勝

☆照ノ富士「(立ち合い相手の右をたぐる)狙ってはないけど、たまたまそういう形になった。とりあえず33勝、そこから一番一番集中して頑張っていきたい。(同じモンゴル出身の鶴竜が引退したことについて)新弟子の頃からかわいがっていただいた。昔から尊敬していた横綱。最後にこうやって上がってきて、もう1度(鶴竜と)相撲を取りたいという気持ちはありました。それは残念。何事も真面目に取り組む横綱で、自分が言うのもあれだけど(鶴竜の取り組みから刺激を受けて)自分でもやらないといけないなという気持ちになった。寂しいけど、次の世代の自分らが頑張らないといけない」

隆の勝(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


正代突き落とし高安

☆正代「立ち合いから左がのぞいて、勢いを相手に伝えられてよかった。(単独トップの高安への意識は)あまりそういう意識はなかった。思い切り圧力をかけられる立ち合いができるようにだけです。踏み込んで前に持っていく相撲がとれたんで、残り4日にいい影響が与えられると思う」

正代(左)に突き落としで敗れる高安(撮影・河田真司)

高安を突き落としで破った正代(撮影・丹羽敏通)


貴景勝突き出し霧馬山

☆貴景勝「一生懸命やることしかないので、とにかく集中して取りたいと思っている。(鶴竜が引退)知らなかったです。いま知ったので、簡単に(言葉は)出てこないけど、巡業で横綱が一生懸命体を動かしていたら自分たちもやらなきゃと思う。言葉ではなくて、いろんなものを勉強させてもらいました」

霧馬山(右)を突き出しで破る貴景勝。土俵下中央は朝乃山(撮影・河田真司)

霧馬山を突き出しで破った貴景勝(撮影・丹羽敏通)


妙義龍寄り切り朝乃山

朝乃山(左)は寄り切りで妙義龍を破る(撮影・小沢裕)

朝乃山に敗れ、土俵から引き揚げる妙義龍(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

炎鵬「1日1日の積み重ねだと思う」自己最多5連勝

徳勝龍(左)を突き落としで破る炎鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇5日日◇18日◇東京・両国国技館

人気力士の東十両4枚目・炎鵬(26=宮城野)が、十両でただ1人勝ちっぱなしの連勝を5に伸ばした。関取になって初日から5連勝は自己最多。「昨日、付け人から言われてそうなんだと、頭の中にはあった。1日1日の積み重ねだと思う」と冷静に話した。

昨年初場所で幕内優勝を飾った徳勝龍との対戦。「下から我慢していった」と相手の圧力をかわしながら、最後は突き落としを決めた。「ここまで上出来かなという感じ。前に出ているから、横の動きとか流れができて自分の相撲がとれている」と好成績を自ら分析した。

目標はもちろん、幕内復帰。「15日間、自分の相撲をとりきれるよう頑張りたい」と気合を入れ直した。

徳勝龍(右)を突き落としで破る炎鵬(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

高安、御嶽海、大栄翔が小結 幕内十両一覧/新番付

高安(2020年11月9日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西> 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

正  代    朝乃山

貴景勝

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

        大栄翔

 【前  頭】   

宝富士  <1>  阿武咲 

北勝富士 <2>  若隆景 

明  生 <3>  志摩ノ海

霧馬山  <4>  妙義龍 

遠  藤 <5>  隠岐の海

玉  鷲 <6>  逸ノ城 

栃ノ心  <7>  輝   

琴ノ若  <8>  翔  猿

千代の国 <9>  豊昇龍 

翠富士  <10>  竜  電

千代大龍 <11>  琴勝峰 

明瀬山  <12>  碧  山

照  強 <13>  千代翔馬

琴恵光  <14>  剣  翔

豊  山 <15>  英乃海 

魁  聖 <16>  大奄美 

 【十  両】   

徳勝龍  <1>  天空海 

石  浦 <2>  大翔丸 

千代丸  <3>  千代ノ皇

炎  鵬 <4>  佐田の海

美ノ海  <5>  旭秀鵬 

若元春  <6>  千代鳳 

宇  良 <7>  東  龍

旭大星  <8>  松鳳山 

水戸龍  <9>  白鷹山 

貴源治  <10>  矢  後

東白龍  <11>  貴健斗 

千代の海 <12>  錦富士 

常幸龍  <13>  錦  木

武将山  <14>  一山本 

関連するニュースを読む

徳勝龍が東十両筆頭、勢は東幕下筆頭/新番付

勢(2021年1月16日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

<幕内から十両>

徳勝龍(34=木瀬)東前頭8枚目→東十両筆頭

天空海(30=立浪)東前頭13枚目→西十両筆頭

佐田の海(33=境川)東前頭17枚目→西十両4枚目 

<十両から幕下>

勢(34=伊勢ノ海)東十両13枚目→東幕下筆頭

琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)西十両9枚目→西幕下筆頭

王鵬(21=大嶽)西十両11枚目→東幕下2枚目

竜虎(22=尾上)東十両14枚目→西幕下4枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<幕下>

伊藤→嶺刃(みねやいば=錣山)

<序二段>

黎大→黎大丸(れおんまる=式秀)

佐藤桜→二本松(にほんまつ)

葉梨→美浦ノ湖(みほのうみ=武蔵川)

谷口→隆の龍(たかのりゅう=田子ノ浦)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

朝天舞晴多→朝天舞精多(あさてんまい・せいた=高砂)

伊藤周→嶺刃常乃助(みねやいば・じょうのすけ=錣山)

大成道大志→大成道喜悌(だいせいどう・よしとも=木瀬)

【引退】

露草、己竜山(大嶽)琴隼、琴貫鐵、琴大村(佐渡ケ嶽)城雄力(山響)宗像、星飛(藤島)禧集院(木瀬)高見劉(東関)栃佐藤(春日野)剛秦龍(式秀)北東龍(玉ノ井)渉利(立浪)

関連するニュースを読む

徳勝龍、幕内Vから5場所で十両は史上最速/新番付

徳勝龍(2021年1月10日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。

入幕の新顔はなく、返り入幕は3人。先場所十両優勝の剣翔(29=追手風)は5場所ぶり、英乃海(31=木瀬)は17場所ぶりの幕内復帰。英乃海は弟が西前頭8枚目の翔猿(28=追手風)で、新たな兄弟同時幕内は14年春場所の千代鳳&千代丸以来、史上9組目となった。大奄美(28=追手風)は5場所ぶりの幕内復帰を果たした。

また初場所で幕内の東前頭8枚目だった徳勝龍(34=木瀬)が十両に陥落したが、幕内優勝経験者の十両陥落は史上14人目。優勝場所から5場所での十両陥落は元小結若浪の7場所を抜いて最速となってしまった。

