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玉ノ井部屋の力士24人退院へ 広報部長明かす

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は25日、新型コロナウイルス対策で禁止が続く出稽古を、秋場所後の10月5日から約2週間、解禁することを明らかにした。

PCR検査の陰性証明と出稽古先の師匠の許可が必要で、期間中の出稽古先は1力士につき1部屋に限定。両国国技館内の相撲教習所で合同稽古を実施する案も検討されている。出稽古は3月の春場所後から禁止だった。また同部長は、新型コロナの集団感染が発生した玉ノ井部屋で陽性だった24人の力士について、全員の退院が26日に終了予定と明かした。

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玉ノ井部屋の陽性者19人全員が医療機関に入院

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は11日、新型コロナウイルス感染が判明した玉ノ井部屋の力士19人全員が、医療機関に入院したことを明かした。

協会は10日に、十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナに感染したことを発表した。5日感染した幕下以下の力士1人を含め、同部屋の感染者は19人となっていた。10日の発表時点では19人の内、12人が入院しているとしたが、その後同日に加えて3人が入院したという。そして、この日の午前にさらに4人が入院したことを明かした。

力士らが入院している医療機関について「1箇所ではなく、振り分けられて病院に入っている」と説明。現在、玉ノ井部屋には陰性だった協会員しかいないというが「万が一があるから外には出せない」と話した。

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玉ノ井部屋は秋場所全休 新型コロナ角界の主な動き

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

◆新型コロナウイルスに関する角界の主な動き◆

▼3月1日 日本相撲協会は臨時理事会を開き、春場所の史上初の無観客開催を決定。

▼同8日 春場所初日。

▼同22日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼4月3日 夏場所と名古屋場所開催の2週間延期を決定。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 協会が高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼5月4日 夏場所中止を決定。名古屋場所の会場を東京に変更し「7月場所」として開催する方針を示す。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同18日 協会が、希望する協会員を対象に、新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▼7月6日 抗体検査の結果、5人から抗体が見つかった。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同19日 7月場所初日。

▼8月2日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼同8日 協会が二所ノ関部屋付きの松ケ根親方(元前頭玉力道)の新型コロナ感染を発表。

▼同15日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同31日 秋場所の開催を決定。7月場所同様に1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼9月6日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同10日 協会が新たに玉ノ井部屋の力士18人の新型コロナ感染を発表。

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玉ノ井部屋で計19人感染 親方と所属力士全員全休

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

5日に感染が判明した幕下以下の力士1人も、玉ノ井部屋所属の力士だった。以降、協会は足立区保健所に相談し、指示を受けて同部屋所属の協会員32人に新型コロナ感染の検査を実施したところ、新たに18人の感染が判明した。

合計19人のうち、12人がすでに医療機関に入院しているが重症者はいない。無症状の7人については随時、入院治療を行うとした。

報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、同部屋所属の行司、呼び出し、床山、世話人に関して「裏方については話を聞いたところ、部屋に全く行っていないとのこと。感染症の先生と話したところ、そういうことなら(出場は)問題ないとのこと」と明かした。

同広報部長は、休場する力士らの成績について「それは審判部が場所後の編成会議で決めること。今は申し上げることはできない」と説明。しかし「何かしらの形でとらないといけない。感染が悪いわけではないので」と救済措置がとられる可能性を示唆した。

現段階で、他の部屋からの体調不良の報告は届いていないという。これまで協会は各部屋に対して、八角理事長(元横綱北勝海)名で厳しく感染防止徹底の通達を行ってきた。それでも発生した集団連鎖感染。芝田山広報部長は「ウイルスは目に見えるものではないので避けられない。こうなるのは仕方ないと思っている」と感染防止の厳しさをあらためて痛感。しかし他の部屋で感染が起きていないことから「そこの部屋で収めることが大事。そこで食い止めることが重要」と話した。

