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セイン初凱旋快勝「日本にいた時よりパワーアップ」

ライオット組を撃破し勝利するカイリ・セイン(撮影・加藤哉)

<WWE大阪公演>◇31日◇エディオンアリーナ大阪

WWE傘下のNXT女子王者となったカイリ・セイン(29)が、6人タッグ戦で快勝し、初の凱旋(がいせん)帰国を飾った。

女子プロレス団体スターダムを退団し、昨年6月にWWEと契約後、初となる日本での試合。ロウで活躍するサーシャ・バンクス、ベイリーの仲良しペアと組み、ヒール3人組ユニット「ライオット・スクワット」と対戦した。先発で出たセインは敵リーダーのルビー・ライオットの挑発を受けると怒りをあらわにしながらファイト。バンクスとベイリーの好サポートを受けながら、試合の流れをつかむと、サラ・ローガンには「いくぞ、大阪!」のかけ声から逆水平チョップの連打を披露した。

さらにスピアーでサラ・ローガンの動きを止め、行進ポーズからのスライディングD、イカリ(変形逆エビ固め)、コーナートップからのエルボーでマットに倒した。最後は再びコーナートップから右ひじを打ち込むインセイン・エルボーでローガンを仕留め、12分44秒、片エビ固めで自ら勝利を奪った。

8月18日のNXTブルックリン大会で新王者となったセインは入場時からNXT女子王座のベルトを巻いて登場し、観客から大きな握手を浴びた。「初凱旋で、何かおみやげを持ってこれたらと思っていたので、日本でこのベルトをお披露目できるのがうれしく思います」と感慨深げ。昨年の女子トーナメント、メイ・ヤング・クラシック優勝から一気に勢いづくかと思われたが、NXT女子ベルト獲得までに約1年もかかった。

「向こうで言葉の面ですごく苦労して、一時期は鬱(うつ)っぽくなって…。米国やプロレスが向いていないんじゃないかと自信をなくていたけれど(NXTブルックリン大会では)2万人のお客さんの前でセミファイナルで、プレッシャーの中で楽しみながらベルトが巻けた」。

今年6月には同じくスターダムを退団した紫雷イオがWWE入りを発表。現在は米フロリダ州にあるWWEパフォーマンスセンターで一緒にトレーニングを積んでいる。NXT大会で1度タッグも組んだという紫雷の存在に「お互いの試合でプロレスの意見交換できるのがうれしい。切磋琢磨して、これからタッグを組むのか、対立するのか、どちらになってもいいものをみせられるかな」と声を弾ませた。

試合勝利後、セインはファンに何度もNXT女子ベルトを掲げ、最後にベイリーとバンクスに両手を挙げられて祝福されるシーンもあった。「日本にいた時よりもパワーアップしている。日本と米国のプロレスの良さはどっちもあって。それをうまくミックスしていきたいと思います」。セインの米国での航海には大きな風が吹いている。

◆カイリ・セイン 本名宝迫香織。1988年(昭63)9月23日、山口・光市生まれ。光高時代にはヨット部所属で、06年高校総体で優勝。国体も4位。法大でもヨットの世界ジュニア日本代表も経験。タレント活動などを経て、11年8月から女子プロレス団体スターダムに入門。宝城カイリのリングネームで、12年1月、愛川ゆず季戦でプロデビュー。次々と同団体のベルトを獲得し、17年6月にWWEと契約。同年の女子トーナメント、メイ・ヤング・クラシックで優勝し、傘下のNXTで活躍。155センチ、52キロ。

WWE大阪公演に向け、取材に応じたNXT女子王者カイリ・セイン(右)と元WWEクルーザー級王者戸沢陽

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彩羽匠が宝城をフォール/スターダム

フォールを奪った彩羽匠(中央)

<スターダム>12日◇新木場1stRING◇観衆295人

 愛川ゆず季引退後、第2章のスタートとなる今大会で思わぬサプライズが飛び出した。メインのカードは新・赤いベルト王者の紫雷イオがダーク・エンジェル&彩羽匠と組み、新ゴッデス王者の宝城カイリ&翔月なつみに松本浩代を加えた6人タッグ戦であった。ここで、4・29両国でデビューしたばかりの彩羽匠が現・ゴッデス王者の宝城カイリをフォールし、デビューからわずか2週間、3戦目にして初白星をゲットした。