既に発表されている、晴れて関取の新十両は2人。貴健斗(25=常盤山)は、現在の師匠(元小結隆三杉)が先代(元関脇舛田山)から部屋継承後としては初めての新十両。熊本県からは19年名古屋場所の竜虎以来、戦後34人目の関取誕生となった。また武将山(25=藤島)は、現師匠の部屋創設後としては10年九州場所の剣武以来、2人目の関取誕生。茨城県からは、18年初場所の天空海以来、戦後22人目の新十両となった。再十両は2人。錦富士(24=伊勢ケ浜)は2場所ぶり、一山本(27=二所ノ関)は7場所ぶりの十両復帰を果たした。

大相撲春場所は、12日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。14日の初日を迎える。

関連するニュースを読む

千秋楽どうなる?大栄翔、正代 優勝の行方を解説

大栄翔(左)と正代

<大相撲初場所>◇千秋楽◇23日◇東京・両国国技館

大相撲初場所は23日に千秋楽を迎える。幕内優勝の可能性が残る力士は、14日目まで12勝2敗の西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)と、11勝3敗の大関正代(29=時津風)の2人。千秋楽の取組は、次のようになっている。

大栄翔-隠岐の海(過去の対戦成績は大栄翔の8勝10敗)

正代-朝乃山(同4勝4敗)

先に取組がある大栄翔は、勝てば初優勝が決まる。負けた場合は、正代の勝敗次第。本割で大栄翔負け→正代勝ちなら2人による優勝決定戦、大栄翔負け→正代負けなら大栄翔の優勝が決まる。

大栄翔が優勝した場合、埼玉県出身力士として初めてになる。初場所は過去5年、初優勝力士が続いた(16年=琴奨菊、17年=稀勢の里、18年=栃ノ心、19年=玉鷲、20年=徳勝龍)。大栄翔は顔触れに加われるか。また、昨年は5場所連続(夏場所は中止)で異なる力士が優勝したため、年をまたいで6場所連続になるかもしれない。

11月場所をケガで途中休場した正代は、初場所をかど番で迎えた。負け越せば大関から陥落する危機に直面していたが、勝ち越しどころか優勝争いに加わってきた。かど番大関が優勝すれば、16年秋場所の豪栄道以来になる。正代が優勝すれば2場所ぶり2度目で、次の本場所に横綱昇進がかかる。

千秋楽の最大の注目は幕内優勝になるが、十両以下、三段目を除く各段の優勝も決まる。中でも、9人による幕下の優勝決定戦は、熱い戦いが必至だ。

関連するニュースを読む

宇良はクルリ、霧馬山まわしが…/14日目写真特集

<大相撲初場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭大栄翔が、単独首位に立って初優勝に王手をかけた。過去6勝8敗と合口の悪い玉鷲相手に、得意とする強烈な突き押しで勝負。土俵際に追い込むも、玉鷲の押しに引いてしまった。土俵際に追い込まれる形となったが、慌てることなくはたき込みではわせた。自己最多の12勝目を挙げた。

結びの一番前に登場した大関正代は、関脇照ノ富士と白熱した取組を披露。何度も土俵際に追い込み、照ノ富士の体勢を何度も崩したが、あと1歩及ばず。最後は照ノ富士のはたき込みに屈した。3敗に後退し、1差で大栄翔を追いかける展開となった。

大関復帰を目指す照ノ富士は、10勝目を挙げて2場所連続の2桁白星。春場所での大関とりに向けて、足固めを作った。結びの一番では、大関朝乃山が明生を下して10勝目を挙げた。

14日目の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

朝乃山(10勝4敗)突き落とし明生(8勝6敗)

明生(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・河田真司)


照ノ富士(10勝4敗)叩き込み正代(11勝3敗)

★正代「何度か土俵際でチャンスがあったが、そこで決めきれなかった。最後はスタミナ負けというか、足から崩れてしまった。まだまだ課題はいっぱいある。終わったことなので引きずらないようにできたらいい。(千秋楽は1差)とりあえずあと2番取るくらいの気持ちで、ここで集中を切らさないようにしたい。(優勝を逃した昨年初場所も14日目に幕尻優勝の徳勝龍に黒星)初場所の14日目は鬼門ですね」

正代(後方)の攻めを耐える照ノ富士(撮影・鈴木正人)

正代(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

照ノ富士に敗れ3敗目を喫し、険しい表情で土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)


隠岐の海(7勝7敗)叩き込み隆の勝(8勝6敗)

☆隆の勝「落ち着いて回り込めたかなと思う。危なかった。今場所そんなに気持ちが落ちることなく白星が先行できていた。余裕があった。(勝ち越しは)自信になる。うれしく思います」

正代(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


遠藤(6勝8敗)寄り切り御嶽海(8勝6敗)

翠富士(左)を寄りきりで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


高 安(9勝5敗)寄り切り輝(5勝9敗)

輝(左)を寄り切りで破る高安(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝9敗)叩き込み大栄翔(12勝2敗)

☆大栄翔「今日も立ち合いが良かった。前に出られて良かった。(結果ははたき込みでの勝利だが)前には出られている。流れの中のはたき。そこは自分の中では大丈夫。(優勝争いの重圧)いい感じの緊張感でやれている。その中で取るのは大変なことだけど頑張っていきたい。(千秋楽へ)あした最後なので思い切り自分の相撲を取ることが一番。気持ちを強く持って、自分の相撲を取りきりたい。変にかたくなって負けてしまうことは後悔が残る。取るなら思い切り自分の相撲を取った方が悔いはない」

玉鷲(手前)をはたき込みで破る大栄翔(撮影・河田真司)

玉鷲(右)をはたき込みで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)

玉鷲をはたき込みで破り、勝ち名乗りを受ける大栄翔(撮影・河田真司)


北勝富士(6勝8敗)押し出し碧山(5勝9敗)

☆北勝富士「本当に負け越して吹っ切れた。本来の動きができるようになった。しっかり前に圧力をかけて、我慢して我慢して取れた」

碧山(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


宝富士(9勝5敗)寄り切り逸ノ城(9勝5敗)

宝富士(奥)に寄り切りで敗れる逸ノ城(撮影・河田真司)


志摩ノ海(8勝6敗)寄り切り阿武咲(8勝6敗)

★阿武咲「気持ちでは思い切って先手、先手でいきたかったが、低さ負けですかね」

阿武咲(左)を寄り切りで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)


琴勝峰(1勝13敗うっちゃり照強(6勝8敗)

琴勝峰(奥)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)

琴勝峰(左)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)

琴勝峰(左)をうっちゃりで破る照強(撮影・河田真司)


栃ノ心(4勝10敗)寄り切り明瀬山(9勝5敗)

☆明瀬山「胸借りるつもりで思い切り当たりました。相手はずっと幕内張って、優勝経験して、大関にもなったんで格上じゃないですか。ダメだったらしょうがないと目いっぱい、いきました」