秋場所の開催については「1つの部屋で(感染者が)出たけども、封鎖はしっかりできているので開催は全く問題ない」と断言。開催方法などに変更はなく、予定通りに開催する。

富士東(12年5月撮影)

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朝乃山「刺激になる」幕下力士と申し合い稽古10番

朝乃山(2020年7月30日撮影)

大関朝乃山が幕下力士から刺激を受けて秋場所に臨む。東京・墨田区の高砂部屋での稽古後に報道陣の電話取材に応じた。

番付発表翌日の1日から相撲を取る稽古を再開し、2日は部屋の4人の幕下力士との申し合い稽古で10番ほど取ったという。本来、場所前は出稽古で調整するが新型コロナの影響で禁止。ただ、関取を目指す若い衆との稽古に「刺激になる部分がある。自分もそれに負けないように。自分の役目は4人の幕下の子たちを、上にあげること」と話すなど、大関としての自覚も芽生え、心身ともに充実している。

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9・13初日の秋場所開催へ31日理事会で協議

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は25日、大相撲秋場所(9月13日初日・両国国技館)の開催を協議する臨時理事会を31日に開くと発表した。秋場所は開催の方針で、新型コロナウイルス感染対策で上限約2500人の観客を入れた7月場所とほぼ同じ形式での運営が見込まれている。

芝田山部長は感染症の専門家の見解を踏まえ「前回(7月場所)と変わらない状況で行うしか仕方ないのかなと思う。いろんなことが理事会で決定する」と述べた。関係者によると、4人用の升席は先場所と同じく1人しか座れない予定。

30日には専門家を招き、親方、力士ら協会員全員に部屋関係者を合わせた約1000人を対象とした新型コロナ感染予防の講習会を国技館で開く。

新型コロナ関連で協会員全員を集めるのは初めてで、同部長は「感染しないためにどうするか、感染したらどうするか。収束がなかなか見通せない中で認識を深めてもらう」と語った。相撲協会は7月場所後から2週間ごとに行動指針を示し、感染防止対策を図っている。

芝田山部長によると、14日に感染が発表されて入院していた幕下以下の力士1人が退院した。(共同)

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芝田山広報部長「引き締める」秋場所へ再度外出禁止

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は17日、報道陣の電話取材に応じ、協会員の外出などに関して新たな指針を各部屋に通達したことを明かした。

新型コロナウイルス感染防止のため、力士らは7月場所前や場所中は原則的に外出禁止だったが、同場所後に緩和。師匠の許可があれば外出や帰省は可能としたが、再び禁止になった。同広報部長は「徐々に徐々に引き締めて次の秋場所を目指す」と話した。

また、力士の後援会関係者との会食も禁止となった。第三者との接触を避ける狙いがあるといい「部屋だけで店を貸し切ってというのはいい。居酒屋で第三者がいるようなところはダメ」と説明。この日からは力士らを対象とした新型コロナの抗体検査が始まり、2週間後にはまた新たな指針を通達する。協会は一丸となり、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)開催を目指す。

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力士全員に新型コロナ抗体検査、17日から開始

芝田山広報部長(20年2月11日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は10日、力士全員に実施予定の新型コロナウイルス感染歴などを調べる抗体検査を17日から開始すると明らかにした。

同検査は7月場所開催への活用のために5月から6月にかけて行われ、力士や親方ら協会員約900人のうち5人に抗体が見つかった。10日から秋場所(9月13日初日・両国国技館)に向けて稽古を再開する部屋も多く、芝田山部長は「自分自身に緊急事態宣言を出すくらいに日々を送らないと」と予防の徹底を促した。(共同)

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RIZIN、2月以来の開催も観客数は予定に届かず

RIZIN22が開催された、ぴあアリーナMM(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

新型コロナの影響で2月以来の大会開催となった。

来場者の検温や換気など入念な感染予防に努めたが、観客は予定していた5000人に届かず、2805人と少なかった。榊原実行委員長は「ファンやスポンサーで『今回はちょっと』という方が多かった。当初はソールドアウトの予定だったのですが…」と厳しい状況を明かした。ただ「選手たちが非常に熱のある試合を届けてくれた」と内容には満足げだった。

