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新日4カ月ぶり有観客、声なき会場に響き渡る拍手

有観客でオカダ・カズチカ-EVILの決勝戦(撮影・鈴木正人)

<新日本プロレス:大阪城ホール大会>◇11日◇大阪城ホール

新日本プロレスが136日ぶりにファンの前に帰ってきた。大阪城ホール大会で2月26日の沖縄大会以来、約4カ月ぶりとなる観客を入れた興行を開催した。

席数は通常の約3分の1にし、3318人が観戦。選手との接触を禁じるなど、新型コロナウイルス感染予防に努めながら、一歩前へと踏み出した。メインのニュージャパン杯決勝はEVILがオカダ・カズチカ(32)を下し、初優勝した。

   ◇   ◇   ◇

オカダのドロップキックに、内藤のポーズに、観客から大きな拍手が起こった。失われた新日本プロレスの風景が4カ月ぶりに戻ってきた。新型コロナウイルスの影響で3月から試合を中止。6月に3カ月半ぶりに無観客で試合を再開し、動画配信を行ってきたが、プロレスラーにとって反応がないことは寂しく、つらいものだった。IWGPヘビー級、同インターコンチネンタルの2冠王者内藤哲也(38)は「無観客試合も楽しかったけど、10倍、100倍…比べものにならないぐらい、気持ちいいね」と喜びをかみしめた。

新日本はこの日、観客に大声を控えるよう求めた。見ている側は声の代わりに拍手で感情を示す。新たな観戦スタイルが自然と生み出された。タッグ戦に出場した棚橋弘至(43)は「拍手の響きがとても美しく聞こえました。上品なホールでクラシックを聴いているような」と例えた。

プロレス界の、そして世界中にファンを持つエンターテインメント界の雄として、観客を入れた興行に踏み出した。プロレスは密集、密閉、密接の「3密」があてはまるスポーツ。リスクを避けるため、入念な予防策が取られた。

通常、大阪城ホール大会では1万人超を集めるが、今回は席数を3分の1に絞り、3318人が入場した。席の間にはシートをかけて十分な間隔を確保。観客にマスク着用や消毒など、基本的な感染予防を義務づけるのはもちろん、密を避けるために分散入場を実施。8台のサーモグラフィーを用意し、来場者全員の検温を行った。また、試合の合間には消毒を実施。グッズ販売はパンフレットのみで、選手との接触を禁じるなど、できる限りの細かな策を講じた。参戦予定だった鈴木みのるは発熱の症状があったため、抗体検査、抗原検査は陰性でも大事をとって欠場となった。

ファンも喜びと不安両方を感じながらこの日を迎えた。フェースシールドを付けた20代の男性は「楽しむために、自主的に着けてきました」。オカダファンという30代の男性は「いつもより人数が少なくてさみしい。ここで感染者が出たらさまざまなところに影響が出てしまう。僕たち見る側も緊張感を持たなければと思っています」と話した。

まだ国内で感染はおさまらず、超満員の会場でプロレスができるまで時間はかかりそうだ。コロナとの時間無制限の戦いは続く。【高場泉穂】

検温待ちする観客(撮影・鈴木正人)

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EVILがオカダ下し初V、内藤奇襲しバレット入り

オカダ・カズチカ(左)に勝利したEVIL(撮影・鈴木正人)

<新日本プロレス:大阪城ホール大会>◇11日◇大阪城ホール

新日本プロレスが136日ぶりにファンの前に帰ってきた。大阪城ホール大会で2月26日の沖縄大会以来、約4カ月ぶりとなる観客を入れた興行を開催した。

席数は通常の約3分の1にし、3318人が観戦。選手との接触を禁じるなど、新型コロナウイルス感染予防に努めながら、一歩前へと踏み出した。メインのニュージャパン杯決勝はEVILがオカダ・カズチカ(32)を下し、初優勝した。

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歴史的な復活の日を、EVILが闇で染め上げた。前年覇者オカダの新必殺技変形コブラクラッチに何度も苦しむも、パイプイス攻撃や金的蹴りなどの反則でダメージを与え、最後は得意技のEVILで3カウント奪取。トーナメントを通じ貫いてきた非情な攻撃に徹し、初の頂点に達した。