栃ノ心(右)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・河田真司)


竜電(4勝10敗)小手投げ天空海(5勝9敗)

☆天空海「圧力がちょっとは伝わったかな。差されても落ち着いて考えて動けた。(千秋楽は幕内に)残るとか残れないは関係なく、いい相撲をとりたい」

竜電(左)を小手投げで破る天空海(撮影・河田真司)


豊昇龍(9勝5敗)送り出し翔猿(6勝8敗)

翔猿(左)を送り出しで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


翠富士(8勝6敗)押し出し霧馬山(8勝6敗)

☆霧馬山「(まわし待ったもあり)長かったですね。我慢してとって勝ってよかった」

霧馬山(右)のまわしが外れ、締め直す行司の式守勘太夫(撮影・河田真司)

霧馬山(中央)のまわしを締めあげる式守勘太夫(撮影・鈴木正人)

翠富士(右)を押し出しで破る霧馬山(撮影・河田真司)


徳勝龍(3勝11敗)押し出し佐田の海(5勝9敗)

☆徳勝龍「(9連敗から脱出し)調子が悪いなら調子が悪いなりにやらないとダメ。気持ちだけは切れないように、強い気持ちを持ってどんどんやるしかないという感じだった」

佐田の海(右)を押し出しで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)


琴恵光(6勝8敗)寄り切り妙義龍(7勝7敗)

妙義龍(左)は寄り切りで琴恵光を破る=(撮影・小沢裕)


豊山(7勝7敗)押し倒し琴ノ若(10勝4敗)

☆琴ノ若「休まず動いたのがよかった。(2桁10勝目は)一番一番しっかり力を出し切ることだけを考えてやっている。その中でしっかり体が動いたのが、少しずつつながったのかなと思う」

★豊山「止まったところが全てだった。止まる前に勝負を決めたかった。あと一番なので全部出し切って終わりたいと思う」

豊山(左)を押し倒しで破る琴ノ若(撮影・河田真司)

十両

東龍(6勝8敗)押し出し宇良(10勝4敗)

宇良(左)は居反り狙いのような体勢で東龍の下に潜り込む(撮影・小沢裕)

東龍(左)に居反りを仕掛ける宇良(撮影・鈴木正人)

東龍(奥)を攻める宇良(撮影・河田真司)

東龍(左)を押し出しで破る宇良(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

正代Vへ1歩後退「チャンスあった」悔しさにじませ

照ノ富士に敗れ、険しい表情で土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇14日日◇23日◇東京・両国国技館

大関正代(29=時津風)が優勝争いから後退した。照ノ富士にはたき込まれて3敗目。「何度か土俵際でチャンスがあった。そこで決められなかったのが一番悔しい」と顔中に悔しさをにじませた。

激しい攻防だった。立ち合い、引いた正代だがうまく体を回してもろ差しになって攻めた。右はたてみつをとって一気に寄り立てるが、照ノ富士は強引な小手投げでふりほどく。さらに正代は一瞬、後ろ向きにさせる好機を作ったが、そこも逃して最後は足も流れてはたき込まれた。「スタミナ負けというか、足から崩れたんで。まだまだ課題ありますね」と言った。

先に大栄翔が2敗を守った後の土俵。正代は「あ、勝ったなぐらいで」と言ったが、西の花道でもすれ違い、意識とプレッシャーはあったはず。「終わったことなんで、なるべく引きずらないようにできたらと思う。ここで集中を切らさないようにしたい。(千秋楽は)いい相撲で締めたいですね」。

1年前の初場所、14日目に優勝を争った徳勝龍に敗れ、賜杯を逃している。「初場所の14日目は鬼門ですね。これから気をつけないといけないですね」。冷静につむぐ言葉にも、悔しさがにじんだ。

▽八角理事長(元横綱北勝海) 正代も相撲は悪くなかったが照ノ富士の執念でしょう。出ないといけないところで辛抱できずに引いてまった。優勝争いはまだ1日ある。

▽幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉) 正代は胸を合わすのを嫌っていた。バタバタしていた。

正代(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

正代2敗守る「詰めできた」大栄翔とマッチレースだ

竜電(右)を寄り切る正代(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

大関正代が2敗を守り、大栄翔とのマッチレースに持ち込んだ。3番連続物言いがつく際どい勝負から白星を拾った幸運を味方に、竜電をもろ差しから寄り切った。「昨日は土俵際で危なかった。今日はきっちり詰めもできた」。

前の相撲で大栄翔が勝ち、先に2敗を守った。それでも硬くなることなく、自分の相撲を貫いた。「その日の一番に集中している。(優勝を)経験している、していないは違うかもしれない」と優勝争いのライバルを意識して言った。

悔しさを経験した強みがある。1年前の初場所。徳勝龍との激しい優勝争いに敗れ、次点の13勝2敗に終わった。その支度部屋。徳勝龍に「おめでとうございます」と声をかけにいこうとしたが、空振り。「すげぇ、優勝うらやましい」と本音をはいた。

その経験をバネに昨年秋場所で初優勝を飾り、大関の座を射止めた。経験値では圧倒している自信がある。「まだ土俵際であわてているんで、しっかりしなければ。最後あと3番、取り切りたい。けがをしないように」。上位と対戦を残す正代が条件的には厳しい。積み重ねてきた経験値で最後に笑う。【実藤健一】

竜電(後方)を寄り切りで破り2敗を守る正代(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

琴勝峰11連敗で止めた「いろんな人が声を掛けて」

徳勝龍(下)を送り倒しで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

琴勝峰が長いトンネルからようやく抜け出した。突っ張って徳勝龍を土俵際に追い込んだが、左腕を取られて一本背負いを仕掛けられたような形に。体勢を崩すことなく体を寄せて送り倒し、11連敗から脱出して今場所初白星。

「気持ち的にダメになったところがあったけど、いろんな人が声を掛けてくれた。全ての言葉が刺さった」と周囲の変わらぬ応援に感謝した。

徳勝龍(左)を送り倒しで破った琴勝峰(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

土俵際しっかり 正代2敗死守「今日は詰めできた」

竜電(右)を寄り切る正代(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

大関正代が2敗を守り、大栄翔とのマッチレースに持ち込んだ。3番連続物言いがつく際どい勝負から白星を拾った幸運を味方に、この日は竜電をもろ差しから寄り切った。「昨日は土俵際で危なかった。今日はきっちり詰めもできたんじゃないか」。

前の相撲で大栄翔が勝ち、先に2敗を守った。それでも硬くなることなく、自分の相撲を貫いた。「その日の一番に集中している。(優勝を)経験している、していないは違うかもしれない」と優勝争いのライバルを意識して言った。

悔しさを経験した強みがある。1年前の初場所。徳勝龍との激しい優勝争いに敗れ、次点の13勝2敗に終わった。その支度部屋。華やかなセレモニーに臨む徳勝龍に「おめでとうございます」と声をかけにいこうとしたが、空振り。「すげぇ、優勝うらやましい」と本音をはいた。

