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最多の佐渡ケ嶽は時差式稽古 力士数データ/新番付

春場所で新入幕の琴ノ若と、師匠で父の佐渡ケ嶽親方(左)(2020年2月24日)

日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、夏場所開催の可否は決まっていない。

新番付にしこ名が載った力士総数は45部屋に695人。部屋別、出身地別のナンバーワンはどこか…。データを紹介します。

【部屋別力士数】

相撲通の方なら1位と2位はあの部屋…と推測できるでしょう。ここ数年、常にトップを競うあの部屋です。

1位は佐渡ケ嶽部屋の37人。新型コロナウイルスの影響で稽古にも工夫が求められる中、佐渡ケ嶽部屋は「うちは40人ぐらい力士がいるから」(琴奨菊談)と起床時間から2班に分ける「時差式稽古」で汗を流している。入幕力士が3人もいたため、幕内力士5人も45部屋でトップだ。

2位は2差の35人で木瀬部屋。関取予備軍ともいわれる幕下に15人を擁し、関取数6人は九重部屋と並び2位タイ。徳勝龍の初場所優勝で活気づいている。

3位以下は<3>玉ノ井部屋28人<4>境川部屋25人<5>高田川部屋24人<6>九重・高砂・八角の高砂一門の3部屋が23人で続く。9位で21人の追手風部屋は関取数が7人でトップ。木瀬部屋同様、学生相撲出身力士を多く輩出している。10位の錣山部屋(20人)までが、20人以上在籍の部屋だ。

また“関取在籍率”では追手風(21人中7人)、片男波(3人中1人)がトップだ。

【出身地別力士数】

やはり日本全国の人口比率に準じているのか。1位は東京都の56人。以下<2>大阪府(39人)<3>愛知県(37人)<4>兵庫県(36人)<5>福岡県(32人)で本場所開催4都府県が予想通りにベスト5入り。以下<6>神奈川県(31人)<7>千葉県(29人)<8>鹿児島県(28人)<9>埼玉県(25人)<10>熊本県(23人)と続く。幾多の横綱を輩出した“相撲どころ”の北海道はモンゴルと並ぶ11位(22人)、やはり多くの名力士を輩出した相撲が盛んな青森県は10人(21位タイ)となっている。

国別ではモンゴルの22人がダントツで、ジョージアが2人、残るブラジル、中国、ロシア、ブルガリア、ハンガリー、フィリピン、ウクライナが各1人となっている。

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大相撲夏場所2週間延期も、協会は「開催」こだわり

閑散とする両国国技館正面出入り口(撮影・河田真司)

日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、5月10日に初日を迎える予定だった大相撲夏場所(両国国技館)開催の2週間延期を決定した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けての決定で、夏場所の新日程は5月24日が初日で、6月7日が千秋楽。協会は今後も情勢に注視しながら、通常開催、縮小開催、無観客開催、中止などを検討するとした。合わせて7月の名古屋場所開催の2週間延期も発表した。

  ◇    ◇    ◇

新型コロナの感染拡大の影響を受け、角界がまた1つの決断を下した。臨時理事会を終え、記者会見に出席した八角理事長(元横綱北勝海)は「予定されていた5月場所を2週間延期することを決議しました」と発表した。

3月に行った春場所は史上初の無観客開催に踏み切り、協会員からの感染者を出すことなく15日間完走した。各方面で大会やイベントが軒並み中止や延期となる中で1つの結果を示したが、社会情勢は深刻化する一方。同理事長は「日に日によくなっているとは言えない中で開催するにはどうすればいいのかというところで2週間の延期を決めた」と理由を語った。

あくまで、開催を目指した上での延期となる。夏場所の番付発表は通常通り27日に行う。今後、政府からの「緊急事態宣言」が出た場合についても、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「その時点で理事会を招集しながらどういう方向性にするかを決める。今の時点では中止とは言えない」と慎重に言った。

八角理事長も「通常開催を目指しながら、縮小しての開催、無観客開催、あるいは中止を含め、あらゆる角度から柔軟な姿勢で検討を重ねる」と話した。今後も日程などの変更があり得る可能性は十分にあるとしながらも、協会は「開催」へのこだわりを見せた。

しかし、検討結果の発表時期は未定で、縮小開催の具体的な内容についても同理事長は「何も決まっていない。期間が2週間延期するということだけ」と話すにとどめた。合わせて名古屋場所開催の2週間延期も発表したが、芝田山広報部長は「今の状況で会場が空いているのか空いていないのか分からない。担当者が調整する」と困惑。本来なら4日から販売開始予定だった夏場所の前売り券も販売開始日が未定のままなど懸案事項は多い。

理事会後には師匠会が行われ、各部屋の師匠に同様の説明が行われた。発熱した場合の対処法や各地域の保健所の確認、力士らに春場所同様に朝と夜の検温を義務づけさせるなど、協会は各部屋に徹底した体調管理を求めた。また、これまで代表取材で行われてきた報道陣による朝稽古取材もついに禁止に。前代未聞の状況に、角界も大きく揺れ始めた。

◆主な本場所の日程変更 45年夏場所は無料公開で明治神宮にて興行の予定のところ、5月23日の初日に大空襲があり6月7日へと延期。89年初場所は1月8日初日予定も昭和天皇崩御のため9日に変更。00年秋場所は9月10日初日予定も、同年のシドニー五輪の日程を考慮して前年の98年11月に9月3日に変更と決定。13年夏場所も5月5日に初日予定だったが、前年の12年5月に1週間後の5月12日に変更と決めた。