高田延彦の掛け声でスタートするRIZIN22(撮影・河田真司)

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キャバクラ通い阿炎が引退届 6日理事会で処分決定

阿炎(2020年7月24日撮影)

大相撲の幕内力士、阿炎(26=錣山)が日本相撲協会に引退届を提出していたことが4日、分かった。

阿炎は不要不急の外出自粛を求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場していた。日本相撲協会は6日の理事会で処分などについて検討するため、阿炎の引退届は現時点で受理されていない。

  ◇  ◇  ◇

阿炎が師匠の錣山親方を通じて、4日までに引退届を提出していた。日本相撲協会は受理していないため、引退が決まったわけではない。6日に理事会が開かれ、処分が決まる見通し。受理されるか否かについても、議論の対象になる可能性がある。

幕内力士として責任を痛感したからこその判断に至ったとみられる。阿炎は7月場所7日目(7月25日)から突然休場した。同日、NHK大相撲中継の解説を務めた師匠の錣山親方が「数人のお客様と会食に行ったため、大事を取り休場することになった」と説明。「自業自得というか、本人がコロナにかかるのは自分の責任。協会員が一丸となり、お客さんを入れて開催するのに最低のこと」と厳しく指摘していた。

その翌日、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う夜の店」とし、回数についても「場所前と場所中と2回」と明かした。阿炎とは別の部屋に所属する幕下以下の力士も同席していた。関係者によると、「夜の店」は、キャバクラであることも判明していた。

日本相撲協会は観客を入れて7月場所を開催するにあたり、独自のガイドラインを作成。「基本的に外出自粛とし、不要不急の外出をしない」などルールを定めて、全協会員に周知していた。新型コロナウイルスの感染防止に向け、一丸となっていただけに、芝田山広報部長は「情状酌量の余地もない」と断言するなど、協会内には怒りの声が上がっていた。

阿炎とキャバクラに同行していた幕下以下の力士はすでに協会に進退伺を提出している。協会の力士ら協会員への処分は軽い順にけん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退勧告、解雇の7項目。阿炎は師匠と話し合った末の引退届提出とみられ、処分内容にかかわらず角界を去る可能性が高いという。

◆阿炎政虎(あび・まさとら)本名は堀切洸助。1994年(平6)5月4日、埼玉・越谷市生まれ。小4から3年連続でわんぱく相撲全国大会出場。大相模中3年時に全国中学3位。千葉・流山南高3年時に高校総体16強。卒業後の13年夏場所に錣山部屋から初土俵。15年春場所に新十両、18年初場所で新入幕。19年名古屋場所で新小結に昇進。金星2個、敢闘賞2回。188センチ、150キロ。得意は突き・押し。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▼4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▼同7日 政府が緊急事態宣言発令。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▼5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▼7月6日 希望者に行った抗体検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同25日 阿炎が7月場所7日目から突然休場。錣山親方は「数人のお客様と会食に行ったため。大事を取り休場することになった」と説明。

▼同27日 田子ノ浦親方が夜に外出して泥酔し、鏡山危機管理部長から厳重注意を受ける。

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相撲協会が制限通達「夜の接待、2次会、大皿」ダメ

幕尻優勝を果たし、八角理事長(右)から賜杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司) 

日本相撲協会が協会員に対して「外出の際の徹底事項」を1日付の文書で通達していたことが2日、分かった。

八角理事長(元横綱北勝海)名での通達では「『夜の接待を伴う店』への入店は禁止」「2次会は禁止」「大皿は頼まない」などの項目が盛り込まれた。7月場所中には平幕の阿炎のキャバクラ通い発覚や、田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)の泥酔写真がネット上に拡散されるなどの問題が起こった。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、場所後は師匠の許可次第で外出可能とした。また、2週間後に全力士を対象に新型コロナの抗体検査実施を明らかにした。