その経験をバネに昨年秋場所で初優勝を飾り、大関の座を射止めた。経験値では圧倒している自信がある。「まだ土俵際であわてているんで、しっかりしなければと思う。最後あと3番、取り切りたい。けがをしないように」。上位と対戦を残す正代が条件的には厳しい。ただ、積み重ねてきた経験値で最後に笑う。【実藤健一】

竜電を寄り切り懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)

関連するニュースを読む

大栄翔初黒星、叩き込みにバッタリ/9日目写真特集

<大相撲初場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館

全勝力士が消えた。初日から8連勝で単独トップを走ってきた西前頭筆頭の大栄翔は、宝富士のはたき込みに敗れ、初黒星を喫した。

大関正代は玉鷲を押し出し、7勝目でかど番脱出に王手をかけた。ただ1人2敗を守って、大栄翔に1差と迫った。大関貴景勝は遠藤に引き落とされて7敗目。綱とり場所が一転、負け越しのピンチとなった。大関朝乃山は高安を寄り切って3連勝で6勝目。3敗力士は朝乃山ら10人と混戦になってきた。

9日目の熱戦を写真で振り返ります。


朝乃山(6勝3敗)寄り切り高 安(5勝4敗)

☆朝乃山「自分の形になったので、引きつけて足を運べたと思います。右四つになっても負けている相撲もある。落ち着いてとれたと思います」

高安(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)


貴景勝(2勝7敗)引き落とし遠 藤(5勝4敗)

★貴景勝「勝たなきゃ意味ないんで。(取り口は)勉強していかないといけない。(7敗目に)1日一番で頑張るしかない」

☆遠藤「今できることを精いっぱいやるだけでした。明日からも、明日できることを精いっぱいやるだけです」

貴景勝(右)を引き落としで破る遠藤(撮影・中島郁夫)

貴景勝(左)は遠藤に引き落としで敗れる(撮影・小沢裕)

遠藤(左)に引き落としで敗れた貴景勝(撮影・河田真司)

遠藤に引き落としで敗れ、土俵下で浮かない表情を見せる貴景勝(撮影・河田真司)


玉 鷲(5勝4敗)押し出し正 代(7勝2敗)

☆正代「体がよく反応できたので、おっつけながら相手の腕をはねあげられたのはよかった。まだ優勝争いとか、そういうのは気にしていないので、何とも言えないですけど、星が離れないように維持できたらなと思います」

玉鷲(左)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)

玉鷲を押し出しで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)


照ノ富士(6勝3敗)寄り切り竜 電(3勝6敗)

☆照ノ富士「落ち着いてとれたんでよかったです。思い通りの相撲ではないけれど、勝ったからよかった」

竜電(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


輝(4勝5敗)小手投げ隆の勝(5勝4敗)

☆輝「前に出る意識はあった。自分の強い体勢を崩さない、土俵際の詰めをしっかりやることが大事かな」

隆の勝(下)を小手投げで破る輝(撮影・中島郁夫)


北勝富士(2勝7敗)押し出し御嶽海(4勝5敗)

☆御嶽海「少し立ち遅れましたが、良かったと思います。当たってすぐに前に出ること、引かないことを意識してやりました」

★北勝富士「2歩目、3歩目が出てくれない。いい時は自然に出るが、出ない時は考えすぎている。まだ終わってないんで戻せるようにやっていきたい」

御嶽海(左)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


宝富士(5勝4敗)叩き込み大栄翔(8勝1敗)

★大栄翔「あまりに勝ち急ぎました。攻めは良かったと思うんですが、無理に攻めすぎました。ショックを受けていたら15日間取れないので、しっかり切り替えていきたいと思います」

☆宝富士「(全勝の大栄翔を止め)昨日(8日目)ふがいない相撲だったんで立ち合いから集中していけたのがよかった。自分なりに踏み込めた」

大栄翔(手前)ののど輪に耐える宝富士(撮影・河田真司)

宝富士(右)は大栄翔をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

宝富士(右)にはたき込みで敗れる大栄翔(撮影・河田真司)

大栄翔(右)をはたき込みで破る宝富士(撮影・中島郁夫)

1敗を喫し花道を引き揚げる大栄翔(撮影・小沢裕)


琴勝峰(0勝9敗)押し出し阿武咲(6勝3敗)

☆阿武咲「終始、落ち着いて相撲が取れてよかったです。体力は全然大丈夫です」

琴勝峰(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・河田真司)


栃ノ心(3勝6敗)上手出し投げ明 生(6勝3敗)

☆栃ノ心「中に入れないよう突き放していった。何とか勝ててよかった」

明生(下)を突き落としで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)


徳勝龍(2勝7敗)突き落とし隠岐の海(5勝4敗)

徳勝龍(右)を突き落としで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


天空海(1勝8敗)叩き込み翔 猿(4勝5敗)

天空海(左)をはたき込みで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


逸ノ城(6勝3敗)寄り切り霧馬山(6勝3敗)

霧馬山(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(6勝3敗)突き落とし妙義龍(5勝4敗)

☆琴ノ若「内容はよくないが、しっかり構えて相撲がとれた。星数より明日また、切り替えていい相撲をとれるようにしたい」

琴ノ若は妙義龍(右)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


志摩ノ海(6勝3敗)押し出し佐田の海(4勝5敗)

☆志摩ノ海「師匠(木瀬親方)に言われていることが土俵で出せてよかった。土俵際のはたきに残れるのは、いい稽古ができているからだと思う」

佐田の海(左)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)


明瀬山(6勝3敗)押し倒し碧 山(5勝4敗)

★明瀬山「小手、きめられましたね。(振られて)足が流れた感じ。(3連敗にメンタルは)大丈夫ですよ」

碧山は明瀬山(左)を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)


翠富士(5勝4敗)押し出し琴恵光(3勝6敗)

★翠富士「もろ差し狙いでいったが差せず、癖で肩すかしにいった。前に出ればよかった。うまくやられたッスね」

☆琴恵光「受けることなく自分の相撲でいけた。(翠富士の肩すかしは)頭にあったけど体がうまく反応しました。落ち着いて取れました」

琴恵光(左)は翠富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


豊昇龍(4勝5敗)突き落とし照 強(3勝6敗)

☆豊昇龍「朝、師匠(立浪親方)から「立ち合いに気をつけていけ」と言われて、立ち合いに気をつけていった。落ち着いてたんでよかったと思います」

豊昇龍(左)を照強を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


豊 山(6勝3敗)寄り切り松鳳山(3勝6敗)

☆豊山「立ち合いで先手を取られてしまった。張られて体がフワフワして、気づいたら土俵際にいた。何かしたというより、しがみついていた。終わったら勝っていた感じですね」

