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高山勝成、プロ再転向復帰戦は5・10森青葉戦

高山勝成(2019年8月31日撮影)

プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体の王座に就き、東京オリンピック(五輪)挑戦のためアマチュアに転向後、プロに再転向した高山勝成(36=寝屋川石田)は29日、代理人を通じ復帰戦が5月10日に決まったと発表した。50・8キロ契約の6回戦で、森青葉(泉北)と対戦する。

高山は17年4月にプロを引退し、東京五輪を目標に18年10月にアマチュアに転向。昨年8月の全日本選手権東海地区選考会で敗れて五輪への道を断たれた。日本ボクシングコミッション(JBC)から今年3月17日付でライセンスの発行を受けた。高山は「新型コロナウイルスに最大限の注意を払ってコンディションを維持し、試合への準備を進めてまいります」とコメントした。

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王者潮崎豪「アイアムノア!」無観客試合で初防衛

潮崎豪(2018年6月10日撮影)

プロレスリング・ノアが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて後楽園ホールで無観客試合を行い、メインのGHCヘビー級選手権では王者潮崎豪(38)が藤田和之(49)を下し、初防衛に成功した。

異例のタイトル戦となった。観客がいない静寂の会場。2人はゴングが鳴ると、距離を置いたままにらみ合う。そのまま、30分も緊迫状態が続いた。均衡を破ったのは藤田。王者潮崎をタックルで倒し、グラウンド戦に持ち込む。なかなか落とせずしびれを切らし、今度は場外へ。消毒液を口に含み潮崎に吹きかけ、だれもいない客席から入り口ロビー、さらにその先のエレベーター、バルコニーへと連れ回した。

リングに戻っても、藤田の攻撃は続くが、残り10分で王者潮崎も反撃に転じる。得意の逆水平連打、豪腕ラリアットで流れを引き寄せ、最後は再び豪腕ラリアットを3発打ち込み3カウントを奪取。試合時間残り3分を切った57分47秒で死闘を制した。

本来なら3月8日の横浜文化体育館でタイトル戦を行うはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日の後楽園ホール大会へ延期。さらに都の自粛要望を受け、無観客となった。試合の模様は同じサイバーエージェントを親会社に持つDDTの動画サイト、専門チャンネルサムライTVで生中継された。勝利した潮崎は、「画面の向こう側にいるホーミーズ(仲間)たち、ひとつだけ言わせてくれ、アイアムノア!」と話して、異例の試合を締めくくった。

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井上尚弥激闘の記録、WOWOWで今日14時放送

井上尚の最新映像が放送される(c)NAOKI FUKUDA

ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(26=大橋)の最強王者への道のりが網羅される。WOWOWは29日午後2時から、WOWOWライブで「井上尚弥 ボクシング最強王者への道」を放送。独自映像を通して「黄金のバンタム級」転向後に行われた激闘の数々を振り返る。

4月25日(日本時間同26日)に米ラスベガスで予定されていたWBO同級王者カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は新型コロナウイルスの感染拡大で延期になったが、井上の最新映像、インタビューにも注目だ。

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芝田山広報部長「プロ選手感染判明は影響力大きい」

芝田山広報部長(2018年12月19日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は27日、プロ野球阪神の藤浪らの新型コロナウイルス感染判明を受け、改めて力士ら協会員に不要不急の外出自粛を求めるなど、感染予防に努める意向を示した。

「人ごとではないと感じる。プロ選手の感染判明はやはり影響力が大きい」と話した。協会員には特に今週末は外出しないように通達した。

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東日本ボクシング協会が加盟ジムの週末閉館を要請

東日本ボクシング協会の花形進会長(2019年2月28日撮影)

東日本ボクシング協会は26日、加盟ジムの会長ら協会員に対して、週末の28、29日は各ジムの閉館を要請した。

新型コロナウイルス感染拡大で、首都圏の各都県から外出自粛要請が出ていることを受けてのもの。

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夏場所開催の判断先送り コロナ感染拡大の情勢注視

両国国技館

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、夏場所(5月10日初日、両国国技館)開催の判断を先送りした。前売り券の販売時期を含めて、今後の新型コロナウイルス感染拡大の情勢を注視した上で見極める。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、理事会での意見の中では、春場所に続く無観客開催のほか、観客を入れた上で客席を間引く意見も挙がったという。

