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振分親方「今の力士を」まわしオファー生真面目固辞

青森・板柳町で行われた夏巡業に参加した地元出身の振分親方(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が14日、青森・板柳町で行われ、勧進元を務めた元関脇追風海の斉藤直飛人(44)は「多くのお客さんが集まって良かった」と胸をなで下ろした。

同町出身で引退後は青森で県議会議員を務め、この巡業では同県の相撲普及を狙った。初代若乃花や隆の里、旭富士を輩出した同県だが、近年は相撲人口が減少傾向。「僕らの頃は青森出身の力士とモンゴル出身の力士が同じくらいいた。昔は相撲か野球しかスポーツがなかったけど今は多様化している。これからまた少しでも増えてくれれば」と斉藤氏。この日は2000人近くの観客が集まり、同県出身の幕内力士である宝富士や阿武咲らが人気を博した。

斉藤氏と同じく同町出身の振分親方(元小結高見盛)は、終始写真撮影やサインを求められる人気ぶり。斉藤氏からは「まわしを締めて相撲を取らないか」と打診もあったが断った。「もう自分は力士ではないので。今の力士たちを見てほしいから、自分が目立つというのはあんまりと思い…」と生真面目に話した。

青森・板柳町で行われた夏巡業で勧進元を務めた元関脇追手海の斉藤直飛人氏(撮影・佐藤礼征)

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元安美錦の安治川親方、地元青森巡業で感謝あいさつ

青森市で行われた巡業に参加し、あいさつを行う元安美錦の安治川親方(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏巡業が13日、青森市で行われ、同県出身で元関脇安美錦の安治川親方が参加し、地元のファンに感謝の気持ちを伝えた。公の場では初めてのスーツ姿で、土俵上でのあいさつでは「現役中に長きにわたり、ここ青森から応援していただきありがとうございました。今後は青森から関取を輩出するべく、親方として頑張ります」と感謝と今後の意気込みを語ると、集まった約2000人の観客から拍手が起こった。30度近い気温の中で、既製品の黒いスーツ、白いワイシャツ、紺色のネクタイを身につけ「暑いね」と汗を滴らせた。「(特注スーツは)もう少し体形が落ちついてからかな。体重は減ったけど、青森でおいしいものをたくさん食べているから少し戻ってしまった」と笑顔。先週から伊勢ケ浜部屋の合宿が同県で始まり、安美錦もまわしをつけて指導にあたっている。数日前に勧進元からこの日のあいさつを依頼され「このような機会を設けていただきありがたい。これから(人前で)話す機会が多くなると思う。練習と思って、いい機会だった」と、貴重な経験に感謝した。

14日も北津軽郡板柳町にて、同県では2日連続となる巡業が行われ、安治川親方も連日参加する予定。安治川親方がまわしをつけて参加する企画はないが、「話があれば(まわしを)締めてきたよ。部屋でも締めているしね」と意欲満々。同町出身の振分親方(元小結高見盛)とのコラボが仮に行われれば「(膝の)サポーターも持ってくるよ」とおどけ、報道陣の笑いを誘った。

青森市で行われた巡業に参加した地元出身の、左から宝富士、元安美錦の安治川親方、阿武咲(撮影・佐藤礼征)

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元朝青龍関「先生、さようなら」床寿さん通夜に参列

4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの通夜を訪れた後、記者に思い出を語る元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(撮影・狩俣裕三)

4月30日に肺炎のため75歳で死去した元特等床山、床寿の日向端隆寿(ひなはた・たかじゅ)さんの通夜が5日、東京・江戸川区内の葬儀所で営まれた。

入門から約半世紀にわたり、角界を裏方として支えてきた。大銀杏(おおいちょう)を結う速さ、出来栄えの美しさなどから「伝説の床山」とさえ言われた。所属した高砂部屋の富士桜、高見山、朝潮、小錦らを手がけたほか、高い技術で部屋の枠を超え、同じ高砂一門の横綱千代の富士、横綱曙らの大銀杏(おおいちょう)も結った。

通夜には、その高砂一門で日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、高砂親方(元大関朝潮)、九重親方(元大関千代大海)、錦戸親方(元関脇水戸泉)、振分親方(元関脇高見盛)ら親方衆はじめ、一門の枠を超えた現役の床山ら関係者が多数、参列した。