 ★大相撲の日程★

◆初場所 1月12~26日 両国国技館 19年12月24日番付発表 徳勝龍が史上2度目の幕尻優勝。

◆春場所 3月8~22日 エディオンアリーナ大阪 2月24日番付発表 史上初の無観客開催。白鵬が優勝し、朝乃山が場所後に大関昇進。

◆春巡業 3月29日の三重・伊勢神宮を皮切りに近畿、東海、関東などで4月26日まで開催予定も中止、または21年に延期。

◆夏場所 5月24日~6月7日 両国国技館 4月27日番付発表 5月10日に初日予定も2週間の延期。

◆名古屋場所 7月19日~8月2日 愛知・ドルフィンズアリーナ 番付発表当初は6月22日予定も現時点では未定 7月5日初日予定も2週間の延期。

◆オリパラ場所 8月12、13日に両国国技館で「大相撲東京2020オリンピック・パラリンピック場所」開催予定も、東京五輪の延期により21年の同時期に延期する方針。

◆秋場所 9月13~27日 両国国技館 番付発表8月31日

◆九州場所 11月8~22日 福岡国際センター 番付発表10月26日

閑散とする両国国技館正面出入り口(撮影・河田真司)

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近大相撲部の阿部新監督就任 急死前監督の遺志継ぐ

1日付で就任した近大相撲部の阿部新監督(撮影・実藤健一)

大関朝乃山の母校、近大相撲部の阿部智志新監督(41)が1日付で就任し、取材に応じた。

朝乃山と直接的な接点こそないが、初場所で優勝した同校OBの徳勝龍も引き合いに「ワンチャンスをものにできる力がある」。無観客で行われた春場所も欠かさず見たと言い、「(右四つの)自分の形を持っている。それが力強くなってきている」。例年、春場所前にOBの大相撲力士が訪問するが「ここまできましたからね。もう1つ上を目指してほしい」とエールを送った。

前監督の伊東勝人氏(享年55)が今年1月18日に急死した。その後を受けての就任。OB会から打診を受けた直後は「即答できなかった」。重い責任と向き合い、「(相撲部を)このままにするわけにはいかない」と監督を受けた。

新入生を含めて、32人の大所帯を預かる。目標は「(大学選手権の)団体戦優勝です」と明確だ。伊東監督の遺志を引き継ぐが、「プレッシャーはあるけど、考えても仕方がない。遺志を引き継いで、自分らしくやっていきたい」。その指導方針も「人としてどれだけ成長できるか。人間形成が大事です」とキッパリ。新型コロナウイルス感染が拡大する厳しい状況下、新体制がスタートした。

◆阿部智志(あべ・さとし) 1978年(昭53)9月22日、山形県酒田市生まれ。近大での個人成績は98年西日本選抜学生相撲大会優勝など。01年に卒業し、近大の職員に。前監督の伊東氏が急死したことを受け、今年4月1日付での近大相撲部監督就任が決まっていた。

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注目の徳勝龍4勝11敗「今日から切り替え」雪辱だ

玉鷲(左)は徳勝龍を押し出しで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇22日◇エディオンアリーナ大阪

1月の初場所で史上2度目の幕尻優勝を果たした西前頭2枚目徳勝龍(33=木瀬)は、上位総当たりの場所を4勝11敗で終えた。千秋楽は西前頭7枚目玉鷲の突きを堪えて左をのぞかせたが、相手の強力なのど輪に耐えきれず、押し出しで敗れた。

記録ずくめの初優勝から2カ月。場所前から注目を浴び続けた。「注目をされているとかプレッシャーを感じる必要はないが、なかなか勝たせてもらえなかった。まだ甘い。気持ちが弱かった」。

2桁黒星の中でも、見せ場はつくった。初日から5連敗で迎えた6日目、横綱鶴竜から自身初の金星を挙げた。年6場所制となった58年(昭33)以降に初土俵を踏んだ力士では史上3位の年長記録。「金星は良かった」と振り返りながら「終わったら褒められた成績じゃない」と、自己評価はただただ厳しかった。

来場所は幕内中位~下位の番付で出直しとなる見通しだ。自己最高位の場所で苦しんだ33歳は「明日からではなく、今日から気持ちを切り替えていかないといけない」と、リベンジに燃えていた。【佐藤礼征】

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白鵬V笑顔なし、協会異例あいさつ/千秋楽写真特集

<大相撲春場所>◇千秋楽◇22日◇エディオンアリーナ大阪

新型コロナウイルス感染防止のため史上初の無観客開催となった春場所。6年3カ月ぶりとなった千秋楽相星決戦は白鵬(35=宮城野)が鶴竜(34=陸奥)との横綱対決を制し13勝2敗で2場所ぶり44度目の優勝を果たした。

【白鵬は44度目の優勝も笑顔なし、八角理事長は異例の千秋楽あいさつ】

八角理事長(右)から賜杯を受け取る白鵬(撮影・前岡正明)

協会挨拶を行う八角理事長(撮影・前岡正明)

八角理事長から優勝賜杯を受けた白鵬(撮影・外山鉄司)

優勝賜杯を受けた白鵬(撮影・外山鉄司)

協会挨拶を行う八角理事長(撮影・前岡正明)

八角理事長(右)から賜杯を受け取る白鵬(撮影・前岡正明)

【殊勲賞の阿武咲】

殊勲賞の表彰を受ける阿武咲(撮影・前岡正明)

【敢闘賞の隆の勝】

敢闘賞の表彰を受ける隆の勝(撮影・前岡正明)

【技能賞の碧山】

技能賞の表彰を受ける碧山(撮影・前岡正明)


白鵬(13勝2敗)寄り切り鶴竜(12勝3敗)