あらゆる感染予防策が敷かれる中、感染者0で7月場所は幕を閉じた。協会は観客数の上限を1日約2500人に設定し、来場者にマスク着用や声援自粛を求めた。力士には支度部屋で準備運動をする際にマスク着用を義務づけるなどした。八角理事長は「力士も頑張って、協会員も(約束を)守ってくれた。内容は、横綱、大関が休場して申し訳ないが、頑張ってくれた力士がいた。お客さんには本当に拍手(の応援)で後押ししてもらった」などと振り返った。外出が可能となった以上、1人1人のさらに強い自覚が求められる。

八角理事長(手前)(20年7月19日)

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八角理事長振り返り、力士らが約束「守ってくれた」

幕尻優勝を果たし、八角理事長(右)から賜杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司) 

<大相撲7月場所>◇千秋楽◇2日◇東京・両国国技館

14場所ぶりに幕内復帰した大関経験者の東前頭17枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が、5年ぶり2度目の優勝を果たした。

関脇御嶽海を寄り切って13勝目。ともえ戦に持ち込まず、本割で決めた。優勝は15年夏場所以来。30場所ぶりの優勝は史上2番目のブランクで、大関経験者が関脇以下で優勝するのは昭和以降2人目。両膝の負傷や内臓疾患に苦しみ序二段まで番付を落とした男が、大相撲史に残る復活劇を成し遂げた。

   ◇   ◇   ◇

コロナ禍で開催された異例の場所が幕を閉じた。無観客開催の春場所以来、4カ月ぶりに開催した7月場所。日本相撲協会はガイドラインに沿って、観客数の上限を1日約2500人に設定し、来場者にマスク着用や声援自粛を求めた。力士には支度部屋で準備運動をする際にマスクの着用を義務づけ、座る場所もアクリル板で仕切るなどした。千秋楽終了時点で協会員の新型コロナ感染者は0。八角理事長(元横綱北勝海)は「力士も頑張って、協会員も(約束を)守ってくれた。内容は、横綱、大関が休場して申し訳ないが、頑張ってくれた力士がいた。お客さんには本当に拍手(の応援)で後押ししてもらった」などと振り返った。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、今場所後には新弟子勧誘や帰省などの外出は師匠の許可次第とする一方、新たなガイドラインを設けて制約を設けるという。また、2週間後には力士全員に、新型コロナの抗体検査を受けさせることも明かした。政府の緊急事態宣言が再び出れば「場所の開催は難しい状況になる」と話し、開催の方向性については「模索」と表現。当面は1場所ごとに開催か否かが最重要事項となる。

御嶽海を破り土俵下で天を仰ぐ照ノ富士(右)と、優勝を逃し静かに目を閉じる正代(撮影・河田真司)  

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会食休場の阿炎、場所前から複数回キャバクラ通い

24日、幕内土俵入りを行う阿炎

知人らと会食に行くなどして大相撲7月場所7日目の25日から休場している東前頭5枚目阿炎(26=錣山)が、場所前からキャバクラに複数回行っていたことが26日、関係者の話で分かった。また初日から休場していたにも関わらず、幕下以下の力士1人が会食に同席していたことも判明。本場所開催に向けて日本相撲協会が一丸となり、新型コロナウイルス感染防止を徹底してきた中での騒動に、協会内からは怒りの声が上がっている。

   ◇   ◇   ◇

突然の休場から一夜明けたこの日、阿炎の会食事情が明らかとなった。報道陣の電話取材に応じた協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は会食場所について「小池都知事が言う『夜の店』。スナックなのかラウンジなのかキャバクラなのかは分からない」と説明。回数についても「場所前と場所中と2回」と話した。しかし関係者によると、実際は接待を伴うキャバクラに場所前から複数回行っていたという。しかも、阿炎とは別の部屋に所属する初日から休場していた幕下以下の力士が同席していた。