その中の1人が、日向端さんを「日本のお父さん」と慕っていた元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏だ。遺族の意向で「指名焼香」し、親族が終わった後、一般参列者の中でいの一番に焼香した。

最後まで遺族に付き添ったダグワドルジ氏は「まさかこんなに早いとは思ってなく突然のニュースでした。最後のひと言は『床寿先生、さようなら』。もう少し生きてほしかった」と惜しんだ。「お相撲さんと違って床山さんは、侍たちのヘアスタイル(を手がける)」とし、一番印象に残っている言葉に「力士の顔と体つきに合わせて大銀杏を結うんだ、ということを言っていた」と述懐した。

「癖のある自分を直すために、いろいろ言ってくれた。平成の元で出会った2人が令和で別れた」。物静かな穏やかな口調で、恩人の死を悼んだ。6日午後1時から同所(セレモ江戸川ホール=東京都江戸川区谷河内1の1の16)で葬儀が営まれる。喪主は日向端育子さん。

4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの通夜を訪れた後、記者に思い出を語る元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(撮影・狩俣裕三)
4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの祭壇(撮影・狩俣裕三)

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彩豪さん葬儀「100個土俵プロジェクト」受け継ぐ

関係者によって出棺される墨谷さんの棺

6日に43歳の若さで死去した、大相撲の元十両彩豪(さいごう)の墨谷一義さんの葬儀が15日午後、東京・西浅草の長敬寺(東京都台東区西浅草1の2の7)で営まれた。

前日の通夜には、角界から藤島親方(元大関武双山)、錣山親方(元関脇寺尾)、西岩親方(元関脇若の里)、振分親方(元関脇高見盛)、高崎親方(元前頭金開山)ら多数の親方衆や、平幕の妙義龍、佐田の海(いずれも境川)ら現役力士はじめ関係者約300人が参列。この日の葬儀も、故人とゆかりのある多数の関係者が参列し故人の冥福を祈った。

現役時代の師匠だった元中村親方(元関脇富士桜)の中沢栄男氏は、部屋を興して最初の関取誕生となった日を思い浮かべ「やっと生まれた関取第1号に、全ての関係者と舞い上がったことが昨日のことのように思い出されます。まさに力士のかがみ。こちらが見送ってほしかった。あまりに早い」などと弔辞を読んだ。荼毘(だび)に付される都内の葬祭場に向かうバスに乗り込む間際には「現役をやめても巡業の勧進元を6回もやってくれたり、相撲のことで頑張ってくれた。もっと頑張ってほしかった。でも自慢の弟子でした」と涙ぐんだ。

相撲の普及に汗を流していた墨谷さんは、全国の小学校や相撲クラブにある土俵の改修を含め、100個の土俵を作るプロジェクトを今年に入って着手。2月に、さいたま市内で第1号が作られ、続く2番目の土俵も埼玉県内に作る予定だった。その矢先の急死だったが、墨谷さんとともに会社の運営に携わってきた関係者は「その道しるべを墨谷さんが作ってくれたので、あとは私たちで頑張ります」と、その遺志を受け継ぐ決意を語った。参列者には、墨谷さんの相撲人生を読み込んだ相撲甚句「彩豪快一代」が配られた。

弔辞を読み上げる元中村親方の中沢栄男氏(左)と位牌を持つ喪主で妻の墨谷倫子さん(中央)
元十両彩豪さん

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元十両彩豪の墨谷一義さん通夜、同期高崎親方ら参列

東京・浅草で営まれた元十両彩豪の墨谷一義さんの通夜には約300人の関係者が参列した

6日に43歳の若さで死去した、大相撲の元十両彩豪(さいごう)の墨谷一義さんの通夜が14日夜、東京・西浅草の長敬寺(東京都台東区西浅草1の2の7)で営まれた。

墨谷さんは元関脇富士桜の中村親方が興した中村部屋に入門し、1991年春場所が初土俵。95年九州場所で、同部屋第1号の関取になった。突き、押しを得意とし最高位は西十両5枚目で、十両在位は11場所。2005年1月の初場所を最後に引退した。引退後も、さいたま相撲クラブの顧問として少年相撲の相撲に携わり、さいたま巡業の勧進元も務めるなど、協会を離れても相撲の普及に尽力してきた。