試合後は同じユニットで2冠王者の内藤をリングに呼び寄せ、拳を合わせるかと思いきや、おもむろに敵対するユニット、バレットクラブのポーズを出し、内藤を奇襲。15年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間として活動してきた内藤の帽子を踏みつけ、バレットクラブ入りを表明した。「内藤、お前とロスインゴのお前ら腐りきってんだよ。むしずが走りに走りまくる。明日大の字に倒れているのはお前だ。内藤。よく覚えとけ」と12日の2冠戦に向け、ほえた。

オカダ・カズチカ(左)をEVILでフィニッシュするEVIL(撮影・鈴木正人)
オカダ・カズチカ対EVIL オカダ・カズチカ(手前)を押し飛ばすEVIL(撮影・鈴木正人)
EVIL(右)に向かいマイクパフォーマンスする内藤哲也(撮影・鈴木正人)

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出場選手が計量と抗体検査パス 中日本新人王予選

JBC安河内剛事務局長(2018年10月10日撮影)

新型コロナウイルス感染拡大後、国内初のプロボクシング興行となる中日本新人王予選(12日、愛知・刈谷市あいおいホール)の前日計量と抗体検査が11日、刈谷市内の病院で行われた。出場10選手が検査を受けて全員が陰性で、計量も一発でパス。選手は会場近くのホテルに移動した。

ミニマム級で第1試合に出場する松本幸士(30=HEIWA)は抗体検査を初めて受けたと言い「今までの計量はパパッとやって終わりだったけど、こんな大ごとになるとは…。でも、大変なのはみんな大変なので」と話した。

日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛・本部事務局長は「感染予防が最も大事。勇気を持ってリングに上がる選手がベストな状態で試合に臨めるようにサポートする」と言う。興行は無観客開催。選手たちは体調を申告、検温などを行い、セコンドはマスクを着用する。「密」を極力避けるため、途中で会場内の換気を行う。選手控室は使わず、選手は所属ジムごとにパーティションで仕切ったエリアで待機する。さまざまな感染防止策を講じている。

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内山高志氏「地元に貢献」春日部で開業ジムお披露目

ジムのレセプションパーティーを開いた元WBA世界スーパーフェザー級王者内山氏(中央)

プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(40)が、2月に出身地の埼玉・春日部市で開業したフィットネス&ボクシングジム「KOD STUDIO」のレセプションパーティーが11日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オープン直後に休業となったが、6月から営業を再開していた。

春日部名誉市民の内山氏は「少しでも地元に貢献できるようなことをやれればと思っていた。春日部を盛り上げるためにも頑張っていきたい」。現在、会員は約80人で「200人くらいには増やしたい」とした。内山氏は、東京・四谷にもジム「KOD LAB」を経営しており、元WBA、IBF世界ライトフライ級統一王者田口良一氏も社員としてサポートしている。

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ゼロワンは立ち上がる「抗体検査プロレス」実施へ

ゼロワン大谷晋二郎

コロナ禍の中、プロレス界も前へ進む。大谷晋二郎(47)が率いるゼロワンは新たな親会社の支援のもと、新型コロナウイルス抗体検査とセットのチャリティープロレス興行を全国で実施することが10日、分かった。また、新日本プロレスは11日と12日に、約4カ月ぶりに観客を入れた興行を大阪城ホールで行う。

   ◇   ◇   ◇

ゼロワンが異例の「抗体検査プロレス」を行うことが分かった。7月1日から株式会社ダイコーホールディングスグループが新たな親会社となったことも判明。投資などを行う同グループ支援のもと、1回の興行につき約1000人分の新型コロナウイルス抗体検査を無料で実施。感染歴を調べる検査を受け、プロレスを見てもらうという異例のプランだ。

団体を率いる大谷はこれまでも社会的な活動を積極的に行ってきた。「うちのの団体は旗揚げ以来、順風満帆の時はなく、今回のコロナウイルスで最大のピンチに陥りました。そんな中、(ダイコーの)神長会長が僕たちのいじめ撲滅や、『お助け隊』などの社会貢献活動を評価してくれ、スポンサーについてくれた。さらに今回の抗体検査のアイデアも頂きました。聞いた時は、そんなことできるのか! と驚きでした」。