日程の変更についても発表された。夏場所前の5月2日に行われる予定だった横綱審議委員会による一般公開の稽古総見は中止。8月12、13日に国技館で行われる予定だった「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」も中止となった。

また国技館でボクシング会場となるはずだった東京五輪の開催延期については、5月、9月などの本場所開催時期と重なった場合は本場所を優先したい意向を示した。

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蒼国来が引退し荒汐部屋を継承 日本相撲協会が発表

蒼国来(2018年11月23日撮影)

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、26日付で元前頭蒼国来(荒汐、本名エンクー・トプシン)の引退、年寄「荒汐」の継承・襲名、荒汐部屋を継承することを発表した。

同日付で年寄荒汐(元小結大豊)は退職した。中国・内モンゴル自治区出身の蒼国来は、昨年9月に日本国籍を取得。部屋を継承する条件を整えていた。

また新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月28日に行われる予定だった協会員研修会、維持員との集いが延期となった。

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朝乃山人間性出た口上、横綱目指せ/大ちゃん大分析

大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

朝乃山の人間性が出るような立派な口上だった。定年の年に37年前、自分が使者を迎えた同じ所で、というのも感無量だ。口上の文句のように誰からも愛され目標とされる大関に、そして横綱を目指してほしい。

3年前の初場所で、高砂部屋の関取輩出が140年あまりで途絶えた。直前の九州場所で幕下15枚目以内だった朝乃山は、自分が全勝していれば…と本当に悔しそうだった。精神的に変わった分岐点はあそこかな。技術的には去年夏場所の優勝もあるが、その前から巡業で同じ右四つの栃ノ心と稽古を積んだのが大きい。大関の強さを肌で感じ型をつかんだ。

しこ名の話がよく出る。朝潮でイメージされるのは押し相撲で太平洋の潮流。富山出身の朝乃山は日本海の潮流で四つ相撲を印象づければいい。確固たる相撲になれば朝乃山のしこ名は定着する。ただ、真っ向勝負という部屋の伝統は忘れずに受け継いでほしい。

新型コロナウイルスの影響で、お祝いムードは薄いかもしれない。だからこそ活躍すればスポーツ界だけでなく、日本に明るい光を差せる。背負う看板は重いが、これも何かの運命。そうプラスにとらえて前向きに精進してほしい。(高砂浦五郎=元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

若手力士らに担がれ笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

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八角理事長新体制の職務決定 夏場所「現実厳しい」

八角理事長(2020年3月22日撮影)

日本相撲協会は25日、エディオンアリーナ大阪で理事会と年寄総会を開き、23日に再任された八角理事長新体制の職務を決めた。

春場所で無観客開催の要因となった新型コロナウイルスの対応のため、理事と副理事の職務は前任とほぼ変わらず。

夏場所に向けて同理事長は「現実は厳しい」と冷静に話した。審判部には新任の花籠理事と藤島副理事を新たに編成担当として置いた。土俵の充実を図るため取組編成や番付編成に携わり、基本的に土俵下で審判長は務めない。昨年1月に現役引退した荒磯親方(元横綱稀勢の里)は記者クラブ担当となった。また東京・両国国技館は、東京五輪でボクシング会場となるはずだったが開催延期が決定となり、同理事長は「東京五輪の対処も話し合わないといけない」と話した。

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K1、28日は「無観客大会」払い戻しは後日発表

K-1実行委員会は25日、28日に東京・後楽園ホールで開催する「Krush.112」について、「無観客大会」として行うことが決定したと発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、東京都、後楽園ホールと協議した結果としている。チケットの払い戻しについては後日詳細を発表するという。大会の模様はAbemaTVで生中継するとしている。

同実行委員会は、埼玉県と国が開催自粛を求める中で、22日にはさいたまスーパーアリーナで予定通り大会を開催していた。

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大関朝乃山、亡き恩師2人へ「これに満足せずに」

若手力士らに担がれ笑顔を見せる朝乃山(代表撮影)