そんな人柄をしのぶように、通夜には振分親方(元関脇高見盛)ら高砂一門の親方衆、行司、呼び出し、若者頭らはもちろん、一門の枠を超える藤島親方(元大関武双山)、西岩親方(元関脇若の里)、錣山親方(元関脇寺尾)、同期生の高崎親方(元前頭金開山)らが参列。さいたま巡業では埼玉栄高も運営に協力していた縁もあり、同校出身の平幕力士・妙義龍(32)と佐田の海(31)の境川部屋の現役関取や、幕下以下の若い衆らも参列した。

91年春場所で初土俵を踏んだ同期の高崎親方は「私たち201期生は88人。千代天山、春日錦、私と…(関取になったのは寿山と彩豪を合わせて5人)。急に逝ってしまいました。(3月31日に春巡業が行われた)伊勢神宮で会ったばかりなのに…」と、早すぎる故人の死を悼んだ。

墨谷さんは6日午前、台東区内にある会社事務所で倒れ、救急車で運ばれた先の病院で死去。不整脈からくる心臓発作があったとみられている。15日には同所で、午後1時から葬儀(喪主は妻の墨谷倫子さん)が営まれる。

東京・浅草で営まれた元十両彩豪の墨谷一義さんの通夜には約300人の関係者が参列した

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ロボコップ再び 振分親方勝ち名乗りイメージも…

OB戦で現役時代をほうふつとさせる気合を披露し、観客をわかせた元小結高見盛の振分親方(撮影・横山健太)

<第43回日本大相撲トーナメント>◇10日◇東京・両国国技館

ロボコップが再び国技館の土俵に戻ってきた。人気力士として一世を風靡(ふうび)した元小結高見盛の振分親方(42)が、3カードで実施された「OB戦」に登場。元小結普天王の稲川親方(38)と対戦したが、あえなく送り出しで敗れた。

入場する花道から気合十分。もちろん、最後の仕切り前に見せるパフォーマンスも健在だった。しこ名を呼び上げられると、ここまでで一番の拍手と歓声を浴びた。OB戦は、3年前の40回記念大会の特別企画として実施以降、毎年、目玉企画として行われているが、振分親方はここまで4回連続出場の“皆勤賞”。人気ぶりは、いまだ変わりなかった。

取組前は支度部屋で「(相手が)動いてくれた方が取りやすい。動かれても、すぐに再生できるように動きたい。えっ、ロボコップ? ロボコップは動きが硬いからアレだけど」と、自分なりに勝ち名乗りを受けるイメージを描いていた。だが取組では、差し手争いから左を差すも、出し投げで崩されアッサリと背後を取られた。何とか反転しようとしたが、後ろ向きのまま食いつかれ土俵を割った。

支度部屋に戻って第一声は「やっぱり動いてくれなかった…」と目をパチクリ。久々の土俵で大歓声を浴びたが「緊張しました。落ち着かないっす」と愛嬌(あいきょう)たっぷりの笑いを交えながら話していた。

OB戦で現役時代をほうふつとさせる気合で会場を盛り上げる元小結高見盛の振分親方(撮影・横山健太)
OB戦で現役時代をほうふつとさせる気合で会場を盛り上げる元小結高見盛の振分親方(撮影・横山健太)

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稀勢の里、白鵬ら5連勝/5日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

【5連勝】鶴竜、白鵬、稀勢の里、高安、御嶽海、北勝富士、嘉風

【1敗】豪栄道、朝乃山、竜電

【2敗】栃ノ心、阿炎、妙義龍、松鳳山、琴奨菊、錦木、貴ノ岩、千代翔馬


貴景勝はたき込み白鵬

貴景勝(右)をはたき込みで破り、手を貸す白鵬。後方右は貴乃花親方(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(右)をはたき込みで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(右)をはたき込みで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

貴景勝(下)をはたき込みで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

貴景勝(左)のはたき込みを土俵際でこらえる白鵬(撮影・狩俣裕三)


稀勢の里上手投げ正代

全勝を守り、支度部屋で笑顔を見せる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代を上手投げで破った稀勢の里(撮影・鈴木正人)

大喜び生島さんも稀勢ファン?