白鵬が寄り切りで優勝を決めた(撮影・外山鉄司)

白鵬(左)は鶴竜を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)

白鵬(右)は鶴竜を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

優勝を決めた白鵬(撮影・外山鉄司)


貴景勝(7勝8敗)押し倒し朝乃山(11勝4敗)

朝乃山(左)は貴景勝を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)


隆の勝(12勝3敗)押し倒し正代(8勝7敗)

隆の勝(右)は正代を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)


宝富士(9勝6敗)押し出し遠藤(7勝8敗)

霧馬山(右)は大栄翔を上手投げで破る(撮影・前岡正明)


隠岐の海(8勝7敗)上手投げ琴奨菊(7勝8敗)

隠岐の海は琴奨菊(手前)を上手投げで下す(撮影・小沢裕)


玉鷲(6勝9敗)押し出し徳勝龍(4勝11敗)

玉鷲(左)は徳勝龍を押し出しで下す(撮影・小沢裕)


豊山(8勝7敗)突き落とし千代丸(7勝6敗2休)

豊山(左)は千代丸を突き落としで破る(撮影・前岡正明)


阿武咲(9勝6敗)押し出し御嶽海(10勝5敗)

御嶽海(右)は阿武咲に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)


炎鵬(6勝9敗)下手投げ勢(8勝7敗)

炎鵬は勢(手前)を下手投げで下す(撮影・小沢裕)


明生(7勝8敗)突き出し輝(8勝7敗)

輝(右)は明生を突き出しで破る(撮影・前岡正明)


石浦(9勝6敗)寄り切り碧山(11勝4敗)

石浦(右)は碧山を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

【十両優勝した琴勝峰】

十両優勝した琴勝峰(撮影・小沢裕)

【三段目優勝した宇良】

三段目優勝した宇良(撮影・小沢裕)

【〈番外編〉最後に神送りの儀式で行事を胴上げ】

最後に神送りの儀式で行事を胴上げ(撮影・外山鉄司)

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“稽古場横綱”碧山1敗守る「稽古場と一緒」無観客

琴ノ若(右)を勢いよく攻める碧山(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇18日◇エディオンアリーナ大阪

“稽古場横綱”が無観客開催の場所で底力を発揮する。西前頭13枚目の碧山(33=春日野)が新入幕の琴ノ若を突き出し、横綱白鵬とともに1敗を守った。関取衆のだれもが認める稽古場での強さ。自身も「稽古場みたい」という今場所、引いてしまう悪癖はなく、攻撃的な相撲で昨年春場所以来の2桁白星を飾った。横綱鶴竜、大関とりの関脇朝乃山らが1差で追う。

   ◇   ◇   ◇

新入幕の挑戦を“秒殺”で粉砕した。立ち合い、いなされて体が泳いだ碧山だが、すぐに立て直して琴ノ若を突き出した。「当たった瞬間、(相手が)いなくなったけど体がよく動いた」と快勝を振り返った。

「(2桁は)うれしいです。大阪はゲンがいいね」。12勝をあげた昨年春場所以来の2桁星に表情は緩む。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客の異例の場所だが、碧山にとってはプラスになる。稽古場での強さは、関取衆の誰もが認める。昨年の東京・町田市で行われた春巡業での申し合い稽古で16戦全勝。横綱審議委員会による稽古総見では勝ちっぱなしで土俵に残り続け、八角理事長(元横綱北勝海)がたまらず「代われ」と指示したこともあるほどだ。

観客がいない寂しい場内を碧山は「(観客席に)いるのは親方衆だけ。稽古場と一緒」と表現し、「稽古場と同じように迷わず、前に出ている」と言った。当たって引いてしまう悪癖が今場所はない。「普通に相撲とっている」という稽古場感覚が星につながる。

先場所、幕尻優勝の徳勝龍は同じ86年生まれで「(相撲)教習所も一緒だった」と意識する存在。その先場所、碧山は4勝2敗から9連敗で大負けし「ショックだった」。一方で徳勝龍の快進撃を「何で勝てるのかと思った」と言い、「勝ちたいだけじゃ難しい」と気づかされたという。

17年名古屋場所で白鵬に星1つ及ばなかった13勝をあげ、関脇も務めた実力者。番付下位に潜み、無観客も味方に「下克上」の主役を狙う。【実藤健一】

琴ノ若(左)を突き出しで破り1敗をキープする碧山(撮影・河田真司)

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千代丸、口を大きく開けて気合/11日目写真特集

<大相撲春場所>◇11日目◇18日◇エディオンアリーナ大阪

新型コロナウイルス感染防止のため史上初の無観客開催となった春場所。11日目の取組を写真で振り返る。

【1敗】白鵬、碧山

【2敗】鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝


白鵬(10勝1敗)押し出し北勝富士(2勝9敗)

北勝富士を下し、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)

北勝富士(左)を押し出しで下す白鵬(撮影・河田真司)


正代(5勝6敗)押し出し鶴竜(9勝2敗)

正代を押し出す鶴竜(撮影・渦原淳)

正代を下し、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる鶴竜(撮影・河田真司)


貴景勝(5勝6敗)押し出し阿炎(5勝6敗)

貴景勝を押し出す阿炎(撮影・渦原淳)

阿炎(右)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山(9勝2敗)寄り切り竜電(4勝7敗)

竜電(左)の攻めに耐える朝乃山(撮影・河田真司)

朝乃山が竜電を寄り切る(撮影・渦原淳)


阿武咲(6勝5敗)寄り切り遠藤(6勝5敗)

阿武咲を寄り切る遠藤(撮影・渦原淳)

阿武咲を破り、懸賞金の束を手にする遠藤(撮影・河田真司)


