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ノア潮崎が拳王と激闘ドロー「意味ある戦いだった」

ノアの横浜文化体育館大会が10日に行われ、GHCヘビー級王者潮崎豪(38)、同ナショナル王者拳王(35)による2冠戦は、60分時間切れにより、引き分けとなった。

潮崎が逆水平チョップで攻め込めば、拳王も得意のキックで応戦。終盤に拳王がダイビングフットスタンプで流れを奪うも、潮崎もふらふらの状態で3カウントは許さなかった。残り30秒を切り、潮崎が最後の力を振り絞ってムーンサルトプレスを決めるも、疲労からカバーにいけず、直後に無情のゴングが鳴らされた。マイクを握った潮崎は「これがGHCだ。これがノアの闘いだ。最後まで決められなかったが、意味のある闘いだった」。

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ノア2冠かけ潮崎豪「歴史前に」拳王「歩み変える」

10日ノア横浜文体大会での2冠戦に向け、調印式をを行ったGHCヘビー級王者潮崎豪(左)とGHCナショナル王者拳王

8月10日のノア横浜文体大会で2冠をかけて戦うGHCヘビー級王者潮崎豪(38)とGHCナショナル王者拳王(35)が8日、川崎市内で調印式を行った。

4日後楽園大会で中嶋勝彦からナショナル王座を奪った拳王は翌5日に潮崎に2冠戦を要求。潮崎が快諾したため、急きょ5日後の2冠戦が決まった。拳王は2冠戦をもちかけた理由について「この時代の流れとともに歩んでいても各駅停車のスピードでしか行けねえ。その流れをぶちこわしてやる。俺が超特急列車に変えて、ノアの歩みを変えてやる」と説明。王者同士の戦いで刺激を生み出し、団体の急成長につなげるつもりだ。

一方の潮崎は「ダブルタイトルマッチは初の試み、挑戦。ノア、そしてGHCの歴史をさらに前に進めていく。さらに大きなものに変えていく。そういう戦いを見せます」と悠々と予告した。

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潮崎が丸藤下し3度目防衛「前だけを見て突き進む」

防衛に成功しベルトを掲げる潮崎(撮影・足立雅史)

<ノア:後楽園大会>◇5日◇東京・後楽園ホール

GHCヘビー級選手権で王者潮崎豪(38)が丸藤正道(40)を下し、3度目の防衛を果たした。

旗揚げ20年の記念日にノアを支えてきた2人の初GHCタイトル戦が実現した。潮崎は04年にノアでデビューし、団体創設者故三沢光晴さんの最後のパートナーだった。今年1月に王者となって以来自らを「アイアムノア」と称し、団体をけん引してきた。そんな潮崎に対し、約4カ月ぶりの有観客試合となった7月18日の後楽園大会で丸藤が挑戦を表明。00年の旗揚げからいる自分こそが「アイアムリアルノアだ」と突きつけていた。

プライドをかけた戦いは30分超の激戦となった。丸藤が蹴りの連続で追い詰めても、逆水平合戦では潮崎が力で上回る。25分を過ぎたところで丸藤が虎王を打ち込むが、それをこらえた潮崎がエルボー2発、さらにローリングエルボーを決め、エメラルドフロウジョンをさく裂。30分がコールされると、潮崎は「いくぞ」と叫び、豪腕ラリアット、さらにムーンサルトプレス(月面水爆)を決め、勝負を決めた。互いに技を出しきった試合。潮崎は「とっておきを出しきらないと彼には勝てない。それがアイアムリアルノア丸藤でしょ?」と振り返った。

試合後のリングには前夜4日にGHCナショナル新王者となった拳王が登場し、「1番強いやつを決めよう」と2冠戦を提案した。潮崎はその場で「よし、やってやるよ、横浜文体で」と快諾。10日横浜文体大会での2冠戦が決定した。

コロナ感染者が増える中、感染防止に努めながらの試合が続く。潮崎は「どうなるかわからない状況。でも、俺はこのGHCベルトを巻いて、前だけを見て突き進んでいくんで、それがノアの『アイアムノア』、GHCヘビー級潮崎豪の生き方。また必ず会場でこのベルトを巻いた姿を見せれるように」と来場できないファンに向けても、メッセージを送った。