全勝を守った稀勢の里(左)に拍手を送る生島ヒロシ(撮影・狩俣裕三)

正代(右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(後方右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

正代(後方右)を上手投げで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)


鶴竜寄り切り千代大龍

千代大龍(右)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・狩俣裕三)


送り出し高安

勢(左)を送り出しで破る高安(撮影・狩俣裕三)


御嶽海寄り切り栃ノ心

栃ノ心(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心を寄り切りで破り、支度部屋へ引き揚げる御嶽海(撮影・狩俣裕三)


豪栄道不戦勝豊山

豊山の休場により不戦勝となる豪栄道(撮影・狩俣裕三)


玉鷲寄り切り逸ノ城

玉鷲(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・狩俣裕三)


遠藤寄り切り魁聖

遠藤(手前)を寄り切りで破る魁聖(撮影・狩俣裕三)


妙義龍押し出し阿炎

妙義龍(左)を激しく突っ張り、押し出しで破る阿炎(撮影・狩俣裕三)

北勝富士が元気だ!5連勝

北勝富士押し出し琴奨菊

琴奨菊(右)を押し出しで破る北勝富士(撮影・狩俣裕三)


荒鷲寄り切り石浦

石浦(右)を寄り切りで破る荒鷲(撮影・狩俣裕三)

満員御礼

満員御礼となった大相撲秋場所5日目(撮影・狩俣裕三)

中入り後、審判を務める貴乃花親方と振分親方

中入り後、審判を務める貴乃花親方(撮影・狩俣裕三)

中入り後、審判を務める振分親方(撮影・狩俣裕三)

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振分親方「5人はバランス良かった」有安卒業に驚き

元小結高見盛の振分親方(2016年8月7日)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇両国国技館

 元小結高見盛の振分親方(41=東関)が、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果(22)の卒業に驚いた。

 初場所開催中の東京・両国国技館で有安卒業のニュースを知った同親方は「びっくりしました」と話し「いろいろなことを考えた上での決断だと思う。学生もアイドルも続けるのは大変だったでしょうし、考えに考えて決めたんでしょう。個人の意思を尊重したいですね」と続けた。

 振分親方は角界屈指のアイドル通として知られ、モノノフ(ももいろクローバーZのファン)でもある。2013年2月のNHK福祉大相撲ではゲスト出演したももクロと、控室前でZポーズで記念撮影したこともある。「(有安は)おとなしめだけど、まとめ役のような印象がありました。今の5人はバランスがよかったな」と卒業を惜しんでいた。

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元高見盛の振分親方が審判委員 負傷の陣幕親方代役

元小結高見盛の振分親方(写真は2016年5月28日)

 大相撲の元小結高見盛で現役時代は独特の気合を入れるしぐさで人気のあった振分親方(40)が春場所(12日初日・エディオンアリーナ大阪)で土俵下の審判委員を初めて務めることが3日、関係者の話で分かった。負傷で全休の陣幕親方(56=元幕内富士乃真)の代役となる。

 振分親方は「今からパニックになるほど緊張している。先輩の親方に教えてもらいながら、一番一番をしっかりと見なければいけない」と抱負を述べた。代役は今場所だけとなる予定。

 審判委員は六つの一門から5人の親方が交代で務め、振分親方と陣幕親方は同じ高砂一門。物言いの際は土俵上で協議し、部長と副部長以外は幕下以下の取組で場内説明も担当する。

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高山勝成、元小結高見盛のギャップに驚く「勝負師」

元小結高見盛の振分親方(左)と一緒にチャンピオンベルトを持つ高山勝成(撮影・松本航)

 プロボクシングのWBO世界ミニマム級王者高山勝成(33=仲里)が3日、大相撲春場所に向け大阪市内に拠点を置く東関部屋で朝稽古を見学した。

 後援者の仲介で実現。東関親方(38=元前頭潮丸)や振分親方(40=元小結高見盛)らと交流した。

 高山は約1時間半にわたり、稽古を熱心に見つめた。「初めて相撲を生で見ましたが、グッとくるものがある。『(疲れて)頭が回らなくなってからのもう一押し』という師匠(東関親方)の言葉に、その通りだと思った。ボクシングの試合にも共通する」。