協会は場所前に「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」などのルールを定めたガイドラインを各部屋に配布。感染防止に向けて一丸となっていた。それだけに会食が発覚した25日に「さんざん何回もやらかして、世の中がどんな状況か考えてほしい。子どもじゃないんだから」と激怒していた芝田山広報部長は収まらない。「幕内の関取が場所中にああいう形で休場することにおいて1つの事案として場所後の理事会で報告されるのは間違いない。情状酌量の余地もない」と断言。場所後の理事会で議題に挙がることとなった。同じ違反でも通常なら関取より軽い処分となる幕下以下の力士についても、協会内では厳罰を求める声が上がっているという。

阿炎は25日に37度6分の熱を出し、同日に行った新型コロナウイルスの抗原検査の結果は陰性。幕下以下の力士も25日に37度以上の熱を出すも、同検査の結果は陰性だった。両力士はこの日も抗原検査を受けて再び陰性だったが、阿炎に対して「自業自得」と「懲罰休場」させた錣山親方(元関脇寺尾)と幕下以下の力士の師匠ともに、弟子の再出場を否定しているという。

同広報部長は「同じ部屋の力士や取組をした力士はガイドライン通りに感染予防を行っており、出場に問題はないという判断」と説明。6日目までに対戦した力士や、錣山部屋の力士、幕下以下の力士が所属する部屋の力士らは休場しない。6月に結婚したばかりで、初優勝を目指していたはずだった阿炎らの場所前、場所中のキャバクラ通い。入念に準備をし、場所中も細心の注意を払ってきた協会を裏切る行為となった。

   ◇   ◇   ◇

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

◆日本協会のコロナ対策ガイドライン 「日常生活における感染予防」の項目の1つに「外出の自粛」がある。「不要不急の外出を自粛する。近隣以外への緊急な外出や必要な外出は、師匠が協会に相談した上で行う」と書かれている。また「協会員の移動」の項目の中にも「基本的に外出禁止とし、不要不急の外出をしない」「人との接触の機会を減らす」とある。なお外出する場合は「マスクを着用し『いつ、だれと、どこに』を明確にし、師匠に報告する」と明記している。

◆新型コロナウイルスに対する角界のこれまでの主な動き

▽3月22日 史上初の無観客開催となった春場所が千秋楽を迎えて15日間の日程を終了。

▽4月3日 日本相撲協会が臨時理事会を開き、夏場所と名古屋場所の2週間延期を決議。

▽同7日 政府が緊急事態宣言を発令。

▽同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▽同25日 高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▽同27日 相撲協会が夏場所の新番付を発表。

▽同30日 高田川親方、白鷹山ら6人の退院を公表。

▽5月4日 政府が緊急事態宣言を延長。夏場所の中止が決定。

▽同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▽同18日 希望する協会員を対象に新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▽同25日 政府が緊急事態宣言を全面解除。

▽7月6日 検査の結果、5人から抗体が見つかったと発表。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▽同13日 相撲協会は臨時理事会を開き、7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▽同19日 7月場所開始。

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大阪のボクシングジムで5人目の新型コロナ感染者

大阪府内のボクシングジムで、5人目の新型コロナウイルス感染者が出た。日本ボクシングコミッションが21日に発表した。

20代の男性選手が19日にPCR検査を受けて陽性と判定され、現在自宅待機している。同ジムでは17日から感染者判明が相次ぎ、まだ検査や結果待ちの関係者もいるという。ジムは現在閉鎖されている。また、感染者が出稽古したジムでも感染の疑いがある選手がいるという。西日本協会は20日に出稽古自粛を通達し、25日の神戸での東洋太平洋王座戦などの興行は、客入れから無観客開催に変更された。

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朝乃山貫禄の大関1勝、強い自覚で異例場所全う誓う

大相撲7月場所初日 隆の勝(左)の攻めに耐える朝乃山(撮影・河田真司)  