豊山(右)は寄り切りで松鳳山を破る(撮影・小沢裕)

松鳳山(右)を寄り切りで破った豊山(撮影・河田真司)

十両

剣翔(9勝0敗)押し出し宇良(6勝3敗)

剣翔(左)に押し出しで敗れる宇良(撮影・河田真司)

剣翔に押し出しで敗れ、険しい表情を浮かべる宇良(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

朝乃山「先生と一緒に土俵あがった」恩師命日に白星

高安を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(26=高砂)が「大事な日」を白星で飾り、優勝争いに絡んできた。同じ3敗の小結高安を寄り切って6勝目。1年前に55歳で亡くなった恩師、元近大相撲部監督の伊東勝人さんの命日で、「国技館の上から見守ってくれた」とあらためて感謝した。西前頭筆頭の大栄翔が初黒星で優勝争いも混沌(こんとん)。大関貴景勝は7敗目で綱とりから一転、負け越し危機となった。

  ◇   ◇   ◇

いつも以上に気迫がみなぎった。立ち合い、得意の右をねじ込んだ朝乃山だが、上手は先に高安に許す。かまわず前に圧力をかけながら相手の上手を切り、逆に左上手をとって勝負を決めた。「自分の形になったので、引きつけて足を運べたと思います」。得意の右四つ。その形を磨いてくれた恩師に思いをはせた。

1年前の初場所中、未明に届いた1通のメールで訃報を知った。都内の病院に駆けつけ、伊東さんに対面した。数日前に「チャレンジ精神でいきなさい」と激励を受けたばかりだった。あまりに急な死を受け入れられず、「頭が真っ白になった」が、土俵に立つことだけが供養。10勝5敗の好成績で、続く春場所後の大関昇進につなげた。

「いろいろ考えてしまえば硬くなる。先生と一緒に自信を持って土俵に上がりました。先生の教えがあったからこそ今、プロで活躍できている」

前日8日目から土俵入りで、いつもは大阪の春場所で使用する近大から贈られた化粧まわしを着けた。「監督の命日でもあり、そういう思いもあって着けました」。大関の晴れ姿を見せられなかったことは悔い。その分、「国技館の上から見守ってくれていると思う」と恩師を思って、土俵に立ち続けている。

かど番の今場所、6日目までに3敗もここにきて初の3連勝。大栄翔に土がつき、2差と一気に優勝争いに絡んできた。「先のことは考えず1日一番。自分の相撲を取りきれば結果はついてくると思います」。恩師を思い、本来の姿を取り戻した大関が、大逆転の可能性をつないだ。【実藤健一】

▽志摩ノ海(近大相撲部出身。伊東さんの命日に6勝目)「もう1年たったのかと。しっかり白星を重ねることがたむけ。活躍して伊東監督のところに届けばと思っている」

◆近大相撲部・伊東監督の教え子 今場所の幕内では、朝乃山、宝富士、徳勝龍、志摩ノ海、翠富士(中退)が伊東監督の教え子。3月に大阪で開催する春場所前には、現役OBが近大相撲部を訪れて後輩に稽古をつけるのが恒例行事となっている。

高安(手前)を激しく攻める朝乃山。土俵下右は貴景勝(撮影・河田真司)
高安(左)を土俵際へ攻め込む朝乃山(撮影・小沢裕)
19年5月、富山商相撲部監督だった浦山英樹さんの遺影を手に、初優勝を果たした朝乃山(右)と談笑する伊東勝人さん

関連するニュースを読む

阿武咲飛んだ…押し出され升席まで/7日目写真特集

<大相撲初場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、初日から7連勝とした。

関脇隆の勝に何もさせず、一直線に押し出し。出場している役力士、3大関2関脇2小結を総なめにした。6日目まで負けなしだった西前頭16枚目の明瀬山は、東前頭12枚目の逸ノ城に引き落とされ、今場所初黒星を喫した。大関正代は西前頭3枚目の阿武咲を押し出して1敗をキープ。6日目まで1敗だった明生は遠藤、琴ノ若は翠富士にそれぞれ敗れ、2敗に後退した。優勝争いは、勝ちっ放しの大栄翔を、1敗の正代、明瀬山、2敗の明生、霧馬山、逸ノ城、翠富士、琴ノ若が追う展開となった。

7日目の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

貴景勝(2勝5敗)押し出し栃ノ心(2勝5敗)

☆貴景勝「調子がいい、調子が悪いとはあまり決めないようにしている。あまり考えずに、できることは準備。そこを怠ったらダメなんで、しっかり準備していきたいです」

貴景勝(右)は栃ノ心を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

土俵に一礼する貴景勝(撮影・中島郁夫)


阿武咲(4勝3敗)押し出し正 代(6勝1敗)

★阿武咲「下からグイグイこられて、(体が)浮いちゃいましたね。体の状態は悪くないんで、明日から一番一番集中して頑張りたいです」

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代(上)は阿武咲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

正代に押し出しで敗れ、升席まで飛んでいった阿武咲(撮影・中島郁夫)


朝乃山(4勝3敗)寄り倒し琴勝峰(0勝7敗)

☆朝乃山「期待の若手と聞いていますし、自分は受けるつもりで土俵に立ちました。相撲を取れば、先に自分が攻めていけてよかった」

琴勝峰(右)を寄り倒しで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)

朝乃山(右)は琴勝峰を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


照ノ富士(4勝3敗)寄り切り御嶽海(2勝5敗)

☆照ノ富士「立ち合いに勝って(まわしを)取れたんでよかったです。大関になるには、内容も大事なんで、(まわしを)取ったら安心というか…。今日は良かったです」

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

御嶽海(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


大栄翔(7勝0敗)押し出し隆の勝(4勝3敗)

取り組み前に気合が入る大栄翔(撮影・柴田隆二)

大栄翔(右)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

隆の勝(右)を攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)


高 安(4勝3敗)突き落とし北勝富士(2勝5敗)

☆高安「しっかり腰を落として相撲を取ることができてよかったです。立ち合いもよかった。そのあとの流れも」

★北勝富士「肩に力が入りすぎている。上半身と下半身のバランス。修正できることをして、集中していきたい」

高安(左)は北勝富士を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


宝富士(4勝3敗)上手投げ玉 鷲(4勝3敗)

☆宝富士「自分から攻めて攻めていったんで、内容もよかったんじゃないですか」

玉鷲(右)を上手投げで破る宝富士(撮影・中島郁夫)


遠 藤(4勝3敗)寄り切り明 生(5勝2敗)

遠藤(右)に寄り切りで敗れる明生(撮影・鈴木正人)


翔 猿(2勝5敗)押し出し隠岐の海(4勝3敗)

☆翔猿「前に出られてよかったです。久々に元気出ました」

翔猿(右)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)


竜 電(2勝5敗)上手出し投げ徳勝龍(2勝5敗)