防衛に成功した潮崎(左)は丸藤からベルトを受け取る(撮影・足立雅史)
潮崎(左)は丸藤をマットにたたきつける(撮影・足立雅史)
潮崎(右)は丸藤にドロップキックを見舞う(撮影・足立雅史)
場外で激しく攻め合う潮崎(右)と丸藤(撮影・足立雅史)
潮崎(右)は丸藤に激しいラリアットを見舞う(撮影・足立雅史)
防衛に成功した潮崎(右)は拳王と対戦を誓い、リング上でにらみ合う(撮影・足立雅史)

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拳王「お前ノア社長?認めてねぇぞ」高木に決別宣言

試合後ににらみ合うノアの拳王(左)とDDTの高木三四郎(DDTプロレスリング提供)

<DDT:WRESTLE PETER PAN 2020>◇6日◇DDT TV SHOWスタジオ

DDTのテレビマッチ「PETER PAN 2020」の第1日が6日配信された。年間最大のビッグマッチとなる同大会は7日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で見合わせとなり、代わりに2日間のテレビマッチとなった。

注目はノアの拳王、覇王、マサ北宮の「金剛」軍対高木三四郎、DDT軍の6人タッグ戦。拳王は5月30日のテレビマッチに乱入。DDTとノアの社長を兼任する高木に対し、ノアの社長退任を要求。それを受けて、高木がDDTのリングで勝負するよう求め、対戦が決まった。

拳王と高木。違う道を歩んできた2人のポリシーがぶつかり合った。拳王は、武器の蹴りで容赦なく高木を攻撃。一方、高木はプラスチックケースやカスタム自転車などらしさ全開の武器を投入して対抗。最後は覇王が松永にトルネードクラッチを決め、金剛軍が勝利。最後まで両軍、そして拳王と高木の両者がかみ合わないまま終わった。試合後、マイクを持った拳王は何も言わずに退場した。

1人リングに残った高木はマイクを持つと「拳王! おい、金剛! てめぇらと今日肌を合わせてみて、感じたことがあるよ。てめぇらとな、まったく合わねぇよ。プロレス観の違い、プロレスに対する取り組み方が全く違う。考え方が違う、イデオロギーが違う。ぜーんぶ違うよ。それが今日やってみてわかったよ。こんなんだったら、やんねぇでいいだろ」とこれが最初で最後の対抗戦だとした。

さらに、拳王とその向こうにいるノアファンにも呼びかけた。「おい! 拳王!あと金剛! それを応援するファンのみんな! まったく合わねぇよ、あいつらとはよ。プロレスリング・ノアとはまったく合わねぇよ! だからよ、おめぇらはおめぇらでよ、自由にやれよ。俺たちDDTも勝手にやらせてもらう。でもな、DDTの考え方、やり方は違うけど、ベクトルは一緒だろ? てっぺん狙いに行くんじゃねぇのかよ! だから、お前らはお前らで勝手にやれよ。俺も俺で、DDTはDDTで勝手にやる! 2つの存在がデカくなったら、そしててめぇらがまだまだ減らず口たたくようだったら、また、あるかもしんねぇな」。

この日は選手としての主戦場であるDDT側としてリングに立ったが、高木はDDT、ノア両団体の社長。色の違う2つの団体が、それぞれのやり方で上を目指せばいい、とあらためてメッセージを発信した。

拳王はバックステージで口を開き、「高木三四郎!お前がノアの社長? 認めてねぇぞ。ずっと認めてねぇぞ! お前なんか勝手にやっておけ。俺は、そして俺たちは金輪際、オマエと関わらないからな! 俺は俺の道を進む!」と決別宣言した。

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拳王がDDTに乱入、高木社長にNO!6・6に激突

リングで因縁決着することになったDDT、ノアの高木三四郎社長(左)とノアの拳王(DDTプロレスリング提供)

<DDT:DDTTVSHOW!#5>◇30日◇DDTTVSHOWスタジオ

ノアの拳王(35)がDDTテレビマッチに乱入し、DDT、ノアの社長を兼任する高木三四郎(50)にノアの社長職解任を突きつけた。けんかを売られた高木は「社長命令だ」とリングでの決着を要求。6月6日に6人タッグで対戦することが決まった。