大関朝乃山(26=高砂)が正式に誕生した。日本相撲協会は25日、大阪市内で大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、朝乃山の大関昇進を全会一致で承認した。大阪市の宿舎で行われた伝達式では、昔からなじみのある「愛」「正義」「一生懸命」の言葉を口上に使用。富山出身では太刀山以来(元横綱)111年ぶりに大関昇進を果たした新大関が、亡くなった恩師2人へ、もう1つ上の番付も誓った。

   ◇   ◇   ◇

人柄の良さ、素直さがにじみ出た。協会からの使者に昇進決定を言い渡された朝乃山は、続いて引き締まった表情で、よどみない声で口上を述べた。

「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」

思いが強い3つの言葉を入れ込んだ。「愛」と「正義」は、母校・富山商高の教育方針や校歌にある「愛と正義の理想」の文言から。「一生懸命」は中学時代から座右の銘にしてきた言葉だった。本格的に相撲を始めた中学時代と、17年に死去した富山商高相撲部監督の浦山英樹さんから徹底して右四つを指導してもらった高校時代。常日頃、地元・富山からの応援に感謝の言葉を口にする、朝乃山らしい言葉選びだった。

運命的な巡り合わせになった。伝達式を行った宿舎の大阪市・久成寺は、83年春場所で大関昇進を決めた師匠の高砂親方(元大関朝潮)が伝達式に臨んだ時と同じ場所。高砂親方や部屋の先輩にあたる朝青龍(元横綱)も、大関昇進の口上で「一生懸命」を用いた。「自分も伝統のある高砂部屋に入れたし、高砂部屋の部屋頭としての責任を持って行動したい」と新大関としての自覚を持った。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、晴れの姿には代表2社など限られた報道陣しか立ち会えなかった。部屋に集まったのも両親や後援会関係者など30人程度。しかしそこには、浦山さんと初場所中に急逝した近大相撲部監督の伊東勝人さんの遺影があった。角界入りの背中を押してくれた浦山さんと、角界で生き抜く技を教えてくれた伊東さん。額に収まる2人の恩師を前に「おかげさまで大関に上がれました。これに満足せずに、もう1つ番付があるので、そこを目指して頑張ります」と誓った。

富山出身では約1世紀ぶりの大関誕生。「富山県の小さい子どもたちから目標にしてもらい、プロに入ってもらうのが、また1つの夢」と地元愛が強い。来週からは早速、夏場所に向けての稽古を再開するという。「次はたくさんのファンの前で」と夏場所でこそ、大勢のファンの前で新大関の姿を披露する。【佐々木隆史】

◆朝乃山英樹(あさのやま・ひでき)1994年(平6)3月1日、富山市生まれ。本名は石橋広暉(ひろき)。相撲は小学4年から始め富山商高3年で十和田大会2位、師匠の高砂親方(元大関朝潮)部屋付きの若松親方(元前頭朝乃若)と同じ近大で西日本選手権2度優勝など。16年春場所、三段目最下位格(100枚目)付け出しで初土俵。188センチ、177キロ。得意は右四つから寄り、上手投げ。通算139勝101敗。好きな女性のタイプは磯山さやか。

タイを手に笑顔の朝乃山(中央)。前列右側は高砂親方夫妻、後列左から2人目は父の石橋靖さんと母の佳美さん(代表撮影)
大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

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諏訪魔が宮原健斗下し5冠「マスク越しの声援貴重」

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たした諏訪魔(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの後楽園大会で3冠ヘビー級選手権が行われ、挑戦者諏訪魔(43)が王者宮原健斗(30)の史上最多11度目の防衛を阻止し、新王者となった。

体力を削り合う30分超の戦いの末、ドロップキックから岩石落とし固めに持ち込み勝利。自身が持つ最多戴冠記録を7に伸ばし、会場に集まった1213人を熱狂させた。これで既に保持している世界タッグのベルトと合わせ5冠を達成。マスク姿の観客とともに「全盛期だ、オイ!」の大合唱で締めた。

新型コロナウイルスの影響により、約1カ月ぶりの興行再開。観客にマスク着用や手指消毒を求めるほか、非常口を開けた換気をし、紙テープを投げる応援を禁じるなど通常とは違う雰囲気の中で行われた。諏訪魔は「(客は)マスクで声は出にくくなる。それでもプロレスを見たいと思うファンの期待に応えるしかない」。さらに「マスク越しの声援で貴重なこと。でも気持ちは今日が1番最高だったんじゃないかな」と特殊な状況で強敵宮原に勝った喜びをかみしめた。