 土俵とリングと闘う舞台こそ違うものの、1対1で競う他競技から刺激を受けた様子だ。

 稽古終了後には鴨鍋などちゃんこもほおばった。初対面だった振分親方は「(高山は)オーラを感じますし、腰が低くて礼儀が正しい人。真剣に稽古を見ていただいた。他競技の人と触れ合って、いいところを取り入れられたら、相撲界全体も盛り上がると思う」と笑顔。

 高山は振分親方の稽古中と、その後のギャップに驚き「土俵の上では険しかったけれど、終われば優しいお兄さん。勝負師という感じ。テレビの画面で見ていた雰囲気と変わっていませんでした」と振り返った。

ちゃんこを食べて笑顔の右から元前頭潮丸の東関親方、高山勝成、元小結高見盛の振分親方(撮影・松本航)

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千代の富士さんお別れ会で千春絶叫 5000人追悼

横綱千代の富士お別れの会で弔辞を述べる松山千春(撮影・神戸崇利)

 7月31日に膵臓(すいぞう)がんのため死去した先代九重親方(享年61)をしのぶ「第58代横綱千代の富士 お別れ会」が1日、両国国技館で行われた。お別れ会には故人と親交のあった関係者約1500人が参列。一般ファンによる献花には約3500人が長蛇の列をつくり故人をしのんだ。

 お別れ会であいさつした久美子夫人は、故人が「がんをやっつけてやる、がんに勝ってやる」と気丈に振る舞った姿を語った。「お前のご冥福は祈らないよ。もう1回、立ち上がってくれ。もう1回、あの勇姿を見せてくれよ」と弔辞を読んだ松山千春は、故人の半生を描いたドラマ「千代の富士物語」の主題歌で自身の楽曲「燃える涙」を熱唱。最後に「千代の富士~!」と絶叫して追悼。この曲で涙があふれた九重親方(元大関千代大海)は「“しっかりやれよ”と言われた気がします」と話した。

<主な参列者(順不同)>

【角界】

北の富士勝昭(元横綱)

錣山親方(元関脇寺尾)

式秀親方(元前頭北桜)

振分親方(元小結高見盛)

千田川親方(元小結闘牙)

入間川親方(元関脇栃司)

九重親方(元大関千代大海)

横綱日馬富士

横綱鶴竜

【著名人】

松山千春(歌手)

アントニオ猪木(参院議員)

近藤真彦(歌手)

中畑清(前DeNA監督)

中野浩一(自転車)

栄倉奈々(女優)

魔裟斗(元格闘家)

※敬称略

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くまモンが振分親方と対決 国技館で復興支援をPR

くまモンと踊りを披露する振分親方(撮影・岡本肇)

<大相撲秋場所>◇6日目◇16日◇東京・両国国技館

 熊本県のPRキャラクター「くまモン」が、両国国技館を訪れ、4月に発生した熊本地震の復興支援に一役買った。

 白い綱を締め「熊本」と書かれた化粧まわしを着けて屋外の特設ステージに登場し、元小結高見盛の振分親方との対決で雰囲気を盛り上げた。

 惜しくも“白星”とはならなかったが、同親方に「結構重かった」と言わしめた。ステージでは「黒糖ドーナツ棒」など熊本の産品の紹介もあった。

 その後、くまモンは国技館内に出店中の「東北・熊本復興売店」に駆け付け、来場者に手を振ったり、体を揺らしたりして、熊本や東北の名産品を販売している売店をアピール。気軽に記念撮影に応じるなど、存分にPR活動を行った。

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8月は「丸の内場所」へ商業施設KITTEにキッテ

 日本郵便とJPビルマネジメントは11日、東京駅近くにある商業施設「KITTE(キッテ)」で、8月に相撲を体感できるイベント「はっきょいKITTE」を開催すると発表した。期間は8月11~28日。

 コンセプトは「Feel JAPAN」で、丸の内エリアで働く人や、夏休み中の親子連れ、国内外の観光客に、相撲を身近に感じてもらうイベントで、昨年に続いて2回目の開催。