この日のセミファイナル後、拳王は自身がリーダーを務めるユニット「金剛」の稲村愛輝、マサ北宮、仁王、覇王、征矢学を引き連れ、乱入。マイクを持つと高木への不満をまくしたてた。

「WRESTLE UNIVERSEを見ているクソヤローども、てめぇらに俺のこと、説明しなくてもわかってるだろ? DDTプロレスの社長、高木三四郎のことをな、めちゃくちゃ、大っ嫌いな、プロレスリング・ノアの拳王だ! DDTの社長? それともう一つあったな。俺は、めちゃくちゃ嫌なんだけどな、俺たちのプロレスリング・ノアの社長も兼任している。プロレスリング・ノアの社長、てめぇ、ノアのこと何をやってるんだ、高木? お前はノアの改革を何かしたのか? お前はな、DDTのことしか考えてねぇんだろ? お前の心の中はノアのことをどう乗っ取ってやろうか、DDTよりノアのこと下だと序列付けたいだけなんだろ? おい、高木! お前なんかなどうでもいいんだよ。お前なんかな、ノアにいなくていいんだよ! お前なんかからなノアを守ってやるよ。お前なんかな、ノアのリングから、ノアの会社から、消えてくれよ! 最後に、汚ねぇDDTプロレスファン! よく聞け! 俺が! 高木三四郎から! ノアを守る!」。ノアは今年1月、サイバーエージェントグループ入り。同時に、2年前から同グループ入りしていたDDT社長の高木が、ノアの社長を兼任することになったが、拳王はその体制に不満を持っていた。

そんな拳王の言動にたまらず、高木もリングに登場。「おめぇらな、言いたい放題言ってくれてるけど、そんなに文句があるんだったら、リングで勝負しようじゃねぇか!」と対戦を要求。拳王らが立ち去ろうとすると、「おい! ちょっと待て! 社長命令だ。社長として、拳王、てめぇに命令してやるよ。このおれと、このDDTリングで戦え!」とたたみかけた。拳王は「やってやるよ」とリングへ戻り、2人は顔を近づけ、にらみ合った。

高木の社長命令とあり、この日の試合後に急きょ対戦が決定。6月6日のテレビマッチ「WRESTLE PETERPAN2020」で、高木三四郎、樋口和貞、松永智充組対拳王、マサ北宮、覇王の6人タッグマッチが行われる。

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リーダー拳王が桜庭下し金剛勝利「俺たちを見ろ!」

シングル6番勝負で対戦した杉浦軍のNOSAWA論外(左)と金剛軍の拳王(ノア提供)

<ノア:テレビマッチ>◇3日◇会場非公開

プロレスリングノアの無観客テレビマッチが3日、AbemaTVで放送された。

この日はすべての試合が杉浦貴(49)率いる杉浦軍対拳王(35)率いる金剛軍という形式。シングル6番勝負では杉浦軍が3勝2敗1引き分けと上回ったが、負けた選手が脱落していく6対6イリミネーションマッチでは、最後に拳王が、杉浦軍の桜庭和志(50)を下し、金剛軍に勝利をもたらした。

杉浦、桜庭、レネ・デュプリ、NOSAWA論外、大原はじめ、吉岡世起の杉浦軍と拳王、マサ北宮、稲村愛輝、征矢学、覇王、仁王の金剛軍。計12人による抗争で最後に残ったのは日本拳法がベースにある拳王と、総合格闘家のレジェンド桜庭の2人。初めは拳王が得意な蹴りで攻め立てるが、負けじと桜庭が拳王を倒し、グラウンド勝負へ持ち込む。桜庭が足4の字、逆十字など関節技を仕掛けるも拳王はうまくかわし、最後は三角締めをかけようとする桜庭を抑え込み、3カウントを奪った。

拳王はテレビカメラに向かって、「俺たちは時を止めないぞ。これを見ているクソヤローどもに新しいプロレスを、今生きているプロレスを見せ続けるぞ。いいか、今はな娯楽も少なくなってきているかもしれねえけどな、俺たちを見ろ!そして俺たち金剛を見ろ!」と力強く宣言。新型コロナウイルスの影響で興行ができない中でも、何かを発信していく覚悟を示した。