竜電(右)は徳勝龍を上手出し投げで破る(撮影・柴田隆二)


妙義龍(4勝3敗)寄り切り輝(3勝4敗)

☆妙義龍(輝は)「あんまり得意なタイプではない。今日は強引に出た感があるけど、ああいう流れになった」

輝(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)


碧 山(4勝3敗)突き落とし霧馬山(5勝2敗)

☆霧馬山「最後まで我慢できてよかった。体はよく動いている」

碧山(左)を突き落としで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)


志摩ノ海(4勝3敗)突き落とし天空海(1勝6敗)

★天空海「ちょっとバタバタしてしまっている。地に足をつけるよう、明日から頑張りたい」

天空海(左)を突き落としで破る志摩ノ海(撮影・中島郁夫)


豊昇龍(2勝5敗)上手投げ琴恵光(2勝5敗)

☆豊昇龍「相撲は思った通り完璧じゃなかった。相手も強い。(おじの朝青龍がSNSでゲキを飛ばす)ツイッターを見て「やっぱりそう(朝青龍の言う通り)だな」と思って。気持ちを入れ替えて頑張りました」

琴恵光(下)を上手投げで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)


逸ノ城(5勝2敗)引き落とし明瀬山(6勝1敗)

★明瀬山(初黒星は)「特には気にしていない。うれしいですよ。いい成績だと思います」

逸ノ城(後方)に引き落としで敗れる明瀬山(撮影・鈴木正人)

逸ノ城(左)に引き落としで敗れた明瀬山(撮影・鈴木正人)


豊 山(4勝3敗)とったり照 強(3勝4敗)

豊山(右)をとったりで破る照強(撮影・中島郁夫)


琴ノ若(5勝2敗)肩透かし翠富士(5勝2敗)

★琴ノ若「つかまえたかったけど先に動かれて、相手のペースになってしまった。しっかり引きずらないように切り替えていきたい」

琴ノ若(手前)を肩すかしで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

翠富士に肩すかしで敗れた琴ノ若(撮影・鈴木正人)


佐田の海(3勝4敗)押し出し美ノ海(4勝3敗)

佐田の海(左)を押し出しで破る美ノ海(撮影・中島郁夫)

十両

宇良(5勝2敗)とったり矢後(3勝4敗)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(手前)をとったりで破る宇良(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

貴景勝が初日 大栄翔5連勝/5日目写真特集

<大相撲初場所>◇5日目◇14日◇東京・両国国技館

平幕の大栄翔が3大関、2小結を破って自身初の初日から5連勝を飾った。

かど番の大関正代は結びで宝富士を寄り切り、4勝1敗で序盤戦を終えた。もう1人のかど番大関、朝乃山は栃ノ心を寄り切り、3勝2敗と白星を先行させた。

初日から4連敗の大関貴景勝は埼玉栄高の3学年後輩、琴勝峰を突き落としで下して初日を出した。

今場所初めて、3大関安泰となった。

5日目の取組模様を写真で振り返ります。


豊 山寄り切り佐田の海

豊山(右)を寄り切りで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)

伊勢ケ浜親方(手前)に勢い余って乗りかかる佐田の海(左)と豊山(撮影・鈴木正人)

伊勢ケ浜親方(手前)に勢い余って乗りかかる佐田の海(左)と豊山(撮影・鈴木正人)

豊山(手前)は佐田の海に寄り切りで敗れ仰向けになる。中央は巻き込まれた伊勢ケ浜審判部長(撮影・小沢裕)

豊山「(佐田の海と攻防のある相撲)流れはすごい良かった。(番付を下げている現状に)上位で戦いたい。1日1日大事にやっていきたい。」

英乃海寄り切り翠富士

翠富士(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・野上伸悟)

豊昇龍寄り切り明瀬山

明瀬山は豊昇龍(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

明瀬山「(取組は)あまり覚えていないです。無我夢中だったので。(初の5連勝は)めっちゃうれしいです。あと10日頑張りたいという感じ。千秋楽まで相撲を取りたい。」

琴ノ若上手投げ照 強

琴ノ若は照強(左)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)

琴ノ若「慌てないように、しっかり落ち着いていけた。まだ序盤戦なので、余計なことを考えずにやっていく。(元大関琴奨菊の秀ノ山親方から稽古場で)助言だったりを聞いて、視野を広く持ってやろうと思っている。(中盤戦に向けて)がむしゃらにいけたらいい。」

天空海寄り倒し琴恵光

天空海(左)を攻める琴恵光(撮影・鈴木正人)

天空海(下)を寄り倒しで破る琴恵光(撮影・野上伸悟)

天空海「立ち合いが甘かった。いい方向に持って行くように、いろいろ考えてやっている。(明生が5連勝と好調で)自分も追えるように頑張ります。」

志摩ノ海押し出し逸ノ城

志摩ノ海(左)を押し出しで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

志摩ノ海(右)を押し出しで破る逸ノ城(撮影・野上伸悟)

志摩ノ海「(逸ノ城に上体を)起こされたので(敗因は)本当にそれだけだと思う。体は悪くないので、自分の相撲を取りきれるように頑張りたい。」

碧 山寄り切り妙義龍

碧山(左)は妙義龍を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

碧山「右差してから前に出ようと思っていた。(体の状態は)いい感じです。(中盤戦に向けて)前に出る自分の相撲を取っていきたい。」

霧馬山下手投げ翔 猿

翔猿(右)を下手投げで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)

翔猿(右)を下手投げで破る霧馬山(撮影・野上伸悟)

明 生寄り切り徳勝龍

徳勝龍(右)を寄り切りで破る明生(撮影・小沢裕)

明生「(徳勝龍とは)胸を合わせたくなかった。合いかけたが、すぐ対応できた。(5連勝スタートも気持ちは)いつもと変わらずです。」

竜 電肩すかし隠岐の海

隠岐の海(右)は肩すかしで竜電を破る(撮影・小沢裕)

隠岐の海「あまり集中できなかった感じですけど、勝ててよかった。」

遠 藤押し出し

遠藤(右)を押し出しで破る輝(撮影・鈴木正人)

「相手の頭を起こしてそこから攻めていく形をとりたかった。勝つにはそれしかないかなと。」

玉 鷲突き落とし阿武咲

阿武咲(右)を突き落としで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)

阿武咲「おっつけも入っていたけど、腰が入っていかなかった。いけると思ったのもあるけど、落ち着いていけばよかった。反省ですね。」

高 安押し出し大栄翔

高安(左)を激しく攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

高安(右)を激しく攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

懸賞金を受け取る大栄翔(撮影・鈴木正人)

大栄翔「しっかり前に出ることができたんでよかったと思います。体の調子もいいんで、このまま気持ちとうまくつながっていければ。」

御嶽海寄り切り隆の勝

御嶽海(左)の攻めを耐える隆の勝(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)は隆の勝に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