 最後はパートナーの紫雷イオによるソバットのアシストから、ぶっこぬきジャーマンを決めると見事3カウントを奪った。試合後、呆然とするタッグ王者組に対して木村響子が登場し、クリスティーナ・フォン・エリーが6月に再来日することを明かすとタッグ王座の挑戦を要求。王者組もこれを受諾し、6・2後楽園での対戦が決定した。

 そして主役の彩羽は6・2後楽園で高橋奈苗とのシングル戦が決まり、「この勢いで6月2日、後楽園大会、高橋奈苗選手を倒したいと思います」と宣言。奈苗が「プロの洗礼なんて甘いものじゃなく、キャリア17年の高橋奈苗のプロレスの凄みをよく教えてやるからな」と呼応すると、「じゃあその凄みを見せてもらいます」と一歩も引かず。新生スターダムから恐れを知らぬ新人が飛び出した!

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引退ゆずポン今後は芸能活動/スターダム

引退セレモニーでファンに投げ込まれた紙テープに囲まれてポーズを取る愛川

<スターダム>◇29日◇東京・両国国技館◇観衆5500人

 グラビアアイドルでプロレスラーの「グラレスラー」愛川ゆず季(29)が約2年半というプロレス人生の幕を閉じた。敵対関係にあった世IV虎(よしこ=19)との引退試合に臨んだ。ゆずポンキック、シャイニング・ゆザードなど得意技を駆使したが、最後は相手のパワーに押され、15分11秒、ダイビングセントーンを受けてフォール負け。10年10月に正式デビューし、シングル戦の戦績は23勝5敗3分けで現役生活を終えた。

 同団体のロッシー小川社長から、V7防衛した王座ワンダー・オブ・スターダムの白ベルトを永久保持として贈られた愛川は「私はもっともっと幸せになります。結婚ではありません。グラレスラーのシンデレラとして旅立ちます」と感慨に浸った。愛川は女子プロレス大賞とニッカン★バトル大賞の女子プロレス部門MVPを史上初めて2年連続で獲得。女子プロレス界をけん引してきたが、今後は芸能活動に専念する。

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惡斗、白いベルト挑戦失敗/スターダム

出直しを宣言した安川惡斗

<スターダム>◇29日◇東京・両国国技館◇観衆5500人

 愛川ゆず季の引退にともない、第2代ワンダー・オブ・スターダム王者決定戦が行われた。団体生え抜きで愛川と名勝負を演じてきた安川惡斗(26)がダーク・エンジェルと戦ったが、10分42秒、相手のレイネーラにつかまってレフェリーストップで敗れ、悲願のベルト奪取はならなかった。

 試合前に負けることがあれば1からやり直すと話していた安川は、青ざめた表情で会見席に現れた。「言ってきたことには責任を持ってきた。言った通り1からやり直す。修行してもっと強くなって戻ってきたい。しばらくリングには立たない」と宣言。デビュー後は若手ヒールとして成長を続けてきたが、大きな壁に突き当たった。

 ダークエンジェルの話 ゆずポンが持っていたベルトだから責任を感じる。良いチャンピオンになりたい。

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ゆずポン「女性の幸せを…」/スターダム

引退し、女性の幸せを目指すグラレスラー・愛川ゆず季

<スターダム>◇29日◇東京・両国国技館◇観衆5500人

 グラレスラー・愛川ゆず季(29)が両国国技館で2年半にわたるプロレス生活にピリオドを打った。

 2010年10月30日、高橋奈苗とのデビュー戦から全力疾走で戦い抜き、2年連続女子プロレス大賞受賞という偉業も達成した。

 最後の試合は同門・世4虎との対決。入場時、すでに愛川の表情は泣き顔に。それでも試合になればYKイエロー、ブルー、レッドで蹴り上げ、さらにはタイガースープレックスで勝負をかけるもカウント2。これをしのいだ世4虎がラリアットからダイビングセントーンへつなげると、愛川に跳ね返す体力は残っておらず最後の3カウントをきいた。

 試合後は引退セレモニーへ。マスコミ各社、他団体やスターダム所属選手、タレントなどから記念品が贈呈される。新日本プロレスの棚橋弘至からはビデオメッセージが届き、「ゆずぽん、愛してまーす!」の言葉が届いた。