9日は、サムライTVとDDTUNIVERSEでの放送。GHCナショナル王者杉浦貴が中嶋勝彦(32)相手に5度目の防衛戦を行うほか、GHCジュニアヘビー級タッグ選手権で王者HAYATA(32)、YOHEI(31)組と挑戦者鈴木鼓太郎(41)、小川良成(53)組が戦う。

10日は再びAbemaTVでの放送となり、グレート・ムタと謎のキャラクター魔流不死(まるふじ)がタッグを組み、桜庭和志、望月成晃(50)組と対戦。プロレス、格闘ファンのSKE48松井珠理奈(23)がゲスト出演する。

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ノア無料生配信30分視聴できず、スマホ動画で対応

29日に会見を行った、左から丸藤正道、ノア武田有弘社長、DDT高木三四郎社長、サイバーエージェント藤田晋社長(撮影・中島郁夫)

29日にIT大手サイバーエージェントグループ入りを発表したプロレスリング・ノアの後楽園大会が30日行われた。

試合は同グループDDTの動画サービス「DDTユニバース」で初めて無料配信されたが、試合開始の午後6時半ごろからアクセスが集中。新規登録者を中心に、一部視聴できない状態が約30分続き、急きょスマートフォン撮影による動画を公式ツイッターで配信した。前親会社リデットエンターテインメントを批判してきた拳王(35)は試合後、新体制でも支援を継続するリデット社にまさかの感謝。さらに「約束の場所へ、拳王が連れていく」と日本武道館帰還という夢をあらためて口にした。

拳王(中央)(20年1月29日撮影)

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清宮海斗「ノアが一番熱い」業界1位に引き上げる

両国大会3夜明け会見に臨んだGHCヘビー級王者清宮海斗

11月2日のプロレスリングノア両国大会で6度目の防衛を達成したGHCヘビー級王者清宮海斗(23)が5日、都内で3夜明け会見に臨んだ。

2日は両国のメインで宿敵拳王を破り、ノアを業界1位に引き上げると宣言。「リング上で業界1位というのを口にしました。新しいベルトに刻み込んで、現実のものに変えていきたい」とあらためてその野望を口にした。

ノアとして12年12月以来約7年ぶりに両国国技館に進出し、あけてみれば5523人の満員だった。清宮は「本当にお客さんが集まってくれて、すごくうれしいことだった。第1試合から腹から声を出して応援してくれる、あれこそノアの会場。ノアのお客さんが待ち望んでいた。あの会場には愛があった」と振り返り、「今ノアが日本で一番熱い団体だと思う」と自信をこめて話した。

来年ノアは旗揚げから20周年を迎える。「お客さんの気持ちにこたえる試合をやっていくのが1番。(両国大会で)ノアを気になった方もいると思う。1度会場に来てもらえれば、愛があるのが伝わると思う」と生観戦を呼びかけた。

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清宮海斗が6度目防衛成功「拳王とみなさんは最高」

6度目の防衛を果たした清宮(撮影・大野祥一)

<ノア:両国大会>◇2日◇両国国技館

GHCヘビー級選手権で王者清宮海斗(23)が、拳王(34)を下し6度目の防衛を果たした。

清宮は10月22日の浜松大会で拳王からダイビングフットスタンプをくらい首を負傷。この日も拳王から容赦なく首を攻められたが、30分過ぎに猛虎原爆固めを2連続で決め、31分の激闘を制した。

マイクを持った清宮は「なんかちょっとでも、気を抜いたら危ない。一瞬の隙も逃さない対戦相手でした。言おうって思っていたこと、全部飛んじゃいました」と苦笑い。「でもこれだけは言える。きょう戦ってくれた拳王とここに集まってくれたみなさんは本当に最高です」と素直に感謝の気持ちを述べた。

ノアにとっても、大きな分岐点となった。ノアは今年2月、親会社がリデット・エンターテインメントに変更。故三沢光晴の魂を受け継ぎつつ、ロゴとマットを一新。外部から次々に選手を呼び、SNS発信に力を入れるなどさまざまな変革をはかってきた。そして迎えた12年12月以来約7年ぶりの国技館。5523人が客席を埋めた。

清宮はその満員の客席をうれしそうに見つめ、こう宣言した。「おれは本気で、業界2位といわずに、業界1位にいきたい。みんなで一緒に1番まで駆け上がっていきましょう」。昨年12月に22歳の最年少王者となってから11カ月。頼もしくなった姿で、ノアのさらなる上昇を約束した。