大栄翔(7勝4敗)送り出し御嶽海(9勝2敗)

大栄翔を送り出す御嶽海(撮影・渦原淳)

大栄翔(左)を攻める御嶽海(撮影・河田真司)


炎鵬(4勝7敗)突き落とし徳勝龍(2勝9敗)

徳勝龍(下)を突き落としで破る炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬が突き落としで徳勝龍を破る(撮影・渦原淳)


隆の勝(9勝2敗)押し出し石浦(7勝4敗)

隆の勝が押し出しで石浦を破る(撮影・渦原淳)

石浦(左)を押し出しで破る隆の勝(撮影・河田真司)


琴奨菊(6勝5敗)寄り切り千代丸(5勝4敗2休)

時間いっぱいになり土俵上で口を大きく開ける千代丸(撮影・河田真司)

琴奨菊に敗れた千代丸(撮影・渦原淳)


琴ノ若(7勝4敗)突き出し碧山(10勝1敗)

琴ノ若(左)を突き出しで破る碧山(撮影・河田真司)

琴ノ若を突き出した碧山(撮影・渦原淳)

【〈番外編〉痛そうに体を丸める審判の浦風親方】

豊ノ島(左)との取組で落下する千代鳳(中央)は、審判の浦風親方(右から2人目)に向かい転がる(撮影・河田真司)

豊ノ島(左)との取組で落下する千代鳳(中央)は、審判の浦風親方(右から2人目)に向かい転がる(撮影・河田真司)

豊ノ島(左)との取組で落下する千代鳳(中央)は、審判の浦風親方(右)に向かい転がる(撮影・河田真司)

豊ノ島(左)との取組で落下した千代鳳(左から2人目)と衝突し、砂かぶり席まで下がり痛そうに体を丸める審判の浦風親方(右)(撮影・河田真司)

千代鳳(右)と衝突し、遅れて協議判定のため土俵に上がる審判の浦風親方(右から4人目)(撮影・河田真司)

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あっ!大翔鵬が行司めがけて落下/10日目写真特集

<大相撲春場所>◇10日目◇17日◇エディオンアリーナ大阪

新型コロナウイルス感染防止のため史上初の無観客開催となった春場所。10日目の取組を写真で振り返る。

【1敗】白鵬、碧山

【2敗】鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝


竜電(4勝6敗)寄り切り鶴竜(8勝2敗)

鶴竜(右)は竜電を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)

竜電(右)を寄り切る鶴竜(撮影・上田博志)


白鵬(9勝1敗)押し出し阿武咲(6勝4敗)

白鵬(右)を押し出し金星をあげた阿武咲(撮影・上田博志)

阿武咲(右)は白鵬を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

阿武咲(左)に押し出しで敗れた白鵬(撮影・河田真司)


貴景勝(5勝5敗)はたき込み正代(5勝5敗)

正代(奥)は貴景勝をはたき込みで破る(撮影・前岡正明)

貴景勝(左)をはたき込みで破る正代(撮影・河田真司)

正代に敗れ、肩を落とし土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)


朝乃山(8勝2敗)押し出し炎鵬(3勝6敗)

朝乃山(奥)は炎鵬を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

炎鵬(左)を押し出しで破る朝乃山(撮影・河田真司)

炎鵬を破り、土俵下で息を整える朝乃山(撮影・河田真司)


御嶽海(8勝2敗)押し出し遠藤(5勝5敗)

遠藤(中央左)を押し出しで破る御嶽海(中央右)。土俵下で控える貴景勝(左)と朝乃山(右)(撮影・河田真司)

遠藤(左)に押し出しで勝利した御嶽海(撮影・上田博志)


隠岐の海(5勝5敗)突き落とし徳勝龍(2勝8敗)

時間いっぱいになり、タオルを手にし口元を当てる徳勝龍(撮影・河田真司)

徳勝龍(右)を突き落としで破る隠岐の海(撮影・河田真司)

徳勝龍(左)は隠岐の海に突き落としで敗れる(撮影・前岡正明)


宝富士(7勝3敗)突き落とし隆の勝(8勝2敗)

隆の勝(右)に突き落としで勝利する宝富士(撮影・上田博志)

宝富士に敗れ、肩を落とし土俵から引き揚げる隆の勝(撮影・河田真司)


石浦(7勝3敗)押し出し魁聖(6勝4敗)

石浦(左)を押し出す魁聖(撮影・上田博志)

魁聖(奥)に押し出しで敗れる石浦(撮影・河田真司)


志摩ノ海(5勝5敗)突き出し碧山(9勝1敗)

志摩ノ海(右)に突き出しで勝利した碧山(撮影・上田博志)

志摩ノ海(左)を攻める碧山(撮影・前岡正明)

【〈番外編・十両〉大翔鵬が行司めがけて落下】

美ノ海に押し出された大翔鵬(左)は、土俵下で控えている行司の木村銀治郎(右)めがけて落ちる(撮影・河田真司)

大翔鵬(右)を押し出す美ノ海(撮影・上田博志)

土俵から落ちてきた大翔鵬にぶつかる行司(撮影・上田博志)

美ノ海に押し出された大翔鵬(中央)は、土俵下で控えている行司の木村銀治郎めがけて落ちる(撮影・河田真司)

大翔鵬(左)が押し出され、土俵下で控えている行司の木村銀治郎(右)にめがけて落ち、痛そうに顔を覆う(撮影・河田真司)

【〈番外編・十両〉ストレッチをする翠富士】

豊昇龍との取組を待つ間、無観客会場の土俵下でストレッチをする翠富士(撮影・河田真司)