3冠ヘビー級7度目の戴冠を果たし、「全盛期だ、オイ!」のかけ声で締めた諏訪魔(撮影・高場泉穂)

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新日が新たに2大会の中止発表、4月以降の開催未定

新日本プロレスは23日、31日の両国国技館、4月11日相模原の2大会を中止すると公式ホームページで発表した。

既に2月26日に発表された新型コロナウイルス感染拡大による政府からのイベント中止・延期要請を受け、3月1日から21日までの16大会を中止していたが、中止期間を延長した。

4月12日以降の大会開催については未定。新日本は、大会を開催できない代わりに、「新日本Togetherプロジェクト」と題し、動画サービス「新日本プロレスワールド」でさまざまなコンテンツを提供している。

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国内プロボクシング、5月から観客入れ再開の方針

国内のプロボクシングは興行自粛を延長せず、5月から再開の方針となった。

日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションが、23日に都内で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催。状況が悪化すれば当日でも中止を前提に、開催を目指していくことを確認した。30日までに衛生面や客席を間引くなどの対応策を決める。現時点で5月は全国で5つの興行が予定され、2日の東京・後楽園ホールでの日本ミドル級王者竹迫(斉田)のV4戦が再開初戦となる。4月は東西の新人王予選のみ無観客開催される。

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高砂親方、朝乃山へ「負けることがニュースになる」

一夜明け会見で高砂親方(左)と握手を交わす朝乃山

大相撲春場所を11勝4敗で終え、大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26=高砂)が千秋楽から一夜明けた23日、大阪市の高砂部屋で会見に臨んだ。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により代表取材となったが、理想の大関像に「真っ向勝負」を掲げた。大関昇進となれば、富山県出身では太刀山(横綱)以来111年ぶりの快挙となる。

   ◇   ◇   ◇

師匠の高砂親方(元大関朝潮)の隣に座った朝乃山は、引き締まった表情で大関像を語った。「いつもと変わらず真っ向勝負の相撲を取っていきたい」。史上初の無観客開催となった春場所で、昇進目安の「三役で3場所33勝」にあと1勝届かず。しかし、誰が相手でも真っ向勝負する姿勢、188センチ、177キロの体を生かした正攻法の右四つが評価された。高砂親方からは「これからは負けることがニュースになる。地位の重さを感じると思う。関脇でも感じるが、その比ではない。そういうことを少しずつ勉強していくことだな」と激励された。

25日に日本相撲協会が開く夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)番付編成会議と臨時理事会で正式に大関昇進が決定する。富山出身では太刀山以来111年ぶりの快挙。富山・呉羽小時代に、その太刀山の遺族が同小学校に寄付した「太刀山道場」で相撲を始めたのが相撲人生の原点。「少しは太刀山さんに近づける1歩を踏み出したという感じ」と照れ笑いした。

横綱戦2連敗を喫した春場所。「まだまだ課題はたくさん。横綱に勝てるようにならないと上の番付は目指せない」。大関昇進にとどまることなく、さらにその上も見据えた。【佐々木隆史】

◆第22代横綱太刀山 富山県出身で1900年(明33)5月場所でデビュー。横綱時代は威力抜群の突きや呼び戻しを武器に56連勝を達成。立ち合いから2発以内に土俵外へ持っていく猛烈な突っ張りは「四十五日」(1突き半=1月半)と評された。幕内勝率は8割7分8厘を誇る。1場所10日制だった当時、優勝9度のうち5度が全勝。

代表取材となった一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(右)と高砂親方

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朝乃山「常に真っ向勝負で臨みたいなと」一問一答4

一夜明け会見で高砂親方(左)と握手を交わす朝乃山(代表撮影)

大相撲春場所で11勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26=高砂)が23日午後、大阪市内の部屋で一夜明け会見に臨んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で代表者による取材のみ。春場所は史上初の無観客開催で行われたが、一夜明け会見も異例の形で行われた。