<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館

待望の本場所で、待望の1勝を挙げた。3月の春場所後に新大関に昇進した朝乃山(26=高砂)が、東前頭2枚目の隆の勝を送り出し、大関初勝利を挙げた。1月の初場所以来、約半年ぶりとなる観客の前での相撲。加えて、新型コロナウイルス感染予防のため支度部屋でのマスク着用が義務づけられるなど、通常の場所とは大きく異なりながらも安定した強さを見せた。

   ◇   ◇   ◇

観客からの割れんばかりの大歓声、の代わりに拍手が新大関の体を包み込んだ。記念すべき大関初勝利にも、朝乃山は取組前からの険しい表情は崩さず。支度部屋へ引き揚げる時、出迎えた付け人とグータッチ。そこで、ようやく柔らかい表情を見せた。

まさに大関の貫禄だった。立ち合いは手を先に着き、やや遅れて立つと、隆の勝の当たりをまともに受けた。上半身が伸び、伸ばした左手がまわしをつかめない。それでも引かずに我慢の攻め。再び懸命に左手を伸ばしてまわしをつかむと、前に出て体勢を崩した相手を送り出した。新型コロナ感染防止のため、大声での声援を控えていた観客もたまらず「おーっ」と一瞬、歓声を上げた。

新大関の姿を、ようやく観客に披露できた。1日の動員上限は約2500人で、この日はその8割程度が埋まった。取組後に本場所初のリモート取材に応じると「観客がいる、いないでは全然違う。とても緊張したけど、自分の相撲を取りきりました」。自身の取組についても「押されたけど、相手をよく見て左上手が取れた。自分の相撲が取れてよかった」と冷静に振り返った。

支度部屋ではマスク着用が義務づけられ、座る場所をアクリル板で仕切られているなど、史上初の無観客開催の春場所とはまた違う、異例の場所。新大関場所で、気苦労もあるはずだが「みんな同じ条件。1日でも早く慣れたい」と言い訳にはしない。八角理事長(元横綱北勝海)には「どっしりしてた。(朝乃山の)下半身が崩れないから(隆の勝は)壁を押してる感じで崩れた。しっかり調整してたのだろう。大関としての自覚は当然ある。自信満々という感じだった」と評された。

コロナ禍で開催された7月場所の意義について「新型コロナや豪雨で災害にあった方に、勇気と感動を与えられる相撲を取りたい」と話すなど、大関としての自覚は強い。白星にも「まだ14日間ありますから」と浮かれない。残り14日間、大関として本場所を全うする。【佐々木隆史】

◆高砂親方の新大関場所 新大関として臨んだ1983年(昭58)5月の夏場所は、千代の富士、北の湖の両横綱が全休の中、9勝6敗だった。12勝3敗の優勝次点で昇進した勢いに乗り、初日に小結蔵間、2日目に西前頭4枚目飛騨ノ花を破って連勝。3日目に東前頭4枚目の旭富士に敗れたが、7日目を終えて6勝1敗だった。だが残りを3勝5敗。11日目に勝ち越しを決め、12日目も勝ったが最後は3連敗で終えた。

大関初白星を飾り懸賞を手にする朝乃山(撮影・小沢裕)

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いよいよ「命懸け」7月場所、完走へ厳戒態勢の祈願

新型コロナウイルス感染を避けるため力士不在で行われた大相撲7月場所の土俵祭りに臨む親方ら協会関係者たち(撮影・小沢裕)

厳戒態勢の中、いよいよ大相撲が始まる。7月場所(東京・両国国技館)初日を翌日に控えた18日、同所で恒例の土俵祭りが行われた。

力士の参加、一般公開はなく、出席者も限定される中、本場所の安全を祈願。新型コロナウイルスの影響で無観客で開催された3月の春場所、中止となった5月の夏場所を経て、協会の尾車事業部長(元大関琴風)が「命懸けの場所」と緊張感を強める15日間が幕を開ける。