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小兵石浦にらむ、顔ゆがめる霧馬山/9日目写真特集

<大相撲春場所>◇9日目◇16日◇エディオンアリーナ大阪

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【全勝】白鵬

【1敗】隆の勝、碧山

白鵬(9勝0敗)押し出し竜電(4勝5敗)

竜電(右)を押し出しで破る白鵬(撮影・清水貴仁)

白鵬(右)は竜電を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

竜電を下し、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)


阿炎(4勝5敗)押し出し鶴竜(7勝2敗)

阿炎(左)を押し出す鶴竜(撮影・清水貴仁)

阿炎を下し勝ち名乗りを受ける鶴竜(撮影・河田真司)


貴景勝(5勝4敗)押し出し豊山(4勝5敗)

貴景勝(左)の腕をとり押し出しでやぶる豊山(撮影・清水貴仁)

貴景勝(右)を押し出す豊山(撮影・河田真司)

豊山(左)は貴景勝を押し出しで破る(撮影・前岡正明)


朝乃山(7勝2敗)寄り切り正代(4勝5敗)

蹲踞する朝乃山(奥)と正代(撮影・河田真司)

朝乃山(左)は正代を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


北勝富士(2勝7敗)押し出し御嶽海(7勝2敗)

北勝富士(左)を攻める御嶽海(撮影・前岡正明)

北勝富士(左)を押し出しで破る御嶽海(撮影・河田真司)


炎鵬(3勝6敗)突き出し遠藤(5勝4敗)

炎鵬(右)の攻めに耐える遠藤(撮影・河田真司)

炎鵬(左)を突き出しで破る遠藤(撮影・清水貴仁)


阿武咲(5勝4敗)寄り切り徳勝龍(2勝7敗)

阿武咲(左)を寄り切りで破る徳勝龍(撮影・河田真司)


宝富士(6勝3敗)極め出し霧馬山(4勝5敗)

宝富士(手前)の極め出しに顔をゆがめる霧馬山(撮影・清水貴仁)

宝富士(右)に極め出しで敗れる霧馬山(撮影・河田真司)


隆の勝(8勝1敗)押し出し玉鷲(2勝7敗)

玉鷲(右)との立ち会いで顔をうち出血するも押し出しでやぶる隆の勝(撮影・清水貴仁)


千代大龍(6勝3敗)押し出し碧山(8勝1敗)

千代大龍(右)を押し出す碧山(撮影・河田真司)


石浦(7勝2敗)送り出し勢(5勝4敗)

勢(右)をにらみつける石浦(撮影・河田真司)

勢(左)を送り出しで破る石浦(撮影・清水貴仁)

【幕内土俵入り】

土俵入りで無観客の花道から土俵に向かう幕内力士たち(撮影・河田真司)

無観客で執り行われる幕内土俵入り(撮影・河田真司)

【〈番外編〉天を仰ぐ照ノ富士】

無観客の会場で天を仰ぐ照ノ富士(撮影・河田真司)

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きたっ!小兵炎鵬&石浦の肩すかし/8日目写真特集

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御嶽海(6勝2敗)押し出し鶴竜(6勝2敗)

御嶽海を押し出す鶴竜(撮影・渦原淳)

御嶽海(左)を押し出しで下す鶴竜(撮影・河田真司)


白鵬(8勝0敗)とったり阿炎(4勝4敗)

白鵬はとったりで阿炎を破る(撮影・渦原淳)

阿炎(奥)をとったりで下す白鵬(撮影・河田真司)

阿炎(左)をとったりで下す白鵬(撮影・河田真司)


貴景勝(5勝3敗)押し出し北勝富士(2勝6敗)

貴景勝は押し出しで北勝富士を破る(撮影・渦原淳)

貴景勝(左)に押し出され、土俵下で転がる北勝富士(撮影・河田真司)

北勝富士を下し、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる貴景勝(撮影・河田真司)


竜電(4勝4敗)寄り切り正代(4勝4敗)

竜電は寄り切りで正代に敗れる(撮影・渦原淳)


朝乃山(6勝2敗)すくい投げ豊山(3勝5敗)

朝乃山(左)は豊山のすくい投げに敗れる(撮影・渦原淳)

豊山のすくい投げに敗れがっくりの朝乃山(撮影・渦原淳)


隠岐の海(4勝4敗)寄り切り遠藤(4勝4敗)

隠岐の海が寄り切りで遠藤を破る(撮影・渦原淳)

遠藤(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


大栄翔(5勝3敗)押し出し徳勝龍(1勝7敗)

大栄翔に押し出される徳勝龍(撮影・渦原淳)

徳勝龍(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・河田真司)


炎鵬(3勝5敗)肩すかし阿武咲(5勝3敗)

阿武咲(右)を肩すかしで破る炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬が肩すかしで阿武咲を破る(撮影・渦原淳)

阿武咲(左)に飛びかかる炎鵬(撮影・河田真司)

肩すかしで阿武咲(手前)を破る炎鵬(撮影・外山鉄司)


石浦(6勝2敗)肩すかし錦木(1勝7敗)

錦木(左)を肩すかしで破る石浦(撮影・河田真司)

石浦は肩すかしで錦木を破る(撮影・渦原淳)

【7連勝の横綱白鵬が土俵入り】

無観客で執り行われる横綱白鵬土俵入り(中央)。左は太刀持ち炎鵬、右は露払い石浦(撮影・河田真司)

【幕内土俵入り】

無観客で執り行われる幕内土俵入り(撮影・河田真司)

【〈番外編〉豊昇龍と納谷】

若元春を破り、無観客の花道から引き揚げる豊昇龍(撮影・河田真司)