一問一答の「その4」は以下の通り。

-今、師匠の言葉を横で聞いてどう思ったか

朝乃山 その通りだと思います。

-あらためて次の場所への意気込みを

朝乃山 下にはもう負けられないので、常に優勝争いに加われるように頑張りたいですね。

-弟子が自分と同じ大関に昇進する師匠としての気持ちは

高砂親方 よく頑張ったと思いますよ。11番で上げてもらったというのは、ひじょうにラッキー、ありがたいと思って、それはまだ朝乃山にみんなが期待してくれているととらえて、もっともっと精進しなければいけないということ、もっともっと頑張らなければいけないということですね。

-新三役昇進から一発で決めた

高砂親方 それは、いろいろ状況もあるでしょう。優勝もあっさりするし、大関もすんなりワンチャンスで決めるし、俺と持ってるものが違うな、という感じはしますよ。それを生かすも殺すもこれからの自分ですから、実れば実るほど、こうべを垂れる稲穂かな、じゃないけど、強くなれば強くなるほど注目される。そうゆう意味では自分の行動には注意しなければいけないし、さらに稽古もしなければいけないということ。己を磨かなければいけない。己を磨いたんだからこそ大関になれたんだし、また磨くことによってもう1個上に行ける可能性が生まれる。朝乃山は12勝3敗で優勝しているけど、13番まで勝ったことがまだない。これからは、これが課題になってくる。11、12じゃなくして13、14という星の積み重ねが出来てくる。そのためには、どうしなければならないか、ということを考えなければならない。それがこれからの一番の課題になってくると思う。そう、スンナリ簡単にはいかないと思うけど、そうなるためにはもう1回、優勝しなければいけないということ。12で優勝するのはラッキーなこと。13、14で優勝できるようになるが大事になる。

-37年前に師匠も大関を決め、今年は定年

高砂親方 巡り合わせでしょうけど、ありがたいこと。何もないより、ある方がいい。忙しくなるけど、こっちも体に注意して頑張らないと。定年までは頑張らないといけないので。

-定年までにもう1回、(横綱昇進)会見をというのは

高砂親方 まあ、そうなればね、それはうれしいけど、そんなに多くは望みませんよ。とりあえず大関に上がった、このことをしっかりしたものにして、それから次という考え方でね。階段というのは、一足跳ばしに上がれば早く上がれるけど、1つずつしっかり階段を踏みしめて上がる方が大事だと思う。そうゆう教えが分かっているからこそ、本格的な正攻法の右四つの相撲が取れると思う。場所前の会見でも言ったけど、もう少し当たりを強くしないといけない、ということは頭から当たることも必要になってくるかもしれない、とかいろいろ考える中で、自分の左の上手を取るために、どうしないといけないかとか。そうゆうことが、どんどん積み重ねないと今度の地位を守るのは大変なことになる。

-この1年で師匠から見て横綱との差は

高砂親方 多少は縮まっているでしょう。ただ、鶴竜には1回勝ったことはあるけど、白鵬には勝てないというのは、立ち合いのうまさ、駆け引きで負けている。その部分を、これからは研究しないといけない。逆に白鵬の所に出稽古に行って稽古をつけてもらうということも大事なことかもしれない。まだ、名古屋で1回、行ったきりだもんな(と隣の朝乃山に確認)。そうゆう場面も、これから増やすことも必要になってくる。

-真っ向勝負(の姿勢)が昇進につながった

朝乃山 変化をして勝ってもうれしくないし、親方の教えを守ってきたので、常に真っ向勝負で臨みたいなという気持ちはある。

-しこ名は

高砂親方 今のところ変える考えは持っていません。(横綱になっても)朝乃山という名前が定着してきているし、特に下の「英樹」という名前は浦山君の本名だし、その名前をもらって今まで頑張ってきているわけだから、それはやっぱり特に大相撲というのは地域密着型のプロスポーツだから、大事にした方がいいと思う。富山というイメージもあるだろうし。

-横綱を目指す上で右四つの課題は

朝乃山 立ち合いで左上手を早く取るとか、右を差したとき、かいなを返して体を密着させて慌てず寄り切ることが大事だと思います。

-伝達式の口上は固まっているか

朝乃山 まあ、ぼちぼち…いや、まだです、まだ(笑い)。あまり決めてないです。考えていきたい。

-師匠の考えは

高砂親方 ありません。本人が考えること。4文字熟語を並べることが、偉いことでも何でもない。口上より、その後のことが大事。行動が大事なんです。口上はそこで終わり、ハイッ。いいですか。どうもありがとうございました。