6度目の防衛を果たした清宮海斗(撮影・大野祥一)

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王者清宮、拳王のフットスタンプ受け切りベルト守る

首の負傷以来初めて公の場に出てきたGHCヘビー級王者清宮拳斗(左)を挑発する拳王(右)。中央は立会人の小橋建太氏(撮影・高場泉穂)

清宮と拳王があの“事件”を語った。

プロレスリングノアが1日、翌2日に両国国技館で行うビッグマッチの公開前日会見を都内のホテルで開いた。6度目の防衛戦に臨むGHCヘビー級王者清宮海斗(23)が公の場に現れるのは、10月22日の浜松大会で拳王(34)のダイビングフットスタンプをくらって首を負傷して以来、10日ぶり。元気な姿に集まった約100人のファンが喜ぶ中、拳王はマイクを持つなりほえた。

「おい清宮。なんだよ、てめえ。ぴんぴんしてるな。ずっとだんまり決めて。携帯なくしたのか? パソコン壊れたのか? どうせ会社に、いや親会社のリデット・エンターテインメントに黙っておけ、って言われたんだろ?『プロなのに、選手、相手にけがをさせて、プロ失格だ』。そう思わせたいだけにだんまり決めてたんだろ。でも、今日安心したよ。もう1度、プロのフットスタンプでお前を倒してやるからな」。悪びれる風もなく、清宮を挑発した。

一方の清宮はまず「この1週間首のけがということでご心配をおかけしました」とあいさつ。「今はもう大丈夫です。100%治っています。まず1番最初に伝えたかった事です。みなさんの前にでてくる時は心身ともに100%じゃないと。光の速さで治してここまでやってきました。おれが光になってベルトを防衛して、みんなと一緒に新しい景色をみたいと思います」と堂々と宣言した。

浜松大会での負傷は、清宮が猛虎原爆固めをしている最中に拳王がダイビングフットスタンプをしたことで起こった。清宮は病院に搬送され、頸椎(けいつい)捻挫で約1週間安静となった。

ウェブ上、SNS上で拳王の技のかけ方を危険だとする声が上がる中、拳王は「今の日本のプロレス界、世界のプロレス界、フットスタンプ1発であれだけ話題をもっていけるやついるか」と悪びれずに振り返った。

清宮は「フットスタンプに関しては、前哨戦で熱くやってきたので、覚悟をもってやった技というのは分かります」と理解を示し、その上で「次きたら受け身をとれる自信がある。首を攻めようが関係ない」と加減なしの戦いを求めた。

2人の一騎打ちは今年1月の同タイトル戦以来10カ月ぶり。この試合から、GHCヘビー級のベルトは新しくなる。今後の団体の命運をかけたメインの一戦に向け、立ち合い人の小橋建太氏(52)は「これがGHCだという試合を期待します」とエールを送った。

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拳王「超満員の両国で清宮から必ず」ベルト奪取宣言

11・2の前哨戦で打倒清宮へ手応えをつかんだ拳王(中央)

<ノア:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

拳王(34)がベルト奪取へ自信を深めた。

メインの6人タッグで同じユニット「金剛」のマサ北宮、稲村愛輝と組み、清宮海斗、中嶋勝彦、潮崎豪組と対戦。11・2両国大会でGHCヘビー級ベルトをかけて戦う王者清宮にターゲットを定め、激闘を繰り広げた。得意の蹴りを連発し、場外で机や床にたたきつけるなど、清宮に対し怒りを爆発させた。試合は仲間の北宮が中嶋に勝利。前哨戦で優位に立った。

試合後、拳王は「俺はリデットエンターテインメントがスーパー、ウルトラ、めちゃめちゃ、マジで、嫌いだ」と清宮を猛プッシュする会社をあらためて批判。清宮に対しても「お前の目は2年前に比べて迷いがあるな。迷える子犬」とこきおろし、「超満員の両国で清宮から必ずベルトをとる」と宣言した。

この日は会社から衝撃の発表もあった。12月14日に新木場1stRINGで行われる金剛主催興行を超満員にできなければ、金剛解散だけでなく、拳王も退団となることが決まった。ノアの顔としてふさわしいかどうか-。会社批判を繰り返してきた拳王の力が試される。