 最後にロッシー小川代表から白いベルトが手渡される。2代目ベルトは作成中とのことで、この初代ベルトは愛川に永久贈呈されることとなった。

 最後に愛川がファンに向けてあいさつ。「この場所で引退試合をさせていただいて、なんて幸せなプロレスラーなんだろうと思います。私はがけっぷちアイドルでしたがプロレスに救ってもらって、今ここにいます。プロレスが大好きです。もっともっとプロレスを応援します」と満員のファンの前で誓った。

 控室では「思い残したことはありません。感謝の気持ちしかありません。(今後は)将来的には女性の幸せをつかみたいと思います。プロレスが大好きになったので芸能活動しながらプロレスを応援したいと思います」と述べると両親が登場。父の智脩さんが「これからいい人見つけて孫の顔を見せてください」とリクエストすると「わかりました、頑張ります」と笑顔で答えた。

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ゆずポン、涙の引退試合/スターダム

世IV虎(上)からコブラツイストを受ける愛川(撮影・河野匠)

<スターダム>◇29日◇東京・両国国技館◇観衆5500人

 グラレスラー・愛川ゆず季(29)が、2年半のレスラー生活を全力で駆け抜けた。団体初の大会場での大会のメーンで、引退試合として若手ヒールの世IV虎(よしこ、19)と対戦。伸び盛りの若手の前に15分11秒、ダイビングセントーンからの片エビ固めで敗れた。

 最後も全力ファイトだった。STFやパイパイアタックなど身につけてきた技をすべて披露するかのように駆使してファイト。代名詞のゆずポンキックもハイキック、後ろ回し蹴り、かかと落としなどを次々に繰り出し、座り込んだ相手の背中への10連発マシンガンキックも見せて、会場を沸かせた。スタミナ、技術も成長を続ける次代の団体を支えることが期待される相手に、最後はダイビングセントーンを受けて、最後を白星で飾ることはできなかったが、会場からは大きな拍手がわき起こった。

 愛川は「正直、辞めたいと思ったこともありましたが、両国で引退試合をさせてもらい、なんて幸せなプロレスラーだったんだろうと思います。がけっぷちアイドルだった私をプロレスが救ってくれ、輝かせていただきました」と涙ながらに話した。最後は「グラレスラーは強いんだー!」と叫び、投げ込まれた黄色の紙テープで埋め尽くされる中、リングに別れを告げた。

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ゆずポン引退試合の相手は世IV虎に決定

愛川ゆず季(前列中央)の引退試合となるスターダム両国大会に出場する選手たち

 スターダムは2日、東京・飯田橋のホテルで会見を開き、4月29日の両国大会で行われる愛川ゆず季(29)の引退試合の相手を世IV虎(19)と発表した。

 会見場にきらびやかなゴールドのビキニで登場した愛川は、最後の試合の相手は引退を発表した昨年12月の時点で決めていたと話し、「よく一緒に練習したし、よく一緒に闘った存在。デビューの時期もほぼ同じでした。引退後もプロレスはもちろん、それ以外の分野でも活躍してほしいです」と“戦友”に対し、後継者としての期待を寄せた。同試合は全10試合のメーンイベントに位置づけられた。

 またエース高橋奈苗のカードは、藤本つかさ、長野美香と組んで、米山香織、松本浩代、朱里組との対戦と決定。岩谷麻優、リン・バイロン、飯伏幸太、伊藤剛太組-須佐えり、真琴、佐藤光留、中澤マイケル組、横尾由衣、吉乃すみれ組-世羅りさ、山口ルツコ組も発表された。

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人気女子レスラー栗原あゆみが引退

8月引退を発表した栗原あゆみは引退興行を支援するZABUNのGAMIに肩車される

 WAVE、OZなどを主戦場にしている女子プロレスのトップ選手・栗原あゆみ(28=フリー)が28日、東京都内で会見し、今年8月限りで現役引退することを発表した。8月4日に後楽園ホールで引退試合を行う。

 栗原は「(古傷の)鎖骨の調子が良くない中、つきあいながらやってきたが、何をやるのも全力という自分のスタイルを続けるには体のリミットが近づいていると感じた」と決断に至った理由を説明した。古傷は冬になると痛みだし、試合が続くときは腫れて、腕が動かせなくなることもあるという。「試合でその状態になってしまうと、練習も限られたものになってしまう。試合も練習も全力で取り組めないと嫌なので…」と話した。