 1階に土俵を設置し、11日の土俵開きでは振分親方(元小結高見盛)らによるトークショーが行われる。期間中の「大すもう展」では、力士になりきることができる「すもう撮りカメラ」や四股パワーを測定、番付検定する「チャレンジ! 四股力測定」など、大相撲に関するデータを体感できる。

 そして、最終日の28日には「大相撲KITTE場所」を開催。現役力士の取組を観戦できる。

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振分親方が熊本地震の募金活動 人気ぶりは健在

熊本地震の募金活動で街の人々に協力を呼び掛ける振分親方(撮影・桑原亮)

 大相撲の振分親方(元小結高見盛=東関)が8日、支援活動に一役買って出た。東京・渋谷駅前のセンター街で行われた熊本地震義援金の募金活動に、東関親方(元前頭潮丸)や部屋の力士らとともに参加。約2時間、街頭で協力を呼び掛けた。

 現役時代からの人気ぶりは、若者の街でも健在だった。「募金、お願いします」と積極的に声をかけ、写真撮影にも快諾。「子どもからお年寄りまで、募金していただいてうれしかった。子どもたちに人気があるというのが、本当にうれしいです」と笑顔で話した。

 募金活動への参加は11年の東日本大震災以来、約5年ぶり。「少しでも自分ができることで、少しでも支えになれれば。家が壊れたり、仕事がなくなって今でも苦しんでいる方がいる。皆さん、頑張って下さい!」と被災地へエールを送った。

 活動は渋谷センター商店街振興組合の主催で、期間は10日までの3日間。振分親方は9日まで参加する予定で、プロ野球ヤクルト、NBL日立の選手らも参加した。

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東関部屋が葛飾区に移転 指導しやすい環境模索

 大相撲の東関部屋で師匠を務める東関親方(元幕内潮丸)は31日、部屋を来年の夏ごろに、東京都墨田区から葛飾区に移転することを明らかにした。

 現在の部屋は先代師匠である元関脇高見山の渡辺大五郎氏から譲り受けたもの。現状では、東関親方は弟子と同居ができておらず、さらに指導がしやすい環境を模索していた。同親方は「若い子たちも入ってきている。一生懸命頑張っていきたい」と話した。

 東関部屋は独特の気合を入れるパフォーマンスでも人気を得た、元小結高見盛の振分親方も部屋付き親方として指導に当たっている。

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若の里断髪式 桑田真澄氏はさみ、同郷高見盛と一番

桑田真澄氏から断髪式のハサミを受ける元若の里の西岩親方(撮影・岡本肇)

 昨年9月に引退した元関脇若の里の西岩親方(39=田子ノ浦)が28日、両国国技館で断髪式を行った。白鵬、日馬富士の両横綱に、弟弟子の大関稀勢の里はじめ一門の二所ノ関親方(元大関若嶋津)らが出席。元横綱3代目若乃花の花田虎上氏、元プロ野球の桑田真澄氏ら著名人もはさみを入れ、最後に師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が止めばさみを入れた。

 四方に向きを変えての断髪式では、中3だった24年前の卒業式に出席できず、受け取れなかった卒業証書を当時の弘前二中の校長だった片岡通夫さん(85)から授与された。断髪式前には同郷の同学年で元小結高見盛の振分親方との勝負に勝ち館内を沸かせた。

 整髪後には「今日で一生分の涙を流しました。これからは泣きません」とあいさつ。親方としては「初代若乃花、隆の里(元横綱)、若の里をミックスしたような指導をしたい」と抱負を語った。

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若の里断髪式 振分親方との最後の一番に勝利

小学校から相撲を取ってきた高見盛(振分親方)から花束を受ける若の里(撮影・岡本肇)