一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(右)。左は高砂親方(代表撮影)

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朝乃山恩師へ「大関になったと言いたい」一問一答3

一夜明け会見で高砂親方(左)と握手を交わす朝乃山(代表撮影)

大相撲春場所で11勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26=高砂)が23日午後、大阪市内の部屋で一夜明け会見に臨んだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で代表者による取材のみ。春場所は史上初の無観客開催で行われたが、一夜明け会見も異例の形で行われた。

一問一答の「その3」は以下の通り。

-ここ大阪も近畿大学出身の関取には、ゆかりの深い場所。大阪で決めたことには

朝乃山 第2の故郷、大阪で決めたことはうれしいです。

-その大阪が無観客開催になったのは残念

朝乃山 本当はお客さんがいる中で勝ち姿を見せたかった。お客さんいない中で昇進が決まったのは残念ですけど、あとは新大関になって土俵の上で戦う姿を見せたい。

-亡くなられた恩師、富山の浦山先生、近畿大学の伊東先生におくる言葉は

朝乃山 大関になりました、と言いたいですし、もう1つ上の番付があるので、そこを目標にして次は頑張ります、と言いたいです。

-お二方は関取の姿を見てくれたと感じますか

朝乃山 2階席で見ていると思いました。

-伊東先生には大関、横綱を目指せと言っていた。そこも有言実行した

朝乃山 それを果たせて良かったです。

-大関でどんな相撲を

朝乃山 いつもと変わらず真っ向勝負の相撲を取っていきたいですね。

-15日間、重要な場所を無観客で取れた経験は

朝乃山 これからの相撲人生に生かしていきたいし、無観客の中で集中して自分の相撲を取れたので、それを自信に変えたい。

-一方で横綱には勝てなかった。課題などは

朝乃山 まだまだ課題はたくさんあるし、横綱に勝てるようにならないと上の番付は目指せない。しっかり稽古をして本場所で恩返しできるように勝ちたいです。

-横綱に対し自分が一番、足りないところは

朝乃山 立ち合いじゃないですか。

-もっと力強く、真っ向から行けるようにと

高砂親方 それが分かっていたら苦労はしない。今、問われてね、本人は答えられない。俺でもやっと答えられるかな、というところだと思う。やっぱりスピードもあるだろうし、経験というのもあるだろうし、それをやっぱりカバーしていく、積み重ねていけるからこそ、関脇に上がって大関に上がっていけるわけですよ。ここまでは俺も経験しているけど、この先は俺も経験したことがないから、ある意味、想像でしか言えないけど、そこの段階にきて、そこからまた変わっていかないとだめだな。そこからまたもう1つ、力をつける、経験を増していくことが必要。これは、聞く側とか見る側は意外と簡単に言うかもしれないけど、やってる方は結構、しんどいと思うよ。たぶんまだ、それが分かってたら横綱に負けてないよ2人に。どっちかに勝ってるかもしれないと俺は思うよ。そこは朝乃山に足りないところ。それと、これからは負けることがニュースになるわけだから、そこをしっかり頭に入れておかないと。地位というものの重さをこれからは感じると思う。もちろん関脇でも感じると思いますよ。でも、その比じゃない、大関とかその上は。そうゆうことを少しずつ勉強していくことだな。

一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(右)。左は高砂親方(代表撮影)

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朝乃山、4敗喫し大関は「もうないなと」一問一答2

一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(右)。左は高砂親方(代表撮影)

大相撲春場所で11勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26=高砂)が23日午後、大阪市内の部屋で一夜明け会見に臨んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で代表者による取材のみ。春場所は史上初の無観客開催で行われたが、一夜明け会見も異例の形で行われた。