 栗原のプロレス人生はケガとの戦いでもあった。デビュー3年目の07年には右鎖骨を骨折し、約1年半もの長期欠場を強いられた。骨折部分が順調に再生されず「偽関節」と呼ばれる状態になったため、骨盤から骨を移植する大手術を行った。骨が再生された後も用心のためプレートは埋めたまま戦っている。

 今年2月10日にも試合中に眼窩(がんか)底骨折の重傷を負ったが、わずか1カ月後の3月17日にリングに復帰。プロレスにかける情熱を感じさせる一方で、復帰戦前には「試合をすることに対して怖さが生まれてしまった自分がいました」とコラムで明かすなど、揺れる気持ちも見せていた。

 引退試合の相手は「いろいろな人と試合させてもらいましたが、里村(明衣子)さんとはもう一度戦いたい。朱里ちゃんにも負けたままなので取り返したい」と何人も候補がいる。引退後については「報告できるときが来たら報告したい。8月4日まではプロレスラーとしてプロレスのことだけを考えたい」と話した。

 女子プロレス界ではスターダムの愛川ゆず季(29)が4月29日の両国大会で、WAVEのGAMI(44)は年内の現役引退を発表しており、またも看板選手を失うことになった。

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ゆずポン、里村に完敗/スターダム

<スターダム>◇17日◇東京・後楽園ホール◇観衆1250人

 4月29日の両国大会で引退する愛川ゆず季が、里村明衣子に敗れた。デスバレーボムからグランド式裸絞めで絞め上げられると、レフェリーが試合を止めた。

 試合後には、同大会でデビューする彩羽匠がリングイン。「憧れの長与千種さんと同じイメージを持つ里村さんと戦うことで自分のプロレス人生をスタートさせたいです」と対戦をアピール。里村が快諾し、デビュー戦のカードが決定した。

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ゆずポン、3・17後楽園で里村と一騎打ち

愛川ゆず季は3月17日の後楽園大会で里村明衣子との一騎打ちが決定

 スターダムが21日、東京都内のシーザージムで3月シリーズのカード発表を行なった。

 4月29日の両国大会で引退する愛川ゆず季(29)は、3日の新木場大会で夕陽と最後のタッグを組み、宝城カイリと翔月なつみのタッグ「宝翔天女」と対戦する。17日の後楽園大会では里村明衣子とシングル対決も行う。

 愛川は「3月3日、夕陽選手と組みまして宝翔天女と戦うんですけど、夕陽選手は私がデビュー戦を務めた相手ですし、タックリーグも一緒に戦ってきました。その2人で、最後のタッグをしっかりと闘いたいし、対戦相手の宝翔天女は、どちらも白いベルトをかけて戦ったんたんですけど、これからスターダムで頑張ってほしいと思う選手です。最後の四国、高松大会では紫雷イオ選手、ダークエンジェル選手と組ませていただきます。この2人の影響をうけて最初で最後の飛び技を出そうかなと思います。後楽園大会、里村明衣子選手との一騎打ちが決まっているんですけど恐らく引退ロードの中での最高のカードだと思っています。里村選手に“ゆずポン”を刻み込みたいと思います。そして3月の大会が終わったら引退試合の相手を発表したいと思います」と引退ロードにかける決意を語った。

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ゆずポン「ベルトは実家の神棚に飾る」

2月10日の大阪大会で7度目の防衛戦を行う愛川ゆず季(左)と挑戦者の翔月なつみ

 スターダムは29日、東京・新小岩の「シーザージム新小岩」にて記者会見を行い、2月3日新木場大会と10日大阪・ナスキーホール梅田大会の全対戦カードを発表した。

 4月29日の両国大会での引退が決まっている愛川ゆず季(29)は、2月10日の大阪大会で自身の保持するワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)の7度目の防衛戦を行う。挑戦者の翔月なつみ(23)は「愛川さんにはベルトを持ったまま引退してほしくないので、私の地元の大阪でベルトを取ります」と宣戦布告。

 これに対して愛川は「白いベルトは私しか似合わない。ベルトを持ったまま引退して、実家のホワイトハウス(愛川の故郷、愛媛の大豪邸)の神棚に飾るつもりです。翔月選手もゆずポンキックで倒しますよ」とニッコリ。「残りの試合はすべて白いベルトの防衛戦にしてもいいと思ってます」と、王者として引退ロードを駆け抜けるつもりだ。