隆の勝「押し込まれて危ないところもあったが、はたかれても足がついていったんでよかったです。」

照ノ富士押し出し北勝富士

北勝富士(右)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)

北勝富士(奥)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・野上伸悟)

照ノ富士「(序盤5日間を3勝2敗で終え)思っているほど力が出ていない。(中盤戦に向けて)精いっぱいやっていくだけ。」

北勝富士「左のかいなをガッチリ返されてしまったんで、攻め手が少なくなって呼び込んでしまった。まだ5日目なんで、しっかり切り替えて頑張ります。」

貴景勝突き落とし琴勝峰

琴勝峰(右)を突き落としで破る貴景勝(撮影・野上伸悟)

琴勝峰(奥)を突き落としで破る貴景勝(撮影・野上伸悟)

貴景勝「(4連敗からの気持ちの切り替えについて)一生懸命やることしかできない。集中して1日1日準備していくだけだと思う。白星あがってまた明日、いいきっかけになってやっていければ。集中して力を出し切ることしかない。また準備していきたい。」

朝乃山寄り切り栃ノ心

栃ノ心(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・野上伸悟)

朝乃山「(栃ノ心とは)胸を合わすと力で負ける。(相手の変化は昨年の)9月場所もそういう立ち合いをされたので、頭の中には入っていた。自分の相撲を取って、白星でお客さんに喜んでもらえればいい。まだ序盤戦終わったばかり。気を引き締めて頑張りたい。」

宝富士寄り切り正 代

宝富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・野上伸悟)

正代は宝富士(右)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

正代「立ち合いから左四つの相手の形になってしまった。(攻められて)あせってさばいてしまったのはよくなかったが、最後は体を入れ替えて勝ててよかった。」

関連するニュースを読む

明生5連勝!部屋の集団感染乗り越え旋風巻き起こす

徳勝龍(手前)を攻める明生(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇5日目◇14日◇東京・両国国技館

東前頭7枚目明生(25=立浪)が、平幕の徳勝龍を寄り切り、自己最長を更新する初日から5連勝を飾った。昨年12月には茨城・つくばみらい市の部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生。満足な稽古ができない時期を乗り越え、5年連続で初優勝力士が誕生している初場所で、旋風を巻き起こす。全勝は大栄翔、明生、明瀬山の平幕3人。大関貴景勝が初白星を挙げた。

  ◇  ◇  ◇

25歳のホープ、明生の勢いが止まらない。徳勝龍に右上手を取られたが、下手で振ってまわしを切る。右で前みつをがっちりつかみ、休まず攻めた。「胸を合わせたくなかった。合いかけたけど(上手を切って)すぐに対応できた」。初日から5連勝は自身初だ。

場所前はコロナ禍に直面した。昨年の12月、部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生して兄弟子の幕内力士、天空海ら計11人が入院。部屋全体の稽古は約2週間休みとなった。

その中でも「やれることは限られていたけど、逆にやれることをやっていれば大丈夫」と信じて、調整を進めてきた。休みの間は弟弟子で平幕の豊昇龍とともに稽古場に降りて、おのおので四股やすり足などの基礎運動に励んだ。1日2時間たっぷり汗をかき、夕方には部屋内のトレーニングルームを使って体を追い込む。入院中の力士とはSNSで連絡を取り合い、互いを鼓舞してきた。「みんな(症状が)悪化せずに戻ってきてくれたので良かった」と安堵(あんど)の表情。仲間たちと苦難を乗り越えてきた。

今は幕内下位だが、19年九州場所には西前頭2枚目まで番付を上げ、三役を目前としていた。1年前の初場所で、左上腕の負傷により初めての休場を経験。十両落ちも経て「けがをしてから相撲を取れるありがたさを感じる」と、感謝の思いを持って土俵に上がる。16年の琴奨菊から5年連続で初優勝力士が誕生している初場所。初の賜杯を目指す明生に“ジンクス”継続の期待がかかる。【佐藤礼征】

徳勝龍(後方)を寄り切りで破った明生(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

綱取りかかる貴景勝は痛い黒星発進/初日写真特集

<大相撲初場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

綱とりに挑む大関貴景勝が、初日を落とした。過去の対戦成績が拮抗(きっこう)している小結御嶽海との押し合いを制することができなかった。横綱昇進が懸かる場所で、いきなり痛い1敗を喫した。 

かど番の両大関は初日、明暗が分かれる結果となった。正代はもろ差しから一気に北勝富士を寄り切り。昨年の11月場所で負傷した左足首にはテーピングを施さず、万全の形で滑り出した。朝乃山は突き押しの大栄翔を組み止めることができずに押し出された。 大関復帰を目指す関脇照ノ富士は新鋭の琴勝峰を押し倒し、初日を白星で飾った。 

新型コロナウイルスの影響で横綱白鵬を含む力士65人が休場し、横綱鶴竜は腰痛で休場。1都3県では緊急事態宣言が発出された中での開催に緊張感も走っている。

初日の取組模様を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む八角理事長(撮影・河田真司)

御嶽海(左)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

宝富士(後方)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)

幕内

幕内土俵入り(撮影・鈴木正人)

伊勢ケ浜審判部長に優勝旗を返還する貴景勝(撮影・河田真司)

佐田の海送り出し大奄美

大奄美(右)を送り出しで破る佐田の海(撮影・鈴木正人)

佐田の海「じっくり攻められた。勝つと負けるとでは気分が違う。33歳ですけど、そんなに老け込む年齢ではない。しっかりやっていきたい」

明瀬山寄り切り琴ノ若

琴ノ若(右)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・鈴木正人)

琴ノ若「先に攻めて流れをつかみたかったが、まわしに届かなかった。相手どうこうより自分がしっかり攻めて持っている力を出さないといけない。体が動いていないわけじゃないんで、もっとがむしゃらに攻めていけるようにしたい」

明瀬山「(16年春場所以来の幕内)何も考えずにガムシャラにいった。全敗がなくなったので気楽にいきます」

豊昇龍小手投げ豊 山

豊昇龍(右)を小手投げで破る豊山(撮影・河田真司)

豊山「土俵際までは下からあてがって押せたが、最後はちょっと強引だったかな。それも前に出てのことなんで、プラスに捉えたいと思います」

天空海引き落とし翠富士

天空海(手前)を引き落としで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

翠富士「(新入幕白星に)すごくうれしいです。(1回目は立ち合い不成立)相手の変化とか考えたけど自信持っていきました」

天空海「(昨年12月に新型コロナウイルスに感染して調整遅れが懸念されたが)体の痛いところもなくなって、プラスに考えてやっていた」

逸ノ城小手投げ照 強

逸ノ城(左)に小手投げで敗れる照強(撮影・河田真司)

琴恵光押し出し碧 山

碧山(右)を押し出しで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)