   ◇   ◇   ◇

静まり返った館内で、土俵祭りが始まった。八角理事長(元横綱北勝海)をはじめ、出席した審判部の親方衆らはマスクを着用し、隣との間隔を空けて椅子に着席。通常は出席する三役以上の力士は不参加で、行司も資格者のみの参加。一般公開はなし。徹底した新型コロナの感染防止策が敷かれた中で、土俵の安全を祈願した。

コロナ禍の中で開催される7月場所。力士は支度部屋でもマスク着用が必須で、上がり座敷にはアクリル板を立てて座る場所を仕切るなど、いくつもの予防策が敷かれる。報道陣の電話取材に応じた尾車事業部長(元大関琴風)は「厳戒態勢みたいな感じ。命懸けの場所というような雰囲気」と緊張感を強めた。土俵祭り後には執行部による会議を行い、感染防止策の再確認を行ったという。「感染者を出すようなことがあってはいけない。緊張感でいっぱいです」と明かした。

観客への注意も忘れない。マスク着用や大声での声援を控える等の注意事項が書かれた看板が、館内の至る所に設置された。1日の観客上限数は約2500人。満員時の4分の1程度だが当然、油断はない。「感染症の専門家の先生と何度も意見交換をしながら準備を進めてきた。コロナ禍で物事を進めていくには、それぐらいの注意喚起が必要」と強調した。

力士も、相撲ファンも待ちに待った本場所。新大関の朝乃山や序二段から史上初の再入幕を果たした照ノ富士など、注目力士は多数いる。尾車事業部長は「会場に足を運んでいただくお客様、テレビで観戦していただくお客様に、勇気とか希望を与えられるような場所になったらいい」と切に願った。異例な場所が、いよいよ始まる。【佐々木隆史】

<7月場所中の主な感染防止策>

▽力士らは支度部屋でもマスク着用。準備運動時も。

▽支度部屋ではアクリル板で各関取の間を仕切る。

▽花道奥では足元シールを貼り密集を避ける。

▽取組を行う力士は支度部屋を出たらマスクを外し、取組後は支度部屋に入る際に新しいマスクをつける。

▽1日当たりの総観客数を約2500人に縮小。

▽全ての4人マス席を1人ずつで利用。

▽観客は入場時に取組表を自ら取り、手を消毒する。

▽感染者発生の場合に備え、入場客には入場券の14日間保管や接触確認アプリへの登録を促進する。

▽観戦後は時間差退場。

▽アルコール類の販売中止。食事の販売も最小限。

▽開場時間を午前8時から午後1時に変更。

▽接触を伴うファンサービスを中止。

大相撲7月場所土俵祭り、新型コロナウイルス感染を避けるため互いに距離を保ちながら力士不在で行われた大相撲7月場所の土俵祭りに臨む、左から出羽海親方、錦戸親方、八角理事長、藤島親方、伊勢ケ浜親方(撮影・小沢裕)
国技館内のトイレの洗面台に貼られた30秒の手洗いを促すステッカー(撮影・小沢裕)

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大相撲7月場所は観客入れ開催、1日2500人程度

両国国技館正面出入り口(2020年4月3日)

日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)の開催を正式決定し、観客を入れて実施することが関係者への話で分かった。1日当たり2500人程度に制限する方向だという。

協会は5月4日の理事会で、新型コロナウイルスの影響により5月の夏場所中止を発表。当初は7月場所の2週間延期と開催地を名古屋から東京に変更して、無観客での開催を目指すと発表していた。本場所開催は史上初の無観客だった3月の春場所以来4カ月ぶり、観客を入れての本場所開催は1月の初場所以来6カ月ぶりとなる。

協会はこれまでに、力士らの原則的な外出禁止や出稽古禁止を通達するなど、新型コロナの感染予防に務めてきた。また、希望する協会員を対象とした新型コロナの感染歴を調べる抗体検査も実施。専門家の助言を踏まえたガイドラインの作成など、7月場所開催に向けて慎重に準備を進めてきた。