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ゆずポンが師弟対決制しV6/スターダム

<スターダム>◇14日◇後楽園ホール◇観衆910人

 ワンダー・オブ・スターダム王者・愛川ゆず季(29)が、挑戦者・宝城カイリとの最初で最後の師弟対決を制し、6度目の防衛に成功した。

 序盤からマウントパンチ合戦で互いの気持ちをぶつけ合った。愛川はパイパイタックルからローキックの連打で追い込む。さらに、ダウン気味の宝城の顔面を踏みつけるなど厳しい攻撃を浴びせた。最後はYKブルー(後ろ回し蹴り)からYKイエロー(ハイキック)で試合を終わらせた。

 試合前に愛川は、自らが率い、宝城も所属するユニット全力女子の解散を宣言。自身の引退後にユニットがあることで宝城が甘えてしまうのではないかという思いがあった。「これからも宝ちゃん(宝城)は全力女子がなくなっても全力スピリットでまい進して欲しいです。この全力女子、宝ちゃん、松本さん、夕陽ちゃん、美闘さん、みんな仲間として戦えたことは忘れません」と全力女子での活動に対して、感謝の思いを述べた。

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ゆずポンの水着姿に吉田が圧倒された!?

女子プロレス大賞を受賞した水着姿の愛川ゆず季(右)を見つめるレスリングの吉田

 2012年度プロレス大賞の授賞式が7日、都内で行われた。史上最年少タイの25歳で最優秀選手賞(MVP)を受賞したオカダ・カズチカ(新日本)を始め、プロレス界の顔が集結。さらに、レスリング特別表彰では、国民栄誉賞の受賞で東京スポーツ新聞社格闘技振興財団からも特別賞を贈られた吉田沙保里(30=ALSOK)を始め、ロンドン五輪金メダリスト4人も集結した。

 MVP受賞のオカダは「あんなにも金メダルが並ぶと、レインメーカーで金とかカネとか言っているオレは、すぐに反応してしまう。面白い授賞式でした」と笑顔で話した。授賞式の後の記念撮影では、オカダが吉田をお姫様抱っこ。女子プロレス大賞を受賞した愛川ゆず季(29)の水着姿に目を丸くしていた吉田は「この賞を励みに、今年も頑張っていきたい」と抱負を話していた。

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ゆずポンの挑戦1歩届かず/スターダム

<スターダム>◇24日◇東京・後楽園ホール◇観衆1030人

 引退を発表した愛川ゆず季(29)が、高橋奈苗の持つ団体最高峰ベルト「ワールド・オブ・スターダム王座」に挑戦したが、あと一歩届かなかった。

 来年4月29日の両国大会での引退発表後の初戦は、時代を変える一戦だった。王者の大技ラッシュに耐え、得意のゆずポンキックから猛虎原爆固めで追い込んだが、経験豊富な相手を超えることはできなかった。

 愛川は「今日は赤いベルトを獲ることしか考えていませんでした。応援してくれた人、突然の引退発表でごめんなさい」と、ファンへ謝罪した。そこに宝城カイリが突然リングイン。「ゆず季さんに自分はデビュー戦の相手をしていただいていたんですが、自分とシングルやっていただけないでしょうか。白いベルトをかけてお願いします」と言えば、愛川も「宝ちゃんには負けちゃいけないと思うので、喜んで相手します」と受諾。次は自ら保持するワンダー・オブ・スターダム王座を防衛する立場になるようだ。

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高橋奈苗がゆずポン退けV6/スターダム

<スターダム>◇24日◇東京・後楽園ホール◇観衆1030人

 ワールド・オブ・スターダム王者高橋奈苗(34)が、来年4月での引退を発表した愛川ゆず季(29)の挑戦を退け、6度目の防衛に成功した。

 高橋はラリアットや岩石落とし、コーナースプラッシュと大技ラッシュで攻め込むが、夏の「5★STAR GP」では苦杯を喫した難敵を追い詰められない。逆にYKイエロー、YKブルーを浴びて、猛虎原爆固めにカウント2まで追い込まれた。最大のピンチを乗り越えるとナナラッカで逆襲。最後はワンセコンドEX(変形エメラルドフロウジョン)で3カウントを奪った。

 高橋は、「本当にしんどかった。これまでの赤いベルトの中で一番のしんどさだった。勝ちはサンタさんがくれたんだと思います」と愛川の実力を評価した。

 試合後は次期挑戦者決定戦で紫雷イオを破り挑戦権を獲得した木村響子の乱入を受け、来年1月14日の後楽園大会でのベルト奪取と木村モンスター軍でのベルト総取りをアピールされるなど挑発された。次はタイプの違う難敵との戦いとなる。