検査キットは国内大手のものを使用。約10分で結果が分かるという。専門の医師が帯同し、抗体が検出された場合の対応で、隔離医療車も用意するなど細心の注意を払った上で実施する構えだ。既に関東の複数の自治体と交渉中だという。興行を実施する自治体の在住者が対象。インターネットで募り抽選を行う予定で、早ければ来月にもスタートし、全国各地をまわる。

大谷は「僕たちもそうですが、対コロナはここからがスタート。検査で多くの人に安心を感じてもらい、その上でプロレスを見て、やられてもあきらめずに立ち上がる僕たちの姿を見て、元気になってほしい。全国のみなさんと一緒に戦っていきたいです」と力強く話した。

◆プロレスリング・ゼロワン 01年、新日本を退団した橋本真也が「ZERO-ONE」を創設。04年に橋本が活動休止を発表し団体を去ったが、大谷らが「ZERO1-MAX」として再出発。09年に現団体名に改称。21年3月14日に両国国技館で旗揚げ20周年大会を予定している。いじめ撲滅運動を15年以上行い、コロナ禍の中、外出できず困っている高齢者や体の悪い方を対象に無償で送迎、買い物の手伝いサービスなどを行う「お助け隊」を始めるなど、社会貢献活動に熱心に取り組んでいる。

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7月場所の観客有無13日決定「他競技の状況受け」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は10日、報道陣のオンライン取材に応じ、大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)で観客を入れるか否かについて13日の理事会で協議することを明らかにした。「お客さんを入れるか、入れないかを13日に決定する。今のところは入れた状況、入れない状況に合わせて準備を進めている」などと説明。まずは7月場所開催の可否について13日の理事会で決定する。そして開催決定となった場合は、観客の有無についても協議されることとなった。

協会広報部は現在、13日の理事会に向けて、7月場所中の新型コロナウイルス感染予防策などのガイドラインを作成している。この日からはプロ野球とJリーグが、観客を最大5000人まで入れて試合を開催。芝田山広報部長は「まだ決定はしていないが、他のスポーツの状況を受けながら検討していく」と話した

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アマ8冠の中垣龍汰朗ら8月24日にデビュー戦

デビュー戦が決まった中垣(左)と松本(大橋ジム提供)

大橋ボクシングジムは10日、アマチュア8冠の中垣龍汰朗(20)と松本好二トレーナーの長男・松本圭佑(20)が、8月24日に東京・後楽園ホールでデビュー戦(6回戦)を行うと発表した。

当初は5月にデビュー予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため、興行が中止となっていた。2人は高校卒業後に東農大に進学も、東京五輪出場の道が絶たれ、プロ転向を表明していた。中垣はプロ3勝(3KO)5敗2分けの堀井翔平(29=トコナメ)と、松本はプロ9勝(1KO)9敗2分けの三宅寛典(31=ビッグアーム)と対戦する。

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炎鵬が読書で精神面強化、転機は無観客場所負け越し

白鵬(左)に稽古をつけてもらう炎鵬

大相撲の人気小兵、東前頭6枚目炎鵬(25=宮城野)が10日、代表取材に応じ、読書で精神面を見直していることを明かした。

自粛期間中で相撲以外の時間が増え、読書の他にも身の回りの掃除や栄養学の勉強などに取りかかった。

「今までは相撲のことでいっぱいいっぱいだった。自由時間ができたので、その時間を有効に使えた」

読んだのは「運気を上げる本」や「瞑想(めいそう)のテクニック」、「心の緩め方」などに関する書籍だった。

春場所では史上初の無観客開催に動揺。6勝9敗で5場所ぶりに負け越した。「お客さんがいないという経験がなくて、そういった中で自分の弱さを改めて実感した」と、異例の場所が自身を見つめ直すきっかけになった。