王輝を破り花道から引き揚げる納谷(撮影・河田真司)

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朝乃山1敗守る、遠藤を小手投げ/7日目写真特集

<大相撲春場所>◇7日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

大相撲史上初の無観客開催となった春場所は、休場明けの横綱白鵬が無傷の7連勝を飾った。前頭3枚目御嶽海との全勝対決を制した。御嶽海は今場所初黒星。3場所連続途中休場から復活を目指す横綱鶴竜は、小兵の人気力士、前頭4枚目炎鵬を押し倒して5勝2敗。炎鵬は2勝5敗。


白鵬(7勝0敗)押し出し御嶽海(6勝1敗)

御嶽海(左)は白鵬に押し出しで敗れる(撮影・河田真司)

御嶽海(左)を押し出しで下す白鵬(撮影・河田真司)

御嶽海を下し懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる白鵬(撮影・河田真司)


炎鵬(2勝5敗)押し倒し鶴竜(5勝2敗)

炎鵬(右)を押し倒しで下す鶴竜(撮影・河田真司)

炎鵬(右)を押し倒しで下す鶴竜(撮影・河田真司)


貴景勝(4勝3敗)突き落とし徳勝龍(1勝6敗)

徳勝龍(中央)を突き落としで下す貴景勝。左は白鵬(撮影・河田真司)

貴景勝(右)に突き落としで敗れ首をかしげる徳勝龍(撮影・河田真司)


朝乃山(6勝1敗)小手投げ遠藤(4勝3敗)

遠藤(左)を小手投げで破る朝乃山(撮影・河田真司)

遠藤を小手投げで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる朝乃山(撮影・河田真司)


隠岐の海(3勝4敗)寄り切り正代(3勝4敗)

正代(左)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


隆の勝(6勝1敗)寄り切り輝(4勝3敗)

輝(右)を寄り切りで破る隆の勝(撮影・河田真司)

輝を破った隆の勝は、頬付近から流血し土俵から引き揚げる(撮影・河田真司)


千代大龍(6勝1敗)はたき込み勢(4勝3敗)

勢(右)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・河田真司)


碧山(6勝1敗)下手投げ照強(4勝3敗)

碧山(左)を下手投げで破る照強(撮影・河田真司)

碧山(左)を下手投げで破る照強は右腕を押さえる(撮影・河田真司)

碧山を下手投げで破る照強は険しい表情で右腕を押さえる(撮影・河田真司)


石浦(5勝2敗)突き出し千代丸(5勝2敗)

石浦(左)を突き出しで破る千代丸(撮影・河田真司)

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鶴竜「突いていこうと」初顔合わせ炎鵬を一蹴

炎鵬(左)を押し出しで下す鶴竜(撮影・外山鉄司)

<大相撲春場所>◇7日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

鶴竜が初顔合わせの炎鵬を一蹴した。もろ手突きの立ち合いから終始寄せ付けず、土俵際へ突き放した後も、振り向きざまの相手を慌てずに押し倒した。

「中に入れないように突いていこうと思った。(相手が168センチと)低いから」と狙い通りの白星。前日6日目は徳勝龍に不覚を取っただけに「油断しないようにした。切り替えるしかない」と、気を引き締めていた。

報道陣の質問にこたえる鶴竜(撮影・外山鉄司)

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白鵬が無傷7連勝、御嶽海との全勝対決制す 春場所

御嶽海(左)を押し出しで下す白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇7日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

大相撲史上初の無観客開催となった春場所は、休場明けの横綱白鵬(34=宮城野)が無傷の7連勝を飾った。前頭3枚目御嶽海(27=出羽海)との全勝対決を制した。御嶽海は今場所初黒星を喫した。

3場所連続途中休場から復活を目指す横綱鶴竜(34=陸奥)は、小兵の人気力士、前頭4枚目炎鵬(25=宮城野)を押し倒して5勝2敗。炎鵬は2勝5敗。

1982年初場所の琴風以来38年ぶりに1人大関で臨む貴景勝(23=千賀ノ浦)は、初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした前頭2枚目徳勝龍(33=木瀬)を突き落として4勝3敗。徳勝龍は、前日13日に初金星で挙げた今場所初白星に続けず1勝6敗。

今場所12勝で大関昇進の目安の「三役で3場所33勝」に到達する関脇朝乃山(26=高砂)は、人気力士の小結遠藤(29=追手風)を小手投げで下し6勝1敗。遠藤は4勝3敗。

関脇正代(28=時津風)は、前頭2枚目隠岐の海(34=八角)に寄り切られ3勝4敗。隠岐の海は3勝4敗。

7日目を終え、全勝は白鵬ただ1人。

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初金星で初日出した徳勝龍、鳥谷ロッテ入りも励みに

鶴竜(右)を寄り切りで破る徳勝龍(撮影・前岡正明)

<大相撲春場所>◇6日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

先場所幕尻優勝の西前頭2枚目徳勝龍(33=木瀬)が、初金星で初日を出した。横綱鶴竜を得意の左四つから寄り切った。

33歳6カ月での初金星は、年6場所制となった58年(昭33)以降に初土俵では3番目の年長記録。先場所の下克上優勝で注目を集めた今場所、初日から5連敗と苦しんだが、金星で上昇のきっかけをつかむ。注目の全勝対決は御嶽海が大関とりの関脇朝乃山を下した。

   ◇   ◇   ◇

大きく息を吐き出した。徳勝龍が得意の左差しから横綱鶴竜を寄り切り。3番目の年長初金星だが、それよりも真っ黒な連敗街道から抜け出した安堵(あんど)感が広がった。「もう必死です。金星はうれしいですけど、今場所の初白星なんで。長かったなと」。心からの本音だった。