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那須川40連勝、見えてきた格闘家としての最終目標

2020年最初の試合でプロ40連勝を達成した那須川天心(C)RISE

<RISE>◇13日◇会場非公開

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が昨年大みそか以来、半年ぶりにリングに帰ってきた。

12日、RISE初の無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)に1回90秒KO勝ち。14年にプロデビューした記念日に、40連勝を達成した。

   ◇   ◇   ◇

やっぱり那須川天心は強かった。開始早々、強烈なワンツーで1つ目のダウンを奪取。勢いは止まらず、カウンターの右フックで2度目のダウン。立ち上がりなお向かってくる相手をカウンターの右フックで倒し、わずか90秒で勝利をおさめた。新型コロナの影響で何度も試合が中止、延期となり昨年大みそかのRIZIN参戦以来半年ぶりの試合。しかも初めての無観客。「ただいま。格闘技が帰ってきました」と画面の向こうのファンにうれしそうにあいさつした。

今回は相手を公募し、100通超の応募の中からシュートボクシング界の次世代エースとして期待される逸材、しかも自分より若い選手を選んだ。圧倒する形となったが「挑んでくれて本当にうれしかった。格闘技がもっと盛り上がると思った」と向かってきてくれた笠原に感謝した。

14年のプロデビューから6年間でキックボクシング、総合格闘技、ミックスルール合わせて40連勝を積み上げた。試合が出来なかったこの半年の間、おぼろげながら格闘家としての最終目標が見えてきた。プロボクシングの世界王者となった後、総合格闘技の最強王者とキックルールで戦うという前代未聞のプランだ。「世界の格闘技界で認められているのはボクシングか総合。でも、僕は何をやってもキックが大好き。いつか強いやつとそれができたら満足できるかもしれない」と夢を描く。

まだ21歳。世界進出、プロボクシング転向とまだまだやることはある。コロナでいったん止まった格闘技界を動かすのはやっぱり天心だ。【高場泉穂】

笠原友希(左)から2度目のダウンを奪う那須川天心(C)RISE

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7月場所可否と中川親方処分を13日協議 相撲協会

八角理事長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会は13日に臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催可否の判断を下す。

協会は各部屋に外出自粛や出稽古禁止の通達、希望する協会員の新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を行うなど、開催に向けて慎重に準備を進めてきた。当初は無観客開催を目指していたが、開催決定の場合は、観客の有無についても協議される。

日常的に弟子に暴力を働くなど、不適切な指導を行ってきた中川親方(元前頭旭里)の処分も協議される。同親方は師匠の資格なしと判断され、中川部屋は閉鎖となる見通し。同部屋に所属する9人の力士らは、同じ時津風一門を中心に移転先を最終調整しているが、なかには引退を考えている力士もいる。また、11月に福岡で開催される九州場所を両国国技館で代替開催する案が浮上しており、協議される見込み。例年は九州場所後に実施される冬巡業は、取りやめの見通しとなっている。

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中川部屋所属の力士ら、時津風一門を中心に移転調整

日本相撲協会は13日に臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催可否の判断を下す。

協会は各部屋に外出自粛や出稽古禁止の通達、希望する協会員の新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を行うなど、開催に向けて慎重に準備を進めてきた。当初は無観客開催を目指していたが、開催決定の場合は、観客の有無についても協議される。

日常的に弟子に暴力を働くなど、不適切な指導を行ってきた中川親方(元前頭旭里)の処分も協議される。同親方は師匠の資格なしと判断され、中川部屋は閉鎖となる見通し。同部屋に所属する9人の力士らは、同じ時津風一門を中心に移転先を最終調整している。また、11月に福岡で開催される九州場所を両国国技館で代替開催する案が浮上しており、協議される見込み。例年は九州場所後に実施される冬巡業は、取りやめの見通しとなっている。

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