7月場所(19日初日、東京・両国国技館)まで10日を切ったこの日は、兄弟子の横綱白鵬や若い衆を相手にして稽古に励んだ。

「疲れもあったので、技の確認であったり、自分の頭でイメージしていることを実践した」

新型コロナウイルス感染予防の観点から、出稽古ができないまま初日を迎える可能性もあるが、部屋には横綱白鵬らがいる。

「出稽古にいけないという部分の不安はない。すごく恵まれている」

環境に感謝しながら、7月場所に向けて万全の状態に仕上げる。

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RIZIN8月のカード発表、朝倉海-扇久保博正

RIZINバンタム級をかけて戦う扇久保博正(左)と朝倉海(右)。中央は榊原信之実行委員長

格闘技イベントRIZINの8月9、10日2連戦の一部カード発表会見が9日、都内で行われた。10日のメインでは、空位となっているRIZINバンタム級王座をかけて朝倉海(26)と扇久保博正(33)が戦う。昨年大みそかのマネル・ケイプとの王座決定戦で敗れた朝倉は「強くなって帰ってきました。今後のRIZINのためにも俺が勝たないといけない」と覚悟を口にし、扇久保は「海選手、いい試合をしましょう」と呼びかけた。

新型コロナウイルスの影響で予定していた3大会が中止となり、資金不足となっているRIZINは7日からクラウドファンディングを実施。既に約700万が集まっているが、目標の5000万円まではまだ通い状況。榊原信之実行委員長は「見合ったものをお返しする」と、大会成功のためのさらなる協力を求めた。

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朝乃山、地元の思い背に7月場所へ「ポジティブに」

朝乃山(2020年3月20日撮影)

大相撲春場所後に大関昇進を果たした朝乃山(26=高砂)が9日、報道陣の電話取材に応じた。

10日後に迫った開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けて「気持ち、心の面でもポジティブに考えを持って、あまりネガティブにならないように、出来るだけプラスのことを考えて初日まで稽古をし、しっかりと体をケアしてケガしないように初日までいきたい」と意気込んだ。

この日も都内の部屋で、幕下相手に相撲を10番ほど取ったという。最近は場所前に出稽古で調整するが、現在は新型コロナウイルスの影響により禁止となっている。しかし、「十両の時とか幕内に上がった最初の方はやってなかった」と場所前に出稽古しないのは初めての経験ではない。「(部屋の)幕下にも今後のホープがいる。いい稽古が出来ていると思う」と手応えは十分にある。

厚いサポートを受けて本場所に臨む。この日までに、全国の関係者から部屋に食材などが届いたという。「名古屋のお客さんだったら食材とか肉、野菜とか飲み物、カップラーメンなど送って頂きました。名古屋の方以外からも、いろんな地方から送って頂きました」と有り難がった。

また同じ富山出身の柴田理恵(タレント)、室井滋(女優)ら、著名人からも支援を受けたことを明かした。「柴田理恵さんからは結構いいお肉。室井滋さんからもお肉とかウインナーを。今は僕らは何もできないので、電話をして『ありがとうございます』って。お礼の電話はさせて頂きました」と感謝した。

4月には富山市の住民らが作成した、自分のしこ名が入った反物を使用したマスクが部屋に届いた。7月場所で会場入りの際に着用するかを問われると「自分の反物なのでね。自分好きすぎ感が、何かちょっと…」と恥ずかしそうにしたが「若い衆がしてくれるのはうれしいですね。作った方もそれを見たらうれしいでしょうし」と地元ファンを思いやった。

ここまでリラックスした状態で、取材に応じている新大関。開催したとしても無観客が濃厚な7月場所へ「(春場所で)1回経験していますから」とどっしりと構えた。

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扇久保博正「地元で大会を」岩手から世界最強証明

パンチの打ち合いに応じる扇久保(左)(C)RIZIN FF

岩手・久慈市出身で総合格闘家とユーチューバーの「二刀流」に取り組む扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が、群雄割拠のRIZINバンタム級(61・0キロ)戦線で主役に躍り出る。次戦にもタイトルマッチに挑む予定だが、ライバルはファイターだけではない。同県はエンゼルス大谷やマリナーズ菊池ら野球界の超一流を輩出。「負けられない。格闘技界の中でもそういう位置にいきたい」。世界最強へメジャー級の活躍を誓う。