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杉浦貴と拳王がN1決勝へ、武藤敬司に「負けない」

N1ヴィクトリーで決勝進出を決めた杉浦貴(左)と拳王。メインの後にリングでにらみ合う

<ノア:後楽園大会>◇9日◇東京・後楽園ホール

N1ヴィクトリー各ブロック最終戦が行われ、Aブロックは杉浦貴(49)、Bブロックは拳王(34)が16日の決勝(エディオンアリーナ大阪)へ駒を進めた。

拳王は中嶋に右のハイキックでKO勝利。杉浦はメインで潮崎の逆水平で胸に血をにじませながらも、オリンピック予選スラムで勝負を決めた。

杉浦の試合後にリングに上がった拳王は「お前を倒して、1番存在感のある男に必ずなってやる」と宣戦布告。一方の杉浦は16日大阪大会に参戦する武藤敬司、秋山準ら豪華メンバーの名を挙げ、「(メインで)そいつらに負けない戦いをしようぜ」と呼びかけた。N1覇者は、11月2日両国大会でGHCヘビー級王者清宮海斗と王座をかけて戦う。

またこの日は、来年1月4、5日に後楽園大会を開催することが発表された。両日はちょうど新日本プロレスが隣接した東京ドームで2連戦を行う。杉浦は「なんだろうね、当てていくというのは」と苦笑いしつつ、「向こう(ドーム)を選んだ人が悔しがるような試合をすればいい」と自信をみせた。

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清宮海斗「非情な自分発見」V5戦でひと皮向けた

5度目の防衛に成功したGHCヘビー級王者清宮海斗(2019年7月27日撮影)

プロレスリングノアは29日都内で会見を開き、27日の川崎大会で5度目の防衛を果たしたGHCヘビー級王者清宮海斗(23)が思いを語った。

27日のタイトル戦では、挑戦者中嶋勝彦の打撃に苦しみながらも猛虎原爆固めで29分の死闘を制した。清宮は「今までで最強のチャレンジャー。あんなに蹴り、ビンタ、打撃をうけたのは初めて」と振り返り、その中で「非情な自分を発見することができた」。王者として、さらにひと皮向けた実感を口にした。

会見では8月18日に開幕するN1ヴィクトリー(グローバル・リーグ戦から改称)の出場選手も発表された。2ブロックでリーグ戦を行い、9月16日の大阪大会で優勝決定戦を行う。優勝者は11月2日の両国大会でGHCヘビー級王者清宮に挑戦することも決まった。

<Aブロック>

丸藤正道(8年連続9度目)

杉浦貴(2年連続9度目)

潮崎豪(4年連続6度目)

マサ北宮(5年連続5度目)

アレックス・ハマーストーン(初出場)

<Bブロック>

中嶋勝彦(8年連続8度目)

谷口周平(8年連続8度目)

拳王(3年連続3度目)

望月成晃(初出場)

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(初出場)

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杉浦貴、溢れるノア愛でGHCタッグ&シングル標的

グローバルタッグリーグを制した杉浦貴(右)とKAZMA SAKAMOTO組(撮影・高場泉穂)

<ノア:後楽園大会>◇4日◇東京・後楽園ホール

グローバルタッグリーグ優勝決定戦でリーグ2位杉浦貴(48)、KAZMA SAKAMOTO(36)組が、同1位でGHCタッグ王者の「AXIZ」こと中嶋勝彦(31)、潮崎豪(37)組を破り優勝した。

杉浦は潮崎の逆水平と中嶋のキックの同時攻撃を浴びるなど苦戦したが、最後はキックした中嶋の足をつかんでアンクルホールドに持ち込み、しめ上げてギブアップを奪った。

杉浦は王者組に「そのベルトをかけてもう1回やろうよ」とタイトル戦を要求。さらにGHCヘビー級王者清宮海斗にも「この前の後楽園で俺にぶざまに落とされて負けたよな。分かってるよな?」と挑発。その上で「2つとももらいにいく」とタッグ、シングルの2冠挑戦を表明した。

1つ前のセミの試合後には拳王、小峠ら会社への反体制派が新ユニット「金剛(こんごう)」を結成。“会社の犬”にならないと表明した。それを受けて杉浦は試合後、あえて「俺は会社の犬だ」と宣言した。