先場所は史上2度目の幕尻優勝。「史上最大の下克上」と称され一躍、時の人となった。迎えた今場所は自己最高位。「(対戦相手は)三役力士。そう簡単には勝てない。上位は甘くない」と壁に打ちのめされてきた。それでも「落ち込むことなく、やれることをやろう」と鼓舞してきた。

優勝した初場所後は、経験したことがないほどの多忙を極めた。春場所の番付会見で「あっという間の1カ月」と表現した。地元の奈良では、約1万人が集まった凱旋(がいせん)パレードもあった。その中で浮かれることなく、勝負に備えた。通常の稽古に加え、ジムでのトレーニングが日課。新型コロナウイルス感染拡大の影響による世間の「ジム離れ」もプラスにした。感染予防に最大限の配慮をした上で「(利用者が)少ないからね。(トレーニングは)やりたい放題」とルーティンを守った。

もやもやが晴れた。大ファンのプロ野球・阪神を退団して去就が定まらなかった鳥谷がロッテ入り。「タテジマはタテジマですよね。違和感ない。背番号00もかっこいい」。38歳で新天地に挑む鳥谷を励みに徳勝龍も逆襲をあきらめない。【実藤健一】

鶴竜を寄り切りで破り懸賞を受け取る徳勝龍(撮影・前岡正明)
報道陣の質問に答える徳勝龍(撮影・鈴木正人)

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鶴竜が金星配給「あれよあれよであれっ?って感じ」

鶴竜(右)を寄り切りで破る徳勝龍(撮影・前岡正明)

<大相撲春場所>◇6日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

横綱鶴竜(34=陸奥)が、初場所優勝の西前頭2枚目徳勝龍に金星を配給して2敗目を喫した。左四つで右上手を引きつけることができず、下手で振られて寄り切られた。

「(立ち合いは)ただ見て立っただけ。自分で組みにいってますからね。相手も考えてきた。あれよあれよで、あれっ? って感じ」。あっけない敗戦を苦笑交じりに振り返った。

昨年秋場所から3場所連続の休場。綱の責任を果たしたい34歳だが、痛い黒星となった。

徳勝龍に敗れた鶴竜は記者の質問に答える(撮影・前岡正明)

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徳勝龍が初金星で今場所初白星「長かったです」

鶴竜(右)を激しく攻める徳勝龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇6日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした前頭2枚目徳勝龍(33=木瀬)が今場所初白星を初金星で飾った。3場所連続途中休場から復活を目指す横綱鶴竜(34=陸奥)を寄り切りで破った。

快進撃の初場所を経て迎えた春場所。番付も幕尻から急上昇し、初日から上位勢との対戦が続いたこともあり、この日まで5連敗と苦しんだ。「ずっと負けてたんで、今日は勝って、気合い入れて行くだけだと思いました」と臨んだ横綱との一番。「そう簡単には勝たせてもらえないと思ってましたけど、長かったです」と二重の喜びを振り返った。

7日目は、初場所に優勝を決めた相手でもある大関貴景勝(23=千賀ノ浦)と対戦する。「先場所は先場所なんで。今場所しっかり取るだけです」と巻き返しを誓った。

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全勝対決の朝乃山寄り切られる/6日目写真特集

<大相撲春場所>◇6日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

大相撲史上初の無観客開催となった春場所は、初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした前頭2枚目徳勝龍が今場所初白星を初金星で飾った。3場所連続途中休場から復活を目指す横綱鶴竜を破った。鶴竜は4勝2敗。休場明けの横綱白鵬が無傷の6連勝。互いに5連勝で迎えた前頭3枚目御嶽海と、今場所12勝で大関昇進の目安の「三役で3場所33勝」に到達する関脇朝乃山の全勝対決は、御嶽海が寄り切って6連勝。朝乃山は今場所初黒星。


徳勝龍(1勝5敗)寄り切り鶴竜(4勝2敗)

鶴竜(右)を激しく攻める徳勝龍(撮影・鈴木正人)

鶴竜(左)を寄り切りで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(左)は鶴竜を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


白鵬(6勝0敗)寄り切り豊山(2勝4敗)

豊山(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

豊山(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

白鵬(左)は豊山を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)


貴景勝(3勝3敗)突き出し炎鵬(2勝4敗)

炎鵬(右)を突き出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

炎鵬(右)を突き出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)


大栄翔(3勝3敗)押し出し正代(3勝3敗)

正代(左)を押し出しで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)

正代(左)を押し出しで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)

正代(右)を押し出しで破った大栄翔(撮影・前岡正明)


朝乃山(5勝1敗)寄り切り御嶽海(6勝0敗)

朝乃山(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

朝乃山(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

朝乃山(奥)は御嶽海に寄り切りで敗れる(撮影・前岡正明)

御嶽海が朝乃山を寄り切る(撮影・外山鉄司)

朝乃山(奥)は御嶽海に寄り切りで敗れる(撮影・前岡正明)


北勝富士(2勝4敗)押し出し遠藤(4勝2敗)

北勝富士(右)を押し出しで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

北勝富士(右)を押し出しで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

遠藤(手前)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・前岡正明)


石浦(5勝1敗)上手投げ栃ノ心(1勝5敗)

栃ノ心(左)を上手投げで破る石浦(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(左)を上手投げで破った石浦(撮影・鈴木正人)


明生(2勝4敗)はたき込み碧山(6勝0敗)

明生(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・鈴木正人)

明生(左)をはたき込みで破った碧山(撮影・鈴木正人)


明瀬山(2勝4敗)押し出し豊昇龍(3勝3敗)