 スターダム年内最終戦を防衛で締めくくり「2013年4月29日、両国国技館があります。選手、スタッフ、マスコミさん、みなさん、今日来れなかったみなさんも一丸となって盛り上げていけたらと思います」と来年の大目標へ意欲的だった。

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引退表明ゆずポン連続MVP/バトル大賞

2年連続で日刊バトル大賞女子プロレス部門MVPを獲得した愛川ゆず季

 スターダムの「ゆずポン」こと愛川ゆず季(29)が全体の31%の票を獲得し、12年の日刊バトル大賞女子プロレス部門MVPを2年連続で獲得した。WAVEなどで活躍するフリーの紫雷美央(24)との接戦を3ポイント上回った。来年4月29日のスターダム両国大会での引退を発表しており、現役選手としての受賞は今回が最後となる。

 全力で走り続け、数々の夢を実現したゆずポンの1年を、ファンは見ていた。1人ひとりの支持が集まっての2年連続MVPだ。「私はプロレスがうまいわけでも、運動が特別得意なわけじゃない。一生懸命、全力と意識してきた。それを見てくれたことがうれしい」と笑顔を見せた。

 「グラレスラー」という独自の分野を確立した昨年を、さらに進化させた1年だった。4月に故郷の愛媛・新居浜で凱旋(がいせん)興行「ゆずポン祭」を開催。家族や子どものころに世話になった人々に成長を見せることができた。リング上でもワンダー・オブ・スターダム王座の防衛回数を5回に伸ばし、シングル最強決定リーグ「5★STAR GP」でも初代女王となった。先輩として、夕陽ら新人レスラーのデビュー戦の相手も務めた。一方で自信が率いるユニット「全力女子」裏切った鹿島沙希を圧倒的な力で制裁するなど「殺気」を感じさせる闘いも見せた。

 順風満帆に見えた1年だが、大きな挫折も経験した。5月3日の後楽園大会を腰の負傷で欠場し、タッグパートナーだった美闘陽子(引退)とのワンダー・オブ・スターダム王座防衛戦が消滅した。ファンの期待を裏切る形になった。「人生で一番つらい経験だった」と振り返る。

 それでも現実から逃げることなくリングからファンに謝罪した。その後も関係者席に残り、悔しさで赤くした目でリング内の闘いを見つめ続けた。「申し訳ない気持ちを自分でファンに伝えないと、と思っていました。でも、あの悔しい経験があったから、もっと頑張れた。腰が痛かったら違う部分を鍛える。今までよりプロレスに割く時間が多くなりました」。挫折がプロレスラーとしての器を、さらに大きくした。

 プロレスラー愛川ゆず季が見られるのもあと4カ月となった。引退試合となる来年4月の両国大会でメーンを務めるために、直前に迫った24日の後楽園大会で高橋奈苗が保持する団体最高峰タイトル「ワールド・オブ・スターダム王座」を奪取するつもりだ。「これまでの応援に感謝しています。そういう方々への感謝の気持ちを込めて、全力で戦います」。最後まで代名詞の「全力」で走り抜ける。【来田岳彦】

 ◆愛川ゆず季(あいかわ・ゆずき)1983年(昭58)5月16日、愛媛県新居浜市生まれ。03年にタレントデビュー。バスト100センチの爆乳とクラシックバレエで鍛えたしなやかな肉体でグラビアを飾り人気アイドルとなる。10年5月からプロレス練習を始め10月31日、高橋奈苗戦でデビュー。テコンドーの経験を活かしたゆずポンキックで活躍する。11年1月のスターダム旗揚げに参加。同7月にはワンダー・オブ・スターダム王座を獲得。デビュー9カ月でシングル王者となる。同年11月には美闘陽子(引退)と組んでタッグ王座、今年9月にはシングル最強リーグ「5★STAR GP」を制し、初代女王となった。158センチ、50キロ。血液型B型。

◆MVPトップ3

(1)愛川ゆず季31%

(2)紫雷美央28%

(3)栗原あゆみ19%

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ゆずポン、プロレス引退 芸能活動は継続

目に涙をためて引退を発表する愛川ゆず季

 女子プロレス団体スターダムの愛川ゆず季(29)が18日、都内で会見して来年4月29日の両国大会で引退すると発表。芸能活動は継続する。「来年には30歳にもなるし、女の子として人生を考えてみたい」と話した。