 昨年9月に引退した大相撲の元関脇若の里の西岩親方(39=田子ノ浦)が28日、東京・両国国技館で行われた襲名披露大相撲で断髪式を行った。

 断髪式前の余興では「若の里最後の一番」として、同学年で、ともに青森県出身の同郷で小学生時代から競い合ってきた元小結高見盛の振分親方(40)と対戦。22本の懸賞がかかる中、幕内対戦成績(若の里の22勝4敗)の数字が示すとおり、若の里が寄り切りで勝った。土俵上で独特のパフォーマンスも披露しファンを沸かせた振分親方は「これで自分にしても若の里関にしても力士としてのケジメがついたのかな、と思う。お互い、よく続いたなという気持ちでいっぱいです」と話した。今後も「お互いの相撲道で相撲界を盛り上げて、強い力士を作る。それが理想です」と“先輩親方”としてエールを送った。

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元関脇若の里「100%泣きます」28日断髪式

28日の引退相撲で販売される記念Tシャツを持つ元若の里の西岩親方

 28日に引退相撲(東京・両国国技館)を控える大相撲の西岩親方(39=元関脇若の里)が、断髪の決意を固めた。

 昨年9月の引退発表後も頭にまげが付いていたが、断髪式まであと4日。「引退してからもちょんまげがあって、(引退したという)実感がなかった。いよいよちょんまげを落とすと、力士じゃなくなる。あとは待つだけです」と話した。

 現在は、当日に向けた準備が最終段階を迎えている。振分親方(元小結高見盛)との最後の一番を取り終えた後、土俵上での断髪式に臨む。「100%泣きますよ。ハンカチ1、2枚じゃ足りない。バスタオル10枚くらいが必要。意外と涙もろいんですよ」としみじみ言った。

 引退相撲の会場では、記念Tシャツ(クリアファイルなども付いて3000円)が発売されることも決まった。人気イラストレーターの師岡とおる氏のイラスト入りで、西岩親方も「かっこよく仕上がりました」というお勧めの一品になった。

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西岩親方と大島親方が夏場所相撲塾で爆笑トーク

 元関脇若の里の西岩親方と、元関脇旭天鵬の大島親方が7日、東京・両国国技館に隣接する相撲教習所で開かれた夏場所相撲塾で爆笑トークを繰り広げた。

 92年春場所初土俵の同期の2人だけに、息もピッタリ。引退直後にスイス旅行に出掛けた西岩親方が「子供のころからアルプスの少女ハイジが好きで、高原で寝そべりながらチーズを食べたりすることに憧れてたんです」と明かすと、すかさず大島親方が「全部(西岩親方の地元)青森にあるじゃん!」と突っ込みを入れ、満杯となった会場からは笑いがあふれた。

 さらに「古川忍」が本名の西岩親方に対し、現役時代の大島親方が「小林」と呼んでいた話も紹介された。大島親方は「(同期の)旭鷲山が、小林って呼んでたから、僕はずっと小林だと思っていた。後で(古川だと)知ったけど、それは治らない」と開き直ると、西岩親方は「今でも、小林って言うからね」と苦笑。「返事するじゃん」という大島親方に対し、西岩親方は「いちいち、違うよって言うの面倒くさいでしょ」。そのやりとりに、さらに笑いの渦が広がった。

 司会は、日刊スポーツ新聞社の佐々木一郎・相撲担当デスクが務め、最後は夏場所後に両国国技館で開かれる2人の引退相撲をPR。28日の西岩親方の引退相撲では、子供のころからライバルだった元小結高見盛の振分親方との“最終決戦”が組まれており「向こうは本気で行くと言ってて、こっちも本気で行きます。彼には負けない」と、西岩親方も気合満々だった。

 29日の大島親方の引退相撲では、モンゴルから元横綱朝青龍が来場予定。同期入門の元小結旭鷲山と対戦する大島親方は「彼は体重が減ってないみたい。相撲は取ってないと言ってた」と、こちらも“最終決戦”を楽しみにしていた。

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西岩親方が世界王者2人と練習 パンチ力褒められる

田口(左)と河野(右)と合同練習を行った西岩親方

 元関脇若の里の西岩親方(39)が5日、東京・品川区のワタナベジムでボクシングの世界王者2人と合同練習を行った。

 28日の引退相撲で、振分親方(元小結高見盛)と最後の一番で対戦するための体作りを兼ねて約1時間、汗を流した。WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(35)、同ライトフライ級王者の田口良一(29)から「ものすごいパワーですね」とパンチ力を褒められたが、総合格闘家への転身は否定。「1000%ありません」と苦笑いしていた。

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