   ◇   ◇   ◇

プロ15年目、扇久保は数々の死闘を制してきた。極真空手ベースの打撃で試合を作り、接近戦から寝技へ展開するのが必勝パターン。戦績は20勝4敗2分けを誇るが、天敵がいる。RIZIN、米ベラトールの「日米2冠」に輝いた堀口恭司(29)に13、18年と2度敗戦。ここ9年、それ以外の相手には公式戦黒星がなく「もう1度戦いたい。一番の近道はRIZINバンタム級のベルトを巻くことだと思う」。三度目の正直へ闘志を燃やす。

修斗王者でもある扇久保は「堀口選手に勝つまでは負けられない」。昨年はライバル団体のDEEP、パンクラス王者を連破した。負傷離脱中の堀口がRIZIN王座を返上し、同年12月には新王者が誕生。扇久保は4月にタイトル挑戦予定だったが、その選手が最高峰の米UFCに移籍し、新型コロナウイルス感染拡大も重なり試合は流れた。

かつては自身もUFCを目指した。16年には米国に1カ月半滞在し、共同生活しながら同団体との契約をトーナメント形式で争う通称「TUF」というリアリティー番組に出演。週1で試合を行い「めちゃめちゃ過酷だった」。3連勝も決勝で敗れ、夢舞台にあと1歩届かなかった。

国内から世界最強を証明する。「年齢的にUFCを目指すことはほぼないと思う。RIZINに拾ってもらい、骨をうずめる覚悟が大きい」。コロナ禍で実現しなかったものの、5月に仙台で戦う可能性もあった。「東北で試合することも目標の1つ。(今後)仙台で絶対にやりたいし、将来は地元の久慈や仙台で大会を開きたい」と思い描く。

3月にYouTubeで「おぎちゃんねる。」を開設。トレーニング、対談、レンガ割り、食レポなど硬軟織り交ぜた動画をアップし「バカなことばかりやっている感じだが、いい息抜き」。登録者は3990人(8日現在)で、今年中の1万人達成を見据える。故郷は13年のNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地。岩手と久慈の看板を背負い、強くて面白い「おぎちゃん」が全国区のヒーローになる。【山田愛斗】

◆扇久保博正(おうぎくぼ・ひろまさ)1987年4月1日生まれ、岩手県久慈市出身。5歳から極真空手を始めた。高校卒業後に上京し、総合格闘家を目指す。06年10月に修斗でプロデビューし、フライ級、バンタム級で世界王座獲得。18年からRIZIN参戦。得意技はチョークスリーパー。趣味はギター。好きな歌手は吉田拓郎。163センチ。

タックルする扇久保(右)(C)RIZIN FF
YouTubeに開設した「おぎちゃんねる。」(本人提供)

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霧馬山「夢みたい」白鵬や朝乃山との相撲に胸躍る

横綱鶴竜(右)と三番稽古する霧馬山

新入幕から3場所目で番付を西前頭3枚目まで上げた霧馬山(24=陸奥)が8日、報道陣の電話取材に対応し、近況や開催を目指す7月場所(19日初日、両国国技館)への思いなどを語った。

これまで稽古は横綱鶴竜(34)との、ぶつかり稽古などを行っていたが、この日初めて、連続して相撲を取る三番稽古を、10番ほど取ったという。全敗だったといい「さすが、すごい横綱だなと思いました。立ち合いで前みつを取る自分の相撲が、さすがに取れなかった」と脱帽した。横綱からの指名だったそうで「横綱が(陸奥)部屋に来て良かった」。昨秋、鶴竜から井筒部屋から陸奥部屋へ転籍以降、ぶつかり稽古を除けば、初めて胸を合わせたという。

これまでは「自分の弱い筋肉とかを鍛えてきた。もっと強くしたいなと思って毎日やっています」と振り返り、四股は1日200~300回、踏んだという。体重は現在、140キロ。食事については鶴竜から、かねて「ちゃんと食べるように」と指導されており、今も「いつも横綱の隣で2杯、3杯とか」食べているという。おかげで135キロまで落ちた体重も戻った。理想は150キロだという。

モンゴルの家族とは、頻繁に連絡を取り合っているようで「東京、日本どうなっている? 気をつけてって言われている」。モンゴルでは現在、新型コロナウイルスの感染者は出ていないという。