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ゆずポンが4・29両国でプロレス引退

目に涙をためて引退を発表する愛川ゆず季

 女子プロレス団体スターダムのワンダー・オブ・スターダム王者・愛川ゆず季(29)が18日、東京都内で会見し、来年4月29日のスターダム両国大会を最後にプロレス活動から引退することを発表した。芸能活動は継続する。

 マイクを持った瞬間に愛川の目から涙があふれた。「私のプロレスにとって重大な発表をします。来年4月29日のスターダム両国大会でプロレスを引退します」。涙で言葉に詰まりながらも、しっかりと前を向いて決意を明かした。引退の考えは1年前から周囲に相談していたが、所属するスターダムが初めて大会場の両国国技館で大会を開くことを聞かされ、最後の舞台にすることを決意した。「体がきついものそうだし、限界も感じている。グラビアアイドルもやっていて、華のある期間が短いことも分かっている。来年には30歳にもなるし、これを節目に女の子として人生をもう1度考えてみたい。いろいろな(スタイルの)プロレスがあって、ゆっくりもできるけど、私はそうじゃない。そういう気持ち(常に全力を出す)でやってきたので」と引退の理由を明かした。

 24日の後楽園大会では、高橋奈苗が保持する団体最高峰の「ワールド・オブ・スターダム」王座に挑戦する。「あのベルトに挑戦できるのは24日だけだと思っている。いつも全力で戦ってきた。この気持ちを高橋奈苗にぶつけて、必ず勝ちたい」と、残された貴重なチャンスを生かし、団体のトップをに立つ覚悟を示した。

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夏樹、世IV虎組がタッグ王者/スターダム

<スターダム>◇25日◇東京・新木場1st RING◇観衆403人

 夏樹☆たいよう(28)世IV虎(19)組が「GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦」を制し、第2代GODDESSES OF STARDOM王者に輝いた。

 夏樹、世IV虎組はレッドゴッデスブロックのリーグ最終戦で、愛川ゆず季、夕陽組を撃破。愛川組と勝ち点4で並んだが、直接対戦の成績で上回って、ブルーゴッデスブロック優勝の宝城カイリ、翔月なつみ組との決勝に進んだ。今大会で大躍進した相手組に、ダブル二-からのダイビングエルボーなどで追い込まれる場面も見られたが、最後は夏樹と世IV虎の合体技“世IVドン”からダイビングセントーンを決めて3カウントを奪った。

 新王者組は12月24日の後楽園大会で初防衛戦を行なうと発表。その挑戦者チームをリング上から募集した。リーダーの夏樹は「今回、ブロックが違ってナナエ軍団や木村モンスター軍とは当たっていない。そいつらを倒してこその王者だとも思うので、あいつらの挑戦も視野に入れなきゃいけない。女子だけでなく、男子にも防衛していきたいね」と次なる目標を掲げた。

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ゆずポン組がV決定戦王手/スターダム

公式リーグ戦開幕2連勝を飾った夕陽(左端)愛川ゆず季(左から3人目)組

<スターダム>◇11日◇新木場1st RING◇観衆322人

 愛川ゆず季(29)と夕陽(17)のタッグチーム“Yダッシュ”が、GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦レッドゴッデスブロック公式戦で紫雷イオ、岩谷麻優組を破り、開幕2連勝を飾った。

 試合後半、愛川が水面蹴り、夕陽はミドルキックを決め、岩谷の動きを止めると一気にスパート。愛川がゆずポンキックからスタナー、さらにはYKレッド、YKブルーと叩き込んで、岩谷からフォールを奪った。

 イオと岩谷が愛川に対して集中攻撃をかける場面が多く見られた。愛川は試合後「自分がこの試合では狙われているのかなと思ったんですが、そこはタッグチームなので夕陽選手に助けてもらったり、指示をしてもらったりしたので、勝つことができました」と感謝した。

 これで愛川組は勝ち点4となり、25日の新木場大会の夏樹☆たいよう、世IV虎組(現在2点)との一戦を残すのみ。勝つか引き分けで優勝決定戦に進出する。「次のカワカツは自分が一番闘いたくない相手ですね。でも、油断せず頑張って決勝戦に進出したいですね」と前を向いた。

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