十両豊昇龍の豪快な取組

明瀬山(上)を押し出しで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

明瀬山(右)を押し出しで破った豊昇龍(撮影・鈴木正人)

別角度から

豊昇龍(右)は明瀬山を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

豊昇龍(右)は明瀬山を押し出しで破る(撮影・前岡正明)

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先場所幕尻Vの徳勝龍が初金星で初白星、鶴竜破る

鶴竜(右)を激しく攻める徳勝龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇6日目◇13日◇エディオンアリーナ大阪

初場所で20年ぶりの幕尻優勝を果たした前頭2枚目徳勝龍(33=木瀬)が今場所初白星を初金星で飾った。3場所連続途中休場から復活を目指す横綱鶴竜(34=陸奥)を寄り切りで破った。鶴竜は4勝2敗。

大相撲史上初の無観客開催となった春場所は、休場明けの横綱白鵬(34=宮城野)が無傷の6連勝を飾った。前頭3枚目豊山(26=時津風)を寄り切った。豊山は2勝4敗。

互いに5連勝で迎えた前頭3枚目御嶽海(27=出羽海)と、今場所12勝で大関昇進の目安の「三役で3場所33勝」に到達する関脇朝乃山(26=高砂)の全勝対決は、御嶽海が寄り切って6連勝。朝乃山は今場所初黒星を喫した。

1982年初場所の琴風以来38年ぶりに1人大関で臨む貴景勝(23=千賀ノ浦)は、小兵の人気力士、前頭4枚目炎鵬(25=宮城野)を突き出して3勝3敗。炎鵬は2勝4敗。

関脇正代(28=時津風)は前頭筆頭大栄翔(26=追手風)に押し出され3勝3敗。大栄翔は3連敗のあと3連勝。

人気力士の遠藤(29=追手風)と北勝富士(27=八角)の小結対決は、遠藤が押し出して4勝2敗。北勝富士は2勝4敗。

6日目を終え全勝は白鵬、御嶽海、前頭13枚目碧山(33=春日野)の3人。

徳勝龍(左)は鶴竜を寄り切りで破る(撮影・前岡正明)

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徳勝龍「もっと攻めないと」5年ぶりの白鵬に粉砕

徳勝龍(左)を下手投げで破る白鵬(撮影・前田充)

<大相撲春場所>◇5日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪

先場所幕尻優勝の西前頭2枚目・徳勝龍(33=木瀬)が、約5年ぶりに横綱白鵬に挑み、粉砕された。

15年夏場所以来となる横綱戦。「結びでやれることはありがたいというか、名誉なことなんで」と気合十分に臨んだ。得意の左を差し込み、横綱の右手を万歳させる勝機もあったが、最後は下手投げに転がされた。チャンスはあったがの問いに「いやいや全然。負けは負けなんで。まだまだ全然顔じゃないですね」と完敗を認めた。

自己最高位で迎えた今場所、黒星が続く苦闘。「今日勝って流れに乗りたかったけど、もっと攻めないとダメですね」。6日目も結びで横綱鶴竜に挑む。「明日もまたなんで。自分のいいところを出していけたらと思います」と必至に前を向いた。

白鵬に敗れた徳勝龍は取組後、マスクを付け取材に応じる(撮影・前田充)

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白鵬が貫禄相撲、炎鵬ひっかけ/5日目写真特集

<大相撲春場所>◇5日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪

新型コロナウイルス感染防止のため史上初の無観客開催となった春場所。西前頭筆頭の高安(30=田子ノ浦)は休場が発表された。5日目の取組を写真で振り返る。


白鵬(5勝0敗)下手投げ徳勝龍(0勝5敗)

徳勝龍を下手投げで破る白鵬(撮影・前田充)

白鵬が下手投げで徳勝龍を下す(撮影・渦原淳)

徳勝龍(左)を下手投げで破る白鵬(撮影・前田充)

徳勝龍(左)を下手投げで破った白鵬(撮影・鈴木正人)

徳勝龍を下手投げで破り、引き揚げる白鵬(撮影・前田充)


豊山(2勝3敗)押し出し鶴竜(4勝1敗)

豊山を押し出す鶴竜(撮影・渦原淳)

豊山(右)を押し出しで破る鶴竜(撮影・前田充)


貴景勝(2勝3敗)寄り切り大栄翔(5勝0敗)

貴景勝(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・前田充)

貴景勝を寄り切る御嶽海(撮影・渦原淳)

御嶽海(左)に寄り切りで敗れた貴景勝(撮影・前田充)


朝乃山(5勝0敗)不戦勝高安(0勝5敗)

高安欠場で朝乃山の不戦勝(撮影・渦原淳)

高安に不戦勝し勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・前田充)


遠藤(3勝2敗)寄り切り正代(3勝2敗)

遠藤が正代を破る(撮影・渦原淳)

正代を寄り切りで破る遠藤(撮影・前田充)


北勝富士(2勝3敗)押し出し大栄翔(2勝3敗)

北勝富士を押し出す大栄翔(撮影・渦原淳)

北勝富士(左)を押し出しで破る大栄翔(撮影・前田充)


隠岐の海(1勝4敗)ひっかけ炎鵬(2勝3敗)

隠岐の海(右)をひっかけで破る炎鵬(撮影・前田充)

隠岐の海をひっかけで下す炎鵬(撮影・渦原淳)

【豊ノ島、得意の肩すかし〈番外編〉】

豊ノ島が肩すかしで千代ノ皇を破る(撮影・渦原淳)

肩すかしで千代ノ皇を破る豊ノ島(撮影・前田充)

勝ち名乗りを受ける豊ノ島(撮影・渦原淳)

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