一問一答の「その2」は以下の通り。

-そして、いよいよ横綱戦。白鵬関との取組前の気持ちは

朝乃山 胸を借りるつもりで思い切り行こうと決めていました。

-横綱の相撲は

朝乃山 終わってみれば集中力と気迫で負けていました。

-白鵬関の壁は今場所も厚かったか

朝乃山 何も出来なかったのが悔しいです。

-これで残念ながら3敗になり、星の数では落とせない状態で鶴竜戦に臨んだ

朝乃山 鶴竜関戦も同じく胸を借りるつもりで思い切って行こうと決めていました。

-前に出る相撲が取れていたと思いますが

朝乃山 前には出ているけど、やっぱり上手を取れなかったですし、焦っていた自分があったかもしれないです。

-物言いがついて待っている時の心境は

朝乃山 何も考えてなかったです。

-負けたら4敗だ、という気持ちはその時は

朝乃山 特に考えてなかった。あの相撲はやりきったので、悔いはなかったです。

-さすがに4敗で気落ちしているかと思ったが

朝乃山 4敗目はしましたけど、まだ千秋楽の残り1番もあったし、勝っても負けても来場所につながる相撲を取るだけだった。

-その時は「大関」が頭の中から消えかかったりはしなかったか

朝乃山 自分の中では、もう(昇進は)ないと思っていた。あとは千秋楽、悔いのないよう思い切り行こうと決めていました。

-では千秋楽の大関戦は切り替えられた

朝乃山 もう切り替えて行きましたね。

-その貴景勝戦も前に出た

朝乃山 そうですね、押されはしましたけど、左上手を取れて、そこから自分から前に前に攻めることが出来ました。

-勝った瞬間は

朝乃山 前に出て勝てたのは良かったですね。

-終始、前に出る相撲だった。たとえば立ち合い動いて左を取りに行くとか場所中、考えたことは

朝乃山 真っ向勝負なので、当たって前に前に攻めるだけです。

-その相撲を貫けたと言うこと

朝乃山 はい。

-取組後、臨時理事会の招集が要請された。それを聞いたときは

朝乃山 う~ん、決まったんだなあとは思いました。

-もう大関はないかなと4敗目に思っていたが

朝乃山 目安に届かなかったので、もうないなと自分で思っていました。

-なぜ、目安といわれる数字に届かなかったのに、この結果になったと思うか

朝乃山 う~ん、相撲内容が評価されたんじゃないですかね。

-実際にどんな相手でも真っ向からぶつかった内容を評価されてのもの。それを聞いてどう思うか

朝乃山 そう評価されたのは、すごくうれしかったです。

-富山県からの大関は何年ぶりかはご存知ですか

朝乃山 111年ぶり。

-太刀山関以来だが

朝乃山 少しは太刀山さん、に近づける一歩に踏み出したという感じですね。

-地元での盛り上がりは伝わっているか

朝乃山 たぶん今は、すごいことになってるんじゃないですか。

-テレビなどで祝福する声が上がっている

朝乃山 本当にうれしいです。やっぱり地元の声援が一番、力になりますので。

一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(右)と高砂親方(代表撮影)

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大関確実の朝乃山「有言実行が出来た」一問一答

一夜明け会見で記者の質問に答える朝乃山(代表撮影)

大相撲春場所で11勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇朝乃山(26=高砂)が23日午後、大阪市内の部屋で一夜明け会見に臨んだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で代表者による取材のみ。春場所は史上初の無観客開催で行われたが、一夜明け会見も異例の形で行われた。

一問一答は以下の通り。

-率直に今の心境は

朝乃山 実感はないです。

-昨日もそう話していた。一日たって、まだないか

朝乃山 まだあまり実感がわいてこないという感じです。でも素直にうれしいです。

-昨日からたくさんの祝福の連絡がきたと思うが

朝乃山 来てました。去年の5月場所で優勝した時ぐらい、いろいろな方々からお祝いのメッセージをいただきました。

-昨夜は

朝乃山 千秋楽パーティーに出席し、応援してくださる方々に、一人一人あいさつに回り、楽しい時間を過ごせました。

-大関とはどういうものか

朝乃山 プロに入ってから、大関、横綱を目指してやってきたので、1つは目標にしてきたことが出来たかな、という感じです。

-有言実行できた

朝乃山 自分らしく頑張ったつもりなので、有言実行が出来て良かったです。

-自分らしさとは

朝乃山 今回は無観客で場所が開催されましたけど、1日1番、しっかり自分の相撲を取り切れたことが結果につながったと思います。

-自分の一番いい相撲とは

朝乃山 立ち合い当たって、前に攻める相撲です。

-11勝、10勝ときて高いレベルの成績が求められた。場所前の心境は

朝乃山 場所前は優勝を目標にやってきたんですけど、優勝には届かなかったけど、2けた勝利しないと先につながらないと思っていたので何としても2けた勝利はしたかったです。