「なんでか分かるか?このノアがなければ、俺はここで理想のプロレスができない。ノアがなければみんなこうやって集まってくれない。だから、俺は犬でもなんでもなってやるよ。ノアのために」

旗揚げの00年からノアのマットに上がってきた杉浦の熱い言葉に、満員の後楽園ホールが沸いた。

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ノア清宮が潮崎と中嶋にボコボコ「必ずやり返す」

潮崎、中嶋にボコボコにされた清宮海斗(右)を拳王が抱え、リベンジを誓った(撮影・高場泉穂)

<ノア:後楽園大会>◇29日◇東京・後楽園ホール◇観衆865人

GHCヘビー級王者清宮海斗(22)が、GHCタッグ王者潮崎豪(37)、中嶋勝彦(31)の2人に、ボコボコにされた。

この日は6人タッグ戦で、新パートナーの拳王に、YO-HEYを加え、潮崎、中嶋、HAYATA組と対戦。清宮は潮崎、中嶋に前後で挟まれ逆水平とキックを連続で浴び、フラフラに。さらに四つんばいの状態で顔面に中嶋のキックを打ち込まれ、最後はヴァーティカルスパイクに屈した。4月6日から始まるグローバル・タッグリーグに向けた最後の前哨戦。ここ2戦は清宮、拳王が勝利していたが、ここぞで王者組に力を見せつけられた。

ぐったりした清宮を抱えながら取材場所に現れた拳王は「俺たちがノアの新しい景色を作るんだ。負けは今日だけにしておく」と語気を強め、清宮は「必ず、必ずやり返す…」とだけ言葉を絞り出した。

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ノア清宮海斗が決意「強い気持ちでリードしていく」

3度目の防衛を果たし一夜明け会見に臨んだノアのGHCヘビー級王者清宮海斗

プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者清宮海斗(23)が11日、都内の事務所で3度目の防衛からの一夜明け会見を行った。清宮は10日の横浜文化体育館大会で、丸藤正道と対戦。30分を超す死闘の末、防衛を果たした。オーナーが変わったノアは、10日の大会から団体のロゴと、三沢光晴以来の団体の代名詞といえるマットの色を、緑から白・黒に変更。新たな船出となった大会で、団体の顔としての実力を証明した。清宮は「今までやってきた中で最大の大一番。何としても負けられない試合に挑んで、会場の声援に背中を押されて何とか勝つことができました」と話した。これまでノアのアイコンとして活躍してきた大先輩の丸藤を退けたことには「試合を通して丸藤さんの存在の大きさをあらためて感じた」。新体制のスタートに、団体を引っ張る立場になったことに「新しいノアが始まった。強い気持ちを持ってリードしていきたい」と決意を語った。前日の試合後には、拳王との共闘を宣言。「新しいノアの景色をつくっていくために、ボク1人ではなく大きい力が必用だった。拳王とは何度も戦い、あの人の力が必用だと感じた。まずは、グローバル・タッグリーグ(4月開催)に2人で出て優勝して、ノアのトップに立つ。その後はもちろん、タッグ王座にも挑戦する」と、新たな戦いを宣言した。

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ノア清宮が防衛 天才丸藤超えで拳王と共闘を宣言

丸藤(左)を退け、勝ち名乗りを受ける清宮(撮影・小沢裕)

<プロレスリング・ノア:横浜大会>◇10日◇横浜文化体育館

GHCヘビー級王者清宮海斗(23)が天才超えを果たし、新生ノアの新しい顔になった。清宮は、メインの王座戦で、ノアの顔と言われる丸藤正道の挑戦を受けた。

序盤は、左足への集中攻撃に苦しみ、さらに左腕も徹底的に痛めつけられた。前哨戦でギブアップを奪われたパーフェクト・キーロックにも捕まったが、死力を尽くしてロープに逃れた。天才丸藤の多彩なワザに苦しみながら、一瞬の判断で繰り出すドロップキックで、何度も流れを変えた。最後は、旋回式キックを丸藤の後頭部に見舞い、猛虎原爆固めで3カウントを奪い、3度目の防衛を果たした。