感染防止には、当然のように外出の際は「ちゃんとマスクして、帰ってきても手洗いうがい、それもちゃんとやって、あんまり外に出られないですね。出ると怖いので、部屋でもゲームとか映画見たりとかして」気分転換を図っている。普段より自分の時間ができることで「日本語を覚えるチャンスですから」とプラスにとらえる。

平幕上位で、横綱や大関と上位総当たりが予想される。「ちょっと緊張していますね。やっぱり横綱、大関と当たるので、自分の中で緊張しているんですけど、すごい楽しみにしています」とし「誰とやるのが一番楽しみか」という問い掛けには「やっぱり白鵬関とか、大関朝乃山関とか。夢みたい」と楽しみにしている。

その7月場所は「とりあえず勝ち越しですね」と目標を設定。金星も熱望する。鶴竜の転籍で本割での対戦はないが「同じ部屋になって今、胸を合わすのは、場所よりも稽古する方がすごいうれしい」と精進の糧にする。一方で、解禁されないまま本場所を迎える可能性がある出稽古については「できれば行きたかった。時津風部屋に行くと、いろんな人いるので」と「しょうがないですね、協会で決まっているので」と割り切りつつ残念そう。その分は、部屋での鶴竜との稽古を「出来ることが最高。今は1番(でも)勝ちたいです。1番勝てれば自分で自信になります」とモチベーションにする。

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WWE人気ツインズ、ベラ姉妹が妊婦ヌード公開

WWEの人気双子レスラー、ベラ姉妹(10年4月9日の来社時)

米プロレスWWEの人気女子ツインズ選手、ニッキー、ブリーのベラ姉妹(36)が自らのインスタグラムに妊婦ヌードを公開したと7日、英紙サンが報じた。

裸の姉妹が背中をあわせて立っているショット。隆起したおなかを誇らしげに披露しながらバストとヒップだけ覆っている。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下での妊娠だったこともあり、妹ブリーは「この妊娠は特別なものだった。不安と混乱の時、姉と一緒に妊娠を体験することは幸運でした。私たちの妊娠期間は終わろうとしているが、私たちにとって永遠に忘れられないものになる」と投稿した。

また姉ニッキーは「私は体の変化を受け入れました。4週間後に小さな子供に会うのが待ち切れない」とつづった。ブリーはWWE人気選手のダニエル・ブライアンと結婚しており、既に3歳の娘がいる。ニッキーは婚約者でダンサーのアルテム・チグビンツェフの間にできた第1子となる。

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RIZINが2連戦実施へ 日本人対決で5000席

RIZIN榊原信行実行委員長(18年11月17日撮影)

格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長(56)が7日、公式YouTubeチャンネルで会見し、8月9、10日に横浜・ぴあアリーナMMで2連戦を実施すると発表した。

新型コロナウイルスの影響で3大会が中止となり、2月の浜松大会以来約6カ月ぶりの実施となる。施設は1万人収容可能だが、5000席に絞る予定だ。また、今回はビザの関係などで2日間ともすべて日本人対決となる。また、クラウドファンディング実施も発表。榊原氏は「支援を血肉に替えて、今まで以上のRIZINとして新たな歴史を刻みたい」と語った。

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朝乃山「大関は常に優勝争い」7月場所への自覚十分

リモート会見で取材に応じる朝乃山

4カ月ぶりの本土俵でも焦りはない。新大関朝乃山(26=高砂)が6日、リモート会見に臨んだ。本来ならこの日は、無観客開催を目指す7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の番付発表日。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5月の夏場所が中止となり、番付は据え置きとなったため、番付発表は見送られた。そんな中、2週間後に迫った7月場所に向け、新大関が抱負や心境を語った。

   ◇   ◇   ◇

画面を通して報道陣の前に姿を現した朝乃山は、慣れない取材対応でも丁寧に自分の思いを口にした。3月の春場所以降、新型コロナの影響で自粛生活が続き、夏場所は中止に。6月に入り、ようやくぶつかり稽古や申し合い稽古を再開した。新大関として迎える場所が待ち遠しいはずだが「焦らずに本場所の土俵に立てればいい。とにかく焦らずにいこうという気持ちを持っています」とどっしりと構えた。