志摩ノ海押し出し妙義龍

妙義龍(右)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・河田真司)

志摩ノ海「妙義龍関は出足も早いのでそれに負けないように下からあてがっていった。余計なことを考えないように取れました」

妙義龍「最後、体が起きてしまった。新年1発目で張り切っていったけど、まあいいんじゃないですか。当たりもよかったと思うし。また明日からですね」

幕内取組前半を終え、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗が土俵を回る(撮影・河田真司)

徳勝龍引き落とし霧馬山

霧馬山(左)を引き落としで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)

徳勝龍「新年1発目なので、勝っていい年にしたいなという気持ちが強かった。(昨年の初場所で幕尻優勝)去年の1月場所はお客さんが満員ですごい声援だった。改めてファンあっての、お客さんあっての大相撲だと感じる。(コロナ関係で休場者が続出)出られるだけありがたい。出られない人の分までとかじゃないが、自分は出られてるのでその分しっかりやらないと」

霧馬山「今年最初、いい相撲で白星つけたかったけどまた明日からですね。勝ち越し目指して頑張ります」

翔 猿押し出し

翔猿(左)を押し出しで破る輝(撮影・河田真司)

翔猿(中央)は輝に押し出され、遠藤の上に落ちる(撮影・河田真司)

翔猿(中央)は輝に押し出され、遠藤の上に落ちる(撮影・河田真司)

輝に押し出しで破れ遠藤(下)の上に落ちる翔猿(撮影・鈴木正人)

「(土俵際)ちょっと危なかったが、足に力が入っているということ。内容ある相撲をとれば、結果はついてくると思う」

竜 電押し出し明 生

竜電(左)を押し出しで破る明生(撮影・鈴木正人)

明生「攻める気持ちが出てよかったと思う。コロナの中で相撲をとれることに感謝して、集中して自分のやりたいことをやっていけば結果はついてくると思っているんで」

遠 藤上手出し投げ隠岐の海

遠藤(右)を上手出し投げで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)

栃ノ心寄り切り玉 鷲

玉鷲(右)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・河田真司)

高 安押し倒し阿武咲

高安(右)を押し倒しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)

阿武咲「しっかり集中して前に攻めることができた。(高安とは)お互い全部知ってるんで、思い切っていくだけでした」

宝富士押し出し隆の勝

朝乃山(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)

隆の勝「前に攻めようと思っていたが、消極的な相撲になってしまった。結果はどうあれ、勝てたんでよかったと思います」

照ノ富士押し倒し豊昇龍

北勝富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・河田真司)

琴勝峰「立ち合い、圧力負けしてしまった。動けるは動けているんで、あとは感覚だけですね」

朝乃山押し出し大栄翔

朝乃山(右)を攻める大栄翔(撮影・河田真司)

貴景勝(右)は御嶽海に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

大栄翔「(大関朝乃山に完勝)よかったと思います。自分の理想の相撲がとれた。(今場所の目標)最低でも勝ち越し。その上を目指して頑張りたい」

北勝富士寄り切り正 代

正代「立ち合いからの出足がよく、土俵際もうまく対応できた。この調子で最後までいけたらと思う」

貴景勝押し出し御嶽海

御嶽海(右)の攻めに耐える貴景勝(撮影・河田真司)

照ノ富士は琴勝峰(左)を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海「(綱とりの貴景勝に快勝)今日はしっかり下から当たれて(相手の体を)起こすことができた。相手(の動きが)見えていたんでよかったと思う」

関連するニュースを読む

厳戒態勢の初場所初日を終える「世界中に感動を」

大相撲初場所初日の幕内土俵入り(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇初日◇10日◇東京・両国国技館

大相撲初場所が10日、東京・両国国技館で初日を迎えた。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言下で、厳重な対策を講じ5000人を上限に観客を入れての興行。本場所直前に約900人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査の結果、力士65人を含む協会員83人が休場する中、幕を開けた。

白鵬(35=宮城野)、鶴竜(35=陸奥)の両横綱も休場で3場所連続で横綱不在。今後、協会員に感染者が出た場合、日本相撲協会は「部屋封鎖」も視野に入れるなど厳戒態勢。綱とりに挑む大関貴景勝に土がつくなど、混沌(こんとん)とした場所を象徴する初日となった。

  ◇   ◇   ◇

その日の十両以上の取組を知らせる会場内の電光掲示板。右端から取組順にしこ名が並ぶ中、左端には休場する関取16人のしこ名がズラリと並んだ。腰痛で休場した鶴竜を除き、15人が新型コロナ感染及び濃厚接触にあたるとして休場を余儀なくされた。十両土俵入りに参加したのは28人中わずか19人。本来なら土俵上に、ずらりと力士が並ぶが、目立ったのは力士同士の間隔の広さ。感染予防対策にソーシャルディスタンス(社会的距離)は大事だが、予期せぬ大きなスペースが、緊急事態を物語っていた。

土俵上の寂しさは否めない。それでも、観客の入りはこれまでの場所と大差なかった。1日あたりの観客数の上限を5000人としての開催。東京は緊急事態宣言下だが、入場可能な午後1時になると多くのファンが会場入りした。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「相撲博物館の館長にあいさつに行った時、博物館の前からずら~って、売店にお客さんが並んでいた。密にならないようにはしないといけない。ただ、こんな中でも来ていただいてありがたいこと」と感謝した。

大勢の休場者を出しながらも開催に踏み切ったからこそ、厳しい対応を視野に入れる。芝田山広報部長は「体調不良者が出れば即刻検査して、万が一、感染者が出たら部屋を封鎖する手だてをして、乗り越えていかないといけない」と説明。すでに協会は、直近で感染者が出た4部屋の全力士の休場を決めるなど徹底した感染対策をとっている。感染がさらに広がれば、無観客や中止の可能性もあるなど柔軟に対応していく。

十両取組途中に行われた協会あいさつでは、八角理事長(元横綱北勝海)が「力士は切磋琢磨(せっさたくま)し、今年初めての場所で力を発揮するよう努力してまいりました。世界中に感動を届けられるよう努力します」と力強く宣言した。新型コロナと隣り合わせの日々が続くが、角界は一丸となって15日間を戦い抜くつもりだ。【佐々木隆史】

▽照ノ富士 いろいろ大変な時期。場所があるか分からない状態で調整していた。無事に15日間終われればと思う。(土俵入りでは)休場力士が多いが仕方ないこと。出場している力士で盛り上げられれば。

▽徳勝龍 出られるだけありがたい。出られない人の分までとかではないが、自分は出られているので、その分しっかりやらないと。

▽豊山 こういう状況下でも見にきてくれる人のためにいい相撲を見せたい。その思いを忘れずやりたい。

大相撲初場所初日の幕内土俵入り(撮影・河田真司)
大相撲初場所初日の休場力士(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む