-10勝目を挙げてまず2けたに届いた時は

朝乃山 ここからが新たなスタートだと思った。

-3月1日に無観客開催が決まった時の心境は

朝乃山 気持ちを切り替えて初日までには体を作っていこう、という気持ちでいました。

-複雑な心境はあったか

朝乃山 今まで声援を受けてきて相撲を取ってきたので、声援がないのは寂しかった。

-しかも朝乃山関にとっては大切な場所での無観客開催になった

朝乃山 その代わり、テレビでたくさん見て応援してくださる方々がおられると思うので、しっかり白星を届けられるように頑張ろうと思いました。

-実際に協会ご挨拶で初めて会場を見た時の印象は

朝乃山 誰もお客さんはおられなかったので、しーんとしてましたね。寂しかったです。

-初日もいい内容で勝ったが、もちろん歓声は上がらなかった

朝乃山 拍手も歓声もなかったので…。まあでも自分の頭の中では、いつも通りお客さんがいるというイメージでやりました。

-途中でモチベーションを維持するのが大変だったりしたか

朝乃山 モチベーションを維持するのは大変だったけど、一日1番、しっかり自分の相撲を取りきることだけを考えてやろうと決めて、そうやってきた。

-もちろん内容もそうだし、白星の数もみんなから期待される中で、実力者相手とはいえ平幕2人に途中で敗れた

朝乃山 負けたときは、まだ自分は弱いと思いました。豊山関には気迫で負けたんじゃないですか。

一夜明け会見で記者の質問に笑顔で答える朝乃山(右)。左は高砂親方(代表撮影)

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なべやかん「ダンカンプロレス軍団をぶっつぶす!」

ベストボディ・ジャパンプロレスリングの会見に出席した、左からなべやかん、谷口智一CEO、竹林早苗

お笑いタレントでプロレスラーの、なべやかん(49)が23日、都内で行われた「ベストボディ・ジャパンプロレスリング」の27日の興行「マーチナイト」(東京・新木場1stリング、午後7時)の発表会見に出席した。

新型コロナウイルス渦で興行の中止が相次ぐ中での開催に、自らもセミファイナルに出場する谷口智一ベストボディ・ジャパンプロレスリングCEO(41)は「今回の騒動でイベント自粛の中、中止、延期も検討しましたが、健康美を打ち出している団体として、健康に元気を旗印にして興行をやります。コロナで沈んでいるからこそ、元気づけたい」と話した。

コロナ対策として「観客はマスク着用で、ない人には配布も考えている。入場時にアルコール消毒、体温チェックをして37度5分以上の人は入れずに、返金させていただく。座席も、リングから離して、試合ごとに換気して、空気を入れ替えます。現在、準備を進めています」と説明した。

やかんはメインイベントのBBW世界スーパーボディ級選手権に出場。同級王者の竹林早苗と大鷲透、伊橋剛太と組んで、ダンカンプロレス軍団のベストボディ・ベイダー、諸橋晴也、大石真翔、山中絵里奈と4対4で戦う。誰が誰をフォールしても、フォールを奪った者が新王者という特別ルールで行われる。

やかんは「ダンカンプロレス軍団という小ざかしい軍団と対抗する。とにかく相手を倒し、ベルトを取れたら。早苗さんが防衛できたらいいけど、自分もベルトをほしい気持ちがある。今、言えるのは、とにかくダンカンプロレス軍団をぶっつぶす! ということです」と話した。

当日は父親のタレントなべおさみ(80)の来場も期待されるが、やかんは「高齢ですからね。(コロナに)感染したらかえって迷惑をかけるので、それはないです」。

父のなべおさみに関しては昨年、競泳の池江璃花子選手(19)が白血病で闘病中に、手かざしで治療したなどと一部で報道されたことがある。やかんは「他で言っていることと、くっつけて報じられた。池江さんとは家族ぐるみの付き合いで、うちの実家に来たのは確かだけど、それは飼っていた秋田犬が死んで、お線香をあげに来てくれたから。それがいつの間にか、手かざししたことになってしまった。記事の通りの方が面白いのかもしれないけど、そんなわけはない」と手かざし報道を否定した。

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