長く続く自粛生活の中で、ストレスをためないことは重要だ。アクション映画好きの朝乃山は、最近見た映画を問われ「『ジョン・ウィック』です」と即答。キアヌ・リーブス主演の殺し屋の復讐(ふくしゅう)劇が描かれた作品などを観賞し「気持ちを切らさずに高めている」という。

また大鵬や千代の富士、師匠(高砂親方)の朝潮ら歴代横綱、大関の現役時代の動画もチェックしている。「どうやったら右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するのか」と、満足に稽古ができない状況下でも工夫を凝らしている。

大関に昇進して3カ月がたったが、土俵に立つ姿をまだお披露目できていない。満員の観客からの大関コールが待ち遠しいはずが「それはお客さんが一番望んでいる。僕は土俵の上から白星を届けるのが恩返しだと思う」と自覚は十分だ。さらに「大関という地位は常に優勝争いをしないといけない地位」。自分に言い聞かせるように決意を語った。【佐々木隆史】

角界初のリモート会見を行う新大関朝乃山

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7月場所の開催可否は13日判断「緊張感を持って」

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は6日、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催可否について、今月13日に行われる理事会で判断することを明かした。

電話取材に応じ「13日に理事会が開催される。そこでいろいろ正式決定する」と明言。新型コロナウイルスの感染予防ガイドラインについても「そこではある程度固まっていないことには場所に臨めない。そういったことが伝えてきた中で協議がなされると思います」と説明した。

協会員の希望者を対象とした抗体検査の結果も発表され、複数の感染者が発生した高田川部屋を除いた、44部屋に所属する協会員891人のうち、抗体陽性者は5人で、比率にして0・56%だった。「こういう結果が出ることでそれぞれの協会員がほっと胸をなで下ろせるというか、とはいえ、引き続き緊張感を持っていかないと。世間では毎日(都内で)100人越えの陽性者が出ているわけだから。引き続き当協会としても感染予防策の徹底を心がけて2週間後の場所に向かうということ」と芝田山広報部長。今後、全協会員にPCR検査を受けさせる予定はなく「何か調子が悪かったりしたら、きちっとした対策をとっていく」とした。出稽古については「許可になっていない。まだここで申し上げる状況にない。やっと皆さんがお尻をつついてくる結果が出たわけだから。先、先、先というわけにはいかない」と、解除を見送る方針を示した。

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相撲協会が抗体検査結果を発表「全員の陰性を確認」

八角理事長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会は6日、協会員を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査の結果について発表した。

複数の感染者が発生した高田川部屋を除いた、44部屋に所属する協会員891人のうち、抗体陽性者は5人で、比率にして0・56%だった。

5名の抗体検査陽性者のうち承諾を得られた4人はPCR検査を実施したが、全員陰性だった。残りの1名は抗体の力価が高く、5月以前に感染していたものと思われ、協会は書面にて「現時点では治癒しているとみなすことができる」とした。

八角理事長(元横綱北勝海)も書面でコメントを発表し「このたび抗体検査で、協会員が自発的に検査を受け、全員の陰性が確認できたことは意義がありました。7月場所に向けて稽古に専念できる環境が整いました。また、3月場所中には感染がなかったことも確認できました。3月場所後の感染により、1人の力士が亡くなったことは痛恨の極みであり、今後、絶対にそのような事態に陥らないよう、7月場所後にも抗体検査を実施し、協会員の健康管理、感染防止を徹底する所存です」と述べた。

抗体検査は協会員のうち希望者を対象に、5月下旬から6月中旬にかけて行われた。7月場所は19日に初日を迎える。

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都内ジム所属の20代男性ボクサーが新型コロナ感染

日本ボクシングコミッションは6日、都内のジム所属の20歳代の男子選手1人が新型コロナウイルスに感染が判明したと発表した。

3日に発熱して4日にPCR検査を受け、5日に陽性と判定された。現在は発熱、せきなどなく安定し、自宅で経過観察中。濃厚接触者はなしと判断され、担当トレーナーもPCR検査は陰性だった。ジムは閉鎖して保健所の指示に従って消毒済みで、安全性を確認して再開予定。プロボクサーでは3月に愛知県内のジムで2人が感染し、1人が入院して以来の感染となった。