2月にオーナーが変わり、ノアの象徴だったマットの色が緑から白に、ロゴマークもこの日から変わった。新生ノアの船出の日に、ノアのかじ取りは丸藤から清宮に代わった。32分28秒の激闘の末、丸藤超えを果たした清宮は、試合後拳王を呼び出し共闘を宣言。「これから新しい景色をつくっていくには、拳王の力が必要。オレ1人じゃパワーが足りない。拳王と2人で、どんどん上のレベルにいきたい」と目標を口にした。拳王も「リング上で言ったけど、本当に悔しいよ。去年オレがベルトを持ったときに言った杉浦、丸藤超えを清宮にやられてしまった。でもな、こいつと2人で過去以上の輝きと新しい景色をみんなに見せることを約束した。オレたちが必ず武道館に連れて行ってやるよ」と決意を語った。

この日お披露目された新しいロゴのマットで丸藤(左)にドロップキックを浴びせる清宮(撮影・小沢裕)

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清宮に挑戦の丸藤正道、王座奪回後の防衛プラン語る

池上本門寺で豆まきをする丸藤正道(撮影・中島郁夫)

3月10日のプロレスリング・ノア横浜文化体育館大会で、GHCヘビー級王者清宮海斗(22)への挑戦が決まった丸藤正道(39)が3日、王座奪回後の防衛プランを明かした。

池上本門寺で毎年行われている豆まきに参加。丸藤は「清宮には若さ以外に劣っているところは何もない。ただ、(ベルトを)取るだけ」と短い言葉に決意を込めた。さらに「去年は中嶋や拳王ら若いやつらに負けたりしているので、チャンピオンになった丸藤がやつらを返り討ちにしてやる」と防衛後の標的も定めている。

2月1日にはオーナーが変わり新体制となったが「ここ数年で何回も新体制になっている。オレがいるところがノア」とノアの顔も清宮に譲るつもりはない。

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故三沢さんの決め技で、22歳清宮がGHC初防衛

拳王(上)に、タイガースープレックスホールドで勝利する清宮(撮影・河田真司)

<ノア:後楽園大会>◇6日◇後楽園ホール

プロレスリング・ノアの後楽園大会が6日行われ、昨年12月に史上最年少GHCヘビー級王者となった清宮海斗(22)が、挑戦者の拳王(34)を下し初防衛を果たした。

場外での空中戦など激しい攻防を繰り広げ、最後は故三沢光晴さんから影響を受けた決め技、タイガースープレックスホールドで決着。18年1月に同王座をかけて挑戦し敗れた相手に勝ち「拳王さんのおかげでここまでこられた」と、感謝を口にした。試合後に小峠篤司とマサ北宮から挑戦を受けたが「どちらが来ても負ける気はしない。19年のノアの顔は俺だから!」と、力強く宣言した。

GHCヘビー級チャンピオンベルトを手に、ガッツポーズする清宮(撮影・河田真司)

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最年少王者の清宮海斗が初防衛「試合中の記憶ない」

GHCヘビー級チャンピオンベルトを手に、ガッツポーズする清宮(撮影・河田真司)

<ノア:後楽園大会>◇6日◇後楽園ホール

昨年12月に史上最年少GHCヘビー級王者となった清宮海斗(22)が、挑戦者の拳王(34)を下し、初防衛を果たした。

場外での空中戦など激しい攻防を繰り広げ、最後は三沢光晴さんから影響を受けた決め技、タイガースープレックスホールドで決着。「試合中の記憶がない」と夢中になるほどの死闘でベルトを守った。

ちょうど1年前の18年1月には王者だった拳王に挑戦し、敗れていた。逆の立場でリベンジを果たし「拳王さんのおかげでここまでこられた」と感謝を口にした。

デビューから3年の若きエースは勝ってもなお「俺はまだまだチャンピオンとしては情けないかもしれないです」と観客に思いを語った。

それでも小峠篤司とマサ北宮からそれぞれ挑戦を受けると「どちらが来ても負ける気はしない。19年のノアの顔は俺だから! 一緒に駆けあがっていきましょう」と力強く宣言した。

GHCヘビー級チャンピオンベルトを肩に乗せ、観客席を見つめる清宮(撮影・河田真司)
初防衛を成し遂げ、GHCヘビー級チャンピオンベルトを手に涙を浮かべる清宮(撮影・河田真司)

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