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琴勝峰、7月場所幕内デビューへ「勝ち越し目指す」

ぶつかり稽古を行う琴勝峰(右)

大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)を約2週間後に控えた6日、東前頭15枚目の琴勝峰(20=佐渡ケ嶽)がリモートでの会見に臨んだ。

本来なら番付発表、会見が行われる日程だが、新型コロナウイルス感染の影響で中止となった夏場所の番付のまま。琴勝峰も夏場所が新入幕場所だったが、改めて「幕内デビュー」に向けた決意を語った。

「場所に向けての最終調整でやってます。やれることはやってきた」と話し、夏場所の中止については「準備する時間が増えたとプラスに考えてやってきた」と前向きに捉えた。稽古は四股、すり足の基礎中心にやってきたが、本人いわく「1週間ちょっと前から」関取衆との申し合いも開始。「最初は感覚がつかめなかったが、体が動くようになっていい感触で相撲がとれている」と手ごたえを語った。出稽古もできない状況だが、琴勝峰が幕内力士5人目と活気ある部屋で、充実の稽古を積んできた。

「立ち合い強く当たって自分から前に出る相撲を磨きたい。これといった型は見つかっていないが、押すにしろ組むにしろ、自分から攻めていきたい。とりあえず勝ち越しを目指したい」と目標を掲げる。191センチ、165キロの恵まれた体。先に春場所で新入幕を果たして勝ち越した埼玉栄高の2学年先輩、琴ノ若(22)の存在にも刺激を受けながら、順調に番付を上げてきた。

幕内を「みんなでかくて強いイメージ」と話し、「(稽古場で)いい時はいい相撲がとれている。万全に持っていけたら(幕内でも)相撲はとれると思う」。無観客が濃厚な7月場所だが、好角家をワクワクさせる旋風を巻き起こせるか。【実藤健一】

ぶつかり稽古を行う琴勝峰(左)

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新大関朝乃山7月場所へ「体を作るだけ、気合を」

角界初のリモート会見を行う新大関朝乃山

新大関の朝乃山(26=高砂)が6日、オンライン会議システム「Zoom」による、報道陣とのリモート取材に応じた。

本来なら、この日は開催を目指す大相撲7月場所(19日初日、両国国技館)の番付発表日。だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け5月の夏場所が中止されたため、番付は据え置きのまま。7月場所の新番付は作られず、番付発表は見送られた。

無観客開催だった3月の春場所で大関昇進を決め、お披露目するはずだった5月の夏場所は中止。仕切り直しとなる7月場所に向けての抱負や近況などを語った。

約2週間後に控えた初日に向けては「あとは初日に向け体を作るだけ。あと2週間、気合を入れます」と語った。6月に入り申し合いや、ぶつかり稽古を再開。当初は「立ち合いの動作とか鈍かったけど、修正してだいぶ戻りました」と回復。部屋の関取は朝乃山以外に再十両の朝弁慶しかいないが、幕下に力のある力士がおり、稽古には不自由していないようだ。出稽古で他の部屋の関取衆と申し合いなどで力を付けるのが、最近の調整法だった。それも出来ないが「不安はありません。大丈夫」と頼もしく語った。

自粛生活が続くが「ストレスをためるのは体によくない」と、映画観賞などでストレスを発散。キアヌ・リーヴス主演のアクション映画「ジョン・ウィック」などを鑑賞し「気持ちを切らさず高めている」という。また大鵬、北の湖、北天佑、師匠の朝潮ら歴代横綱、大関のビデオも見て「どうやったら右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するか」と研究にも余念がなかったという。そんな中でも最も「すごいな」と印象に残っているのは「千代の富士さん」という。

Zoomによる会見形式の取材対応は「ひじょうにやりにくいです」と苦笑いしながらも、約30分にわたり1つ1つの質問に丁寧に対応。本場所で「大関朝乃山」とコールされることを熱望しているのでは…という問い掛けに「それを一番、望んでいるのはお客さん。土俵の上から白星を届けるのが恩返しだと思っています」とファンへのメッセージも忘れなかった。

朝乃山(2020年3月16日撮影)

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